JP6244579B2 - 津波避難装置 - Google Patents

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Description

本発明は、津波避難装置に関する。
先般の東日本大震災の津波襲来に先立って下記のような津波避難装置が提案されている。
特開2008−14112
特許文献1に開示された津波避難装置によれば、津波から避難して助かることができるのであるが、東日本大震災において発生した津波は、想定以上の大規模なものになって街中を歩く人や車を運転する人、生徒や児童など多くの人が行き場をなくして亡くなったり行方不明になったりした。特許文献1に開示したタワー型のものも命を救えるのであるが、広く多人数の避難には今一つ限界があるのが現状である。
本発明は、このような問題を解決しようとするものであり、近場のできるだけ多くの人々や車両までも含めて津波から助かるようにした津波避難装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、地盤より立ち上がる周壁の内域には津波想定高さを超える大規模な屋上避難場所とこの屋上避難場所よりも下層階であって前記周壁に囲まれるとともに該屋上避難場所に通じる登降手段で避難可能とされた屋上より下の避難場所とが形成され、前記周壁の外周複数個所にはそれぞれ近くの道路や平地から前記屋上避難場所に登ることのできるスロープ式登降手段が配備されて車両を含む避難者が前記スロープ式登降手段を通じて屋上避難場所に避難可能に構成されている
上述したように本発明は、地盤より立ち上がる周壁の内域には津波想定高さを超える大規模な屋上避難場所とこの屋上避難場所よりも下層階であって前記周壁に囲まれるとともに該屋上避難場所に通じる登降手段で避難可能とされた屋上より下の避難場所とが形成され、前記周壁の外周複数個所にはそれぞれ近くの道路や平地から前記屋上避難場所に登ることのできるスロープ式登降手段が配備されて車両を含む避難者が前記スロープ式登降手段を通じて屋上避難場所に避難可能に構成されているので、近場のできるだけ多くの人々や車両までも含めて津波から助かるようにした津波避難装置を提供することができる。
本発明の一実施形態を示す図2の平面図。 図1の側面図。 図1のB−B線断面図。 他の実施形態を示す図5の平面図。 図3の側面図。 他の実施形態を示す平面図。 図6の要部拡大図。 図7のC−C線断面図。 付加的な提案例を示す平面模式図。 図9のE−E線断面図。 他の提案例を示す断面図。 他の提案例を示す拡大断面図。 他の提案例を示す拡大断面図。 他の提案例を示す横断面図。 他の提案例を示す平面図。 他の提案例を示す正面図。 図16のF−F線拡大断面図。 他の実施形態を示す平面図。 図18のG−G線断面図。 他の実施形態を示す平面図。 図20のI矢視図。 図20のH−H線拡大断面図。 他の実施形態を示す平面図。 他の実施形態を示す平面図。 他の実施形態を示す平面図。 他の実施形態を図27および図28に対応して示す平面図。 図26のJ方向矢視図。 図26のK−K線断面図。 他の実施形態を示す平面図。 図29のL方向からの矢視図。
以下、本発明の一実施形態を説明する。各実施形態で説明する各案は関係する他の実施形態においても適用することができる。
図1ないし図3は津波避難装置の一実施形態を示すもので、同実施形態は、鉄筋コンクリート製の大規模津波避難施設についてのもので、10は基礎杭、11は基礎を示し、これらを介して海側道路12と山側道路13との間の広いスペースを利用して円形をした大規模津波避難施設が築造されている。14は主周壁で、上からみて240度前後の角度のらせん円壁状をしており、高さHは地盤15から25m前後となるように前記基礎11上に垂直に築造されている。この主周壁14は津波襲来方向を基準にして左右一対となるように入組み状に配置されている。16は登降手段で、スロープでなり、海側と山側道路12,13のいずれからも登ることができるようになっている。この実施形態の場合、車両a…の他に近くを歩く避難者b…も登れるようになっている。18は地盤から20m前後の高さに設定された屋上避難場所で、コンクリート面でなり、その上に土壌や芝生などで仕上げをすることは自由である。19は2階避難場所、20は1階避難場所でなり、これら3面は中央支柱21や他の支柱22…を介して支持されている。
