JP6235183B1 - 熱交換器の設置方法および熱交換器の設置補助装置 - Google Patents

熱交換器の設置方法および熱交換器の設置補助装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6235183B1
JP6235183B1 JP2017076095A JP2017076095A JP6235183B1 JP 6235183 B1 JP6235183 B1 JP 6235183B1 JP 2017076095 A JP2017076095 A JP 2017076095A JP 2017076095 A JP2017076095 A JP 2017076095A JP 6235183 B1 JP6235183 B1 JP 6235183B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
air
hole
air pipe
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017076095A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018179343A (ja
Inventor
大江 基明
基明 大江
伸二 安江
伸二 安江
和幸 瀬川
和幸 瀬川
洋行 草刈
洋行 草刈
國男 張山
國男 張山
仁志 赤井
仁志 赤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tohoku Electric Power Co Inc
Inoac Housing and Construction Materials Co Ltd
Original Assignee
Tohoku Electric Power Co Inc
Inoac Housing and Construction Materials Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tohoku Electric Power Co Inc, Inoac Housing and Construction Materials Co Ltd filed Critical Tohoku Electric Power Co Inc
Priority to JP2017076095A priority Critical patent/JP6235183B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6235183B1 publication Critical patent/JP6235183B1/ja
Publication of JP2018179343A publication Critical patent/JP2018179343A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/10Geothermal energy

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

【課題】熱交換器の設置をより容易にする。【解決手段】空気送出口32が熱交換器10の熱媒体用配管部11の下端以下になるように配置した空気配管30を、地中に埋設する熱交換器10と共に、大地に形成した掘削孔に挿入する。熱交換器10を掘削孔に挿入する際に、エアーコンプレッサー等の空気供給手段によって空気配管30に空気を送り込むことで、空気送出口32から水平よりも下向きへ空気を噴射して、掘削孔34に溜まった孔内水を撹拌し、熱交換器10を掘削孔34に設置する。【選択図】図1

