JP6254694B2 - スペクトル共用 - Google Patents

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Description

実施形態は、一般に、通信ネットワークやサービスに関連し、より具体的には、スペクトル共用に使用可能な方法、装置およびコンピュータ・プログラム・プロダクトに関連する。
以下の背景技術の記載は、洞察、発見、理解または開示、あるいは、本願発明の前には関連技術分野で知られていなかったが、本願発明によって提供された開示との連想を含むことができる。いくつかの本願発明のそのような貢献は、特に、下記で指摘することができる。一方、他の本願発明のそのような貢献は、それらのコンテキストから明らかである。
モバイル・データ伝送およびデータ・サービスは、絶えず進歩している。ここで、そのようなサービスは、音声、ビデオ、パケット・データ、メッセージ送信、ブロードキャスト、その他の種々の通信サービスを提供する。近年、LTE(Long Term Evolution)が、定められた。これは、3GPP仕様にしたがってラジオ通信アーキテクチャとしてE−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)を使用する。近年、そのようなシステムおよびそれらのネットワーク要素は、デバイス対デバイス・サービス(D2D:Device−to−Device)と並んで、近傍通信サービス(ProSe: Proximity−based Services)もまた、可能にする。
本願発明の態様にしたがって、例えば、サービス・エリアにおけるローカル・エリア動作モードの共用使用のためのスペクトルに関する情報を得るステップであって、該動作モードは、マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードおよび小セル動作モードである、ステップと、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードの発見プロセスを可能にするタイミング基準を決定するステップと、前記スペクトルの共用使用に関する情報を得るステップと、前記タイミング基準および共用使用に関して得られた前記情報に基づいて、前記小セル動作モードを制御するステップと、を含む方法が提供される。
本願発明の別の態様にしたがって、例えば、少なくとも1つのプロセッサと、該プロセッサによって実行される命令を格納するための少なくとも1つのメモリとを備える装置であって、前記少なくとも1つのメモリと、前記命令とは、前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記装置に、少なくとも、サービス・エリアにおけるローカル・エリア動作モードの共用使用のためのスペクトルに関する情報を得ることをさせ、ここで、該動作モードは、マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードおよび小セル動作モードであり、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードの発見プロセスを可能にするタイミング基準を決定させ、前記スペクトルの共用使用に関する情報を得させ、前記タイミング基準および共用使用に関して得られた前記情報に基づいて、前記小セル動作モードを制御させるように構成される、装置が提供される。
本願発明の特定の実施形態にしたがって、前記小セル動作モードは、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードに関して前記共用スペクトルを使用する優先度を有する。
本願発明の特定の実施形態にしたがって、制御するステップは、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードおよび小セル動作モードの前記発見プロセスをコーディネートするステップを含む。
本願発明の特定の実施形態にしたがって、前記制御するステップは、近傍ベース動作のマクロ・セル制御された動作モードから小セル制御動作モードへのダイレクションを受信することによって、または、該標示に基づいて、スペクトルおよび/またはスケジューリング・リソースについての共用使用の可能性を仲裁し、通信することができるリソースの使用の標示を得ることよって、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードと前記小セル動作モードとの間の前記共用スペクトルの干渉をコーディネートするステップを含む。
本願発明の特定の実施形態にしたがって、前記タイミング基準は、マクロ・セルのダウンリンク・タイミングに基づいている。
本願発明の特定の実施形態にしたがって、マルチ・オペレータ・ケースにおいて、前記タイミング基準は、選択されたマクロ・セルのダウンリンク・タイミングに基づいている。
本願発明の特定の実施形態にしたがって、前記タイミング基準は、前記スペクトル上の同期基準信号を測定することに基づいている。
さらに、本願発明の特定の実施形態にしたがって、ユーザは、前記スペクトル上の前記ラジオ・リソース使用を測定し、報告することと、前記スペクトル上の前記ラジオ・リソース使用をマクロ・セルに通信することとを命じられ得る。
本願発明のさらに別の態様にしたがって、例えば、小セル動作モードとの共用スペクトルを使用する前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードの発見プロセスを可能にするタイミング基準を決定するステップと、前記共用スペクトルを使用した、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードおよび小セル動作モードに比例した干渉に関して情報を得るステップと、前記タイミング基準および前記干渉に関する前記情報に基づいて、前記共用スペクトルを使用する前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードを制御するステップと、を含む方法が提供される。
本願発明の別の態様にしたがって、例えば、少なくとも1つのプロセッサと、該プロセッサによって実行される命令を格納するための少なくとも1つのメモリとを備える装置であって、前記少なくとも1つのメモリと、前記命令とは、前記少なくとも1つのプロセッサで、前記装置に、少なくとも、小セル動作モードとの共用スペクトルを使用する前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードの発見プロセスを有効にするためのタイミング基準を決定させ、前記共用スペクトルを使用した、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードおよび小セル動作モードに比例した干渉に関する情報を得ることをさせ、前記タイミング基準および前記干渉に関する前記情報に基づいて、前記共用スペクトルを使用する前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードを制御させるように構成される、装置が提供される。
さらに、本願発明の特定の実施形態にしたがって、共用スペクトルの使用に関する情報を、得ることができ、共用スペクトルの使用法に関する情報を、制御目的のために、通信することができる。
さらに、本願発明の特定の実施形態にしたがって、前記タイミング基準は、制御することに責任を持つ前記マクロ・セルのダウンリンク・タイミングに基づいている。
さらに、本願発明の特定の実施形態にしたがって、マルチ・オペレータ・ケースにおいて、前記タイミング基準は、複数のマクロ・セルから選択された1つのマクロ・セルのダウンリンク・タイミングに基づいている。
さらに、本願発明の特定の実施形態にしたがって、近傍ベース通信ができるユーザ・デバイスおよび/または小セル・ノードは、前記スペクトル上の前記ラジオ・リソース使用を測定し、報告することを命じられることがあり得る。
さらに、本願発明の特定の実施形態にしたがって、マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードと小セル動作モードとの間の干渉調整は、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードを共用スペクトルから他のスペクトルに、または、通常のセルラ動作モードにスイッチし、近傍ベース動作を、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードから小セル制御近傍ベース動作モードに、スペクトル変更することなく、リダイレクトすること、または、干渉することができるスペクトルおよび/またはリソースの使用についての前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードの前記小セル動作モードを制御している前記小セルを示すこと、によって、実行されることができる。
