JP6271568B2 - コンピューティングデバイスと車両ヘッドユニットとの間のワイヤレスディスプレイセッションの確立 - Google Patents

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Description

[0001]本出願は、各々の全内容が参照により本明細書にすべて組み込まれている、2012年11月26日に出願された米国仮出願第61/729,917号、および2012年10月29日に出願された米国仮出願第61/719,873号の利益を主張するものである。
[0002]本開示は、ワイヤレスデバイスと自動車または他の車両上のヘッドユニットとの間の通信リンクを確立するための技法、ならびにそのような技法を実装するデバイスに関する。
[0003]ワイヤレスディスプレイ(WD)システムは、ソースデバイス(source device)と1つまたは複数のシンクデバイス(sink devices)とを含む。ソースデバイスは、メディアデータを送信することが可能であるデバイスであり得る。シンクデバイスは、メディアデータを受信およびレンダリングすることが可能であるデバイスであり得る。ソースデバイスおよびシンクデバイスは、モバイルデバイスまたはワイヤードデバイスのいずれかであり得る。たとえば、モバイルデバイスとして、ソースデバイスおよびシンクデバイスは、携帯電話、ワイヤレス通信カードを有するポータブルコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、ポータブルメディアプレーヤ、カメラまたはカムコーダのようなデジタル画像キャプチャデバイス、あるいは、いわゆる「スマート」フォンおよび「スマート」パッドもしくはタブレット、または他のタイプのワイヤレス通信デバイスを含む、ワイヤレス通信機能を有する他のフラッシュメモリデバイスを含み得る。たとえば、ワイヤードデバイスとして、ソースデバイスおよびシンクデバイスは、テレビ、デスクトップコンピュータ、モニタ、プロジェクタ、プリンタ、音声増幅器、セットトップボックス、ゲーム機、ルータ、デジタルビデオディスク(DVD)プレーヤ、およびメディアサーバを備え得る。
[0004]ソースデバイスは、特定のメディア共有セッションに参加しているシンクデバイスのうちの1つまたは複数にオーディオビデオ(AV)データのようなメディアデータを送り得る。メディアデータは、ソースデバイスのローカルディスプレイとシンクデバイスのディスプレイの各々の両方において再生され得る。より具体的には、参加しているシンクデバイスの各々は、受信されたメディアデータを、そのスクリーンおよびオーディオ機器上で提示するためにレンダリングし得る。場合によっては、シンクデバイスのユーザは、タッチ入力および遠隔制御入力のようなユーザ入力をシンクデバイスに与え得る。
[0005]Wi−Fi(登録商標)ディスプレイ(WFD)規格(Miracast(登録商標)とも呼ばれる)は、Wi−Fi Allianceによって策定されている、Wi−Fi Directに基づくワイヤレスディスプレイシステムのための新生規格である。WFD規格は、Wi−FiディスプレイシンクにおいてWi−Fiディスプレイソースから入手されたメディアデータを発見、ペアリング、接続およびレンダリングするための相互運用可能な機構を提供する。
[0006]一般に、本開示は、ソースデバイスとシンクデバイスとの間で、デバイス相互運用性規格に従って、確立され実行された既存の制御チャネルおよびディスプレイチャネルにワイヤレスディスプレイ機能を組み込むための技法について説明する。いくつかの例では、本明細書で説明する技法を使用して、Wi−Fiディスプレイ(WFD)規格仕様に記述されている機能がMirrorLink(登録商標)セッションに組み込まれ得る。そのような例では、スマートフォンまたは他のソースデバイスおよび車両ヘッドユニットまたは他のシンクデバイスが、MirrorLink(登録商標)によって利用されるレイヤ2(L2)通信プロトコルのうちの1つまたは複数を使用して、L2通信セッションを確立する。L2通信セッションを確立すると、ソースデバイスはアドレス指定および発見ステップを実行して、MirrorLink(登録商標)相互運用性規格に従って車両ヘッドユニットを発見し、消費者向け電子製品デバイスと車両ヘッドユニットとの間でコマンドをトランスポートすることが可能な制御チャネルを確立する。たとえば、制御チャネルは、車両ヘッドユニットの入力デバイスによって受信された音声コマンドまたは他のユーザインターフェースコマンドをトランスポートし得る。
[0007]続いて、車両ヘッドユニットは制御チャネルを使用して、車両ヘッドユニットへのトランスポート用のメディアデータを入手するためにWFDサービスを実行するようソースデバイスに指示するコマンドをソースデバイスにトランスポートすることができる。車両ヘッドユニットおよびソースデバイスは、ソースデバイスがWFD仕様に従ってWFDソースデバイスとして動作し、それによりWFD仕様に従ってシンクデバイスとして動作する車両ヘッドユニットへのメディアデータを入手することを可能にするWi−Fiディスプレイセッションを確立し得る。このようにして、WFDセッションは、少なくとも一時的にMirrorLink(登録商標)通信セッションに取って代わることができ、WFDセッションは、ソースデバイスと車両ヘッドユニットとの間の対話の制御を担うことができ、ソースデバイスと車両ヘッドユニットとの間で制御メッセージとデータとをトランスポートする。ただし、場合によっては、車両ヘッドユニットはソースデバイスに、WFDセッションのために異なる通信チャネルに移るよう要求する。主に車両ヘッドユニットに関して説明するが、本開示の技法は、同じくMirrorLink(登録商標)実装形態を実行するワイヤレスディスプレイプロトコルのための他のタイプのシンクデバイスに適用可能であり得る。
[0008]いくつかの例では、車両ヘッドユニットは、実行のための1つまたは複数のアプリケーションを提示するユーザ選択ウィンドウを表示する。アプリケーションの一部または全部はWFDに関連付けられることがあり、車両ヘッドユニットのユーザがWFDに関連するアプリケーションのうちの1つを選択したとき、選択されたアプリケーションはWFDプロトコルを呼び出して、選択されたアプリケーションによって発信されたデータをトランスポートし、選択されたアプリケーションの動作を指示する車両ヘッドユニットからのユーザインターフェースバックチャネル(UIBC:User Interface Back Channel)コマンドを受信するWFDセッションを確立する。
[0009]本開示の技法は、1つまたは複数の利点を提供し得る。たとえば、統合された機能は、ワイヤレストランスポートを使用して、安全で信頼性が高い、制御および改善された帯域幅ディスプレイチャネル(improved-bandwidth display channel)を提供し得る。別の例として、組み込まれた機能は、MirrorLink(登録商標)に従って動作する既存の制御チャネルおよびディスプレイチャネルによって提供されるサービスよりも広い範囲のサービスを提供し得る。ソースデバイスから車両ヘッドユニットに出力を転送するが、本技法はまた、車両ヘッドユニットを通してソースデバイスを制御することを可能にし得、主な対話であり得る。したがって、ソースデバイスのユーザが、車両ヘッドユニットを有する車両に入り次第、メディアデータの出力およびソースデバイスによって担われている制御権が、少なくとも部分的に、車両ヘッドユニットに継ぎ目なく効果的に移転され、その結果、対話をより安全かつより豊かなものにする。
[0010]一例では、ソースデバイスからメディアデータを送信する方法は、ソースデバイスにより、ソースデバイスと車両ヘッドユニットを備えるシンクデバイスとの間の第1の通信セッションを確立することを備え、ここにおいて、第1の通信セッションは通信プロトコルに準拠する。本方法はまた、ソースデバイスにより、かつ第1の通信セッションによって、シンクデバイスを発見することを備える。本方法はさらに、第1の通信セッションの動作中に、ソースデバイスによりソースデバイスとシンクデバイスとの間の第2の通信セッションを確立することを備え、ここにおいて、第2の通信セッションはワイヤレスディスプレイプロトコルに準拠する。本方法はまた、第2の通信セッションを使用して、メディアデータを、シンクデバイスのインターフェースに出力するためにソースデバイスからシンクデバイスに送信することを備える。
[0011]別の例では、車両ヘッドユニットを備えるシンクデバイスによりメディアデータを受信する方法は、シンクデバイスにより、シンクデバイスとソースデバイスとの間の第1の通信セッションを確立することを備え、ここにおいて、第1の通信セッションは通信プロトコルに準拠する。本方法はまた、シンクデバイスにより、かつ第1の通信セッションによって、ソースデバイスを発見することを備える。本方法はさらに、第1の通信セッションの動作中に、シンクデバイスによりソースデバイスとシンクデバイスとの間の第2の通信セッションを確立することを備え、ここにおいて、第2の通信セッションはワイヤレスディスプレイプロトコルに準拠する。本方法はまた、シンクデバイスにより第2の通信セッションを使用して、ソースデバイスからメディアデータを受信することを備える。本方法はさらに、シンクデバイスのインターフェースにメディアデータをレンダリングすることを備える。
[0012]別の例では、ソースデバイスは、車両ヘッドユニットを備えるシンクデバイスとの第1の通信セッションを確立するように構成されたMirrorLinkインターフェースを備え、ここにおいて、第1の通信セッションは通信プロトコルに準拠する、ここにおいて、MirrorLinkインターフェースは、第1の通信セッションによって、シンクデバイスを発見するように構成される。ソースデバイスはまた、第1の通信セッションの動作中に、シンクデバイスとの第2の通信セッションを確立するように構成されたWi−Fiディスプレイ(WFD)ソースを備え、ここにおいて、第2の通信セッションはワイヤレスディスプレイプロトコルに準拠する、ここにおいて、WFDソースは、第2の通信セッションを使用して、メディアデータを、シンクデバイスのインターフェースに出力するためにシンクデバイスに送信するように構成される。
[0013]別の例では、シンクデバイスは、ソースデバイスとの第1の通信セッションを確立するように構成されたMirrorLinkインターフェースを備え、ここにおいて、第1の通信セッションは通信プロトコルに準拠する、ここにおいて、MirrorLinkインターフェースは、第1の通信セッションによって、ソースデバイスを発見するように構成される。シンクデバイスはまた、第1の通信セッションの動作中に、シンクデバイスとの第2の通信セッションを確立するように構成されたWi−Fiディスプレイ(WFD)シンクを備え、ここにおいて、第2の通信セッションはワイヤレスディスプレイプロトコルに準拠する、ここにおいて、WFDシンクは、第2の通信セッションを使用して、ソースデバイスからメディアデータを受信するように構成される、ここにおいて、WFDシンクは、シンクデバイスのインターフェースにメディアデータをレンダリングするように構成される。
[0014]別の例では、ソースデバイスは、車両ヘッドユニットを備えるシンクデバイスとの第1の通信セッションを確立するための手段を備え、ここにおいて、第1の通信セッションは通信プロトコルに準拠する。ソースデバイスはまた、第1の通信セッションによって、シンクデバイスを発見するための手段を含む。ソースデバイスはさらに、第1の通信セッションの動作中に、シンクデバイスとの第2の通信セッションを確立するための手段を備え、ここにおいて、第2の通信セッションはワイヤレスディスプレイプロトコルに準拠する。ソースデバイスはまた、第2の通信セッションを使用して、メディアデータを、シンクデバイスのインターフェースに出力するためにシンクデバイスに送信するための手段を備える。
[0015]別の例では、シンクデバイスは、ソースデバイスとの第1の通信セッションを確立するための手段を備え、ここにおいて、第1の通信セッションは通信プロトコルに準拠する。シンクデバイスはまた、第1の通信セッションによって、ソースデバイスを発見するための手段を備える。シンクデバイスはさらに、第1の通信セッションの動作中に、ソースデバイスとの第2の通信セッションを確立するための手段を備え、ここにおいて、第2の通信セッションはワイヤレスディスプレイプロトコルに準拠する。シンクデバイスはまた、第2の通信セッションを使用して、ソースデバイスからメディアデータを受信するための手段を備える。シンクデバイスはさらに、インターフェースにメディアデータをレンダリングするための手段を備える。
[0016]別の例では、コンピュータ可読記憶媒体は、その上に記憶された命令を含み、この命令は実行されたとき、1つまたは複数のプロセッサに、ソースデバイスにより、ソースデバイスと車両ヘッドユニットを備えるシンクデバイスとの間の第1の通信セッションを確立させ、ここにおいて、第1の通信セッションは通信プロトコルに準拠する。本命令はまた、プロセッサに、ソースデバイスにより、かつ第1の通信セッションによって、シンクデバイスを発見させる。本命令はさらに、プロセッサに、第1の通信セッションの動作中に、ソースデバイスによりソースデバイスとシンクデバイスとの間の第2の通信セッションを確立させ、ここにおいて、第2の通信セッションはワイヤレスディスプレイプロトコルに準拠する。本命令はまた、プロセッサに、第2の通信セッションを使用して、メディアデータを、シンクデバイスのインターフェースに出力するためにソースデバイスからシンクデバイスに送信させる。
[0017]別の例では、コンピュータ可読記憶媒体は、その上に記憶された命令を含み、この命令は実行されたとき、1つまたは複数のプロセッサに、シンクデバイスにより、車両ヘッドユニットを備えるシンクデバイスとソースデバイスとの間の第1の通信セッションを確立させ、ここにおいて、第1の通信セッションは通信プロトコルに準拠する。本命令はまた、プロセッサに、シンクデバイスにより、かつ第1の通信セッションによって、ソースデバイスを発見させる。本命令はさらに、プロセッサに、第1の通信セッションの動作中に、シンクデバイスによりソースデバイスとシンクデバイスとの間の第2の通信セッションを確立させ、ここにおいて、第2の通信セッションはワイヤレスディスプレイプロトコルに準拠する。本命令はまた、プロセッサに、シンクデバイスにより第2の通信セッションを使用して、ソースデバイスからメディアデータを受信させる。本命令はさらに、プロセッサに、シンクデバイスのインターフェースにメディアデータをレンダリングさせる。
