JP6265602B2 - 監視カメラシステム、撮像装置及び撮像方法 - Google Patents
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Description
特許文献1には、画像処理によって侵入物を検知し、侵入物が監視画面の中央に位置するように監視カメラのパン、チルト、及びズーム機能を制御することによって、監視画面中の侵入物を中央に捉えながら確実に追跡することができる侵入物検知システムが開示されている。
また、物体の移動によって時間とともに撮影条件(環境)が変化するため、手動調整では追従が困難であるという問題があった。
また、監視画像中の物体またはその特定部位が監視画像中の中央の位置に適切な大きさの画像として表示され、尚且つ、監視画像中の移動物体、またはその物体の特定部位を強調表示させることができるので、移動物体、またはその物体の特定部位を、更に、はっきりと確認することが可能になる。
本発明の実施の形態1に係る監視カメラシステムは、監視カメラで撮影した画像の中から、ユーザがあらかじめ選択(設定)した、例えば、人物、車、動物などの物体、またはその物体の顔、ナンバープレート等の特定部位を、画像処理装置によって、自動検出後に、対象物体またはその特定部位の位置(画素)情報を基に、監視カメラのレンズ絞りやCCD露光時間、AGCのゲインなどを随時制御(自動調整)しながら物体等を強調表示させることにより、監視画像中の物体、またはその物体の特定部位をはっきりと確認することができ、ユーザの使い勝手の向上が図れるものである。
以下に、本発明の実施の形態1に係る監視カメラシステムについて、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る監視カメラシステムの構成を示すブロック図である。監視カメラシステムは、監視カメラ10と、画像処理装置20と、監視モニタ30と、操作器40と、ネットワーク80とを含んで構成される。なお、画像処理装置20の機能を監視カメラ10内に内蔵する構成としても良い。
監視カメラ10は、監視対象領域の画像を撮影するカメラであり、監視カメラ10で撮影した画像信号を画像処理装置20に出力する。
画像処理装置20は、監視カメラ10で撮影された画像全体からユーザが予め選択(設定)した物体またはその物体の特定部位を検出・解析し、物体またはその物体の特定部位の位置(画素)情報を算出する。また、画像処理装置20は、物体または物体の特定部位の位置(画素)情報を基に、監視カメラ10のレンズ絞りやCCD露光時間、AGCなどを随時制御(自動調整)するよう監視カメラ10に制御信号を送信する一方、監視カメラ10で撮像された画像をネットワーク80に出力する。
監視モニタ30は、画像処理装置20からネットワーク80を介して送信された監視カメラ10の画像を画面に表示する。
操作器40は、ユーザが画像処理装置20に対して、強調表示する物体の選択(指定)や強調表示機能のON/OFF、カメラ選択、カメラ操作などを行うものである。
図2に示すように、監視カメラ10は、撮像部11と、CCDコントローラ12と、I/F(Interface)部13とを備える。
撮像部11は、対物レンズ111と、絞り112と、対物レンズ111と絞り112を通過した入射光を受け、入射光に応じた検出信号を出力するCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)113とを備え、CCDコントローラ12によって制御され、所定の監視対象領域の画像を撮影する。
図2に示すように、画像処理装置20は、I/F(Interface)部21と、CPU(Central Processing Unit)22と、プログラムメモリ23と、画像メモリ24と、ワークメモリ25と、I/F部26と、記憶部27と、データバス28とを備える。なお、記憶部27は、物体特徴量DB271及び露光時間テーブル272を有している。
検出物体情報とは、例えば、検出物体の名称、検出された時刻、物体の存在する範囲、「人」や「自動車」など物体のタイプなどを示す。
次に、画像処理装置20内で行われる物体検出及びカメラ制御処理について、図3を参照して説明する。
