JP6259563B2 - 成形中にプライのスリッページを可能にする複合積層構造体を製造する方法 - Google Patents

成形中にプライのスリッページを可能にする複合積層構造体を製造する方法 Download PDF

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Description

本発明は概して、複合積層構造体の製造に関し、さらに具体的には、成形工程中にプライのスリッページを可能にする平坦な複合プライスタックの外形を成形する方法に関するものである。
多数のプライ複合積層体を積み重ね、照合する時に、設計要件を満たすために所望のプライの位置及び/又はプライの方向を維持することが望ましい場合がある。熱硬化性樹脂を使用した強化積層体の場合、熱硬化性樹脂特有の粘着性により、プライの位置及び方向を維持するのは比較的簡単である。しかしながら、例えば強化熱可塑性樹脂等の他の種類の複合体には十分な熱硬化性の粘着性がない。したがって、照合、及び後続の成形及び圧密化工程の間、所望のプライの位置及び/又は方向を維持するために、熱可塑性樹脂のプライを互いに積み重ね、又は貼り合わせる必要がありうる。
貼り合わせたプライスタックを外形成形された断面部形状、例えばきつい半径状の角を有する断面部形状に成形する時に、問題が生じうる。プライタックの位置によっては、成形工程中に互いに相対的なプライのスリップ性能が低下するために、タックによる最終パーツにおけるプライの歪み、座屈、及び/又はしわ寄りが起こりうる。現在この問題は主に、タックの予備及び誤差配置によって解決する。しかしながら、予備及び誤差法には時間がかかり、材料のクズが増加し、プライの座屈、歪み及び/又はしわ寄りの除去においていつも効果的というわけではない。
したがって、平坦な複合プライスタックを外形成形された断面形状を有するパーツに成形する時に、プライのスリッページを可能にする、貼り合わせたプライを使用してプライのビルドアップを有する外形成形された複合積層体を製造する方法が必要である。プライの座屈、歪み、及び/又はしわ寄りを減らすプライのビルドアップを有する外形成形された熱可塑性積層体を製造する方法もまた必要である。
本発明の実施形態は、部分プライのビルドアップを有する平坦なプライスタックをきつい半径で成形することが要求される、例えば強化熱可塑性樹脂の積層体等の外形成形された断面形状を有する複合構造体を製造する方法を提供する。プライの位置及び方向を維持するのに使われるプライタックの位置及び厚さの結果、部分プライのビルドアップは、成形工程中にフルプライに対して自由にスリップする。フルプライは、プライスタックの中央領域でスタックの厚さ方向に互いに貼り合わされている。スタックが外形成形された断面形状及び/又はきつい半径周辺に成形される時にプライのスリッページを可能にするために、部分プライをスタックの周辺領域のフルプライのうちの個々のプライに貼り合わせる。
本発明の一実施形態によれば、実質的に平坦なプライスタックをアセンブルし、プライスタックを外形成形された断面形状に成形することを含む、外形成形された複合構造体を製造する方法が提供されている。プライスタックのアセンブルには、複数のフルプライを配置し、フルプライを互いに貼り合わせ、少なくとも一つの部分プライを配置し、少なくとも一つの部分プライをフルプライのうちの一つに貼り合わせることが含まれる。フルプライの貼り合わせは、実質的にスタックのフルプライの全層を通してフルプライを貼り合わせることによって、プライスタックの中央領域で行われる。少なくとも一つの部分プライの貼り合わせは、プライスタックの周辺領域内で行われる。平坦なプライスタックのアセンブルには、複数の部分プライを配置し、各部分プライをフルプライのうちの一つに貼り合わせることも含まれる。部分プライの配置には、フルプライの少なくとも一つのエッジに沿って部分プライをオフセットさせることを含むことができ、部分プライの貼り合わせには、部分プライとフルプライの間のタックをオフセットさせることが含まれる。
別の実施形態によれば、プライスタックを外形成形された断面形状に成形する時にプライのスリッページを可能にする平坦な複合プライスタックをアセンブルする方法が提供されている。この方法は、複数のフルプライを配置し、フルプライをプライスタックの中央領域で互いに貼り合わせ、部分プライを少なくとも特定のフルプライに差し込むことによってプライのビルドアップを成形し、各部分プライをフルプライのうちの一つに貼り合わせることを含む。フルプライ及び部分プライはそれぞれ、繊維強化熱可塑性樹脂であってよい。
