JP6235548B2 - 漏水監視装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水道メータに装着して水道管の漏水の有無を検出する漏水監視装置に関するものである。
飲料用水や生活用水として使用される水道水は、道路などの地下に埋設されている太い本管から分岐した給水管を経て各戸へ供給される。前記本管及び給水管からなる水道管は数十年程度で交換されるが、その間に劣化や老朽化が進み、それに伴って発生する漏水が問題となっている。水道管は地下に埋設されているため、直接外側からは検査できない。このため、従来は、地表面から地下に埋設されている水道管の異常な振動を検知したり、水道メータの異常な使用量を確認したりすることで漏水を検知していた。
また、漏水を自動で監視する従来の漏水監視装置としては、水道管を伝播する音響振動のうち、漏水によって発生する特定帯域の振動が継続して観察されるか否かにより、漏水の有無を監視するものが知られている。このような漏水監視装置による監視方法としては、一般的に漏水は一定水量で停止することなく連続的であることに着目して構成されており、水道管を伝播する音響振動の途切れを検知して、漏水発生の有無を判定している。
特許文献1に開示されている漏水監視装置は、水道管に伝わる音響振動を電気信号に変換する振動電気変換手段と、この振動電気変換手段の出力信号を処理し、所定帯域の信号が所定の継続条件を超えて継続的に所定レベルを下回ったことを検出して音途切れ検出信号を発生する信号弁別手段と、前記音途切れ検出信号の発生回数を計数する計数手段とを備えている。また、特許文献2は、水道管を伝播する特定帯域の音響振動を捕捉する振動検出手段と、所定時間間隔で、振動検出手段を駆動する検出駆動手段と、複数日に亘って所定時間間隔で捕捉した音響振動が継続して所定の回数観察された場合に、水道管に「漏水有り」と判定する漏水判定手段を備えている。
特許文献3には、水道メータ本体の計量表示パネルを開閉可能に覆う水道メータ蓋に、水道メータ本体から検出される特定の音響振動に基づいて漏水発生の可能性を判定する漏水判定手段と、その判定内容を外部へ出力する出力手段と、上記各手段の動作電源を供給する内蔵電源等を備えている。
一般の水道メータは、計量表示パネルが埃や泥で汚れないようにするため、開閉可能な蓋体でカバーされており、この蓋体を開閉させることによって水道使用量を確認するための検針作業が行われる。このような検針作業を妨げることなく、且つ、水道管からの漏水も検知するための漏水監視装置が望まれている。
特許第3263044号 実用新案登録第3156865号 特開2004−191139号公報
上記特許文献1及び2に開示されている漏水監視装置は、いずれも振動を利用して漏水を検出することで共通しているが、水道管や水道メータに対して着脱可能とはなっていない。このため、前記水道管や水道メータに漏水監視装置を予め設置しなければならず、設備にかかる工数やコストが掛かるといった問題があった。
また、特許文献3に開示されている漏水監視機能を備えた水道メータの蓋体にあっては、この蓋体のみを交換するだけでよいが、既に設置している既存の水道メータに対して交換に必要な作業工数及びコストが多く掛かる。このため、簡単には設置できず、また、不具合が発生した場合にも交換作業が煩雑になるといった問題があった。さらに、通常の水道メータ蓋に漏水監視機能を持たせているため、取扱いによって検針作業に支障をきたす場合があった。
そこで、本発明の目的は、開閉可能な蓋体を備えた既存の水道メータに着脱可能に取り付けることができ、前記蓋体と一体に開閉あるいは蓋体のみが開閉することで、前記水道メータの検針やメンテナンス等を円滑に行うことのできる漏水監視装置を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の漏水監視装置は、水道メータに着脱可能に取付けられる漏水監視装置であって、前記水道メータの計量表示パネルに当接する下面及び前記計量表示パネルを開閉可能に覆う蓋体の裏面に当接する上面を有するケースと、このケースに内蔵される漏水検出手段とを備え、前記ケースは、前記計量表示パネル上でスライド可能に設置されると共に、ケースには蓋体と係合可能なフックが設けられ、フックが蓋体と係合するスライド位置とフックが蓋体との係合を解除するスライド位置とを有する。
