図1は、ソーシャルネットワーキング・システムに関連付けられている例示的なネットワーク環境100を示している。ネットワーク環境100は、ネットワーク110によって互いにつながっているクライアント・システム130、ソーシャルネットワーキング・システム160、およびサードパーティ・システム170を含む。図1は、クライアント・システム130、ソーシャルネットワーキング・システム160、サードパーティ・システム170、およびネットワーク110の特定の構成を示しているが、本開示は、クライアント・システム130、ソーシャルネットワーキング・システム160、サードパーティ・システム170、およびネットワーク110の任意の適切な構成を想定している。限定ではなく、例として、クライアント・システム130、ソーシャルネットワーキング・システム160、およびサードパーティ・システム170のうちの複数は、ネットワーク110を迂回して、互いに直接つながることが可能である。別の例として、クライアント・システム130、ソーシャルネットワーキング・システム160、およびサードパーティ・システム170のうちの複数は、物理的にまたは論理的に、全体としてまたは部分的に互いに同一場所に配置されることが可能である。その上、図1は、特定の数のクライアント・システム130、ソーシャルネットワーキング・システム160、サードパーティ・システム170、およびネットワーク110を示しているが、本開示は、任意の適切な数のクライアント・システム130、ソーシャルネットワーキング・システム160、サードパーティ・システム170、およびネットワーク110を想定している。限定ではなく、例として、ネットワーク環境100は、複数のクライアント・システム130、ソーシャルネットワーキング・システム160、サードパーティ・システム170、およびネットワーク110を含むことができる。
本開示は、任意の適切なネットワーク110を想定している。限定ではなく、例として、ネットワーク110の1つまたは複数の部分は、アド・ホック・ネットワーク、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク(VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、ワイヤレスLAN(WLAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、ワイヤレスWAN(WWAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、インターネットの一部分、公衆交換電話網(PSTN)の一部分、セルラー電話ネットワーク、またはこれらのうちの複数の組合せを含むことができる。ネットワーク110は、1つまたは複数のネットワーク110を含むことができる。
リンク150は、クライアント・システム130、ソーシャルネットワーキング・システム160、およびサードパーティ・システム170を通信ネットワーク110に、または互いに接続することができる。本開示は、任意の適切なリンク150を想定している。特定の実施形態においては、1つまたは複数のリンク150は、1つもしくは複数の有線リンク(たとえば、デジタル・サブスクライバ・ライン(DSL)もしくはデータ・オーバ・ケーブル・サービス・インターフェース仕様(DOCSIS)など)、ワイヤレス・リンク(たとえば、Wi−Fiもしくはワールドワイド・インターオペラビリティー・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(WiMAX)など)、または光リンク(たとえば、同期光ネットワーク(SONET)もしくは同期デジタル階層(SDH)など)を含む。特定の実施形態においては、1つまたは複数のリンク150はそれぞれ、アド・ホック・ネットワーク、イントラネット、エクストラネット、VPN、LAN、WLAN、WAN、WWAN、MAN、インターネットの一部分、PSTNの一部分、セルラー・テクノロジーベースのネットワーク、衛星通信テクノロジーベースのネットワーク、別のリンク150、または複数のそのようなリンク150の組合せを含む。リンク150は、ネットワーク環境100の全体を通じて必ずしも同じである必要はない。1つまたは複数の第1のリンク150は、1つまたは複数の点において1つまたは複数の第2のリンク150とは異なることが可能である。
特定の実施形態においては、クライアント・システム130は、クライアント・システム130によって実装またはサポートされる適切な機能を実行することができる、ハードウェア、ソフトウェア、もしくは組み込みロジック・コンポーネント、または複数のそのようなコンポーネントの組合せを含む電子デバイスであることが可能である。限定ではなく、例として、クライアント・システム130は、デスクトップ・コンピュータ、ノートブック・コンピュータもしくはラップトップ・コンピュータ、ネットブック、タブレット・コンピュータなどのコンピュータ・システム、eブック・リーダ、GPSデバイス、カメラ、携帯情報端末(PDA)、ハンドヘルド電子デバイス、セルラー電話、スマートフォン、その他の適切な電子デバイス、またはそれらの任意の適切な組合せを含むことができる。本開示は、任意の適切なクライアント・システム130を想定している。クライアント・システム130は、クライアント・システム130のネットワーク・ユーザがネットワーク110にアクセスすることを可能にすることができる。クライアント・システム130は、自分のユーザがその他のクライアント・システム130のその他のユーザと通信することを可能にすることができる。
特定の実施形態においては、クライアント130は、MICROSOFT INTERNET EXPLORER、GOOGLE CHROME、またはMOZILLA FIREFOXなどのウェブ・ブラウザ132を含むことができ、1つまたは複数のアドオン、プラグイン、またはTOOLBARもしくはYAHOO TOOLBARなどのその他の拡張を有することができる。クライアント・システム130のユーザは、ウェブ・ブラウザ132を特定のサーバ(サーバ162、またはサードパーティ・システム170に関連付けられているサーバなど)へ導くユニフォーム・リソース・ロケータ(URL)またはその他のアドレスを入力することができ、ウェブ・ブラウザ132は、ハイパー・テキスト転送プロトコル(HTTP)要求を生成して、そのHTTP要求をサーバに通信することができる。サーバは、そのHTTP要求を受け入れて、そのHTTP要求に応答して1つまたは複数のハイパー・テキスト・マークアップ言語(HTML)ファイルをクライアント・システム130に通信することができる。クライアント・システム130は、ユーザに提示するためにサーバからのHTMLファイルに基づいてウェブページをレンダリングすることができる。本開示は、任意の適切なウェブページ・ファイルを想定している。限定ではなく、例として、ウェブページは、特定のニーズに従って、HTMLファイル、拡張可能ハイパー・テキスト・マークアップ言語(XHTML)ファイル、または拡張可能マークアップ言語(XML)ファイルからレンダリングすることができる。そのようなページは、限定ではなく、例として、JAVASCRIPT(登録商標)、JAVA(登録商標)、MICROSOFT SILVERLIGHTで書かれたスクリプトなどのスクリプト、AJAX(Asynchronous JAVASCRIPT(登録商標)
and XML)などのマークアップ言語とスクリプトの組合せなどを実行することもできる。本明細書においては、ウェブページへの参照は、適切な場合には、1つまたは複数の対応するウェブページ・ファイル(そのウェブページをレンダリングするためにブラウザが使用することができる)を含み、その逆もまた同様である。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、オンライン・ソーシャル・ネットワークをホストすることができるネットワークアドレス可能なコンピューティング・システムであることが可能である。ソーシャルネットワーキング・システム160は、たとえば、ユーザプロフィール・データ、コンセプトプロフィール・データ、ソーシャル・グラフ情報、またはオンライン・ソーシャル・ネットワークに関連したその他の適切なデータなどのソーシャルネットワーキング・データを生成すること、格納すること、受け取ること、および送信することが可能である。ソーシャルネットワーキング・システム160は、ネットワーク環境100のその他のコンポーネントによって直接、またはネットワーク110を介してアクセスされることが可能である。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、1つまたは複数のサーバ162を含むことができる。それぞれのサーバ162は、単一のサーバ、または複数のコンピュータもしくは複数のデータセンターにわたる分散サーバであることが可能である。サーバ162は、限定ではなく、例として、ウェブ・サーバ、ニュース・サーバ、メール・サーバ、メッセージ・サーバ、広告サーバ、ファイル・サーバ、アプリケーション・サーバ、Exchangeサーバ、データベース・サーバ、プロキシ・サーバ、本明細書において記述されている機能もしくはプロセスを実行するのに適している別のサーバ、またはそれらの任意の組合せなど、さまざまなタイプのものであることが可能である。特定の実施形態においては、それぞれのサーバ162は、サーバ162によって実装またはサポートされる適切な機能を実行するためのハードウェア、ソフトウェア、もしくは組み込みロジック・コンポーネント、または複数のそのようなコンポーネントの組合せを含むことができる。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム164は、1つまたは複数のデータ・ストア164を含むことができる。データ・ストア164は、さまざまなタイプの情報を格納するために使用されることが可能である。特定の実施形態においては、データ・ストア164内に格納されている情報は、特定のデータ構造に従って編成されることが可能である。特定の実施形態においては、それぞれのデータ・ストア164は、リレーショナル、コラム、相関関係、または他の好適なデータベースを含むことができる。この開示は、特定のタイプのデータベースを説明する、または図示するが、この開示は、任意の好適なタイプのデータベースを検討する。特定の実施形態は、クライアント・システム130、ソーシャルネットワーキング・システム160、またはサードパーティ・システム170が、データ・ストア164内に格納されている情報を管理すること、取り出すこと、変更すること、追加すること、または削除することを可能にするインターフェースを提供することができる。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、1つまたは複数のソーシャル・グラフを1つまたは複数のデータ・ストア164内に格納することができる。特定の実施形態においては、ソーシャル・グラフは、複数のノード(複数のユーザ・ノード(それぞれが、特定のユーザに対応している)、または複数のコンセプト・ノード(それぞれが、特定のコンセプトに対応している)を含むことができる)と、ノード同士をつなげる複数のエッジとを含むことができる。ソーシャルネットワーキング・システム160は、オンライン・ソーシャル・ネットワークのユーザに、その他のユーザと通信および対話する能力を提供することができる。特定の実施形態においては、ユーザたちは、ソーシャルネットワーキング・システム160を介してオンライン・ソーシャル・ネットワークに参加し、次いで、自分たちがつながりたいと望むソーシャルネットワーキング・システム160のその他の複数のユーザにつながり(例えば、関係)を付加することができる。本明細書においては、「友達」という用語は、ユーザがソーシャルネットワーキング・システム160を介して、つながり、関連付け、または関係を形成しているソーシャルネットワーキング・システム160のその他の任意のユーザを指すことができる。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ソーシャルネットワーキング・システム160によってサポートされるさまざまなタイプのアイテムまたはオブジェクトに関してアクションを行う能力をユーザに提供することができる。限定ではなく、例として、それらのアイテムおよびオブジェクトは、ソーシャルネットワーキング・システム160のユーザが属することが可能であるグループもしくはソーシャル・ネットワーク、ユーザが関心を抱く可能性があるイベントもしくはカレンダー・エントリー、ユーザが使用することができるコンピュータベースのアプリケーション、ユーザがサービスを介してアイテムを購入もしくは販売することを可能にするトランザクション、ユーザが実行することができる広告との対話、またはその他の適切なアイテムもしくはオブジェクトを含むことができる。ユーザは、ソーシャルネットワーキング・システム160において、またはサードパーティ・システム170の外部システム(ソーシャルネットワーキング・システム160とは別個のものであって、ネットワーク110を介してソーシャルネットワーキング・システム160に結合されている)によって表されることが可能である任意のものと対話することができる。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、さまざまなエンティティ同士をリンクできることが可能である。限定ではなく、例として、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ユーザたちが互いに対話すること、ならびにサードパーティ・システム170もしくはその他のエンティティからのコンテンツを受け取ることを可能にすることができ、またはユーザたちがアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)もしくはその他の通信チャネルを通じてこれらのエンティティと対話することを可能にすることができる。
特定の実施形態においては、サードパーティ・システム170は、1つもしくは複数のタイプのサーバ、1つもしくは複数のデータ・ストア、1つもしくは複数のインターフェース(APIを含むが、それには限定されない)、1つもしくは複数のウェブ・サービス、1つもしくは複数のコンテンツ・ソース、1つもしくは複数のネットワーク、または(たとえば、サーバが通信することができる)その他の任意の適切なコンポーネントを含むことができる。サードパーティ・システム170は、ソーシャルネットワーキング・システム160を運営しているエンティティとは異なるエンティティによって運営されることが可能である。しかしながら、特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160およびサードパーティ・システム170は、ソーシャルネットワーキング・システム160またはサードパーティ・システム170のユーザにソーシャルネットワーキング・サービスを提供するために互いに連携して機能することができる。この意味において、ソーシャルネットワーキング・システム160は、サードパーティ・システム170などのその他のシステムがインターネットを介してソーシャルネットワーキング・サービスおよび機能をユーザに提供するために使用することができるプラットフォーム、またはバックボーンを提供することができる。