Description

この発明は、地中に埋設する熱交換器の設置方法および熱交換器の設置に用いる熱交換器の設置補助装置に関するものである。
地中の深部は年間を通して、ほぼ一定温度に保たれており、夏は屋外の気温より低く、冬は屋外の気温より高くなっている。その地中の熱を利用するために、地中に埋設する地中熱交換器が知られている。地中熱交換器は、ヒートポンプや冷暖房装置や融雪装置等の負荷装置に接続され、水や不凍液等の熱媒体が循環しており、管路がU字形状のUチューブ型や、螺旋状に構成されたスパイラル型等が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
前述した熱交換器は、ボーリングなどによって掘削された縦穴に、クレーンなどでつり下げて挿入した後に、縦穴を埋め戻すことで地中に配置される。ここで、熱交換器には、下部に錘が付けられ、つり下げた際に錘の重量によって熱交換器の環状流路同士を離すように引っ張り、また縦穴に溜まる地下水による浮力に抗して、熱交換器を縦穴に沈めている。
特許第4594956号公報
しかしながら、縦穴に溜まる地下水には、土が混ざっており、縦穴の下側になるほど沈降した土によって土の割合が多くなって比重が高くなるので、熱交換器を沈め難くなる。これを解決するために錘の重量を重くすることが考えられるが、錘のコストが嵩むと共に、熱交換器をつり下げるクレーン等に高いつり下げ能力が必要となり、施工コストが高くなってしまう。
本発明は、従来の技術に係る前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、熱交換器の設置をより容易にできる熱交換器の設置方法および熱交換器の設置補助装置を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明の熱交換器の設置方法は、
熱媒体が流通する熱媒体用配管部を有し、地中に埋設される熱交換器の設置方法であって、
空気送出口が前記熱交換器の前記熱媒体用配管部の下端以下になるように、前記熱媒体用配管部のうちの螺旋状に流路が連なる部分の内側に通して配置した空気配管および該熱交換器を、大地に形成した孔に挿入し、
前記熱交換器を前記孔に挿入する際に、前記空気配管に空気を送り込むことで、前記空気送出口から水平よりも下向きへ空気を噴射して、該孔に溜まった孔内水を撹拌し、該熱交換器を該孔に設置するようにしたことを要旨とする。
請求項に係る発明では、前記空気配管を前記熱交換器に対して着脱可能に取り付け、
前記熱交換器を前記孔に配置した後に、前記空気配管を該熱交換器から取り外すことを要旨とする。
請求項に係る発明では、前記空気配管を、前記熱交換器の下部に設けた支持部に取り付けることを要旨とする。
請求項に係る発明では、前記孔への前記熱交換器の挿入深さに応じて、前記空気配管を継手を介して継ぎ足すことを要旨とする。
請求項に係る発明では、可撓性を有する前記熱媒体用配管部を備えた前記熱交換器を前記孔に挿入する際に、該熱交換器に取り付けられて該熱交換用配管部と同じかまたは高い剛性を有する前記空気配管を用いて、該熱交換器を該孔へ押し込むことを要旨とする。
請求項に係る発明では、前記空気配管を前記孔への挿入方向へ押すことで前記熱媒体用配管部が該挿入方向へ引っ張られるように、該空気配管を前記熱交換器に取り付け、
前記空気配管を前記孔への挿入方向へ押して、前記熱媒体用配管部のうちの螺旋状に流路が連なる部分同士の間隔を拡開させることを要旨とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項に係る発明の熱交換器の設置補助装置は、
地中に埋設される熱交換器を、大地に形成した孔内に設置する際に用いる熱交換器の設置補助装置であって、
前記熱交換器において熱媒体が流通する熱媒体用配管部のうちの螺旋状に流路が連なる部分の内側に通して配置可能に構成され、前記孔に挿入される前記熱交換器と共に、該孔に挿入可能に構成された空気配管と、
前記熱交換器および前記空気配管を前記孔に挿入する際に、空気を該空気配管に供給可能な空気供給手段とを備え、
前記空気配管は、空気送出口を前記熱媒体用配管部の下端以下に配置して、前記空気供給手段からの空気の供給により該空気送出口から水平よりも下向きへ空気を噴出して、前記孔に溜まった孔内水を撹拌可能に構成されたことを要旨とする。
請求項1および請求項に係る発明によれば、熱交換器を孔に挿入する際に、空気配管の空気送出口から水平よりも下向きへ空気を噴射して、孔に溜まった孔内水を撹拌することで、孔内水に含まれる土を拡散して、孔内水の比重が高くなることを防止することができる。これにより、孔の中に孔内水が溜まっていても、熱交換器を沈め易くなり、熱交換器の設置をより容易に行うことができる。
また、螺旋状に流路が連なる配管部の内側に空気配管を配置するので、空気配管の取り付けによって孔の径を大きくする必要はなく、また、熱交換器を孔に挿入する際に空気配管が邪魔にならない。
請求項に係る発明では、前記空気配管を、前記熱交換器に対して着脱可能に構成したことを要旨とする。
請求項および請求項に係る発明によれば、熱交換器を孔に配置した後に、空気配管を取り外すことができるので、空気配管を熱交換器の設置に際して繰り返し用いることができ、設置コストを抑えることができる。
