JP6220609B2 - 充電回路 - Google Patents

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Description

本発明は、送電側回路から非接触で伝送された電力を用いて蓄電池に対する充電を行う充電回路に関する。
携帯端末などの携帯型の電子機器は、携帯での使用が容易になるように、蓄電池を備えている機種が普及している。一方、電気自動車などの電動車両も、電源として蓄電池を用いている。このため、蓄電池に蓄えられた電力が消費されると、蓄電池を充電する必要がある。一般には、蓄電池への充電は、蓄電池を含む電子機器や電動車両をケーブルによって充電器と接続するなど、蓄電池を充電器に電気的に接続する必要がある。
これに対し、近年、蓄電池を充電器に電気的に接続する必要のない非接触充電の開発が進められている。非接触充電は、電磁誘導などを利用しており、充電器の上に電子機器や電動車両を配置するだけで、充電器の送電コイルと電子機器や電動車両の受電コイルとの間で電力の送受が行われる。
例えば、特許文献1には、非接触受電装置で電力を受電する場合、まずは小さい電力で受電側の受電電圧と反射電力から位置ずれ量を検出し、位置ずれ量を基に受電側のインピーダンスを調整し、その後に受電が行われることが開示されている。
国際公開番号WO2012/111085号公報(2012年8月23日公開)
ところが、特許文献1に記載された装置では、携帯端末に充電を行う場合、携帯端末の外装ケースや、携帯端末の保護のために外装ケースに装着する保護ケースの素材に応じて送電コイルと受電コイルとの間の空間誘電率が変化する。このため、非接触送受電の都度、保護ケースの装着または取り外しや、機種の相違などによって、送電コイルと受電コイルとの間の空間誘電率が変化すると、送電側と受電側との正しい位置関係の推定やインピーダンスの調整をすることができない。このため、効率的な受電ができなくなるという問題が生じる。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、送電側と受電側との間の空間誘電率が変化しても、効率的な充電を可能とする充電回路を提供することを目的としている。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る充電回路は、送電側回路から非接触で伝送される交流電力を受ける受電部と、前記送電側回路および前記受電部の間のインピーダンスを調整するための可変インピーダンスを有するインピーダンス調整部と、前記受電部からの交流電力を直流電力に変換する電力変換部と、前記電力変換部から蓄電池に供給される充電電流を検出する電流検出部と、前記電流検出部から出力される検出電流値が最大となるときの前記可変インピーダンスの値を設定値として設定し、当該設定値となるように前記可変インピーダンスを制御する制御部とを備えていることを特徴としている。
本発明の上記の態様によれば、送電側と受電側との間の空間誘電率が変化しても、効率的に充電することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る充電システムの構成を示すブロック図である。 上記実施形態1に係る充電システムにおける充電回路の動作の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る充電システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2に係る他の充電システムの構成を示すブロック図である。 実施形態2に係る上記2つの充電システムにおける充電回路の動作の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3に係る充電システムの構成を示すブロック図である。 上記実施形態2に係る充電システムにおける充電回路の動作の処理手順を示すフローチャートである。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態1について、図1および図2を参照して説明すれば、以下の通りである。
