JP6260181B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、タブレットや電子ペンによる記入手段において、一般の紙とペンを用いた通常の筆記行為とできる限り同じ作業感覚で、記入文字の削除や追加、置換、強調などの変更作業が計算機上で行える手段を提供することを課題とし、筆記者が通常の筆記行為で用いられる、削除を意味する二重線や塗りつぶし、追加を意味する山型もしくは谷型記号や矢印記号、強調を意味する囲み線や下線、といった記号をそれら変更処理の開始及びその対象となる文字を指定するための制御コマンドと対応付け、それらコマンドを筆記情報中から自動的に検出し、当該処理を自動的に実行し、またその際の変更対象文字の検出に関し、前記文字認識手法中で生成された文字切出し情報を利用し、二重線や囲み線などの制御記号が記入された場合、前記文字切出し情報とそれら制御記号との重なりの度合いを求め、変更対象文字の判定に利用することによって、高精度な検出を実現することが開示されている。
特許文献2には、修正処理時間短縮化とユーザ修正作業時間短縮化を実現することを目的とし、印刷された文書に、カラーで文字の移動,複写等の修正記号と修正文字を加え、その修正文書をカラースキャナで取り込み、修正データと文書データに分け、修正内容と修正文字を認識して、その内容に従い文書データを編集し、テキスト文書(印刷出力された文書紙)にカラー(色鉛筆など)で修正を加え、その文書データをカラースキャナで取込むだけで、自動的に修正・編集できるので、修正処理時間短縮化とユーザ修正作業時間短縮化を実現することができ、また、文字の削除や訂正,挿入項目だけでなく、グラフィックなどの移動,複写,追加も修正記号で修正できることが開示されている。
特許文献3には、簡単に原稿の訂正及び編集が行える画像編集装置を提供することを目的とし、原稿を走査して画像読取った画素毎の画像データを文字単位の画像に分離し、それぞれの文字画像の位置情報を抽出して記憶する位置情報抽出手段、画像データの赤画像データが形成する画像パタンを、画像データの位置対応情報と共に抽出するパタン抽出手段、及び、パタン抽出手段が抽出した画像パタン及び画像データの位置対応情報に対応して、位置情報抽出手段が記憶した情報を基に画像データのデータ置換及びデータシフトを行い、画像データを再構成する画像再構成手段を備え、黒文字原稿上に赤の所定パタンを記入した原稿を読込むと、赤の所定パタンに対応した画像編集を実行することが開示されている。
特開2004−152040号公報 特開平07−287766号公報 特開平05−108791号公報
本発明は、複数の編集記号を含む文字列に対する文字認識結果に対して、その編集記号に沿った編集を行う場合にあって、本構成を有していない場合に比較して、的確に編集された文字認識結果を得ることができるようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、複数の編集記号を含む文字列に対する文字認識結果を受け付ける受付手段と、前記編集記号のうちの1つの編集記号に基づいて、前記文字認識結果を編集する編集手段と、前記編集手段による編集結果に基づいて再構築された前記文字列に対して、文字認識を行う文字認識手段を具備し、前記編集手段と前記文字認識手段による処理を編集記号の数だけ繰り返し、前記編集手段の2回目以降の編集処理にあっては、前記文字認識手段による文字認識結果を、該編集処理の対象とすることを特徴とする情報処理装置である。
請求項2の発明は、前記文字認識手段は、前記文字列に対する最後の文字認識処理を行う場合は、それまで行った文字認識処理よりも高精度な文字認識処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記文字認識手段は、前記文字列に対する最後の文字認識処理を行うまでの文字認識処理は、前記文字列に対する最後の文字認識処理よりも高速な文字認識処理を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置である。
請求項4の発明は、前記受付手段によって受け付けられた文字認識結果内の文字認識の確度に基づいて、前記文字列から削除記号を検出する削除記号検出手段をさらに具備することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項5の発明は、前記文字認識手段は、挿入記号内に削除記号がある場合は、該挿入記号内の文字列に対して、文字認識を行い、前記編集手段は、前記文字認識手段による文字認識結果から、前記削除記号に基づいて、前記挿入記号内の文字列を削除することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項6の発明は、前記受付手段によって受け付けられた文字認識結果内から編集記号を除去する除去手段をさらに具備し、前記文字認識手段は、前記除去手段によって編集記号が除去された文字列に対して、文字認識を行い、前記編集手段は、前記文字認識手段による文字認識結果を、編集処理の対象とすることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項7の発明は、前記編集手段は、置換、複写、訂正の編集を、削除と挿入の組み合わせの編集として行うことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項8の発明は、帳票情報から領域を切り出す切出手段をさらに具備し、前記受付手段は、前記切出手段によって切り出された領域内の文字列に対する文字認識結果を受け付けることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項9の発明は、前記文字認識手段によって最後の文字認識処理が行われた場合は、該文字認識処理の文字認識結果と、前記編集記号を含む文字列とを比較可能に提示する提示手段をさらに具備することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項10の発明は、コンピュータを、複数の編集記号を含む文字列に対する文字認識結果を受け付ける受付手段と、前記編集記号のうちの1つの編集記号に基づいて、前記文字認識結果を編集する編集手段と、前記編集手段による編集結果に基づいて再構築された前記文字列に対して、文字認識を行う文字認識手段として機能させ、前記編集手段と前記文字認識手段による処理を編集記号の数だけ繰り返し、前記編集手段の2回目以降の編集処理にあっては、前記文字認識手段による文字認識結果を、該編集処理の対象とすることを特徴とする情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、複数の編集記号を含む文字列に対する文字認識結果に対して、その編集記号に沿った編集を行う場合にあって、本構成を有していない場合に比較して、的確に編集された文字認識結果を得ることができる。
請求項2の情報処理装置によれば、本構成を有していない場合に比較して、的確な文字認識結果を得ることができる。
請求項3の情報処理装置によれば、本構成を有していない場合に比較して、高速に文字認識結果を得ることができる。
請求項4の情報処理装置によれば、本構成を有していない場合に比較して、削除記号を反映した的確な文字認識結果を得ることができる。
請求項5の情報処理装置によれば、挿入記号内に削除記号がある場合に対応することができる。
請求項6の情報処理装置によれば、文字認識結果内から編集記号を除去して処理を行うことができる。
請求項7の情報処理装置によれば、置換、複写、訂正の編集を行う手段を個別に用意する必要がなくなる。
請求項8の情報処理装置によれば、帳票内で編集が行われた文字列に対しても処理を行うことができる。
請求項9の情報処理装置によれば、最終的な処理結果である文字認識結果と、対象とした編集記号を含む文字列とを比較可能に提示することができる。
請求項10の情報処理プログラムによれば、複数の編集記号を含む文字列に対する文字認識結果に対して、その編集記号に沿った編集を行う場合にあって、本構成を有していない場合に比較して、的確に編集された文字認識結果を得ることができる。
