JP6240686B2 - コンテキストアウェアサービスの動的な電力管理 - Google Patents

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Description

本開示は、コンテキストアウェアサービスの動的な電力管理を対象とする。
ワイヤレス通信システムは、第1世代アナログワイヤレス電話サービス(1G)、第2世代(2G)デジタルワイヤレス電話サービス(暫定の2.5Gおよび2.75Gネットワークを含む)、ならびに第3世代(3G)および第4世代(4G)の高速データ/インターネット対応ワイヤレスサービスを含む、様々な世代を通じて発展してきた。現在、セルラーシステムおよびパーソナル通信サービス(PCS)システムを含む、多くの様々なタイプのワイヤレス通信システムが使用されている。知られているセルラーシステムの例には、セルラーアナログ先進移動電話システム(AMPS:Analog Advanced Mobile Phone System)、ならびに、符号分割多元接続(CDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、時分割多元接続(TDMA)、TDMAのグローバルシステムフォーモバイル(Global System for Mobile)接続(GSM(登録商標))変形形態、およびTDMA技術とCDMA技術の両方を使用するより新しいハイブリッドデジタル通信システムに基づくデジタルセルラーシステムがある。
つい最近、モバイル電話および他のデータ端末の高速データのワイヤレス通信用のワイヤレス通信プロトコルとして、ロングタームエボリューション(LTE)が開発されてきている。LTEは、GSM(登録商標)に基づいており、GSM(登録商標)進化型高速データレート(EDGE)などの様々なGSM(登録商標)関連のプロトコル、および高速パケットアクセス(HSPA)などのユニバーサルモバイル通信システム(UMTS)プロトコルからの寄与を含む。
スマートフォン、およびタブレットコンピュータ等のようないくつかのタイプのユーザ機器(UE)は、モバイルオペレーティングシステム上に構築され、サードパーティアプリケーション(別名「apps」)をダウンロードし、インストールし得る。これらのUEは、ユーザに特徴と機能を提供するためにインストールされたアプリケーションによってアクセスされ得る多くのハードウェアサブシステムを有する。
オペレーティングシステムレベルよりも上に存在する多くのアプリケーションは、オペレーティングシステムレベルよりも下に存在する、複数のコンテキストアウェアネスサービスを同時に利用することを望み得る。これは、電力消費に影響を与え得る。そのようなサービスの例は、ジオフェンシング、場所クラスタリング、音響環境クラスタリング、ターゲット音検出(たとえばスピーチ、タイピング)、動き状態およびデバイス位置分類、接近の発見、およびターゲット状況検出(たとえば、運転中、ミーティング中、一人のとき、睡眠中等)等を含んでいる。
多くのケースでは、コンテキストアウェアネスサービスの性能は、そのサービスに割り当てられた電力が低減された場合に、徐々に低下する。たとえば、デューティサイクル音響データに対して働くスピーチ検出器または音響クラスタリングアルゴリズムの性能は、デューティサイクルが低減された場合に、緩やかに低下する。これは、電力消費量が新たな各サービスとともに増加することを許可したり、または、サービスを恣意的に停止するのではなく、割り当てられた電力が単純に、電力バジェット(power budget)の制約を満足するように調節されるべきであることを示唆している。
本開示は、新たなコンテキストアウェアネスサービスが始まる場合、1つまたは複数のハードウェアサブシステムの動作を修正することを対象とする。新たなコンテキストアウェアネスサービスが始まる場合、1つまたは複数のハードウェアサブシステムの動作を修正するための方法は、新たなコンテキストアウェアネスサービスを含む、複数の動作するコンテキストアウェアネスサービスのための電力バジェットを決定するステップであって、電力バジェットは、複数のコンテキストアウェアネスサービスの各々のための電力要件に基づき、複数のコンテキストアウェアネスサービスの各々のための電力要件は、複数のコンテキストアウェアネスサービスに対応する1つまたは複数のハードウェアサブシステムの電力利用に基づく、決定するステップと、複数のコンテキストアウェアネスサービスおよび/または1つまたは複数のハードウェアサブシステムの重要度に基づいて、電力リソースを、1つまたは複数のハードウェアサブシステムへ割り当てるステップであって、電力リソースの割当ては、電力バジェット内で実行される、割り当てるステップと、を含む。
新たなコンテキストアウェアネスサービスが始まる場合、1つまたは複数のハードウェアサブシステムの動作を修正するための装置は、新たなコンテキストアウェアネスサービスを含む、複数の動作するコンテキストアウェアネスサービスのための電力バジェットを決定するように構成された論理手段であって、電力バジェットは、複数のコンテキストアウェアネスサービスの各々のための電力要件に基づき、複数のコンテキストアウェアネスサービスの各々のための電力要件は、複数のコンテキストアウェアネスサービスに対応する1つまたは複数のハードウェアサブシステムの電力利用に基づく、決定するように構成された論理手段と、複数のコンテキストアウェアネスサービスおよび/または1つまたは複数のハードウェアサブシステムの重要度に基づいて、電力リソースを、1つまたは複数のハードウェアサブシステムへ割り当てるように構成された論理手段であって、電力リソースの割当ては、電力バジェット内で実行される、割り当てるように構成された論理手段とを含む。
新たなコンテキストアウェアネスサービスが始まる場合、1つまたは複数のハードウェアサブシステムの動作を修正するための装置は、新たなコンテキストアウェアネスサービスを含む、複数の動作するコンテキストアウェアネスサービスのための電力バジェットを決定するための手段であって、電力バジェットは、複数のコンテキストアウェアネスサービスの各々のための電力要件に基づき、複数のコンテキストアウェアネスサービスの各々のための電力要件は、複数のコンテキストアウェアネスサービスに対応する1つまたは複数のハードウェアサブシステムの電力利用に基づく、決定するための手段と、複数のコンテキストアウェアネスサービスおよび/または1つまたは複数のハードウェアサブシステムの重要度に基づいて、電力リソースを、1つまたは複数のハードウェアサブシステムへ割り当てるための手段であって、電力リソースの割当ては、電力バジェット内で実行される、割り当てるための手段と、を含む。
新たなコンテキストアウェアネスサービスが始まる場合、1つまたは複数のハードウェアサブシステムの動作を修正するためのプログラムコードを備える非一時的コンピュータ可読媒体は、新たなコンテキストアウェアネスサービスを含む、複数の動作するコンテキストアウェアネスサービスのための電力バジェットを決定するための少なくとも1つの命令であって、電力バジェットは、複数のコンテキストアウェアネスサービスの各々のための電力要件に基づき、複数のコンテキストアウェアネスサービスの各々のための電力要件は、複数のコンテキストアウェアネスサービスに対応する1つまたは複数のハードウェアサブシステムの電力利用に基づく、決定するための少なくとも1つの命令と、複数のコンテキストアウェアネスサービスおよび/または1つまたは複数のハードウェアサブシステムの重要度に基づいて、電力リソースを、1つまたは複数のハードウェアサブシステムへ割り当てるための少なくとも1つの命令であって、電力リソースの割当ては、電力バジェット内で実行される、割り当てるための少なくとも1つの命令と、を含む。
