JP6242459B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナエレメントを有する電子機器に関する。
従来から、基材の表面に導電性の材料が塗布されてアンテナエレメントを構成するものがある(例えば、特許文献1を参照)。
また、電子機器の筐体表面に導電性材料が塗布されて、これをアンテナエレメントとして利用する技術がある。
特開2008−186353号公報
ところで、筐体の表面に塗布する導電材料によってアンテナエレメントを構成するため、送受信される信号の周波数によっては、アンテナエレメントの形成に制約が生じる場合がある。
本発明は、基材又は筐体の表面にアンテナエレメントを形成する場合に、アンテナエレメントの形成に制約が生じにくい電子機器を提供することを目的とする。
本発明に係る電子機器は、筐体と、アンテナエレメントと、当該アンテナエレメントに給電する給電部と、を備え、前記アンテナエレメントは、前記筐体の第1主面に導電性材料が塗布されて形成される第1部分と、第2部分とから構成され、当該第1部分と当該第2部分との間には、誘電体又は絶縁体が介在している構成である。
電子機器では、前記筐体は、前記誘電体又は前記絶縁体により形成され、前記第1部分は、前記筐体の前記第1主面に形成され、前記第2部分は、前記筐体を挟んで前記第1主面と反対側の第2主面に配置される構成でもよい。
電子機器では、前記筐体には、前記第1主面側と前記第2主面側とを連通させる貫通孔が形成され、前記貫通孔には、前記第1部分の一方端部と前記第2部分の一方端部とを電気的に接続する接続部が配置され、前記給電部は、前記第2部分の他方端部に接触する構成でもよい。
電子機器では、前記筐体には、前記第1主面側と前記第2主面側とを連通させる貫通孔が形成され、前記貫通孔には、前記第1部分の一方端部と前記第2部分の一方端部とを電気的に接続する接続部が配置され、前記給電部は、前記第2部分の前記一方端部と接触する構成でもよい。
電子機器では、前記第1主面は、前記筐体の外側の表面であり、前記第2主面は、前記筐体の内側の表面であり、前記第2部分は、前記第1部分と前記筐体の厚さ方向で重畳する位置に配置され、前記第1部分の長さは、前記第2部分の長さより短い構成でもよい。
電子機器では、前記第1部分は、前記筐体と他部材とを接着する導電性の接着剤により構成されてもよい。
電子機器では、前記第1部分の表面は、前記誘電体又は前記絶縁体で覆われ、前記第2部分は、前記誘電体又は前記絶縁体上に導電性材料が塗布されて形成される構成でもよい。
電子機器では、前記第1部分の一方端部は、前記給電部に接続され、前記第2部分は、無給電素子であり、前記第2部分の一方端部は、前記筐体に接続され、前記第1部分の他方端部と前記第2部分の他方端部は、前記誘電体又は前記絶縁体を介して対向する構成でもよい。
電子機器では、前記第2部分は、前記誘電体又は前記絶縁体上の所定の領域を除く領域に導電性材料が塗布されて形成され、前記所定の領域は、前記誘電体又は前記絶縁体の厚さ方向で前記第1部分と重畳し、前記第2部分において前記所定の領域との境界を形成する縁部は、前記給電部により給電されてスロットアンテナとして動作する構成でもよい。
電子機器では、前記筐体に取り付けられるカバーをさらに備え、前記第1部分は、前記筐体の外側の表面に形成され、前記カバーが前記筐体に取り付けられたとき、前記カバーの内側の表面と、前記筐体の前記外側の表面とは、所定距離だけ離間し、前記第2部分は、前記カバーの前記内側の表面に導電性材料が塗布されて形成される構成でもよい。
電子機器では、前記カバーには、前記筐体に設けられる電子部品を露出させるための開口部が形成され、前記第2部分は、前記カバーにおいて前記開口部を囲繞する領域に導電性材料が塗布されて形成され、前記囲繞する領域は、前記誘電体又は前記絶縁体の厚さ方向で前記第1部分と重畳し、前記第2部分において前記開口部を囲繞する領域を形成する縁部は、前記給電部により給電されてスロットアンテナとして動作する構成でもよい。
本発明によれば、基材又は筐体の表面にアンテナエレメントを形成する場合に、アンテナエレメントの形成に制約が生じにくくすることができる。