第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 削除記号を含む受付パタンの例を示す説明図である。 削除処理を反映した文字列の例を示す説明図である。 挿入記号を含む受付パタンの例を示す説明図である。 挿入処理を反映した文字列の例(1)を示す説明図である。 挿入処理を反映した文字列の例(2)を示す説明図である。 交換記号を含む受付パタンの例を示す説明図である。 削除記号と挿入記号を含む受付パタンの例を示す説明図である。 削除記号と挿入記号が付される前の受付パタンの例を示す説明図である。 削除記号と挿入記号が付される前の受付パタンに対しての文字認識結果の例を示す説明図である。 削除後であって、挿入前の受付パタンの例を示す説明図である。 削除後であって、挿入前の受付パタンに対しての文字認識結果の例を示す説明図である。 削除、挿入後の受付パタンの例を示す説明図である。 削除、挿入後の受付パタンに対しての文字認識結果の例を示す説明図である。 第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 第2の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 受付パタン別の処理負荷の例を示す説明図である。 受付パタン別の処理負荷の例を示す説明図である。 第3の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 第3の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 削除記号を除去する前の受付パタンに対する文字認識結果の例を示す説明図である。 挿入記号内に削除記号が含まれている例を示す説明図である。 挿入記号内に対して削除処理を反映した文字列の例を示す説明図である。 第4の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 第4の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 第5の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 第5の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 第6の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 第7の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 第8の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
まず、本実施の形態を説明する前に、その前提となる技術、用語について説明する。なお、この説明は、本実施の形態の理解を容易にすることを目的とするものである。
本実施の形態は、文字認識結果を編集する技術にかかわる。
特に、ユーザは編集を指示するパタン(編集記号)を文字列に上書きし、その編集処理を含む文字認識処理によって、編集が反映された文字認識結果を得る技術に属する。すなわち文字認識結果をユーザが目視と手作業により編集する技術には属さない。また、文字認識処理の対象となる文字は、手書き文字だけでなく、印刷文字等であってもよい。
また編集は、削除(除去、デリート、等)と挿入(追記、インサート、等)の文字認識結果が変化する操作を指す。すなわち、強調やアンダーラインの付与等の文字認識結果が変化しない操作は本実施の形態における編集には含まれない。
以下、本実施の形態を説明する上で参照する用語について説明する。
「文字認識」とは、文字画像又は文字ストロークに対して、文字列切り出し、単文字切り出し(1文字毎に切り出す処理)、単文字認識を行う処理を指す。
図2と図3に「削除」の例を示す。図2の例は二重線“=”による削除である。この削除に従えば、“春はあけぼのうらら”のうち“はあけぼ”を削除し、図3の例に示すパタンに対する文字認識結果である“春のうらら”を出力する。
以下では、図2の例の二重線のように、削除を指示するパタンを「削除記号」と呼ぶ。また、図2の例の“はあけぼ”のように、削除されるべきパタンを「削除範囲」と呼ぶ。
図4、図5及び図6に「挿入」の例を示す。図4の例は中括弧“}”による挿入である。この挿入に従えば、“春はあけぼの”のうち“春”と“は”の間に“の朝”を挿入し、図5や図6の例に示すパタンに対する文字認識結果である“春の朝はあけぼの”を出力する。それぞれ、図5は挿入後の読み順に従って受付パタンを編集した例であり、図6は挿入後の読み順に従って、受付パタンの領域を切り出し、(1)領域601、(2)領域602、(3)領域603の順番のように連なる文字列として読み順を付与した例である。
以下では、図4の例の中括弧のように、挿入を指示するパタンを「挿入記号」と呼ぶ。また、図4の“の朝”のように、挿入されるべき文字列を「挿入文字列」と呼び、“春”と“は”の間のように、挿入するべき位置を「挿入位置」と呼ぶ。
さらに、削除記号、挿入記号を総称して「編集記号」と呼ぶ。同様に、削除範囲と挿入位置を総称して「編集位置」と呼ぶ。
削除と挿入の他にも「置換(交換)」、「複写」、「訂正」といった文脈の変化する編集がある。しかし、これらは削除と挿入を利用して実現される。図7に示す例は、“ぼの”と“あけ”の置換であるが、これは、“あけ”を挿入文字列、“は”と“ぼ”の間を挿入位置とする挿入として実現される。複写は、元の文字列を残したままの挿入である。訂正は、削除、挿入の組み合わせである。つまり、対象文字列を削除し、その位置に他の文字列を挿入するものである。
削除は一般に以下の処理フローで実現される。
step1.「削除記号検出」…受付パタンから削除記号を検出する。
step2.「削除記号除去」…受付パタンから削除記号を除去する。
step3.「削除範囲検出」…削除の有無を判別し、削除範囲を検出する。
step4.「削除」…削除範囲に基づいて、削除を反映する。
また、挿入は一般に以下のステップで実現される。
step1.「挿入記号検出」…受付パタンから挿入記号と挿入文字列を検出する。
step2.「挿入記号除去」…受付パタンから挿入記号と挿入文字列を除去する。
step3.「挿入位置検出」…挿入の有無を判別し、挿入位置を検出する。
step4.「挿入」…挿入位置に基づいて、挿入を反映する。
ただし、削除におけるstep2は必須ではない。すなわち、step4において削除範囲と削除記号を同時に除去してもよい。
以下では、削除記号検出と挿入記号検出を総称して「編集記号検出」と呼ぶ。また、削除記号除去と挿入記号除去を総称して「編集記号除去」と呼ぶ。また、削除範囲検出と挿入位置検出を総称して「編集位置検出」と呼ぶ。
本実施の形態の概要について説明する。まず、一連の処理として(i)、(ii)、(iii)がある。
(i) 文字認識結果を参照して編集位置検出を行う。
(ii) 1つの編集を反映し、続く編集の直前に再度文字認識を行う。
(iii) 全ての編集が反映された後、文字認識を行う。
まず、(i)について説明する。これは、編集位置検出において単文字領域が既知であることが望ましいためである。例えば図2の場合、“は”の右側だけに削除記号が施されている。この場合、受付パタンの情報のみでは“は”が分離したパタンであるため削除範囲の検出が曖昧となる。また図4の例では、“は”の分離した位置に挿入記号がある。この場合、“は”が分離しているため挿入位置の検出が曖昧となる。この問題は図2と図4において“は”が単文字領域である情報を参照することで解決される。つまり、単文字領域の途中に編集記号が位置している場合は、その単文字領域を含めた編集位置としてもよいし、その単文字領域の前又は後を編集位置としてもよい。例えば、削除記号の場合は、その削除記号の先端又は後端が含まれている単文字領域を削除対象とする。また、挿入記号の場合は、その挿入記号の位置が単文字領域の半分よりも前であれば、挿入位置をその単文字領域の直前とし、半分よりも後であれば、挿入位置をその単文字領域の直後とすればよい。単文字領域の切り出しのためには単文字認識を行うことが望ましい。よって、編集位置検出のためには、予め文字認識を行い、単文字領域を取得しておくことが望ましい。
次に、図8〜図14に示す具体例を用いて、(ii)について説明する。いま、図8の例に示す受付パタンについて編集を反映しようとする。まず、編集記号検出と編集記号除去を行い、図9の例に示す受付パタンを得る。次に、削除範囲検出を行おうとする。まずは(i)の処理に従って図9の例に示す受付パタンに対して文字認識を行い、図10の例に示す文字認識結果を得る。そして、図10の例に示す文字認識結果を参照することで削除範囲を“夕暮”と検出し、その“夕暮”の削除を行い、図11の例に示す受付パタンを得る。
続いて、挿入位置検出を行う。しかしここで、図10の例に示す“泊”(「う白」の文字画像の文字認識結果)のように文字認識に失敗しているため真の単文字領域が得られない場合がある。このような文字認識の失敗は、編集前の受付パタンが文字認識の想定(文字の連接、単語、文字サイズ、等)と異なるために生じる。編集前の受付パタンは、編集が行われる前の受付パタンであるから、誤りが含まれている可能性の高い文字画像である。つまり、正常な文字列を対象として設計された文字認識の想定と異なる。そこで、直前の編集を反映した、より文字認識の想定に近い受付パタンに対して再度文字認識を行い、より良好な文字認識結果を得る。そして、続く編集ではこの文字認識結果を利用することでより良好な結果を得ることが期待できる。すなわち、図11の例に示す削除後の受付パタンに対して再度文字認識を行い、図12の例に示す文字認識結果を取得する。そして、削除が反映されたことでより良好な結果を得ている図12の例に示す文字認識結果を参照することで、挿入位置を“う”と“白”の間と検出し、挿入を行い、図13の例に示す受付パタンを得る。つまり、領域1301と領域1303の間に、挿入文字の領域1302を挿入することを示していると判明する。