図1は、本実施形態に係る充電システム100の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、充電システム100は、充電回路1と、蓄電池2とを備えている。充電回路1は、蓄電池2を充電するための回路であり、受電部11、インピーダンス調整部12、AC/DC変換整流回路13、電流検出部14、制御部15およびインピーダンス調整制御部16を備えている。この充電回路1は、送電側回路20からの電力を非接触で受けて蓄電池2の充電に適した充電電流および充電電圧を生成する。送電側回路20は、交流電源21と、この交流電源21の両端に接続される送電コイルL1とを備えている。
受電部11は、送電側回路20からの電力を受ける回路であり、受電コイルL2を有している。送電側回路20の送電コイルL1と受電部11の受電コイルL2とは、電力を非接触で伝送する電力伝送インターフェースを形成している。
インピーダンス調整部12は、上記の電力伝送インターフェース(送電側回路20および受電部11の間)のインピーダンスを調整する回路である。このため、インピーダンス調整部12は、整合定数を切り換えることでインピーダンスが変更可能な可変インピーダンスを有する可変整合素子(可変コイルや可変コンデンサなど)によって構成される。
AC/DC変換整流回路13(電力変換部)は、受電部11で受けた交流電力を直流電力に変換する電力回路して、DC出力(直流電圧および直流電流)として出力する。
電流検出部14は、AC/DC変換整流回路13から出力される直流電流、すなわち蓄電池2に供給される充電電流の値を検出する。
制御部15は、電流検出部14によって検出された検出電流値に基づいて最大の充電電流が得られるようにインピーダンス調整部12のインピーダンスを設定し、そのインピーダンスを設定するための制御信号を出力する。具体的には、この制御信号は、インピーダンス調整制御部16がインピーダンス調整部12の整合定数を切り換えるための切り換え信号を生成するための情報(切り換えデータ)を表す信号である。制御部15は、専用のコントロールICによって構成される。
制御部15は、上記の制御機能を実現するために、インピーダンス設定部151、記憶部152および比較部153を含んでいる。記憶部152は、レジスタによって構成されるが、インピーダンス設定部151および比較部153は、制御部15が制御プログラムを実行するによって実現される機能を表す部分である。
インピーダンス設定部151は、インピーダンス調整部12のインピーダンス(可変インピーダンス)の値を初期値から所定の範囲で段階的に変化するように変更し、最大の検出電流値が得られたインピーダンスの値を設定値として設定する。
記憶部152は、初期値を含む上記のように変更された全てのインピーダンスの値と、当該設定値に対応して得られた検出電流値とを対応付けて記憶する。
比較部153は、記憶部152に記憶されている複数の検出電流値を比較し、最大の検出電流値を特定する。比較の方法は限定されないが、例えば、連続して検出された2つの検出電流値同士を比較する処理を繰り返して、大きい方の検出電流値を比較対象として残していく方法が適用できる。
インピーダンス調整制御部16は、制御部15から出力される制御信号に基づいて、インピーダンス調整部12における可変整合素子の整合定数を切り換える前述の切り換え信号を生成して、インピーダンス調整部12に与える。このインピーダンス調整制御部16も、制御部15と同様、ICによって構成される。
続いて、上記のように構成される充電回路1の動作について図2を参照して説明する。
図2は、充電回路1の動作の処理手順を示すフローチャートである。
図2に示すように、まず、制御部15のインピーダンス設定部151が、インピーダンス調整部12のインピーダンスZ(インピーダンスの値)を初期値Zaに設定する(S1)。この状態で充電が開始すると(S2)、電流検出部14が充電電流を検出する(S3)。このとき、記憶部152は、インピーダンスZ(初期値Za)と、電流検出部14から与えられる検出電流値とを対応付けて記憶する。記憶部152は、以降の処理において、インピーダンスZが更新されるごとに検出された検出電流値を同様にして記憶する。
次に、インピーダンス設定部151は、インピーダンスZが初期値Zaから最大幅(所定範囲)で変化した規定値Zbに達しているか否かを判定する(S4)。インピーダンス設定部151は、S4において、インピーダンスZが規定値Zbに達していないと判定した場合、現在のインピーダンスZに微小変化幅の変化値ZΔを加算または減算した値を新たなインピーダンスZとして設定して(S5)、処理をS3に戻す。ここで、インピーダンスZに変化値ZΔを加算するか減算するかは、初期値Zaが小さい値であるか大きい値であるかによって選択される。
