JP6249782B2 - データ処理装置及びデータ処理方法及びプログラム - Google Patents

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本発明は、2次元形状を描画する技術に関する。
例えば、特許文献1では、3Dグラフィックスにおいて、同一とみなせる3Dグラフィックスデータの重複格納を削除し、インデックス参照によって描画を行う方式が開示されている。
特許文献1の方式によれば、重複格納データを削除することによりデータの削減が可能である。
特許文献1の方式は、3Dグラフィックスデータに関するものであり、データの分解によるインデックス参照によるデータ削減のみの効果がある。
図10は、特許文献1の方式を含む、従来のグラフィックスデータ描画の例を示す。
入力となる3Dグラフィックスデータ700は、複数の部品グラフィックスデータ701から構成される。
各部品グラフィックスデータ701は、独立したデータとして生成されており、それぞれアトリビュートデータ7011と描画データ7012で構成される。
アトリビュートデータ7011では、描画に必要な設定が定義されている。
描画データ7012では、描画対象の3D形状が定義されている。
図10の例では、(1)〜(4)のアトリビュートデータの各々において重複が生じており、また、A、B、Dの描画データにおいて重複が生じている。
3Dグラフィックスデータ700のまま描画する場合、重複しているデータ分無駄な情報が含まれる。
このため、部品テーブル710に、重複なく、各アトリビュートデータ7011と描画データ7012を登録し、部品テーブル710のインデックスを参照して、描画インデックスリスト720を生成する。
そして、描画インデックスリスト720で示されているインデックスに対応するアトリビュートデータ7011と描画データ7012とを用いて、3次元形状の描画を行う。
このように、図10に示す方法では、描画インデックスリスト720において、インデックス参照することでデータの重複格納をなくしデータ削減を行う。
なお、図10では、作図上の理由から、部品テーブル710のアトリビュートデータ(1)と描画データAとのインデックス参照、部品テーブル710のアトリビュートデータ(3)と描画データDとのインデックス参照のみを示しているが、他のアトリビュートデータと描画データとの組合せも、これらと同様のインデックス参照が行われる。
特開2003−108616号公報
図10に示す方式は3Dグラフィックスデータを対象にしており、図10に示す方式を2Dグラフィックスデータにそのまま適用することはできない。
2Dグラフィックスデータでは、例えば、塗りつぶし設定と輪郭線描画設定が定義され、塗りつぶし設定に対して描画対象の2次元形状の頂点情報が定義され、輪郭線描画設定に対して同じ2次元形状の頂点情報が定義されているという特殊性がある。
本発明は、2Dグラフィックスデータの特殊性に鑑み、2Dグラフィックスデータにおけるデータの重複を排除して、効率的に2次元形状を描画できるようにすることを主な目的とする。
本発明に係るデータ処理装置は、
描画対象の2次元形状の塗りつぶし設定が定義される塗りつぶし設定情報と、前記2次元形状の輪郭線描画設定が定義される線描画設定情報と、前記塗りつぶし設定情報に対応付けられた前記2次元形状の頂点情報と、前記線描画設定情報に対応付けられた前記2次元形状の頂点情報とが含まれる描画定義データから、前記塗りつぶし設定情報と前記線描画設定情報と前記塗りつぶし設定情報に対応付けられた頂点情報と前記線描画設定情報に対応付けられた頂点情報とを抽出し、前記塗りつぶし設定情報と前記線描画設定情報とを、各々に識別子を付加して記憶領域に格納し、2つの頂点情報のうちの1つを、識別子を付加して前記記憶領域に格納する抽出格納部と、
前記塗りつぶし設定情報の識別子と頂点情報の識別子とが対応付けられ、前記線描画設定情報の識別子と頂点情報の識別子とが対応付けられたインデックスリストを生成するインデックスリスト生成部と、
前記インデックスリストに示される識別子に対応する塗りつぶし設定情報と線描画設定情報と頂点情報とに従い、前記2次元形状を描画する描画部とを有することを特徴とする。
本発明では、塗りつぶし設定情報に対応付けられた頂点情報と線描画設定情報に対応付けられた頂点情報のうちの1つのみを記憶領域に格納し、記憶領域に格納した頂点情報を、描画時に、塗りつぶし設定と線描画設定に対して用いる。
このため、本発明によれば、2Dグラフィックスデータにおけるデータの重複を排除して、効率的に2次元形状を描画できる。