図3は、本発明の実施の形態1に係る画像処理装置20の物体検出及びカメラ制御処理のフローチャートである。
まず、ステップS101では、CPU22は、物体検出及びカメラ制御処理を実行するために、画像メモリ24、ワークメモリ25等の初期化を行う。
次に、差分法による侵入物体の検出処理(ステップS102〜 ステップS106) を行う。
ステップS102では、CPU22は、監視カメラ10から、例えば、横方向640画素、高さ方向480画素の入力画像を得る。
ステップS103では、CPU22は、ステップS102で得た入力画像と、予め作成し画像メモリ24に記録しておいた物体の映っていない基準背景画像との間で、画素毎の輝度値の差分値を計算する。
ステップS104では、CPU22は、ステップS103で得られた差分画像の画素値(差分値)を、例えば、1画素の画素値を8ビットで計算し、これを256階調で表し、所定のしきい値Th(
例えば、Th=20)未満の画素値を“0”、しきい値Th以上の画素の画素値を“255”として二値化画像を得る。なお、しきい値Thは、上記実施例では、20と設定したが、20に限定されるものではなく、物体の検出条件、入力画像の状態等で実験的に定められる。
ステップS106では、CPU22は、ステップS105で番号付けされた画素値“255”となる画素のかたまりが所定の条件(例えば、大きさが横方向20画素以上、高さ方向20画素以上)を満たした場合に、監視対象領域内に移動する物体が存在すると判定し、物体が存在する(YES)場合、ステップS107に進み、物体が存在しない(NO)場合、処理を終了する。
ステップS110では、CPU22は、入力画像データに対して顔検出を行い、検出した顔画像を顔の位置情報(画素)とともに画像メモリ24に格納する。なお、顔検出は、眼や鼻、口等の主要構成要素の配置や額と眼の濃淡差等の顔の特性を使った、公知の画像認識技術を用いて行う。
図4は、図3のフローチャートにおける露光時間補正処理を説明するためのフローチャートである。
ステップS201では、CPU22は、画像メモリ24に格納した人物の画像または顔画像を読み出す。
ステップS202では、CPU22は、読み出した人物の画像または顔画像の平均明度を算出する。
具体的には、CPU22は、人物の画像の場合、ステップS107で登録された人物の領域の画素の明度の平均値を算出する。また、顔画像の場合、顔位置検知処理ステップS110で記録した顔領域の画素の明度の平均値を算出する。
ステップS203では、CPU22は、所定の最適明度範囲と比較して、所定の最適明度範囲より小さい場合には、記憶部27に記憶されている露光時間テーブル272の露光時間Tに所定の露光補正量Δtを加算した新たな露光時間Tを記憶部27に格納し、また、所定の最適明度範囲より大きい場合には、記憶部27に記憶されている露光時間テーブル272の露光時間Tを所定の露光補正量Δtだけ減算し、新たな露光時間Tとして記憶部27に格納する。
ステップS204では、CPU22は、露光時間Tを示す情報を記憶部27から読み出して、I/F部21より監視カメラ10のCCDコントローラ12に送信する。
ステップS113では、CPU22は、入力画像に対してナンバープレートの検出を行い、検出したナンバープレートの位置情報(画素)とともにナンバープレートの画像を画像メモリ24に格納する。なお、ナンバープレートの検出処理は、特開2006−235921等に開示された公知の画像認識技術を用いて行う。
ステップS115では、CPU22は、ステップS108で検出した車の位置(画素)情報を基に、車の領域の画素の輝度の平均値を算出する。
図5は、本発明の実施の形態1に係る監視カメラシステムの監視モニタの画面の一例を示す図である。
図5において、500は、監視モニタ30の監視画面であり、501は複数の監視領域を撮影する複数の監視カメラ10の一覧を表示するための表示欄であり、また、502は、表示欄501のカメラ一覧の中から選択、または操作器40によって選択操作された監視カメラ10の監視画像を表示するための表示欄である。
例えば、予めユーザが操作器40からの選択操作によって、所望する物体を「車」、並びに、所望する物体の特定部位を「ナンバープレート」と設定しておけば、図5に示すように、表示欄502に、ナンバープレートが強調表示された監視画像が表示される。
