JP6235175B1 - 電子機器、プログラムおよび制御方法 - Google Patents
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図1に示すように一実施形態の電子機器1は、タイマー12と、カメラ13と、ディスプレイ14と、マイク15と、ストレージ16と、通信ユニット17と、スピーカー25と、近接センサ18(ジェスチャセンサ)と、コントローラ11と、を備える。電子機器1は、さらにUVセンサ19と、照度センサ20と、加速度センサ21と、地磁気センサ22と、気圧センサ23と、ジャイロセンサ24と、を備える。図1は例示である。電子機器1は図1に示す構成要素の全てを含まなくてもよい。また、電子機器1は図1に示す以外の構成要素を備えていてもよい。
図2は、ユーザがジェスチャにより電子機器1を操作する様子を示す。図2において、電子機器1は一例としてスタンドによって支持される。代替例として電子機器1は壁に立てかけられたり、テーブルに置かれたりしてもよい。近接センサ18がユーザのジェスチャを検出すると、コントローラ11は検出されたジェスチャに基づく処理を行う。図2の例では、ジェスチャに基づく処理はレシピが表示されている画面のスクロールである。例えば、ユーザが電子機器1の長手方向上方へと手を動かすジェスチャを行うと、ユーザの手の動きに連動して画面が上方へとスクロールする。また、例えば、ユーザが電子機器1の長手方向下方へと手を動かすジェスチャを行うと、ユーザの手の動きに連動して画面が下方へとスクロールする。
ここで、図3および図4を参照しながら、コントローラ11が近接センサ18の出力に基づいてユーザのジェスチャを検出する手法を説明する。図3は、電子機器1を正面から見たときの近接センサ18の構成例を示す図である。近接センサ18は、光源用赤外LED180と、4つの赤外フォトダイオードSU,SR,SDおよびSLと、を有する。4つの赤外フォトダイオードSU,SR,SDおよびSLは、レンズ181を介して検出対象物からの反射光を検出する。4つの赤外フォトダイオードSU,SR,SDおよびSLは、レンズ181の中心から見て対称的に配置されている。ここで、図3に示される仮想線D1は電子機器1の長手方向と略平行であるとする。図3の仮想線D1上に、赤外フォトダイオードSUと赤外フォトダイオードSDとが離れて配置されている。そして、図3の仮想線D1の方向において、赤外フォトダイオードSRおよびSLは、赤外フォトダイオードSUと赤外フォトダイオードSDとの間に配置されている。
図5は、ユーザがジェスチャにより電子機器1を操作する状況の一例を示す。図5の例で、ユーザは料理のレシピを電子機器1のディスプレイ14に表示しながら、キッチンでレシピに従って料理をしている。このとき、近接センサ18はユーザのジェスチャを検出する。そして、コントローラ11は近接センサ18が検出したジェスチャに基づく処理を行う。例えば、コントローラ11は特定のジェスチャ(例えばユーザが手を上下に動かすジェスチャ)に応じてレシピをスクロールする処理が可能である。料理中は、ユーザの手が汚れたり、濡れたりすることがある。しかし、ユーザは電子機器1に触れることなくレシピをスクロールすることができる。したがって、ディスプレイ14が汚れること、および料理中のユーザの手にディスプレイ14の汚れがうつることを回避できる。
図6(a)〜図6(f)は本実施形態に係る電子機器1のディスプレイ14に表示される画面例を示す。上記のように、電子機器1は第1モード(通常モード)に加えて、キッチンでレシピを表示しながら料理を行うのに最適な第2モード(キッチンモード)を有する。図6(a)および図6(b)の画面表示のとき、電子機器1は第1モード(通常モード)で動作する。図6(c)、図6(d)、図6(e)および図6(f)の画面表示のとき、電子機器1は第2モード(キッチンモード)で動作する。
図6(d)は電話の着信があった場合の画面例である。コントローラ11は、電話の着信があった場合に、図6(c)のレシピの表示画面から図6(d)の着信画面に切り替える。図6(d)の画面例では、ディスプレイ14に発信者の画像、名前および電話番号が表示される。また、ユーザの手を左から右へと移動させるジェスチャによって応答できることを示すガイドがディスプレイ14に表示される。ユーザは手を左から右へと移動させるジェスチャによって電話に応答することができる。このとき、コントローラ11は、マイク15とスピーカー25を動作させて、ハンズフリー通話を可能にする。ここで、コントローラ11は、ユーザが電話に応答せずに所定時間(例えば15秒)が経過したと判定した場合に、画面を図6(c)のレシピの表示画面に戻す。また、コントローラ11は、近接センサ18によって検出されたジェスチャに基づいて通話をキャンセルする。例えば、コントローラ11は、近接センサ18によって手を所定時間(例えば3秒)かざすジェスチャが検出されると、通話をキャンセルして画面を図6(c)のレシピの表示画面に戻す。このとき、コントローラ11は、伝言メモを起動して相手のメッセージを録音してもよい。
ここで、図7(a)は、電子機器1が第1モード(通常モード)で動作する場合の着信画面を示す。図7(a)の着信画面には、ユーザが左から右方向への接触操作(スライド操作)によって電話に応答できることを示すガイドが表示されている。また、図7(b)は、電子機器1が第1モード(通常モード)で動作する場合の通話中画面を示す。図7(b)の通話中画面には、ユーザがアイコンに接触する操作(タップ操作)によって通話を終了(終話)できることを示すガイドが表示されている。
図8は、本実施形態に係る電子機器1のコントローラ11が実行する処理(制御方法)の一例を示すフローチャートである。図8のフローチャートは、電子機器1が第2モード(キッチンモード)であってレシピを表示しているときに、電話の着信があった場合の処理を示す。
本発明を図面および実施形態に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形および修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形および修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段または各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段またはステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
