JP6246322B2 - 間欠受信(drx)サイクルの適用 - Google Patents

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Description

本明細書で提示される本技術の実施形態は、一般的には無線通信に関する。より詳細には、本明細書で提示される実施形態は、一般的には間欠受信(DRX)サイクルの適用または利用に関する。
このセクションは、本開示に記載される技術のさまざまな実施形態の背景を示すことを目的としている。本明細書の説明は、追求することが可能であったが、必ずしも従前に着想または追求されていない概念を含んでいる可能性がある。よって、本明細書で別途示されていない限り、本セクションに記載されている内容は、本開示の説明および/または請求項の先行技術ではなく、本セクションに単純に含めることをもって先行技術として認められるわけではない。
無線通信ネットワークは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、放送等のさまざまな通信サービスを提供するために、幅広く展開されている。そのような通信ネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することで、複数のユーザ機器(UE)の通信をサポートする。そのようなネットワークの一例として、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)により標準化された第3世代(3G)携帯電話技術である、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)がある。UMTSは、UMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)と呼ばれる、無線アクセスネットワーク(RAN)の定義を含んでいる。UMTSは、移動体通信用グローバルシステム(GSM)技術の後継であり、広帯域符号分割多元接続(W−CDMA)、時分割符号分割多元接続(TD−CDMA)、時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)などのさまざまな無線インターフェース標準をサポートする。またUMTSは、より高度なデータ転送速度および容量を関連するUMTSネットワークに提供する、高速パケットアクセス(HSPA)などの拡張3Gデータ通信プロトコルをサポートする。移動体のブロードバンドアクセスに対する需要が増え続けるなか、移動体のブロードバンドアクセスに対する需要の高まりを満たすだけでなく、移動体通信によるユーザ体験を進化および強化するために、研究開発によってUMTS技術が継続的に進化している。たとえば、W−CDMAに基づく第3世代UTMSは、世界中の多くの場所で展開されている。このシステムの競争力を将来にわたって維持するため、3GPPは、UMTSセルラー技術の長期的な進歩を定義するプロジェクトを開始した。この取り組みに関連する仕様は、正式にはエボルブドUMTS地上無線アクセス(E−UTRA)およびエボルブドUMTS地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)として知られているが、より一般的にはロングタームエボリューション(LTE)という名前で呼ばれている。無線通信ネットワークおよびシステムのより詳細な説明は、3GPP等が発行している技術仕様等の文献で確認できる。エボルブドネットワークアーキテクチャのコアネットワーク(CN)は、エボルブドパケットコア(EPC)とも呼ばれる。無線アクセスネットワークとコアネットワークの両方に加えて、サービス関連エンティティ等の他の考えられるエンティティをも含む完全なセルラーシステムを指す場合は、エボルブドパケットシステム(EPS)という用語を使用することができる。
単なる背景のみとして、図1Aは、例示的な3GPP LTE無線通信システム100を示す。よって図1Aは、LTE無線通信システム100の無線アクセスネットワークを示す。この例では、2つの無線ネットワークノード110aおよび110bが存在し、それぞれがエボルブドNodeB、すなわちeNBを表している。第1のeNB110aは、eNB110aの地理的なサービス領域、すなわち無線セル130aの内部に位置する、1つまたは複数のUE120a〜120eをサーブするように設定されている。eNB110aは、CNに接続することができる。またeNB110aは、例えばX2インターフェースを通じて、別のセル130bをサーブするように設定された近隣eNB110bに接続することができる。よって、第2のeNB110bは、eNB110bの地理的なサービス領域、すなわち無線セル130bの内部に位置する、1つまたは複数のUE、120f〜120jをサーブするように設定されている。eNB110bもCNに接続することができる。
無線通信ネットワークにおける通信の未来的開発の現時点で一般的な展望は、大量の小型自律デバイスを含んでいる。これらのデバイスは、典型的には、少量のデータのみを幾分低頻度で(たとえば、1週間に1回から1分間に1回まで)送受信する(または、データを得るためにポーリングされる)。これらのデバイスは、人間に関連付けられることを想定されておらず、むしろさまざまな種類のセンサまたは作動装置であり、セルラーネットワークの内部または外部にあるアプリケーションサーバ(デバイスを設定し、デバイスからデータを受信する)と通信する。ゆえに、この種の通信は、マシンツーマシン(M2M)通信としばしば呼ばれ、デバイスはマシンデバイス(MD)と呼ばれ得る。3GPP標準における対応する代替用語は、マシン型通信(MTC)およびマシン型通信デバイス(MTCデバイス)である。このうち後者は、より一般的な用語であるUEのサブセットである。MTC通信の詳細な説明は、技術仕様3GPP TS 22.368 V.12.0.0等の文献で確認できる。
MTCデバイスの性質およびMTCデバイスの想定される典型的用途により、これらのデバイスは、エネルギー効率に優れていなければならないことが多い。これは、外部電源が利用できないことが多く、またデバイスの電池を頻繁に交換または再充電することが実用的にも経済的にも不可能だからである。一部のシナリオでは、MTCデバイスは電池で動作せず、代わりに環境発電に依存することもある。たとえば、環境からエネルギーを収集すること、すなわち太陽光、温度勾配、振動等から作り出され得る(しばしば限られた)エネルギーを利用することに依存し得る。そのようにエネルギーが乏しく、トラフィックが比較的小さくて幾分低頻度で処理される(多くの場合は遅延を許容する)ことを特徴とするデバイスにとって、たとえば通信イベント間の、及び通信イベントに伴うエネルギー消費量を最小化することは重要であり得る。これらのデバイスは、たとえばセルラーネットワークからの送信を監視するために無線受信機をアクティブな状態に保つことにより、通常はさまざまな通信イベントの間にエネルギーを消費する。通信イベントの間の期間は実際の通信イベントよりも一般的にははるかに長いため、このエネルギー消費量は全体的なエネルギー消費量のかなりの部分を占める可能性があり、通信イベントが稀であるか、またはきわめて稀であるシナリオでは、エネルギー消費量を大きく左右することもある。
発明者らは、実際のアップリンク(UL)送信が、通信イベント中に大量のエネルギーを当然に消費することに気付いた。この消費は、特定の通信イベントに関連し得る比較的大きい制御シグナリングオーバヘッドによって拡大する可能性がある。これは、特に稀にしか通信しないMTCデバイス(または他のUE)は、通常はすべての通信イベントの前に、アイドルモードから接続モードに移行するからである。図1Bは、LTEでアイドルモードから接続モードに移行する際の例示的なメッセージシーケンスを示すシグナリング図である。見てわかるように、UEのアイドルモードから接続モードへの移行に含まれるシグナリング手順は、比較的広範である可能性がある。
通信イベント間などでUEのエネルギーを節約するために無線通信ネットワークに導入された機構が、間欠受信(DRX)である。DRXを利用すると、UEは、ほとんどの時間を省エネルギーのスリープ状態で過ごしながら、ページをアイドルモードDRXで傍受するために、またはダウンリンクリソース割り当て(すなわち、ダウンリンク送信)を接続モードDRXで傍受するために、起動することができる。さらに、DRX機構をエネルギーMTCデバイスにとってより効果的なものとするために、3GPPは現在、アイドルモードDRXサイクルと接続モードDRXサイクルの両方について、最大DRXサイクル長を延長し、よってスリープ期間を延長することに取り組んでいる。このようにDRXサイクルは、スリープ期間と、それに続くアクティブ期間とによって必然的に構成される。このサイクルは、デバイスがネットワークから切り離されるまで、何度も繰り返される。通常、必須ではないものの、スリープ期間はアクティブ期間よりも長い。DRXサイクルは、アクティブ期間の最後に短いDRXサイクルが数回繰り返されるなど、上述した内容よりも複雑な構造になる可能性がある。しかし、本開示の目的に関し、本明細書に記載された多様な実施形態の原理を理解するには、簡素化されたDRXサイクルの説明で十分である。アイドルモードDRXサイクル、すなわちページングサイクルは、各無線セルでブロードキャストされるシステム情報(SI)のパラメータと、IMSIモジュロ1024の形式のUE固有のパラメータを使用し、さらにオプションのUE固有DRXサイクル長を使用して、UEで設定されるのが一般的である。代替で、UE固有のページングサイクルを設定することも可能である。接続モードDRXサイクルおよびその他のDRXパラメータ(使用される場合)は、典型的にはRRCConnectionReconfigurationメッセージで、または以降に接続モードで、オプションのパラメータを使用してUEで設定され得る。DRX機構のより詳細な説明は、参考図書『4G LTE/LTE−Advanced for Mobile Broadband』、Erik Dahlman、Stefan Parkvall、Johan Skold著、Academic Press刊、2011年、ISBN:978−0−12−385489−6等の文献で確認できる。たとえば、第13.2.6章「間欠受信(DRX)およびコンポーネントキャリアの非アクティブ化」を参照されたい。また、DRXサイクルのより詳細な説明は、3GPP TS 36.304 V.11.3.0(第7章等を参照)、3GPP TS 36.300 V.11.5.0(第12章等を参照)、3GPP TS 36.321 V.11.2.0(第5.7章等を参照)で確認できる。理解されるように、DRX機構は、アイドルモードと接続モードの両方に対して定義されている。一般的に、これらのDRX機構は、優れたUE省エネルギー機構である。
しかし、発明者らは、通信イベントが短時間であり、かつ頻繁に発生しない場合、各通信イベントの前にアイドルモードから接続モードへの移行が行われる可能性があり、この移行が、データ送信を実行するために必要な全時間のかなりの部分を占める可能性があることに気付いた。長い接続モードDRXサイクルの潜在的な使用により、無線セル間での移動中に無線リンク障害が高まる可能性がある。これは、そのようなシナリオにおいて、アイドルモードから接続モードへの移行が何度もトリガされる可能性があることも意味する。さらに、接続設定手順には大量のシグナリングメッセージの交換がしばしば含まれるため、この制御プレーン通信が大半を占める可能性がある。すなわち、ユーザプレーン通信よりも、制御プレーン通信のほうがメッセージの数およびデータの量が多くなり、より多くのエネルギーを消費する可能性がある。さらに、シグナリング手順にはネットワークの多くのノードが関与することに加えて、たとえば適切な設定パラメータを設定するために、ネットワークノードでの膨大な処理が含まれるため、メッセージを分離する時間間隔が大きくなる可能性がある。よって、DRXスリープモードにならない可能性に起因して、アイドルモードから接続モードへの移行の期間全体でMTCデバイス(またはその他のUE)にダウンリンク送信をアクティブに傍受させることで、多くのシナリオでUEのエネルギー消費量が相対的に高まる可能性がある。このことは、MTCデバイス等のUEの電池寿命に大きな悪影響を与えかねない。
本明細書で開示されるさまざまな実施形態は、上述した考慮事項や他の考慮事項に鑑みてなされた。
本明細書で提示される技術は、その側面の1つにおいて、ユーザ機器(UE)により実行される方法に関する。UEは、アイドルモード(すなわち、アイドル状態)または接続モード(すなわち、接続状態)のどちらかとなるように設定される。方法は、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に間欠受信(DRX)サイクルを適用することを含む。DRXサイクルは、UEがアイドルモードから接続モードに移行する全期間中に適用することが可能だが、DRXサイクルは、必ずしもアイドルモードから接続モードへの移行の全期間中に適用する必要はないことが理解される。言い換えると、DRXサイクルは、UEがアイドルモードから接続モードに移行する全期間中に必ずしも適用されない。代わりに、DRXサイクルは、アイドルモードから接続モードへの移行の一部または部分について適用され得る。つまり、DRXサイクルは、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間の一部または部分について適用され得る。アイドルモードと接続モードは、それぞれがRRC状態であり得る。RRCは、当業者に知られているように、無線リソース制御の略語である。つまり、アイドルモードはRRC_IDLEモードであり得る。また、接続モードはRRC_CONNECTEDモードであり得る。