[0018]本開示の1つまたは複数の例の詳細が、添付の図面および以下の説明に記載される。他の特徴、目的、および利点は、その説明および図面、ならびに特許請求の範囲から明らかになろう。
[0019]本明細書で説明する技法により動作するワイヤレス通信システムの一例を示すブロック図。 [0020]本明細書で説明する技法により動作するワイヤレス通信システムの一例を示すブロック図。 [0021]本明細書で説明する技法によるWi−Fiディスプレイセッションを確立するための車両ヘッドユニットの構成要素の例示的な動作を示すフローチャート。 [0022]本明細書で説明する技法によるWi−Fiディスプレイセッションを確立するための車両ヘッドユニットの構成要素の例示的な動作を示すフローチャート。 [0023]本明細書で説明する技法によるWi−Fiディスプレイセッションを確立するための車両ヘッドユニットの構成要素の例示的な動作を示すフローチャート。 [0024]本開示の技法を実装し得るコンピューティングシステムの一例を示すブロック図。 [0025]本明細書で説明する技法による複数の車両コンソールをサポートする複数のワイヤレスプロトコルセッションを含むワイヤレス通信セッションの例示的な場合を示すブロック図。 [0026]本開示の技法により動作するシステムのためのデータ通信モデルまたはプロトコルスタックの一例を示すブロック図。
[0027]MirrorLink(登録商標)は、Car Connectivity Consortiumによって策定されたデバイス相互運用性規格である。MirrorLink(登録商標)は、ターミナルモードと呼ばれることもあり、MirrorLink(登録商標)1.0デバイス仕様に記述されている。MirrorLink(登録商標)の1つの目標は、スマートフォンと車のインフォテインメントシステムとの間の安全で継ぎ目のない統合をもたらすことである。MirrorLink(登録商標)は、スマートフォンを自動車アプリケーションプラットフォームに変換し得、自動車アプリケーションプラットフォームでは、アプリが受け入れられ、スマートフォン上で実行される一方、ドライバおよび同乗者は、車の車載インフォテインメント(IVI)システムのステアリングホイールコントロール、ダッシュボードボタン、および/またはタッチスクリーンを通してアプリと対話する。MirrorLink(登録商標)は、IP、USB、Wi−Fi、Bluetooth(登録商標)、リアルタイムプロトコル(RTP:Real-Time Protocol、オーディオ用)およびUniversal Plug and Play(UPnP)のような、一連の十分に確立された非プロプライエタリ技術を利用する。さらに、MirrorLink(登録商標)は、IVIスクリーン上にスマートフォンアプリケーションのユーザインターフェースを表示するために、またスマートフォンに戻る形でユーザ入力を通信するために、基本プロトコルとしてVirtual Network Computing(VNC)を使用する。
[0028]本開示の技法によれば、ワイヤレスディスプレイプロトコルの態様がMirrorLink(登録商標)に組み込まれて、ワイヤレスディスプレイシンクデバイスとワイヤレスディスプレイソースデバイスとの間、たとえば車両ヘッドユニットとスマートフォンまたは他の消費者向け電子製品デバイスとの間の利用可能なサービスの範囲を拡大する。たとえば、Wi−Fiディスプレイ(WFD)機能の態様がMirrorLink(登録商標)に組み込まれることがあり、スマートフォンは、組み込まれた機能を使用して、出力を車両ヘッドユニットに継ぎ目なくワイヤレス転送する一方、車両のドライバが、出口(outlet)を制御するために車両ヘッドユニットを通してスマートフォンを制御できるようにし得る。他の例では、本技法は、WirelessHD、Wireless Home Digital Interface(WHDI)、WiGig、またはWireless Universal Serial Bus(USB)から引き出された機能を統合することを含み得る。
[0029]別の例として、本技法は、車両ヘッドユニットがWi−Fiディスプレイをサポートしないシステムにおいて、またシンクデバイスがWi−Fiディスプレイをサポートするシステムにおいて、MirrorLink(登録商標)にワイヤレスディスプレイプロトコルの態様を組み込むことを含み得る。シンクデバイスがWi−Fiディスプレイをサポートしないシステムでは、本技法は、シンクデバイスがWi−Fiディスプレイをサポートするシステムと対比して低下した一連のサービスをMirrorLink(登録商標)に組み込むことを含み得る。たとえば、低下した一連のサービスは、ソースデバイスアプリケーションの制御を可能にする逆方向チャネルアーキテクチャを含まないことがある。
[0030]さらなる例として、本技法は、ピアツーピア(P2P)グループ形成をサポートするMirrorLink(登録商標)実装形態に、またP2Pグループ形成をサポートしないMirrorLink(登録商標)実装形態にワイヤレスディスプレイプロトコルの態様を組み込むことを含み得る。P2Pグループ形成をサポートしないMirrorLink(登録商標)実装形態の場合、ワイヤレスディスプレイプロトコルは、シンクデバイスおよびソースデバイスのためのP2Pグループを確立するためにP2Pグループ形成を実行し、これは、当初のMirrorLink(登録商標)セッションならびに別個にワイヤレスディスプレイプロトコルセッションセットアップのためのセキュリティ関連付けステップを実行することを必要とし得る。
[0031]別の例として、本技法は、自動車の前部コンソール(または車両ヘッドユニット)および後部コンソール(後部同乗者ユニット)などの複数の車両コンソールの間で区別して、前部コンソールおよび後部コンソールの固有の要件に合わせてワイヤレスディスプレイアプリケーションを調節することを含み得る。たとえば、前部コンソールは自動車のドライバにとってアクセス可能であるので、本技法は、自動車が動いている状況では、前部コンソールに対してはいくつかのアプリケーションを制限する一方、後部コンソールに対してはそのような制限を適用するのを控え得る。別の例として、ソースデバイスは、ストリーミングメディアデータのタイプに従って、コンソール宛先を適応的に変更し得る。たとえば、シンクデバイスへのストリーミングメディアデータがオーディオのみである場合、ソースデバイスは、メディアデータを前部コンソールに向けてよく、前部コンソールは、自動車スピーカーシステムを通してオーディオをルーティングする。一方、シンクデバイスへのストリーミングメディアデータがビデオデータを含む場合、ソースデバイスはビデオを、自動車が動いている間は後部コンソールに向け、または自動車が動いていないときは、複製ならびに自動車システムを通した前部コンソールディスプレイおよび後部コンソールディスプレイへのルーティングのために前部コンソールに向けることがある。
[0032]さらなる例として、本技法は、MirrorLink(登録商標)システムにおいてデバイスを発見するために非MirrorLink(登録商標)規格発見プロトコルを実行することを含み得る。MirrorLink(登録商標)は、デバイス発見のためのUniversal Plug and Play(UPnP)の使用を指定している。本技法は、範囲内のワイヤレスディスプレイプロトコルサポートデバイスを識別するために、またそのようなデバイスに関するサービス記述を受け取るために、Wi−Fi DirectまたはBluetoothなどの追加の発見プロトコルを使用することを含み得る。次いでワイヤレスディスプレイプロトコルセッションは、発見プロトコルセッションに取って代わり、ソースデバイスとシンクデバイスとの間の対話の制御を担ってよく、ソースデバイスとシンクデバイスとの間で制御メッセージとデータとをトランスポートする。
[0033]図1は、本明細書で説明する技法により動作するワイヤレス通信システムの一例を示すブロック図である。ワイヤレス通信システム2は、1つまたは複数のアプリケーション12を実行するソースデバイス10を含む。ソースデバイス10は、限定はしないが、モバイル電話、タブレットコンピュータ、携帯情報端末、ハンドヘルドコンピュータ、メディアプレーヤなど、またはこれらのアイテムの2つ以上の組合せを含むモバイルコンピューティングデバイスを表し得る。ソースデバイス10は、たとえば、ネットワーク6によってアクセス可能なサーバからメディアデータを受信するために、ワイヤレス通信リンクによってネットワーク6と通信する。ある態様では、ソースデバイス10は、追加または代替として、ソースデバイスのコンピュータ可読記憶媒体(図1に示されていない)からメディアデータを入手する独立型ソースデバイスを表し得る。
[0034]ネットワーク6は、ソースデバイス10にネットワークアクセスと、データトランスポートと、他のサービスとを提供する4へのサービスプロバイダによって運営されるモバイルネットワークを表し得る。一般に、ネットワーク6は、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)によってそれぞれ規格化されている汎用パケット無線サービス(GPRS:General Packet Radio Service)アーキテクチャ、ユニバーサルモバイル通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)アーキテクチャ、およびロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)と呼ばれるUMTSの発展形などセルラーネットワークアーキテクチャを実装し得る。
[0035]アプリケーション12の各々は、ソースデバイス10もしくはソースデバイス10上で動作するソフトウェアを製造する事業体によって提供されるアプリケーション、またはソースデバイス10とともに使用するための第三者によって開発されたアプリケーションを表し得る。アプリケーション12の例には、移動ルート設定、マップ、オーディオおよび/またはビデオの提示、ストリーミングビデオの配信および提示、音声および/または呼、気象などのためのアプリケーションがある。アプリケーション12の各々は、Car Connectivity Consortium(CCC)によって策定されたMirrorLink(登録商標)デバイス相互運用性規格に準拠し得、MirrorLink(登録商標)を使用してシンクデバイス20との統合をもたらし得る。準拠しているアプリケーション12のうちの1つは、代替的に本明細書では「CCCアプリケーション」と呼ばれることがある。ソースデバイス10は、MirrorLink(登録商標)に準拠していない追加のアプリケーションを含み得る。
[0036]シンクデバイス20は、場合によっては、シンクデバイス20の1つまたは複数のユーザインターフェースデバイス22をソースデバイス10と統合することが可能なMirrorLink(登録商標)実装形態を実行する自動車のための車両ヘッドユニットを表し得る。ユーザインターフェースデバイス22は、触覚フィードバック、オーディオフィードバック、またはビデオフィードバックを通してユーザから入力を受信するように構成された1つまたは複数の入力デバイスを含み得る。入力デバイスの例には、プレゼンスセンシティブおよび/またはタッチセンシティブディスプレイ、マウス、キーボード、音声反応システム、ビデオカメラ、マイクロフォン、ステアリングホイールボタンもしくはノブまたはたとえばボリュームの上げもしくは下げのために押されるかもしくは回転されることのある車両中の他のコントロール、あるいはユーザからのコマンドを検出するための任意の他のタイプのデバイスがある。本明細書でのシンクデバイス20および/またはソースデバイス10の「ユーザ」への言及は、シンクデバイス20を含む自動車のドライバまたは同乗者を含み得る。ユーザインターフェースデバイス22はまた、触覚刺激、オーディオ刺激、またはビデオ刺激を使用してユーザに出力を提供するように構成された1つまたは複数の出力デバイスを含み得る。出力デバイスの例には、プレゼンスセンシティブディスプレイ、サウンドカード、スピーカー、ビデオグラフィックスアダプターカード、スピーカー、液晶ディスプレイ(LCD)、または人間もしくは機械が理解できる適切な形式に信号を変換するための任意の他のタイプのデバイスがある。
[0037]ソースデバイス10およびシンクデバイス20は、MirrorLink(登録商標)実装形態において利用される1つまたは複数の通信プロトコル、たとえばUniversal Serial Bus(USB)2.0、Wireless Local Area Network(WLAN)、Bluetooth、および/またはAdvanced Audio Distribution Profile(A2DP)に従って、レイヤ2(L2)通信セッション30を確立し得る。ソースデバイス10およびシンクデバイス20は、Hands Free Profileを通してオーディオ入力/出力(I/O)にBluetoothおよび/またはA2DPを使用し得る一方、ビデオ、テキスト、およびアプリケーションインターフェースなどの他のタイプのアプリケーションデータをトランスポートするためにUSB2.0またはWLANのうちの1つを使用し得る。WLANは、IEEE802.11規格ファミリーからのワイヤレス通信規格に準拠し得る。レイヤ2通信セッション30は、ワイヤードまたはワイヤレストランスポート媒体を介して動作し得る。たとえば、車両のドライバは、L2通信セッション30信号をトランスポートするために、シンクデバイス20を含む車両ヘッドユニットによって提供された(または車両ヘッドユニットに接続された)USB2.0対応ケーブルまたはドッキングインターフェースにソースデバイス10を接続し得る。代替として、ソースデバイス10およびシンクデバイス20は、たとえばWi−FiなどのWLANプロトコルに従ってワイヤレスにMirrorLink(登録商標)通信セッション30を動作させ得る。
