JP6260347B2 - プログラム、情報処理装置、電子コンテンツ表示システムおよび表示抑制方法 - Google Patents

プログラム、情報処理装置、電子コンテンツ表示システムおよび表示抑制方法 Download PDF

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Description

本願で開示する技術は、プログラム、情報処理装置、電子コンテンツ表示システムおよび表示抑制方法に関する。
書籍および動画等の様々な電子コンテンツが楽しまれている。携帯情報端末の普及に伴い、様々な場所で電子コンテンツが利用されている。
特開2007−310773号公報 特表2000−501214号公報
電子書籍および動画等の様々な電子コンテンツを閲覧する楽しみの一つとして、その電子コンテンツから未体験の事象、現象、経過等を読者あるいは視聴者が追体験することがあげられる。しかしながら、その電子コンテンツの未閲覧部分あるいは未視聴部分そのものまたは未閲覧部分あるいは未視聴部分に関する情報を当該電子コンテンツ以外の媒体を通じて自分の意思に反して取得してしまう場合がある。近年では、インターネット等で公開される情報が増大し、このような問題が発生しやすくなっている。そのため、電子コンテンツを閲覧する楽しみが奪われる虞がある。そこで、本願で開示する技術は、電子コンテンツの未閲覧部分あるいは未視聴部分に関連する情報の出力を抑制する。
本願は、次のようなプログラムを開示する。
コンピュータに、
ユーザに提供される電子コンテンツの中から前記ユーザの未閲覧部分あるいは未視聴部分を有する電子コンテンツを特定する特定ステップと、
前記特定された電子コンテンツの少なくとも前記未閲覧部分あるいは前記未視聴部分に含まれる情報を前記特定ステップで特定された電子コンテンツから取得する取得ステップと、
前記ユーザからの要求に応じてアクセスされる前記電子コンテンツ以外の外部情報のうち前記未閲覧部分あるいは前記未視聴部分に関連する外部情報の出力を抑制するフィルタを、前記取得ステップで取得された情報を基に生成するフィルタ生成ステップと、を実行させる、
プログラム。
本願で開示する技術によれば、電子コンテンツの未閲覧部分あるいは未視聴部分に関連する情報の表示を抑制できる。
第1実施形態のシステム構成を例示する図である。 第1実施形態のシステム構成を例示する図である。 システム情報に含まれる情報を例示する図である。 書籍管理情報に含まれる情報を例示する図である。 ページデータに含まれる情報を例示する図である。 情報処理装置のハードウェア構成を例示する図である。 クラウドシステム、利用者端末および外部サーバの機能ブロックを例示する図である。 クラウドシステムを利用した電子書籍購入処理の概略を例示する図である。 電子書籍購入の流れを例示する図である。 利用者端末起動時の処理の流れを例示する図である。 キャッシュ量を決定する流れを例示する図である。 閲覧速度とキャッシュ量の対応表を例示する図である。 キャッシュの取得タイミングを決定する流れを例示する図である。 第1実施形態におけるフィルタの適用処理を例示する図である。 ターゲットテキストTがKeyword1およびKeyword2を含むか判定する疑似コードの例示である。 ターゲットテキストTがKeyword1あるいはKeyword2のいずれかを含むか判定する疑似コードの例示である。 ターゲットテキストTがKeyword1を含み、さらにそのn文字以内の範囲にKeyword2を含むか判定する疑似コードの例示である。 フィルタによって情報の出力が抑制された画面を例示する図である。 第1変形例におけるフィルタの適用処理を例示する図である。 第2変形例におけるフィルタの適用処理を例示する図である。 類似度を求める関数に基づいてソーステキストとターゲットテキストを比較する処理を例示する図である。 第3変形例におけるフィルタの適用処理を例示する図である。 第2実施形態の構成を例示する図である。 利用者端末、クラウドシステムおよび外部サーバの通信処理を例示する図である。 第2実施形態におけるフィルタの適用処理を例示する図である。 第3実施形態の構成を例示する図である。 第3実施形態におけるフィルタの生成処理を例示する図である。 第3実施形態におけるフィルタの適用処理を例示する図である。
以下、図面を参照して、本願で開示する実施形態について説明する。以下に示す実施形態の構成は例示であり、本願で開示する技術的範囲を以下の態様に限定するものではない。
<第1実施形態>
図1から図15を参照して第1実施形態について説明する。第1実施形態では、クラウドシステムから提供されるフィルタを利用することで、電子書籍に関するユーザの意図しない情報の表示を抑制するシステムを例示する。以下、本明細書において、「電子書籍を含む電子コンテンツに関するユーザの意図しない情報の表示」をネタバレと称する。ネタバレは「意図しない情報の取得」ということもできる。電子書籍は、本願でいう「電子コンテンツ」の一例である。
図1は、第1実施形態のシステム構成を例示する図である。図1では、クラウドシステム1、自宅あるいは外出先で利用される利用者端末3および外部サーバ4が例示されている。クラウドシステム1、利用者端末3および外部サーバ4はネットワーク環境5によって相互に接続されている。クラウドシステム1は、例えば、電子書籍等のコンテンツを記憶する。外部サーバ4は、例えば、様々な情報を公開するウェブサーバである。利用者端
末3は、例えば、自宅で利用されるパーソナルコンピュータ、スマートフォンおよびスマートテレビ等の情報機器である。また、利用者端末3は、外出先で利用されるスマートフォンやノートパソコン等であってもよい。利用者端末3は、ネットワーク環境5を介してクラウドシステム1にアクセスすることで、クラウドシステム1に記憶された電子書籍等のコンテンツを表示する。また、利用者端末3は、ネットワーク環境5を介して外部サーバ4にアクセスし、外部サーバで公開されている情報をユーザに出力する。ネットワーク環境5は、各種の情報処理装置を相互に接続する通信経路である。ネットワーク環境5は、例えば、インターネットである。
図2Aは、第1実施形態のシステム構成を例示する図である。図2Aでは、クラウドシステム1、販売者サーバ2、利用者端末3および外部サーバ4が例示されている。クラウドシステム1、販売者サーバ2、利用者端末3および外部サーバ4はそれぞれネットワーク環境5で相互に接続されている。
クラウドシステム1は、システム情報10a、書籍管理情報10bおよび書籍コンテンツ情報10cを含む。クラウドシステム1は、例えば、複数の情報処理装置である。ただし、クラウドシステム1は複数の情報処理装置である場合に限られない。例えば、クラウドシステム1は単一の情報処理装置であってもよい。
システム情報10aはクラウドシステム1が保有する電子書籍の情報を含む。システム情報10aは、例えば、電子書籍を保有するユーザアカウント毎に用意される。書籍管理情報10bは電子書籍を管理する情報を含む。書籍コンテンツ情報10cは電子書籍のコンテンツの情報を含む。電子書籍のコンテンツの情報とは、例えば、電子書籍の本文および挿絵を含む。販売者サーバ2によって販売された電子書籍のコンテンツの情報は、書籍コンテンツ情報10cに記憶される。
販売者サーバ2は、例えば、単一あるいは複数の情報処理装置である。販売者サーバ2は利用者端末3からの要求に応じて電子書籍を販売する。販売者サーバ2によって販売された電子書籍は販売者サーバ2からクラウドシステム1に送信される。
利用者端末3は、例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォンあるいは携帯電話等の情報処理装置である。利用者端末3は、例えば、販売者サーバ2に対して電子書籍を購入する要求を送信する。利用者端末3は、例えば、クラウドシステム1にアクセスして電子書籍の閲覧を行う。利用者端末3は、クラウドシステム1に保存されている電子書籍を閲覧する際に、閲覧対象となるページの前後数ページ分のデータをダウンロードし、キャッシュとして保存する。利用者端末3はキャッシュとして保存されたデータにアクセスすることで電子書籍の閲覧対象となるページを表示できる。ただし、利用者端末3は電子書籍の全てのデータを一括してダウンロードしてもよい。また、利用者端末3は、例えば、ネットワーク5を介して外部サーバ4にアクセスし、外部サーバ4で公開されている外部情報を表示する。
外部サーバ4は外部サーバ4に記憶された情報を外部に公開する。外部サーバ4は、例えば、ウェブサーバあるいはSocial Networking Service(SNS)サーバである。外部サーバ4は様々な情報を蓄積し公開している。外部サーバ4は、例えば、他の機器からの求めに応じて蓄積された情報をその機器に送信する。本実施形態では、ユーザが購入した電子書籍以外の情報を外部情報という。外部情報は外部サーバ4が公開する情報を含む。
ネットワーク環境5は、クラウドシステム1、販売者サーバ2、利用者端末3および外部サーバ4を相互に接続する。ネットワーク環境5は、有線のネットワークでも無線のネ
ットワークでもよい。ネットワーク環境5は、例えば、インターネット、Local Area Network(LAN)、Virtual Private Network(VPN)、無線LAN、携帯電話の電話回線等である。