本願発明のさらに別の態様にしたがって、プログラムが動くとき、サービス・エリアにおけるローカル・エリア動作モードの共用使用のためのスペクトルに関する情報を得るステップであって、該動作モードは、マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードおよび小セル動作モードである、ステップと、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードの発見プロセスを可能にするタイミング基準を決定するステップと、前記スペクトルの共用使用に関する情報を得るステップと、前記タイミング基準および共用使用に関して得られた前記情報に基づいて、前記小セル動作モードを制御するステップと、を実行するように構成されるコンピュータ実行可能コンポーネントを備えるコンピュータ・プログラム・プロダクトが提供される。
本願発明のさらに別の態様にしたがって、プログラムが動くとき、小セル動作モードとの共用スペクトルを使用する前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードの発見プロセスを可能にするタイミング基準を決定するステップと、前記共用スペクトルを使用した、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードおよび小セル動作モードに比例した干渉に関して情報を得るステップと、前記タイミング基準および前記干渉に関する前記情報に基づいて、前記共用スペクトルを使用する前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードを制御するステップと、を実行するように構成されるコンピュータ実行可能コンポーネントを備えるコンピュータ・プログラム・プロダクトが提供される。
コンピュータ・プログラム・プロダクトは、前記ソフトウェア・コード部が格納されるコンピュータ読取り可能メディアを備えることができる。更にまた、上記のコンピュータ・プログラム・プロダクトは、前記コンピュータの内蔵メモリに直接ロード可能ですることができ、および/または、ネットワークを介して、アップロード、ダウンロード、および、プッシュ手続きのうちの少なくとも1つの手段により送信可能であることができる。
本願発明の別の態様にしたがって、サービス・エリアにおけるローカル・エリア動作モードの共用使用のためのスペクトルに関する情報を得る手段であって、該動作モードは、マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードおよび小セル動作モードである、手段と、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードの発見プロセスを有効にするためのタイミング基準を決定する手段と、前記スペクトルの共用使用に関する情報を得る手段と、前記タイミング基準および共用使用に関して得られた前記情報に基づいて、前記小セル動作モードを制御する手段と、を備える装置が提供される。
本願発明の別の態様にしたがって、小セル動作モードとの共用スペクトルを使用する前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードの発見プロセスを可能にするタイミング基準を決定する手段と、前記共用スペクトルを使用した、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードおよび小セル動作モードに比例した干渉に関して情報を得る手段と、前記タイミング基準および前記干渉に関する前記情報に基づいて、前記共用スペクトルを使用する前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードを制御する手段と、を備える装置が提供される。
いくつかのさらなる例示的態様が、従属形式の請求項において述べられる。
本願発明のいくつかの実施形態が、添付の図面を参照して、例を示すだけのために、以下に記載される。ここで、
図1は、セルラ・ネットワークに統合された近傍ベース通信のコンセプトの例示する図を示す。 図2は、フローチャートを示す。 図3は、別のフローチャートを示す。 図4は、通信ネットワーク制御要素を例示する図を示す。 図5は、通信ネットワーク制御要素を例示する図を示す。
いくつかの実施形態が、特定の非限定的な例を参照して以下に記載される。当業者は、本願発明は、これらの例に決して限られておらず、さらに広く適用することができることを理解するであろう。
以下において、異なる例示的実施形態が、実施形態を適用できるアクセス・アーキテクチャの例として、LTEアドバンスト(LTE−A:long term evolution advanced)に基づくラジオ・アクセス・アーキテクチャを使用して、記述される。しかしながら、そのようなアーキテクチャに本願実施形態を制限するものではない。本願実施形態が、また、適切にパラメータと手順を調節することによって適切な手段を有する他の種類の通信ネットワークに適用することができることは当業者に明らかである。適切なシステムのための他のオプションのいくつかの例は、UTRANまたはE−UTRAN(universal mobile telecommunications system radio access network)、LTE(long term evolution、EUTRAと同じ)、無線ローカル・エリア・ネットワークネ(WLANまたはWiFi)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、ブルートゥース(登録商標)、PCS(personal communications services)、ZigBee(登録商標)、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)UWB(ultra−wideband)技術を使用するシステム、センサ・ネットワーク、MANETs(mobile ad−hoc networks)、および、IMS(Internet Protocol multimedia subsystems)である。
以下では、本願発明の種々の例示的実施形態およびインプリメンテーション、および、その態様または実施形態が、いくつかの選択肢を使用して記述される。特定のニーズと制約にしたがって、記述された選択肢のすべてが、単独で提供されることができる、または、任意の考えられる組合せ(種々の選択肢の個々の特徴の組合せも含む)において、提供されることができることに一般的に留意する。
特に、以下の例および実施形態は、例を説明するだけとして理解されるべきものである。本願明細書において、いくつかの箇所で、「1つの(an、one)」または、「いくつかの(some)」例または実施形態として参照するけれども、これは、そのような参照の各々が、同一の例または実施形態に対してである、あるいは、その特徴が、単一の例あるいは実施形態にあてはまるだけであることを必ずしも意味するわけではない。異なる実施形態の単一の特徴は、また他の実施形態を提供するために結合することができる。
更にまた、「備える(comprising)」および「含む(including)」という単語は、記述された実施形態をここに述べられたそれらの特徴のみから成るものに制限するものではないことを理解されなければならない。かつ、そのような例および実施形態は、また、特に言及されなかった特徴、構造、ユニット、モジュールその他を含むこともできる。
例や実施形態が適用できる通信システムの基本的なシステムアーキテクチャは、有線または無線アクセス・ネットワーク・サブシステムおよびコア・ネットワークを備える1つ以上の通信ネットワークを備えることができる。そのようなアーキテクチャは、1つ以上の通信ネットワーク制御要素、アクセス・ネットワーク要素、ラジオ・アクセス・ネットワーク要素、アクセス・サービス・ネットワーク・ゲートウェイまたはベース・トランシーバを備えることができる。これらは、基地局(BS)、アクセス・ポイントまたはeNB、ホストまたはサーバなどである。それらは、それぞれのカバー領域またはセル(マクロ・セル、小セル)を制御し、ユーザ装置(UE)、ユーザ・デバイスなど1つ以上の通信要素または端子デバイス、または、UEの一部であることもできる、または、別の要素としてUEに付属することができるモデム・チップセット、チップ、モジュール等同様の機能を有する別のデバイス、または、その他が、それらと、1つ以上のチャネルを介して、いくつかのタイプのデータを送信するために通信する能力がある。更にまた、ゲートウェイ・ネットワーク要素、ポリシーおよびチャージ制御ネットワーク要素、モビリティ管理エンティティ、運用およびメンテナンス要素、その他のコア・ネットワーク要素を、を備えることができる。