[0038]本明細書で説明する技法によれば、ソースデバイス10およびシンクデバイス20はL2通信セッション30を使用して、シンクデバイス20がWDシンクとして動作することを可能にし、ソースデバイス10がWDソースとして動作することを可能にし、シンクデバイス20へのメディアデータ34を入手して、ワイヤレスディスプレイ(WD)プロトコルセッション32を確立することができる。さらに、WDプロトコルセッション32は、たとえば、シンクデバイス20へのメディアデータの配信を制御するために、シンクデバイス20がユーザインターフェースデバイス22で受信されたユーザ入力をソースデバイス10に送ることを可能にするWD制御チャネル36を含み得る。場合によっては、L2通信セッション30は、ワイヤードリンクを介して動作し得る一方、WDプロトコルセッション32は、対応するワイヤレスディスプレイプロトコルに従ってワイヤレスリンクを介して動作し得る。
[0039]ワイヤレスディスプレイプロトコルセッション32は、ソースデバイス10およびシンクデバイス20が、ワイヤレスアクセスポイントまたはいわゆるホットスポットのような中間物を使用せずに互いに直接通信するように、Wi−Fi Direct(WFD)規格に従って通信するWi−Fiディスプレイ(WFD)セッションを表し得る。ソースデバイス10およびシンクデバイス20はまた、ネットワーク輻輳を回避または低減するためにトンネリングされたダイレクトリンクセットアップ(TDLS)を確立し得る。一般に、WFDおよびTDLSは、比較的短距離の通信セッションをセットアップすることを目的とする。この文脈では、比較的短距離とは、たとえば、約70メートル未満を指すことがあるが、雑音の多いまたは遮るものがある環境では、デバイス間の距離は、約35メートル未満、または約20メートル未満、約15メートル未満、または一般に自動車などの車両の内部の範囲内のように、さらに短いことがある。
[0040]本開示の技法について時折WFDに関して説明することがあるが、これらの技法の態様は他の通信プロトコルにも適合し得ることが企図される。限定ではなく例として、ソースデバイス10とシンクデバイス20との間のワイヤレス通信は直交周波数分割多重化(OFDM)技法を利用し得る。限定はしないが、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、符号分割多元接続(CDMA)、またはOFDM、FDMA、TDMAおよび/もしくはCDMAの任意の組合せを含む、多種多様な他のワイヤレス通信技法も使用され得る。しかしながら、本開示の技法により、WFDは他のワイヤレスディスプレイプロトコルよりも広い範囲のサービスを提供し得る。
[0041]上述のように、ソースデバイス10から受信されたデータを出力することに加えて、シンクデバイス20は、ユーザ入力デバイス22からユーザ入力を受信し、ソースデバイス10が解読することが可能であるデータパケット構造にユーザ入力コマンドをフォーマットすることもできる。シンクデバイス20は、WD制御チャネル36を使用して、フォーマットされた入力コマンドをソースデバイス10に送信した。受信されたコマンドに基づいて、ソースデバイス10は、シンクデバイス20に送信されるメディアデータを変更し得る。このようにして、シンクデバイス20のユーザが、リモートで、かつソースデバイス10と直接対話することなく、ソースデバイス10によって送信されているオーディオペイロードデータとビデオペイロードデータとを制御することができる。
[0042]いくつかの例では、WD制御チャネル36は、シンクデバイス20が、シンクデバイス20において与えられたユーザ入力をソースデバイス10に送信することを可能にするために、ユーザインターフェースバックチャネル(UIBC)とも呼ばれる逆方向チャネルアーキテクチャを実装する。逆方向チャネルアーキテクチャは、ユーザ入力をトランスポートするための上位レイヤメッセージと、シンクデバイス20およびソースデバイス10においてユーザインターフェース機能をネゴシエートするための下位レイヤフレームとを含み得る。UIBCは、伝送制御プロトコル(TCP)/インターネットプロトコル(IP)またはユーザデータグラムプロトコル(UDP)/IPモデルにおいて、シンクデバイス20とソースデバイス10との間でトランスポート層を介して動作し得る。
[0043]L2通信セッション30を使用してワイヤレスディスプレイプロトコルセッション32をブートストラップすることによって、本技法は、ソースデバイス10からシンクデバイス20へのWDアプリケーション出力および制御権の継ぎ目のない移転をもたらし、その結果、自動車アプリケーションにおける場合に、すなわち、ソースデバイス10が車両ヘッドユニットを含む環境において、ソースデバイス10との対話をより安全かつより豊かなものにし得る。さらに、ワイヤレスディスプレイプロトコルセッション32は、L2通信セッション30に関して改善されたセキュリティ、信頼性、および速度だけではなく、いくつかの例では、ソースデバイス10へのユーザ入力の通信を促進するWD制御チャネル36ももたらし得る。
[0044]図2は、本明細書で説明する技法により動作するワイヤレス通信システムの一例を示すブロック図である。ワイヤレス通信システム50は、それぞれ図1のソースデバイス10およびシンクデバイス20の例示的な場合を表し得るソースデバイス60と車両ヘッドユニット70とを含む。ソースデバイス60は、図1のアプリケーション12のうちの1つの例示的な場合をそれぞれ表し得るアプリケーション62A〜62N(まとめて「アプリケーション62」0、ならびにWi−Fiディスプレイソースモジュール64(「WFDソース64」)およびMirrorLink(登録商標)インターフェース68(「MirrorLinkインターフェース68」)を含む。アプリケーション62の例には、マッピングサービス、ビデオまたはオーディオストリーミングサービス、ビデオまたはオーディオプレーヤ、電話サービス、自己管理サービスなどがあり得る。
[0045]車両ヘッドユニット70は、図1のユーザインターフェースデバイス12の例を表し得る1つまたは複数のユーザインターフェースデバイス78、ならびにアプリケーション72、ワイヤレスディスプレイシンク74(「WFDシンク74」)、およびMirrorLink(登録商標)インターフェース76(「MirrorLinkインターフェース76」)を含む。アプリケーション72は、MirrorLink(登録商標)インターフェース76がMirrorLink(登録商標)セッション90において受信されたメディアデータ、たとえばウェブページを表示し得るブラウザまたは他のディスプレイアプリケーションを表し得る。
[0046]MirrorLink(登録商標)インターフェース68およびMirrorLink(登録商標)インターフェース76は、MirrorLink(登録商標)仕様に従って利用される1つまたは複数のプロトコルを使用して、ソースデバイス60と車両ヘッドユニット70との間のMirrorLink(登録商標)セッション90を確立し得る。本明細書で説明する技法によれば、MirrorLink(登録商標)インターフェース68はUniversal Plug and Play(UPnP)を使用して、MirrorLink(登録商標)セッション90によって、ユニフォームリソースロケータ(URL:Uniform Resource Locator)に関連するページに関するページメッセージ92を、表示のためにMirrorLink(登録商標)インターフェース76に送り得る。ページメッセージ92内に含まれるページは、ユーザインターフェース、この場合にはユーザ選択ウィンドウ96としてレンダリングし得る。MirrorLink(登録商標)インターフェース76は、ユーザインターフェースデバイス78のディスプレイデバイスへのユーザ選択ウィンドウ92としてアプリケーション72によってレンダリングするための、ページメッセージ92に含まれるページを受信し、提示し得る。いくつかの例では、車両ヘッドユニット70は、ユーザ選択ウィンドウ94の表現を記憶し、MirrorLink(登録商標)セッション90から独立してユーザ選択ウィンドウ94をレンダリングし得る。
[0047]ユーザ選択ウィンドウ96は、ソースデバイス60から利用可能な、アプリケーション62A〜62Nに対応するワイヤレスディスプレイアプリケーションアイコン98A〜98N(まとめて「アプリケーションアイコン98」)を載せる。車両ヘッドユニット70のユーザ、たとえば車両ドライバは、アプリケーションアイコン98のうちの1つ、たとえばアプリケーションアイコン98Aを、たとえばユーザインターフェースデバイス78のタッチスクリーンデバイスに提示されたそのアプリケーションアイコンをタッチすることによって、または1つもしくは複数の選択ボタンもしくは他のユーザ入力デバイスを使用してそのアイコンを選択することによって、選択し得る。場合によっては、ユーザは、アプリケーションアイコン98のうちの1つを、そのアプリケーションアイコンに関連する音声コマンドを使用して選択し得る。
[0048]アプリケーションアイコン98Aの選択に応答して、アプリケーション72は、選択の指示を受信し、MirrorLink(登録商標)セッション90によってアプリケーションサービス開始メッセージ94を送るようMirrorLink(登録商標)インターフェース76に指示する。アプリケーションサービス開始メッセージ94は、アプリケーションアイコン98Aによって表されるアプリケーション62Aに関する識別子を含み得る。アプリケーションサービス開始メッセージ94は、UPnPに従ってソースデバイス60のために制御URLに送られてよく、Simple Object Access Protocol(SOAP)を使用して拡張可能マークアップ言語(XML:eXtensible Markup Language)で表現され得る。
[0049]MirrorLink(登録商標)インターフェース68は、アプリケーションサービス開始メッセージ94を受信し、応答してアプリケーション62Aを実行して、WFDソース64によって表されるワイヤレスディスプレイサービスを開始する。WFDソース64は、別個の構成要素として示されているが、アプリケーション62Aによって提供されるサービスを表すことがある。以下でさらに詳細に説明するように、WFDソース64およびWFDシンク74は、WFDセッション82のためのチャネルパラメータをネゴシエートする。WFDソース64はメディアデータ84を、ユーザインターフェース78のうちの1つまたは複数に出力するためにWFDシンク74に向ける。WFD制御チャネル86は、図1のWD制御チャネル36の例示的な場合を表してよく、WFDシンク74が、アプリケーション62Aを制御するために、より詳細にはメディアデータ84の配信を変更するために、ユーザインターフェースデバイス78で与えられたユーザ入力をWFDソース64に送信することを可能にする。
[0050]図3は、本明細書で説明する技法によるWi−Fiディスプレイセッションを確立するための車両ヘッドユニットの構成要素の例示的な動作を示すフローチャートである。例示的な動作について、図2の車両ヘッドユニット70に関して説明する。最初に、MirrorLink(登録商標)インターフェース68が、USB2.0またはWLANなど、MirrorLink(登録商標)に関連する1つまたは複数のレイヤ2(L2)プロトコルを実行して、アクセス可能なL2デバイスを発見し(100)、発見されたデバイスによって提供されるサービスを発見し(102)、発見されたデバイスとのピアツーピアP2Pグループを随意に確立し(104)、発見されたデバイスとのセキュリティ関連付けを実行して、デバイスを認証し、デバイス間の安全なデータ交換を促進する(106)。MirrorLink(登録商標)は、Wi−Fi Directおよび/またはTDLSを使用してP2Pグループを確立し得る。図4〜図5に関してより詳細に説明するように、MirrorLink(登録商標)インターフェース68がいくつかの例ではP2Pグループ形成を実行するように構成されないことがあること示すために、P2Pグループ形成(104)は破線で示されている。セキュリティ関連付け(106)を完了させると、車両ヘッドユニット70は、たとえばソースデバイス60よりL2パケットデータユニット(PDU)を入手し受信するために使用可能なL2通信リンクを確立している。
[0051]L2通信リンクが確立されているので、MirrorLink(登録商標)インターフェース68は、この例ではUPnPを実行して、ネットワークレイヤ、たとえばIPアドレスを取得する(108)。MirrorLink(登録商標)インターフェース68は、車両ヘッドユニット70にIPアドレスを自動割当てし得る。MirrorLink(登録商標)インターフェース68はさらに、たとえば、Simple Service Discovery Protocol(SSDP)、または別のサービス発見プロトコルを使用して、P2Pグループにおいて利用可能なデバイスを発見する(110)。発見されたデバイスについて、MirrorLink(登録商標)インターフェース68はサービス発見を実行して、デバイスから利用可能なサービス、ならびにUPnPの場合に制御、イベンティングおよび提示のためのURLを識別する(112)。次いで、MirrorLink(登録商標)インターフェース68は、UPnPに従って制御メッセージを送る/受信することがある。本明細書で説明する技法によれば、アプリケーション72は、選択可能なアプリケーションアイコン98を提供するユーザ選択ウィンドウ96を表示する(116)。
[0052]ユーザがアプリケーションアイコン98Aを選択すると、アプリケーション72はMirrorLink(登録商標)インターフェース68に、UPnPコントロールを使用して、MirrorLink(登録商標)セッション90によってアプリケーションサービス開始メッセージ94を送るよう指示する(120)。アプリケーションサービス開始メッセージ94はソースデバイス60に、アプリケーションアイコン98Aに対応する選択されたアプリケーション62Aを開始するよう指示する。次に、選択されたアプリケーション62Aは、ソースデバイス60のサービスとしてWFDソース64を開始する。WFDシンク74は、アプリケーション62Aがアクティブである間にソースデバイス60と車両ヘッドユニット70との間の制御チャネル124として、MirrorLink(登録商標)セッション90に取って代わるWFDセッション82を確立する(124)。