本発明のさらに別の実施形態によれば、断面に少なくとも一つの外形を有する複合積層ビームを製造する方法が提供されている。この方法は、フルプライと部分プライを差し込むことを含む、ウェブ部分とフランジ部分を有する実質的に平坦なプライスタックをアセンブルすることを含む。この方法はさらに、フルプライを互いに貼り合わせること、及び各部分プライをフルプライのうちの一つに貼り合わせて、部分プライを貼り合わせたフルプライがそれぞれ、隣のフルプライに対してスリップすることを可能にすることを含む。この方法はまた、平坦なプライスタックをウェブ部分とフランジ部分を有するビームの形状に成形することも含み、これにはプライスタックのウェブ部分とフランジ部分の間に半径を成形することが含まれる。
さらに別の実施形態によれば、外形成形された断面形状を有する複合構造体を製造する方法が提供されている。この方法は、プライスタックをアセンブルし、プライスタックを成形することを含む。プライスタックのアセンブルには、少なくとも一つのフルプライを繰り返し配置し、少なくとも一つの部分プライを配置し、部分プライをフルプライの周辺領域においてフルプライに貼り合わせることが含まれる。フルプライは、フルプライの中央領域で互いに貼り合わせられる。フルプライを互いに貼り合わせるステップは、全てのフルプライが配置された後で行われる。
要約すると、本発明の一態様によれば、外形成形された断面を有する複合構造体を製造する方法が提供されており、この方法は、実質的に平坦なプライスタックをアセンブルすることを含み、これには複数のフルプライを配置し、フルプライを互いに貼り合わせ、少なくとも一つの部分プライを配置し、少なくとも一つの部分プライをフルプライのうちの一つに貼り合わせて、平坦なプライスタックを外形成形した形状に成形することが含まれる。
この方法において、フルプライの貼り合わせをプライスタックの中央領域で行うため有利である。
この方法において、フルプライの貼り合わせは、実質的にスタックのフルプライの全層を通して行われるため有利である。
この方法において、少なくとも一つの部分プライの貼り合わせは、プライスタックの周辺領域内で行われるため有利である。
この方法において、平坦なプライスタックのアセンブルにはさらに、複数の部分プライを配置し、部分プライを隣接したフルプライのうちの一つに貼り合わせることが含まれるため有利である。
この方法において、部分プライの配置には、フルプライの少なくとも一つのエッジに沿って互いに相対的に部分プライをオフセットさせることが含まれるため有利である。
この方法において、部分プライの貼り合わせには、部分プライとフルプライの間のタックを互いに相対的にオフセットさせることが含まれるため有利である。
この方法において、平坦なプライスタックのアセンブルには、複数の部分プライを配置し、少なくとも2つの部分プライをフルプライのうちの一つに貼り合わせることが含まれるため有利である。
この方法において、少なくとも2つの部分プライを一つのフルプライの対辺にそれぞれ貼り合わせるため、有利である。
この方法において、平坦なプライスタックをアセンブルするステップは、複数の部分プライをフルプライの間に配置し、異なる数の部分プライをそれぞれ2つのフルプライの各々に貼り合わせることを含むため、有利である。
この方法によって複合構造体が製造される。
本発明の別の態様によれば、プライスタックを外形成形された断面形状に成形する時にプライのスリッページが可能になるように複合プライスタックをアセンブルする方法が提供されており、これには、複数のフルプライを配置し、フルプライをフルプライの中央領域で互いに貼り合わせ、部分プライを少なくとも特定のフルプライに差し込むことによってプライのビルドアップを形成し、各部分プライをフルプライのうちの一つに貼り合わせることが含まれる。
この方法において、フルプライと部分プライはそれぞれ、繊維強化熱可塑性樹脂であるため、有利である。
この方法において、各部分プライのフルプライの一つへの貼り合わせは、フルプライの周辺領域で行われるため有利である。
この方法において、部分プライの差し込みは、部分プライを互いに相対的にオフセットさせることを含み、部分プライのタックは、部分プライとフルプライの間の貼り合わせをオフセットさせることを含むため、有利である。
この方法において、フルプライを互いに貼り合わせるステップは、タックラインに沿って実質的にフルプライのスタックの全層を通してタックを形成することを含むため、有利である。
この方法において、部分プライの差し込みは、フルプライの外側エッジに沿ってフルプライの間に部分プライを配置することを含むため、有利である。
この方法において、部分プライの差し込みは、異なる数の部分プライをプライスタックの異なる区域においてそれぞれフルプライの間に差し込むことを含むため、有利である。
