JP6224082B2 - 切断及び凝固用電気外科装置 - Google Patents

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Description

(優先権)
本出願は、2012年5月2日出願の「Electrosurgical Device for Cutting and Coagulating」という名称の米国特許仮出願第61/641,443号の優先権を主張するものであり、この特許の開示内容は、参照により本明細書に組み入れられる。
様々な外科用器具は、無線周波数エネルギーを組織に伝達する(例えば、組織を凝固させる、又は封止するために)1つ以上の要素を含む。一部のそのような器具は、顎部間で締め付けられた組織を結合するように操作できる導電組織接触面を有する、組織に対して開閉する1対の顎部を含む。切開手術環境では、一部のそのような器具は、鋏グリップを有する鉗子の形であり得る。
RFエネルギー伝達要素を有することに加えて、一部の外科手術用器具は、平行移動組織切断要素も含む。そのような装置の一例が、オハイオ州シンシナティ(Cincinnati)のエシコン・エンド−サージェリィ社(Ethicon Endo-Surgery, Inc.)によるエンシール(ENSEAL)(登録商標)ティシューシーリングデバイス(Tissue Sealing Device)である。そのような装置の更なる例、及び関連概念は、開示が参照により本明細書に組み込まれる、2002年12月31日に発行された「Electrosurgical Systems and Techniques for Sealing Tissue」と題された米国特許第6,500,176号、開示が参照により本明細書に組み込まれる、2006年9月26日に発行された「Electrosurgical Instrument and Method of Use」と題された米国特許第7,112,201号、開示が参照により本明細書に組み込まれる、2006年10月24日に発行された「Electrosurgical Working End for Controlled Energy Delivery」と題された米国特許第7,125,409号、開示が参照により本明細書に組み込まれる、2007年1月30日に発行された「Electrosurgical Probe and Method of Use」と題された米国特許第7,169,146号、開示が参照により本明細書に組み込まれる、2007年3月6日に発行された「Electrosurgical Jaw Structure for Controlled Energy Delivery」と題された米国特許第7,186,253号、開示が参照により本明細書に組み込まれる、2007年3月13日に発行された「Electrosurgical Instrument」と題された米国特許第7,189,233号、開示が参照により本明細書に組み込まれる、2007年5月22日に発行された「Surgical Sealing Surfaces and Methods of Use」と題された米国特許第7,220,951号、開示が参照により本明細書に組み込まれる、2007年12月18日に発行された「Polymer Compositions Exhibiting a PTC Property and Methods of Fabrication」と題された米国特許第7,309,849号、開示が参照により本明細書に組み込まれる、2007年12月25日に発行された「Electrosurgical Instrument and Method of Use」と題された米国特許第7,311,709号、開示が参照により本明細書に組み込まれる、2008年4月8日に発行された「Electrosurgical Instrument and Method of Use」と題された米国特許第7,354,440号、開示が参照により本明細書に組み込まれる、2008年6月3日に発行された「Electrosurgical Instrument」と題された米国特許第7,381,209号で開示されている。
電気外科切断器具更なる例及び関連概念は、開示が、本明細書において、参照により組み込まれる、2011年4月14日公開の米国公開第2011/0087218号、発明の名称「Surgical Instrument Comprising First and Second Drive Systems Actuatable by a Common Trigger Mechanism」開示が参照により本明細書に組み入れられる2012年5月10日公開の「Motor Driven Electrosurgical Device with Mechanical and Electrical Feedback」)と題された米国特許出願公開第2012/0116379号、開示が参照により本明細書に組み入れられる、2012年5月29日公開の、「Control Features for Articulating Surgical Device」と題された米国特許出願公開第2012/0078243号、開示が参照により本明細書に組み入れられる、2012年3月29日公開の、「Articulation Joint Features for Articulating Surgical Device」と題された米国特許公開第2012/0078247号、開示が参照により本明細書に組み入れられる、2012年9月19日出願の、「Surgical Instrument with Multi−Phase Trigger Bias」と題された米国特許出願第13/622,729号、開示が参照により本明細書に組み入れられる、2012年9月19日出願の、「Surgical Instrument with Contained Dual Helix Actuator Assembly」と題された米国特許第13/622,735号で開示されている。
組織を切断するように操作できる電気外科器具の一部のバージョンが、少なくとも2つのモードで選択的に使用することができる。1つのそのようなモードは、組織切断及び組織の両方を含むことができる別のそのようなモードは、組織を切断することもなく、組織凝固させるのみを含むことができる。更に別のモードは、組織を凝固させて及び/又は切断することなく組織を把持及び操作するための顎部の使用を含むことができる。器具が把持用顎部及び組織切断能力を含むとき、器具は、組織が切断される前に顎部の閉鎖を確保する特徴部を含むこともできる。
幾つかの医療装置が作製され使用されてきたが、本発明者より以前に添付の特許請求の範囲に記載される発明を作製又は使用した者は存在しないと考えられる。
本明細書は、本技術を具体的に指摘し、かつ明確にその権利を請求する、特許請求の範囲によって完結するが、本技術は、以下の特定の実施例の説明を、添付図面と併せ読むことで、より良好に理解されるものと考えられ、図面では、同様の参照符号は、同じ要素を特定する。
開放構成における例示的な電気外科鉗子器具の側面図を示す。 発射用横材が近位位置にある、閉鎖構成における図1Aの器具の側面図を示す。 発射用横材が遠位位置にある、閉鎖構成における図1Aの器具の側面図を示す。 図1Aの器具の第2のアームのスロットに入る図1Aの器具の第1のアームの継手を示す部分斜視図を示す。 エンドエフェクタが開放構成である、図1Aの鉗子器具のエンドエフェクタの断面側面図を示す。 エンドエフェクタが閉鎖構成である、図1Aの鉗子器具のエンドエフェクタの断面側面図を示す。 ハウジングカバーが除去された、例示的な代替電気外科鉗子器具の側面図を示す。 別の例示的な代替電気外科鉗子器具の斜視図を示す。 図6の器具の断面側面図を示す。 第2のアームのハウジング半割部が除去された、図6の器具の第2のアームのスロットに入る図6の器具の第1のアームの継手を示す部分斜視図を示す。 図6の器具の構成部品の分解斜視図を示す。 図6の器具の引き金アセンブリの断面側面図を示す。 図10の引き金アセンブリの分解斜視図を示す。 器具の第2のアームのハウジング半割部が除去された、発射前の位置にある図10の引き金アセンブリの側面図を示す。 器具の第2のアームのハウジング半割部が除去された、発射後の位置にある図10の引き金アセンブリの側面図を示す。 操作の例示的な第1の瞬間での図6の器具の断面側面図を示す。 操作の例示的な第2の瞬間での図6の器具の断面側面図を示す。 操作の例示的な第3の瞬間での図6の器具の断面側面図を示す。 操作の例示的な第4の瞬間での図6の器具の断面側面図を示す。 例示的な代替電気外科鉗子器具の分解側面図を示す。 使い捨ての部分が再使用可能な部分から分離された、別の例示的な代替電気外科鉗子器具の側面図を示す。 使い捨ての部分が再使用可能な部分と結合された、図15の器具の側面図を示す。 使い捨ての部分と再使用可能な部分との結合を示す、図15の器具の部分断面側面図を示す。 使い捨ての部分と再使用可能な部分との結合を示す、図15の器具の下側の部分斜視図を示す。 別の例示的な代替電気外科器具の斜視図を示す。 使い捨ての部分が再使用可能な部分から分離された、図19の器具の側面図を示す。 器具の一部が省略された図19の器具の部分分解図を示す。 図19の器具の再使用可能な部分の分解斜視図を示す。 図19の器具の再使用可能な部分の別の分解斜視図を示す。 図19の器具の発射用横材及び発射用横材ロック部材の分解斜視図を示す。 トリガーハウジングの一部が省略された、発射前の位置の引き金を示す、図19の器具の部分側面図を示す。 トリガーハウジングの一部が省略された、発射後の位置の引き金を示す、図19の器具の部分側面図を示す。 再使用可能な部分のハウジング部分が省略された、図19の器具の部分側面図を示す。 別の例示的な代替電気外科器具の斜視図を示す。 使い捨ての部分が再使用可能な部分から分離された、図27の器具の斜視図を示す。 図27の器具の使い捨ての部分の分解斜視図を示す。 図27の器具の使い捨ての部分の部分平面図を示す。 再使用可能な部分のハウジング部分が省略された、図27の器具の側面図を示す。 図27の器具の引き金の一部の斜視図を示す。 トリガーハウジングの一部が省略された、図27の器具の部分側面図を示す。 再使用可能な部分のハウジング部分が省略され、かつ、トリガーハウジングの一部が省略された、トリガーハウジングの一部が省略された、図27の器具の部分側面図を示す。 別の例示的な代替電気外科鉗子器具の斜視図を示す。 図35の器具の分解斜視図を示す。 開放構成における器具を示す、図35の器具の部分断面側面図を示す。 閉鎖構成における器具を示す、図35の器具の部分断面側面図を示す。 別の例示的な代替電気外科鉗子器具の側面図を示す。 摺動部が近位位置にあり、第1のアームが開位置にある、図38の器具の断面側面図を示す。 摺動部が近位位置にあり、第1のアームが閉位置にある、図38の器具の断面側面図を示す。 摺動部が第1の遠位位置にあり、第1のアームが閉位置にある、図38の器具の断面側面図を示す。 摺動部が第2の遠位位置にあり、第1のアームが閉位置にある、図38の器具の断面側面図を示す。 摺動部が第3の遠位位置にあり、第1のアームが閉位置にある、図38の器具の断面側面図を示す。 摺動部が近位の位置に戻った状態であり、第1のアームが閉位置にある、図38の器具の断面側面図を示す。
図面は、決して限定することを意図するものではなく、本技術の様々な実施形態は、必ずしも図面に示されないものも含めた、様々な他の方法で実施し得ることが想到される。本明細書に組み込まれ、その一部を形成する添付図面は、本技術の幾つかの態様を示し、説明文と共に、本技術の原理を説明する役割を果たすものであるが、しかしながら、本技術は、図示される厳密な配置構成に限定されるものではないことを、理解するべきである。
本技術の特定の実施例に関する以下の説明は、本技術の範囲を限定するために使用されるべきではない。本技術の他の実施例、特徴、態様、実施形態、及び有利点は、例として、本技術を実施するために想到される最良の形態の1つである、以下の説明から、当業者には明らかとなるであろう。理解されるように、本明細書で説明される本技術は、全て本技術から逸脱することなく、他の種々の明白な態様が可能である。したがって、図面及び説明文は、例示的な性質のものであって限定的なものと見なすべきではない。
更に理解されることとして、本明細書に記載されている教示、表現、実施形態、例などのうちの任意の1つ又は2つ以上が、本明細書に記載されている他の教示、表現、実施形態、例などのうちの任意の1つ又は2つ以上と組み合わされ得る。下記の教示、表現、実施形態、例などはしたがって、互いに対して分離して考慮されるべきではない。本明細書の教示を組み合わせることができる種々の適切な方法は、本明細書の教示を考慮して当業者には容易に明らかであろう。こうした修正及び変形は特許請求の範囲内に含まれるものとする。
