JP6253111B2 - 電力管理装置、電力管理方法および電力管理プログラム - Google Patents

電力管理装置、電力管理方法および電力管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、電力管理装置、電力管理方法および電力管理プログラムに関する。
上記技術分野において、特許文献1には、パワーサプライユニットと二次電池とから供給される電力を、機器本体に供給する技術が開示されている。また、特許文献2には、複数の対象に対して、デマンドに応じて電源切替制御を行なう技術が開示されている。
特開2011−223786号公報 特開2006−158146号公報
しかしながら、上記文献に記載の技術では、複数の装置に電源供給する際に、消費電力のピーク時に備えて電力貯蔵装置の蓄電量を確保することはできなかった。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る電力管理装置は、
電力貯蔵装置および他の電源から供給される総電力の分配を受ける複数のサーバを制御する制御手段と、
前記複数のサーバによる電力消費量および前記電力貯蔵装置の充電に必要な必要電力値の合計値と、前記他の電源からの供給電力値とを比較する比較手段と、
各サーバから取得した、最大使用電力量、最小使用電力量、要求電力量、実行中アプリケーション、OS(Operation System)の種別、またはI/Oの負荷に応じて、サーバの優先度を決定するサーバ優先度決定手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記電力貯蔵装置の残電力量が第1所定値以下の場合、
前記複数のサーバによる電力消費量と前記電力貯蔵装置の充電に必要な必要電力値との総計が、前記他の電源の供給電力値以下になるまで、前記複数のサーバのうち、前記サーバ優先度決定手段によって決定された優先度が低いサーバの電力消費量を選択的に減少させる制御を行ない、
所定時間内の充電によって前記電力貯蔵装置の前記残電力量が第1所定値よりも大きい第2所定値を超えるように、前記複数のサーバよりも優先して前記電力貯蔵装置に対して前記必要電力値を分配する。
上記目的を達成するため、本発明に係る電力管理方法は、
電力貯蔵装置および他の電源から供給される総電力の分配を受ける複数のサーバを制御する制御ステップと、
前記複数のサーバによる電力消費量および前記電力貯蔵装置の充電に必要な必要電力値の合計値と、前記他の電源からの供給電力値とを比較する比較ステップと、
各サーバから取得した、最大使用電力量、最小使用電力量、要求電力量、実行中アプリケーション、OS(Operation System)の種別、またはI/Oの負荷に応じて、サーバの優先度を決定するサーバ優先度決定ステップと、
を含み、
前記制御ステップは、前記電力貯蔵装置の残電力量が第1所定値以下の場合、
前記複数のサーバによる電力消費量と前記電力貯蔵装置の充電に必要な必要電力値との総計が、前記他の電源の供給電力値以下になるまで、前記複数のサーバのうち、前記サーバ優先度決定ステップにおいて決定された優先度が低いサーバの電力消費量を選択的に減少させる制御を行ない、
所定時間内の充電によって前記電力貯蔵装置の前記残電力量が第1所定値よりも大きい第2所定値を超えるように、前記複数のサーバよりも優先して前記電力貯蔵装置に対して前記必要電力値を分配する。
上記目的を達成するため、本発明に係るプログラムは、
電力貯蔵装置および他の電源から供給される総電力の分配を受ける複数のサーバを制御する制御ステップと、
前記複数のサーバによる電力消費量および前記電力貯蔵装置の充電に必要な必要電力値の合計値と、前記他の電源からの供給電力値とを比較する比較ステップと、
各サーバから取得した、最大使用電力量、最小使用電力量、要求電力量、実行中アプリケーション、OS(Operation System)の種別、またはI/Oの負荷に応じて、サーバの優先度を決定するサーバ優先度決定ステップと、
をコンピュータに実行させる電力管理プログラムであって、
前記制御ステップは、前記電力貯蔵装置の残電力量が第1所定値以下の場合、
前記複数のサーバによる電力消費量と前記電力貯蔵装置の充電に必要な必要電力値との総計が、前記他の電源の供給電力値以下になるまで、前記複数のサーバのうち、前記サーバ優先度決定ステップにおいて決定された優先度が低いサーバの電力消費量を選択的に減少させる制御を行ない、
所定時間内の充電によって前記電力貯蔵装置の前記残電力量が第1所定値よりも大きい第2所定値を超えるように、前記複数のサーバよりも優先して前記電力貯蔵装置に対して前記必要電力値を分配する。
本発明によれば、複数の装置に電源供給する際に、複数の装置の電力消費のピーク時に備えて電力貯蔵装置の蓄電量を確保することができる。
本発明の第3実施形態に係る電力管理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態に係るサーバシステムの電力関連構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態に係るサーバシステムのハードウェア構成を示す図である。 本発明の第4実施形態に係るシャーシ内部のハードウェア構成およびソフトウェア構成を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る電源関係情報のやり取りを示す図である。 本発明の第4実施形態に係る電力管理装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態に係る電力管理装置の機能を説明するためのグラフである。 本発明の第4実施形態に係る電力管理装置の機能を説明するためのテーブルである。 本発明の第4実施形態に係る電力管理装置の機能を説明するためのテーブルである。 本発明の第4実施形態に係る電力管理装置の機能を説明するための図である。 本発明の第4実施形態に係る電力管理装置の処理の流れを説明するためのフローチャートである。 本発明の第5実施形態に係る電力管理装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第5実施形態に係る電源関係情報のやり取りを示す図である。 本発明の第6実施形態に係る電力管理装置の機能を説明するための図である。 