また、本発明の漏水監視装置は、水道メータに着脱可能に取付けられる漏水監視装置であって、前記水道メータの計量表示パネルに当接する下面及び前記計量表示パネルを開閉可能に覆う蓋体の裏面に当接する上面を有するケースと、このケースに内蔵される漏水検出手段とを備え、前記ケースが計量表示パネルと前記蓋体との間に設置されると共に、前記ケースには水道メータに着脱可能に取付けるための連結手段が設けられ、前記連結手段が前記ケースから延びる一対の腕部と、水道メータの蓋体の接続部の外側を回り込んで前記一対の腕部に連結される軸部とを備えている。
本発明に係る漏水監視装置によれば、既存の水道メータに備わる計量表示パネルと開閉可能な蓋体との間に設置するだけで、水道管からの漏水を簡易に検出することができる。
また、前記漏水監視装置は、前記計量表示パネルに当接する下面及び前記蓋体の裏面に当接する上面を有するケース内に漏水検出手段を備えたことでコンパクトな構成となっており、取扱いが容易である。
さらに、前記蓋体と係合可能なフックを設けることで、漏水監視装置を蓋体と一体に開閉可能となるため、通常の水道使用量の確認のための検針作業を妨げることがなく、また、前記フックを外すことで蓋体のみを開閉することができるので、前記蓋体の裏面に記載されている水道メータの製造年月日や使用期限等を確認することができる。
本発明の漏水監視装置の斜視図である。 水道メータと上記漏水監視装置の斜視図である。 上記漏水監視装置の内部構造を示す断面図である。 上記漏水監視装置のケースと水道メータの蓋体との係合状態を示す斜視図(a)及び前記蓋体に係合されたケースの開放状態を示す斜視図(b)である。 上記漏水監視装置のケースと水道メータの蓋体との非係合状態を示す斜視図(a)及び前記蓋体のみの開放状態を示す斜視図(b)である。 上記漏水監視装置に備わる連結手段の構成を示す斜視図である。 上記連結手段の内部構造を示す斜視図である。 上記連結手段及びこの連結手段の着脱を可能とする冶具を示す斜視図である。 上記冶具を用いた連結手段の解除構造を示す斜視図である。
以下、本発明に係る漏水監視装置の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。本発明の漏水監視装置21は、図1及び図2に示すように、一般的な水道管10に設置されている水道メータ11の計量表示パネル12と、この計量表示パネル12を覆う開閉式の蓋体13との間に着脱可能に設置することで、各戸の水道メータ11を介して水道管10の漏水を検出することができるように構成されている。前記漏水監視装置21は、水道メータ11の蓋体13を半開きした状態で計量表示パネル12上に載置可能なように、前記蓋体13の開角度に対応するように傾斜した上面28を有するケース22を備えている。また、前記ケース22には、上面28に前記蓋体13が係合可能なフック31と、水道メータ11に対して着脱可能に連結固定するための連結手段41とを備えている。
前記水道メータ11は、図2に示したように、各戸に引き込まれる水道管に取り付けられる規格品であり、円形の外枠15とこの外枠15内に配置されているアナログ式あるいはデジタル式の流量計(図示せず)と、この流量計の上面を覆う透明なガラス窓17とを備え、前記蓋体13によって前記ガラス窓17を覆い、また、このガラス窓17を露出するように開放することで、水道の使用量を確認するようになっている。
前記蓋体13は、前記外枠15の一端に設けられる接続部14に備わる回転軸18を介して回転可能に取り付けられ、前記回転軸18を中心にして前記ガラス窓17を完全に覆う位置から120度以上開閉可能となっている。また、前記ガラス窓17を覆う蓋体13の裏面13bには、図5(b)に示すように、水道メータ11の製造年月日や使用期限等の情報を記載したラベル19が設けられており、検針やメンテナンス時において確認できるようになっている。
図3に示すように、前記ケース22は、前記計量表示パネル12上に載置される下部ケース23と、この下部ケース23の上に防湿用のパッキンを介して装着され、前記蓋体13の裏面13bが当接する上部ケース24とからなっている。また、前記下部ケース23と上部ケース24とで構成される空間内に漏水検出手段34を備えている。