本発明の更に別の態様によれば、少なくとも一つの断面外形を有する複合積層ビームを製造する方法が提供されており、この方法は、ウェブ部分及びフランジ部分を有する実質的に平坦なプライスタックをアセンブルすることを含み、これには、フルプライと部分プライを差し込み、フルプライを互いに貼り合わせ、部分プライが貼り合わされたフルプライがそれぞれ隣接のフルプライに対してスリップすることができるように各部分プライをフルプライのうちの一つに貼り合わせ、平坦なプライスタックをウェブ部分とフランジ部分を有するビームの形に成形することが含まれ、プライスタックのウェブ部分及びフランジ部分の間に半径を形成することが含まれる。
この方法において、部分プライとフルプライの差し込みは、部分プライをフルプライのエッジに沿って配置してプライのビルドアップを形成することを含むため、有利である。
この方法において、フルプライの互いへの貼り合わせは、プライスタックの中央領域で行われ、部分プライのフルプライへの貼り合わせは、プライスタックの周辺領域で行われるため、有利である。
この方法において、部分プライとフルプライの差し込みは、フルプライのエッジに沿って部分プライを互いに相対的にオフセットさせることを含むため有利である。
この方法によって複合積層ビームが製造される。
本発明のさらに別の態様によれば、外形成形された断面を有する複合構造体を製造する方法が提供されており、これには、少なくとも一つのフルプライを繰り返し配置することによってプライスタックをアセンブルし、少なくとも1つの部分プライを配置し、フルプライの周辺領域において部分プライをフルプライに貼り合わせ、フルプライの中央領域においてフルプライを互いに貼り合わせ、プライスタックを成形及び圧密化することが含まれる。
この方法において、フルプライを互いに貼り合わせるステップは、全てのフルプライが配置された後で行われるため有利である。
特徴、機能及び利点は、本発明の様々な実施形態で独立に実現することが可能であるか、以下の説明及び図面を参照してさらなる詳細が理解されうる、さらに別の実施形態で組み合わせることが可能である。
新規の機能と考えられる有利な実施形態の特徴は、特許請求の範囲に明記される。 しかしながら、有利な実施形態と、好ましい使用モードと、さらにはその目的及び利点とは、添付図面を参照して本発明の有利な一実施形態の以下の詳細な説明を読むことにより最もよく理解されるであろう。
本発明の方法にしたがって製造された外形成形された断面を有する複合構造体の斜視図である。 図1に示す複合構造体を製造するのに使用される平坦なプライスタックの端面図である。 スタックの成形準備において成形ツール上に配置された、図2に示す平坦なプライスタックの図である。 図3と同様の図であるが、ツールのきつい半径周囲に形成されている平坦なプライスタックを示す図である。 プライの間のタックの位置づけと、破線で示されているフルプライのタックの代替位置が良く見えるように拡大した幾つかのプライを示す、図2に図5と指定されるエリアを示す図である。 図2に示す平坦なプライスタックの一部を形成する連続プライを積み重ね、貼り合わせた様子を示す図である。 図2に示す平坦なプライスタックの一部を形成する連続プライを積み重ね、貼り合わせた様子を示す図である。 図2に示す平坦なプライスタックの一部を形成する連続プライを積み重ね、貼り合わせた様子を示す図である。 図2に示す平坦なプライスタックの一部を形成する連続プライを積み重ね、貼り合わせた様子を示す図である。 成形工程後の平坦なプライスタックの幾つかのプライを示す分解断面図である。 図5と同様の図であるが、個々のフルプライのエッジにそれぞれ貼り合わせられた2つの部分プライのグループを示す図である。 図5と同様の図であるが、個々のフルプライの対辺にそれぞれ貼り合わせられた2つの部分プライを示す図である。 連続したタックの使用を示す、図2に示す平坦なプライスタックの平面図である。 図13と同様の図であるが、ポイント状のタックの使用を示す図である。 図13と同様の図であるが、相隔たるライン状タックを示す図である。 成形中にプライのスリッページを可能にする、外形成形された断面を有する複合構造体を製造する方法の一実施形態のフロー図である。 製造方法の別の実施形態のフロー図を示したものである。 航空機の製造及び保守方法を示すフロー図である。 航空機のブロック図である。