最後に(iii)について説明する。文字認識では単文字の連接確率や単語辞書といった文脈を利用する。前述の通り、編集が反映される前の受付パタンは文字認識の想定と異なる。ゆえに、編集を含む文字認識結果において良好な結果を得るためには、全ての編集が反映された受付パタンに対する文字認識結果を出力とすることが望ましい。すなわち、図13の例に示す全ての編集が反映された受付パタンに対する文字認識結果である図14の例に示す文字認識結果を最終出力とする。なお、図14の例では、領域1301に対応する文字認識結果「よう」、領域1302に対応する文字認識結果「よう」、領域1303に対応する文字認識結果「白く」の順番で読み順を付与したものである。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な各種の実施の形態の例を説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
なお、本実施の形態は特定の編集記号、編集記号検出、編集記号除去、編集位置検出(前述の(i)の処理)に依存せず、これらは先行技術文献に示される従来技術を用いればよい。また、ストローク情報の文字を対象とする場合は、そのストローク情報を作成する電子ペンの識別情報(ID:IDentification)が付されていること、そして、編集前の文字列と編集記号及びその編集記号に伴う文字列を記載する電子ペンが異なることを利用して、編集記号検出、編集記号除去、編集位置検出の処理を行えばよい。また、編集記号及びその編集記号に伴う文字列の色(例えば、赤)を、編集対象である編集前の文字列の色(例えば、黒)と異ならせることによって、色の違いによって編集記号等を検出するようにしてもよい。また、受付パタンが画像であるかストロークであるかには依存しない。
以下では、出力用の文字認識処理(文字列に対する最後の文字認識処理)を「文字認識」と呼ぶ。これに対して、低精度、高速、又は高速低精度な文字認識処理を「軽文字認識」と呼ぶ。軽文字認識は、ここで比較する文字認識の処理よりも高速で行えるものであればよく、例えば、文字認識における文字の連接確率の参照や単語辞書の参照を省略する方法で実現される。また、軽文字認識は、出力用の文字認識処理以外の文字認識処理(最後の文字認識処理を行う前までに行った文字認識処理)で用いられる。なお、この文字認識、軽文字認識は、全体の処理を高速化するために行うが、この高速化が必要でない場合又は途中の文字認識処理でも高精度な文字認識処理を行う場合には、全てを高精度な文字認識処理で行ってもよい。また、全てを軽文字認識で行ってもよい。
第1の実施の形態である情報処理装置は、複数の編集記号を含む文字列に対する文字認識結果を、その編集記号に沿った編集を行うものであって、図1の例に示すように、文字認識結果受付モジュール110、削除記号受付モジュール120、削除モジュール130、削除範囲検出モジュール140、挿入記号受付モジュール150、挿入位置検出モジュール160、挿入モジュール170、文字認識モジュール180、編集確認モジュール190、認識結果出力モジュール195を有している。
なお、第1の実施の形態において、編集記号検出、編集記号除去は既に完了しているものとする。また、文字認識は既に完了しているものとする。これにより前述の(i)の処理は終了しているものとする。以下の実施の形態においても同様である。
モジュール間を流れる「文字認識結果」(文字認識結果112、挿入記号、文字認識結果162等)は少なくとも単文字領域に対応する受付パタンの一部と文字コードのペアのセットを持つ。文字認識モジュール180は文字認識結果から受付パタンを再構築し、これに対して文字認識を行い、文字認識結果を更新する。
文字認識結果受付モジュール110は、削除範囲検出モジュール140と接続されており、削除範囲検出モジュール140へ文字認識結果112を渡す。文字認識結果受付モジュール110は、編集前の状態である文字列(受付パタン)に対する文字認識結果112を受け付け、削除範囲検出モジュール140へ渡す。
削除記号受付モジュール120は、削除範囲検出モジュール140と接続されており、削除範囲検出モジュール140へ削除記号122を渡す。削除記号受付モジュール120は、編集前の状態である文字列(受付パタン)に対する削除記号122を受け付け、削除範囲検出モジュール140へ渡す。
削除範囲検出モジュール140は、文字認識結果受付モジュール110、削除記号受付モジュール120、削除モジュール130、挿入位置検出モジュール160と接続されており、挿入位置検出モジュール160へ文字認識結果144を渡す。削除モジュール130は、削除範囲検出モジュール140と接続されている。削除モジュール130と削除範囲検出モジュール140の間で削除記号、文字認識結果142をやり取りする。削除範囲検出モジュール140は、文字認識結果112、削除記号122を参照することで削除の有無と削除範囲を検出する。削除がある場合、削除モジュール130が文字認識結果に削除を反映する。そうでなければ、何もしない。つまり、削除モジュール130は、複数の編集記号を含む文字列に対する文字認識結果を受け付け、編集記号のうちの1つの編集記号(削除記号122)に基づいて、その文字認識結果を編集(削除)する。
挿入記号受付モジュール150は、挿入位置検出モジュール160と接続されており、挿入位置検出モジュール160へ挿入記号、挿入文字列152を渡す。挿入記号受付モジュール150は、編集前の状態である文字列(受付パタン)に対する挿入記号、挿入文字列152を受け付け、挿入位置検出モジュール160へ渡す。
挿入位置検出モジュール160は、削除範囲検出モジュール140、挿入記号受付モジュール150、挿入モジュール170、文字認識モジュール180、編集確認モジュール190と接続されている。挿入位置検出モジュール160は、編集確認モジュール190へ文字認識結果164を渡す。挿入モジュール170は、挿入位置検出モジュール160と接続されている。文字認識モジュール180は、挿入位置検出モジュール160と接続されている。また、挿入位置検出モジュール160と挿入モジュール170及び文字認識モジュール180の間で挿入記号、文字認識結果162をやり取りする。挿入位置検出モジュール160は既に削除モジュール130によって削除が行われていた場合、文字認識モジュール180に文字認識を行わせる。つまり、文字認識モジュール180は、削除モジュール130による編集結果に対して、文字認識を行う。続いて、挿入位置検出モジュール160は、挿入記号、挿入文字列152、文字認識モジュール180による文字認識結果を参照することで、挿入の有無と挿入位置を検出する。挿入がある場合、挿入モジュール170が、文字認識結果に挿入を反映する。つまり、挿入モジュール170は、複数の編集記号を含む文字列に対する文字認識結果を受け付け、編集記号のうちの1つの編集記号(挿入記号、挿入文字列152)に基づいて、その文字認識結果を編集(挿入)する。ただし、対象としている文字列に対しての2回目以降の編集処理(1回目は削除モジュール130による編集処理)であるので、文字認識モジュール180による文字認識結果を、挿入編集処理の対象とする。
編集確認モジュール190は、挿入位置検出モジュール160、文字認識モジュール180、認識結果出力モジュール195と接続されており、認識結果出力モジュール195へ文字認識結果192を渡す。文字認識モジュール180は、編集確認モジュール190と接続されている。文字認識モジュール180と編集確認モジュール190の間で文字認識結果182をやり取りする。編集確認モジュール190は、受け付けた文字認識結果164に対して1度でも編集が反映されたか否かを判別する。編集があった場合、文字認識モジュール180に文字認識を行わせ、文字認識結果を更新する。そうでなければ、何もしない。つまり、文字認識モジュール180は、挿入モジュール170による編集結果に対して、文字認識を行う。ここで、対象としている文字列に削除記号と挿入記号がある場合は、削除モジュール130による削除処理と挿入モジュール170による挿入処理という編集処理が2回行われることになり、文字認識モジュール180による文字認識処理が2回行われたことになる。複数の編集記号とは、同種の編集記号であってもよいし、異なる種類の編集記号であってもよい。例えば、削除記号が2つであったり(2箇所の異なる位置の文字を削除する)、挿入記号が2つである(2箇所の異なる位置に文字を挿入する)、削除記号を挿入記号がある場合である。
