JP6219648B2 - 画像圧縮装置、画像圧縮方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

画像圧縮装置、画像圧縮方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、画像を所定サイズのブロックに分割し、各々のブロックに含まれる所定数のピクセルをテクスチャー圧縮する画像圧縮装置、画像圧縮方法、プログラムおよび記録媒体に関するものである。
画像圧縮技術の中でもテクスチャー圧縮と呼ばれる技術は、圧縮率が一定であること、画質の劣化が一定範囲内に制限されること、伸長回路の構成が簡単であることなどから、3DCG(3次元コンピュータグラフィックス)のテクスチャーの圧縮によく用いられ、これが名称の由来にもなっている。
テクスチャー圧縮の代表的な手法としては、DXTC(DirectX Texture Compression)(特許文献1参照)、PACKMAN(非特許文献1参照)などが知られている。
以下、テクスチャー圧縮を行う画像圧縮装置の概略について説明する。
図5は、従来の画像圧縮装置の構成を表す一例のブロック図である。同図に示す画像圧縮装置40は、画像を所定サイズのブロックに分割し、各々のブロックをテクスチャー圧縮するものであり、画像分割回路42と、テクスチャー圧縮回路46とによって構成されている。
また、テクスチャー圧縮回路46は、代表ピクセル作成回路48と、補間ピクセル作成回路50と、最近傍値決定回路52とを備えている。
画像圧縮装置40では、画像分割回路42により、RGB(赤緑青)色空間で表現された2次元画像が、所定サイズの所定数のブロックに分割される。分割された所定数のブロックは、1ブロック単位でテクスチャー圧縮回路46に順次入力される。
続いて、テクスチャー圧縮回路46では、代表ピクセル作成回路48により、画像分割回路42により分割されたブロック内の所定数のピクセルに基づいて代表ピクセルのピクセル値である2以上の代表値が作成され、作成された代表値が保存される。
代表値の作成方法としては、色の特徴を保存するために、ブロック内でのRGB色空間の各成分の最大値、最小値を選ぶ方法が一般的である。
続いて、補間ピクセル作成回路50により、2以上の代表値を補間した補間ピクセルのピクセル値である所定数の補間値が作成される。補間ピクセル作成回路50は、例えば、2以上の代表値の間を均等に、あるいは、不均等に分割して補間値を作成する。
続いて、最近傍値決定回路52により、2以上の代表値および所定数の補間値に各々異なるカラーコードが割り当てられる。そして、2以上の代表値および所定数の補間値の中から、ブロックに含まれる各々のピクセルのピクセル値に最も近いピクセル値が判定されて、ブロック内の各々のピクセルのカラーコードが特定され、2以上の代表値およびブロック内の各々のピクセルのカラーコードが出力される。これにより、ブロック内のピクセルがテクスチャー圧縮される。
一方、図6は、画像伸長装置の構成を表す一例のブロック図である。同図に示す画像伸長装置60は、画像圧縮装置40によりテクスチャー圧縮されたブロックのピクセルを伸長するものであり、補間ピクセル作成回路62と、セレクタ64とによって構成されている。
画像伸長装置60では、補間ピクセル作成回路62により、2以上の代表値を補間した所定数の補間値が作成される。そして、セレクタ64により、ブロックに含まれる各々のピクセルのカラーコードに対応する補間値が、2以上の代表値および所定数の補間値の中から順次選択される。これにより、テクスチャー圧縮されたブロックに含まれる各々のピクセルが伸長される。
上記のテクスチャー圧縮を行う画像圧縮回路40では、1ブロック単位でのテクスチャー圧縮後のデータサイズは、式(1)に示すように、代表値の数、補間値の数によって固定される。
Log(代表値の数+補間値の数)*ブロック内のピクセル数+代表値の数*RGB値のサイズ … (1)
一例として、1ブロックが4×4ピクセルで構成され、1ピクセルのRGBのピクセル値(RGB値)のそれぞれが8ビットで表現される場合、テクスチャー圧縮前の1ブロック当たりのデータサイズは、式(2)に示すように、384ビットとなる。
4*4*8*3=384ビット … (2)
これに対し、代表値の数が2個で、補間値の数が6個の場合、テクスチャー圧縮後のデータサイズは、式(3)に示すように、96ビットとなり、圧縮率4倍を達成することができる。
4*4*3+8*3*2=48+48=96ビット … (3)
テクスチャー圧縮では、1ブロック内に含まれる色の数が少ない場合には、圧縮による品質の劣化は少ない。特に、1ブロック内の色の数が代表値の数以下の場合には、画像は誤差なしで圧縮される。
また、代表値の補間値を元のピクセルのRGB値の代わりに保存することから、グラデーション画像の品質は良く保たれる。
また、人間の視覚は輝度成分に対してより敏感であることが知られていることから、画像の色空間を、RGB色空間から輝度成分(Y成分)および色差成分(UV成分)からなるYUV色空間に変換した後、テクスチャー圧縮することが行われている。
図7は、従来の画像圧縮装置の構成を表す他の例のブロック図である。同図に示す画像圧縮装置70は、RGB色空間で表現された画像をブロックに分割し、分割したブロックの色空間をRGB色空間からYUV色空間に変換し、色空間が変換されたブロックをテクスチャー圧縮するものであり、画像分割回路72と、色空間変換回路74と、テクスチャー圧縮回路76とによって構成されている。
また、テクスチャー圧縮回路76は、それぞれ、ブロック内のピクセルのY成分およびUV成分をテクスチャー圧縮する第1および第2の圧縮回路76aおよび76bを備えている。
画像圧縮装置70では、画像分割回路72により、RGB色空間で表現された2次元画像が、所定サイズの所定数のブロックに分割される。
続いて、色空間変換回路74により、画像分割回路72により分割されたブロックの色空間が、RBG色空間からYUV色空間に変換される。
続いて、テクスチャー圧縮回路76では、第1の圧縮回路76aにより、色空間変換回路74により色空間が変換されたブロック内のピクセルのY成分がテクスチャー圧縮され、ブロック内のピクセルのY成分の2以上の代表値、および、ブロック内の各々のピクセルのY成分のカラーコードが出力される。
また、第2の圧縮回路76bにより、色空間が変換されたブロック内のピクセルのUV成分がテクスチャー圧縮され、ブロック内のピクセルのUV成分の2以上の代表値、および、ブロック内の各々のピクセルのUV成分のカラーコードが出力される。
上記の画像圧縮装置70のように、画像の色空間を、RGB色空間からYUV色空間に変換してからテクスチャー圧縮を行う場合、Y成分の圧縮精度をUV成分よりも高くすることにより、圧縮後の画像として、同じデータサイズで視覚的によりよい品質のものを得ることができる。これは動画圧縮におけるYUV422サブサンプリング処理や、静止画圧縮のJPEGにおいてY,UV成分で量子化テーブルの構成を変えることなどで実装されているが、同様にテクスチャー圧縮でも、Y,UV成分に対して精度の異なる独立の処理を行うことができる。