特定の実施形態においては、サードパーティ・システム170は、サードパーティ・コンテンツ・オブジェクト・プロバイダを含むことができる。サードパーティ・コンテンツ・オブジェクト・プロバイダは、コンテンツ・オブジェクトの1つまたは複数のソースを含むことができ、それらのソースは、クライアント・システム130に通信されることが可能である。限定ではなく、例として、コンテンツ・オブジェクトは、ユーザにとって関心がある物またはアクティビティに関する情報、たとえば、映画の開始時刻、映画のレビュー、レストランのレビュー、レストランのメニュー、製品の情報およびレビュー、またはその他の適切な情報などを含むことができる。限定ではなく、別の例として、コンテンツ・オブジェクトは、インセンティブ・コンテンツ・オブジェクト、たとえば、クーポン、ディスカウント・チケット、ギフト券、またはその他の適切なインセンティブ・オブジェクトを含むことができる。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160はまた、ユーザによって生成されたコンテンツ・オブジェクトを含み、それらのコンテンツ・オブジェクトは、ソーシャルネットワーキング・システム160とのユーザの対話を高めることができる。ユーザによって生成されたコンテンツは、ユーザがソーシャルネットワーキング・システム160に付加、アップロード、送信、または「ポスト(投稿)」することができる任意のものを含むことができる。限定ではなく、例として、ユーザは、クライアント・システム130からソーシャルネットワーキング・システム160へポストを通信する。ポストは、ステータス更新もしくはその他のテキスト・データ、ロケーション情報、写真、ビデオ、リンク、音楽、またはその他の類似したデータもしくはメディアなどのデータを含むことができる。コンテンツは、ニュースフィードまたはストリームなどの「通信チャネル」を通じてサードパーティによってソーシャルネットワーキング・システム160に付加されることも可能である。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、さまざまなサーバ、サブシステム、プログラム、モジュール、ログ、およびデータ・ストアを含むことができる。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ウェブ・サーバ、アクション・ロガー、API要求サーバ、関連性およびランキング・エンジン、コンテンツ・オブジェクト分類子、通知コントローラ、アクション・ログ、サードパーティ・コンテンツ・オブジェクト露出ログ、推測モジュール、認可/プライバシー・サーバ、検索モジュール、広告ターゲティング・モジュール、ユーザインターフェース・モジュール、ユーザプロフィール・ストア、つながりストア、サードパーティ・コンテンツ・ストア、またはロケーション・ストアのうちの1つまたは複数を含むことができる。ソーシャルネットワーキング・システム160は、適切なコンポーネント、たとえば、ネットワーク・インターフェース、セキュリティー・メカニズム、ロード・バランサ、フェイルオーバ・サーバ、管理およびネットワークオペレーション・コンソール、その他の適切なコンポーネント、またはそれらの任意の適切な組合せを含むこともできる。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ユーザ・プロフィールを格納するための1つまたは複数のユーザプロフィール・ストアを含むことができる。ユーザ・プロフィールは、たとえば、経歴情報、人口統計学的情報、挙動情報、ソーシャルな情報、またはその他のタイプの記述的情報、たとえば、職業経験、学歴、趣味もしくは好み、関心、親近感、またはロケーションを含むことができる。関心情報は、1つまたは複数のカテゴリに関連した関心を含むことができる。カテゴリは、一般的または具体的であることが可能である。限定ではなく、例として、ユーザが、あるブランドの靴に関する記事に対して「いいね!」を表明した場合には、カテゴリは、そのブランド、または「靴」もしくは「衣類」という一般的なカテゴリであることが可能である。ユーザに関するつながり情報を格納するために、つながりストアが使用されることが可能である。つながり情報は、類似のもしくは共通の職業経験、グループ・メンバーシップ、趣味、学歴を有しているか、または何らかの形で関連しているか、もしくは共通の属性を共有しているユーザ同士を示すことができる。つながり情報は、さまざまなユーザおよびコンテンツ(内部および外部の両方)の間におけるユーザ定義のつながりを含むこともできる。ネットワーク110を介してソーシャルネットワーキング・システム160を1つもしくは複数のクライアント・システム130または1つもしくは複数のサードパーティ・システム170にリンクさせるために、ウェブ・サーバが使用されることが可能である。ウェブ・サーバは、ソーシャルネットワーキング・システム160と、1つまたは複数のクライアント・システム130との間においてメッセージを受け取って回送するためにメール・サーバまたはその他のメッセージング機能を含むことができる。API要求サーバは、サードパーティ・システム170が、1つまたは複数のAPIを呼び出すことによってソーシャルネットワーキング・システム160からの情報にアクセスすることを可能にすることができる。ソーシャルネットワーキング・システム160の上のまたは外のユーザのアクションに関してウェブ・サーバから通信を受け取るために、アクション・ロガーが使用されることが可能である。アクション・ログとともに、サードパーティコンテンツ・オブジェクトへのユーザの露出についてのサードパーティコンテンツオブジェクト・ログが保持されることが可能である。通知コントローラは、コンテンツ・オブジェクトに関する情報をクライアント・システム130に提供することができる。情報は、通知としてクライアント・システム130へ押し出されることが可能であり、または情報は、クライアント・システム130から受け取られた要求に応答してクライアント・システム130から引き出されることが可能である。ソーシャルネットワーキング・システム160のユーザの1つまたは複数のプライバシー設定を実施するために、認可サーバが使用されることが可能である。ユーザのプライバシー設定は、ユーザに関連付けられている特定の情報がどのように共有されることが可能であるかを識別する。認可サーバは、ユーザが、たとえば、適切なプライバシー設定を設定することなどによって、自分のアクションをソーシャルネットワーキング・システム160によって記録されること、またはその他のシステム(たとえば、サードパーティ・システム170)と共有されることのオプトインまたはオプトアウトを行うことを可能にすることができる。サードパーティ・システム170などのサードパーティから受け取られたコンテンツ・オブジェクトを格納するために、サードパーティコンテンツオブジェクト・ストアが使用されることが可能である。ユーザに関連付けられているクライアント・システム130から受け取られたロケーション情報を格納するために、ロケーション・ストアが使用されることが可能である。広告価格設定モジュールが、ソーシャルな情報、現在時刻、ロケーション情報、またはその他の適切な情報を組み合わせて、関連がある広告を、通知の形式でユーザに提供することができる。
図2は、例示的なソーシャル・グラフ200を示している。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、1つまたは複数のソーシャル・グラフ200を1つまたは複数のデータ・ストア内に格納することができる。特定の実施形態においては、ソーシャル・グラフ200は、複数のノード(複数のユーザ・ノード202、または複数のコンセプト・ノード204を含むことができる)と、ノード同士をつなげる複数のエッジ206とを含むことができる。図2において示されている例示的なソーシャル・グラフ200は、教示上の目的から、2次元のビジュアル・マップ表示で示されている。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160、クライアント・システム130、またはサードパーティ・システム170は、適切なアプリケーションに関してソーシャル・グラフ200および関連したソーシャル・グラフ情報にアクセスすることができる。ソーシャル・グラフ200のノードおよびエッジは、データ・オブジェクトとして、たとえば(ソーシャルグラフ・データベースなどの)データ・ストア内に格納されることが可能である。そのようなデータ・ストアは、ソーシャル・グラフ200のノードまたはエッジの1つまたは複数の検索可能なまたはクエリ可能なインデックスを含むことができる。
特定の実施形態においては、ユーザ・ノード202は、ソーシャルネットワーキング・システム160のユーザに対応することができる。限定ではなく、例として、ユーザは、ソーシャルネットワーキング・システム160と、またはソーシャルネットワーキング・システム160を介して対話または通信する個人(人間のユーザ)、エンティティ(たとえば、企業、ビジネス、もしくはサードパーティ・アプリケーション)、または(たとえば、個人もしくはエンティティの)グループであることが可能である。特定の実施形態においては、あるユーザがソーシャルネットワーキング・システム160とのアカウントに登録した場合には、ソーシャルネットワーキング・システム160は、そのユーザに対応するユーザ・ノード202を作成し、そのユーザ・ノード202を1つまたは複数のデータ・ストア内に格納することができる。本明細書において記述されているユーザおよびユーザ・ノード202は、適切な場合には、登録されているユーザ、および登録されているユーザに関連付けられているユーザ・ノード202を指すことができる。追加として、または代替として、本明細書において記述されているユーザおよびユーザ・ノード202は、適切な場合には、ソーシャルネットワーキング・システム160に登録されていないユーザを指すことができる。特定の実施形態においては、ユーザ・ノード202は、ユーザによって提供された情報、またはソーシャルネットワーキング・システム160を含むさまざまなシステムによって収集された情報に関連付けられることが可能である。限定ではなく、例として、ユーザは、自分の名前、プロフィール画像、連絡先情報、生年月日、性別、婚姻状況、家族状況、勤務先、学歴、好み、関心、またはその他の人口統計学的情報を提供することができる。特定の実施形態においては、ユーザ・ノード202は、ユーザに関連付けられている情報に対応する1つまたは複数のデータ・オブジェクトに関連付けられることが可能である。特定の実施形態においては、ユーザ・ノード202は、1つまたは複数のウェブページに対応することができる。
特定の実施形態においては、コンセプト・ノード204は、コンセプトに対応することができる。限定ではなく、例として、コンセプトは、場所(たとえば、映画館、レストラン、ランドマーク、もしくは都市など)、ウェブサイト(たとえば、ソーシャルネットワーク・システム160に関連付けられているウェブサイト、もしくはウェブアプリケーション・サーバに関連付けられているサードパーティ・ウェブサイトなど)、エンティティ(たとえば、人、企業、グループ、スポーツ・チーム、もしくは有名人など)、ソーシャルネットワーキング・システム160内に、もしくはウェブアプリケーション・サーバなどの外部サーバ上に配置されることが可能であるリソース(たとえば、オーディオ・ファイル、ビデオ・ファイル、デジタル写真、テキスト・ファイル、構造化されたドキュメント、もしくはアプリケーションなど)、物的もしくは知的財産(たとえば、彫塑、絵画、映画、ゲーム、曲、アイディア、写真、もしくは執筆作品など)、ゲーム、アクティビティ、アイディアもしくは理論、別の適切なコンセプト、または複数のそのようなコンセプトに対応することができる。コンセプト・ノード204は、ユーザによって提供されたコンセプトの情報、またはソーシャルネットワーキング・システム160を含むさまざまなシステムによって収集された情報に関連付けられることが可能である。限定ではなく、例として、コンセプトの情報は、名前もしくはタイトル、1つもしくは複数のイメージ(たとえば、本の表紙のイメージ)、ロケーション(たとえば、住所もしくは地理的ロケーション)、ウェブサイト(URLに関連付けられることが可能である)、連絡先情報(たとえば、電話番号もしくは電子メール・アドレス)、その他の適切なコンセプト情報、またはそのような情報の任意の適切な組合せを含むことができる。特定の実施形態においては、コンセプト・ノード204は、コンセプト・ノード204に関連付けられている情報に対応する1つまたは複数のデータ・オブジェクトに関連付けられることが可能である。特定の実施形態においては、コンセプト・ノード204は、1つまたは複数のウェブページに対応することができる。
特定の実施形態においては、ソーシャル・グラフ200内のノードは、ウェブページ(「プロフィール・ページ」と呼ばれる場合もある)を表すこと、またはウェブページによって表されることが可能である。プロフィール・ページは、ソーシャルネットワーキング・システム160によってホストされること、またはソーシャルネットワーキング・システム160にとってアクセス可能であることが可能である。プロフィール・ページは、サードパーティ・サーバ170に関連付けられているサードパーティ・ウェブサイト上にホストされることも可能である。限定ではなく、例として、特定の外部ウェブページに対応するプロフィール・ページは、その特定の外部ウェブページであることが可能であり、そのプロフィール・ページは、特定のコンセプト・ノード204に対応することができる。プロフィール・ページは、その他のユーザのうちのすべてまたは選択されたサブセットによって閲覧できることが可能である。限定ではなく、例として、ユーザ・ノード202は、対応するユーザプロフィール・ページを有することができ、そのユーザプロフィール・ページにおいては、対応するユーザが、コンテンツを付加すること、言明を行うこと、またはその他の形で自分自身を表現することが可能である。限定ではなく、別の例として、コンセプト・ノード204は、対応するコンセプトプロフィール・ページを有することができ、そのコンセプトプロフィール・ページにおいては、1人または複数のユーザが、特にコンセプト・ノード204に対応するコンセプトに関連して、コンテンツを付加すること、言明を行うこと、または自分自身を表現することが可能である。
特定の実施形態においては、コンセプト・ノード204は、サードパーティ・システム170によってホストされているサードパーティ・ウェブページまたはリソースを表すことができる。サードパーティ・ウェブページまたはリソースは、数ある要素の中でも、コンテンツ、選択可能なもしくはその他のアイコン、または、アクションもしくはアクティビティを表す(たとえば、JAVASCRIPT(登録商標)、AJAX、もしくはPHPコードで実装されることが可能である)その他の対話可能なオブジェクトを含むことができる。限定ではなく、例として、サードパーティ・ウェブページは、「いいね!」、「チェックイン」、「食べる」、「推奨する」、または別の適切なアクションもしくはアクティビティなどの選択可能なアイコンを含むことができる。サードパーティ・ウェブページを閲覧しているユーザは、それらのアイコンのうちの1つ(たとえば、「食べる」)を選択することによってアクションを実行して、クライアント・システム130に、そのユーザのアクションを示すメッセージをソーシャルネットワーキング・システム160へ送信させることができる。そのメッセージに応答して、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ユーザに対応するユーザ・ノード202と、サードパーティ・ウェブページまたはリソースに対応するコンセプト・ノード204との間においてエッジ(たとえば、「食べる」エッジ)を作成して、エッジ206を1つまたは複数のデータ・ストア内に格納することができる。
特定の実施形態においては、ソーシャル・グラフ200内の1対のノードが、1つまたは複数のエッジ206によって互いにつながることが可能である。1対のノードをつなげるエッジ206は、それらの1対のノードの間における関係を表すことができる。特定の実施形態においては、エッジ206は、1対のノードの間における関係に対応する1つまたは複数のデータ・オブジェクトまたは属性を含むことまたは表すことが可能である。限定ではなく、例として、第1のユーザは、第2のユーザが第1のユーザの「友達」であることを示すことができる。この表示に応答して、ソーシャルネットワーキング・システム160は、「友達要求」を第2のユーザに送信することができる。第2のユーザがその「友達要求」を承認した場合には、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ソーシャル・グラフ200内で第1のユーザのユーザ・ノード202を第2のユーザのユーザ・ノード202につなげるエッジ206を作成して、エッジ206をソーシャル・グラフ情報としてデータ・ストア164のうちの1つまたは複数の中に格納することができる。図2の例においては、ソーシャル・グラフ200は、ユーザ「A」のユーザ・ノード202と、ユーザ「B」のユーザ・ノード202との間における友達関係を示すエッジ206と、ユーザ「C」のユーザ・ノード202と、ユーザ「B」のユーザ・ノード202との間における友達関係を示すエッジとを含む。本開示は、特定のユーザ・ノード202同士をつなげる特定の属性を伴う特定のエッジ206を記述している、または示しているが、本開示は、ユーザ・ノード202同士をつなげる任意の適切な属性を伴う任意の適切なエッジ206を想定している。限定ではなく、例として、エッジ206は、友達関係、家族関係、ビジネスもしくは雇用関係、ファン関係、フォロワー関係、ビジター関係、サブスクライバ関係、上下関係、互恵的関係、非互恵的関係、別の適切なタイプの関係、または複数のそのような関係を表すことができる。その上、本開示は一般に、ノード同士をつながっているものとして記述しているが、本開示はまた、ユーザ同士またはコンセプト同士をつながっているものとして記述している。本明細書においては、つながっているユーザ同士またはコンセプト同士への言及は、適切な場合には、1つまたは複数のエッジ206によってソーシャル・グラフ200内でつながっているそれらのユーザ同士またはコンセプト同士に対応するノード同士を指すことができる。