本開示の明瞭さのために、「近位」及び「遠位」という用語は、外科用器具の人間又は、ロボットの操作者に対して本明細書で定義する。「近位」という用語は、外科用器具の人間又はロボットの操作者により近く、かつ、外科用器具の外科手術用エンドエフェクタから更に離れた要素の位置を参照する。「遠位」という用語は、外科用器具の外科手術用エンドエフェクタにより近く、かつ、外科用器具の人間又はロボットの操作者から更に離れた要素の位置を指す。
I.例示的な電気外科鉗子
先述したように、電気外科器具は、1組の顎部を含むことができ、顎部の少なくとも1つは、顎部間で組織に選択的に加圧するために他方の顎部に対して旋回可能である。組織が加圧されると、顎部内の電極は、組織を封止するために二極式RFエネルギーで起動することができる。一部の事例では、切断特徴部が、顎部間で締め付けられた組織を切断するように操作できる。例えば、切断特徴部は、RFエネルギーが組織を封止した後に作動させることができる。本明細書で引用される様々な参考文献は、エンドエフェクタ及びシャフトが低侵襲内視鏡下外科的処置中に患者内の部位に到達するためにポート(例えば、トロカール)に挿通することができるように、顎部が細長いシャフトの遠位端にてエンドエフェクタの一部である電気外科器具に関する。エンドエフェクタを操作するハンドピースは、シャフトの近位端にて位置決めすることができる。そのようなハンドピースは、ピストルグリップ構成又は何らかの他の構成を有することができる。
一部の事例では、本明細書で引用する様々な参考文献で説明されているものと類似の、細長いシャフト又はハンドピースを有していない電気外科器具を提供することが望ましい場合がある。特に、鋏グリップを有する、鉗子装置と同様に構成される電気外科器具を提供することが望ましい場合がある。そのような器具は様々な医療処置に使用され得る。電気外科はさみ/鉗子装置の様々な例が、2013年1月29日出願の、「Electrosurgical Hand Shears」と題された米国特許出願第13/752,588号で開示されており、この特許の開示内容は、参照により本明細書に組み入れられる。そのような電子外科鉗子器具の様々な例が以下でより詳細に説明されるが、更に他の例が、本明細書の教示を鑑みれば当業者には明らかであろう。
A.連接部駆動式発射用横材を伴う例示的な電気外科鉗子
図1A〜1Cは、組織把持、組織封止、組織切断を含め、3つの操作モードで使用することができる例示的な電気外科鉗子器具(100)を示す。この実施例の器具(100)は、ピン(102)によって旋回可能に結合される第1のアーム(110)及び第2のアーム(120)を含む。第1の顎部(112)が、第1のアーム(110)の遠位端にて位置決めされ、一方、親指リング部(114)が、第1のアーム(110)の近位端にて位置決めされる。図4に示すように、第1の顎部(112)は、電極(113)を含む。電極(113)が、本実施例ではU字形であり、U字形の屈曲部が、第1の顎部(112)の遠位端近傍に位置し、その電極(113)は、第1の顎部(112)の長さに沿って延在する2つの長手方向に延在する側方に離間した脚を含むようになっている。第2の顎部(122)が、第2のアーム(120)の遠位端にて位置決めされ、一方、指リング部(124)が、第2のアーム(120)の近位端にて位置決めされる。図4に示すように、第2の顎部(122)は、電極(123)を含む。電極(123)は、本実施例ではU字形であり、U字形の屈曲部は、第2の顎部(122)の遠位端近傍に位置し、電極(123)は、第2の顎部(122)の長さに沿って延在する2つの長手方向に延在する側方に離間した脚を含むようになっている。
ケーブル(130)も、第2のアーム(120)の近位端から延在する。ケーブル(130)は、更に電源(134)と結合される制御ユニット(132)と結合される。制御ユニット(132)及び電源(134)は、RF電力を顎部(112、114)内の電極(113、123)に提供し、それによって顎部(112、114)間に捕捉された組織を封止するように操作可能である。いくつかの変形形態では、制御ユニット(132は、オハイオ州シンシナティ(Cincinnati)のエチコンエンドサージェリー社(Ethicon Endo-Surgery, Inc.)によって販売されているGEN 300を備えている。あくまで一例として、制御ユニット(132)は、開示が参照により本明細書に組み入れられる、2011年4月14日公開の、「Surgical Generator for Ultrasonic and Electrosurgical Devices」と題された米国特許公開第2011/0887212号の教示の少なくとも一部に従って構成することができる。旋回式引き金(136)が、第2のアーム(120)内に位置決めされ、かつ、電極(113、123)の電源を選択的にオン及びオフするように操作できる。
連接部(140)が、ピン(142)によって第1のアーム(110)と旋回可能に結合される。発射用横材(150)が、ピン(144)によって連接部(140)と旋回可能に結合される。発射用横材(150)は、顎部(112、122)内に延在し、かつ、以下で更に詳細に説明するように、顎部(112、122)間に捕捉された組織を切断するように操作できる遠位切断縁部(152)を含む。発射用横材(150)は、発射用横材(150)が顎部(112、122)を通って遠位に移動するとき、顎部(112、122)を閉位置に維持するために顎部(112、122)の両面に当接するように構成される下部フランジ(154)及び上部フランジ(156)も含む。図3で最も良くわかるように、上部フランジ(156)は、顎部(122)内に形成された溝(124)を通って移動するように構成され、一方、下部フランジ(154)は、顎部(112)内に形成された溝(114)を通って移動するように構成される。溝(124)は、顎部(112、122)が開放構成に旋回することを可能にし、かつ、顎部(112、122)が閉鎖構成に旋回されるときにフランジ(156)が溝(124)に入ることを可能にするように構成された入側領域(126)を含む。
図1A〜1Cは、操作中の異なる段階での器具(100)を示す。図1Aに示す構成から図1Bに示す構成への遷移では、第1のアーム(110)は、開放位置から閉位置まで顎部を遷移するために、第2のアーム(120)の方に旋回される。この運動中、ピン(144)が、図2で最も良くわかるように、第2のアーム(120)内に形成された溝(128)に入る。発射用横材(150)も、溝(128)内に完全に着座する。器具(100)は、顎部(112、122)が図1Bに示すように閉じられるまで引き金(136)が電極(113、123)を起動させることができないように構成することができる。例えば、これは、機械的ロックアウトを使用して(例えば、引き金(136)の動きを防止して)及び/又は電気的ロックアウトを使用して(例えば、引き金(136)が移動するときに回路の閉成を防止して)達成することができる。本明細書の教示を考慮することで、引き金(136)ロックアウトが提供され得る様々な好適な方法が、当業者に明らかになるであろう。
使用の一部の事例では、操作者は、単に、顎部(112、122)で組織を把持して、おそらく封止することを望むだろう。そのような事例では、操作者は、図1Bに示す構成に到達した後にリング部(114、124)の握持を解除し、それによって図1Aに示す開放構成に戻ることができる。他の一部の事例では、操作者は、顎部(112、122)内の組織を切断することを望むだろう。その目的のために、操作者は、互いの方にリング部(114、124)を更に圧搾することができる。十分な力が印加されたときに、第1のアーム(110)は、図1Cに示す構成に変形する。そのような変形の結果、連接部(140)が旋回して、発射用横材(150)を遠位に駆動する。したがって、遠位切断縁部(152)は、顎部(112、122)間に捕捉された組織を切断する。図示するような器具(100)の構成は、顎部(112、122)が閉鎖構成に到達するまで、発射用横材(150)が遠位に前進するのを実質的に防止することができることを理解されたい。発射用横材(150)を後退させて、図1Cに示す段階に到達した後に顎部(112、122)を開くために、操作者は、互いからリング部(114、124)を単に引き離すことができ、最終的には、図1Aに示す構成に到達する。一部のバージョンでは、弾性部材(例えば、板ばね、捩りばねなど)を使用して、アーム(110、120)及び顎部(112、122)を図1Aに示す開放構成まで弾性的に付勢することができる。加えて又は代替的に、第1のアーム(110)の弾性は、図1Cに示す構成から図1Bに示す構成まで少なくともアーム(110、120)及び顎部(112、122)を付勢することができる。電極(113、123)は、発射用横材(150)の遠位移動の少なくとも一部の最中にRFエネルギーで起動されたままであり得ることも理解されたい。
B.ラック駆動式発射用横材を伴う例示的な電気外科鉗子
図5は、組織を把持し、組織を封止して、組織を切断するために使用することができる別の例示的な電気外科鉗子器具(200)を示す。この実施例の器具(200)は、ピン(202)によって旋回可能に結合される第1のアーム(210)及び第2のアーム(220)を含む。第1の顎部(212)は、第1のアーム(210)の遠位端にて位置決めされ、一方、親指リング部(214)が、第1のアーム(210)の近位端にて位置決めされる。第2の顎部(222)が、第2のアーム(220)の遠位端にて位置決めされ、一方、指リング部(224)が、第2のアーム(220)の近位端にて位置決めされる。顎部(212、222)は、上述の電極(113、123)と類似のものである電極(図示せず)を含む。器具(200)は、ケーブル(130)と類似のものである、制御ユニット及び電源と結合されたケーブルと、先述した制御ユニット(132)と、電源(134)とを含むこともできる。
旋回式引き金(260)が、ピン(262)によって第2のアーム(220)と旋回可能に結合される。引き金(260)は、ピニオンを提供するために円弧状経路に沿って位置決めされる1組の歯(264)を含む。引き金(260)は、ボタンアセンブリ(266)も含む。ボタンアセンブリ(266)は、顎部(212、222)の電極をRFエネルギーで選択的に起動させるように操作可能である。本実施例では、ボタンアセンブリ(266)は、操作者がボタンアセンブリ(266)を押したときに、引き金(260)がピン(262)周りに旋回する前に顎部(212、222)の電極がRFエネルギーで起動されるように構成される。
引き金(260)の歯(264)が、ラック(240)の補完的歯(242)と噛合する。ラック(240)は、第2のアーム(220)内に摺動可能に配置される。ラック(240)は、先述した発射用横材(150)と実質的に類似である発射用横材(250)に固定される。ピン(262)周りの引き金(260)の旋回によって発射用横材(250)が長手方向に駆動されることを理解されたい。したがって、操作者が器具(200)で組織を把持することを望む場合、操作者は、組織を顎部(212、222)間に位置決めしてリング部(214)をリング部(224)の方に移動させることができる。操作者が器具(200)で組織を封止することを望む場合、操作者は、顎部(212、222)の電極をRFエネルギーで起動させることになるボタンアセンブリ(266)を押すことができる。操作者が器具(200)で組織を切断することを望む場合、操作者は、発射用横材(250)を遠位に駆動することになる引き金(260)を押し下げることができる。一部のバージョンでは、これには、顎部(212、222)の電極を起動させるために必要とされる力よりも大きい力でボタンアセンブリ(266)を押すことが必要である場合がある。
C.二段階旋回式引き金を有する例示的な電気外科鉗子
図6〜13Dは、組織を把持し、組織を封止して、組織を切断することを使用することができる更に別の例示的な電気外科器具(300)を示す。この実施例の器具(300)は、ピン(302)によって旋回可能に結合される第1のアーム(310)及び第2のアーム(320)を含む。第1の顎部(312)は、第1のアーム(310)の遠位端にて位置決めされ、一方、親指リング部(314)が、第1のアーム(310)の近位端にて位置決めされる。第2の顎部(322)が、第2のアーム(320)の遠位端にて位置決めされ、一方、指リング部(324)が、第2のアーム(320)の近位端にて位置決めされる。顎部(312、322)は、上述の電極(113、123)と類似のものである電極(図示せず)を含む。器具(300)は、ケーブル(130)と類似のものである、制御ユニット及び電源と結合されたケーブルと、先述した制御ユニット(132)と、電源(134)とを含むこともできる。
