JP6270490B2 - タッチスイッチ装置、及び、タッチスイッチ装置に用いられる接触有無の判別方法 - Google Patents

タッチスイッチ装置、及び、タッチスイッチ装置に用いられる接触有無の判別方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6270490B2
JP6270490B2 JP2014003468A JP2014003468A JP6270490B2 JP 6270490 B2 JP6270490 B2 JP 6270490B2 JP 2014003468 A JP2014003468 A JP 2014003468A JP 2014003468 A JP2014003468 A JP 2014003468A JP 6270490 B2 JP6270490 B2 JP 6270490B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
contact position
switch
determination
switch device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014003468A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015133206A (ja
Inventor
村井 亮太
亮太 村井
正史 芦野
正史 芦野
浩一郎 本間
浩一郎 本間
森 亮二
亮二 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2014003468A priority Critical patent/JP6270490B2/ja
Publication of JP2015133206A publication Critical patent/JP2015133206A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6270490B2 publication Critical patent/JP6270490B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Description

本発明は、タッチスイッチ装置と、タッチスイッチ装置に用いられる接触有無の判別方法と、に関するものである。
従来のタッチスイッチ装置として、例えば、カバーと、アクリル・ガラス等の誘電体と、電極部と、を有するスイッチ部を、複数備えたものがある。そのようなタッチスイッチ装置では、使用者の指等がカバーに接触すると、静電結合が生じて、スイッチ部の静電容量が増加する。指等がカバーから離れると、スイッチ部の静電容量が減少する。電極部のそれぞれには、互いに異なる組合せの信号線が接続される。判別部は、複数の信号線のうちから、静電容量の増加に伴って電圧値が増加する信号線を特定し、その特定された信号線の組合せに対応するスイッチ部を、使用者等が接触しているスイッチ部であると判別する(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2013−105581号公報(段落[0010]〜段落[0046]、図1〜図5)
従来のタッチスイッチ装置では、信号線の組合せを特定することによって、スイッチ部の接触有無を判別している。そのため、例えば、スイッチ部の数量を増加させるような場合に、信号線を更に増やさなければならず、ノイズ耐力の低下、基板面積の増大、コストの増大、複数の信号線の引き回しに伴う基板配線の複雑化等が生じてしまう。つまり、従来のタッチスイッチ装置では、機能の拡張性が低いという問題点があった。
本発明は、上記のような課題を背景としてなされたものであり、機能の拡張性が向上されたタッチスイッチ装置を得るものである。また、本発明は、そのようなタッチスイッチ装置に用いられる接触有無の判別方法を得るものである。
本発明に係るタッチスイッチ装置は、複数のスイッチ部と、前記複数のスイッチ部のそれぞれにおける接触有無を判別する判別部と、を備え、前記複数のスイッチ部のそれぞれは、接触が無い状態から同一条件の接触が有る状態に変化する場合に、互いに異なる静電容量に変化し、前記判別部は、前記複数のスイッチ部の前記静電容量の和の変化に応じて、前記複数のスイッチ部のそれぞれにおける接触有無を判別するものであり、前記判別部は、前記複数のスイッチ部の接触状態の組み合わせのそれぞれに応じて定まる複数の前記静電容量の判定領域を有し、前記複数のスイッチ部の前記静電容量の和が各判定領域のうちの何れかに属する時間が、予め設定された基準時間になったとき、該和が属する前記判定領域に応じた前記複数のスイッチ部のうちの少なくとも1つに接触が有ると判別するものである。
本発明に係るタッチスイッチ装置は、複数のスイッチ部のそれぞれが、接触が無い状態から同一条件の接触が有る状態に変化する場合に、互いに異なる静電容量に変化し、判別部が、複数のスイッチ部の静電容量の和の変化に応じて、複数のスイッチ部のそれぞれにおける接触有無を判別する。そのため、例えば、スイッチ部の数量を増加させるような場合に、信号線を増やさなくてもよくなるため、機能の拡張性が向上される。
実施の形態1に係るタッチスイッチ装置の、構成を説明するための図である。 実施の形態1に係るタッチスイッチ装置の、構成を説明するための図である。 実施の形態1に係るタッチスイッチ装置の、構成を説明するための図である。 実施の形態1に係るタッチスイッチ装置の、C/V変換回路から出力される電圧値の時間変化と判別部の閾値との関係を説明するための図である。 実施の形態1に係るタッチスイッチ装置の、判別部の処理フローを説明するための図である。 実施の形態1に係るタッチスイッチ装置の、電極シートの変形例を説明するための図である。 実施の形態2に係るタッチスイッチ装置の、構成を説明するための図である。 実施の形態2に係るタッチスイッチ装置の、構成を説明するための図である。 実施の形態2に係るタッチスイッチ装置の、構成を説明するための図である。 実施の形態2に係るタッチスイッチ装置の、C/V変換回路から出力される電圧値の時間変化と判別部の閾値との関係を説明するための図である。 実施の形態2に係るタッチスイッチ装置の、判別部の処理フローを説明するための図である。
以下、本発明に係るタッチスイッチ装置について、図面を用いて説明する。
なお、以下では、本発明に係るタッチスイッチ装置が、投影型静電容量方式のタッチスイッチ装置である場合を説明しているが、そのような場合に限定されず、本発明に係るタッチスイッチ装置が、他の方式のタッチスイッチ装置であってもよい。また、以下で説明する構成、動作等は、一例であり、本発明に係るタッチスイッチ装置は、そのような構成、動作等である場合に限定されない。また、細かい構造については、適宜図示を簡略化又は省略している。また、重複する説明については、適宜簡略化又は省略している。
実施の形態1.