本発明の実施の形態2に係る監視カメラシステムは、監視カメラで撮影した画像の中から、ユーザがあらかじめ選択(設定)した、例えば、人物、車、動物などの物体、またはその物体の顔、ナンバープレート等の特定部位を、画像処理装置によって、自動検出後に、対象物体またはその特定部位の位置(画素)情報を基に、対象物体またはその特定部位が監視画像中の中央の位置に適切な大きさの画像として表示されるよう監視カメラの雲台のパン、チルト及びズームの動作制御を行う一方、監視カメラのレンズ絞りやCCD露光時間、AGCのゲインなどを随時制御(自動調整)しながら物体等を強調表示させることにより、監視画像中の物体、またはその物体の特定部位をはっきりと確認することができ、ユーザの使い勝手の向上が図れるものである。
以下に、本発明の実施の形態2に係る監視カメラシステムについて、図6及び図7を参照して説明する。
図6は、本発明の実施の形態2に係る監視カメラシステムの構成を示すブロック図である。また、図7は、図6の監視カメラシステムの監視カメラ及び画像処理装置の構成を示すブロック図である。なお、図1及び図2と共通する要素には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
本発明の実施の形態2に係る監視カメラシステムは、図6及び図7に示すように、本発明の実施の形態1に係る監視カメラシステムに対し、監視カメラ100がパン、チルト及びズーム機能を有する雲台を備えたカメラである点が異なる。
図7に示すように、監視カメラ100は、撮像部11と、CCDコントローラ12と、I/F(Interface)部13と、雲台コントローラ14と、雲台部15とを備える。
撮像部11は、対物レンズ111と、絞り112と、対物レンズ111と絞り112を通過した入射光を受け、入射光に応じた検出信号を出力するCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)113とを備え、CCDコントローラ12によって制御され、所定の監視対象領域の画像を撮像する。
雲台部15は、監視カメラ100をパン方向に移動するためのステッピングモータ等のパンモータ154と、このパンモータ154駆動するパンドライバ151と、監視カメラ100をチルト方向に移動するためのステッピングモータ等のチルトモータ155と、このチルトモータ151を駆動するためのチルトドライバ152と、監視カメラ100の対物レンズ111をズームインまたはズームアウトするべく監視カメラ100の対物レンズ111の位置を移動するズームモータ156と、このズームモータ156を駆動するためのズームドライバ153を有し、雲台コントローラ14によって制御される。
図8は、本発明の実施の形態2に係る画像処理装置20の物体検出、物体追跡及びカメラ制御処理のフローチャートである。なお、ステップS101〜ステップS116の各処理については、図3及び図4に示した処理と同様のため、説明を省略する。
図9は、図8のフローチャートにおける移動物体の追跡処理を説明するためのフローチャートである。
ステップS601では、CPU22は、ステップS501で求めた物体の位置を基に、物体の画像が画面の中央に位置するように、パン方向、チルト方向と移動量を決定する。
ステップS602では、CPU22は、物体の画像が画面に対して大きすぎず小さすぎないように一定の予め定められた大きさとなるように、現在の物体の画像の大きさに応じてズーム比を決定する。
ステップS603では、CPU22は、ステップS601とステップS602で求めたパン及びチルトの移動量とズーム比のデータをI/F部21より監視カメラ10の雲台コントローラ14に送信する。
Claims (6)
- 監視領域内を撮影する監視カメラと、前記監視カメラで撮影した画像を画像処理する画像処理装置とを有する監視カメラシステムにおいて、
前記画像処理装置は、
複数の物体の特徴量を登録する登録手段と、
前記監視カメラから送信された画像信号から移動物体を検出し、前記登録手段に登録した複数の物体の特徴量の内、ユーザが予め選択した物体の特徴量と前記移動物体を照合することで、前記ユーザが予め選択した物体かどうかを検出する物体検出手段と、
前記物体検出手段が検出した所望する物体の位置を検出する位置検出手段と、