記述された要素の一般的な機能および相互接続は、また、実際のネットワーク・タイプに依存し、当業者に知られており、対応する仕様について記載される。ここでは、その詳しい説明は省略されるが、しかしながら、いくつかの追加的なネットワーク要素および信号伝達リンクは、ここにおいて以下で詳述するものの他に、ネットワークにおける通信のために使用することができることに留意すべきである。
その通信ネットワークは、また、一般加入電話網(public switched telephone network)またはインターネットなど、他のネットワークと通信することができる。その通信ネットワークは、クラウド・サービスの使用をサポートすることもできる。BSsや(e)NBs、または、それらの機能は、そのような使用のために適切な任意のノード、ホスト、サーバまたはアクセス・ノード等のエンティティにより、インプリメントすることができることが理解されるべきである。
端末デバイスまたはUEのようなユーザ・デバイスなどの記述されたネットワーク要素、BSまたはeNBのような、セルの通信ネットワーク制御要素、APsのようなアクセス・ネットワーク要素その他は、ここに記述されるような対応する機能と並んで、ソフトウェアによって、例えば、コンピュータのためのコンピュータ・プログラム・プロダクトによって、および/または、ハードウェアによって、インプリメントすることができる。いかなるケースでも、それらのそれぞれの機能を実行するために、対応して使用されるデバイス、ノード、または、ネットワーク要素は、いくつかの手段、モジュール、ユニット、コンポーネント、その他(図示せず)を備えることができる。これらは、制御、処理や通信/信号伝達機能のために要求される。そのような手段、モジュール、ユニットおよびコンポーネントは、たとえば、命令やプログラムを実行するための、および/または、データを処理するための、1つ以上の処理部分、プロセッサまたは処理部のワーク領域など(例えば、ROM、RAM、EEPROM)として役に立つストレージまたはメモリ・ユニット、または、命令、プログラムやデータを格納するための手段、ソフトウェアによってデータと命令とを入力するための入力またはインタフェース手段(例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM、EEPROMなど)、ユーザに対するモニターおよびの操作可能性を提供するためのユーザー・インタフェース(例えば、スクリーン、キーボードなど)、プロセッサ・ユニットまたは部分の制御の下でリンクや接続を確立するための他のインタフェースまたは手段(例えば、有線および無線インタフェース手段、例えばアンテナ・ユニットその他を備えるラジオ・インターフェース手段、ラジオ通信部分を形成する手段等)、その他を含む1つ以上のプロセッサまたはプロセッサ・ユニット、を備えることができる。ここで、ラジオ通信部分などのインタフェースを形成するそれぞれの手段は、また、リモート・サイト(例えば、ラジオ・ヘッドまたは無線局など)にあることもできる。本願明細書において、処理部は、1つ以上のプロセッサの物理的部分を表すとだけ考えるべきではなく、1つ以上のプロセッサにより実行される参照された処理タスクの論理的分割とも考えることができることに留意すべきである。
実施形態はヘテロジニアスなネットワーク構造においてインプリメント可能である。加えて、関係するネットワーク要素のいくつかは、例えば、デバイス・ツー・デバイス(D2D)または近傍サービス(ProSe)動作モードなど近傍ベース動作モードをサポートすることができる。
ヘテロジニアス・ネットワークは、マクロ・セル基地局(MBS)、MeNB(LTEまたはLTE−Aネットワークにおける)、および、自身の通信ネットワーク制御要素をも有する1つ以上の小セル、または、アクセス・ネットワーク要素(また、SBS、SeNB、アクセス・ポイントAPなどと呼ばれる)の1つ以上の通信ネットワーク制御要素によって制御された1つ以上の主通信セル(すなわちマクロ・セル)を含むことができる。
ヘテロジニアス・ネットワーク構造は、たとえば、モビリティ管理と改善されたカバー領域に関してより大きな柔軟性を提供することを目標とされる。ここで、たとえば、マクロ・セルにおける通信から、小セルにオフロードする可能性は、1つのインプリメンテーション例である。いくつかの例にしたがって、小さなセルは、例えば、制御またはユーザ・データをも、またその他データ交換の大容量パスを提供するバックホール・ネットワークによってたとえば、マクロ・セルの通信ネットワーク制御要素に結合される。
「マクロ・セル」という用語は、通常、主ラジオ・カバー・インフラを提供しているアンブレラ・セル、または、そのようなセルを提供しているノードを意味する。
ここで、「小セル」と呼ばれるものは、通常、マクロ・セルよりも、より小さいサイズのものである。「小セル」という用語は、また、小セルを提供するラジオ・アクセス・ノードを意味することもできる。そのようなノードは、通常、マクロ・セルを提供しているノードに比較して低パワーである。小セルは、典型的には、拡張ラジオ能力を提供しているマクロ・セルの下で展開され、そして、それらは、オフロードの目的のために用いることができる。典型的な小セルは、フェムト(femto)−、ピコ(pico)−、または、マイクロセルである。
図1は、いくつかの要素と機能エンティティを示すだけの簡略化システムアーキテクチャまたはネットワーク構成の例を表す。これらすべては、論理ユニットであり、それらのインプリメンテーションは、示されたものとは異なることができる。図1に示される接続は、論理接続である。実際の物理接続は、異なることができる。システムは、また、図1に示されたものの他、他の機能や構造を典型的には備えることは、当業者には明らかである。この実施形態は、しかしながら、例として与えられたシステムに制限されるものではない。
図1において、例示的通信ネットワーク構成が、図示される。これは、たとえば、3GPP仕様に基づいており、近傍ベース通信と並んで、主サーブ・セル(マクロ・セル)10、および、1つ以上の二次セル(小セル)11ー13を含むヘテロジニアス・ネットワークの要素を備える。また、並列した(近隣)マクロ・セルおよび小セルが存在し得ることに留意すべきである。しかしながら、これらは、明快さの目的のために、省略された。
図1の例にしたがって、マクロ・セル10にサーブするeNBのようなノード1は、複数のユーザ・デバイス2−5と通信して、制御する。それらは、ノード1によってサーブされるセルに存在する。更に、いくつかのデバイス4、5、 2、3は、互いに、加えて、または、別々に、直接通信することができる。それは、また、近傍ベース通信と呼ばれる。
図1に表されるように、小セル11ー13は、マクロ・セル10のカバー領域にあり、かつ、(1→6)または、(1→7;1→8)は、マクロ・セルeNBで直接インタフェースを有する。ユーザ・デバイスは、小セル11−13の近くにあることができ(4、5、3)、または、近くにあることができない(2)。
実施形態は、シナリオにおける動作オプションを提供する。ここで、ローカル領域小セル・モードおよびマクロ・セル制御された近傍ベース動作モード(D2D/ProSe動作モード)など、異なるローカル領域動作モードは、オーバーレイするマクロ・セル層に割り当てられたスペクトルとは異なる同一のスペクトルを共用する。1つの目標は、異なるローカル・エリア動作モードの間でラジオ・リソースの使用の調整を容易にすることである。
ローカル小セル動作モードは、マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードより、共用スペクトルを使用するより高い優先度を有することができる。それは、マクロ・セル制御された近傍ベース・サービスは、小セルに対して干渉が起こされた場合には、共用スペクトルの上で動作させてはならないことを意味する。
近傍ベース・サービスまたは共用スペクトル上のD2D/ProSeディスカバリを容易にするために、共用スペクトル上の周波数やタイム・ドメインにおける、共通D2D/ProSeディスカバリ・リソースは、近傍ベース・サービスが、マクロ・ノードによって(すなわち、帯域外)、または、ローカル小セル・ノードによって(すなわち、帯域内)、制御されているかどうかに拘わらず規定することができることが理解されるべきである。近傍ベース・サービスがマクロ・ノードによって制御されているならば、れは、典型的には、マクロ・セル・スペクトルのものとは異なるスペクトル上で動作している。したがって、それは、制御ノードの立場から帯域外近傍ベース・サービスと呼ぶことができる。一方、近傍ベース・サービスが小セルによって制御されているならば、すなわち、それが共用スペクトル上で動作しているならば、それは、制御ノードの立場から帯域内近傍ベース・サービスと呼ぶことができる。