[0053]場合によっては、MirrorLink(登録商標)インターフェース68は、アプリケーション72によって促されずに、ユーザ選択ウィンドウを表示する前にアプリケーションサービス開始メッセージ94を送る。たとえば、アプリケーションサービス開始メッセージ94はソースデバイス60に、ユーザ選択ウィンドウ96としてWi−Fiシンク74によってユーザインターフェースデバイス78にレンダリングされるメディアデータを移転するために、Wi−Fiディスプレイプロトコルを呼び出すアプリケーションを実行するよう指示し得る。ユーザはアプリケーションアイコン98のうちの1つを選択して、ソースデバイス60上で実行されているアプリケーション62のうちのインボーク(invoke)別のものを使用する。結果として、Wi−Fiディスプレイプロトコルは、セッションのためのより早い制御を実現する。
[0054]図4は、本明細書で説明する技法によるWi−Fiディスプレイセッションを確立するための車両ヘッドユニットの構成要素の例示的な動作を示すフローチャートである。例示的な動作について、図2の車両ヘッドユニット70に関して説明する。アプリケーション72は、必要な場合、WFDシンク74によって表されるWi−Fiディスプレイサービスを開始し、MirrorLink(登録商標)インターフェース76に、ピアにアプリケーションサービス開始メッセージ94を送るよう指示する(200)。MirrorLink(登録商標)インターフェース76は、応答して、ソースデバイス10のMirrorLink(登録商標)インターフェース68にアプリケーションサービス開始メッセージ94を送る(202)。アプリケーションサービス開始メッセージ94は、MirrorLink(登録商標)インターフェース68に、WFDソース64を呼び出すアプリケーション62Aを実行させる。続いて、WFDシンク74は、WFDソース64とのピアグループ接続を随意に確立し得る(203)。ピアグループ接続を確立することが、MirrorLink(登録商標)インターフェース76がソースデバイス60と車両ヘッドユニット70との間のP2Pグループに対応可能であり、かつP2Pグループを以前に確立しているかどうかに基づく随意のステップであることを示すために、これは破線で示されている。そうでない場合、WFDシンク74は、Wi−Fi Directおよび/またはTDLSを使用してP2Pグループ形成を実行し得る。これは、ソースデバイス60と車両ヘッドユニット70との間のセキュリティ関連付けステップの二重の実行、すなわち、MirrorLink(登録商標)セッション90のための第1のセキュリティ関連付けステップおよびWFDセッション82のための第2のセキュリティ関連付けステップをもたらし得る。
[0055]次いで、WFDシンク74は、WFDセッション82を確立し続けるために、またWFDセッション82を実行するために、WFDプロトコルを実行し得る(204)。たとえば、WFDシンク74およびWFDソース64は、たとえば、リアルタイムストリーミングプロトコル(RTSP)制御メッセージを使用した機能のネゴシエーションに従って、通信セッションを確立し得る。いくつかの例では、WFDセッションを確立するための要求が、ソースデバイス60によって車両ヘッドユニット70に送られ得る。WFDセッション82が確立されると、WFDシンク74は、リアルタイムトランスポートプロトコル(RTP)(別のWFDプロトコル)を使用してメディアデータ84、たとえばオーディオビデオ(AV)データを受信する。WFDシンク74は、受信されたメディアデータをユーザインターフェースデバイス78にレンダリングおよび/または出力する。
[0056]さらに、MirrorLink(登録商標)をサポートするためにWFD規格に対して行われ得る追加の変更およびこれらの追加の変更は、追加のパラメータを含めるためのWFD規格における機能のネゴシエーションの拡張を含み得る。上記のように、WFDシンク74およびWFDソース64は、リアルタイムストリーミングプロトコル(RTSP)制御メッセージを使用して機能をネゴシエートし得る。WFD規格によれば、ソースデバイスは肯定応答要求メッセージ(たとえば、RTSP SET_PARAMETER要求メッセージ)をシンクデバイスに送る。RTSP SET_PARAMETER要求メッセージは、メディア共有セッション中にフィードバックチャネルを使用してどのように情報が送信されることになるかを示すパラメータを含む。一例では、RTSP SET_PARAMETER要求メッセージは、フィードバックチャネルのためのUDPトランスポートチャネル(ポート)に関するパラメータを含むように変更され得る。UDPトランスポートチャネルは、既存のTCPトランスポートチャネルに取って代わるか、または既存のTCPトランスポートチャネルを補完し得る。一例では、RTSP SET_PARAMETER要求メッセージは、たとえばUIBC用の音声コマンドを含むUDPデータグラムを送信するためのWFDシンク74用のユーザデータグラムプロトコル(UDP)ポートを示すためのパラメータを含み得る。一例では、SET_PARAMETER要求メッセージは、以下のシンタックスに従ってフォーマットされてよく、ここでは、udp−portは、WFDソース64がUDPデータグラムを受信することを求めるポートを示す。
Figure 0006271568
[0057]続いて、アプリケーション72は、アプリケーションサービスを停止するためのユーザインターフェース78へのユーザ入力の指示を受信し得る(206)。代替として、アプリケーション72は、たとえば、アプリケーションサービスを自律的に停止するか、または車両からアプリケーションサービスを停止するよう指示を受信し得る。したがって、アプリケーション72は、MirrorLink(登録商標)インターフェース76に、MirrorLink(登録商標)インターフェース68にアプリケーションサービス停止メッセージ95を送るよう指示する(208)。アプリケーションサービス停止メッセージは、ソースデバイス60に、WFDソース64によって表されるWFDサービスを停止または中止させ、制御権は、MirrorLink(登録商標)セッション90を動作させているMirrorLink(登録商標)インターフェース68およびMirrorLink(登録商標)インターフェース76に戻る。MirrorLink(登録商標)インターフェース76は、その後、MirrorLink(登録商標)インターフェース68からページメッセージ92を受信し(210)、ユーザインターフェースデバイス78のディスプレイデバイスにユーザ選択ウィンドウ94をレンダリングし得る(212)。
[0058]図5は、本明細書で説明する技法によるWi−Fiディスプレイセッションを確立するための車両ヘッドユニットの構成要素の例示的な動作を示すフローチャートである。例示的な動作について、図2のソースデバイス60に関して説明する。最初に、MirrorLink(登録商標)インターフェース68は、MirrorLink(登録商標)インターフェース76からアプリケーションサービス開始メッセージ94を受信し(300)、アプリケーションサービス開始メッセージ94はMirrorLink(登録商標)インターフェース68に、アプリケーション62Aを開始させる(302)。次に、アプリケーション62Aは、WFDソース64によって表されるWi−Fiディスプレイサービスを開始する(304)。
[0059]WFDソース64は、WFDシンク72とのピア(P2P)グループ接続を随意に確立し得る(305)。ピアグループ接続を確立することが、MirrorLink(登録商標)インターフェース68がソースデバイス60と車両ヘッドユニット70との間のP2Pグループに対応可能であり、かつP2Pグループを以前に確立しているかどうかに基づく随意のステップであることを示すために、これは破線で示されている。そうでない場合、WFDソース64は、Wi−Fi Directおよび/またはTDLSを使用してP2Pグループ形成を実行し得る。これは、ソースデバイス60と車両ヘッドユニット70との間のセキュリティ関連付けステップの二重の実行、すなわち、MirrorLink(登録商標)セッション90のための第1のセキュリティ関連付けステップおよびWFDセッション82のための第2のセキュリティ関連付けステップをもたらし得る。場合によっては、MirrorLink(登録商標)実装形態がP2Pグループ形成をサポートしないときに、WFDセッション82およびMirrorLink(登録商標)セッション90は同じインターフェースを使用しないことがある。そのような場合、ピアグループ接続を確立した後、WFDソース64はWFDシンク74に、WFDセッション82に異なるチャネルを使用するよう要求し得る。
[0060]次いで、WFDソース64は、WFDセッション82を確立し続けるために、またWFDセッション82を実行するために、WFDプロトコルを実行し得る(306)。たとえば、WFDシンク74およびWFDソース64は、たとえば、リアルタイムストリーミングプロトコル(RTSP)制御メッセージを使用した機能のネゴシエーションに従って、通信セッションを確立し得る。いくつかの例では、WFDソース64は、WFDセッションを確立するための要求を車両ヘッドユニット70に送り得る。WFDセッション82が確立されると、WFDソース64は、リアルタイムトランスポートプロトコル(RTP)(別のWFDプロトコル)を使用してメディアデータ84、たとえばオーディオビデオ(AV)データを送る。WFDソース64は、アプリケーション62Aからメディアデータを取得することがあり、アプリケーション62Aは、ソースデバイス60のコンピュータ可読記憶媒体(図示せず)からのメディアデータ、または図1のネットワーク6などのネットワークからの受信するストリーミングメディアデータをロードし得る。
[0061]続いて、MirrorLink(登録商標)インターフェース68は、MirrorLink(登録商標)インターフェース76からアプリケーションサービス停止メッセージ95を受信し得る(308)。応答して、MirrorLink(登録商標)インターフェース68へは、WFDソース64によって表されるWFDサービスを停止または中止し(310)、制御権は、MirrorLink(登録商標)セッション90を動作させているMirrorLink(登録商標)インターフェース68およびMirrorLink(登録商標)インターフェース76に戻る。MirrorLink(登録商標)インターフェース68は、その後、MirrorLink(登録商標)インターフェース76にユーザ選択ウィンドウ94を含むセンドページメッセージ92を受信し得る(314)。
[0062]図6は、本開示の技法を実装し得るコンピューティングシステムの一例を示すブロック図である。コンピューティングシステム460は、図1のソースデバイス10およびシンクデバイス20または図2のソースデバイス60および車両ヘッドユニット70のうちのいずれかの構成要素と同様の構成要素を含み得る。コンピューティングシステム460は、プロセッサ431と、メモリ432と、トランスポートユニット433と、ワイヤレスモデム434と、ディスプレイプロセッサ435と、ローカルディスプレイ462と、オーディオプロセッサ436と、スピーカー463と、ユーザ入力インターフェース476とを含む。
[0063]ワイヤレスモデム434は、カプセル化されたデータユニットをワイヤレスリンクを介して交換する。ワイヤレスモデム434は、たとえば、IEEE802.11規格ファミリーからのもう1つの規格を実装するように構成されたWi−Fiモデムであり得る。トランスポートユニット433は、送信のためのデータユニットをカプセル化し、受信されたカプセル化されたデータユニットをカプセル化解除することができる。たとえば、トランスポートユニット433は、カプセル化されたデータユニットから符号化されたオーディオ/ビデオ(A/V)データを抽出し、符号化されたA/Vデータを、出力のために復号され、レンダリングされるように、プロセッサ431に送り得る。ディスプレイプロセッサ435は、ローカルディスプレイ462上で表示されるように復号されたビデオデータを処理し得、かつオーディオプロセッサ436は、スピーカー463上での出力のために復号されたオーディオデータを処理し得る。ローカルディスプレイ462およびスピーカー463は、図1のユーザインターフェースデバイス22および/または図2のユーザインターフェースデバイス78の例を表し得る。別の例として、トランスポートユニット433は、プロセッサ431から受信された符号化されたA/Vデータユニットを、ワイヤレスリンクを介したワイヤレスモデム434による送信のためにカプセル化し得る。
[0064]コンピューティングデバイス460はまた、ユーザ入力インターフェース476を通してユーザ入力データを受信し得、ユーザ入力インターフェース476はまた、ユーザインターフェースデバイス22またはユーザインターフェースデバイス78の例を表し得る。たとえば、ユーザ入力インターフェース476は、限定はしないが、タッチセンシティブもしくはプレゼンスセンシティブディスプレイインターフェース、キーボード、マウス、音声コマンドモジュール、(たとえば、カメラベースの入力キャプチャ機能をもつ)ジェスチャーキャプチャデバイスを含む、いくつかのユーザ入力デバイスのいずれか、または別のタイプのユーザ入力デバイスを表し得る。ユーザ入力インターフェース476を通して受信されたユーザ入力は、プロセッサ431によって処理され得る。コンピューティングデバイス460が図1のシンクデバイス20などのシンクデバイスを具現化する場合には、この処理は、受信されたユーザ入力コマンドを含むデータパケットを生成することを含み得る。生成されると、トランスポートユニット433は、そのデータパケットを、たとえばUIBCを介したソースデバイスへのネットワークトランスポートのために処理し得る。場合によっては、コンピューティングデバイス460は、トランスポートユニット433に結合された、USBポートなどのワイヤード通信リンクのための追加のインターフェースを含み得る。