請求項に係る発明では、前記空気配管を、前記熱交換器の下部に設けられた支持部に取り付け可能に構成したことを要旨とする。
請求項および請求項に係る発明によれば、熱交換器の下部を構成する支持部を利用して、空気配管を取り付けるので、部品点数の増加を抑えることができる。
請求項10に係る発明では、前記空気配管を、継手を介して継ぎ足し可能に構成したことを要旨とする。
請求項および請求項10に係る発明によれば、空気配管を熱交換器の孔への挿入深さに応じて継ぎ足すことで、熱交換器の設置深さに合わせて空気配管の長さを簡単に調節することができる。
請求項11に係る発明では、前記空気配管は、可撓性を有する前記熱媒体用配管部と同じかまたは該熱媒体用配管部よりも高い剛性を有し、
前記孔に挿入する際に前記熱交換器に取り付けた前記空気配管を押して、前記熱交換器を該孔へ押し込み可能に構成したことを要旨とする。
請求項および請求項11に係る発明によれば、熱交換器に取り付けられて、熱媒体用配管部と同じかまたは熱媒体用配管部よりも剛性を有する空気配管を用いて、熱交換器を孔に物理的に押し込めるので、熱交換器を孔に挿入する際に補助することができる。
請求項12に係る発明では、前記空気配管は、該空気配管を前記孔への挿入方向へ押すことで前記熱媒体用配管部のうちの螺旋状に流路が連なる部分を該挿入方向へ引っ張るように、前記熱交換器に取り付けられることを要旨とする。
請求項および請求項12に係る発明によれば、熱交換器に取り付けられた空気配管を孔に向けて押すことで、熱交換器の孔への挿入時または挿入後において熱媒体用配管部のうちの螺旋状に流路が連なる部分同士の間隔を引っ張って拡開させることができる。特に、熱交換器における熱媒体用配管部の螺旋状に流路が連なる部分同士の間隔を適切に保持することにより、地中に埋設した後に、熱交換効率を向上させることができる。
本発明によれば、水や土が溜まった掘削孔に熱交換器を円滑に挿入することが可能となるため、熱交換器の設置をより容易に行うことができる。
本発明の好適な実施例に係る熱交換器を示す正面図であり、空気配管が取り付けてある。 実施例の熱交換器を示す概略斜視図であり、空気配管が取り付けてある。 実施例の熱交換器の下部を拡大して示す概略斜視図である。 実施例の熱交換器の上部を拡大して示す概略斜視図である。 実施例の熱交換器の設置状況を示す説明図である。 実施例の熱交換器の設置状況を示す説明図である。 実施例の熱交換器を地中に設置した状況を示す説明図である。
次に、本発明に係る熱交換器の設置方法および熱交換器の設置補助装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。
図1および図2に示すように、実施例に係る熱交換器10は、熱媒体が流通する熱媒体用配管部11の一部に螺旋状の流路12aを有するスパイラル型である。熱交換器10は、熱媒体用配管部11として、縦向きへ螺旋状に連なるように形成された環状流路(流路)12aを有する往路部12と、この往路部12の一端(下端)に屈曲管を介して連結された還路部14とを備えている。熱交換器10は、往路部12の上端(上流)および還路部14の上端(下流)が、ヒートポンプや冷暖房装置や融雪装置などの図示しない負荷装置に接続され、往路部12から還路部14へ、水や不凍液などの熱媒体が流通するようになっている。そして、熱交換器10は、負荷装置との間で流通する熱媒体が、例えば気温が低い冬期に地中から採熱したり、気温が高い夏期に地中に放熱するように構成される。
前記熱交換器10の熱媒体用配管部11は、熱媒体が流通可能で、かつ内部を流通する熱媒体と外側の土壌との間で熱交換可能な管材で構成される。熱媒体用配管部11としては、例えば、ポリエチレン管、架橋ポリエチレン管、ポリブテン管、または樹脂と金属の複合管など、可撓性を有する管材を用いることができる。この中でも、柔軟性、耐腐食性、強度、熱融着性、地中熱の温度範囲および経済性などの観点からポリエチレン管を用いるとよい。図1および図2に示すように、往路部12は、管材が上下に延在する縦軸周りに螺旋状に巻くように形成され、当該縦軸を中心とする同一半径の円環状に形成された環状流路12aが、縦方向に複数並んでいる。また、往路部12は、環状流路12aの間隔を狭めたり、広げたりできるコイルばねのような可撓性を有し、縦方向の全長を収縮させた縮小状態と、隣り合う円環状の環状流路12a,12a同士が所定間隔(例えば100mm程度)をあけた拡開状態(図1および図2)とに変形可能である。なお、熱交換器10は、往路部12を拡開状態にして地中に埋設される(図7参照)。還路部14は、往路部12の下端から上方へ折り返して往路部12の縦軸に沿って直線的に延在するように設けられ、環状流路12aの内側を該環状流路12aの略中心を通るように配置されている。
図1および図2に示すように、熱交換器10は、保持部材16によって往路部12の環状流路12aが縦軸に沿って連結されている。また、保持部材16の下部(実施例では下端)には、下支持部材(支持部)18が連結されると共に、保持部材16の上部(実施例では上端)には、上支持部材20が連結されている。保持部材16としては、紐状体や帯状体などの長尺物であって、可撓性を有するものが用いられ、例えば樹脂製のベルト(実施例)や金属製のワイヤなどを用いることができる。熱交換器10は、前述した拡開状態での環状流路12aの所定間隔に合わせて、保持部材16の長手方向へ所定ピッチで保持部材16に固定された連結部材22で環状流路12aを保持している。実施例では、保持部材16を環状流路12aの輪内に縦軸に沿って通すと共に、リング状に形成した連結部材22の内側に環状流路12aを通して、環状流路12aを輪の内側から保持部材16で保持している。また、熱交換器10は、往路部12の周方向へ等間隔で配置された複数の保持部材16で環状流路12aが連結されており、実施例では、縦軸を挟んで対称な関係で配置された2本の保持部材16,16で環状流路12aを保持している。