小セルを制御するノードのために適切である実施形態が、次に、図2の手段でより詳細に記述される。
この実施形態は、近傍ベース・サービスのディスカバリ・フェーズを制御するのに適切である。
ステップS21において、サービス領域におけるローカル領域動作モードの共用使用のためのスペクトルに関する情報が、得られる、ここで、該動作モードは、マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードおよび小セル動作モードである。
近傍ベース動作モードは、近傍サービス動作モードまたはデバイス・トゥー・デバイス(D2D)動作モードとも呼ばれる。近傍ベース通信において、ユーザ装置(UEs)または利用者デバイスは、デバイスの間のダイレクト無線リンクを使用して、データ信号を送信することができ、および/または、データ信号を受信することができる。近傍ベース・サービスは、測位を使用する位置情報サービスに基づいてインプリメントすることができる。これらのアプリケーションの原理は、各々の互いの近傍の内にある、デバイス、サービスまたはアプリケーションをディスカバーすることと考えることができる。近傍ベース通信は、また、スペクトル効率を改善するために、のに使用することができる。
小セル動作モードは、問題になっている地理的領域における小セルのリソースを使用する「通常の」小セル動作モードであることができる。
スペクトルに関する情報を得ることは、小セルや近接ベース/D2D/ProSeサービス・スペクトルが、割り当てられる、または、サービスが開始されたときに、一度だけスペクトルの情報を受信することにより実行されることができる。送信/受信を、現在の必要にしたがって、繰り返すことができる。あるいは、ディスカバリ・プロセスに関して実行されることができる。この場合、その情報は、タイミング基準で同一のメッセージにおいて、または、別々のメッセージを使用して、通信されることができる、または、その情報は、内部あるいは外部メモリから(たとえば、クラウド・サービスを使用して)読むことができる。
ステップS22において、マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードの発見プロセスを有効にするためのタイミング基準が、決定される。
1つの実施形態において、タイミング基準が、関係するマクロ・セルによって、または、別の選択されたマクロ・セルによって提供される。そして、それは、マクロ・セル・ダウンリンク・タイミングに基づくことができる。それは、その地理的領域に位置するすべての小セルおよびマクロ・セルに対する共通のタイミング基準として用いることができる。また、それは、近傍ベース・サービスを提供することができる。
非同期マクロ・セルおよび小セル層の場合には、小セルは、タイミング・オフセットを測定する役割を果たすことができる(それ自体で、または、1つ以上のユーザ・デバイスの支援で)。
マルチ・オペレータ・ケースにおいて、タイミング基準は、選択されたマクロ・セルのダウンリンク・タイミングに基づいている。この場合において、1つのオペレータのマクロ・セルを、主要タイミング基準を提供するために選択することができる。共通タイミング基準を、選択されたマクロ・セルのダウンリンク・タイミングによって提供することができる。別のオプションは、選択されたマクロ・セルを共用スペクトルの同期基準信号を送信するように構成することができることである。オペレータが、小セル層において、スペクトルを共用することができるが、そのマクロ・セル層上ではできないような場合に、マルチ・オペレータ共同プライマリ・シェアリングの使用シナリオのために適当であるオプションは、別のエンティティ、典型的には、共用小セルを提供している小セル・ノード、が、基準信号を送信することである。他のマクロ・セルおよび小セルは、マクロ・セルが、小セルと同じオペレータ・ネットワークにあるかどうかにかかわらず、ディスカバリ・プロセスのタイミングを規定するために、選択されたマクロ・セルのダウンリンク・タイミングまたは同期基準信号のいずれでも使用することができる。別のオプションは、他のオペレータのマクロ・セルは、それ自身のダウンリンク・タイミングと主タイミング基準との間のタイミング・オフセットを検出することができ、たとえば、そのカバー範囲の下でローカル・小セルにシステム情報をにブロードキャストすることによって、そのタイミング・オフセットを示すことができることである。それは、その小セルが、示されたタイミング・オフセット、および、オーバレイ・マクロ・セルのダウンリンク・タイミングに基づいて共通タイミング基準を導出することができるためである。
マルチ・オペレータ・ケースにおける、さらにもう1つのオプションは、サード・パーティ・タイミング基準(たとえば、グローバル・ポジショニング・システム(GPS)信号に基づく)が、オペレータの間で、共通に同意されることができることである。各々のマクロおよび小さいセルは、サード・パーティ・タイミング基準に基づいて、近傍ベース・サービス・ディスカバリ・リソース予約のための共通タイミングを導出することができるあるいは、各々のオペレータのマクロ・セルは、サード・パーティ・タイミング基準とそれ自身のダウンリンク・タイミングとの間のタイミング・オフセットを計算することができ、上で提案されたように小セルのタイミング・オフセットを示すことができる。
ステップS23において、スペクトルの共用使用の情報が得られる。
共用の情報は、共用使用の必要に関する情報であり得る。その情報は、小セル動作またはサービスが、マクロ・セル制御された近傍ベース・サービスよりも優先度を有し、干渉のリスクが存在する場合は、特に必要であり、一方、小セルは、一般にそのリソースの使用を制御できるようにするために共用使用のニーズに関する情報を必要とする。その情報は、また、干渉に関する情報であるか、それを含む。その情報は、近傍ベース・サービス・ディスカバリ・プロセスの要求であり得る。その情報は、信号伝達メッセージの形であることができる。
1つの実施形態において、マクロ・セルは、近傍ベース・サービスについて、ローカル小セルに通知することができ、その小セルが、マクロおよびローカル・セルの間での速い調整が可能である場合(例えば、マクロと小セルとの間でX2利用可能)には近傍ベース・サービスによって引き起こされた干渉のレベルを許容できるならば、そのセルにおいて、近傍ベース・サービスを保とうとすることができる。この目的のために、マクロ・セルは、周波数および/またはタイム・ドメインにおける、近傍ベース・サービスを使用している関連ユーザ・デバイスのリソース使用を強化することができ、ユーザ・デバイスを介して、または、それによって、干渉された小セルに使用されたリソースを示すことができ、進行中の近傍ベース通信が、現在のリソースを続けることができるかどうかの確認を待つことができる。あるいは、マクロ・セルは、オーバーロードまたは高い干渉標示の形で標示を与えることができる。このように、小セルは、それ自身のユーザ・デバイスの小セル・アクセスをスケジュールするときに、そのような標示を考慮に入れることができる。
ステップS24において、小セル動作モードを、タイミング基準および共用使用に関して得られた情報に基づいて、制御することができる。
制御は、マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードおよび小セル動作モードのディスカバリ・プロセスを調整することを含むことができる。制御は、マクロ・セル制御された動作モードから小セル制御動作モードへの近傍ベース動作のリダイレクションを受信することによって、または、干渉できるリソースの使用の標示を得て、その標示に基づいて、スペクトルやスケジューリング・リソースの共用使用可能性を通信することによって、マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードと小セル動作モードとの間の共用スペクトルの干渉を調整することを含むことができる。標示を得ることは、マクロ・セル制御されたデバイス・トゥー・デバイス動作モードおよび/または、マクロ・セル制御された小セル動作モードに責任を持つマクロ・セルからメッセージを受信することによって、実行されることができる。