図2Bは、システム情報10aに含まれる情報を例示する図である。システム情報10aは、ユーザアカウント毎に用意される。システム情報10aは、前回閲覧を中断した際の電子書籍のページおよび前回閲覧時の回線速度等を含む。システム情報10aは、所有書籍リスト10dおよび閲覧書籍履歴10eを含む。システム情報10aは、平均データ転送速度10fをさらに含んでもよい。利用者端末3はシステム情報10aを参照して、電子書籍を表示する際に前回閲覧したページの続きを表示するようにしてもよい。以下、図2Bを参照して、システム情報10aについて説明する。
所有書籍リスト10dは、ユーザが所有している電子書籍の一覧を示すリストである。電子書籍が購入されると、クラウドシステム1は購入された電子書籍の情報を所有書籍リスト10dに追加する。所有書籍リスト10dは、書籍管理情報10bへのポインタとして実現されてもよい。ただし、所有書籍リスト10dは、ユーザが所有している電子書籍の一覧を示すリストに限られない。所有書籍リスト10dは、例えば、ユーザに貸与されている電子書籍の一覧を示すリストであってもよい。
閲覧書籍履歴10eは、過去に閲覧した電子書籍の履歴を記憶する。閲覧書籍履歴10eは、例えば、利用者端末3がシステム起動時に表示する電子書籍およびその電子書籍のページを特定する際に用いられる。利用者端末3は、起動時に閲覧書籍履歴10eを参照することで前回の終了時に閲覧していた電子書籍を特定する。
平均データ転送速度10fは、クラウドシステム1から利用者端末3との間のデータ転送速度の平均値を記憶する。平均データ転送速度10fは、例えば、利用者端末3のシステム起動時におけるキャッシュ量の初期値を決定する際に用いられる。
図2Cは、書籍管理情報10bに含まれる情報を例示する図である。書籍管理情報10bはユーザに提供される電子書籍毎に用意される。書籍管理情報10bは、購入日時10g、購入店舗10h、電子書籍所在データ10i、ネタバレフラグ10j、読了済ページ公開フラグ10k、関連書籍情報通知フラグ10m、最新閲覧セッションデータ10nおよびページデータ10pを含む。以下、図2Cを参照して、書籍管理情報10bについて説明する。
購入日時10gは電子書籍を購入した日時の情報である。利用者端末3の要求に応じて電子書籍が購入されると、クラウドシステム1は電子書籍が購入された日時を購入日時10gに記憶する。購入日時10gは、例えば、電子書籍を購入したユーザの備忘録として用いられる。ただし、購入日時10gは電子書籍を購入した日に限られない。購入日時10gは、例えば、ユーザが電子書籍を貸与された日であってもよい。
購入店舗10hは電子書籍を購入した店舗の情報である。購入店舗10hは、例えば、店舗名、店舗のウェブサイトのUniform Resource Locator(URL)および店舗の所在地等の一つ以上の情報を含む。利用者端末3の要求に応じて電子書籍が購入されると、クラウドシステム1は電子書籍が購入された店舗の情報を購入店舗10hに記憶する。ただし、購入店舗10hは電子書籍を購入した店舗の情報に限られない。購入店舗10hは、例えば、ユーザが電子書籍を貸与された店舗の情報であってもよい。
電子書籍所在データ10iは電子書籍が保存されている場所を示す情報である。電子書
籍所在データ10iは、例えば、URLである。電子書籍所在データ10iは、コンピュータ上のファイルやディレクトリの場所を示すパス情報であってもよい。利用者端末3は電子書籍所在データ10iを参照することで電子書籍にアクセスする。
ネタバレフラグ10jは、電子書籍がネタバレを抑制する対象である事を示す情報である。例えば、ネタバレフラグ10jのフラグがオンに設定されている場合、その電子書籍はネタバレを抑制する処理の対象となる。ネタバレフラグ10jは、ユーザの要求に応じてクラウドシステム1が特定の電子書籍に設定してもよい。あるいは、ネタバレフラグ10jはまだ読了していない電子書籍にクラウドシステム1が設定してもよい。ネタバレを抑制する処理とは、例えば、利用者端末3が外部情報を表示する際に、外部情報から電子書籍の未閲覧部分あるいは未視聴部分に関する情報の表示を抑制する処理を含む。ネタバレフラグ10jのフラグがオンに設定されていない場合、その電子書籍についてネタバレを抑制する処理は行われない。
読了済ページ公開フラグ10kは、後述する読了済フラグを公開するか否かを示す情報である。例えば、読了済ページ公開フラグ10kがオンに設定されている場合、利用者端末3は読了済フラグをSNS等のコミュニティに公開する。読了済フラグの公開は、例えば、SNS等のコミュニティにおける話題の提供に用いられる。SNS等のシステムは、例えば、クラウドシステム1上で稼働している。読了済ページ公開フラグ10kがオンに設定されていない場合、利用者端末3は読了済フラグをSNS等のコミュニティに公開しない。
関連書籍情報通知フラグ10mは、電子書籍に関連するコンテンツの情報をユーザに通知してよいか否かを示す情報である。関連書籍情報通知フラグ10mがオンに設定されている場合、例えば、クラウドシステム1は利用者端末3に当該電子書籍の続巻のリリースを通知する。クラウドシステム1は、同じ電子書籍を保有している他のユーザの所有書籍リスト10dを基に、当該電子書籍を保有しているユーザが保有する傾向にある電子書籍をユーザに通知してもよい。
最新閲覧セッションデータ10nは、最新の閲覧セッションにおける閲覧ページ履歴情報を含む。閲覧セッションとは、例えば、現在使用している利用者端末3で電子書籍の閲覧を開始してから終了するまでの間である。閲覧ページ履歴情報は、前回の閲覧セッションにおいて利用者端末3が表示したページの履歴を含む。例えば、利用者端末3は、システム起動時に最新閲覧セッションデータ10nの閲覧ページ履歴情報を参照することで、前回システム終了時に表示していた電子書籍のページを復元する。この処理により、例えば、ユーザは利用者端末3を変更しても前回の続きから電子書籍を閲覧できる。
図2Dは、ページデータ10pに含まれる情報を例示する図である。ページデータ10pはユーザが保有する電子書籍の各ページに用意される。ページデータ10pは、閲覧所要時間10q、閲覧開始タイムスタンプ10r、閲覧終了タイムスタンプ10s、閲覧回数10t、データ転送速度10u、読了済フラグ10vおよびキーワードベストテン10wを含む。以下、図2Dを参照して、ページデータ10pについて説明する。
閲覧所要時間10qは、各ページの閲覧に要した時間を記憶する。ユーザが複数回同じページを閲覧した場合、閲覧所要時間10qは、その合計時間を記憶する。しかし、閲覧所要時間10qは、複数回閲覧した閲覧時間の合計時間に限られない。例えば、閲覧所要時間10qは、複数回閲覧した各閲覧所要時間の平均値であってもよいし、最後に閲覧したときの閲覧所要時間であってもよい。
閲覧開始タイムスタンプ10rは、ページの閲覧を開始した日時を記憶する。閲覧終了
タイムスタンプ10sは、ページの閲覧を終了した日時を記憶する。閲覧回数10tは、ページを閲覧した合計の回数を記憶する。データ転送速度10uは、例えば、利用者端末3がクラウドシステム1から当該ページのデータをダウンロードした際のデータ転送速度を記憶する。読了済フラグ10vは、ページの閲覧を終えた事を示す情報である。キーワードベストテン10wは、ページの閲覧中に検索されたキーワード等の情報を頻度の高いものから10件並べた情報である。ただし、キーワードが10件に限定されるわけではない。例えば、キーワードベストテン10wは、ページの閲覧中に検索されたキーワード等の情報を頻度の高いものから100件並べた情報であってもよい。
ページデータ10pは、ページメモをさらに含んでもよい。ページメモは、ユーザがページを読んでいる際に気になったことをメモ情報として入力したものである。利用者端末3は、電子書籍のページを表示する際にページメモを併わせて表示すればよい。あるいは、ユーザの操作に応じて利用者端末3がページメモを表示してもよい。
図3は、情報処理装置100のハードウェア構成を例示する図である。情報処理装置100は、プロセッサ101、主記憶部102、補助記憶部103、通信部104および接続バスB1を含む。プロセッサ101、主記憶部102、補助記憶部103および通信部104は、接続バスB1によって相互に接続されている。情報処理装置100は、クラウドシステム1、販売者サーバ2、利用者端末3あるいは外部サーバ4として使用できる。
情報処理装置100は、プロセッサ101が補助記憶部103に記憶されたプログラムを主記憶部102の作業領域に実行可能に展開し、プログラムの実行を通じて周辺装置の制御を行う。これにより、情報処理装置100は、所定の目的に合致した機能手段を実現することができる。主記憶部102及び補助記憶部103は、情報処理装置100が読み取り可能な記憶媒体である。
主記憶部102は、プロセッサから直接アクセスされる記憶部として例示される。主記憶部102は、Random Access Memory(RAM)およびRead Only Memory(ROM)を含む。
補助記憶部103は、各種のプログラム及び各種のデータを読み書き自在に記録媒体に格納する。補助記憶部103は外部記憶装置とも呼ばれる。補助記憶部103には、オペレーティングシステム(Operating System、OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納される。OSは、通信部104を介して接続される外部装置等とのデータの受け渡しを行う通信インターフェースプログラムを含む。外部装置等には、例えば、ネットワーク等で接続された、他の映像処理装置および外部記憶装置が含まれる。なお、補助記憶部103は、例えば、ネットワーク上のコンピュータ群であるクラウドシステムの一部であってもよい。