特定の実施形態においては、ユーザ・ノード202とコンセプト・ノード204との間におけるエッジ206は、ユーザ・ノード202に関連付けられているユーザによって、コンセプト・ノード204に関連付けられているコンセプトに対して実行された特定のアクションまたはアクティビティを表すことができる。限定ではなく、例として、図2において示されているように、ユーザは、コンセプトに対して「いいね!を表明すること」、「通うこと」、「プレイすること」、「聴くこと」、「料理すること」、「勤務すること」、または「観ること」を行った可能性があり、それらのそれぞれは、エッジタイプまたはサブタイプに対応することができる。コンセプト・ノード204に対応するコンセプトプロフィール・ページは、たとえば、選択可能な「チェックイン」アイコン(たとえば、クリック可能な「チェックイン」アイコンなど)、または選択可能な「お気に入りに追加」アイコンを含むことができる。同様に、ユーザがこれらのアイコンをクリックした後に、ソーシャルネットワーキング・システム160は、それぞれのアクションに対応するユーザのアクションに応答して「お気に入り」エッジまたは「チェックイン」エッジを作成することができる。限定ではなく、別の例として、あるユーザ(ユーザ「C」)が、特定のアプリケーション(オンライン音楽アプリケーションであるSPOTIFY)を使用して特定の曲(「イマジン」)を聴く場合がある。このケースにおいては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、そのユーザに対応するユーザ・ノード202と、その曲およびアプリケーションに対応するコンセプト・ノード204との間において、「聴いた」エッジ206(図2に示されている)および「使用した」エッジを作成して、そのユーザがその曲を聴いてそのアプリケーションを使用したことを示すことができる。その上、ソーシャルネットワーキング・システム160は、その曲に対応するコンセプト・ノード204と、そのアプリケーションに対応するコンセプト・ノード204との間において、「再生した」エッジ206(図2に示されている)を作成して、その特定の曲がその特定のアプリケーションによって再生されたことを示すことができる。このケースにおいては、「再生した」エッジ206は、外部アプリケーション(SPOTIFY)によって外部オーディオ・ファイル(「イマジン」という曲)に関して実行されたアクションに対応する。本開示は、ユーザ・ノード202とコンセプト・ノード204とをつなげる特定の属性を伴う特定のエッジ206について記述しているが、本開示は、ユーザ・ノード202とコンセプト・ノード204とをつなげる任意の適切な属性を伴う任意の適切なエッジ206を想定している。その上、本開示は、単一の関係を表すユーザ・ノード202とコンセプト・ノード204との間におけるエッジについて記述しているが、本開示は、1つまたは複数の関係を表すユーザ・ノード202とコンセプト・ノード204との間におけるエッジを想定している。限定ではなく、例として、エッジ206は、ユーザが特定のコンセプトに対して「いいね!」を表明していること、およびその特定のコンセプトを使用したことの両方を表すことができる。あるいは、別のエッジ206は、ユーザ・ノード202とコンセプト・ノード204との間におけるそれぞれのタイプの関係(または、単一の関係が複数集まったもの)を表すことができる(図2において、ユーザ「E」を表すユーザ・ノード202と、「SPOTIFY」を表すコンセプト・ノード204との間において示されているように)。
特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ソーシャル・グラフ200内でユーザ・ノード202とコンセプト・ノード204との間においてエッジ206を作成することができる。限定ではなく、例として、(たとえば、ユーザのクライアント・システム130によってホストされているウェブ・ブラウザまたは専用のアプリケーションを使用することなどによって)コンセプトプロフィール・ページを閲覧しているユーザは、「いいね!」アイコンをクリックまたは選択することにより、コンセプト・ノード204によって表されているコンセプトを自分が気に入っていることを示すことができ、その「いいね!」アイコンをクリックまたは選択することは、ユーザのクライアント・システム130に、そのコンセプトプロフィール・ページに関連付けられているそのコンセプトをそのユーザが気に入っていることを示すメッセージをソーシャルネットワーキング・システム160へ送信させることができる。そのメッセージに応答して、ソーシャルネットワーキング・システム160は、そのユーザとコンセプト・ノード204との間における「いいね!」エッジ206によって示されているように、そのユーザに関連付けられているユーザ・ノード202とコンセプト・ノード204との間においてエッジ206を作成することができる。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワーキング・システム160は、エッジ206を1つまたは複数のデータ・ストア内に格納することができる。特定の実施形態においては、エッジ206は、特定のユーザ・アクションに応答してソーシャルネットワーキング・システム160によって自動的に形成されることが可能である。限定ではなく、例として、第1のユーザが、画像をアップロードすること、映画を観ること、または曲を聴くことを行った場合には、エッジ206は、第1のユーザに対応するユーザ・ノード202と、それらのコンセプトに対応するコンセプト・ノード204との間において形成されることが可能である。本開示は、特定の様式で特定のエッジ206を形成することについて記述しているが、本開示は、任意の適切な様式で任意の適切なエッジ206を形成することを想定している。
特定の実施形態において、ソーシャルネットワーキング・システム160は、互いに対するさまざまなソーシャル・グラフのエンティティのソーシャル・グラフ・アフィニティ(本明細書においては「アフィニティ」と呼ばれることがある)を決定し得る。アフィニティは、ユーザ、コンセプト、コンテンツ、アクション、広告、オンライン・ソーシャル・ネットワークに関連付けられているその他のオブジェクト、またはこれらの任意の好適な組み合わせなどのオンライン・ソーシャル・ネットワークに関連付けられている特定のオブジェクトの間の関係の強さまたは関心のレベルを表し得る。また、アフィニティは、サードパーティ・システム170またはその他の好適なシステムに関連付けられているオブジェクトに関連して決定され得る。各ユーザ、対象、またはコンテンツの種類に対するソーシャル・グラフのエンティティに関する全体的なアフィニティが、確立されることが可能である。全体的なアフィニティは、ソーシャル・グラフのエンティティに関連付けられているアクションまたは関係の継続的な監視に基づいて変わり得る。本開示は、特定のやり方で特定のアフィニティを決定することを説明するが、任意の好適なやり方で任意の好適なアフィニティを決定することを想定する。
特定の実施形態において、ソーシャルネットワーキング・システム160は、アフィニティ係数(affinity coefficient)(本明細書においては「係数」と呼ばれることがある)を使用してソーシャル・グラフ・アフィニティを測定または定量化し得る。係数は、オンライン・ソーシャル・ネットワークに関連付けられている特定のオブジェクトの間の関係の強さを表すかまたは定量化し得る。また、係数は、ユーザがアクションに対するユーザの関心に基づいて特定のアクションを実行する予想された確率を測定する確率または関数を表すことが可能である。このようにして、ユーザの将来のアクションが、ユーザの以前のアクションに基づいて予想される可能性があり、係数が、ユーザのアクションの履歴に少なくとも部分的に基づいて計算され得る。係数は、オンライン・ソーシャル・ネットワークの中または外にある可能性がある任意の数のアクションを予想するために使用され得る。限定ではなく例として、これらのアクションは、メッセージを送信すること、コンテンツをポストすること、もしくはコンテンツにコメントすることなどのさまざまな種類の通信、プロファイル・ページ、メディア、もしくはその他の好適なコンテンツにアクセスするかもしくはそれを閲覧することなどのさまざまな種類の観測アクション、同じグループにいること、同じ写真にタグ付けされること、同じ位置にチェックインされること、もしくは同じイベントに参加することなどの2つ以上のソーシャル・グラフのエンティティについてのさまざまな種類の一致情報、またはその他の好適なアクションを含み得る。本開示は、特定のやり方でアフィニティを測定することを説明するが、任意の好適なやり方でアフィニティを測定することを想定する。
特定の実施形態において、ソーシャルネットワーキング・システム160は、さまざまな因子を使用して係数を計算し得る。これらの因子は、たとえば、ユーザのアクション、オブジェクトの間の関係の種類、位置情報、その他の好適な因子、またはこれらの任意の組み合わせを含み得る。特定の実施形態においては、係数を計算するときに、異なる因子が異なるように重み付けされることが可能である。各因子に関する重みは、静的であることが可能であり、または重みは、たとえば、ユーザ、関係の種類、アクションの種類、ユーザの位置などに従って変わり得る。因子に関するレーティングが、ユーザに関する全体的な係数を決定するためにそれらの因子の重みに従って組み合わされ得る。限定ではなく例として、特定のユーザのアクションが、レーティングと重みとの両方を割り振られ得る一方、特定のユーザのアクションに関連付けられている関係は、レーティングおよび相関重み(correlating weight)を割り当てられる(たとえば、したがって、重みは合計で100%になる)。特定のオブジェクトに対するユーザの係数を計算するために、ユーザのアクションに割り振られるレーティングが、たとえば、全体的な係数の60%を含み得る一方、ユーザとオブジェクトとの間の関係は、全体的な係数の40%を含み得る。特定の実施形態において、ソーシャルネットワーキング・システム160は、係数を計算するために使用されるさまざまな因子に関する重みを決定するときに、たとえば、情報がアクセスされてからの時間、減衰因子、アクセスの頻度、情報との関係もしくは情報がアクセスされたオブジェクトとの関係、オブジェクトに接続されたソーシャル・グラフのエンティティとの関係、ユーザのアクションの短期的もしくは長期的平均、ユーザのフィードバック、その他の好適な変数、またはこれらの任意の組み合わせなどのさまざまな変数を考える可能性がある。限定ではなく例として、係数は、係数を計算するときにより最近のアクションがより関連性を持つように、特定のアクションによって提供される信号の強度を時間とともに減衰させる減衰因子を含むことが可能である。レーティングおよび重みは、係数が基づくアクションの継続的なロギングに基づいて継続的に更新され得る。各因子に関するレーティングおよび因子に割り振られる重みの割り振り、組み合わせ、平均などのために任意の種類のプロセスまたはアルゴリズムが採用され得る。特定の実施形態において、ソーシャルネットワーキング・システム160は、履歴的アクションおよび過去のユーザの応答、またはユーザをさまざまなオプションに露出し、応答を測定することによってユーザから養われたデータで訓練された機械学習アルゴリズムを使用して係数を決定し得る。本開示は、特定のやり方で係数を計算することを説明するが、任意の好適なやり方で係数を計算することを想定する。
特定の実施形態において、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ユーザのアクションに基づいて係数を計算し得る。ソーシャルネットワーキング・システム160は、オンライン・ソーシャル・ネットワーク、サードパーティ・システム170、その他の好適なシステム、またはこれらの任意の組み合わせでそのようなアクションを監視し得る。任意の好適な種類のユーザのアクションが、ロギングまたは監視され得る。典型的なユーザのアクションは、プロファイル・ページを閲覧すること、コンテンツを作成またはポストすること、コンテンツとインタラクションすること、画像をタグ付けすることまたは画像でタグ付けされること、グループに参加すること、イベントへの出席をリストに載せることおよび確認すること、位置にチェックインすること、特定のページに「いいね!」を表明すること、ページを作成すること、ならびにソーシャル・アクションを容易にするその他のタスクを実行することを含む。特定の実施形態において、ソーシャルネットワーキング・システム160は、特定の種類のコンテンツとのユーザのアクションに基づいて係数を計算し得る。コンテンツは、オンライン・ソーシャル・ネットワーク、サードパーティ・システム170、または別の好適なシステムに関連付けられることが可能である。コンテンツは、ユーザ、プロファイル・ページ、ポスト、ニュース記事、ヘッドライン、インスタント・メッセージ、チャット・ルームの会話、電子メール、広告、ピクチャ、ビデオ、音楽、その他の好適なオブジェクト、またはこれらの任意の組み合わせを含み得る。ソーシャルネットワーキング・システム160は、ユーザのアクションを分析して、アクションのうちの1つまたは複数が対象、コンテンツ、その他のユーザなどに関するアフィニティを示すかどうかを決定し得る。限定ではなく例として、ユーザが「コーヒー」またはそれに類するものに関わりのあるコンテンツを頻繁にポストする可能性がある場合、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ユーザがコンセプト「コーヒー」に関連する高い係数を有すると決定し得る。特定のアクションまたはアクションの種類が、その他のアクションよりも重い重みおよび/またはレーティングを割り振られる可能性があり、そのことが、全体的な計算される係数に影響を与える可能性がある。限定ではなく例として、第1のユーザが第2のユーザに電子メールを送る場合、アクションに関する重みまたはレーティングは、第1のユーザが単に第2のユーザに関するユーザ・プロファイル・ページを閲覧する場合よりも高いことが可能である。
特定の実施形態において、ソーシャルネットワーキング・システム160は、特定のオブジェクトの間の関係の種類に基づいて係数を計算し得る。ソーシャル・グラフ200を参照すると、ソーシャルネットワーキング・システム160は、係数を計算するときに、特定のユーザ・ノード202とコンセプト・ノード204とを接続するエッジ206の数および/または種類を分析し得る。限定ではなく例として、配偶者タイプのエッジ(2人のユーザが結婚していることを表す)によって接続されるユーザ・ノード202は、友達タイプのエッジによって接続されるユーザ・ノード202よりも高い係数を割り振られることが可能である。言い換えると、特定のユーザに関するアクションおよび関係に割り振られた重みに依存して、全体的なアフィニティが、ユーザの友達についてのコンテンツに関してよりもユーザの配偶者についてのコンテンツに関してより高いと決定されることが可能である。特定の実施形態においては、ユーザが有する別のオブジェクトとの関係が、そのオブジェクトに関する係数を計算することに関連するユーザのアクションの重みおよび/またはレーティングに影響を与えることが可能である。限定ではなく例として、ユーザが第1の写真にタグ付けされるが、第2の写真にしか「いいね!」を表明しない場合、ソーシャルネットワーキング・システム160は、コンテンツとタグ付けタイプの関係を有することがコンテンツと「いいね!」タイプの関係を有することよりも重い重みおよび/またはレーティングを割り振られる可能性があるので、ユーザが第2の写真よりも第1の写真に関連してより高い係数を有すると決定し得る。特定の実施形態において、ソーシャルネットワーキング・システム160は、1人または複数の第2のユーザが有する特定のオブジェクトとの関係に基づいて第1のユーザに関する係数を計算し得る。言い換えると、その他のユーザが有するオブジェクトとの接続および係数が、オブジェクトに関する第1のユーザの係数に影響を与えることが可能である。限定ではなく例として、第1のユーザが1人もしくは複数の第2のユーザに接続されるかまたは1人もしくは複数の第2のユーザに関する高い係数を有し、それらの第2のユーザが特定のオブジェクトに接続されるかまたは特定のオブジェクトに関する高い係数を有する場合、ソーシャルネットワーキング・システム160は、第1のユーザも特定のオブジェクトに関する比較的高い係数を有するべきであると決定し得る。特定の実施形態において、係数は、特定のオブジェクトの間の隔たりの度合いに基づくことが可能である。より低い係数は、第1のユーザがソーシャル・グラフ200の第1のユーザに間接的に接続されるユーザのコンテンツ・オブジェクトへの関心を共有する減少する見込みを表し得る。限定ではなく例として、ソーシャル・グラフ200内でより近いソーシャル・グラフのエンティティ(つまり、隔たりのより低い度合い)は、ソーシャル・グラフ200内でさらに離れているエンティティよりも高い係数を有することが可能である。
