JP6233517B2 - 空域情報処理装置、空域情報処理方法、空域情報処理プログラム - Google Patents
空域情報処理装置、空域情報処理方法、空域情報処理プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6233517B2 JP6233517B2 JP2016533997A JP2016533997A JP6233517B2 JP 6233517 B2 JP6233517 B2 JP 6233517B2 JP 2016533997 A JP2016533997 A JP 2016533997A JP 2016533997 A JP2016533997 A JP 2016533997A JP 6233517 B2 JP6233517 B2 JP 6233517B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- closed curve
- line segment
- intersection
- airspace
- transfer image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T7/00—Image analysis
- G06T7/10—Segmentation; Edge detection
- G06T7/11—Region-based segmentation
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
- G01C21/00—Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
- G01C21/20—Instruments for performing navigational calculations
-
- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08G—TRAFFIC CONTROL SYSTEMS
- G08G5/00—Traffic control systems for aircraft, e.g. air-traffic control [ATC]
- G08G5/0047—Navigation or guidance aids for a single aircraft
- G08G5/006—Navigation or guidance aids for a single aircraft in accordance with predefined flight zones, e.g. to avoid prohibited zones
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Image Analysis (AREA)
- Image Generation (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Description
実施の形態1にかかる空域情報処理装置100について説明する。空域情報処理装置100は、球面上において1又は複数の線分からなる閉曲線で区切られる周回方向の定められていない複数の空域の情報を統合して取り扱う装置である。空域情報処理装置100は、例えばコンピュータシステムなどのハードウェア資源を用いて構成される。
真球CB上(地表面上)の地点P1と地点P2との間を結ぶ線分について説明する。図1は、真球CB上の地点P1と地点P2との間を結ぶ線分Lを示す図である。Vaは、地点P1と地点P2との間を結ぶ線分Lが属する平面PL1に対する単位法線ベクトルである。平面PL1は、真球CBの中心を含む面である。EQは真球CBの赤道である。平面PL1に対する単位法線ベクトルVaは、以下の式(1)で表される。
真球CB上での円について説明する。図2は、真球CB上の円CC1を示す図である。真球CB上の円CC1は、ある点P0からの距離rの地点の集合として理解することができる。円CC1の円周上の点Pの位置ベクトルは、点P0の位置ベクトルを用いた以下の式(4)の各ベクトル方程式を満たす。Rは、真球CBの半径を示す。Vdは、円CC1が属する平面の単位法線ベクトルであり、点P0の位置ベクトルに一致する。
真球CB上の円弧について説明する。真球CB上の円弧は、真球CB上の点P0から距離rの点の集合として理解することができる。
(1)線分情報
空域を囲む1又は複数の線分の指定。
(2)方向情報
空域を囲む線分で構成される閉曲線を真球の外部から見た場合の向き(反時計回り、時計回り)の指定。