補助記憶部103は、例えば、Erasable Programmable ROM(EPROM)、ソリッドステートディスク(Solid State Disk、SSD)、ハードディスクドライブ(Hard Disc Drive、HDD)等である。また、補助記憶部103は、例えば、Compact Disk(CD)ドライブ装置、Digital Versatile Disc(DVD)ドライブ装置、Blu−ray(登録商標) Disc(BD)ドライブ装置等である。また、補助記憶部103は、Network Attached Storage(NAS)あるいはStorage
Area Network(SAN)によって提供されてもよい。記録媒体としては、例えば、不揮発性半導体メモリ(フラッシュメモリ)を含むシリコンディスク、ハードディスク、CD、DVD、BD、Universal Serial Bus(USB)メモリ等である。
通信部104は、例えば、ネットワーク環境5とのインターフェースである。通信部104は、ネットワーク環境5を介して外部の装置と通信を行う。
情報処理装置100は、例えば、ユーザ等からの操作指示等を受け付ける入力部をさらに備えてもよい。このような入力部として、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、加速度センサーあるいは音声入力装置といった入力デバイスを例示できる。
情報処理装置100は、例えば、プロセッサ101で処理されるデータや主記憶部102に記憶されるデータを出力する出力部を備えるものとしてもよい。このような、出力部として、Cathode Ray Tube(CRT)ディスプレイ、Liquid Crystal Display(LCD)、Plasma Display Panel(PDP)、Electroluminescence(EL)パネル、有機ELパネルあるいはプリンタといった出力デバイスを例示できる。
図4は、クラウドシステム1、利用者端末3および外部サーバ4の機能ブロックを例示する図である。図4では、利用者操作画面201、システム情報保存/読出202、キャッシュ量決定203、キャッシュ取得タイミング204、書籍管理情報保存/読出205、未読部分コンテンツ取得206、ネタバレ禁止語句207、フィルタ208、書籍コンテンツ情報読み出し209、関連情報検索210およびネットワークコンテンツ211が例示されている。図4で例示される各機能ブロックは、プロセッサ101が主記憶部102上に記憶されたプログラムを実行することで実現される。あるいは、各機能ブロックの少なくとも一部は、それぞれ専用のプロセッサあるいはハードウェア回路で実現されてもよい。
利用者操作画面201は、例えば、利用者操作端末3によって提供される。利用者操作画面201は、ユーザの操作を案内する画面を表示する。利用者操作画面201は、例えば、利用者端末3のディスプレイに表示される。利用者端末3は、利用者操作画面201の画面表示に案内されたユーザの操作に応じた処理を行う。
システム情報保存/読出202は、例えば、クラウドシステム1によって提供される。システム情報保存/読出202は、利用者操作画面201に案内されたユーザの操作に応じてシステム情報10aの保存あるいは読み出しを行う。システム情報保存/読出202は、例えば、電子書籍が購入されると所有書籍リスト10dに購入された電子書籍の情報を保存する。システム情報保存/読出202は、例えば、利用者端末3が電子書籍を表示すると閲覧書籍履歴1fにその履歴を保存する。電子書籍がクラウドシステム1から利用者端末3に送信されると、システム情報保存/読出202は電子書籍を転送した速度の平均値を平均データ転送速度10fに保存する。
キャッシュ量決定203は、例えば、クラウドシステム1によって提供される。キャッシュ量決定203は、システム情報保存/読出202で読み出されたシステム情報10aに含まれる平均データ転送速度10fを参照して、クラウドシステム1から利用者端末3に電子書籍を転送する際のキャッシュ量を決定する。
キャッシュ取得タイミング204は、例えば、クラウドシステム1によって提供される。キャッシュ取得タイミング204は、ページの閲覧速度およびキャッシュ量決定203で決定されたキャッシュ量に基づいて利用者端末3がクラウドシステム1へアクセスしてキャッシュを取得するタイミングを決定する。
書籍管理情報保存/読出205は、例えば、クラウドシステム1によって提供される。
書籍管理情報保存/読出205は、電子書籍購入時あるいは閲覧時に書籍管理情報10bに対し情報の保存あるいは読み出し処理を行う。例えば、書籍管理情報保存/読出205は、電子書籍を購入すると電子書籍の購入日時を購入日時10gに保存する。
未読部分コンテンツ取得206は、例えば、クラウドシステム1によって提供される。未読部分コンテンツ取得206は、電子書籍の未読部分の情報を取得する。未読部分コンテンツ取得206は、読了済みフラグ1vを参照して未読部分であるか判定する。未読部分コンテンツ取得206は、未読部分であると判定されたページの情報を取得する。ページの情報として、例えば、ページに記載された文章あるいは挿絵が例示される。
ネタバレ禁止語句207は、例えば、クラウドシステム1によって提供される。ネタバレ禁止語句207は、未読部分コンテンツ取得206で取得された電子書籍の未読部分からネタバレ抑制の対象となる情報(例えば、キーワード)を取得する。ネタバレ禁止語句207は、販売者サーバ2によって提供されるキーワードから電子書籍の未読部分に関連するキーワードを取得してもよい。
フィルタ208は、ネタバレ禁止語句207で取得された情報を基にネタバレを抑制する。外部サーバ4から利用者端末3に転送される情報は、フィルタ208によってフィルタリングされることでネタバレが抑制される。第1実施形態では、フィルタ208はクラウドシステム1によってネタバレ禁止語句207を基に生成される。生成されたフィルタ208は、クラウドシステム1から利用者端末3に転送される。
書籍コンテンツ情報読出209は、例えば、クラウドシステム1によって提供される。書籍コンテンツ情報読出209は、書籍管理情報保存/読出205で読み出された電子書籍の情報を読み出す。クラウドシステム1は、書籍コンテンツ情報読出209によって読み出された電子書籍の情報を利用者端末3に送信する。
関連情報検索210は、例えば、クラウドシステム1によって提供される。関連情報検索210は、電子書籍を読んでいるユーザの要求に応じて関連情報の検索を行う。関連情報検索210は、例えば、クラウドシステム1によって提供される辞書を検索してもよいし、インターネット上の情報を検索してもよい。
ネットワークコンテンツ211は、外部サーバ4によって公開されている外部情報である。ネットワークコンテンツ211は、利用者端末3の画面に出力される前に、フィルタ208によってフィルタリングされることで、ネタバレを抑制する処理がなされる。
<電子書籍の購入処理>
図5は、クラウドシステム1を利用した電子書籍購入処理の概略を例示する図である。利用者端末3から販売者サーバ2に対し、電子書籍購入手続き処理および代金の支払い処理が行われる(S1)。利用者端末3からの要求に応じて、販売者サーバ2は購入された電子書籍のデータをクラウドシステム1に送信する。クラウドシステム1は、販売者サーバ2から受信した電子書籍のデータを記憶する。ユーザによって購入された電子書籍は、本願でいう「ユーザに提供される電子コンテンツ」の一例である(S2)。利用者端末3は、クラウドシステム1にアクセスすることで電子書籍を表示する(S3)。なお、クラウドシステム1、販売者サーバ2および利用者端末3の相互の通信は、例えば、ネットワーク環境5を利用して行われる。
図6は、電子書籍購入の流れを例示する図である。以下、図6を参照して、図5で概略を説明した電子書籍購入処理の各ステップについて説明する。
利用者端末3はユーザの操作に応じて販売者サーバ2に電子書籍の購入を要求する。販売者サーバ2は、利用者端末3からの要求に応じて電子書籍の販売処理を行う。電子書籍の販売処理とは、例えば、クレジットカード決済を含む(S101)。販売者サーバ2は、販売対象となった電子書籍のデータがクラウドシステム1に保存されているか確認する(S102)。販売対象となった電子書籍のデータがクラウドシステム1に保存されていない場合、販売者サーバ2はクラウドシステム1に当該電子書籍のデータを転送する(S102の「ない」からS103)。販売対象となった電子書籍のデータがクラウドシステム1に保存されている場合、販売者サーバ2はユーザのアカウントに対して当該電子書籍へのアクセス権を付与する(S104)。販売者サーバ2は電子書籍の閲覧が可能となった旨を利用者端末3に通知する。販売者サーバ2から利用者端末3への通知は、例えば、電子メールによって行われる(S105)。利用者端末3はユーザの要求に応じてクラウドシステム1へアクセスし電子書籍を表示する(S106)。
図7は、利用者端末3起動時の処理の流れを例示する図である。以下、図7を参照して、利用者端末3の起動から電子書籍を表示するまでの処理の流れを説明する。