スマートフォンの外観を示す斜視図である。 スマートフォンの外観を示す背面図である。 スマートフォンの分解斜視図である。 リアケースにアンテナエレメントが形成されたときの第1の構成を示す断面図である。 リアケースにアンテナエレメントが形成されたときの第2の構成を示す断面図である。 リアケースに導電性の接着剤で構成される第1部分を形成する場合についての説明に供する図である。 第2部分が板金により形成される場合についての説明に供する第1の図である。 第2部分が板金により形成される場合についての説明に供する第2の図である。 第2部分がフレキシブルプリント基板により形成されている場合についての説明に供する第1の図である。 第2部分がフレキシブルプリント基板により形成されている場合についての説明に供する第2の図である。 第2部分がフレキシブルプリント基板により形成されている場合についての説明に供する第3の図である。 第2部分がリジッド基板により形成される場合についての説明に供する図である。 リアケースにアンテナエレメントが形成されたときの第3の構成を示す断面図である。 第1のアンテナエレメントと第2のアンテナエレメントを結合し、2共振のアンテナを構成する場合についての説明に供する第1の図である。 第1のアンテナエレメントと第2のアンテナエレメントを結合し、2共振のアンテナを構成する場合についての説明に供する第2の図である。 第1のアンテナエレメントと第2のアンテナエレメントを結合し、2共振のアンテナを構成する場合についての説明に供する第3の図である。 第1のアンテナエレメントと第2のアンテナエレメントを結合し、2共振のアンテナを構成する場合についての説明に供する第4の図である。 リアケースにアンテナエレメントが形成されたときの第4の構成を示す断面図である。 第1部分と第2部分を結合し、2共振のアンテナを構成する場合についての説明に供する図である。 誘電体又は絶縁体の厚さを変化させた場合における周波数特性を示す図である。 第1部分と第2部分がZ軸上で対向する様子を模式的に示す図である。 第2部分をスロットアンテナにより構成した場合についての説明に供する図である。 第2部分をバックフェイスに形成する場合についての説明に供する図である。 第2部分をスロットアンテナとして構成する場合についての説明に供する図である。
本発明を実施するための実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下では、電子機器の一例として、スマートフォンについて説明する。
図1及び図2を参照しながら、実施形態に係るスマートフォン1の外観について説明する。図1及び図2に示すように、スマートフォン1は、フロントフェイス1Aと、バックフェイス1Bと、サイドフェイス1C1〜1C4とを有する。サイドフェイス1C1〜1C4は、フロントフェイス1Aとバックフェイス1Bとを接続する側面である。以下では、サイドフェイス1C1〜1C4を、どの面であるかを特定することなく、サイドフェイス1Cと総称することがある。
スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3A〜3Cと、照度センサ4と、近接センサ5と、レシーバ7と、カメラ12とをフロントフェイス1Aに有する。スマートフォン1は、カメラ13をバックフェイス1Bに有する。スマートフォン1は、ボタン3D〜3Fと、外部インターフェイス14とをサイドフェイス1Cに有する。以下では、ボタン3A〜3Fを、どのボタンであるかを特定することなく、ボタン3と総称することがある。
タッチスクリーンディスプレイ2は、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。ディスプレイ2Aは、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、有機ELパネル(Organic Electro−Luminescence panel)、又は無機ELパネル(Inorganic Electro−Luminescence panel)等の表示デバイスにより構成される。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号又は図形等を表示する。
