JP6247627B2 - 異常値検出装置およびその動作方法 - Google Patents

異常値検出装置およびその動作方法 Download PDF

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Description

本発明は、同一値が頻出する場合の密度ベースの異常値が無限大化するのを防止する技術に関し、詳しくは、異常値検出装置およびその動作方法に関する。
現在、産業活動における様々な場面で情報システムが用いられている。情報システムに異常が生じると、産業活動に大きな悪影響を与える。そこで、情報システムの異常の早期検知や異常に陥る前に異常の予兆を検知する技術が求められている。
そのための技術のひとつとして、標本の集合の中から、異常な標本を検出する種々の異常値検出方法が提案されている。異常値検出方法は、次のような用途に用いることができる。情報システムでなんらかの量や状態を観測して得た値をログとして出力し、ログからこれらの量や状態の値を抽出して分析し、通常どのような値をとるかを認識して、通常と異なる値を得た場合になんらかの異常が起きていると認識して適切に予防保全を行い、情報システムの安定運用に役立てることができる。
異常値検出のために、Breunigらは、標本の集合の中において標本ごとに異常の程度を表すLOF(local outlier factor)という尺度を定義する方法を提案した(非特許文献1を参照)。
LOFは、以下の良好な性質を有しており、異常値検出方法として有用である。
・ 値の分布が複雑な場合でも異常値を検出できる。正常値のクラスタが複数あり、クラスタごとにばらつきの程度や標本の密度に差がある場合でも、正常値のクラスタから外れた標本を検出できる。
・ 値の分布に対する事前知識が不要である。正常値の平均値やばらつきを知らなくても異常値検出ができる。
Markus M. Breunig, Hans-Peter Kriegel, Raymond T. Ng and Jorg Sander, "LOF: Identifying Density-Based Local Outliers," in Proc. ACM SIGMOD, 2000, pp. 93-104.
しかし、LOFは、同一の値が一定数以上存在すると無限大になるという問題がある。
LOFは、標本の密度から計算される。密度を計算するにあたり、自然数MinPtsを定め、密度を計算したい標本pに対し、その近傍の標本の密度を計算する。密度を計算する近傍の標本の数はMinPtsに応じて定める。このような計算方法を採用するので、同一の値を有する標本がMinPts+1個存在すると、密度が無限大と計算され、LOFが無限大となるため、標本が正常なのか異常なのかの判定ができなくなる。
MinPts+1個以上の標本が同一値になるということは、現実的に起こり得ることであり、単にMinPtsを大きくするだけでは、標本数が増えれば同一値を持つ標本も増えるため、効果がない。
図4は、LOFのイメージを示す図である。
LOFは、評価したい標本とその近傍の標本から計算される。標本値が、他の標本に近しい値とみなせる場合には、LOFはおよそ1となる。ある標本値が、他の標本の値に対し外れ値とみなせる場合、すなわち、異常とみなせる場合には、LOFは1より大きい値となる。閾値を定め、ある標本のLOFが閾値より大きい場合には、その標本が異常であると判定することができる。
図は、標本を2次元のベクトルとして、平面上に点で表している。標本p1は、図中の他の標本の値から離れているとみなせる。標本p1のLOFは、1より大きな値をとる。標本p2の値は、図中の他の標本の値に近しいとみなせる。標本p2のLOFは、1に近い値となる。
図5は、パラメタMinPtsと近傍のイメージを示す図である。
LOFを計算するにあたり、パラメタMinPtsを定める必要がある。LOFを求めるために用いる近傍の標本の数は、パラメタMinPtsにより決まる。
標本pの近傍とする範囲は、パラメタMinPtsにより決まる。図はMinPts=m1に対応する標本pの近傍N1と、MinPts=m2に対応する標本pの近傍N2を図示している。m1<m2であれば、近傍N2が含む標本数は近傍N1が含む標本数より多くなる(N1⊂N2)。
図6は、LOFが無限大となる場合を示す図である。
値が同一の標本数が多いと、LOFが無限大となり、評価対象の標本の異常度が不明となってしまう。
図は、2次元の標本の場合で、標本oと同一の値である標本がoを含めてのMinPts+1個ある場合を示しており、図では、1点に集中する。この場合、標本oの近傍の密度が無限大と計算され、LOFが無限大となる。すなわち、異常値が無限大となってしまう。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、同一値が頻出する場合の密度ベースの異常値が無限大化するのを防止する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の本発明に係る異常値検出装置は、n次元(nは1以上)の標本値を有する標本の集合Cを入力し、当該各標本に対し当該標本に固有の標本値を付与することで前記集合Cをn+1次元の標本値を有する標本の集合Dに変換する標本集合変換部と、前記集合Dと正の整数kを入力し、当該集合Dと当該整数kを用いて、集合Dに含まれる標本のそれぞれの異常の程度を示す異常値を計算する異常値計算部であって、前記整数kは、それぞれの標本にとっての近傍となる標本の集合を定めるために用いられるものであり、標本毎の前記異常値は、前記近傍となる標本の集合における密度に関する値に基づくものである、前記異常値計算部とを備えることを特徴とする。