この方法は、UEがアイドルモード(たとえば、RRC_IDLE)から接続モード(たとえば、RRC_CONNECTED)に移行する期間中にDRX機構を適用または利用できるという点で、既存の従来技術と異なる。既存の技術では、アイドルモードDRXサイクルと接続モードDRXサイクルのどちらも、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に適用されない。よって、既存の技術では、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にDRXサイクルは適用されない。
有利には、上述したDRXサイクルは、一時的DRXサイクルであり得る。たとえば、一時的DRXサイクルは、UEがアイドルモードから接続モードに移行しているときのみに適用され得る。UEが接続モード(たとえばRRC_CONNECTED)に移行すると、一時的DRXサイクルは非アクティブ化され、または場合によっては無効化され得る。よってこのDRXサイクルは、UEがアイドルモードから接続モードに移行しているときにのみ利用されるため、一時的DRXサイクルと呼ばれ得る。一部の実施形態では、方法はゆえに、UEが接続モード(たとえば、RRC_CONNECTED)に移行したときに、一時的DRXサイクルの適用を中止することを含み得る。または、言い換えると、方法は、UEが接続モードになったときに一時的DRXサイクルの適用を停止することを含み得る。
方法は、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に1つまたは複数のDRX設定パラメータを適用することをさらに含み得る。この場合も、1つまたは複数のDRX設定パラメータはUEがアイドルモードから接続モードに移行する全期間中に適用することが可能だが、1つまたは複数のDRX設定パラメータは、必ずしもUEがアイドルモードから接続モードへの移行の全期間中に適用する必要はない。代わりに、1つまたは複数のDRX設定パラメータは、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間の一部または部分について適用され得る。
一実施形態では、方法は、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にDRXサイクルを適用することの前に、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にDRXサイクルを適用する要求を含むデータメッセージを無線ネットワークノードに送信することを含み得る。方法は、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にDRXサイクルを適用することの前に、要求の肯定応答を含むデータメッセージを無線ネットワークノードから受信することをさらに含み得る。
一部の実施形態では、方法は、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にDRXサイクルを適用することの前に、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に適用するDRXサイクルを取得することを含み得る。たとえば、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に適用するDRXサイクルを取得することは、DRXサイクルに関する情報を含むデータメッセージを無線ネットワークノードから受信することを含み得る。追加または代替で、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に適用するDRXサイクルを取得することは、DRXサイクルに関する情報を、UEに関連付けられたメモリから取得することを含み得る。
一部の実施形態では、方法は、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にDRXサイクルを適用することの前に、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に適用するDRX設定パラメータを取得することを含み得る。たとえば、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に適用するDRX設定パラメータを取得することは、DRX設定パラメータを含むデータメッセージを無線ネットワークノードから受信することを含み得る。追加または代替で、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に適用するDRX設定パラメータを取得することは、UEに関連付けられたメモリからDRX設定パラメータを取得することを含み得る。
本明細書で提示される技術は、その別の側面において、無線ネットワークノードにより実行される方法に関する。方法は、ユーザ機器(UE)に、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にUEにより適用されるDRXサイクルに関する情報を含むデータメッセージを送信することを含む。方法は、UEに、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にUEによって適用されるDRX設定パラメータを含むデータメッセージを送信することを追加で含み得る。
本明細書で提示される技術は、そのさらに別の側面において、無線ネットワークノードにより実行される方法に関する。方法は、ユーザ機器(UE)から、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にDRXサイクルを適用する要求を含むデータメッセージを受信することを含む。方法は、UEに、要求の肯定応答を含むデータメッセージを送信することを追加で含み得る。
本明細書で提示される技術は、そのさらに別の側面において、アイドルモードまたは接続モードのどちらかになるように設定されたユーザ機器(UE)に関する。UEは、プロセッサと、プロセッサで実行されたときに、UEに、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に間欠受信(DRX)サイクルを適用させるコンピュータプログラムコードを格納するメモリとを備える。上述したように、DRXサイクルはUEがアイドルモードから接続モードに移行する全期間中に適用することが可能だが、DRXサイクルは、必ずしもアイドルモードから接続モードへの移行の全期間中に適用する必要はない。言い換えると、DRXサイクルは、UEがアイドルモードから接続モードに移行する全期間中に適用されるとは限らない。代わりに、DRXサイクルは、アイドルモードから接続モードへの移行の一部または部分について適用され得る。つまり、DRXサイクルは、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間の一部または部分について適用され得る。
同じく上述したように、DRXサイクルは、一時的DRXサイクルであり得る。たとえば、メモリは、プロセッサで実行されたときに、UEに、UEがアイドルモードから接続モードに移行しているときにのみ一時的DRXサイクルを適用させるコンピュータプログラムコードを格納し得る。
一部の実施形態では、メモリは、プロセッサで実行されたときに、UEに、UEが接続モードに移行したときに一時的DRXサイクルの適用を中止させるコンピュータプログラムコードを格納し得る。
一部の実施形態では、メモリは、プロセッサで実行されたときに、UEに、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に1つまたは複数のDRX設定パラメータを適用させるコンピュータプログラムコードを格納し得る。
たとえば、UEは、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にDRXサイクルを適用する要求を含むデータメッセージを無線ネットワークノードに送信するように設定された送信機も備え得る。さらに、UEは、無線ネットワークノードから要求の肯定応答を含むデータメッセージを受信するように設定された受信機を備え得る。
一部の実施形態では、メモリは、プロセッサで実行されたときに、UEに、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に適用するDRXサイクルを取得させるコンピュータプログラムコードをさらに格納し得る。また、受信機は、DRXサイクルに関する情報を含むデータメッセージを無線ネットワークノードから受信するように設定され得る。追加または代替で、メモリは、プロセッサで実行されたときに、UEに、DRXサイクルに関する情報をUEに関連付けられたメモリから取得させるコンピュータプログラムコードを格納し得る。
さらに、メモリは、プロセッサで実行されたときに、UEに、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に適用するDRX設定パラメータを取得させるコンピュータプログラムコードを格納し得る。また、受信機は、DRX設定パラメータを含むデータメッセージを無線ネットワークノードから受信するように設定され得る。追加または代替で、メモリは、プロセッサで実行されたときに、UEに、DRX設定パラメータをUEに関連付けられたメモリから取得させるコンピュータプログラムコードを格納し得る。
上述したUEは、マシン型通信(MTC)デバイスであり得る。
本明細書で説明する技術は、その別の側面において、無線ネットワークノードに関する。無線ネットワークノードは、ユーザ機器(UE)に、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にUEによって適用されるDRXサイクルに関する情報を含むデータメッセージを送信するように設定された送信機を含む。また送信機は、UEに、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にUEによって適用されるDRX設定パラメータを含むデータメッセージを送信するように設定され得る。
無線ネットワークノードは、エボルブドNodeB(eNB)であり得る。代替で、無線ネットワークノードは、ホーム加入者サーバ(HSS)であり得る。代替で、無線ネットワークノードは、モビリティ管理エンティティ(MME)であり得る。さらに、分散型ソリューションが利用されることが考えられる。つまり、複数のeNB、HSS、およびMMEが、無線ネットワークノードの本明細書に記載された機能を、分散型の態様で実装し得る。また、本明細書に記載された実施形態を、たとえばW−CDMAまたはHSPA無線インターフェースを提供するUTMSシステムで適用し得ることも考えられる。その場合、無線ネットワークノードは、NodeB、無線ネットワークコントローラ(RNC)、HSS、ホームロケーションレジスタ(HLR)、もしくはサービング汎用パケット無線サービスサポートノード(SGSN)、またはこれらのノードのいくつかを含む分散型ソリューションであり得る。
本明細書に記載された技術は、そのさらに別の側面において、無線ネットワークノードに関する。無線ネットワークノードは、ユーザ機器(UE)から、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にDRXサイクルを適用する要求を含むデータメッセージを受信するように設定された受信機を含む。無線ネットワークノードは、要求の肯定応答を含むデータメッセージをUEに送信するように設定された送信機をさらに含み得る。
無線ネットワークノードは、エボルブドNodeB(eNB)であり得る。代替で、無線ネットワークノードは、ホーム加入者サーバ(HSS)であり得る。代替で、無線ネットワークノードは、モビリティ管理エンティティ(MME)であり得る。さらに、分散型ソリューションが利用されることが考えられる。つまり、複数のeNB、HSS、およびMMEが、無線ネットワークノードの本明細書に記載された機能を、分散型の態様で実装し得る。また、本明細書に記載された実施形態を、たとえばW−CDMAまたはHSPA無線インターフェースを提供するUTMSシステムにおいて適用し得ることも考えられる。その場合、無線ネットワークノードは、NodeB、無線ネットワークコントローラ(RNC)、HSS、ホームロケーションレジスタ(HLR)、もしくはサービング汎用パケット無線サービスサポートノード(SGSN)、またはこれらのノードのいくつかを含む分散型ソリューションであり得る。
理解されるように、また本開示を通じて説明される実施形態のいくつかによると、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にDRXサイクルを適用することが提案される。有利には、DRXサイクルは一時的なDRXサイクルであり、UEがアイドルモードから接続モードに移行しているときにのみ適用される。UEが接続モードになるとすぐに、通常(または標準)の接続モードDRXサイクルを従来の方法で適用することができる。