図3に示すように、下支持部材18は、保持部材16につり下げられて、往路部12の下側に配置される。下支持部材18は、熱交換器10をクレーンなどによって上方へと吊り上げた際に、往路部12の環状流路12aを拡開状態にするように、往路部12(保持部材16)を下方へ引っ張る。下支持部材18としては、金属製の板状体やブロック体など、水よりも比重が高いものを採用可能で、市販されている鋼材を切断して得られる単純な形状を用いることができる。なお、実施例の下支持部材18は、H形鋼が用いられているが、錘としての機能は小さくてよいので、形状や重さは特に限定されない。
図3に示すように、下支持部材18には、空気配管30を着脱可能な接続部24が設けられている。接続部24は、下支持部材18の中央部に設けられ、例えば、空気配管30の端部に形成されたねじ溝をねじ込み可能なソケットなどのねじ込み式の継手などを用いることができる。また、実施例の接続部24には、下支持部材18より下方へ突出すると共に、下端に開口する空気送出口32が下方へ向いた空気配管30である空気送出部30aが接続されている。このように、空気配管30は、空気送出口32が熱交換器10の熱媒体用配管部11の下端以下になるように、熱交換器10に対して取り付け可能になっていることが好ましい。なお、空気配管30としては、専用品に限らず、一般的な配管に用いられる鋼管や樹脂管を用いることができ、例えば、調達が容易な圧力配管用炭素鋼鋼管を用いればよい。
図4に示すように、上支持部材20は、板状の鋼材などからなり、2条の保持部材16,16が長手方向に離間して吊り下がるように取り付けられている。また、上支持部材20には、クレーン等で持ち上げる際にワイヤー等が引っ掛けられる吊り具26が長手方向に間隔をあけて2基設けられている。上支持部材20には、長手方向中央部に、上下に貫通する通孔を有する保持部28が設けられており、下支持部材18に設けられる接続部24と保持部28とが同一直線上に上下に並ぶようになっている。保持部28は、通孔に空気配管30を通すことが可能であり、接続部24に下部を取り付けた空気配管30の上部を通孔に通すことで、空気配管30の横方向への移動を規制するようになっている。このように、熱交換器10は、接続部24および保持部28によって、空気配管30を往路部12の環状流路12aの内側に通して配置することが可能であり、空気配管30を還路部14に沿わして環状流路12aの中心に設置できる。熱交換器10は、空気配管30と一緒につり下げて、大地に形成された掘削孔(孔)34へ挿入可能に構成される。
実施例に係る設置補助装置Sは、地中に埋設される熱交換器10を、大地に形成した掘削孔34内に設置する際に用いるものである。図5(b)に示すように、設置補助装置Sは、掘削孔34に挿入される熱交換器10と共に、掘削孔34に挿入可能に構成された空気配管30と、熱交換器10および空気配管30を掘削孔34に挿入する際に、空気を空気配管30に供給可能な空気供給手段38とを備えている。設置補助装置Sは、空気配管30を、空気送出口32が熱媒体用配管部11の下端以下になるように熱交換器10に配置して、エアーコンプレッサー等の空気供給手段38からの空気の供給により空気送出口32から水平よりも下向きへ空気を噴出して、掘削孔34に溜まった孔内水を撹拌可能に構成されている。
前記空気配管30は、ポリエチレン(PE)等の樹脂管や配管用炭素鋼鋼管(SGP)等の鋼管など、汎用の管材を用いることができ、往路部12の環状流路12aの内径よりも外径が小さい直管が採用されている。従って、空気配管30は、熱媒体用配管部11のうちの螺旋状に環状流路12aが連なる部分である往路部12の内側に通して配置可能であり、実施例では、環状流路12aの中央部を通して、熱交換器10に取り付けられる。また、空気配管30は、下端に設けたねじを、熱交換器10の下部に設けられた下支持部材18の接続部24にねじ込んで取り付けるねじ接続であり、熱交換器10に対して着脱可能に構成してある。また、空気配管30は、継手36を介して継ぎ足し可能であり、熱交換器10の設置深さに応じて長さを調節できる。
前記空気配管30は、可撓性を有する熱媒体用配管部11と同じかまたは熱媒体用配管部11よりも高い剛性を有する管材が用いられている。そして、設置補助装置Sは、熱交換器10を掘削孔34に挿入する際に、熱交換器10に取り付けた空気配管30を押して、熱交換器10を掘削孔34へ押し込み可能になっている。なお、熱交換器10に取り付けた空気配管30は、空気供給手段38に繋ぐ都合上、上端が掘削孔34から出るように長さ調節するので、地上から空気配管30を下方へ押す操作が可能である。また、空気配管30は、該空気配管30を掘削孔34への挿入方向へ押すことで往路部12を挿入方向へ引っ張るように、熱交換器10に取り付けられる。具体的には、空気配管30は、下支持部材18に取り付けられて、空気配管30を挿入方向である下方へ押すと、下支持部材18が下方へ押されて保持部材16,16を引っ張る。これにより、設置補助装置Sは、保持部材16,16に所定間隔で連結された往路部12の環状流路12a,12a同士が、所定間隔よりも縮小していたならば拡開する。