利用者端末3が起動される(S201)。起動された利用者端末3はクラウドシステム1へのアクセスを開始する。この際、利用者端末3はユーザのアカウント情報をクラウドシステム1に通知する。クラウドシステム1は、アカウント情報に基づいてログイン処理を行う。アカウント情報は、例えば、ユーザ名およびパスワードである(S202)。クラウドシステム1は、ログインしたユーザのユーザアカウントに対応するシステム情報10aの情報を取得する。ここでは、例えば、クラウドシステム1はシステム情報10aの閲覧書籍履歴10eを取得する(S203)。クラウドシステム1は、ログインしたユーザのユーザアカウントに対応する書籍管理情報10bを参照し、最新閲覧セッションデータ10nの閲覧ページ履歴を取得する(S204)。クラウドシステム1は、利用者端末3との間のデータ転送速度を計測する。クラウドシステム1は、ページを閲覧する速度およびデータ転送速度を基にキャッシュ量を決定する。ページを閲覧する速度は、例えば、1ページを読み終える所要時間である。ページを閲覧する速度は、例えば、閲覧所要時間10qを基に決定されてもよい。ページを閲覧する速度は、閲覧開始タイムスタンプ1qと閲覧終了タイムスタンプ1rから算出されてもよい(S205)。クラウドシステム1は、決定されたキャッシュ量を基に、閲覧するページを中心として前後Nページ(Nは整数)分のデータを利用者端末3に送信する(S206)。利用者端末3は、クラウドシステム1からデータを受信すると、受信したデータをキャッシュとして格納する。利用者端末3はキャッシュとして格納したデータにアクセスして閲覧するページを表示する(S207)。
<キャッシュ量の決定>
図8は、キャッシュ量を決定する流れを例示する図である。キャッシュ量の決定は、例えば、図7のS205の処理で実施される。以下、図8を参照して、クラウドシステム1がキャッシュ量を決定する処理の流れを説明する。
クラウドシステム1は、利用者端末3が表示している書籍のページデータ10pを参照し、閲覧所要時間10qの項目に情報が記憶されているか確認する(S301)。S301でNOの場合、クラウドシステム1は、利用者端末3のユーザが保有している他の書籍のページデータ10pを参照し、閲覧所要時間10qの項目に情報が記憶されているか確認する(S302)。S302でNOの場合、クラウドシステム1は、閲覧時間情報としてデフォルト値を設定する。デフォルト値は、クラウドシステム1の運用に応じて適宜決定されればよい(S303)。S301でYESの場合、クラウドシステム1は、利用者端末3が表示している電子書籍の閲覧所要時間10qの値を閲覧所要時間として決定する。S302でYESの場合、クラウドシステム1は、利用者端末3のユーザが保有してい
る他の書籍の閲覧所要時間10qの値を閲覧所要時間として決定する(S304)。クラウドシステム1は、決定された閲覧所要時間から適切なキャッシュ量を求める。クラウドシステム1は、キャッシュ量を決定する際に、閲覧所要時間とキャッシュ量との対応表を用いてもよい。閲覧所要時間に対応する適切なキャッシュ量は、例えば、クラウドシステム1から利用者端末3へのデータ転送速度の統計値あるいは実験的に求められたデータ転送速度に基づいて、閲覧所要時間とキャッシュ量との関係から決定されてもよい(S305)。
図9は、閲覧速度とキャッシュ量の対応表を例示する図である。閲覧速度とキャッシュ量の対応表は、例えば、図8のS305で用いられる。図9では、閲覧速度を高速、中速、低速の3段階に区分している。どの程度の閲覧所要時間を閲覧速度のどの区分(高速、中速、低速)に割り当てるかは適宜決定されればよい。また、閲覧速度は3段階に限らずさらに細かく区分けされてもよい。また、図9では、閲覧速度に対応してキャッシュ量がページ数を単位として記載されている。
<キャッシュ転送のタイミング>
図10は、クラウドシステム1から利用者端末3へのキャッシュ転送を始めるタイミングを決定する処理の流れを例示する図である。図10では、図8で例示される処理で決定されたキャッシュ量と平均データ転送速度10fを基にキャッシュ転送のタイミングを決定する。以下、図10を参照して、キャッシュ転送を始めるタイミングを決定する処理について説明する。
クラウドシステム1は、キャッシュ量と平均データ転送速度10fを基に利用者端末3へのキャッシュ転送にかかる時間を求める。キャッシュ転送にかかる時間を求めるには、例えば、キャッシュ量を平均データ転送速度10fで割ればよい(S401)。クラウドシステム1は、既に利用者端末3に転送したキャッシュの閲覧が完了するまでの時間とキャッシュ転送にかかる時間とを比較する。キャッシュ転送にかかる時間が転送済みのキャッシュの閲覧が完了するまでの時間未満である場合、クラウドシステム1はキャッシュ転送を開始しない(S402)。キャッシュ転送にかかる時間が転送済みのキャッシュの閲覧が完了するまでの時間以上になった場合、クラウドシステム1は利用者端末3にキャッシュ転送を開始する(S403)。
<フィルタの適用処理>
図11は、第1実施形態におけるフィルタ208の適用処理を例示する図である。図11では、クラウドシステム1が電子書籍の未読部分を基にフィルタ208を生成する。フィルタ208は、例えば、電子書籍中の連続する文節を検出する。あるいは、フィルタ208は電子書籍の未読部分を特徴づける単語あるいは単語の組を検出する。利用者端末3は、クラウドシステム1から送信されたフィルタ208を基にネタバレを抑制する処理を行っている。以下、図11を参照してフィルタ208の適用処理について説明する。
まず、図11のS501〜S505を参照して、クラウドシステム1がフィルタ208を生成し、生成されたフィルタ208を利用者端末3に送信するまでの処理を説明する。クラウドシステム1は、所有書籍リスト10dを参照してユーザが所有する書籍の列挙を行う(S501)。クラウドシステム1は、列挙された書籍のうちネタバレ防止措置の対象となる書籍を特定する。ネタバレ防止措置の対象となる書籍とは、例えば、ネタバレフラグ10jがオンに設定されている電子書籍を含む。また、ネタバレ防止措置の対象となる電子書籍とは、まだ読了されていない電子書籍を含んでもよい。S502の処理は、本願でいう「特定ステップ」の一例である。また、S502の処理を実現する処理部は、本願でいう「特定部」の一例である(S502)。クラウドシステム1は、S502で特定した電子書籍からネタバレ防止措置の対象となる部分の情報を取得する。ネタバレ防止措
置の対象となる部分とは、例えば、電子書籍の未読部分である。あるいは、読了していない電子書籍の全体であってもよい。ネタバレ防止措置の基になる情報とは、例えば、電子書籍の題名、シリーズ名、著者名および電子書籍の未読部分のテキストの一つ以上を含む。以下、本明細書において、電子書籍のテキストをソーステキストと称する。S503の処理は、本願でいう「取得ステップ」の一例である。また、S503の処理を実現する処理部は、本願でいう「取得部」の一例である(S503)。クラウドシステム1は、S503で取得した情報を基にネタバレを抑制するフィルタ208を生成する。フィルタ208生成に用いられるキーワードは、例えば、ソーステキストの未読部分から取得される。フィルタ208生成に用いられるキーワードは、例えば、キーワードベストテン10wから取得されてもよい。フィルタ208は、利用者端末3が外部情報にアクセスした際に、外部情報からネタバレの虞がある情報の表示を抑制する。以下、本明細書において外部情報をターゲットテキストと称する。S504の処理は、本願でいう「フィルタ生成ステップ」の一例である。また、S504の処理を実現する処理部は、本願でいう「フィルタ生成部」の一例である(S504)。クラウドシステム1は、ネットワーク環境5を介して生成したフィルタ208を利用者端末3に送信する(S505)。
次に、図11のS506〜S511を参照し、利用者端末3がネタバレを抑制する処理について説明する。利用者端末3は、クラウドシステム1が生成したフィルタ208を受信する(S506)。利用者端末3は、外部サーバ4に接続して閲覧を行うプログラムにフィルタ208をインストールする。ここで、外部サーバ4に接続して閲覧を行うプログラムは、インターネット閲覧ソフトおよび電子書籍ビューアを含む(S507)。利用者端末3は、ユーザからの要求に応じてネットワーク環境5を介して外部サーバ4へのアクセスを行う(S508)。利用者端末3は、外部サーバ4からのレスポンスを受信する。なお、利用者端末3および外部サーバ4間の通信で用いられるプロトコルは、例えば、Hypertext Transfer Protocol(HTTP)あるいはHypertext Transfer Protocol Secure(HTTPS)である(S509)。利用者端末3は、インストールされたフィルタ208を基に、ターゲットテキストに対してネタバレ抑制処理を行う(S510)。利用者端末3は、ネタバレ抑制処理がされた情報を画面に表示する。S511の処理を実現する処理部は、本願でいう「表示部」の一例である(S511)。
なお、図11で説明した各ステップは、処理の順番を入れ替えてもよい。例えば、図11では、利用者端末3が外部サーバ4に接続する前にフィルタ208をインストールしている。しかし、利用者端末3は、外部サーバ4に接続してからフィルタ208をインストールし、その後インストールされたフィルタ208を基にフィルタリングした情報を画面に表示してもよい。つまり、フィルタ208は、利用者端末3が外部から取得した情報を画面に表示する前にインストールされていればよい。
<フィルタの処理>