本発明の第6実施形態に係る電力管理装置の処理の流れを説明するためのフローチャートである。 本発明の第6実施形態に係る電力管理装置の表示画面を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る電力管理装置の構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る電力管理装置の構成を示す図である。 本発明の変形例に係る電力管理装置の構成を示す図である。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態について例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の技術範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての電力管理装置1600について、図16を用いて説明する。電力管理装置1600は、制御部1601、取得部1602、および判定部1603を含む。
制御部1601は、電力貯蔵装置1650および他の電源1660から供給される総電力の分配を受ける複数の装置1610を制御する。取得部1602は、電力貯蔵装置1650の残電力量を取得する。判定部1603は、電力貯蔵装置1650の残電力量が第1所定値以下か否かを判定する。制御部1601は、電力貯蔵装置1650の残電力量が第1所定値以下の場合に、他の電源1660からの電力が電力貯蔵装置1650に分配されるように、複数の装置1610を制御する。
以上の構成により本実施形態によれば、電力貯蔵装置の残電力量に応じて、充電、放電を切り替えるため、複数の装置に電源供給する際に、複数の装置の電力消費のピーク時に備えて電力貯蔵装置の蓄電量を確保することができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態としての電力管理装置1700について、図17を用いて説明する。電力管理装置1700は、サーバ制御部1701、取得部1702、および判定部1703、閾値保持部1705、サーバ優先度決定部506を含む。サーバ制御部1701は、バッテリ1750および受電部1760から供給される総電力の分配を受ける複数のサーバ1710を制御する。取得部1702は、バッテリ1750の残電力量を取得する。取得部1702は、さらに、情報処理装置としてのサーバ1710において実行されるアプリケーションなどの情報を取得する。
判定部1703は、閾値保持部1705を参照し、電力貯蔵装置としてのバッテリ1750の残電力量が第1所定値以下か否か判定する。
サーバ制御部1701は、バッテリ1750の残電力量が第1所定値以下の場合に、受電部1760からの電力が、バッテリ1750に対して、複数のサーバ1710より優先して分配されるような複数のサーバ1710の制御を開始する。具体的には、バッテリ1750を充電モードにするため、サーバ制御部1701は、サーバ1710を電力消費量の少ない低電力モードに変更し、バッテリ1750の電力を必要としなければ(余剰電力があれば)、バッテリ1750において自動的に充電が開始される。サーバ制御部1701が、バッテリ1750を制御して、受電部1760からの電力供給のオン、オフを切り替えてもよい(図17の点線矢印1770)。
判定部1703は、閾値保持部1705を参照し、バッテリ1750の残電力量が第1所定値より大きい第2所定値を超えたか否か判定する。
サーバ制御部1701は、バッテリ1750の残電力量が第1所定値より大きい第2所定値を超えるまで、受電部1760からの電力が、バッテリ1750に対して、複数のサーバ1710より優先して分配されるように、複数のサーバ1710を制御する。つまり、サーバ制御部1701は、バッテリ1750の残電力量が第2所定値を超えれば、受電部1760からの電力が、複数のサーバ1710に対してバッテリ1750より優先して分配されるように、複数のサーバ1710を制御する。複数のサーバ1710の制御の様子は、サーバ制御部1701に設けられた表示部のコンソール画面で確認できる。ユーザは、そのコンソール画面を用いて、バッテリ充電優先機能のON/OFFや、サーバの状態表示、サーバ選択、バッテリ残量低下時や電源オーバー時のアラーム確認などを行なってもよい。
サーバ制御部1701は、この第2所定値を複数のサーバ1710の状態に基づいて動的に変更する。特に、サーバ制御部1701は、稼働中のサーバ1710の台数をカウントし、その台数に応じて第2所定値を決定する。つまりその台数が増加した場合に、第2所定値を増加させる。あるいは、サーバ制御部1701は、複数のサーバ1710の演算量や仮想装置数(virtual machine)が増加した場合に第2所定値を増加させてもよい。
サーバ制御部1710は、さらに、受電部1760からの電力が、サーバ1710より優先してバッテリ1750に対して分配されることにより、所定時間内にバッテリ1750への所定電力量の充電が完了するように、複数のサーバ1710を制御してもよい。
サーバ制御部1701は、バッテリ1750へ電力の分配が可能となるように、複数のサーバ1710に含まれる所定のサーバの電力消費量を減少させる。特に、サーバ1710は、それぞれ、電力消費量の多い高電力モード(Hモード)と電力消費量の少ない低電力モード(Lモード)を含む少なくとも2つの駆動モードで駆動可能である。サーバ制御部1701は、複数のサーバのそれぞれにおける駆動モード(H/L)を決定する。サーバの電力消費量を減少させる必要があれば、サーバ1710を選択的にLモードで駆動させる。あるいは、物理サーバから仮想サーバへと対応を変更することにより、サーバの電力消費量を減少させてもよい。
サーバ制御部1701は、優先度に基づいてサーバ1710を選択し、電力消費量を減少させる。サーバ制御部1701は、バッテリ1750へ電力の分配が可能となるように、優先度の低い順にサーバ1710を選択し、電力消費量を減少させる。サーバ優先度は、サーバ優先度決定部506がサーバデータベース561を参照して決定する。