アイドルモードと接続モードとの間の期間中にDRXサイクルを適用することには、いくつかの利点がある。たとえば、これにより、UEがアイドルモードから接続モードに移行する間の電力を節約することが可能となる。実際、アイドルモードと接続モードとの間を何度も移行することで、通常は多くのエネルギーが消費される。このことは、特にMTCデバイスに当てはまり得る。なぜなら、アイドルモードから接続モードへの移行のシグナリング手順は、これらのデバイスの全通信のかなりの部分を占める可能性があるからである。よって、通常は電力を消費してしまうアイドルモードから接続モードへの移行のシグナリング手順でMTSデバイスが電力を節約できるようにすることは、有益であり得る。上述した利点はMTCデバイスに限定されないことを理解する必要がある。今日の多くのスマートフォンなど、他のUEも、アイドルモードから接続モードへの移行のシグナリング手順中に電力消費を減らすことの恩恵を受ける。
上記および他の側面、特徴、および利点は、以下のさまざまな実施形態の説明を、添付の図面を参照しながら読むことで理解および解明される。
例示的な3GPP LTE無線通信システムを示す図である。 UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間のシグナリング図である。 UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間のシグナリング図である。 ユーザ機器で実行される、実施形態に係る方法の流れ図である。 ユーザ機器で実行される、実施形態に係る方法の流れ図である。 ユーザ機器で実行される、実施形態に係る方法の流れ図である。 ユーザ機器で実行される、実施形態に係る方法の流れ図である。 ユーザ機器で実行される、実施形態に係る方法の流れ図である。 ユーザ機器で実行される、実施形態に係る方法の流れ図である。 ユーザ機器で実行される、実施形態に係る方法の流れ図である。 無線ネットワークノードで実行される、実施形態に係る方法の流れ図である。 無線ネットワークノードで実行される、実施形態に係る方法の流れ図である。 ユーザ機器の例示的実施形態を示す図である。 無線ネットワークノードの例示的実施形態を示す図である。
以下では、技術について、特定の実施形態が示された添付の図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、この技術は、多数の異なる形式で実施することが可能であり、本明細書に記載された実施形態に限定されるものとして理解されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が詳細かつ完全なものとなり、技術範囲を当業者に完全に伝えられるようにするための例として示されている。説明を通じて、同様の符号は同様の要素または方法ステップを示す。
本開示で使用される「ユーザ機器(UE)」という用語は、ユーザが通信を行うために使用できる任意のデバイスを意味するために使用される。また、UEという用語は、移動体端末、端末、ユーザ端末(UT)、ワイヤレス端末、ワイヤレス通信デバイス、ワイヤレス送信/受信ユニット(WTRU)、移動電話、携帯電話等とも呼ばれ得る。さらに、UEという用語は、必ずしも人間の関与を伴わないMTCデバイスを含む。さらに、本明細書で使用される「無線ネットワークノード」という用語は、UEと通信することができる固定点を一般的に表す。よって、基地局、無線基地局、NodeB、エボルブドNodeB(eNB)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、アクセスポイント等とも呼ばれ得る。本開示の文脈内において、「無線ネットワークノード」という用語は、モビリティ管理エンティティ(MME)、サービング汎用パケット無線サービスサポートノード(SGSN)、ホーム加入者サーバ(HSS)、ホームロケーションレジスタ(HLR)など、一般的に「無線アクセスネットワーク」と呼ばれるものに必ずしも含まれないノードを示し得ることを理解する必要がある。よって、本明細書で使用される「無線ネットワークノード」という用語は、CNノード等も含み得る。
本明細書で提示される技術は、その1つの側面において、ユーザ機器(UE)がアイドルモードから接続モードに移行する期間中に間欠受信(DRX)機構を適用または利用することに関する。DRXサイクルはUEがアイドルモードから接続モードに移行する全期間中に適用することが可能だが、DRX機構は、必ずしもアイドルモードから接続モードに移行する全期間中に適用する必要はないことを理解する必要がある。言い換えると、DRX機構は、UEがアイドルモードから接続モードに移行する全期間中に必ずしも適用されない。代わりに、DRX機構は、アイドルモードから接続モードへの移行の一部または部分について適用され得る。つまり、DRX機構は、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間の一部または部分について適用され得る。
図2は、例示的実施形態に応じてUEで実装される方法の流れ図である。つまり、UEにより実行される方法200が提示される。UEは、アイドルモード(たとえば、RRC_IDLE)または接続モード(たとえば、RRC_CONNECTED)のどちらかとなるように設定される。方法は、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にDRXサイクルを適用すること210を含む。DRXサイクルは、一時的DRXサイクルであり得る。さらに、一時的DRXサイクルは、UEがアイドルモードから接続モードに移行しているときにのみ適用され得る。言い換えると、一時的DRXサイクルは、UEがアイドルモード(たとえば、RRC_IDLE)のときには適用されない。同様に、一時的DRXサイクルは、UEが接続モード(たとえば、RRC_CONNECTED)のときには適用されない。むしろ、一時的DRXサイクルは、UEが2つのモード間で移行中のとき、すなわち、UEがアイドルモードから接続モードに移行しているときにのみ適用される。たとえば、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間は、図1Bのステップ1(すなわち、RA Msg1。RAはランダムアクセスの略)からステップ21(すなわち、RRCConnectionReconfigurationComplete)までの期間を意味すると理解され得る。
方法は、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に1つまたは複数のDRX設定パラメータを適用すること220をさらに含むことが好ましくあり得る。DRX設定パラメータは、たとえば、以下のパラメータの1つまたは複数を含み得る。
・DRX start offset(DRXサイクルが始まるタイミングを定義するために通常使用される)
・DRX cycle length
・On Duration
・On duration timer
・DRX Inactivity Timer
・DRX Retransmission Timer
・Short DRX cycle
・Short DRX cycle timer
・nBパラメータ(アイドルモードDRXの定義に含まれ、3GPP技術仕様36.304 V11.3.0「第3世代パートナーシッププロジェクト;技術仕様グループ無線アクセスネットワーク;エボルブドユニバーサル地上無線アクセス(E−UTRA);アイドルモードでのユーザ機器(UE)手順(リリース11)」の第7章で説明されている)
方法は、UEが接続モードに移行したときに、一時的DRXサイクルの適用を中止または停止すること230を追加で含み得る。つまり、UEが接続モード(たとえば、RRC_CONNECTED)になった直後に、UEは一時的DRXサイクルの適用を停止し得る。接続モードになったUEは、通常または標準の接続モードDRXサイクルの適用を開始することができる。
また、方法は、UEが接続モードに移行したときにDRX設定パラメータの適用を中止または停止すること240を追加で含み得る。つまり、UEが接続モード(たとえば、RRC_CONNECTED)になった直後に、UEはDRX設定パラメータの適用を停止し得る。接続モードになったUEは、通常または標準の接続モードDRX設定パラメータの適用を代わりに開始することができる。
アイドルモードと接続モードとの間の期間でDRXサイクル(およびオプションでDRX設定パラメータ)を適用することにより、UEがアイドルモードから接続モードに移行する間の電力を節約することが可能になり得る。実際、アイドルモードと接続モードとの間を何度も移行することで、多くのエネルギーが通常消費される。よって、多くのUEデバイスにとって、アイドルモードから接続モードへの移行のシグナリング手順で一時的DRXサイクルを適用することは有利であり得る。なぜなら、このシグナリング手順は、これらのUEデバイスの全通信のかなりの部分を占める可能性があるからである。よって、別の方法で電力を消費するアイドルモードから接続モードへの移行のシグナリング手順で、UEが電力を節約できるようにすることは、多くのデバイスにとって有利であり得る。
図3は、別の実施形態に応じてUEで実装される方法300の流れ図である。この実施形態では、UEは、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にDRXサイクルを適用するための、無線ネットワークノードへの要求を含むデータメッセージを無線ネットワークノードに送信する310。言い換えると、UEは、無線ネットワークノードに対して、アイドルモードから接続モードに移行する期間中に上述したDRXサイクルを適用することを要求または希望するという指示を送信できる。一例示的実装形態では、上述したデータメッセージは1つまたは複数のデータフィールドを含み、それらのデータフィールドの少なくとも1つが、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にDRXサイクルを適用する要求を含むか、または指示する。
これに対し、無線ネットワークノードが要求を受け入れた場合、UEは、要求の肯定応答(ACK)を含むデータメッセージを無線ネットワークノードから受信し得る320。一例示的実装形態では、受信したデータメッセージは1つまたは複数のデータフィールドを含み、それらのデータフィールドの少なくとも1つがACKを含むか、または指示する。代替で、無線ネットワークノードが要求を受け入れなかった場合、UEは、否定応答(NACK)を含むデータメッセージを無線ネットワークノードから受信し得る330。一例示的実装形態では、受信したデータメッセージは1つまたは複数のデータフィールドを含み、それらのデータフィールドの少なくとも1つがNACKを含むか、または指示する。UEが無線ネットワークノードからACKを受信した場合、または受信したとき320、方法は上述した方法200に続く。言い換えると、上述した要求を含むデータメッセージの送信310と、受信320とは、UEがアイドルモードから接続モードへの移行のDRXサイクル、すなわち一時的DRXサイクルを適用すること210(図2を参照)の前に実行され得る。
図4は、さらに別の例示的実施形態に応じてUEで実装される方法400の流れ図である。この実施形態で、UEは、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に適用するDRXサイクルを取得する410。たとえば、DRXサイクルの取得410は、DRXサイクルに関する情報を含むデータメッセージを無線ネットワークノードから受信すること411(図4Bを参照)を含み得る。たとえば、データメッセージは1つまたは複数のデータフィールドを含み得、それらのデータフィールドの少なくとも1つが、DRXサイクルに関する情報を含むか、または指示する。代替で、DRXサイクルの取得410は、UEに関連付けられたメモリ、たとえばUEの内部のメモリから、DRXサイクルに関する情報を取得すること412(図4Cを参照)を含み得る。また、方法は、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に適用するDRX設定パラメータを取得すること420をオプションで含み得る。たとえば、DRX設定パラメータの取得420は、DRX設定パラメータを含むデータメッセージを無線ネットワークノードから受信すること421(図4Dを参照)を含み得る。たとえば、データメッセージは1つまたは複数のデータフィールドを含み得、それらのデータフィールドの少なくとも1つが、上述したDRX設定パラメータを含むか、または指示する。代替で、DRX設定パラメータの取得420は、UEに関連付けられたメモリ、たとえばUEの内部のメモリから、DRX設定パラメータを取得すること422(図4Eを参照)を含み得る。図4Aに図示されているように、方法400は、図2および図3にそれぞれ示された方法200または方法300に先行し得る。
UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に適用するDRXサイクルを取得すること410は、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に適用するDRX設定パラメータを取得すること420と同時に、または実質的に同時に、発生する可能性があることを理解する必要がある。言い換えると、図4Aがこれらの方法ステップまたは動作が2つの後続する方法ステップまたは動作として連続的に発生することを示していたとしても、これらの方法ステップまたは動作(すなわち、410と420)は、同時に、または実質的に同時に、発生する可能性があることを理解する必要がある。よって、一部の実施形態では、これらの方法ステップまたは動作(すなわち、410と420)は、単一の方法ステップまたは動作で発生しているように見える可能性がある。代替で、これらの方法ステップまたは動作(すなわち、410と420)は、並行して発生し得る。