本開示の態様のより完全な理解、およびその付随する利点の多くは、以下の詳細な説明を添付の図面と併せ読んでよりよく理解すると、容易に得られる。添付の図面は、単に説明のために提示されているにすぎず、本開示を限定するものではない。
本開示の一態様によるワイヤレス通信システムのハイレベルシステムアーキテクチャを示す図である。 本開示の態様によるユーザ機器(UE)の例を示す図である。 本開示の一態様による、機能を実行するように構成された論理手段を含む通信デバイスを示す図である。 スピーチ検出器コンテキストアウェアネスサービスのための例示的な電力/性能グラフを例示する図である。 コンテキストアウェアアプリケーション層、コンテキストアウェアネスサービス層、およびセンササブシステム層を備える例示的な3層システムを例示する図である。 複数のコンテキストアウェアネスサービスを使用し、同様に複数のセンササブシステムを使用する複数のアプリケーションの例を例示する図である。 新たなコンテキストアウェアネスサービスが始まった場合に、1つまたは複数のハードウェアサブシステムの電力利用を修正するための例示的なフローを例示する図である。
様々な態様は、以下の説明および関連する図面において開示される。本開示の範囲から逸脱することなく、代替の態様が考案され得る。さらに、本開示の関連する詳細を不明瞭にしないように、本開示のよく知られている要素は詳細に説明されないか、または省略される。
「例示的」および/または「例」という言葉は、本明細書では「例、事例、または例示として機能すること」を意味するために使用される。本明細書で「例示的」および/または「例」として説明するいかなる態様も、必ずしも他の態様よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。同様に、「本開示の態様」という用語は、本開示のすべての態様が、論じられた特徴、利点、または動作モードを含むことを必要としない。
さらに、多くの態様について、たとえばコンピューティングデバイスの要素によって実行されるべき、一連の動作に関して説明する。本明細書で説明する様々な動作は、特定の回路(たとえば、特定用途向け集積回路(ASIC))によって、1つもしくは複数のプロセッサによって実行されるプログラム命令によって、または両方の組合せによって実施され得ることを認識されよう。加えて、本明細書で説明するこれらの一連の動作は、実行時に、関連するプロセッサに本明細書で説明する機能を実施させるコンピュータ命令の対応するセットを記憶した、任意の形式のコンピュータ可読記憶媒体内で完全に具現化されるものと見なされ得る。したがって、本開示の様々な態様は、請求する主題の範囲内にすべて入ることが企図されているいくつかの異なる形式で具現化され得る。さらに、本明細書で説明する態様ごとに、任意のそのような態様の対応する形式について、本明細書では、たとえば、記載の動作を実行する「ように構成された論理手段」として説明することがある。
本明細書ではユーザ機器(UE)と呼ばれるクライアントデバイスは、モバイルであるか、または固定されている可能性があり、無線アクセスネットワーク(RAN)と通信し得る。本明細書で使用する「UE」という用語は、「アクセス端末」または「AT」、「ワイヤレスデバイス」、「加入者デバイス」、「加入者端末」、「加入者局」、「ユーザ端末」または「UT」、「モバイル端末」、「移動局」、およびそれらの変形形態と互換的に参照され得る。一般に、UEは、RANを介してコアネットワークと通信する可能性があり、コアネットワークを介してインターネットなどの外部ネットワークに接続され得る。当然、UEには、有線アクセスネットワーク、(たとえば、IEEE 802.11などに基づく)WiFiネットワークなどの、コアネットワークおよび/またはインターネットに接続する他の機構も考えられる。UEは、限定はしないが、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)デバイス、外付けもしくは内蔵のモデム、またはワイヤレスもしくは有線の電話などを含むいくつかのタイプのデバイスのうちの任意のものによって具体化され得る。UEが信号をRANに送信し得る通信リンクは、アップリンクチャネル(たとえば、逆方向トラフィックチャネル、逆方向制御チャネル、アクセスチャネルなど)と呼ばれる。RANが信号をUEに送信し得る通信リンクは、ダウンリンクチャネルまたは順方向リンクチャネル(たとえば、ページングチャネル、制御チャネル、ブロードキャストチャネル、順方向トラフィックチャネルなど)と呼ばれる。本明細書で使用される場合、トラフィックチャネル(TCH)という用語は、アップリンク/逆方向トラフィックチャネル、またはダウンリンク/順方向トラフィックチャネルのいずれかを指し得る。
図1は、本開示の一態様によるワイヤレス通信システム100のハイレベルシステムアーキテクチャを示す。ワイヤレス通信システム100はUE1...Nを含む。UE1...Nは、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、ページャ、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータなどを含み得る。たとえば、図1において、UE1...2は発呼側携帯電話として示され、UE3...5はタッチスクリーン携帯電話またはスマートフォンとして示され、UENはデスクトップコンピュータまたはPCとして示されている。
図1を参照すると、UE1...Nは、図1にエアインターフェース104、106、108および/または直接有線接続として示されている物理通信インターフェースまたはレイヤを介してアクセスネットワーク(たとえば、RAN120、アクセスポイント125など)と通信するように構成される。エアインターフェース104および106は、所与のセルラー通信プロトコル(たとえば、符号分割多元接続(CDMA)、エボリューションデータオプティマイズド(EV-DO)、発展型高レートパケットデータ(eHRPD)、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーション(GSM(登録商標))、GSM(登録商標)進化型エンハンストデータレート(EDGE)、広帯域CDMA(W-CDMA(登録商標))、ロングタームエボリューション(LTE)等)に準拠し得る一方、エアインターフェース108は、ワイヤレスIPプロトコル(たとえば、IEEE 802.11)に準拠し得る。RAN120は、エアインターフェース104および106などのエアインターフェースを介してUEにサービスする複数のアクセスポイントを含む。RAN120内のアクセスポイントは、アクセスノードまたはAN、アクセスポイントまたはAP、基地局またはBS、ノードB、eノードBなどと呼ばれ得る。これらのアクセスポイントは、地上アクセスポイント(もしくは地上局)または衛星アクセスポイントであり得る。RAN120は、RAN120によってサービスされるUEとRAN120または異なるRANによってサービスされる他のUEとの間の回線交換(CS)呼を完全にブリッジングすることを含む様々な機能を実行することができ、かつインターネット175などの外部ネットワークとのパケット交換(PS)データの交換を仲介することもできるコアネットワーク140に接続するように構成される。インターネット175は、いくつかのルーティングエージェントおよび処理エージェント(便宜上図1には示されていない)を含む。図1において、UENはインターネット175に直接接続する(すなわち、WiFiまたは802.11ベースネットワークのイーサネット(登録商標)接続を介するなど、コアネットワーク140から分離される)ように示されている。それによって、インターネット175は、コアネットワーク140を介してUENとUE1...Nとの間のパケット交換データ通信をブリッジングするように機能し得る。図1には、RAN120から分離されたアクセスポイント125も示されている。アクセスポイント125は、コアネットワーク140とは無関係に(たとえば、FiOS、ケーブルモデムなどの光通信システムを介して)インターネット175に接続され得る。エアインターフェース108は、一例ではIEEE 802.11などのローカルワイヤレス接続を介してUE4またはUE5にサービスし得る。UENは、一例では(たとえば、有線接続性とワイヤレス接続性の両方を有するWiFiルータ用の)アクセスポイント125自体に相当する可能性があるモデムまたはルータとの直接接続などのインターネット175との有線接続を含むデスクトップコンピュータとして示されている。
