JP6254895B2 - Reading apparatus and merchandise sales data processing apparatus - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、読取装置及び商品販売データ処理装置に関する。 Embodiments described herein relate generally to a reader and a merchandise sales data processing apparatus.
従来、各商品に付されたRFIDタグ(RFIDチップ)から商品情報を読み取り、当該商品情報に基づいて販売登録及び会計処理を行う商品販売データ処置装置が存在している。例えば、平板状アンテナを埋設したチェックアウトカウンタの上面に、商品或いは商品を収容した買物カゴを載置することで、商品情報を一括して読み取る読取装置が提案されている。 Conventionally, there is a product sales data processing device that reads product information from an RFID tag (RFID chip) attached to each product, and performs sales registration and accounting processing based on the product information. For example, there has been proposed a reading device that collectively reads product information by placing a product or a shopping basket containing the product on the upper surface of a checkout counter in which a flat antenna is embedded.
また、近年では、商品の販売登録及び会計処理を、客自身が行うための商品販売データ処理装置(セルフチェックアウト装置、セルフPOS(Point Of Sales)装置、セルフレジ装置ともいう)が登場している。一般的に、このようなセルフチェックアウト装置では、客が商品に付されたコードシンボルをスキャナでスキャンして商品の販売登録を行う。 In recent years, merchandise sales data processing devices (also referred to as self-checkout devices, self-POS (Point Of Sales) devices, and self-checkout devices) have been introduced to allow customers to perform product sales registration and accounting. . In general, in such a self-checkout device, a customer scans a code symbol attached to a product with a scanner and registers the sale of the product.
ところで、RFIDタグの読取装置を、セルフチェックアウト装置に適用した場合、客自身がRFIDタグの読み取りを行うことになる。しかしながら、従来の読取装置の構成では、平板状アンテナがRFIDタグの読み取りを行う空間と、客等が存在する空間とが連続している。そのため、平板状アンテナから射出された電波が他の装置に影響したり、他の装置から射出された電波が自装置に影響したりする可能性がある。 By the way, when the RFID tag reading device is applied to a self-checkout device, the customer himself reads the RFID tag. However, in the configuration of the conventional reader, a space where the flat antenna reads the RFID tag and a space where a customer or the like exists are continuous. Therefore, there is a possibility that radio waves emitted from the flat antenna may affect other devices, or radio waves emitted from other devices may affect the own device.
本発明が解決しようとする課題は、RFIDタグの読み取りに係る電波の影響を低減させることが可能な読取装置及び商品販売データ処理装置を提供することである。 The problem to be solved by the present invention is to provide a reading device and a merchandise sales data processing device capable of reducing the influence of radio waves related to reading of an RFID tag.
実施形態の読取装置は、商品に付されたRFIDタグから情報を読み取る読取装置であって、前記商品の出入口となる開口部を有するとともに、その内部に前記商品を収容するための空間を有する筐体と、前記筐体内に設けられたアンテナと、前記開口部を開閉するための開閉フタと、前記アンテナを介して、前記筐体内に収容された前記商品各々のRFIDタグから当該商品に関する情報を読み取る読取手段と、前記読取手段が読み取った情報を出力する出力手段と、前記開閉フタが閉状態になると、予め指定された個数分のRFIDタグを読み取るまで前記読取手段による読み取りを実行させ、当該読み取りの最中に前記開閉フタが開状態になると、前記読取手段による読み取りを終了させて、読み取り済の前記情報をリセットし、前記開閉フタが再び閉状態になると、前記読取手段による読み取りを再度実行させる制御手段と、を備え、前記筐体及び前記開閉フタは、電波を反射又は吸収する部材で形成され、前記アンテナは、電波透過性部材で形成された、前記商品を載置するための載置台の下部に設けられる。 The reading device according to the embodiment is a reading device that reads information from an RFID tag attached to a product, and has an opening serving as an entrance of the product and a space for accommodating the product in the interior thereof. information and body, an antenna provided in said housing, a closing cover for opening and closing the opening portion, via the antenna, to the commodity from the commodity each of the RFID tags the accommodated in a housing Reading means, output means for outputting information read by the reading means, and when the open / close lid is closed, reading by the reading means is executed until a predetermined number of RFID tags are read , When the open / close lid is in the open state during the reading, the reading by the reading unit is terminated, the read information is reset, When closing the lid is closed again, and a control means for executing a read again by the reading unit, the housing and the closing cover is formed of a member which reflects or absorbs radio waves, said antenna, radio It is provided in the lower part of the mounting base for mounting the said goods formed with the permeable member.