同様に、DRXサイクルに関する情報を含むデータメッセージを無線ネットワークノードから取得する方法ステップまたは動作411(図4Bを参照)と、DRX設定パラメータを含むデータメッセージを無線ネットワークノードから取得する方法ステップまたは動作421(図4Dを参照)とは、連続して発生する必要はない。むしろ、これらの方法ステップまたは動作は、同時に、または実質的に同時に、発生し得る。たとえば、DRXサイクルに関する情報を含むデータメッセージと、DRX設定パラメータを含むデータメッセージとは、それぞれDRXサイクルに関する情報とDRX設定パラメータとを両方含む単一のデータメッセージであってもよい。よって、これらの方法ステップまたは動作(すなわち、411と421)は、単一の方法ステップまたは動作で発生するように見える可能性がある。代替で、これらの方法ステップまたは動作(すなわち、411と421)は、並行して発生し得る。
また同様の態様で、DRXサイクルに関する情報をUEに関連付けられたメモリ(たとえば、UEの内部のメモリ)から取得する方法ステップまたは動作412(図4Cを参照)と、DRX設定パラメータをUEに関連付けられたメモリ(たとえば、UEの内部のメモリ)から取得する方法ステップまたは動作422(図4Eを参照)とは、連続して、並行して、または同時に、発生し得る。
上述した方法200、方法300、および方法400は、MTCデバイスにより実装されるか、または実行されることが、必須ではないが、好ましくあり得る。
図5は、例示的実施形態に応じて無線ネットワークノードで実装される方法500の流れ図である。無線ネットワークノードは、ユーザ機器(UE)がアイドルモード(たとえばRRC_IDLE)から接続モード(たとえば、RRC_CONNECTED)に移行する期間中にUEによって適用されるDRXサイクルに関する情報を含む第1のデータメッセージをUEに送信する510。一例示的実装形態では、第1のデータメッセージは1つまたは複数のデータフィールドを含み得、それらのデータフィールドの少なくとも1つが、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にUEによって適用されるDRXサイクルに関する情報を含むか、または指示する。方法は、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にUEによって適用されるDRX設定パラメータを含む第2のデータメッセージをUEに送信すること520をさらに含むことが好ましくあり得る。一例示的実装形態では、第2のデータメッセージは1つまたは複数のデータフィールドを含み得、それらのデータフィールドの少なくとも1つが、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にUEによって適用されるDRX設定パラメータを含むか、または指示する。
図5では、図示のみを目的として、第1のデータメッセージと第2のデータメッセージとを2つの独立したメッセージとして示している。しかし、第1のデータメッセージおよび第2のデータメッセージは、必ずしも独立したデータメッセージで送信される必要はない。代わりに、第1のデータメッセージおよび第2のデータメッセージは、単一のデータメッセージで送信され得る。実際、当業者は、第1のデータメッセージおよび第2のデータメッセージを単一のデータメッセージで送信することが好ましくあり得ることを理解する。
さらに、図5に示す方法は、無線ネットワークノードがDRXサイクルおよび/またはDRX設定パラメータを返すことを無線ネットワークノードに要求するデータメッセージをUEから受信したか否かに基づいて、条件付きで実行され得ることを理解する必要がある。
図6は、別の例示的実施形態に応じて無線ネットワークノードで実装される方法600の流れ図である。方法600は、ユーザ機器(UE)から、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にDRXサイクルを適用する要求を含むデータメッセージを受信すること610を含む。このデータメッセージは1つまたは複数のデータフィールドを含み得、それらのデータフィールドの少なくとも1つが、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にDRXサイクルを適用する要求を含むか、または指示する。
無線ネットワークノードが受信610した要求を受け入れた場合、方法は、その要求の肯定応答(ACK)を含むデータメッセージをUEに送信すること620を追加で含み得る。一例示的実装形態では、データメッセージは1つまたは複数のデータフィールドを含み得、それらのデータフィールドの少なくとも1つが、ACKを含むか、または指示する。代替で、すなわち無線ネットワークノードが受信610した要求を受け入れなかった場合、方法は、その要求の否定応答(NACK)を含むデータメッセージをUEに送信し630、それによって受信610した要求を拒否することを追加で含み得る。一例示的実装形態では、データメッセージは1つまたは複数のデータフィールドを含み得、それらのデータフィールドの少なくとも1つが、NACKを含むか、または指示する。
無線ネットワークノードは、エボルブドNodeB(eNB)であり得る。代替で、無線ネットワークノードは、ホーム加入者サーバ(HSS)であり得る。代替で、無線ネットワークノードは、モビリティ管理エンティティ(MME)であり得る。さらに、分散型ソリューションが利用できることも考えられる。つまり、複数のeNB、HSS、およびMMEが、無線ネットワークノードの本明細書に記載された機能を、分散型の態様で実装する。また、本明細書に記載された実施形態を、たとえばW−CDMAまたはHSPA無線インターフェースを提供するUTMSシステムで適用することも考えられる。その場合、無線ネットワークノードは、NodeB、無線ネットワークコントローラ(RNC)、HSS、ホームロケーションレジスタ(HLR)、もしくはサービング汎用パケット無線サービスサポートノード(SGSN)、またはこれらのノードのいくつかを含む分散型ソリューションであり得る。
方法500および方法600は組み合わせられ得ることを理解する必要がある。
技術のいくつかの例示的実施形態について、以下でさらに詳しく説明する。
上記から理解されるように、アイドルモードから接続モードへの移行のシグナリング手順中にDRX機構(すなわち、DRXサイクルおよび/またはDRX設定パラメータ)を適用する可能性をもたらすことが提案される。DRXサイクルおよび/またはDRX設定パラメータは、一時的であり得る。よって、DRXサイクルおよび/またはDRX設定パラメータは、アイドルモードから接続モードへの移行手順中にのみ、有利に使用され得る。アイドルモードから接続モードへの移行のシグナリング手順が終了したとき、一時的DRX設定は無効化され得る。その場合、通常はアイドルモードから接続モードへの移行のシグナリング手順の最後にRRCConnectionReconfiguration RRCメッセージ(図1Bを参照)で伝達される接続モードDRX設定が、後を引き継ぎ得る。代替で、RRCConnectionReconfiguration RRCメッセージで接続モードDRXが設定されない場合、UEは、DRX機構を使用せずに接続モードで動作を継続し得る。さらに別の可能性として、RRCConnectionReconfiguration RRCメッセージで接続モードDRXが設定されない場合、UEは、一時的DRX設定で動作を継続し得る(よってこの一時的DRX設定は、その後は通常の非一時的DRX設定と考えられる)。
以下では、さまざまな詳しい実施形態について説明する。アイドルモードから接続モードへの移行のシグナリング手順中にDRX機構を適用または利用することをサポートするために、新たなDRX設定の可能性が以下で提案される。これはいくつかの異なる方法で実現することができるが、それらの方法については以降のサブセクションで詳述する。これらのサブセクションに続いて、潜在的な非互換性の問題の回避に関するサブセクションをさらに設ける。
アイドルモードから接続モードへの移行のシグナリング手順中に一時的DRX機構を使用するためのシグナリングは、1)一時的DRX設定の使用の指示と、2)一時的DRX設定の派生とを含み得る。
第1のステップで、UEは、ネットワーク(または、むしろそのネットワークの1つまたは複数の無線ネットワークノード)に対して、一時的DRX設定を使用すること、または使用を希望することを指示し得る。後者の場合、ネットワークは、設定の使用を確認する必要があり得る。UEからネットワークへの指示を含めることができるものとして、複数のオプションがある。
・RRCConnectionRequestメッセージ(図1Bを参照)での指示
・RRCConnectionSetupCompleteメッセージ(図1Bを参照)での指示
・加入者データでの指示
・非アクセス層(NAS)メッセージ(3GPP TS 24.301 V.11.4.0等を参照)での指示
・RA Msg1(図1Bを参照)での指示
・デバイスのカテゴリまたは機能に基づく
第2のステップで、UEは、RRCConnectionReconfigurationメッセージで実際の半永久的な設定を受信するまで、RRC接続設定手順(すなわち、アイドルモードから接続モードへの移行手順)で使用する一時的な設定を派生させ得る。一時的DRX設定を定義するために使用されるパラメータタイプ(たとえば、さまざまなタイマ)は、通常の接続モードDRX設定の定義に使用されるパラメータタイプと同じであることが好ましい。このためのオプションはいくつかある。
・ネットワークは、一時的DRX設定をシステム情報(SI)でUEにシグナリングし得る
・一時的DRX設定は、RRCConnectionSetupメッセージでシグナリングされ得る
・一時的DRX設定は、加入者データで予め設定され得る
・一時的DRX設定は、NASメッセージ(3GPP TS 24.301 V.11.4.0等を参照)でシグナリングされ得る
・一時的DRX設定は、RA Msg2(図1等を参照)でシグナリングされ得る
・一時的DRX設定は、将来の3GPP技術仕様に応じてハードコードされ得る
上記2つのステップ(指示と派生)は、必ずしもこの順序で発生しなくてもよい。UEは、一時的DRX設定を取得してから、一時的DRX設定を使用すること、または使用を希望することをネットワークに指示してもよい。また2つのステップは、指示が設定パラメータを含むように、相互に統合してもよい。その場合、2つのステップは同時に、または本質的に同時に発生する。
1.1 RRCConnectionRequestメッセージでの指示
一実施形態では、UEは、アイドルモードから接続モードへのシグナリング手順で一時的DRX設定の適用を希望することをRRCConnectionRequest RRCメッセージ(3GPP TS 36.331 V.11.1.0等を参照)で指示するように設定される。指示または要求は、さまざまな形式をとる可能性がある。最も簡単な形式では、指示または要求は、一時的DRXを適用すべきか否かを示す、たとえば1ビットの、フラグであり得る。適用される実際の設定パラメータは、システム情報(SI)メッセージで標準化またはシグナリングすることができる。もう少し複雑な選択肢は、指示または要求を、選択可能な一時的DRX設定の中の1つを示すインデックスの形式にすることである。各インデックス値がマッピングされるDRX設定パラメータは、SIメッセージで標準化またはシグナリングすることができる。さらに別の選択肢は、UEがDRX設定パラメータの完全なセットをRRCConnectionRequestメッセージに含めることである。一時的DRX設定パラメータのサブセットをRRCConnectionRequestメッセージで示しつつ、残りの一時的DRX設定パラメータをSIメッセージで標準化またはシグナリングするという組み合わせも考えられる。さらに別の可能性は、establishmentCause IE(情報エレメント)の一方または両方の予備値を使用して、予め設定された一時的DRX設定を適用する必要があることを示すことである。両方の予備値を使用すると、2つの異なる一時的DRX設定を示すことができる。establishmentCause IEについては、3GPP TS 36.331でさらに詳しく説明されている。現在「遅延許容アクセス」を示すestablishmentCause IEの値の解釈を変更して、予め設定された一時的DRX設定がUEにより適用されることも示すようにすることも可能である。予め設定されたパラメータは、シグナリングされるシステム情報で標準化または指示することができる。可能性の1つは、一時的DRX設定の使用を、遅延許容の接続確立理由に限定することである。RRCConnectionRequestメッセージの予備ビットの1つを、この接続確立理由と組み合わせて使用することができる。RRCConnectionRequestメッセージに含まれた指示と、システム情報に含まれた一時的DRXパラメータとの組み合わせは、必ずしもそうとは限らないが、本明細書で提示される選択肢の中でおそらく最も魅力的なものである。この組み合わせでは、RRCConnectionRequestメッセージの直後に一時的DRX設定を適用することができ、一時的DRX設定に使用する実際のパラメータを定義する柔軟性をオペレータに与えることが可能となり得る。
1.2 RRCConnectionRequestメッセージでの指示とRRCConnectionSetupメッセージでの設定