特定の実施形態において、ソーシャルネットワーキング・システム160は、位置情報に基づいて係数を計算し得る。地理的に互いにより近いオブジェクトは、より遠いオブジェクトよりも互いにより関わりがあるかまたはより関心があると考えられる可能性がある。特定の実施形態において、特定のオブジェクトに対するユーザの係数は、ユーザに関連付けられている現在位置(またはユーザのクライアント・システム130の位置)に対するオブジェクトの位置の近さに基づくことが可能性である。第1のユーザは、第1のユーザにより近いその他のユーザまたはコンセプトにより関心がある可能性がある。限定ではなく例として、ユーザが空港から1.6キロメートル(1マイル)およびガソリン・スタンドから3.2キロメートル(2マイル)の距離にある場合、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ユーザがユーザに対する空港の近さに基づいてガソリン・スタンドよりも空港に関してより高い係数を有すると決定し得る。
特定の実施形態において、ソーシャルネットワーキング・システム160は、係数情報に基づいてユーザに関連する特定のアクションを実行し得る。係数は、アクションへのユーザの関心に基づいてユーザが特定のアクションを実行するかどうかを予想するために使用され得る。係数は、広告、検索結果、ニュース記事、メディア、メッセージ、通知、またはその他の好適なオブジェクトなどの任意の種類のオブジェクトを生じるかまたはユーザに提示するときに使用され得る。係数は、必要に応じてそのようなオブジェクトにランクを付け、順序付けするためにも利用され得る。このようにして、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ユーザの関心および現在の事情に関連性を持っている情報を提供し、それらのユーザが関心のあるそのような情報を見つける見込みを増やすことが可能である。特定の実施形態において、ソーシャルネットワーキング・システム160は、係数情報に基づいてコンテンツを生じ得る。コンテンツ・オブジェクトは、ユーザに固有の係数に基づいて提供または選択されることが可能である。限定ではなく例として、係数は、ユーザのためのメディアを生じるために使用されることが可能であり、ユーザは、ユーザがメディア・オブジェクトに関連する高い全体的な係数を有するメディアを提示されることが可能である。限定ではなく別の例として、係数は、ユーザのための広告を生じるために使用されることが可能であり、ユーザは、ユーザが広告されるオブジェクトに関連する高い全体的な係数を有する広告を提示されることが可能である。特定の実施形態において、ソーシャルネットワーキング・システム160は、係数情報に基づいて検索結果を生じ得る。特定のユーザのための検索結果が、問い合わせしているユーザに関連する検索結果に関連付けられている係数に基づいてスコアを付けられるかまたはランクを付けられることが可能である。限定ではなく例として、より高い係数を持つオブジェクトに対応する検索結果が、より低い係数を有するオブジェクトに対応する結果よりも検索結果・ページでより高くランクを付けられることが可能である。
特定の実施形態において、ソーシャルネットワーキング・システム160は、特定のシステムまたはプロセスからの係数のリクエストに応答して係数を計算し得る。所与の局面でユーザがとり得る(または対象になり得る)ありそうなアクションを予想するために、任意のプロセスが、ユーザに関する計算された係数をリクエストすることが可能である。このリクエストは、係数を計算するために使用されるさまざまな因子に関して使用する重みの集合を含むことが可能である。このリクエストは、オンライン・ソーシャル・ネットワークで実行されるプロセスから、(APIもしくはその他の通信チャネルを介して)サードパーティ・システム170から、または別の好適なシステムから来ることが可能である。リクエストに応答して、ソーシャルネットワーキング・システム160は、係数を計算し得る(または係数情報が既に計算され、記憶されている場合、その係数情報にアクセスし得る)。特定の実施形態において、ソーシャルネットワーキング・システム160は、特定のプロセスに関連するアフィニティを測定し得る。異なるプロセス(オンライン・ソーシャル・ネットワークの内部と外部との両方)が、特定のオブジェクトまたはオブジェクト集合に関する係数をリクエストすることが可能である。ソーシャルネットワーキング・システム160は、アフィニティの測定値をリクエストした特定のプロセスと関連性を持っているアフィニティの測定値を提供し得る。このようにして、各プロセスは、プロセスがアフィニティの測定値を使用する異なるコンテキストのために仕立てられたアフィニティの測定値を受信する。
ソーシャル・グラフ・アフィニティおよびアフィニティ係数に関係して、特定の実施形態は、2006年8月11日に出願された米国特許出願第11/503093号、2010年12月22日に出願された米国特許出願第12/977027号、2010年12月23日に出願された米国特許出願第12/978265号、および2012年10月1日に出願された米国特許出願第13/632869号で開示された1つまたは複数のシステム、構成要素、要素、機能、方法、動作、または工程を利用することが可能であり、これらの特許出願のそれぞれは、参照により援用される。
特定の実施形態では、ユーザに提示される広告は、(HTMLのリンクが張られ得る)テキスト、(HTMLのリンクが張られ得る)1つもしくは複数のイメージ、1つもしくは複数のビデオ、オーディオ、1つもしくは複数のADOBE FLASHファイル、これらの適切な組合せ、あるいは1つもしくは複数のウェブページで、1つもしくは複数の電子メールで、またはユーザによって要求された検索結果に関連して(例えば、ユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス上で動作する)アプリケーションで提示される任意の適切なデジタル・フォーマットの任意の他の適切な広告であり得る。加えて、または代替として、広告は、1つまたは複数のスポンサー付きの記事(例えば、ニュースフィード、またはソーシャルネットワーキング・システム160のティッカー・アイテム)であり得る。スポンサー付きの記事は、例えば、ソーシャル・アクションをユーザのプロファイル・ページもしくは他のページの予め決められた領域内に示されるか、広告主に関連する追加の情報と共に示されるか、他のユーザのニュースフィードもしくはティッカー内で大きくされるかもしくは他の方法で強調されるか、または他の方法でプロモーションされるようにすることによって、広告主がプロモーションするユーザによるソーシャル・アクション(ページに対して「いいね」を表明する、ページの投稿に対して「いいね」を表明するかもしくはコメントする、ページに関連するイベントへの出欠の返事をする(RSVP)、ページに投稿された質問に投票する、ある場所にチェックインする、アプリケーションを使用するかもしくはゲームをする、またはウェブサイトに対して「いいね」を表明するかもしくはウェブサイトを共有するなど)であり得る。広告主は、ソーシャル・アクションをプロモーションさせるために料金を支払い得る。ソーシャル・アクションは、ソーシャルネットワーキング・システム160内でまたはソーシャルネットワーキング・システム160上でプロモーションされ得る。加えて、または代替として、ソーシャル・アクションは、適切な場合、ソーシャルネットワーキング・システム160の外部またはソーシャルネットワーキング・システム160から外れてプロモーションされ得る。特定の実施形態では、ページは、会社、組織、またはブランドが記事を共有することおよび人とつながることを容易にする会社、組織、またはブランドの(ソーシャルネットワーキング・システム160の中または外のウェブページまたはウェブサイトなど)オンライン・プレゼンスであり得る。ページは、例えば、アプリケーションを追加すること、記事を投稿すること、またはイベントをホストすることによってカスタマイズされ得る。
スポンサー付きの記事は、ユーザのニュースフィードの記事から生成され、ソーシャルネットワーキング・システム160に関連するウェブページを閲覧するときに、ユーザのウェブ・ブラウザの表示内の特定の領域にプロモーションされ得る。スポンサー付きの記事が、一般に、ユーザの友達、ファン・ページ、または他のつながりによるインタラクションもしくは提案を少なくとも部分的に含むので、スポンサー付きの記事は、ユーザによって閲覧される可能性がより高い。スポンサー付きの記事に関連して、特定の実施形態は、「Sponsored Stories Unit Creation from Organic Activity Stream」と題された、2011年12月15日に出願された米国特許出願第13/327557号、「Sponsored Stories Unit Creation from Organic Activity Stream」と題された、米国特許出願第13/020745号として2012年2月3日に出願された米国特許出願公開第2012/0203831号、または「Endorsement Subscriptions for Sponsored Stories」と題された、米国特許出願第13/044506号として2011年3月9日に出願された米国特許出願公開第2012/0233009号に開示された1つまたは複数のシステム、構成要素、要素、機能、方法、動作、またはステップを利用してもよく、これらの特許出願および特許出願公開は、すべて、限定ではなく例として本願明細書に援用する。特定の実施形態では、スポンサー付きの記事は、限定ではなく例として本願明細書に援用する「Computer−Vision Content Detection for Sponsored Stories」と題された、2011年8月18日に出願された米国特許出願第13/212356号に開示されたように、広告主と明示的なつながりのないアップロードされたイメージまたはフォトの中の製品を検出するためにコンピュータ・ビジョン・アルゴリズムを利用し得る。
上述のように、広告は、(HTMLのリンクが張られ得る)テキスト、(HTMLのリンクが張られ得る)1つもしくは複数のイメージ、1つもしくは複数のビデオ、オーディオ、1つもしくは複数のADOBE FLASHファイル、これらの適切な組合せ、または任意の適切なデジタル・フォーマットの任意の他の適切な広告であり得る。特定の実施形態では、広告は、サードパーティのウェブページ、ソーシャルネットワーキング・システムのウェブページ、または他のページ内に表示するために要求され得る。広告は、ページの1番上のバナー領域内、ページの横のカラム内、ページのGUI内、ポップアップ・ウィンドウ内、ページのコンテンツの上、またはページに関連する他の場所などのページ内の専用の部分に表示することができる。加えて、または代替として、広告は、アプリケーション内またはゲーム内に表示することができる。広告は、専用のページ内に表示され、ユーザがページにアクセスするかアプリケーションを利用するか、またはゲームをプレイし得る前にユーザが広告と対話するかまたは広告を見ることを要求し得る。ユーザは、例えば、ウェブ・ブラウザを通じて広告を閲覧し得る。
ユーザは、任意の適切な方式で広告と対話することができる。ユーザは、広告をクリックあるいは選択することができ、広告は、広告に関連するページにユーザ(またはユーザが使用中のブラウザもしくは他のアプリケーション)を導くことができる。広告に関連するページで、ユーザは、広告に関連する製品またはサービスを購入すること、広告に関連する情報を受信すること、広告に関連するニュースレターを購読することなどの追加のアクションを取ることができる。広告の構成要素(「再生ボタン」など)を選択することによってオーディオまたはビデオ付きの広告を再生することができる。特定の実施形態では、広告は1つまたは複数のゲームを含むことができ、ユーザまたは他のアプリケーションは、広告に関連してそのゲームをプレイすることができる。広告は、広告内の調査または質問に応答する機能を含むことができる。
広告は、ユーザが対話することができるソーシャルネットワーキング・システム機能を含み得る。例えば、広告は、ユーザが承認に関連するアイコンまたはリンクを選択することによって広告に対して「いいね」を表明するかまたは他の方法で承認することを可能にし得る。同様に、ユーザは、(例えば、ソーシャルネットワーキング・システム160を通じて)別のユーザと広告を共有するか、または(例えば、ソーシャルネットワーキング・システム160を通じて)広告に関連するイベントへの出欠の返事をし得る。加えて、または代替として、広告は、ユーザを対象とするソーシャルネットワーキング・システムのコンテキストを含むことができる。例えば、広告は、広告の対象に関連するアクションを取ったソーシャルネットワーキング・システム160内のユーザの友達についての情報を表示し得る。
ソーシャルネットワーキング・システム機能またはコンテキストが、任意の適切な方法で広告に関連付けられ得る。例えば、(広告に関する入札を受信し、それに応じて広告を選択するためのハードウェア、ソフトウェア、またはその両方を含み得る)広告システムが、ユーザに広告を提供する前に、ソーシャルネットワーキング・システム160からソーシャルネットワーキング機能またはコンテキストを取り出し、取り出されたソーシャルネットワーキング機能またはコンテキストを広告に組み込むことができる。ソーシャルネットワーキング・システムの機能またはコンテキストを選択し、広告と共に提供する例は、「Providing Social Endorsements with Online advertising」と題された、米国特許出願第12/898662号として2010年10月5日に出願された米国特許出願公開第2012/0084160号、および「Selecting Social Endorsement Information for an Advertisement for Display to a Viewing User」と題された、米国特許出願第13/043424号として2011年3月8日に出願された米国特許出願公開第2012/0232998号に開示されており、これらの特許出願および特許出願公開は、限定ではなく単に例として本願明細書に援用する。ソーシャルネットワーキング・システムの機能またはコンテキストに関連付けられる広告とインタラクションすることは、インタラクションについての情報を、ソーシャルネットワーキング・システム160内のユーザのプロファイル・ページ内に表示させ得る。
特定の実施形態は、広告をより関連性が高く、または有用であると感じる可能性がより高いユーザへの広告の配信を容易にすることができる。例えば、広告主は、その広告主の広告をより関連性があるかまたは有用であると思う可能性がより高いユーザを特定し、目標に定めることによって、より高いコンバージョン率(および広告からのより高い投資収益率(ROI))を実現し得る。広告主は、ソーシャルネットワーキング・システム160内のユーザ・プロファイル情報を使用して、そうしたユーザを特定することができる。加えて、または代替として、ソーシャルネットワーキング・システム160は、ソーシャルネットワーキング・システム160内のユーザ・プロファイル情報を使用して、広告主のためのそうしたユーザを特定することができる。限定ではなく例として、特定の実施形態は、イベントの招待または提案、クーポン、取引、またはウィッシュ・リスト・アイテムに関する提案、友達の生活の出来事に関する提案、グループに関する提案、広告、またはソーシャル広告を用いて、ユーザを目標に定め得る。そのような目標を定めることは、適切な場合、ソーシャルネットワーキング・システム160上もしくはソーシャルネットワーキング・システム160内で、ソーシャルネットワーキング・システム160から外れてもしくはソーシャルネットワーキング・システム160の外部で、またはユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス上で行われ得る。ソーシャルネットワーキング・システム160上でまたはソーシャルネットワーキング・システム160内であるとき、そのように目標を定めることは、ユーザのニュースフィード、検索結果、電子メールもしくは他の受信箱、または通知のチャネルを対象としてもよく、また(同じ概念、ノード、もしくはオブジェクトに関連する右側のレールの広告に沿ってグループ化し得る)コンシェルジュもしくはグルーパ領域、または(ユーザがウェブページで閲覧しているものおよびユーザの現在のニュースフィードに基づき得る)ネットワーク・エゴ領域のウェブページの右側などのソーシャルネットワーキング・システム160のウェブページの特定の領域に現れ得る。ソーシャルネットワーキング・システム160から外れてまたはソーシャルネットワーキング・システム160の外部であるとき、そのように目標を定めることは、例えば、広告交換またはソーシャル・プラグインを含むサードパーティ・ウェブサイトを通じて提供されてもよい。ユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス上のとき、そのように目標を定めることは、モバイル・コンピューティング・デバイスへのプッシュ通知を通じて提供されてもよい。