図7で最も良くわかるように、第1の連接部(340)が、ピン(342)によって、第1のアーム(310)と旋回可能に結合される。第2の連接部(344)が、ピン(346)によって、第1の連接部(340)と旋回可能に結合される。第2の連接部(344)は、また、ピン(348)によって、発射用横材(350)と旋回可能に結合される。発射用横材(350)は、顎部(312、322)内に延在し、かつ、以下で更に詳細に説明するように、顎部(312、322)間に捕捉された組織を切断するように操作できる遠位切断縁部(352)を含む。発射用横材(350)は、先述したフランジ(154、156)と作動が実質的に類似である1対の下部横方向のピン(354)及び上部横方向のピン(356)も含む。図10及び図12A〜12Bで最も良くわかるように、発射用横材(350)は、発射用横材(350)の近位領域のノッチ(358)も含む。ノッチ(358)は、以下で更に詳細に説明するように発射用横材(350)の選択的なロックを提供するように構成される。
図8で最も良くわかるように、第2のアーム(320)は、ピン(346)を摺動しながら受け取るように構成される長手方向に延在する溝(326)を含む。進入溝(327)は、アーム(310)がアーム(320)の方に旋回されるときに初めにピン(346)を受け取るように構成され、ピン(346)は、溝(326)に入ることができる。以下で更に詳細に説明するように、ピン(346)は、発射用横材(350)が顎部(312、322)を通って遠位に前進するときに溝(326)を通って遠位に摺動する。
図9で最も良くわかるように、第2のアーム(320)は、ピン(348)を旋回可能にかつ摺動しながら受け取るように構成される長手方向に延在する溝(328)を含む。以下で更に詳細に説明するように、ピン(348)が、発射用横材(350)が顎部(312、322)を通って遠位に前進するときに溝(328)を通って遠位に摺動する。溝(328)は、また、第2の連接部(344)の側方突出部(345)を摺動しながら受け取るように構成される。突出部(345)が、アーム(310、320)及び顎部(312、322)が開位置にあるときであっても、進入溝(329)において初めに受け取られる。進入溝(329)が、アーム(310)が以下で更に詳細に説明するようにアーム(320)の方に更に旋回されるとき、突出部(345)が最終的には溝(328)に入ることを可能にするように構成される。進入溝(329)内の突出部(345)の場所が発射用横材(350)が遠位に移動するのを防止することになることを理解されたい。換言すれば、発射用横材(350)は、突出部(345)が突出部(345)が溝(328)において自由に遠位に摺動する進入溝(329)の底部に到達してはじめて遠位に移動することができる。突出部(345)は、発射用横材(350)が顎部(312、322)を通って遠位に前進するときに溝(328)を通って遠位に摺動することになる。
図7〜8は第2のアーム(320)の1つのハウジング半割部のみを示すことも理解されたい。他方のハウジング半割部は、溝(326、327、328、329)の鏡像を有する含むことができる。同様に、ピン(346)は連接部(344)の両側に対して外方に延在することができ、連接部(344)のそれぞれの側面は、全く同じ突出部(345)を含むことができる。
本実施例の器具(300)は、RFエネルギーで顎部(312、322)内の電極を選択的に起動させて、発射用横材(350)をロック解除するように操作できる引き金アセンブリ(360)も含む。図10〜12Bは、更に詳細に引き金アセンブリ(360)を示す。引き金アセンブリ(360)は、2つの半割部、ドームスイッチ(364)、及び、第2のアーム(320)を有するハウジング(362)を旋回可能に結合するピン(366)によって形成されるハウジング(362)を含む引き金アセンブリ(360)は、ハウジング(362)内に位置決めされた旋回ロック部材(370)も含む。ロック部材(370)も、ピン(366)で旋回自在に配置される。ロック部材(370)は、遠位突出部(372)と、ロックアーム(374)とを含む。図10に示すように、コイルばね(376)が、ロック部材(370)と第2のアーム(320)との間に位置決めされる。コイルばね(376)は、ロック部材(370)を弾性的に付勢して、(図10に示す図で)ピン(366)周りに時計周りに回転する。やはり図10に示すように、ロックアーム(374)は、ロック部材(370)が時計回りの位置まで回転するときに発射用横材(350)のノッチ(358)と係合するように構成される。この係合は、ロックアーム(374)がノッチ(358)を離脱するまで発射用横材(350)が遠位に移動するのを防止するように構成される。
引き金アセンブリ(360)は、ピン(366)周りの2つの移動範囲にわたって引き金アセンブリ(360)を2段階で作動させることができるように構成される。ハウジング(362)がピン(366)周りの第1の移動範囲にわたって操作者により引かれたとき、ハウジング(362)は、へドームスイッチ(364)を突出部(372)内へ押し込む。ばね(376)のばね定数は、ドームスイッチ(364)のばね定数よりも大きく、ドームスイッチ(364)は、ロック部材(370)が動く前に突出部(372)によって作動するようになっている。したがって、ドームスイッチ(364)は、引き金アセンブリ(360)の第1の移動範囲が完了すると作動する。これによって、RFエネルギーが、顎部(312、322)内の電極に送給される。操作者がピン(366)周りの第2の移動範囲にわたってハウジング(362)を押圧し続けるとき、ハウジング(362)及びドームスイッチ(364)は、ロック部材(370)がピン(366)周りに旋回し始める点までロック部材(370)に当接する。これによって、最終的に、ロックアーム(374)は、図12Aから図12Bへの遷移で分かるように、ノッチ(358)を離脱する。ロックアーム(374)がノッチ(358)から離脱した状態で、発射用横材(350)は、遠位に移動させることができる。したがって、顎部(312、322)内の電極をRFエネルギーで起動させた後に、発射用横材(350)をこの実施例では遠位に前進させることができることを理解されたい。
図13A〜13Dは、操作の様々な段階での器具(300)を示す。特に、図13Aは、アーム(310、320)及び顎部(312、322)全開位置にある器具(300)を示す。器具(300)がこの構成である状態で、組織は、顎部(312、322)間に位置決めることができる。発射用横材(350)はノッチ(358)内のロックアーム(374)の係合の為にこの段階では移動しないことを理解されたい。更に、溝(329)内の突出部(345)の場所が、発射用横材(350)がこの段階にて遠位に進むのを防止することになる。組織が好適に顎部(312、322)間に位置決めされると、リング部(314、324)は、アーム(310)をアーム(320)の方に旋回するために圧搾することができ、その結果、顎部(312)は、組織を顎部(312、322)の間に捕捉するために顎部(322)の方に旋回する。したがって、器具(300)は、(組織は図13Bには図示されていないが)この段階にて図13Bに示すものと類似のものである閉状態の鎖顎部(312、322)で構成することができる。組織が閉じた鎖顎部(312、322)間に捕捉された状態で、操作者は、アーム(310、320)が図13Cに示す構成に到達するまで顎部(312、322)間の組織に加圧するためにリング部(314、324)を圧搾し続けることができる。この構成では、アーム(310)は、若干変形しており、突出部(345)は、進入溝(324)の底部に到達しており、ピン(346)は、進入溝(327)の底部に到達している。この突出部(345)及びピン(346)の「底打ち」は、操作者に、顎部(312、322)間に捕捉された組織が加圧されることを示す触覚フィードバックを与えることができる。その後、操作者は、ドームスイッチ(364)を起動させるために第1の移動範囲にわたって引き金アセンブリ(360)を押圧することができ、その結果、RFエネルギーが、組織を封止するために顎部(312、322)内の電極に供給される。図13Cに示すように、発射用横材(350)は、引き金アセンブリ(360)がロック部材(370)をまだ移動させていないで、この段階ではロックされたままである。発射用横材(350)のこのロックは、この段階にて連接部(340、344)も事実上ロックすることになる。
図13Cに示す段階に到達して顎部(312、322)間に捕捉された組織に密封プロセスを少なくとも開始した後、操作者は、図13Dに示すようにロックアーム(374)をノッチ(358)から離脱させるために、第2の移動範囲にわたって引き金アセンブリ(360)を押圧することができる。これによって、発射用横材(350)がロック解除され、更に、事実上、連接部(340、344)がロック解除される。その後、操作者は、更にリング部(314、324)を圧搾することができ、第1のアームは、図13Dにも示すように更に変形する(310)。これによって、連接部(340、344)は、概ね折り曲げられた構成から概ねまっすぐな構成に遷移し、該概ねまっすぐな構成は、顎部(312、322)間に捕捉された組織を切断するために、顎部(312、322)を介して遠位に発射用横材(350)を駆動する。ピン(348)及び突出部(345)が、図13Cに示す構成から図13Dに示す構成への遷移中に溝(328)を通って遠位に進む。同様に、ピン(346)が、図13Cに示す構成から図13Dに示す構成への遷移中に溝(326)を通って遠位に進む。溝(326、328)内のピン(346、348)及び突出部(345)の位置決めは、連接部(340、344)及び発射用横材(350)が発射用横材(350)の作動ストローク中に遠位に移動する経路に沿って確実に案内されるままであるようにすることができることを理解されたい。
発射用横材(350)が図13Dに示すように全遠位移動域に到達すると、連接部(344)の遠位突出部(392)が、近位に対向するドームスイッチ(390)と係合する。ドームスイッチ(390)及び突出部(392)は、図8で最も良好にわかる。遠位突出部(392)とドームスイッチ(390)間のストローク終了での係合により、顎部(312、322)の電極にてのRFエネルギーが停止される。もちろん、この特徴は、単に任意選択的である。例えば、RFエネルギーは、操作者がドームスイッチ(364)が突出部(372)を離脱する地点まで引き金アセンブリ(360)を解除するまで機能したままであり得る。どちらの場合でも、先述したように、発射用横材(350)作動ストロークを完了した後、操作者は、図13Aに示す開位置と実質的に類似である開位置に戻るまで、引き金アセンブリ(360)を解除する、つまり、リング部(314、324)及び引き側リング部(314、324)の握持を解除することができる。発射用横材(350)が再び近位位置に到達すると、ばね(376)は、ロックアーム(374)をノッチ(358)に弾性的に押し戻し、その結果、発射用横材(350)が所定の位置に再びロックされる。
一部の例示的な使用では、操作者は、引き金アセンブリ(360)を起動後の位置に保持することができ、発射用横材(350)は、操作者がリング部(314、324)を繰り返し圧搾して解除するとき、ロック解除状態のままである。これは、操作者が、組織に対して繰り返し顎部(312、322)を開閉することを可能にすることができる。一部の事例では、操作者は、各圧搾動作中に急に停止することができ、操作者は、操作者がリング部(314、324)を圧搾するたびに組織を封止するだけになっている。一部の他の事例では、操作者は、完全な起動ストロークを介してリング部(314、324)を繰り返し圧搾することができ、発射用横材(350)は、毎回、遠位に駆動される。換言すると、操作者は、器具(300)を従来の1組の裁ち鋏のように使用して、リング部(314、324)を繰り返し圧搾及び解除することによって組織を通る長い連続した線を切断することができる。器具(300)が使用され得る他の好適な方法は、本明細書の教示を考慮することで当業者には明らかであろう。
II.使い捨てのカートリッジ特徴部を有する例示的な電気外科鉗子
電気外科器具の一部のバージョンは、単回使用後に処分されることを目的とする他の構成部品と共に、再使用可能である1つ以上の構成部品を含むことができる。あくまで一例として、外科用器具の電子部品及び/又は金属部品は、コストに関する懸念、環境への懸念及び/又は他の懸念のために再利用することができる。上記に鑑みて、外科用器具の操作者が、相対的に容易に外科用器具の使い捨ての構成部品を外科用器具の再使用可能な構成部品から分離することを可能にすることが望ましいであろう。これであれば、操作者は、使い捨ての構成部品を容易に処分して、再使用可能な構成部品に殺菌させ、再利用のためにその他の方法で処理させることができよう。一部の事例では、使い捨ての構成部品は、外科用器具の再使用可能な構成部品上に選択的に装着されるカートリッジとして提供することができる。そのような組み合わせの様々な例示的な例が以下でより詳細に説明されるが、更に他の例が、本明細書の教示を鑑みれば当業者には明らかであろう。