[0065]プロセッサ431は、1つまたは複数のデジタル信号プロセッサ(DSP)、汎用マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブル論理アレイ(FPGA)、他の等価な集積回路またはディスクリート論理回路など、広範囲のプロセッサのうちの1つまたは複数、あるいはそれらの何らかの組合せを含み得る。コンピューティングデバイス460のメモリ432は、限定はしないが、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)などのランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュメモリなどを含む、多種多様な揮発性または不揮発性メモリのいずれかを備えてよく、メモリ432は、オーディオ/ビデオデータならびに他の種類のデータを記憶するためのコンピュータ可読記憶媒体を備えてよい。メモリ432は、加えて、本開示で説明する様々な技法を実行することの一部として、プロセッサ431によって実行される命令とプログラムコードとを記憶し得る。
[0066]本開示の技法は、場合によっては、MirrorLink(登録商標)実装形態に従って確立された通信セッションを使用して、Wi−Fiディスプレイ(WFD、Miracastとも呼ばれる)ソースデバイスに、WFDシンクデバイスへのトランスポート用にトランスポートユニット433によってカプセル化するためのメディアデータを入手するためにWFDサービスを実行するようソースデバイスに指示するコマンドをトランスポートすることを含む。WFDシンクデバイスおよびWFDソースデバイスは、ソースデバイスがWFD仕様に従ってWFDソースデバイスとして動作し、それによりWFD仕様に従ってシンクデバイスとして動作する車両ヘッドユニットへのメディアデータを入手することを可能にするWi−Fiディスプレイセッションを確立する。このようにして、WFDセッションは、少なくとも一時的にMirrorLink(登録商標)通信セッションに取って代わり、WFDセッションは、WFDソースデバイスとWFDシンクデバイスとの間の対話の制御を担い、WFDソースデバイスとWFDシンクデバイスとの間で制御メッセージとデータとをトランスポートする。本技法については、たとえば図1〜図5に関してさらに詳細に説明している。
[0067]図7は、本明細書で説明する技法による複数の車両コンソールをサポートする複数のワイヤレスプロトコルセッションを含むワイヤレス通信セッションの例示的な場合を示すブロック図である。ワイヤレス通信システム600は、車両ヘッドユニット601によって制御される複数の車両コンソール80A〜80Bをサポートするように変更された図2のワイヤレス通信システム50を表してよく、車両ヘッドユニット601は、図2の車両ヘッドユニット70の一例を表し得る。
[0068]この例では、車両ヘッドユニット70は、それぞれ自動車用の前部コンソールおよび後部コンソールを表し得る車両コンソール610A〜610B(「コンソール610A〜610B」)を含む。コンソール610Bは、後部座席同乗者にとってアクセス可能である。後部コンソールを表す車両コンソール610Bは、コンソール610Bのためのインターフェース、たとえばディスプレイおよび触覚ユーザ入力が、車両のドライバにとって、ドライバの座席に座っている間は手の届かないところにあり、かつ/または見えないという点で、ドライバにとって実質的にアクセス不可能であり得る。対照的に、前部コンソールを表す車両コンソール610Aは、車両のドライバにとって、ドライバが運転していて、車両が動いている間でも、アクセス可能であり得る。
[0069]WFDは、1次および2次WFDシンクをサポートする機能を含む。車両ヘッドユニット70は、たとえば、アプリケーションのタイプおよび車両が動いているかどうかに従ってそれぞれ1次および2次として代替し得るWFDシンク612A〜612Bを含む。一般に、WFD仕様によれば、1次シンクは、ビデオデータのみまたはオーディオデータおよびビデオデータをレンダリングすることが可能であるWFDシンクである。オーディオデータおよびビデオデータをレンダリングすることが可能である場合、オーディオデータのみとビデオデータのみとをレンダリングすることも可能でなければならない。2次シンクは、WFDソースから受信されたオーディオデータを含むオーディオデータをレンダリングすることが可能であるWFDシンクである。結合されたシンク動作では、1次シンクと2次シンクとの間で結合が確立されているとき、ソースは、1次シンクから結合された2次シンクに(その逆も同様)オーディオデータのレンダリングをリダイレクトし得る。ソースデバイスとシンクデバイスの両方が結合されたシンク動作をサポートする場合、次いで、ソースはオーディオデータを1次シンクまたは2次シンクのいずれかに送り得る。
[0070]本開示の技法はまた、1次WFDシンクおよび2次WFDシンクとしてWFDシンク612A〜612Bを選択的にマッピングすることを含み得る。WFDシンク612Aは、受信されたメディアデータをコンソール610Aに出力する一方、WFDシンク612Bは、受信されたメディアデータをコンソール612Bに出力する。WFDシンク612A〜612Bは、上述した技法に従って、すなわち、MirrorLink(登録商標)インターフェース68とMirrorLink(登録商標)インターフェース76との間で確立されたMirrorLink(登録商標)セッション30を使用して、WFDソース64とのそれぞれのWFDセッション602A〜602Bを確立する。場合によっては、WFDセッション602A〜602Bの各々は、コンソール610A〜612BのためにWFDシンク612A〜612Bの間で区別するために、異なるセッション識別子に関連付けられる。しかしながら、場合によっては、車両ヘッドユニット601は、WFDソース64との単一のWFDセッションを確立する単一のWFDシンクを含む。コンソール610B向けに対してコンソール610A向けのメディアデータを区別するために、異なるセッション識別子が使用され得る。
[0071]ソースデバイス60は、様々なタイプのアプリケーション、たとえばアプリケーション62の場合の間で区別し得る。いくつかのアプリケーションは、車両が停止しているときのみ、ドライバおよびコンソール610Aにとって利用可能であり得る。しかしながら、そのようなアプリケーションは、後部同乗者にとって利用可能で、コンソール610BのためにWFDシンク612Bを対象とし得る。
[0072]さらに、ストリームされているメディアデータに基づいて、ソースデバイス60は、制御チャネル606A〜606Bにおいて受信された情報に基づく宛先を適応的に変更し得る。たとえば、WFDシンク612はWFDソース64に、車両が動いていることを示し得る。アプリケーション62がWFDソース64にオーディオのみのストリーミングデータを提供したとき、WFDソース64はWFDシンク612AとWFDシンク612Bの両方にコピーをストリームし得る。代替として、WFDソース64は、WFDシンク612Aに単一のコピーをストリームしてよく、WFDシンク612Aはオーディオストリーミングデータを、場合によってはそれぞれのコンソール610A〜610Bに関連する前部スピーカーおよび後部スピーカーにルーティングすることができる。アプリケーション62がビデオストリーミングを提供したとき、WFDソース64はビデオデータを、コンソール610Bに出力するためにWFDシンク612Bにのみ選択的にストリームし得る。WFDソース64がその後、車両が停止したという制御チャネル606A〜606Bによる指示を受信した場合、WFDソース64はビデオデータを、コンソール610AへのレンダリングのためにWFDシンク612Aにストリームし得る。WFDシンク612Aはさらに、場合によってはビデオを、ビデオの複数のコピーをストリームするのを回避するようにコンソール610Bにレンダリングし得る。
[0073]いくつかの例では、MirrorLink(登録商標)コンテキスト情報パラメータが、アプリケーション62のタイプに関する追加情報を含むように変更され得る。追加情報はアプリケーション62を、たとえば、ビデオコンテンツを映画、自然のままのビデオ(natural video)または合成(コンピュータ生成)、フラッシュコンテンツなどとして提供するビデオアプリケーション、追加のタッチフィードバックを必要とし得るゲームアプリケーション、スキップ、一時停止および再生のオプションを可能にするために車両ヘッドユニット601がユーザインターフェースデバイスを調節する音楽アプリケーションとして特徴付け得る。追加情報はまた、たとえば着信呼のための指定のウィンドウの場所およびサイズに従ってディスプレイを提示するようWFDシンク612に指示し得る。
[0074]図8は、図1のシステム2および/または図2のシステム50などのシステムのためのデータ通信モデルまたはプロトコルスタックの一例を示すブロック図である。データ通信モデル500は、実装されたWDシステムにおいてソースデバイスとシンクデバイスとの間でデータを送信するために使用されるデータおよび制御プロトコル間の対話を示している。一例では、システム100はデータ通信モデル500を使用し得る。データ通信モデル500は、物理(PHY)レイヤ502と、メディアアクセス制御(MAC)レイヤ(504)と、インターネットプロトコル(IP)506と、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)508と、リアルタイムプロトコル(RTP)510と、MPEG2トランスポートストリーム(MPEG2−TS)512と、コンテンツ保護514と、パケット化エレメンタリーストリーム(PES)パケット化516と、ビデオコーデック518と、オーディオコーデック520と、トランスポート制御プロトコル(TCP)522と、リアルタイムストリーミングプロトコル(RTSP)524と、フィードバックパケット化528と、ヒューマンインターフェースデバイス定数530と、一般ユーザ入力532と、性能分析534と、MirrorLink(登録商標)536とを含む。
[0075]物理レイヤ502およびMACレイヤ504は、WDシステムにおいて通信のために使用される物理的シグナリングと、アドレス指定と、チャネルアクセス制御とを定義し得る。物理レイヤ502およびMACレイヤ504は、通信のために使用される周波数帯域構造、たとえば、2.4GHz、3.6GHz、5GHz、60GHzにおいて定義される連邦通信委員会の帯域または超広帯域(UWB)周波数帯域構造を定義し得る。物理レイヤ502およびMAC504はまた、データ変調技法、たとえばアナログおよびデジタル振幅変調、周波数変調、位相変調技法、およびそれらの組合せを定義し得る。物理レイヤ502およびMAC504はまた、多重化技法、たとえば、直交周波数分割多重化(OFDM)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割マルチ接続(FDMA)、符号分割多元接続(CDMA)、またはOFDM、FDMA、TDMAおよび/もしくはCDMAの任意の組合せを定義し得る。一例では、物理レイヤ502およびメディアアクセス制御レイヤ504は、WFDによって与えられるWi−Fi規格など、Wi−Fi(たとえば、IEEE802.11−2007および802.11n−2009x)規格によって定義され得る。他の例では、物理レイヤ502およびメディアアクセス制御レイヤ504は、WirelessHD、Wireless Home Digital Interface(WHDI)、WiGig、およびWireless USBのうちのいずれかによって定義され得る。
[0076]インターネットプロトコル(IP)506、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)508、リアルタイムプロトコル(RTP)510、トランスポート制御プロトコル(TCP)522、およびリアルタイムストリーミングプロトコル(RTSP)524は、WDシステムにおいて使用されるパケット構造とカプセル化とを定義し、インターネットエンジニアリングタスクフォース(IETF)によって維持される規格に従って定義され得る。
[0077]RTSP524は、ソースデバイス10およびシンクデバイス20によって、たとえば、機能のネゴシエーション、セッションの確立、ならびにセッションの維持および管理のために使用され得る。ソースデバイス10およびシンクデバイス20は、UIBC上でフィードバックチャネルとフィードバック入力カテゴリとをサポートするソースデバイス10およびシンクデバイス20の機能をネゴシエートするRTSPメッセージトランザクションを使用して、フィードバックチャネルを確立し得る。フィードバックチャネルを確立するためのRTSPネゴシエーションの使用は、メディア共有セッションおよび/またはUIBCを確立するためにRTSPネゴシエーションプロセスを使用することと同様であり得る。
[0078]たとえば、ソースデバイス10は、ソースデバイス10に関係のある機能のリストを指定する機能要求メッセージ(たとえば、RTSP GET_PARAMETER要求メッセージ)をシンクデバイス20に送り得る。本開示によれば、機能要求メッセージは、UIBC上でフィードバックチャネルをサポートする機能を含み得る。シンクデバイス20は、フィードバックチャネルをサポートするシンクデバイス20の機能を宣言する機能応答メッセージ(たとえば、RTSP GET_PARAMETER応答メッセージ)でソースデバイス10に応答し得る。一例として、シンクデバイス20がUIBC上でフィードバックチャネルをサポートする場合、機能応答メッセージは「はい」を示し得る。次いでソースデバイス10は、メディア共有セッション中にフィードバックチャネルが使用されることになることを示す肯定応答要求メッセージ(たとえば、RTSP SET_PARAMETER要求メッセージ)をシンクデバイス20に送り得る。シンクデバイス20は、メディア共有セッション中にフィードバックチャネルが使用されることになることを肯定応答する肯定応答応答メッセージ(たとえば、RTSP SET_PARAMETER応答メッセージ)でソースデバイス10に応答し得る。上記のように、一例では、WFD機能を使用してMirrorLink(登録商標)を向上させるために、ソースデバイス10は、シンクデバイス20に送られるSET_PARAMETER Request中の「wfd_uibc_capabilities」中に「udp_port」パラメータを指定し得る。