タッチスクリーン2Bは、タッチスクリーンディスプレイ2に対する指、又はスタイラスペン等の接触を検出する。タッチスクリーン2Bは、複数の指、又はスタイラスペン等がタッチスクリーンディスプレイ2に接触した位置を検出することができる。
タッチスクリーン2Bの検出方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式(又は超音波方式)、赤外線方式、電磁誘導方式、及び荷重検出方式等の任意の方式でよい。以下では、説明を簡単にするため、タッチスクリーン2Bがタッチスクリーンディスプレイ2に対する接触を検出する指、又はスタイラスペン等を単に「指」ということがある。
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bにより検出された接触、接触位置、接触時間又は接触回数に基づいてジェスチャの種別を判別する。ジェスチャは、タッチスクリーンディスプレイ2に対して行われる操作である。スマートフォン1によって判別されるジェスチャには、タッチ、ロングタッチ、リリース、スワイプ、タップ、ダブルタップ、ロングタップ、ドラッグ、フリック、ピンチイン、ピンチアウト等が含まれる。
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bを介して判別するこれらのジェスチャに従って動作を行う。したがって、利用者にとって直感的で使いやすい操作性が実現される。判別されるジェスチャに従ってスマートフォン1が行う動作は、タッチスクリーンディスプレイ2に表示されている画面に応じて異なる。
ボタン3は、利用者によって操作される。ボタン3は、ボタン3A〜ボタン3Fを有する。コントローラ10はボタン3と協働することによってボタンに対する操作を検出する。ボタンに対する操作は、例えば、クリック、ダブルクリック、プッシュ、及びマルチプッシュである。
例えば、ボタン3A〜3Cは、ホームボタン、バックボタン又はメニューボタンである。例えば、ボタン3Dは、スマートフォン1のパワーON/OFFボタンである。ボタン3Dは、スリープ/スリープ解除ボタンを兼ねてもよい。例えば、ボタン3E及び3Fは、音量ボタンである。
照度センサ4は、照度を検出する。例えば、照度とは、光の強さ、明るさ、輝度等である。照度センサ4は、例えば、ディスプレイ2Aの輝度の調整に用いられる。
近接センサ5は、近隣の物体の存在を非接触で検出する。近接センサ5は、例えば、タッチスクリーンディスプレイ2が顔に近付けられたことを検出する。
レシーバ7は、コントローラ10から送信される音声信号を音声として出力する。マイク8は、利用者等の音声を音声信号へ変換してコントローラ10へ送信する。なお、スマートフォン1は、レシーバ7に加えて、スピーカをさらに有してもよい。スマートフォン1は、レシーバ7に代えて、スピーカをさらに有してもよい。
カメラ12は、フロントフェイス1Aに面している物体を撮影するインカメラである。カメラ13は、バックフェイス1Bに面している物体を撮影するアウトカメラである。外部インターフェイス(接続部)14は、他の装置が接続される端子である。
また、図3にスマートフォン1を分解したときの斜視図を示す。スマートフォン1は、フロントフェイス1Aと、フロントケース20と、タッチスクリーンディスプレイ2と、回路基板30と、リアケース40と、バックフェイス1Bとから構成される。なお、図3では、タッチスクリーンディスプレイ2がフロントケース20に収納されている様子を示している。
本実施例に係るスマートフォン1は、リアケース40の表面の形状に制約を受けずに、当該表面にアンテナエレメントを形成する構成を提案する。以下に、具体的な構成について説明する。
<第1実施例>
スマートフォン1は、図4に示すように、リアケース40と、アンテナエレメント41と、当該アンテナエレメント41に給電する給電部31と、を備える。
アンテナエレメント41は、リアケース40の表面に導電性材料が塗布されて形成される第1部分41aと第2部分41bから構成される。