図1を参照すると、アプリケーションサーバ170は、インターネット175、コアネットワーク140、またはその両方に接続されるように示されている。アプリケーションサーバ170は、構造的に分離された複数のサーバとして実装され得るか、または代替として単一のサーバに相当し得る。以下により詳しく説明するように、アプリケーションサーバ170は、コアネットワーク140および/またはインターネット175を介してアプリケーションサーバ170に接続することのできるUEについて1つまたは複数の通信サービス(たとえば、Voice-over-Internet Protocol(VoIP)セッション、Push-to-Talk(PTT)セッション、グループ通信セッション、ソーシャルネットワーキングサービスなど)をサポートするように構成される。
図2は、本開示の態様によるUEの例を示す。図2を参照すると、UE200Aは発呼側電話として示され、UE200Bはタッチスクリーンデバイス(たとえば、スマートフォン、タブレットコンピュータなど)として示されている。図2に示すように、UE200Aの外部ケーシングは、当技術分野で知られているように、特に、アンテナ205A、ディスプレイ210A、少なくとも1つのボタン215A(たとえば、PTTボタン、電源ボタン、音量調節ボタンなど)、キーパッド220Aなどの構成要素で構成される。また、UE200Bの外部ケーシングは、当技術分野で知られているように、特に、タッチスクリーンディスプレイ205B、周辺ボタン210B、215B、220B、および225B(たとえば、電力制御ボタン、音量または振動制御ボタン、飛行機モードトグルボタンなど)、少なくとも1つのフロントパネルボタン230B(たとえば、Homeボタンなど)などの構成要素で構成される。UE200Bの一部として明示的に示されてはいないが、UE200Bは、限定はしないが、WiFiアンテナ、携帯アンテナ、衛星位置システム(SPS)アンテナ(たとえば全地球測位システム(GPS)アンテナ)などを含む1つもしくは複数の外部アンテナおよび/またはUE200Bの外部ケーシングに内蔵された1つもしくは複数の集積アンテナを含み得る。
UE200AおよびUE200BなどのUEの内部構成要素は、それぞれに異なるハードウェア構成によって具体化され得るが、内部ハードウェア構成要素のための基本的なハイレベルUE構成は図2にプラットフォーム202として示されている。プラットフォーム202は、究極的にはコアネットワーク140、インターネット175、ならびに/または他のリモートサーバおよびネットワーク(たとえば、アプリケーションサーバ170、ウェブURLなど)に由来するRAN120から送信されたソフトウェアアプリケーション、データ、および/またはコマンドを受信し実行し得る。プラットフォーム202は、ローカルに記憶されたアプリケーションをRAN対話なしに独立して実行することもできる。プラットフォーム202は、特定用途向け集積回路(ASIC)208もしくは他のプロセッサ、マイクロプロセッサ、論理回路、または他のデータ処理デバイスに動作可能に結合されたトランシーバ206を含み得る。ASIC208または他のプロセッサは、ワイヤレスデバイスのメモリ212中の任意の常駐プログラムとインターフェースするアプリケーションプログラミングインターフェース(API)210レイヤを実行する。メモリ212は、読取り専用メモリ(ROM)もしくはランダムアクセスメモリ(RAM)、電気消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、フラッシュカード、またはコンピュータプラットフォームに共通の任意のメモリから構成され得る。プラットフォーム202は、メモリ212中でアクティブに使用されないアプリケーションおよび他のデータを記憶し得るローカルデータベース214も含み得る。ローカルデータベース214は、一般的にフラッシュメモリセルであるが、磁気媒体、EEPROM、光学媒体、テープ、ソフトまたはハードディスクなどの、当技術分野で知られている任意の二次記憶デバイスであり得る。
したがって、本開示の一態様は、本明細書で説明する機能を実行する能力を含むUE(たとえば、UE200A、200Bなど)を含み得る。当業者が諒解するように、様々な論理要素は、本明細書で開示する機能を達成するために、個別の要素、プロセッサ上で実行されるソフトウェアモジュール、またはソフトウェアとハードウェアとの任意の組合せで具体化され得る。たとえば、ASIC208、メモリ212、API210およびローカルデータベース214をすべて協働的に使用して、本明細書で開示する様々な機能をロード、記憶および実行し得、したがって、これらの機能を実行する論理手段を様々な要素に分散し得る。代替として、機能は1つの個別の構成要素に組み込まれ得る。したがって、図2のUE200Aおよび200Bの特徴は例示的なものにすぎないと見なすべきであり、本開示は図示の特徴または構成に制限されない。
UE200Aおよび/または200BとRAN120との間のワイヤレス通信は、CDMA、W-CDMA(登録商標)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多重化(OFDM)、GSM(登録商標)、またはワイヤレス通信ネットワークもしくはデータ通信ネットワークで使用され得る他のプロトコルなどの、様々な技術に基づき得る。上記で説明され当技術分野で知られているように、音声送信、および/またはデータは、様々なネットワークおよび構成を使用してRANからUEに送信され得る。したがって、本明細書で提供する例は、本開示の態様を限定するためのものではなく、単に本開示の様々な態様の説明を助けるためのものにすぎない。
図3は、機能を実行するように構成された論理手段を含む通信デバイス300を示す。通信デバイス300は、限定はしないが、UE200Aもしくは200B、RAN120の任意の構成要素、コアネットワーク140の任意の構成要素、コアネットワーク140に結合される任意の構成要素、および/またはインターネット175(たとえば、アプリケーションサーバ170)などを含む、上述の通信デバイスのうちのいずれかに対応し得る。したがって、通信デバイス300は、図1のワイヤレス通信システム100を介して1つまたは複数の他のエンティティと通信する(または通信を容易にする)ように構成された任意の電子デバイスに対応し得る。