一方、インピーダンス設定部151は、S4において、インピーダンスZが規定値Zbに達していると判定した場合、インピーダンスZを、最大の検出電流値が得られるときの最大電流インピーダンスZimaxに設定する(S6)。
このようにして、最大の充電電流が得られるインピーダンスZが設定されると、制御部15が、この設定値に基づいて制御信号を生成してインピーダンス調整制御部16に与える。そして、インピーダンス調整制御部16が、制御信号に基づいて生成した切り換え信号をインピーダンス調整部12に与えると、インピーダンス調整部12は、インピーダンスZを最大電流インピーダンスZimaxに変更するように整合定数を切り換える。
S6の後は、そのまま充電が継続されて(S7)、通常の充電動作が行われ、電流検出部14が充電電流を検出する(S8)。この状態で、インピーダンス設定部151は、検出電流値に所定値を超える大きな変化があったと判定した場合(S9のYES)、処理をS1に戻す一方、検出電流値に大きな変化があったと判定した場合(S9のNO)、処理をS6に戻す。
このように、充電回路1においては、インピーダンスZが最大の充電電流を得られる最適値に調整された後、検出電流値を監視することにより、検出電流値に大きな変化があった場合(検出電流値が大きく減少した場合)、インピーダンスZの調整処理を再開する。これにより、充電システム100を搭載する充電の対象となる装置と送電側回路20との位置ずれなどが生じることで、検出電流値が大きく変化しても、インピーダンスZを最適値に調整することができる。
なお、S6において、インピーダンスZの調整が終了したことをユーザに報知するようにしてもよい。報知の手段としては、表示、音、LEDの発光などを利用できる。これは、以降の実施形態2および3においても同様である。
以上のように、本実施形態の充電回路1は、制御部15により、インピーダンス調整部12のインピーダンスZの値を段階的に変更し、この変更ごとに得られた検出電流値が最大となるときの値をインピーダンスZの設定値として採用する。これにより、送電側回路20と受電部11との間の空間誘電率に、ケースの素材の相違などによる相違が生じていても、この相違を含んだ状態でインピーダンスZが最適値に設定される。したがって、上記の相違の影響を受けることなく、充電システム100を搭載する装置に適した効率的な充電を行うことができる。
また、インピーダンスZの調整処理が充電シーケンスにおいて行われるので、特許文献1に記載されたインピーダンス調整方法のように、本格的な充電の前に小さい電力による反射電力を測定する特別の処理を行う必要がない。
さらに、所定範囲でインピーダンスZの値を段階的に変更するので、予め検出電流値が最大となるときのインピーダンスZの値の範囲が予測できる場合には、不要な範囲を排除して可変インピーダンスを効率的に変更することができる。
インピーダンスZの調整処理は、充電シーケンスにおけるいずれのタイミングで行われてもよいが、前述のように、本格的な充電に移行するS7より前に行われることが最も効率的であり、好ましい。
〔実施形態2〕
本発明の実施形態2について、図3、図4および図5を参照して説明すれば、以下の通りである。
なお、本実施形態において、前述の実施形態1における構成要素と同等の機能を有する構成要素については、同一の符号を付記して、その説明を省略する。
図3は、本実施形態に係る充電システム101の構成を示すブロック図である。また、図4は、本実施形態に係る充電システム102の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、充電システム101は、充電回路1Aと、蓄電池2とを備えている。充電回路1Aは、蓄電池2を充電するための回路であり、実施形態1における充電回路1と同様、受電部11、AC/DC変換整流回路13、電流検出部14、制御部15およびインピーダンス調整制御部16を備えている。また、充電回路1Aは、充電回路1のインピーダンス調整部12に代えてインピーダンス調整部12Aを備えている。
インピーダンス調整部12Aは、可変整合素子としてインピーダンス調整素子IMP1を有している。インピーダンス調整素子IMP1は、受電コイルL2の両端からAC/DC変換整流回路13に接続される2つの電力線のうち一方の電力線に設けられている。インピーダンス調整素子IMP1は、インピーダンス調整制御部16による切り換え信号で整合定数が切り換えられる。