また、第1部分41aと第2部分41bとの間には、誘電体又は絶縁体が介在している。誘電体とは、空気を含む概念である。
給電部31は、回路基板30上に配置されており、ポゴピンタイプのスプリングピンコネクタにより構成されている。このような構成によれば、給電部31の先端にアンテナエレメント41の第2部分41bを一定の圧力で押し付けることができる。
このようにして、スマートフォン1は、アンテナエレメント41を第1部分41aと第2部分41bに分離してリアケース40の表面に形成するので、リアケース40の表面の形状に制約を受けずに、当該表面にアンテナエレメント41を形成することができる。
リアケース40は、樹脂等の誘電体又はガラス等の絶縁体により形成される。
第1部分41aは、図4に示すように、リアケース40の第1主面40aに形成される。
第2部分41bは、図4に示すように、リアケース40を挟んで第1主面40aと反対側の第2主面40bに形成される。
また、リアケース40には、第1主面40a側と第2主面40b側とを連通させる貫通孔42が形成される。
貫通孔42には、第1部分41aの一方端部と第2部分41bの一方端部とを電気的に接続する接続部43が配置される。接続部43は、貫通孔42と同形状(例えば、円柱形状)の導電体により形成されている。給電部31は、第2部分41bの一方端部と接触する。
このようにして、スマートフォン1は、第1部分41aと第2部分41bとをリアケース40を挟んで形成するので、リアケース40の表面の形状に制約を受けずに、当該表面にアンテナエレメント41を形成することができる。
また、スマートフォン1は、第1部分41aと第2部分41bとで、2共振アンテナを構成することができる。
リアケース40には、図5に示すように、第1主面40a側と第2主面40b側とを連通させる貫通孔42が形成される。
貫通孔42には、第1部分41aの一方端部と第2部分41bの一方端部とを電気的に接続する接続部43が配置される。
給電部31は、第2部分41bの他方端部に接触する。
このようにして、スマートフォン1は、第1部分41aと第2部分41bとをリアケース40を挟んで形成するので、リアケース40の表面の形状に制約を受けずに、当該表面にアンテナエレメント41を形成することができる。
また、スマートフォン1は、第1部分41aと、接続部43と、第2部分41bとを1本の長いアンテナエレメント41として利用することができるので、地上波デジタル放送等の長波長の信号を受信することができる。
第1部分41aは、リアケース40の外側の表面に形成される。
第2部分41bは、リアケース40の内側の表面において第1部分41aとリアケース40の厚さ方向で重畳する位置に配置される。
第1部分41aの長さは、第2部分41bの長さよりも短くなるように形成する(図4を参照)。
このように構成されることにより、スマートフォン1は、2共振アンテナを重畳配置させてスペースを有効活用することができる。また、スマートフォン1は、アンテナエレメント41が積層されている方向において、第2部分41bが第1部分41aによってすべてが覆われないため、第2部分41bのアンテナ特性を確保することができる。
第1部分41aは、リアケース40と他部材とを接着する導電性の接着剤により構成されてもよい。
具体的には、第1部分41aは、図6に示すように、リアケース40の表面に形成されている溝に形成する。
このように構成されることにより、スマートフォン1は、第1部分41aをアンテナとして利用しつつ、リアケース40とバックフェイス1Bとを接合する接着剤としても利用することができ、さらなるスペースの有効活用を図ることができる。
ここで、給電部31と第2部分41bを接触させるための具体的な構成について説明する。なお、以下では、第1部分41aは、導電性接着剤である銀粒を使用したペースト材料により形成されているものとする。また、給電部31は、ポゴピンタイプのスプリングピンコネクタにより構成されているものとする(図4を参照)。
まず、第2部分41bが板金により形成される場合について、図7及び図8を参照しながら以下に説明する。