本発明の実施形態は、例えば非限定的に、この実施例においてはC字形の、外形成形された断面形状を有するビーム20等の複合構造体を製造する方法を含む。ビーム20のC字形の断面形状はそれぞれ、ウェブ部分22と、一対のおおむね平行なフランジ部分24、26によって形成されている。ウェブ部分22は、比較的きつい半径状の角45によって各フランジ部分24、26に接続している。フランジ部分24、26は、ビーム20の剛性をさらに上げることができるフランジ補強材28を形成しているプライのビルドアップを含む。本明細書で使用される「外形」とは、平坦なプライスタック30(図2)を比較的きつい半径、例えば半径状の角45の周囲に成形することが要求される外形又は非平面形状を指している。後に説明するように、ビーム20は、例えば非限定的に、ビーム20の成形中にプライのスリッページを可能にするように互いに貼り合わされた熱可塑性の繊維強化樹脂の積層プライを含むことができる。繊維強化材は単向性、又は二方向性であってよい。ビーム20は例示の実施形態において説明されており、本発明の方法を用いて、プライのビルドアップによって形成された一又は複数の特徴を有する可変の断面形状の広い範囲の複合構造体を製造することができる。
ここで、図2を参照する。図1に示す複合ビーム20は、例えば熱可塑性樹脂等の繊維強化樹脂の複数の照合した個別の平坦なプライ35を含む、実質的に平坦で長方形のプライスタック30をアセンブルすることによって製造可能である。例えば、非限定的に、熱可塑性樹脂は、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルケトンケトン(PEKK)、硫化ポリフェニレン(PPS)、又はポリエーテルイミド(PEI)を含むことができる。本発明の方法の実施形態は、非限定的に所望の粘着性が不測している熱硬化性、及び熱可塑性及び熱硬化性の組み合わせを用いたハイブリッド樹脂を含む、貼り合わせが要求されうるその他の種類のポリマー樹脂プライにも適用可能である。平坦なプライスタック30は幅Wを有し、フランジ部分24、26が両側に並ぶウェブ部分22を含む。平坦なプライスタック30のエッジ30a、30bはそれぞれ、図1に示す強化材28を形成するプライランプ28aを含む。後にさらに詳しく説明するように、プライ35は、プライ35を互いに相対的に所望の位置又は方向に保持するのに十分な粘着性に欠けうる熱可塑性等の樹脂からできていてよい。本発明の実施形態によれば、相対的なプライの位置及び/又は方向を維持しながら、プライスタック30がツールの外形又は半径周囲に形成される時にプライ35が互いに相対的にスリップすることが可能になるように、特定のプライ35を互いに貼り合わせることができる。
図2に示す平坦なプライスタック30は、幾つかの任意の好適な製造技術及び設備を使用して、図1に示すビーム20に成形することができる。説明を簡単にするために、図3及び4に示す簡素な成形ツール32をマンドレルとして使用することができ、この上で平坦なプライスタック30を成形することができる。図3及び4を特に参照すると、成形ツール30は、半径状の角45aで一対のおおむね平行な側部のツール面36、38に連結された平坦な上部のツール面34を含む。平坦なプライスタック30のウェブ部分22を上部のツール面34(図3)に配置し、その後図4に示すように、フランジ部分24、26はツール面36、38上の角45a周囲に形成40される。前述したように、その他の設備及び技術を使用して、本明細書で参照することによって特許公報の全開示内容が組み込まれる、2011年8月25日発行の米国特許公開番号第20110206906号明細書、及び2007年8月2日発行の第20070175575号明細書に記載された連続的な付加的成形工程を非限定的に含む成形工程を実施することができる。上述した特許公報明細書では、圧密化の前段階(図示せず)の圧密化ツール(図示せず)を使用して加熱し、平坦なプライスタック30を部分的に成形し、その後圧密化ツールを使用して、プライスタック30を完全に成形し圧密化して完成パーツにする。
ここで図5を参照する。平坦なプライスタック40は、照合された複数のフルプライ35aと、差し込まれた複数の部分エッジプライ35bを含み、これらの階段状、又は傾斜によってプライランプ28aが形成される。フルプライ35aは、平坦なプライスタック30のほぼ全幅Wにわたって延在する。部分エッジプライ35bは、平坦なプライスタック30の外側エッジ30a、30bに位置し、フルプライ35aと重なっている。部分エッジプライ35bは、フルプライ35aの外側エッジ46を超えて横方向に延在し、互いに相対的にオフセットしてプライランプ28aを形成する。