図1のDは屋上避難場所18の内直径で、50m・100m・300mなどできるだけ多数の車両aや避難者b…を避難させ得る大きさとする。24は内周壁で、屋上避難場所18からの車両a…をさらに2階避難場所19へと誘導するための下がり傾斜路25を形成する。この下がり傾斜路25は図3のように2階避難場所19から1階避難場所20へ誘導するためにも設けられている。26は避難者誘導ガイドで、手摺のようなもので、2本の登降手段16の側脇から屋上避難場所18へと車両a…に邪魔されることなく案内するものになっている。
屋上避難場所18は、図2に仮想線で示すように、主周壁14の高さより高くしてその上に設置されるであろう家屋やマンションなどから海が観えるようにすることがある。同避難場所18は主周壁14と略同じ高さにしてもよい。
主周壁14は鉄筋コンクリート製であるが、矢板造りや木造りなど他の材料を使ってもよい。1階・2階避難場所20,19を構成してあるが、主周壁14内に土砂やコンクリートなどを埋め込んでその上面を屋上避難場所18とすることもできる。この埋め込み材には、放射性物質に汚染されたものから除染処理を経たものを一部あるいは全部に含むものであることがある。
また、図1に示すように、屋上避難場所18の主周壁の内周などには、平時は店舗や公共施設とされ津波襲来時には避難所になる施設27…を設置することができる。屋上避難場所18上には、図3の左上欄に示すように、a…の範囲に対応する面内に一戸建てcやマンションdなどによる居住区を設けてもよい。例えば、一戸建てcを設ける場合、上欄に示すように、2本あるいは4本などの支柱コラム32上に住居部分33を設置したピロティ方式を採用してもよい。34は階段であり、支柱コラム32は右半断面のように地盤内に埋め込む方式にしてもよい。この方式は、図3の平地に設置した家屋にも適用することができる。支柱コラム32は、住居部分33上に伸ばしてラセン階段sを付して迫る津波に緊急的に避難できるようにしてもよい。
さらに、図3に示すように、屋上避難場所18よりも上側には、支柱22…や中央支柱21などを延長してあるいは独自支柱や複数個所の高台を立設することにより非常時避難場所28を設置してもよい。29はその登降手段である。
津波(押し波+X)が襲来してくるときは、近くを通りかかる車両a…や避難者b…がそれぞれに向く登降手段16を利用して駆け上り屋上避難場所18まで避難する。図1はそのときの様子を概容的に示している。避難者b…は、施設27を利用して非常時を凌ぐことができる。電力については図示しないソーラー発電(蓄電機能付)により賄う。施設27は1階・2階避難場所、非常時避難場所20,19,28に選択的に設置することができる。地下避難場所を構成することもある。
さらに、図示大型避難施設に隣接して他の大型避難施設を設置することは自由であり、その場合、施設相互間には連絡橋などの相互連絡部30を設ける場合がある。この相互連絡部30は、地上から高く盛り上がるコンクリート製などの津波堰き止め手段とすることもでき、その場合、堰き止め手段には交通上のトンネル31を形成しておくこともできる。トンネルには非常時閉止扉を付すこともある。前記登降手段16は海側と山側にそれぞれ1本ずつ設けられていたが、例えば、左右対称をなすように各2本ずつの登降手段16とすることがある。非常時避難場所28は、図3の右欄のように円錐、角錐状あるいは円柱、角柱状の高台としてもよい。
図4および図5は他の実施形態を示す。同実施形態は、同じく鉄筋コンクリート製大規模津波避難施設についてのもので、同施設は全体が上からみて正方形や長四角形などの角形をなすものとされている。35は海側道路、36は山側道路を示し、施設において37は基礎杭、38は基礎、39は角形をした主周壁、40は主に車両a…用で避難者b…も登ることができるようにした車両用登降手段、43は避難者用登降手段である。
この施設は、その海側および山側には、1本あるいは一対の避難者用登降手段43が設けられて屋上避難場所44に避難できるようにされるとともに、側面の車両用登降手段40を利用して海側および山側から車両a…が避難できるようになっている。主周壁39の登降手段40より上がったところは、図4の実線では凹み状になっているが、仮想線40aのようにL字形にしてもよい。また、図4の左下欄に示すように、主周壁39の下辺部に避難口41を開設し、それ続く内避難路42を設けて人や車などを避難させ得るようにしてもよい。この場合、外側に別の登降手段40を併設することができる。
車両用登降手段40は、各側面において前後一対設けることもできる。屋上避難場所44には、手摺のような避難者誘導ガイド45が設けられるとともに、同ガイド45に護られた内周部分には店舗や公共施設などの施設46…が設けられ平時・津波緊急時のいずれにも利用可能になっている。