ユーザを特定し、目標に定めるために使用される目標決定基準は、ソーシャルネットワーキング・システム160上の明示的な明言されたユーザの関心、またはソーシャルネットワーキング・システム160上のノード、オブジェクト、エンティティ、ブランド、もしくはページへのユーザの明示的なつながりを含み得る。加えて、または代替として、そのような目標決定基準は、(ユーザの履歴、人口統計、ソーシャルなもしくは他の活動、友達のソーシャルなもしくは他の活動、加入、または(例えば、共有された関心、つながり、もしくはイベントに基づく)ユーザに似た他のユーザの前述の項目のいずれかを分析することを含み得る))明示的なまたは推測されるユーザの関心またはつながりを含み得る。特定の実施形態は、プラットフォーム、および「いいね」インプレッション・データ、コンテキストの信号(例えば、「COCA−COLAに関するページを現在誰が閲覧しているかまたは最近閲覧したか?」)、薄いつながり(例えば、「チェックイン」)、つながりに似たもの、ファン、抽出されたキーワード、EMU広告、推定広告、係数、アフィニティ、もしくは他のソーシャル・グラフ情報、友達の友達のつながり、ピンニングもしくはブースティング、取引、投票、世帯収入、社会的集団もしくはグループ、イメージもしくは他の媒体内で検出された製品、ソーシャルまたはオープン・グラフのエッジタイプ、地理的予測、プロファイルもしくはページのビュー、最新の近況もしくは他のユーザの投稿(それらの分析は、自然言語処理もしくはキーワードの抽出を伴い得る)、イベント情報、または協調フィルタリングを含み得るプラットフォームの目標決定を利用してもよい。ユーザを特定し、目標に定めることは、適宜、(ユーザのオプトアウトなどの)プライバシー設定、データ・ハッシュ、またはデータの匿名化をも含んでもよい。
ユーザを広告の目標に定めるために、特定の実施形態は、「Social Advertisements and Other informational Messages on a Social Networking Website and Advertising Model for Same」と題された、米国特許出願第12/193702号として2008年8月18日に出願された米国特許出願公開第2009/0119167号、「Targeting Advertisement in a Social Network」と題された、米国特許出願第12/195321号として2008年8月20日に出願された米国特許出願公開第2009/0070219号、「Targeting Social Advertising to Friends of Users Who Have Interacted With an Object Associated with the Advertising」と題された、米国特許出願第12/968786号として2010年12月15日に出願された米国特許出願公開第2012/0158501号、または「Contextually Relevant Affinity Prediction in a Social−Networking System」と題された、米国特許出願第12/978265号として2010年12月23日に出願された米国特許出願公開第2012/0166532号で開示された1つまたは複数のシステム、構成要素、要素、機能、方法、動作、またはステップを利用してもよく、これらの特許出願および特許出願公開は、すべて、限定ではなく例として本願明細書に援用する。
広告は、ウェブ・ブラウザもしくは他のアプリケーションのプラグイン、iframe要素、ニュースフィード、ティッカー、(例えば、電子メール、ショート・メッセージ・サービス(SMS)メッセージ、もしくは通知を含み得る)通知、または他の手段を用いて示されるか、またはそうでなければ配信され得る。広告は、ユーザのモバイルまたは他のコンピューティング・デバイスでユーザに示されるか、またはそうでなければ配信され得る。広告を配信することに関連して、特定の実施形態は、以下、すなわち「Comment Plug−In for Third−Party System」と題された、米国特許出願第12/969368号として2010年12月15日に出願された米国特許出願公開第2012/0159635号、「Comment Ordering System」と題された、米国特許出願第12/969408号として2010年12月15日に出願された米国特許出願公開第2012/0158753号、「Dynamically Providing a News Feed About a User of a Social Network」と題された、米国特許出願第11/503242号として2006年8月11日に出願された米国特許第7,669,123号、「Providing a News Feed Based on User Affinity in a Social Network Environment」と題された、米国特許出願第11/503093号として2006年8月11日に出願された米国特許出願公開第2008/0040475号、「Action Clustering for News Feeds」と題された、米国特許出願第12/884010号として2010年9月16日に出願された米国特許出願公開第2012/0072428号、「Gathering Information about Connections in a Social Networking Service」と題された、米国特許出願第12/496606号として2009年7月1日に出願された米国特許出願公開第2001/0004692号、「Method and System for Tracking Changes to User Content in an Online Social Network」と題された、米国特許出願第11/531154号として2006年9月12日に出願された米国特許出願公開第2008/0065701号、「Feeding Updates to Landing Pages of Users of an Online Social Network from External Sources」と題された、米国特許出願第11/624088号として2007年1月17日に出願された米国特許出願公開第2008/0065604号、「Integrated Social−Network Environment」と題された、米国特許出願第12/763171号として2010年4月19日に出願された米国特許第8244848号、「Sharing of Location−Based Content Item in Social−Networking Service」と題された、米国特許出願第12/574614号として2009年10月6日に出願された米国特許出願公開第2011/0083101号、「Location Ranking Using Social−Graph Information」と題された、米国特許出願第12/858718号として2010年8月18日に出願された米国特許第8150844号、「Sending Notifications to Users Based on Users’ Notification Tolerance Levels」と題された、2011年3月18日に出願された米国特許出願第13/051286号、「Managing Notifications Pushed to User Devices」と題された、2011年4月28日に出願された米国特許出願第13/096184号、「Platform−Specific Notification Delivery Channel」と題された、2011年10月18日に出願された米国特許出願第13/276248号、または「Mobile Advertisement with Social Component for Geo−Social Networking System」と題された、米国特許出願第13/019061号として2011年2月1日に出願された米国特許出願公開第2012/0197709号で開示された1つまたは複数のシステム、構成要素、要素、機能、方法、動作、またはステップを利用することができ、これらの特許出願および特許出願公開は、すべて、限定ではなく例として本願明細書に援用する。本開示は、特定の広告が特定の方式で特定のコンテンツに関連して配信される特定の広告を説明または図示するが、本開示は、任意の適切な方式で、任意の適切なコンテンツに関連して配信される任意の適切な広告を企図している。
図3は、例えばコンピューティング・デバイスなどのクライアント・システム130上の情報およびアプリケーションの例示的ソフトウェア・アーキテクチャ300を示す図である。特定の実施形態では、ソフトウェア・アーキテクチャ300は、ソフトウェア310および1つまたは複数のデータ・ストア320を含むことができる。特定の実施形態では、情報は、アプリケーション・データ・キャッシュ320および/またはプロファイル・データ・ストア320および/または別のデータ・ストア320に記憶することができる。特定の実施形態では、1つまたは複数のソフトウェア・アプリケーションを、コンピューティング・デバイス130上で実行することができる。特定の実施形態では、これらのアプリケーションは、サーバ上でホストされるウェブ・ベースのアプリケーションとすることができる。例えば、ウェブ・ベースのアプリケーションは、URI(ユニフォーム・リソース識別子)またはURL(ユニフォーム・リソース・ロケータ)に関連付けられ得る。コンピューティング・デバイス130から、ユーザは、アプリケーションの関連するURIまたはURLを通じて(例えばウェブ・ブラウザを使用することによって)ウェブ・ベースのアプリケーションにアクセスすることができる。あるいは、他の実施形態では、アプリケーションは、コンピューティング・デバイス130にインストールされて存在しているネイティブなアプリケーションであってもよい。したがって、ソフトウェア310はまた、任意の数のアプリケーション・ユーザ・インターフェース330およびアプリケーション機能340を含むことができる。例えば、1つのアプリケーション(例えばGoogle Maps(登録商標))は、デバイスのユーザが地図を閲覧し、住所および会社を検索し、道順を知ることを可能にし得、第2のアプリケーションは、デバイスのユーザが電子メールを読むこと、送信すること、および受信することを可能にし得、第3のアプリケーション(例えばウェブ・ブラウザ)は、デバイスのユーザがインターネットを閲覧して検索することを可能にし得、第4のアプリケーションは、デバイスのユーザがコンピューティング・デバイス130を使用してフォトを撮影するか、またはビデオを記録することを可能にし得、第5のアプリケーションは、デバイスのユーザがVoIPおよび/またはセルラ・ネットワークの呼を受信および開始することを可能にし得る、などである。各アプリケーションは、1つまたは複数の特定の機能を有することができ、これらの機能を実施するソフトウェア(例えば1つまたは複数のソフトウェア・モジュール)は、アプリケーション機能340に含まれ得る。各アプリケーションはまた、デバイスのユーザがそのアプリケーションと対話することを可能にするユーザ・インターフェースも有することができ、アプリケーション・ユーザ・インターフェースを実施するソフトウェアは、アプリケーション・ユーザ・インターフェース330に含まれ得る。特定の実施形態では、アプリケーションの機能は、JavaScript(登録商標)、Java(登録商標)、C、または他の適切なプログラミング言語を用いて実装することができる。特定の実施形態では、アプリケーションのユーザ・インターフェースは、ハイパー・テキスト・マークアップ言語(HTML)、JavaScript(登録商標)、Java(登録商標)、または他の適切なプログラミング言語を用いて実装することができる。
特定の実施形態では、アプリケーションのユーザ・インターフェースは、任意の数の画面または表示を含むことができる。特定の実施形態では、ユーザ・インターフェースの各画面または表示は、ウェブページとして実施することができる。したがって、デバイスのユーザは、一連の画面または表示(すなわち一連のウェブページ)を通じてアプリケーションと対話することができる。特定の実施形態では、オペレーティング・システム350は、GoogleのAndroid(商標)モバイル技術プラットフォームである。Android(登録商標)では、「android.webkit」と呼ばれるJava(登録商標)パッケージがあり、これが、ウェブを閲覧するための様々なツールを提供する。「android.Webkit」パッケージの中には、「android.Webkit.WebView」と呼ばれるJavaクラスがあり、これが、ウェブページを表示するためのビューを実施する。このクラスは、Webkitレンダリング・エンジンを使用してウェブページを表示し、履歴を前後にナビゲートする、ズームインする、ズームアウトする、テキスト検索を実行することなどの方法を含む。特定の実施形態では、アプリケーション・ユーザ・インターフェース330は、AndroidのWebViewアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を利用して、「android.webkit.WebView」クラスによって実施されるビュー内にユーザ・インターフェースの各ウェブページを表示することができる。したがって、特定の実施形態では、ソフトウェア310は、任意の数のウェブ・ビュー360を含み、各ウェブ・ビュー360は、アプリケーションのユーザ・インターフェースを実施する1つまたは複数のウェブページを表示することができる。
アプリケーションの実行中に、デバイスのユーザは、アプリケーションのユーザ・インターフェースを通じてアプリケーションと対話することができる。例えば、ユーザは、様々な表示内で、アプリケーションに入力を提供することができる。アプリケーションの出力も、様々な表示内でユーザに対して示され得る。特定の実施形態では、ユーザが特定の表示を通じてアプリケーションに入力を提供したときに、あるイベント(例えば入力イベント)が例えばアプリケーション・ユーザ・インターフェース330によって生成され得る。各入力イベントは、アプリケーション機能340に転送してもよいし、あるいは、アプリケーション機能340が、このようにして生成された入力イベントがないか尋ねてもよい。アプリケーション機能340が入力イベントを受信すると、アプリケーション機能340内の適切なソフトウェア・モジュールが呼び出されて、このイベントを処理することができる。加えて、オペレーティング・システム350および/またはハードウェアによって提供される特定の機能も、呼び出すことができる。例えば、ユーザがコンピューティング・デバイス130でボタンを押してフォトを撮影した結果としてイベントが生成される場合には、対応する画像処理モジュールを呼び出して、生画像データを画像ファイル(例えばJPGまたはGIF)に変換し、その画像ファイルをコンピューティング・デバイス130のストレージ320に記憶することができる。別の例として、ユーザがインスタント・メッセージを構成するアイコンを選択した結果としてイベントが生成される場合には、対応するショート・メッセージ・サービス(SMS)モジュールを呼び出して、ユーザがメッセージを構成して送信できるようにすることができる。
特定の実施形態では、アプリケーションの出力をユーザに示す準備ができたときに、例えばアプリケーション機能340またはオペレーティング・システム350のソフトウェア・モジュールによってあるイベント(例えば出力イベント)が生成され得る。各出力イベントは、アプリケーション・ユーザ・インターフェース330に転送してもよいし、あるいは、アプリケーション・ユーザ・インターフェース330が、このようにして生成された出力イベントがないか尋ねてもよい。アプリケーション・ユーザ・インターフェース330が出力イベントを受信すると、アプリケーション・ユーザ・インターフェース330は、出力を含む画面をユーザに対して表示することができる。例えば、インスタント・メッセージを構成するアイコンをユーザが選択したのに応答して、ユーザがメッセージを入力できるようにするテキスト・フィールドを含む出力を構築することができる。アプリケーションのユーザ・インターフェースは、適切なプログラミング言語(例えばHTML、JavaScript(登録商標)、またはJava(登録商標))を用いて実装することができる。より具体的には、特定の実施形態では、ユーザ・インターフェースの各画面または表示を、適切なプログラミング言語を用いて実装することができる。