実施の形態1に係るデータ処理方法の概要を示す図。 実施の形態1に係る塗りつぶし/輪郭線データ重複解消の例を示す図。 実施の形態1に係るデータ処理方法の詳細を示す図。 実施の形態1に係るデータ処理装置の構成例を示す図。 実施の形態1に係るデータ処理装置の動作例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係るデータ処理方法による重畳描画の例を示す図。 実施の形態2に係るデータ処理方法の概要を示す図。 実施の形態3に係るデータ処理方法の概要を示す図。 実施の形態1に係るデータ処理装置のハードウェア構成例を示す図。 従来の描画方法を示す図。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係るデータ処理方法の概念を示す。
入力となる2Dグラフィックスデータ100は、2次元形状を描画対象とするベクターデータであり、図10の3Dグラフィックスデータ700に相当する。
2Dグラフィックスデータ100は、複数の部品グラフィックスデータ101から構成される。
以下、部品グラフィックスデータ101は、単に部品データ101ともいう。
部品グラフィックスデータ101は、描画定義データの例に相当する。
各部品データ101は、独立したデータとして生成されており、それぞれアトリビュートデータ1011と描画データ1012で構成される。
アトリビュートデータ1011では、描画に必要な設定が定義されている。
図1の例では、(1)〜(4)のアトリビュートデータの各々において重複が生じており、また、A〜Dの描画データの各々において重複が生じている。
2Dグラフィックスデータ100のまま描画する場合、重複しているデータ分無駄な情報が含まれる。
このため、部品テーブル110に、重複なく、各アトリビュートデータ1011と描画データ1012を登録し、部品テーブル110のインデックス(識別子)を参照して、描画インデックスリスト120を生成する。
そして、描画インデックスリスト120で示されているインデックスに対応するアトリビュートデータ1011と描画データ1012とを用いて、2次元形状の描画を行う。
このように、本実施の形態では、描画インデックスリスト120において、インデックス参照することでデータの重複格納をなくしデータ削減を行う。
なお、図1では、作図上の理由から、部品テーブル110のアトリビュートデータ(1)と描画データAとのインデックス参照、部品テーブル110のアトリビュートデータ(3)と描画データDとのインデックス参照のみを示しているが、他のアトリビュートデータと描画データとの組合せも、これらと同様のインデックス参照が行われる。
2Dグラフィックス描画においては、塗りつぶしの描画と輪郭線の描画は個別に行う必要がある。
例えば、図1において矢印で指し示している部品データ101では、塗りつぶし用と輪郭線描画用に同一の描画データ1012が二重に含まれる。
アトリビュートデータ1011には、描画対象の2次元形状の塗りつぶし設定が定義される塗りつぶし設定情報と、当該2次元形状の輪郭線描画設定が定義される線描画設定情報とが含まれ、描画データ1012として、塗りつぶし設定情報に対応付けられた頂点情報と、線描画設定情報に対応付けられた頂点情報が重複して含まれる。
図2は、塗りつぶし描画と輪郭線描画が行われる場合のデータの削減例を示す。
図2では、円の塗りつぶし描画201と、円の輪郭線描画202とを組合せて、最終的な描画結果203を得る例を示している。
部品データ210は、描画結果203を得るために、塗りつぶし設定情報211、円ベクター図形頂点情報212、描画実行コマンドRender213、線描画設定情報214、円ベクター図形頂点情報215、描画実行コマンドRender216から構成される。
部品データ210では、塗りつぶし設定情報211に対応付けられた円ベクター図形頂点情報212と、線描画設定情報214に対応付けられた円ベクター図形頂点情報215があり、頂点情報が重複して設定されている。
部品テーブル110は、図1で示したものと同様であり、部品データ210から抽出された塗りつぶし設定情報224、線描画設定情報225、円ベクター図形頂点情報226を、それぞれにインデックス(Id)を付加して、登録する。
頂点情報については、円ベクター図形頂点情報212及び円ベクター図形頂点情報215のいずれか1つのみが、部品テーブル110に登録される。
描画インデックスリスト230は、部品テーブル110のインデックス(Id=10、Id=11、Id=12)を参照して構成された描画インデックスリストであり、部品データ210の描画内容をインデックス参照で含んでいる(231〜236)。
描画の際には、描画インデックスリスト230のインデックスに対応する情報を部品テーブル110から読み出し、読み出した情報に従って、2次元形状の描画が行われる。
図3は、塗りつぶし設定と線描画設定とが含まれる2つの部品データを処理する例を示す。