認識結果出力モジュール195は、編集確認モジュール190と接続されている。認識結果出力モジュール195は、文字認識結果192を出力する。文字認識結果192を出力するとは、例えば、プリンタ等の印刷装置で印刷すること、ディスプレイ等の表示装置に表示すること、文書データベース等の文書記憶装置へ文書として書き込むこと、メモリーカード等の記憶媒体に記憶すること、他の情報処理装置へ渡すこと等が含まれる。
図1に示す例では、削除記号受付モジュール120、削除範囲検出モジュール140、削除モジュール130の組と挿入記号受付モジュール150、挿入位置検出モジュール160、挿入モジュール170の組を用いたが、削除記号受付モジュール120と挿入記号受付モジュール150を一緒にし、削除範囲検出モジュール140と挿入位置検出モジュール160を一緒にし、削除モジュール130と挿入モジュール170を一緒にし、それぞれを編集記号の種類に応じて処理を行うようにしてもよい。その場合、対象としている文字列に対する編集記号の数だけ処理が繰り返されることになる。また、文字認識モジュール180による処理は、削除モジュール130又は挿入モジュール170による処理が行われた後(又は、他の編集処理が行われていたか否かを判断して、編集処理の直前)に行う。
図15は、第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1502では、削除があるか否かを判断し、削除がある場合はステップS1504へ進み、それ以外の場合はステップS1508へ進む。
ステップS1504では、削除を行う。
ステップS1506では、文字認識を行う。
ステップS1508では、挿入があるか否かを判断し、挿入がある場合はステップS1510へ進み、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS1599)。
ステップS1510では、挿入を行う。
ステップS1512では、文字認識を行う。
なお、ステップS1502〜ステップS1506の処理と、ステップS1508〜ステップS1512の処理のいずれを先に行ってもよい。
この処理フローでは、各編集の直後に文字認識を行う処理を直列に接続している。ステップS1502では、削除範囲検出により削除の存在が確認された場合、削除を行い(ステップS1504)、続く挿入((ii)の処理)又は出力((iii)の処理)のために文字認識を行う(ステップS1506)。ステップS1508では、挿入位置検出により挿入の存在が確認された場合、挿入を行い(ステップS1510)、出力((iii)の処理)のために文字認識を行う(ステップS1512)。よって、受付パタンに編集がない場合は冗長な文字認識が呼び出されないため高速である。
<第2の実施の形態>
図16は、第2の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。
第1の実施の形態(図1、図15)は、最多で(削除と挿入がある場合)文字認識が3回呼び出される。文字認識には、1度目の認識処理で良好な結果が得られない場合、設定の異なる2度目の認識処理を行うものがある。例えば、1度目は辞書を参照して認識を行い、認識結果に適切に単語が現れない場合、辞書を参照しない2度目の認識処理を行うもの等がある。この場合、編集が反映されていない受付パタンに対しては文字認識が認識処理を2回呼び出す。よって、図15に示す例では、最多で文字認識が3回呼び出される。編集を含む文字認識において、処理速度を決める支配的なモジュールは文字認識であるため、文字認識の呼び出し回数は処理速度低下の主原因となる。そこで、この問題を解決するための第2の実施の形態を示す。
軽文字認識を利用して高速化を実現するものである。なお、第2の実施の形態において、編集記号検出、編集記号除去及び文字認識は既に完了しているものとする。
第2の実施の形態は、文字認識結果受付モジュール110、削除記号受付モジュール120、削除モジュール130、削除範囲検出モジュール140、挿入記号受付モジュール150、挿入位置検出モジュール160、挿入モジュール170、文字認識モジュール180、編集確認モジュール190、認識結果出力モジュール195、軽文字認識モジュール1680を有している。第1の実施の形態に軽文字認識モジュール1680を付加したものである。なお、第1の実施の形態と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する(以下、同様)。
挿入位置検出モジュール160は、削除範囲検出モジュール140、挿入記号受付モジュール150、挿入モジュール170、軽文字認識モジュール1680、編集確認モジュール190と接続されている。挿入位置検出モジュール160は編集確認モジュール190へ文字認識結果164を渡す。また、挿入位置検出モジュール160と挿入モジュール170及び軽文字認識モジュール1680の間で挿入記号、文字認識結果162をやり取りする。
軽文字認識モジュール1680は、挿入位置検出モジュール160と接続されている。軽文字認識モジュール1680は、軽文字認識処理を行う。軽文字認識モジュール1680による軽文字認識処理(文字列に対する最後の文字認識処理を行うまでの文字認識処理)は、文字認識モジュール180による文字列に対する最後の文字認識処理よりも高速な文字認識処理を行う。
文字認識モジュール180は、文字列に対する最後の文字認識処理を行う。文字認識モジュール180による文字認識処理は、それまで行った軽文字認識モジュール1680による軽文字認識処理よりも高精度な文字認識処理を行う。
第1の実施の形態と異なり、挿入位置検出モジュール160は、既に削除が行われていた場合に軽文字認識モジュール1680による軽文字認識を行わせる。これにより、文字認識結果編集装置の良好な結果と高速化の両立を実現する。
図17は、第2の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1702では、削除があるか否かを判断し、削除がある場合はステップS1704へ進み、それ以外の場合はステップS1706へ進む。
ステップS1704では、削除を行う。
ステップS1706では、挿入があるか否かを判断し、挿入がある場合はステップS1708へ進み、それ以外の場合はステップS1714へ進む。
ステップS1708では、削除済みであるか否かを判断し、削除済みである場合はステップS1710へ進み、それ以外の場合はステップS1712へ進む。
ステップS1710では、軽文字認識を行う。
ステップS1712では、挿入を行う。
ステップS1714では、挿入済みであるか否かを判断し、挿入済みである場合はステップS1718へ進み、それ以外の場合はステップS1716へ進む。
ステップS1716では、削除済みであるか否かを判断し、削除済みである場合はステップS1718へ進み、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS1799)。
ステップS1718では、文字認識を行う。
第1の実施の形態のフローチャートとは、ステップS1708、S1710、S1714、S1716が異なる。
第2の実施の形態による実例を、図18と図19の例に示す。図18、図19は、受付パタン別の処理負荷の例を示す説明図である。これらは、受付パタンの条件別に文字認識の呼び出し回数をカウントしており、図15と図17の示す例を比較している。1回の文字認識の処理負荷を1として、これに対して軽文字認識の処理負荷をα(<1)としている。また図19に示す例は、2段階の認識処理を行う文字認識の場合である。2段階文字認識は、編集のため1度目の認識処理に失敗する場合は処理負荷が2となる。図18と図19の例に示す通り、第2の実施の形態によれば、削除と挿入のある受付パタンにおいて、処理負荷の軽減効果があることがわかる。
<第3の実施の形態>
図20は、第3の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。第3の実施の形態は、削除記号検出を含むものである。なお、第3の実施の形態において、挿入記号検出、挿入記号除去及び文字認識は既に完了しているものとする。ただし、削除記号検出と削除記号除去は完了していない。
第3の実施の形態は、文字認識結果受付モジュール110、削除記号検出モジュール2020、削除モジュール130、削除範囲検出モジュール140、挿入記号受付モジュール150、挿入位置検出モジュール160、挿入モジュール170、文字認識モジュール180、編集確認モジュール190、認識結果出力モジュール195、軽文字認識モジュール1680を有している。第2の実施の形態と異なり削除記号検出モジュール2020を含んでいる。また、削除記号除去は削除モジュール130において行われる。
文字認識結果受付モジュール110は、削除記号検出モジュール2020、削除範囲検出モジュール140と接続されており、削除範囲検出モジュール140、削除記号検出モジュール2020へ文字認識結果112を渡す。