一実施形態では、UEとeNBは「協力して」一時的DRXサイクルを設定することができる。たとえば、UEは、RRCConnectionRequestメッセージで、セクション1.1で説明した方法のいずれかにより、アイドルモードから接続モードへの移行のシグナリング手順中に一時的DRXを適用することを希望または要求することを指示することができる。eNBは、RRCConnectionSetup RRCメッセージで実際の一時的DRX設定パラメータを使用して応答し、それによって設定を完了することができる。
1.3 RRCConnectionSetupCompleteメッセージでの指示
一実施形態では、UEは、RRCConnectionSetupCompleteメッセージで、アイドルモードから接続モードへのシグナリング手順中に一時的DRX設定を適用することを希望または要求することを指示することができる。これは、RRCConnectionRequestメッセージで指示する選択肢(セクション1.1を参照)に似ている。違いは、RRCConnectionSetupCompleteメッセージにはestablishmentCause IEが含まれておらず、よってこのIEの予備値が使用されないか、または使用できないことである。
RRCConnectionRequestメッセージに指示を含める例と比較した場合の、このアプローチの違いは、RRCConnectionSetupCompleteメッセージが送信されるまで、一時的DRX設定を適用できないことである。つまり、UEは、eNBからのRRCConnectionSetupメッセージ(すなわち、RA Msg4、図1を参照)を待機している間は、DRXスリープモードでエネルギーを節約できない。
一方、RRCConnectionRequestメッセージに指示を含める例と比較した場合の、このアプローチの利点は、RRCConnectionSetupCompleteメッセージにはRRCConnectionRequestメッセージ(このメッセージに対する3GPPの意向は、これを非常に短いまま維持することである)よりも概して広い拡張の余地があることである。結果として、現在のRRC仕様(3GPP TS 36.331 V.11.1.0を参照)によると、RRCConnectionSetupCompleteメッセージは非クリティカルな拡張で拡張することが可能だが、RRCConnectionRequestメッセージはこの態様で拡張することは概して不可能である。これにより、一時的DRX設定のための設定パラメータの完全なセットなどのより複雑な情報を、RRCConnectionSetupCompleteメッセージに含めることがより容易になる。
1.4 加入者データでの事前設定
一実施形態では、一時的DRX設定はUEに関連付けられた加入者データに含まれる。よって、一時的DRX設定は、HSS(ホーム加入者サーバ)およびUEのUSIM(ユニバーサル加入者識別モジュール)に格納され得る。指示および場合によっては設定をRRCConnectionRequestメッセージに含める選択肢(セクション1.1を参照)で説明したように、指示(または要求)および設定は、さまざまな形式をとることができる。セクション1.1で説明した指示の選択肢と同じ選択肢を、この実施形態と組み合わせて使用することができる。指示および/または設定は、UEがMME(モビリティ管理エンティティ)に登録するときに、HSSからMMEに他の加入者データと共にダウンロードされ得る。MMEからは、アイドルモードから接続モードへの移行手順におけるMMEからeNBへの最初のメッセージで、指示/一時的設定がeNBに転送され得る。この最初のメッセージは、たとえば、Initial Context Setup Request S1APメッセージ(図1Bのメッセージシーケンスのメッセージ17)、またはAuthentication Request NASメッセージを搬送するDownlink NAS Transport S1APメッセージ(図1Bのメッセージシーケンスのメッセージ9)である(3GPP TS 36.413 V11.1.0等も参照)。
この実施形態によると、UEは、RRCConnectionSetupCompleteメッセージを送信した後に、一時的DRX設定を適用することができる。これは、eNBがUEへの次のメッセージを送信する前に、MMEから一時的DRX設定の指示(または完全なパラメータセット)を受信するからである。オプションで、eNB(およびUE)は、eNBが以前に指示をRRCConnectionRequestメッセージ(たとえば、establishmentCause IEの現在使用されていない値のいずれかであるか、またはestablishmentCause IEの既存の値に結び付けられた、新しい指示)またはRRCConnectionSetupCompleteメッセージで受信した場合のみ、一時的DRX設定をアクティブ化する。このオプションを使用する場合、UEからの指示によってeNBが同様の指示をInitial UE Message S1APメッセージ(すなわち、図1Bのメッセージシーケンスのメッセージ6)に含めることをトリガし、それによってMMEが一時的DRX設定情報をeNBに転送することをトリガする(および、そのような指示がeNBから届かない場合、MMEは一時的DRX設定情報を転送しない)ように、オプションを拡張するのが好ましい。RRCConnectionRequestメッセージで、または他の何らかの理由に基づいて、指示を受信した後、eNBはオプションで、一時的DRX設定の使用をRRCConnectionSetupメッセージで1ビットのフラグを使用して確認することができる。
1.5 NASメッセージでの明示的な指示
一実施形態によると、UEは、MMEへのNAS(非アクセス層)メッセージで、アイドルモードから接続モードへの移行シグナリング手順中に一時的DRX設定を適用することを希望(または要求)することを指示する。NASメッセージ(3GPP TS 24.301 V11.4.0等を参照)は、RRCConnectionSetupComplete RRCメッセージ(すなわち、図1Bのメッセージシーケンスのメッセージ5)に含まれていることが、必須ではないが、望ましい。このNASメッセージは、図1BではService Request NASメッセージだが、他のシナリオでは、Attach Request NASメッセージ、Extended Service Request NASメッセージ、またはTrackin Area Update Request NASメッセージなどの別のNASメッセージでもあり得る。
eNBに通知するために、MMEは、指示(または要求)をInitial Context Setup Request S1APメッセージ(すなわち、図1Bのメッセージシーケンスのメッセージ17)、またはAuthentication Request NASメッセージを搬送するDownlink NAS Transport S1APメッセージ(すなわち、図1Bのメッセージシーケンスのメッセージ9)でeNBに転送することができる。
セクション1.1で説明された指示または要求の例と同じものを、この実施形態と組み合わせて使用できることが理解される。
この実施形態によると、UEは、NASメッセージで指示を送信した後、すなわち、RRCConnectionSetupCompleteメッセージを送信した後に、一時的DRX設定を適用できる。これは(一時的DRX指示が加入者データに含まれている場合と同様に)、eNBがUEへの次のメッセージを送信する前に、MMEから一時的DRX設定の指示(または完全なパラメータセット)を受信するからである。
1.6 デバイスのカテゴリまたは機能に基づく
別の実施形態によると、指示は、UEのカテゴリまたは機能に関連付けられる。その場合、指示は、UEの多様な特性を示すAttach Request NASメッセージの任意のIE、すなわち、UE network capability IE、MS network capability IE、Mobile station classmark 2 IE、Device properties IEなどに含めることができる。これらのIEはNASメッセージに含まれているため、MMEに配信される。したがって、MMEは、一時的DRX設定を適用できることをeNBに伝えることができる。MMEはこれを、Initial Context Setup Request S1APメッセージ(すなわち、図1Bのメッセージシーケンスのメッセージ17)、またはAuthentication Request NASメッセージを搬送するDownlink NAS Transport S1APメッセージ(すなわち、図1Bのメッセージシーケンスのメッセージ9)で指示をeNBに転送することによって行うことができる。この場合も、セクション1.1で説明した指示の例と同じものを、この実施形態でも使用できる。すなわち、この実施形態と組み合わせて使用することができる。
一時的DRX指示を(その複雑さのレベルに関係なく)受信した後、MMEは、その指示をUEコンテキスト(すなわち、UEに関連する情報の記録)で保持する。MMEのリロケーションが発生した場合、新しいMMEに指示が転送される。
UEの機能に基づくソリューションの、より好ましい別の変種は、無線機能に関連するパラメータを利用することである。この変種では、UE−EUTRA−Capability IEを、一時的DRX指示/設定で拡張することができる。セクション1.1で説明した指示の複雑さに関する選択肢と同じものが、この選択肢でも使用できる。
現在のRRC仕様(3GPP TS 36.331 V11.1.0等を参照)では、UE−EUTRA−Capability IEはue−CapabilityRAT−Container IEに含まれており、ue−CapabilityRAT−Container IEはUECapabilityInformationメッセージのue−CapabilityRAT−ContainerList IEに含まれている。
アタッチ手順(すなわち、UEがネットワークに最初に登録され、関連するコンテキストがMME、SGW、PGW等のコアネットワークノードで確立されるとき)と組み合わせて、eNBは、RRCメッセージUECapabilityEnquiryをUEに送信することにより、UEに機能情報を要求することができる。UEは、上述した機能情報を含むRRCメッセージUECapabilityInformationで応答することができる。eNBは、その情報を以下のようにしてMMEに転送することができる。eNBは、UECapabilityInformationメッセージをue−RadioAccessCapabilityInfo IEに含め、このIEをUERadioAccessCapabilityInformationメッセージ(RRCメッセージとして指定される)に含める。このメッセージは、UE Radio Capability IEに含められ、eNBによってS1APメッセージUE CAPABILITY INFO INDICATIONでMMEに送信される。MMEは、UE機能情報をそのUEコンテキストに格納することができ、UEがネットワークにアタッチされている限りUE機能情報を維持する(MMEリロケーションが発生した場合は、新しいMMEに転送する)。
その後(同じアタッチセッションで)、UEがネットワークに接続した場合、すなわち、アイドルモードから接続モードに移行した場合、MMEは、S1APメッセージINITIAL UE CONTEXT SETUP REQUEST(図1Bのメッセージシーケンスのメッセージ17)のUE Radio Capability IEで、UEの機能情報をeNBに転送する。UE Radio Capability IEは、INITIAL UE CONTEXT SETUP REQUESTメッセージのオプションであり、アタッチ手順中には存在しない。このように存在しないことで、上述したようにeNBがUEに情報を要求し、その情報をMMEに転送することがトリガされる。
この機構により、eNBは、MMEからUE機能情報を受信している場合に、すなわち図1Bのメッセージ18であるダウンリンクRRCメッセージSecurityModeCommandの送信から、一時的DRX設定を適用することが可能となる。UEから見ると、これは、シーケンスの先行するダウンリンクメッセージ、すなわち図1Bのメッセージ14を受信した後に、一時的DRX設定を適用できることを意味する。メッセージ7〜16は図1Bのメッセージシーケンスにおいてオプションだが、UEはこれらのメッセージが使用されるか否かを事前に知ることはできないことに注意されたい。よって、UEは、RRCConnectionSetupメッセージ(図1Bのメッセージ4)を受信した後に一時的DRX設定を適用することはできない。つまり、図1Bのメッセージ7〜16が使用されない場合、UEは、eNBからSecurityModeCommandメッセージ(図1Bのメッセージ18)を受信するまで、一時的DRX設定を適用しない。
一時的DRX指示が加入者データに含まれる実施形態(セクション1.4を参照)と同様に、一時的DRX設定のアクティブ化を、セクション1.4で説明した機構と同じものを使用して、UEからの指示によりトリガすることができる。このオプションは、本セクションで詳述した2つの方法変種で使用できる。
1.7 MAC制御エレメントでの指示