一例として、Y成分に対して2つの代表値、UV成分に対して共通で2つの2次元代表ベクトルをとる場合を考える。この場合、Y成分と、UV成分の合計とに同じデータサイズが割り当てられていることから、U成分およびV成分は、それぞれY成分の2倍の圧縮率で圧縮されていることになる。1ブロックが4×4ピクセルで構成され、補間値の数が2個であり、RBG値それぞれが8ビットのときのテクスチャー圧縮後のデータサイズは、式(4)に示すように、112ビットとなる。
Y成分 4×4×2+8×2=32+16=48ビット
UV成分 4×4×2+8×2×2=32+32=64ビット
合計 48+64=112ビット … (4)
上述の技術では、1ブロック内に少数の色しか含まない場合や、グラデーションなど類似した色のみで1ブロックが構成される場合には少ない誤差で圧縮することが可能である。また、Y成分とUV成分とを独立に処理することにより、同じデータサイズで視覚的によりよい品質の圧縮画像を得ることができる。
しかし、1ブロック内に著しく異なる色のピクセルが複数含まれている場合には相互に影響を受け、圧縮画像が変色する場合がある。
一例として、図8のような状況を挙げる。図8は、1ブロック内のピクセルのUV成分の分布を表す一例の概念図である。同図では、ブロック内のピクセルのUV成分のピクセル値(UV値)が2次元のUV平面にプロットされている。点A,B,Cの大きさは、それぞれ同じUV値を持つピクセルの数を表している。つまり、同図は、ブロック内の多くのピクセルが点Aに相当するUV値を持っていることを表現している。
図8において、UV値それぞれの最大値、最小値から作成された代表値を持つ点C,Dが表されたものが図9であり、さらに、図9において、点C,Dから作成された補間値を持つ点C1,C2が表されたものが図10である。これらの点C,Dおよび点C1,C2のうち、点Aに相当するピクセルのUV値はそれに最も近い点C2のUV値に置き換えられ、点Bに相当するピクセルのUV値は点C1のUV値に置き換えられることになる。
同じUV値を持つ多くのピクセルを含む点AのUV値が点C2のUV成分の補間値に置き換えられることは、ブロック内の多くのピクセルの色が変更されることを意味する。
特に、PC(パーソナルコンピュータ)のデスクトップ画面などのように、例えば、白(U=0,V=0)などの単一の背景色に色がついた文字が表示されている場合には、図11に示すように、テクスチャー圧縮後の圧縮画像において、白い背景に文字の色がにじんで変色する副作用が顕著になる。
図11は、テクスチャー圧縮前の画像と、従来の画像圧縮装置によりテクスチャー圧縮された画像を表す一例の概念図である。同図は、各々の画像を、カラー画像からグレースケール画像に変換したものであり、同図の左側は、テクスチャー圧縮前の画像であり、同右側は、テクスチャー圧縮後の画像である。この例では、文字の上部、特に、文字Vの上部において、白い背景に文字の色がにじみ、変色している。また、文字Vの色もテクスチャー圧縮前と圧縮後とで大きく変化している。
これに対し、1ブロック内の色のばらつきを小さくし、テクスチャー圧縮後の圧縮画像の変色を抑制する技術として、特許文献2,3がある。
特許文献2では、色空間内でピクセルを分割し、分割された領域ごとに最小値、最大値および平均値を求めている。
この方法は、1ブロック内で多くの代表色を作成する場合に有効であるが、ブロックサイズが小さい場合や、圧縮率を比較的高く設定しなければならない場合には、その有効性は少なくなる。
特許文献3では、画像中の予め指定されている色範囲の特定色を対応する指定色に置換し、置換対象となった画像領域以外の画像領域について、画像から抽出した代表色に置換する。
しかし、この方法では、置換した画素に置換済情報を付加しておく必要があるため、画像の圧縮率が低くなる。
特開2007−020208号公報 特開2011−124866号公報 特開2011−044919号公報
PACKMAN: Texture Compression for Mobile Phones, Jacob Strom: Ericsson Research, and Tomas Akenine-Moller: Lund University/Ericsson Mobile Platforms
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解消し、画像をテクスチャー圧縮した場合に、圧縮画像において生じる変色を軽減することができる画像圧縮装置、画像圧縮方法、プログラムおよび記録媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様は、画像を所定サイズの所定数のブロックに分割する画像分割回路と、
前記ブロックに含まれる所定数のピクセルをテクスチャー圧縮して、2以上の代表値、および、前記ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のカラーコードを出力するテクスチャー圧縮回路と、
前記ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のピクセル値の中から、重複するピクセル値の数が最も多いピクセル値を検出し、最大数ピクセル値として出力する重複検出回路と、
前記2以上の代表値のうち、前記画像の色空間内において、前記最大数ピクセル値との間の距離が最も近い代表値を前記最大数ピクセル値に置換するピクセル置換回路とを備え、
前記ピクセル置換回路は、前記最大数ピクセル値と、前記最大数ピクセル値との間の距離が最も近い代表値との間の距離が所定値以下の場合に、前記最大数ピクセル値との間の距離が最も近い代表値を前記最大数ピクセル値に置換するものであることを特徴とする画像圧縮装置を提供するものである。
また、本発明の第2の態様は、画像を所定サイズの所定数のブロックに分割する画像分割回路と、
前記ブロックに含まれる所定数のピクセルをテクスチャー圧縮して、2以上の代表値、および、前記ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のカラーコードを出力するテクスチャー圧縮回路と、
前記ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のピクセル値の中から、重複するピクセル値の数が最も多いピクセル値を検出し、最大数ピクセル値として出力する重複検出回路と、
前記2以上の代表値のうち、前記画像の色空間内において、前記最大数ピクセル値との間の距離が最も近い代表値を前記最大数ピクセル値に置換するピクセル置換回路とを備え、
前記ピクセル置換回路は、前記距離として、ユークリッド距離またはL1ノルムを算出するものであることを特徴とする画像圧縮装置を提供する。
また、本発明の第3の態様は、画像を所定サイズの所定数のブロックに分割する画像分割回路と、
前記ブロックに含まれる所定数のピクセルをテクスチャー圧縮して、2以上の代表値、および、前記ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のカラーコードを出力するテクスチャー圧縮回路と、