図3を参照すると、通信デバイス300は、情報を受信および/または送信するように構成された論理手段305を含む。一例では、通信デバイス300がワイヤレス通信デバイス(たとえば、UE200Aまたは200B)に対応する場合、情報を受信および/または送信するように構成された論理手段305は、ワイヤレストランシーバおよび関連のハードウェア(たとえば、RFアンテナ、モデム、変調器および/または復調器など)などのワイヤレス通信インターフェース(たとえば、Bluetooth(登録商標)、WiFi、2G、CDMA、W-CDMA(登録商標)、3G、4G、LTEなど)を含み得る。別の例では、情報を受信および/または送信するように構成された論理手段305は、有線通信インターフェース(たとえば、インターネット175にアクセスし得るシリアル接続、USBまたはFIREWIRE(登録商標)接続、イーサネット(登録商標)接続など)に対応し得る。したがって、通信デバイス300が、何らかのタイプのネットワークベースのサーバ(たとえば、アプリケーションサーバ170など)に対応する場合、情報を受信および/または送信するように構成された論理手段305は、一例では、イーサネット(登録商標)プロトコルを介してネットワークベースのサーバを他の通信エンティティに接続するイーサネット(登録商標)カードに対応し得る。さらなる例では、情報を受信および/または送信するように構成された論理手段305は、感知または測定ハードウェア(たとえば、加速度計、温度センサ、光センサ、ローカルRF信号を監視するためのアンテナなど)を含んでよく、通信デバイス300は、自身のローカル環境を感知または測定ハードウェアにより監視し得る。情報を受信および/または送信するように構成された論理手段305は、実行されると、情報を受信および/または送信するように構成された論理手段305の関連ハードウェアがその受信および/または送信機能を実行することを可能にする、ソフトウェアも含み得る。しかしながら、情報を受信および/または送信するように構成された論理手段305は、ソフトウェア単体に対応せず、情報を受信および/または送信するように構成された論理手段305は、その機能を達成するためのハードウェアに少なくとも部分的に依拠する。
図3を参照すると、通信デバイス300は、情報を処理するように構成された論理手段310をさらに含む。一例では、情報を処理するように構成された論理手段310は、少なくともプロセッサを含み得る。情報を処理するように構成された論理手段310によって実行され得るタイプの処理の例示的な実装形態は、限定はしないが、判断を行うこと、接続を確立すること、異なる情報オプション間で選択を行うこと、データに関連する評価を行うこと、測定動作を実行するために通信デバイス300に結合されたセンサと対話すること、情報をあるフォーマットから別のフォーマットに(たとえば、.wmvから.aviへなど、異なるプロトコル間で)変換することなどを含む。たとえば、情報を処理するように構成された論理手段310中に含まれるプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別のゲートもしくはトランジスタ論理、個別のハードウェア構成要素、または本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せに対応し得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装され得る。情報を処理するように構成された論理手段はまた、電力バジェットを決定するように構成された論理手段312と、電力リソースを割り当てるように構成された論理手段314とを含み得る。情報を処理するように構成された論理手段310はまた、実行された場合に、情報を処理するように構成された論理手段310の関連付けられたハードウェアが、その処理機能を実行することを可能にするソフトウェアをも含み得る。しかしながら、情報を処理するように構成された論理手段310は、ソフトウェア単体に対応せず、情報を処理するように構成された論理手段310は、その機能を達成するためのハードウェアに少なくとも部分的に依拠する。
図3を参照すると、通信デバイス300は、情報を記憶するように構成された論理手段315をさらに含む。一例では、情報を記憶するように構成された論理手段315は、少なくとも非一時的メモリおよび関連ハードウェア(たとえば、メモリコントローラなど)を含み得る。たとえば、情報を記憶するように構成された論理手段315に含まれる非一時的メモリは、RAM、フラッシュメモリ、ROM、消去可能プログラマブルROM(EPROM)、EEPROM、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体に対応し得る。情報を記憶するように構成された論理手段315は、実行されると、情報を記憶するように構成された論理手段315の関連ハードウェアがその記憶機能を実行することを可能にするソフトウェアも含み得る。しかしながら、情報を記憶するように構成された論理手段315は、ソフトウェア単体に対応せず、情報を記憶するように構成された論理手段315は、その機能を達成するためのハードウェアに少なくとも部分的に依拠する。
図3を参照すると、通信デバイス300は、選択的に、情報を提示するように構成された論理手段320をさらに含む。一例では、情報を提示するように構成された論理手段320は、少なくとも出力デバイスおよび関連ハードウェアを含み得る。たとえば、出力デバイスは、ビデオ出力デバイス(たとえば、ディスプレイ画面、ならびにUSBおよびHDMI(登録商標)などのビデオ情報を搬送することができるポートなど)、オーディオ出力デバイス(たとえば、スピーカー、ならびにマイクロフォンジャック、USB、およびHDMI(登録商標)などのオーディオ情報を搬送することができるポートなど)、振動デバイス、および/あるいは情報を出力のためにフォーマットすること、または情報を通信デバイス300のユーザもしくはオペレータによって実際に出力することを可能にする任意の他のデバイスを含み得る。たとえば、通信デバイス300が図2に示すようにUE200AまたはUE200Bに相当する場合、情報を提示するように構成された論理手段320は、UE200Aのディスプレイ210AまたはUE200Bのタッチスクリーンディスプレイ205Bを含み得る。さらなる例では、情報を提示するように構成された論理手段320は、ローカルユーザを有しないネットワーク通信デバイス(たとえば、ネットワークスイッチまたはルータ、リモートサーバなど)などのいくつかの通信デバイスでは省略されることがある。情報を提示するように構成された論理手段320は、実行されると、情報を提示するように構成された論理手段320の関連ハードウェアが提示機能を実行することを可能にする、ソフトウェアも含み得る。しかしながら、情報を提示するように構成された論理手段320は、ソフトウェア単体に対応せず、情報を提示するように構成された論理手段320は、その機能を達成するためのハードウェアに少なくとも部分的に依拠する。