第1実施形態では、フィルタ208はソーステキストの未読部分を基に生成されている。フィルタ208は、例えば、以下のような正規表現を用いた基本フィルタf1〜f5を組み合わせることで実現される。以下の基本フィルタf1〜f5において、Tはターゲッ
トテキスト、Pattern は正規表現、nは整数である。
Filter_m( T, Pattern, n) ・・・(f1)
Filter_p( T, Pattern, n) ・・・(f2)
Filter_a( T, Pattern, n) ・・・(f3)
Filter_s( T, n) ・・・(f4)
Size( T) ・・・(f5)
基本フィルタf1は、ターゲットテキストTにおいて、正規表現Patternと一致する部分
のうち、先頭からn番目の部分を戻り値として返す。基本フィルタf2は、ターゲットテ
キストTにおいて、基本フィルタf1より前のn文字分の文字列を戻り値として返す。基
本フィルタf3は、ターゲットテキストTにおいて、基本フィルタf1より後のn文字分
の文字列を戻り値として返す。基本フィルタf4は、ターゲットテキストTにおいて、n番目以降の部分を戻り値として返す。基本フィルタf5は、ターゲットテキストTの文字数
を戻り値として返す。なお、基本フィルタf1〜f5は、正規表現Patternと一致する部
分が見つかった場合、戻り値として真(例えば、TRUEあるいは1)を返してもよい。基本フィルタf1〜f5は、正規表現Patternと一致する部分が見つからない場合、戻り値と
して偽(例えば、FALSEあるいは0)を返せばよい。
第1実施形態のフィルタ208はテキスト形式である。そのため、基本フィルタf1〜f5を組み合わせることで様々なフィルタ208を生成できる。以下、図12〜図14を参照して基本フィルタf1〜f5の使用例について説明する。
図12は、ターゲットテキストTがKeyword1およびKeyword2を含むか判定する疑似コー
ドの例示である。C1の処理は、ターゲットテキストTから検出するキーワードとしてkeyword1を設定する。ここで、C1の「Set」は、「Pattern」に「keyword1」を設定する命
令の例示である。C2の処理は、ターゲットテキストTにPattern(ここでは、keyword1)に一致する部分がないか調査する。C3の処理は、C2の処理でターゲットテキストSにPattern(ここでは、keyword1)に一致する部分が見つからなかった場合、戻り値として
偽を返して処理を終了する。C2の処理でターゲットテキストTにPattern(ここでは、keyword1)に一致する部分が見つかった場合、処理はC4に進む。C4の処理は、ターゲットテキストTから検出するキーワードとしてkeyword2を設定する。C5の処理は、ターゲ
ットテキストTにPattern(ここでは、keyword2)に一致する部分がないか調査する。C6の処理は、C5の処理でターゲットテキストTにPattern(ここでは、keyword2)に一致する部分が見つからなかった場合、戻り値として偽を返して処理を終了する。C5の処理でターゲットテキストTにPattern(ここでは、keyword2)に一致する部分が見つかった場合、処理はC7に進む。C7の処理は、ターゲットテキストTがKeyword1およびKeyword2を
含んでいるとの戻り値を返して処理を終了する。
図13は、ターゲットテキストTがKeyword1あるいはKeyword2のいずれかを含むか判定
する疑似コードの例示である。C8〜C9の処理は、図12のC1〜C2の処理と同様である。そのため、その説明を省略する。C10の処理は、C9の処理でターゲットテキストTにPattern(ここでは、keyword1)に一致する部分が見つかった場合、ターゲットテキストTにPattern(ここでは、keyword1)に一致する部分が含まれるとの戻り値を返して処理を終了する。C9の処理でターゲットテキストTにPattern(ここでは、keyword1)に一致する部分が見つからなかった場合、処理はC11に進む。C11以降の処理は、図12のC4以降の処理と同様である。そのため、その説明を省略する。
図14は、ターゲットテキストTがKeyword1を含み、さらにKeyword1からn文字以内の
範囲にKeyword2を含むか判定する疑似コードの例示である。C15の処理は、ターゲットテキストTから検出するキーワードとしてkeyword1およびkeyword1からn文字以内の範囲に含まれるkeyword2を設定する。C16の処理は、ターゲットテキストTにPattern(ここでは、keyword1およびそのn文字以内の範囲にkeyword2)に一致する部分がないか調査する
。C17の処理は、C16の処理でターゲットテキストTにPattern(ここでは、keyword1およびそのn文字以内の範囲にkeyword2)に一致する部分が見つかった場合、ターゲット
テキストTにPattern(ここでは、keyword1およびそのn文字以内の範囲にkeyword2)に一
致する部分が含まれるとの戻り値を返して処理を終了する。C16の処理でターゲットテキストTにPattern(ここでは、keyword1およびそのn文字以内の範囲にkeyword2)に一致
する部分が見つからなかった場合、処理はC18に進む。C18の処理は、ターゲットテ
キストTから検出するキーワードとしてkeyword2およびkeyword2からn文字以内の範囲にkeyword1が含まれる条件を設定する。C19の処理は、ターゲットテキストTにPattern(ここでは、keyword2およびkeyword2からn文字以内の範囲にkeyword1)に一致する部分がな
いか調査する。C20の処理は、C19の処理でターゲットテキストTにPattern(ここでは、keyword2およびkeyword2からn文字以内の範囲にkeyword1)に一致する部分が見つか
らなかった場合、戻り値として偽を返して処理を終了する。C19の処理でターゲットテキストTにPattern(ここでは、keyword2およびkeyword2からn文字以内の範囲にkeyword1
)に一致する部分が見つかった場合、処理はC21に進む。C21の処理は、ターゲットテキストTがkeyword2およびkeyword2からn文字以内の範囲にkeyword1を含んでいるとの戻り値を返して処理を終了する。
以上で説明した基本フィルタf1〜f5をターゲットテキストに用いることで、利用者端末3はターゲットテキストからネタバレ情報の表示を抑制する事が可能となる。クラウドシステム1は、基本フィルタf1〜f5を用いたフィルタ208を利用者端末3に転送する。クラウドシステム1は、フィルタ208をバイナリ形式に変換して利用者端末3に転送することで、フィルタ208を転送する際のデータ量を削減してもよい。利用者端末3は、フィルタ208をターゲットテキストに適用することで、ターゲットテキストからネタバレ情報を除く事が可能となる。
図15は、フィルタ208によって情報の出力が抑制された画面を例示する図である。図15では、利用者端末3のディスプレイにターゲットテキストが表示されている。ターゲットテキストのうち、フィルタ208によって出力が抑制された部分は×印で表示されている。フィルタ208によって出力が抑制された部分を×印で表示することでネタバレが抑制されている。しかし、フィルタ208によって抑制された情報を出力する形式は×印で表示することに限られない。フィルタ208によって表示が抑制された部分を表示する方式として、特定の画像でマスクする、表示が抑制された旨のメッセージを表示する、空白とする、あるいはモザイク処理する等の方式を例示できる。
第1実施形態では、利用者端末3が外部情報を閲覧するときに、当該外部情報に対してソーステキストの未読部分を基に生成されたフィルタ208を適用した。その結果、第1実施形態では、いわゆるネタバレを抑制できる。
第1実施形態では、電子書籍がクラウドシステム1に保存された。そのため、利用者端末3の記憶容量を気にすることなく電子書籍を保存できる。また、利用者端末3が紛失されても電子書籍が失われない。
第1実施形態では、電子書籍の閲覧書籍履歴10eおよび読了済みフラグ1vがクラウドシステム1に記憶される。そのため、前回電子書籍にアクセスしたときとは異なる利用者端末3が電子書籍にアクセスしても、前回表示された続きのページから電子書籍を表示できる。
第1実施形態では、利用者端末3が電子書籍を表示する際にクラウドシステム1から当該電子書籍の表示対象ページの前後数ページをキャッシュとしてダウンロードする。その結果、利用者端末3は、電子書籍を全てダウンロードする場合と比較して短時間で電子書籍を表示できる。
<第1変形例>
第1実施形態では、クラウドシステム1がソーステキストの未読部分を基にフィルタ208を生成した。第1変形例では、販売者サーバ2があらかじめ販売者サーバに登録された情報を基にフィルタ208を生成する。以下、図16を参照して第1変形例について説
明する。なお、第1実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図16は、第1変形例におけるフィルタの適用処理を例示する図である。図16では、販売者サーバ2、クラウドシステム1aおよび利用者端末3で実行される処理が例示されている。なお、販売者サーバ2では、各電子書籍に電子書籍全体あるいは各ページのネタバレ防止に用いる情報(例えば、キーワード)があらかじめ記憶されている。以下、図16を参照して、第1変形例のネタバレ防止措置の処理を説明する。