一実施形態では、UEは、MAC(媒体アクセス制御)制御エレメントで、アイドルモードから接続モードへのシグナリング手順で一時的DRX設定を適用することを希望または要求することを指示する。MAC制御エレメントは、(好ましくは)RRCConnectionRequest RRCメッセージ、RRCConnectionSetupComplete RRCメッセージ等のアップリンクRRCメッセージのいずれかを搬送するMAC PDU(プロトコルデータユニット)に含めるのが好ましいが、独立したMAC PDU(すなわち、SDUなしのMAC PDU)で伝達することもできる。オプションで、指示を以降のダウンリンクMAC PDUのMAC制御エレメントでeNBにより確認することができる。このダウンリンクMAC PDUは、RRCConnectionSetup RRCメッセージ等のダウンリンクRRCメッセージのいずれかを搬送するMAC PDUであることが好ましい(指示がRRCConnectionRequest RRCメッセージを搬送するMAC PDUで伝達されたと仮定)。セクション1.1で説明した一時的DRX指示の選択肢と同じものを、この実施形態と組み合わせて使用できる。たとえば、フラグ、インデックス、または完全もしくは部分的な設定(または組み合わせ)を使用できる。
1.8 RA Msg1および/またはRA Msg2での指示
この実施形態では、一時的DRX設定の適用の指示(または要求)が、ランダムアクセス手順の第1および/または第2のメッセージ、すなわちRA Msg1(Random Access Preamble)またはRA Msg2(Random Access Response MAC PDU)(図1Bのメッセージシーケンスのメッセージ1および2)(3GPP TS 36.321 V11.0.0等も参照)に含まれる。RA Msg1が使用される場合、何かを指示する唯一の手段は、専用のプリアンブルグループのプリアンブルを使用することである。これは、一時的DRX設定を指示するために、現在の(最大)2つのプリアンブルグループであるAおよびBを、別のプリアンブルグループで補完しなければならないことを暗示する。このグループのプリアンブルは、アイドルモードから接続モードへの移行のシグナリング手順中にUEによって一時的DRX設定が適用されることを示す。実際の一時的DRX設定パラメータは、システム情報の中で標準化または指定することができる。一群の一時的DRX設定の中からいずれか1つを指示できるようにすることが望まれる場合は、それぞれの群に対してプリアンブルグループを定義する必要がある。そのようなプリアンブルグループは、現在存在するプリアンブルグループAおよびBと同様に、システム情報の中で指示される。代替で、専用のプリアンブルグループのプリアンブルは、使用する一時的DRX設定の要求として考えられ得、よってこれをeNB(オプションで実際の設定パラメータも提供し得る)により確認しなければならない。eNBは、一時的DRX設定の使用をRA Msg2で確認する。よってRA Msg2は、一時的DRXの指示/確認を、セクション1.1で説明した複雑さの選択肢、すなわちフラグ、インデックス、または完全もしくは部分的な設定(または組み合わせ)のいずれかで含み得る。この目的でRA Msg2を使用することの考えられる変種として、eNBがUEからの事前の指示なしで、一時的DRXによりUEを率先して設定することもできる。
1.9 非互換性の問題の回避−セルでの一時的DRXのサポートの指示
UEがセルでの一時的DRX機能のサポートについての何らかの指示を受信する前に、または受信せずに、一時的DRX機能に関する動作を実行する上述した実施形態の場合、セルでの一時的DRX機能のサポートを示すパラメータをシステム情報(SI)に含めると有益であり得る。この指示がない場合、サポートが欠如していることが暗示され、それがなければUEは非互換性の問題を発生させる可能性がある一時的DRX機能関連の動作を実行しなくなる。
そのような動作は、UEが一時的DRX機能を使用する意図および/または希望の指示を送信すること、あるいはUEが一時的DRX機能の使用を開始することであり得る。そのような動作を実行しないことにより回避され得る潜在的な非互換性の問題は、たとえば、eNBがRRCConnectionRequest RRCメッセージやRRCConnectionSetupComplete RRCメッセージなど、eNBが理解できない(またはサポートしない)一時的DRXに関する指示を含むUEからのメッセージを拒否(または破棄)すること、MMEが一時的DRXに関する指示を含むNASメッセージを拒否すること、またはUEが一時的DRX機能の使用を一方的に開始し、すなわち、DRXスリープモードに入って、eNBからのダウンリンクシグナリングメッセージを見逃すこと、などであり得る。
ここで図7を参照し、ユーザ機器(UE)10の例示的実施形態について説明する。UE10は、必須ではないが、MTCデバイスとして実施されることが望ましくあり得る。さらに、UE10は、アイドルモード(たとえば、RRC_IDLE)または接続モード(たとえば、RRC_CONNECTED)のどちらかになるように設定される。この実施形態では、UE10は、インターフェースモジュール11と、プロセッサ12と、メモリ13とを備える。オプションで、UE10は、ユーザがUE10の操作および対話のために使用できるユーザインターフェース14をさらに備え得る。インターフェースモジュール11は、送信モジュール(Tx)または送信機を備え得る。インターフェースモジュールは、受信モジュール(Rx)または受信機をさらに備え得る。代替で、インターフェースモジュール11は、送信機能と受信機能の両方を備えた送受信モジュール(Tx/Rx)または送受信機を備え得る。
メモリ13は、プロセッサ12で実行されたときに、UE10に、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に間欠受信、DRX、サイクルを適用させるコンピュータプログラムコードを格納し得る。上述したように、DRXサイクルは、一時的DRXサイクルであり得る。たとえば、メモリ13は、プロセッサ12で実行されたときに、UE10に、UEがアイドルモードから接続モードに移行しているときにのみ一時的DRXサイクルを適用させるコンピュータプログラムコードを格納し得る。
一部の実施形態では、メモリ13は、プロセッサ12で実行されたときに、UE10に、UEが接続モード(たとえば、RRC_CONNECTED)に移行したときに一時的DRXサイクルの適用を中止または停止させるコンピュータプログラムコードを格納し得る。
一部の実施形態では、メモリ13は、プロセッサ12で実行されたときに、UE10に、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に1つまたは複数のDRX設定パラメータを適用させるコンピュータプログラムコードをさらに格納し得る。
さらに、送信機11は、UE10がアイドルモードから接続モードに移行する期間中にDRXサイクルを適用する要求を含むデータメッセージを無線ネットワークノードに送信するように設定され得る。さらに、受信機11は、無線ネットワークノードから要求の肯定応答を含むデータメッセージを受信するように設定され得る。
一部の実施形態では、メモリ13は、プロセッサ12で実行されたときに、UE10に、UE10がアイドルモードから接続モードに移行する期間中に適用するDRXサイクルを取得させるコンピュータプログラムコードをさらに格納し得る。また、受信機11は、DRXサイクルに関する情報を含むデータメッセージを無線ネットワークノードから受信するように設定され得る。追加または代替で、メモリ13は、プロセッサ12で実行されたときに、UE10に、DRXサイクルに関する情報をUE10に関連付けられたメモリから取得させるコンピュータプログラムコードを格納し得る。UE10に関連付けられたメモリは、符号13で示されたメモリであり得る。代替で、UE10に関連付けられたメモリは、UE10の別のメモリ(図示せず)であり得る。さらに、UE10に関連付けられたメモリは、UE10の外部にある、すなわち、UE10の必須部分ではない、別のメモリ(図示せず)であり得る。
さらに、メモリ13は、プロセッサ12で実行されたときに、UE10に、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に適用するDRX設定パラメータを取得させるコンピュータプログラムコードを格納し得る。また、受信機11は、DRX設定パラメータを含むデータメッセージを無線ネットワークノードから受信するように設定され得る。追加または代替で、メモリ13は、プロセッサ12で実行されたときに、UE10に、DRX設定パラメータをUEに関連付けられたメモリから取得させるコンピュータプログラムコードを格納し得る。ここでも、UE10に関連付けられたメモリは、符号13で示されたメモリであり得る。代替で、UE10に関連付けられたメモリは、UE10の別のメモリ(図示せず)であり得る。さらに、UE10に関連付けられたメモリは、UE10の外部にある、すなわち、UE10の必須部分ではない、別のメモリ(図示せず)であり得る。
図8を参照し、無線ネットワークノード20の例示的実施形態について説明する。この例示的実施形態によると、無線ネットワークノード20は、インターフェースモジュール21を備える。インターフェースモジュール21は、送信モジュール(Tx)または送信機を備え得る。インターフェースモジュール21は、受信モジュール(Rx)または受信機をさらに備え得る。代替で、インターフェースモジュール21は、送信機能と受信機能の両方を備えた送受信モジュール(Tx/Rx)または送受信機を備え得る。
送信機21は、ユーザ機器(UE)に、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にUEによって適用されるDRXサイクルに関する情報を含むデータメッセージを送信するように設定され得る。送信機21は、UEに、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にUEによって適用されるDRX設定パラメータを含むデータメッセージを送信するようにさらに設定され得る。
受信機21は、ユーザ機器(UE)から、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にDRXサイクルを適用する要求を含むデータメッセージを受信するように設定され得る。対応して、送信機21は、要求の肯定応答(ACK)を含むデータメッセージをUEに送信するように設定され得る。代替で、送信機21は、要求の否定応答(NACK)を含むデータメッセージをUEに送信するように設定され得る。
無線ネットワークノードは、エボルブドNodeB(eNB)であり得る。代替で、無線ネットワークノードは、ホーム加入者サーバ(HSS)であり得る。代替で、無線ネットワークノードは、モビリティ管理エンティティ(MME)であり得る。さらに、分散型ソリューションが利用されることが考えられる。つまり、1つまたは複数のeNB、HSS、およびMMEが、無線ネットワークノードの本明細書に記載された機能を、分散型の態様で実装し得る。
本開示を通じて説明された実施形態のいくつかによると、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にDRXサイクルを適用することが提案される。有利には、DRXサイクルは一時的DRXサイクルであり、UEがアイドルモードから接続モードに移行しているときにのみ適用される。UEが接続モードになるとすぐに、通常(または標準)の接続モードDRXサイクルを従来の方法で適用することができる。アイドルモードと接続モードとの間の期間中にもDRXサイクルを適用することで、本明細書で上述した多くの利点が得られ得る。たとえば、これにより、UEがアイドルモードから接続モードに移行する間の電力を節約することが可能となる。別の方法で電力を消費するアイドルモードから接続モードへの移行のシグナリング手順でUEが電力を節約できるようにすることは、多くのUE、特に(排他的ではないが)MTCデバイスにとって有益であり得る。
上述した詳細な説明では、限定ではなく例示を目的として、本開示に記載された多様な実施形態を完全に理解できるよう、具体的な詳細について説明した。いくつかの例では、既知のデバイス、構成要素、回路、および方法についての詳細な説明を省略し、本明細書で開示される実施形態の説明が不要な詳細事項で不明瞭になってしまわないようにした。本明細書で開示される原則、側面、および実施形態ならびにその具体的な例について言及するすべての記載は、それらの構造的および機能的な均等物を包含することを意図している。さらに、そのような均等物は、現在知られている均等物に加えて、将来的に開発される均等物、すなわち、構造に関係なく同じ機能を実行する任意の開発要素をも含むことが意図されている。よって、たとえば、本明細書のブロック図は、実施形態の原則を実施する例示的な回路またはその他の機能ユニットの概念ビューを表し得ることが理解される。同様に、すべての流れ図等は、コンピュータ可読媒体で実質的に表され、よってコンピュータまたはプロセッサが明示的に図示されているか否かに関わらずそれらのコンピュータまたはプロセッサにより実行され得る、多様なプロセスを表すと理解される。機能ブロックを含む、多様な要素の機能は、回路ハードウェア等のハードウェアおよび/またはコンピュータ可読媒体に格納されたコード命令の形式のソフトウェアを実行できるハードウェアの使用を通じて提供され得る。よって、そのような機能および図示された機能ブロックは、ハードウェアにより実行されるか、および/またはコンピュータにより実行され、よってマシンにより実行されると理解されべきである。ハードウェア実装の観点で言うと、機能ブロックは、デジタル信号プロセッサ(DSP)ハードウェア、縮小命令セットプロセッサ、特定用途向け集積回路[ASIC]を含むがこれらに限定されないハードウェア(たとえば、デジタルまたはアナログ)回路、および/またはフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、ならびに(必要に応じて)それらの機能を実行できる状態マシンを限定なしで含み、または包含し得る。コンピュータ実装の観点で言うと、コンピュータは、1つもしくは複数のプロセッサまたは1つもしくは複数のコントローラを含むと一般に理解される。コンピュータ、プロセッサ、またはコントローラにより提供される場合、機能は、単一の専用コンピュータ、プロセッサ、もしくはコントローラ、単一の共有コンピュータ、プロセッサ、もしくはコントローラ、または一部が共有もしくは分散した複数の個別のコンピュータ、プロセッサ、もしくはコントローラにより提供され得る。さらに、「プロセッサ」または「コントローラ」という用語の使用は、上述した例示的なハードウェアなど、プロセッサまたはコントローラの機能を実行でき、および/またはソフトウェアを実行できる、他のハードウェアを意味するとも解釈されるべきである。
