JP6268381B1 - 高感度虚実判別棒及び鍼灸治療点探査経絡番地図 - Google Patents

高感度虚実判別棒及び鍼灸治療点探査経絡番地図 Download PDF

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Abstract

【課題】鍼灸治療は一般的に脉診が難しく、治療点探査は長年の経験によるところが大きい。このため、脉診で体の患部や経穴(ツボ)などの虚実を高感度に判別でき、さらに治療点探査の法則を構築するのが課題である。【解決手段】独自に製作した全身の鍼灸治療点探査経絡番地図は、手群、足群、体幹群の大ブロックに分けており、各々さらに下腿、大腿、前腕、上腕、背、腹など左右合計44個の小ブロックに分割している。各小ブロックは5×5のマスの番地を設定し、足群、手群での各小ブロックで一番虚実の強いところと相対する体幹群の該当小ブロックの番地と比較して治療点を導くウエーブ探査法則を構成し、標準単極電位値の異なる金属を最適な量、個数で最適な離間を取った配置で取り付けた高感度虚実判別棒1を用いた脉診によりこの探査法則に基づいて治療点探査を容易に行えることを実現した。【選択図】図1

Description

本発明は、鍼灸において体表の各部の虚実を判別する両端に標準単極電位値の異なる単体及び複数の金属を離間して配置固着した高感度虚実判別棒と、治療点探査を容易にする独自の治療点探査ウエーブ法則を反映した治療点探査経絡番地図に関するものである。
鍼灸治療はその施術方式、鍼灸師の技術力によっては、筋肉・関節痛疾患だけでなく、精神疾患、内臓疾患など幅広い疾患に対応できる場合がある。特に脉診を行う鍼灸経絡治療は、幅広い病症に対応が可能で、西洋医学では対応できない疾患にも適応できる場合があり、しかも副作用の少ない貴重な方法である。自然治癒力を向上させることができるところに特徴があり、薬が効きにくい病症対応にもその価値がある。
しかしながら、鍼灸経絡治療での脉診などにより治療点を探査するのはかなり高いレベルの技術力が必要で、鍼灸師にある程度才能がある上で、長年の修行を要するのが実態であり、鍼灸師の中でそのレベルに達することのできるのは鍼灸師全体から見ればまだまだ少ないというのが欠点である。それは脉診などの感度がデリケートでわかりにくく、定量的判断基準や治療点を探査する法則のようなものが少ないからではないかと思われる。
一般的な鍼灸経絡治療の脉診の仕方の詳細は既存の専門書で確認できるが、患者の左右両手首の脉を診るのに、まず六祖脉(脉状診)という脉の3項目である浮脉か沈脉、数脉か遅脉、実脉か虚脉を各々判別する。
次に六部定位脉診(比較脈診)と言われるものを行う。患者の左右の手首の各々3か所の脉を診て、沈脉側にある陰経、浮脉側にある陽経を各々判断していく。それをもとに治療点を探査していくが、判定項目が多く、探査法則も明確でないため、多くの経験が必要であるというのが欠点である。
一般的に鍼灸経絡治療において脉診は体調の微妙な変化をみつけ出すことができるが、かなり熟練しなければ脉診だけでは難しく、舌の色、形などを見る舌診、腹の色、艶、などを合わせて診る腹診、その他体の部位の圧痛を診るなど四診と言われるものを併用して判断する場合が多い。しかしながらこれだけ種類の要素を取捨選択して判断するには年月がかかるという問題があった。
この改善策として、例えば非特許文献として宮脇和登著「よくわかる奇経治療」にあるような生体電流、生体イオンを利用した奇経治療など治療点探査道具のテスターを用いた方式もあり、中国で約2千年前に考えられた奇経を日本で具体的実用化開発した技術として、身近に使えるようになり、救急性療法、本治法の補助療法として貢献度が高いが、正経に気血があふれたときに奇経でこれを調整する特殊なもので、治療点を2点対で決める必要があり、どちらが主穴か含めて2点の目見当をつけるのに腹診を行い、圧痛があることが必要とか、治療点探査には各種条件を満足しなければならなく、対象範囲が限定される(かなり広い範囲が可能であるが)という課題がある。
次に「特開2009−72579号公報」に開示されているように、全身の経絡図は古来の一般的なものを応用したものは存在するが、経脈の線上の経穴をデータベースによりコンピュータなどを用いて探すもので、実際にはそのような入力したりする時間的余裕はないという課題があると思われる。また点としての治療点探査が中心であり、ブロックごとに足や手と同じマスとしての番地を付けたような関連性はなく、またどのようにしてその治療点を探すかの虚実を判定しながらの治療点探査法則が明確ではないというのが課題と思われる。