屋上避難場所44は、平時の利用を図るため、図4の右下欄に示すように、道路53付きの住居地区54を設けることがある。
図示しないが太陽光発電システムも完備する。47は下がり路で、2階避難場所48や1階避難場所49への車両a…などの移動を可能にする。50は緩衝杭で避難者b…の避難を津波から護る。51は支柱で、これらを利用して屋上よりさらに上側に非常時避難場所52を設けてもよい。この避難場所52は図5に仮想線で示すように傾斜式に配置して登ればそのまま避難体勢になるようにすることもできる。
図6ないし図8は大規模津波避難施設についての他の実施形態を示す。同実施形態において56は海側の堤防、57は海側道路、58は山側道路で、両道路57,58間に津波避難施設が複数基設置されている。この津波避難施設は平時は前記のような大型商業施設などとして利用可能に構成することができるものである。各施設において60は主周壁で、丸形で直径は50ないし300mなど如何なる直径でもよく、高さは25ないし30m前後とされる。同主周壁60は鉄筋コンクリート製とされるが矢板、鋼管などで築造してもよい。同施設には屋上避難場所61が設けられるとともに下がり路62により階下にも避難できるようになっている。屋上避難場所61のみで階下を構成しない場合もある。主周壁60の左右には出入り口63が開けられている。
こうした津波避難施設を堤防56に平行状に互いに離間させて複数基設置するとともに、それらの間には図8に断面を示すように、第2堤防64が設けられている。第2堤防64は、その前後に登り斜面65を有しこれが避難路を兼ねている。登り斜面65の上端には出入り口63に通じる連絡路66が形成されている。
津波+Xが襲来してくると、車両a…や避難者b…は前後の登り斜面65,65をそのまま利用して連絡路66から出入り口63を通じて屋上避難場所61へ避難すればよい。登り斜面65はそれ自体が高い第2堤防64になっているのでそこで津波+Xは堰き止められる。第2堤防64には前後に通じるトンネルを設けることができる。67は側脇ガード堤防で、同堤防67からも避難可能である。同堤防67は前側が凹む形にすれば津波+Xをより食い止めることができる。
尚、図6の右下欄に示すように、主周壁60は横長状の楕円あるいは長円形にすることができる。68は施設で、平時は店舗や公共施設などとして機能する一方津波緊急時には避難ハウスとして機能する。ハウスの天面などには太陽光パネルを設置可能である。
図9およびそのE−E線断面図である図10は、付加的な提案例を示す。同提案例は、大規模津波避難施設を利用して、セシウムなどの放射性物質により汚染され集められた収集物質70を放射性物質が外部に漏れ出ない形で完全に封じ込めて格納するようにしたものである。
避難施設は、図示省略した基礎杭を介して基礎版71が設けられ、その上に円筒状あるいはラセン形をした防護周壁72が高さ20〜30m程度で直径50〜300m前後の大口径をなして築造されている。基礎版71は表土であってもよい。また、周壁72は各種多角形、楕円形その他の変形した形でもよく、高さや口径などは前記に限定されるものではない。さらに、周壁72は、RC造りや石垣造りなど矢板、PCパイルなどにより築造される。
そして、周壁71の外周1個所あるいは数個所には、スロープ式あるいは階段式またはこれらの併合方式でもって登降手段73が付設されて周壁72内に避難できるようになっている。スロープによれば、車両や歩行者、災害弱者など広く利用することができる。周壁72は図9の右上欄に示すようなラセン形のものでもよい。
こうした避難施設の内部には、鉛製の主漏洩防止層75が基礎版71と周壁72に添う形で施されている。主漏洩防止層75は、単層以外に複層とすることがある。この防止層75の外まわりには、防止層75の破損などを防止するため砂や樹脂、ビニールシートあるいはゴムシートなどを択一あるいは複合組み合わせして1重あるいは重層状に外周保護層76を施すものとする。また、主漏洩防止層75の内側には、内周保護層77を施し、この保護層77としては、外周側かから、ゴムシート層・柔軟シート層・土砂層・コンクリート層などの順に積層した構成とする。ゴムシート層や柔軟シート層は、収集物質70など上方からの負荷によりコンクリート層や主漏洩防止層75に掛かる局部的負荷を緩和軽減し破損を防止するためのものである。コンクリート層は第1段階目の漏洩防止層としても機能する。前記ゴムシート層・柔軟シート層は、いずれかによる単層とすることができる他、土砂層・コンクリート層もいずれかのみによることができる。