本明細書に記載するように、ユーザは、コンピューティング・デバイス上で動作するオペレーティング・システムまたはアプリケーション(例えば任意のサードパーティまたは出荷時設定のアプリケーションを含む)に関連するユーザ・インターフェースを通じて、モバイルデバイス(例えばスマートフォンまたはタブレット・コンピュータ)などのコンピューティング・デバイスと対話することができる。アプリケーションは、例えば、ソーシャルネットワーキング・ウェブサイトに関連するニュースフィード・アプリケーション、ソーシャルネットワーキング・アプリケーション、カメラ・アプリケーション、フォト閲覧アプリケーション、メッセージもしくはステータス・コンポーザ、電子メールもしくはチャット・アプリケーション、ゲーム、ウェブ・ブラウザ、電話もしくはテキスト・メッセージ・アプリケーション、音楽プレイヤ・アプリケーション、電子書籍アプリケーション、または任意の他の適切なタイプのアプリケーションとすることができる。コンピューティング・デバイス上で動作するオペレーティング・システム(またはコンピューティング・デバイス上で動作する管理アプリケーション)は、例えばホーム画面、ロック画面、またはランチ画面(launch screen)など、コンピューティング・デバイスおよびそのアプリケーションの1つまたは複数の画面を提供することができる。ホーム画面は、例えば、コンピューティング・デバイスがオンされたとき、ユーザがコンピューティング・デバイスの「ホーム」ボタンを押したとき、コンピューティング・デバイスの前景で動作しているアプリケーションがないとき、またはコンピューティング・デバイスのユーザがデバイスとアクティブに対話していないときにコンピューティング・デバイスに表示されるデフォルト画面を含むことができる。本明細書に記載するように、ホーム画面は、例えば、コンテンツ、メッセージ、通知、または対話要素を含むことができる。ホーム画面の特定の例について論じているが、本開示は、任意の適切なコンテンツを含むか、または表示する、任意の適切なタイプのホーム画面を企図している。ランチ画面は、例えば、ユーザが1つもしくは複数のアプリケーションをランチすることに関連するコンピューティング・デバイスの1つもしくは複数のボタンを押したとき、またはユーザがオプションのメニューからアプリケーション・ランチ機能を選択したときにコンピューティング・デバイスに表示される画面を含むことができる。ランチ画面が表示されると、ユーザは、コンピューティング・デバイスにインストールされた1つまたは複数のアプリケーションを(例えば1つまたは複数のアプリケーション・アイコンの形態で)見て、これらにアクセスし得る。本明細書に記載するように、ランチ画面は、例えば、アイコン、コンテンツ、メッセージ、通知、または対話要素を含むことができる。ランチ画面の特定の例について論じているが、本開示は、任意の適切なコンテンツを含むか、または表示する、任意の適切なタイプのランチ画面を企図している。特定の実施形態では、コンピューティング・デバイスをロックして、コンピューティング・デバイスとのいかなる対話も防止するか、またはコンピューティング・デバイスとの特定の対話を防止するようにすることができ、コンピューティング・デバイスのディスプレイ上にロック画面を表示することができる。ロック画面は、例えば、デバイスが非活動状態であるとき(例えばユーザのアクションがないまま所定の時間が経過した後など)、ユーザが1つもしくは複数のボタンを押してコンピューティング・デバイスをロックしたとき、またはユーザがオプションのメニューからロック機能を選択したときにコンピューティング・デバイスに表示される画面を含むことができる。コンピューティング・デバイスがロックされたとき、ユーザは、コンピューティング・デバイスのすべての機能にアクセスできることもあるし、またはすべての機能のうちの一部にしかアクセスできないこともある。本明細書に記載するように、ロック画面は、例えば、コンテンツ、メッセージ、通知、または対話要素を含むことができる。ロック画面の特定の例について論じているが、本開示は、任意の適切なコンテンツを含むか、または表示する、任意の適切なタイプのロック画面を企図している。
特定の実施形態では、コンピューティング・デバイスに表示されるホーム画面、ロック画面、またはランチ画面に関連するユーザ・インターフェースは、コンピューティング・デバイスのユーザに自動的にコンテンツを提示することができる。特定の実施形態では、コンテンツは、ユーザがコンピューティング・デバイスのアプリケーションとアクティブに対話していないときにコンピューティング・デバイスに表示され得るユーザ・インターフェースで、ユーザに対して提示される。例として、ユーザ・インターフェースは、コンピューティング・デバイスのオペレーティング・システムのホームまたはデフォルト画面に関連し得る。別の例として、ユーザが「ホーム」ボタンを作動させること、コンピューティング・デバイスをロックしたこと、コンピューティング・デバイス上でアプリケーションを使用したこと、もしくは閉じたこと、コンピューティング・デバイス上の通話を完了したことに応答して、または任意の適切なアクションもしくはアクションの欠如に応答して(例えばユーザがコンピューティング・デバイスと最後に対話してから所定の時間が経過した後など)コンピューティング・デバイス上に表示するように、ユーザ・インターフェースを提供することができる。特定の実施形態では、コンピューティング・デバイスのセンサを通じて検出された所定のジェスチャを実施することにより、アプリケーションとの対話中を含めていつでも、ホーム画面、ロック画面、またはランチ画面のユーザ・インターフェースにアクセスすることができる。特定の実施形態では、ホーム画面、ロック画面、またはランチ画面のユーザ・インターフェースは、常にアクセス可能であるか、または永続的に表示されることもある。
ホーム画面、ロック画面、またはランチ画面に関連するユーザ・インターフェースは、(例えば任意の適切な通信プロトコルを介して)コンピューティング・デバイスにインストールされたアプリケーション、ソーシャルネットワーキング・システム、またはサードパーティ・システムから、様々なタイプの着信メッセージ、ソーシャル活動通知、またはコンテンツ・オブジェクトを動的にアグリゲートすることができる。例として、着信メッセージは、電子メールまたはショート・メッセージ・サービス(SMS)メッセージ、ボイス・メール、不在電話着信、インスタント・メッセージ(IM)、またはソーシャルネットワーキング・システムの機能によって提供されるメッセージを含むことができる。別の例として、ホーム画面、ロック画面、またはランチ画面のユーザ・インターフェースに表示されるソーシャル活動通知は、例えば友達要求、ソーシャル・イベント、またはソーシャル・カレンダなどの、コンピューティング・デバイスのユーザに関係するソーシャルネットワーキング・システム上の他のユーザによるアクションの通知を含むことができる。別の例として、ソーシャル活動通知は、例えばステータス更新またはコメントなど、ソーシャルネットワーキング・システム上の他のユーザによるアクションの通知を含むことができる。ユーザ・インターフェースは、ソーシャルネットワーキング・システムによって提供されるニュースフィードまたはティッカーに関連するニュースフィードまたはティッカー・アイテムを表示することができる。特定の実施形態では、ホーム画面、ロック画面、またはランチ画面のユーザ・インターフェースに表示されるニュースフィードまたはティッカー・アイテムは、(ソーシャル・グラフ情報に基づく)コンピューティング・デバイスのユーザとの関係を有する他のユーザによるアクションとすることができる。特定の実施形態では、情報(例えば着信メッセージまたはソーシャル活動通知)は、例えばソーシャルネットワーキング・システムのサーバによって定期的にコンピューティング・デバイスにプッシュすることができる(例えば、コンピューティング・デバイスからの入力がなくてもコンピューティング・デバイスに送信することができる)。代替または追加として、コンピューティング・デバイスは、サーバ(例えばソーシャルネットワーキング・システムのサーバ)から情報をプルすることができる。ホーム画面、ロック画面、またはランチ画面のユーザ・インターフェースに表示されるために提供される着信メッセージ、ソーシャル活動通知、またはニュースフィード・アイテムは、コンピューティング・デバイスにインストールされたアプリケーションからネイティブに生成することができ、ソーシャルネットワーキング・システムと共に生成することができ、または例えばニュース・アグリゲータなどのサードパーティ・システムによって生成することができる。特定の実施形態では、コンピューティング・デバイスのホーム画面、ロック画面、またはランチ画面に関連するユーザ・インターフェースは、ソーシャル化ダッシュとして示すことができる。ソーシャル化ダッシュは、例えば、コンピューティング・デバイス、ソーシャルネットワーキング・システム、またはサードパーティ・システムからのソーシャル活動通知、着信メッセージ、またはコンテンツ・オブジェクトを表示するエリアを含むことができる。ソーシャル化ダッシュの外観をソーシャルネットワーキング・システムのユーザ向けにカスタマイズすることができる。特定の実施形態は、本願明細書に援用する「Socialized Dash」と題された、2012年12月28日に出願された米国特許出願第13/729634号で開示された1つまたは複数のシステム、構成要素、要素、機能、方法、動作、またはステップを利用することができる。
特定の実施形態では、コンピューティング・デバイスのホーム画面、ロック画面、またはランチ画面に関連するユーザ・インターフェースは、一連のコンテンツ・タイムスロット内でコンピューティング・デバイスのユーザに対してコンテンツを提示することができる。例えば、コンピューティング・デバイスのオペレーティング・システムまたは管理アプリケーションは、ユーザ・インターフェース内の一連のコンテンツ・タイムスロット内のコンテンツの提示を管理することができる。特定のタイムスロットの時間の長さは、別のタイムスロットの時間の長さと異なっていてもよい。加えて、任意のタイムスロットの時間の長さは、特定の実施形態では、予め決定されていてもよいし、オペレーティング・システム、管理アプリケーション、またはサーバ(例えばソーシャルネットワーキング・システムまたはサードパーティ・システムのサーバ)によって動的に決定されてもよい。さらに、タイムスロットの時間の長さは、例えば、電池レベル、ネットワーク接続性、利用可能なメモリ領域、または利用可能な処理能力など、コンピューティング・デバイスの1つまたは複数の動作特性によって動的に決定され得る。特定の実施形態では、コンピューティング・デバイスの管理アプリケーション、コンピューティング・デバイスのオペレーティング・システム、または制御サーバ(例えばソーシャルネットワーキング・システムのサーバ)は、コンテンツ・タイムスロットがコンピューティング・デバイスのホーム画面、ロック画面、またはランチ画面に表示される割合を決定することができる。例として、ソーシャルネットワーキング・システムは、無作為実験(例えばA/B試験)を利用して、ユーザ・エンゲージメントを測定し、コンテンツ・タイムスロットがコンピューティング・デバイスに表示される割合(または、例えば、所与の期間内の利用可能なコンテンツ・タイムスロットの数)を決定することができる。コンテンツ・タイムスロット内のコンテンツの提示は、例えば、カードに類似する視覚表示フォーマットを使用するなど(例えば一連のコンテンツ・タイムスロット内に表示されるコンテンツのフォーマットが一連のカードに類似するようにするなど)、任意の適切な方式で行うことができる。
特定の実施形態では、コンピューティング・デバイスのホーム画面、ロック画面、またはランチ画面に関連するユーザ・インターフェースは、ソーシャルネットワーキング・システムのユーザ向けにカスタマイズされたソーシャル化ダッシュとして提示することができる。例えば、ソーシャル化ダッシュ上の(背景または前景に現れる)カバー・フィード・インターフェースが、一連のコンテンツ・ボードを備えることができ、コンテンツ・ボードの各々は、ユーザのプロファイル写真、ユーザのプロファイルに関連する他のコンテンツ(例えば、イメージおよび/またはテキスト)、ユーザにつなげられるか、あるいは関連するソーシャルネットワーキング・ユーザまたはエンティティに関連するコンテンツ(例えばニュースフィード・コンテンツ)、ユーザとアフィニティを共有するソーシャルネットワーキング・ユーザまたはエンティティに関連するコンテンツ、あるいはスポンサー付きの記事(広告を含む)を含むことができる。ソーシャルネットワーキング・システムは、新しいコンテンツ・ボードを作成し、これらをコンピューティング・デバイスに送信することができる。加えて、ソーシャルネットワーキング・システムは(単独で、またはコンピューティング・デバイスと組み合わさって)、1つまたは複数のコンテンツ・ボードをランク付けし(例えば、1つまたは複数の要素に基づいて特定のコンテンツ・ボードを昇格または降格させることを含む)、それらのランク付けに従って、コンテンツ・ボードをコンピューティング・デバイス上に提示するためのキューに入れることができる。1つまたは複数のコンテンツ・ボードは、例えば、1つまたは複数のコンテンツ・タイムスロット内でコンピューティング・デバイス上に提示することができる。特定の実施形態では、本願明細書に援用する「Social Cover Feed Interface」と題された、2013年10月25日に出願された米国特許出願第14/064056号に開示された1つまたは複数のシステム、構成要素、要素、機能、方法、動作、またはステップを利用することができる。
特定の実施形態では、オペレーティング・システムまたは管理アプリケーションは、コンピューティング・デバイス上の1つまたは複数のアプリケーション(例えばコンピューティング・デバイス上で現在実行されているサードパーティ・アプリケーション、またはデバイスにインストールされているすべてのサードパーティ・アプリケーション)に、将来的に利用可能なコンテンツ・タイムスロットについてブロードキャストする。オペレーティング・システムまたは管理アプリケーションによって識別される利用可能なタイムスロットは、例えば、複数の将来的なタイムスロットのうちの1つとすることができる。複数の将来的なタイムスロットは、例えば、利用可能なタイムスロットおよび埋められたタイムスロットの両方を含むことができる。埋められたタイムスロットは、例えば、ソーシャルネットワーキング・システムのサーバからコンピューティング・デバイスに送信された情報(例えば、コンテンツ・ボード、あるいはテキスト、写真、コメント、またはソーシャルネットワーキング・システムのユーザからの「いいね」を含むニュースフィード記事)を含むことができる。利用可能なタイムスロットは、例えば、サーバによって「サードパーティ」(またはコンピューティング・デバイスによって読取り可能な任意の適切なマーク付けもしくは指標)とマーク付けされているタイムスロットとすることができ、データを含んでいない。将来的に利用可能なタイムスロットのブロードキャスト通知を受信した後で、自分のコンテンツを利用可能なタイムスロットに入れたい各アプリケーションは、例えば、オペレーティング・システムまたは管理アプリケーションに情報を戻すことができる。この情報は、例えば、JavaScript Object Notation(JSON)または拡張可能なマークアップ言語(XML)など、任意の適切なプロトコルまたはデータ・フォーマットを使用して送信することができる。この情報は、タイムスロットを埋めるための入札を含むことができ、この入札は、例えば、入札しているアプリケーションの識別(例えばそのアプリケーションに関連する一意名または識別子)を示すインジケーションを含むことができる。入札は、タイムスロットに表示または提示されるべく入札しているアプリケーションに関連するコンテンツの一部分または全体をさらに含むこともできる。例えば、入札は、コンテンツ・ボード、再生される音楽ファイル、再生されるビデオ・ファイル、表示されるフォト・ファイル、または表示されるテキストを含むファイルを含むことができる。別の例として、入札は、タイムスロットに表示または提示されるコンテンツが存在する位置(例えばコンピューティング・デバイス上、ソーシャルネットワーキング・システムのサーバ上、サードパーティ・システムのサーバ上、またはインターネット上の任意の場所)への1つまたは複数のリンク(例えばディープ・リンク)を含むことができる。例として、音楽プレイヤ・アプリケーションは、アプリケーションのロゴ(タイムスロット中に表示される背景として使用される)を含む画像ファイルを指すURL、および(タイムスロット中に再生される)特定の楽曲へのディープ・リンクを含むことができる。入札は、また、ユーザ・インターフェースが入札しているアプリケーションに関連するコンテンツをコンピューティング・デバイス上で表示するためにフォーマット化する際に、所定の設計またはテンプレートのセットのうちのどれを使用すべきかを示すインジケーション、あるいは代替として、コンピューティング・デバイス上に表示するためにコンテンツをレンダリングするための命令のセットを含むことができる。この所定の設計またはテンプレートのセットは、例えば、広告、音楽、フォト、テキスト、ビデオ、アニメーション、ウィジェット(例えば軽量なソフトウェア・アプリケーション)、またはアプリケーション・ランチャなど、提示されるコンテンツの様々なタイプのテンプレートまたは設計を含むことができる。