[0079]ビデオコーデック518は、WDシステムによって使用され得るビデオデータコーディング技法を定義し得る。ビデオコーデック518は、ITU−T H.261、ISO/IEC MPEG−1 Visual、ITU−T H.262またはISO/IEC MPEG−2 Visual、ITU−T H.263、ISO/IEC MPEG−4 Visual、(ISO/IEC MPEG−4 AVCとしても知られる)ITU−T H.264、VP8および高効率ビデオコーディング(HEVC)など、任意の数のビデオ圧縮規格を実装し得る。いくつかの事例では、WDシステムが、ビデオデータを圧縮した、または解凍したであり得ることに留意されたい。
[0080]オーディオコーデック520は、WDシステムによって使用され得るオーディオデータコーディング技法を定義し得る。オーディオデータは、マルチチャネルフォーマット、Dolby and Digital Theater Systemsによって開発されたそのようなそれらを使用してコーディングされ得る。オーディオデータは、圧縮または非圧縮フォーマットを使用してコーディングされ得る。圧縮オーディオフォーマットの例としては、MPEG−1、2 Audio Layers IIおよびIII、AC−3、AACがある。非圧縮オーディオフォーマットの一例としては、パルスコード変調(PCM)オーディオフォーマットがある。
[0081]パケット化エレメンタリーストリーム(PES)パケット化516およびMPEG2トランスポートストリーム(MPEG2−TS)512は、コーディングされたオーディオおよびビデオデータがどのようにパケット化され、送信されるかを定義し得る。パケット化エレメンタリーストリーム(PES)パケット化516およびMPEG−TS512は、MPEG−2 Part 1に従って定義され得る。他の例では、オーディオおよびビデオデータは、他のパケット化およびトランスポートストリームプロトコルに従ってパケット化され、送信され得る。コンテンツ保護514は、オーディオまたはビデオデータの無認可のコピーに対する保護を与え得る。一例では、コンテンツ保護514は、High bandwidth Digital Content Protection 2.0仕様に従って定義され得る。
[0082]フィードバックパケット化528は、ユーザ入力および性能情報がどのようにパケット化されるかを定義し得る。フィードバックは通常、後続メディアデータがどのようにシンクデバイス20においてユーザに提示されるか(たとえば、ズームおよびパン動作)ならびにソースデバイス10がどのようにシンクデバイス20へのメディアデータを処理する(たとえば、符号化および/または送信する)かに影響を与える。
[0083]ヒューマンインターフェースデバイスコマンド(HIDC)530、一般ユーザ入力532、OS固有ユーザ入力534、およびMirrorLink(登録商標)ユーザ入力536は、ユーザ入力のタイプがどのように情報要素にフォーマットされるかを定義し得る。ヒューマンインターフェースデバイスコマンド530および一般ユーザ入力532は、ユーザインターフェースタイプ(たとえば、マウス、キーボード、タッチ、マルチタッチ、音声、ジェスチャー、販売元固有インターフェースまたは別のインターフェースタイプ)およびコマンド(たとえば、ズーム、パン、または別のタイプのコマンド)に基づいて、入力を分類し、ユーザ入力がどのように情報要素にフォーマットされるべきかを判断し得る。
[0084]一例では、ヒューマンインターフェースデバイスコマンド530は、ユーザ入力データをフォーマットし、USB、BluetoothおよびZigbee(登録商標)などの定義されたユーザ入力デバイス仕様に基づいてユーザ入力値を生成し得る。表1A、表1Bおよび表1Cは、HIDC入力本体フォーマット、HIDインターフェースタイプおよびHIDタイプの値の例を提供する。一例では、ヒューマンインターフェースデバイスコマンド(HIDC)530は、WFDに従って定義され得る。表1Aでは、HIDインターフェースタイプフィールドは、ヒューマンインターフェースデバイス(HID)タイプを指定する。HIDインターフェースタイプの例が表1Bに提供されている。HIDタイプフィールドは、HIDタイプを指定する。表1Cは、HIDタイプの例を提供する。長さフィールドは、HIDC値の長さをオクテットで指定する。HIDCは、Bluetooth、ZigbeeおよびUSBなどの仕様で定義され得る入力データを含む。
Figure 0006271568
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[0085]一例では、一般ユーザ入力532は、アプリケーションレベルにおいて処理され、固有のユーザ入力デバイスから独立して情報要素としてフォーマットされ得る。一般ユーザ入力532は、WFD規格によって定義され得る。表2Aおよび表2Bは、一般ユーザ入力のための一般入力本体フォーマットおよび情報要素の例を提供する。表2Aにおいて、一般IE IDフィールドは、一般情報要素(IE)IDタイプを指定する。一般IE IDタイプの例が表2Bに提供されている。長さフィールドは、一般IE ID値の長さをオクテットで指定する。記述フィールドは、ユーザ入力の詳細を指定する。簡潔のために、表2Aにおける記述フィールドにおけるユーザ入力のすべての詳細は説明されていないが、いくつかの例では、マウスタッチ/移動事象のX−Y座標値、ASCIIキーコードおよびコントロールキーコード、ズーム、スクロールおよび回転の値を含み得ることに留意されたい。一例では、ヒューマンインターフェースデバイスコマンド(HIDC)530および一般ユーザ入力532は、WFDに従って定義され得る。
Figure 0006271568
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[0086]下の表3A〜表3Bは、WFD規格に関して現在定義されているそれぞれのキーダウンおよびキーアップ入力に関する一般入力タイプIDの記述フィールドの例を示す。
Figure 0006271568
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[0087]表3A〜表3Bに示されているように、キーダウンメッセージとキーアップメッセージの両方に関する一般入力メッセージの記述フィールドが、ASCIIキーコードを通信するために使用される。記述フィールドはまた、1オクテットの予約済みフィールドを含む。上記のように、ソースデバイス10とシンクデバイス20との間のUIBCが、MirrorLink(登録商標)またはより一般的には車のコントロールおよび車載インフォテインメント(IVI)システムに対応するよう構成され得る。したがって、一例では、予約済みフィールドは、MirrorLink(登録商標)に対応するために使用され得る。たとえば、予約済みフィールドは、キーダウン入力メッセージまたはキーアップ入力メッセージがASCIIキーコード以外の情報を含むことを示し得る。ASCIIキーコード以外の情報は、MirrorLink(登録商標)に関係するか、またはMirrorLink(登録商標)に従って定義された情報を含み得る。一例では、キーダウン入力メッセージおよび/またはキーアップ入力メッセージは、32ビットの2進(「bin」)キーを通信するために使用され得る。32ビットbinキーは、上述したような車のコマンド、たとえばボリュームアップを示すために使用され得る。一例では、0x00の予約済みフィールド値は、キーダウン入力メッセージまたはキーアップ入力メッセージが表3Aおよび表3Bに示されているようにキーコード1およびキーコード2のフィールドを含むことを示し得、0x00以外の予約済みフィールド値は、後続フィールドがキーコード1およびキーコード2に使用されないことを示し得る。一例では、0x01の予約済みフィールド値は、後続フィールドが32ビットbinキーであることを示し得る。表4は、予約済みフィールド値、他の0x01が32ビットbinキーを示す例を示している。表4では、予約済みフィールドはキー符号化タイプと呼ばれる。
Figure 0006271568
[0088]OS固有ユーザ入力534は、デバイスプラットフォーム依存型である。iOS(登録商標)、Windows(登録商標) Mobile(登録商標)、Android(登録商標)など、異なるデバイスプラットフォームでは、ユーザ入力のフォーマットは異なり得る。解読されたユーザ入力として分類されたユーザ入力は、デバイスプラットフォーム独立型であり得る。そのようなユーザ入力は、明確な動作を指示し得る共通のユーザ入力を記述する標準化された形式で解読される。ワイヤレスディスプレイシンクおよびワイヤレスディスプレイソースは、いかなるデバイスプラットフォームによっても指定されておらず、解読されるユーザ入力カテゴリにおいても標準化されていない、共通の販売元固有ユーザ入力インターフェースを有し得る。そのような場合、ワイヤレスディスプレイソースは、販売元ライブラリによって指定されたフォーマットでユーザ入力を送り得る。ワイヤレスディスプレイシンクから発生していないメッセージを転送するために、ユーザ入力の転送が使用され得る。ワイヤレスディスプレイシンクは、ユーザ入力の転送として、第3のデバイスからのそのようなメッセージを送り得、その場合、ワイヤレスディスプレイソースが適切なコンテキストでそれらのメッセージに応答すると予想し得る可能性がある。
[0089]MirrorLink(登録商標)ユーザ入力536は、MirrorLink(登録商標)のための新しい入力カテゴリ、すなわち、RTSP SET_PARAMETER要求メッセージのための新しい「input−cat」を表し得る。たとえば、車のコンソール上のボリュームコントロールの調節などのユーザ入力が、MirrorLink(登録商標)ユーザ入力536を使用してスマートフォンに送信され得る。表1A〜表1Cおよび表2A〜表2Bにおける予約済み値は、シンクデバイスとしてIVIシステムに関して上記で説明したユーザ入力のいずれかを含むように変更され得ることに留意されたい。たとえば、表1Cにおける値8〜254は、車のボリュームコントロールまたはダッシュボード、ステアリングホイールもしくはタッチスクリーンコントロールなど車に含まれる任意の他のユーザ入力を含むように変更され得る。さらに、表1Bにおける値8〜254は、MirrorLink(登録商標)デバイスを含むように変更され得る。
[0090]MirrorLink(登録商標)ユーザ入力536は、表5に詳述したようにカテゴリに分けられ得る。
Figure 0006271568
[0091]タッチ入力のカテゴリは、ナビゲーション、メディアコントロール(たとえば、再生、一時停止、停止、スキップ)などのためのタッチセンシティブディスプレイまたはプレゼンスセンシティブディスプレイからの入力を含み得る。ボタンのカテゴリは、車両ヘッドユニットに結合されているが、ステアリングホイールまたは計器盤上に位置するボタンなど、押され得る車両におけるボタンのための入力を含み得る。ノブのカテゴリは、ボタンのカテゴリと似ているが、設定を変更するために回転され得る車両におけるノブ(たとえば、ボリュームコントロールノブ)のための入力を含む。
[0092]1つまたは複数の例では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、非一時的であるコンピュータ可読記憶媒体または一時的通信媒体を含み得る。データ記憶媒体は、本開示で説明した技法の実装のための命令、コードおよび/またはデータ構造を取り出すために1つもしくは複数のコンピュータまたは1つもしくは複数のプロセッサによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。
[0093]限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、フラッシュメモリのような、非一時的媒体、または命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送もしくは記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し一方、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0094]コードは、1つもしくは複数のデジタル信号プロセッサ(DSP)などの1つもしくは複数のプロセッサ、汎用マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブル論理アレイ(FPGA)、または他の等価な集積回路もしくはディスクリート論理回路によって実行され得る。したがって、本明細書で使用する「プロセッサ」という用語は、前述の構造、または本明細書で説明する技法の実装に好適な任意の他の構造のいずれかを指し得る。さらに、いくつかの態様では、本明細書で説明した機能は、符号化および復号のために構成された専用のハードウェアおよび/もしくはソフトウェアモジュール内に与えられ得、または複合コーデックに組み込まれ得る。また、本技法は、1つまたは複数の回路または論理要素中で十分に実装され得る。
[0095]本開示の技法は、ワイヤレスハンドセット、集積回路(IC)またはICのセット(たとえば、チップセット)を含む、多種多様なデバイスまたは装置において実装され得る。本開示では、開示する技法を実施するように構成されたデバイスの機能的態様を強調するために様々な構成要素、モジュール、またはユニットについて説明したが、それらの構成要素、モジュール、またはユニットを、必ずしも異なるハードウェアユニットによって実現する必要はない。むしろ、上記で説明したように、様々なユニットが、好適なソフトウェアおよび/またはファームウェアとともに、上記で説明した1つまたは複数のプロセッサを含めて、コーデックハードウェアユニットにおいて組み合わせられるか、または相互動作ハードウェアユニットの集合によって与えられ得る。
[0096]本開示の技法を採用することができる例示的な車両としては、自動車、トラック、船舶、航空機、全地形型車両(ATV)、スノーモービル、オートバイ、タンクまたは他の軍用車両、セミトラックまたは他の輸送車両、ブルドーザー、トラクター、または他の重機、列車、ゴルフカート、または任意の他のタイプの車両がある。多種多様な車両データおよびそのようなデータの処理が、本開示による例において企図される。
[0097]本発明の様々な実施形態について説明した。これらおよび他の実施形態は、以下の特許請求の範囲内に入る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ソースデバイスからメディアデータを送信する方法であって、