1つの実施形態において、小セルとマクロ・セル制御された近傍ベース・サービスと間のラジオ・リソース使用において可能性がある衝突を検出するために、ユーザ・デバイスは、共用スペクトルにある、近傍ベース・リンクまたは小セル・ラジオ・リンクのいずれについても経験した干渉またはリンク・パフォーマンスを測定し、報告するようにトリガーされる。たとえば、マクロ・セルと小セルとの間の速い調整機会(例えばX2インタフェース)が利用可能であるならば、小セルが、(共用スペクトルのアップリンク・スペクトルの上で近傍ベース・サービスが動作しているかを、小セルによって測定された、あるいは、共用スペクトルのダウンリンク・スペクトルの上で近傍ベース・サービスが動作しているかを、小セルUEによって報告された)特定のリソース・ブロックの上で高い干渉を経験するとき、それは、マクロ・セルに対して高度干渉リソース・ブロックを示すことができる。その標示に基づいて、マクロ・セルは、その小セルを検出するために、近傍サービスおよび同一のリソース・ブロックを使用してユーザ・デバイスを構成することができる。別の例として、近傍サービス通信または近傍サービス・リンク・パフォーマンスにおいて経験された干渉が、および/または、サービス品質が、悪化することが観察されるならば、近傍サービスを使用しているユーザ・デバイスは、マクロ・セルによって小セルを測定するように構成されることができる。この目的のために、1つ以上の閾値をセットすることができる。
図3において、上述の実施形態にしたがって小セル・ノードとして動作することができるネットワーク制御エンティティを図示している例示的図が、示される。そのエンティティは、ノード、ホストまたはサーバであることができる。ネットワーク制御エンティティ(図3の中の30)は、ここで以下で記述されるものの他に更なる要素または機能を含むことができることに留意すべきである。更にまた、たとえ、基地局またeNBを参照されたとしても、通信ネットワーク制御要素は、また、チップセット、チップモジュール等の同様の機能を有する別のデバイスであることができる。これらは、また、ノードの部分、または、ノードに分離した要素として取り付けられたもの、または、その他でありえる。各々のブロックとそのどんな組合せでも、例えば、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、1つ以上のプロセッサや回路など種々の手段、または、それらの組合せによりインプリメントすることができることが理解されるべきである。
図3に示される通信ネットワーク・エンティティは、処理機能、CPUまたはその他のコントロール・ユニットまたはプロセッサ31を備えることができる。これらは、上述の実施形態を関するプログラム等により与えられた命令を実行するために適切である。プロセッサ31は、以下に記述されるように特定の処理専用の1つ以上の処理部分を含むことができる。または、その処理は、単一のプロセッサにおいて動作することができる。そのような特定の処理を実行するための部分は、また、CPUのような1つの物理プロセッサなどにおける、または、たとえば、いくつかの物理エンティティにおける、離散的要素として、または、1つ以上のプロセッサに内部において、または、処理部において、提供することができる。参照記号32および33は、プロセッサ31に接続しているトランシーバまたは入出力(I/O)ユニット(インタフェース)を示す。I/Oユニット32は、UEなど1つ以上の通信要素との通信に使用することができる。I/Oユニット33は、例えば、小セル基地局SBS、マクロ・セル基地局MBS、または、その他、他の通信ネットワーク制御要素との通信に使用することができる。I/Oユニット32および33は、いくつかのネットワーク要素に向かう通信装置を備える組み合わせユニットであることができる。あるいは、異なるネットワーク要素のための複数の異なるインタフェースを有する分散構造を備えることができる。参照符号34は、たとえば、データおよびプロセッサ31によって実行されるプログラムを格納するのに使用可能な、および/または、プロセッサ31の作業用ストレージとして使用可能なメモリを示す。
プロセッサ31は、上述の実施形態に関係する処理を実行するように構成される特に、プロセッサ31は、サービス・エリアにおけるローカル・エリア動作モードの共用使用のためのスペクトルに関する情報を得るために使用可能な第1の獲得部として下位部310を備えることができる。ここで、動作モードは、マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードおよび小セル動作モードである。その部分310は、図2のS21にしたがって、処理を実行するように構成することができる。更にまた、プロセッサ31は、マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードの発見プロセスを可能にするためのタイミング基準を決定する決定部として使用可能な下位部311を備えることができる。その部分311は、図2のS22にしたがって、処理を実行するように構成することができる。更にまた、プロセッサ31は、スペクトルの共用使用に関する情報を得るための第2の獲得部として使用可能な下位部312を備えることができる。その部分312は、図2のS23にしたがって、処理を実行するように構成することができる。これに加えて、プロセッサ31は、タイミング基準および共用使用に関して得られた情報に基づいて、小セル動作モードを制御するコントロール部として使用可能な下位部313を備えることができる。その部分313は、図2のS24にしたがって、処理を実行するように構成することができる。
マクロ・セル・ノードとして動作するために適切な実施形態が、次に、図4の手段により、より詳細に記述される。
ステップS41において、小セル動作モードとの共用スペクトルを使用する前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードのディスカバリ・プロセスを可能にするためのタイミング基準が、決定される。
近傍ベース動作モードは、近傍サービス動作モードまたはデバイス・トゥー・デバイス(D2D)動作モードとも呼ばれる。近傍ベース通信において、ユーザ装置(UEs)または利用者デバイスは、デバイスの間のダイレクト無線リンクを使用して、データ信号を送信することができ、および/または、データ信号を受信することができる。近傍ベース・サービスは、測位を使用する位置情報サービスに基づいてインプリメントすることができる。これらのアプリケーションの原理は、各々の互いの近傍の内にある、デバイス、サービスまたはアプリケーションをディスカバーすることと考えることができる。近傍ベース通信は、また、スペクトル効率を改善するために使用することができる。
小セル動作モードは、問題になっている地理的領域における小セルのリソースを使用する「通常の」小セル動作モードであることができる。
1つの実施形態において、タイミング基準は、マクロ・セルによって提供され、そして、それは、マクロ・セル・ダウンリンク・タイミングに基づくことができる。それは、その地理的領域に位置するすべての小セルおよびマクロ・セルに対する共通のタイミング基準として用いることができる。そして、それは、近傍ベース・サービスを提供することができる。
非同期マクロ・セルおよび小セル層の場合には、小セルは、タイミング・オフセットを測定する役割を果たすことができる(それ自体で、または、1つ以上のユーザ・デバイスの支援で)。この場合において、この決定することは、測定されたタイミング・オフセットを得ることおよび、それに基づいてタイミング基準を決定することを含むことができる。
マルチ・オペレータ・ケースにおいて、タイミング基準は、選択されたマクロ・セルのダウンリンク・タイミングに基づいている。この場合において、1つのオペレータのマクロ・セルを、主要タイミング基準を提供するために選択することができる。共通タイミング基準を、選択されたマクロ・セルのダウンリンク・タイミングによって提供することができる。別のオプションは、選択されたマクロ・セルを共用スペクトルの同期基準信号を送信するように構成することができることである。オペレータが、小セル層において、スペクトルを共用することができるが、そのマクロ・セル層上ではできないマルチ・オペレータ共同プライマリ・シェアリングの使用シナリオのために適当であるオプションは、別のエンティティ、典型的には、共用小セルを提供している小セル・ノード、が、基準信号を送信することである。他のマクロ・セルおよび小セルは、マクロ・セルが、小セルと同じオペレータ・ネットワークにあるかどうかにかかわらず、ディスカバリ・プロセスのタイミングを規定するために、選択されたマクロ・セルのダウンリンク・タイミングまたは同期基準信号のいずれでも使用することができる。別のオプションは、他のオペレータのマクロ・セルは、それ自身のダウンリンク・タイミングと主タイミング基準との間のタイミング・オフセットを検出することができ、および、たとえば、そのカバー範囲の下でローカル・小セルにシステム情報をにブロードキャストすることによって、そのタイミング・オフセットを示すことができることである。それは、その小セルが、示されたタイミング・オフセット、および、オーバレイ・マクロ・セルのダウンリンク・タイミングに基づいて共通タイミング基準を導出することができるためである。