第2の本発明に係る異常値検出装置の動作方法は、異常値検出装置が、n次元(nは1以上)の標本値を有する標本の集合Cを入力し、当該各標本に対し当該標本に固有の標本値を付与することで前記集合Cをn+1次元の標本値を有する標本の集合Dに変換する工程と、前記異常値検出装置が、前記集合Dと正の整数kを入力し、当該集合Dと当該整数kを用いて、集合Dに含まれる標本のそれぞれの異常の程度を示す異常値を計算する工程であって、前記整数kは、それぞれの標本にとっての近傍となる標本の集合を定めるために用いられるものであり、標本毎の前記異常値は、前記近傍となる標本の集合における密度に関する値に基づくものである、前記異常値を計算する工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、同一値が頻出する場合の密度ベースの異常値が無限大化するのを防止することができる。
LOFの計算の元になる標本の集合を例示する図である。 LOFの無限大化を防止する技術のイメージを示す図である。 本発明の実施の形態に係るLOF計算装置の構成図である。 LOFのイメージを示す図である。 パラメタMinPtsと近傍のイメージを示す図である。 LOFが無限大となる場合を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本実施の形態では、同一値が頻出する場合の密度ベースの異常値であるLOF(local outlier factor)と称される値(以下、LOFという)が無限大化するのを防止する。
図1は、LOFの計算の元になる標本の集合を例示する図である。
図1(a)に示すように、温度を観測して異常を検出する場合、例えば、85度が異常であること検出するために、それに先立ちLOFを計算する。この場合、図1(a)に示すような、温度を標本値とする1次元の標本の集合(後述の集合C)を変換し、変換後の集合(後述の集合D)からLOFを計算する。
図1(b)に示すように、情報システムのログを観測して異常を検出する場合、例えば、memory exhaustedというログが異常であることを検出するために、それに先立ちLOFを計算する。この場合、図1(b)に示すような、ログを数値化したもの標本値とする1次元の標本の集合(後述の集合C)を変換し、変換後の集合(後述の集合D)からLOFを計算する。
なお、集合Cの標本の次元数は2次元以上でもよい。
図2は、LOFの無限大化を防止する技術のイメージを示す図である。
LOFの無限大化を防止するには、各標本の次元数を1増やし、増やした次元の標本値として、固有な標本値を付与する。固有な標本値として、好ましくは、次元数を増やす前の標本を採取した時刻を示すタイムスタンプを用いる。これにより、標本の密度が無限大となることがなくなり、LOFの無限大化を防止できる。
図2は、標本が2次元のベクトルの場合の一例であり、ここでは、評価対象の標本pがあり、pの近傍に、標本oがあり、標本oと同一の標本値を有する標本がoを含めてMinPts+1個ある場合を表している。
ここで、LOFの無限大化を防止するには、標本を3次元のベクトルに変換する。元の2次元のベクトルの要素つまり標本値が(x, y)の場合、これを3次元の標本値(x, y, t)とする。tは、標本に固有な標本値、例えば、採取した時刻を示すタイムスタンプとする。
このようにすると、標本oの近傍の密度が有限となり、標本pのLOFが有限となる。
もともとの2次元の標本pと標本oの距離dに応じてLOFも変化することから、標本pが、標本oあるいは他の近傍の標本に対して外れている程度(異常度)を評価することができる。
LOFは、新たに加えた標本値tの距離の評価方法にも影響される。影響の程度は、後述の方法によって変更することができる。
なお、図は、標本が2次元のベクトルの場合の一例であるが、3次元以上でも同様である。
図3は、本発明の異常値検出装置の一例であるLOF計算装置の構成図である。
LOF計算装置1は、n次元(nは1以上)の標本値を有する標本の集合Cを入力し、各標本に対し標本に固有の標本値(図2の説明における標本値t)を付与することで集合Cを集合D、つまり、n+1次元の標本値を有する標本の集合Dに変換する標本集合変換部11と、集合Dと正の整数kを入力し、LOFを計算するLOF計算部12(異常値計算部)とを備える。kは、パラメタMinPtsとして、LOF計算部12に入力される。