前記ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のピクセル値の中から、重複するピクセル値の数が最も多いピクセル値を検出し、最大数ピクセル値として出力する重複検出回路と、
前記2以上の代表値のうち、前記画像の色空間内において、前記最大数ピクセル値との間の距離が最も近い代表値を前記最大数ピクセル値に置換するピクセル置換回路とを備え、
前記画像分割回路は、RGB色空間で表現された画像をブロックに分割するものであり、
さらに、前記画像分割回路により分割されたブロックの色空間を、前記RGB色空間から、輝度成分および色差成分からなる色空間に変換する色空間変換回路を備え、
前記テクスチャー圧縮回路は、前記色空間変換回路により色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの輝度成分のテクスチャー圧縮を行って、2以上の輝度成分の代表値、および、前記色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々の輝度成分のカラーコードを出力する第1の圧縮回路と、前記色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々の色差成分のテクスチャー圧縮を行って、2以上の色差成分の代表値、および、前記色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々の色差成分のカラーコードを出力する第2の圧縮回路とを備え、
前記重複検出回路は、前記色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々の色差成分のピクセル値の中から、重複する色差成分のピクセル値の数が最も多い色差成分のピクセル値を検出し、色差成分の最大数ピクセル値として出力するものであり、
前記ピクセル置換回路は、前記2以上の色差成分の代表値のうち、前記画像の色差成分平面内において、前記色差成分の最大数ピクセル値との間の距離が最も近い色差成分の代表値を前記色差成分の最大数ピクセル値に置換するものであることを特徴とする画像圧縮装置を提供する。
ここで、上記第1の態様の画像圧縮装置において、前記ピクセル置換回路は、前記距離として、ユークリッド距離またはL1ノルムを算出するものであることが好ましい。
また、前記第1および第2の態様の画像圧縮装置において、前記画像分割回路は、RGB色空間で表現された画像をブロックに分割するものであり、
前記画像圧縮装置は、さらに、前記画像分割回路により分割されたブロックの色空間を、前記RGB色空間から、輝度成分および色差成分からなる色空間に変換する色空間変換回路を備え、
前記テクスチャー圧縮回路は、前記色空間変換回路により色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの輝度成分のテクスチャー圧縮を行って、2以上の輝度成分の代表値、および、前記色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々の輝度成分のカラーコードを出力する第1の圧縮回路と、前記色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々の色差成分のテクスチャー圧縮を行って、2以上の色差成分の代表値、および、前記色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々の色差成分のカラーコードを出力する第2の圧縮回路とを備え、
前記重複検出回路は、前記色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々の色差成分のピクセル値の中から、重複する色差成分のピクセル値の数が最も多い色差成分のピクセル値を検出し、色差成分の最大数ピクセル値として出力するものであり、
前記ピクセル置換回路は、前記2以上の色差成分の代表値のうち、前記画像の色差成分平面内において、前記色差成分の最大数ピクセル値との間の距離が最も近い色差成分の代表値を前記色差成分の最大数ピクセル値に置換するものであることが好ましい。
また、前記重複検出回路は、前記ピクセル値が異なるごとに、前記重複するピクセル値の数をカウントする所定数のカウンタを備え、前記ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のピクセル値について、前記所定数のカウンタにより前記重複するピクセル値の数をカウントした後、カウント値が最大のカウンタから出力されるカウント値を、前記最大数ピクセル値として出力するものであることが好ましい。
また、前記重複検出回路は、前記ピクセル値が所定の範囲に含まれる場合に、前記所定の範囲に含まれるピクセル値が前記重複するピクセル値であると判定するものであることが好ましい。
また、本発明の第4の態様、画像を所定サイズの所定数のブロックに分割する第1ステップと、
前記ブロックに含まれる所定数のピクセルをテクスチャー圧縮して、2以上の代表値、および、前記ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のカラーコードを出力する第2ステップと、
前記ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のピクセル値の中から、重複するピクセル値の数が最も多いピクセル値を検出し、最大数ピクセル値として出力する第3ステップと、
前記2以上の代表値のうち、前記画像の色空間内において、前記最大数ピクセル値との間の距離が最も近い代表値を前記最大数ピクセル値に置換する第4ステップと、
前記所定数のブロックの各々について、前記第2〜第4ステップを繰り返すことにより、前記画像をテクスチャー圧縮する第5ステップとを含み、
前記第4ステップは、前記最大数ピクセル値と、前記最大数ピクセル値との間の距離が最も近い代表値との間の距離が所定値以下の場合に、前記最大数ピクセル値との間の距離が最も近い代表値を前記最大数ピクセル値に置換することを特徴とする画像圧縮方法を提供する。
また、本発明の第5の態様は、画像を所定サイズの所定数のブロックに分割する第1ステップと、
前記ブロックに含まれる所定数のピクセルをテクスチャー圧縮して、2以上の代表値、および、前記ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のカラーコードを出力する第2ステップと、
前記ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のピクセル値の中から、重複するピクセル値の数が最も多いピクセル値を検出し、最大数ピクセル値として出力する第3ステップと、
前記2以上の代表値のうち、前記画像の色空間内において、前記最大数ピクセル値との間の距離が最も近い代表値を前記最大数ピクセル値に置換する第4ステップと、
前記所定数のブロックの各々について、前記第2〜第4ステップを繰り返すことにより、前記画像をテクスチャー圧縮する第5ステップとを含み、
前記第4ステップは、前記距離として、ユークリッド距離またはL1ノルムを算出することを特徴とする画像圧縮方法を提供する。