まず、閉曲線読込部1が、判定対象閉曲線AZ1を読み込む。この時点において、判定対象閉曲線AZ1には周回方向は与えられておらず、判定対象閉曲線AZ1は空域の輪郭を現すのみで、判定対象閉曲線AZ1で区切られる真球CB上の2つの領域のいずれが空域であるかは不明である。具体的には、この際、閉曲線読込部1は、記憶部5に予め記憶されている判定対象閉曲線AZ1を規定する線分情報を読み込む。図5に示す例の場合、閉曲線読込部1は、空域Aを示す閉曲線を構成する線分LA1〜LA4を示す情報を読み込む。閉曲線読込部1は、読み込んだ判定対象閉曲線AZ1を示す情報を、転写部2と線分生成部3とに出力することができる。
転写部2の転写処理部21は、閉曲線読込部1を真球上CB上の別の位置に転写した転写像AZ2を生成する。本実施の形態では、転写処理部21は、判定対象閉曲線AZ1を真球上CBの中心に対して点対称の位置に転写した反転転写像を、転写像AZ2として生成する。図9は、判定対象閉曲線AZ1と転写像AZ2との関係を示す図である。図9では、判定対象閉曲線AZ1が真球CBの手前側に存在するので、転写像AZ2(破線で表示)は、真球CBの中心Oを挟んで裏側に存在する。
上述のとおり、空域情報処理装置100は、空間的に離隔した2つの空域とその間に引かれた線分との位置関係に基づいて、判定対象閉曲線AZ1の内外判定を行うものである。よって、判定対象閉曲線AZ1と転写像AZ2とが空間的に離隔していることが担保されている必要が有る。よって、ここで、転写部2の転写処理部21は、判定対象閉曲線AZ1と転写像AZ2とが交点を有するか否かを判定する。なお、ここでいう交点とは、判定対象閉曲線AZ1と転写像AZ2との接点は含まないものとする。換言すれば判定対象閉曲線AZ1と転写像AZ2とが交点を有する場合、周回方向の判定は不能であるので、処理を中止する。
判定対象閉曲線AZ1と転写像AZ2とが空間的に離隔している場合(判定対象閉曲線AZ1と転写像AZ2とが交点を有しない場合)、線分生成部3は、判定対象閉曲線AZ1の線分LA1〜LA4のうちで転写像AZ2に最も近い線分上の点から、転写像AZ2を通過する線分を生成する。
空域を構成する線分のうちの任意の線分上に、任意の点P0(第1の点とも称する)を設定する。
点P0から、転写像AZ2を構成する線分と交点を有する仮の線分Lp(第1線分とも称する)を引く。
点P0を設定した線分以外の判定対象閉曲線AZ1の線分と、線分Lpとの交点を求める。
上記で求めた交点のうち、転写像AZ2に最も近いものを、点PAとして選定する。なお、ここでいう交点とは、線分Lpの端点である点P0を含むものとする。
仮の線分Lpのうちで、点PAと転写像AZ2上のいずれかの点との間の区間を、判定用線分Ldとして設定する。ここでは、転写像AZ2上のいずれかの点として、例えば、転写像AZ2を構成する線分と仮の線分Lpとの交点のうちで、判定対象閉曲線AZ1に最も近い点(第2の点とも称する)を用いるものとする。但し、転写像AZ2上のいずれかの点の定義は、これに限られない。
空域を表す閉曲線で区切られる2領域を、空域の定義された方向に境界線を周回したときに左側にある領域をA1、右側にある領域をA2とする。転写像AZ2は、判定対象閉曲線AZ1の外部にあることが分かっているので、判定用線分Ldは、判定対象閉曲線AZ1を定義する線分から外側に向けて出射していることは明らかである。
実施の形態2にかかる空域情報処理装置について説明する。本実施の形態では、転写像AZ2の生成方法の変形例について説明する。実施の形態1では、判定対象閉曲線AZ1の反転転写像を転写像AZ2として用いた。しかし、転写像AZ2は、判定対象閉曲線AZ1と交点を有しないものであれば使用可能なので、転写像AZ2の生成方法の変形例を適用することができる。
判定対象閉曲線AZ1の重心点Gを求め、重心点Gと真球CBの中心Oとを結ぶベクトルOGを求める。そして、真球CBの中心Oを通るベクトルOGに垂直なベクトルを回転軸として、所定の角度(例えば、90°、120°、180°など)だけ判定対象閉曲線AZ1を回転複写したものを、転写像AZ2とする。この場合、判定対象閉曲線AZ1の重心点Gの算出に際し、相応の計算量が必要となる。
例えば、判定対象閉曲線AZ1を囲む閉曲線に等間隔に複数の点(XYZ直交座標)を設定し、設定した複数の点の位置ベクトルの平均ベクトルを求める。そして、真球CBの中心Oを通る平均ベクトルに垂直なベクトルを回転軸として、所定の角度(例えば、90°、120°、180°など)だけ判定対象閉曲線AZ1を回転複写したものを、転写像AZ2とする。この場合、判定対象閉曲線AZ1の重心点Gの算出に比べて、平均ベクトルの算出は容易であるので、計算量の削減ができる。
例えば、判定対象閉曲線AZ1を囲む閉曲線に等間隔に複数の点を設定し、設定した複数の点の緯度経度の平均値で構成される平均緯度経度座標を求め、かつ、平均緯度経度座標と真球CBの中心Oとを結ぶベクトルを求める。そして、真球CBの中心Oを通り、かつ、求めたベクトルに垂直なベクトルを回転軸として、所定の角度(例えば、90°、120°、180°など)だけ判定対象閉曲線AZ1を回転複写したものを、転写像AZ2とする。この場合、判定対象閉曲線AZ1の重心点Gの算出に比べて、平均緯度経度座標の算出は容易であるので、計算量の削減ができる。