特開2009−72579号公報
宮脇和登著「よくわかる奇経治療」谷口書店1994年
解決しようとする一つ目の問題点は脉診などで体の各箇所での虚実判別がつきにくいことである。
二つ目の問題点は、どこを治療点とするかの手順、基準など確立された法則が少ないことである。
三つ目の問題点は、治療点が正確でなければ効果が少ないこと、その治療点位置確定の微調整には熟練技術が必要なことである。
四つ目の問題点は、全身経絡図は三次元で鍼灸施術点、領域を見やすくした図が少ないことである。
これらの問題点を解決することを課題とする。
体表の各部、各経絡の虚実判別を感度良くおこなう独自の高感度虚実判別棒を用いた脉診で、独自の治療点探査の法則を反映した治療点探査経絡番地図に基づいて治療点を探査することを最も主要な特徴とする。脉診は両手脉診ではなく、該高感度虚実判別棒を用いることで片手脉診が可能となる。しかも寸口、関上、尺中の3点別々の判別ではなく、3点一括脈診で良くなり、シンプルになることを特徴とする。
高感度虚実判別棒を用いることで、体調不良や疾患による体の生体電流のバランスの乱れによる体の虚実の変動を把握でき、治療点探査も鍼灸治療点探査経絡番地図上の各ブロックに対する治療点探査ウエーブ法則に基づいた手順で虚実を比較しながら行うことができるので、一般的の複雑な両手脉診で苦労しなくても、割合容易に治療点を探査でき、幅広い疾患に対してかなり精度の高い治療点を探査できるだけでなく、施術後の虚実の改善が充分か、又は施術不足かの確認も簡単にでき、熟練者でなくてもこれまでよりも短期間で施術修得ができるという効果がある。また、片手脉診が可能となるので、片手の震えなどの患者で従来の両手脉診では困難なものでも診られるという効果がある。これらにより、まず日本国内の鍼灸の普及がはかれ、日本の医療費増大という大きな問題の解決方法の一助として効果が見込める。
本発明の高感度虚実判別棒の外観図 図1のX部の拡大図 従来からある市販の鉄粒シールの外観図(2枚で2粒使用の例) 本発明の高感度虚実判別棒を用いて治療点探査を行っていることを示した図 同高感度虚実判別棒を用いた足の経絡ラインの導き出し方を示した図 足背の経脈(K)ラインを示した図 足背の絡脈(L)ラインを示した図 足背の経絡ラインと経脈(K)優先番地の例示図 足の経絡ラインと絡脈(L)優先番地の例示図 本発明の陰経の全身治療点探査経絡番地図の手群、足群、体幹群分類図 本発明の同陽経の全身治療点探査経絡番地図の手群、足群、体幹群分類図 手背の経絡ラインと経脈(K)優先番地の例示図 手背の経絡ラインと絡脈(L)優先番地の例示図 体幹の背の経絡ラインと経脈(K)優先番地の例示図 体幹の背の経絡ラインと絡脈(L)優先番地の例示図 陰経の全身治療点探査経絡番地図に経脈(K)、絡脈(L)の優先番地方向を示した図 陽経の全身治療点探査経絡番地図に経脈(K)、絡脈(L)の優先番地方向を示した図 経脈(K)優先の足背3−1Kを起点とした治療点探査のウエーブ方式を示した関係図 絡脈(L)優先の足背1−3Lを起点とした治療点探査のウエーブ方式を示した関係図 足背で胆経K3方向で脉の最も強い番地の探査方法を示した図 図20で探査番地が、経脈(K)方向の番地か絡脈(L)方向の番地かを比較した図 図21の次の手順で、足背3−1Kと下腿3−1Kとの脉の強さを比較した図 図22の次の手順で、足背3−1Kと大腿3−1Kとの脉の強さを比較した図 図23の結果の治療点背3−1Kの取穴した図 実の治療点に対する鍼施術例示図 虚の治療点に対する棒灸施術例示図
以下、本発明の実施の形態について図面に基づき詳述する。
図1は、高感度虚実判別棒1であり、丸棒形状をしている。該高感度虚実判別棒1の一端は平面形状をしており、銅粒を固着している銅粒側2であり、他端は平面形状をしており、亜鉛粒4を固着している亜鉛粒側3である。該高感度虚実判別棒1は木材や樹脂等の非伝導性材料を使用することで1本の棒で2種類の標準単極電位値の異なる金属粒を電気的に分離して使いこなすことができる。