前記位置検出手段で検出した前記物体の位置情報を基に、前記物体を含むエリア内の明度情報または輝度情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段で抽出した前記明度情報または輝度情報を基に、前記物体が所定の明度または輝度となるよう前記監視カメラのレンズ絞り、露光時間、またはAGCのゲインを制御する制御情報を算出する制御情報算出手段と、
前記制御情報算出手段で算出した前記制御情報を前記監視カメラに送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする監視カメラシステム。 - 請求項1記載の監視カメラシステムにおいて、前記画像処理装置は、前記位置検出手段で検出した前記物体の位置情報を基に、前記物体が前記監視カメラで撮影する前記画像の中央に位置するように、前記監視カメラのパン、チルトまたはズームの各機構を制御する制御信号を前記監視カメラに送出するカメラ制御手段を備えることを特徴とする監視カメラシステム。
- 監視領域内を撮影する撮像部と、前記撮像部で撮影した画像を画像処理する画像処理部とを有する撮像装置において、
前記画像処理部は、
複数の物体の特徴量を登録する登録手段と、
前記撮像部から送信された画像信号から移動物体を検出し、前記登録手段に登録した複数の物体の特徴量の内、ユーザが予め選択した物体の特徴量と前記移動物体を照合することで、前記ユーザが予め選択した物体かどうかを検出する物体検出手段と、
前記物体検出手段が検出した物体の位置を検出する位置検出手段と、
前記位置検出手段で検出した前記物体の位置情報を基に、前記物体を含むエリア内の明度情報または輝度情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段で抽出した前記明度情報または輝度情報を基に、前記物体が所定の明度または輝度となるよう前記撮像部のレンズ絞り、露光時間、またはAGCのゲインを制御する制御情報を算出する制御情報算出手段と、
前記制御情報算出手段で算出した前記制御情報を前記撮像部に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 請求項3記載の撮像装置において、前記画像処理部は、前記位置検出手段で検出した前記物体の位置情報を基に、前記物体が前記撮像部で撮影する前記画像の中央に位置するように、前記撮像部のパン、チルトまたはズームの各機構を制御する制御信号を前記撮像部に送出するカメラ制御手段を備えることを特徴とする撮像装置。
- 監視領域内を撮影する撮像部と、前記撮像部で撮影した画像を画像処理する画像処理部とを有する撮像装置の撮像方法において、
前記画像処理部が、
複数の物体の特徴量を登録するステップと、
前記撮像部から送信された画像信号から移動物体を検出し、前記登録するステップで登録した複数の物体の特徴量の内、ユーザが予め選択した物体の特徴量と前記移動物体を照合することで、前記ユーザが予め選択した物体かどうかを検出する物体検出ステップと、
前記物体検出ステップで検出した所望する物体の位置を検出する位置検出ステップと、
前記位置検出ステップで検出した前記物体の位置情報を基に、前記物体を含むエリア内の明度情報または輝度情報を抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップで抽出した前記明度情報または輝度情報を基に、前記物体が所定の明度または輝度となるよう前記撮像部のレンズ絞り、露光時間、またはAGCのゲインを制御する制御情報を算出する制御情報算出ステップと、
前記制御情報算出ステップで算出した前記制御情報を前記撮像部に送信する送信ステップと、
を含むことを特徴とする撮像装置の撮像方法。 - 請求項5記載の撮像装置の撮像方法において、前記画像処理部が、前記位置検出ステップで検出した前記物体の位置情報を基に、前記物体が前記撮像部で撮影する前記画像の中央に位置するように、前記撮像部のパン、チルトまたはズームの各機構を制御する制御信号を前記撮像部に送出するカメラ制御ステップを含むことを特徴とする撮像装置の撮像方法。
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