図5に示す実施形態では、部分エッジプライ35bはそれぞれ、フルプライ35aの外側エッジ46の近くのスタック30の周辺領域65でタック44によってフルプライ35aのうちの一つに貼り合わされる。このため、タック44は2つのプライのタックである。タック44は、部分エッジプライ35bのオフセットと同様に、互いに相対的にオフセットしている。タック44はそれぞれ、部分エッジプライ35bとフルプライ35aの間の局所的な層間溶融によって生成することができ、これは非限定的に熱かしめ又は超音波溶接等の好適な方法を使用して実施される。フルプライ35aは、スタック30の中央領域55において互いに貼り合わされる。一実施形態では、フルプライ35aは、全体的なプライの方向及びプライの境界位置を維持するために、実質的に中央領域55のスタック30の全層を通して延在し、実質的に単一面41内にある全層を通るタック42によって中央領域55において互いに貼り合わせることができる。全層を通るタック42は、フルプライ35aが配置され照合され、部分プライ35bが配置され、フルプライ35aに貼り合わされた後で、全てのフルプライ35aを一度に互いに貼り合わせることによって形成することができる。別の実施形態では、後に説明する図6〜9から明らかとなるように、全層を通るタック42は、フルプライ35aが相互の上に相次いで配置される時に、フルプライ35aの間に相次いで縦方向に位置調整された個別のタックとして形成することができる。あるいは、厚さ方向のタック42は、プライの配置工程のある時点において、2つよりも多い数のフルプライ35aを互いに貼り合わせることによって形成することができる。
図5に示す実施例では、全層を通るタック42は、実質的に単一面41にあるが、しかしながら他の実施形態では、フルプライ35aを、プライスタック50の中央領域55内で互いにオフセットした面43にそれぞれある2つ以上のフルプライ35aの間に、多重タック42’、42’’、42’’’(破線で示す)によって中央領域55で互いに貼り合わせることができる。
実施例において、厚さ方向のタック42は、プライスタック30の中央に位置する単一列のタックであるが、他の位置も可能である。タック42は、多重プライタックと呼ぶことができる。タック42、44の位置は、タック42、44が成形工程の終了段階において、プライの層間スリップを実質的に抑制、及び/又はタック42、44の間のプライ材をトラップしないように選択される。例えば、図1に示すビーム20の場合、このエリアの全層を通るタックにより、このエリアにおいてプライ35が互いに相対的にスリップすることができなくなるため、フランジ部分24、26の全層を通るタックは避けるべきである。平坦なプライスタック30がアセンブルされたら、スタック30の周辺領域65を、例えば48a、48b、48等のトリムラインに沿って、超音波カッター(図示せず)等の好適な設備を使用してトリム処理することができる。このスタック30のトリム処理は、平坦なプライスタック30の外側エッジを圧密化ツール(図示せず)と位置調整し、所望の圧密化圧力を得るために、又は圧密化の後でトリム処理を必要としない、あるいは非常にわずかなトリム処理のみを要するネット形完成パーツを生産するために必要でありうる。
図6〜9は、3つのフルプライ35a1、35a2、35a3、及び2つの部分エッジプライ35b1、35b2を配置する連続的なステップを示す。図6を参照する。第1のフルプライ35a1が置かれた後に、第1の部分エッジプライ35b1を第1のフルプライ35a1の上に、第1のフルプライ35a1の外側エッジ46に重ねて配置する。次に、第2のフルプライ35a2を、第1のプライ35a1の上に、第1の部分エッジプライ35b1に重ねて配置する。次に、2つのフルプライ35a1、35a2の間の中央エリア55に第1タック42aを生成する。図7に示すように、タック44bをフルプライ35a2と第1部分エッジプライ35b1の間にも生成する。図8を参照する。第2部分エッジプライ35b2をフルプライ35a2のエッジ46の上に、タック44aから外向きに横方向に相隔てて配置する。次に、図9に示すように、第3フルプライ35a3を配置する。第3フルプライ35a3の外側エッジ46は、第2部分プライ35b2と重なり、第2タック44bが、部分プライ35b1とフルプライ35a3の間、第1タック44aのちょうど外側に生成される。タック42bは、フルプライ35a3とその下のフルプライ35a2の間にできる。図6〜9に示す工程は、平坦なプライスタック30が完全にアセンブルされるまで繰り返される。フル及び部分エッジプライ35a、35bをそれぞれ配置し貼り合わせるその他の変形例も可能である。例えば、前述したように、個々のフルプライ35aが配置された時に個々のタックが相次いでできるのではなく、全層を通るタック42aは、フルプライ35aが全て配置され照合された後で形成される。また、各部分エッジプライ35aは2つのプライタック44aによって任意の隣接したフルプライ35aに付着させることができ、これにより、図6〜9に示す実施例において、部分プライ35b1をタック44aによって上を覆っているフルプライ35a2ではなく下部のフルプライ35a1に付着させることができる。同様に、部分プライ35b2は2つのプライタック44bによって上を覆うフルプライ35a3にではなく、下部のフルプライ35a2に付着させることができる。さらに、フルプライ35aと部分プライ35bはそれぞれ、プライスタック30内で交互に示されているが、後に記載するさらなる実施形態からも明らかなように、これらは交互でなくてもよい。