判定対象閉曲線AZ1を囲む閉曲線上の任意の点と真球CBの中心Oとを結ぶベクトルを求める。そして、真球CBの中心Oを通り、かつ、求めたベクトルに垂直なベクトルを回転軸として、所定の角度(例えば、90°、120°、180°など)だけ判定対象閉曲線AZ1を回転複写したものを、転写像AZ2とする。この場合、判定対象閉曲線AZ1を囲む閉曲線上の任意の点を求めるだけで足りるので、計算量の削減ができる。
判定対象閉曲線AZ1を囲む閉曲線上に距離が最大となる2点を設定し、設定した2点間の中点を求める。さらに、中点と真球CBの中心Oとを結ぶベクトルを求める。そして、真球CBの中心Oを通り、かつ、求めたベクトルに垂直なベクトルを回転軸として、所定の角度(例えば、90°、120°、180°など)だけ判定対象閉曲線AZ1を回転複写したものを、転写像AZ2とする。この場合、中点を求めるだけで足りるので、計算量の削減ができる。
上記で説明した変形例における3次元での任意角度の座標回転は、3つの浮動小数点パラメータと三角関数演算を含むため、計算誤差が生じやすい。これに対し、変形例6は、原理的に計算誤差が生じない転写像AZ2の生成方法にかかるものである。
まず、判定対象閉曲線AZ1をZ軸回りに180°回転させ、転写像を生成する。このときの転写像AZ2_Zと表記する。この際、判定対象閉曲線AZ1上の座標(x,y,z)は、座標(−x,−y,z)に転写される。すなわち、回転とは言いつつも、実際には判定対象閉曲線AZ1を囲む閉曲線を定義する座標情報のx座標及びy座標の符号を反転させる簡易な演算を行うのみでよいことが理解できる。
判定対象閉曲線AZ1と転写像AZ2_Zとが、交点を有するかを検出する。ここでの交点検出は、既述のステップS12と同様の手法を用いることができる。
判定対象閉曲線AZ1と転写像AZ2_Zとが交点を有しない場合、転写像AZ2_Zを転写像AZ2として設定し、処理を終了する。
判定対象閉曲線AZ1と転写像AZ2_Zとが交点を有する場合、判定対象閉曲線AZ1をX軸回りに180°回転させ、新たな転写像を生成する。このときの転写像AZ2_Xと表記する。この際、判定対象閉曲線AZ1上の座標(x,y,z)は、座標(x,−y,−z)に転写される。すなわち、回転とは言いつつも、実際には判定対象閉曲線AZ1を囲む閉曲線を定義する座標情報のy座標及びz座標の符号を反転させる簡易な演算を行うのみでよいことが理解できる。
判定対象閉曲線AZ1と転写像AZ2_Xとが、交点を有するかを検出する。ここでの交点検出は、既述のステップS12と同様の手法を用いることができる。
判定対象閉曲線AZ1と転写像AZ2_Xとが交点を有しない場合、転写像AZ2_Xを転写像AZ2として設定し、処理を終了する。
判定対象閉曲線AZ1と転写像AZ2_Xとが交点を有する場合、判定対象閉曲線AZ1をY軸回りに180°回転させ、新たな転写像を生成する。このときの転写像AZ2_Yと表記する。この際、判定対象閉曲線AZ1上の座標(x,y,z)は、座標(−x,y,−z)に転写される。すなわち、回転とは言いつつも、実際には判定対象閉曲線AZ1を囲む閉曲線を定義する座標情報のx座標及びz座標の符号を反転させる簡易な演算を行うのみでよいことが理解できる。
判定対象閉曲線AZ1と転写像AZ2_Yとが、交点を有するかを検出する。ここでの交点検出は、既述のステップS12と同様の手法を用いることができる。
判定対象閉曲線AZ1と転写像AZ2_Yとが交点を有しない場合、転写像AZ2_Yを転写像AZ2として設定し、処理を終了する。
判定対象閉曲線AZ1と転写像AZ2_Yとが交点を有する場合、転写像AZ2の作成を中止し、処理を終了する。
実施の形態3にかかる地理情報管理装置について説明する。本実施の形態では、図8のステップS13で説明した交点検出の具体例について説明する。図19は、実施の形態3にかかる交点検出部22の構成を模式的に示すブロック図である。交点検出部22は、記憶装置31、演算部32及びバス33を有する。交点検出部22は、例えばコンピュータシステムなどのハードウェア資源を用いて構成される。
まず、演算部32は、プログラムPRG1を読み込む。プログラムPRG1は、基本形状データベースD1及び空域情報データベースD2を用いて、真球CB上の2本の線分が交点を有するかを判定するためのプログラムである。これにより、演算部32は、候補点検出部34及び検出部を有する形状判定装置として機能する。プログラムPRG1は、例えば記憶装置31から読み出される。
次いで、演算部32は、記憶装置31から基本形状データベースD1及び空域情報データベースD2を読み出す。
演算部32は、プログラムPRG1で規定される数式に、基本形状データベースD1及び空域情報データベースD2に含まれる情報を代入し、交点検出を行う。
真球CB上(地表面上)の同一緯度の地点P1と地点P2との間を結ぶ緯線について説明する。真球CB上(地表面上)の緯線は、真球CB上の同一緯度における2地点間の航程線として理解することができる。