図2は、前記亜鉛粒側3の拡大図であり、本実施例では前記亜鉛粒4を円形状の平面の外周近傍に等間隔に4個固着しているが、丸棒は角棒でも可能であり、個数、間隔もこれに限定するものではないが虚実を高感度で判別するためには適切な個数、離間が必要になる。尚、前記銅粒側2には、実施例として円形状の平面の中心部に銅粒を1個固着している(図示せず)。ちなみに該銅粒、該亜鉛粒3を1個ずつの組み合わせでは必要な感度が出ない。
図3は、市販の粘着性の鉄粒シール5であり、1個の鉄粒6を該鉄粒シール5の中心部に固着している。該鉄粒シール5を2枚被験者(患者)の体に貼付し、別な部位に前記高感度虚実判別棒1のどちらかの端面を接触させると、被験者(患者)の脉の強さが変化することにより相対的に虚か実かの判別が感度良く求めることができる。
人体の体表には生体電流が流れていると言われている。東洋医学的に痛み、熱、腫れなどの部位、症状を実症状「実」と表し、プラス電位になっていて、弱り、冷え、痺れ、へこみなどの部位、症状を虚症状「虚」と表し、マイナス電位になっていると言われている。
本願出願人は前記体表の実部に該高感度虚実判別棒1の前記銅粒側2(標準単極電位値がプラス)を接触させたり、虚部に前記亜鉛粒側3(標準単極電位値がマイナス)を当てると、脉が強まることを見いだした。また、健康部に2枚の該鉄粒シール5(標準単極電位値が銅と亜鉛のほぼ中間電位)を配置し、実部に該銅粒側2、又は虚部に該亜鉛粒側3を当てた時も各々脉が強くなることを見いだした。これらの3種類の金属を利用することで、体表の各部、各経絡の相対的生体電流の向きと大きさの違いを把握することにより、虚実の相違を高感度で判別できることを見いだした。また、生体電流の向きが両方混在する(虚実共にある)部位も存在することが分かった。
棒の両端に各々銅粒、亜鉛粒を配置している市販品は存在するが、使用目的が異なり、任意の箇所の虚実判別を行うには感度不足で使用できない。そこで、虚実判別感度を高めるために、該高感度虚実判別棒1の該亜鉛粒側3の該亜鉛粒4を複数個(実施例では4個)適切に(実施例では均等に)離間配置することで、虚実判別感度が高くなることを見いだした。該高感度虚実判別棒1で治療点を探査した後、治療点の正確な位置の微調整や、最も虚実反応の強い箇所を探査することも容易に行えるものである。
図4は、被験者(患者)の右手中指の指先付近に2枚の前記鉄粒シール5を貼付し、前記高感度虚実判別棒1を使用して、治療点を探査する方法を例示した図である。該高感度虚実判別棒1を片手で持ち、前記亜鉛粒側3を前腕の肘近傍に接触させ、もう一方の手で被験者(患者)の手首付近の脉を見る。その脉が強くなれば前腕の方が右手中指の指先より相対的に虚であると判別する。また、前記銅粒側2を前腕の肘近傍に接触させ、被験者(患者)の脉が強くなれば、前腕の肘近傍の方が右手中指の指先よりも相対的に実であると判別する。
上述したように、被験者(患者)の体表のどこが最も虚か実かを感度良く判別することができるものである。
また、各経絡の虚実の強さの順を二つずつ比較していくことにより、すべての経絡の虚実の強さの順を判定することもでき、施術箇所の優先度の参考になる。
このように実施例では前記銅粒、前記鉄粒6、前記亜鉛粒3の3種類の標準単極電位値の異なる金属を組み合わせて使用しているが、標準単極電位値の適切な差のある異なる金属であれば、適切な個数、離間配置による組み合わせであれば使用可能であり、使用する金属は上記金属に限定するものではない。実施例では入手しやすい3種類の金属粒を採用した。
次に、前記高感度虚実判別棒1を使用して、本発明の鍼灸治療点探査経絡図の基礎となる各部の経絡図の作成方法について説明する。図5は、足背(足の甲)小ブロック7の経絡図の作成方法を示した図である。親指の先端近傍に前記鉄粒シール5を1枚貼付し、該高感度虚実判別棒1の前記銅粒側2を接触させていくと、脉が強まる箇所があり、この反応点を縦方向、横方向に沿って結べばある幅のラインが縦方向、横方向のそれぞれ描き出される。図6は縦方向の経脈(K)ラインであり、小指側から親指に向けてK1、K2、K3、K4、K5の5つの領域A群となる。ここで経脈(K)のK1は膀胱1経、K2は膀胱2経、K3は胆経、K4は胃経、K5は肝陽経と名付けている。足の裏は足底小ブロック17になるが、ここも小指から親指にかけてK1からK5になり、K1は腎1経、K2は腎2経、K3は脾1経、K4は脾2経、K5は肝陰経と名付けている。