図4に示すように、充電システム102と、充電回路1Bと、蓄電池2とを備えている。充電回路1Bは、蓄電池2を充電するための回路であり、充電回路1Aと同様、受電部11、AC/DC変換整流回路13、電流検出部14、制御部15およびインピーダンス調整制御部16を備えている。また、充電回路1Bは、充電回路1Aのインピーダンス調整部12Aに代えてインピーダンス調整部12Bを備えている。
インピーダンス調整部12Bは、可変整合素子としてインピーダンス調整素子IMP2を有している。インピーダンス調整素子IMP2は、受電コイルL2の両端からAC/DC変換整流回路13に接続される2つの電力線に、受電コイルL2と並列となるように接続されている。インピーダンス調整素子IMP2は、インピーダンス調整制御部16による切り換え信号で整合定数が切り換えられる。
制御部15は、実施形態1において述べたように、インピーダンス調整部12のインピーダンスZの値を段階的に変更し、この変更ごとに得られた検出電流値が最大となるときの値をインピーダンスZの設定値として採用する。したがって、本実施形態でも、この調整方法がインピーダンス調整素子IMP1,IMP2のそれぞれのインピーダンスZ1,Z2の調整においても適用される。また、制御部15は、インピーダンスZ1またはインピーダンスZ2を効率的に調整するために、充電開始の直後における、それぞれの調整前に検出電流値(Id)が目標とする基準値Irを超えている場合は、調整動作を行わないようにしている。ここで、基準値Irは、充電電流の最大値に近い値(例えば当該最大値の90%)として設定されている。
続いて、上記のように構成される充電回路1Aの動作について図2を参照して説明する。
なお、以降の説明では、充電回路1Aの動作について説明するが、充電回路1Bも同様に動作するので、ここでは、充電回路1Bの動作についての説明を省略する。
図5は、充電回路1Aの動作の処理手順を示すフローチャートである。
図5に示すように、まず、制御部15のインピーダンス設定部151が、インピーダンス調整部12Aにおけるインピーダンス調整素子IMP1のインピーダンスZ1を初期値Z0に設定する(S101)。この状態で充電が開始すると(S102)、電流検出部14が充電電流を検出する(S103)。このとき、記憶部152は、インピーダンスZ1(初期値Z0)と、電流検出部14から与えられる検出電流値とを対応付けて記憶する。
次に、インピーダンス設定部151は、検出電流値(Id)が基準値(Ir)より小さいか否かを判定する(S104)。インピーダンス設定部151は、S104において、検出電流値(Id)が基準値(Ir)より小さいと判定した場合、現在のインピーダンスZ1を変化幅の最小側となる最小値Zminまたは変化幅の最大側となる最大値Zmaxに設定する(S105)。ここで、最小値Zminまたは最大値ZmaxのいずれをインピーダンスZ1に設定してもよい。
S105でのインピーダンスZ1の設定後、電流検出部14が充電電流を検出し(S106)、インピーダンス設定部151が現在のインピーダンスZ1に微小変化幅の変化値ZΔを加算または減算した値を新たなインピーダンスZ1として設定する(S107)。さらに、電流検出部14が充電電流を検出し(S107)、インピーダンス設定部151は、インピーダンスZ1が変化幅の限界まで変化したか否かを判定する(S109)。
このとき、インピーダンス設定部151は、インピーダンスZ1を最小値Zminに設定した場合にインピーダンスZ1が最大値Zmaxに達したか否かを判定し、インピーダンスZ1を最大値Zmaxに設定した場合にインピーダンスZ1が最小値Zminに達したか否かを判定する。例えば、インピーダンス調整素子IMP1が1pF〜10pFまで容量を変化できる可変コンデンサであり、かつインピーダンスZ1を最小値Zminに設定する場合、最小値Zminが1pFとなる。この可変コンデンサを用いる場合、インピーダンス設定部151は、インピーダンスZ1を+0.3pF程度(ZΔ)ずつ最大値Zmaxとなる10pFまで増加させる。
S109において、インピーダンス設定部151は、インピーダンスZ1が変化幅の限界まで変化したと判定した場合、インピーダンスZ1を、最大の検出電流値が得られるときの最大電流インピーダンスZimaxに設定し(S110)、調整を終了する(S111)。一方、S109において、インピーダンス設定部151は、インピーダンスZ1が変化幅の限界まで変化しなかったと判定した場合、処理をS107に戻す。
