JP6241416B2 - 通信制御装置、通信制御方法、通信装置、プログラム及び通信制御システム - Google Patents
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Description
1.概要
1−1.リンク方向コンフィギュレーションの設定
1−2.リンク方向コンフィギュレーションのシグナリング
1−3.リンク方向の衝突
1−4.追加的な課題
2.通信制御システムの構成
2−1.システムの概要
2−2.基本的な原理
2−3.通信制御装置の構成例
2−4.ダイナミックTDD端末の構成例
3.処理の流れの例
4.まとめ
[1−1.リンク方向コンフィギュレーションの設定]
図1は、TD−LTEにおけるリンク方向コンフィギュレーションの一例について説明するための説明図である。図1を参照すると、LTE方式において採用される無線フレームのフレームフォーマットが示されている。1つの無線フレーム(radio frame)は、10個のサブフレーム(#0〜#9)を含む。各サブフレームの時間長は1msecであり、1つの無線フレームの時間長は10msecである。リンク方向は、サブフレーム単位で設定される。図1の例において、「D」とラベリングされたサブフレームのリンク方向はダウンリンクであり、当該サブフレームをダウンリンクサブフレームという。「U」とラベリングされたサブフレームのリンク方向はアップリンクであり、当該サブフレームをアップリンクサブフレームという。「S」とラベリングされたサブフレームは、TD−LTEに特有のスペシャルサブフレームである。図1に例示したように、基地局(eNB)から送信されるダウンリンク信号は、遅延dTと共に端末装置(UE)へ到達する。端末装置は、基地局へ到達するアップリンク信号の遅延dTを考慮に入れて、基地局のアップリンクサブフレームのタイミングよりも先行してアップリンク信号を送信する。スペシャルサブフレームは、ダウンリンクサブフレームからアップリンクサブフレームへの切替えのタイミングで挿入され、端末装置でのダウンリンク信号の受信及びアップリンク信号の送信のタイミングが重ならないようにする緩衝期間としての役割を有する。スペシャルサブフレームは、UEによりダウンリンク信号が受信されるダウンリンクパイロットタイムスロットと、ガード期間(Guard Period)と、UEによりアップリンク信号が送信されるアップリンクパイロットタイムスロットとを含む。なお、スペシャルサブフレームにおいても基地局から端末装置へダウンリンクデータは送信され得る。その意味において、スペシャルサブフレームはダウンリンクサブフレームの一種であると見なすこともできる。
基地局又はその他の制御ノードにより設定されたリンク方向コンフィギュレーションは、基地局から端末装置へのSIB1を用いたブロードキャストによってシグナリングされる。現在の標準仕様におけるSIB1の更新の周期は、640msecである。上記非特許文献2によれば、SIB1を用いたリンク方向コンフィギュレーションの更新の周期は、320msecに短縮され得る。SIB1は、DL−SCH(Downlink Shared Channel)にマッピングされる様々なタイプのSIB(System Information Block)のうちの1つである。SIBを搬送するメッセージを、SI(System Information)メッセージという。SIメッセージの最短の送信周期は、80msecである。従って、SIメッセージでリンク方向コンフィギュレーションがシグナリングされる限り、リンク方向コンフィギュレーションの更新周期は最短で80msecである。
短い周期でダイナミックTDD用コンフィギュレーションを更新する場合、更新前及び更新後の2つのコンフィギュレーションの間で、リンク方向の衝突が頻繁に発生し得る。ここでは、リンク方向の衝突とは、更新前の無線フレームのi番目(i=0,…,9)のサブフレームのリンク方向と、更新後の無線フレームのi番目のサブフレームのリンク方向とが互いに異なることをいう。リンク方向の衝突は、衝突の発生するタイミングでのデータ送信又は制御シグナリングのロスをもたらし、通信のスループットを低下させる。以下、非特許文献3において説明されている2つのケースについて説明する。
確認応答(ACK)及び否定応答(NACK)は、データ送信の信頼性を確保するための仕組みであるHARQ(ハイブリッド自動再送要求:Hybrid Automatic Repeat Request)のベースとなる基本的な制御シグナリングである。ダウンリンク送信のタイミングとACK/NACKのタイミングとのオフセットが、3GPP TS36.213のテーブル10.1.3.1−1において、リンク方向コンフィギュレーションごとに定義されている(表1参照)。