A.摺動式オーバーチューブ結合を有するカートリッジを有する例示的な電気外科鉗子
図14は、組織を把持し、組織を封止して、組織を切断するために使用することができる例示的な電気外科鉗子器具(400)を示す。この実施例の器具(400)は、スリーブ(470)を通して互いと選択的に結合するように構成される第1のアーム(410)と、第2のアーム(420)とを含む。第1の顎部(412)が、第1のアーム(410)の遠位端にて位置決めされ、一方、親指リング部(414)が、第1のアーム(410)の近位端にて位置決めされる。第2の顎部(422)が、第2のアーム(420)の遠位端にて位置決めされ、一方、指リング部(424)が、第2のアーム(420)の近位端にて位置決めされる。顎部(412、422)は、上述の電極(113、123)と類似のものである電極(図示せず)を含む。第2のアーム(410)は、先述した制御ユニット(132)及び電源(134)と類似のものである、制御ユニット及び電源と更に結合することができるケーブル(430)と取り外し可能に結合することができる。旋回式引き金(460)も、第2のアーム(410)と結合される。引き金(460)は、顎部(412、422)の電極へのRF電力をオン/オフに選択的に切り替えるように操作できる。
第1のアーム(410)は、継手(472)によってスリーブ(470)と旋回可能に結合される。スリーブ(470)の近位端が、1対の側方ノッチ(474)を含む。スリーブ(470)は、顎部(422)を摺動しながら受け取るように構成される。顎部(422)は、スリーブ(470)に収まるように構成される支持部材(424)の遠位端にて位置決めされる。発射用横材(450)も、スリーブ(470)に嵌合する。発射用横材(450)は、先述した発射用横材(150)と同様に構成され、かつ、操作可能であり、発射用横材(450)は、顎部(412、422)間に捕捉された組織を切断するように操作できるようになっている。発射用横材(450)を顎部(412、422)を通して選択的に前進及び後退させることができる様々な適切な方法が、本明細書の教示に鑑みれば当業者に明らかであろう。支持部材(424)及び発射用横材(450)が顎部(412)が顎部(422)の近傍にあるように顎部(422)、スリーブ(470)に挿通されたとき、ラッチ(480)は、側方ノッチ(474)にパチンと嵌合する。本実施例では、ラッチ(480)は、側方ノッチ(474)にパチンと嵌合するように弾性的に付勢される。この係合によって、共にアーム(410、420)が実質的に固定される。第2のアーム(420)の両側の1対のボタン(482)は、ラッチ(480)をノッチ(474)から離脱させるために押し下げることができる。
したがって、第1のアーム(410)は、医療処置中の使用に備えて第2のアーム(420)と選択的に結合することができ、その後、第1のアーム(410)は、第2のアーム(420)から除去することができる。本実施例では、第1のアーム(410)は、再使用可能な構成部品として設置され、一方、第2のアーム(420)は、使い捨ての構成部品として設置される。私的な実施例に限るが、第1のアーム(410)は、鋼、何らの他の金属、及び/又は、第1のアーム(410)の性能に悪影響を与えることなく繰り返し処理及び再利用することができる何らかの他の種類の材料で完全に形成することができる。ケーブル(430)も、再使用可能な構成部品として設置することができる。器具(400)についての他の好適な構成部品、特徴部、変更形態、及び、操作性が、本明細書の教示に鑑みれば当業者に明らかであろう。
B.スナップアームを有するカートリッジを有する例示的な電気外科鉗子
図15〜18は、組織を把持し、組織を封止して、組織を切断するために使用することができる別の例示的な電気外科鉗子器具(500)を示す。この実施例の器具(500)は、互いと選択的に結合するように構成される第1のアーム(510)と、第2のアーム(520)とを含む。第1の顎部(580)が、第1のアーム(510)の遠位端にて位置決めされ、一方、親指リング部(514)が、第1のアーム(510)の近位端にて位置決めされる。顎部アセンブリ(580)は、ピン(584)によって旋回可能に結合される第1の顎部(512)及び第2の顎部(582)を含む。顎部(512、582)は、上述の電極(113、123)と類似のものである電極(図示せず)を含む。結合アーム(586)が、第2の顎部(582)から近位に延在する。結合アーム(586)は、遠位に突出する弾性ラッチ(588)を含む。結合アーム(586)は、第2のアーム(520)の開放遠位端(522)に収まるように構成される。第2のアーム(520)の近位端が、指リング部(524)を含む。器具(500)は、ケーブル(130)と類似のものである、制御ユニット及び電源と結合されたケーブルと、先述した制御ユニット(132)と、電源(134)とを含むこともできる。
図17〜18で最も良くわかるように、第2のアーム(520)は、弾性ラッチ(588)を受け取るように構成される側方開口部(526)を含む。結合アーム(586)が第2のアーム(520)の開放遠位端に挿入されるとき、ラッチ(588)が開口部(526)に到達するまで、弾性ラッチ(588)は、内方に偏向する。ラッチ(588)が開口部(526)に到達すると、ラッチ(588)は、ラッチ(588)の一部が(526)を開くことを通って突出するように外方に弾性的に移動する。これによって、第1及び第2のアーム(510、520)は、医療処置において器具(500)を使用するために十分な強度で、ともに結合する。器具(500)が使用されると、第1及び第2のアーム(510、520)は、ユーザがラッチ(588)の露出した部分を内方に押し付け、その後、アーム(510、520)を引き離すことによって切り離すことができる。本実施例では、第1のアーム(510)は、使い捨ての構成部品として設置され、一方、第2のアーム(520)は、再利用可能な構成部品として設置される。もちろん、任意の他の好適な関係が使用され得る。器具(500)は、本明細書で説明する発射用横材のいずれかと類似のものである発射用横材と、本明細書で説明する引き金のいずれかと類似のものである引き金、及び/又は、多数の他の構成部品及び特徴部とを含むことができることも理解されたい。器具(500)についての他の好適な構成部品、特徴部、変更形態、及び、操作性が、本明細書の教示に鑑みれば当業者に明らかであろう。
C.垂直に偏向する弾性発射用横材ロックを有するカートリッジを有する例示的な電気外科鉗子
図19〜26は、組織を把持し、組織を封止して、組織を切断するために使用することができる別の例示的な電気外科鉗子器具(600)を示す。この実施例の器具は、使い捨てのカートリッジ部(602)と、再使用可能なグリップ部(604)とを含む。カートリッジ部(602)及びグリップ部(604)は、弾性的に付勢されるラッチ(630)によって共に解放可能に連結される。カートリッジ部(602)は、互いに選択的に結合するように構成される第1のアーム(610)及び第2のアーム(620)を含む。第1の顎部(612)が、第1のアーム(610)の遠位端にて位置決めされ、一方、親指リング部(614)が、第1のアーム(610)の近位端にて位置決めされる。第2の顎部(622)が、第2のアーム(620)の遠位端にて位置決めされる。顎部(612、622)は、ピン(606)にて旋回可能に結合される。顎部(612、622)は、上述の電極(113、123)と類似のものである電極(図示せず)を含む。以下で更に詳細に説明するように、これらの電極は、カートリッジ部(602)とグリップ部(604)との間電気結合を介して電力を受ける。グリップ部(604)は、ケーブル(130)と類似のものである、制御ユニット及び電源と結合されたケーブルと、先述した制御ユニット(132)と、電源(134)とを含むことができる。
図19〜21で最も良くわかるように、カートリッジ部(602)は、ピン(図示せず)によって第1のアーム(610)と旋回可能に結合される第1の連接部(640)を含む。第2の連接部(644)が、ピン(図示せず)によって、第1の連接部(640)と旋回可能に結合される。第2の連接部(644)は、また、ピン(648)によって、発射用横材(650)と旋回可能に結合される。発射用横材(650)の上部突出部(651)は、ピン(648)を受け取るように構成される開口部(653)を画定する。発射用横材(650)は、顎部(612、622)内に延在し、かつ、以下で更に詳細に説明するように、顎部(612、622)間に捕捉された組織を切断するように操作できる遠位切断縁部(652)を含む。図24で最もわかるように、発射用横材(650)は、先述したフランジ(154、156)と作動が実質的に類似である1対の下部横方向のピン(654)及び上部横方向のピン(656)も含む。発射用横材(650)は、発射用横材(650)の近位領域内の係止爪(658)も含む。係止爪(658)は、発射用横材(650)の選択的なロックを提供するように構成される。特に、係止爪(658)は、発射用横材ロック部材(670)と係合するように構成される。
図24で最も良くわかるように、発射用横材ロック部材(670)は係止爪(658)を受け取るように構成される近位ノッチ(672)を含む。発射用横材ロック部材(670)は、外方に延在するタブ(674)も含む。発射用横材ロック部材(670)は、発射用横材(650)の近位端上にかつこの近傍に位置決めされ、かつ、弾性的にまっすぐな構成を呈するように付勢され、発射用横材ロック部材(670)は、発射用横材(650)の遠位移動を防止するために係止爪(658)と係合することになる。図20〜26及び図23に示すように、第2のアーム(620)は、タブ(674)を露出させるように構成される開口部(634)を画定する。これによって、タブ(674)に、以下で更に詳細に説明するように器具(600)の他の構成部品が係合することができる。
本実施例では、第2のアーム(620)は、先述した溝(326、327、328、329)と類似のものである溝(図示せず)を含む。例えば、溝(326、327)と類似のものである第2のアーム(620)の溝は、ピン(346)と類似のものである、連接部(640、644)を連結するピンを受け取ることができる。同様に、溝(328、329)と類似のものである第2のアーム(620)の溝は、連接部(644)のピン(648)及び側方突出部(645)を受け取ることができる。発射用横材(650)がロック解除されて、リング部(614)がアーム(620)の方に圧搾されたとき、ピン及び突出部(645)は、連接部(640、644)が実質的に直線の構成に近づくにつれて、連接部(640、644)を案内するために溝に沿って摺動し、その結果、発射用横材(650)が、遠位に顎部(612、622)を通って前進する。
器具(600)のグリップ部(604)は、遠位前進に備えて顎部(612、622)及びロック解除発射用横材(650)内の電極にてRFエネルギーを起動させるように操作できる指リング部(624)及び引き金アセンブリ(660)を含む。引き金アセンブリ(660)は、1対の引き金体半割部(662)を含み、それぞれの半割部(662)は、それぞれの開口部(664)を画定する。図22で最も良くわかるように、グリップ部(604)の一体式の外方に延在する支柱(690)が、開口部(664)内に配置され、引き金アセンブリ(660)とグリップ部(604)との間の旋回可能な結合が提供される。図26で最も良くわかるように、プランジャ(663)及びばね(665)が、伸長後の位置に引き金アセンブリ(660)を弾性的に付勢する。
図23及び図25A〜25Bで最も良くわかるように、それぞれの引き金本体半割部(662)は、また、内方に延在する突出部(666)も含む。突出部(666)は、グリップ部(604)のスロット(626)で摺動可能に受け取られる。スロット(626)は、カートリッジ部(602)がグリップ部(604)内に完全に着座しているときに開口部(634)と概ね整合するように位置決めされる。突出部(666)は、発射用横材ロック部材(670)のタブ(674)に選択的に係合するためにスロット(626)内で移動するように構成される。図25Aに示すように、突出部(666)は、引き金アセンブリ(660)が伸長後の位置にてあるときにタブ(674)には接触しない。したがって、発射用横材ロック部材(670)は、実質的に直線の構成にあり、発射用横材ロック部材(670)は、発射用横材(650)の遠位移動を防止するようになっている。引き金アセンブリ(660)が図25Bに示すように作動したとき、突出部(666)は、スロット(626)を通って摺動してタブ(674)と係合する。これによって、発射用横材ロック部材(670)は、上方へ発射用横材ロック部材(670)を屈曲させることによって変形し、その結果、タブ(674)は、係止爪(658)が発射用横材ロック部材(670)を解除することができる地点に上方へ駆動される。