図7は、本実施形態に係る電力管理装置1700のサーバデータベース561の内容を説明するためのテーブルである。サーバデータベース561は、各サーバ1710から取得した最大使用電力量、最小使用電力量、要求電力量、実行中アプリケーションの優先度などを格納している。そして、サーバ優先度決定部506は、それらの電力量やアプリケーションなどに応じて、サーバ優先度を決定し、サーバデータベース561に設定する。優先度の決定方法としては、様々なものが考えられる。例えば、物理的に、サーバ1710のハードそのものにIDを付けて、サーバの固まりを1番、2番、3番で分けてもよい。また、サーバ1710の使用者が払う料金(SLA:Service-level agreement)に応じて優先度を決定してもよい。また、OS(Operation System)の種別や実行可能アプリケーションの種別で論理的に優先度を決めてもよい。サーバ1710からの自己申告で優先度を決めてもよい。さらには、I/Oの負荷が大きいか否かに応じて、サーバの優先度を決定してもよい。大多数のサーバでは、CPUではなく、I/Oがボトルネックになっているが(IO-bound)、I/Oの負荷が所定値よりも大きい場合、CPU自体の駆動モードをLに落としても、サーバの出力自体は、あまり変化がない。そこで、サーバごとにI/Oの負荷を比較し、I/Oの負荷が大きいサーバほど、優先度を低くして、Lモードにしやすくするという方法も考えられる。
以上のサーバデータベース561により、例えば、サーバ制御部1701は、各サーバ1710において実行されるアプリケーションの優先度に基づいてサーバ1710を選択する。
また、例えば、取得部1702は、サーバ1710における実際の電力消費量を取得してもよい。この場合、サーバ制御部1701は、複数のサーバ1710における電力消費量が大きいサーバについて、選択的に、電力消費量を低下させるように制御してもよい。
サーバ制御部1701は、バッテリ1750の残電力量が第3所定値以下の場合であって、複数のサーバ1710の電力消費量が受電部1760の供給可能電力量以上の場合に、アラームを出力してもよいし、または複数のサーバ1710の動作を停止させてもよい。
判定部1703は、さらに、バッテリ1750の残電力量が第1所定値より大きい第5所定値以上か判定してもよい。サーバ制御部1701は、バッテリ1750の残電力量が所定値より大きい第5所定値以上の場合に、バッテリ1750および受電部1760から供給される総電力を複数のサーバ1710に分配してもよい。
サーバ制御部1701は、バッテリ1750の残電力量が所定値より大きい第5所定値以上の場合に、バッテリ1750を放電も充電もせずに、受電部1760から供給される電力を複数のサーバ1710に分配してもよい。
このように、バッテリ1750の残電力量が第5所定値以上だと判定した場合、サーバ制御部1701は、複数のサーバ1710から、優先度の高いサーバを選択し、電力消費量を増加させてもよい。
バッテリ1750の残電力量が第5所定値以上だと判定した場合、サーバ制御部1701は、複数のサーバ1710において、電力消費量が小さいモードに移行しているサーバ1710を選択し、電力消費量を増加させてもよい。
以上説明した通り、本実施形態によれば、バッテリの残電力量に応じて充電、放電を切り替えることにより、複数の装置に電源供給する際に、複数の装置の電力消費のピーク時に備えて電力貯蔵装置の蓄電量を確保することができる。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態としての電力管理装置100について、図1を用いて説明する。電力管理装置100は、受信部101、算出部102、第1電力値保持部103、第2電力値保持部104、および制御部105を含む。
受信部101は、複数の情報処理装置110、120の各々から、要求する電力量に関する電力要求情報を受信する。算出部102は、電力要求情報に基づいて、複数の情報処理装置110、120が要求する要求総電力量を算出する。第1電力値保持部103は、複数の情報処理装置110、120に対して電力を供給可能な第1電力源150からの第1供給可能電力値を保持する。第2電力値保持部104は、複数の情報処理装置110、120に対して電力を供給可能な第2電力源160からの第2供給可能電力値を保持する。制御部105は、要求総電力量と第1供給可能電力値と第2供給可能電力値とに基づいて、複数の情報処理装置110、120を制御する。
以上の構成によれば、情報処理装置の要求と供給可能電力を考慮して情報処理装置を制御するため、複数の情報処理装置にバランスを考えて電力供給することができる。
[第4実施形態]
次に本発明の第4実施形態に係る電力管理装置について、図2〜図10を用いて説明する。図2は電力管理装置を備えた情報処理システムの一例としてのサーバシステムの電力関連構成を示すブロック図である。
図2において、複数のサーバを収納するラック250において、一定の物理的領域であるリージョン251ごとにパワーモジュール220および電力管理装置200が用意されている。パワーモジュール220は、電力会社からの系統電力を受けて、ラック250内のサーバに供給する受電部221と、受電部221から供給される電力を蓄積するバッテリ222とを備える。バッテリ222は、リージョン251ごとに性能が異なり、各リージョン251において要求される電力に応じた最大蓄電量となっている。受電部221からリージョン251に供給される電力のうち、余剰部分があればバッテリ222の蓄電に用いることができる。
電力管理装置200は、パワーモジュール220ごとに、受電部221とバッテリ222とを監視し、それらの供給可能電力値に応じて、各サーバを制御する。この図2では、電力管理装置200を、パワーモジュール220に付随した複数のばらばらの構成として示しているが、本発明はこれに限定されるものではない。
図3は、本実施形態に係るサーバシステムのハードウェア構成を示す図である。サーバシステムラック250は、ラックマネージャ301と複数のシャーシ360と複数のパワーモジュール220とを備える。ラックマネージャ301は、リージョン251の数に応じた電力管理装置200を備えており、ラック全体の電力を管理している。また、パワーモジュール220は、リージョン251ごとに用意されており、リージョン251に含まれる複数のシャーシ360に対して電力を供給する。シャーシ360は、複数のサーバ361を内蔵している。