本開示のさまざまな実施形態について、特定の実施形態を参照しながら上述したが、本明細書で説明された特定の形式に限定することが意図されているわけではない。たとえば、さまざまな実施形態の多くは、主にEPS/LTEに関して説明されているが、上述した説明および添付の図面で提示された教示の利益を受ける当業者は、本明細書に記載された一般的な原則および概念が、UMTS/WCDMA/HSPA等でも同等に利用できることに気付くであろう。
選ばれた例示的実施形態
よって本明細書で開示される技術は、以下の例示的実施形態を限定なしで包含する。
例示的実施形態M1:アイドルモードまたは接続モードのどちらかになるように設定されたユーザ機器、UE、により実行される方法であって、
UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に間欠受信(DRX)サイクルを適用すること
を含む方法。
例示的実施形態M2:DRXサイクルが一時的DRXサイクルである、例示的実施形態M1に記載の方法。
例示的実施形態M3:一時的DRXサイクルが、UEがアイドルモードから接続モードに移行しているときにのみ適用される、例示的実施形態M2に記載の方法。
例示的実施形態M4:UEが接続モードに移行したときに、一時的DRXサイクルの適用を中止すること
をさらに含む、例示的実施形態M2またはM3に記載の方法。
例示的実施形態M5:UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に1つまたは複数のDRX設定パラメータを適用すること
をさらに含む、例示的実施形態M1からM4のいずれか1つに記載の方法。
例示的実施形態M6:UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にDRXサイクルを適用することの前に、
UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にDRXサイクルを適用する要求を含むデータメッセージを無線ネットワークノードに送信すること
をさらに含む、例示的実施形態M1からM5のいずれか1つに記載の方法。
例示的実施形態M7:UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にDRXサイクルを適用することの前に、
要求の肯定応答を含むデータメッセージを無線ネットワークノードから受信すること
をさらに含む、例示的実施形態M6に記載の方法。
例示的実施形態M8:UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にDRXサイクルを適用することの前に、
UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に適用するDRXサイクルを取得すること
をさらに含む、例示的実施形態M1からM7のいずれか1つに記載の方法。
例示的実施形態M9:UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に適用するDRXサイクルを取得することが、
DRXサイクルに関する情報を含むデータメッセージを無線ネットワークノードから受信すること
を含む、例示的実施形態M8に記載の方法。
例示的実施形態M10:UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に適用するDRXサイクルを取得することが、
DRXサイクルに関する情報を、UEに関連付けられたメモリから取得すること
を含む、例示的実施形態M8に記載の方法。
例示的実施形態M11:UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にDRXサイクルを適用することの前に、
UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に適用するDRX設定パラメータを取得すること
をさらに含む、例示的実施形態M1からM10のいずれか1つに記載の方法。
例示的実施形態M12:UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に適用するDRX設定パラメータを取得することが、
DRX設定パラメータを含むデータメッセージを無線ネットワークノードから受信すること
を含む、例示的実施形態M11に記載の方法。
例示的実施形態M13:UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に適用するDRX設定パラメータを取得することが、
UEに関連付けられたメモリからDRX設定パラメータを取得すること
を含む、例示的実施形態M11に記載の方法。
例示的実施形態M14:UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間が、UEが最初のランダムアクセスメッセージ(図1を参照)を送信する(すなわち、送る)ときに始まる、例示的実施形態M1からM13のいずれか1つに記載の方法。
例示的実施形態M15:UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間が、UEがRRCConnectionReconfigurationCompleteメッセージ(図1を参照)を送信する(すなわち、送る)ときに終了する、例示的実施形態M1からM14のいずれか1つに記載の方法。
例示的実施形態M16:DRXサイクルの適用が、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にデータメッセージを送信または受信した後(図1を参照)に開始される、例示的実施形態M1からM15のいずれか1つに記載の方法。
例示的実施形態M17:DRXサイクルの適用が、RRCConnectionRequestメッセージ(図1を参照)を送信した後に開始される、例示的実施形態M16に記載の方法。
例示的実施形態M18:無線ネットワークノードにより実行される方法であって、
ユーザ機器(UE)に、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にUEにより適用されるDRXサイクルに関する情報を含むデータメッセージを送信すること
を含む方法。
例示的実施形態M19:UEに、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にUEによって適用されるDRX設定パラメータを含むデータメッセージを送信すること
をさらに含む、例示的実施形態M18に記載の方法。
例示的実施形態M20:無線ネットワークノードにより実行される方法であって、
ユーザ機器、UE、から、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にDRXサイクルを適用する要求を含むデータメッセージを受信すること
を含む方法。
例示的実施形態M21:UEに、要求の肯定応答を含むデータメッセージを送信すること
をさらに含む、例示的実施形態M20に記載の方法。
例示的実施形態U1:アイドルモードまたは接続モードのどちらかになるように設定されたユーザ機器(UE)であって
プロセッサと、
プロセッサで実行されたときに、UEに、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に間欠受信(DRX)サイクルを適用させるコンピュータプログラムコードを格納するメモリと
を備えるUE。
例示的実施形態U2:DRXサイクルが一時的DRXサイクルである、例示的実施形態U1に記載のUE。
例示的実施形態U3:メモリが、プロセッサで実行されたときに、UEに、UEがアイドルモードから接続モードに移行しているときにのみ一時的DRXサイクルを適用させるコンピュータプログラムコードを格納する、例示的実施形態U2に記載のUE。
例示的実施形態U4:メモリが、プロセッサで実行されたときに、UEに、UEが接続モードに移行したときに一時的DRXサイクルの適用を中止させるコンピュータプログラムコードを格納する、例示的実施形態U2またはU3に記載のUE。
例示的実施形態U5:メモリが、プロセッサで実行されたときに、UEに、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に1つまたは複数のDRX設定パラメータを適用させるコンピュータプログラムコードを格納する、例示的実施形態U1からU4のいずれか1つに記載のUE。
例示的実施形態U6:UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にDRXサイクルを適用する要求を含むデータメッセージを無線ネットワークノードに送信するように設定された送信機をさらに備える、例示的実施形態U1からU5のいずれか1つに記載のUE。
例示的実施形態U7:無線ネットワークノードから要求の肯定応答を含むデータメッセージを受信するように設定された受信機をさらに備える、例示的実施形態U6に記載のUE。
例示的実施形態U8:メモリが、プロセッサで実行されたときに、UEに、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に適用するDRXサイクルを取得させるコンピュータプログラムコードを格納する、例示的実施形態U1からU7のいずれか1つに記載のUE。
例示的実施形態U9:受信機が、DRXサイクルに関する情報を含むデータメッセージを無線ネットワークノードから受信するように設定されている、例示的実施形態U8に記載のUE。
例示的実施形態U10:メモリが、プロセッサで実行されたときに、UEに、DRXサイクルに関する情報をUEに関連付けられたメモリから取得させるコンピュータプログラムコードを格納する、例示的実施形態U8に記載のUE。
例示的実施形態U11:メモリが、プロセッサで実行されたときに、UEに、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に適用するDRX設定パラメータを取得させるコンピュータプログラムコードを格納する、例示的実施形態U1からU10のいずれか1つに記載のUE。
例示的実施形態U12:受信機が、DRX設定パラメータを含むデータメッセージを無線ネットワークノードから受信するように設定されている、例示的実施形態U11に記載のUE。
例示的実施形態U13:メモリが、プロセッサで実行されたときに、UEに、DRX設定パラメータをUEに関連付けられたメモリから取得させるコンピュータプログラムコードを格納する、例示的実施形態U11に記載のUE。
例示的実施形態U14:UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間が、UEが最初のランダムアクセスメッセージ(図1を参照)を送信する(すなわち、送る)ときに始まる、例示的実施形態U1からU13のいずれか1つに記載のUE。
例示的実施形態U15:UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間が、UEがRRCConnectionReconfigurationCompleteメッセージ(図1を参照)を送信する(すなわち、送る)ときに終了する、例示的実施形態U1からU14のいずれか1つに記載のUE。
例示的実施形態U16:DRXサイクルの適用が、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にデータメッセージを送信または受信した後(図1を参照)に開始される、例示的実施形態U1からU15のいずれか1つに記載のUE。
例示的実施形態U17:DRXサイクルの適用が、RRCConnectionRequestメッセージ(図1を参照)を送信した後に開始される、例示的実施形態U16に記載のUE。
例示的実施形態N1:ユーザ機器(UE)に、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にUEによって適用されるDRXサイクルに関する情報を含むデータメッセージを送信するように設定された送信機
を含む無線ネットワークノード。
例示的実施形態N2:送信機が、ユーザ機器(UE)に、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にUEによって適用されるDRX設定パラメータを含むデータメッセージを送信するように設定されている、例示的実施形態N1に記載の無線ネットワークノード。