また、本発明の第6の態様は、画像を所定サイズの所定数のブロックに分割する第1ステップと、
前記ブロックに含まれる所定数のピクセルをテクスチャー圧縮して、2以上の代表値、および、前記ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のカラーコードを出力する第2ステップと、
前記ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のピクセル値の中から、重複するピクセル値の数が最も多いピクセル値を検出し、最大数ピクセル値として出力する第3ステップと、
前記2以上の代表値のうち、前記画像の色空間内において、前記最大数ピクセル値との間の距離が最も近い代表値を前記最大数ピクセル値に置換する第4ステップと、
前記所定数のブロックの各々について、前記第2〜第4ステップを繰り返すことにより、前記画像をテクスチャー圧縮する第5ステップとを含み、
前記第1ステップは、RGB色空間で表現された画像をブロックに分割し、
さらに、前記第1ステップにより分割されたブロックの色空間を、前記RGB色空間から、輝度成分および色差成分からなる色空間に変換する第6ステップを含み、
前記第2ステップは、前記第6ステップにより色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの輝度成分のテクスチャー圧縮を行って、2以上の輝度成分の代表値、および、前記色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々の輝度成分のカラーコードを出力する第7ステップと、前記色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々の色差成分のテクスチャー圧縮を行って、2以上の色差成分の代表値、および、前記色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々の色差成分のカラーコードを出力する第8ステップとを含み、
前記第3ステップは、前記色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々の色差成分のピクセル値の中から、重複する色差成分のピクセル値の数が最も多い色差成分のピクセル値を検出し、色差成分の最大数ピクセル値として出力し、
前記第4ステップは、前記2以上の色差成分の代表値のうち、前記画像の色差成分平面内において、前記色差成分の最大数ピクセル値との間の距離が最も近い色差成分の代表値を前記色差成分の最大数ピクセル値に置換することを特徴とする画像圧縮方法を提供する。
また、本発明は、上記に記載の画像圧縮方法の各々のステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを提供する。
また、本発明は、上記に記載の画像圧縮方法の各々のステップをコンピュータに実行させるためのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
本発明では、ブロック内の各々のピクセルのピクセル値の中から最大数ピクセルを検出し、最大数ピクセル値との間の距離が最も近い代表値を、最大数ピクセル値に置換する。これにより、本発明によれば、ブロック内において、重複するピクセル値の数が最も多いピクセルの色が変更されないため、例えば、単一の背景色に複数の色で構成された文字がある場合であっても、テクスチャー圧縮後の圧縮画像において、文字の色が背景ににじんだり、文字の色が変色したりすることを大幅に緩和することができる。
本発明の画像圧縮装置の構成を表す一実施形態のブロック図である。 図1に示すピクセル置換回路の構成を表す一例のブロック図である。 点Dから置換された点A、および、点A,Cの代表値の補間値を持つ点C1’,C2’を表す一例の概念図である。 テクスチャー圧縮前の画像と、従来の画像圧縮装置によりテクスチャー圧縮された画像と、本実施形態の画像圧縮装置によりテクスチャー圧縮された画像を表す一例の概念図である。 従来の画像圧縮装置の構成を表す一例のブロック図である。 画像伸長装置の構成を表す一例のブロック図である。 従来の画像圧縮装置の構成を表す他の例のブロック図である。 1ブロック内のピクセルのUV成分の分布を表す一例の概念図である。 図8において、UV値それぞれの最大値、最小値から作成された代表値を持つ点C,Dを表す一例の概念図である。 図9において、点C,Dから作成された補間値を持つ点C1,C2を表す一例の概念図である。 テクスチャー圧縮前の画像と、従来の画像圧縮装置によりテクスチャー圧縮された画像を表す一例の概念図である。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明の画像圧縮装置、画像圧縮方法、プログラムおよび記録媒体を詳細に説明する。
図1は、本発明の画像圧縮装置の構成を表す一実施形態のブロック図である。同図に示す画像圧縮装置10は、画像を所定サイズのブロックに分割し、各々のブロックに含まれる所定数のピクセルをテクスチャー圧縮することにより、画像をテクスチャー圧縮するものである。
画像圧縮装置10は、画像分割回路12と、色空間変換回路14と、テクスチャー圧縮回路16と、重複検出回路18と、ピクセル置換回路20とによって構成されている。
画像分割回路12は、画像圧縮装置10に入力される画像(入力画像)を、所定サイズの所定数のブロックに分割するものである。
本実施形態の場合、画像分割回路12は、RGB色空間で表現された入力画像を、縦4×横4=合計16ピクセルからなる所定数のブロックに分割する。
なお、ブロックのサイズおよび数は何ら限定されず、所定のサイズおよび所定の数のブロックを設定することができる。
続いて、色空間変換回路14は、画像分割回路12により分割されたブロックの色空間を、入力画像の色空間から、輝度成分および色差成分からなる色空間に変換するものである。
本実施形態の場合、入力画像は、前述のように、RGB色空間で表現されたものであり、色空間変換回路14は、ブロックの色空間を、RGB色空間からYUV色空間に変換する。
なお、色空間変換回路14は、必須の構成要素ではない。また、色空間変換回路14は、ブロックの色空間を、RGB色空間から、YUV色空間以外の、輝度成分および色差成分からなる色空間に変換するものであってもよい。また、色空間変換回路14に対応して、入力画像の色空間を元に戻すために、画像圧縮装置10から出力される画像(出力画像)の色空間を、入力画像の色空間に変換する色空間変換回路を設けてもよい。
続いて、テクスチャー圧縮回路16は、色空間変換回路14により色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルをテクスチャー圧縮して、2以上の代表値、および、ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のカラーコードを出力するものである。
本実施形態の場合、テクスチャー圧縮回路16は、それぞれ、ブロック内のピクセルのY成分およびUV成分をテクスチャー圧縮する第1および第2の圧縮回路16a、16bを備えている。