図10は、平坦なプライスタック30が図3及び4に示すツール32の上に形成された後で、プライ35a及び35bと、図5に示すタック42、44の相対位置を示す。平坦なプライスタック30がツール32の半径状の角45a(図3)周囲で成形される時に、半径状の角45(図1)が形成される時に、フルプライ35aが大きい半径から小さい半径へ移動し、フルプライ35aは互いに相対的に自由にスリップし成形される。部分エッジプライ35bは個別のフルプライ35aにのみ貼り付けられており、各部分エッジプライ35bもフルプライ35aに沿ってスリップし、成形されて、フルプライ35aに貼り付けられる。
部分エッジプライ35bを隣接する個別のフルプライ35aに貼り付けることによって、プライの相対的なスリッページを可能にし、これにより、プライ材料がトラップされて、成形工程中のプライの歪み、しわ寄り又は座屈の発生が実質的に減る又はなくなる。タック42は、中央領域55においてフルプライ35aの全層を通って延在し、成形及び圧密化工程中にプライ35a、35bの位置及び方向を維持する。フランジ部分24、26に沿ってプライランプ28aを生成するためのオフセットされたエッジプライ35bを示してきたが、本発明の実施形態の原理を用いて、非限定的に「I」、「T」、「J」、又は「Z」の断面形状を有する構造部材を含む、高度に外形成形された複合断面構造体の他の特徴を生成することができる。また、プライランプ28aを、図5に示すプライスタック30の2つの対向エッジに沿って示したが、プライのビルドアップは、一つのエッジのみに沿って、又はプライスタック30の2を超えるエッジに沿って、又は部分プライ35bを位置決めする、又はプライスタック30の全てのエッジに沿って位置決めすることによって形成することができる。
図11は、一対の部分エッジプライ35bが44において個別のフルプライ35aに貼り付けられる代替実施形態を示す。この実施形態では、部分エッジプライ35bの各対は、部分エッジプライが付着するフルプライ35aに沿って成形される間にスリップすることが可能である。他の実施形態では、2を超える部分プライ35bを隣接する個別のフルプライ35aに貼り付けることが可能である。この実施形態では、部分プライ35bは部分プライが貼り付けられるフルプライ35aの下に配置されるが、他の実施形態では、これらの部分プライ35bは部分プライが貼り付けられるフルプライ35aの上に配置されうる。
図12は、2つの部分エッジプライ35bがタック44によって個別のフルプライ35aの対辺にそれぞれ付着するさらに別の実施形態を示す。1よりも多い部分エッジプライ35bを一又は複数のフルプライ35aの各側に付着させることができる。また、この実施例に示すように、少なくとも特定のフルプライ35a’は、フルプライに貼り合わされた部分エッジプライ35bを全く有さない場合がある。また、各フルプライ35aに貼り付けられた部分プライ35bの数は変化しうる。例えば、単一の部分エッジプライ35bをプライスタック30の一部分において、フルプライ35aに貼り付けることができ、プライスタック30の他の部分において、2以上の部分プライ35bを個別のフルプライ35aに貼り付けることができる。以前の実施例のように、タック44の位置及び深さにより、部分プライ35bは部分プライが貼り付けられるフルプライ35aに沿って成形することが可能になり、フルプライ35aが成形工程中に互いに相対的にスリップすることが可能になる。
前述したように、タック42、44は、熱かしめ及び超音波溶接を含む幾つかの任意の好適な方法を使用して形成することができる。タック42、44は連続的であってよく、非連続的であってよい。例えば、図13は平坦なプライスタック30の長さに沿って実質的に連続的なタック42、44を示す。あるいは、図14に示すように、タック42、44をプライスタック30の長さに沿って相隔たる個別のポイントにおいて形成することができる。さらに別の実施形態では、図15に示すように、タック42、44はそれぞれ、スタック30の長さに沿って相隔たるラインに沿って形成することができる。