削除記号検出モジュール2020は、文字認識結果受付モジュール110、削除範囲検出モジュール140と接続されており、削除記号検出モジュール2020は、削除範囲検出モジュール140へ削除記号122を渡す。削除記号検出モジュール2020は、文字認識結果受付モジュール110によって受け付けられた文字認識結果112内の文字認識の確度に基づいて、文字列から削除記号を検出する。
削除モジュール130は、削除範囲検出モジュール140と接続されている。削除モジュール130と削除範囲検出モジュール140の間で削除記号、文字認識結果142をやり取りする。
削除範囲検出モジュール140は、文字認識結果受付モジュール110、削除記号検出モジュール2020、削除モジュール130、挿入位置検出モジュール160と接続されており、挿入位置検出モジュール160へ文字認識結果144を渡す。
第3の実施の形態も図16と図17の例に示す第2の実施の形態と同様の処理速度改善の効果を持つ。また、削除記号検出モジュール2020において文字認識結果を参照するため、さらに良好な削除を実現する。
一般に、色や電子ペンIDの違いを利用せずに、ストロークや画像の形状情報のみから削除記号を検出することは困難である。これは、削除記号が文字パタンに被覆している(重なっている)ことと、削除記号に類似したパタンが文字パタンに含まれる場合があることが原因である。例えば図2に示すような二重線による削除の場合、“春”にも二重線が含まれている。ストロークや画像の形状情報のみでは、これを誤検出する危険性がある。そこで第3の実施の形態では、文字認識結果を利用することで、より良好な削除記号検出を行う。例えば図22に示すように、削除記号の他に“春”に含まれる二重線を誤検出するが、文字認識確度が高いことを利用して、誤検出のみを棄却するような方法がある。図22は、削除記号を除去する前の受付パタンに対する文字認識結果の例を示す説明図である。図22(a)の例は、文字認識結果受付モジュール110が受け付けた文字認識結果を示しており、「は」の左側部分を「し」と文字認識し、削除記号の部分を「棚」と文字認識している。この2つは誤認識である。図22(b)の例は、図22(a)の例に示す受付パタン内の各文字認識結果の文字に対する文字認識確信度の例を示している。文字認識確信度は、文字認識処理で、その文字である確率を示しており、例えば、辞書パタンと認識対象のパタンとの距離の逆数等によって表される。例えば、削除記号検出モジュール2020は、文字認識確信度が予め定められた値未満である文字を、削除記号が含まれている文字列として検出する。
図21は、第3の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS2102では、削除記号検出を行う。
ステップS2104では、削除があるか否かを判断し、削除がある場合はステップS2106へ進み、それ以外の場合はステップS2108へ進む。
ステップS2106では、削除を行う。
ステップS2108では、挿入があるか否かを判断し、挿入がある場合はステップS2110へ進み、それ以外の場合はステップS2116へ進む。
ステップS2110では、削除済みであるか否かを判断し、削除済みである場合はステップS2112へ進み、それ以外の場合はステップS2114へ進む。
ステップS2112では、軽文字認識を行う。
ステップS2114では、挿入を行う。
ステップS2116では、挿入済みであるか否かを判断し、挿入済みである場合はステップS2120へ進み、それ以外の場合はステップS2118へ進む。
ステップS2118では、削除済みであるか否かを判断し、削除済みである場合はステップS2120へ進み、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS2199)。
ステップS2120では、文字認識を行う。
図17の例に示す第2の実施の形態によるフローチャートと比較すると、ステップS2102が付加されている。
<第4の実施の形態>
挿入文字列に対する削除がありうる。以下では、これを挿入内削除と呼ぶ。挿入内削除の例を図23と図24に示す。図23は、挿入記号内に削除記号が含まれている例を示す説明図である。図24は、挿入記号内に対して削除処理を反映した文字列の例を示す説明図である。つまり、図23に示す例は、挿入記号内の挿入文字列(「のうらら朝」)に対して、削除記号(「うらら」の削除)が施されている。そして、図24に示す例は、削除記号による削除処理を施したものである。
図25は、第4の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。第4の実施の形態は、文字認識結果受付モジュール110、削除記号受付モジュール120、削除モジュール130、削除範囲検出モジュール140、挿入記号受付モジュール150、挿入位置検出モジュール160、挿入モジュール170、文字認識モジュール180、編集確認モジュール190、認識結果出力モジュール195、軽文字認識モジュール1680、挿入内削除モジュール2570を有している。第2の実施の形態に、挿入内削除モジュール2570を付加したものである。なお、第4の実施の形態において、編集記号検出、編集記号除去及び文字認識は既に完了しているものとする。なお、第3の実施の形態のように、第4の実施の形態が削除記号検出モジュール2020を含んでもよい。
挿入位置検出モジュール160は、削除範囲検出モジュール140、挿入記号受付モジュール150、挿入モジュール170、挿入内削除モジュール2570、軽文字認識モジュール1680、編集確認モジュール190と接続されており、編集確認モジュール190へ文字認識結果164を渡す。また、挿入位置検出モジュール160と挿入モジュール170、挿入内削除モジュール2570及び軽文字認識モジュール1680の間で挿入記号、文字認識結果162をやり取りする。挿入位置検出モジュール160は、挿入内削除の記号がある(挿入記号内に削除記号がある)場合は、その挿入記号内の文字列に対して、軽文字認識モジュール1680による文字認識を行わせる。
軽文字認識モジュール1680は、挿入位置検出モジュール160、挿入内削除モジュール2570と接続されている。
挿入内削除モジュール2570は、挿入位置検出モジュール160、軽文字認識モジュール1680と接続されている。挿入内削除モジュール2570と軽文字認識モジュール1680の間で挿入文字例、文字認識結果2572をやり取りする。挿入内削除モジュール2570は、軽文字認識モジュール1680による文字認識結果から、削除記号に基づいて、挿入記号内の文字列を削除する。ここでは、挿入内削除においても軽文字認識を利用することで、速度改善の効果が得られる。
図26は、第4の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS2602では、削除があるか否かを判断し、削除がある場合はステップS2604へ進み、それ以外の場合はステップS2606へ進む。
ステップS2604では、削除を行う。
ステップS2606では、挿入があるか否かを判断し、挿入がある場合はステップS2608へ進み、それ以外の場合はステップS2620へ進む。
ステップS2608では、挿入内の軽文字認識を行う。
ステップS2610では、挿入内に削除があるか否かを判断し、削除がある場合はステップS2612へ進み、それ以外の場合はステップS2614へ進む。
ステップS2612では、挿入内削除を行う。
ステップS2614では、削除済みであるか否かを判断し、削除済みである場合はステップS2616へ進み、それ以外の場合はステップS2618へ進む。
ステップS2616では、軽文字認識を行う。
ステップS2618では、挿入を行う。
ステップS2620では、挿入済みであるか否かを判断し、挿入済みである場合はステップS2624へ進み、それ以外の場合はステップS2622へ進む。
ステップS2622では、削除済みであるか否かを判断し、削除済みである場合はステップS2624へ進み、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS2699)。
ステップS2624では、文字認識を行う。
図17の例に示す第2の実施の形態によるフローチャートと比較すると、ステップS2608、S2610、S2612が付加されている。
<第5の実施の形態>
図27は、第5の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。第5の実施の形態は、挿入記号除去を、情報処理装置の内部で行うものである。
第5の実施の形態は、オリジナルの受付パタンに対して編集記号除去を行わないため、オリジナルの受付パタンの一貫性を保つことができる。この目標を達成するために、オリジナルの受付パタンの複製を持つ方法もあるが、これに対して第5の実施の形態では、挿入記号と挿入文字列のみを保持すればよく、メモリ効率が良い。