図3において、部品1データ310では、塗りつぶし設定情報1(311)と線描画設定情報1(314)とが含まれ、また、塗りつぶし設定情報1(311)に対応付けられた部品1頂点情報312と線描画設定情報1(314)に対応付けられた部品1頂点情報315が含まれる。
また、部品2データ330では、塗りつぶし設定情報2(331)と線描画設定情報2(334)とが含まれ、また、塗りつぶし設定情報2(331)に対応付けられた部品2頂点情報332と線描画設定情報2(334)に対応付けられた部品2頂点情報335が含まれる。
図3の例でも、図2の例と同様に、塗りつぶし設定情報1(311)と線描画設定情報1(314)を、それぞれにインデックスを付加して部品テーブル110に登録し、部品1頂点情報312と部品1頂点情報315の一方を、インデックスを付加して登録する。
また、塗りつぶし設定情報2(331)と線描画設定情報2(334)を、それぞれにインデックスを付加して部品テーブル110に登録し、部品2頂点情報332と部品2頂点情報335の一方を、インデックスを付加して登録する。
なお、図3の部品テーブル110では、塗りつぶし設定情報、線描画設定情報、頂点情報で領域を分けている。
そして、図3の例でも、図2の例と同様に、部品1データ310の構成に沿って、部品1描画インデックスリスト410が生成され、部品2データ330の構成に沿って、部品2描画インデックスリスト420が生成される。
図4は、本実施の形態に係るデータ処理装置10の構成例を示す。
本実施の形態に係るデータ処理装置10は、図1〜図3に示したデータ処理を行う。
図4において、データ取得部11は、2Dグラフィックスデータ100を構成する各部品データ101を取得する。
部品テーブル登録部12は、データ取得部11が取得した部品データ101をアトリビュートデータ1011、描画データ1012に分解し、アトリビュートデータ1011、描画データ1012を重複なく部品テーブル110に登録する。
部品テーブル登録部12は、図2に示すように、塗りつぶし設定情報と、線描画設定情報と、塗りつぶし設定情報に対応付けられた頂点情報と、線描画設定情報に対応付けられた頂点情報とが含まれる部品データ210の場合は、塗りつぶし設定情報と、線描画設定情報と、塗りつぶし設定情報に対応付けられた頂点情報と、線描画設定情報に対応付けられた頂点情報とに分解する。
そして、部品テーブル登録部12は、塗りつぶし設定情報と前記線描画設定情報とを、各々にインデックスを付加して部品テーブル110に登録し、2つの頂点情報のうちの1つを、インデックスを付加して部品テーブル110に登録する。
また、部品テーブル登録部12は、部品テーブル110への登録と並行して、部品テーブル110で定義されたインデックスを参照して描画インデックスリスト120(230)を生成する。
部品テーブル登録部12は、抽出格納部及びインデックスリスト生成部の例に相当する。
描画部130は、描画インデックスリスト120(230)で示されているインデックスに対応するアトリビュートデータ1011と描画データ1012とを用いて、2次元形状の描画を行う。
データ表示部14は、描画部130により描画された2次元形状を表示する。
部品テーブル記憶部15は、部品テーブル110を記憶する記憶領域である。
インデックスリスト記憶部16は、描画インデックスリスト120(230)を記憶する記憶領域である。
次に、図5のフローチャートを参照して、本実施の形態に係るデータ処理装置10の動作例を説明する。
まず、データ取得部11が、部品データ101を取得する(S101)。
次に、部品テーブル登録部12が、データ取得部11が取得した部品データ101をアトリビュートデータ1011、描画データ1012に分解し、アトリビュートデータ1011、描画データ1012を重複なく部品テーブル110に登録する(S102)。
前述したように、図2の部品データ210の場合は、部品テーブル登録部12は、塗りつぶし設定情報224、線描画設定情報225、円ベクター図形頂点情報226を、それぞれにインデックスを付加して、部品テーブル110に登録する。
なお、「部品テーブル110に登録する」とは、アトリビュートデータ1011、描画データ1012を、それぞれにインデックスを付加して、部品テーブル記憶部15に格納することを意味する。
また、部品テーブル登録部12は、部品テーブル110で定義されたインデックスを参照して描画インデックスリスト120(230)を生成する(S103)。
部品テーブル登録部12は、生成した描画インデックスリスト120(230)をインデックスリスト記憶部16に格納する。
データ処理装置10のユーザから描画の指示があった場合に、描画部130が、描画インデックスリスト120(230)に基づき、2次元形状を描画する(S104)。