判別式Dが正の値をとる場合、δは絶対値が等しい正負の2値をとる。よって、交点Pcを表す式(16)の解は2つ得られる。すなわち、この場合には、基準円C1と基準円C2とは、真球CB上の2つの交点Pc1及びPc2で交差する。図28は、基準円C1と基準円C2とが2つの交点を有する(交接する)場合を示す図である。
式(16)に式(18)及び式(21)を代入することで、交点Pc1及びPc2の位置ベクトルは、以下の式(23)で表される。
判別式Dが負の値をとる場合、δは虚数解となるので、基準円C1と基準円C2とは交点を有しない。基準円C1と基準円C2とが交点を有しない場合、基準円C1と基準円C2とは、分離又は内包の関係にある。図29は、基準円C1と基準円C2とが分離の関係にある場合を示す図である。この場合、図29に示すように、基準円C1と基準円C2とは空間的に離隔しており、交点を有しない。図30は、基準円C1と基準円C2とが内包の関係にある場合を示す図である。この場合、図30に示すように、基準円C1と基準円C2とは真球CB上で領域を共有するものの、基準円C1を構成する線分と基準円C2を構成する線分とは、交点を有しない。
判別式Dが0の場合、δも0となる。この場合、基準円C1と基準円C2とは接している状態にある。基準円C1と基準円C2とが接している状態は、2つに分けて考えることができる。1つは、基準円C1と基準円C2とが、交点Pcを接点として外接又は内接する場合である。もう1つは、基準円C1と基準円C2とが一致する場合である。
判別式Dが0で、かつ、以下の式(24)を満たす場合には、基準円C1と基準円C2とは、1つの交点を有する。
また、判別式Dが0で、かつ、以下の式(26)を満たす場合には、基準円C1と基準円C2とは一致する。
図39は、中心角Ψが2πである場合(Ψ=2π)の線分L1を示す図である。中心角Ψが2πの場合、候補点Pcは線分L1上に存在する。また、図40は、中心角Ψがπ以上かつ2πよりも小さい場合(π≦Ψ<2π)の線分L1を示す図である。この場合、線分L1は、半円弧又は優弧となり、以下の式(27)を満たす。
図41は、中心角Ψがπより小さい場合(0<Ψ<π)の線分L1を示す図である。この場合、円弧は劣弧となり、以下の式(30)を満たす。
候補点検出部34は、判別式Dを算出する。
候補点検出部34は、判別式Dが0よりも小さいか否かを判定する。これにより、候補点が存在するかを判定できる。判別式Dが0よりも小さい場合、候補点は存在しない。判別式Dが0以上の場合、少なくとも1つ以上の候補点が存在する。
判別式Dが0以上の場合、検出部35は、判別式Dが0であるかを判定する。
判別式Dが0よりも大きい場合、検出部35は、候補点Pc1を算出する。
検出部35は、候補点Pc1について、交点判定処理を行う。交点判定処理については後述する。
検出部35は、候補点Pc2を算出する。
検出部35は、候補点Pc2について交点判定処理を行う。交点判定処理については後述する。
式(31)を満たす場合、検出部35は、候補点Pc0を算出する。
検出部35は、候補点Pc0について交点判定処理を行う。交点判定処理については後述する。
式(31)を満たさない場合、検出部35は、線分L1の始点PS1について、交点判定処理を行う。
検出部35は、線分L1の終点PE1について、交点判定処理を行う。
検出部35は、線分L2の始点PS2について、交点判定処理を行う。
検出部35は、線分L2の終点PE2について、交点判定処理を行う。
判定対象点PJとして、直前のステップで算出した候補点を設定する。
判定対象点PJが、線分L1上に存在するかを判定する範囲検証処理を行う。範囲検証処理の詳細は、後述する。判定対象点PJが線分L1上に存在しない場合には、処理を終了する。
判定対象点PJが線分L1上に存在する場合、判定対象点PJが線分L2上に存在するかを判定する範囲検証処理を行う。範囲検証処理の詳細は、後述する。判定対象点PJが線分L2上に存在しない場合には、処理を終了する。
判定対象点PJが線分L1上及びL2上に存在する場合、判定対象点PJを候補点として登録する。
判定対象線分LJが円であるかを判定する。
判定対象線分LJが円ではない場合、線分が優弧であるかを判定する。
判定対象線分LJが優弧または半円弧である場合、式(28)及び式(29)の少なくともいずれか一方を満たすか判定する。式(28)及び式(29)の少なくともいずれか一方を満たす場合、判定対象点PJは、判定対象線分LJ上にある(YES判定)。式(28)及び式(29)のいずれも満さない場合、判定対象点PJは、判定対象線分LJ上に存在しない(NO判定)。
判定対象線分LJが劣弧である場合、式(28)及び式(29)の両方を満たすか判定する。式(28)及び式(29)の両方を満たす場合、判定対象点PJは、判定対象線分LJ上にある(YES判定)。式(28)及び式(29)の少なくとも一方を満たさない場合、判定対象点PJは、判定対象線分LJ上に存在しない(NO判定)。
2 転写部
3 線分生成部