以下に、実施の形態1に係るタッチスイッチ装置を説明する。
<タッチスイッチ装置の構成及び動作>
以下に、実施の形態1に係るタッチスイッチ装置の構成及び動作について説明する。
図1〜図3は、実施の形態1に係るタッチスイッチ装置の、構成を説明するための図である。なお、図1は、タッチスイッチ装置1の正面図であり、図2は、タッチスイッチ装置1の図1におけるA−A線での断面図であり、図3は、タッチスイッチ装置1のブロック図である。
図1及び図2に示されるように、タッチスイッチ装置1は、指等の接触位置11A、11Bが、図形、文字等によって明示された加飾カバー11を有する。加飾カバー11は、誘電体であるアクリル樹脂12の表面側に貼り付けられる。アクリル樹脂12の裏面側には、接着剤13を介して、電極部14A、14Bが印刷された電極シート14が貼り付けられる。電極シート14は、非伝導性のシートを基材とし、その非伝導性のシートの、加飾カバー11の接触位置11A、11Bに対応する位置に、導電性の物質(例えば、銀ペースト)が印刷されることで、電極部14A、14B、信号線等が形成される。
接触位置11Aと、電極部14Aと、アクリル樹脂12の接触位置11Aと電極部14Aとの間に位置する領域と、でスイッチ部2Aが形成される。接触位置11Aに指等が接近又は接触すると、指等と電極部14Aとの間に静電結合が生じて、スイッチ部2Aの静電容量が増加する。接触位置11Bと、電極部14Bと、アクリル樹脂12の接触位置11Bと電極部14Bとの間に位置する領域と、でスイッチ部2Bが形成される。接触位置11Bに指等が接近又は接触すると、指等と電極部14Bとの間に静電結合が生じて、スイッチ部2Bの静電容量が増加する。
図3に示されるように、電極部14A、14Bは、信号線3を介して、C/V変換回路4に接続される。スイッチ部2A、2Bにおける静電容量の和の変化は、C/V変換回路4によって、電圧値の変化に変換される。C/V変換回路4の出力は、判別部5に入力される。なお、スイッチ部2A、2Bにおける静電容量の和の変化を検出できるものであれば、C/V変換回路4が、他の回路に置き換えられてもよい。
判別部5は、C/V変換回路4の出力に基づいて、スイッチ部2A、2Bのそれぞれにおける接触有無を判別して、出力する。判別部5は、例えば、マイコン、マイクロプロセッサユニット等で構成されてもよく、また、ファームウェア等の更新可能なもので構成されてもよく、また、CPU等からの指令によって実行されるプログラムモジュール等であってもよい。
例えば、接触位置11A、11Bを明示する図形、文字等は、両方とも同じ大きさである。例えば、両方とも100mmの正方形であり、人指し指で十分に覆うことができる大きさである。一方、電極部14A、14Bは、互いに異なる面積である。例えば、電極部14Aの面積は、20mmであり、電極部14Bの面積は、40mmである。また、電極部14Aと電極部14Bとは、単一の信号線3によって接続される。つまり、スイッチ部2Aとスイッチ部2Bとは、単一の信号線3によって、並列に接続される。
図4は、実施の形態1に係るタッチスイッチ装置の、C/V変換回路から出力される電圧値の時間変化と判別部の閾値との関係を説明するための図である。なお、図4では、接触位置11Aのみに指等が接触する際の電圧値をV1、接触位置11Bのみに指等が接触する際の電圧値をV2、接触位置11A及び接触位置11Bに指等が同時接触する際の電圧値をV3、で表している。
図4に示されるように、接触位置11A及び接触位置11Bの何れにも指等が接近又は接触していないときの電圧値は、約500mVである。
接触位置11A及び接触位置11Bの何れにも指等が接近又は接触していない状態から、接触位置11Aのみに徐々に指等を近づけると(図4におけるT=0秒〜約5秒)、電圧値Vは、徐々に増加する。その後、指等が接触してその状態が維持される間、つまり接触期間において(図4におけるT=約5秒〜約7秒)、電圧値Vは概ね安定する。その際の電圧値VがV1と定義される。その後、指等が離れると(図4におけるT=約7秒〜約8秒)、電圧値Vは低下する。