また、S104において、インピーダンス設定部151が、検出電流値(Id)が基準値(Ir)以上であると判定した場合も、調整が終了する(S111)。
このようにして、最大の充電電流を得られるインピーダンスZ1が設定されると、制御部15およびインピーダンス調整制御部16の制御によって、インピーダンス調整素子IMP1が、インピーダンスZ1を最大電流インピーダンスZimaxに変更するように整合定数を切り換える。
S111の後は、そのまま充電が継続されて(S112)、通常の充電動作が行われ、電流検出部14が充電電流を検出する(S113)。この状態で、インピーダンス設定部151は、検出電流値に所定値を超える大きな変化があったと判定した場合(S114のYES)、処理をS101に戻す一方、検出電流値に大きな変化があったと判定した場合(S114のNO)、処理をS112に戻す。
このように、充電回路1Aにおいては、インピーダンスZ1が最大の充電電流を得られる最適値に調整された後、検出電流値を監視することにより、検出電流値に大きな変化があった場合(検出電流値が大きく減少した場合)、インピーダンスZ1の調整処理を再開する。これは、充電回路1BにおけるインピーダンスZ2の調整についても同様である。これにより、充電システム101,102を搭載する充電の対象となる装置と送電側回路20との位置ずれなどが生じることで、検出電流値が大きく変化しても、インピーダンスZ1,Z2を最適値に調整することができる。
以上のように、本実施形態の充電回路1A,1Bは、それぞれ、制御部15により、インピーダンス調整素子IMP1,IMP2のインピーダンスZ1,Z2の値を段階的に変更し、この変更ごとに得られた検出電流値が最大となるときの値をインピーダンスZの設定値として採用する。これにより、送電側回路20と受電部11との間の空間誘電率に、ケースの素材の相違などによる相違が生じていても、インピーダンスZ1,Z2を最適値に設定することで、充電システム101,102を搭載する装置に適した効率的な充電を行うことができる。
また、インピーダンスZ1,Z2の調整処理が充電シーケンスの最初において行われるのは、前述の充電回路1と同様であるので、効率的に充電を行うことができる。
〔実施形態3〕
本発明の実施形態3について、図6および図7を参照して説明すれば、以下の通りである。
なお、本実施形態において、前述の実施形態2における構成要素と同等の機能を有する構成要素については、同一の符号を付記して、その説明を省略する。
図6は、本実施形態に係る充電システム103の構成を示すブロック図である。
図6に示すように、充電システム103は、充電回路1Cと、蓄電池2とを備えている。充電回路1Cは、蓄電池2を充電するための回路であり、実施形態2における充電回路1Aと同様、受電部11、AC/DC変換整流回路13、電流検出部14、制御部15およびインピーダンス調整制御部16を備えている。また、充電回路1Cは、充電回路1Aのインピーダンス調整部12Aに代えてインピーダンス調整部12Cを備えている。
インピーダンス調整部12Cは、可変整合素子として、インピーダンス調整素子IMP1,IMP2を有している。
制御部15は、実施形態2において述べたように、インピーダンス調整素子IMP1のインピーダンスZ1またはインピーダンス調整素子IMP2のインピーダンスZ2の値を段階的に変更し、この変更ごとに得られた検出電流値が最大となるときの値をインピーダンスZ1,Z2の設定値として採用する。また、制御部15は、インピーダンス調整素子IMP1,IMP2のそれぞれのインピーダンスZ1,Z2を効率的に調整するために、インピーダンスZ1,Z2のそれぞれ調整前にインピーダンスZ1,Z2を変化させる方向を決定するようにしている。
続いて、上記のように構成される充電回路1Cの動作について図2を参照して説明する。
図7は、充電回路1Cの動作の処理手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、まず、制御部15のインピーダンス設定部151が、インピーダンス調整部12Cにおけるインピーダンス調整素子IMP1,IMP2のそれぞれのインピーダンスZ1,Z2を初期値Z0に設定する(S201)。この状態で充電が開始すると(S202)、電流検出部14が充電電流を検出する(S203)。このとき、記憶部152は、インピーダンスZ1(初期値Z0)と、電流検出部14から与えられる検出電流値とを対応付けて記憶する。