次に、実施例に係る熱交換器10の設置方法について説明する。まず、ボーリングマシンなどの掘削機械によって、熱交換器10の外径よりも少し大きい開口面積で大地に掘削孔34を掘削する(図5(a))。掘削孔34の施工には、縦穴を穿つボーリングマシン等に限らず、電柱を建てるための縦穴を穿つ建柱車を用いることもできる。吊り具26にフックを引っ掛けたワイヤーをクレーンなどの荷役機械によって吊って、熱交換器10を持ち上げる。これにより、熱交換器10における往路部12の環状流路12a,12a同士が、保持部材16によって所定間隔あけた拡開状態で保持され、地中への埋設状態と同じ姿勢となる(図5(a))。なお、熱交換器10のつり下げ作業は、建柱車が備えているクレーンによっても行うことができる。端部にねじを形成した空気配管30を、下支持部材18の接続部24にねじ込んで接続し、空気配管30を、往路部12の環状流路12aの中央部に還路部14に沿って縦向きに配置する。
荷役機械によって、熱交換器10を空気配管30と共に下支持部材18側から掘削孔34に挿入する。このとき、掘削孔34への熱交換器10の挿入深さに応じて、端部にねじを形成した空気配管30を、ソケット等のねじ込み式の継手36を介して継ぎ足すようにすればよい(図5(a))。そして、上支持部材20まで到達した空気配管30の上部を、上支持部材20に設けられた保持部28に通すことで、空気配管30が熱交換器10に対して取り付けられる。これにより、空気配管30は、上下の支持部材18,20で保持されて、熱交換器10と一体的に取り扱い可能となる。また、掘削孔34へ挿入するときに、熱交換器10の熱媒体用配管部11に、あらかじめ水などを充填しておくとよい。このようにすれば、ポリエチレン管からなる比重の低い配管部12,14の比重を高くすることができ、熱媒体用配管部11の浮力を低減できるため、熱交換器10が掘削孔34に溜まる地下水等の孔内水に沈み易くなる。
図5(b)に示すように、空気配管30の上端を、エアーコンプレッサー等の空気供給手段38とつなぎ、空気供給手段38から空気配管30に圧縮空気を送り込み、熱媒体用配管部11の下端より下側で、下支持部材18よりも下側に位置する空気配管30の空気送出口32から水平よりも下方へ向けて空気を噴出させる。圧縮空気は、例えば、0.5MPa〜0.9MPa程度の圧力で噴出するように設定される。ここで、空気送出口32を下側へ向けて形成して、空気送出口32から鉛直方向下方へ空気を噴出するようにすることが好ましい。空気送出口32から噴出する空気によって掘削孔34に溜まった孔内水を撹拌しつつ、熱交換器10を孔内水に沈め、熱交換器10を掘削孔34の底まで挿入する(図6(a))。空気配管30からの空気の噴出は、熱交換器10が孔内水に接するタイミングまたは接する前から行っても、孔内水の比重が高くなって熱交換器10が挿入し難くなったタイミングなど、適宜タイミングで行えばよい。なお、空気送出口32から空気を噴出して孔内水を撹拌した後に、空気の噴出を停止した状態で、熱交換器10を掘削孔34に挿入してもよいが、空気送出口32から空気を噴出して孔内水を撹拌しつつ、熱交換器10を掘削孔34に挿入するほうがよい。
前記熱交換器10を掘削孔34に挿入する際に、熱交換器10に取り付けられた空気配管30を用いて、熱交換器10を掘削孔34へ押し込むこともできる。具体的には、熱交換器10を掘削孔34に挿入する途中に、掘削孔34から地上に突き出た空気配管30を下方へ押すことで、空気配管30が接続された下支持部材18に保持部材16,16が引っ張られ、保持部材16,16に引かれて往路部12が掘削孔34に押し込まれる。このように、空気配管30を掘削孔34への挿入方向へ押すことで熱媒体用配管部11が挿入方向へ引っ張られるように、空気配管30を熱交換器10に取り付けてあるので、空気配管30を掘削孔30への挿入方向へ押して、往路部12の環状流路12a,12a同士の間隔を拡開させることもできる。従って、熱交換器10を所定深さ(例えば設置深さ)まで挿入した後に、空気配管30を下方へ押して、往路部12の環状流路12a,12a同士が所定間隔になるように広げることができる。
図6(b)に示すように、熱交換器10を掘削孔34の所定位置まで挿入した後、上支持部材20および空気配管30を熱交換器10から取り外す。空気配管30は、下支持部材18の接続部24にねじ接続すると共に、上支持部材20の保持部28に通しているだけなので、熱交換器10から取り外し可能であり、空気配管30を縦軸周りに回転することで、接続部24から空気配管30が簡単に外れる。そして、空気配管30を掘削孔34から引き出した後に、掘削孔34を埋め戻すことで、熱交換器10が地中に配置される(図7)。