図1は、本実施形態にかかるセルフチェックアウト装置1の構成を示す外観斜視図である。セルフチェックアウト装置1は、商品の販売登録及び会計処理を、客自身が行うための商品販売データ処理装置である。セルフチェックアウト装置1は、例えばスーパーマーケットや衣料販売店等の店舗に設置されて用いられる。セルフチェックアウト装置1の本体2は、タッチパネル3aが表面に配設されたディスプレイ3bを備えている。ディスプレイ3bとしては例えば液晶表示器が用いられる。
FIG. 1 is an external perspective view showing a configuration of a self-checkout apparatus 1 according to the present embodiment. The self-checkout device 1 is a product sales data processing device for the customer himself to perform product sales registration and accounting processing. The self-checkout device 1 is installed and used in a store such as a supermarket or a clothing store. The
また、セルフチェックアウト装置1の本体2には、精算時に客のポイントカードやクレジットカードを挿入するためのカード挿入口4や、レシートを発行するレシート発行口5が設けられる。また、本体2には、精算用の紙幣の入金や釣り紙幣の受け取りを行うための紙幣入出金口6、精算時に硬貨を投入するための硬貨投入口7、釣り硬貨を受け取るための硬貨取出口8等が設けられる。
The
本体2の右側には、商品Gに付されたRFID(Radio Frequency IDentifier)タグT(図3参照)を読み取るための読取装置10が備えられる。読取装置10は、図示しないケーブル等によりセルフチェックアウト装置1に接続され、商品Gに付されているRFIDタグTから読み取った各種の情報を、セルフチェックアウト装置1に出力(送信)する。ここで、各商品Gには当該商品Gを識別するための商品コード等を記録したRFIDタグTが付されているものとする。また、RFIDタグTには、後述する登録済フラグを書き込むための記憶領域が用意されているものとする。この登録済フラグの書き込みは、商品Gが未決済のまま店舗から持ち出されることを防止するためのものである。登録済みフラグの有無は、例えば、店舗の出入り口に設置されたゲートでチェックされ、登録済みフラグがないものはブザー等の報知手段により警告が行われる。
On the right side of the
以下、読取装置10について説明する。図2は、読取装置10の概略構成を示す外観斜視図である。図2(a)は、読取装置10の開閉フタ12を開けた開状態を示し、図2(b)は、読取装置10の開閉フタ12を閉じた閉状態を示している。また、図3は、読取装置10の概略断面図であり、開閉フタ12の閉状態を示している。
Hereinafter, the
読取装置10は、読取装置10の主たる外装を構成する筐体11と、筐体11に設けられた買物カゴC(商品G)の出入り口となる開口部Hを開閉するための開閉フタ12とを有する。筐体11の外形は、略箱型の形状を備え、横幅寸法よりも奥行寸法が大きい、奥行方向に長いプロポーションとなっている。ここで、開口部Hは、商品Gを収容するための買物カゴCが通過することが可能な大きさを有する。また、筐体11は、その内部に買物カゴCを収容可能な大きさの読取室13を有する。
The
筐体11及び開閉フタ12は、外部からの電波が読取室13に届くことを防ぐため、電波を反射する部材(電波反射部材)又は電波を吸収する部材(電波吸収部材)で形成される。係る部材としては、金属やモールド材、フェライト等の公知・公用の電波反射材又は電波吸収材を用いることが可能である。また、例えば、筐体11及び開閉フタ12の外壁(外面)や、読取室13を囲む筐体11及び開閉フタ12の内壁(内面)を、電波反射材又は電波吸収材で覆う構成としてもよい。
The
開閉フタ12は、筐体11の背面部に設けたヒンジ機構111を中心に矢印X1方向に引き上げることで開状態とすることができる(図2(a))。また、開閉フタ12は、ヒンジ機構111を中心に矢印X2方向に引き下げることで閉状態とすることができる(図2(b))。客は、開閉フタ12を開状態とすることで、筐体11の開口部Hを介して、当該筐体11の読取室13内に、商品Gを入れた買物カゴCを出し入れすることができる。なお、開閉フタ12の開閉速度の緩和や開状態を保持するために、筐体11と開閉フタ12との間にダンパ112を設けてもよい(図2(a)参照)。
The open /
読取室13内において、買物カゴCは、載置台14の上に載置される。載置台14は、木製やガラス等の絶縁性(電波透過性)の板状部材で構成され、筐体11と所定の間隙を有して支持されている。また、載置台14での買物カゴCの載置面に対向する面(以下、底面という)側には、面状のRFIDアンテナ15が設けられる。RFIDアンテナ15は、UHF帯等の電波を出射することで、読取室13内に存在するRFIDタグT、つまり買物カゴCに収められた各商品GのRFIDタグTと交信を行う(図3参照)。なお、RFIDアンテナ15の個数は、一に限らず、複数個設ける形態としてもよい。また、RFIDアンテナ15の設置方法は、上記例に限らず、例えば載置台14とは別体として設けてもよい。また、RFIDアンテナ15の設置位置は、読取室13や載置台14での底面側に限らず、読取室13の側面等、他の面に設ける形態としてもよい。
In the
このような構造を備える読取装置10によれば、読取室13に買物カゴCを収容することで、買物カゴCの中の商品G(RFIDタグT)を一括で読み取ることができる。また、RFIDアンテナ15が読み取りを行う読取室13を、客等が存在する空間から隔離することで、読み取りの最中に商品Gが抜き取られたり、商品Gが追加される等の不正な操作が行われることを抑制することができる。また、読取装置10(筐体11及び開閉フタ12)の外面を電波反射材や電波吸収材で覆うことで、読取室13を外部の電波(ノイズ)から遮蔽することができるため、誤動作等の発生を防ぐことができる。このように、読取装置10を用いることで、自装置周辺の環境が読み取り動作に及ぼす影響を低減することができるため、RFIDタグTの読み取りを効率的に行うことができる。
According to the
ところで、読取装置10には、筐体11(読取室13)の内と外とを仕切る境界部分が存在する。係る境界部分としては、例えば、開閉フタ12と筐体11とが接触する開口部Hの周縁や、ケーブルやコネクタ等を読取装置10の外部に延出するために形成された筐体11の引出通路(図示せず)等が挙げられる。境界部分では、取り付けの緩み等により隙間が生じる場合があり、この隙間から外部のノイズが筐体11(読取室13)内に侵入したり、RFIDアンテナ15の電波がノイズとして外部に漏出したりする可能性がある。係るノイズは、自装置或いは他のセルフチェックアウト装置1等において、RFIDタグTの読み取りに影響を及ぼす可能性があり、読み取り精度を低下させる要因となる。そこで、本実施形態の読取装置10では、上述した境界部分に電波を反射又は吸収するパッキング部を設けることで、ノイズの侵入及び漏出の低減化を図っている。