特定の実施形態では、コンピューティング・デバイス上の1つまたは複数のアプリケーションから利用可能なタイムスロットを埋めるための入札を受信した後で、管理アプリケーションまたはオペレーティング・システムは、1つまたは複数の要素を使用して、競合するアプリケーション間で入札を確定することができる。例えば、管理アプリケーションまたはオペレーティング・システムは、入札しているアプリケーションの人気に(完全に、または部分的に)基づいて、どの入札を選択するかを決定することができる。例えば、最も人気のある入札しているアプリケーションの入札が選択されることもある。別の例として、最も人気のない入札しているアプリケーションの入札が、(例えばそのアプリケーションに対するユーザの意識を高めるために)選択されることもある。入札しているアプリケーションの人気は、例えば、ソーシャルネットワーキング・システム上のそのアプリケーションのユーザ数、アプリケーション・ストアからのそのアプリケーションのダウンロード数、またはソーシャルネットワーキング・システムのユーザの特定の部分集合内に占めるそのアプリケーションを使用しているユーザの割合など、任意の適切な方法またはメトリックを使用して決定することができる。別の例として、管理アプリケーションまたはオペレーティング・システムは、入札しているアプリケーションの評価に(完全に、または部分的に)基づいて、どの入札を選択するかを決定することができる。例えば、最も評価の高い入札しているアプリケーションの入札が、選択されることもある。入札しているアプリケーションの評価は、例えば、ソーシャル・ネットワーク(例えばFacebook(登録商標))またはアプリケーション・ストア内でのユーザによるそのアプリケーションの平均評価など、任意の適切な方法またはメトリックを使用して決定することができる。別の例として、管理アプリケーションまたはオペレーティング・システムは、入札しているアプリケーションの所有者または開発者によって(例えばソーシャルネットワーキング・システムに)支払われる金額(例えば、タイムスロットあたりの金額、またはタイムスロット内でユーザがクリックするなどコンテンツと対話するごとの金額)に(完全に、または部分的に)基づいて、どの入札を選択するかを決定することができる。例えば、支払われる金額が最も高い入札しているアプリケーションの入札が、選択されることもある。別の例として、管理アプリケーションまたはオペレーティング・システムは、コンピューティング・デバイスのユーザが入札しているアプリケーションと最後に対話したのはいつであるかなど、デバイスに特有の特徴に(完全に、または部分的に)基づいて、どの入札を選択するかを決定することができる。例えば、ごく最近に使用された入札しているアプリケーションの入札が、選択されることもある。別の例として、最後に使用されてから最も時間が経っている入札しているアプリケーションの入札が、(例えばそのアプリケーションをユーザに再認識させるために)選択されることもある。同様に、管理アプリケーションまたはオペレーティング・システムは、コンピューティング・デバイスのユーザが(例えば過去1週間など特定の期間内に)どの程度頻繁に入札しているアプリケーションと対話しているかに(完全に、または部分的に)基づいて、どの入札を選択するかを決定することができる。例として、ユーザによる使用頻度が最も高い入札しているアプリケーションの入札が、選択されることもある。別の例として、ユーザによる使用頻度が最も低い入札しているアプリケーションの入札が、(例えばそのアプリケーションをユーザに再認識させるために)選択されることもある。別の例として、管理アプリケーションまたはオペレーティング・システムは、入札しているアプリケーションが、どの程度最近に、またはどの程度頻繁に、特定の期間(例えば過去1時間)に選択された入札を行ったかに(完全に、または部分的に)基づいて、どの入札を選択するかを決定することができる。例えば、過去1時間の間に選択された別の入札を行ってから最も時間が経っている(または頻度が最も低い)入札しているアプリケーションの入札が、(例えばタイムスロットに表示されるコンテンツに多様性を持たせるために)選択されることもある。特定の実施形態では、1つまたは複数の要素を使用して、複数の将来的に利用可能なコンテンツ・タイムスロットのうち、埋めることができるものがあれば、そのうちのどれを、入札しているアプリケーションが関連するコンテンツで(例えばコンテンツ・ボードの形態で)埋めることができるかを決定することができる。例えば、一定の金額を支払った入札しているアプリケーションが選択されて、金額を全く支払っていない入札しているアプリケーションよりもより早く将来的に利用可能なコンテンツ・タイムスロットにそのコンテンツを配置することができる。任意の適切な要素の組合せを使用して、競合するアプリケーション間の入札を確定することができる。例えば、所定のしきい値より高い平均評価を有するごく最近に使用された入札しているアプリケーションの入札が、選択されることもある。特定の実施形態では、コンピューティング・デバイス上の1つまたは複数のアプリケーションから利用可能なタイムスロットを埋めるための入札を受信した後で、管理アプリケーションまたはオペレーティング・システムは、それらの入札(またはそれらの入札に基づく情報)を(例えばソーシャルネットワーキング・システムの)1つまたは複数のサーバに送信することができ、これらの1つまたは複数のサーバが、1つまたは複数の要素(例えば、本明細書に記載する要素)を使用して、競合するアプリケーション間の入札を確定し、選択した入札をコンピューティング・デバイスの管理アプリケーションまたはオペレーティング・システムに送信することができる。さらに他の実施形態では、入札の選択は、コンピューティング・デバイスおよび(例えばソーシャルネットワーキング・システムまたはサードパーティ・システムの)1つまたは複数のサーバによって協働で実行されてもよい。
入札しているアプリケーションの入札が選択されたら、オペレーティング・システムまたは管理アプリケーションは、どの入札しているアプリケーションの入札が選択されたか(またはある入札しているアプリケーションの入札が選択されなかったかどうか)を示す1つまたは複数の通知(例えば1回のブロードキャストまたは複数の個別通知)を送信することができる。オペレーティング・システムまたは管理アプリケーションは、落札者である入札しているアプリケーションに関連するコンテンツ(例えば入札自体に完全に、または部分的に含まれているコンテンツ)を、利用可能なタイムスロット内で提示する(例えばタイムスロット中にコンテンツをコンピューティング・デバイスのホーム画面、ロック画面、またはランチ画面に表示する)。そのコンテンツをレンダリングするエラーがある場合には、オペレーティング・システムまたは管理アプリケーションは、落札者である入札しているアプリケーションに通知することができる。本明細書に記載する特定の実施形態は、コンピューティング・デバイスにインストールされたアプリケーションを含んでいるが、コンピューティング・デバイスにまだインストールされていないアプリケーションが、将来的に利用可能なコンテンツ・タイムスロットの通知を受信し、タイムスロットを求めて入札し、その入札が選択され、それに関連するコンテンツ(例えばそのアプリケーションをインストールするよう促すコンピューティング・デバイスのユーザに対する広告)がコンピューティング・デバイス上にあるタイムスロットで表示されることもある。
特定の実施形態では、インターフェース(例えばウェブ・ベースのインターフェースまたはHTML5アプリケーション)が、いくつかの所定の設計またはテンプレートの中から選ぶアプリケーションの開発者または設計者に提供されることもある。例えば、ある音楽アプリケーションの開発者が、そのインターフェースを使用して、所定のセットのうちの複数の音楽コンテンツ・テンプレートを見、それらと対話し、それらを試験して、それらのテンプレートのうちの1つまたは複数を、その音楽アプリケーションと共に使用するものとして(例えば、その音楽アプリケーションによって送信される入札に含まれる優先されるデフォルト・フォーマットとして)選択することもある。特定の実施形態では、これらの所定の設計またはテンプレートは、1つまたは複数の共通のまたは一貫した視覚要素を含むことがあり、(例えば、コンピューティング・デバイス上で提示されたときのその設計またはテンプレートの許容可能なテキストの量、プラットフォームの相互操作性、メモリ利用率、帯域幅利用率、プロセッサ利用率、またはセキュリティ脆弱性など、任意の適切な特徴に基づいて)ソーシャルネットワーキング・システムによって選択され得る。
特定の実施形態では、コンテンツ・タイムスロット内で提示されるコンテンツは、1つまたは複数の対話要素を含むことができる。対話要素は、例えば、アイコン、イメージ、テキスト・ブロック、メニューまたはメニューの一部分、ボタン、チェックボックス、フレーム、クリッカブル・リンク、セクション、入力フィールド、あるいは任意の他の適切なタイプのユーザ・インターフェース要素を含むことができる。対話要素は、例えば、ユーザがタイムスロット内で提示されるコンテンツと対話することを可能にすることができる。例えば、ユーザは、タイムスロット内で提示されるコンテンツの一部として表示される1つまたは複数の対話要素(例えばボタンまたはアイコン)を使用して、表示されているフォトまたはテキストをスクロールする、ズームインする、ズームアウトする、または回転させること、ビデオを再生すること、音楽を再生すること、あるいはアプリケーションをランチすることができる。図4に示す例では、カード・タイプの視覚表示フォーマットが示されている。この例では、音楽プレイヤ・アプリケーション(Spotify(登録商標))のコンテンツ400が、例えばコンピューティング・デバイスのロック画面で、あるコンテンツ・タイムスロット内でユーザに対して提示されている。提示されるコンテンツは、そのコンテンツ・タイムスロットのコンテンツに関連するアプリケーション420(Spotify(登録商標))の名前と、ロック画面に表示されるコンテンツから直接再生することができる楽曲の曲名およびアーティスト440と、(例えばタッチ・ジェスチャによって)起動されたときにロック画面から直接その楽曲を再生する対話要素410と、(例えばタッチ・ジェスチャによって)起動されたときにそのアプリケーション(Spotify(登録商標))全体をランチし、それによりロック画面を終了する(そして、ランチされたアプリケーションのコンテンツにそのまま進むか、または例えばコンピューティング・デバイスのユーザがPINもしくは任意の他の適切な入力を用いてコンピューティング・デバイスをロック解除しなければならないときにそのロック解除を行う画面に進む)対話要素430とを含む。対話要素、埋め込まれたコンテンツ(例えばオーディオ・ファイル)、またはコンテンツへのリンクの任意の適切な集合を、任意の適切なフォーマットで、コンテンツ・タイムスロット内で表示することができる。例として、大きなアイコン(例えばアプリケーションのロゴを表す)を使用して、コンテンツ・タイムスロット内で特定のアプリケーションのランチャを表示することができる。
図5は、クライアント・コンピューティング・デバイスのコンテンツ・タイムスロットにコンテンツを表示する例示的方法500を示す図である。この方法は、ステップ510から開始することができ、このステップで、クライアント・コンピューティング・デバイス(例えばクライアント・コンピューティング・デバイスのオペレーティング・システムまたは管理アプリケーション)は、画面にコンテンツを表示するための利用可能なタイムスロットを識別する。ステップ520では、クライアント・コンピューティング・デバイスは、クライアント・コンピューティング・デバイス上の1つまたは複数のアプリケーションに、利用可能なタイムスロットを通知する。ステップ530では、クライアント・コンピューティング・デバイスは、1つまたは複数のアプリケーションの各々から、入札しているアプリケーションに関連するコンテンツ(例えばコンテンツ・ボード)でタイムスロットを埋めるための入札を受信する。各入札は、その入札しているアプリケーション(例えばその入札しているアプリケーションの識別子)を示し、その入札しているアプリケーションに関連するコンテンツのフォーマットを示し、その入札しているアプリケーションに関連するコンテンツの少なくとも一部分を提供する。ステップ540では、クライアント・コンピューティング・デバイスは、これらの入札のうちの1つを選択し、ステップ550で、利用可能なタイムスロット内で、選択した入札に関連するコンテンツを表示する。特定の実施形態は、適切な場合、図5の方法の1つまたは複数のステップを反復することができる。本開示は、図5の方法の特定のステップが特定の順序で行われるものとして説明および図示するが、本開示は、任意の適切な順序で行われる図5の方法の任意の適切なステップを企図する。さらに、本開示は、図5の方法の特定のステップを含むクライアント・コンピューティング・デバイスのコンテンツ・タイムスロット内でコンテンツを表示する例示的方法を説明および図示するが、本開示は、適切な場合、図5の方法のステップのすべてを含むことも、一部を含むことも、または含まないこともある任意の適切なステップを含む、クライアント・コンピューティング・デバイスのコンテンツ・タイムスロット内でコンテンツを表示する任意の適切な方法を企図する。さらに、本開示は、図5の方法の特定のステップを実施する特定の構成要素、装置、またはシステムを説明および図示するが、本開示は、図5の方法の任意の適切なステップを実施する任意の適切な構成要素、装置、またはシステムの任意の適切な組合せを企図する。
図6は、例示的なコンピュータ・システム600を示している。特定の実施形態においては、1つまたは複数のコンピュータ・システム600が、本明細書において記述されているまたは示されている1つまたは複数の方法の1つまたは複数の工程を実行する。特定の実施形態においては、1つまたは複数のコンピュータ・システム600が、本明細書において記述されているまたは示されている機能を提供する。特定の実施形態においては、1つまたは複数のコンピュータ・システム600上で稼働するソフトウェアが、本明細書において記述されているもしくは示されている1つもしくは複数の方法の1つもしくは複数の工程を実行し、または本明細書において記述されているもしくは示されている機能を提供する。特定の実施形態は、1つまたは複数のコンピュータ・システム600の1つまたは複数の部分を含む。本明細書においては、適切な場合には、コンピュータ・システムへの言及はコンピューティング・デバイスを包含することができ、反対に、コンピューティング・デバイスへの言及はコンピュータ・システムを包含することができる。その上、コンピュータ・システムへの言及は、適切な場合には、1つまたは複数のコンピュータ・システムを包含することができる。
本開示は、任意の適切な数のコンピュータ・システム600を想定している。本開示は、任意の適切な物理的な形態を取るコンピュータ・システム600を想定している。限定ではなく、例として、コンピュータ・システム600は、組み込みコンピュータ・システム、システムオンチップ(SOC)、シングルボード・コンピュータ・システム(SBC)(たとえば、コンピュータオンモジュール(COM)もしくはシステムオンモジュール(SOM)など)、デスクトップ・コンピュータ・システム、ラップトップもしくはノートブック・コンピュータ・システム、インタラクティブ・キオスク、メインフレーム、コンピュータ・システムのメッシュ、モバイル電話、携帯情報端末(PDA)、サーバ、タブレット・コンピュータ・システム、またはこれらのうちの複数の組合せであることが可能である。適切な場合には、コンピュータ・システム600は、1つもしくは複数のコンピュータ・システム600を含むこと、単一型もしくは分散型であること、複数のロケーションにわたること、複数のマシンにわたること、複数のデータセンターにわたること、または、クラウド(1つもしくは複数のネットワーク内の1つもしくは複数のクラウド・コンポーネントを含むことができる)内に常駐することが可能である。適切な場合には、1つまたは複数のコンピュータ・システム600は、本明細書において記述されているまたは示されている1つまたは複数の方法の1つまたは複数の工程を、実質的な空間上のまたは時間上の制限を伴わずに実行することができる。限定ではなく、例として、1つまたは複数のコンピュータ・システム600は、本明細書において記述されているまたは示されている1つまたは複数の方法の1つまたは複数の工程をリアル・タイムで、またはバッチ・モードで実行することができる。1つまたは複数のコンピュータ・システム600は、適切な場合には、本明細書において記述されているまたは示されている1つまたは複数の方法の1つまたは複数の工程を別々の時点で、または別々のロケーションで実行することができる。
特定の実施形態においては、コンピュータ・システム600は、プロセッサ602、メモリ604、ストレージ606、入力/出力(I/O)インターフェース608、通信インターフェース610、およびバス612を含む。本開示は、特定の数の特定のコンポーネントを特定の構成で有する特定のコンピュータ・システムについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切な数の任意の適切なコンポーネントを任意の適切な構成で有する任意の適切なコンピュータ・システムを想定している。