板金は、硬いため、平らな状態で給電部31と安定して接触することが困難となる場合がある。そこで、第2部分41bは、図7に示すように、給電部31に接触する端部(図7中のA)を折り曲げる構成を採用する。
このように構成を採用することにより、給電部31と第2部分41bを接触させる力が強くなり、良好な接触状態を担保することができる。
また、第2部分41bの先端を折り曲げ、折り曲げた先端を貫通孔42に差し込み、第2部分41bを第1部分41aに直接当接させる構成でもよい(図8を参照)。このような構成によれば、スマートフォン1は、接続部43が不要となり、部品点数を削減し、コストダウンを図ることができる。
また、第2部分41bがフレキシブルプリント基板により形成される場合について、図9、図10及び図11を参照しながら以下に説明する。
フレキシブルプリント基板は、板金に比較して柔軟性に富んでいる。よって、第2部分41bの先端を折り曲げなくても、第2部分41bと給電部31を良好に接触させることができる。
また、給電部31と接続部43とは、図9に示すように、第2部分41bの端部41cを介して電気的に導通される。よって、端部41cは、フレキシブルプリント基板を上下層の2層で構成し、Viaホールを介して上下層を繋ぐ構成でもよい(図10)。
また、端部41cは、図11(a)に示すように、フレキシブルプリント基板を1層で構成し、フレキシブルプリント基板の上面と下面のカバーレイを剥ぐ構成でもよい。また、第2部分41bは、図11(b)に示すように、フレキブルプリント基板上にアンテナパターンを形成する。
このようにして、スマートフォン1は、給電部31と第2部分41bを良好に接触させることができる。
また、第2部分41bがリジッド基板により形成される場合について、図12を参照しながら以下に説明する。
第2部分41bと接続部43の接触面が平らであると、接触状態が安定しないおそれがある。そこで、接続部43と接触する第2部分41bの端部41cは、図12(a)に示すように、半田等を塗布して凸部Aを形成する。このような構成によれば、スマートフォン1は、給電部31と第2部分41bを良好に接触させ、かつ第2部分41bと接続部43とを良好に接触させることができる。
また、上述に限らず、第2部分41bと接触する接続部43に凸部Aを形成してもよい(図12(b)を参照)。このような場合には、給電部31は、図12(b)に示すように、第2部分41bの端部41cを挟んで、接続部43に形成されている凸部Aが接触する場所と鉛直方向で一致しない場所に配置される。
また、スマートフォン1は、図13に示すように、アンテナエレメント41の第1部分41aと第2部分41bを、接続部43を中心して、それぞれ異なる方向に形成することにより、ダイポールアンテナを構成することができる。ダイポールアンテナを構成する場合、第1部分41aの長さと、第2部分41bの長さとは、同じであることが好ましい。
<第2実施例>
第1実施例では、第1部分41aと第2部分41bとをリアケース40を挟んで形成することにより、アンテナエレメント41の形状をリアケース40の表面形状に依存しないようにしている。
ところで、リアケース40を挟まないで第1部分41aの上に第2部分41bを形成すると、2次元平面的なアンテナとなってしまい、十分なアンテナ特性を得ることができない場合がある。
また、アンテナ特性を確保するために、無給電素子をアンテナと結合させてアンテナの広帯域化を図ったり、複数のエレメントを配置し多共振化するような構成が考えられるが、2次元平面的なアンテナとなってしまうと、結合させることが難しくなる。
ここで、第1のアンテナエレメント100と第2のアンテナエレメント200を結合し、2共振のアンテナを構成する場合を考える。
第1のアンテナエレメント100は、図14(a)に示すように、リアケース40(不図示)に形成されている。また、第1のアンテナエレメント100は、図14(b)に示すように、1400MHz付近で共振するような周波数特性を有しているものとする。
第2のアンテナエレメント200は、図15(a)に示すように、リアケース40(不図示)に形成されている。また、第2のアンテナエレメント200は、図15(b)に示すように、2000MHz付近で共振するような周波数特性を有しているものとする。