By the way, the
図4は、境界部分の一例を模式的に示す図である。図4では、図3の符号A1で示した筐体11と開閉フタ12との接触部分を模式的に示している。例えば、パッキング部16は、図4に示すように、筐体11と開閉フタ12との境界となる開口部Hの周縁に設けられる。また、図示しないが、境界部分が引出通路の場合には、当該引出通路の開口部に圧入される形態でパッキング部16が設けられる。
FIG. 4 is a diagram schematically illustrating an example of the boundary portion. In FIG. 4, the contact part of the housing | casing 11 shown with code | symbol A1 of FIG. 3 and the opening / closing lid | cover 12 is shown typically. For example, the packing
このような構造を備える読取装置10によれば、開閉フタ12の閉状態時において、読取室13内を外部のノイズからシールドした密閉状態とすることができる。これにより、外部のノイズが読取室13内に侵入したり、RFIDアンテナ15の電波が読取室13の外に漏出したりすることを防ぐことができるため、自装置及び他の装置においてRFIDタグTの読み取りに係る電波の影響を低減させることができる。
According to the
なお、パッキング部16は、特に問わず、公知・公用の電波反射材又は電波吸収材を用いることが可能である。なお、パッキング部16は、ゴム系やスポンジ系等の弾性材料で形成することが好ましい。パッキング部16を弾性材料とすることで、読取室13内の気密性を高めることができる。また、利用者が開閉フタ12に指を挟んだ場合等に、怪我の発生を低減させることができるため、安全性を向上させることができる。
In addition, the packing
次に、セルフチェックアウト装置1及び読取装置10のハードウェア構成について説明する。図5は、セルフチェックアウト装置1及び読取装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。
Next, the hardware configuration of the self-checkout device 1 and the
セルフチェックアウト装置1は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等から構成されるコンピュータ構成の制御部20を備える。ROMは、CPUが実行する各種プログラムや各種データを記憶する。RAMは、CPUが各種プログラムを実行する際に一時的にデータやプログラムを記憶するものである。 The self-checkout apparatus 1 includes a control unit 20 having a computer configuration including a CPU (Central Processing Unit), a ROM (Read Only Memory), a RAM (Random Access Memory), and the like. The ROM stores various programs executed by the CPU and various data. The RAM temporarily stores data and programs when the CPU executes various programs.
制御部20には、各種の入出力回路(図示せず)を介して、タッチパネル3a、ディスプレイ3b、カードリーダ21、レシートプリンタ22、紙幣入出金ユニット23、硬貨投入ユニット24及び硬貨排出ユニット25が接続される。
The control unit 20 includes a
カードリーダ21は、カード挿入口4から挿入された客のポイントカードやクレジットカードの情報を読み込むものである。レシートプリンタ22は、会計処理後にレシートを印刷して、これをレシート発行口5から発行するものである。紙幣入出金ユニット23は、紙幣入出金口6から入金または出金される紙幣を処理するものである。また、硬貨投入ユニット24は硬貨投入口7から投入される硬貨を、硬貨排出ユニット25は硬貨取出口8に排出される硬貨を処理するものである。
The
また、制御部20には、各種の入出力回路(図示せず)を介して、記憶部26及び通信I/F27等が接続される。
The control unit 20 is connected to a
記憶部26は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の不揮発性の記憶媒体を備えた記憶装置である。記憶部26は、セルフチェックアウト装置1の動作に係る各種プログラムや各種データを記憶する。記憶部26が記憶するデータとしては、例えば、各商品Gに関する商品情報を、当該商品Gを識別する商品コードと対応付けて登録した商品マスタ等が挙げられる。係る商品情報は、例えば、対応する商品Gの商品名及び価格等を含む。通信I/F27は、読取装置10との間で各種データの送受信を行うためのインタフェースである。
The
一方、読取装置10は、CPU、ROM及びRAM等から構成されるコンピュータ構成の制御部30を備える。ROMは、CPUが実行する各種プログラムや各種データを記憶する。RAMは、CPUが各種プログラムを実行する際に一時的にデータやプログラムを記憶するものである。
On the other hand, the
また、制御部30には、各種の入出力回路(図示せず)を介して、リーダライタ部31、開閉センサ32、記憶部33及び通信I/F34等が接続される。
The
リーダライタ部31は、RFIDアンテナ15を用いることで、RFIDタグTの読み取り及び書き込みするための変調波(電波)を発信させる。リーダライタ部31は、RFIDアンテナ15を介してRFIDタグTから読み取った各種の情報(例えば商品情報等)を制御部30に出力する。また、リーダライタ部31は、書き込み対象の情報(例えばフラグ情報等)を、RFIDアンテナ15を介して出力することで、RFIDタグTに当該情報の書き込みを行う。
The reader /
開閉センサ32は、開閉フタ12の開閉状態を検知するセンサ装置である。開閉センサ32は、開閉フタ12の開閉状態を示す開閉状態情報を制御部30に出力する。開閉センサ32は、例えば、筐体11と開閉フタ12との接触部分や開閉フタ12のヒンジ機構111に設けたマイクロスイッチや磁気センサにより実現することができる。また、開閉フタ12の閉状態において読取室13が暗所となる場合、この読取室13内に設けた光センサにより実現することができる。