図7は横方向の絡脈(L)ラインであり、足首側から指先に向けてL1、L2、L3、L4、L5の5つの領域B群となる。
図8、図9は経脈(K)と絡脈(L)を合わせて書き入れた足背小ブロック7の治療点経絡番地図である。このラインで区画された5×5のマスができ、これを足背小ブロック7の基本経絡図とする。各々この5×5のマスに番地が割り振られるが、図8は経脈(K)優先のときの番地であり、図9は絡脈(L)優先の場合の番地の例である。経脈(K)優先か絡脈(L)優先かは前記高感度虚実判別棒1を当て経脈(K)に沿って脉の反応が強ければ前者、絡脈(L)に沿って脉の反応が強ければ後者となる。例えば図8でK2×L3の番地は足背2−3Kと表され、K4×L3の番地は足背4−3Kと表される。実際に灸を据えたりする場所はそのKの範囲でL方向に3点か5点取る。図9は同様のマスのところでは、足背3−2L、足背3−4Lと表され、そのLの範囲でK方向に3点か5点取る。その方向の範囲が治療点の範囲である。
次にこの足背小ブロック7の番地の考え方を全身に展開した。図10は陰経の全身治療点探査経絡番地図8である。まず手群大ブロック9、足群大ブロック10、体幹群大ブロック11に分かれる。各々さらに小ブロックに分かれる。手群大ブロック9は手掌14、前腕陰13、上腕陰12に、足群大ブロック10は足底17、下腿陰16、大腿陰15に、体幹群大ブロック11は顔18、前頸19、胸20、腹21、陰部22の各小ブロックで左右に分かれる。この左右合計22個の小ブロック各々で5×5の25のマスの番地がある。この番地の表現は治療点範囲の方向により、経脈(K)優先の番地と絡脈(L)優先の番地の表現があり、縦長か横長かの2通りの治療領域になる。経脈(K)優先と絡脈(L)優先の番地で、治療点探査ウエーブ法則に対応する体幹大ブロックの小ブロックが異なってくる。なお、小ブロックで記載されている▲1▼、▲2▼、▲3▼がその各大ブロック間の治療点探査で関係してくる番号であり、詳細は後述する。
図11は同様に陽経の全身治療点探査経絡番地図23である。手群大ブロック24は、手背29、前腕陽28、上腕陽27に、足群大ブロック25は足背7、下腿陽31、上腕陽30に、体幹群大ブロック26は顔32、後頸33、背34、腰35臀部36の各小ブロックに分かれる。
陰経、陽経を合わせると左右44個の小ブロックになり、5×5で1,100ヶ所の治療点となる。
図12、図13は足背小ブロック7と同様に、手群大ブロック24の中の手背(手の甲側)小ブロック29の治療点探査経絡番地図である。図12は経脈(K)優先の番地例で、図13は絡脈(L)優先の番地例である。
各指先の縦のラインが経脈(K)で、足背小ブロック7と同様に小指側から親指側に向けてK1、K2、K3、K4、K5というA群になっている。これに対して、絡脈(L)は足背小ブロック7と逆で、指先側から手首側に向けてL1、L2、L3、L4、L5のB群になっている。これに基づき、番地を割り振っている。
手背小ブロック29の経脈(K)もK1からK5まで名付けている。K1は小腸経、K2は三焦2経、K3は三焦1経、4は大腸2経、K5は大腸1経となる。
手掌小ブロック14では小指から親指にかけて、K1は心1経、K2は心2経、K3は心包経、K4は肺2経、K5は肺1経となる。
図14、図15は体幹群大ブロック26の中の背小ブロック34の治療点探査経絡番地図である。図14は経脈(K)優先の番地の例であり、図15は絡脈(L)優先の番地の例である。
足群大ブロック25、手群大ブロック24の中の小ブロックと異なり、経脈(K)と絡脈(L)が逆のイメージである。背の横のラインが経脈(K)で、縦のラインが絡脈(L)になる。経脈(K)は上から下に向けてK1、K2、K3、K4、K5のA群となる。絡脈(L)は背の中心から腕に向かって左右対称に各々、L1、L2、L3、L4、L5のB群となる。
経脈(K)優先の番地の場合、K4×右L3では、右背4−3Kとなり、同じマスの番地でも、絡脈(L)優先では、右背3−4Lとなる。
Figure 0006268381
表1は図14、図15をまとめて背小ブロックの番地を左右全て表にしたものである。各々のマスで上段が経脈(K)優先、下段が絡脈(L)優先の番地である。体幹群大ブロック26の中の小ブロックは全て、このように絡脈が体の中心から左右対象にL1からL5になる。