前記下部ケース23は、前記計量表示パネル12の外枠15に沿って載置される外側底部25と、前記計量表示パネル12のガラス窓17に載置される内側底部26とを有して円形状に形成されている。前記外側底部25は、装着する水道メータの計量表示パネル12の外径が最も大きいものに合わせて形成され、前記内側底部26は、計量表示パネルのガラス窓17の外径が最も小さなものに合わせて形成される。これによって、サイズの異なる複数の水道メータに対してケース22の装着が可能となる。なお、前記内側底部26は、前記計量表示パネル12のガラス窓17の外径よりも小さく形成され、前記ガラス窓17上でケース22全体がスライド可能となっている。
前記上部ケース24は、前記蓋体13の所定の開放角度に対応するように、一方が低く他方が高くなるように傾斜した外側面からなる円筒体によって形成され、傾斜した上面28の下方が前記漏水検出手段34を収容するスペースとなっている。前記上面28は、半開きした状態の前記蓋体13の裏面13bが当接可能となるような角度に設定される。また、前記上面28は前記蓋体13よりも若干広い円形状に形成され、その外周部にはケース22全体を計量表示パネル12上にスライドさせながら載置したり、フック31によって係合した蓋体13と一体にケース22を持ち上げたりする際の把持片30が外側に突出して設けられる。
前記フック31は、前記上部ケース24の上面28に前記蓋体13が載置された際に、この蓋体13の外周部を囲うように立ち上がる当接片31aと、この当接片31aの上端から蓋体13の表面13aの外周部に向けて延びる係合片31bとによって形成されている。本実施形態では、前記ケース22を蓋体13の接続部14に向けて計量表示パネル12上をスライドさせながら係合させるため、前記係合片31bが前記接続部14に向かうようにフック31を2か所に配置してある。
図4(a)に示すように、計量表示パネル12上に載置されているケース22の上面28に半開きした蓋体13を載置した状態でケース22を接続部14に向けて前記ガラス窓17上をスライドさせると、このスライド位置において前記フック31の当接片31aが蓋体13の外周部に当接し、係合片31bの先端が蓋体13の外周部に弾性的に係合する。蓋体13との係合を解除する際には、図5(a)に示すように、前記蓋体13が係合したスライド位置から反対方向にケース22をガラス窓17に沿ってスライドさせることによって、前記当接片31aが蓋体13の外周部から離れ、係合片31bの先端を前記蓋体13の表面13aから離間する。
図4(b)に示すように、前記フック31を蓋体13に係合させることで、蓋体13の開閉動作一体となってケース22が回動し、計量表示パネル12のガラス窓17を露出させることができ、検針時に計量表示パネル12に表示されている水道の使用量を確認することができる。また、図5(b)に示すように、前記フック31が非係合時にあっては、前記ケース22が計量表示パネル12上に載置されたままの状態で、蓋体13のみを開閉させることができ、前記蓋体13の裏面13bに記載されている水道メータの製造年月日や使用期限等が記載されたラベル19を確認することができる。
図3に示したように、前記漏水検出手段34は、下部ケース23の内側底部26上に配置され、前記計量表示パネル12のガラス窓17を介して水道管を伝播する特定帯域の音響振動を捕捉するセンサ35と、このセンサ35を前記ガラス窓17に向けて押圧する押圧手段36とを備える。前記センサ35は、微細な振動を電気信号に変換して検知することのできる圧電振動体が使用され、前記押圧手段36は、前記センサ35の上面に配置される押え板37と、この押え板37をセンサ35に向けて付勢するバネ等の弾性体38とによって構成されている。また、前記ケース22内には、前記センサ35を駆動させるための電池39や湿気を防ぐための乾燥剤等(図示せず)が収容される。
本実施形態では、前記下部ケース23の内側底部26が計量表示パネル12のガラス窓17と面状に当接することによって、振動を検出するようになっているが、前記内側底部26の裏面に複数の突起を設け、この突起の先端を前記ガラス窓17に当接させるようにしてもよい。ただし、いずれの場合も、前記下部ケース23の内側底部26がガラス窓17から浮き上がることなく、適度な押圧力によってガラス窓17上に接触するように、前記弾性体38の付勢力を調整する必要がある。