つまり、描画部130は、インデックスリスト記憶部16から描画インデックスリスト120(230)を読み出し、描画インデックスリスト120(230)で示されているインデックスに対応するアトリビュートデータ1011と描画データ1012とを部品テーブル記憶部15から読み出し、読み出したアトリビュートデータ1011と描画データ1012に従い、2次元形状の描画を行う。
データ表示部14は、描画部130により描画された2次元形状を所定の表示ディスプレイに表示する(S105)。
以上のように、本実施の形態によれば、部品テーブル作成により、重複部品を削減し、2Dベクター図形描画における塗りつぶしと輪郭線の二重頂点データを削減することができる。
実施の形態2.
本実施の形態では、第1の2次元形状内に第2の2次元形状が重畳して描画される場合に描画の高速化を実現する方法を説明する。
なお、本実施の形態に係るデータ処理装置10も、図4に示した構成を有する。
図6は、前述の実施の形態1に係る方式による重畳描画の例を示す。
ここでは、図6に示すように、部品1(300)内に部品2(320)が重畳して描画された描画結果350を得る例を示す。
部品1(300)の部品1データ310の構成は、図3の部品1データ310と同じである。
また、部品2(320)の部品2データ330の構成は、図3の部品2データ330と同じである。
図6では、図示を省略しているが、図3の場合と同様に、部品1データ310の構成要素の部品テーブル110への登録が行われ、部品2データ630の構成要素の部品テーブル110への登録が行われ、部品1データ310の構成に沿った、部品1描画インデックスリスト410が生成され、部品2データ330の構成に沿った、部品2描画インデックスリスト420が生成される。
部品1描画インデックスリスト410の構成は、図3の部品1描画インデックスリスト410と同じである。
また、部品2描画インデックスリスト420の構成は、図3の部品2描画インデックスリスト420と同じである。
塗りつぶし設定情報1(311)に対応付けられた部品1頂点情報312は、部品1(300)の全領域を定義しているので、部品1描画インデックスリスト410に従った描画では、部品1(300)の全領域での塗りつぶしが行われる。
部品1(300)内の部品2(320)で重畳される領域は、部品2(320)により覆い隠されるので、塗りつぶしをしても意味がない。
本実施の形態では、このように他の2次元形状の重畳描画により隠れてしまう領域の描画を省略して描画の高速化を図る。
図7は、本実施の形態に係る描画方式を説明する図である。
図7に示す描画方式では、描画フレームバッファの描画結果格納にARGB8888モード(ピクセルサイズ4バイト)500を使う。
本実施の形態では符号511に示すように、部品1(300)内で部品2(320)が重畳描画される領域を未描画領域510として描画を省略する。
そして、未描画領域510に部品2の描画を重ね合わせることで、描画結果350を得る。
なお、図7では、図示を省略しているが、部品1(300)の部品1データは、図6の部品1データ310と同じであり、部品2(320)の部品2データは、図6の部品2データ330と同じである。
本実施の形態でも、部品テーブル登録部12は、実施の形態1と同様にして、部品テーブル110への登録及び描画インデックスリスト520の生成を行う。
しかしながら、本実施の形態では、部品テーブル登録部12は、Id=200(部品1頂点情報)412だけでなく、Id=201(部品2頂点情報)422をId=0(塗りつぶし設定情報1)411に対応付けて部品1描画インデックスリストを生成する。
前述のように、実施の形態1の方式では、部品1描画インデックスリストにおいて、Id=200(部品1頂点情報)412のみをId=0(塗りつぶし設定情報1)411に対応付けるが、本実施の形態では、部品テーブル登録部12は、Id=201(部品2頂点情報)422もId=0(塗りつぶし設定情報1)411に対応付ける。
そして、本実施の形態では、描画部130は、描画の際に、部品1描画インデックスリストでのId=0(塗りつぶし設定情報1)411とId=200(部品1頂点情報)412とId=201(部品2頂点情報)422との対応付けにより、符号511に示すように、部品2(320)に相当する領域を未描画領域510として描画を省略する。
なお、図7において、部品1(300)が第1の2次元形状の例に相当し、部品2(320)が第2の2次元形状の例に相当する。
このように、本実施の形態では、部品描画において、重ねて塗りつぶされる領域の描画をしないことにより、描画の高速化を図ることができる。
また、本実施の形態による方式では、入力データにすでに描画用として含まれていた描画用データをインデックス参照して高速化データを作成するため、わずかな情報の追加で描画高速化ができる。
実施の形態3.