図16はこれらのブロックをまとめて全身の経脈(K)、絡脈(L)の方向を示した陰経の全身治療点探査経絡番地図である。各小ブロックの経脈(K)、絡脈(L)のK、Lの1から5の位置、方向が分かるように記載している。
図17は図16と同様に陽経の全身治療点探査経絡番地図23である。また、図16と同様に各小ブロックの経脈(K)、絡脈(L)のK、Lの1から5の位置、方向が分かるように記載している。
Figure 0006268381
表2は治療点探査のための全身治療点探査経絡番地図8・23における手群、足群の各大ブロックでの一番脉の強い小ブロックに対する体幹大ブロックの各小ブロックとの関係治療点探査ウエーブ法則表である。例えば肝機能障害など虚の病症で陰経を診た場合、図10で、始めに足底小ブロック17での虚で一番脉の強い番地を探査しておく。絡脈(L)優先の肝陰経の足底3−5Lであったと仮定する。次にここを含めて足群(陰)大ブロック10の中の3つの小ブロックで虚として一番脉の強い個所を探査する。▲3▼の大腿陰3−5Lであったと仮定する。
次に表2の右側の欄で対応する体幹群大ブロック11の小ブロックである▲3▼の腹3−5Lと比較する。腹3−5Lの方で脉が強ければ肝陰経では腹3−5L(期門L)が治療点となる。番地は最初に探査した足底小ブロック17の起点の番地3−5Lと同じになる。大腿陰3−5Lの方で虚の脉が強ければ、大腿陰3−5Lが治療点となる。
陽経であれば対応する体幹群大ブロック11の各小ブロックも陽経になり、経脈(K)優先なら対応するところも経脈(K)優先の番地になる。また▲1▼足底小ブロック17の右の脉が強い場合、比較するのは、左の▲2▼下腿陰小ブロック16、右の▲3▼大腿陰小ブロック15となるので、右、左、右と波のようになり、この治療点探査法則をウエーブ法則と名付けている。なお、患部が左にある場合は左、右、左となる。
全身治療点探査経絡番地図8・23と、治療点探査ウエーブ法則の目的は、治療点探査を容易にすることである。前記高感度虚実判別棒1を用い、この全身治療点探査経絡番地図8・23上でどことどこを比較すれば治療点にたどり着くかの対応を示した表が治療点探査ウエーブ法則であり、これに基づき、虚実を比較していくことで、治療点にたどり着くようになっている。体調不良があれば、手足の先に虚または実が強く表れることから、その場所を該高感度虚実判別棒1を用い虚実の脉が最も強い箇所として探査して、そこをその経としての探査起点とすることで、表2の治療点探査ウエーブ法則に基づきその経各部の虚実を比較して、その経で虚実の脉が最も強い箇所を治療点として探査できるものである。
図18の陽経の治療点探査経絡番地図23を用いてウエーブ法則に基づく治療点探査の仕方を説明していくが、まず図18に至るまでを説明する。例えば足群(陽)大ブロック25の中でまず足背小ブロック7で一番虚のところの番地を探査する。足背7の小指側から親指側まで5本の指の経脈K1からK5までで経脈K3の胆経が虚として最も脉が強く、その中でも経脈(K)優先の足背3−1Kが一番虚として脉が強いとすると、これが治療点探査の起点となる。病症の虚実は足、手に現れるので、足背小ブロック7、足底小ブロック17、手背小ブロック29、手掌小ブロック14がウエーブ法則による探査の起点となる。実際、精神不安定、気持ちの落ち込みなどの病症の場合、心経の子午関係で胆経が虚の場合が多く、胆経である経脈K3の中の番地が起点となる場合が多い。次に足群大ブロック25として左下腿ヨ3−1Kと比較し、さらに右大腿ヨ3−1Kと比較して一番虚の小ブロクの3−1Kの番地を探査する。脉の一番強い場合のところが足群(陽)大ブロック25としての治療点候補である。
ここからが図18の具体的説明になる。足群(陽)大ブロック25の各小ブロック▲1▼、▲2▼、▲3▼が各々一番虚の脉が強い場合、この箇所と表2に基づく対応する体幹群大ブロック26の小ブロックの同じ番地と比較して、虚の脉が強い方が治療点となる。
通常治療点探査起点は右側になるので、▲1▼の右足背3−1Kが足群(陽)大ブロック25で一番虚の場合は、体幹群大ブロック26の▲1▼の右頭3−1Kと比較して脉の強い方が治療点となる。▲2▼の左下腿陽3−1Kが足群(陽)大ブロック25で一番虚の場合は、体幹群大ブロック26の▲2▼の右臀部3−1Kとの比較になる。▲3▼の右大腿陽3−1Kが足群大ブロック25で一番虚の場合は体幹群大ブロック26の▲3▼の左背3−1Kとの比較になる。