マルチ・オペレータ・ケースにおける、さらにもう1つのオプションは、サード・パーティ・タイミング基準(グローバル・ポジショニング・システム(たとえば、GPS)信号に基づく)が、オペレータの間で、共通に同意されることができることである。各々のマクロおよび小さいセルは、サード・パーティ・タイミング基準に基づいて、近傍ベース・サービス・ディスカバリ・リソース予約のための共通タイミングを導出することができるあるいは、各々のオペレータのマクロ・セルは、サード・パーティ・タイミング基準とそれ自身のダウンリンク・タイミングとの間のタイミング・オフセットを計算することができ、上で提案されたように、小セルにタイミング・オフセットを示すことができる。
ステップS42において、前記共用スペクトルを使用した、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードおよび小セル動作モードに比例した干渉に関する情報を、得ることができる。
1つの実施形態において、小セルとマクロ・セル制御された近傍べース・サービスとの間のラジオ・リソースの使用において、可能性がある衝突を検出するために、ユーザ・デバイスは、共用スペクトルにある、近傍ベース・リンクまたは小セル・ラジオ・リンクのいずれについても経験した干渉またはリンク・パフォーマンスを測定し、報告するようにトリガーされる。たとえば、マクロ・セルと小セルとの間の速い調整機会(例えばX2インタフェース)が利用可能であるならば、小セルが、(共用スペクトルのアップリンク・スペクトルの上で近傍ベース・サービスが動作しているかを、小セルによって測定された、または、共用スペクトルのダウンリンク・スペクトルの上で近傍ベース・サービスが動作しているかを、小セルUEによって報告された)特定のリソース・ブロックの上で高い干渉を経験するとき、それは、マクロ・セルに対して高度干渉リソース・ブロックを示すことができる。その標示に基づいて、マクロ・セルは、その小セルを検出するために、近傍サービスおよび同一のリソース・ブロックを使用してユーザ・デバイスを構成することができる。別の例として、近傍サービス通信または近傍サービス・リンク・パフォーマンスにおいて経験された干渉が、および/または、サービス品質が、悪化することが観察されるならば、近傍サービスを使用しているユーザ・デバイスは、マクロ・セルによって小セルを測定するように構成されることができる。この目的のために、1つ以上の閾値をセットすることができる。干渉に関する情報は、小セル・ノードを介しての、または、直接のユーザ・デバイスからのレポートであることができる。そして、それは、ユーザ・デバイスの近傍ベース・サービスの能力に関する、そして、可能ならマクロ・セルと小セルとの間の調整機会(例えば、X2が利用可能であるか)にも関する情報を更に含むことができる。
ステップS43において、前記共用スペクトルを使用した、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードが、タイミング基準と干渉に関する情報とに基づいて制御される。
その制御は、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードを共用スペクトルから他のスペクトルに、または、通常のセルラ動作モードにスイッチすること、近傍ベース動作を、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードから小セル制御近傍ベース動作モードに、スペクトル変更することなく、リダイレクトすること、または、前記スペクトル上の前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードの前記小セル動作モードを制御している前記小セル、および/または、干渉することができるリソースの使用を示すこと、による、マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードと小セル動作モードとの間の干渉調整を実行することを含むことができる。
1つの実施形態において、マクロ・セルは、共用帯域の上のマクロ・セル制御された近傍ベース・サービスと小セル動作との間での干渉を調整するために以下のアクションのうちの少なくとも1つを開始することができる。
− マクロ・セルは、近傍ベース・サービスを帯域外から帯域内にスイッチすること、または、ローカル小セルとの調整が可能でないならば、通常のセルラ・サービスへ戻すようにスイッチすることさえも決定することができる。
− マクロ・セルは、近傍ベース・サービスを使用するユーザ・デバイスを、小セルの制御の下で構成されるように、しかし、共用スペクトルの上で近傍ベース・サービス通信を続けるように決定することができる。それは、近傍ベース・サービスと小セル動作との間でのリソースの使用の調整を容易にするために、共用スペクトルのリソース使用が、単一のエンティティの制御の下にあるようにするためである。この小セルが近傍ベース・サービスをサポートし、および、近傍ベース・サービスを使用するすべてのユーザ・デバイスが、小セルにアクセスすることができるならば、このアクションを適用することができる。
− マクロ・セルは、近傍ベース・サービスについてローカル小セルに通知し、そして、その小セルが、マクロおよびローカル・セルの間の速い調整が可能である(例えば、マクロと小セルとの間でX2利用可能)場合は、近傍ベース・サービスによって引き起こされた干渉のレベルを許容できるならば、そのセルにおいて、近傍ベース・サービスを保とうとすることを決定することができる。この目的のために、マクロ・セルは、周波数および/またはタイム・ドメインにおける、近傍ベース・サービスを使用している関連ユーザ・デバイスのリソース使用を強化することができ、ユーザ・デバイスを介して、または、それによって、干渉された小セルに使用されたリソースを示すことができ、そして、進行中の近傍ベース通信が、現在のリソースを続けることができるかどうかの確認を待つことができる。あるいは、マクロ・セルは、オーバーロードまたは高い干渉標示の形で標示を与えることができる。このように、小セルは、それ自身のユーザ・デバイスの小セル・アクセスをスケジュールするときに、そのような標示を考慮に入れることができる。
図5において、マクロ・セル・ノードとしての働きをするために適切なネットワーク制御エンティティの構成を図示している例示的図が、示される。これは、上述の実施形態をインプリメントするように構成される。このエンティティは、ノード、ホストまたはサーバであることができる。ネットワーク制御エンティティは、図5において示されるノード50のように、ここで、以下で記述されるものの他に更なる要素または機能を含むことができることに留意すべきである。加えて、たとえ、基地局またeNBを参照されたとしても、通信ネットワーク制御要素は、また、チップセット、チップモジュール等の同様の機能を有する別のデバイスであることができる。これらは、また、ノードの一部であることもできる、または、別の要素としてノードに付属することができる、または、その他であることもできる。各々のブロックとそのどんな組合せでも、例えば、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、1つ以上のプロセッサや回路など種々の手段、または、それらの組合せによりインプリメントすることができることが理解されるべきである。
図5に示されるネットワーク制御エンティティは、処理機能、コントロール・ユニット、または、CPUまたはその他のプロセッサ51を備えることができる。これらは、上述の実施形態を関するプログラム等により与えられた命令を実行するために適切である。プロセッサ51は、以下に記述されるように特定の処理専用の1つ以上の処理部分を含むことができる。あるいは、その処理は、単一のプロセッサにおいて動作することができる。そのような特定の処理を実行するための部分は、また、たとえば、CPUのような1つの物理プロセッサなどにおける、または、いくつかの物理エンティティにおける、離散的要素として、または、1つ以上のプロセッサに内部において、または、処理部において提供することができる。参照記号52および53は、プロセッサ51に接続しているトランシーバまたは入出力(I/O)ユニット(インタフェース)を示す。I/Oユニット52は、UEなど1つ以上の通信要素との通信に使用することができる。I/Oユニット53は、例えば、MBS、SBS、または、その他、他の通信ネットワーク制御要素との通信に使用することができる。I/Oユニット52および53は、いくつかのネットワーク要素に向かう通信装置を備える組み合わせユニットであることができる。または、異なるネットワーク要素のための複数の異なるインタフェースを有する分散構造を備えることができる。参照符号54は、たとえば、データおよびプロセッサ51によって実行されるプログラムを格納するために使用可能な、および/または、プロセッサ51の作業用ストレージとして使用可能なメモリを示す。