本実施形態では、前記センサ35を所定時間間隔で駆動する検出駆動手段と、複数日に亘って所定時間間隔で捕捉した音響振動が継続して所定の回数観察された場合に、水道管に「漏水有り」と判定する漏水判定手段とを備えている。通常、漏水以外の要因で発生する振動を、複数日に亘って連続して捕捉する可能性は低いと考えられる。つまり、特定帯域の音響振動を複数日に亘って連続して捕捉した場合、漏水の可能性が極めて高いと判断できる。このため、前記漏水判定を行うことで、漏水検知の誤判定の可能性を低減でき、高い精度で漏水を検知することができる。なお、前記センサ35が駆動する時間間隔を約5時間、観察回数を24回程度にするのが好ましい。
上記構成によれば、5時間毎に振動測定を行い、24回継続して音響振動を捕捉した場合に「漏水有り」と判定する。例えば、0時から振動測定を開始した場合、翌日以降は測定する時間帯が1時間ずつシフトするため、5日間をかけて深夜を含めた全ての時間帯(0時から23時)で振動測定を行うこととなり、その全てにおいて音響振動を捕捉した場合に「漏水有り」と判定する。5日間連続となれば、全ての時間帯で漏水以外の振動を捕捉する可能性は極めて低くなるため、その全ての時間帯において振動を捕捉した場合にのみ「漏水有り」と判定することで、誤判定の可能性が極めて低くすることができる。また、上述のように、5時間間隔で振動測定を行うことで、1日4回乃至5回の振動測定、つまり年間1752回の振動測定を行うだけで良いため、この振動測定に係る消費電力を少なくすることができ、漏水監視装置21を長期間、常設稼動させることができる。
上記漏水判定によって、「漏水有り」と判定した場合は、前記漏水検出手段34に備わるLED40を点滅させる。このLED40は、前記センサ35が配置されている基板に取り付けられ、図4(b)に示したように、前記下部ケース23の外周底部25に開設されている発光窓33を通して視認可能となっている。これによって、水道使用量を調査する際、検針員が前記LED40を目視するだけで簡単に漏水の有無を確認することができる。
図1乃至図5に示したように、本発明の漏水監視装置21は、蓋体13の接続部14を囲むようにして設けられる連結手段41をケース22に備えている。この連結手段41は、図6に示すように、前記蓋体13を半開きした状態で計量表示パネル12上にケース22をスライドさせながら載置した際に、前記ケース22から接続部14を左右から挟むようにして延びる一対の第1の腕部42と、接続部14の外側を回り込んで前記第1の腕部42に連結される第2の腕部43を有する軸部44とによって構成されている。また、一対の第1の腕部42の先端と一対の第2の腕部43との間にはそれぞれ係合手段45が設けられている。
図7(a)は前記係合手段45の横断面、図7(b)はその縦断面を示したものである。この係合手段45は、前記軸部44の第2の腕部43から前記ケース22の第1の腕部42に向けて延びる複数の係合爪46と、前記一対の第1の腕部42の先端に設けられ、前記複数の係合爪46がそれぞれ弾性的に嵌合する複数の係合溝47とを有している。前記係合爪46は、先端にかぎ状の突起48が形成され、前記係合溝47には、前記突起48が嵌合されるロック溝49が形成されている
前記第1の腕部42と第2の腕部43とを嵌合した際に、前記第2の腕部43の突起48が第1の腕部42のロック溝49に嵌まってロックされ、計量表示パネル12上から漏水監視装置21が簡単には取り外されないようになっている。このようにして水道メータ11に連結して係合された漏水監視装置21の交換やメンテナンス等を行う場合は、図8に示すように、取り外し用の冶具51を用いて行う。この冶具51は、前記第1の腕部42及び第2の腕部43に設けられているロック溝49に対応する解除片52を複数設けた板状部材によって形成されている。図9(a)は前記係合手段45に前記冶具51が装着された状態の横断面、図9(b)はその縦断面を示したものであり、前記それぞれのロック溝49に冶具51の解除片52を挿入することによって、複数の係合爪46の突起48とロック溝49とのロックが解除されるようになっている。
前記冶具51を用いた連結手段41の係合解除方法は、最初に図5に示したように、ケース22を蓋体13の接続部14とは反対側に僅かにスライドさせて蓋体13の表面13aに係合されているフック31を解除し、蓋体13のみを開く。次に、図8に示したように、前記冶具51の解除片52を一対の第1の腕部42のロック溝49に合わせて挿入する。これによって、複数の係合爪46の突起48とロック溝49とのロックが解除されて、図6に示したように、軸部44をケース22から分離することができ、漏水監視装置21を水道メータ11から簡単に取り外すことができる。