The open / close sensor 32 is a sensor device that detects the open / close state of the open /
記憶部33は、HDDやSSD等の不揮発性の記憶媒体を備えた記憶装置である。記憶部33は、読取装置10の動作に係る各種プログラムや各種データを記憶する。通信I/F34は、セルフチェックアウト装置1との間で各種データの送受信を行うためのインタフェースである。
The
次に、セルフチェックアウト装置1及び読取装置10の機能的構成について説明する。図6は、セルフチェックアウト装置1及び読取装置10の機能的構成を示すブロック図である。
Next, functional configurations of the self-checkout device 1 and the
セルフチェックアウト装置1の制御部20(CPU)は、記憶部26に記憶されたプログラムと協働することで、表示制御部201と、入力受付部202と、通信制御部203と、販売登録部204とを機能部として実現する。
The control unit 20 (CPU) of the self-checkout device 1 cooperates with the program stored in the
表示制御部201は、ディスプレイ3bを制御し、当該ディスプレイ3bに各種画面を表示させる。例えば、表示制御部201は、商品コード(RFIDタグT)の読み取り開始を指示させるための操作子(以下、読取開始ボタンという)や、読み取り終了を指示させるための操作子(以下、読取終了ボタンという)を含んだ画面を表示させる。また、表示制御部201は、読取装置10から送信される商品コードに基づき、当該商品コードに対応する商品情報を商品マスタから読み出し、その商品Gの商品名や価格、預かり金額や釣銭額等を表示させる。
The
入力受付部202は、タッチパネル3aを介した操作入力を受け付ける。例えば、入力受付部202は、ディスプレイ3bに表示された操作画面において、操作子が操作(タッチ操作)された場合に、その操作子に対応する指示情報を制御部20に出力する。
The
通信制御部203は、通信I/F27を制御し、当該通信I/F27を介して読取装置10との間で各種の情報を送受信する。例えば、通信制御部203は、読取開始ボタンが操作されると、読取開始を指示する指示情報を読取装置10に送信する。また、通信制御部203は、読取装置10から送信された商品コードを受信する。また、通信制御部203は、読取終了ボタンが操作されると、読取終了を指示する指示情報を読取装置10に送信する。また、通信制御部203は、販売登録部204による販売登録が完了すると、登録完了を指示する指示情報を読取装置10に送信する。
The
販売登録部204は、読取装置10から送信された商品コードに対応する各商品Gについて、決済処理により代金の支払いを確認すると、それらの商品コードを客が買い上げた商品Gとして販売登録を行う。具体的に販売登録部204は、各商品Gの商品コードを、預かり金額や釣り銭、取引日時とともに登録用のデータベースに登録する。なお、登録用のデータベースは、セルフチェックアウト装置1の記憶部26が備える形態としてもよいし、セルフチェックアウト装置1と通信可能な外部装置が備える形態としてもよい。
When the
一方、読取装置10の制御部30(CPU)は、記憶部33に記憶されたプログラムと協働することで、開閉状態取得部301と、リーダライタ制御部302と、通信制御部303とを機能部として実現する。
On the other hand, the control unit 30 (CPU) of the
開閉状態取得部301は、開閉センサ32と協働することで、開閉フタ12が開いた状態にあるか閉じた状態にあるかを示す開閉状態情報を取得する。
The open / close
リーダライタ制御部302は、リーダライタ部31を制御することで、商品Gに付されたRFIDタグTの読み取りと、当該RFIDタグTへの書き込みを行う。
The reader /
具体的に、リーダライタ制御部302は、セルフチェックアウト装置1から読み取り開始が指示され、且つ開閉状態取得部301が取得した開閉状態情報が開閉フタ12の閉状態を示す場合に、読み取りを開始する。また、リーダライタ制御部302は、セルフチェックアウト装置1から読み取り終了が指示されると、リーダライタ部31による読み取りを終了する。そして、リーダライタ制御部302は、セルフチェックアウト装置1から登録完了が指示されると、リーダライタ部31を制御し登録済フラグの書き込みを開始する。ここで、登録済フラグは、販売登録が完了したことを示す情報であって、RFIDタグTが有する所定の記憶領域に書き込まれるものとする。
Specifically, the reader /
さらに、リーダライタ制御部302は、RFIDタグTの読み取りを開始してから登録済フラグを書き込むまでの間に、開閉フタ12が開状態となった場合、読み取りを終了し、それまでに読み込んだ商品コードをリセットするリセット処理を実行する。このリセット処理により、セルフチェックアウト装置1に送信された商品コードもリセットが行われるものとする。そして、リーダライタ制御部302は、開閉フタ12が再び閉状態になったことを確認すると、RFIDタグTの読み取りを再度実行する。
Further, the reader /
これにより、決済処理の完了前に、RFIDタグTが未読取の商品Gが買物カゴC(読取室13)内に追加された場合であっても、その商品Gの読み取りをより確実に行うことができる。なお、開閉フタ12が開状態となったことをセルフチェックアウト装置1に通知することで、セルフチェックアウト装置1のディスプレイ3bに、開閉フタ12が開状態であることを報知する画面を表示させる形態としてもよい。
Thereby, even when a product G whose RFID tag T has not been read is added to the shopping basket C (reading chamber 13) before the settlement process is completed, the product G can be read more reliably. Can do. In addition, by notifying the self-checkout device 1 that the opening / closing