図21〜22は、カートリッジ部(602)及びグリップ部(604)が共に機械的に結合されたときにカートリッジ部(602)とグリップ部(604)との間の電気結合を提供する特徴部を示す。特に、図21は、顎部(612、622)内の電極と電気通信している1組の接点(632)を示す。図22は、グリップ部(604)内の回路基板(609)と電気通信している1組の接点(608)を示す。接点(632)が、カートリッジ部(602)及びグリップ部(604)が共に機械的に結合されるときに接点(608)と係合するように構成される。したがって、接点(608、632)は、カートリッジ部(602)とグリップ部(604)と間の電気通信の経路を提供する。勿論、任意の他の好適な特徴部を使用して、カートリッジ部(602)とグリップ部(604)との間の電気通信を提供してもよい。
本実施例の器具(600)は、器具(600)の操作の少なくとも一部を駆動するように構成される1組の無接点電気特徴部も含む。特に、図26で最も良くわかるように、1対のリードスイッチ(623、643)が、回路基板(609)に取り付けられ、一方、別のリードスイッチ(695)が、導管(697)(例えば、ワイヤ、フレックス回路など)によって回路基板(609)と結合される。
リードスイッチ(623)は、カートリッジ部(602)の近位端にて取り付けられる磁石(603)によって起動するように構成される。特に、リードスイッチ(623)は、カートリッジ部(602)がグリップ部(604)内に完全に着座しているかどうか検出するために使用することができる。さ回路内の制御論理は、電気信号がカートリッジ部(602)がない場合に接点(608)に送られるのを防止するように構成することができる。
リードスイッチ(643)は、連接部(640、644)の継手近傍に位置する磁石(641)によって起動するように構成される。リードスイッチ(643)は、発射用横材(650)が連接部(640、644)により遠位位置に駆動されるとすぐに磁石(641)がリードスイッチ(643)を起動させるように位置決めすることができる。回路内の制御論理は、発射用横材(650)が遠位位置に到達した後に(又は、発射用横材(650)が遠位位置に到達した後に所定の時間周期が経過した後に、など)顎部(612、622)内の電極へのRF電力を遮断するように構成することができる。
リードスイッチ(695)は、引き金アセンブリ(660)内の磁石(693)によって起動するように構成される。特に、リードスイッチ(695)は、引き金アセンブリ(660)が完全に作動するとすぐに磁石(693)がリードスイッチ(695)を起動させるように位置決めすることができる。回路内の制御論理は、引き金アセンブリ(660)が完全に作動するとRFエネルギーで顎部(612、622)内の電極を起動させるように構成することができる。引き金アセンブリ(660)及び発射用横材ロック部材(670)の構成は、顎部(612、622)内の電極がRFエネルギーで起動したあとまで発射用横材(650)が遠位に前進するのを防止することになることを理解されたい。
例示的な使用では、カートリッジ部(602)及びグリップ部(604)は、別個の構成部品として初めに設置される。その後、カートリッジ部(602)の第2のアーム(620)が、ラッチ(630)が共に部分(602、604)を固定するために所定の位置にパチンと嵌合するまでグリップ部(604)に挿入される。この段階にて、接点(608、632)は、部分(602、604)間の電気的な連続性ための経路を提供するために互いと係合し、磁石(603)は、部分(602、604)の結合を示すためにリードスイッチ(623)と協働する。その後、顎部(612、622)が、組織が顎部(612、622)間にある状態で患者の手術部位にて位置決めされる。その後、操作者は、顎部(612、622)間の組織に加圧するためにリング部(614、624)を互いの方に圧搾する。連接部(644、640)が係止爪(658)が発射用横材ロック部材(670)に当接する地点に到達すると、アーム(610)は、アーム(620)の方にもうそれ以上旋回することができない。その後、操作者は、引き金アセンブリ(660)を支柱(690)周りに後旋回する。磁石(693)は、最終的にリードスイッチ(695)をトリップし、これによって、その後、RFエネルギーが、顎部(612、622)内の電極に送給される。更に、突出部(666)が、タブ(674)内に押し込まれ、発射用横材ロック部材(670)が偏向して、係止爪(658)から離脱する。その後、操作者が、リング部(614、640)を更に圧搾すると、連接部(640、644)が、概ねまっすぐな位置に旋回し、その結果、発射用横材(650)が、遠位に駆動される。第1のアーム(610)は、この段階中にある程度まで屈曲することができることを理解されたい。遠位に前進する発射用横材(650)は、顎部(612、622)間の組織を切断する。発射用横材(650)が遠位位置に到達すると、磁石(641)は、リードスイッチ(643)をトリップし、RFエネルギーが、顎部(612、622)内の電極にて事実上遮断される。その後、操作者は、リング部(614、640)の握持を弛緩させると、組織が、顎部(612、622)から解放され、発射用横材(650)が近位に後退する。
上記のプロセスは、所望の回数だけ繰り返すことができる。例えば、顎部(612、622)及び発射用横材(650)は、任意の好適な長さが得られるように連続した線に沿って繰り返し作動させることができる。あるいは、顎部(612、622)及び発射用横材(650)は、異なる組織部位にて繰り返し作動させることができる。顎部(612、622)は、組織を把持するだけのために、又は、発射用横材(650)で必らずしもに組織を切断することなく、組織を把持して封止するだけのために使用することができることも理解されたい。操作者が器具(600)を使用して済んだ後、操作者は、ラッチ(630)を押し下げて、カートリッジ部(602)をグリップ部(604)から分離することができる。その後、操作者は、カートリッジ部(602)を処分して、滅菌/回収プロセスを介してグリップ部(604)を送ってもよい。したがって、グリップ部(604)は、別のカートリッジ部(602)と共に、後で別の外科的処置において使用することができる。器具(600)についての他の好適な構成部品、特徴部、変更形態、及び、操作性が、本明細書の教示に鑑みれば当業者に明らかであろう。
D.側方偏向する弾性発射用横材ロックを有するカートリッジを有する例示的な電気外科鉗子
図27〜34は、組織を把持し、組織を封止して、組織を切断するために使用することができる別の例示的な電気外科鉗子器具(700)を示す。この実施例の器具は、使い捨てのカートリッジ部(702)と、再使用可能なグリップ部(704)とを含む。カートリッジ部(702)及びグリップ部(704)は、カートリッジ部(702)の本体(708)の一体式の特徴部である弾性的に付勢されるラッチ(706)によって共に解放可能に結合される。図28で最も良くわかるように、カートリッジ部(702)は、第1の顎部(712)と、第2の顎部(714)とを含む。第1の顎部(712)は、体(708)の単体特徴部であり、一方、第2の顎部(714)は、体(708)と旋回可能に結合される。顎部(712、722)は、上述の電極(113、123)と類似のものである電極(図示せず)を含む。これらの電極は、カートリッジ部(702)とグリップ部(704)との間の電気結合を介して電力を受ける。特に、カートリッジ部(702)は、カートリッジ部(702)がグリップ部(704)内に完全に着座しているときにグリップ部(704)の補完的接点(図示せず)と係合する露出した接点(701)(図29参照)を含む。グリップ部(704)は、ケーブル(130)と類似のものである、制御ユニット及び電源と結合されたケーブルと、先述した制御ユニット(132)と、電源(134)とを含むことができる。
発射用横材(750)は、本体(708)内に旋回可能に配置される。発射用横材(750)は、顎部(712、722)内に延在し、かつ、以下で更に詳細に説明するように、顎部(712、722)間に捕捉された組織を切断するように操作できる遠位切断縁部(752)を含む。図29で最も良くわかるように、発射用横材(750)は、先述したフランジ(154、156)と作動が実質的に類似である1対の上部横方向のピン(754)及び1対の下部横方向のピン(756)も含む。発射用横材(750)は、発射用横材(750)の近位端での係止爪(758)も含む。係止爪(758)は、発射用横材(750)の選択的なロックを提供するように構成される。特に、係止爪(758)は、図30で最も良くわかるように、本体(708)の側方突出部(709)と係合するように構成される。発射用横材(750)は、図29〜30に示すまっすぐな構成を呈するように弾性的に付勢されるが、発射用横材(750)は、突出部(709)を離脱して、その後、本体(708)内に形成された経路(707)を通って遠位に移動するために係止爪(758)を側方に偏向させることを可能にするのに十分に屈曲可能である。側方に係止爪(758)を偏向させるために使用することができる構造体の実施例を以下で更に詳細に説明する。発射用横材(750)は、以下でも更に詳細に説明するように、遠位に発射用横材を駆動する(750)ために使用される上部ノッチ(759)も含む。
グリップ部(702)は、ピン(703)によって旋回可能に結合される第1のアーム(720)及び第2のアーム(730)を含む。第1の顎部支持体(732)は、第2のアーム(730)の遠位端にて位置決めされ、かつ、第1の顎部(712)を受け取って支持するように構成される。第2の顎部支持体(722)は、第1のアーム(720)の遠位端にて位置決めされ、かつ、第2の顎部(714)を受け取って支持するように構成される。したがって、第2の顎部支持体(722)及び第2の顎部(714)は、第1の顎部支持体(732)及び第1の顎部(712)の組み合わせに対して共に旋回する。第1のアーム(720)の近位端での親指リング部(724)は、第2の顎部支持体(722)及び第2の顎部(714)を第1の顎部支持体(732)及び第1の顎部(712)の組み合わせの方に旋回するために第2のアーム(730)の方に圧搾することができる。第2のアーム(730)の指リング部(734)は、親指リング部(724)のそのような圧搾中の支持のために保持することができる。
図27〜28、31、及び34で最も良くわかるように、グリップ部(704)は、ピン(742)によって第1のアーム(720)と旋回可能に結合される第1の連接部(740)を含む。第2の連接部(744)が、ピン(746)によって第1の連接部(740)と旋回可能に結合される。第2の連接部(744)は、発射用横材(750)に選択的に係合するように構成されるピン(748)を含む。特に、発射用横材(750)の上部ノッチ(759)は、ピン(748)を受け取るように構成される。第1のアーム(720)が第2のアーム(730)から十分に離れて旋回されるとき、ピン(748)は、ノッチ(759)から離れて、カートリッジ部(704)がグリップ部(704)と結合されて除去されるのに十分な隙間を提供する。(図33を参照)第2の連接部(744)は、突出部(345)と類似のものである側方突出部(745)も含む。第2のアーム(720)は、先述した溝(326、327、328、329)と類似のものである溝を含む。例えば、溝(326、327)と類似のものである第2のアーム(720)内の溝は、ピン(746)を摺動しながら受け取る。同様に、溝(328、329)と類似のものである第2のアーム(720)の溝は、連接部(744)のピン(748)及び側方突出部(745)を受け取ることができる。発射用横材(750)がロック解除されて、リング部(724)がアーム(720)の方に圧搾されたとき、ピン(746、748)及び突出部(745)は、連接部(740、744)が実質的に直線の構成に近づくにつれて、連接部(740、744)を案内するために溝に沿って摺動し、その結果、発射用横材(750)が、遠位に顎部(712、714)を通って前進する。
グリップ部(704)は、遠位前進に備えて顎部(712、714)及びロック解除発射用横材(750)内の電極にてRFエネルギーを起動させるように操作できる引き金アセンブリ(760)も含む。引き金アセンブリ(760)は、1対の引き金本体半割部(762、763)を含む。図32で最も良くわかるように、引き金本体半割部(763)は、側方突出部(764)を含む。側方突出部(764)は、第2のアーム(730)内に形成されたスロット(736)に摺動しながら収まるように構成される。スロット(736)は、スロットの上部が図33に示すように係止爪(758)の下部に対応するように位置決めされる。側方突出部(764)は、引き金アセンブリ(760)が第2のアーム(730)に対して旋回されたときに係止爪(758)と係合するように構成される。側方突出部(764)は、係止爪(758)に対するカム作用を提供するように構成された面取り部(765)を含む。特に、引き金アセンブリ(760)が第2のアーム(730)に対して旋回されるとき、面取り部(765)は、カム作用で係止爪(758)を駆動し、係止爪が側方に突出部(709)から離脱する。引き金アセンブリ(760)が旋回後の位置に保持されるとき、突出部(764)は、係止爪(758)を偏向後の位置に保持すると、係止爪(758)は、溝(707)を通って遠位に移動することができ、その結果、発射用横材(750)は、顎部(712、714)を通って移動することができる。図34で最も良くわかるように、捩りばね(768)は、引き金アセンブリ(760)を弾性的に伸長後の位置に付勢する。