次に、インピーダンス設定部151は、検出電流値(Id)が基準値(Ir)より小さいか否かを判定する(S204)。インピーダンス設定部151は、S204において、検出電流値(Id)が基準値(Ir)より小さいと判定した場合、現在のインピーダンスZ1に微小変化幅の変化値ZΔを加算した値および減算した値をそれぞれ新たなインピーダンスZ1として設定する(S205)。
電流検出部14が、上記のように設定された2つのインピーダンスZ1について充電電流を検出し(S206)、インピーダンス設定部151が、インピーダンスZの設定を初期値Z0に戻す(S207)。さらに、インピーダンス設定部151は、S206において検出された検出電流値がS203において検出された検出電流値よりも増大しているか否かを判定する(S208)。このとき、インピーダンス設定部151は、検出電流値の増大を判定した場合のインピーダンスZ1の増加または減少を特定する。
インピーダンス設定部151は、S207において電流の増大を判定すると、そのときに特定したインピーダンスZ1の増加または減少に応じて、インピーダンスZの増加または減少を決定する(S209)。
以上のS205〜S209の処理によって、インピーダンスZ1を変更する方向(増加または減少)が決定される。
その後、インピーダンス設定部151が、現在のインピーダンスZ1に微小変化幅の変化値ZΔをS209において決定した変化方向に応じて加算または減算した値を新たなインピーダンスZ1として設定する(S210)。さらに、インピーダンス設定部151は、この状態で検出された検出電流値がS203において検出された検出電流値よりも増大しているか否かを判定し(S211)、検出電流値の増大を判定すると、インピーダンスZ1を1つ前の値に戻す(S212)。
また、インピーダンス設定部151は、S208において、検出電流値の増大がなかったと判定すると、処理をS213に移行する。この場合は、インピーダンスZ1をこれ以上調整しても、検出電流値が増大しない、すなわちインピーダンスZ1の調整では検出電流値が最大値に達しているので、続いてインピーダンスZ2の調整を行うことになる。
引き続き、インピーダンスZ2についても、S213〜S220の処理によって、S205〜S212によるインピーダンスZ1の調整と同様の調整が行われて、処理がS205に戻る。また、S213〜S217の処理によってインピーダンスZ2を変更する方向が決定される。さらに、インピーダンス設定部151は、S216において、検出電流値の増大がなかったと判定すると、調整を終了する(S221)。この場合は、インピーダンスZ2をこれ以上調整しても、検出電流値が増大しない、すなわちインピーダンスZ2の調整では検出電流値が最大値に達していることになる。
S204において、インピーダンス設定部151が、検出電流値(Id)が基準値(Ir)以上であると判定した場合も、調整が終了する(S221)。
S221の後は、そのまま充電が継続されて(S222)、通常の充電動作が行われ、電流検出部14が充電電流を検出する(S223)。この状態で、インピーダンス設定部151は、検出電流値に所定値を超える大きな変化があったと判定した場合(S224のYES)、処理をS201に戻す一方、検出電流値に大きな変化があったと判定した場合(S224のNO)、処理をS222に戻す。
このように、充電回路1Cにおいては、両インピーダンスZ1,Z2が最大の充電電流を得られる最適値に調整された後、検出電流値を監視することにより、検出電流値に大きな変化があった場合(検出電流値が大きく減少した場合)、インピーダンスZ1,Z2の調整処理を再開する。これにより、充電システム103を搭載する充電の対象となる装置と送電側回路20との位置ずれなどが生じることで、検出電流値が大きく変化しても、インピーダンスZ1,Z2を最適値に調整することができる。
以上のように、本実施形態の充電回路1Cは、制御部15により、インピーダンス調整素子IMP1,IMP2の両インピーダンスZ1,Z2の値を段階的に変更し、この変更ごとに得られた検出電流値が最大となるときの値をインピーダンスZ1,Z2の設定値として採用する。これにより、送電側回路20と受電部11との間の空間誘電率に、ケースの素材の相違などによる相違が生じていても、インピーダンスZ1,Z2を最適値に設定することで、充電システム103を搭載する装置に適した効率的な充電を行うことができる。