描画インデックスリストから、ヒットテスト用の2次元形状の描画を行う例を説明する。
本実施の形態では、本来CPU(Central Processing Unit)が行うヒットテストを描画を使って行う例を示す。
なお、本実施の形態に係るデータ処理装置10も、図4に示した構成を有する。
図8は、本実施の形態に係るヒットテストの構成の例を示す。
本実施の形態に係るヒットテストでは、データサイズを小さくするために描画モードにIndexColor8モード(256色、ピクセルサイズ1バイト)600を利用する。
IndexColor8モードは、1ピクセル当たり1バイトでデータを格納する。
通常の描画の4バイトの比べ四分の一のデータサイズとなる。
識別IDとしては、0〜255の値が設定でき、画面上の部品に割り当てたインデックス値と対応させることでヒットポイント座標632に対応する位置のピクセル値を読み出すことで、どの部品にヒットしたかが判定できる(631)。
ヒットテスト用のヒットテスト描画インデックスリスト620では、塗りつぶし設定として専用のIndexColorの設定(611、612)を利用し、頂点情報には、描画用の頂点情報412、422を利用する。
ヒットテスト用の描画において、符号611は、インデックスを色値として設定し、図7に示した511の領域を部品1(300)のヒットテスト用の領域として描画することを示す。
符号612は、図7の512の領域を部品2(320)のヒットテスト用の領域として描画することを示す。
部品1(300)のヒットテスト用の領域の塗りつぶし色は、ヒットテスト描画インデックスリスト620において、IndexColor:100として設定されている(611)。
同様に、部品2(320)のヒットテスト用の領域の塗りつぶし色は、ヒットテスト描画インデックスリスト620において、IndexColor:101として設定されている(612)。
ヒットテスト描画インデックスリスト620は、611、612を連続してインデックス描画する時の一連の構成要素611、412、422、612、422、423を示す。
符号630は、ヒットテスト描画インデックスリスト620から描画されたヒットテストデータ描画結果を示す。
符号631は、ヒットテストデータ描画結果630からヒットポイント632のピクセル値読み出しを意味し、読み出した値を参照することでインデックス値から部品2(320)がヒットポイント上にあることを検出することを示す。
なお、本実施の形態では、部品テーブル登録部12が、部品テーブル110に登録した頂点情報を用いて、ヒットテスト描画インデックスリスト620を生成し、描画部130がヒットテスト描画インデックスリスト620の頂点情報を用いて、ヒットテスト用の2次元形状の描画を行う。
このように、本実施の形態では、部品テーブルをヒットテストにも使うことで、描画を利用したヒットテストを可能とし、CPU負荷の低い高速なヒットテストを実現することができる。
なお、図8では、メモリ効率良くヒットテストを行う為に描画にIndexColor8モード600を使う例を示したが、他の描画モードでもよく、同様の効果を奏する。
最後に、実施の形態1〜3に示したデータ処理装置10のハードウェア構成例を図9を参照して説明する。
データ処理装置10はコンピュータであり、データ処理装置10の各要素をプログラムで実現することができる。
データ処理装置10のハードウェア構成としては、バスに、演算装置901、外部記憶装置902、主記憶装置903、通信装置904、入出力装置905が接続されている。
演算装置901は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)である。
外部記憶装置902は、例えばROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ、ハードディスク装置である。
主記憶装置903は、RAM(Random Access Memory)である。
通信装置904は、例えば、NIC(Network Interface Card)である。