第1のアンテナエレメント100と第2のアンテナエレメント200を結合した場合、理論的には、図16に示すように、1400MHz付近と2000MHz付近で共振する周波数特性が得られるはずである。
しかし、単純に、印刷によって第1のアンテナエレメント100の上に第2のアンテナエレメント200を形成してしまうと、図17(a)に示すように、アンテナエレメント同士が垂直方向において近接(又は密着)してしまう。そうすると、別々のアンテナと認識されず、図17(b)に示すように、1500MHz付近だけで共振する周波数特性になってしまう。
そこで、本実施例に係るスマートフォン1は、2共振の周波数特性を得るために、以下に示すような構造を採用する。
リアケース40の表面には、第1部分41aが形成される。第1部分41aの表面には、誘電体又は絶縁体(以下、誘電体等という。)50が形成される。誘電体等50の表面には、導電性材料を塗布することにより第2部分41bが形成される(図18を参照)。第2部分41b及び誘電体等50の表面には、カバー層51が形成される。カバー層51は、例えば、樹脂により形成される。カバー層51が形成されることにより、第2部分41b及び誘電体等50が外力により傷つきにくくなる。
なお、図18では、給電部31は、回路基板30からリアケース40に形成されている貫通孔42を介して、リアケース40の表面に露出して第1部分41a及び第2部分41bに接続されるように示してあるが、これに限られない。第1実施例のように、貫通孔42に挿入されている接続部43を介して、給電部31と、第1部分41a及び第2部分41bが接続されてもよい。
具体的には、所定パターン(図19(a)を参照)の第1部分41aをリアケース40に形成し、第1部分41aの表面であって給電部31以外の部分に絶縁性の塗料を所定の厚さdになるまで塗布することにより誘電体等50を形成する。そして、所定パターン(図19(b)を参照)の第2部分41bを誘電体等50の表面に形成する。このようにして、第1部分41aと第2部分41bを形成する(図19(c)を参照)。
ここで、誘電体等50の厚さd(図20(a))を変化させた場合における周波数特性を図20(b)に示す。
誘電体等50の厚さdが0(ゼロ)のときには、1500MHz付近にだけで共振し、誘電体等50の厚さdが0.3のときには、1100MHz付近と1600MHz付近で共振し、誘電体等50の厚さdが1.0のときには、1300MHz付近と1800MHz付近で共振する特性が得られた。
このようにして、誘電体等50の厚さdを大きくすることにより、すなわち、第1部分41aと第2部分41bの距離を離すことにより、複数個所で共振させることができる。
また、誘電体等50の厚さdを大きくするほど、すなわち、第1部分41aと第2部分41bの距離を離すほど、共振点を高周波数側にシフトさせることができる。
また、スマートフォン1は、第1部分41aと第2部分41bを結合させることにより、各部分が単体のときに得られていた共振周波数よりも低い周波数帯で共振させることができ、エレメントの長さを短くすることが可能となる。
また、本実施形態では、第1部分41aと第2部分41bの2つの要素を積層する場合について説明したが、3つ以上の要素を積層して、3共振以上のアンテナ特性を持たせてもよい。このようにして、スマートフォン1は、複数の要素を積層してアンテナエレメント41を形成することにより、様々な形状の要素をリアケース40上の様々な箇所で形成及び結合させることができ、アンテナの設計自由度を大幅に改善することができる。
また、アンテナを広帯域化等する目的で、アンテナの近傍に無給電素子を配置して結合させる方法がある。しかし、従来のスマートフォンでは、内部スペースの関係上、アンテナと無給電素子をX−Y平面の2次元的に結合させることしかできず、十分な結合を得られない場合があった。
そこで、本実施形態では、スマートフォン1の内部スペースを拡大することなく、アンテナエレメント41と無給電素子を所定のクリアランスを設けてZ軸方向で対向させ、アンテナエレメント41と無給電素子を好適に結合させる構成を提案する。