図4Aは本実施形態に係るシャーシ内部のハードウェア構成およびソフトウェア構成を示す図である。電力管理装置200は、データセンタ管理ソフトウェア450によって制御されている。シャーシ360は、ネットワークスイッチ401、複数のサーバ361、シャーシ管理モジュール403、ファン404、および電源405を備えている。それぞれのサーバ361は、BMC(Base board Management Controller)と呼ばれるサービスプロセッサ421と、SoC(System on Chip)と呼ばれるCPU423を備えている。このCPU423は、CPU LSIであって、CPUコアのみならず、SATA(Serial Advanced Technology Attachment)/SAS(Serial Attached Small Computer System Interface), PCIexpress(Peripheral Component Interconnect Express)やEthernet(登録商標)等、従来では別LSIになっている機能も同一チップに取り込んでいる。
図4Bは本実施形態に係る電源関係情報のやり取りを示す図である。電力管理装置200は、パワーモジュール220から、入力電力値(パワーモジュール220が利用する外部電力の値)、最大入力電力値(リージョンに提供できる外部電力の最大値)、出力電力値(パワーモジュールによってリージョンに提供される電力値)、最大出力電力値(外部電力とバッテリ供給電力の合計値)、バッテリ残量値(残電力量)の提供を受ける。一方、電力管理装置200は、シャーシ360からは、シャーシ360での消費電力または各サーバの消費電力を受け付ける。そして、シャーシ360内の各サーバに対して、H/L制御の指示を送る。
図5は本実施形態に係る電力管理装置の機能構成を示すブロック図である。
受信部501は、複数のサーバ361の各々から、複数のサーバ361の各々が要求する電力量に関するデマンド511を受信する。
算出部502は、デマンド511に基づいて、複数のサーバ361が要求する要求総電力量を算出する。AC供給電力保持部503は、複数の情報処理装置に対して電力を供給可能な受電部221から供給されるAC電力値を保持する。バッテリ残量保持部504は、複数のサーバ361に対して電力を供給可能なバッテリ222におけるバッテリ残量値を保持する。
サーバ制御部505は、デマンド511とAC電力値とバッテリ残量値とに基づいて、複数のサーバ361を制御する。特に、サーバ361は、それぞれ、電力消費量の多い高電力モード(Hモード)と電力消費量の少ない低電力モード(Lモード)を含む少なくとも2つの駆動モードで駆動可能である。サーバ制御部505は、複数のサーバのそれぞれにおける駆動モード(H/L)512を決定する。
電力管理装置200は、複数のサーバ361の優先度を決定するサーバ優先度決定部506を備える。サーバ優先度決定部506は、サーバ361のそれぞれの属性やそこから導き出される優先度を設定するサーバデータベース561を有している。サーバ制御部505は、デマンド511が、AC電力値とバッテリ残量値との合計電力値よりも小さい場合、バッテリ222を使用するか否かを判定する。そして、バッテリ222を使用すると判定した場合には、サーバ制御部505は、受電部221からの電力とバッテリ222からの電力との両方を用いて、複数のサーバ361を駆動する。バッテリ222を使用しないと判定した場合には、サーバ制御部505は、受電部221からの電力のみで複数のサーバ361を駆動できるように、優先度に応じて、複数のサーバの駆動モード(H/L)
512を制御する。
サーバ制御部505は、バッテリ222を使用しないと判定した場合には、受電部221からの電力のみで複数のサーバ361を駆動できるように、優先度の低いサーバが優先度の高いサーバに比べて電力消費量の少ないモードで駆動するように制御する。つまり、優先度の高いサーバをHモードで駆動し、優先度の低いサーバをLモードで駆動する。例えば、サーバ制御部505は、バッテリ222の残量が所定値以下の場合に、受電部221からの電力のみで複数のサーバを駆動できるように、優先度の低いサーバが優先度の高いサーバに比べて電力消費量の少ないモードで駆動するように制御する。
図6は、本実施形態に係る電力管理装置の機能を説明するためのグラフである。例えば、最大出力電力を25kwとし、入力電力を20kwとすると、まず、バッテリ残量が十分な期間には、出力電力がCkw以下になれば、充電を行ない、出力電圧が、20kwを越えれば、バッテリアシストモード(バッテリ222を利用するモード)に遷移する。一方、バッテリ222の使用によりその電力残量が低下する(例えばA%以下になる)と、優先度の高いサーバ以外はバッテリアシストモードに遷移できなくなり、必要に応じて一部のサーバの駆動モードを省電力モードに変更する。さらに、バッテリ222の残量が低下する(例えばB%以下になる)と、バッテリアシストモードは許可されず、積極的にサーバ361を低電力モードにして、バッテリ222に対して充電を行なう。これらの閾値、A,B,Cの値は、システムオペレータによって設定可能とする。
図7は、本実施形態に係る電力管理装置のサーバデータベース561の内容を説明するためのテーブルである。サーバデータベース561は、各サーバ361からデマンド511として受信した、最大使用電力量、最小使用電力量、要求電力量、実行中アプリケーションの優先度などを格納している。そして、サーバ優先度決定部506は、それらの電力量やアプリケーションなどに応じて、サーバ優先度を決定しサーバデータベース561に設定する。優先度の決定方法としては、様々なものが考えられる。例えば、物理的に、サーバ361のハードそのものにIDを付けて、サーバの固まりを優先度の高い順に1番、2番、3番で分けてもよい。また、サーバ361の使用者が払う料金(SLA:Service-level agreement)に応じて優先度を決定してもよい。その他には、OS(Operation System)の種別や実行可能アプリケーションの種別で論理的に優先度を決めてもよい。サーバ361からの自己申告で優先度を決めてもよい。
図8は、本実施形態に係る電力管理装置において決定された優先度の詳しい内容を示すテーブルを示す図である。テーブル801では、時間帯などの状況(S1〜Sn)に応じて、各サーバ361をどのように駆動すべきかを決定している。例えば、状況S1においては、サーバAを、常にHモードで駆動し、サーバEを常にLモードで駆動する。サーバB〜サーバDは、サーバB,サーバD、サーバCの順に、供給電力値に応じて、HモードからLモードに遷移させる。また、例えば状況Sn(停電時など)では、サーバA〜DをLモードで駆動し、サーバEをOff(スリープ)とする。