ここで、プライの座屈、歪み、及び/又はしわ寄りの発生を減らす又は除去するために、成形工程中のプライのスリッページを可能にする、外形成形された断面形状を有する複合構造体を製造する方法の一実施形態の全体ステップを示す図16に注目する。50において、平坦なプライスタック30がアセンブルされた後に、52において成形され圧密化される。個別のフルプライ35aは、部分エッジプライ35bとともに、成形及び圧密化工程52中に互いに相対的にスリップすることができる。50において平坦なプライスタック30をアセンブルするステップは、54において少なくとも2つのフルプライ35aを配置し、56において少なくとも一つの部分プライ35bを配置することを含む。58において、少なくとも一つの部分プライ35bは、プライスタック30の周辺領域65において隣接する個別のフルプライ35aに貼り付けられる。54において配置されたフルプライ35aは、プライスタック30がアセンブルされた後で、又はフル及び部分エッジプライ35a、35bが配置されている時に徐々に、60においてスタック30の中央領域55で互いに貼り付けられる。
図17は、本発明の製造方法の代替実施形態を示す。図16に示す実施形態と同様に、50において平坦なプライスタック30がアセンブルされ、その後52において成形及び圧密化が実施される。個別のフルプライ35aは部分エッジプライ35bとともに、成形及び圧密化工程52中に互いに相対的にスリップすることができる。ステップ62において、少なくとも一つのフルプライ35aが配置され、64において少なくとも一つの部分プライ35bが配置される。66において、64において配置された一又は複数の部分プライ35aは、隣接するフルプライ35aのうちの一つに貼り付けられる。前述したように、ステップ66において、多重部分プライ35bをそのフルプライ35aの片側又は両側で、単一のフルプライ35aに貼り付けることができる。ステップ62、64、66、及び任意にステップ68は、全ての平坦なプライスタック30がアセンブルされ照合されるまで、連続的に繰り返される。あるいは、前述したように、フルプライ35aが全て配置された後でステップ68を実施することができる。
本発明の実施形態は、様々な用途に使用される可能性を有し、例えば航空宇宙、及び他の用途を含む特に輸送産業の分野に用途を見出すことができる。したがって、図18及び19に示すように、本発明の実施形態は、図18に示す航空機の製造及び保守方法70、及び図19に示す航空機72に関して使用することが可能である。本発明の実施形態の航空機への応用には、例えば非限定的に、ビーム、スパー、及びストリンガーを含むスティフナー等の全ての幅広い複合パーツ及び構造部品の製造を含むことができる。製造前の段階では、例示的な方法70は、航空機72の仕様及び設計74及び材料の調達76を含みうる。製造段階では、航空機72の構成部品及びサブアセンブリの製造78と、システムインテグレーション80とが行われる。その後、航空機72は認可及び納品82を経て運航84される。顧客により運航される間に、航空機72は定期的な整備及び保守86(改造、再構成、改修なども含みうる)を受ける。
方法70の各プロセスは、システムインテグレーター、第三者、及び/またはオペレーター(例えば顧客)によって実行または実施されうる。本明細書の目的のために、システムインテグレーターは、限定しないが、任意の数の航空機メーカー、及び主要システムの下請業者を含むことができ、第三者は、限定しないが、任意の数のベンダー、下請業者、及び供給業者を含むことができ、オペレーターは、航空会社、リース会社、軍事団体、サービス機関などでありうる。
図19に示すように、代表的方法70によって製造された航空機72は、複数のシステム90及び内装92を有する機体88を含むことができる。高レベルのシステム90の例には、推進システム94、電気システム96、油圧システム98、及び環境システム100のうちの一または複数が含まれる。任意の数の他のシステムが含まれてもよい。航空宇宙産業の例を示したが、本発明の原理は、船舶及び自動車産業などの他の産業にも適用可能である。
本明細書に具現化されたシステムと方法は、製造及び保守方法70の一又は複数の任意の段階で採用することができる。例えば、製造工程78に対応する構成部品又はサブアセンブリは、航空機72が運航中に製造される構成部品又はサブアセンブリに類似の方法で作製又は製造される。また、一又は複数の装置の実施形態、方法の実施形態、或いはそれらの組み合わせは、例えば、航空機72のアセンブルを実質的に効率化するか、又は航空機72のコストを削減することにより、製造段階78及び80の間に利用することができる。同様に、一又は複数の装置の実施形態、方法の実施形態、或いはそれらの組み合わせを、航空機72の運航中に、例えば限定しないが、整備及び保守86に利用することができる。