S601〜S603の処理は図11のS501〜S503と同様である。そのため、その説明を省略する。販売者サーバ2には、例えば、販売者によって電子書籍に関連するキーワードがネタバレ防止に用いる情報として登録されている。販売者サーバ2は、クラウドシステム1aから受信した情報を基に、あらかじめ販売者サーバ2に記憶されたネタバレ防止に用いる情報からフィルタ208生成に用いるキーワードを選択する。クラウドシステム1aから受信した情報とは、例えば、電子書籍の未読部分を示す情報である(S604)。販売者サーバ2は、S604で選択されたキーワードを基にフィルタ208を生成する。フィルタ208の生成は、例えば、先述した基本フィルタf1〜f5を用いればよい。生成されたフィルタ208はクラウドシステム1aに送信される(S605)。クラウドシステム1aは、販売者サーバ2からフィルタ208を受信する。クラウドシステム1aは受信したフィルタ208を利用者端末3に送信する。なお、利用者端末3が外部サーバ4に接続して閲覧を行うプログラムにフィルタ208をインストールする処理を行うのは図11で説明した通りである(S606)。S607以降の処理は、図11のS508以降の処理と同様である。そのため、その説明を省略する。
なお、図16で説明した各ステップは、処理の順番を入れ替えてもよい。例えば、図16では、利用者端末3が外部サーバ4に接続する前にフィルタ208をインストールしている。しかし、利用者端末3は、外部サーバ4に接続してからフィルタ208をインストールし、その後インストールされたフィルタ208を基にフィルタリングした情報を画面に表示してもよい。つまり、フィルタ208は、利用者端末3が外部から取得した情報を画面に表示する前にインストールされていればよい。
第1変形例では、販売者サーバ2によってフィルタ208が生成された。第1変形例は、フィルタ208をターゲットテキストに適用することで、第1実施形態同様にいわゆるネタバレを抑制できる。
<第2変形例>
第2変形例では、データベースに記録された情報を基にフィルタ208が生成される。データベースには、電子書籍を閲覧している不特定多数の読者によってページ毎に適切と思われるキーワードが登録される。以下、図17を参照して第2変形例について説明する。なお、第1実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図17は、第2変形例におけるフィルタ208の適用処理を例示する図である。図17では、クラウドシステム1b、利用者端末3およびデータベース6で実行される処理が例示されている。データベース6は、様々な方式で実現可能である。データベース6を実現する方式とは、例えば、Relational Database Management System(RDBMS)、Bulletin Board System(BBS)、Contents Management System(CMS)あるいはWikiである。以下、図17を参照して、第2変形例におけるフィルタ208の適用処理を説明する。
S701〜S703の処理は、S703での情報の送信先がデータベース6になることを除いて図16のS601〜S603と同様であるため、その説明を省略する。不特定多数の読者によって、電子書籍のページ毎にキーワード等の情報がデータベース6に入力される(S704)。入力されたキーワードによってデータベース6のデータベースが更新される(S705)。データベース6は、クラウドシステム1bから受信した情報を基に、データベースに記録された情報からフィルタ208の生成に用いる情報を選択する。S706の処理は、本願でいう「取得ステップ」の一例である(S706)。データベース6は、S706で選択された情報を基にフィルタ208を生成する。生成されたフィルタ208はクラウドシステム1bに送信される。S707のフィルタ208を生成する処理は、本願でいう「フィルタ生成ステップ」の一例である(S707)。S708〜S713の処理は、図16のS606〜S611と同様であるため、その説明を省略する。
第2変形例では、データベース6に登録されたキーワードを基にネタバレを抑制するフィルタ208が生成された。利用者端末3がターゲットテキストに対してフィルタ208を適用することで、第1実施形態と同様にいわゆるネタバレを抑制することができる。
<第3変形例>
第3変形例では、ソーステキストおよびターゲットテキストを構文解析にかけた結果に対し、類似度を求める関数を用いてフィルタ208を生成する。
図18は、類似度を求める関数に基づいてソーステキストとターゲットテキストを比較する処理を例示する図である。文節Pと文節Qの類似度を求める関数Sim(P,Q)を定義する。Sim関数は0から1までの値をとる。文節Pと文節Qが類似しているほどSim関数の値は高い数値となる。例えば、文節Pと文節Qが完全に一致している場合、Sim関数の値は1.0となる。また、文節Pと文節Qが一致している部分が無い場合、Sim関数の値は0.0となる。以下、図18を参照して、Sim関数に基づいてソーステキストとターゲットテキストを比較する処理を説明する。
利用者端末3は、ソーステキストの未読部分を文節単位に分割する。分割された各文節はリストとして保持される。このリストは、例えば、{P1、P2、P3、・・・、Pn}とする(S801)。利用者端末3は、ターゲットテキストを取得する。利用者端末3は、取得されたターゲットテキストを文節単位に分割する。分割された各文節はリストとして保持される。このリストは、例えば、{Q1、Q2、Q3、・・・、Qn}とする(S802)。利用者端末3は、ソーステキストの連続する文節(例えば、{Pk、Pk+1、・・・、Pk+s})とターゲットテキストの連続する文節(例えば、{Qj、Qj+1、・・・、Qj+s})を比較する(S803)。S803において、0以上s以下の範囲の値tについて、「Sim(Pk+t、Qj+t)>閾値」である場合、ターゲットテキストの{Q1、Q2、Q3、・・・、Qn}はソーステキストの一部であると判定できる。なお、この閾値は第3変形例のシステムの運用試験あるいは実際の運用の中で適宜決定されればよい(S804)。
図19は、第3変形例におけるフィルタ208の適用処理を例示する図である。以下、図19を参照して、第3変形例におけるフィルタ208の適用処理を説明する。
S901〜S902の処理は、図11のS501〜S502と同様である。そのため、その説明を省略する。クラウドシステム1cは、S902で特定された電子書籍のソーステキストを単語単位に分解する。クラウドシステム1cは、分解された単語を品詞毎に分類する。単語を品詞毎に分類する処理は、固有名詞を一覧表にまとめる処理を含む(S903)。クラウドシステム1cは、S902で特定されたそれぞれの電子書籍からネタバ
レ抑制対象となる部分を取得する。S904の処理は、本願でいう「取得ステップ」の一例である(S904)。S904で取得されたネタバレ抑制対象となる部分に対して、クラウドシステム1cは各固有名詞の前後一定範囲(例えば3語以内の範囲)にある単語を列挙する。クラウドシステム1cは、列挙された単語を出現頻度毎にまとめた出現頻度表を作成する。出現頻度表が作成されることで、ネタバレ抑制対象となる部分では、各固有名詞の前後に現れる単語の傾向が把握される。つまり、出現頻度表において高い頻度で登場する単語の組み合わせがターゲットテキストに含まれていれば、そのターゲットテキストはネタバレを含む情報であると判定される(S905)。S906〜S913の処理は、S912のフィルタリング処理で類似度を求める関数を用いることを除いて図11のS504〜S511と同様であるため、その説明を省略する。
第3変形例では、ソーステキストを構文解析にかけた結果を基にネタバレを抑制するフィルタ208が生成された。利用者端末3がターゲットテキストに対してフィルタ208を適用することで、第1実施形態同様にいわゆるネタバレを抑制することができる。
<第2実施形態>
第1実施形態では、クラウドシステム1はフィルタ208を利用者端末3に送信した。第2実施形態では、利用者端末3はクラウドシステムをプロキシサーバとしてターゲットテキストにアクセスする。クラウドシステムは、フィルタ208を適用したターゲットテキストを利用者端末3に送信することでネタバレを抑制する。以下、図20A〜図21を参照して第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図20Aは、第2実施形態の構成を例示する図である。図20Aでは、利用者端末3、クラウドシステム1dおよび外部サーバ4が例示されている。さらに、利用者端末3、クラウドシステム1dおよび外部サーバ4を相互に接続するネットワーク環境5が例示されている。利用者端末3は、プロキシサーバとしてクラウドシステム1dが設定される。利用者端末3は、プロキシサーバとして設定されたクラウドシステム1dを中継して外部サーバ4にアクセスする。
図20Bは、利用者端末3、クラウドシステム1dおよび外部サーバ4の通信処理を例示する図である。図20Bでは、利用者端末3、クラウドシステム1dおよび外部サーバ4が例示されている。図20Bでは、図の縦軸が時間軸であり縦軸の上部から下部に向けて時間が進行する。図20Bに図示されている矢印は、矢印の根元から先に向けて通信が行われていることを示している。以下、図20Bを参照して、第2実施形態における利用者端末3、クラウドシステム1dおよび外部サーバ4の通信処理を説明する。