4 空域認識部
5 記憶部
21 転写処理部
22 交点検出部
22 交点検出部
31 記憶装置
32 演算部
33 バス
34 候補点検出部
35 検出部
100 空域情報処理装置
AZ1 判定対象閉曲線
AZ2 転写像
C、C1、C2、基準円
CB 真球
CC1 円
CC2、CC3 円弧
D1 基本形状データベース
D2 空域情報データベース
Ld 判定用線分
LJ 判定対象線分
Lp 仮の線分
O 真球の中心
PA、P0 点
Claims (10)
- 球面上の1又は複数の線分からなり、空域の輪郭を現す閉曲線の全部又は一部を、前記閉曲線と交点を有しないように前記球面上の別の位置に転写した転写像を生成する転写手段と、
前記閉曲線を構成する線分から、前記閉曲線を構成する他の線分と交点を有することなく、かつ、前記転写像と交点を有する判定用線分を生成する線分生成手段と、
前記閉曲線によって区切られる前記球面上の2つの領域のうち、前記判定用線分が存在しない領域を、前記空域として認識する空域認識手段と、を備える、
空域情報処理装置。 - 前記転写手段は、前記閉曲線を、球の中心に対して点対称の位置に転写して前記転写像を生成する、
請求項1に記載の空域情報処理装置。 - 前記転写手段は、前記閉曲線を、球の中心を通る回転軸まわりに所定の角度だけ回転させた位置に転写して前記転写像を生成する、
請求項1に記載の空域情報処理装置。 - 前記転写手段は、
前記閉曲線を、球の中心を通る第1回転軸まわりに所定の角度だけ回転させた位置に転写して第1転写像を生成し、
前記第1転写像が前記閉曲線と交点を有しない場合、前記第1転写像を前記転写像として設定し、
前記第1転写像が前記閉曲線と交点を有する場合、前記閉曲線を、球の中心を通り、かつ、前記第1回転軸に対して垂直な第2回転軸まわりに所定の角度だけ回転させた位置に転写して第2転写像を生成し、
前記第2転写像が前記閉曲線と交点を有しない場合、前記第2転写像を前記転写像として設定し、
前記第2転写像が前記閉曲線と交点を有する場合、前記閉曲線を、球の中心を通り、かつ、前記第1回転軸及び第2回転軸に対して垂直な第3回転軸まわりに所定の角度だけ回転させた位置に転写して第3転写像を生成し、
前記第3転写像が前記閉曲線と交点を有しない場合、前記第3転写像を前記転写像として設定する、
請求項3に記載の空域情報処理装置。 - 前記球は地球に対応し、前記第1回転軸は地軸である、
請求項4に記載の空域情報処理装置。 - 前記回転軸は、
前記閉曲線上の複数の座標の平均座標と前記球の中心とを通る線に対して垂直である、
請求項3に記載の空域情報処理装置。 - 前記回転軸は、
前記閉曲線上の複数の点の緯度及び経度の平均で表される座標と前記球の中心とを通る線に対して垂直である、
請求項3に記載の空域情報処理装置。 - 前記回転軸は、
前記閉曲線上の1つの点と前記球の中心とを通る線に対して垂直である、
請求項3に記載の空域情報処理装置。 - 転写手段が、球面上の1又は複数の線分からなり、空域の輪郭を現す閉曲線の全部又は一部を、前記閉曲線と交点を有しないように前記球面上の別の位置に転写した転写像を生成し、
線分生成手段が、前記閉曲線を構成する線分から、前記閉曲線を構成する他の線分と交点を有することなく、かつ、前記転写像と交点を有する判定用線分を生成し、
空域認識手段が、前記閉曲線によって区切られる前記球面上の2つの領域のうち、前記判定用線分が存在しない領域を、前記空域として認識する、
空域情報処理方法。 - 球面上の1又は複数の線分からなり、空域の輪郭を現す閉曲線の全部又は一部を、前記閉曲線と交点を有しないように前記球面上の別の位置に転写した転写像を生成する処理と、
線分生成手段に、前記閉曲線を構成する線分から、前記閉曲線を構成する他の線分と交点を有することなく、かつ、前記転写像と交点を有する判定用線分を生成する処理と、
空域認識手段に、前記閉曲線によって区切られる前記球面上の2つの領域のうち、前記判定用線分が存在しない領域を、前記空域として認識する処理と、をコンピュータに実行させる、
空域情報処理プログラム。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2014/003783 WO2016009465A1 (ja) | 2014-07-17 | 2014-07-17 | 空域情報処理装置、空域情報処理方法、空域情報処理プログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2016009465A1 JPWO2016009465A1 (ja) | 2017-07-13 |
JP6233517B2 true JP6233517B2 (ja) | 2017-11-22 |
Family