接触位置11A及び接触位置11Bの何れにも指等が接近又は接触していない状態から、接触位置11Bのみに徐々に指等を近づけると(図4におけるT=0秒〜約5秒)、電圧値Vは、徐々に増加する。その後、指等が接触してその状態が維持される間、つまり接触期間において(図4におけるT=約5秒〜約7秒)、電圧値Vは概ね安定する。その際の電圧値VがV2と定義される。接触位置11Bに対応する電極部14Bの面積が、接触位置11Aに対応する電極部14Aの面積と比較して大きいため、V2>V1となる。その後、指等が離れると(図4におけるT=約7秒〜約8秒)、電圧値Vは低下する。
接触位置11A及び接触位置11Bの何れにも指等が接近又は接触していない状態から、接触位置11A及び接触位置11Bの両方に徐々に指等を近づけると(図4におけるT=0秒〜約5秒)、電圧値Vは、徐々に増加する。その後、指等が接触してその状態が維持される間、つまり接触期間において(図4におけるT=約5秒〜約7秒)、電圧値Vは概ね安定する。その際の電圧値VがV3と定義される。スイッチ部2A及びスイッチ部2Bが、単一の信号線3によって並列に接続されており、電圧値V3が、スイッチ部2Aの静電容量とスイッチ部2Bの静電容量との和に相当する電圧値となるため、V3>V2>V1となる。その後、指等が離れると(図4におけるT=約7秒〜約8秒)、電圧値Vは低下する。
例えば、接触期間において(図4におけるT=約5秒〜約7秒)、電圧値V1は約1000mV、電圧値V2は約1150mV、電圧値V3は約1300mVである。そして、判別部5には、予め、閾値TH1として電圧値925mVが設定され、閾値TH2として電圧値1075mVが設定され、閾値TH3として電圧値1225mVが設定される。
判別部5は、C/V変換回路4から出力される電圧値が、閾値TH1以上で且つ閾値TH2未満(以下では、その範囲を「判定領域A」と記載する場合がある。)である場合に、接触位置11Aに接触が有ると判別する。判別部5は、C/V変換回路4から出力される電圧値が、閾値TH2以上で且つ閾値TH3未満(以下では、その範囲を「判定領域B」と記載する場合がある。)である場合に、接触位置11Bに接触が有ると判別する。判別部5は、C/V変換回路4から出力される電圧値が、閾値TH3以上(以下では、その範囲を「判定領域A+B」と記載する場合がある。)である場合に、接触位置11A及び接触位置11Bの同時接触が有ると判別する。
ここで、図4に示されるように、接触位置11A及び接触位置11Bに指等が同時接触している状態では、電圧値Vが、判定領域A+Bになる前に判定領域A及び判定領域Bになる。そのため、判別部5が、接触位置11A及び接触位置11Bに指等が同時接触しているにも関わらず、接触位置11Aに指等が接触している、又は、接触位置11Bに指等が接触していると誤って判別してしまう。また、接触位置11Bに指等が接触している状態では、電圧値Vが、判定領域Bになる前に判定領域Aになる。そのため、判別部5が、接触位置11Bに指等が接触しているにも関わらず、接触位置11Aに指等が接触していると誤って判別してしまう。
そこで、判別部5は、特に、電圧値Vが、判定領域A及び判定領域Bに属する場合には、予め設定された基準時間だけその領域に属するか否かを判別し、属すると判別される場合のみ、接触位置11Aに指等が接触している、又は、接触位置11Bに指等が接触していると判別する。
例えば、その基準時間は、500msに設定される。図4に示されるように、接触位置11A及び接触位置11Bに指等が同時接触している場合には、電圧値Vが判定領域Aに属する期間は最大で約70msであり、電圧値Vが判定領域Bに属する期間は最大で約100msである。そのため、そのような基準時間に設定されることで、判別部5が、接触位置11A及び接触位置11Bに指等が同時接触しているにも関わらず、接触位置11Aに指等が接触している、又は、接触位置11Bに指等が接触していると誤って判別してしまうことが抑制される。
また、同様に、接触位置11Bに指等が接触している場合においても、そのような基準時間に設定されることで、判別部5が誤って判別してしまうことが抑制される。
なお、予め設定された基準時間だけその領域に属するか否かを判別する方法以外の方法によって、誤って判別してしまうことが抑制されてもよい。例えば、判別部5が、電圧値Vを予め設定された時間間隔で取得し、予め設定された基準回数だけその領域に属するか否かを判別してもよい。また、判別部5が、電圧値Vを移動平均処理し、その微分値が予め設定された基準値と比較して小さいか否かを判別してもよい。つまり、判別部5が、C/V変換回路4から出力される電圧値、つまり、スイッチ部2A、2Bの静電容量の和に相当する値が、異なる判定領域に変化する場合に、スイッチ部2A、2Bの接触有無を判別しなければよい。
<判別部の動作>
以下に、実施の形態1に係るタッチスイッチ装置の判別部の動作について説明する。
図5は、実施の形態1に係るタッチスイッチ装置の、判別部の処理フローを説明するための図である。
図5に示されるように、判別部5は、S101において、C/V変換回路4から出力される電圧値Vを取得する。
判別部5は、S102において、電圧値Vが、閾値TH1以上で且つ閾値TH2未満であるか否か、つまり判定領域Aに属するか否かを判定し、属する場合はS103に進み、属さない場合はS105に進む。判別部5は、S103において、電圧値Vが判定領域Aに属する連続時間が、予め設定された基準時間と比較して長いか否かを判定し、長い場合はS104に進み、長くない場合はS101に戻る。判別部5は、S104において、接触位置11Aに接触が有ると判別して出力し、S101に戻る。
判別部5は、S105において、電圧値Vが、閾値TH2以上で且つ閾値TH3未満であるか否か、つまり判定領域Bに属するか否かを判定し、属する場合はS106に進み、属さない場合はS108に進む。判別部5は、S106において、電圧値Vが判定領域Bに属する連続時間が、予め設定された基準時間と比較して長いか否かを判定し、長い場合はS107に進み、長くない場合はS101に戻る。判別部5は、S107において、接触位置11Bに接触が有ると判別して出力し、S101に戻る。
判別部5は、S108において、電圧値Vが、閾値TH3以上であるか否か、つまり判定領域A+Bに属するか否かを判定し、属する場合はS109に進み、属さない場合はS101に戻る。判別部5は、S109において、接触位置11A及び接触位置11Bの同時接触が有ると判別して出力し、S101に戻る。
<タッチスイッチ装置の作用>
実施の形態1に係るタッチスイッチ装置の作用について説明する。
タッチスイッチ装置1では、スイッチ部2A、2Bのそれぞれが、異なる面積の電極部14A、14Bを有する、つまり、接触が無い状態から同一条件の接触が有る状態に変化する場合に、互いに異なる静電容量に変化する。そして、判別部5が、スイッチ部2A、2Bの静電容量の和の変化に応じて、スイッチ部2A、2Bのそれぞれにおける接触有無を判別する。そのため、接触位置11Aの接触有無と、接触位置11Bの接触有無と、接触位置11A及び接触位置11Bの同時接触の有無と、の判別を、単一の信号線3で、つまり、信号線3を増やさなくても実現できるため、ノイズ耐力の低下、基板面積の増大、コストの増大、複数の信号線の引き回しに伴う基板配線の複雑化等が生じてしまうことが抑制される。
なお、タッチスイッチ装置1では、スイッチ部2A、2Bのそれぞれが、異なる面積の電極部14A、14Bを有しているが、そのような場合に限定されず、スイッチ部2A、2Bの静電容量に差を与えることができるのであれば、他の形態であってもよい。例えば、接触位置11Aと電極部14Aとの間の間隔と、接触位置11Bと電極部14Bとの間の間隔と、を異ならせて、スイッチ部2A、2Bの静電容量に差を与えてもよく、また、接触位置11Aと電極部14Aとの間に介在する誘電体の誘電率と、接触位置11Bと電極部14Bとの間に介在する誘電体の誘電率と、を異ならせて、スイッチ部2A、2Bの静電容量に差を与えてもよい。電極部14Aの面積と、電極部14Bの面積と、を異ならせて、スイッチ部2A、2Bの静電容量に差を与える場合には、電極シート14に電極パターンを転写するためのマスク部材等の形状を変更するのみでよいため、製造コスト等が増加してしまうことが抑制される。
図6は、実施の形態1に係るタッチスイッチ装置の、電極シートの変形例を説明するための図である。
また、タッチスイッチ装置1では、電極部14Aの大きさと、電極部14Bの大きさと、を異ならせて、電極部14Aの面積と、電極部14Bの面積と、を異ならせているが、そのような場合に限定されない。例えば、図6に示されるように、電極部14Aの大きさが、電極部14Bの大きさと等しく、且つ、電極部14Aの形状のみが、メッシュ状であるような場合でも、電極部14Aの面積と、電極部14Bの面積と、を異ならせることができる。また、電極部14A及び電極部14Bの形状が、メッシュ状であり、且つ、導電性の物質の占有率が互いに異なるような場合でも、電極部14Aの面積と、電極部14Bの面積と、を異ならせることができる。
実施の形態2.
以下、実施の形態2に係るタッチスイッチ装置について説明する。
なお、実施の形態1に係るタッチスイッチ装置と重複する説明は、適宜簡略化又は省略している。
<タッチスイッチ装置の構成及び動作>
以下に、実施の形態2に係るタッチスイッチ装置の構成及び動作について説明する。
図7〜図9は、実施の形態2に係るタッチスイッチ装置の、構成を説明するための図である。なお、図7は、タッチスイッチ装置1の正面図であり、図8は、タッチスイッチ装置1の図7におけるB−B線での断面図であり、図9は、タッチスイッチ装置1のブロック図である。
図7及び図8に示されるように、タッチスイッチ装置1は、指等の接触位置11A、11B、11Cが、図形、文字等によって明示された加飾カバー11を有する。アクリル樹脂12の裏面側には、接着剤13を介して、電極部14A、14B、14Cが印刷された電極シート14が貼り付けられる。
接触位置11Cと、電極部14Cと、アクリル樹脂12の接触位置11Cと電極部14Cとの間に位置する領域と、でスイッチ部2Cが形成される。接触位置11Cに指等が接近又は接触すると、指等と電極部14Cとの間に静電結合が生じて、スイッチ部2Cの静電容量が増加する。
図9に示されるように、電極部14A、14B、14Cは、信号線3を介して、C/V変換回路4に接続される。スイッチ部2A、2B、2Cにおける静電容量の和の変化は、C/V変換回路4によって、電圧値の変化に変換される。なお、スイッチ部2A、2B、2Cにおける静電容量の和の変化を検出できるものであれば、C/V変換回路4が、他の回路に置き換えられてもよい。
判別部5は、C/V変換回路4の出力に基づいて、スイッチ部2A、2B、2Cのそれぞれにおける接触有無を判別して、出力する。
例えば、接触位置11A、11B、11Cを明示する図形、文字等は、いずれも同じ大きさである。例えば、いずれも100mmの正方形であり、人指し指で十分に覆うことができる大きさである。一方、電極部14A、14B、14Cは、互いに異なる面積である。例えば、電極部14Aの面積は、20mmであり、電極部14Bの面積は、40mmであり、電極部14Cの面積は、80mmである。つまり、電極部14A、14B、14Cのうちの2つの電極部の面積の和は、残りの電極部の面積と異なる。また、電極部14Aと電極部14Bと電極部14Cは、単一の信号線3によって接続される。つまり、スイッチ部2Aとスイッチ部2Bとスイッチ部2Cとは、単一の信号線3によって、並列に接続される。
図10は、実施の形態2に係るタッチスイッチ装置の、C/V変換回路から出力される電圧値の時間変化と判別部の閾値との関係を説明するための図である。なお、図10では、接触位置11Cのみに指等が接触する際の電圧値をV4、接触位置11A及び接触位置11Cに指等が同時接触する際の電圧値をV5、接触位置11B及び接触位置11Cに指等が同時接触する際の電圧値をV6、で表している。
接触位置11A、接触位置11B及び接触位置11Cの何れにも指等が接近又は接触していない状態から、接触位置11Cのみに徐々に指等を近づけると(図10におけるT=0秒〜約5秒)、電圧値Vは、徐々に増加する。その後、指等が接触してその状態が維持される間、つまり接触期間において(図10におけるT=約5秒〜約7秒)、電圧値Vは概ね安定する。その際の電圧値VがV4と定義される。接触位置11Cに対応する電極部14Cの面積が、接触位置11Aに対応する電極部14Aの面積と、接触位置11Bに対応する電極部14Bの面積と、の和と比較して大きいため、V4>V3となる。その後、指等が離れると(図10におけるT=約7秒〜約8秒)、電圧値Vは低下する。
接触位置11A、接触位置11B及び接触位置11Cの何れにも指等が接近又は接触していない状態から、接触位置11A及び接触位置11Cの両方に徐々に指等を近づけると(図10におけるT=0秒〜約5秒)、電圧値Vは、徐々に増加する。その後、指等が接触してその状態が維持される間、つまり接触期間において(図10におけるT=約5秒〜約7秒)、電圧値Vは概ね安定する。その際の電圧値VがV5と定義される。スイッチ部2A及びスイッチ部2Cが、単一の信号線3によって並列に接続されており、電圧値V5が、スイッチ部2Aの静電容量とスイッチ部2Cの静電容量との和に相当する電圧値となるため、V5>V4>V1となる。その後、指等が離れると(図10におけるT=約7秒〜約8秒)、電圧値Vは低下する。
接触位置11A、接触位置11B及び接触位置11Cの何れにも指等が接近又は接触していない状態から、接触位置11B及び接触位置11Cの両方に徐々に指等を近づけると(図10におけるT=0秒〜約5秒)、電圧値Vは、徐々に増加する。その後、指等が接触してその状態が維持される間、つまり接触期間において(図10におけるT=約5秒〜約7秒)、電圧値Vは概ね安定する。その際の電圧値VがV6と定義される。スイッチ部2B及びスイッチ部2Cが、単一の信号線3によって並列に接続されており、電圧値V6が、スイッチ部2Bの静電容量とスイッチ部2Cの静電容量との和に相当する電圧値となるため、V6>V4>V2となる。また、接触位置11Bに対応する電極部14Bの面積が、接触位置11Aに対応する電極部14Aの面積と比較して大きいため、V6>V5となる。その後、指等が離れると(図10におけるT=約7秒〜約8秒)、電圧値Vは低下する。
例えば、接触期間において(図10におけるT=約5秒〜約7秒)、電圧値V4は約1450mV、電圧値V5は約1600mV、電圧値V6は約1800mVである。そして、判別部5には、予め、閾値TH4として電圧値1375mVが設定され、閾値TH5として電圧値1525mVが設定され、閾値TH6として電圧値1675mVが設定される。
判別部5は、C/V変換回路4から出力される電圧値が、閾値TH3以上で且つ閾値TH4未満(以下では、その範囲を「判定領域A+B」と記載する場合がある。)である場合に、接触位置11A及び接触位置11Bの同時接触が有ると判別する。判別部5は、C/V変換回路4から出力される電圧値が、閾値TH4以上で且つ閾値TH5未満(以下では、その範囲を「判定領域C」と記載する場合がある。)である場合に、接触位置11Cに接触が有ると判別する。判別部5は、C/V変換回路4から出力される電圧値が、閾値TH5以上で且つ閾値TH6未満(以下では、その範囲を「判定領域A+C」と記載する場合がある。)である場合に、接触位置11A及び接触位置11Cの同時接触が有ると判別する。判別部5は、C/V変換回路4から出力される電圧値が、閾値TH6以上(以下では、その範囲を「判定領域B+C」と記載する場合がある。)である場合に、接触位置11B及び接触位置11Cの同時接触が有ると判別する。
判別部5は、特に、電圧値Vが、判定領域A、判定領域B、判定領域A+B、判定領域C、及び、判定領域A+Cに属する場合には、予め設定された基準時間だけその領域に属するか否かを判別し、属すると判別される場合のみ、接触位置11Aに指等が接触している、接触位置11Bに指等が接触している、接触位置11A及び接触位置11Bに同時に指等が接触している、接触位置11Cに指等が接触している、又は、接触位置11A及び接触位置11Cに同時に指等が接触している、と判別する。
例えば、その基準時間は、500msに設定される。図10に示されるように、接触位置11B及び接触位置11Cに指等が同時接触している場合には、電圧値Vが判定領域Aに属する期間は最大で約80msであり、電圧値Vが判定領域Bに属する期間は最大で約100msであり、電圧値Vが判定領域A+Bに属する期間は最大で約90msであり、電圧値Vが判定領域Cに属する期間は最大で約100msであり、電圧値Vが判定領域A+Cに属する期間は最大で約150msである。そのため、そのような基準時間に設定されることで、判別部5が、接触位置11B及び接触位置11Cに指等が同時接触しているにも関わらず、接触位置11Aに指等が接触している、接触位置11Bに指等が接触している、接触位置11A及び接触位置11Bに同時に指等が接触している、接触位置11Cに指等が接触している、又は、接触位置11A及び接触位置11Cに同時に指等が接触している、と誤って判別してしまうことが抑制される。
また、同様に、接触位置11A及び接触位置11Cに指等が同時接触している場合、接触位置11Cに指等が接触している場合、接触位置11A及び接触位置11Bに指等が同時接触している場合、及び、接触位置11Bに指等が接触している場合においても、そのような基準時間に設定されることで、判別部5が誤って判別してしまうことが抑制される。
<判別部の動作>
以下に、実施の形態2に係るタッチスイッチ装置の判別部の動作について説明する。
図11は、実施の形態2に係るタッチスイッチ装置の、判別部の処理フローを説明するための図である。
図11に示されるように、判別部5は、S208において、電圧値Vが、閾値TH3以上で且つ閾値TH4未満であるか否か、つまり判定領域A+Bに属するか否かを判定し、属する場合はS209に進み、属さない場合はS211に進む。判別部5は、S209において、電圧値Vが判定領域A+Bに属する連続時間が、予め設定された基準時間と比較して長いか否かを判定し、長い場合はS210に進み、長くない場合はS201に戻る。判別部5は、S210において、接触位置11A及び接触位置11Bの同時接触が有ると判別して出力し、S201に戻る。
判別部5は、S211において、電圧値Vが、閾値TH4以上で且つ閾値TH5未満であるか否か、つまり判定領域Cに属するか否かを判定し、属する場合はS212に進み、属さない場合はS214に進む。判別部5は、S212において、電圧値Vが判定領域Cに属する連続時間が、予め設定された基準時間と比較して長いか否かを判定し、長い場合はS213に進み、長くない場合はS201に戻る。判別部5は、S213において、接触位置11Cに接触が有ると判別して出力し、S201に戻る。
判別部5は、S214において、電圧値Vが、閾値TH5以上で且つ閾値TH6未満であるか否か、つまり判定領域A+Cに属するか否かを判定し、属する場合はS215に進み、属さない場合はS217に進む。判別部5は、S215において、電圧値Vが判定領域A+Cに属する連続時間が、予め設定された基準時間と比較して長いか否かを判定し、長い場合はS216に進み、長くない場合はS201に戻る。判別部5は、S216において、接触位置11A及び接触位置11Cの同時接触が有ると判別して出力し、S201に戻る。
判別部5は、S217において、電圧値Vが、閾値TH6以上であるか否か、つまり判定領域B+Cに属するか否かを判定し、属する場合はS218に進み、属さない場合はS201に戻る。判別部5は、S218において、接触位置11B及び接触位置11Cの同時接触が有ると判別して出力し、S201に戻る。
<タッチスイッチ装置の作用>
実施の形態2に係るタッチスイッチ装置の作用について説明する。