プロセッサ51は、上述の実施形態に関係した処理を実行するように構成される。特に、プロセッサ51は、小セル動作モードとの共用スペクトルを使用する前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードの発見プロセスを可能にするためのタイミング基準を決定するのに使用可能な決定部として下位部分510を備える。その部分510は、図4のS41にしたがって、処理を実行するように構成することができる。加えて、プロセッサ51は、前記共用スペクトルを使用する前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードおよび小セル動作モードに比例した干渉に関して情報を得る部分として使用可能な下位部分51 1を備える。部分511は、図4のS42にしたがって、処理を実行するように構成することができる。加えて、プロセッサ51は、前記タイミング基準および前記干渉に関する前記情報に基づいて、前記共用スペクトルを使用する前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードを制御するコントロール部として使用可能な下位部分512を備える。その部分512は、図4のS43にしたがって、処理を実行するように構成することができる。
以下のことが理解されるべきである。
− それを介して信号伝達がネットワーク要素へ/から行われるアクセス技術は、WLAN(Wireless Local Access Network)、WiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、LTE、LTE−A、ブルートゥース(登録商標)、赤外線、その他の任意の適切な存在する、または、将来の技術であり得る。加えて、実施形態はまた、有線技術、例えば、ケーブル・ネットワークまたは固定ラインのようなIPベース・アクセス技術を適用することができる。
− ユーザ・デバイス(UEとも呼ばれる、ユーザ機器、ユーザー端末、端末デバイスその他)は、エアー・インタフェース上のリソースを配置し、割り当てることができる装置の1つのタイプを図示する。よって、ここに記述されたユーザ・デバイスのいかなる特徴も、リレー・ノードなど対応する装置でインプリメントすることができる。そのようなリレー・ノードの例は、基地局またはeNBに対するレイヤ3リレー(自己バックホール・リレー)である。このユーザ・デバイスは、典型的には、加入者識別モジュール(SIM)で、または、なしで動作する無線モバイル通信デバイスを含むポータブル・コンピューティング・デバイスと呼ばれる。これは、モバイル局(携帯電話)、スマートフォン、パーソナル携帯情報機器(PDA)、ハンドセット、無線モデムを使用するデバイス(アラームまたは測定デバイス等)、ラップトップやタッチ・スクリーン・コンピュータ、タブレット、ゲーム機、ノートブック、およびマルチメディア・デバイスの、デバイスのタイプを含む。しかしながら、それらに限られるものではない。ユーザ・デバイスは、また、ほとんど排他的なアップリンクのみのデバイスであることができることが理解されるべきである。その例は、ネットワークへのカメラまたはビデオカメラ・ローディング画像、または、ビデオ・クリップ、または、ポータブル・ビデオ・プレーヤーなどのほとんど排他的なダウンリンクのみのデバイスであることができる。デバイスは、1つの装置として、または、互いと機能的に協働しているか、または、機能的に互いに独立しているが、同じデバイス・ハウジングにあるかどうかにかかわらず複数の装置のアセンブリとしてみなすことができることが理解されるべきである。
− ソフトウェア・コードとしてインプリメントされるのに適切な実施形態、または、その部分、および、プロセッサを使用して動作することは、ソフトウェア・コードに独立であり、そして、任意の既知の、あるいは、将来開発されるプログラミング言語を使用して特定することができる。オブジェクティブ−C、C、C++、C#、Java(登録商標)、その他の高級プログラミング言語など、あるいは、マシン語、または、アセンブラなどの低レベル・プログラミング言語である。
− 実施形態のインプリメンテーションは、ハードウェアに依存しないものであり、任意の既知の、あるいは、将来開発されるハードウェア技術または、マイクロプロセッサまたはCPU(中央処理装置)、MOS(Metal Oxide Semiconductor)、CMOS(Complementary MOS)、バイポーラMOS(BiMOS:Bipolar MOS)、バイポーラCMOS(BiCMOS:Bipolar CMOS)、ECL(Emitter Coupled Logic)、および/または、TTL(Transistor−Transistor Logic)などそれらのハイブリッドを使用してインプリメントすることができる。
− 実施形態は個々のデバイス、装置、ユニットまたは手段として、あるいは、分散形式で、インプリメントすることができる。たとえば、1つ以上のプロセッサを、処理において、使用または共用することができる。または、1つ以上の処理セクションまたは処理部を、処理において、使用または共用することができる。ここで、1つの物理プロセッサまたは複数の物理プロセッサを、記載したような特定の処理に専用の1つ以上の処理部分をインプリメントするために使用することができる。
− 装置は、半導体チップ、チップセット、または、そのようなチップまたはチップセットを備える(ハードウェア)モジュールで、インプリメントすることができる。
− 実施形態はまた、ASIC(Application Specific IC (Integrated Circuit))コンポーネント、FPGA(Field−programmable Gate Arrays)またはCPLD(Complex Programmable Logic Device)コンポーネント、または、DSP(Digital Signal Processor)コンポーネントなどのハードウェアおよびソフトウェアの任意の組合せとしてインプリメントすることができる。
− 実施形態はまた、その中で具体化されたコンピュータ読取り可能プログラム・コードを有するコンピュータ使用可能なメディアを備えるコンピュータ・プログラム・プロダクトとしてインプリメントすることができる。そのコンピュータ読取り可能なプログラム・コードは、実施形態において記載したように、プロセスを実行するのに適切である。ここで、計算機使用可能メディアは、固定媒体であり得る。
必要に応じて、ここに議論される異なる機能を、互いに、異なる順序で、および/または、並行して実行することができる。更にまた、必要に応じて、上記の機能のうちの1つ以上は、オプションでありえる、または、結合されることができる。
本願発明の種々の態様が、独立形式の請求項において述べられるけれども、本願発明の他の態様は、記述された実施形態、および/または、独立形式の請求項の特徴を有する従属形式の請求項からの、特徴の他の組合せを含む。また、請求項において単に明示的に述べられる組合せだけではない。
本願発明の例の実施形態を上で記述しているが、これらの記載は、限定的なものと見られてはならないことにも、また、留意する。むしろ、添付の請求項において規定されるように、本願発明の範囲を逸脱することなく作ることができるいくつかのバリエーションおよび修正が存在する。
この明細書において使用される略語の以下の意味が適用される。
3GPP:第3世代移動体通信システム標準化プロジェクト(3rd Generation Partnership Project)
D2D:デバイス・トゥー・デバイス(Device to Device)
DL:ダウンリンク(DownLink)
eNB:LTE無線基地局装置(evolved Node B、base station in LTE)
E−UTRAN:Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network
HO:ハンドオーバ(Handover)
LTE:Long Term Evolution