テクスチャー圧縮回路16、第1および第2の圧縮回路16a、16bは、例えば、図5に示すテクスチャー圧縮回路46と同様の構成のものを利用することができる。
つまり、テクスチャー圧縮回路16は、図5に示すように、代表ピクセル作成回路48と、補間ピクセル作成回路50と、最近傍値決定回路52とを備えている。
そして、テクスチャー圧縮回路16は、代表ピクセル作成回路48により、ブロックに含まれる所定数のピクセルに基づいて代表ピクセルのピクセル値である2以上の代表値を作成し、補間ピクセル作成回路50により、2以上の代表値を補間した補間ピクセルのピクセル値である所定数の補間値を作成する。そして、最近傍値決定回路52により、2以上の代表値および所定数の補間値に各々異なるカラーコードを割り当て、2以上の代表値および所定数の補間値の中から、ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のピクセル値に最も近いピクセル値を判定して、ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のカラーコードを特定し、2以上の代表値およびブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のカラーコードを出力する。
また、第1の圧縮回路16aは、色空間変換回路14により色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルのY成分のテクスチャー圧縮を行って、2以上のY成分の代表値、および、色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のY成分のカラーコードを出力する。
第2の圧縮回路16bは、色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のUV成分のテクスチャー圧縮を行って、2以上のUV成分の代表値、および、色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のUV成分のカラーコードを出力する。
なお、テクスチャー圧縮回路16、第1および第2の圧縮回路16a、16bの具体的な構成は何ら限定されず、従来公知のものを含む各種構成のものが利用可能である。
また、代表値の作成方法も何ら限定されず、ブロック内でのRGB色空間の各成分の最大値、最小値を選ぶ方法でもよいし、これ以外の従来公知の代表値の作成方法を含む、各種の代表値の作成方法を利用することができる。
続いて、重複検出回路18は、色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のピクセル値の中から、重複するピクセル値の数が最も多いピクセル値を検出し、最大数ピクセル値として出力するものである。
本実施形態の場合、重複検出回路18は、色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のUV成分のピクセル値(UV値)の中から、重複するUV値の数が最も多いUV値を検出し、UV成分の最大数ピクセル値として出力する。
重複検出回路18は、例えば、UV成分の総数(UV成分のそれぞれが8ビットの場合、28+8)に関するヒストグラムを作成し、重複するUV値の数が最も多いUV値を特定することにより最大数ピクセル値を求めることができる。
しかし、ヒストグラムを作成するよりも、ブロック内の各々のピクセルのピクセル値について、同じピクセル値を持つピクセルの数を計測する方が現実的であり、回路規模も小さいという利点がある。この場合、重複検出回路18は、例えば、UV値が異なるごとに、重複するUV値の数をカウントする所定数(最大、ブロック内のピクセルの数と同数)のカウンタを備える。
そして、重複検出回路18は、ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のピクセル値について、所定数のカウンタにより重複するUV値の数をカウントした後、カウント値が最大のカウンタから出力されるカウント値を、最大数ピクセル値として出力する。
また、重複検出回路18は、UV値が完全に一致する場合だけでなく、UV値が所定の範囲に含まれる場合に、この所定の範囲に含まれるUV値が重複するUV値であると判定してもよい。
最後に、ピクセル置換回路20は、テクスチャー圧縮回路16から出力された2以上の代表値のうち、画像の色空間内において、最大数ピクセル値との間の距離が最も近い代表値を最大数ピクセル値に置換するものである。
本実施形態の場合、ピクセル置換回路20は、第2の圧縮回路16bから出力された2以上のUV成分の代表値のうち、画像のUV平面(色差成分平面)内において、UV成分の最大数ピクセル値との間の距離が最も近いUV成分の代表値をUV成分の最大数ピクセル値に置換する。
ピクセル置換回路20は、最大数ピクセル値と2以上の代表値の各々との間の距離として、例えば、式(5)に示すユークリッド距離や、式(6)に示すL1ノルムを算出することができる。
距離(x、y)=√{(xu−yu)2+(xv−yv)2} … (5)
距離(x、y)=|xu−yu|+|xv−yv| … (6)
ここで、x=(xu、xv)は、代表値のUV値を各成分としたベクトル、y=(yu、yv)は、最大数ピクセル値のUV値を各成分としたベクトルである。
L1ノルムの場合には、掛け算、平方根の処理がないため、ユークリッド距離の場合よりも数分の1に回路規模が小さくなるという利点がある。一方で、ユークリッド距離の場合には、L1ノルムの場合よりも高精度に距離を計算することができ、HSV色空間などの人間の感覚的な距離に近いという利点がある。
なお、ピクセル置換回路20は、最大数ピクセル値と、最大数ピクセル値との間の距離が最も近い代表値との間の距離が所定値以下の場合に、最大数ピクセル値との間の距離が最も近い代表値を最大数ピクセル値に置換するようにしてもよい。この場合、最大数ピクセル値との間の距離が最も近い代表値を最大数ピクセル値に置換するかどうかを判断するための所定値は、回路上、可変に設定可能としておき、圧縮画像における変色の程度に応じて適宜変更することが望ましい。
以下、ピクセル置換回路20の具体例を挙げて説明する。
図2は、図1に示すピクセル置換回路の構成を表す一例のブロック図である。同図に示すピクセル置換回路20は、第2の圧縮回路16bから出力された代表値が、代表値(1)および(2)の2つである場合の一例であり、第1および第2の距離計算回路24および26と、大小比較回路28と、第1および第2のセレクタ30および32とを備えている。
第1および第2の距離計算回路24および26は、それぞれ、最大数ピクセル値と代表値(1)および(2)との間の距離(1)および(2)を計算するものである。
大小比較回路28は、第1および第2の距離計算回路24および26により計算された距離(1)および(2)を比較し、距離(1)および(2)の大小関係を判定するものである。
セレクタ30は、大小比較回路28により判定された、距離(1)および(2)の大小関係の判定結果に応じて、代表値(1)または最大数ピクセル値を出力するものである。