図3を参照すると、通信デバイス300は、選択的に、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理手段325をさらに含む。一例では、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理手段325は、少なくともユーザ入力デバイスおよび関連ハードウェアを含み得る。たとえば、ユーザ入力デバイスは、ボタン、タッチスクリーンディスプレイ、キーボード、カメラ、オーディオ入力デバイス(たとえば、マイクロフォン、またはマイクロフォンジャックなどのオーディオ情報を搬送することができるポートなど)、および/または情報を通信デバイス300のユーザもしくはオペレータから受信することに可能にする任意の他のデバイスを含み得る。たとえば、通信デバイス300が図2に示すようにUE200AまたはUE200Bに相当する場合、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理手段325は、キーパッド220A、ボタン215Aまたは210B〜225Bのうちのいずれか、タッチスクリーンディスプレイ205Bなどを含み得る。さらなる例では、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理手段325は、ローカルユーザを有しないネットワーク通信デバイス(たとえば、ネットワークスイッチまたはルータ、リモートサーバなど)などのいくつかの通信デバイスでは省略されることがある。ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理手段325は、実行されると、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理手段325の関連ハードウェアがその入力受信機能を実行することを可能にする、ソフトウェアも含み得る。しかしながら、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理手段325は、ソフトウェア単体に対応せず、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理手段325は、その機能を達成するためのハードウェアに少なくとも部分的に依拠する。
図3を参照すると、305〜325の構成された論理手段は、図3では別個のまたは異なるブロックとして示されているが、それぞれの構成された論理手段がその機能を実行するハードウェアおよび/またはソフトウェアは、部分的に重複し得ることが諒解されよう。たとえば、305〜325の構成された論理手段の機能を容易にするために使用されるいずれのソフトウェアも、情報を記憶するように構成された論理手段315に関連する非一時的メモリに記憶することができ、その結果、305〜325の構成された論理手段は各々、その機能(すなわち、この場合、ソフトウェア実行)を、情報を記憶するように構成された論理手段315によって記憶されたソフトウェアの動作に部分的に基づいて実行する。同様に、構成された論理手段のうちの1つに直接関連付けられたハードウェアは、時に、他の構成された論理手段によって借用または使用され得る。たとえば、情報を処理するように構成された論理手段310のプロセッサは、データを、情報を受信および/または送信するように構成された論理手段305によって送信される前に、適切な形式にフォーマットすることができるので、情報を受信および/または送信するように構成された論理手段305は、その機能(すなわち、この場合、データの送信)を、情報を処理するように構成された論理手段310に関連付けられたハードウェア(すなわち、プロセッサ)の動作に部分的に基づいて実行する。
概して、別段に明示的に記載されていない限り、本開示全体にわたって使用される「ように構成された論理手段」という句は、ハードウェアにより少なくとも部分的に実施される態様を呼び出すものとし、ハードウェアから独立したソフトウェアだけの実施形態に位置づけるものではない。様々なブロックにおける構成された論理手段または「ように構成された論理手段」は、特定の論理ゲートまたは論理要素に限定されるのではなく、概して、本明細書に記載した機能性を、(ハードウェアまたはハードウェアとソフトウェアの組合せのいずれかを介して)実施するための能力を指すことが諒解されよう。したがって、様々なブロックに示す構成された論理手段または「ように構成された論理手段」は、「論理」という言葉を共有するにもかかわらず、必ずしも論理ゲートまたは論理要素として実装されるとは限らない。様々なブロックの論理手段間の他の対話または協働が、以下でより詳細に説明する態様の検討から、当業者には明らかになるであろう。
スマートフォン、およびタブレットコンピュータ等のようないくつかのタイプのUEは、モバイルオペレーティングシステム上に構築され、サードパーティアプリケーション(別名「apps」)をダウンロードし、インストールし得る。これらのUEは、特徴および機能をユーザに与えるためにインストールされたアプリケーションによってアクセスされ得る多くのハードウェアサブシステムを有し得る。
オペレーティングシステムレベルよりも上に存在する多くのアプリケーションは、オペレーティングシステムレベルよりも下に存在する、複数のコンテキストアウェアネスサービスを同時に利用することを望み得る。これは、電力消費に影響を与え得る。そのようなサービスの例は、ジオフェンシング、場所クラスタリング、音響環境クラスタリング、ターゲット音検出(たとえばスピーチ、タイピング)、動き状態およびデバイス位置分類、接近の発見、およびターゲット状況検出(たとえば、運転中、ミーティング中、一人のとき、睡眠中等)等を含んでいる。
多くのケースでは、コンテキストアウェアネスサービスの性能は、そのサービスに割り当てられた電力が低減された場合に、徐々に低下する。たとえば、デューティサイクル音響データに対して働くスピーチ検出器または音響クラスタリングアルゴリズムの性能は、デューティサイクルが低減された場合に、緩やかに低下する。これは、電力消費量が新たな各サービスとともに増加することを許可したり、または、サービスを恣意的に停止するのではなく、割り当てられた電力が単純に、電力バジェットの制約を満足するために調節されるべきであることを示唆している。
したがって、本開示は、コンテキストアウェアネスサービスの動的な電力管理を提供する。最も高いレベルにおいて、これは、(新たな、または、そうではない)アプリケーションが、新たなコンテキストアウェアネスサービスを開始することを要求する場合、現在動作している各コンテキストアウェアネスサービスに割り当てられる電力を調節することを含む。この電力割当ては、合計電力バジェットが超過されることのないように調節され得る。これは、フラットな電力割当て、すなわち、同じ量の電力を各コンテキストアウェアサービスに割り当てること、または、動的な電力割当て、すなわち、優先度に基づいて、異なる量の電力を、各コンテキストアウェアサービスに割り当てることを含み得る。
各コンテキストアウェアネスサービスは、電力/性能トレードオフを有し得る。すなわち、電力が減少すると、性能が減少し、電力が増加すると、性能が増加する。図4は、スピーチ検出器コンテキストアウェアネスサービスのための例示的な電力/性能グラフ400を例示する。ここで、性能基準値は、スピーチ検出器の精度、すなわち、ユーザが話しているか否かをスピーチ検出器が正しく識別するか否かであり得る。スピーチ検出器は、たとえば、スピーチが、音響ストリームに存在するか否かに関し、いくつかのデューティサイクルでスピーチの小さな断片をサンプルし、毎分決定することによって動作し得る。デューティサイクルを増加させることによって、電力消費量の増加を代償として性能が向上する。電力バジェットを計算した場合、各サービスの電力/性能トレードオフが考慮され得る。
効用関数(utility function)は、動作しているすべてのコンテキストアウェアネスサービスの性能基準値を、最適化され得る単一の基準値にマップするために使用され得る。i番目のサービスの性能基準値が、i番目のサービスriに割り当てられた電力の関数fi(ri)として示される場合、効用関数は、
U(r1,r2,...) = g(f1(r1),f2(r2),...)