収集物質70としては、一般瓦礫・田畑や校庭などからの収集土砂分・カキなど海洋からの回収分が含まれ、同収集物質70が、内周保護層77の内空間一杯に収容され上面も図10のように主漏洩防止層75の上端レベル程度にまで揃えられる。その上で、主漏洩防止層75の蓋面を構成するように天面漏洩防止層78を施す。この天面漏洩防止層78は、鉛層の他にその上下あるいはその一方のゴムシート79を含むものであり、特に鉛層については前記した主漏洩防止層75と密着・密閉関係を保つようにする。さらに、天面漏洩防止層78の上には、土砂基盤層80を施した上で表層となるコンクリート版層81を施すものとする。土砂基盤層80・コンクリート版層81の外周縁は前記外周保護層76と密着・密閉関係とするとともに、同コンクリート版層81の上面には雨水などの浸潤を防止する保護層を施すものとする。そして、コンクリート版層81の上面に津波などの避難場所82を設定し、平時の利用も可能なように校舎などの公共施設83や店舗などの民間利用施設84などを設置するものとする。施設84は津波や洪水などの非常事態が発生して避難した際の一時利用可能施設としても機能するようになっている。図10の下欄に示すように、内周保護層77あるいは主漏洩防止層75、基礎版71の底壁一部に、メタンガス等あるいは汚水などを外部に排除しさらに安全な場所に格納するための回収ピット85や排除手段86を設けることができる。
尚、図10の右下欄に示すように、平面が円形や多角形などとされた天壁204と基礎版205および防護周壁206でなるRC製などの躯体をその下部が地面GL内に没する形で埋設施工するとともに、防護周壁206の周部1個所以上にはテーパー状の通口208とそれに適合可能な密閉蓋209とを備えることで、その広大な内部空間にコンクリートあるいは金属製などの密閉容器210…の多数個を通口208を通じて搬入積載して蓋211により内部に密閉した放射性廃棄物213の第1段階として外部に漏洩しないように密閉化する。密閉容器210と蓋211の内外両面には、例えば、菱和工業(株)販売の高機能セラミック素材である「EAGLE8」(商品名)を水と混ぜ合わせて塗着しておくものとする。放射性廃棄物213はそれ自体を「EAGLE8」と水溶状に混ぜ合わせて容器210内で人工岩化するようにすれば放射性物質の漏洩を二重・三重に阻止することができる。「EAGLE8」は、硬化が早く硬化収縮もせず、高い耐火・耐熱性をもち、耐薬品性をもつもので、さらに中性のためコーティング対象物の劣化を抑え、優れた密着性を発揮するとともに、緻密な構造で水も通さないなどの特徴をもつ。最も期待すべきは、「EAGLE8」での形成層は、内部に密閉した放射性廃棄物からの放射性物質が漏れずまた外部からの地下水を完全に遮断し、さらに、ひび割れを発生することなく施工できかつ施工後の高い強度が得られるなど放射性廃棄物の最終処分場として完全封入するのに好適なものとされている。
これら容器210は蓋211をされたあとその周辺を「EAGLE8」で塗着密閉したあと、通口208を通じて内部に搬入・積載される。天壁204・周壁206および基礎版205の内周全体は「EAGLE8」による塗着で漏洩防止処理され、さらに、密閉蓋209を密閉したあとその周辺および天壁204・周壁206などの外面も「EAGLE8」にて漏洩防止処理を施すものとする。天壁204上は、「EAGLE8」の塗着層それ自体の上面あるいはその塗着層の上側に敷設されたアスファルトやコンクリート層、土砂などの付加層の上面を津波・洪水などからの避難面として設定することができ、断面三角形で全体として円錐リング状をした外周防護手段212の周方向に向けて斜め上がり状に設けられる避難路(図示省略)からの車や人などの避難者がこの避難面に避難可能とされる。外周防護手段212それ自体に「EAGLE8」を混合したりあるいは同防護手段212の例えば、傾斜上面などに「EAGLE8」を塗着施工することにより放射性物質の漏洩を防止するようにしてもよい。
前記では容器210に放射性廃棄物を収容してさらに躯体内に搬入処置するようにしたが、容器210を使わず、放射性廃棄物(除染前と後のいずれの段階のものでもよい)と「EAGLE8」とを混合した水溶化物をそのまま躯体内に投入して人工岩化して処理することで放射性物質の外部への漏洩を防止するようにしてもよい。前記塗着には吹き付け施工も含まれる。放射性廃棄物には、指定廃棄物と特定廃棄物の双方が含まれる。
尚、付加的な提案例であるが、前記「EAGLE8」を使用して、ビルや校舎・体育館・役場など避難所、移動用車両など放射性物質で危険に晒されるおそれのある建造物などの表面を覆って避難時の安全を確保し、さらにビニールハウスも覆ってその中で安全にハウス栽培ができるようにすることができる。