なお、患部が左右偏っていなければ治療点は左右両方取る。各々背3−1K、下腿陽3−1K、大腿陽3−1Kなどとなる。
図19は足群(陽)大ブロック25の各小ブロックの番地が絡脈(L)優先の場合である。番地が経脈(K)優先か絡脈(L)優先かの違いであり、表2の右側の欄にある体幹群大ブロック26の小ブロックが対応するところが異なるが、あとは図18とウエーブ法則に基づく治療点探査方法は同じである。足群(陽)大ブロック25の▲1▼の右足背1−3Lと比較するのは体幹群大ブロック26の▲1▼の左頭1−3L、▲2▼の左下腿陽1−3Lと比較するのは、▲2▼の右後頸1−3L、▲3▼の右大腿陽1−3Lと比較するのは左腰1−3Lとなり、各々虚の脉が強い方が治療点となる。
図18、19は足背7の虚の脉が強いところを前記高感度虚実判別棒1の前記亜鉛粒側3を使用して探査したが、足背7の実の脉が強いところを探査する場合は該高感度虚実判別棒1の前記銅粒側2を使用して探査すれば良い。したがって図18、図19の治療点探査ウエーブ法則は虚、実どちらの病症にも当てはまるものである。
図18で説明したウエーブ法則の理論的探査の仕方について足背3−1Kから背3−1Kの治療点にたどり着く場合の手順、方法を具体的に説明する。
足群(陽)大ブロック25の中でまず足背小ブロック7において図6のA群K1からK5の中で、経脈K3の胆経が一番虚の脉が強かったとする。その経脈(K)のどの番地が最も虚かを調べるため、図20のように足背3−3K(SH−3−3K)の箇所に鉄粒シール5を2枚貼付し、前記高感度虚実判別棒1の前記亜鉛粒側3を足首側の足背3−1K(SH−3−1K)から足中指先側の足背3−5K(SH−3−5K)まで順に接触させていく。足背3−1Kか足背1−3Lで虚の脉が一番強い場合、ここが足の胆経のウエーブ法則の起点となる。
次に前記鉄粒シール5をはがし、図21のように前記高感度虚実判別棒1の前記亜鉛粒側3を経脈(K)のK3ラインに沿って足背3−1K(SH−3−1K)から足背3−5K(SH−3−5K)まで接触させた場合と絡脈(L)のL1ラインに沿って足背1−1Lから足背5−1Lまで接触させた場合どちらの虚の脉が強いかを確認する。前者なら経脈(K)優先の足背3−1Kとなり、後者なら絡脈(L)優先の足背1−3Lとなる。ここの例では前者の足背3−1Kとする。
次に、図22のように、▲1▼の足背3−1K(SH−3−1K)に鉄粒シール5を2枚貼付し、前記高感度虚実判別棒1の前記亜鉛粒側3を▲2▼の左下腿陽3−1K(KAY−3−1K)に接触させ、右足背3−1Kの方が虚の脉が強いと仮定する。
次に、図23のように、▲1▼の足背3−1K(SH−3−1K)に鉄粒シール5を2枚貼付したまま、前記高感度虚実判別棒1の前記亜鉛粒側3を▲3▼の右大腿陽3−1K(DAY−3−1K)に接触させ、右大腿陽3−1Kの方が脉が強いと仮定する。したがって、足群(陽)大ブロック25では▲3▼の右大腿陽3−1K(DAY3−1K)が一番虚として脉が強いことになる。
次に▲3▼の右大腿陽3−1Kに前記鉄粒シール5を2枚貼付し、図24にある▲3▼の左背3−1K(SE−3−1K)に前記高感度虚実判別棒1の亜鉛粒側3を接触させ、左背3−1Kの方の脉が強いと仮定する。これにより、右足背3−1Kを起点とした治療点探査では左背3−1Kが治療点となる。
又、虚である左背3−1Kにお灸などで生気を補った後、そこが正常になった場合、該高感度虚実判別棒1の亜鉛粒側3を接触させると、脉は正常な強さ(該高感度虚実判別棒1を離した時の脉の強さ)まで弱くなり、鍼灸施術の効果を確認することもできる。
なお、患部側と同じ起点から探査を開始するが、治療点は反対側となる。したがって、右大腿陽と左背の比較では通常左背になることが多い。左下腿陽が一番虚の場合はそのまま左下腿陽が治療点の場合が多い。
さらにこの全身治療点探査経絡図を3次元で作成し、どの角度からも見ることができ、治療点に印を入れる場合など、幅広く活用できる。
なお、実の治療点に対しては、実を瀉(しゃ)すため(過敏なところを鎮めるため邪気を逃がす)、本願出願人の鍼灸院では図25のように鍼を当てて、刺さないで接触してなぞるだけの施術を行うので、衛生上の問題もなく、痛みも患者に与えず、事故のリスクも低い。
虚の治療点に対しては、虚を補うため図26のように棒灸で適度な熱を与え、正気を補う方法を取っている。