前述した熱交換器10の設置方法および設置補助装置Sによれば、熱交換器10を掘削孔34に挿入する際に、空気配管30の空気送出口32から水平よりも下向きへ空気を噴射して、掘削孔34に溜まった孔内水を撹拌することで、孔内水に含まれる土を拡散することができる。すなわち、通常の状態では、孔内水に含まれる土が沈降して、掘削孔34の底に近くなるほど孔内水の比重が高くなり、熱交換器10を沈め難くなるが、孔内水を撹拌することで、孔内水に含まれる土が全体に拡散して、掘削孔34の底に近くなっても、孔内水の比重が高くなることを防止できる。これにより、掘削孔34の中に孔内水が溜まっていても、熱交換器10を沈め易くなり、熱交換器10の掘削孔34への設置をより容易に行うことができる。また、熱交換器10の掘削孔34への挿入に抵抗が小さくなるので、実施例のように下支持部材18に取り付けていた錘を無くしたり、錘の重さを低減したり、または下支持部材18に要求される錘としての機能を低くすることができる。すなわち、熱交換器10と共に掘削孔34に埋設される下支持部材18や錘にかかるコストを低減することができ、また、熱交換器10の重さを抑えることができるので、荷役機械に要求されるつり下げ荷重が小さくなり、設置コストも低減することができる。更に、熱交換器10の掘削孔34への挿入時の抵抗が小さくなることで、抵抗によって往路部12の環状流路12a同士の間隔が狭くなってしまうことを防止でき、環状流路12aの間隔を設定通り確保することで、熱交換器10と土壌との熱交換効率を向上させることができる。
前述した熱交換器10の設置方法および設置補助装置Sによれば、空気配管30を、熱交換器10において螺旋状に環状流路12aが連なる往路部12の内側に通して配置している。このように、スパイラル型の熱交換器10の内側にできる空間を有効利用して空気配管30を取り付けることで、空気配管30の取り付けにより掘削孔34の径を大きくする必要はなく、熱交換器10の外径に合わせた従来通りの径で足りる。しかも、空気配管30を取り付けても、空気配管30が熱交換器10を掘削孔34に挿入する際に邪魔にならない。
前述した熱交換器10の設置方法および設置補助装置Sによれば、空気配管30を下支持部材18の接続部24にねじ接続して、熱交換器10に対して着脱可能に取り付けてある。そして、熱交換器10を掘削孔34に配置した後に、空気配管30を接続部24から取り外すことで、空気配管30を熱交換器10から引き上げ可能である。従って、空気配管30を熱交換器10の設置に際して繰り返し用いることができ、設置コストをより抑えることができる。しかも、熱交換器10の下部に設けられる下支持部材18を利用して、空気配管30を、下支持部材18に設置した接続部24に取り付けているので、空気配管30を熱交換器10に取り付けるために別途設ける部品の点数を抑えることができる。
前述した熱交換器10の設置方法および設置補助装置Sによれば、掘削孔34への熱交換器10の挿入深さに応じて、空気配管30を継手36を介して継ぎ足しているので、熱交換器10の設置深さに合わせて空気配管30の全長を簡単に調節することができる。熱交換器10の設置深さに合わせた長さの空気配管30を予め用意してもよいが、この場合、輸送や熱交換器10への取り付けに難がある。これに対して、掘削孔34への熱交換器10の挿入深さに応じて、空気配管30を継手36を介して継ぎ足すことで、輸送時の空気配管30の長さを抑えることができると共に、取り付け時の空気配管30が比較的短いので、熱交換器10への取り付けを容易に行うことができる。しかも、空気配管30は、一般的な設備に用いられる管材を用いることで、現場での切断や端部のねじ加工などを行うことができ、現場の状況に応じた施工を容易に実施できる。
前記空気配管30は、熱交換器10に取り付けられているので、熱媒体用配管部11と同じかまたは熱媒体用配管部11よりも剛性を有する空気配管30を用いて、熱交換器10を掘削孔34に物理的に押し込める。前述の如く、空気配管30が下方へ押し込むと、熱交換器10を下方へ引っ張ることができるので、熱交換器10の掘削孔34への円滑な挿入を補助することができる。しかも、空気配管30は、熱交換器10の掘削孔34への挿入方向に延在しているので、空気配管30を軸方向に押すことになり、空気配管30が曲がり難く、熱交換器10を掘削孔34に押し込むことができる。また、熱交換器10に取り付けられた空気配管30を掘削孔34に向けて押すことで、熱媒体用配管部11のうちで螺旋状に形成された往路部12の環状流路12a,12a同士の間隔を引っ張って拡開させることができる。これにより、地中に埋設された熱交換器10は、環状流路12a,12a同士の間隔を規定通りにすることができるので、熱交換効率を向上させることができる。
(変更例)
前述した構成に限定されず、例えば以下のようにも変更することができる。
(1)空気配管の本数および配置は、実施例に限らず、例えば2本以上の空気配管を熱交換器に取り付けてもよい。
(2)空気配管に設ける空気送出口は、1箇所に限らず、2箇所以上あるいは多数設けてもよい。また、空気送出口の向きは、水平よりも下向きへ空気を噴出可能であればよい。
(3)空気配管の熱交換器への取り付け構造は、実施例に限らず、例えば、溶接や接着剤などで接合したり、ケーブルタイなどの結束具で取り付けたり、その他の方法であってもよい。
(4)上支持部材および空気配管は、熱交換器と共に土中に埋設して残してもよい。
10 熱交換器,11 熱媒体用配管部,12 往路部,12a 環状流路(流路),
18 下支持部材(支持部),30 空気配管,32 空気送出口,34 掘削孔(孔),
36 継手