前記ソースデバイスにより、前記ソースデバイスと車両ヘッドユニットを備えるシンクデバイスとの間の第1の通信セッションを確立することと、ここにおいて、前記第1の通信セッションは通信プロトコルに準拠する、
前記ソースデバイスにより、かつ前記第1の通信セッションによって、前記シンクデバイスを発見することと、
前記第1の通信セッションの動作中に、前記ソースデバイスにより前記ソースデバイスと前記シンクデバイスとの間の第2の通信セッションを確立することと、ここにおいて、前記第2の通信セッションはワイヤレスディスプレイプロトコルに準拠する、
前記第2の通信セッションを使用して、メディアデータを、前記シンクデバイスのインターフェースに出力するために前記ソースデバイスから前記シンクデバイスに送信することと
を備える方法。
[C2]
前記ソースデバイスにより、前記第1の通信セッションによって、前記シンクデバイスから制御メッセージを受信することと、
前記制御メッセージに応答して、前記ソースデバイスによりワイヤレスディスプレイサービスを実行することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記メディアデータを、前記シンクデバイスのインターフェースに出力するために前記ソースデバイスから前記シンクデバイスに送信することは、前記メディアデータを、前記ソースデバイスによって実行される前記ワイヤレスディスプレイサービスから前記シンクデバイスに送信することを備える、C2に記載の方法。
[C4]
前記ソースデバイスから前記シンクデバイスに、実行のための1つまたは複数のアプリケーションをユーザに提示するユーザインターフェースを定義するデータを送信することと、
前記ソースデバイスにより、かつ前記第1の通信セッションによって、前記ユーザが実行のための前記1つまたは複数のアプリケーションのうちの第1のものを選択したことを示す制御メッセージを受信することと
をさらに備え、
前記メディアデータを、前記シンクデバイスのインターフェースに出力するために前記ソースデバイスから前記シンクデバイスに送信することは、前記メディアデータを、前記制御メッセージに応答して送信することを備える、C1に記載の方法。
[C5]
前記車両ヘッドユニットは、前記車両ヘッドユニットを含む車両のドライバにとって実質的にアクセス可能である前部コンソールと、前記ドライバにとって実質的にアクセス不可能である後部コンソールとを備え、前記方法は、
前記メディアデータを、前記メディアデータの特性に従って前記前部コンソールまたは前記後部コンソールのうちの1つに出力するために前記シンクデバイスに送信すること
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C6]
前記車両が動いているときに、前記メディアデータを前記後部コンソールにのみ送信することをさらに備える、C5に記載の方法。
[C7]
前記通信プロトコルはMirrorLinkを備える、C1に記載の方法。
[C8]
前記ワイヤレスディスプレイプロトコルはWi−Fi(登録商標)ディスプレイを備える、C1に記載の方法。
[C9]
前記シンクデバイスにリアルタイムストリーミングプロトコル(RTSP)メッセージを送ることと、ここにおいて、前記RTSPメッセージはユーザデータグラムプロトコル(UDP)ポートを識別する、
前記識別されたUDPポートにおいて前記第2の通信セッションのためのコマンドを受信することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C10]
前記第2の通信セッションによって前記シンクデバイスからユーザ入力メッセージを受信することと、ここにおいて、前記ユーザ入力メッセージは、ワイヤレスディスプレイ規格に従って定義されたメッセージに少なくとも部分的に基づいており、前記メッセージがASCIIキーコードを含むか、それとも32ビットの2進キーを含むかを示すフィールドを含む、
前記ユーザ入力メッセージに従ってメディアデータの前記送信を調節することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C11]
車両ヘッドユニットを備えるシンクデバイスによりメディアデータを受信する方法であって、
前記シンクデバイスにより、前記シンクデバイスとソースデバイスとの間の第1の通信セッションを確立することと、ここにおいて、前記第1の通信セッションは通信プロトコルに準拠する、
前記シンクデバイスにより、かつ前記第1の通信セッションによって、前記ソースデバイスを発見することと、
前記第1の通信セッションの動作中に、前記シンクデバイスにより前記ソースデバイスと前記シンクデバイスとの間の第2の通信セッションを確立することと、ここにおいて、前記第2の通信セッションはワイヤレスディスプレイプロトコルに準拠する、
前記シンクデバイスにより前記第2の通信セッションを使用して、前記ソースデバイスからメディアデータを受信することと、
前記シンクデバイスのインターフェースに前記メディアデータをレンダリングすることと
を備える方法。
[C12]
前記シンクデバイスにより前記第1の通信セッションによって、ワイヤレスディスプレイサービスを実行するよう前記ソースデバイスに指示する制御メッセージを前記ソースデバイスに送ること
をさらに備える、C11に記載の方法。
[C13]
前記ソースデバイスから前記メディアデータを受信することは、前記ワイヤレスディスプレイサービスから前記メディアデータを受信することを備える、C12に記載の方法。
[C14]
前記シンクデバイスにより前記第1の通信セッションによって、実行のための1つまたは複数のアプリケーションをユーザに提示するユーザインターフェースを定義するデータを受信することと、
前記シンクデバイスにより、かつ前記第1の通信セッションによって、前記ユーザが実行のための前記1つまたは複数のアプリケーションのうちの第1のものを選択したことを示す制御メッセージを送ることと
をさらに備える、C11に記載の方法。
[C15]
前記車両ヘッドユニットは、前記車両ヘッドユニットを含む車両のドライバにとって実質的にアクセス可能である前部コンソールと、前記ドライバにとって実質的にアクセス不可能である後部コンソールとを備え、前記方法は、
前記車両ヘッドユニットにより前記メディアデータを、前記メディアデータの特性に従って前記前部コンソールまたは前記後部コンソールのうちの1つにルーティングすること
をさらに備える、C11に記載の方法。
[C16]
前記車両が動いているときに、前記メディアデータを前記後部コンソールにのみルーティングすることをさらに備える、C15に記載の方法。
[C17]
前記通信プロトコルはMirrorLinkを備える、C11に記載の方法。
[C18]
前記ワイヤレスディスプレイプロトコルはWi−Fiディスプレイを備える、C11に記載の方法。
[C19]
前記ソースデバイスからリアルタイムストリーミングプロトコル(RTSP)メッセージを受信することと、ここにおいて、前記RTSPメッセージはユーザデータグラムプロトコル(UDP)ポートを識別する、
前記識別されたUDPポートにおいて前記第2の通信セッションのためのコマンドを送ることと
をさらに備える、C11に記載の方法。
[C20]
前記第2の通信セッションによって前記ソースデバイスにユーザ入力メッセージを送ることと、ここにおいて、前記ユーザ入力メッセージは、ワイヤレスディスプレイ規格に従って定義されたメッセージに少なくとも部分的に基づいており、前記メッセージがASCIIキーコードを含むか、それとも32ビットの2進キーを含むかを示すフィールドを含む、
前記ユーザ入力メッセージに従って調節されたメディアデータを受信することと
をさらに備える、C11に記載の方法。
[C21]
車両ヘッドユニットを備えるシンクデバイスとの第1の通信セッションを確立するように構成されたMirrorLinkインターフェースと、ここにおいて、前記第1の通信セッションは通信プロトコルに準拠する、
ここにおいて、前記MirrorLinkインターフェースは、前記第1の通信セッションによって、シンクデバイスを発見するように構成される、
前記第1の通信セッションの動作中に、前記シンクデバイスとの第2の通信セッションを確立するように構成されたWi−Fiディスプレイ(WFD)ソースと、ここにおいて、前記第2の通信セッションはワイヤレスディスプレイプロトコルに準拠する、
ここにおいて、前記WFDソースは、前記第2の通信セッションを使用して、メディアデータを、前記シンクデバイスのインターフェースに出力するために前記シンクデバイスに送信するように構成される
を備えるソースデバイス。
[C22]
前記MirrorLinkインターフェースは、前記第1の通信セッションによって、前記シンクデバイスから制御メッセージを受信するように構成され、
前記MirrorLinkインターフェースは、前記制御メッセージに応答して、前記ソースデバイスにワイヤレスディスプレイサービスを実行させるように構成される、C21に記載のソースデバイス。
[C23]
前記WFDソースは、前記メディアデータを、前記ワイヤレスディスプレイサービスから前記シンクデバイスに送信することによって、前記メディアデータを、前記シンクデバイスのインターフェースに出力するために前記シンクデバイスからに送信するように構成される、C22に記載のソースデバイス。
[C24]
前記MirrorLinkインターフェースは、前記シンクデバイスに、実行のための1つまたは複数のアプリケーションをユーザに提示するユーザインターフェースを定義するデータを送信するように構成され、
前記MirrorLinkインターフェースは、前記第1の通信セッションによって、前記ユーザが実行のための前記1つまたは複数のアプリケーションのうちの第1のものを選択したことを示す制御メッセージを受信するように構成され、
前記WFDソースは、前記メディアデータを、前記制御メッセージに応答して送信することを備える、前記メディアデータを、前記シンクデバイスのインターフェースに出力するために前記シンクデバイスに送信するように構成される、C21に記載のソースデバイス。
[C25]
前記シンクデバイスは車両ヘッドユニットを備え、前記車両ヘッドユニットは、前記車両ヘッドユニットを含む車両のドライバにとって実質的にアクセス可能である前部コンソールと、前記ドライバにとって実質的にアクセス不可能である後部コンソールとを備え、
前記WFDソースは、前記メディアデータを、前記メディアデータの特性に従って前記前部コンソールまたは前記後部コンソールのうちの1つに出力するために前記シンクデバイスに送信するように構成される、C21に記載のソースデバイス。
[C26]
前記WFDソースは、前記車両が動いているときに、前記メディアデータを前記後部コンソールにのみ送信するように構成される、C25に記載のソースデバイス。
[C27]
前記通信プロトコルはMirrorLinkを備える、C21に記載のソースデバイス。
[C28]
前記ワイヤレスディスプレイプロトコルはWi−Fiディスプレイを備える、C21に記載のソースデバイス。
[C29]
前記WFDソースは、前記シンクデバイスにリアルタイムストリーミングプロトコル(RTSP)メッセージを送るように構成され、前記RTSPメッセージはユーザデータグラムプロトコル(UDP)ポートを識別し、
前記WFDソースは、前記識別されたUDPポートにおいて前記第2の通信セッションのためのコマンドを受信するように構成される、C21に記載のソースデバイス。
[C30]
前記WFDソースは、前記第2の通信セッションによって前記シンクデバイスからユーザ入力メッセージを受信するように構成され、前記ユーザ入力メッセージは、ワイヤレスディスプレイ規格に従って定義されたメッセージに少なくとも部分的に基づいており、前記メッセージがASCIIキーコードを含むか、それとも32ビットの2進キーを含むかを示すフィールドを含み、
前記WFDソースは、前記ユーザ入力メッセージに従ってメディアデータの前記送信を調節するように構成されることをさらに備える、C21に記載のソースデバイス。
[C31]
ソースデバイスとの第1の通信セッションを確立するように構成されたMirrorLinkインターフェースと、ここにおいて、前記第1の通信セッションは通信プロトコルに準拠する、
ここにおいて、前記MirrorLinkインターフェースは、前記第1の通信セッションによって、前記ソースデバイスを発見するように構成される、
前記第1の通信セッションの動作中に、シンクデバイスとの第2の通信セッションを確立するように構成されたWi−Fiディスプレイ(WFD)シンクと、ここにおいて、前記第2の通信セッションはワイヤレスディスプレイプロトコルに準拠する、
ここにおいて、前記WFDシンクは、前記第2の通信セッションを使用して、前記ソースデバイスからメディアデータを受信するように構成される、
ここにおいて、前記WFDシンクは、前記シンクデバイスのインターフェースに前記メディアデータをレンダリングするように構成される
を備えるシンクデバイス。
[C32]
前記MirrorLinkインターフェースは、前記第1の通信セッションによって、ワイヤレスディスプレイサービスを実行するよう前記ソースデバイスに指示する制御メッセージを前記ソースデバイスに送るように構成される、C31に記載のシンクデバイス。
[C33]
前記MirrorLinkインターフェースは、前記ワイヤレスディスプレイサービスから前記メディアデータを受信することによって、前記ソースデバイスから前記メディアデータを受信するように構成される、C32に記載のシンクデバイス。
[C34]
前記MirrorLinkインターフェースは、前記第1の通信セッションによって、実行のための1つまたは複数のアプリケーションをユーザに提示するユーザインターフェースを定義するデータを受信するように構成され、
前記MirrorLinkインターフェースは、前記第1の通信セッションによって、前記ユーザが実行のための前記1つまたは複数のアプリケーションのうちの第1のものを選択したことを示す制御メッセージをセンズに対して構成される
をさらに備える、C31に記載のシンクデバイス。
[C35]
車両ヘッドユニットを含む車両のドライバにとって実質的にアクセス可能である前部コンソールと、前記ドライバにとって実質的にアクセス不可能である後部コンソールとを備える前記車両ヘッドユニットをさらに備え、