具体的には、図21に示すように、第1部分41aの一方端部A1は、給電部31に接続される。第2部分41bは、無給電素子として機能する。第2部分41bの一方端部B1は、回路基板30に接続される。第1部分41aの他方端部A2と第2部分41bの他方端部B2は、誘電体又は絶縁体を介して対向する。なお、第2部分41bの一方端部B1は、回路基板30ではなく、リアケース40に接続されてもよい。
図21(a)は、第1部分41aと第2部分41bがZ軸上で対向する様子を模式的に示す断面図であり、図21(b)は、Z軸方向から見たときの模式図であり、図21(c)は、Y軸方向からみたときの模式図である。なお、図21は、リアケース2等が省略されている。
このように構成されることにより、スマートフォン1は、アンテナとして機能する第1部分41aと無給電素子として機能する第2部分41bとをZ軸方向で結合させることができる。
また、第2部分41bをスロットアンテナにより構成してもよい。具体的な構成について、図22を参照しながら説明する。なお、図22(a)は、第2部分41b側からみた斜視図(リアケース40は不図示)であり、図22(b)は、リアケース40上に第1部分41a等が積層されている様子を示す断面図である。
リアケース40の表面には、第1部分41aが形成される。第1部分41aの表面には、誘電体又は絶縁体(以下、誘電体等という。)50が形成される。
第2部分41bは、誘電体等50上の所定の領域(図22(a)中に示す開口部X)を除く領域に導電性材料が塗布されて形成される。所定の領域は、誘電体等50の厚さ方向で第1部分41aと重畳する。第2部分41bにおいて所定の領域との境界を形成する縁部は、給電部31により給電されてスロットアンテナとして動作する。
また、所定の領域(開口部X)は、第1部分41aがアンテナとして機能するために十分な大きさに形成されることが好ましい。また、第1部分41aによるアンテナの共振周波数よりも第2部分41bによるスロットアンテナの共振周波数は、低くなるように調整することがこのましい。このように調整することにより、良好なアンテナ特性を得ることができる。
また、第2部分41bをバックフェイス1B側に形成する構成でもよい。具体的な構成について、図23を参照しながら説明する。なお、図23(a)は、回路基板30側からみた斜視図(リアケース40は不図示)であり、図23(b)は、第2部分41bがバックフェイス1Bに形成されている様子を示す断面図である。
第1部分41aは、リアケース40の外側の表面に形成される。バックフェイス1Bがリアケース40に取り付けられたとき、バックフェイス1Bの内側の表面と、リアケース40の外側の表面とは、所定距離dだけ離間する。
第2部分41bは、バックフェイス1Bの内側の表面に導電性材料が塗布されて形成される。
ここで、第1部分41aには、図23に示すように、バックフェイス1Bがリアケース40に取り付けられたときに、第2部分41bが給電部31に接続されるように凸部Aが形成されている。凸部Aは、ポゴピンタイプのスプリングピンコネクタにより構成されていてもよい。
このようにして、スマートフォン1は、第1部分41aをリアケース40に形成し、第2部分41bをバックフェイス1Bに形成するので、リアケース40の表面の形状に制約を受けずに、アンテナエレメント41を形成することができる。
また、バックフェイス1Bが金属の場合、第2部分41bをスロットアンテナとして構成することもできる。具体的な構成について、図24を参照しながら説明する。なお、図24は、回路基板30側からみた斜視図(リアケース40は不図示)である。
バックフェイス1Bには、リアケース40に設けられる電子部品を露出させるための開口部が形成される。電子部品とは、例えば、カメラ12である。
第2部分41bは、バックフェイス1Bにおいて開口部を囲繞する領域(図24中の領域A)に導電性材料が塗布されて形成される。囲繞する領域は、誘電体又は絶縁体の厚さ方向で第1部分41aと重畳する。第2部分41bにおいて開口部を囲繞する領域を形成する縁部は、給電部31により給電されてスロットアンテナとして動作する。
このようにして、スマートフォン1は、カメラ12等を露出するために設けられた開口部をスロットアンテナとして機能させることができる。