第5の実施の形態は、文字認識結果受付モジュール110、削除記号受付モジュール120、削除モジュール130、削除範囲検出モジュール140、挿入記号受付モジュール150、挿入位置検出モジュール160、挿入モジュール170、文字認識モジュール180、認識結果出力モジュール195、軽文字認識モジュール1680、挿入記号除去モジュール2720、編集確認モジュール2790を有している。なお、第4の実施の形態(図25、図26)のように、第5の実施の形態は、挿入内削除モジュール2570を含んでいてもよい。
なお、挿入記号検出は第5の実施の形態の外部で行い、挿入記号除去は第5の実施の形態の内部で行う。
文字認識結果受付モジュール110は、挿入記号除去モジュール2720と接続されている。文字認識結果受付モジュール110は、挿入記号除去モジュール2720へ文字認識結果112を渡す。
挿入記号除去モジュール2720は、文字認識結果受付モジュール110、削除記号受付モジュール120、削除範囲検出モジュール140、挿入位置検出モジュール160と接続されており、削除記号受付モジュール120、削除範囲検出モジュール140に文字認識結果2722を渡す。挿入記号除去モジュール2720は、文字認識結果受付モジュール110によって受け付けられた文字認識結果内から編集記号を除去する。この除去を1回の編集とみなすものである。
削除範囲検出モジュール140は、挿入記号除去モジュール2720、削除記号受付モジュール120、削除モジュール130、挿入位置検出モジュール160、軽文字認識モジュール1680と接続されており、挿入位置検出モジュール160、軽文字認識モジュール1680へ文字認識結果144を渡す。削除範囲検出モジュール140は、軽文字認識モジュール1680に、挿入記号除去モジュール2720によって編集記号が除去された文字列に対して、文字認識を行わせる。そして、軽文字認識モジュール1680による文字認識結果を、編集処理の対象とする。
文字認識モジュール180は、編集確認モジュール2790と接続されている。文字認識モジュール180と編集確認モジュール2790の間で文字認識結果182をやり取りする。
編集確認モジュール2790は、挿入位置検出モジュール160、文字認識モジュール180、認識結果出力モジュール195と接続されている。編集確認モジュール190は、認識結果出力モジュール195へ文字認識結果192を渡す。
挿入記号除去モジュール2720は、文字認識結果112に挿入記号か挿入文字列が含まれていた場合、これを除去する。続く削除範囲検出モジュール140では、既に挿入記号除去が行われていた場合、軽文字認識モジュール1680に軽文字認識を行わせる。最後に、編集確認モジュール2790は、受付パタンの文字認識結果に対して1度でも編集(挿入記号除去を含む)が反映されたか否かを判別する。編集があった場合、文字認識モジュール180に文字認識を行わせ、文字認識結果を更新する。そうでなければ、何もしない。
図28は、第5の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS2802では、挿入記号があるか否かを判断し、挿入記号がある場合はステップS2804へ進み、それ以外の場合はステップS2806へ進む。
ステップS2804では、挿入記号を除去する。
ステップS2806では、削除があるか否かを判断し、削除がある場合はステップS2808へ進み、それ以外の場合はステップS2814へ進む。
ステップS2808では、挿入記号が除去済みであるか否かを判断し、除去済みである場合はステップS2810へ進み、それ以外の場合はステップS2812へ進む。
ステップS2810では、軽文字認識を行う。
ステップS2812では、削除を行う。
ステップS2814では、挿入があるか否かを判断し、挿入がある場合はステップS2816へ進み、それ以外の場合はステップS2824へ進む。
ステップS2816では、削除済みであるか否かを判断し、削除済みである場合はステップS2820へ進み、それ以外の場合はステップS2818へ進む。
ステップS2818では、挿入記号が除去済みであるか否かを判断し、除去済みである場合はステップS2820へ進み、それ以外の場合はステップS2822へ進む。
ステップS2820では、軽文字認識を行う。
ステップS2822では、挿入を行う。
ステップS2824では、挿入済みであるか否かを判断し、挿入済みである場合はステップS2830へ進み、それ以外の場合はステップS2826へ進む。
ステップS2826では、削除済みであるか否かを判断し、削除済みである場合はステップS2830へ進み、それ以外の場合はステップS2828へ進む。
ステップS2828では、挿入記号が除去済みであるか否かを判断し、除去済みである場合はステップS2830へ進み、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS2899)。
ステップS2830では、文字認識を行う。
図17の例に示す第2の実施の形態によるフローチャートと比較すると、ステップS2802、S2804、S2808、S2810、S2818、S2828が付加されている。
<第6の実施の形態>
図29は、第6の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。第6の実施の形態は、画像受付モジュール2910、挿入記号検出・除去モジュール2920、文字認識モジュール2930、削除・挿入モジュール2940、認識結果出力モジュール2950を有している。第6の実施の形態は、前述の実施の形態を利用した文字認識システムである。受付パタンは画像である。
画像受付モジュール2910は、挿入記号検出・除去モジュール2920と接続されており、挿入記号検出・除去モジュール2920に受付パタン2912を渡す。画像受付モジュール2910は、対象とする画像を受け付け、編集記号が含まれている文字列画像を受付パタン2912として抽出する。
挿入記号検出・除去モジュール2920は、画像受付モジュール2910、文字認識モジュール2930、削除・挿入モジュール2940と接続されており、文字認識モジュール2930に受付パタン2922を渡し、削除・挿入モジュール2940に挿入記号、挿入文字列2944を渡す。挿入記号検出・除去モジュール2920は、受付パタン2912から、編集記号(挿入記号、挿入文字列2944等)と、その編集記号の無い受付パタン2922を抽出する。
文字認識モジュール2930は、挿入記号検出・除去モジュール2920、削除・挿入モジュール2940と接続されており、削除・挿入モジュール2940に文字認識結果2932を渡す。文字認識モジュール2930は、受付パタン2922を文字認識し、文字認識結果2932を生成する。
削除・挿入モジュール2940は、挿入記号検出・除去モジュール2920、文字認識モジュール2930、認識結果出力モジュール2950と接続されており、認識結果出力モジュール2950に文字認識結果2942を渡す。削除・挿入モジュール2940は、前述の実施の形態であり、文字認識結果2932、挿入記号、挿入文字列2944から、編集処理を施した文字認識結果2942を出力する。
認識結果出力モジュール2950は、削除・挿入モジュール2940と接続されている。認識結果出力モジュール2950は、削除・挿入モジュール2940によって最後の文字認識処理が行われた場合は、その文字認識処理の文字認識結果2942と、編集記号を含む受付パタン2912とを比較可能に提示する。例えば、図4と図5(文字認識結果の文字コードから生成されたものであってもよい)を並べてディスプレイ等の表示装置に提示する。
削除・挿入モジュール2940は、図20、図21の例に示す第3の実施の形態である場合、挿入記号検出・除去モジュール2920は挿入記号検出と挿入記号除去のみを行う。
また、削除・挿入モジュール2940は、図16、図17に示す第2の実施の形態であってもよい。このとき挿入記号検出・除去モジュール2920は、編集記号検出と編集記号除去に置き換えられる。
また、文字認識モジュール2930は、図16、図20、図25又は図27の文字認識モジュール180と同じのものであり、受付パタンに対して文字認識結果を出力する。
<第7の実施の形態>
図30は、第7の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。第7の実施の形態は、ストローク受付モジュール3010、挿入記号検出・除去モジュール3020、文字認識モジュール3030、削除・挿入モジュール3040、認識結果出力モジュール3050を有している。第7の実施の形態は、前述の実施の形態を利用した文字認識システムである。受付パタンはストローク(文字の軌跡を示すベクトル情報)である。
ストローク受付モジュール3010は、挿入記号検出・除去モジュール3020と接続されており、挿入記号検出・除去モジュール3020に受付パタン3012を渡す。ストローク受付モジュール3010は、対象とするストロークを受け付け、編集記号が含まれている文字列ストロークを受付パタン3012として抽出する。