利用者端末3はクラウドシステム1dをプロキシサーバとして指定して外部サーバ4にアクセスする。クラウドシステム1は、利用者端末3から外部サーバ4を指定したアクセスを受け付ける。S1001の処理は、本願でいう「接続要求受付ステップ」の一例である(S1001)。クラウドシステム1dは、利用者端末3から指定された外部サーバ4に接続する。S1002の処理は、本願でいう「サーバ接続ステップ」の一例である(S1002)。クラウドシステム1dは、外部サーバ4からのレスポンスを利用者端末3に代理して受信する。S1003の処理は、本願でいう「端末代理ステップ」の一例である(S1003)。クラウドシステム1dは、外部サーバ4から受信したレスポンスに対してフィルタ208を適用する。S1004の処理は、本願でいう「フィルタ適用ステップ」の一例である(S1004)。クラウドシステム1dは、フィルタ208が適用された外部サーバ4からのレスポンスを利用者端末3に送信する。S1005の処理は、本願でいう「サーバ代理ステップ」の一例である(S1005)。
図21は、第2実施形態におけるフィルタ208の適用処理を例示する図である。以下、図21を参照して、第2実施形態におけるフィルタ208の適用処理を説明する。
S1101〜S1104の処理は、図11のS501〜S504の処理と同様である。そのため、その説明を省略する。クラウドシステム1dは、利用者端末3から外部サーバ4へのアクセスを受け付ける(S1105)。クラウドシステム1dは、利用者端末からのアクセスを外部サーバ4へ転送する(S1106)。クラウドシステム1dは、外部サーバ4からのレスポンスを受信する(S1107)。クラウドシステム1dは、外部サーバ4から受信したレスポンスに対してフィルタ208を適用する。クラウドシステム1dは、フィルタ208を適用することでネタバレの抑制を行う(S1108)。クラウドシステム1dは、フィルタ208によってフィルタリングされたレスポンスを利用者端末3に送信する(S1109)。
第2実施形態では、クラウドシステム1dはプロキシサーバとして機能する。クラウドシステム1dが利用者端末3から外部サーバ4への通信を中継し、中継された通信に対してフィルタ208を適用することでネタバレを抑制できる。
<第3実施形態>
第1実施形態および第2実施形態ではクラウドシステム1にユーザが購入した電子書籍が記憶された。さらに、第1実施形態および第2実施形態ではクラウドシステム1がフィルタ208を生成した。第3実施形態では、利用者端末にユーザが購入した電子書籍を記憶する。さらに、第3実施形態では利用者端末3がフィルタ208の生成を行う。以下、図22〜図24を参照して、第3実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図22は、第3実施形態の構成を例示する図である。図22では、利用者端末3a、フィルタ208および外部サーバ4が例示されている。フィルタ208は利用者端末3aによって生成され、利用者端末3aに記憶される。さらに、利用者端末3aおよび外部サーバ4を相互に接続するネットワーク環境5が例示されている。利用者端末3aは外部サーバ4から受信したターゲットテキストに対してフィルタ208を適用する。
図23は、第3実施形態におけるフィルタ208の生成処理を例示する図である。図23の各処理(S1201〜S1204)は、処理を行う主体が利用者端末3aである事を除き図11のS501〜S504と同様である。そのため、その説明を省略する。
図24は、第3実施形態におけるフィルタ208の適用処理を例示する図である。図24の各処理(S1305〜S1306)は、処理を行う主体が利用者端末3aである事を除き図11のS508〜S511と同様である。そのため、その説明を省略する。利用者端末3aは、外部サーバ4から受信したレスポンス(ターゲットテキスト)に対しフィルタ208を適用して出力を抑制する。S1307の処理は、フィルタ適用ステップの一例である。また、S1307の処理を実現する処理部は、本願でいう「フィルタ適用部」の一例である(S1307)。利用者端末3aは、フィルタ208が適用されたターゲットテキストを画面に表示する(S1308)。
第3実施形態では利用者端末3aがフィルタ208を生成した。利用者端末3は外部サーバ4から受信したターゲットテキストに対してフィルタ208を適用することで、ネタバレを抑制できる。
<動画あるいは音声データへの適用>
以上で説明した各実施形態および各変形例は電子書籍を電子コンテンツの一例として説
明した。ただし、本願で開示する技術が適用される「電子コンテンツ」は電子書籍に限定されない。例えば、電子書籍以外の電子コンテンツとして動画データおよび音声データを例示できる。動画データには、例えば、デジタルテレビで放送される番組およびインターネット上で動画を共有するサイトで公開される動画が含まれる。音声データには、例えば、インターネットラジオで公開されている番組およびオーディオブックが含まれる。このような動画データおよび音声データに対しても本願で開示する技術は適用できる。ただし、動画データおよび音声データはテキストデータとは異なる。そのため、フィルタ208の基となるキーワード情報を動画データあるいは音声データから取得することは難しい。しかしながら、以下に説明する方法を用いることで動画データあるいは音声データに関するキーワード情報を取得できる。その結果、本願で開示する技術を動画データあるいは音声データに適用できる。以下、本願でいう「電子コンテンツ」の一例として動画データあるいは音声データを採用した場合に、フィルタ208の基になるキーワード情報の取得方法ついて説明する。
例えば、第1実施形態の販売者サーバ2によって動画データあるいは音声データに関連するキーワードがあらかじめ用意されればよい。販売者サーバ2に登録されたキーワードを基にフィルタ208が生成されることで、本願で開示する技術を動画データあるいは音声データに適用できる。
あるいは、第1変形例のデータベース6に対し、動画データあるいは音声データに関連するキーワードが登録されればよい。データベース6に登録されたキーワードを基にフィルタ208が生成されることで、本願で開示する技術を動画データあるいは音声データに適用できる。
デジタル放送によって放送される動画データあるいは音声データには当該ファイルの内容を説明するメタデータが付加されている場合がある。メタデータには、例えば、タイトル、著作者名、発表年月日、ジャンル、内容の説明および関連キーワードが含まれる。このメタデータの情報を基にフィルタ208が生成されることで、本願で開示する技術を動画データあるいは音声データに適用できる。
以上の方法により動画データあるいは音声データに関連するキーワードを取得できる。その結果、動画データあるいは音声データに対して本願で開示する技術を適用できる。その結果、動画データあるいは音声データのネタバレを抑制することができる。
以上で開示した実施形態や変形例はそれぞれ組み合わせる事ができる。例えば、第3実施形態と第1実施形態を組み合わせることで、クラウドシステム1が記憶した電子書籍を基に利用者端末3がフィルタ208を生成してもよい。クラウドシステム1に電子書籍を記憶させることで、利用者端末3の補助記憶部103の使用量が低減される。
<付記>
以上で開示した各実施形態および各変形例は、以下の態様(付記と呼ぶ)を含む。各付記の構成は、他の付記の構成を組み合わせることができる。
(付記1)
コンピュータに、
ユーザに提供される電子コンテンツの中から前記ユーザの未閲覧部分あるいは未視聴部分を有する電子コンテンツを特定する特定ステップと、
前記特定された電子コンテンツの少なくとも前記未閲覧部分あるいは前記未視聴部分に含まれる情報を前記特定ステップで特定された電子コンテンツから取得する取得ステップと、
前記ユーザからの要求に応じてアクセスされる前記電子コンテンツ以外の外部情報のうち前記未閲覧部分あるいは前記未視聴部分に関連する外部情報の出力を抑制するフィルタを、前記取得ステップで取得された情報を基に生成するフィルタ生成ステップと、を実行させる、
プログラム。
(付記2)
前記取得ステップで取得する情報は、前記電子コンテンツを販売するシステムから提供される、
付記1に記載のプログラム。
(付記3)
前記取得ステップで取得する情報は、前記電子コンテンツに関する情報が蓄積されるデータベースから取得する、
付記1に記載のプログラム。
(付記4)
前記外部情報に対して前記フィルタを適用して出力を抑制するフィルタ適用ステップをさらに実行させる、
付記1から付記3のいずれか一項に記載のプログラム。
(付記5)
前記コンピュータは、端末に対してサービスを提供するサーバと前記端末との通信を中継するコンピュータであり、
前記端末から前記サーバへの接続の要求を受け付ける接続要求受付ステップと、
前記接続要求受付ステップによって受け付けられた前記端末からの接続の要求に応じて前記サーバに接続するサーバ接続ステップと、
前記サーバから前記端末への通信を前記端末に代わって受信する端末代理ステップと、
前記端末代理ステップによって受信した前記サーバからの通信に対して前記フィルタを適用して出力を抑制するフィルタ適用ステップと、
前記フィルタ適用ステップによって出力が抑制された前記サーバからの通信を前記端末へ送信するサーバ代理ステップと、をさらに実行させる、
付記1から付記3のいずれか一項に記載のプログラム。
(付記6)