本発明の漏水監視装置21は、蓋体13によって開閉可能な計量表示パネル12を有する略全ての既存の水道メータ11に装着が可能である。また、その装着が前記計量表示パネル12の上に載置し、その上から蓋体13で覆う構造となっているので簡易であるが、水道メータ11との連結手段41を設けていることで、位置ずれや脱落を防止することができる。前記連結手段41にあっては、ケース22及び軸部44からそれぞれ延びる第1の腕部42及び第2の腕部を有し、前記それぞれの腕部42,43に係合爪及び係合溝からなる係合手段45を有しているので、ワンタッチで装着することができると共に、故意による取り外しを容易に防止することができる。さらに、前記係合手段45を解除するための冶具51を備えることで、本発明の漏水監視装置の交換等の作業が容易になると共に、盗難等を防止することができる。
10 水道管
11 水道メータ
12 計量表示パネル
13 蓋体
13a 表面
13b 裏面
14 接続部
15 外枠
17 ガラス窓
18 回転軸
19 ラベル
21 漏水監視装置
22 ケース
23 下部ケース
24 上部ケース
25 外側底部
26 内側底部
28 上面
30 把持片
31 フック
31a 当接片
31b 係合片
33 発光窓
34 漏水検出手段
35 センサ
36 押圧手段
37 押え板
38 弾性体
39 電池
40 LED
41 連結手段
42 第1の腕部
43 第2の腕部
44 軸部
45 係合手段
46 係合爪
47 係合溝
48 突起
49 ロック溝
51 冶具
52 解除片

Claims (10)

  1. 水道メータに着脱可能に取付けられる漏水監視装置であって、
    前記水道メータの計量表示パネルに当接する下面及び前記計量表示パネルを開閉可能に覆う蓋体の裏面に当接する上面を有するケースと、このケースに内蔵される漏水検出手段とを備え、
    前記ケースは、前記計量表示パネル上でスライド可能に設置されると共に、ケースには蓋体と係合可能なフックが設けられ、フックが蓋体と係合するスライド位置とフックが蓋体との係合を解除するスライド位置とを有する漏水監視装置。
  2. 前記フックが蓋体と係合するスライド位置ではケースが蓋体と一体に開閉して計量表示パネルを露出させる一方、前記フックが蓋体との係合を解除するスライド位置では蓋体のみが開閉してケースが計量表示パネル上に載置された状態にある請求項1に記載の漏水監視装置。
  3. 前記ケースは、下面の大きさが前記計量表示パネルの大きさより小さく形成され、ケースの下面が計量表示パネル上でスライド可能である請求項1又は2に記載の漏水監視装置。
  4. 前記ケースは、前記計量表示パネルに当接する平面状の下面と、前記蓋体が半開きした状態で蓋体の裏面に当接する傾斜した上面とを備える請求項1又は2に記載の漏水監視装置。
  5. 前記漏水検出手段は、水道メータの振動を感知するセンサと、このセンサを押圧する押圧手段とを備える請求項1に記載の漏水監視装置。
  6. 前記押圧手段は、センサの上面に配置された押え板と、この押え板を弾性的に押圧する弾性体とを有する請求項5に記載の漏水監視装置。
  7. 水道メータに着脱可能に取付けられる漏水監視装置であって、
    前記水道メータの計量表示パネルに当接する下面及び前記計量表示パネルを開閉可能に覆う蓋体の裏面に当接する上面を有するケースと、このケースに内蔵される漏水検出手段とを備え、
    前記ケースが計量表示パネルと前記蓋体との間に設置されると共に、前記ケースには水道メータに着脱可能に取付けるための連結手段が設けられ、
    前記連結手段が前記ケースから延びる一対の腕部と、水道メータの蓋体の接続部の外側を回り込んで前記一対の腕部に連結される軸部とを備えている漏水監視装置。
  8. 前記一対の腕部の先端と前記軸部の両端との間にはそれぞれ係合手段が設けられている請求項7に記載の漏水監視装置。
  9. 前記それぞれの係合手段は、複数の係合爪と、これら複数の係合爪がそれぞれ弾性的に嵌合する複数の係合溝と、を備える請求項8に記載の漏水監視装置。
  10. 前記係合手段を解除する治具を備える請求項8又は9に記載の漏水監視装置。
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