本実施例の器具(700)は、器具(700)の操作の少なくとも一部を駆動するように構成される1組の無接点電気特徴部も含む。特に、図34で最も良くわかるように、1対のリードスイッチ(772、774)が、回路基板(770)に取り付けられ、一方、別のリードスイッチ(776)が、導管(777)(例えば、ワイヤ、フレックス回路など)によって回路基板(770)と結合される。
リードスイッチ(772)は、カートリッジ部(702)の近位端にて取り付けられる磁石(782)によって起動するように構成される。特に、リードスイッチ(772)は、カートリッジ部(702)がグリップ部(704)内に完全に着座しているかどうか検出するために使用することができる。回路内の制御論理は、電気信号がカートリッジ部(702)がない場合に接点(701)と係合する接点(図示せず)に送られるのを防止するように構成することができる。
リードスイッチ(774)は、連接部(740、744)の継手近傍に位置する磁石(783)によって起動するように構成される。リードスイッチ(774)は、発射用横材(750)が連接部(740、744)によって遠位位置に駆動されるとすぐに磁石(784)がリードスイッチ(743)を起動させるように位置決めすることができる。回路内の制御論理は、発射用横材(750)が遠位位置に到達した後に(又は、発射用横材(750)が遠位位置に到達した後に所定の時間周期が経過した後に、など)顎部(712、714)内の電極へのRF電力を遮断するように構成することができる。
リードスイッチ(776)は、引き金本体半割部(763)内に形成された窪み(766)内に位置決めされる磁石(767)により起動するように構成される。特に、リードスイッチ(776)は、引き金アセンブリ(760)が完全に作動するとすぐに磁石(767)がリードスイッチ(776)を起動させるように位置決めすることができる。回路内の制御論理は、引き金アセンブリ(760)が完全に作動するとRFエネルギーで顎部(712、714)内の電極を起動させるように構成することができる。引き金アセンブリ(760)、係止爪(758)、及び突出部(709)の構成は、顎部(712、714)内の電極がRFエネルギーで起動した後まで発射用横材(750)が遠位に前進するのを防止することになることを理解されたい。
例示的な使用では、カートリッジ部(702)及びグリップ部(704)は、別個の構成部品として初めに設置される。その後、カートリッジ部(702)の本体(708)が、ラッチ(706)が共に部分(702、804)を固定するために所定の位置にパチンと嵌合するまでグリップ部(704)に挿入される。この段階において、接点(701)は、部分(702、704)間の電気的な連続性ための経路を提供するためにグリップ部(704)と係合し、磁石(782)は、部分(702、704)の結合を示すためにリードスイッチ(772)と協働する。その後、顎部(712、714)が、組織が顎部(712、714)間にある状態で患者の手術部位にて位置決めされる。その後、操作者は、顎部(712、714)間の組織に加圧するためにリング部(724、734)を互いの方に圧搾する。連接部(744、740)がピン(748)が発射用横材(750)のノッチ(759)に入って、係止爪(758)が突出部(709)に当接する地点に到達すると、アーム(720)は、アーム(730)の方にもうそれ以上旋回することができない。その後、操作者は、引き金アセンブリ(760)を第2のアーム(730)に対して旋回する。磁石(767)は、最終的にリードスイッチ(776)をトリップし、これによって、その後、RFエネルギーが、顎部(712、714)内の電極に送給される。更に、面取り部(765)は、係止爪(758)を排動し、係止爪(758)が偏向して、突出部(709)から離脱する。その後、操作者は、リング部(724、734)を更に圧搾すると、連接部(740、744)が、概ねまっすぐな位置に旋回し、その結果、発射用横材(750)が、遠位に駆動される。第1のアーム(720)は、この段階中にある程度まで屈曲することができることを理解されたい。遠位に前進する発射用横材(750)は、顎部(712、714)間の組織を切断する。発射用横材(750)が遠位位置に到達すると、磁石(784)は、リードスイッチ(774)をトリップし、RFエネルギーが、顎部(712、741)内の電極にて事実上遮断される。その後、操作者は、リング部(724、734)の握持を弛緩させると、組織が、顎部(712、714)から解放され、発射用横材(750)が近位に後退する。
上記のプロセスは、所望の回数だけ繰り返すことができる。例えば、顎部(712、714)及び発射用横材(750)は、任意の好適な長さが得られるように連続した線に沿って繰り返し作動させることができる。あるいは、顎部(712、714)及び発射用横材(750)は、異なる組織部位にて繰り返し作動させることができる。顎部(712、714)は、組織を把持するだけのために、又は、発射用横材(750)で必らずしもに組織を切断することなく、組織を把持して封止するだけのために使用することができることも理解されたい。操作者が器具(700)を使用して済んだ後、操作者は、ラッチ(706)を押し下げて、カートリッジ部(702)をグリップ部(704)から分離することができる。その後、操作者は、カートリッジ部(702)を処分して、滅菌/回収プロセスを介してグリップ部(704)を送ってもよい。したがって、グリップ部(704)は、別のカートリッジ部(702)と共に、後で別の外科的処置において使用することができる。器具(700)についての他の好適な構成部品、特徴部、変更形態、及び、操作性が、本明細書の教示に鑑みれば当業者に明らかであろう。
III.発射用横材摺動部を有する例示的な電気外科鉗子
図35〜37は、組織を把持し、組織を封止して、組織を切断するために使用することができる更に別の例示的な電気外科鉗子器具(800)を示す。この実施例の器具(800)は、ピン(802)によって旋回可能に結合される第1のアーム(810)及び第2のアーム(820)を含む。第1の顎部(812)が、第1のアーム(810)の遠位端にて位置決めされ、一方、親指リング部(814)が、第1のアーム(810)の近位端にて位置決めされる。第2のアームアセンブリ(820)は、カートリッジ本体(822)と、グリップハウジング(830)とを含む。第2の顎部(824)が、カートリッジ本体(822)の遠位端にて位置決めされる。カートリッジ本体(822)は、カートリッジ本体(822)とグリップハウジング(830)で解放可能に結合するように構成される弾性ラッチ(826)も含む。グリップハウジング(830)は、指リング部(832)を含む。第1のアーム(810)及びグリップハウジング(830)は、第1のアーム(810)がグリップハウジング(830)の方に旋回するときに互いと係合するように構成される補完的ラチェット特徴部(816、834)を含み、その結果、第1のアーム(810)の旋回位置が、グリップハウジング(830)に対して選択的にロックされる。ラチェット特徴部(816、834)は、従来の鉗子器具上のラチェット特徴部と同様に構成することができる。もちろん、ラチェット特徴部(816)は、単に任意選択的であるので、所望であれば省略してもよい。顎部(812、822)は、上述の電極(113、123)と類似のものである電極(図示せず)を含む。器具(800)は、ケーブル(130)と類似のものである、制御ユニット及び電源と結合されたケーブルと、先述した制御ユニット(132)と、電源(134)とを含むこともできる。
グリップハウジング(830)は、1対のくの字形に折れ曲がったスロット(840)も含む。くの字形に折れ曲がったスロット(840)は、それぞれ、上部長手方向に延在する部分と、下部長手方向に延在する部分と、上部及び下部の長手方向に延在する部分を結合する傾斜部分とを含む。一対の横方向に向けられたピン(842)は、スロット(840)内に摺動可能に位置決めされ、それぞれのピン(842)は、それぞれのスロット(840)内に位置する。ピン(842)の端部は、グリップハウジング(830)の側方に位置決めされる摺動部アクチュエータ(844)に固定される。アクチュエータ(844)は、ピン(842)をスロット(840)の長さに沿って摺動するように操作できる。この最遠位ピン(842)は、発射用横材(850)内に形成されたノッチ(854)と係合するように構成される。この実施例の発射用横材(850)は、遠位切断縁部(852)を含み、かつ、顎部(812、824)間に捕捉された組織を切断するために顎部(812、824)を通って遠位に移動するように構成される。発射用横材(850)は、コイルばね(870)の一端と結合される下部突出部(856)も含む。コイルばね(870)の他端は、グリップハウジング(830)に固定される。コイルばね(870)は、顎部(812、824)の近位に後退した発射用横材(850)を近位位置の方に弾性的に付勢するように構成される。
図37A〜37Bからわかるように、スロット(840)のくの字形に折れ曲がった構成によって、最遠位ピン(842)が、発射用横材(850)のノッチ(854)と選択的に係合及び離脱することができる。この選択的な係合は、操作者がカートリッジ本体(822)を結合又は交換することを望むときに実行することができる。例えば、操作者がグリップハウジング(830)で初めにカートリッジ本体(822)を結合することを望むとき、操作者は、近位に完全に摺動部アクチュエータ(844)を後退させることができ、ピン(842)は、それぞれのスロット(840)の長手方向に延在する上部部分内に位置決めされるようになっている。これによって、発射用横材(850)の近位端がグリップハウジング(830)に対して完全に着座するのに十分な隙間を提供することができる。ラッチ(826)が十分にグリップハウジング(830)と結合すると、操作者は、スロット(840)の傾斜部分に沿って、及び、それぞれのスロットの長手方向に延在する下部部分の近位端部に下方にピン(842)を遷移するために遠位に摺動部アクチュエータ(844)を摺動することができる。これによって、最遠位ピン(842)は、図37Aに示すように、発射用横材(850)のノッチ(854)内に位置決めされる。
ピン(842)が図37Aに示す位置に到達すると、遮断突出部(884)は、最遠位ピン(842)が更に遠位に移動するのを防止する。突出部(884)は、ピン(882)によりグリップハウジング(830)と旋回可能に結合される旋回アーム(880)から下方に突出する。コイルばね(890)は、ピボットアーム(880)を図37Aに示す位置まで弾性的に付勢する。ピン(842)の更なる遠位の動きを防止することによって、遮断突出部(884)は、発射用横材(850)を顎部(812、824)を通って遠位に前進させるのを防止することを理解されたい。第1のアーム(810)がグリップハウジング(830)の方に旋回したとき、第1のアーム(810)の下方に突出する部材(818)は、最終的にピボットアーム(880)と係合して、図37Bに示す位置までアーム(880)をピン(882)周りに旋回する。これによって、突出部(884)は、最遠位ピン(842)の経路から外れ、したがって、摺動部アクチュエータ(844)が、発射用横材(850)を駆動して顎部(812、824)に通すために遠位に更に摺動することができる。顎部(812、824)は、突出部材(818)がアーム(880)を図37Bに示す位置に旋回する時までには閉じられる。ピボットアーム(880)及び突出部(884)は、顎部(812、824)が閉じられるまで、発射用横材(850)を顎部(812、824)を通って遠位に前進されるのを防止することを上記から理解されたい。