ユーザに提供される電子コンテンツの中から前記ユーザの未閲覧部分あるいは未視聴部分を有する電子コンテンツを特定する特定部と、
前記特定された電子コンテンツの少なくとも前記未閲覧部分あるいは前記未視聴部分に含まれる情報を前記特定ステップで特定された電子コンテンツから取得する取得部と、
前記ユーザからの要求に応じてアクセスされる前記電子コンテンツ以外の外部情報のうち前記未閲覧部分あるいは前記未視聴部分に関連する外部情報の出力を抑制するフィルタを前記取得部で取得された情報を基に生成するフィルタ生成部と、を有する、
情報処理装置。
(付記7)
前記取得部で取得する情報は、前記電子コンテンツを販売するシステムから提供される、
付記6に記載の情報処理装置。
(付記8)
前記取得部で取得する情報は、前記電子コンテンツに関する情報が蓄積されるデータベースから取得する、
付記6に記載の情報処理装置。
(付記9)
前記外部情報に対して前記フィルタを適用して出力を抑制するフィルタ適用部をさらに有する、
付記6から付記8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記10)
電子コンテンツを蓄積する第1のコンピュータと、前記第1のコンピュータにアクセスして前記電子コンテンツを表示する第2のコンピュータと、を備える電子コンテンツ表示システムであって、
前記第1のコンピュータは、
ユーザに提供される電子コンテンツの中から前記ユーザの未閲覧部分あるいは未視聴部分を有する電子コンテンツを特定する特定部と、
前記特定された電子コンテンツの少なくとも前記未閲覧部分あるいは前記未視聴部分に含まれる情報を前記特定部で特定された電子コンテンツから取得する取得部と、
前記ユーザからの要求に応じてアクセスされる前記電子コンテンツ以外の外部情報のうち前記未閲覧部分あるいは前記未視聴部分に関連する外部情報の出力を抑制するフィルタを前記取得部で取得された情報を基に生成するフィルタ生成部と、
前記フィルタを前記第2のコンピュータに送信するフィルタ送信部と、を有し、
前記第2のコンピュータは、
前記外部情報にアクセスする通信部と、
前記第1のコンピュータから送信された前記フィルタを受信するフィルタ受信部と、
前記通信部によってアクセスした前記外部情報に対して前記フィルタを適用して出力を抑制するフィルタ適用部と、
前記電子コンテンツ及び前記外部情報を表示する表示部と、を有する、
電子コンテンツ表示システム。
(付記11)
コンピュータが、
ユーザに提供される電子コンテンツの中から前記ユーザの未閲覧部分あるいは未視聴部分を有する電子コンテンツを特定する特定ステップと、
前記特定された電子コンテンツの少なくとも前記未閲覧部分あるいは前記未視聴部分に含まれる情報を前記特定ステップで特定された電子コンテンツから取得する取得ステップと、
前記ユーザからの要求に応じてアクセスされる前記電子コンテンツ以外の外部情報のうち前記未閲覧部分あるいは前記未視聴部分に関連する外部情報の出力を抑制するフィルタを前記取得ステップで取得された情報を基に生成するフィルタ生成ステップと、を実行する、
表示抑制フィルタ生成方法。
(付記12)
前記取得ステップで取得する情報は、前記電子コンテンツを販売するシステムから提供される、
付記11に記載の表示抑制フィルタ生成方法。
(付記13)
前記取得ステップで取得する情報は、前記電子コンテンツに関する情報が蓄積されるデ
ータベースから取得する、
付記11に記載の表示抑制フィルタ生成方法。
(付記14)
コンピュータが、
ユーザに提供される電子コンテンツの中から前記ユーザの未閲覧部分あるいは未視聴部分を有する電子コンテンツを特定する特定ステップと、
前記特定された電子コンテンツの少なくとも前記未閲覧部分あるいは前記未視聴部分に含まれる情報を前記特定ステップで特定された電子コンテンツから取得する取得ステップと、
前記ユーザからの要求に応じてアクセスされる前記電子コンテンツ以外の外部情報のうち前記未閲覧部分あるいは前記未視聴部分に関連する外部情報の出力を抑制するフィルタを前記取得ステップで取得された情報を基に生成するフィルタ生成ステップと、
前記外部情報に対して前記フィルタを適用して出力を抑制するフィルタ適用ステップと、を実行する
表示抑制方法。
1、1a、1b、1c、1d・・・クラウドシステム
10a・・・システム情報
10b・・・書籍管理情報
10c・・・書籍コンテンツ情報
2・・・販売者サーバ
3、3a・・・利用者端末
4・・・外部サーバ
5・・・ネットワーク環境
6・・・データベース
100・・・情報処理装置
101・・・プロセッサ
102・・・主記憶部
103・・・補助記憶部
104・・・通信部
208・・・フィルタ
B1・・・接続バス

Claims (6)

  1. コンピュータに、
    ユーザに提供される電子コンテンツの中から前記ユーザの未閲覧部分あるいは未視聴部分を有する電子コンテンツを特定する特定ステップと、
    前記特定された電子コンテンツの少なくとも前記未閲覧部分あるいは前記未視聴部分に含まれる情報を前記特定ステップで特定された電子コンテンツから取得する取得ステップと、
    前記ユーザからの要求に応じてアクセスされる前記電子コンテンツ以外の外部情報のうち前記未閲覧部分あるいは前記未視聴部分に関連する外部情報の出力を抑制するフィルタを、前記取得ステップで取得された情報を基に生成するフィルタ生成ステップと、を実行させる、
    プログラム。
  2. 前記外部情報に対して前記フィルタを適用して出力を抑制するフィルタ適用ステップをさらに実行させる、
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記コンピュータは、端末に対してサービスを提供するサーバと前記端末との通信を中継するコンピュータであり、
    前記端末から前記サーバへの接続の要求を受け付ける接続要求受付ステップと、
    前記接続要求受付ステップによって受け付けられた前記端末からの接続の要求に応じて前記サーバに接続するサーバ接続ステップと、
    前記サーバから前記端末への通信を前記端末に代わって受信する端末代理ステップと、
    前記端末代理ステップによって受信した前記サーバからの通信に対して前記フィルタを適用して出力を抑制するフィルタ適用ステップと、
    前記フィルタ適用ステップによって出力が抑制された前記サーバからの通信を前記端末へ送信するサーバ代理ステップと、をさらに実行させる、
    請求項1に記載のプログラム。
  4. ユーザに提供される電子コンテンツの中から前記ユーザの未閲覧部分あるいは未視聴部
    分を有する電子コンテンツを特定する特定部と、
    前記特定された電子コンテンツの少なくとも前記未閲覧部分あるいは前記未視聴部分に含まれる情報を前記特定で特定された電子コンテンツから取得する取得部と、
    前記ユーザからの要求に応じてアクセスされる前記電子コンテンツ以外の外部情報のうち前記未閲覧部分あるいは前記未視聴部分に関連する外部情報の出力を抑制するフィルタを前記取得部で取得された情報を基に生成するフィルタ生成部と、を有する、
    情報処理装置。
  5. 電子コンテンツを蓄積する第1のコンピュータと、前記第1のコンピュータにアクセスして前記電子コンテンツを表示する第2のコンピュータと、を備える電子コンテンツ表示システムであって、
    前記第1のコンピュータは、
    ユーザに提供される電子コンテンツの中から前記ユーザの未閲覧部分あるいは未視聴部分を有する電子コンテンツを特定する特定部と、
    前記特定された電子コンテンツの少なくとも前記未閲覧部分あるいは前記未視聴部分に含まれる情報を前記特定部で特定された電子コンテンツから取得する取得部と、
    前記ユーザからの要求に応じてアクセスされる前記電子コンテンツ以外の外部情報のうち前記未閲覧部分あるいは前記未視聴部分に関連する外部情報の出力を抑制するフィルタを前記取得部で取得された情報を基に生成するフィルタ生成部と、
    前記フィルタを前記第2のコンピュータに送信するフィルタ送信部と、を有し、
    前記第2のコンピュータは、
    前記外部情報にアクセスする通信部と、
    前記第1のコンピュータから送信された前記フィルタを受信するフィルタ受信部と、
    前記通信部によってアクセスした前記外部情報に対して前記フィルタを適用して出力を抑制するフィルタ適用部と、
    前記電子コンテンツ及び前記外部情報を表示する表示部と、を有する、
    電子コンテンツ表示システム。
  6. コンピュータが、
    ユーザに提供される電子コンテンツの中から前記ユーザの未閲覧部分あるいは未視聴部分を有する電子コンテンツを特定する特定ステップと、
    前記特定された電子コンテンツの少なくとも前記未閲覧部分あるいは前記未視聴部分に含まれる情報を前記特定ステップで特定された電子コンテンツから取得する取得ステップと、
    前記ユーザからの要求に応じてアクセスされる前記電子コンテンツ以外の外部情報のうち前記未閲覧部分あるいは前記未視聴部分に関連する外部情報の出力を抑制するフィルタを前記取得ステップで取得された情報を基に生成するフィルタ生成ステップと、
    前記外部情報に対して前記フィルタを適用して出力を抑制するフィルタ適用ステップと、を実行する
    表示抑制方法。
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