通信制御部303は、通信I/F34を制御し、当該通信I/F34を介してセルフチェックアウト装置1との間で各種の情報を送受信する。例えば、通信制御部303は、セルフチェックアウト装置1から送信された読取開始を指示する指示情報を受信する。また、通信制御部303は、リーダライタ制御部302がRFIDタグTから読み取った商品コードを、セルフチェックアウト装置1に送信する。また、通信制御部303は、セルフチェックアウト装置1から送信された読取終了を指示する指示情報を受信する。また、通信制御部303は、セルフチェックアウト装置1から送信された登録完了を指示する指示情報を受信する。
The
次に、セルフチェックアウト装置1及び読取装置10の動作について説明する。図7は、セルフチェックアウト装置1及び読取装置10の動作例を説明するためのフローチャートである。
Next, operations of the self-checkout device 1 and the
セルフチェックアウト装置1を操作する客は、読取装置10の開閉フタ12を開け、商品Gを入れた買物カゴCを読取室13内に収容する。次いで、客は、セルフチェックアウト装置1のディスプレイ3bに表示された読取開始ボタンを操作することで、本処理が開始される。
A customer who operates the self-checkout device 1 opens the opening / closing
セルフチェックアウト装置1では、入力受付部202が読取開始ボタンの操作を受け付けると、通信制御部203は、読み取り開始を指示する指示情報を読取装置10に送信する(ステップS11)。
In the self-checkout device 1, when the
読取装置10では、通信制御部303が読み取り開始を指示する指示情報を受信すると、リーダライタ制御部302は、開閉状態取得部301が取得した開閉状態情報に基づき、開閉フタ12が閉状態にあるか否かを判定する(ステップS21)。ここで、リーダライタ制御部302は、開閉フタ12が開状態にあると判定すると、当該開閉フタ12が閉状態となるまで待機する(ステップS21;No)。なお、ステップS21の待機時に、リーダライタ制御部302がセルフチェックアウト装置1の表示制御部201と協働することで、開閉フタ12を閉じることを促す画面を表示させる形態としてもよい。
In the
ステップS21において、開閉フタ12が閉状態にあると判定すると(ステップS21;Yes)、リーダライタ制御部302は、RFIDタグTの読み取りを開始する(ステップS22)。次いで、リーダライタ部31は、RFIDタグTから商品コードを読み取ったか否かを判定する(ステップS23)。ここで、商品コードが読み取れない場合(ステップS23;No)、ステップS25に移行する。
If it is determined in step S21 that the open /
また、商品コードが読み取られた場合(ステップS23;Yes)、通信制御部303は、その商品コードをセルフチェックアウト装置1に順次送信し(ステップS24)、ステップS25に移行する。
When the product code is read (step S23; Yes), the
続くステップS25において、リーダライタ制御部302は、開閉状態取得部301が取得する開閉状態情報に基づき、開閉フタ12が閉状態にあるか否かを判定する(ステップS25)。開状態にあると判定した場合(ステップS25;No)、リーダライタ制御部302は、RFIDタグTの読み取りを停止する(ステップS26)。そして、リーダライタ制御部302は、これまでに読み取った商品コードをリセットするリセット処理を行い(ステップS27)、ステップS21に再び戻る。
In subsequent step S25, the reader /
また、ステップS25において、閉状態にあると判定した場合(ステップS25;Yes)、リーダライタ制御部302は、セルフチェックアウト装置1から読み取りの終了が指示されたか否かを判定する(ステップS28)。ここで、読み取り終了の指示がない場合には(ステップS28;No)、ステップS23に戻る。
Further, when it is determined in step S25 that it is in the closed state (step S25; Yes), the reader /
なお、読取室13が空の状態でRFIDタグTの読み取りが開始されたような場合には、RFIDタグTが一つも読み取れないままステップS23;No→S25;Yes→S28;Noのループが続くことになる。そこで、このような状態を回避するため、RFIDタグTが一つも読み取れないまま、所定時間(例えば5秒)が経過した場合や、上記のループを所定回数実行した場合には、RFIDタグTの読み取りを強制的に終了させる形態としてもよい。また、この場合、リーダライタ制御部302は、セルフチェックアウト装置1の表示制御部201と協働することで、RFIDタグTを読み取ることができない旨のメッセージを表示させることが好ましい。
When reading of the RFID tag T is started with the reading
セルフチェックアウト装置1では、通信制御部203が読取装置10から商品コードを受信すると、表示制御部201は、その商品コードに対応する商品情報を商品マスタから読み出し、ディスプレイ3bに表示する(ステップS12)。
In the self-checkout device 1, when the
客は、ディスプレイ3bに表示された商品情報を参照し、買物カゴCに入れた全ての商品Gが表示されたことを確認すると、そのディスプレイ3bに表示された読取終了ボタンを操作する。そして、入力受付部202が読取終了ボタンの操作を受け付けると、通信制御部203は、読み取り終了を指示する指示情報を読取装置10に送信する(ステップS13)。
When the customer refers to the product information displayed on the
読取装置10では、通信制御部303が読み取り終了を指示する指示情報を受信すると、リーダライタ制御部302は、読み取りの終了が指示されたと判定する(ステップS28;Yes)。次いで、リーダライタ制御部302は、RFIDタグTの読み取りを停止する(ステップS29)。
In the
続いて、リーダライタ制御部302は、セルフチェックアウト装置1から登録完了が指示されたか否かを判定する(ステップS30)。登録完了の指示がない場合(ステップS30;No)、リーダライタ制御部302は、開閉状態取得部301が取得する開閉状態情報に基づき、開閉フタ12が閉状態にあるか否かを判定する(ステップS31)。
Subsequently, the reader /
ここで、閉状態にあると判定した場合(ステップS31;Yes)、ステップS30に戻る。また、開状態にあると判定した場合(ステップS31;No)、リーダライタ制御部302は、ステップS27と同様のリセット処理を行い(ステップS32)、ステップS21に再び戻る。