補法の鍼よりも簡単で熟練が不要で効果も大きい。また、一般的なもぐさをひねって肌に直接のせて燃焼させる方法と比較してもやけどのリスクが低い。
通常の鍼灸では、一つの経穴(ツボ)に対して実と虚のどちらかに対して施術を行うのが一般的であるが、本出願では実にも虚にも反応して脉が強くなる場合があることを見いだした(このような現象は通常の鍼灸では見出しにくい)。そのようなところは鍼で瀉して、棒灸で補うことで効果が出ている。
Figure 0006268381
表3は本願出願人の鍼灸院において平成27年1年間に来院した患者の病症を分類して実績を示したものである。
適応疾患はWHO(世界保健機構)で認められているはり灸についてである。一般的には鍼灸の効果があるのは筋肉痛などの運動系が多いが、本発明に基づく施術では表3のように神経系や婦人科系、眼科系など内科疾患についても実績があり、幅広く対応できることを裏付けている。
前記高感度虚実判別棒1は生体電流の各種特性を把握することができる。まず第一に、他覚的に生体電流の強弱、プラス、マイナス方向の違いを識別、把握することが出来る。第二に、体表には20本の経脈と20本の絡脈あり、各々の生体電流の比較により、その通路の範囲を把握することが出来る。第三に、2つの通路(各経絡)の虚実を比較することで、手背、手掌、足背、足底において、各々5通路の経脈、絡脈の生体電流のプラス、マイナスの強さの順を把握することが出来る。第四に、その通路の中でも特に強くなっている局所、弱くなっている局所を特定することが出来る。第五に、別々の生体電流の通路の弱いところを組み合わせて補う事によって、人体に活力を与えることが出来る。第六に、別々の生体電流の通路の強いところ(過敏症状、アレルギーなど)を見つけ出して、鍼などで過敏症状だけ取り除くことが出来る。第七に、一つの通路にプラスとマイナスの生体電流が重なって流れていることも把握できる。第八に、腫れ、痛み、赤みなどの皮膚症状では実症としてプラスの生体電流が流れることが多く、冷え、しびれ、青白いなどの症状では虚症としてマイナスの生体電流が流れることが多いので治療方法が明確である。これに対して、何の変化もない皮膚表面に痛みがある場合は一見わかりにくいが、その痛みがプラス(実)の痛みかマイナス(虚)の痛みかを判別することができるため、虚実に対応した施術が出来る。第九に、患部の範囲と、その鍼、灸の施術すべき範囲を把握・特定することが出来る(施術は必ずしも経穴(ツボ)という点だけではなく、虚実のある範囲を鍼、灸で治療しなければならない)。
高感度虚実判別棒1が生体電流の特性を検知できることを利用した虚実判別機能は、家庭用灸の活用の支援ツールとして、また健康機具、医療支援機具としても活用の可能性がある。前者については、手首に巻いた脉の強さの差検知器で強さが大きくなる場合と小さくなる場合、及び変わらない場合の3通りの「実」、「平」、「虚」などの表示が出るようにすれば、脉診はより簡易になり、それに基づき、高感度虚実判別棒1を当てたところの虚実がわかり、灸で補う虚の治療点であるところに該当するある程度治療点頻度の高い、腰痛、頻尿、冷え症、首こりなどの治療点探査に役に立つことが期待できる。生体電流と称して生体電流の大きさのマイクロアンペアレベルの電流やパルス電流を体に直接流す刺激的健康器具が市場には多いが、プラス・マイナスの方向、必要な個所など無視したものがほとんどであると思われ、体に害を及ぼす恐れもあると考える。それに対して、高感度虚実判別棒1を用いて虚実の違いを把握することで体の生体電流の乱れを把握し、その調整を電流ではなく、鍼による瀉法(しゃほう)、お灸などによる補法により行うことで安全に健康を回復させるものである。
後者では、生体電流の特性から脉診でわかる本治療点に対して鍼灸の施術ではなく、虚を補い、実を瀉する方法として、生体電流を調整する電圧をかけるなどの方法が考えられる。東洋医学での肝虚、脾虚、肺虚、腎虚などと西洋医学的な臓器の異常はつながりがあると考えられ、東洋医学での五行分類表からは、肝は目、筋、爪に関係し、腎は耳、骨髄、髪に関係しているなどあるが、西洋医学でも診断に参考になるはずである。また、漢方薬を正式に処方しようとすれば、舌診、腹診、脉診を行い証立てが必要であるが、出来る薬局、病院は少ない。
この脉診により漢方薬の診断にも役に立つことが期待できる。