前記WFDシンクは、前記メディアデータを、前記メディアデータの特性に従って前記前部コンソールまたは前記後部コンソールのうちの1つにルーティングするように構成される、C31に記載のシンクデバイス。
[C36]
前記WFDシンクは、前記車両が動いているときに、前記メディアデータを前記後部コンソールにのみルーティングするように構成される、C35に記載のシンクデバイス。
[C37]
前記通信プロトコルはMirrorLinkを備える、C31に記載のシンクデバイス。
[C38]
前記ワイヤレスディスプレイプロトコルはWi−Fiディスプレイを備える、C31に記載のシンクデバイス。
[C39]
前記WFDシンクは、前記ソースデバイスからリアルタイムストリーミングプロトコル(RTSP)メッセージを受信するように構成され、前記RTSPメッセージはユーザデータグラムプロトコル(UDP)ポートを識別し、
前記WFDシンクは、前記識別されたUDPポートにおいて前記第2の通信セッションのためのコマンドを送るように構成される、C31に記載のシンクデバイス。
[C40]
前記WFDシンクは、前記第2の通信セッションによって前記ソースデバイスにユーザ入力メッセージを送ることに構成され、前記ユーザ入力メッセージは、ワイヤレスディスプレイ規格に従って定義されたメッセージに少なくとも部分的に基づいており、前記メッセージがASCIIキーコードを含むか、それとも32ビットの2進キーを含むかを示すフィールドを含み、
前記WFDシンクは、前記ユーザ入力メッセージに従って調節されたメディアデータを受信するように構成される、C31に記載のシンクデバイス。
[C41]
車両ヘッドユニットを備えるシンクデバイスとの第1の通信セッションを確立するための手段と、ここにおいて、前記第1の通信セッションは通信プロトコルに準拠する、
前記第1の通信セッションによって、前記シンクデバイスを発見するための手段と、
前記第1の通信セッションの動作中に、前記シンクデバイスとの第2の通信セッションを確立するための手段と、ここにおいて、前記第2の通信セッションはワイヤレスディスプレイプロトコルに準拠する、
前記第2の通信セッションを使用して、メディアデータを、前記シンクデバイスのインターフェースに出力するために前記シンクデバイスに送信するための手段と
を備えるソースデバイス。
[C42]
ソースデバイスとの第1の通信セッションを確立するための手段と、ここにおいて、前記第1の通信セッションは通信プロトコルに準拠する、
前記第1の通信セッションによって、前記ソースデバイスを発見するための手段と、
前記第1の通信セッションの動作中に、前記ソースデバイスとの第2の通信セッションを確立するための手段と、ここにおいて、前記第2の通信セッションはワイヤレスディスプレイプロトコルに準拠する、
前記第2の通信セッションを使用して、前記ソースデバイスからメディアデータを受信するための手段と、
インターフェースに前記メディアデータをレンダリングするための手段と
を備えるシンクデバイス。
[C43]
実行されたとき、1つまたは複数のプロセッサに、
ソースデバイスにより、ソースデバイスと車両ヘッドユニットを備えるシンクデバイスとの間の第1の通信セッションを確立させ、ここにおいて、前記第1の通信セッションは通信プロトコルに準拠する、
前記ソースデバイスにより、かつ前記第1の通信セッションによって、前記シンクデバイスを発見させ、
前記第1の通信セッションの動作中に、前記ソースデバイスにより前記ソースデバイスと前記シンクデバイスとの間の第2の通信セッションを確立させ、ここにおいて、前記第2の通信セッションはワイヤレスディスプレイプロトコルに準拠する、
前記第2の通信セッションを使用して、メディアデータを、前記シンクデバイスのインターフェースに出力するために前記ソースデバイスから前記シンクデバイスに送信させる
命令を記憶したコンピュータ可読記憶媒体。
[C44]
実行されたとき、1つまたは複数のプロセッサに、
シンクデバイスにより、車両ヘッドユニットを備えるシンクデバイスとソースデバイスとの間の第1の通信セッションを確立させ、ここにおいて、前記第1の通信セッションは通信プロトコルに準拠する、
前記シンクデバイスにより、かつ前記第1の通信セッションによって、前記ソースデバイスを発見させ、
前記第1の通信セッションの動作中に、前記シンクデバイスにより前記ソースデバイスと前記シンクデバイスとの間の第2の通信セッションを確立させ、ここにおいて、前記第2の通信セッションはワイヤレスディスプレイプロトコルに準拠する、
前記シンクデバイスにより前記第2の通信セッションを使用して、前記ソースデバイスからメディアデータを受信させ、
前記シンクデバイスのインターフェースに前記メディアデータをレンダリングさせる
命令を記憶したコンピュータ可読記憶媒体。

Claims (15)

  1. ソースデバイスからメディアデータを送信する方法であって、
    前記ソースデバイスにより、前記ソースデバイスと車両ヘッドユニットを備えるシンクデバイスとの間の第1の通信セッションを確立することと、ここにおいて、前記第1の通信セッションは通信プロトコルに準拠し、および第1のワイヤレスディスプレイプロトコルに準拠する第1のワイヤレスディスプレイサービスに関連する、
    前記ソースデバイスにより、かつ前記第1の通信セッションによって、前記シンクデバイスを発見することと、
    前記ソースデバイスにより、かつ前記第1の通信セッションによって、前記シンクデバイスから制御メッセージを受信することと、
    前記制御メッセージに応答して、前記ソースデバイスにより第2のワイヤレスディスプレイサービスを実行することと、
    前記第1のワイヤレスディスプレイサービスに関連する前記第1の通信セッションの動作中に、前記ソースデバイスにより前記ソースデバイスと前記シンクデバイスとの間の前記第2のワイヤレスディスプレイサービスに関する第2の通信セッションを確立することと、ここにおいて、前記第2のワイヤレスディスプレイサービスは第2のワイヤレスディスプレイプロトコルに準拠する、
    前記第2の通信セッションを使用して、メディアデータを、前記シンクデバイスのインターフェースに出力するために前記ソースデバイスから前記シンクデバイスに送信することと
    を備える方法。
  2. 前記メディアデータを、前記シンクデバイスのインターフェースに出力するために前記ソースデバイスから前記シンクデバイスに送信することは、前記メディアデータを、前記ソースデバイスから前記シンクデバイスに送信することを備え、ここにおいて、前記第2のワイヤレスディスプレイサービスは、前記ソースデバイスによって実行される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ソースデバイスから前記シンクデバイスに、実行のための1つまたは複数のアプリケーションをユーザに提示するユーザインターフェースを定義するデータを送信すること
    をさらに備え、
    ここにおいて、前記制御メッセージは、前記ユーザが実行のための前記1つまたは複数のアプリケーションのうちの第1のものを選択したことを示す、
    前記メディアデータを、前記シンクデバイスのインターフェースに出力するために前記ソースデバイスから前記シンクデバイスに送信することは、前記メディアデータを、前記制御メッセージに応答して送信することを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記車両ヘッドユニットは、前記車両ヘッドユニットを含む車両のドライバにとって実質的にアクセス可能である前部コンソールと、前記ドライバにとって実質的にアクセス不可能である後部コンソールとを備え、前記方法は、
    前記メディアデータを、前記メディアデータの特性に従って前記前部コンソールまたは前記後部コンソールのうちの1つに出力するために前記シンクデバイスに送信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記車両が動いているときに、前記メディアデータを前記後部コンソールにのみ送信することをさらに備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記シンクデバイスにリアルタイムストリーミングプロトコル(RTSP)メッセージを送ることと、ここにおいて、前記RTSPメッセージはユーザデータグラムプロトコル(UDP)ポートを識別する、
    前記識別されたUDPポートにおいて前記第2の通信セッションのためのコマンドを受信することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第2の通信セッションによって前記シンクデバイスからユーザ入力メッセージを受信することと、ここにおいて、前記ユーザ入力メッセージは、ワイヤレスディスプレイ規格に従って定義されたメッセージに少なくとも部分的に基づいており、前記メッセージがASCIIキーコードを含むか、それとも32ビットの2進キーを含むかを示すフィールドを含む、
    前記ユーザ入力メッセージに従ってメディアデータの前記送信を調節することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  8. 車両ヘッドユニットを備えるシンクデバイスによりメディアデータを受信する方法であって、
    前記シンクデバイスにより、前記シンクデバイスとソースデバイスとの間の第1の通信セッションを確立することと、ここにおいて、前記第1の通信セッションは通信プロトコルに準拠し、および第1のワイヤレスディスプレイプロトコルに準拠する第1のワイヤレスディスプレイサービスに関連する、
    前記シンクデバイスにより、かつ前記第1の通信セッションによって、前記ソースデバイスを発見することと、
    前記シンクデバイスにより、かつ前記第1の通信セッションによって、第2のワイヤレスディスプレイサービスを実行するために前記ソースデバイスへ制御メッセージを送ることと、
    前記第1のワイヤレスディスプレイサービスに関連する前記第1の通信セッションの動作中に、前記シンクデバイスにより前記ソースデバイスと前記シンクデバイスとの間の前記第2のワイヤレスディスプレイサービスに関する第2の通信セッションを確立することと、ここにおいて、前記第2のワイヤレスディスプレイサービスは第2のワイヤレスディスプレイプロトコルに準拠する、
    前記シンクデバイスにより前記第2の通信セッションを使用して、前記ソースデバイスからメディアデータを受信することと、
    前記シンクデバイスのインターフェースに前記メディアデータをレンダリングすることと
    を備える方法。
  9. 前記ソースデバイスから前記メディアデータを受信することは、前記ソースデバイスから前記メディアデータを受信することを備え、ここにおいて、前記第2のワイヤレスディスプレイサービスは、前記ソースデバイスによって実行される、請求項8に記載の方法。
  10. 前記シンクデバイスにより、かつ前記第1の通信セッションによって、実行のための1つまたは複数のアプリケーションをユーザに提示するユーザインターフェースを定義するデータを受信すること
    をさらに備え、
    ここにおいて、前記制御メッセージは、前記ユーザが実行のための前記1つまたは複数のアプリケーションのうちの第1のものを選択したことを示す、
    請求項8に記載の方法。
  11. 前記第1のワイヤレスディスプレイサービスはMirrorLinkを備える、請求項1または8に記載の方法。
  12. 前記第2のワイヤレスディスプレイサービスはWi−Fiディスプレイを備える、請求項1または8に記載の方法。
  13. ソースデバイスであって、
    車両ヘッドユニットを備えるシンクデバイスとの第1の通信セッションを確立するための手段と、ここにおいて、前記第1の通信セッションは通信プロトコルに準拠し、および第1のワイヤレスディスプレイプロトコルに準拠する第1のワイヤレスディスプレイサービスに関連する、
    前記第1の通信セッションによって、前記シンクデバイスを発見するための手段と、
    前記ソースデバイスにより、かつ前記第1の通信セッションによって、前記シンクデバイスから制御メッセージを受信するための手段と、
    前記制御メッセージに応答して、前記ソースデバイスにより第2のワイヤレスディスプレイサービスを実行するための手段と、
    前記第1のワイヤレスディスプレイサービスに関連する前記第1の通信セッションの動作中に、前記シンクデバイスとの前記第2のワイヤレスディスプレイサービスに関する第2の通信セッションを確立するための手段と、ここにおいて、前記第2のワイヤレスディスプレイサービスに関する前記第2の通信セッションは第2のワイヤレスディスプレイプロトコルに準拠する、
    前記第2の通信セッションを使用して、メディアデータを、前記シンクデバイスのインターフェースに出力するために前記シンクデバイスに送信するための手段と
    を備えるソースデバイス。
  14. シンクデバイスであって、
    ソースデバイスとの第1の通信セッションを確立するための手段と、ここにおいて、前記第1の通信セッションは通信プロトコルに準拠し、および第1のワイヤレスディスプレイプロトコルに準拠する第1のワイヤレスディスプレイサービスに関連する、
    前記第1の通信セッションによって、前記ソースデバイスを発見するための手段と、
    前記シンクデバイスにより、かつ前記第1の通信セッションによって、第2のワイヤレスディスプレイサービスを実行するために前記ソースデバイスへ制御メッセージを送るための手段と、
    前記第1のワイヤレスディスプレイサービスに関連する前記第1の通信セッションの動作中に、前記ソースデバイスとの前記第2のワイヤレスディスプレイサービスに関する第2の通信セッションを確立するための手段と、ここにおいて、前記第2のワイヤレスディスプレイサービスは第2のワイヤレスディスプレイプロトコルに準拠する、
    前記第2の通信セッションを使用して、前記ソースデバイスからメディアデータを受信するための手段と、
    インターフェースに前記メディアデータをレンダリングするための手段と
    を備えるシンクデバイス。
  15. 実行されたとき、1つまたは複数のプロセッサに、請求項1から請求項12のうちの何れか1項に記載の方法を実行させる命令を記憶したコンピュータ可読記憶媒体。
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