挿入記号検出・除去モジュール3020は、ストローク受付モジュール3010、文字認識モジュール3030、削除・挿入モジュール3040と接続されており、文字認識モジュール3030に受付パタン3022を渡し、削除・挿入モジュール3040に挿入記号、挿入文字列3044を渡す。挿入記号検出・除去モジュール3020は、受付パタン3012から、編集記号(挿入記号、挿入文字列3044等)と、その編集記号の無い受付パタン3022を抽出する。
文字認識モジュール3030は、挿入記号検出・除去モジュール3020、削除・挿入モジュール3040と接続されており、削除・挿入モジュール3040に文字認識結果3032を渡す。文字認識モジュール3030は、受付パタン3022を文字認識し、文字認識結果3032を生成する。
削除・挿入モジュール3040は、挿入記号検出・除去モジュール3020、文字認識モジュール3030、認識結果出力モジュール3050と接続されており、認識結果出力モジュール3050に文字認識結果3042を渡す。削除・挿入モジュール3040は、前述の実施の形態であり、文字認識結果3032、挿入記号、挿入文字列3044から、編集処理を施した文字認識結果3042を出力する。
認識結果出力モジュール3050は、削除・挿入モジュール3040と接続されている。認識結果出力モジュール3050は、削除・挿入モジュール3040によって最後の文字認識処理が行われた場合は、その文字認識処理の文字認識結果3042と、編集記号を含む受付パタン3012とを比較可能に提示する。例えば、図4と図5(文字認識結果の文字コードから生成されたものであってもよい)を並べてディスプレイ等の表示装置に提示する。
削除・挿入モジュール3040は、図20、図21の例に示す第3の実施の形態である場合、挿入記号検出・除去モジュール3020は挿入記号検出と挿入記号除去のみを行う。
また、削除・挿入モジュール3040は、図16、図17に示す第2の実施の形態であってもよい。このとき挿入記号検出・除去モジュール3020は、編集記号検出と編集記号除去に置き換えられる。
また、文字認識モジュール3030は、図16、図20、図25又は図27の文字認識モジュール180と同じのものであり、受付パタンに対して文字認識結果を出力する。
<第8の実施の形態>
図31は、第8の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。第8の実施の形態は、ストローク受付モジュール3110、帳票情報受付モジュール3120、挿入記号検出モジュール3130、帳票領域切り出しモジュール3140、文字認識モジュール3150、削除・挿入モジュール3160、認識結果出力モジュール3170を有している。第8の実施の形態は、帳票情報を参照する文字認識システムである。
帳票情報受付モジュール3120は、帳票領域切り出しモジュール3140と接続されており、帳票領域切り出しモジュール3140に帳票情報3122を渡す。帳票情報受付モジュール3120は、帳票ストロークから対象となる帳票情報3122を抽出する。帳票情報3122とは、予め定められた認識対象領域を保持している。また、領域ごとに文字認識の設定情報も保持していてもよい。その領域は、罫線、矩形の欄等によって構成されている。
ストローク受付モジュール3110は、挿入記号検出モジュール3130、帳票領域切り出しモジュール3140と接続されており、挿入記号検出モジュール3130、帳票領域切り出しモジュール3140に受付パタン3112を渡す。ストローク受付モジュール3110は、帳票に対する電子ペンによる書き込みであるストロークを受け付ける。例えば、その帳票に対する書き込みである文字列、その文字列に対する編集記号等がある。そのストロークから受付パタン3112を抽出する。
挿入記号検出モジュール3130は、ストローク受付モジュール3110、削除・挿入モジュール3160と接続されており、削除・挿入モジュール3160に挿入記号、挿入文字列3132を渡す。挿入記号検出モジュール3130は、受付パタン3112から、編集記号(挿入記号、挿入文字列3132等)と、その編集記号の無い受付パタン3112を抽出する。なお、挿入記号と挿入文字列は帳票情報が保持する領域内にあるとは限らないため、全体の受付パタン3112(領域内の受付パタン3112(受付パタン3142)ではなく)に対して挿入記号検出を行う。
帳票領域切り出しモジュール3140は、ストローク受付モジュール3110、帳票情報受付モジュール3120、文字認識モジュール3150と接続されており、文字認識モジュール3150に受付パタン3142を渡す。帳票領域切り出しモジュール3140は、受付パタン3112(挿入記号検出モジュール3130によって挿入記号、挿入文字列3132が除去されたもの)、帳票情報3122から対象とする領域を切り出し、その領域内のストロークを受付パタン3142として文字認識モジュール3150へ渡す。例えば、帳票情報3122に従って、領域内の帳票情報3122を切り出す。
文字認識モジュール3150は、帳票領域切り出しモジュール3140、削除・挿入モジュール3160と接続されており、削除・挿入モジュール3160に文字認識結果3152を渡す。文字認識モジュール3150は、受付パタン3142を文字認識し、文字認識結果3152を生成する。
削除・挿入モジュール3160は、挿入記号検出モジュール3130、文字認識モジュール3150、認識結果出力モジュール3170と接続されており、認識結果出力モジュール3170に文字認識結果3162を渡す。削除・挿入モジュール3160は、帳票領域切り出しモジュール3140によって切り出された領域内の文字列に対する文字認識結果3152を受け付ける。削除・挿入モジュール3160は、前述の実施の形態であり、文字認識結果3152、挿入記号、挿入文字列3132から、編集処理を施した文字認識結果3162を出力する。
認識結果出力モジュール3170は、削除・挿入モジュール3160と接続されている。認識結果出力モジュール3170は、削除・挿入モジュール3160によって最後の文字認識処理が行われた場合は、その文字認識処理の文字認識結果3162と、編集記号を含む受付パタン3112とを比較可能に提示する。例えば、図4と図5(文字認識結果の文字コードから生成されたものであってもよい)を並べてディスプレイ等の表示装置に提示する。
また、削除・挿入モジュール3160は、第5の実施の形態(図27、図28)である。このため、削除・挿入モジュール3160の外部では、受付パタンに対して編集記号除去は行わず、挿入記号検出のみを行っている。
図31の例に示す第8の実施の形態の受付パタンはストロークであるが、画像情報であってもよい。また図29、図30と同様に、削除・挿入モジュール3160は、第2の実施の形態(図16、図17)、第3の実施の形態(図20、図21)であってもよい。
図32を参照して、本実施の形態の情報処理装置のハードウェア構成例について説明する。図32に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)などによって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部3217と、プリンタなどのデータ出力部3218を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)3201は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、文字認識結果受付モジュール110、削除記号受付モジュール120、削除モジュール130、削除範囲検出モジュール140、挿入記号受付モジュール150、挿入位置検出モジュール160、挿入モジュール170、文字認識モジュール180、編集確認モジュール190、認識結果出力モジュール195、軽文字認識モジュール1680、削除記号検出モジュール2020、挿入内削除モジュール2570、挿入記号除去モジュール2720、編集確認モジュール2790、画像受付モジュール2910、挿入記号検出・除去モジュール2920、文字認識モジュール2930、削除・挿入モジュール2940、認識結果出力モジュール2950、ストローク受付モジュール3010、挿入記号検出・除去モジュール3020、文字認識モジュール3030、削除・挿入モジュール3040、認識結果出力モジュール3050、ストローク受付モジュール3110、帳票情報受付モジュール3120、挿入記号検出モジュール3130、帳票領域切り出しモジュール3140、文字認識モジュール3150、削除・挿入モジュール3160、認識結果出力モジュール3170等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)3202は、CPU3201が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)3203は、CPU3201の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス3204により相互に接続されている。