Here, when it determines with it being in a closed state (step S31; Yes), it returns to step S30. If it is determined that the device is in the open state (step S31; No), the reader /
セルフチェックアウト装置1では、販売登録部204が、登録候補として表示された各商品Gについて決済処理が完了すると(ステップS14)、これら各商品Gの販売登録を行う。そして、通信制御部203は、登録完了を指示する指示情報を読取装置10に送信し(ステップS15)、処理を終了する。
In the self-checkout device 1, when the
読取装置10では、通信制御部303が登録完了を指示する指示情報を受信すると、リーダライタ制御部302は、登録完了が指示されたと判定する(ステップS30;Yes)。そして、リーダライタ制御部302は、リーダライタ部31を制御することで、各商品GのRFIDタグTに登録済フラグを書き込み(ステップS33)、本処理を終了する。
In the
なお、登録済フラグを書き込み中の間、リーダライタ制御部302がセルフチェックアウト装置1の表示制御部201と協働することで、開閉フタ12を閉じたままでいることを伝える画面を表示させる形態としてもよい。また、登録済フラグの書き込みが終了した場合に、リーダライタ制御部302がセルフチェックアウト装置1の表示制御部201と協働することで、開閉フタ12を開けることを促す画面を表示させる形態としてもよい。
Note that while the registered flag is being written, the reader /
以上のように、本実施形態によれば、商品Gを入れた買物カゴCを読取室13に収容し、開閉フタ12を閉状態とすることで、客等が存在する空間と切り離した状態で、各商品Gに付されたRFIDタグTの読み取りを一括で行うことができる。これにより、自装置周辺の環境が自装置に及ぼす影響を低減化した状態で読み取り動作を行うことが可能となるため、RFIDタグTの読み取りを効率的に行うことができる。
As described above, according to the present embodiment, the shopping basket C containing the product G is accommodated in the
また、読取装置10の筐体11及び開閉フタ12を、電波反射材又は電波吸収材で形成するとともに、筐体11(読取室13)の内と外とを仕切る境界部分に電波反射材又は電波吸収材のパッキング部16を設けている。これにより、外部のノイズが読取室13内に侵入したり、RFIDアンテナ15の電波が読取室13の外に漏出したりすることを防ぐことができるため、RFIDタグTの読み取りに係る電波の影響を低減させることができる。
Further, the
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 As mentioned above, although embodiment of this invention was described, this embodiment is shown as an example and is not intending limiting the range of invention. The novel embodiment can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the scope of the invention. This embodiment and its modifications are included in the scope and gist of the invention, and are included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
例えば、上記実施形態では、客からの操作指示に応じてRFIDタグTの読み取りを開始する形態としたが、これに限らないものとする。他の形態としては、例えば、客からの操作指示を要さずに、開閉フタ12が閉状態に切り替わるのに連動してRFIDタグTの読み取りを自動的に開始する形態としてもよい。
For example, in the above embodiment, reading of the RFID tag T is started in response to an operation instruction from a customer, but the present invention is not limited to this. As another form, for example, reading of the RFID tag T may be automatically started in conjunction with the opening / closing
また、上記実施形態では、RFIDタグTの読み取りを開始してから登録済フラグを書き込むまでの間に、開閉フタ12が開状態となった場合には、読み取りを終了してリセット処理を実行する形態としたが、これに限らないものとする。他の形態としては、例えば、読取装置10の筐体11と開閉フタ12との接触部分に、開閉フタ12の閉状態を保持するためのロック機構を設け、開閉フタ12が開けられないよう制御してもよい。具体的には、RFIDタグTの読み取りを開始してから登録済フラグを書き込むまでの間は、リーダライタ制御部302がロック機構を制御することで、開閉フタ12が開けられないよう閉状態を保持する。これにより、決済処理の完了前に、RFIDタグTが未読取の商品Gが買物カゴC(読取室13)内に挿入されてしまうことを未然に防ぐことができる。
In the above embodiment, if the open /
また、上記実施形態では、客からの終了指示に応じてRFIDタグTの読み取りを終了する形態としたが、これに限らないものとする。他の形態としては、例えば、客から指示された個数(商品数)分のRFIDタグTを読み取ると、その読み取りを自動的に終了する形態としてもよい。 Moreover, in the said embodiment, although it was set as the form which complete | finishes reading of RFID tag T according to the termination instruction from a customer, it shall not be restricted to this. As another mode, for example, when the RFID tags T corresponding to the number (number of products) designated by the customer are read, the reading may be automatically terminated.
