JP6250612B2 - 冷却装置 - Google Patents
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Description
本発明は、冷却効率の低下を抑えることを可能とした冷却装置を提供することを目的とする。
上記構成によれば、吸熱部材の形成材料と、凝縮部材の形成材料とが同じである構成と比べて、凝縮面と吸熱面との間における熱伝導が起こりにくいため、凝縮面と吸熱面との間に定常的な温度差が形成されやすくなる。
上記構成によれば、吸熱面の中で黒色を有する部分において、黒色を有しない部分と比べて、放射による吸熱の効率が高まるため、吸熱面の全体における吸熱の効率が高まる。
上記構成によれば、凝縮面における表面粗さが吸熱面の表面粗さ以上である構成と比べて、凝縮面が吸熱しにくくなるため、凝縮面の温度が上がりにくい分だけ、凝縮面において気体の凝縮が起こりやすくなる。
図1を参照してクライオ冷却装置の構成を説明する。
クライオ冷却装置10は、吸熱面11aと凝縮面11bとを含む冷却部材11と、凝縮面11bに接続する冷却部の一例であるクライオ機構12とを備えている。冷却部材11は、第1部分と第1部分よりも熱抵抗が高い第2部分とを含み、冷却部材11の中で、凝縮面11bから吸熱面11aに向かう方向において、第1部分と第2部分とが並んでいる。
図2が示すように、冷却部材11は、吸熱面11aを含む吸熱部材21と、凝縮面11bを含む凝縮部材22とから構成されている。吸熱部材21は、吸熱面11aとは反対側の面であって、凝縮部材22と対向する吸熱対向面21aを有し、凝縮部材22は、凝縮面11bとは反対側の面であって、吸熱部材21と対向する凝縮対向面22aを有している。吸熱部材21と凝縮部材22とは、吸熱対向面21aと凝縮対向面22aとにて面接触している。冷却部材11において、吸熱対向面21aと凝縮対向面22aとによって挟まれる領域が第2部分であり、冷却部材11における第2部分以外の部分が第1部分である。
吸熱部材21は矩形状を有した金属製の板部材であり、凝縮部材22もまた矩形状を有した金属製の板部材である。
吸熱部材21の形成材料は、例えば、ステンレス鋼およびチタン合金のいずれか一方であり、かつ、凝縮部材22の形成材料は銅であることが好ましい。
ここで、凝縮面11bは、凝縮部材22における放射率を変えない一方で、凝縮部材22における吸熱量を変える程度の大きさを有する段差を有した段差面であってもよいし、凝縮面11bは、凝縮部材22における放射率を変える程度の微細な段差を有した段差面であってもよい。さらには、凝縮面11bは、凝縮部材22における吸熱量を変える程度の大きさを有する段差と、放射率を変える程度の微細な段差との両方を有した段差面であってもよい。凝縮面11bにおいて、これら2つの段差のいずれを吸熱面11aにおける段差よりも小さくしたとしても、凝縮面11bでの吸熱量を小さくすることができる。
凝縮面11bの表面粗さは、例えば、凝縮面11bに対して鏡面加工を行うことによって、吸熱面11aの表面粗さよりも小さくすることができる。
図4を参照して、クライオ冷却装置10における1つの実施例を説明する。以下では、実施例として、冷却部材11が吸熱部材21と凝縮部材22とから構成される例を説明する。また、実施例として、凝縮部材22の全体がクライオ機構12によって単一の温度に冷却され、かつ、冷却対象Tgからの熱放射を吸熱部材21が吸熱することによって、吸熱面11aと凝縮面11bとの間に所定の温度差を形成する構成を説明する。
(T1−T2) = q・(Th/κ) … 式(1)
5000/8 ≦ Th/κ ≦ 200000/7 …式(2)
(1)第2部分P2において、吸熱面11aと凝縮面11bとの間における熱伝導が妨げられるため、吸熱面11aと凝縮面11bとの間に定常的な温度差が形成されやすくなる。これにより、凝縮面11bでは気体が凝縮する一方で、吸熱面11aでは気体が凝縮しにくくなり、結果として、クライオ冷却装置10において、冷却効率の低下が抑えられる。