同様に、セレクタ32は、距離(1)および(2)の大小関係の判定結果に応じて、最大数ピクセル値または代表値(2)を出力するものである。
図2に示すピクセル置換回路20では、第1および第2の距離計算回路24により、それぞれ、最大数ピクセル値と代表値(1)および(2)との間の距離(1)および(2)が計算される。
続いて、大小比較回路28により、距離(1)および(2)が比較され、距離(1)および(2)の大小関係が判定される。
そして、本実施形態の場合、距離(1)の方が距離(2)よりも大きい場合、セレクタ30から、置換後の代表値(1)として最大数ピクセル値が出力され、セレクタ32から、置換後の代表値(2)として代表値(2)がそのまま出力される。
一方、距離(2)の方が距離(1)よりも大きい場合、セレクタ30から、置換後の代表値(1)として代表値(1)がそのまま出力され、セレクタ32から、置換後の代表値(2)として最大数ピクセル値が出力される。
次に、本発明の画像圧縮方法に従って、画像圧縮装置10の概略動作を説明する。
画像圧縮装置10にRGB色空間で表現された画像が入力されると、画像分割回路12により、入力画像が、所定サイズの所定数のブロックに分割される。分割された所定数のブロックは、1ブロック単位で色空間変換回路14に順次入力される。
続いて、色空間変換回路14により、画像分割回路12から入力されたブロックの色空間が、RGB色空間からYUV色空間に変換される。色空間が変換されたブロックは、1ブロック単位でテクスチャー圧縮回路16に順次入力される。
続いて、テクスチャー圧縮回路16では、第1の圧縮回路16aにより、色空間変換回路14から入力されたブロック内のピクセルのY成分がテクスチャー圧縮され、2以上のY成分の代表値、および、ブロック内の各々のピクセルのY成分のカラーコードが出力される。第1の圧縮回路16aから出力された2以上のY成分の代表値、および、ブロック内の各々のピクセルのY成分のカラーコードは、1ブロック単位で画像圧縮装置10から順次出力される。
また、第2の圧縮回路16bにより、色空間変換回路14から入力されたブロック内のピクセルのUV成分がテクスチャー圧縮され、2以上のUV成分の代表値、および、ブロック内の各々のピクセルのUV成分のカラーコードが出力される。第1の圧縮回路16bから出力された2以上のUV成分の代表値は、1ブロック単位でピクセル置換回路20に順次入力され、ブロック内の各々のピクセルのUV成分のカラーコードは、1ブロック単位で画像圧縮装置10から順次出力される。
一方、第1および第2の圧縮回路16aおよび16bにより各々のブロック内のピクセルのY成分およびUV成分がテクスチャー圧縮されるのと同時に、重複検出回路18により、色空間変換回路14から入力されたブロック内の各々のピクセルのUV値の中から、重複するUV値の数が最も多いUV値が検出され、UV成分の最大数ピクセル値として出力される。
そして最後に、ピクセル置換回路20により、2以上のUV成分の代表値のうち、UV平面内において、UV成分の最大数ピクセル値との間の距離が最も近いUV成分の代表値が、UV成分の最大数ピクセル値に置換され、置換後のUV成分の代表値が画像圧縮装置10から出力される。
また、画像圧縮装置10では、上記動作が、画像分割回路12により分割された各々のブロックについて繰り返し行われることにより、入力画像がテクスチャー圧縮される。
図3は、点Dから置換された点A、および、点A,Cの代表値の補間値を持つ点C1’,C2’を表す一例の概念図である。同図では、図10の場合と同様に、ブロック内のピクセルのUV値が2次元のUV平面にプロットされ、点A,B,Cの大きさは、それぞれ同じUV値を持つピクセルの数を表している。また、点AのUV値は、重複するUV値の数が最も多いUV値(UV成分の最大数ピクセル値)である。
画像圧縮装置10では、図3に示すように、図10に示すUV成分の代表値を持つ点C,Dのうち、UV平面において、UV成分の最大数ピクセル値を持つ点Aとの間の距離が最も近い点DのUV成分の代表値が点AのUV成分の最大数ピクセル値に置換される。
例えば、図6に示す画像伸長装置60により圧縮画像を伸長する場合、画像伸長装置60では、補間ピクセル作成回路62により、置換後の点A,CのUV成分の代表値から点C1’,C2’で表されるUV成分の補間値が作成される。そして、セレクタ64により、ブロックに含まれる各々のピクセルのUV成分のカラーコードに対応するUV成分の補間値が、点A,CのUV成分の代表値および点C1’,C2’のUV成分の補間値の中から順次選択される。これにより、テクスチャー圧縮されたブロックに含まれる各々のピクセルのUV成分のピクセル値が伸長される。
画像圧縮装置10では、UV成分の最大数ピクセル値を持つ点Aとの間の距離が最も近い点DのUV成分の代表値が、点AのUV成分の最大数ピクセル値に置換される。これにより、ブロック内において、重複するUV値の数が最も多い点Aの色が変更されなくなるため、例えば、単一の背景色に複数の色で構成された文字がある場合であっても、テクスチャー圧縮後の圧縮画像において、文字の色が背景ににじんだり、文字の色が変色したりすることを大幅に緩和することができる。
図4は、テクスチャー圧縮前の画像と、従来の画像圧縮装置によりテクスチャー圧縮された画像と、本実施形態の画像圧縮装置によりテクスチャー圧縮された画像を表す一例の概念図である。同図は、各々の画像を、カラー画像からグレースケール画像に変換したものであり、同図の左側は、テクスチャー圧縮前の画像であり、同中央は、従来の画像圧縮装置によるテクスチャー圧縮後の画像、同右側は、本実施形態の画像圧縮装置10によるテクスチャー圧縮後の画像である。
テクスチャー圧縮前の画像と、従来の画像圧縮装置によるテクスチャー圧縮後の画像は、図11に示したものと同じである。
図4に示すように、従来の画像圧縮装置によるテクスチャー圧縮後の画像は、特に、文字Vの上部において、白い背景に文字の色がにじみ、さらに、文字Vの色もテクスチャー圧縮前と圧縮後とで大きく変色している。
これに対し、本実施形態の画像圧縮装置によるテクスチャー圧縮後の画像は、文字Vの上部の背景部分の色のにじみが大幅に緩和され、さらに、テクスチャー圧縮前と圧縮後とでの文字Vの変色も大幅に低減されていることが分かる。
また、本実施形態のように、入力画像の色空間を、RGB色空間からYUV色空間に変換し、例えば、Y成分と、UV成分の合計とに同じデータサイズを割り当ててテクスチャー圧縮を行うことにより、Y成分の圧縮精度をUV成分よりも高くすることができ、上記実施形態の場合には、U成分およびV成分それぞれをY成分の2倍の圧縮率で圧縮することができ、同じデータサイズで視覚的によりよい品質の圧縮画像を得ることができる。
なお、UV成分の圧縮率は、適宜変更することができる。
なお、上記実施形態では、YUV色空間のうちのUV成分に対して本発明を適用しているが、本発明はこれに限定されず、これ以外の色空間において、色空間の各成分のうちの2以上の成分に対して本発明を適用することも可能である。例えば、RGB色空間のうちのRG成分(2成分)に対して本発明を適用してもよいし、RGB成分(3成分)に対して本発明を適用してもよい。RGB成分に対して本発明を適用する場合、ピクセル置換回路20は、RGB色空間(3次元色空間)内における距離を計算する。