標本値tには、好ましくは、標本を採取した時刻を示すイムスタンプを用いる。タイムスタンプは、例えば、標本であるログの発生時刻を表しており、通常、同一値とはならないか、もしくは、同一値をとる確率は小さい。タイムスタンプとしては、時刻を1個の数値で表してもよいし、文字列で表してもよい。数値で表すには、ある時点からの経過時間で表すという方法がある。文字列で表すには、たとえば、「2014年8月7日18時40分00.0秒」のような文字列とする方法がある。
情報システムのログにはタイムスタンプが付与されていることが多いため、情報システムのログを分析する際に適した方法である。
LOF計算部12は、以下のようにLOFを計算する。
LOF計算部12は、集合D内の任意の標本sの k-距離である k-distance(s)を、次の条件(1)、(2)を満たす標本 o∈D と、sの間の距離 d(s, o) として定義する。
(1)少なくとも k個の標本o'∈D\{ s }に対して d(s, o') ≦ d(s, o)が成立する。
(2)高々k-1個の標本o' ∈D\{ s }に対して d(s, o') < d(s, o)が成立する。
ただし、o, o’は、集合Dに含まれる。
LOF計算部12は、標本値pの k-近傍であるNk(s) を次の式(3)により定義する。
Nk(s) = { q∈D\{ s } | d(s, q) < k-distance(s) } (3)
また、LOF計算部12は、sのoに関するreachability distanceである reach-dist k(s, o) を次の式(4)により定義する。
reach-dist k(s, o) = max { k-distance(s), d(s, o) } (4)
ただし、max{}は、{}内に示す値の最大値。
また、LOF計算部12は、sのlocal reachability densityである lrd k(s) を次の式(5)のように定義する。
lrd k(s) = | Nk(s) | /Σo∈Nk(s) reach-dist k(s, o) (5)
ただし、||は、||内に示す集合内の標本の個数。
また、LOF計算部12は、s の中の特定の標本pのLOFであるLOF k(p)を次の式(6)により計算する。
LOF k(p) = 1/| Nk(p) | Σs∈Nk(p) ( lrd k(s) / lrd k(p) ) (6)
ここで、LOF k(p)(以下、LOF)の計算方法の問題点、すなわち、本実施の形態において解決すべき問題点を、上記定義を用いて説明する。
標本pの近傍に標本が密集している場合には、reach-dist k (p, o) の値は、o の k-距離であるk-distance(o) となる。標本pと同一の標本値を有する標本がpの他にk個以上ある場合、lrd k(p) が無限大となる。
式(6)より、lrd k(p)が無限大の場合、 LOF k(p)も無限大になり得る。LOF k(p)が無限大の場合、標本pが異常とみなし得るのか、正常とみなし得るのか評価できなくなってしまう。
標本値が複数の標本で同一となることは現実にはあり得る。
なぜなら、情報システムが取得する測定値は離散化されているからである。測定値のばらつきの大きさに対し、離散化の分解能が同程度である場合には、同一値が取得される確率が高い。
例えば、情報システムで、特定の処理に要した時間 TAT (turn around time)を測定することを考える。このTATが、たとえば、概ね 1 ミリ秒 程度であり、情報システムの時計機能の精度が1 ミリ秒程度であったとする。このような場合は、TATが 1 ミリ秒と測定される確率が高く、同一値が数多く測定され得る。
同一値となる標本数より大きな数をkとすれば lrd k(p) が無限大となることを避けられるが、同一値となる標本数がどの程度かを知ることは容易ではない。例えばそれを調べてkの値を決めたとしても、標本の収集を長時間行って標本数が増えれば、それだけ同一値の数が増え、同一値が数多く測定され得る。
近年、大量のデータを収集して分析するビッグデータ解析と呼ばれる技術の研究や活用が行われているが、その応用では、測定を終えることなくデータ収集と解析を続ける使い方も多く、標本数が増えても安定的に使える技術が求められる。
したがって、本実施の形態では、標本集合変換部11が、各標本に対し、標本に固有の標本値を付与することで1次元多い標本値を有する標本とする。
例えば、ログなどから取得される標本はn次元の要素(標本値)を有するベクトルであり、これをx で表し、ベクトルx の要素(標本値)をxi で表すと、以下の式(7)が得られる。
x = (x1, x2, ... xn) (7)
x1, x2, ... xnに新たな要素 t を付与することで、新たにn+1次元のベクトル x' = (x1, x2, ... xn, t ) が得られる。ただし、tは、標本に固有な要素(標本値)とする。
そうすると、集合Cの2つの標本x1, x2 が同一の標本値を有していても、新たな要素tの付与後の集合Dの標本x'1', x'2は同一の標本値を有しない。