図11は他の提案例を示す。同例は、山部87間に形成された谷部88の窪みを利用して、セシウムなどの放射性物質により汚染され集められた収集物質70を放射性物質が外部に漏れでない形で完全に封じ込めて格納するようにしたものである。89は主漏洩防止層で鉛製で、山部87の裾付近から谷部88にかけて添うように単層あるいは複層をもって施されており、その底面にはゴムシートなどの底保護層90が土砂とともに施されている。91は天面漏洩防止層で、同じく鉛製で、収集物質70の上面に添う形とされるとともに前記主漏洩防止層89の周縁部に密着・密閉するようにして蓋設されている。この天面漏洩防止層91は単層でも複層でもよい。92は天面保護層でゴムシートなどからなり、雨水の浸入を阻止するものとされ、93は前記構成の全体を包み込む埋め込み土砂である。尚、底保護層90の谷部には、回収ピット94が設けられ、水やガスなどを底部から抜き取れるようになっている。
図12は他の提案例を示し、同例は、前記した防護周壁72を形成する際に同時に鉛を付加しておく方式を示す。100は外型枠、101は内型枠で、その間は、幅決め材102を介して締め付け具103で固定を図るようにしてある。こうした型枠構造の内周面には、樹脂またはゴムなどの内側保護材104と外側保護材105を設けてその間に鉛製の漏洩防止層106を設けてなるもので、さらに内周には鉄板やSUSなどにより押さえ板107を締め付け固定したものである。この構造は、前記基礎版71、コンクリート版層81など周壁72以外のコンクリート部分にも適用することがある。108はコンクリート打設方向、109はコンクリートなどの打設物を示す。尚、この構造は、捨て型枠方式とする。
図13は他の提案例を示し、同例は、型枠100,101を2層など複層とし、それらの間に漏洩防止層106を一体に挟み込んで施工したものである。尚、この構造は、捨て型枠方式とする。
前記漏洩防止構造の内面あるいは外面などには、塗料に鉛粉末を混合したものを層剤として付着してもよい。
図14は他の提案例を示す。先の原発事故に関連して放射性物質を含む土砂を利用してマンションや水路などのコンクリート築造を行ったことが問題視されている。図14はその対策で、溝型枠113からセシウムなどの放射性物質が放逸しないように、同型枠113の外表面に塗料・樹脂・鉄板・ゴムなどでなる保護層114を付着させるとともに、外面には鉛製の漏洩防止層115を外装してなるものである。この場合、漏洩防止層115を省略することもある。
図15は他の提案例を示す。118は海岸部、119は樹木、120は海岸通り、121は市街側通り、122は市街地、+Xは津波(押し波)であり、そのままでは、市街地122がダイレクトに襲来されるおそれがある。
その対策として、前記したような大規模避難施設123…を複数配備するとともに、これらを津波+Xを分ける配置としさらに分けた流れに対抗する配置としたもので、それとともに避難施設123間には施設間堤防124…を配備して適宜流れを減衰するように構成したものである。尚、樹木119は右上欄のように保持リング125で抱き持つとともに防護杭126との間をつなぎ材127で結んで津波流+Xで倒れないようにすることができる。そうすると樹木119が津波流+Xの減衰役ともなる。
図16および図17は、放射性物質が透過しないようにした鉛入り非透過ボードBについての一例を示し、同ボードBの単位は平面矩形である。図17に示すように、130は外側板でベニヤ板や樹脂プレート、金属板のようなもので、その表裏2枚間には、鉛シート製である放射性物質の非透過材131と、その表裏にくるゴムシートあるいは樹脂シート等の保護シート132,132がいわゆるサンドイッチ式に接着一体化されている。
こうしてなる非透過ボードB…は、図16のように、張付対象面である、例えば、一般家屋の外壁面など放射性物質が透過しては困る面に対してできるだけ隣接する関係で張り付けられている。その張り付け固定のため、ボードBの適宜位置に通孔133があけられ、その通孔133を通して釘、ビスなどの止着具134をねじ込むようになっている。135はワッシャで、通孔133などの微小隙間から放射性物質が透過することを避けるため、図17左欄のように、ワッシャ135も鉛入りのものとされている。止着具134とその止着面付近を鉛粉混じりの塗料で被覆してもよい。又、ワッシャ135は鉛粉入りのゴム質で形成したものを使用してもよい。