11 コントローラ
12 タイマー
13 カメラ
14 ディスプレイ
15 マイク
16 ストレージ
17 通信ユニット
18 近接センサ
19 UVセンサ
20 照度センサ
21 加速度センサ
22 地磁気センサ
23 気圧センサ
24 ジャイロセンサ
25 スピーカー
30 アイコン
140,141 選択ボタン
180 光源用赤外LED
181 レンズ
SU,SR,SD,SL フォトダイオード
Claims (11)
- 近接センサと、
通信ユニットと、
料理のレシピの表示中にアイコンへの接触を検知して前記近接センサによるジェスチャの検出が開始されているときに前記通信ユニットによって電話の着信を検出すると、前記近接センサによって検出されたジェスチャに基づいて応答するコントローラと、を備える電子機器。 - 前記料理のレシピは、Webブラウザで表示される、請求項1に記載の電子機器。
- 前記料理のレシピは、料理のレシピに関連した専用のアプリケーションで表示される、請求項1に記載の電子機器。
- 前記コントローラは、前記近接センサによって検出されたジェスチャに基づいて通話音量を変更する、請求項1から3のいずれか一項に記載の電子機器。
- 前記コントローラは、前記近接センサによって検出されたジェスチャに基づいて通話をキャンセルする、請求項1から4のいずれか一項に記載の電子機器。
- 前記コントローラは、
前記着信の画面を強制的に全画面で表示して、前記近接センサによって検出されるジェスチャの操作を前記着信の応答の操作のみとする、請求項1から5のいずれか一項に記載の電子機器。 - 前記着信の応答の前記近接センサによって検出されたジェスチャのジェスチャ方向は、
タッチパネルで着信応答する際のタッチ方向と同じである、請求項1から6のいずれか一項に記載の電子機器。 - 前記着信の終話は、かさずジェスチャである、請求項1から7のいずれか一項に記載の電子機器。
- スピーカを備え、
前記着信の応答は、ハンズフリー通話である、
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の電子機器。 - 近接センサと、通信ユニットと、を備える電子機器に、
料理のレシピの表示中にアイコンへの接触を検知して前記近接センサによるジェスチャの検出が開始されているときに前記通信ユニットによって電話の着信を検出すると、前記近接センサによって検出されたジェスチャに基づいて応答するステップ、を実行させるプログラム。 - 近接センサと、通信ユニットと、を備える電子機器の制御方法であって、
料理のレシピの表示中にアイコンへの接触を検知して前記近接センサによるジェスチャの検出が開始されているときに前記通信ユニットによって電話の着信を検出すると、前記近接センサによって検出されたジェスチャに基づいて応答するステップ、を含む制御方法。
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JP2017000232A JP6235175B1 (ja) | 2017-01-04 | 2017-01-04 | 電子機器、プログラムおよび制御方法 |
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JP2018110329A JP2018110329A (ja) | 2018-07-12 |
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Family Applications (1)
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JP2017000232A Active JP6235175B1 (ja) | 2017-01-04 | 2017-01-04 | 電子機器、プログラムおよび制御方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109246306A (zh) * | 2018-10-09 | 2019-01-18 | Oppo广东移动通信有限公司 | 来电处理方法、来电处理装置及移动终端 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012049952A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Fujitsu Toshiba Mobile Communications Ltd | 携帯端末 |
JP2013077925A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Sharp Corp | 電子機器 |
-
2017
- 2017-01-04 JP JP2017000232A patent/JP6235175B1/ja active Active
Patent Citations (2)
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JP2012049952A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Fujitsu Toshiba Mobile Communications Ltd | 携帯端末 |
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CN109246306A (zh) * | 2018-10-09 | 2019-01-18 | Oppo广东移动通信有限公司 | 来电处理方法、来电处理装置及移动终端 |
CN109246306B (zh) * | 2018-10-09 | 2021-03-26 | Oppo广东移动通信有限公司 | 来电处理方法、来电处理装置、移动终端及计算机可读存储介质 |
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