入出力装置905は、例えばマウス、キーボード、ディスプレイ装置等である。
プログラムは、通常は外部記憶装置902に記憶されており、主記憶装置903にロードされた状態で、順次演算装置901に読み込まれ、実行される。
プログラムは、図1に示す「〜部」(部品テーブル記憶部15及びインデックスリスト記憶部16を除く、以下も同様)として説明している機能を実現するプログラムである。
更に、外部記憶装置902にはオペレーティングシステム(OS)も記憶されており、OSの少なくとも一部が主記憶装置903にロードされ、演算装置901はOSを実行しながら、図1に示す「〜部」の機能を実現するプログラムを実行する。
また、実施の形態1〜3の説明において、「〜の判断」、「〜の判定」、「〜の抽出」、「〜の生成」、「〜の設定」、「〜の登録」、「〜の選択」、「〜の付加」、「〜の描画」等として説明している処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値が主記憶装置903にファイルとして記憶されている。
なお、図9の構成は、あくまでもデータ処理装置10のハードウェア構成の一例を示すものであり、データ処理装置10のハードウェア構成は図9に記載の構成に限らず、他の構成であってもよい。
また、実施の形態1〜3に示す手順により、本発明に係るデータ処理方法を実現可能である。
10 データ処理装置、11 データ取得部、12 部品テーブル登録部、13 描画部、14 データ表示部、15 部品テーブル記憶部、16 インデックスリスト記憶部。

Claims (5)

  1. 描画対象の2次元形状の塗りつぶし設定が定義される塗りつぶし設定情報と、前記2次元形状の輪郭線描画設定が定義される線描画設定情報と、前記塗りつぶし設定情報に対応付けられた前記2次元形状の頂点情報と、前記線描画設定情報に対応付けられた前記2次元形状の頂点情報とが含まれる描画定義データから、前記塗りつぶし設定情報と前記線描画設定情報と前記塗りつぶし設定情報に対応付けられた頂点情報と前記線描画設定情報に対応付けられた頂点情報とを抽出し、前記塗りつぶし設定情報と前記線描画設定情報とを、各々に識別子を付加して記憶領域に格納し、2つの頂点情報のうちの1つを、識別子を付加して前記記憶領域に格納する抽出格納部と、
    前記塗りつぶし設定情報の識別子と頂点情報の識別子とが対応付けられ、前記線描画設定情報の識別子と頂点情報の識別子とが対応付けられたインデックスリストを生成するインデックスリスト生成部と、
    前記インデックスリストに示される識別子に対応する塗りつぶし設定情報と線描画設定情報と頂点情報とに従い、前記2次元形状を描画する描画部とを有することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記抽出格納部は、
    第1の2次元形状と、前記第1の2次元形状内に重畳して描画される第2の2次元形状とを描画対象とする描画定義データから、
    前記第1の2次元形状の塗りつぶし設定が定義される第1の塗りつぶし設定情報と、前記第1の2次元形状の輪郭線描画設定が定義される第1の線描画設定情報と、前記第1の塗りつぶし設定情報に対応付けられた前記第1の2次元形状の頂点情報と、前記第1の線描画設定情報に対応付けられた前記第1の2次元形状の頂点情報とを抽出し、
    更に、前記第2の2次元形状の塗りつぶし設定が定義される第2の塗りつぶし設定情報と、前記第2の2次元形状の輪郭線描画設定が定義される第2の線描画設定情報と、前記第2の塗りつぶし設定情報に対応付けられた前記第2の2次元形状の頂点情報と、前記第2の線描画設定情報に対応付けられた前記第2の2次元形状の頂点情報とを抽出し、
    前記第1の塗りつぶし設定情報と前記第1の線描画設定情報とを、各々に識別子を付加して記憶領域に格納し、2つの第1の2次元形状の頂点情報のうちの1つを、識別子を付加して記憶領域に格納し、
    前記第2の塗りつぶし設定情報と前記第2の線描画設定情報とを、各々に識別子を付加して記憶領域に格納し、2つの第2の2次元形状の頂点情報のうちの1つを、識別子を付加して記憶領域に格納し、