本発明の画像圧縮方法は、例えば、その各々のステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現することができる。また、このプログラムが記録されたコンピュータ読取可能な記録媒体としてもよい。
本発明は、基本的に以上のようなものである。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
10,40,70 画像圧縮装置
12,42,72 画像分割回路
14,74 色空間変換回路
16,46,76 テクスチャー圧縮回路
16a、76a 第1の圧縮回路
16b、76b 第2の圧縮回路
18 重複検出回路
20 ピクセル置換回路
24 第1の距離計算回路
26 第2の距離計算回路
28 大小比較回路
30 第1のセレクタ
32 第2のセレクタ
48 代表ピクセル作成回路
50,62 補間ピクセル作成回路
52 最近傍値決定回路
60 画像伸長装置
64 セレクタ

Claims (12)

  1. 画像を所定サイズの所定数のブロックに分割する画像分割回路と、
    前記ブロックに含まれる所定数のピクセルをテクスチャー圧縮して、2以上の代表値、および、前記ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のカラーコードを出力するテクスチャー圧縮回路と、
    前記ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のピクセル値の中から、重複するピクセル値の数が最も多いピクセル値を検出し、最大数ピクセル値として出力する重複検出回路と、
    前記2以上の代表値のうち、前記画像の色空間内において、前記最大数ピクセル値との間の距離が最も近い代表値を前記最大数ピクセル値に置換するピクセル置換回路とを備え、
    前記ピクセル置換回路は、前記最大数ピクセル値と、前記最大数ピクセル値との間の距離が最も近い代表値との間の距離が所定値以下の場合に、前記最大数ピクセル値との間の距離が最も近い代表値を前記最大数ピクセル値に置換するものであることを特徴とする画像圧縮装置。
  2. 画像を所定サイズの所定数のブロックに分割する画像分割回路と、
    前記ブロックに含まれる所定数のピクセルをテクスチャー圧縮して、2以上の代表値、および、前記ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のカラーコードを出力するテクスチャー圧縮回路と、
    前記ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のピクセル値の中から、重複するピクセル値の数が最も多いピクセル値を検出し、最大数ピクセル値として出力する重複検出回路と、
    前記2以上の代表値のうち、前記画像の色空間内において、前記最大数ピクセル値との間の距離が最も近い代表値を前記最大数ピクセル値に置換するピクセル置換回路とを備え、
    前記ピクセル置換回路は、前記距離として、ユークリッド距離またはL1ノルムを算出するものであることを特徴とする画像圧縮装置。
  3. 画像を所定サイズの所定数のブロックに分割する画像分割回路と、
    前記ブロックに含まれる所定数のピクセルをテクスチャー圧縮して、2以上の代表値、および、前記ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のカラーコードを出力するテクスチャー圧縮回路と、
    前記ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のピクセル値の中から、重複するピクセル値の数が最も多いピクセル値を検出し、最大数ピクセル値として出力する重複検出回路と、
    前記2以上の代表値のうち、前記画像の色空間内において、前記最大数ピクセル値との間の距離が最も近い代表値を前記最大数ピクセル値に置換するピクセル置換回路とを備え、
    前記画像分割回路は、RGB色空間で表現された画像をブロックに分割するものであり、
    さらに、前記画像分割回路により分割されたブロックの色空間を、前記RGB色空間から、輝度成分および色差成分からなる色空間に変換する色空間変換回路を備え、
    前記テクスチャー圧縮回路は、前記色空間変換回路により色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの輝度成分のテクスチャー圧縮を行って、2以上の輝度成分の代表値、および、前記色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々の輝度成分のカラーコードを出力する第1の圧縮回路と、前記色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々の色差成分のテクスチャー圧縮を行って、2以上の色差成分の代表値、および、前記色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々の色差成分のカラーコードを出力する第2の圧縮回路とを備え、
    前記重複検出回路は、前記色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々の色差成分のピクセル値の中から、重複する色差成分のピクセル値の数が最も多い色差成分のピクセル値を検出し、色差成分の最大数ピクセル値として出力するものであり、
    前記ピクセル置換回路は、前記2以上の色差成分の代表値のうち、前記画像の色差成分平面内において、前記色差成分の最大数ピクセル値との間の距離が最も近い色差成分の代表値を前記色差成分の最大数ピクセル値に置換するものであることを特徴とする画像圧縮装置。
  4. 前記ピクセル置換回路は、前記距離として、ユークリッド距離またはL1ノルムを算出するものである請求項1に記載の画像圧縮装置。
  5. 前記画像分割回路は、RGB色空間で表現された画像をブロックに分割するものであり、
    前記画像圧縮装置は、さらに、前記画像分割回路により分割されたブロックの色空間を、前記RGB色空間から、輝度成分および色差成分からなる色空間に変換する色空間変換回路を備え、
    前記テクスチャー圧縮回路は、前記色空間変換回路により色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの輝度成分のテクスチャー圧縮を行って、2以上の輝度成分の代表値、および、前記色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々の輝度成分のカラーコードを出力する第1の圧縮回路と、前記色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々の色差成分のテクスチャー圧縮を行って、2以上の色差成分の代表値、および、前記色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々の色差成分のカラーコードを出力する第2の圧縮回路とを備え、