例示的な使用では、カートリッジ本体(822)及び他の器具(800)は、別個の構成部品として初めに設置される。その後、カートリッジ本体(822)は、ラッチ(826)が共に本体(822)及びハウジング(830)を固定するために所定の位置にパチンと嵌合するまでグリップハウジング(830)に挿入される。その後、顎部(812、824)が、組織が顎部(812、824)間にある状態で患者の手術部位にて位置決めされる。その後、操作者は、顎部(812、824)間の組織に加圧するためにリング部(814、832)を互いの方に圧搾する。下方に突出する部材(818)が、アーム(880)と係合して、アーム(880)を図37Aに示す位置から図37Bに示す位置までピン(882)周りに旋回する。任意の好適な形式の起動特徴部を起動させて、顎部(812、824)内の電極にてRFエネルギーを供給して、それによって顎部(812、824)間に捕捉された組織を封止してもよい。その後、操作者は、摺動部アクチュエータ(844)を遠位に前進させて、発射用横材(850)を遠位に前進させ、その結果、顎部(812、824)間に捕捉された組織が切断される。摺動部アクチュエータ(844)及び発射用横材(850)が最遠位位置に到達すると、操作者は、摺動部アクチュエータ(844)を解放することができ、ばね(870)は、発射用横材(850)及び摺動部アクチュエータ(844)を近位位置に戻すことができる。
上記のプロセスは、所望の回数だけ繰り返すことができる。例えば、顎部(812、824)及び発射用横材(850)は、任意の好適な長さが得られるように連続した線に沿って繰り返し作動させることができる。あるいは、顎部(812、824)及び発射用横材(850)は、異なる組織部位にて繰り返し作動させることができる。顎部(812、824)は、組織を把持するだけのために、又は、発射用横材(850)で必らずしもに組織を切断することなく、組織を把持して封止するだけのために使用することができることも理解されたい。操作者が器具(800)を使用して済んだ後、操作者は、ラッチ(826)を押し下げて、カートリッジ本体(822)をグリップ部(830)から分離することができる。その後、操作者は、カートリッジ本体(822)を処分して、滅菌/回収プロセスを介して器具(800)の残りを送ってもよい。したがって、器具(800)の残りは、別のカートリッジ本体(822)と共に、後で別の外科的処置において使用することができる。器具(800)についての他の好適な構成部品、特徴部、変更形態、及び、操作性が、本明細書の教示に鑑みれば当業者に明らかであろう。
図38〜39Fは、組織を把持し、組織を封止して、組織を切断するために使用することができる更に別の例示的な電気外科鉗子器具(900)を示す。この実施例の器具(900)は、ピン(902)によって旋回可能に結合される第1のアーム(910)及び第2のアーム(920)を含む。第1の顎部(912)が、第1のアーム(910)の遠位端にて位置決めされ、一方、親指リング部(914)が、第1のアーム(910)の近位端にて位置決めされる。第2の顎部(922)が、第2のアーム(920)の遠位端にて位置決めされ、一方、親指リング部(924)が、第1のアーム(910)の近位端にて位置決めされる。顎部(912、922)は、上述の電極(113、123)と類似のものである電極(図示せず)を含む。器具(900)は、ケーブル(130)と類似のものである、制御ユニット及び電源と結合されたケーブルと、先述した制御ユニット(132)と、電源(134)とを含むこともできる。
第2のアーム(920)は、1対のくの字形に折れ曲がったスロット(940)も含む。くの字形に折れ曲がったスロット(940)は、それぞれ、上部長手方向に延在する部分と、下部長手方向に延在する部分と、上部及び下部の長手方向に延在する部分を結合する傾斜部分とを含む。一対の横方向に向けられたピン(942)が、スロット(940)内に摺動可能に位置決めされ、それぞれのピン(942)は、それぞれのスロット(940)内に位置する。ピン(942)の端部は、第2のアーム(920)の側方に位置決めされる摺動部アクチュエータ(944)に固定される。アクチュエータ(944)は、ピン(942)をスロット(940)の長さに沿って摺動するように操作できる。この最遠位ピン(942)は、発射用横材(950)内に形成されたノッチ(954)と係合するように構成される。この実施例の発射用横材(950)は、遠位切断縁部(852)を含み、かつ、顎部(912、922)間に捕捉された組織を切断するために顎部(912、922)を通って遠位に移動するように構成される。コイルばね(970)の一端は、摺動部アクチュエータ(944)に固定され、一方、コイルばね(970)の他端は、第2のアーム(920)に固定される。コイルばね(970)は、摺動部アクチュエータ(944)を近位位置の方に弾性的に付勢するように構成される。
図39A〜39Fに示すように、顎部ロック横材(960)が、第2のアーム(920)内に旋回可能に配置される。顎部ロック横材(960)の遠位端が、第1のアーム(910)内に形成されたノッチ(911)と係合するように構成される。一対の突起(962)が、ロックビーム(960)から横方向に延在して、ロックビーム(960)を最遠位ピン(942)と結合する。図39Aに示すように、顎部ロック横材(960)の遠位端は、第1のアーム(910)が顎部(912、922)が開いている開位置まで旋回されたときにノッチ(911)より下方、かつ、該ノッチの近位にある。しかしながら、第1のアーム(910)が顎部(912、922)が閉じられる閉位置まで旋回されたとき、ノッチ(911)は、図39Bに示すように顎部ロック横材(960)の遠位端と整合される。その後、操作者は、アクチュエータ(944)を遠位に摺動することができ、顎部ロック横材(960)の遠位端が、図39Cに示すようにノッチ(911)に押し込まれる。顎部ロック横材(960)の遠位端がノッチ(911)内に配置された状態では、第1のアーム(910)は、第2のアーム(920)から離れて旋回することができない。したがって、顎部(912、922)は、事実上、閉位置にロックされる。任意の好適な形式の起動特徴部を起動させて、顎部(912、922)内の電極にてRFエネルギーを供給して、それによって顎部(912、922)間に捕捉された組織を封止してもよい。
操作者が遠位にアクチュエータ(944)を前進させ続けるとき、ピン(942)はスロット(840)の長手方向に延在する上部部分及び下部部分を結合する傾斜部分に沿って遷移し、最遠位ピン(942)は、図39Dに示すように突起(962)を離脱するようになっている顎部ロック横材(960)の遠位端は、それにもかかわらずノッチ(911)内に配置されたままである。操作者は、図39Eに示すように遠位にアクチュエータ(944)を前進させ続けることができ、発射用横材(950)が、顎部(912、922)間に捕捉された組織を切断するために遠位に駆動される。その後、操作者は、アクチュエータ(944)を解放することができ、ばね(970)が、アクチュエータ(944)及び発射用横材(950)を図39Fに示す位置に近位に引き戻すことができる。この移動中、最遠位ピン(942)は、突起(962)と再係合して、顎部ロック横材(960)を近位に引張ると、顎部ロック横材(960)の遠位端が、第1のアーム(910)のノッチ(911)を離脱するようになっており、その結果、アーム(910)及び顎部(912)をもう一度旋回することができる。
上記のプロセスは、所望の回数だけ繰り返すことができる。例えば、顎部(912、922)及び発射用横材(950)は、任意の好適な長さが得られるように連続した線に沿って繰り返し作動させることができる。あるいは、顎部(912、922)及び発射用横材(950)は、異なる組織部位にて繰り返し作動させることができる。顎部(912、922)は、組織を把持するだけのために、又は、発射用横材(950)で必らずしもに組織を切断することなく、組織を把持して封止するだけのために使用することができることも理解されたい。器具(900)についての他の好適な構成部品、特徴部、変更形態、及び、操作性が、本明細書の教示に鑑みれば当業者に明らかであろう。
IV.その他
明細書に記載される器具のいずれのバージョンも、上述されるものに加えて、又はそれらの代わりに、様々な他の特徴を含んでもよいことを理解されたい。あくまで一例として、本明細書で説明する器具のどれでも、参照により本明細書に組み入れられる様々な参考文献のいずれかで開示されている様々な特徴部の1つ以上を含むこともできる。本明細書の教示は、本明細書の引用文献のいずれかの教示と多数の方法で容易に組み合わせ得るため、本明細書の教示は、本明細書の他の引用文献のいずれかに記載される器具のいずれにも容易に適用され得ることが理解されよう。本明細書の教示が組み込まれ得る他の種類の器具が、当業者には明らかであろう。
理解されたいこととして、参照によって本明細書に組み込まれると述べられた任意の特許、公報、又は他の開示資料は、部分的にあるいは全体的に、その組み込まれた資料が既存の定義、記載内容、又は本開示に示した他の開示資料と矛盾しない範囲で本明細書に組み込まれる。したがって、必要な範囲で、本願に明示的に示した開示内容は、参照によって本願に組み込まれる、矛盾するいかなる文献にも優先する。参照によって本願に組み込まれると述べられた要素又はその一部分であっても、既存の定義、記載内容、又は本願に示された他の開示要素と矛盾するものは、その組み込まれる要素と既存の開示要素との間に矛盾が生じない範囲でのみ組み込まれる。
前述の装置の変形例は、ロボット支援された医療及び処置での用途だけでなく、医療専門家によって行われる従来の医療及び処置での用途を有することができる。単なる例としてのみ、本明細書の様々な教示は、ロボットによる外科用システム、例えばIntuitive Surgical,Inc.(Sunnyvale,California)によるDAVINCI(商標)システムに容易に組み込まれ得る。同様に、当業者には明らかとなることであるが、本明細書の様々な教示は、参照によってその開示内容が本明細書に組み込まれる、2004年8月31日公開の米国特許第6,783,524号、名称「超音波焼灼及び切断器具を備えたロボット手術用具(Robotic Surgical Tool with Ultrasound Cauterizing and Cutting Instrument)」の様々な教示と容易に組み合わされ得る。
上述したものの変形形態は、1回の使用後に処分されるように設計されてもよく、あるいは、それらは、複数回使用されるように設計されることもできる。諸形態は、いずれの場合も、少なくとも1回の使用後に再利用のために再調整することができる。再調整されることは、装置を分解する工程、それに続いて特定の部品を洗浄及び交換する工程、並びにその後に再組み立てする工程の任意の組み合わせを含み得る。特に、装置の幾つかの変形物は分解されてもよく、また、装置の任意の個数の特定の部片又は部品が、任意の組み合わせで選択的に交換されるか、あるいは取り外されてもよい。特定の部品の洗浄及び/又は交換の際、装置の幾つかの変形物は、再調整用の施設で、又は外科的処置の直前にユーザによって、その後の使用のために再組み立てされてよい。装置の再調整では、分解、洗浄/交換、及び再組み立てのための様々な技術が利用され得ることが、当業者には理解されよう。そのような技術の使用、及びその結果として得られる再調整された装置は、全て、本出願の範囲内にある。
単に例として、本明細書で説明した形態は、手術の前及び/又は後に、滅菌してもよい。1つの滅菌技術では、装置は、プラスチック又はTYVEKバッグなど、閉められかつ密閉された容器に入れられる。次いで、容器及び装置は、γ放射線、X線、又は高エネルギー電子など、容器を透過し得る放射線場に置かれてもよい。放射線は、装置上及び容器内の細菌を死滅させることができる。次に、滅菌された装置は、後の使用のために、滅菌した容器内に保管してもよい。装置はまた、限定されるものではないが、ベータ若しくはガンマ放射線、エチレンオキシド、又は水蒸気を含めて、当該技術分野で既知の任意の他の技術を使用して滅菌されてもよい。
本発明の様々な実施形態について図示し説明したが、本明細書で説明した方法及びシステムの更なる改変が、当業者による適切な変更により、本発明の範囲を逸脱することなく達成され得る。そのような考えられる修正のいくつかが述べられており、また、その他の修正が当業者には明らかであろう。例えば、上で議論した例、実施形態、幾何学的形状、材料、寸法、比率、工程などは、例示的なものであり、必須ではない。したがって、本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲から考慮されるべきであり、本明細書及び図面に示し説明した構造及び操作の細部に限定されると解釈されるものではない。
〔実施の態様〕
(1) 組織に施術する装置であって、
(a)第1の顎部を含む第1のアームであって、前記第1の顎部が、RFエネルギーを組織に送給するように操作可能な電極を含む、第1のアームと、
(b)第2の顎部を含む第2のアームであって、前記第2の顎部が、RFエネルギーを組織に送給するように操作可能な電極を含み、前記第1のアームが、前記第2のアームに対して旋回可能である、第2のアームと、
(c)前記第1の顎部と第2の顎部との間に捕捉される組織を切断するために前記第1の顎部及び第2の顎部を通って遠位に移動するように操作可能な発射用横材(firing beam)と、