図9は、本実施形態に係る電力管理装置の機能を説明するための図である。図9には、各状況におけるサーバの駆動制御例を示すテーブル900が示されている。テーブル900においては、例として10個の状況S1〜S10においてのサーバ制御方法を示している。縦欄901は、それぞれの状況番号を示しており、縦欄902は、各状況における供給可能電力(上側のバー)と、各サーバの駆動モード(下側のバー)とを模式的に示している。縦欄902内の上側のバーは、各状況において、リージョン251に対して出力できる系統電力(AC)とバッテリ電力(BATT)の大きさを示している。一方、縦欄902内の上側のバーは、サーバ361(ここでは例として4つのみ)の消費電力の大きさを示しており、バー内の文字は、各サーバ361の駆動モードを示している。
縦欄903は、各状況を数式で示したものであり、縦欄904は、バッテリ等の状態を示すものである。
まず、状況S1は、全サーバをHモードで駆動した場合の総消費電力(必要電力)が、系統電力の供給電力値(AC)を超えない状況を示している。この場合、バッテリ222を利用する必要は無く、サーバ制御部505は逆に余った系統電力の一部をバッテリ222の充電に用いる。
次に状況S2は、全サーバをHモードで駆動した場合の総消費電力が、系統電力の供給電力値(AC)を超えるが、バッテリ222の電力を加えた最大供給可能電力値(AC+BATT)を越えない状況を示している。この場合、バッテリ222を放電させ、フルアシストして、全サーバをHモードで駆動してもよい。あるいは、この状況でバッテリ222の残電力値が所定値よりも低くなった場合や、バッテリ222の信頼性が低下した場合には、状況S3に移ってもよい。
状況S3は、バッテリ222を使用できないまたは使用しない状況である。この状況では、全サーバの消費電力が系統電力の供給電力値(AC)以下になるまで、優先度の低いサーバから順次Lモードに遷移させていく(ACに押し込む)。そして、系統電力が余った場合には、バッテリ222の充電を行なう。
状況S4は、全サーバをHモードで駆動した場合の総消費電力が、系統電力の供給電力値(AC)にバッテリ222の電力を加えた最大供給可能電力値(AC+BATT)を越える状況を示している。この場合、バッテリ222を放電させ、フルアシストしても、全サーバをHモードで駆動できない。
そこで、この場合には、まずは状況S5に示すように、全サーバの消費電力が供給可能最大電力値(AC+BATT)以下になるまで、優先度の低いサーバから順次Lモードに遷移させていく(AC+BATTに押し込む)。この状況S5でバッテリ222の残電力値が所定値よりも低くなった場合や、バッテリ222の信頼性が低下した場合には、状況S6に移る。
状況S6は、バッテリ222を使用できないまたは使用しない状況である。この状況では、全サーバの消費電力が系統電力の供給電力値(AC)以下になるまで、優先度の低いサーバから順次Lモードに遷移させていく(ACに押し込む)。そして、系統電力が余った場合には、バッテリ222の充電を行なう。
状況S7は、全サーバをLモードで駆動した場合の総消費電力が、系統電力の供給電力値(AC)を超えるが、バッテリ222の電力を加えた最大供給可能電力値(AC+BATT)を越えない状況を示している。この場合、バッテリ222を放電させ、フルアシストして、全サーバをLモードで駆動してもよい。あるいは、この状況でバッテリ222の残電力値が所定値よりも低くなった場合や、バッテリ222の信頼性が低下した場合には、状況S8に移ってもよい。
状況S8は、バッテリ222を使用できないまたは使用しない状況である。この状況では、全サーバの消費電力が系統電力の供給電力値(AC)以下になるまで、優先度の低いサーバから順次スリープモードに遷移させていく(ACに押し込む)。同時に、電力量が不足している旨のアラートを発信する。
状況S9は、停電やメンテナンスなどで系統電力がダウンしている状況である。この状況で、全サーバをLモードで駆動した場合の総消費電力が、バッテリ222の供給可能電力値を越えない場合、全てのサーバ361を省電力モードで駆動して時間を稼ぐ共に、アラートを発信して、停電からの復旧を待つ。
状況S10は、停電やメンテナンスなどで系統電力がダウンしている他の状況である。この状況で、全サーバをLモードで駆動した場合の総消費電力が、バッテリ222の供給可能電力値を越える場合、優先度の低いサーバ361から順次スリープモードに移行させる。そして同時に、アラートを発信して、停電からの復旧を待つ。
図9では、バッテリ222よりも系統電力の方が信頼性が高い前提で、縦欄902のバーグラフにおいて、左側に系統電力を、右側にバッテリを示しているが、これらの順番は逆でもよい。つまり、バッテリを積極的に使用して、バッテリの供給電力値が一定値よりも低下したときのみ、系統電力を用いる制御でもよく。その場合、サーバの駆動モードを制御してバッテリ電力値内に押し込む制御を行なう。
図10は、本実施形態に係る電力管理装置における、図9に即した処理の流れを説明するためのフローチャートである。
まずステップS1001において、サーバ制御部505は、リージョン内の全サーバをHモードで駆動した場合の必要電力値の合計が系統電力の供給電力値AC以下か否か判定する。全サーバをHモードで駆動した場合の必要電力値の合計が系統電力の供給電力値AC以下であれば、ステップS1003に進み、サーバ制御部505は、全サーバを高出力モード(Hモード)で駆動し、さらにステップS1005において充電を行なう。
ステップS1001において、リージョン内の全サーバをHモードで駆動した場合の必要電力値の合計が系統電力の供給電力値ACより大きければ(図9の状況S2)、ステップS1007に進む。ステップS1007では、系統電力の供給電力値ACとバッテリ222の供給電力値BATTとの合計値が、リージョン内の全サーバをLモードで駆動した場合の必要電力値の合計値よりも小さければ(状況S8)、ステップS1009に進む。ステップS1009ではサーバ制御部505は、アラートを発信し、さらにステップS1011に進む。ステップS1011では、サーバ制御部505は、系統電力の供給電力値ACとバッテリ222の供給電力値BATTとの合計値よりも、リージョン内の全サーバの必要電力の合計値が小さくなるまで、優先度の低いサーバから順次スリープに移行させてステップS1025に進む。