こうしてなるボードBを張った場合に生じてくる図16の相互隙間は、仮想線で示すような鉛入り粘着シート136の被覆により非透過状態とすることができる。図16はそのシート136,136が交差して施工された様子を示している。また、仮想線のように、実線のように張り付けられたボードBの隙間を塞ぐため別のボードB′を重合し非透過状態にすることもできる。さらに、ボードBの隙間は、鉛入りゴムあるいは樹脂シートによって、または鉛粉入り塗料を塗着することで非透過状態とすることができる。さらに、ボードBの端縁は図17右欄のように互いに入組み合う斜面状としてもよい。
図18および図19は他の実施形態を示す。同実施形態は、津波(あるいは洪水)避難施設を兼ねた大規模高台施設を示すもので、150は主周壁で、上からみて円形をなし、直径50m・100m・300m、それ以上に設定され、地盤からの高さは30m前後とされる。この主周壁150は、底壁151や杭152などの上に構築されている。同主周壁150の内面に添って一対の内周壁153が設けられ、同内周壁153と主周壁150との間には、スロープである登降手段154が設けられて図18の左周りに登ることができるようになっている。この登降手段154は、図18の右下欄に示すように、車aの登る低い斜路と人bの登る高い斜路とでなり、緊急時に車aによって避難する人aに被害が起きないようにしてある。この登降手段154への入口155は図19に示すように主周壁150の下縁に開口してある。登降手段154の車線は、図18の左下欄に示すように、UP−DOWNの2車線式としてもよく、この場合、平時の生活道路として有効に活用される。
157は主周壁150内に埋め立てられた土砂・コンクリートなどの高台地盤で、その上面が避難場所を兼ねる高台面158となっている。この高台面158上には、区域中央の店舗159や公共施設(消防、交番、役所など)160や回りの住居区域161が所要の高台内道路162とともに設けられている。163はエレベータで、主周壁150の外周面を介して複数基配備され、平時の生活用としてまた非常時に利用される。このエレベータ163が非常時にトラブルで運転できないときは前記登降手段154の人用の斜路を利用して避難可能である。エレベータ163を非常時にも駆動できるように停電時発電システムを設置しておくことは言うまでもない。164は市街地道路である。
尚、主周壁150は、図18の上欄に示すように、楕円形状、長円形状、菱形、三角形以上の多角形など種々の形状にすることができる。また、165は非常時フロート装置で、津波高さが想定以上である場合に乗り込み、水圧作動路により浮上して津波高さからさらに高く避難することができるものである。
図20ないし図22は他の実施形態を示す。同実施形態は、平時の生活の便を重視するとともに津波などの非常時にも安全確実に避難対応できる大規模高台施設を提供しようとするものである。170は平地の地盤でこの地盤170には杭171および底版172を介して円胴形をした主周壁173がRCあるいは鋼ドラム式などにより築造されている。その直径や高さなどは前記実施形態と略同様である。
主周壁173の内周複数個所には、同主周壁173に沿った形の内周壁174が一体に形成され、同内周壁174を介して斜めスロープである車用登降手段175が設けられている。176は同登降手段175への出入り口で、主周壁173の下縁部に角形に開設されている。
主周壁173の中には、土砂、コンクリート塊や瓦礫などの充填材177を投入して上層部をコンクリート仕上げすることにより高台面178を形成してある。図21の右上欄に示すように、内部は空洞とし主周壁173の内周上部に適宜リブ179を介して高台上壁180を一体形成してもよい。高台上壁180の上にさらにアスファルトや土砂などで仕上げを施すことは可能である。高台面178の上側には、店舗や公共、民間各種施設Aや一戸建て182やマンション183造りによる施設Bが構築されて1つの集合生活ステージが形成される。
181は中央ホール胴で底版172の中央から一体に立上げられており、このホール胴181の複数個所には、内側出入口184がまたその径方向外方の主周壁173には外側出入口185が開設されている。これら両出入口184,185間は四角やアーチ型その他の形状のカルバート186…を連設することで避難兼用の生活通路187が上からみて放射配置となるように形成されている。中央ホール胴185の内周には、スロープや階段、廻りエスカレータなどの内登降手段188が1本あるいは複数本形成されるとともに、前記生活通路187の内径側両側には、高台面178上との間で昇降可能なエレベータ189…が配備されている。前記中央ホール胴181の中央などのスペースには、施設Cが設置されている。この施設Cの位置には、エレベータを設けてもよい。