    前記重複検出回路は、前記色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々の色差成分のピクセル値の中から、重複する色差成分のピクセル値の数が最も多い色差成分のピクセル値を検出し、色差成分の最大数ピクセル値として出力するものであり、
    前記ピクセル置換回路は、前記2以上の色差成分の代表値のうち、前記画像の色差成分平面内において、前記色差成分の最大数ピクセル値との間の距離が最も近い色差成分の代表値を前記色差成分の最大数ピクセル値に置換するものである請求項1または2に記載の画像圧縮装置。
  6. 前記重複検出回路は、前記ピクセル値が異なるごとに、前記重複するピクセル値の数をカウントする所定数のカウンタを備え、前記ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のピクセル値について、前記所定数のカウンタにより前記重複するピクセル値の数をカウントした後、カウント値が最大のカウンタから出力されるカウント値を、前記最大数ピクセル値として出力するものである請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像圧縮装置。
  7. 前記重複検出回路は、前記ピクセル値が所定の範囲に含まれる場合に、前記所定の範囲に含まれるピクセル値が前記重複するピクセル値であると判定するものである請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像圧縮装置。
  8. 像を所定サイズの所定数のブロックに分割する第1ステップと、
    前記ブロックに含まれる所定数のピクセルをテクスチャー圧縮して、2以上の代表値、および、前記ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のカラーコードを出力する第2ステップと、
    前記ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のピクセル値の中から、重複するピクセル値の数が最も多いピクセル値を検出し、最大数ピクセル値として出力する第3ステップと、
    前記2以上の代表値のうち、前記画像の色空間内において、前記最大数ピクセル値との間の距離が最も近い代表値を前記最大数ピクセル値に置換する第4ステップと、
    前記所定数のブロックの各々について、前記第2〜第4ステップを繰り返すことにより、前記画像をテクスチャー圧縮する第5ステップとを含み、
    前記第4ステップは、前記最大数ピクセル値と、前記最大数ピクセル値との間の距離が最も近い代表値との間の距離が所定値以下の場合に、前記最大数ピクセル値との間の距離が最も近い代表値を前記最大数ピクセル値に置換することを特徴とする画像圧縮方法。
  9. 画像を所定サイズの所定数のブロックに分割する第1ステップと、
    前記ブロックに含まれる所定数のピクセルをテクスチャー圧縮して、2以上の代表値、および、前記ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のカラーコードを出力する第2ステップと、
    前記ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のピクセル値の中から、重複するピクセル値の数が最も多いピクセル値を検出し、最大数ピクセル値として出力する第3ステップと、
    前記2以上の代表値のうち、前記画像の色空間内において、前記最大数ピクセル値との間の距離が最も近い代表値を前記最大数ピクセル値に置換する第4ステップと、
    前記所定数のブロックの各々について、前記第2〜第4ステップを繰り返すことにより、前記画像をテクスチャー圧縮する第5ステップとを含み、
    前記第4ステップは、前記距離として、ユークリッド距離またはL1ノルムを算出することを特徴とする画像圧縮方法。
  10. 画像を所定サイズの所定数のブロックに分割する第1ステップと、
    前記ブロックに含まれる所定数のピクセルをテクスチャー圧縮して、2以上の代表値、および、前記ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のカラーコードを出力する第2ステップと、
    前記ブロックに含まれる所定数のピクセルの各々のピクセル値の中から、重複するピクセル値の数が最も多いピクセル値を検出し、最大数ピクセル値として出力する第3ステップと、
    前記2以上の代表値のうち、前記画像の色空間内において、前記最大数ピクセル値との間の距離が最も近い代表値を前記最大数ピクセル値に置換する第4ステップと、
    前記所定数のブロックの各々について、前記第2〜第4ステップを繰り返すことにより、前記画像をテクスチャー圧縮する第5ステップとを含み、
    前記第1ステップは、RGB色空間で表現された画像をブロックに分割し、
    さらに、前記第1ステップにより分割されたブロックの色空間を、前記RGB色空間から、輝度成分および色差成分からなる色空間に変換する第6ステップを含み、
    前記第2ステップは、前記第6ステップにより色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの輝度成分のテクスチャー圧縮を行って、2以上の輝度成分の代表値、および、前記色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々の輝度成分のカラーコードを出力する第7ステップと、前記色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々の色差成分のテクスチャー圧縮を行って、2以上の色差成分の代表値、および、前記色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々の色差成分のカラーコードを出力する第8ステップとを含み、
    前記第3ステップは、前記色空間が変換されたブロックに含まれる所定数のピクセルの各々の色差成分のピクセル値の中から、重複する色差成分のピクセル値の数が最も多い色差成分のピクセル値を検出し、色差成分の最大数ピクセル値として出力し、
    前記第4ステップは、前記2以上の色差成分の代表値のうち、前記画像の色差成分平面内において、前記色差成分の最大数ピクセル値との間の距離が最も近い色差成分の代表値を前記色差成分の最大数ピクセル値に置換することを特徴とする画像圧縮方法。
  11. 請求項8〜10のいずれか一項に記載の画像圧縮方法の各々のステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  12. 請求項8〜10のいずれか一項に記載の画像圧縮方法の各々のステップをコンピュータに実行させるためのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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