種々の有利な実施形態の説明は、例示及び説明を目的として提示されているものであり、網羅的な説明であること、又は開示された形態に実施形態を限定することを意図していない。当業者には、多くの修正例及び変形例が明らかであろう。さらに、種々の有利な実施形態は、他の有利な実施形態とは異なる利点を提供することができる。選択された一又は複数の実施形態は、実施形態の原理、実際の用途を最もよく説明するため、及び他の当業者に対し、様々な実施形態の開示内容と、考慮される特定の用途に適した様々な修正との理解を促すために選択及び記述されている。
20 ビーム
22 ウェブ部分
24 フランジ部分
26 フランジ部分
28 フランジ補強材
28a プライランプ
30 成形ツール、平坦なプライスタック
30a プライスタック30の外側エッジ
30b プライスタック30の外側エッジ
32 成形ツール
34 上部のツール面
35 プライ
35a フルプライ
35a1 フルプライ
35a2 フルプライ
35a3 フルプライ
35b 部分エッジプライ
35b1 部分プライ
35b2 部分プライ
36 側部のツール面
38 側部のツール面
40 平坦なプライスタック
41 単一面
42 全層を通るタック
42a 全層を通るタック
42’ 多重タック
42’ ’ 多重タック
42’ ’ ’ 多重タック
42a 全層を通る第1タック
42b タック
43 互いにオフセットした面
44 タック
44a プライタック
44b プライタック
45 半径状の角
45a 半径状の角
46 フルプライ35aの外側エッジ
48a トリムライン
48b トリムライン
50 平坦なプライスタック30をアセンブルするステップ
55 スタック30の中央領域
65 プライスタック30の周辺領域
70 航空機の製造及び保守方法

Claims (8)

  1. 外形成形された断面を有する複合構造体を製造する方法であって、
    プライスタックをアセンブルすることであって、当該アセンブルすることは、
    複数のフルプライを配置することと、
    前記プライスタックの中央領域において、前記フルプライを留め合せることと、
    前記プライスタックの周辺領域に、少なくとも一つの部分プライを配置することと、
    前記プライスタックの周辺領域において、前記少なくとも一つの部分プライの各々を、前記フルプライのうちの一つのみに留めることと、を含む、アセンブルすることと、
    前記プライスタックを外形成形された形状に成形することと、を含む方法。
  2. 前記フルプライを留めることは、スタックのフルプライの全層を通して行われる、請求項に記載の方法。
  3. 前記プライスタックをアセンブルすることはさらに、
    前記プライスタックの周辺領域に、複数の前記部分プライを配置することと、
    前記プライスタックの周辺領域において、前記部分プライを隣接する前記フルプライのうちの一つに留めることと、を含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記部分プライを配置することは、前記フルプライの少なくとも一つのエッジに沿って、前記部分プライを互いに相対的にオフセットさせることを含む、請求項に記載の方法。
  5. 前記部分プライを留めることは、前記部分プライと前記フルプライの間で前記タックを互いに相対的にオフセットさせることを含む、請求項に記載の方法。
  6. 前記プライスタックをアセンブルすることは、
    前記プライスタックの周辺領域に、複数の前記部分プライを配置することと、
    前記プライスタックの周辺領域において、少なくとも2つの前記部分プライを、前記フルプライのうちの一つに留めることと、を含む、請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記プライスタックの周辺領域において、前記少なくとも2つの部分プライが、前記フルプライのうちの一つの両側にそれぞれ留められる、請求項に記載の方法。
  8. 前記プライスタックをアセンブルすることは、
    前記プライスタックの周辺領域おいて、複数の部分プライを前記フルプライの間に配置することと、
    前記プライスタックの周辺領域おいて、異なる数の前記部分プライを、前記フルプライのうちの二つの各々にそれぞれ留めることと、を含む、請求項に記載の方法。
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