また、上記実施形態の読取装置10では、開閉フタ12を上蓋式としたが、これに限らず、他の方式を採用してもよい。以下、変形例として他の方式を採用した読取装置10について説明する。
In the
[変形例1]
図8は、変形例1に係る読取装置10aの概略構成を示す外観斜視図である。図8(a)は、読取装置10aの開閉フタ12aを開けた開状態を示し、図8(b)は、読取装置10aの開閉フタ12aを閉じた閉状態を示している。
[Modification 1]
FIG. 8 is an external perspective view showing a schematic configuration of the
開閉フタ12aは、略箱型の筐体11aに設けられた開口部Hを覆うよう設けられている。開閉フタ12aは、複数のスラットが連結されたシャッターであり、開口部Hの両縁壁に沿って摺動自在に支持される。図8の例では、開閉フタ12aを矢印X3方向に引き下げることで開状態とすることができる(図8(a))。また、開閉フタ12aを矢印X4方向に引き上げることで閉状態とすることができる(図8(b))。
The opening /
ここで、筐体11a及び開閉フタ12aは、外部の電波が読取室13内に届くことを防ぐため、電波反射材又は電波吸収材で形成される。例えば、筐体11a及び開閉フタ12aの外壁(外面)や、読取室13を囲む筐体11a及び開閉フタ12aの内壁(内面)を、電波反射材又は電波吸収材で覆う構成としてもよい。
Here, the
また、読取装置10a(読取室13)の内と外とを仕切る境界部分、例えば、開口部Hの周縁や、スラットの連結部分には、上記した実施形態と同様のパッキング部16(図示せず)が設けられる。これにより、上記実施形態と同様、外部からのノイズの侵入及び読取装置10a内部からのノイズの漏出を低減化することができる。なお、開閉フタ12aの開閉方向や形状は、図8の例に限らないものとする。
Further, a packing portion 16 (not shown) similar to that of the above-described embodiment is provided at a boundary portion that separates the inside and the outside of the
[変形例2]
図9は、変形例2に係る読取装置10bの概略構成を示す外観斜視図である。図9(a)は、読取装置10bの開閉フタ12bを開けた開状態を示し、図9(b)は、読取装置10bの開閉フタ12bを閉じた閉状態を示している。
[Modification 2]
FIG. 9 is an external perspective view showing a schematic configuration of the
開閉フタ12bは、略箱型の筐体11bに設けられた開口部Hを覆うよう設けられている。開閉フタ12bは、蛇腹状に折り畳み可能な折り畳み式の開閉フタであり、開口部Hの両縁壁に沿って摺動自在に支持される。図9の例では、開閉フタ12bを矢印X5方向に引き上げることで開状態とすることができる(図9(a))。また、開閉フタ12bを矢印X6方向に引き下げることで閉状態とすることができる(図9(b))。
The opening /
ここで、筐体11b及び開閉フタ12bは、外部の電波が読取室13内に届くことを防ぐため、電波反射材又は電波吸収材で形成される。例えば、筐体11b及び開閉フタ12bの外壁(外面)や、読取室13を形成する筐体11b及び開閉フタ12bの内壁(内面)を、電波反射材又は電波吸収材で覆う構成としてもよい。
Here, the
また、読取装置10b(読取室13)の内と外とを仕切る境界部分、例えば、開口部Hの周縁には、上記した実施形態と同様のパッキング部16(図示せず)が設けられる。これにより、上記実施形態と同様、外部からのノイズの侵入及び読取装置10b内部からのノイズの漏出を低減化することができる。なお、開閉フタ12bの開閉方向や形状は、図9の例に限らないものとする。
Further, a packing portion 16 (not shown) similar to that of the above-described embodiment is provided at a boundary portion that separates the inside and the outside of the
[変形例3]
図10は、変形例3に係る読取装置10cの概略構成を示す外観斜視図である。図10(a)は、読取装置10cの開閉フタ12cを開けた開状態を示し、図10(b)は、読取装置10cの開閉フタ12cを閉じた閉状態を示している。
[Modification 3]
FIG. 10 is an external perspective view showing a schematic configuration of a
開閉フタ12cは、円柱状の筐体11cに設けられた開口部Hを覆うよう設けられている。ここで、開閉フタ12cは、軸AXを中心に矢印X7方向に回転可能に構成された略円柱状の構造体であり、その側面に筐体11cの開口部Hに対応する大きさの開口部H1が設けられている。図10の例では、矢印X7方向への回転により、筐体11cの開口部Hと開閉フタ12cの開口部H1とが重なる場合に開状態とすることができる(図10(a))。また、筐体11cの開口部Hと開閉フタ12cの開口部H1とが重ならない場合に閉状態とすることができる(図10(b))。なお、開閉フタ12cの底面と、上述した載置台14とを一体化することで、開閉フタ12cの回転に伴い買物カゴCを回転させる形態としてもよい。
The opening /
ここで、開閉フタ12cの回転は手動で行う形態としてもよいし、読み取り開始の指示等に応じて自動で行う形態としてもよい。自動で行う場合には、リーダライタ制御部302は、開閉フタ12cが閉状態のときにRFIDタグTの読み取りを行うよう制御するものとする。また、開閉フタ12cが所定回数(例えば1周)回転すると、RFIDタグTの読み取りを終了するよう制御してもよい。
Here, the rotation of the opening /
筐体11c及び開閉フタ12cは、外部の電波が読取室13内に届くことを防ぐため、電波反射材又は電波吸収材で形成される。例えば、筐体11c及び開閉フタ12cの外壁(外面)や、読取室13を囲む筐体11c及び開閉フタ12cの内壁(内面)を、電波反射材又は電波吸収材で覆う構成としてもよい。
The
また、読取装置10c(読取室13)の内と外とを仕切る境界部分、例えば、開口部Hの周縁には、上記した実施形態と同様のパッキング部16(図示せず)が設けられる。これにより、上記実施形態と同様、外部からのノイズの侵入及び読取装置10c内部からのノイズの漏出を低減化することができる。なお、開閉フタ12cの回転方向や機構は、図10の例に限らないものとする。
Further, a packing portion 16 (not shown) similar to that of the above-described embodiment is provided at a boundary portion that separates the inside and the outside of the
また、開閉フタ12の方式は、上記した変形例1〜3以外にも、例えば、引出式で開閉する形態としてもよいし、観音開き等の扉方式としてもよい。何れの方式においても、読取室13の内と外とを仕切る境界部分には、上記した実施形態と同様のパッキング部16が設けられるものとする。
Moreover, the system of the opening / closing lid | cover 12 is good also as a form which opens / closes by a drawer type other than the above-mentioned modification 1-3, for example, and is good also as door systems, such as a double door. In any method, a packing
上記実施形態の各装置で実行されるプログラムは、各装置が備える記憶媒体(ROM又は記憶部)に予め組み込んで提供するものとするが、これに限らず、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、記憶媒体は、コンピュータ或いは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶又は一時記憶した記憶媒体も含まれる。 The program executed by each device of the above embodiment is provided by being incorporated in advance in a storage medium (ROM or storage unit) included in each device, but is not limited thereto, and can be installed or executed. These files may be recorded on a computer-readable recording medium such as a CD-ROM, flexible disk (FD), CD-R, DVD (Digital Versatile Disk), and the like. Furthermore, the storage medium is not limited to a medium independent of a computer or an embedded system, but also includes a storage medium in which a program transmitted via a LAN, the Internet, or the like is downloaded and stored or temporarily stored.