例示的実施形態N3:エボルブドNodeB(eNB)、ホーム加入者サーバ(HSS)、およびモビリティ管理エンティティ(MME)の1つまたは複数を含む、例示的実施形態N1またはN2に記載の無線ネットワークノード。
例示的実施形態N4:ユーザ機器(UE)から、UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中にDRXサイクルを適用する要求を含むデータメッセージを受信するように設定された受信機
を含む無線ネットワークノード。
例示的実施形態N5:要求の肯定応答を含むデータメッセージをUEに送信するように設定された送信機
をさらに含む、例示的実施形態N4に記載の無線ネットワークノード。
例示的実施形態N6:エボルブドNodeB(eNB)、ホーム加入者サーバ(HSS)、およびモビリティ管理エンティティ(MME)の1つまたは複数を含む、例示的実施形態N4またはN5に記載の無線ネットワークノード。
説明された実施形態の変更および他の変種が、上述した説明および添付の図面で提示された教示の利益を受ける当業者にとって思い浮かぶ。よって、実施形態が開示された特定の例示的実施形態に限定されないこと、ならびに変更および他の変種が本開示の範囲内に含まれることが意図されていることが理解されるべきである。本明細書では特定の用語が用いられ得るが、これらの用語は汎用的かつ記述的な意味でのみ使用されており、限定の目的で使用されているわけではない。
略語
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
CC クレジット制御
DL ダウンリンク
DRX 間欠受信
eNB eNodeB
eNodeB E−UTRAN NodeB
EPS エボルブドパケットシステム
E−UTRA エボルブドユニバーサル地上無線アクセス
E−UTRAN エボルブドUTRAN
GPRS 汎用パケット無線サービス
GTPv2−C GPRSトンネリングプロトコルバージョン2の制御プレーン部分
HLR ホームロケーションレジスタ
HSPA 高速パケットアクセス
HSS ホーム加入者サーバ
IE 情報エレメント
IMSI 国際移動体加入者識別番号
IP インターネットプロトコル
IP−CAN IPコネクティビティアクセスネットワーク
LTE ロングタームエボリューション
M2M マシンツーマシン
MAC 媒体アクセス制御
MD マシンデバイス
MME モビリティ管理エンティティ
MOD モジュロ
MS 移動局
Msg メッセージ
MTC マシン型通信
NAS 非アクセス層
PCEF ポリシーおよび課金施行機能
PCRF ポリシーおよび課金ルール機能
PDN パケットデータネットワーク
PDU パケットデータユニット
PGW PDNゲートウェイ
RA ランダムアクセス
RRC 無線リソース制御
S1 EPSの無線アクセスネットワークとコアネットワークとの間のインターフェース
S1AP S1アプリケーションプロトコル(eNBとMMEとの間で使用される制御プレーンプロトコル)
SGSN サービングGPRSサポートノード
SGW サービングゲートウェイ
SI システム情報
TS 技術仕様
UE ユーザ機器
UL アップリンク
UMTS ユニバーサル移動体通信システム
USIM ユニバーサル加入者識別モジュール
UTRAN ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
WCDMA 広帯域符号分割多元接続

Claims (31)

  1. アイドルモードまたは接続モードのどちらかになるように設定されたユーザ機器(UE)により実行される方法であって、
    前記UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に間欠受信(DRX)サイクルを適用すること(210)
    前記UEが前記アイドルモードから前記接続モードに移行する前記期間中に前記DRXサイクルを適用すること(210)の前に、前記UEが前記アイドルモードから前記接続モードに移行する前記期間中に前記DRXサイクルを適用する要求を含むデータメッセージを無線ネットワークノードに送信すること
    を含む方法。
  2. 前記DRXサイクルが一時的DRXサイクルである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記一時的DRXサイクルが、前記UEが前記アイドルモードから前記接続モードに移行しているときにのみ適用される(210)、請求項2に記載の方法。
  4. 前記UEが前記接続モードに移行したときに、前記一時的DRXサイクルの適用を中止すること(230)
    を含む、請求項2または3に記載の方法。
  5. 前記UEが前記アイドルモードから前記接続モードに移行する前記期間中に1つまたは複数のDRX設定パラメータを適用すること(220)
    を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記UEが前記アイドルモードから前記接続モードに移行する前記期間中に前記DRXサイクルを適用することの前に、
    前記要求の肯定応答を含むデータメッセージを前記無線ネットワークノードから受信すること
    を含む、請求項に記載の方法。
  7. 前記UEが前記アイドルモードから前記接続モードに移行する前記期間中に前記DRXサイクルを適用すること(210)の前に、
    前記UEが前記アイドルモードから前記接続モードに移行する前記期間中に適用する前記DRXサイクルを取得すること(410)
    を含む、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記UEが前記アイドルモードから前記接続モードに移行する前記期間中に適用する前記DRXサイクルを取得すること(410)が、
    前記DRXサイクルに関する情報を含むデータメッセージを無線ネットワークノードから受信すること(411)
    を含む、請求項に記載の方法。
  9. 前記UEが前記アイドルモードから前記接続モードに移行する前記期間中に適用する前記DRXサイクルを取得すること(410)が、
    前記DRXサイクルに関する情報を、前記UEに関連付けられたメモリから取得すること(412)
    を含む、請求項に記載の方法。
  10. 前記UEが前記アイドルモードから前記接続モードに移行する前記期間中に前記DRXサイクルを適用すること(210)の前に、
    前記UEが前記アイドルモードから前記接続モードに移行する前記期間中に適用するDRX設定パラメータを取得すること(420)
    を含む、請求項5からのいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記UEが前記アイドルモードから前記接続モードに移行する前記期間中に適用する前記DRX設定パラメータを取得すること(420)が、
    前記DRX設定パラメータを含むデータメッセージを無線ネットワークノードから受信すること(421)
    を含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記UEが前記アイドルモードから前記接続モードに移行する前記期間中に適用する前記DRX設定パラメータを取得すること(420)が、
    前記UEに関連付けられたメモリから前記DRX設定パラメータを取得すること(422)
    を含む、請求項10に記載の方法。
  13. 無線ネットワークノードにより実行される方法であって、
    ユーザ機器(UE)から、前記UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に間欠受信(DRX)サイクルを適用する要求を含むデータメッセージを受信すること(610)、
    前記UEに、前記UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に前記UEにより適用される前記DRXサイクルに関する情報を含むデータメッセージを送信すること(510)
    を含む方法。
  14. 前記UEに、前記UEが前記アイドルモードから前記接続モードに移行する前記期間中に前記UEによって適用されるDRX設定パラメータを含むデータメッセージを送信すること(520)
    を含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記UEに、前記要求の肯定応答を含むデータメッセージを送信すること(620)
    を含む、請求項14に記載の方法。
  16. アイドルモードまたは接続モードのどちらかになるように設定されたユーザ機器(UE)(10)であって
    前記UEが前記アイドルモードから前記接続モードに移行する期間中に間欠受信(DRX)サイクルを適用する要求を含むデータメッセージを無線ネットワークノードに送信するように設定された送信機(21)と、
    プロセッサ(12)と、
    前記プロセッサで実行されたときに、前記UE(10)に、前記UEが前記アイドルモードから前記接続モードに移行する前記期間中に前記DRXサイクルを適用させるコンピュータプログラムコードを格納するメモリ(13)と
    を備えるUE(10)
  17. 前記DRXサイクルが一時的DRXサイクルである、請求項16に記載のUE(10)。
  18. 前記メモリ(13)が、前記プロセッサ(12)で実行されたときに、前記UE(10)に、前記UEが前記アイドルモードから前記接続モードに移行しているときにのみ前記一時的DRXサイクルを適用させるコンピュータプログラムコードを格納する、請求項17に記載のUE(10)。
  19. 前記メモリ(13)が、前記プロセッサ(12)で実行されたときに、前記UE(10)に、前記UEが前記接続モードに移行したときに前記一時的DRXサイクルの適用を中止させるコンピュータプログラムコードを格納する、請求項17または18に記載のUE(10)。
  20. 前記メモリ(13)が、前記プロセッサ(12)で実行されたときに、前記UEに、前記UEが前記アイドルモードから前記接続モードに移行する前記期間中に1つまたは複数のDRX設定パラメータを適用させるコンピュータプログラムコードを格納する、請求項16から19のいずれか一項に記載のUE(10)。
  21. 前記無線ネットワークノードから前記要求の肯定応答を含むデータメッセージを受信するように設定された受信機(11)
    を備える、請求項16に記載のUE(10)。
  22. 前記メモリ(13)が、前記プロセッサ(12)で実行されたときに、前記UEに、前記UEが前記アイドルモードから前記接続モードに移行する前記期間中に適用する前記DRXサイクルを取得させるコンピュータプログラムコードを格納する、請求項16から21のいずれか一項に記載のUE(10)。
  23. 前記受信機(11)が、前記DRXサイクルに関する情報を含むデータメッセージを無線ネットワークノードから受信するように設定されている、請求項21に記載のUE(10)。
  24. 前記メモリ(13)が、前記プロセッサで実行されたときに、前記UE(10)に、前記DRXサイクルに関する情報を前記UEに関連付けられたメモリから取得させるコンピュータプログラムコードを格納する、請求項22に記載のUE(10)。
  25. 前記メモリ(13)が、前記プロセッサ(12)で実行されたときに、前記UE(10)に、前記UEが前記アイドルモードから前記接続モードに移行する前記期間中に適用するRX設定パラメータを取得させるコンピュータプログラムコードを格納する、請求項21から24のいずれか一項に記載のUE(10)。
  26. 前記受信機(11)が、前記DRX設定パラメータを含むデータメッセージを無線ネットワークノードから受信するように設定されている、請求項25に記載のUE(10)。
  27. 前記メモリ(13)が、前記プロセッサ(12)で実行されたときに、前記UE(10)に、前記DRX設定パラメータを前記UEに関連付けられたメモリから取得させるコンピュータプログラムコードを格納する、請求項25に記載のUE(10)。
  28. ユーザ機器(UE)から、前記UEがアイドルモードから接続モードに移行する期間中に間欠受信(DRX)サイクルを適用する要求を含むデータメッセージを受信するように設定された受信機(11)と、
    前記UEに、前記UEが前記アイドルモードから前記接続モードに移行する前記期間中に前記UEによって適用される前記DRXサイクルに関する情報を含むデータメッセージを送信するように設定された送信機(21)と、
    を含む無線ネットワークノード(20)。
  29. 前記送信機(21)が、前記UEに、前記UEが前記アイドルモードから前記接続モードに移行する前記期間中に前記UEによって適用されるDRX設定パラメータを含むデータメッセージを送信するように設定されている、請求項28に記載の無線ネットワークノード(20)。
  30. 前記要求の肯定応答を含むデータメッセージを前記UEに送信するように設定された送信機
    を含む、請求項28に記載の無線ネットワークノード(20)。
  31. エボルブドNodeB(eNB)、ホーム加入者サーバ(HSS)、およびモビリティ管理エンティティ(MME)の1つまたは複数を含む、請求項28から30のいずれか一項に記載の無線ネットワークノード(20)。
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