ステップS1007では、系統電力の供給電力値ACとバッテリ222の供給電力値BATTとの合計値が、リージョン内の全サーバをLモードで駆動した場合の必要電力値の合計値以上であれば(状況S5)ステップS1013に進む。ステップS1013では、系統電力の供給電力値ACよりもリージョン内の全サーバをLモードで駆動した場合の必要電力値が大きい場合に(状況S7)、ステップS1015に進む。ステップS1015では、サーバ制御部505は、「全サーバを駆動するために、バッテリ222の利用が必要である」旨をアラートしてステップS1017に進む。ステップS1017では、サーバ制御部505は、ステップS1007でバッテリ222の電力が足りないと判定されるまで、バッテリ222の電力を利用して全サーバをLモードで駆動する。
次に、ステップS1019に進むと、サーバ制御部505は、全サーバをHモードで駆動した場合の必要電力値が、系統電力の供給電力値ACとバッテリ222の供給電力値BATTとの合計値よりも小さいか判定する。
全サーバをHモードで駆動した場合の必要電力値が、系統電力の供給電力値ACとバッテリ222の供給電力値BATTとの合計値以上の場合(状況S4)、ステップS1021に進み、サーバ制御部505は、バッテリ222を使用するか否か判定する。バッテリを使用する場合にはステップS1023に進み、サーバ制御部505は、全サーバの必要電力値が、系統電力の供給電力値ACとバッテリ222の供給電力値BATTとの合計値未満になるまで優先度の低いサーバから順次、HモードからLモードへと切り替える。
ステップS1021において、バッテリ222を使用しないと判断した場合には、ステップS1029に進み、サーバ制御部505は、全サーバの必要電力値の総計が、系統電力の供給電力値AC以下になるまで、優先度の低いサーバから駆動モードをH→L→スリープの順に切り替える。さらにステップS1031に進み、サーバ制御部505は、系統電力の供給電力値ACが余った場合には充電を行なう。
以上のように、状況に応じて各サーバの駆動モードを制御することにより、系統電力とバッテリとを用いて効果的かつ効率的にサーバシステムに電力供給を行なうことができる。
[第5実施形態]
次に本発明の第5実施形態に係る電力管理装置について、図11および図12を用いて説明する。図11は、本実施形態に係る電力管理装置の機能構成を説明するための図である。本実施形態に係る電力管理装置は、上記第2実施形態と比べると、サーバの駆動モードを指定する代わりに、電力に関するバジェットをサーバに通知する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
図11は、本実施形態に係る電力管理装置の機能構成を示すブロック図である。電力管理装置1100は、各サーバのバジェット(使用できる最大電力量)1112を決定して通知するサーバ制御部1105を備える。各サーバ1161は、サーバ制御部1105から受け取ったバジェット1112に応じて、自ら駆動モードを決定する。サーバ制御部1105は、サーバ優先度決定部506によって決定されたサーバ毎の優先度に応じて、それぞれのサーバが使用できる電力量の上限値を算出する。そしてサーバ制御部1105は、複数のサーバ1161のそれぞれが使用可能な電力量の上限値を、複数のサーバ1161に対して通知する。サーバ1161は、通知された上限値以下の電力量で動作する。
図12は、本実施形態に係る電源関係情報のやり取りを示す図である。図12に示すとおり、電力管理装置1100は、バジェット1112をシャーシ360に通知する。
本実施形態においては、サーバ制御部1105は各サーバのバジェットを決定したが、複数のサーバ(例えば、シャーシ360内のサーバ)のバジェットを決定してもよい。その場合、複数のサーバがバジェットを分け合う。分け合う方法は、例えば、複数のサーバが均等にバジェットを分け合う方法でもよいし、優先度の高いサーバがバジェットを先に確保し、不要になったら返却する方法でもよい。
以上のような本実施形態の構成および動作によれば、バジェットに応じてサーバ駆動モードを決定するため、系統電力とバッテリとを用いて効果的かつ効率的にサーバシステムに電力供給を行なうことができる。すなわち、全てのサーバの最大消費電力量の総和で定義されていた従来の平均電力消費量に比べて著しく小さな電力消費量を実現することができる。
[第6実施形態]
次に本発明の第6実施形態に係る電力管理装置について、図13および図14を用いて説明する。図13は、本実施形態に係る電力管理装置の機能を説明するための図である。図13には、各状況におけるサーバの駆動制御例を示すテーブル1300が示されている。テーブル1300においては、例として12個の状況S1〜S12においてのサーバ制御方法を示している。図9のテーブル900と異なる点は、状況S11と状況S12が加えられている点である。他の内容は、テーブル900と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
状況S11は、全サーバをHモードで駆動した場合の総消費電力が、系統電力の供給電力値(AC)を下回るが、バッテリ222を充電する程の余裕がない状況を示している。この場合、サーバの駆動要求には完全に応えているものの、バッテリ222を充電させたいという要求に応えることはできない。そこで、本実施形態では、この状況S11で、バッテリ222を充電させたいという要求がある場合には、一部のサーバをLモードで駆動する状況S12に遷移する。バッテリ222を充電させたいという要求は、バッテリ222の残電力値が所定値よりも低くなった場合が考えられる。
図14は、本実施形態に係る電力管理装置における、図13に即した処理の流れを説明するためのフローチャートである。図10のフローチャートと異なる点は、ステップS1401〜S1409が加えられている点である。他の内容は、図10のフローチャートと同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