また、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよく、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。 Further, the program executed by each device of the above embodiment may be stored on a computer connected to a network such as the Internet and provided by being downloaded via the network, or via a network such as the Internet. It may be configured to be provided or distributed.
1 セルフチェックアウト装置
10、10a、10b、10c 読取装置
11、11a、11b、11c 筐体
12、12a、12b、12c 開閉フタ
13 読取室
14 載置台
15 RFIDアンテナ
16 パッキング部
111 ヒンジ機構
112 ダンパ
201 表示制御部
202 入力受付部
203 通信制御部
204 販売登録部
301 開閉状態取得部
302 リーダライタ制御部
303 通信制御部
C 買物カゴ
G 商品
H、H1 開口部
T RFIDタグ
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Self-
Claims (6)
前記商品の出入口となる開口部を有するとともに、その内部に前記商品を収容するための空間を有する筐体と、
前記筐体内に設けられたアンテナと、
前記開口部を開閉するための開閉フタと、
前記アンテナを介して、前記筐体内に収容された前記商品各々のRFIDタグから当該商品に関する情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段が読み取った情報を出力する出力手段と、
前記開閉フタが閉状態になると、予め指定された個数分のRFIDタグを読み取るまで前記読取手段による読み取りを実行させ、当該読み取りの最中に前記開閉フタが開状態になると、前記読取手段による読み取りを終了させて、読み取り済の前記情報をリセットし、前記開閉フタが再び閉状態になると、前記読取手段による読み取りを再度実行させる制御手段と、
を備え、
前記筐体及び前記開閉フタは、電波を反射又は吸収する部材で形成され、
前記アンテナは、電波透過性部材で形成された、前記商品を載置するための載置台の下部に設けられる読取装置。 A reading device that reads information from an RFID tag attached to a product,
A housing having an opening serving as a doorway for the product, and having a space for accommodating the product therein,
An antenna provided in said housing,
An opening / closing lid for opening and closing the opening;
Reading means for reading information related to the product from the RFID tag of each of the products stored in the housing via the antenna;
Output means for outputting information read by the reading means;
When the opening / closing lid is closed, reading by the reading unit is executed until a predetermined number of RFID tags are read. When the opening / closing lid is opened during the reading, reading by the reading unit is performed. Control means for resetting the read information and re-reading by the reading means when the open / close lid is closed again;
With
The casing and the opening / closing lid are formed of a member that reflects or absorbs radio waves ,
The antenna is a reading device that is formed of a radio wave transmitting member and is provided at a lower portion of a mounting table for mounting the product .
前記読取手段で読み取られた情報に基づき、前記読取装置に収容された商品の商品登録処理を実行する登録手段と、
を備え、
前記筐体及び前記開閉フタは、電波を反射又は吸収する部材で形成され、
前記アンテナは、電波透過性部材で形成された、前記商品を載置するための載置台の下部に設けられる商品販売データ処理装置。 Which has an opening serving as a doorway of the product, a housing having a space for accommodating the products therein, and an antenna provided in the housing, an opening and closing lid for opening and closing the opening The reading means for reading information about the product from the RFID tags of each of the products housed in the space via the antenna, and when the open / close lid is closed , a predetermined number of RFID tags are attached. Reading by the reading means is executed until reading, and when the opening / closing cover is opened during the reading, the reading by the reading means is terminated, the read information is reset, and the opening / closing cover is again opened. A reading device comprising: control means for re-execution of reading by the reading means when in the closed state;
A registration unit that executes a product registration process of a product stored in the reading device based on the information read by the reading unit;
With
The casing and the opening / closing lid are formed of a member that reflects or absorbs radio waves ,
The antenna is a merchandise sales data processing device that is formed of a radio wave transmitting member and is provided at a lower portion of a placing table for placing the merchandise.
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