MBS:Macro cell base station
ProSe:近接サービス(Proximity Service)
SBS:小セル基地局(Small cell base station)
UE:ユーザ装置(User Equipment)
UL:アップリンク(UpLink)

Claims (13)

  1. マクロ・セル・ノードにより、小セル動作モードとの共用スペクトルを使用する前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードの発見プロセスを可能にするタイミング基準を決定するステップと、
    前記小セル動作モードを有する前記共用スペクトルを使用して、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードに比例した干渉に関する情報を得るステップと、
    前記タイミング基準および前記干渉に関する前記情報に基づいて、前記共用スペクトルを使用して、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードを制御するステップであって、
    該制御するステップは、マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードと小セル動作モードとの間の干渉調整を含み、
    該干渉調整は、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードを共用スペクトルから他のスペクトルに、または、通常のセルラ動作モードに戻すようにスイッチすること、
    前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードを小セル制御された近傍ベース動作モードに、スペクトル変更することなく、リダイレクトすること、または、前記スペクトルの上で、および/または、干渉することができるリソースの使用で、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードの前記小セル動作モードを制御している小セルを示すこと、により実行される、
    ステップと、
    を含む方法。
  2. 前記共用スペクトルの使用に関する情報を得るステップと、
    制御目的のために、前記共用スペクトルの使用に関する情報を通信するステップと、
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記タイミング基準は、制御することに責任を持つ前記マクロ・セルのダウンリンク・タイミングに基づいている、請求項1または2に記載の方法。
  4. マルチ・オペレーター・ケースにおいて、前記タイミング基準は、複数のマクロ・セルから選択された1つのマクロ・セルのダウンリンク・タイミングに基づいている、請求項1または2に記載の方法。
  5. 近傍ベース通信ができるユーザ・デバイスおよび/または小セル・ノードに、前記共用スペクトルの上のラジオ・リソース使用を測定し、報告することを命じるステップを更に含む、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法。
  6. 少なくとも1つのプロセッサと、前記プロセッサにより実行されるべき命令を格納するための少なくとも1つのメモリと、を備える装置であって、
    前記少なくとも1つのメモリおよび前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、
    マクロ・セル・ノードにより、小セル動作モードとの共用スペクトルを使用してマクロ・セル制御された近傍ベース動作モードの発見プロセスを可能にするタイミング基準を決定させ、
    前記小セル動作モードを有する前記共用スペクトルを使用して、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードおよび小セル動作モードに比例した干渉に関する情報を得ることをさせ、
    前記タイミング基準および前記干渉に関する前記情報に基づいて、前記共用スペクトルを使用して、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードを制御させるように構成される、装置であり、
    該制御することは、マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードと小セル動作モードとの間の干渉調整を含み、該干渉調整は、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードを共用スペクトルから他のスペクトルに、または、通常のセルラ動作モードに戻すようにスイッチすること、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードを小セル制御された近傍ベース動作モードに、スペクトル変更することなく、リダイレクトすること、または、前記スペクトルの上で、および/または、干渉することができるリソースの使用で、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードの前記小セル動作モードを制御している小セルを示すこと、により実行される、
    装置。
  7. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記命令は、さらに、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、前記共用スペクトルの前記使用に関する情報を得ることをさせ、
    制御目的のために、前記共用スペクトルの使用に関する情報を通信させるように構成される、
    請求項6に記載の装置。
  8. 前記タイミング基準は、制御することに責任を持つ前記マクロ・セルのダウンリンク・タイミングに基づく、請求項6または7に記載の装置。
  9. マルチ・オペレーター・ケースにおいて、前記タイミング基準は、複数のマクロ・セルから選択された1つのマクロ・セルのダウンリンク・タイミングに基づく、請求項6または7のいずれか1項に記載の装置。
  10. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記命令は、さらに、前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記装置に、少なくとも、近傍ベース通信ができるユーザ・デバイスおよび/または小セル・ノードに、前記共用スペクトルの上のラジオ・リソース使用を測定し、報告することを命じさせるように構成される、請求項6ないし9のいずれか1項に記載の装置。
  11. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記命令は、さらに、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、
    前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードを共用スペクトルから他のスペクトルに、または、通常のセルラ動作モードに戻すように、スイッチすること、
    近傍ベース動作を、前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードから小セル制御された近傍ベース動作モードに、スペクトル変更することなく、リダイレクトすること、
    または、
    前記スペクトルの上の前記マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードの前記小セル動作モードを制御している小セル、および/または、干渉することができるリソースの使用を示すこと、により、マクロ・セル制御された近傍ベース動作モードと小セル動作モードとの間の干渉調整を実行させるように構成される、
    請求項6ないし10のいずれか1項に記載の装置。
  12. コンピュータの上で動作するとき、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の方法を実行するためのソフトウェア・コード部分を備えるコンピュータ・プログラム。
  13. 前記コンピュータ・プログラムは、前記コンピュータの内蔵メモリに直接ロード可能である、および/または、ネットワークを介して、アップロード、ダウンロード、および、プッシュ手続きのうちの少なくとも1つの手段により送信可能である請求項12に記載のコンピュータ・プログラム。
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