    前記インデックスリスト生成部は、
    前記第1の塗りつぶし設定情報の識別子と前記第1の2次元形状の頂点情報の識別子と前記第2の2次元形状の頂点情報の識別子とが対応付けられ、
    前記1の線描画設定情報の識別子と前記第1の2次元形状の頂点情報の識別子とが対応付けられ、
    前記第2の塗りつぶし設定情報の識別子と前記第2の2次元形状の頂点情報の識別子とが対応付けられ、
    前記2の線描画設定情報の識別子と前記第2の2次元形状の頂点情報の識別子とが対応付けられたインデックスリストを生成し、
    前記描画部は、
    前記第1の2次元形状と前記第2の2次元形状とを描画する際に、前記インデックスリストの前記第1の塗りつぶし設定情報の識別子と前記第1の2次元形状の頂点情報の識別子と前記第2の2次元形状の頂点情報の識別子との対応付けに基づき、前記第1の2次元形状内の前記第2の2次元形状により重畳される部分の塗りつぶしを省略することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記インデックスリスト生成部は、
    頂点情報の識別子が用いられている、ヒットテスト用のインデックスリストを生成し、
    前記描画部は、
    前記ヒットテスト用のインデックスリストに用いられている識別子に対応する頂点情報に従い、ヒットテスト用の2次元形状を描画することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  4. コンピュータが、描画対象の2次元形状の塗りつぶし設定が定義される塗りつぶし設定情報と、前記2次元形状の輪郭線描画設定が定義される線描画設定情報と、前記塗りつぶし設定情報に対応付けられた前記2次元形状の頂点情報と、前記線描画設定情報に対応付けられた前記2次元形状の頂点情報とが含まれる描画定義データから、前記塗りつぶし設定情報と前記線描画設定情報と前記塗りつぶし設定情報に対応付けられた頂点情報と前記線描画設定情報に対応付けられた頂点情報とを抽出し、前記塗りつぶし設定情報と前記線描画設定情報とを、各々に識別子を付加して記憶領域に格納し、2つの頂点情報のうちの1つを、識別子を付加して前記記憶領域に格納する抽出格納ステップと、
    前記コンピュータが、前記塗りつぶし設定情報の識別子と頂点情報の識別子とが対応付けられ、前記線描画設定情報の識別子と頂点情報の識別子とが対応付けられたインデックスリストを生成するインデックスリスト生成ステップと、
    前記コンピュータが、前記インデックスリストに示される識別子に対応する塗りつぶし設定情報と線描画設定情報と頂点情報とに従い、前記2次元形状を描画する描画ステップとを有することを特徴とするデータ処理方法。
  5. 描画対象の2次元形状の塗りつぶし設定が定義される塗りつぶし設定情報と、前記2次元形状の輪郭線描画設定が定義される線描画設定情報と、前記塗りつぶし設定情報に対応付けられた前記2次元形状の頂点情報と、前記線描画設定情報に対応付けられた前記2次元形状の頂点情報とが含まれる描画定義データから、前記塗りつぶし設定情報と前記線描画設定情報と前記塗りつぶし設定情報に対応付けられた頂点情報と前記線描画設定情報に対応付けられた頂点情報とを抽出し、前記塗りつぶし設定情報と前記線描画設定情報とを、各々に識別子を付加して記憶領域に格納し、2つの頂点情報のうちの1つを、識別子を付加して前記記憶領域に格納する抽出格納ステップと、
    前記塗りつぶし設定情報の識別子と頂点情報の識別子とが対応付けられ、前記線描画設定情報の識別子と頂点情報の識別子とが対応付けられたインデックスリストを生成するインデックスリスト生成ステップと、
    前記インデックスリストに示される識別子に対応する塗りつぶし設定情報と線描画設定情報と頂点情報とに従い、前記2次元形状を描画する描画ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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