よって、n+1次元の標本値を有する標本 x' の集合(集合D)でLOFを計算すれば、LOFの無限大化を防止できる。
新たな要素tによる標本間の距離や標本の密度の変化を抑えるためには、新たな要素tの距離の重み係数(後述のa)を小さくすればよい。
例えば、LOF計算部12は、集合Dの2標本x’1 ,x’2間の距離d(x’1 ,x 2)を次の式(8)により計算する。これは、上記のd(s, o)などの計算に使用される。
d(x’1 ,x’2)={a(d(t1 ,t2))2+(d(x1 ,x2))2}1/2 (8)
ただし、d(t1,t2)は、集合Cにおいて標本x’1,x’2に対応する標本x1,x2間の距離である。d(t1,t2)は、標本x1 ,x2に付与された標本値t1 , t2間の距離である。aは、予め定められた重み係数である。
a に対し、1より小さな値を与えることによって、要素tの影響を小さくすることができる。
また、1例として、t1= t2の場合はd(t1 , t2)= 0、t1≠t2の場合はd(t1 , t2)=1と定義する。
このようにすると、d(t1, t2)の大小が影響しなくなる。例えば、tとしてタイムスタンプを用いている場合に、ログの発生時刻が離れているほどd(t1 , t2)が大きくなるという事態を防止できる。
また、タイムスタンプを文字列として表現している場合には、d(t1 , t2)を計算するにあたり文字列が一致するか否かを判定すればよいため、この計算方法が好適である。
1 LDF計算装置(異常値検出装置)
11 標本集合変換部
12 LDF計算部(異常値計算部)

Claims (8)

  1. n次元(nは1以上)の標本値を有する標本の集合Cを入力し、当該各標本に対し当該標本に固有の標本値を付与することで前記集合Cをn+1次元の標本値を有する標本の集合Dに変換する標本集合変換部と、
    前記集合Dと正の整数kを入力し、当該集合Dと当該整数kを用いて、集合Dに含まれる標本のそれぞれの異常の程度を示す異常値を計算する異常値計算部であって、前記整数kは、それぞれの標本にとっての近傍となる標本の集合を定めるために用いられるものであり、標本毎の前記異常値は、前記近傍となる標本の集合における密度に関する値に基づくものである、前記異常値計算部とを備えることを特徴とする異常値検出装置。
  2. 前記固有の標本値は、当該標本値を付与される標本が観測された時刻を示すタイムスタンプであることを特徴とする請求項1記載の異常値検出装置。
  3. 前記異常値計算部は、前記集合Dに含まれる標本x’1 ,x’2間の距離d(x’1,x’2)を次の式により計算する、
    d(x’1 ,x’2)={a(d(t1 , t2))2+(d(x1 ,x2))2}1/2
    ただし、d(x1 ,x2)は、集合Cにおいて標本x’1,x’2に対応する標本x1,x2間の距離;
    d(t1, t2)は、標本x1 ,x2に付与された固有の標本値t1 , t2間の距離である
    ことを特徴とする請求項1または2記載の異常値検出装置。
  4. d(t1 , t2)は、t1 = t2の場合はd(t1 , t2)=0, t1 ≠ t2の場合はd(t1 , t2)=1;
    とすることを特徴とする請求項3記載の異常値検出装置。
  5. 異常値検出装置が、n次元(nは1以上)の標本値を有する標本の集合Cを入力し、当該各標本に対し当該標本に固有の標本値を付与することで前記集合Cをn+1次元の標本値を有する標本の集合Dに変換する工程と、
    前記異常値検出装置が、前記集合Dと正の整数kを入力し、当該集合Dと当該整数kを用いて、集合Dに含まれる標本のそれぞれの異常の程度を示す異常値を計算する工程であって、前記整数kは、それぞれの標本にとっての近傍となる標本の集合を定めるために用いられるものであり、標本毎の前記異常値は、前記近傍となる標本の集合における密度に関する値に基づくものである、前記異常値を計算する工程とを備えることを特徴とする異常値検出装置の動作方法。
  6. 前記固有の標本値は、当該標本値を付与される標本が観測された時刻を示すタイムスタンプであることを特徴とする請求項5記載の異常値検出装置の動作方法。
  7. 前記異常値を計算する工程では、前記集合Dに含まれる標本x’1 ,x’2間の距離d(x’1,x’2)を次の式により計算する、
    d(x’1 ,x’2)={a(d(t1 , t2))2+(d(x1 ,x2))2}1/2
    ただし、d(x1 ,x2)は、集合Cにおいて標本x’1,x’2に対応する標本x1,x2間の距離;
    d(t1, t2)は、標本x1 ,x2に付与された固有の標本値t1 , t2間の距離である
    ことを特徴とする請求項5または6記載の異常値検出装置の動作方法。
  8. d(t1 , t2)は、t1 = t2の場合はd(t1 , t2)=0, t1 ≠ t2の場合はd(t1 , t2)=1;
    とすることを特徴とする請求項7記載の異常値検出装置の動作方法。
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