また、インピーダンスZ1,Z2の調整処理が充電シーケンスの最初において行われるのは、前述の充電回路1と同様であるので、効率的に充電を行うことができる。
さらに、インピーダンスZ1,Z2の調整においては、予め、インピーダンスZ1,Z2を変更する方向が決定される。より詳しくは、前述のS205〜S209およびS213〜S217の処理によって、インピーダンスZ1,Z2に1段階ずつ変化値ZΔを加算(増加)および減算(減少)して検出電流値の増大が生じた方向(増加または減少)がインピーダンスZ1,Z2を変更する方向として特定される。このように決定された方向に基づいて、検出電流値が増大しなくなるまで、インピーダンスZ1,Z2の調整が行われる。これにより、所定の範囲で全ての段階で調整を行う実施形態1および2の構成と比べて調整に要する時間が短縮されるので、2つのインピーダンスZ1,Z2について効率的に調整を行うことができる。これは、実施形態1および2にも適用可能である。
〔ソフトウェアによる実現例〕
前述の実施形態1〜3における充電方法を実現するために、充電回路1,1A〜1Cの制御部15は、集積回路(IDチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現されてもよい。あるいは、制御部15は、DSP(Digital Signal Processor)やCPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現されてもよい。
CPUを用いる場合、充電回路1,1A〜1Cは、各機能を実現するソフトウェアである制御プログラムの命令を実行するCPUを備え、上記プログラムおよび各種データがCPUで読み取り可能に記録されたROMまたは記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記情報表示プログラムを展開するRAMなどを備えている。そして、CPUが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。
上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。
なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る充電回路(1,1A〜1C)は、送電側回路(20)から非接触で伝送される交流電力を受ける受電部(11)と、前記送電側回路および前記受電部の間のインピーダンスを調整するための可変インピーダンスを有するインピーダンス調整部(12,12A〜12C)と、前記受電部からの交流電力を直流電力に変換する電力変換部(AC/DC変換整流回路13)と、前記電力変換部から蓄電池に供給される充電電流を検出する電流検出部(14)と、前記可変インピーダンスの値を段階的に変更し、この変更ごとに前記電流検出部から得られた検出電流値が最大となるときの前記可変インピーダンスの値を設定値として設定し、当該設定値となるように前記可変インピーダンスを制御する制御部(15)とを備えている。
上記の構成では、検出電流値が最大となるときの可変インピーダンスの値が設定値として設定され、この設定値に基づいて可変インピーダンスが制御される。これにより、送電側回路と受電部との間に、充電回路を搭載する装置に特有の空間誘電率の相違が生じていても、この相違を含んだ状態でインピーダンスの値が最適の設定値に設定される。したがって、上記の相違の影響を受けることなく、充電回路を搭載する装置に適した効率的な充電を行うことができる。
本発明の態様2に係る充電回路は、上記態様1において、前記制御部が、充電開始の直後に検出された前記検出電流値が所定値より小さいときに前記可変インピーダンスの値を変更し、前記検出電流値が所定値以上であるときに前記可変インピーダンスの値を変更しなくてもよい。
上記の構成では、充電開始の直後における検出電流値が所定値以上であるときに、可変インピーダンスの値が変更されない。これにより、所定値を検出電流値の最大値に近い値に設定しておけば、可変インピーダンスの値が不要に調整されることを回避できる。
本発明の態様3に係る充電回路は、上記態様1または2において、前記制御部が、前記検出電流値が最大となった以降に前記検出電流値が小さくなったときに、前記可変インピーダンスの制御を再開してもよい。