の形態をとる。たとえば、
Figure 0006240686
である。
割り当てられた合計電力が、ある固定されたしきい値を超えない、すなわち、Σi ri≦Rという制約にしたがう効用関数を最大化する電力割当て(r1 *,r2 *,...)が発見され得る。この問題を解決するために使用され得るおびただしい数の方法が存在する。その問題が凸である場合、1つのアプローチは、勾配降下を使用することである。
ルックアップテーブルを用いるブルートフォースアプローチは、そのようなオンライン最適化を必要とせずにこの問題を解決し得る。これは、同時サービスの各可能なサブセットのための電力割当て(r1 *,r2 *,...)を事前決定/事前計算することを含む。しかしながら、可能なサブセットの数は、可能なサービスの合計数とともに非常に急激に増加するので、このアプローチは実行不可能になり得る。
各々がコンテキストアウェアネスサービスの異なるサブセットを利用する(恐らくは、オーバラップしている)、動作中の複数のアプリケーションが存在し得る。いくつかのサービスがより多くの数のアプリケーションによって利用されている場合、電力割当てを計算するときに、これらのサービスに、より高く重み付けることが望まれ得る。効用関数にどのようにして重み付けを組み込むかの一例は、
Figure 0006240686
であり、ここで、wiは、i番目のサービスの重み付けである。より多く利用されるサービスは、より高い重み付けを与えられるであろう。
図5は、コンテキストアウェアアプリケーション層、コンテキストアウェアネスサービス層、およびセンササブシステム層を備える例示的な3層システムを例示する。コンテキストアウェアアプリケーション層は、コンテキストアウェアアプリケーション500から構成される。コンテキストアウェアネスサービス層は、コンテキストアウェアネスサービス542、544、552、554、556、562、564、566、568および572から構成される。センササブシステム層は、サブシステム540、550、560、570および580から構成される。明白なように、これらはコンテキストアウェアネスサービスおよびセンササブシステムの単なる例であり、本開示は、これらの例に限定されない。さらに、図5は、4つのコンテキストアウェアアプリケーション500を図示しているが、任意の数のアプリケーションが、コンテキストアウェアネスサービスおよびセンササブシステムを利用し得ることは明らかである。
コンテキストアウェアアプリケーション500は、アウェアマネジャ510を用いてアウェアイベントに予約する。アウェアマネジャ510は、コンテキストアウェアアプリケーション500の代わりに、選択されたコンテキストアウェアネスサービス、この場合はセンササブシステム540、WiFiおよびGPSサブシステム550、および音響サブシステム560を設定する。コンテキストアウェアアプリケーション500はまた、検出されたコンテキストイベントに適用されている推論エンジン520に含まれるルールを生成/設定する。
図5は、様々なコンテキストアウェアネスサービスに関連付けられた5つのセンササブシステムを例示する。センササブシステム540は、粗い動き分類器542および歩数計544に関連付けられる。WiFiおよびGPSサブシステムは、ジオフェンシングサービス552、関連場所サービス554、および屋内/屋外分類器556に関連付けられる。音響サブシステムは、ターゲット音検出サービス562、音響環境クラスタリングサービス564、ディスカッション中サービス566、および移動/通勤中サービス568に関連付けられる。カメラサブシステム570は、ビジュアル環境分類サービス572に関連付けられる。Bluetooth(登録商標)サブシステム580も存在する。
センササブシステム540、550、560、570および580、コンテキストアウェアアプリケーション500、ならびに推論エンジン520は、チップインフラストラクチャ530を介して、コンテキストイベントに関して互いに通信する。
複数のコンテキストアウェアネスサービスが同時に動作している場合、合計電力消費量は、分離して動作している各サービスの電力消費量の合計に等しくならないことがあり得る。この現象は、同時サービスのために同期されたウェイクアップ時間のような低レベルの最適化に起因し得る。さらに、動作している異なるコンテキストアウェアネスサービスが、共有されたセンササブシステムを利用する場合にも生じ得る。たとえば、音響クラスタリングサービスがスピーチ検出サービスと同時に動作しているのであれば、これら両方のサービスが、同じデューティサイクルの音響データストリームにアクセスし得る。図5は、この例を例示する。具体的には、センササブシステム540、550、および560が、各々複数のコンテキストアウェアネスサービスに関連付けられる。
この問題は、コンテキストアウェアネスサービスのレベルの代わりに、センササブシステムのレベルにおいて電力バジェット計算を実行することによって解決され得る。これは、図5に例示された3層システムから導出される効用関数を使用することにより実行され得る。各アプリケーションは、複数のセンササブシステムを利用する各コンテンツアウェアサービスとともに、複数のコンテキストアウェアネスサービスが動作することを必要とし得る。たとえば、1つのアプリケーションが、ジオフェンシングおよびスピーチ検出サービスを必要とし、第2のアプリケーションが、ジオフェンシングおよびミーティング中検出を必要とし、第3のアプリケーションが、ミーティング中検出および音響クラスタリングを必要とし得る。スピーチ検出および音響クラスタリングが、音響サブシステムを利用し、ジオフェンシングが、GPSサブシステムおよびセンササブシステムを利用し、ミーティング中検出が、センササブシステムおよび音響サブシステムを利用し得る。
図6は、複数(P)個のセンササブシステムを用いる複数(M)個のコンテキストアウェアネスサービスを用いる複数(N)個のアプリケーションの例を例示する。具体的には、アプリケーション610は、第1のコンテキストアウェアネスサービス620、第2のコンテキストアウェアネスサービス622、第Mまでのコンテキストアウェアネスサービス624を利用し得る。第2のアプリケーション612はまた、第1のコンテキストアウェアネスサービス620、第2のコンテキストアウェアネスサービス622、第Mまでのコンテキストアウェアネスサービス624を利用し得る。第Nまでのアプリケーション614が存在し得る。例示されていないが、第Nのアプリケーション614もまた、コンテキストアウェアネスサービス620、622および624のうちの1つまたは複数を利用し得る。
一方、第1のコンテキストアウェアネスサービス620は、第1のセンササブシステム630、第2のセンササブシステム632、第Pまでのセンササブシステム634を利用し得る。第2のコンテキストアウェアネスサービス622もまた、第1のセンササブシステム630、第2のセンササブシステム632、第Pまでのセンササブシステム634を利用し得る。例示されていないが、第Mのコンテキストアウェアネスサービス624もまた、センササブシステム630、632および634のうちの1つまたは複数を利用し得る。
センササブシステムは、分離電力「アイランド」上に存在するハードウェアアーキテクチャの構成要素として定義される。これは、同時に動作するセンササブシステムのグループの電力消費量が、分離して動作する個別のセンササブシステムの電力消費量の合計に等しいことを意味する。
i番目のサービスの性能基準値が
Figure 0006240686
によって示され、ここで、Xiがi番目のサービスによって利用されるサブシステムのサブセットを示し、rjが、j番目のサブシステムの電力を示し、効用関数は、
Figure 0006240686
の形態をとる。
たとえば、第1のサービスが第1のサブシステムを利用し、第2のサービスが3つすべてのサブシステムを利用し、第3のサービスが第2および第3のサブシステムを利用しており、3つのサービスが、合計して3つのサブシステムを利用して動作している場合、最適化問題は、
(r1 *,r2 *,r3 *) = argmax(r1,r2,r3)w1log(f1(r1)) + w2log(f2(r1,r2,r3)) + w3log(f3(r2,r3))
であり、r1 + r2 + r3 << Rにしたがう。
異なるコンテキストアウェアネスサービス、またはこのようなサービスによって利用されるセンササブシステムに割り当てられる電力を動的に管理することによって、デバイスバッテリ寿命もアプリケーション性能も悪影響を受けないシームレスなユーザエクスペリエンスが保証される。
図7は、新たなコンテキストアウェアネスサービスが始まる場合に、1つまたは複数のハードウェア(またはセンサ)サブシステムの電力利用を修正するための例示的なフローを例示する。710において、新たなコンテキストアウェアネスサービスが始まる。720において、新たなコンテキストアウェアネスサービスを含む、UE上で動作するすべてのコンテキストアウェアネスサービスのための電力バジェットが決定される。電力バジェットは、各々の動作しているコンテキストアウェアネスサービスの電力要件に基づく。これは、複数のコンテキストアウェアネスサービスに対応するハードウェアサブシステムの電力利用に基づく。すなわち、電力バジェットは、様々なコンテキストアウェアネスサービスおよび根底をなすハードウェアサブシステムを動作させるために必要な最小電力量よりも高くなければならないが、コンテキストアウェアネスサービスおよびハードウェアサブシステムをフル電力で動作させるために必要な電力量未満であり得る。