特定の実施形態においては、プロセッサ602は、コンピュータ・プログラムを構成している命令などの命令を実行するためのハードウェアを含む。限定ではなく、例として、命令を実行するために、プロセッサ602は、内部レジスタ、内部キャッシュ、メモリ604、またはストレージ606から命令を取り出し(またはフェッチし)、それらの命令をデコードして実行し、次いで、1つまたは複数の結果を内部レジスタ、内部キャッシュ、メモリ604、またはストレージ606に書き込むことができる。特定の実施形態においては、プロセッサ602は、データ、命令、またはアドレスのための1つまたは複数の内部キャッシュを含むことができる。本開示は、適切な場合には、任意の適切な数の任意の適切な内部キャッシュを含むプロセッサ602を想定している。限定ではなく、例として、プロセッサ602は、1つまたは複数の命令キャッシュ、1つまたは複数のデータ・キャッシュ、および1つまたは複数の変換ルックアサイド・バッファ(TLB)を含むことができる。命令キャッシュ内の命令は、メモリ604またはストレージ606内の命令のコピーであることが可能であり、命令キャッシュは、プロセッサ602によるそれらの命令の取り出しを高速化することができる。データ・キャッシュ内のデータは、プロセッサ602において実行される命令が機能する際に基づくメモリ604もしくはストレージ606内のデータのコピー、プロセッサ602において実行される後続の命令によるアクセスのための、もしくはメモリ604もしくはストレージ606への書き込みのためのプロセッサ602において実行された以前の命令の結果、またはその他の適切なデータであることが可能である。データ・キャッシュは、プロセッサ602による読み取り動作または書き込み動作を高速化することができる。TLBは、プロセッサ602のための仮想アドレス変換を高速化することができる。特定の実施形態においては、プロセッサ602は、データ、命令、またはアドレスのための1つまたは複数の内部レジスタを含むことができる。本開示は、適切な場合には、任意の適切な数の任意の適切な内部レジスタを含むプロセッサ602を想定している。適切な場合には、プロセッサ602は、1つまたは複数の演算ロジック・ユニット(ALU)を含むこと、マルチコア・プロセッサであること、または1つもしくは複数のプロセッサ602を含むことが可能である。本開示は、特定のプロセッサについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切なプロセッサを想定している。
特定の実施形態においては、メモリ604は、プロセッサ602が実行するための命令、またはプロセッサ602が機能する際に基づくデータを格納するためのメイン・メモリを含む。限定ではなく、例として、コンピュータ・システム600は、命令をストレージ606または別のソース(たとえば、別のコンピュータ・システム600など)からメモリ604にロードすることができる。次いでプロセッサ602は、命令をメモリ604から内部レジスタまたは内部キャッシュにロードすることができる。命令を実行するために、プロセッサ602は、命令を内部レジスタまたは内部キャッシュから取り出し、それらの命令をデコードすることができる。命令の実行中または実行後に、プロセッサ602は、1つまたは複数の結果(それらは、中間の結果または最終的な結果である場合がある)を内部レジスタまたは内部キャッシュに書き込むことができる。次いでプロセッサ602は、それらの結果のうちの1つまたは複数をメモリ604に書き込むことができる。特定の実施形態においては、プロセッサ602は、(ストレージ606またはその他の場所ではなく)1つもしくは複数の内部レジスタもしくは内部キャッシュ内の、またはメモリ604内の命令のみを実行し、(ストレージ606またはその他の場所ではなく)1つもしくは複数の内部レジスタもしくは内部キャッシュ内の、またはメモリ604内のデータ上でのみ機能する。1つまたは複数のメモリ・バス(それらはそれぞれ、アドレス・バスおよびデータ・バスを含むことができる)は、プロセッサ602をメモリ604に結合することができる。バス612は、以降で記述されているような1つまたは複数のメモリ・バスを含むことができる。特定の実施形態においては、1つまたは複数のメモリ管理ユニット(MMU)が、プロセッサ602とメモリ604との間に常駐し、プロセッサ602によって要求されるメモリ604へのアクセスを容易にする。特定の実施形態においては、メモリ604は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)を含む。このRAMは、適切な場合には、揮発性メモリであることが可能である。適切な場合には、このRAMは、ダイナミックRAM(DRAM)またはスタティックRAM(SRAM)であることが可能である。その上、適切な場合には、このRAMは、シングルポートRAMまたはマルチポートRAMであることが可能である。本開示は、任意の適切なRAMを想定している。メモリ604は、適切な場合には、1つまたは複数のメモリ604を含むことができる。本開示は、特定のメモリについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切なメモリを想定している。
特定の実施形態においては、ストレージ606は、データまたは命令のためのマス・ストレージを含む。限定ではなく、例として、ストレージ606は、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、フロッピー(登録商標)・ディスク・ドライブ、フラッシュ・メモリ、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、またはユニバーサル・シリアル・バス(USB)ドライブ、またはこれらのうちの複数の組合せを含むことができる。ストレージ606は、適切な場合には、取り外し可能なまたは取り外し不能な(すなわち、固定された)媒体を含むことができる。ストレージ606は、適切な場合には、コンピュータ・システム600の内部または外部に存在することが可能である。特定の実施形態においては、ストレージ606は、不揮発性のソリッドステート・メモリである。特定の実施形態においては、ストレージ606は、読み取り専用メモリ(ROM)を含む。適切な場合には、このROMは、マスクプログラムROM、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、電気的書替え可能ROM(EAROM)、またはフラッシュ・メモリ、またはこれらのうちの複数の組合せであることが可能である。本開示は、任意の適切な物理的な形態を取るマス・ストレージ606を想定している。ストレージ606は、適切な場合には、プロセッサ602とストレージ606との間における通信を容易にする1つまたは複数のストレージ・コントロール・ユニットを含むことができる。適切な場合には、ストレージ606は、1つまたは複数のストレージ606を含むことができる。本開示は、特定のストレージについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切なストレージを想定している。
特定の実施形態においては、I/Oインターフェース608は、コンピュータ・システム600と1つまたは複数のI/Oデバイスとの間における通信のための1つまたは複数のインターフェースを提供するハードウェア、ソフトウェア、またはその両方を含む。コンピュータ・システム600は、適切な場合には、これらのI/Oデバイスのうちの1つまたは複数を含むことができる。これらのI/Oデバイスのうちの1つまたは複数は、人とコンピュータ・システム600との間における通信を可能にすることができる。限定ではなく、例として、I/Oデバイスは、キーボード、キーパッド、マイクロフォン、モニタ、マウス、プリンタ、スキャナ、スピーカ、スチル・カメラ、スタイラス、タブレット、タッチスクリーン、トラックボール、ビデオ・カメラ、別の適切なI/Oデバイス、またはこれらのうちの複数の組合せを含むことができる。I/Oデバイスは、1つまたは複数のセンサを含むことができる。本開示は、任意の適切なI/Oデバイス、およびそれらのI/Oデバイスのための任意の適切なI/Oインターフェース608を想定している。適切な場合には、I/Oインターフェース608は、プロセッサ602がこれらのI/Oデバイスのうちの1つまたは複数を駆動することを可能にする1つまたは複数のデバイス・ドライバまたはソフトウェア・ドライバを含むことができる。I/Oインターフェース608は、適切な場合には、1つまたは複数のI/Oインターフェース608を含むことができる。本開示は、特定のI/Oインターフェースについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切なI/Oインターフェースを想定している。
特定の実施形態においては、通信インターフェース610は、コンピュータ・システム600と、1つもしくは複数のその他のコンピュータ・システム600または1つもしくは複数のネットワークとの間における通信(たとえば、パケットベースの通信など)のための1つまたは複数のインターフェースを提供するハードウェア、ソフトウェア、またはその両方を含む。限定ではなく、例として、通信インターフェース610は、イーサネット(登録商標)もしくはその他の有線ベースのネットワークと通信するためのネットワーク・インターフェース・コントローラ(NIC)もしくはネットワーク・アダプタ、またはWI−FIネットワークなどのワイヤレス・ネットワークと通信するためのワイヤレスNIC(WNIC)もしくはワイヤレス・アダプタを含むことができる。本開示は、任意の適切なネットワーク、およびそのネットワークのための任意の適切な通信インターフェース610を想定している。限定ではなく、例として、コンピュータ・システム600は、アド・ホック・ネットワーク、パーソナル・エリア・ネットワーク(PAN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、またはインターネットの1つまたは複数の部分、またはこれらのうちの複数の組合せと通信することができる。これらのネットワークのうちの1つまたは複数の1つまたは複数の部分は、有線またはワイヤレスであることが可能である。例として、コンピュータ・システム600は、ワイヤレスPAN(WPAN)(たとえば、ブルートゥースWPANなど)、WI−FIネットワーク、WI−MAXネットワーク、セルラー電話ネットワーク(たとえば、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(GSM(登録商標))ネットワークなど)、またはその他の適切なワイヤレス・ネットワーク、またはこれらのうちの複数の組合せと通信することができる。コンピュータ・システム600は、適切な場合には、これらのネットワークのうちの任意のネットワークのための任意の適切な通信インターフェース610を含むことができる。通信インターフェース610は、適切な場合には、1つまたは複数の通信インターフェース610を含むことができる。本開示は、特定の通信インターフェースについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切な通信インターフェースを想定している。
特定の実施形態においては、バス612は、コンピュータ・システム600のコンポーネント同士を互いに結合するハードウェア、ソフトウェア、またはその両方を含む。限定ではなく、例として、バス612は、アクセラレイティッド・グラフィックス・ポート(AGP)もしくはその他のグラフィックス・バス、エンハンスト・インダストリー・スタンダード・アーキテクチャ(EISA)バス、フロントサイド・バス(FSB)、ハイパートランスポート(HT)インターコネクト、インダストリー・スタンダード・アーキテクチャ(ISA)バス、インフィニバンド・インターコネクト、ローピンカウント(LPC)バス、メモリ・バス、マイクロ・チャネル・アーキテクチャ(MCA)バス、ペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト(PCI)バス、PCIエクスプレス(PCIe)バス、シリアル・アドバンスト・テクノロジー・アタッチメント(SATA)バス、ビデオ・エレクトロニクス・スタンダーズ・アソシエーション・ローカル(VLB)バス、または別の適切なバス、またはこれらのうちの複数の組合せを含むことができる。バス612は、適切な場合には、1つまたは複数のバス612を含むことができる。本開示は、特定のバスについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切なバスまたはインターコネクトを想定している。
本明細書においては、1つまたは複数の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、適切な場合には、1つもしくは複数の半導体ベースのもしくはその他の集積回路(IC)(たとえば、フィールドプログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)もしくは特定用途向け集積回路(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスク・ドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピー(登録商標)・ディスケット、フロッピー(登録商標)・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、ソリッドステート・ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カードもしくはドライブ、その他の任意の適切な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体、またはこれらのうちの複数の組合せを含むことができる。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、適切な場合には、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せであることが可能である。
本明細書においては、「または(もしくは)」は、包含的であり、排他的ではない(ただし、そうではないことが明示されている場合、または、そうではないことが文脈によって示されている場合は除く)。したがって、本明細書においては、「AまたはB」は、「A、B、またはその両方」を意味する(ただし、そうではないことが明示されている場合、または、そうではないことが文脈によって示されている場合は除く)。その上、「および(ならびに)」は、包括的および個別的の両方である(ただし、そうではないことが明示されている場合、または、そうではないことが文脈によって示されている場合は除く)。したがって、本明細書においては、「AおよびB」は、「まとめて、または個別に、AおよびB」を意味する(ただし、そうではないことが明示されている場合、または、そうではないことが文脈によって示されている場合は除く)。
本開示の範囲は、当技術分野における標準的な技術者が理解するであろう、本明細書において記述されているまたは示されている例示的な実施形態に対するすべての変更、置換、変形、改変、および修正を包含する。本開示の範囲は、本明細書において記述されているまたは示されている例示的な実施形態に限定されない。その上、本開示は、本明細書におけるそれぞれの実施形態を、特定のコンポーネント、要素、特徴、機能、動作、または工程を含むものとして記述し、示しているが、これらの実施形態のいずれも、当技術分野における標準的な技術者が理解するであろう、本明細書の任意の箇所において記述されているまたは示されているコンポーネント、要素、特徴、機能、動作、または工程のうちの任意のものの任意の組合せまたは順列を含むことができる。さらに、特定の機能を実行するように適合されている、実行するようにアレンジされている、実行することができる、実行するように構成されている、実行することを可能にされている、実行するように機能できる、または実行するように機能する装置もしくはシステム、または装置もしくはシステムのコンポーネントへの添付の特許請求の範囲における言及は、その装置、システム、コンポーネント、またはその特定の機能が、アクティブ化されているか否か、オンにされているか否か、またはロック解除されているか否かを問わず、その装置、システム、またはコンポーネントが、そうするように適合されている、そうするようにアレンジされている、そうすることができる、そうするように構成されている、そうすることを可能にされている、そうするように機能できる、またはそうするように機能する限り、その装置、システム、コンポーネントを包含する。