ID=55077991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016533997A Expired - Fee Related JP6233517B2 (ja) | 2014-07-17 | 2014-07-17 | 空域情報処理装置、空域情報処理方法、空域情報処理プログラム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20170206663A1 (ja) |
JP (1) | JP6233517B2 (ja) |
WO (1) | WO2016009465A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105206114B (zh) * | 2015-08-10 | 2018-08-21 | 华为技术有限公司 | 飞行控制、许可、安全维护方法和装置、服务器、飞行器 |
CN109559567B (zh) * | 2018-12-12 | 2020-11-24 | 四川九洲空管科技有限责任公司 | 一种双层网格化空域资源动态状态管理方法及系统 |
CN114543816B (zh) * | 2022-04-25 | 2022-07-12 | 深圳市赛特标识牌设计制作有限公司 | 一种基于物联网的导视方法、装置以及系统 |
CN115330989B (zh) * | 2022-10-13 | 2023-01-20 | 南通红运金属科技有限公司 | 一种用于激光束切割的控制方法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2549641A (en) * | 1947-10-31 | 1951-04-17 | Rca Corp | Display of three-dimensional information |
JP2003085569A (ja) * | 2001-09-14 | 2003-03-20 | Canon Inc | 内外点判定アルゴリズム |
US7421340B2 (en) * | 2005-02-28 | 2008-09-02 | Vectronix Ag | Method, apparatus and computer program for azimuth determination e.g. for autonomous navigation applications |
JP2009133798A (ja) * | 2007-12-03 | 2009-06-18 | Furuno Electric Co Ltd | 位置検出方法および位置検出装置 |
FR2925712B1 (fr) * | 2007-12-21 | 2010-01-01 | Thales Sa | Procede pour l'aide a l'atterrissage d'aeronef utilisant un gps et un mls dans le cadre d'une approche axiale calculee. |
JP5650490B2 (ja) * | 2010-10-19 | 2015-01-07 | 株式会社富士通アドバンストエンジニアリング | 位置関係判定装置、位置関係判定方法、および位置関係判定プログラム |
US9879993B2 (en) * | 2010-12-23 | 2018-01-30 | Trimble Inc. | Enhanced bundle adjustment techniques |
US8862395B2 (en) * | 2011-01-31 | 2014-10-14 | Raytheon Company | Coded marker navigation system and method |
JP5565513B1 (ja) * | 2013-01-08 | 2014-08-06 | 日本電気株式会社 | 座標変換装置、座標変換プログラム、座標変換方法 |
-
2014
- 2014-07-17 JP JP2016533997A patent/JP6233517B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2014-07-17 WO PCT/JP2014/003783 patent/WO2016009465A1/ja active Application Filing
- 2014-07-17 US US15/326,695 patent/US20170206663A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2016009465A1 (ja) | 2016-01-21 |
US20170206663A1 (en) | 2017-07-20 |
JPWO2016009465A1 (ja) | 2017-07-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6233517B2 (ja) | 空域情報処理装置、空域情報処理方法、空域情報処理プログラム | |