・凝縮面11bの表面粗さは、吸熱面11aの表面粗さ以上であってもよい。こうした構成であっても、冷却部材11が第1部分P1と第2部分P2とを含み、凝縮面11bから吸熱面11aに向かう方向において、第1部分P1と第2部分P2とが並んでいれば、上述した(1)と同等の効果を得ることはできる。
すなわち、図5が示すように、冷却部材11は、吸熱面11aを含む吸熱部材31と、凝縮面11bを含む凝縮部材32とから構成されている。吸熱面11aおよび凝縮面11bの各々が、機能面であり、吸熱部材31および凝縮部材32の中で、いずれか一方が接触部材であり、かつ、接触部材以外の部材が被接触部材である。本変形例では、凝縮部材32が接触部材の一例であり、吸熱部材31が被接触部材の一例である。
(6)吸熱部材31と凝縮部材32との間の接触は、凸部32bと吸熱部材31との間の接触に限られるため、吸熱部材31と凝縮部材32との間の中で、凸部32b以外の部分には、熱抵抗である隙間が形成される。そのため、冷却部材11には、こうした隙間を含む第2部分P2が形成される。それゆえに、吸熱部材31と凝縮部材32との間の熱伝導は、吸熱部材31と凝縮部材32との間の隙間によって著しく妨げられるため、凝縮面11bと吸熱面11aとの間に温度差が形成されやすくなる。
すなわち、図6が示すように、冷却装置40は、冷却部材11と、冷却部の一例である冷却機構41とを備えている。冷却機構41は、冷媒が通る管状を有した冷媒通路41aと、冷媒通路41aにおける2つの端部に接続する冷媒循環部41bとを備え、冷媒循環部41bは、冷媒の温度を所定の温度に保ちつつ、冷媒通路41aの一端と他端との間で、冷媒を循環させる。
Claims (6)
- 吸熱面と凝縮面とを含む冷却部材と、
前記凝縮面に接続する冷却部と、を備え、
前記凝縮面は気体が凝縮する面であり、前記吸熱面は前記凝縮面よりも気体が凝縮しにくい面であり、
前記冷却部材は、前記吸熱面を含む吸熱部材と、前記凝縮面を含む凝縮部材とから構成され、
前記吸熱部材と前記凝縮部材とは金属製の板部材であり、
前記冷却部材は、第1部分と前記第1部分よりも熱抵抗が高い第2部分とを含み、前記冷却部材の中で、前記凝縮面から前記吸熱面に向かう方向において、前記第1部分と前記第2部分とが並び、
前記冷却部材は、前記吸熱面と前記凝縮面との温度差を50K以上200K以下とする熱抵抗を前記吸熱面と前記凝縮面との間に有する
冷却装置。 - 前記吸熱面および前記凝縮面の各々が、機能面であり、
前記吸熱部材および前記凝縮部材の中で、いずれか一方が接触部材であり、かつ、前記接触部材以外の部材が被接触部材であり、
前記接触部材は、前記接触部材の機能面とは反対側の接触対向面と、前記接触対向面から前記被接触部材に向けて突き出た凸部とを有し、前記接触部材の中で前記被接触部材と接触する部位は、前記凸部であり、
前記被接触部材は、前記被接触部材の機能面とは反対側の被接触対向面であって、前記凸部の接触する部位を含む前記被接触対向面を有し、
前記冷却部材において、前記接触対向面と前記被接触対向面とによって挟まれ、前記凸部を含む領域が前記第2部分であり、前記冷却部材における前記第2部分以外の部分が前記第1部分である
請求項1に記載の冷却装置。 - 前記吸熱部材の厚さは、前記凝縮部材の厚さよりも大きい
請求項1または2に記載の冷却装置。 - 前記吸熱部材の形成材料は、ステンレス鋼およびチタン合金のいずれか一方である
請求項1から3のいずれか一項に記載の冷却装置。 - 前記吸熱部材は、式(2)を満たす
5000/8≦Th/κ≦200000/7 …式(2)
式(2)において、Thは、前記吸熱部材の厚さであり、κは前記吸熱部材の熱伝導率である
請求項1から4のいずれか一項に記載の冷却装置。 - 前記凝縮面の表面粗さは、前記吸熱面の表面粗さよりも小さい
請求項1から5のいずれか一項に記載の冷却装置。
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