タッチスイッチ装置1では、スイッチ部が3つであるにも関わらず、電極部14A、14B、14Cの面積を互いに異ならせることで、単一の信号線3で、つまり、信号線3を増やさずに、スイッチ部2A、2B、2Cのそれぞれの接触有無の判別を実現している。つまり、タッチスイッチ装置1では、スイッチ部の電極部の面積を互いに異ならせることによって、信号線3の増加を抑制しつつ、スイッチ部の数量を際限なく(つまり3つ以上に)増やすことが可能であるため、従来のタッチスイッチ装置と比較して、機能の拡張性が向上される。
なお、信号線3は、必ずしも単一である必要はない。例えば、スイッチ部の数量を大幅に増やす場合等では、従来のタッチスイッチ装置のように、信号線3が、複数であってもよく、また、各スイッチ部が、互いに異なる信号線3に接続された複数の電極部を有してもよい。つまり、タッチスイッチ装置1は、複数のスイッチ部の静電容量の和の変化に応じて、複数のスイッチ部のそれぞれにおける接触有無を判別することと、信号線の組合せを特定することによって、複数のスイッチ部のそれぞれにおける接触有無を判別することと、を両用したものであってもよい。
以上、実施の形態1及び実施の形態2について説明したが、本発明は各実施の形態の説明に限定されない。例えば、実施の形態の全て又は一部を組み合わせることも可能である。
1 タッチスイッチ装置、2A、2B、2C スイッチ部、3 信号線、4 C/V変換回路、5 判別部、11 加飾カバー、11A、11B、11C 接触位置、12 アクリル樹脂、13 接着剤、14 電極シート、14A、14B、14C 電極部。

Claims (5)

  1. 複数のスイッチ部と、
    前記複数のスイッチ部のそれぞれにおける接触有無を判別する判別部と、
    を備え、
    前記複数のスイッチ部のそれぞれは、接触が無い状態から同一条件の接触が有る状態に変化する場合に、互いに異なる静電容量に変化し、
    前記判別部は、前記複数のスイッチ部の前記静電容量の和の変化に応じて、前記複数のスイッチ部のそれぞれにおける接触有無を判別するものであり
    前記判別部は、
    前記複数のスイッチ部の接触状態の組み合わせのそれぞれに応じて定まる複数の前記静電容量の判定領域を有し、
    前記複数のスイッチ部の前記静電容量の和が各判定領域のうちの何れかに属する時間が、予め設定された基準時間になったとき、該和が属する前記判定領域に応じた前記複数のスイッチ部のうちの少なくとも1つに接触が有ると判別する、
    ことを特徴とするタッチスイッチ装置。
  2. 前記複数のスイッチ部のそれぞれは、互いに異なる面積の電極部を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のタッチスイッチ装置。
  3. 複数の前記電極部は、単一の信号線で接続された、
    ことを特徴とする請求項2に記載のタッチスイッチ装置。
  4. 前記判別部は、前記複数のスイッチ部の前記静電容量の和の変化に応じて、前記複数のスイッチ部のうちの少なくとも2つのスイッチ部の、同時接触の有無を判別する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のタッチスイッチ装置。
  5. 接触が無い状態から同一条件の接触が有る状態に変化する場合に、互いに異なる静電容量に変化する複数のスイッチ部を備え、前記複数のスイッチ部の接触状態の組み合わせのそれぞれに応じて定まる複数の前記静電容量の判定領域を有するタッチスイッチ装置に用いられる、接触有無の判別方法であって、
    前記複数のスイッチ部の前記静電容量の和が各判定領域のうちの何れかに属する時間が、予め設定された基準時間になったとき、該和が属する前記判定領域に応じた前記複数のスイッチ部のうちの少なくとも1つに接触が有ると判別する、
    ことを特徴とする接触有無の判別方法。
JP2014003468A 2014-01-10 2014-01-10 タッチスイッチ装置、及び、タッチスイッチ装置に用いられる接触有無の判別方法 Active JP6270490B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014003468A JP6270490B2 (ja) 2014-01-10 2014-01-10 タッチスイッチ装置、及び、タッチスイッチ装置に用いられる接触有無の判別方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014003468A JP6270490B2 (ja) 2014-01-10 2014-01-10 タッチスイッチ装置、及び、タッチスイッチ装置に用いられる接触有無の判別方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015133206A JP2015133206A (ja) 2015-07-23
JP6270490B2 true JP6270490B2 (ja) 2018-01-31

Family

ID=53900269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014003468A Active JP6270490B2 (ja) 2014-01-10 2014-01-10 タッチスイッチ装置、及び、タッチスイッチ装置に用いられる接触有無の判別方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6270490B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6449832B2 (ja) * 2016-10-28 2019-01-09 本田技研工業株式会社 ステアリングホイールユニット