(d)前記第1のアームと旋回可能に結合される第1の連接部であって、前記第1の連接部が、更に前記発射用横材と旋回可能に結合され、前記第1の連接部が、前記第2のアームの方に向かう前記第1のアームの旋回に応じて、前記発射用横材を遠位に進めるように操作可能な、第1の連接部と、
(e)前記発射用横材の移動を選択的に防止するように操作可能な、ロックアウト特徴部と、
(f)前記第1のアームを前記第2のアームの方に旋回するように操作可能な、前記第1のアーム及び第2のアームに付随する鋏グリップ部と、
を備える、装置。
(2) 前記ロックアウト特徴部が、前記第1の連接部の旋回を選択的に制限するように構成される、実施態様1に記載の装置。
(3) 前記第1のアームが、前記発射用横材を遠位に進めることなく、前記第2の顎部に対して前記第1の顎部を開位置から閉位置まで移動させるために第1の移動範囲にわたって前記第2のアームに対して旋回可能である、実施態様1に記載の装置。
(4) 前記第1のアームが、前記第1の顎部が前記第2の顎部に対して閉位置のままである間に前記発射用横材を遠位に進めるために第2の移動範囲にわたって前記第2のアームに対して旋回可能である、実施態様3に記載の装置。
(5) 前記第1のアームが、前記第2の移動範囲の間に変形するように構成される、実施態様4に記載の装置。
(6) 前記第1のアームと旋回可能に結合された第2の連接部を更に備え、前記第2の連接部が前記第1の連接部と前記発射用横材との間の旋回結合を提供するように、前記第2の連接部が、更に前記発射用横材と旋回可能に結合される、実施態様1に記載の装置。
(7) 前記第1の連接部が、ピボット継手によって前記第1のアームと結合され、前記ピボット継手が、側方に突出する特徴部を含み、前記第2のアームが、前記側方に突出する特徴部を受け取るように構成される溝を含む、実施態様1に記載の装置。
(8) RFエネルギーを前記第1の顎部及び第2の顎部の前記電極にて起動させるように操作可能な引き金を更に備える、実施態様1に記載の装置。
(9) 前記引き金が、更に、前記発射用横材の移動を可能にするために前記ロックアウト特徴部と係合するように操作可能である、実施態様8に記載の装置。
(10) 前記引き金が、前記第1の顎部及び第2の顎部の前記電極におけるRFエネルギー起動後又はこれと同時に前記発射用横材の移動を可能にするために前記ロックアウト特徴部と係合するように構成される、実施態様8に記載の装置。
(11) 前記引き金が、前記発射用横材の移動を可能にするために、前記ロックアウト特徴部と係合することなく前記第1の顎部及び第2の顎部の前記電極にてRFエネルギーを起動させるために第1の移動範囲にわたって移動可能である、実施態様10に記載の装置。
(12) 前記引き金が、前記第1の顎部及び第2の顎部の前記電極にてRFエネルギーをまだ起動させている間に前記発射用横材の移動を可能にするために前記ロックアウト特徴部と係合するように、第2の移動範囲にわたって移動可能である、実施態様11に記載の装置。
(13) 前記発射用横材が、ノッチを画定し、前記ロックアウト特徴部が、前記発射用横材の移動を選択的に防止するために前記発射用横材の前記ノッチに選択的に係合するように操作可能な旋回部材を含み、前記引き金が、前記旋回部材を前記発射用横材の前記ノッチから離脱させるように前記旋回部材を旋回するように操作可能である、実施態様8に記載の装置。
(14) 前記発射用横材が、ノッチを画定し、前記ロックアウト特徴部が、前記発射用横材の移動を選択的に防止するために前記発射用横材の前記ノッチに選択的に係合するように操作可能な弾性部材を含み、前記引き金が、前記弾性部材を前記発射用横材の前記ノッチから離脱させるために前記弾性部材を変形させるように操作可能である、実施態様8に記載の装置。
(15) 前記発射用横材が、係止爪特徴部(catch feature)を画定し、前記ロックアウト特徴部が、前記発射用横材の移動を選択的に防止するために前記発射用横材の前記ノッチに選択的に係合するように操作可能な突出部を含み、前記引き金が、前記係止爪特徴部を前記突出部から離脱させるために前記発射用横材を変形させるように操作可能である、実施態様8に記載の装置。
(16) (a)カートリッジアセンブリと、
(b)グリップハウジングであって、前記カートリッジアセンブリが、弾性ラッチ特徴部によって前記グリップハウジングと取り外し可能に結合される、グリップハウジングと、
を更に備える、実施態様1に記載の装置。
(17) 前記カートリッジアセンブリが、
(i)前記第1の顎部と、
(ii)前記第2の顎部と、
(iii)前記第1のアームと、
を含む、実施態様16に記載の装置。
(18) 前記鋏グリップ部が、
(i)前記第1のアーム上に位置決めされた第1のリング部と、
(ii)前記グリップハウジング上に位置決めされた第2のリング部と、
を含む、実施態様16に記載の装置。
(19) 装置であって、
(a)カートリッジアセンブリであって、
(i)RFエネルギーを組織に送給するように操作可能な電極を含む第1の顎部と、
(ii)RFエネルギーを組織に送給するように操作可能な電極を含む第2の顎部であって、前記第1の顎部が、前記第2の顎部に対して旋回可能である、第2の顎部と、
(iii)前記第1の顎部と第2の顎部との間に捕捉された組織を切断するために前記第1の顎部及び第2の顎部を通って遠位に移動するように操作可能な発射用横材と、
を含む、カートリッジアセンブリと、
(b)前記カートリッジアセンブリと取り外し可能に結合されたグリップアセンブリであって、
(i)前記第1の顎部を前記第2の顎部に対して旋回するように操作可能な第1のアームと、
(ii)前記第2の顎部を前記第1の顎部の旋回中に保持するように構成された第2のアームと、
(iii)前記第1及び第2のアームに付随する鋏グリップ部であって、前記鋏グリップが、前記第1の旋回アームを前記第2の旋回アームの方に旋回するように操作可能である、鋏グリップ部と、
を含む、グリップアセンブリと、
を備える、装置。
(20) 装置であって、
(a)第1の顎部を含む第1のアームであって、前記第1の顎部が、RFエネルギーを組織に送給するように操作可能な電極を含む、第1のアームと、
(b)RFエネルギーを組織に送給するように操作可能な電極を含む第2の顎部を含む第2のアームであって、前記第1のアームが、前記第2のアームに対して旋回可能である、第2のアームと、
(c)前記第1の顎部と第2の顎部との間に捕捉される組織を切断するために前記第1の顎部及び第2の顎部を通って遠位に移動するように操作可能な発射用横材と、
(d)前記発射用横材に対して横方向に向けられるピンを含む、前記発射用横材を遠位に駆動するように操作可能な摺動アクチュエータであって、前記第2のアームが、くの字形に折れ曲がったスロットを画定し、前記ピンが、摺動可能に前記くの字形に折れ曲がったスロット内に配置される、摺動アクチュエータと、
(e)前記くの字形に折れ曲がったスロットに沿った前記摺動アクチュエータの摺動を選択的に制限するように操作可能なロックアウト特徴部と、
を備える、装置。

Claims (18)

  1. 組織に施術する装置であって、
    (a)第1の顎部を含む第1のアームであって、前記第1の顎部が、RFエネルギーを組織に送給するように操作可能な電極を含む、第1のアームと、
    (b)第2の顎部を含む第2のアームであって、前記第2の顎部が、RFエネルギーを組織に送給するように操作可能な電極を含み、前記第1のアームが、前記第2のアームに対して旋回可能である、第2のアームと、
    (c)前記第1の顎部と第2の顎部との間に捕捉される組織を切断するために前記第1の顎部及び第2の顎部を通って遠位に移動するように操作可能な発射用横材と、
    (d)前記第1のアームと旋回可能に結合される第1の連接部であって、前記第1の連接部が、更に前記発射用横材と旋回可能に結合され、前記第1の連接部が、前記第2のアームの方に向かう前記第1のアームの旋回に応じて、前記発射用横材を遠位に進めるように操作可能な、第1の連接部と、
    (e)前記発射用横材の移動を選択的に防止するように操作可能な、ロックアウト特徴部と、
    (f)前記第1のアームを前記第2のアームの方に旋回するように操作可能な、前記第1のアーム及び第2のアームに付随する鋏グリップ部と、
    を備える、装置。
  2. 前記ロックアウト特徴部が、前記第1の連接部の旋回を選択的に制限するように構成される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1のアームが、前記発射用横材を遠位に進めることなく、前記第2の顎部に対して前記第1の顎部を開位置から閉位置まで移動させるために第1の移動範囲にわたって前記第2のアームに対して旋回可能である、請求項1に記載の装置。
  4. 前記第1のアームが、前記第1の顎部が前記第2の顎部に対して閉位置のままである間に前記発射用横材を遠位に進めるために第2の移動範囲にわたって前記第2のアームに対して旋回可能である、請求項3に記載の装置。
  5. 前記第1のアームが、前記第2の移動範囲の間に変形するように構成される、請求項4に記載の装置。
  6. 前記第1のアームと旋回可能に結合された第2の連接部を更に備え、前記第2の連接部が前記第1の連接部と前記発射用横材との間の旋回結合を提供するように、前記第2の連接部が、更に前記発射用横材と旋回可能に結合される、請求項1に記載の装置。
  7. 前記第1の連接部が、ピボット継手によって前記第1のアームと結合され、前記ピボット継手が、側方に突出する特徴部を含み、前記第2のアームが、前記側方に突出する特徴部を受け取るように構成される溝を含む、請求項1に記載の装置。
  8. RFエネルギーを前記第1の顎部及び第2の顎部の前記電極にて起動させるように操作可能な引き金を更に備える、請求項1に記載の装置。
  9. 前記引き金が、更に、前記発射用横材の移動を可能にするために前記ロックアウト特徴部と係合するように操作可能である、請求項8に記載の装置。
  10. 前記引き金が、前記第1の顎部及び第2の顎部の前記電極におけるRFエネルギー起動後又はこれと同時に前記発射用横材の移動を可能にするために前記ロックアウト特徴部と係合するように構成される、請求項8に記載の装置。
  11. 前記引き金が、前記発射用横材の移動を可能にするために、前記ロックアウト特徴部と係合することなく前記第1の顎部及び第2の顎部の前記電極にてRFエネルギーを起動させるために第1の移動範囲にわたって移動可能である、請求項10に記載の装置。
  12. 前記引き金が、前記第1の顎部及び第2の顎部の前記電極にてRFエネルギーをまだ起動させている間に前記発射用横材の移動を可能にするために前記ロックアウト特徴部と係合するように、第2の移動範囲にわたって移動可能である、請求項11に記載の装置。
  13. 前記発射用横材が、ノッチを画定し、前記ロックアウト特徴部が、前記発射用横材の移動を選択的に防止するために前記発射用横材の前記ノッチに選択的に係合するように操作可能な旋回部材を含み、前記引き金が、前記旋回部材を前記発射用横材の前記ノッチから離脱させるように前記旋回部材を旋回するように操作可能である、請求項8に記載の装置。
  14. 前記発射用横材が、ノッチを画定し、前記ロックアウト特徴部が、前記発射用横材の移動を選択的に防止するために前記発射用横材の前記ノッチに選択的に係合するように操作可能な弾性部材を含み、前記引き金が、前記弾性部材を前記発射用横材の前記ノッチから離脱させるために前記弾性部材を変形させるように操作可能である、請求項8に記載の装置。
  15. 前記発射用横材が、係止爪特徴部を画定し、前記ロックアウト特徴部が、前記発射用横材の移動を選択的に防止するために前記発射用横材の前記係止爪特徴部に選択的に係合するように操作可能な突出部を含み、前記引き金が、前記係止爪特徴部を前記突出部から離脱させるために前記発射用横材を変形させるように操作可能である、請求項8に記載の装置。
  16. (a)カートリッジアセンブリと、
    (b)グリップハウジングであって、前記カートリッジアセンブリが、弾性ラッチ特徴部によって前記グリップハウジングと取り外し可能に結合される、グリップハウジングと、
    を更に備える、請求項1に記載の装置。
  17. 前記カートリッジアセンブリが、
    (i)前記第1の顎部と、
    (ii)前記第2の顎部と、
    (iii)前記第1のアームと、
    を含む、請求項16に記載の装置。
  18. 前記鋏グリップ部が、
    (i)前記第1のアーム上に位置決めされた第1のリング部と、
    (ii)前記グリップハウジング上に位置決めされた第2のリング部と、
    を含む、請求項16に記載の装置。
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