電力バジェットは、デフォルトもしくは予めプログラムされた設定、電力管理プロファイルのユーザの選択、またはUEのバッテリレベルに基づいて決定され得る。電力管理プロファイルは、UEのバッテリレベル、UEが充電しているか否か、UEがワイヤレスアクセスネットワークに接続されているか否か、およびUEの位置等のような様々な基準に基づいて、コンテキストアウェアネスサービスのために利用可能とする電力リソース量を定義し得る。
730において、重要なコンテキストアウェアネスサービスおよび/またはハードウェアサブシステムが識別される。重要なコンテキストアウェアネスサービスは、複数のアプリケーションによって利用されるコンテキストアウェアネスサービスを含む。より多くのアプリケーションがコンテキストアウェアネスサービスを利用すると、その重要度はより高くなる。同様に、重要なハードウェアサブシステムは、複数のコンテキストアウェアネスサービスによって、および/または、複数のアプリケーションによって利用されるコンテキストアウェアネスサービスによって利用されるハードウェアサブシステムを含む。ハードウェアサブシステムを利用するコンテキストアウェアネスサービスの数が多くなると、および/または、ハードウェアサブシステムを利用する1つまたは複数のコンテキストアウェアネスサービスを利用するアプリケーションの数が多くなると、ハードウェアサブシステムの重要度がより高くなる。
740において、電力リソースが、ハードウェアサブシステムへと、その重要度に基づいて割り当てられる。たとえば、追加の電力リソースが、共有されたコンテキストアウェアネスサービスおよび/またはハードウェアサブシステムへ割り当てられる。電力リソースの割当ては、電力バジェット内で実行される。すなわち、UEは、電力バジェットによって許可されているものよりも多くの電力リソースを、ハードウェアサブシステムへ割り当てない。
750において、累積的な性能基準値が、コンテキストアウェアネスサービスのために決定される。図4を参照して記載されているように、累積的な性能基準値は、各コンテキストアウェアネスサービスの性能/電力トレードオフの関数である。性能基準値は、経時的に観察され得るか、および/または、ルックアップテーブル内に提供され得る。ルックアップテーブルは、各コンテキストアウェアネスサービスおよび/もしくはハードウェアサブシステムの電力リソースの好適な量、ならびに/またはコンテキストアウェアネスサービスの精度に対する電力リソースのマッピングをリストし得る。すなわち、ルックアップテーブル内の行は、コンテキストアウェアネスサービスまたはハードウェアサブシステムの電力レベルと、コンテキストアウェアネスサービスの対応する精度とをリストし得る。
性能基準値が、ルックアップテーブル内に提供されている場合、750は、740よりも前に実行され得る。したがって、740において、電力リソースの割当ては、ルックアップテーブル内に提供されている性能基準値を考慮するであろう。
760において、コンテキストアウェアネスサービスの性能基準値がしきい値を下回ったか否かに関する判定がなされる。この判定は、動作しているすべてのコンテキストアウェアネスサービスに対する累積的な性能基準値についてあるか、または、各々の動作しているコンテキストアウェアネスサービスの性能基準値についてであり得る。
760において、性能基準値のいずれもしきい値を下回っていないのであれば、フローは、750に戻る。しかしながら、1つもしくは複数のコンテキストアウェアネスサービスの性能基準値、または累積的な性能基準値が、しきい値を下回ったのであれば、770において、電力割当てが増加される。累積的な性能基準値がしきい値を下回る場合では、全体的な電力割当てが増加されてもよいし、前記しきい値を下回った性能基準値を有する1つまたは複数のコンテキストアウェアネスサービスの電力割当てが増加されてもよい。しかしながら、電力割当ての増加は、決定された電力バジェット内にとどまるべきである。
UEの状態は変化し得る。これは、新たな電力バジェットの決定を引き起こし得る。その場合、フローは、720へ戻るであろう。あるいは、新たなコンテキストアウェアネスサービスが始まり得るか、または、現在実行中のサービスが終了し、フローが710に戻るであろう。
情報および信号が多種多様な異なる技術および技法のいずれかを使用して表すことができることを、当業者は諒解されよう。たとえば、上記の説明全体を通して言及できるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光場もしくは光学粒子、またはそれらの任意の組合せによって表現することができる。
さらに、本明細書で開示された態様に関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、上記では概してそれらの機能性に関して説明した。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、またはソフトウェアとして実装されるかは、具体的な適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明された機能を具体的な適用例ごとに様々な方法で実装することができるが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈されるべきではない。
本明細書で開示する態様に関して説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別のゲートまたはトランジスタ論理、個別のハードウェア構成要素、または本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せで実装または実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装され得る。
本明細書で開示した態様に関連して説明した方法、シーケンス、および/またはアルゴリズムは、ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、またはその2つの組合せで直接具体化され得る。ソフトウェアモジュールは、RAM、フラッシュメモリ、ROM、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、かつ記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替形態において、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC内に存在することができる。ASICはユーザ端末(たとえば、UE)中に存在し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内に個別の構成要素として存在することができる。
1つまたは複数の例示的な態様では、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せにおいて実装され得る。ソフトウェアに実装された場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読記録媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読記録媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読記録媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能である任意の入手可能な媒体とすることができる。例として、限定はしないが、そのようなコンピュータ可読記録媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶デバイス、または、命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために用いることができ、コンピュータによってアクセス可能である、任意の他の媒体を含むことができる。また、当然、あらゆる接続がコンピュータ可読記録媒体と呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用する場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は、通常、磁気的にデータを再生するが、ディスク(disc)は、レーザーで光学的にデータを再生する。上記の組合せもコンピュータ可読記録媒体の範囲内に含めるべきである。
上記の開示は本開示の例示的な態様を示すが、添付の特許請求の範囲によって定義された本開示の範囲から逸脱することなく、様々な変更および修正を本明細書において加えることができることを留意されたい。本明細書で説明する本開示の態様による機能、ステップ、および/または方法クレームのアクションが任意の特定の順序で実行される必要はない。さらに、本開示の要素は、単数で記載され、または請求されているが、単数への制限が明示的に述べられない限り、複数は企図される。