まずステップS1001において、サーバ制御部505は、リージョン内の全サーバをHモードで駆動した場合の必要電力値の合計が系統電力の供給電力値AC以下か否か判定する。全サーバをHモードで駆動した場合の必要電力値の合計が系統電力の供給電力値AC以下であれば、ステップS1401に進み、サーバ制御部505は、充電要求があるか否か判定する。充電要求があれば、ステップS1403に進む。
ステップS1403では、サーバ制御部505は、充電余裕ありになるまで、つまり、全サーバの消費電力が、図6のC(系統電力の最大出力電力から充電に必要なパワーを減算した値)以下になるまで、優先度の低いサーバの駆動モードを切り替える。具体的には、サーバの駆動モードをHモードからLモードへと順次切替えていきながら、充電余裕ありかなしかの判定を繰り返す。充電余裕ありとなれば、その時点での駆動モードでサーバを制御する。全てをLモードで駆動しても、充電余裕がない場合には、優先度の低いサーバから順次スリープモードに切り替えながら、充電余裕ありかなしかの判定を繰り返す。充電余裕ありになれば、ステップS1405に進み、バッテリ222の充電を行なう。
ステップS1401で充電要求がないと判定すると、ステップS1407に進み、サーバ制御部505は、全サーバをHモードで駆動して、さらにステップS1409において充電余裕があれば充電を行なう(充電余裕がなければ充電は行なわない)。
図15のような電力管理装置の制御画面を介して、バッテリの充電を優先するか否かの設定をあらかじめ受け付けてもよい。その場合、バッテリの充電を優先する設定であれば、ステップS1401において充電要求があると判断すればよい。
または、ステップS1401において、サーバ制御部505は、充電要求があるか否かを、バッテリ222の残電力値に応じて判断してもよい。つまり、バッテリ222の残電力値が所定値よりも小さい場合、バッテリ222の充電要求が強いと判断して、サーバ制御部505は、サーバの駆動よりもバッテリ222の充電を優先する。例えば、サーバ制御部505は、全サーバがLモードで駆動するために最低限必要な電力値と停電の復旧に要すると推定される時間とに応じて、バッテリ222に確保すべき残電力値(上記「所定値」)を決めてもよい。
以上の制御により、本実施形態にあっては、バッテリの充電を優先するためサーバをLモードで動作させることにより、バッテリにおける蓄電量を重視しつつ、サーバ駆動を行なうことができる。
[他の実施形態]
なお、上記第2乃至第6実施形態では、電力を供給する対象としての情報処理装置の一例としてサーバについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ストレージ機器、ネットワーク機器、PC(Personal Computer)、テレビ、エアコン、その他の家電などの電気機器を制御する構成でもよい。例えば、図18に示すように、電気機器に対してバッテリ1750および受電部1760からの電力を供給する際、複数のハブ1810を介して各電気機器に電力を分配する構成が考えられる。ハブ1810は、電力供給の各種スイッチングを行なうことができ、テレビであればオン/オフ、エアコンおよび冷蔵庫であれば温度調整、照明であれば明るさ調整を行なう。この場合も、第2実施形態と同様に、バッテリ1750の残電力量および所定の閾値および電気機器優先度決定部1806が電気機器データベース1861を参照に決定した優先度に基づいて、ハブ制御部1801が各ハブ1810を制御する。
また、本実施形態では、電力供給源として系統電力源とバッテリについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、2つの電力源があればよい。例えば、化石燃料系の系統電力源と再生可能エネルギー系の系統電力源の2つの電力源からの電力に基づいて、情報処理装置を制御してもよい。また、例えば、三種類以上の電力源からの電力値に応じて情報処理装置の駆動モードを制御してもよい。サーバの駆動モードとしてHモード、Lモード、スリープを例に挙げて説明したが、その他のモード(例えばHモードとLモードの中間の電力消費量のMモード)を有してもよい。
また、第1〜第6実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する情報処理プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。特に、少なくとも、上述した実施形態に含まれる処理ステップをコンピュータに実行させるプログラムを格納した非一時的コンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)は本発明の範疇に含まれる。
[実施形態の他の表現]
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
電力貯蔵装置および他の電源から供給される総電力の分配を受ける複数の装置を制御する制御手段と、
前記複数の装置による消費電力値および前記電力貯蔵装置の充電に必要な必要電力値の合計値と、前記他の電源からの供給電力値とを比較する比較手段と、
を備え、
前記複数の装置による消費電力値と前記電力貯蔵装置の充電に必要な必要電力値との総計が、前記他の電源の供給電力値以下になるまで、前記複数の装置の電力消費量を減少させ、前記電力貯蔵装置への充電を行なうよう制御する電力管理装置。
(付記2)
電力貯蔵装置および他の電源から供給される総電力の分配を受ける複数の装置を制御する制御手段と、
前記複数の装置による消費電力値と、前記他の電源からの供給電力値とを比較する比較手段と、
を備え、
前記複数の装置による消費電力値が、前記他の電源からの供給電力値以下となるように、前記複数の装置の電力消費量を減少させ、前記電力貯蔵装置への充電を行なうよう制御する電力管理装置。
(付記3)
前記制御手段は、前記複数の装置から、優先度に基づいて一部の装置を選択し、電力消費量を減少させる付記1または2に記載の電力管理装置。
(付記4)
前記複数の装置から、優先度の低い順に一部の装置を選択し、電力消費量を減少させる付記3に記載の電力管理装置。
(付記5)
前記制御手段は、前記他の電源からの電力が前記電力貯蔵装置に分配が可能となるまで、前記複数の装置から一部の装置を選択し、電力消費量を減少させる付記1乃至4のいずれか1項に記載の電力管理装置。
(付記6)