尚、こうした大規模高台施設は、図20のように隣合うように配備して互いの高台面178を連絡部190で接続してもよい。この連絡部190は、橋型である場合と地盤170から一体に立ち上がる防護堤防形式にする場合とがある。一体に立ち上がる連絡部190は津波の押し波Xや引き波を防護できる。主周壁173は、楕円形状、長円形状、菱形、三角形以上の多角形など種々の形状にすることができる。前記カルバート186は、底版172や主周壁173などに一体のRC等のコンクリート構造にしてもよい。
前記大規模高台施設は、平時、高台面178と地盤170との間、エレベータ189および生活通路187を使って出入りすることができる。車aは、登降手段175を使って出入りすることができる。このように平時の便宜を考慮したうえで、津波Xが襲来してくると、人は生活通路187…とエレベータ189を使って高台面178上に避難したり、内登降手段188を使っても避難することができる。しかも、車aについては、登降手段175を使って避難することができる。この登降手段175には、図18のように、人が避難できる傾斜スロープを添設してもよい。
図23は他の実施形態を示す。同実施形態は、リアス式海岸の港湾191に面し左右の山192に囲まれようにして入組んだ地形とされた陸地193をもつ特殊な地域に築造される大規模型防護堤防の一例を示す。この防護堤防は、前記実施形態でも説明したような津波を単に防護するのでなく、平時の安心生活と津波時の安全避難を可能とするもので、大規模高台施設P…の複数基を行き来可能な繋ぎ堤防197…で一体につないで連設式としたもので、大規模高台施設Pは、平面菱形で高さ30m〜40m前後の周壁194内に充填材を埋め込んで高さ25mないし30mの高台面195を形成して生活可能ステージとするとともに登降手段196により避難も可能にしたものである。
生活可能ステージ上には前記実施形態のような各種施設を盛り込むことができ、また登降手段196も周壁194の内周に添ったスロープ方式や外周に添った方式さらにカルバートなどによる径方向の通路システムなどを採用することができる。周壁194の形状については図24のような楕円あるいは長円形状でもよく、また、図25のような扁平八角形などの多角形や横長矩形にしてもよい。繋ぎ堤防197については、道路198…や川199を通すための通穴を形成するとともに、津波襲来前に通穴を塞ぐ防潮扉200…をそれぞれ開閉自在に装備する。さらに、大規模高台施設Pの端部のものと山192との間も脇端堤防201により塞ぐようにしてある。
尚、こうした防護堤防は図23のように前後に複数列(3列以上でもよい)配備してもよい。この場合、前後間にも繋ぎ堤防197を設けて往き来も可能にしてもよい。また、大規模高台施設Pについては前記各種提案例を採用することができる。さらに、防潮扉200は、電動式とするが、停電時には津波の襲来エネルギーによって自動的に閉止するものとすることができる。また、図23の右下欄に示すように、前列のものは大規模高台施設Pのみで後列は、繋ぎ堤防197や脇端堤防201付きの連設型大規模型防護堤防とすることもできる。さらに、図24にも示すように、大規模高台施設Pを前後にジグザグ状に配置して繋いでもよい。
図26ないし図28は他の実施形態を示す。同実施形態は、津波や洪水などの非常事態からの避難を可能とする大規模高台施設についてのもので、217は地盤、218は底版、219は丸胴状の主周壁で、主周壁219は、100m前後の直径と20m前後の地上高をもって下部を地盤217内に埋設し上部大半を地上より立ち上げて築造されている。主周壁219は、50m前後でもよく、また200〜300m前後の大口径のものでもよい。また、底版218は、基礎杭や基礎敷などの上に構築してもよいし、図28に仮想線で示すような、D・BOX(商品名:メトリー技術研究所等)220を多数均等面状に敷設して地盤補強・液状化対策等を図るようにしてもよい。
主周壁219内には土砂や砂礫、がれきなどによる充填材221を投入しその上面をコンクリートやアスファルトなどによる天面仕上げ222で仕上げてある。天面仕上げ222は自然な土砂などでもよく、その上には平時・避難時駐車場223を含む避難場所224が広い範囲に施されている。また、その外周には店舗・宿泊可能施設225や地下下水設備226・地下貯水設備227などが設けられるとともに、地下倉庫228も設けられている。さらに、同じく天面仕上げ222の外周には、図28に断面を示すように、地上外部から出入りでき折返し階段230を通じて上面の避難場所224に避難可能な階段設備231が数個所に配備されている。この階段設備231は平時にも使用できる。232は避難タワーで、階段設備231の直上あるいは側方上部に数m追加的に立設された避難ステージつきのものであり、津波が想定を超える際などに登って避難することができるものである。