JP6857824B2 (ja) 2017-03-31 2021-04-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 スイッチ装置及び電子機器
WO2018179481A1 (ja) * 2017-03-31 2018-10-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 スイッチ装置及び電子機器
JP6876815B2 (ja) * 2017-09-29 2021-05-26 アルプスアルパイン株式会社 操作入力装置及びドアハンドル

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3894078B2 (ja) * 2002-09-13 2007-03-14 松下電器産業株式会社 電磁調理器
JP4096818B2 (ja) * 2003-06-09 2008-06-04 松下電器産業株式会社 電磁調理器
JP2009238701A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Toto Ltd タッチスイッチ検出装置及びそれを用いた給水装置
JP2009258946A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 静電容量式タッチセンサ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015133206A (ja) 2015-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6270490B2 (ja) タッチスイッチ装置、及び、タッチスイッチ装置に用いられる接触有無の判別方法
JP4554651B2 (ja) タッチパネル入力装置
CN105468199B (zh) 一种具有压力感测的面板
US20150042607A1 (en) Touch detection circuit, touch detection method, and electronic apparatus
KR101444548B1 (ko) 터치 감지 방법 및 터치 감지 장치
CN105730320B (zh) 开关装置
JP5958974B2 (ja) タッチパッド入力装置およびタッチパッド制御プログラム
EP2336865A2 (en) Touch panel and coordinate detection method in touch panel
JP2016006609A (ja) 電子機器
US20140375599A1 (en) Touch input system and method
JP2018525708A (ja) 改良されたタッチデコーディングおよびジェスチャデコーディングのためのセンサ設計
JP6119482B2 (ja) タッチセンサ
JP2011237902A (ja) 複数の検出機能を有する静電容量検出回路
KR20150006681A (ko) 원격제스처 인식이 가능한 터치스크린 및 이의 제어방법
US20150070299A1 (en) Touch sensor to recognize gesture and method of controlling the same
KR101327888B1 (ko) 터치 패널 시스템의 믹서 회로 및 방법
JPWO2012111227A1 (ja) タッチ式入力装置、電子機器および入力方法
US9552116B2 (en) Touch apparatus
KR20150103455A (ko) 터치스크린 장치 및 터치 감지 방법
KR20140133274A (ko) 터치 감지 장치 및 터치 감지 방법
JP6255321B2 (ja) 情報処理装置とその指先操作識別方法並びにプログラム
CN105739766A (zh) 一种触控显示装置及基于其的异物检测方法、电子终端
JP2017142644A (ja) 静電入力装置、静電入力装置用プログラム
KR20160022620A (ko) 터치 패널
US10013071B2 (en) Three-dimensional gesture sensing method and touch sensing device using the same

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160722

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170613

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170808

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6270490

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250