Claims (12)

  1. 熱媒体が流通する熱媒体用配管部を有し、地中に埋設される熱交換器の設置方法であって、
    空気送出口が前記熱交換器の前記熱媒体用配管部の下端以下になるように、前記熱媒体用配管部のうちの螺旋状に流路が連なる部分の内側に通して配置した空気配管および該熱交換器を、大地に形成した孔に挿入し、
    前記熱交換器を前記孔に挿入する際に、前記空気配管に空気を送り込むことで、前記空気送出口から水平よりも下向きへ空気を噴射して、該孔に溜まった孔内水を撹拌し、該熱交換器を該孔に設置するようにした
    ことを特徴とする熱交換器の設置方法。
  2. 前記空気配管を前記熱交換器に対して着脱可能に取り付け、
    前記熱交換器を前記孔に配置した後に、前記空気配管を該熱交換器から取り外す請求項1記載の熱交換器の設置方法。
  3. 前記空気配管を、前記熱交換器の下部に設けた支持部に取り付ける請求項1または2記載の熱交換器の設置方法。
  4. 前記孔への前記熱交換器の挿入深さに応じて、前記空気配管を継手を介して継ぎ足す請求項1〜の何れか一項に記載の熱交換器の設置方法。
  5. 可撓性を有する前記熱媒体用配管部を備えた前記熱交換器を前記孔に挿入する際に、該熱交換器に取り付けられて該熱交換用配管部と同じかまたは高い剛性を有する前記空気配管を用いて、該熱交換器を該孔へ押し込む請求項1〜の何れか一項に記載の熱交換器の設置方法。
  6. 前記空気配管を前記孔への挿入方向へ押すことで前記熱媒体用配管部が該挿入方向へ引っ張られるように、該空気配管を前記熱交換器に取り付け、
    前記空気配管を前記孔への挿入方向へ押して、前記熱媒体用配管部のうちの螺旋状に流路が連なる部分同士の間隔を拡開させる請求項1〜の何れか一項に記載の熱交換器の設置方法。
  7. 地中に埋設される熱交換器を、大地に形成した孔内に設置する際に用いる熱交換器の設置補助装置であって、
    前記熱交換器において熱媒体が流通する熱媒体用配管部のうちの螺旋状に流路が連なる部分の内側に通して配置可能に構成され、前記孔に挿入される前記熱交換器と共に、該孔に挿入可能に構成された空気配管と、
    前記熱交換器および前記空気配管を前記孔に挿入する際に、空気を該空気配管に供給可能な空気供給手段とを備え、
    前記空気配管は、空気送出口を前記熱媒体用配管部の下端以下に配置して、前記空気供給手段からの空気の供給により該空気送出口から水平よりも下向きへ空気を噴出して、前記孔に溜まった孔内水を撹拌可能に構成された
    ことを特徴とする熱交換器の設置補助装置。
  8. 前記空気配管を、前記熱交換器に対して着脱可能に構成した請求項記載の熱交換器の設置補助装置。
  9. 前記空気配管を、前記熱交換器の下部に設けられた支持部に取り付け可能に構成した請求項7または8記載の熱交換器の設置補助装置。
  10. 前記空気配管を、継手を介して継ぎ足し可能に構成した請求項7〜9の何れか一項に記載の熱交換器の設置補助装置。
  11. 前記空気配管は、可撓性を有する前記熱媒体用配管部と同じかまたは該熱媒体用配管部よりも高い剛性を有し、
    前記孔に挿入する際に前記熱交換器に取り付けた前記空気配管を押して、前記熱交換器を該孔へ押し込み可能に構成した請求項7〜10の何れか一項に記載の熱交換器の設置補助装置。
  12. 前記空気配管は、該空気配管を前記孔への挿入方向へ押すことで前記熱媒体用配管部のうちの螺旋状に流路が連なる部分を該挿入方向へ引っ張るように、前記熱交換器に取り付けられる請求項7〜11の何れか一項に記載の熱交換器の設置補助装置。
JP2017076095A 2017-04-06 2017-04-06 熱交換器の設置方法および熱交換器の設置補助装置 Active JP6235183B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017076095A JP6235183B1 (ja) 2017-04-06 2017-04-06 熱交換器の設置方法および熱交換器の設置補助装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017076095A JP6235183B1 (ja) 2017-04-06 2017-04-06 熱交換器の設置方法および熱交換器の設置補助装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6235183B1 true JP6235183B1 (ja) 2017-11-22
JP2018179343A JP2018179343A (ja) 2018-11-15