1 スマートフォン
1A フロントフェイス
1B バックフェイス
2 タッチスクリーンディスプレイ
20 フロントケース
30 回路基板
31 給電部
40 リアケース
41 アンテナエレメント
41a 第1部分
41b 第2部分
42 貫通孔
43 接続部

Claims (5)

  1. 筐体と、
    アンテナエレメントと、
    当該アンテナエレメントに給電する給電部と、を備え、
    前記アンテナエレメントは、前記筐体の表面に導電性材料が形成される第1部分と、第2部分とで、2共振アンテナを構成し、
    当該第1部分と当該第2部分との間には、誘電体又は絶縁体が介在しており、
    前記筐体は、前記誘電体又は前記絶縁体により形成され、
    前記第1部分は、前記筐体の第1主面に形成され、
    前記第2部分は、前記筐体を挟んで前記第1主面と反対側の第2主面に配置され、
    前記第1部分は、前記筐体と他部材とを接着する導電性の接着剤により構成されている電子機器。
  2. 筐体と、
    アンテナエレメントと、
    当該アンテナエレメントに給電する給電部と、を備え、
    前記アンテナエレメントは、前記筐体の表面に導電性材料が形成される第1部分と、第2部分とで、2共振アンテナを構成し、
    当該第1部分と当該第2部分との間には、誘電体又は絶縁体が介在しており、
    前記第1部分の表面は、前記誘電体又は前記絶縁体で覆われ、
    前記第2部分は、前記誘電体又は前記絶縁体上に導電性材料が塗布されて形成され、
    前記第1部分の一方端部は、前記給電部に接続され、
    前記第2部分は、無給電素子であり、
    前記第2部分の一方端部は、前記筐体に接続され、
    前記第1部分の他方端部と前記第2部分の他方端部は、前記誘電体又は前記絶縁体を介して対向する電子機器。
  3. 筐体と、
    アンテナエレメントと、
    当該アンテナエレメントに給電する給電部と、を備え、
    前記アンテナエレメントは、前記筐体の表面に導電性材料が形成される第1部分と、第2部分とで、2共振アンテナを構成し、
    当該第1部分と当該第2部分との間には、誘電体又は絶縁体が介在しており、
    前記第1部分の表面は、前記誘電体又は前記絶縁体で覆われ、
    前記第2部分は、前記誘電体又は前記絶縁体上に導電性材料が塗布されて形成され、
    前記第2部分は、前記誘電体又は前記絶縁体上の所定の領域を除く領域に導電性材料が塗布されて形成され、
    前記所定の領域は、前記誘電体又は前記絶縁体の厚さ方向で前記第1部分と重畳し、
    前記第2部分において前記所定の領域との境界を形成する縁部は、前記給電部により給電されてスロットアンテナとして動作する電子機器。
  4. 筐体と、
    アンテナエレメントと、
    当該アンテナエレメントに給電する給電部と、を備え、
    前記アンテナエレメントは、前記筐体の表面に導電性材料が形成される第1部分と、第2部分とで、2共振アンテナを構成し、
    当該第1部分と当該第2部分との間には、誘電体又は絶縁体が介在しており、
    前記筐体に取り付けられるカバーをさらに備え、
    前記第1部分は、前記筐体の外側の表面に形成され、
    前記カバーが前記筐体に取り付けられたとき、前記カバーの内側の表面と、前記筐体の前記外側の表面とは、所定距離だけ離間し、
    前記第2部分は、前記カバーの前記内側の表面に導電性材料が塗布されて形成される電子機器。
  5. 前記カバーには、前記筐体に設けられる電子部品を露出させるための開口部が形成され、
    前記第2部分は、前記カバーにおいて前記開口部を囲繞する領域に導電性材料が塗布されて形成され、
    前記囲繞する領域は、前記誘電体又は前記絶縁体の厚さ方向で前記第1部分と重畳し、
    前記第2部分において前記開口部を囲繞する領域を形成する縁部は、前記給電部により給電されてスロットアンテナとして動作する請求項に記載の電子機器。
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