上記の構成では、検出電流値が最大となった以降に検出電流値が小さくなったときに、可変インピーダンスの制御が再開されるので、何らかの理由によって検出電流値が減少しても、可変インピーダンスの値を最適値に調整することができる。
本発明の態様4に係る充電回路は、上記態様1において、前記制御部が、前記設定値を設定するために、前記可変インピーダンスの値を所定範囲で段階的に変更してもよい。
上記の構成では、所定範囲で可変インピーダンスの値を段階的に変更するので、予め検出電流値が最大となるときの可変インピーダンスの値の範囲が予測できる場合には、不要な範囲を排除して可変インピーダンスを効率的に変更することができる。
本発明の態様5に係る充電回路は、上記態様1において、前記インピーダンス調整部は、前記可変インピーダンスを有する2つのインピーダンス調整素子を有し、前記制御部は、両インピーダンス調整素子のそれぞれの前記可変インピーダンスの値を1段階ずつ増加および減少させる変更による前記検出電流値の変化に基づいて、前記検出電流値が増大する変更の方向を特定し、前記検出電流値が増大しなくなるまで特定した方向に変更することによって、最大の前記検出電流値が得られたときの前記可変インピーダンスの値を前記設定値として採用してもよい。
上記の構成では、検出電流値が増大する変更の方向(増加または減少)を特定するので、検出電流値が増大しない方向には、可変インピーダンスの値が変更されない。また、検出電流値が増大しなくなるまで特定した方向に変更することによって、最大の検出電流値が得られたときの可変インピーダンスの値を採用するので、検出電流値が増大しなくなった以降の変更を行う必要がない。これにより、所定範囲において段階的に可変インピーダンスの値を変更する前述の構成と比べて短時間に設定値を決定することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、スマートフォン、タブレット端末、電子ブックリーダー等の情報処理端末のようなタッチパネルが搭載された充電回路に好適に利用することができる。
1,1A〜1C 充電回路
2 蓄電池
11 受電部
12,12A〜12C インピーダンス調整部
13 AC/DC変換整流回路(電力変換部)
20 送電側回路
151 インピーダンス設定部
152 記憶部
153 比較部
IMP1,IMP2 インピーダンス調整素子
Z,Z1,Z2 インピーダンス(可変インピーダンスの値)

Claims (4)

  1. 送電側回路から非接触で伝送される交流電力を受ける受電部と、
    前記送電側回路および前記受電部の間のインピーダンスを調整するための可変インピーダンスを有するインピーダンス調整部と、
    前記受電部からの交流電力を直流電力に変換する電力変換部と、
    前記電力変換部から蓄電池に供給される直流電流を検出する電流検出部と、
    前記可変インピーダンスの値を段階的に変更し、この変更ごとに前記電流検出部から得られた検出電流値が最大となるときの前記可変インピーダンスの値を設定値として設定し、当該設定値となるように前記可変インピーダンスを制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、充電開始の直後に検出された前記検出電流値が所定値より小さいときに前記可変インピーダンスの値を変更し、前記検出電流値が所定値以上であるときに前記可変インピーダンスの値を変更しないことを特徴とする充電回路。
  2. 前記制御部は、前記検出電流値が最大となった以降に前記検出電流値が小さくなったときに、前記可変インピーダンスの制御を再開することを特徴とする請求項1に記載の充電回路。
  3. 前記制御部は、前記設定値を設定するために、前記可変インピーダンスの値を所定範囲で段階的に変更することを特徴とする請求項1に記載の充電回路。
  4. 前記インピーダンス調整部は、前記可変インピーダンスを有する2つのインピーダンス調整素子を有し、
    前記制御部は、両インピーダンス調整素子のそれぞれの前記可変インピーダンスの値を1段階ずつ増加および減少させる変更による前記検出電流値の変化に基づいて、前記検出電流値が増大する変更の方向を特定し、前記検出電流値が増大しなくなるまで特定した方向に変更することによって、最大の前記検出電流値が得られたときの前記可変インピーダンスの値を前記設定値として採用することを特徴とする請求項1に記載の充電回路。
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