Family

ID=60417598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017076095A Active JP6235183B1 (ja) 2017-04-06 2017-04-06 熱交換器の設置方法および熱交換器の設置補助装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6235183B1 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012127580A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Ohbayashi Corp 地面の掘削孔への地中熱交換器に係る管部材の設置方法
US20120282032A1 (en) * 2009-02-04 2012-11-08 Alain Desmeules Geothermal flexible conduit loop single pass installation system for dense soils and rock
JP2014031914A (ja) * 2012-08-02 2014-02-20 Mitani Sekisan Co Ltd 地中熱の熱交換パイプの埋設方法、埋設用の推進具
JP2014102024A (ja) * 2012-11-19 2014-06-05 Shimizu Corp 地中熱交換器の施工方法及び地中熱交換器
JP2014152941A (ja) * 2013-02-05 2014-08-25 Mitsubishi Materials Techno Corp 地中熱交換器の設置工法とその設置装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120282032A1 (en) * 2009-02-04 2012-11-08 Alain Desmeules Geothermal flexible conduit loop single pass installation system for dense soils and rock
JP2012127580A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Ohbayashi Corp 地面の掘削孔への地中熱交換器に係る管部材の設置方法
JP2014031914A (ja) * 2012-08-02 2014-02-20 Mitani Sekisan Co Ltd 地中熱の熱交換パイプの埋設方法、埋設用の推進具
JP2014102024A (ja) * 2012-11-19 2014-06-05 Shimizu Corp 地中熱交換器の施工方法及び地中熱交換器
JP2014152941A (ja) * 2013-02-05 2014-08-25 Mitsubishi Materials Techno Corp 地中熱交換器の設置工法とその設置装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018179343A (ja) 2018-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110265989A1 (en) System for exchanging energy with a ground
CN102077007B (zh) 用于修理和/或加固管道的方法
US8079420B2 (en) Sealing device
EP4137753A1 (en) Geothermal system comprising multitube vertically-sealed underground heat-exchanger and method for installing same
JP2010520387A (ja) 地中ゾンデを形成するシステム
US8256531B1 (en) Vertizontal geothermal loop and installation method
JP4459866B2 (ja) 杭頭部の構造
JP6235183B1 (ja) 熱交換器の設置方法および熱交換器の設置補助装置
KR101708489B1 (ko) 순환유로가 구비된 펌프하우징을 포함하는 개방형 지열 시스템
US20190383425A1 (en) Pullhead device and method of use
JP2014040903A (ja) 既設管の置換方法
US6305476B1 (en) Deep well flexible hose and method of use
US8684095B2 (en) Geothermal pipe setting tool
JP2009281567A (ja) 管体および既設管の更生方法
JP5258983B2 (ja) 杭頭部の構造
EP3086055A1 (en) Ground heat exchanger
EP2522930A1 (en) Ground heat exchanger
CN101649943A (zh) 穿心管气囊
CN206787730U (zh) 无卡阻测温装置
KR101914757B1 (ko) 충적정호와 결합한 지중 열교환장치
JP5258982B2 (ja) 杭頭部の構造
JP5258984B2 (ja) 杭頭部の構造
JP4919834B2 (ja) 杭頭部の構造
JP2016196911A (ja) さや管推進工法
WO2012154034A1 (en) Geothermal heat exchanger arrangement

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170822

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170921

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171017

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171025

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6235183

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250