高感度虚実判別棒1は脉診流である鍼灸経絡治療だけでなく、生体電流の特性を把握できる機能を生かして西洋医学、健康器具の世界でも活用の可能性がある。三次元鍼灸治療点探査経絡番地図も一般の三次元ソフトとの融合がはかれ、この世界のさらなる活性化が期待できる。
1 高感度虚実判別棒
2 銅粒側
3 図1の亜鉛粒側
4 亜鉛粒
5 市販鉄粒シール(商品名:マグレバン)
6 鉄1粒
7 足背小ブロック
8 陰経の全身治療点探査経絡番地図
9 手群(陰)大ブロック
10 足群(陰)大ブロック
11 体幹群(陰)大ブロック
12 上腕(陰)小ブロック
13 前腕(陰)小ブロック
14 手掌小ブロック
15 大腿(陰)小ブロック
16 下腿(陰)小ブロック
17 足底小ブロック
18 顔面小ブロック
19 前頸小ブロック
20 胸小ブロック
21 腹小ブロック
22 陰部小ブロック
23 陽経の全身治療点探査経絡番地図
24 手群(陽)大ブロック
25 足群(陽)大ブロック
26 体幹群(陽)大ブロック
27 上腕(陽)小ブロック
28 前腕(陽)小ブロック
29 手背(陽)小ブロック
30 大腿(陽)小ブロック
31 下腿(陽)小ブロック
32 頭小ブロック
33 後頸小ブロック
34 背小ブロック
35 腰小ブロック
36 臀部小ブロック
37 鍼
38 棒灸
K1 経脉の番号(足背では膀胱1経、手背では小腸経)
K2 経脉の番号(足背では膀胱2経、手背では三焦2経)
K3 経脉の番号(足背では胆経、手背では三焦1経)
K4 経脉の番号(足背では胃経、手背では大腸2経)
K5 経脉の番号(足背では肝陽経、手背では大腸1経)
L1 絡脉の番号
L2 絡脉の番号
L3 絡脉の番号
L4 絡脉の番号
L5 絡脉の番号
SH−3−1K 番地足背3−1K
SH−3−2K 番地足背3−2K
SH−3−3K 番地足背3−3K
SH−3−5K 番地足背3−5K
KAY−3−1K 番地下腿陽3−1K
DAY−3−1K 番地大腿陽3−1K
SE−3−1K 番地背3−1K

Claims (5)

  1. 脉(みゃく)診鍼灸経絡治療において、体の各部位の虚実を容易に判別するために、非電導性材料の棒の一端に標準単極電位値がプラスである第1の金属で形成された1つの金属粒が取り付けられ、他端に該第1の金属とは異なる第2の金属で形成された複数の金属粒が離間して取り付けられ、前記第2の金属は標準単極電位値がマイナスであって前記第1の金属よりイオン化傾向の大きいことを特徴とす高感度虚実判別棒。
  2. 前記第1の金属と前記第2の金属との略中間の標準単極電位値を有する、高感度虚実判別棒とは別部材の第3の金属を被験者の体に貼付し、該高感度虚実判別棒の一端の金属粒、又は他端の金属粒を該第3の金属を前記貼付したところとは別の前記体の部位に順次接触させ、該部位と該第3の金属を貼付した部位との2カ所の虚実の相対的強さの比較を脉診により判別し、該脉診比較の結果により、虚または実のより反応の強い部位が優先的な治療箇所であることがわかることを特徴とする請求項1に記載の高感度虚実判別棒。
  3. 前記高感度虚実判別棒の一端に銅1粒、他端に亜鉛4粒を備え、被験者の体の各部位の虚実を判別する際に被験者の体に貼付する第3の金属として該銅と該亜鉛の略中間の標準単極電位値を有する鉄で形成された2つの鉄粒を使用することを特徴とする請求項2に記載の高感度虚実判別棒。
  4. 被験者の体表面を陰経(前面)と陽経(後面)に分け、各々手群、足群、体幹群の大ブロックに分割し、次に各該大ブロックの群を小ブロックに分割し、さらに1つの該小ブロックを25のマス目に分割して番地を割り当てた鍼灸治療点探査経絡番地図であって、治療点を探査するために、請求項2又は3に記載の高感度虚実判別棒と前記第3の金属を用い、該高感度虚実判別棒の両端に取り付けられた該金属と該第3の金属とを被験者に接触させた部位2カ所の虚実の相対的強さの比較を脉診によって行う際に、被験者の手群、足群の各大ブロックでの一番脉の強い小ブロックの前記番地に対する体幹群の大ブロックの各小ブロックの前記番地との関係を示す治療点探査ウェーブ法則と前記相対的強さの比較結果とに基づき効率的に治療点の探査をおこなえることを特徴とする鍼灸治療点探査経絡番地図。
  5. 前記鍼灸治療点探査経絡番地図を用いて三次元において治療点を探査できることを特徴とする請求項4に記載の鍼灸治療点探査経絡番地図。
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