電力貯蔵装置および他の電源から供給される総電力の分配を受ける複数の装置を制御する制ステップと、
前記複数の装置による消費電力値および前記電力貯蔵装置の充電に必要な必要電力値の合計値と、前記他の電源からの供給電力値とを比較する比較ステップと、
を含み、
前記複数の装置による消費電力値と前記電力貯蔵装置の充電に必要な必要電力値との総計が、前記他の電源の供給電力値以下になるまで、前記複数の装置の電力消費量を減少させ、前記電力貯蔵装置への充電を行なうよう制御する電力管理方法。
(付記7)
電力貯蔵装置および他の電源から供給される総電力の分配を受ける複数の装置を制御する制御ステップと、
前記複数の装置による消費電力値と、前記他の電源からの供給電力値とを比較する比較ステップと、
を含み、
前記複数の装置による消費電力値が、前記他の電源からの供給電力値以下となるように、前記複数の装置の電力消費量を減少させ、前記電力貯蔵装置への充電を行なうよう制御する電力管理方法。
(付記8)
電力貯蔵装置および他の電源から供給される総電力の分配を受ける複数の装置を制御する制ステップと、
前記複数の装置による消費電力値および前記電力貯蔵装置の充電に必要な必要電力値の合計値と、前記他の電源からの供給電力値とを比較する比較ステップと、
をコンピュータに実行させる電力管理プログラムであって、
前記複数の装置による消費電力値と前記電力貯蔵装置の充電に必要な必要電力値との総計が、前記他の電源の供給電力値以下になるまで、前記複数の装置の電力消費量を減少させ、前記電力貯蔵装置への充電を行なうよう制御する電力管理プログラム。
(付記9)
電力貯蔵装置および他の電源から供給される総電力の分配を受ける複数の装置を制御する制御ステップと、
前記複数の装置による消費電力値と、前記他の電源からの供給電力値とを比較する比較ステップと、
をコンピュータに実行させる電力管理プログラムであって、
前記複数の装置による消費電力値が、前記他の電源からの供給電力値以下となるように、前記複数の装置の電力消費量を減少させ、前記電力貯蔵装置への充電を行なうよう制御する電力管理プログラム。

Claims (5)

  1. 電力貯蔵装置および他の電源から供給される総電力の分配を受ける複数のサーバを制御する制御手段と、
    前記複数のサーバによる電力消費量および前記電力貯蔵装置の充電に必要な必要電力値の合計値と、前記他の電源からの供給電力値とを比較する比較手段と、
    各サーバから取得した、最大使用電力量、最小使用電力量、要求電力量、実行中アプリケーション、OS(Operation System)の種別、またはI/Oの負荷に応じて、サーバの優先度を決定するサーバ優先度決定手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記電力貯蔵装置の残電力量が第1所定値以下の場合、
    前記複数のサーバによる電力消費量と前記電力貯蔵装置の充電に必要な必要電力値との総計が、前記他の電源の供給電力値以下になるまで、前記複数のサーバのうち、前記サーバ優先度決定手段によって決定された優先度が低いサーバの電力消費量を選択的に減少させる制御を行ない、
    所定時間内の充電によって前記電力貯蔵装置の前記残電力量が第1所定値よりも大きい第2所定値を超えるように、前記複数のサーバよりも優先して前記電力貯蔵装置に対して前記必要電力値を分配する電力管理装置。
  2. 前記複数のサーバから、優先度の低い順に一部の装置を選択し、電力消費量を減少させる請求項1に記載の電力管理装置。
  3. 前記制御手段は、前記他の電源からの電力が前記電力貯蔵装置に分配が可能となるまで、前記複数のサーバから一部の装置を選択し、電力消費量を減少させる請求項1または2に記載の電力管理装置。
  4. 電力貯蔵装置および他の電源から供給される総電力の分配を受ける複数のサーバを制御する制御ステップと、
    前記複数のサーバによる電力消費量および前記電力貯蔵装置の充電に必要な必要電力値の合計値と、前記他の電源からの供給電力値とを比較する比較ステップと、
    各サーバから取得した、最大使用電力量、最小使用電力量、要求電力量、実行中アプリケーション、OS(Operation System)の種別、またはI/Oの負荷に応じて、サーバの優先度を決定するサーバ優先度決定ステップと、
    を含み、
    前記制御ステップは、前記電力貯蔵装置の残電力量が第1所定値以下の場合、
    前記複数のサーバによる電力消費量と前記電力貯蔵装置の充電に必要な必要電力値との総計が、前記他の電源の供給電力値以下になるまで、前記複数のサーバのうち、前記サーバ優先度決定ステップにおいて決定された優先度が低いサーバの電力消費量を選択的に減少させる制御を行ない、
    所定時間内の充電によって前記電力貯蔵装置の前記残電力量が第1所定値よりも大きい第2所定値を超えるように、前記複数のサーバよりも優先して前記電力貯蔵装置に対して前記必要電力値を分配する電力管理方法。
  5. 電力貯蔵装置および他の電源から供給される総電力の分配を受ける複数のサーバを制御する制御ステップと、
    前記複数のサーバによる電力消費量および前記電力貯蔵装置の充電に必要な必要電力値の合計値と、前記他の電源からの供給電力値とを比較する比較ステップと、
    各サーバから取得した、最大使用電力量、最小使用電力量、要求電力量、実行中アプリケーション、OS(Operation System)の種別、またはI/Oの負荷に応じて、サーバの優先度を決定するサーバ優先度決定ステップと、
    をコンピュータに実行させる電力管理プログラムであって、
    前記制御ステップは、前記電力貯蔵装置の残電力量が第1所定値以下の場合、
    前記複数のサーバによる電力消費量と前記電力貯蔵装置の充電に必要な必要電力値との総計が、前記他の電源の供給電力値以下になるまで、前記複数のサーバのうち、前記サーバ優先度決定ステップにおいて決定された優先度が低いサーバの電力消費量を選択的に減少させる制御を行ない、
    所定時間内の充電によって前記電力貯蔵装置の前記残電力量が第1所定値よりも大きい第2所定値を超えるように、前記複数のサーバよりも優先して前記電力貯蔵装置に対して前記必要電力値を分配する電力管理プログラム。
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