前記主周壁219の外周には、車両用スロープ234と人用スロープ235との平行スロープを備えた登降手段236が半周ずらせた位置関係となるように配備されている。人用スロープ235は、連続したスロープである他に長手方向にスロープを分割し階段式に高くなるように連設してなるスロープとすることもある。aは車両、bは人(避難者)を示している。人用スロープ235は手摺式などのガード237によって車両用スロープ234側の車両a…からの安全が確保されている。尚、主周壁219の車両aや人bが登ってくる個所は他の大部分の周壁よりも1m前後低くなっていてスロープ234,235の登り端部と避難場所224とが同じ高さレベルとされている。また、図27の右上欄に示すように、施設の直径が20〜50m程度と小さいものにおいては、スロープ234,235は1周ないし2周回りとなるが、その登り口は図のXおよびYとなるように2個所(複数個所)として、地上の2個所(複数個所)から至急避難できるように構成することができる。
図29および図30(図29のL方向矢視図)は他の実施形態を示す。同実施形態は、一端が尖った平面視変形卵形とされその底部を地盤内に埋設して地上高さ9m前後のRC製主周壁240を備え、その一端から一部ラセン形をして下がり傾斜状とされた側周壁241を一体延設して外周躯体とし、側周壁241と主周壁240との間は数m幅にしてその間にスロープ式の主登降手段242を形成して、周りの外避難路243から登り避難可能とするとともに、同スロープを登った先に平面視変形卵形で平坦な広い高台である主避難場所244を地上高8m前後をもって形成したことで津波や洪水などの非常事態時にこの主避難場所244へ避難集合することで被害を免れるようにしたものである。こうした大規模高台施設は既に知られている。尚、245は階段式の副登降手段で主登降手段242を利用できない人が利用するもので新規提案である。この登降手段245は中央のスロープと左右の階段とでなる。
こうした大規模高台施設は、当初は一定の判断基準により主避難場所244を8mとしておけば津波襲来に対し充分機能を果たすものと考えられていたが、例えば、当該地区での津波襲来高さの想定見直しに基づくとき高さ11mの津波が襲来するとの想定結果が出され主避難場所244の高さが3m不足することになった場合の対策をここに例示するものである。247は大径周壁、248は小径周壁で、共にRC製、金属製(アルミ合金を含む)あるいは樹脂製(FRPを含む)、木材製などにより六角筒体(丸形や楕円形あるいは三角形以上の多角形も可能)として形成されたものであり、これら大径、小径周壁247,248は、主避難場所244に底部が埋設されて同避難面から全て5mの高さとなるように立設されているとともに、その内部には4mの高さとなるように副避難場所249…が造られている。
これら副避難場所249をもつ大径周壁247は大側ユニットU…とされ、副避難場所249をもつ小径周壁248は小側ユニットu…として構成されて、各複数個ずつをもって適宜に隣接して上からみると主登降手段242の登り口側に入口250をもつC字概形をなすように固定されている。251は上登降手段で、主避難場所244から副避難場所249に避難者を導くためのものであり、252は連絡橋でユニット相互間を往き来してより安全な避難場所へ移動することができるものとして機能する。このように主避難場所244よりも上位に副避難場所249…を設けたので、見直しにより想定される高い津波が襲来してきても安全である。
尚、ユニットUは高く、uは低く設定して、ユニットuからユニットUに階段式に登って避難可能とすることができる。
14…主周壁 15…地盤 16…登降手段 18…大規模避難場所。

Claims (1)

  1. 地盤より立ち上がる周壁の内域には津波想定高さを超える大規模な屋上避難場所とこの屋上避難場所よりも下層階であって前記周壁に囲まれるとともに該屋上避難場所に通じる登降手段で避難可能とされた屋上より下の避難場所とが形成され、前記周壁の外周複数個所にはそれぞれ近くの道路や平地から前記屋上避難場所に登ることのできるスロープ式登降手段が配備されて車両を含む避難者が前記スロープ式登降手段を通じて屋上避難場所に避難可能に構成されている津波避難装置。
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