100 ワイヤレス通信システム
104 エアインターフェース
106 エアインターフェース
108 エアインターフェース
120 無線アクセスネットワーク(RAN)
125 アクセスポイント(AP)
140 コアネットワーク
170 アプリケーションサーバ
175 インターネット
200A UE(発呼側)
200B UE(タッチスクリーンデバイス)
202 プラットフォーム
205A アンテナ
205B タッチスクリーンディスプレイ
206 トランシーバ
208 特定用途向け集積回路(ASIC)
210 アプリケーションプログラミングインターフェース(API)
210A ディスプレイ
210B 周辺ボタン
212 メモリ
214 ローカルデータベース
300 通信デバイス
305 情報を受信および/または送信するように構成された論理手段
310 情報を処理するように構成された論理手段
312 電力バジェットを決定するように構成された論理手段
314 電力リソースを割り当てるように構成された論理手段
315 情報を記憶するように構成された論理手段
320 情報を提示するように構成された論理手段
325 ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理手段
400 電力/性能グラフ
500 コンテキストアウェアアプリケーション
510 アウェアマネジャ
520 推論エンジン
530 チップインフラストラクチャ
540 センササブシステム
542 粗い動き分類器
544 歩数計
550 WiFiおよびGPSサブシステム
552 ジオフェンシングサービス
554 関連場所サービス
556 屋内/屋外分類器
560 音響サブシステム
562 ターゲット音検出サービス
564 音響環境クラスタリングサービス
566 ディスカッション中サービス
568 移動/通勤中サービス
570 カメラサブシステム
572 ビジュアル環境分類サービス
580 Bluetooth(登録商標)サブシステム
610 第1のアプリケーション
612 第2のアプリケーション
614 第Nのアプリケーション
620 第1のコンテキストアウェアネスサービス
622 第2のコンテキストアウェアネスサービス
624 第Mのコンテキストアウェアネスサービス
630 第1のセンササブシステム
632 第2のセンササブシステム
634 第Pのセンササブシステム

Claims (15)

  1. 新たなコンテキストアウェアネスサービスが始まる場合に1つまたは複数のハードウェアサブシステムの動作を修正するための方法であって、
    前記新たなコンテキストアウェアネスサービスを含む複数の動作するコンテキストアウェアネスサービスのための電力バジェットを決定するステップであって、前記電力バジェットは、前記複数のコンテキストアウェアネスサービスの各々のための電力要件に基づき、前記複数のコンテキストアウェアネスサービスの各々のための前記電力要件は、前記複数のコンテキストアウェアネスサービスに対応する前記1つまたは複数のハードウェアサブシステムの電力利用に基づく、決定するステップと、
    力リソースを、前記複数のコンテキストアウェアネスサービスおよび/または前記1つまたは複数のハードウェアサブシステムの重要度に基づいて、前記1つまたは複数のハードウェアサブシステムへ割り当てるステップであって、前記電力リソースの割当ては、前記電力バジェット内で実行される、割り当てるステップ
    ハードウェアサブシステムを使用する前記複数のコンテキストアウェアネスサービスの数を決定するステップと、
    より大きい数の前記複数のコンテキストアウェアネスサービスによって使用されるハードウェアサブシステムに、より高い重要度を割り当てるステップ
    を備える方法。
  2. 前記電力リソースを前記1つまたは複数のハードウェアサブシステムへ割り当てることが、前記複数のコンテキストアウェアネスサービスの各々に要求される精度に基づき、
    選択的に、前記コンテキストアウェアネスサービスの前記精度は、前記ハードウェアサブシステムの電力利用に依存する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記1つまたは複数のハードウェアサブシステムのうちの少なくとも1つは、複数のセンサを備える、請求項1に記載の方法。
  4. コンテキストアウェアネスサービスは、複数のハードウェアサブシステムに関連付けられている、請求項1に記載の方法。
  5. 前記複数のコンテキストアウェアネスサービスは、ジオフェンシングサービス、動き分類サービス、スピーチ検出サービス、ミーティング中検出サービス、位置クラスタリングサービス、または音響クラスタリングサービスのうちの1つまたは複数である、および/または
    前記1つまたは複数のハードウェアサブシステムは、動きセンササブシステム、ワイヤレスネットワークアクセスサブシステム、GPSサブシステム、音響サブシステム、短距離ワイヤレス通信サブシステム、またはカメラサブシステムのうちの1つまたは複数である、請求項1に記載の方法。
  6. 記電力バジェットを前記決定するステップは、電力管理プロファイルのユーザ選択に基づく、または、
    前記電力バジェットを前記決定するステップは、前記1つまたは複数のハードウェアサブシステムを備えるデバイスのバッテリレベルに基づく、請求項1に記載の方法。
  7. 前記複数のコンテキストアウェアネスサービスのうちの少なくとも1つの累積的な性能基準値を決定するステップ
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記累積的な性能基準値のうちの少なくとも1つは、分類器または検出器サービスの精度である、請求項7に記載の方法。
  9. 前記累積的な性能基準値がしきい値を下回るのであれば、前記電力リソースの割当てを、前記電力バジェット内で増加させるステップ
    をさらに備える、請求項7に記載の方法。
  10. 前記累積的な性能基準値は、各コンテキストアウェアネスサービスの性能/電力トレードオフの関数である、請求項7に記載の方法。
  11. 前記複数のコンテキストアウェアネスサービスの動作を修正する際にルックアップテーブルが使用される、請求項1に記載の方法。
  12. 複数のアプリケーションは、前記複数のコンテキストアウェアネスサービスのうちの1つまたは複数を利用
    選択的に、前記方法は、前記電力バジェット内で前記複数のサービスのうちの共有された1つへ、追加の電力リソースを割り当てるステップを備える、請求項1に記載の方法。
  13. 前記複数のコンテキストアウェアネスサービスのうちの少なくとも1つが、1つまたは複数の共有されたハードウェアサブシステムを共有
    選択的に、前記方法は、前記電力バジェット内で、前記1つまたは複数のハードウェアサブシステムのうちの共有された1つへ、追加の電力リソースを割り当てるステップを備える、請求項1に記載の方法。
  14. 新たなコンテキストアウェアネスサービスが始まる場合に1つまたは複数のハードウェアサブシステムの動作を修正するための装置であって、
    前記新たなコンテキストアウェアネスサービスを含む複数の動作するコンテキストアウェアネスサービスのための電力バジェットを決定するための手段であって、前記電力バジェットは、前記複数のコンテキストアウェアネスサービスの各々のための電力要件に基づき、前記複数のコンテキストアウェアネスサービスの各々のための前記電力要件は、前記複数のコンテキストアウェアネスサービスに対応する前記1つまたは複数のハードウェアサブシステムの電力利用に基づく、決定するための手段と、
    前記複数のコンテキストアウェアネスサービスおよび/または前記1つまたは複数のハードウェアサブシステムの重要度を決定するための手段であって、
    前記1つまたは複数のハードウェアサブシステムに対して、ハードウェアサブシステムを使用する前記複数のコンテキストアウェアネスサービスの数を決定するための手段と、
    より大きい数の前記複数のコンテキストアウェアネスサービスによって使用されるハードウェアサブシステムに、より高い重要度を割り当てるための手段とを含む、手段と、
    電力リソースを、前記複数のコンテキストアウェアネスサービスおよび/または前記1つまたは複数のハードウェアサブシステムの重要度に基づいて、前記1つまたは複数のハードウェアサブシステムへ割り当てるための手段であって、前記電力リソースの割当ては、前記電力バジェット内で実行される、手段と
    を備える装置。
  15. 新たなコンテキストアウェアネスサービスが始まる場合に1つまたは複数のハードウェアサブシステムの動作を修正するためのプログラムコードを備えた非一時的コンピュータ可読記録媒体であって、前記プログラムコードは、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法を実行するための少なくとも1つの命令を備える、非一時的コンピュータ可読記録媒体。
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