UL許可(Uplink Grant)は、アップリンク送信がスケジューリングされたことを端末装置へ通知するための制御シグナリングである。アップリンク送信とUL許可との間のタイミングのオフセットは、3GPP TS36.213のテーブル8−2において、リンク方向コンフィギュレーションごとに定義されている(表2参照)。
非特許文献3は、リンク方向コンフィギュレーションが短い周期で更新される状況での上述した課題に対するいくつかの解決策を提案している。それら解決策は、制御シグナリング(ACK/NACK又はUL許可)のタイミングの延期又は前倒しなどであり、いずれも、リンク方向の衝突の判定と制御シグナリングのタイミングの個別の変更とを要する。リンク方向コンフィギュレーションが短い周期で更新されることを前提とすれば、そうした解決策は、処理の負荷を著しく増大させ、電力消費を悪化させることに加えて、複雑な実装に起因するコストの増加も招くというデメリットを有する。本開示に係る技術は、これらデメリットを回避しつつ、リンク方向コンフィギュレーションが短い周期で更新される状況において、リンク方向の衝突に起因するスループットの低下を防ぐことのできる、改善された仕組みを提供する。
なお、ダイナミックTDD用コンフィギュレーションがレガシー用コンフィギュレーションよりも短い周期で更新される結果として、これら2つのコンフィギュレーションの間でもリンク方向の衝突が生じ得る。2つのコンフィギュレーションの間のリンク方向の衝突は、レガシー端末の同期動作に影響を与える可能性がある。
[2−1.システムの概要]
図8は、本開示に係る技術の一実施形態に係る通信制御システム1の構成の一例を示す説明図である。図8を参照すると、通信制御システム1は、基地局100を含む。基地局(eNB)100は、セル102の内部に位置するレガシー端末104及びダイナミックTDD端末200へ、TD−LTE方式に従って無線通信サービスを提供する。基地局100は、典型的にはEPC(Evolved Packet Core)として実現されるコアネットワーク106と接続される。コアネットワーク106は、例えば、MME(Mobility Management Entity)、S−GW(Serving Gateway)及びP−GWなどの様々な制御ノードを含む。
本節では、通信制御システム1において、ダイナミックTDD用コンフィギュレーションを短い周期で更新することを可能としつつも、リンク方向の衝突に起因するスループットの低下を防ぐための、基本的な原理について説明する。
本実施形態において、基地局100は、レガシー端末104のためにレガシー用コンフィギュレーションを設定する。また、基地局100は、ダイナミックTDD端末200のためにダイナミックTDD用コンフィギュレーションを設定する。ダイナミックTDD用コンフィギュレーションは、レガシー用コンフィギュレーションのシグナリング周期よりも短い時間間隔で更新可能である。さらに、基地局100は、ダイナミックTDD用コンフィギュレーションに依存することなく、第1のリンク方向(DL又はUL)のデータ送信に関連付けられる第2のリンク方向(UL又はDL)の制御シグナリングのタイミングを設定する。ここでの制御シグナリングは、ダウンリンク送信に関連付けられるACK/NACK及びアップリンク送信に関連付けられるUL許可のうちの一方又は双方を含み得る。そして、基地局100は、これら設定に基づいて、いくつかの種類のシグナリングを実行する。
本実施形態において、基地局100は、シグナリングSIG0〜SIG3の各々において、コンフィギュレーション候補のセットのうちの1つをそれぞれ指定する。コンフィギュレーション候補のセットとは、典型的には、図2に例示したConfiguration0〜Configuration6を含み得る。コンフィギュレーション候補のセットは無線通信ネットワークに固有であってもよく、その場合、いくつかのリンク方向コンフィギュレーションがコンフィギュレーション候補のセットから除外され得る。
シグナリングSIG1では、ネットワーク内のアップリンクトラフィックとダウンリンクトラフィックとの間の比率(UL−DLトラフィック比)に応じて選択されるコンフィギュレーション候補が、ダイナミックTDD用コンフィギュレーションとして指定される。例えば、コンフィギュレーション候補のセットがConfiguration0〜Configuration2のみを含む場合において、アップリンクトラフィックの比率がより高いときは、Configuration0が指定され得る。同じ場合において、ダウンリンクトラフィックの比率がより高いときは、Configuration2が指定され得る。同じ場合において、アップリンクトラフィックの比率とダウンリンクトラフィックの比率との間の差が小さいときは、Configuration1が指定され得る。UL−DLトラフィック比のモニタリングは、例えば、1〜数無線フレーム分の(即ち、10〜数十msecの)時間間隔で行われてよい。将来のUL−DLトラフィック比の予測に基づいて、ダイナミックTDD用コンフィギュレーションが選択されてもよい。
上述したように、シグナリングSIG2は、ダウンリンク送信に関連付けられるACK/NACKの送信タイミングをダイナミックTDD端末200へ通知する。シグナリングSIG2では、基地局100は、コンフィギュレーション候補のセットのうちダウンリンク比率のより高い候補を指定し得る。特に、シグナリングSIG2は、他のコンフィギュレーション候補においてダウンリンクサブフレームになり得る位置の全てのサブフレームがダウンリンクサブフレームとして定義されているコンフィギュレーション候補を指定することが好適である。例えば、コンフィギュレーション候補のセットがConfiguration0〜Configuration6を含む場合には、シグナリングSIG2は、Configuration5を指定し得る。
上述したように、シグナリングSIG3は、UL許可に関連付けられるアップリンク送信の送信タイミングをダイナミックTDD端末200へ通知する。シグナリングSIG3では、基地局100は、コンフィギュレーション候補のセットのうちアップリンク比率のより高い候補を指定し得る。特に、シグナリングSIG3は、他のコンフィギュレーション候補においてアップリンクサブフレームになり得る位置の全てのサブフレームがアップリンクサブフレームとして定義されているコンフィギュレーション候補を指定することが好適である。例えば、コンフィギュレーション候補のセットがConfiguration0〜Configuration6を含む場合には、シグナリングSIG3は、Configuration0を指定し得る。
本実施形態において、基地局100は、時分割複信(TDD)方式に従って端末装置により行われる無線通信を制御する通信制御装置としての役割を有する。図12は、基地局100の構成の一例を示すブロック図である。図12を参照すると、基地局100は、無線通信部110、信号処理部120、インタフェース部130、設定部140、記憶部142及びシグナリング部150を備える。
無線通信部110は、基地局100が1つ以上の端末装置との間で無線信号を送受信するための通信インタフェースである。無線通信部110は、1つ以上のアンテナ(図示せず)及びRF回路を有する。無線通信部110は、端末装置から送信されるアップリンク信号を受信し、受信信号の増幅、周波数変換及びAD変換を行う。また、無線通信部110は、送信信号のDA変換、周波数変換及び増幅を行い、ダウンリンク信号を端末装置へ送信する。
信号処理部120は、無線通信部110から入力される受信信号の等化、復調及び復号、並びに無線通信部110へ出力される送信信号の符号化及び変調を行うための信号処理回路を有する。信号処理部120は、復調し及び復号した受信信号に含まれるデータを、インタフェース部130へ出力する。また、信号処理部120は、インタフェース部130から入力されるデータを含む送信信号を符号化し及び変調する。
インタフェース部130は、基地局100が他の基地局との間で通信するためのX2インタフェース、及び基地局100がコアネットワーク106内の制御ノードとの間で通信するためのS1インタフェースなどの通信インタフェース群を含む。インタフェース部130の各通信インタフェースは、有線通信インタフェースであってもよく、又は無線通信インタフェースであってもよい。インタフェース部130は、例えば、P−GWからバッファシグナリングを受信する。当該バッファシグナリングは、端末装置ごとのバッファ待機中のダウンリンクデータ信号のトラフィック量を示す。インタフェース部130は、受信したバッファシグナリングを設定部140へ出力する。
設定部140は、複数のサブフレームを含むフレームの各々について、セル内の無線通信のために、サブフレーム単位のリンク方向を表すリンク方向コンフィギュレーションを設定する。より具体的には、設定部140は、1つ以上のレガシー端末104を含む第1の端末グループのために、レガシー用コンフィギュレーションを設定する。また、設定部140は、1つ以上のダイナミックTDD端末200を含む第2の端末グループのために、ダイナミックTDD用コンフィギュレーションを設定する。無線通信部110は、設定部140により設定されるダイナミックTDD用コンフィギュレーションに従って動作する。
シグナリング部150は、設定部140により設定されるリンク方向コンフィギュレーションと、上述した制御シグナリング(ACK/NACK及びUL許可の一方又は双方)のタイミングとを、無線通信部110を介して端末装置へシグナリングする。
図13は、ダイナミックTDD端末200の構成の一例を示すブロック図である。図13を参照すると、ダイナミックTDD端末200は、無線通信部210、信号処理部220、制御部230及び記憶部240を備える。
無線通信部210は、ダイナミックTDD端末200が基地局100との間で無線信号を送受信するための通信インタフェースである。無線通信部210は、1つ以上のアンテナ(図示せず)及びRF回路を有する。無線通信部210は、基地局100から送信されるダウンリンク信号を受信し、受信信号の増幅、周波数変換及びAD変換を行う。また、無線通信部210は、送信信号のDA変換、周波数変換及び増幅を行い、アップリンク信号を基地局100へ送信する。
信号処理部220は、無線通信部210から入力される受信信号の等化、復調及び復号、並びに無線通信部210へ出力される送信信号の符号化及び変調を行うための信号処理回路を有する。信号処理部220は、例えば、上位レイヤの処理を実現するプロセッサ(図示せず)と接続される。そして、信号処理部220は、復調し及び復号した受信信号に含まれるデータを上位レイヤへ出力する。また、信号処理部220は、上位レイヤから入力されるデータを含む送信信号を符号化し及び変調する。
制御部230は、ダイナミックTDD端末200による無線通信をTD−LTE方式に従って制御する。例えば、制御部230は、基地局100から受信されるDCメッセージにおいて指定されるダイナミックTDD用コンフィギュレーションに従って、サブフレーム単位のリンク方向を無線通信部210及び信号処理部220に設定する。また、制御部230は、ダウンリンクサブフレームにおいて、無線通信部210にCRSを受信させ、同期トラッキングを実行させる。また、制御部230は、バッファ待機中のアップリンクデータ信号のトラフィック量を示すバッファステータスレポートを周期的に生成し、生成したバッファステータスレポートを無線通信部210から基地局100へ送信する。
記憶部240は、制御部230がダイナミックTDD端末200による無線通信を制御するために使用するデータ及びプログラムを記憶する記憶媒体である。例えば、記憶部240は、制御部230により設定されたダイナミックTDD用コンフィギュレーションを記憶する。また、記憶部240は、ダウンリンク送信のタイミングとACK/NACKのタイミングとを関連付ける第1のテーブル、及びアップリンク送信のタイミングとUL許可のタイミングとを関連付ける第2のテーブルを予め記憶する。また、記憶部240は、制御部230により設定されるACK/NACKのタイミング及びUL許可のタイミングを、コンフィギュレーション候補の番号を指定する形で記憶する。
なお、ダイナミックTDD端末200は、レガシー端末104と同様にレガシー用コンフィギュレーションに従ってリンク方向を設定する第1の動作モード、及びより短い周期でダイナミックTDDコンフィギュレーションに従ってリンク方向を設定する第2の動作モードの双方で動作可能であってもよい。例えば、ダイナミックTDD端末200は、無線通信ネットワークへの初期同期の段階において第1の動作モードで動作し、その後、DCメッセージの受信に応じて第2の動作モードへ遷移してもよい。かかる構成によれば、ダイナミックTDD端末200は、既存の手続に従ってが基地局100との間で確実に同期を確立した後、基地局100との間で様々なチャネル上で柔軟にシグナリングを交換し、第2の動作モードのための設定を取得することができる。また、ダイナミックTDD端末200は、アイドルモード(RRC_Idle)において低い頻度でSIメッセージを受信(即ち、第1の動作モード)し、アクティブモード(RRC_Connected)において高い頻度でDCメッセージを受信(即ち、第2の動作モード)してもよい。それにより、アイドルモードでの消費電力が上昇することを回避することができる。
図14A及び図14Bは、本実施形態に係る通信制御システム1において実行され得る処理の流れの一例を示すシーケンス図である。なお、ここで説明する処理には、基地局100、レガシー端末104及びダイナミックTDD端末200が関与する。ダイナミックTDD端末200は、一例として、上述したデュアルモードをサポートする端末であるものとする。
ここまで、図1〜図14Bを用いて、本開示に係る技術の実施形態について詳細に説明した。上述した実施形態によれば、時分割複信(TDD)方式での無線通信のために設定されるリンク方向コンフィギュレーションに依存することなく、第1のリンク方向のデータ送信に関連付けられる第2のリンク方向の制御シグナリングのタイミングが設定される。従って、リンク方向コンフィギュレーションが更新される度にリンク方向の衝突を判定するという負荷の高い処理の必要性を排除しつつ、リンク方向の衝突に起因するスループットの低下を防ぐことができる。
(1)
無線通信ネットワーク内で時分割複信(TDD)方式に従って端末装置により行われる無線通信を制御する通信制御装置であって、
複数のサブフレームを含むフレームの各々について、前記無線通信のためにサブフレーム単位のリンク方向を表すリンク方向コンフィギュレーションを設定する設定部、
を備え、
前記設定部は、設定された前記リンク方向コンフィギュレーションに依存することなく、前記無線通信において第1のリンク方向のデータ送信に関連付けられる、前記第1のリンク方向とは逆の第2のリンク方向の制御シグナリングのタイミングを設定する、
通信制御装置。
(2)
前記通信制御装置は、
前記設定部により設定される前記リンク方向コンフィギュレーションと前記タイミングとを前記端末装置へシグナリングするシグナリング部、
をさらに備える、前記(1)に記載の通信制御装置。
(3)
前記設定部は、複数のコンフィギュレーション候補から選択される前記リンク方向コンフィギュレーションを前記無線通信のために設定し、
前記シグナリング部は、前記複数のコンフィギュレーション候補のうちの1つを指定することにより、前記タイミングをシグナリングする、
前記(2)に記載の通信制御装置。
(4)
前記第1のリンク方向はダウンリンクであり、前記第2のリンク方向はアップリンクであり、
前記制御シグナリングは、ダウンリンク送信への応答として前記端末装置から送信されるACK/NACKである、
前記(3)に記載の通信制御装置。
(5)
前記第1のリンク方向はアップリンクであり、前記第2のリンク方向はダウンリンクであり、
前記制御シグナリングは、アップリンク送信に先立って前記端末装置へ送信されるアップリンク許可である、
前記(3)に記載の通信制御装置。
(6)
前記シグナリング部は、前記複数のコンフィギュレーション候補のうちダウンリンク比率のより高い候補を指定する、前記(4)に記載の通信制御装置。
(7)
前記シグナリング部は、前記複数のコンフィギュレーション候補のうちアップリンク比率のより高い候補を指定する、前記(5)に記載の通信制御装置。
(8)
前記通信制御装置は、コンフィギュレーション候補ごとに前記データ送信のタイミングと前記制御シグナリングのタイミングとを関連付けるテーブルを記憶する記憶部、をさらに備え、
前記データ送信のタイミング及び前記制御シグナリングのタイミングの一方は、前記テーブル内の指定されたコンフィギュレーション候補についてのエントリを参照することにより、他方のタイミングに基づいて決定される、
前記(6)又は前記(7)に記載の通信制御装置。
(9)
前記設定部は、前記無線通信ネットワーク内のアップリンクトラフィックとダウンリンクトラフィックとの間の比率に応じて、設定すべき前記リンク方向コンフィギュレーションを前記複数のコンフィギュレーション候補から選択する、前記(3)〜(8)のいずれか1項に記載の通信制御装置。
(10)
前記複数のコンフィギュレーション候補は、前記無線通信ネットワークに固有であり、
前記シグナリング部は、前記端末装置の前記無線通信ネットワークへの接続の際に、前記タイミングを前記端末装置へシグナリングする、
前記(3)〜(9)のいずれか1項に記載の通信制御装置。
(11)
前記設定部は、第1の端末グループのために前記リンク方向コンフィギュレーションを設定し、第2の端末グループのために別のリンク方向コンフィギュレーションを設定し、
前記シグナリング部は、前記第2の端末グループに属する端末装置へのシグナリング周期よりも短い周期で、前記第1の端末グループに属する端末装置へ前記リンク方向コンフィギュレーションをシグナリングする、
前記(2)〜(10)のいずれか1項に記載の通信制御装置。
(12)
前記通信制御装置は、基地局である、前記(1)〜(11)のいずれか1項に記載の通信制御装置。
(13)
前記通信制御装置は、基地局を介して前記端末装置と通信する制御ノードである、前記(1)〜(11)のいずれか1項に記載の通信制御装置。
(14)
無線通信ネットワーク内で時分割複信(TDD)方式に従って端末装置により行われる無線通信を制御する通信制御方法であって、
複数のサブフレームを含むフレームの各々について、前記無線通信のためにサブフレーム単位のリンク方向を表すリンク方向コンフィギュレーションを設定することと、
設定された前記リンク方向コンフィギュレーションに依存することなく、前記無線通信において第1のリンク方向のデータ送信に関連付けられる、前記第1のリンク方向とは逆の第2のリンク方向の制御シグナリングのタイミングを設定することと、
を含む通信制御方法。
(15)
無線通信ネットワーク内で時分割複信(TDD)方式に従って端末装置により行われる無線通信を制御する通信制御装置のコンピュータを、
複数のサブフレームを含むフレームの各々について、前記無線通信のためにサブフレーム単位のリンク方向を表すリンク方向コンフィギュレーションを設定する設定部として機能させるプログラムであって、
前記設定部は、設定された前記リンク方向コンフィギュレーションに依存することなく、前記無線通信において第1のリンク方向のデータ送信に関連付けられる、前記第1のリンク方向とは逆の第2のリンク方向の制御シグナリングのタイミングを設定する、
プログラム。
(16)
時分割複信(TDD)方式で基地局と通信する無線通信部と、
前記基地局からの第1のシグナリングにより示されるリンク方向コンフィギュレーションに従い、複数のサブフレームを含むフレームの各々について、サブフレーム単位のリンク方向を設定する制御部と、
を備え、
前記制御部は、第1のリンク方向のデータ送信のタイミングと、当該データ送信に関連付けられる前記第1のリンク方向とは逆の第2のリンク方向の制御シグナリングのタイミングとの間のオフセットを、前記基地局からの第2のシグナリングに基づいて設定する、
端末装置。
(17)
時分割複信(TDD)方式で基地局と通信する無線通信部を備える端末装置により実行される無線通信方法であって、
前記基地局からの第1のシグナリングにより示されるリンク方向コンフィギュレーションに従い、複数のサブフレームを含むフレームの各々について、サブフレーム単位のリンク方向を設定することと、
第1のリンク方向のデータ送信のタイミングと、当該データ送信に関連付けられる前記第1のリンク方向とは逆の第2のリンク方向の制御シグナリングのタイミングとの間のオフセットを、前記基地局からの第2のシグナリングに基づいて設定することと、
を含む無線通信方法。
(18)
時分割複信(TDD)方式で基地局と通信する無線通信部を備える端末装置のコンピュータを、
前記基地局からの第1のシグナリングにより示されるリンク方向コンフィギュレーションに従い、複数のサブフレームを含むフレームの各々について、サブフレーム単位のリンク方向を設定する制御部、
として機能させるプログラムであって、
前記制御部は、第1のリンク方向のデータ送信のタイミングと、当該データ送信に関連付けられる前記第1のリンク方向とは逆の第2のリンク方向の制御シグナリングのタイミングとの間のオフセットを、前記基地局からの第2のシグナリングに基づいて設定する、
プログラム。
(19)
時分割複信(TDD)方式で基地局と通信する端末装置と、前記端末装置により行われる無線通信を制御する通信制御装置と、を含む通信制御システムであって、
前記通信制御装置は、
複数のサブフレームを含むフレームの各々について、前記無線通信のためにサブフレーム単位のリンク方向を表すリンク方向コンフィギュレーションを設定する設定部、
を備え、
前記設定部は、設定された前記リンク方向コンフィギュレーションに依存することなく、前記無線通信において第1のリンク方向のデータ送信に関連付けられる、前記第1のリンク方向とは逆の第2のリンク方向の制御シグナリングのタイミングを設定する、
通信制御システム。
100 通信制御装置
140 設定部
142 記憶部
150 シグナリング部
104 端末装置(レガシー端末)
200 端末装置(ダイナミックTDD端末)
210 無線通信部
230 制御部
Claims (18)
- 無線通信ネットワーク内で時分割複信(TDD)方式に従って端末装置により行われる無線通信を制御する通信制御装置であって、
複数のサブフレームを含むフレームの各々について、前記無線通信のためにサブフレーム単位のリンク方向を表す第1のリンク方向コンフィギュレーションを動的に設定する設定部と、
前記設定部により設定される前記第1のリンク方向コンフィギュレーションを前記端末装置へシグナリングするシグナリング部と、
を備え、
前記第1のリンク方向コンフィギュレーションは、各サブフレームについてアップリンク又はダウンリンクという方向を表し、
前記設定部は、前記第1のリンク方向コンフィギュレーションに依存することなく、前記無線通信において第1のリンク方向のデータ送信に関連付けられる、前記第1のリンク方向とは逆の第2のリンク方向の制御シグナリングのタイミングを設定し、
前記シグナリング部は、前記設定部により設定される前記第2のリンク方向の前記制御シグナリングの前記タイミングを、第2のリンク方向コンフィギュレーションを指定することにより前記端末装置へシグナリングする、
通信制御装置。 - 前記設定部は、複数のコンフィギュレーション候補から選択される前記第1のリンク方向コンフィギュレーションを前記無線通信のために設定し、
前記シグナリング部は、前記複数のコンフィギュレーション候補のうちの1つを前記第2のリンク方向コンフィギュレーションとして指定する、
請求項1に記載の通信制御装置。 - 前記第1のリンク方向はダウンリンクであり、前記第2のリンク方向はアップリンクであり、
前記制御シグナリングは、ダウンリンク送信への応答として前記端末装置から送信されるACK/NACKである、
請求項2に記載の通信制御装置。 - 前記第1のリンク方向はアップリンクであり、前記第2のリンク方向はダウンリンクであり、
前記制御シグナリングは、アップリンク送信に先立って前記端末装置へ送信されるアップリンク許可である、
請求項2に記載の通信制御装置。 - 前記シグナリング部は、前記複数のコンフィギュレーション候補のうちダウンリンク比率のより高い候補を前記第2のリンク方向コンフィギュレーションとして指定する、
請求項3に記載の通信制御装置。 - 前記シグナリング部は、前記複数のコンフィギュレーション候補のうちアップリンク比率のより高い候補を前記第2のリンク方向コンフィギュレーションとして指定する、請求項4に記載の通信制御装置。
- 前記通信制御装置は、コンフィギュレーション候補ごとに前記データ送信のタイミングと前記制御シグナリングのタイミングとを関連付けるテーブルを記憶する記憶部、をさらに備え、
前記データ送信のタイミング及び前記制御シグナリングのタイミングの一方は、前記テーブル内の指定されたコンフィギュレーション候補についてのエントリを参照することにより、他方のタイミングに基づいて決定される、
請求項5又は請求項6に記載の通信制御装置。 - 前記設定部は、前記無線通信ネットワーク内のアップリンクトラフィックとダウンリンクトラフィックとの間の比率に応じて、設定すべき前記第1のリンク方向コンフィギュレーションを前記複数のコンフィギュレーション候補から選択する、請求項2〜7のいずれか1項に記載の通信制御装置。
- 前記複数のコンフィギュレーション候補は、前記無線通信ネットワークに固有であり、
前記シグナリング部は、前記端末装置の前記無線通信ネットワークへの接続の際に、前記タイミングを前記端末装置へシグナリングする、
請求項1〜8のいずれか1項に記載の通信制御装置。 - 前記設定部は、第1の端末グループのために前記第1のリンク方向コンフィギュレーションを設定し、第2の端末グループのために別の第1のリンク方向コンフィギュレーションを設定し、
前記シグナリング部は、前記第2の端末グループに属する端末装置へのシグナリング周期よりも短い周期で、前記第1の端末グループに属する端末装置へ前記第1のリンク方向コンフィギュレーションをシグナリングする、
請求項1〜9のいずれか1項に記載の通信制御装置。 - 前記通信制御装置は、基地局である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の通信制御装置。
- 前記通信制御装置は、基地局を介して前記端末装置と通信する制御ノードである、請求項1〜10のいずれか1項に記載の通信制御装置。
- 無線通信ネットワーク内で時分割複信(TDD)方式に従って端末装置により行われる無線通信を制御する通信制御方法であって、
複数のサブフレームを含むフレームの各々について、前記無線通信のためにサブフレーム単位のリンク方向を表す第1のリンク方向コンフィギュレーションを動的に設定することと、
設定された前記第1のリンク方向コンフィギュレーションを前記端末装置へシグナリングすることと、
を含み、
前記第1のリンク方向コンフィギュレーションは、各サブフレームについてアップリンク又はダウンリンクという方向を表し、
前記通信制御方法は、
前記第1のリンク方向コンフィギュレーションに依存することなく、前記無線通信において第1のリンク方向のデータ送信に関連付けられる、前記第1のリンク方向とは逆の第2のリンク方向の制御シグナリングのタイミングを設定することと、
設定された前記第2のリンク方向の前記制御シグナリングの前記タイミングを、第2のリンク方向コンフィギュレーションを指定することにより前記端末装置へシグナリングすることと、
をさらに含む、通信制御方法。 - 無線通信ネットワーク内で時分割複信(TDD)方式に従って端末装置により行われる無線通信を制御する通信制御装置のコンピュータを、
複数のサブフレームを含むフレームの各々について、前記無線通信のためにサブフレーム単位のリンク方向を表す第1のリンク方向コンフィギュレーションを動的に設定する設定部と、
前記設定部により設定される前記第1のリンク方向コンフィギュレーションを前記端末装置へシグナリングするシグナリング部と、
として機能させるプログラムであって、
前記第1のリンク方向コンフィギュレーションは、各サブフレームについてアップリンク又はダウンリンクという方向を表し、
前記設定部は、前記第1のリンク方向コンフィギュレーションに依存することなく、前記無線通信において第1のリンク方向のデータ送信に関連付けられる、前記第1のリンク方向とは逆の第2のリンク方向の制御シグナリングのタイミングを設定し、
前記シグナリング部は、前記設定部により設定される前記第2のリンク方向の前記制御シグナリングの前記タイミングを、第2のリンク方向コンフィギュレーションを指定することにより前記端末装置へシグナリングする、
プログラム。 - 時分割複信(TDD)方式で基地局と通信する無線通信部と、
前記基地局からの第1のシグナリングにより示される第1のリンク方向コンフィギュレーションに従い、複数のサブフレームを含むフレームの各々について、サブフレーム単位のリンク方向を設定する制御部と、
を備え、
前記第1のリンク方向コンフィギュレーションは、各サブフレームについてアップリンク又はダウンリンクという方向を表し、動的に更新され、
前記制御部は、第1のリンク方向のデータ送信のタイミングと、当該データ送信に関連付けられる前記第1のリンク方向とは逆の第2のリンク方向の制御シグナリングのタイミングとの間のオフセットを、前記基地局からの第2のシグナリングにより示される第2のリンク方向コンフィギュレーションに基づいて設定する、
通信装置。 - 時分割複信(TDD)方式で基地局と通信する無線通信部を備える通信装置により実行される無線通信方法であって、
動的に更新される第1のリンク方向コンフィギュレーションによって、各サブフレームについてアップリンク又はダウンリンクという方向が表され、
前記基地局からの第1のシグナリングにより示される前記第1のリンク方向コンフィギュレーションに従い、複数のサブフレームを含むフレームの各々について、サブフレーム単位のリンク方向を設定することと、
第1のリンク方向のデータ送信のタイミングと、当該データ送信に関連付けられる前記第1のリンク方向とは逆の第2のリンク方向の制御シグナリングのタイミングとの間のオフセットを、前記基地局からの第2のシグナリングにより示される第2のリンク方向コンフィギュレーションに基づいて設定することと、
を含む無線通信方法。 - 時分割複信(TDD)方式で基地局と通信する無線通信部を備える通信装置のコンピュータを、
前記基地局からの第1のシグナリングにより示される第1のリンク方向コンフィギュレーションに従い、複数のサブフレームを含むフレームの各々について、サブフレーム単位のリンク方向を設定する制御部、
として機能させるプログラムであって、
前記第1のリンク方向コンフィギュレーションは、各サブフレームについてアップリンク又はダウンリンクという方向を表し、動的に更新され、
前記制御部は、第1のリンク方向のデータ送信のタイミングと、当該データ送信に関連付けられる前記第1のリンク方向とは逆の第2のリンク方向の制御シグナリングのタイミングとの間のオフセットを、前記基地局からの第2のシグナリングにより示される第2のリンク方向コンフィギュレーションに基づいて設定する、
プログラム。 - 時分割複信(TDD)方式で基地局と通信する端末装置と、前記端末装置により行われる無線通信を制御する通信制御装置と、を含む通信制御システムであって、
前記通信制御装置は、
複数のサブフレームを含むフレームの各々について、前記無線通信のためにサブフレーム単位のリンク方向を表す第1のリンク方向コンフィギュレーションを設定する設定部と、
前記設定部により設定される前記第1のリンク方向コンフィギュレーションを前記端末装置へシグナリングするシグナリング部と、
を備え、
前記第1のリンク方向コンフィギュレーションは、各サブフレームについてアップリンク又はダウンリンクという方向を表し、
前記設定部は、前記第1のリンク方向コンフィギュレーションに依存することなく、前記無線通信において第1のリンク方向のデータ送信に関連付けられる、前記第1のリンク方向とは逆の第2のリンク方向の制御シグナリングのタイミングを設定し、
前記シグナリング部は、前記設定部により設定される前記第2のリンク方向の前記制御シグナリングの前記タイミングを、第2のリンク方向コンフィギュレーションを指定することにより前記端末装置へシグナリングする、
通信制御システム。
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