ホストバス3204は、ブリッジ3205を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス3206に接続されている。
キーボード3208、マウス等のポインティングデバイス3209は、操作者により操作される入力デバイスである。ディスプレイ3210は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)などがあり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。
HDD(Hard Disk Drive)3211は、ハードディスクを内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU3201によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクには、受付パタン、文字認識結果112などが格納される。さらに、その他の各種のデータ処理プログラム等、各種コンピュータ・プログラムが格納される。
ドライブ3212は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体3213に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース3207、外部バス3206、ブリッジ3205、及びホストバス3204を介して接続されているRAM3203に供給する。リムーバブル記録媒体3213も、ハードディスクと同様のデータ記録領域として利用可能である。
接続ポート3214は、外部接続機器3215を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート3214は、インタフェース3207、及び外部バス3206、ブリッジ3205、ホストバス3204等を介してCPU3201等に接続されている。通信部3216は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部3217は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部3218は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図32に示す情報処理装置のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図32に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図32に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、前述の各種の実施の形態を組み合わせてもよく(例えば、ある実施の形態内のモジュールを他の実施の形態内に追加する、入れ替えをする等も含む)、また、各モジュールの処理内容として背景技術で説明した技術を採用してもよい。
また、前述の実施の形態の説明において、予め定められた値との比較において、「以上」、「以下」、「より大きい」、「より小さい(未満)」としたものは、その組み合わせに矛盾が生じない限り、それぞれ「より大きい」、「より小さい(未満)」、「以上」、「以下」としてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
110…文字認識結果受付モジュール
120…削除記号受付モジュール
130…削除モジュール
140…削除範囲検出モジュール
150…挿入記号受付モジュール
160…挿入位置検出モジュール
170…挿入モジュール
180…文字認識モジュール
190…編集確認モジュール
195…認識結果出力モジュール
1680…軽文字認識モジュール
2020…削除記号検出モジュール
2570…挿入内削除モジュール
2720…挿入記号除去モジュール
2790…編集確認モジュール
2910…画像受付モジュール
2920…挿入記号検出・除去モジュール
2930…文字認識モジュール
2940…削除・挿入モジュール
2950…認識結果出力モジュール
3010…ストローク受付モジュール
3020…挿入記号検出・除去モジュール
3030…文字認識モジュール
3040…削除・挿入モジュール
3050…認識結果出力モジュール
3110…ストローク受付モジュール
3120…帳票情報受付モジュール
3130…挿入記号検出モジュール
3140…帳票領域切り出しモジュール
3150…文字認識モジュール
3160…削除・挿入モジュール
3170…認識結果出力モジュール

Claims (10)

  1. 複数の編集記号を含む文字列に対する文字認識結果を受け付ける受付手段と、
    前記編集記号のうちの1つの編集記号に基づいて、前記文字認識結果を編集する編集手段と、
    前記編集手段による編集結果に基づいて再構築された前記文字列に対して、文字認識を行う文字認識手段
    を具備し、
    前記編集手段と前記文字認識手段による処理を編集記号の数だけ繰り返し、
    前記編集手段の2回目以降の編集処理にあっては、前記文字認識手段による文字認識結果を、該編集処理の対象とする
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記文字認識手段は、前記文字列に対する最後の文字認識処理を行う場合は、それまで行った文字認識処理よりも高精度な文字認識処理を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記文字認識手段は、前記文字列に対する最後の文字認識処理を行うまでの文字認識処理は、前記文字列に対する最後の文字認識処理よりも高速な文字認識処理を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記受付手段によって受け付けられた文字認識結果内の文字認識の確度に基づいて、前記文字列から削除記号を検出する削除記号検出手段
    をさらに具備することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記文字認識手段は、挿入記号内に削除記号がある場合は、該挿入記号内の文字列に対して、文字認識を行い、
    前記編集手段は、前記文字認識手段による文字認識結果から、前記削除記号に基づいて、前記挿入記号内の文字列を削除する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記受付手段によって受け付けられた文字認識結果内から編集記号を除去する除去手段
    をさらに具備し、
    前記文字認識手段は、前記除去手段によって編集記号が除去された文字列に対して、文字認識を行い、
    前記編集手段は、前記文字認識手段による文字認識結果を、編集処理の対象とする
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記編集手段は、置換、複写、訂正の編集を、削除と挿入の組み合わせの編集として行う
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 帳票情報から領域を切り出す切出手段
    をさらに具備し、
    前記受付手段は、前記切出手段によって切り出された領域内の文字列に対する文字認識結果を受け付ける
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記文字認識手段によって最後の文字認識処理が行われた場合は、該文字認識処理の文字認識結果と、前記編集記号を含む文字列とを比較可能に提示する提示手段
    をさらに具備することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. コンピュータを、
    複数の編集記号を含む文字列に対する文字認識結果を受け付ける受付手段と、
    前記編集記号のうちの1つの編集記号に基づいて、前記文字認識結果を編集する編集手段と、
    前記編集手段による編集結果に基づいて再構築された前記文字列に対して、文字認識を行う文字認識手段
    として機能させ、
    前記編集手段と前記文字認識手段による処理を編集記号の数だけ繰り返し、
    前記編集手段の2回目以降の編集処理にあっては、前記文字認識手段による文字認識結果を、該編集処理の対象とする
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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