EP3345164B1 (en) | Mesh generation system and method | |
JP6132033B2 (ja) | 形状判定装置、形状判定プログラム、形状判定方法 | |
EP3109842A1 (en) | Map-centric map matching method and apparatus | |
BR102014000091A2 (pt) | localização de plataforma móvel aumentada | |
WO2014108957A1 (ja) | 座標変換装置、座標変換プログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体、座標変換方法 | |
EP4024369A1 (en) | Flight leg termination visualization systems and methods for flight leg termination visualization | |
US10108172B2 (en) | Spiral toolpaths for high-speed machining of polygonal pockets | |
CN111127649A (zh) | 构建三维体块模型的方法及装置、服务器 | |
JP2009133798A (ja) | 位置検出方法および位置検出装置 | |
CN109741447B (zh) | 一种多形状支持可扩展三维空域显示与控制方法及系统 | |
US20210141983A1 (en) | Processing apparatus, method of detecting a feature part of a cad model, and non-transitory computer readable medium storing a program | |
US10146888B2 (en) | Systems and methods for criteria analysis prototyping | |
US11120621B2 (en) | Systems and methods for applying partial updates to point cloud terrain | |
WO2021250734A1 (ja) | 座標変換装置、座標変換方法、及び座標変換プログラム | |
KR20210107558A (ko) | 라벨 생성 방법 | |
JP6260688B2 (ja) | 空域情報処理装置、空域情報処理方法、空域情報処理プログラム | |
WO2018083859A1 (ja) | 地理情報処理装置、地理情報処理方法及びコンピュータ可読媒体 | |
Riansyah et al. | 3d mapping hexacopter simulation using gazebo and robot operating sytem (ros) | |
Lazarus et al. | Terrain based co‐operative UAV mapping of complex obstacles using 2‐D splinegon | |
JP2018059781A (ja) | 経路案内装置、経路案内方法、及びプログラム | |
Fischer et al. | Semi-automatic navigation on 3d triangle meshes using bvp based path-planning | |
US10460420B2 (en) | Converting spatial features to map projection | |
US20200342664A1 (en) | Planar surface detection | |
CN113902870A (zh) | 布尔运算方法、装置、计算机设备和存储介质 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170117 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170117 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170829 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170920 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170926 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171009 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6233517 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |