JP6217407B2 - 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置及びプログラムに関する。
教育現場等では、テストにより学生の成績管理が行われる。テストはその信頼性や手軽さから、今なお紙媒体で行われることが多い。テストの実施後は、成績を管理する担当者が採点済みの答案用紙の情報(学籍番号、氏名、得点等)を目視で1枚ずつ確認し、それらをパソコンのデータ管理ソフト(エクセル等)に手作業で入力することにより、成績の管理が行われる。
このような成績管理の作業を正確かつ効率的に行うためには、例えば、紙媒体に手書きされた文字を電子的に読み取って認識する技術を用いることが考えられる。従来、手書き文字の認識方法として、例えば、特許文献1及び2の方法が提案されている。
特許文献1に開示されている文字認識方法では、投票用紙を電子的に読み取り、読み取った文字と、予め用意した誤認識されやすい誤り名リストの文字とを比較し、両者の合致度が高い場合はリジェクト処理している。
特許文献2に開示されている文字認識方法では、手書き文字の特徴点と、認識された文字の特徴点との合致度を求め、合致度が所定基準値より低い場合は、手書き文字に変形処理を施し、再び文字認識処理を行っている。
特開2002−150222号公報 特開2004−78366号公報
本発明は、記入媒体に記入された情報を正確に認識するとともに、認識した情報の管理を容易に行うことができる情報処理システム、情報処理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る情報処理システムは、記入媒体に記入された、記入者の識別情報を含む文字が読み取られた画像データを取得する取得手段と、取得された前記画像データに基づいて、前記文字を文字認識する認識手段と、文字認識された前記文字に含まれる前記記入者の識別情報に誤りがあるか否かを判定する判定手段と、文字認識された前記記入者の識別情報に誤りがない場合は、文字認識された前記文字を認識結果リストに登録する一方、文字認識された前記記入者の識別情報に誤りがある場合は、記入媒体に記入する複数の記入者の識別情報を含む複数の記入者情報が予め登録された記入者リストにおいて、取得された前記画像データにおける前記文字に類似する前記記入者情報に基づいて、文字認識された前記文字を変更して前記認識結果リストに登録する情報処理手段と、を含むことを特徴とする。
本発明の請求項2に係る情報処理システムは、請求項1に記載の構成において、前記判定手段は、文字認識された前記記入者の識別情報が、予め設定された範囲に含まれているか否かを判定し、該識別情報が前記範囲に含まれていない場合に、前記記入者の識別情報に誤りがあると判定する。
本発明の請求項3に係る情報処理システムは、請求項2に記載の構成において、前記判定手段は、文字認識された前記記入者の識別情報が前記範囲に含まれている場合は、さらに、該識別情報が前記記入者リストに含まれているか否かを判定し、該識別情報が前記記入者リストに含まれている場合に、前記記入者の識別情報に誤りがないと判定し、前記情報処理手段は、前記記入者の識別情報に誤りがない場合は、文字認識された前記文字を前記認識結果リストに登録する。
本発明の請求項4に係る情報処理システムは、請求項3に記載の構成において、前記判定手段は、文字認識された前記記入者の識別情報が前記記入者リストに含まれていない場合は、さらに、該識別情報が、前記認識結果リストに登録された前記文字に対応する前記記入者情報が登録された登録済リストに含まれているか否かを判定し、該識別情報が前記登録済リストに含まれていない場合に、前記記入者の識別情報に誤りがあると判定する。
本発明の請求項5に係る情報処理システムは、請求項4に記載の構成において、文字認識された前記記入者の識別情報が前記登録済リストに含まれている場合に、前記登録済リストに登録されている前記記入者の識別情報と、前記画像データにおける前記文字に含まれる前記識別情報との類似度、及び、前記登録済リストに登録されている前記記入者の識別情報と、前記認識結果リストに既に登録されている前記文字に含まれる前記識別情報との類似度、をそれぞれ算出する第1類似度算出手段をさらに含む。
本発明の請求項6に係る情報処理システムは、請求項5に記載の構成において、前記情報処理手段は、前記登録済リストに登録されている前記記入者の識別情報に最も類似する前記識別情報に対応する前記記入者情報に基づいて、文字認識された前記文字を変更して前記認識結果リストに登録する。
本発明の請求項7に係る情報処理システムは、請求項1から6の何れか1項に記載の構成において、前記情報処理手段は、前記記入者の識別情報に誤りがある、文字認識された前記文字を誤検出リストに登録する。
本発明の請求項8に係る情報処理システムは、請求項7に記載の構成において、前記誤検出リストに登録されている前記記入者情報に対応する前記画像データと、前記記入者リストに登録されている全ての前記記入者情報との類似度を算出する第2類似度算出手段をさらに含む。
本発明の請求項9に係る情報処理システムは、請求項8に記載の構成において、前記情報処理手段は、前記誤検出リストに登録されている前記記入者情報を、前記記入者リストに登録されている全ての前記記入者情報のうち、前記画像データとの前記類似度が最も高い前記記入者情報に変更するとともに、変更した前記記入者情報に基づいて、文字認識された前記文字を変更して前記認識結果リストに登録する。
本発明の請求項10に係る情報処理システムは、請求項9に記載の構成において、前記情報処理手段は、前記変更した前記記入者情報を、前記誤検出リストから削除する。
本発明の請求項11に係る情報処理装置は、記入媒体に記入された、記入者の識別情報を含む文字が読み取られた画像データを取得する取得手段と、取得された前記画像データに基づいて、前記文字を文字認識する認識手段と、文字認識された前記文字に含まれる前記記入者の識別情報に誤りがあるか否かを判定する判定手段と、文字認識された前記記入者の識別情報に誤りがない場合は、文字認識された前記文字を認識結果リストに登録する一方、文字認識された前記記入者の識別情報に誤りがある場合は、記入媒体に記入する複数の記入者の識別情報を含む複数の記入者情報が予め登録された記入者リストにおいて、取得された前記画像データにおける前記文字に類似する前記記入者情報に基づいて、文字認識された前記文字を変更して前記認識結果リストに登録する情報処理手段と、を含むことを特徴とする。
本発明の請求項12に係るプログラムは、記入媒体に記入された、記入者の識別情報を含む文字が読み取られた画像データを取得する取得手段、取得された前記画像データに基づいて、前記文字を文字認識する認識手段、文字認識された前記文字に含まれる前記記入者の識別情報に誤りがあるか否かを判定する判定手段、及び、文字認識された前記記入者の識別情報に誤りがない場合は、文字認識された前記文字を認識結果リストに登録する一方、文字認識された前記記入者の識別情報に誤りがある場合は、記入媒体に記入する複数の記入者の識別情報を含む複数の記入者情報が予め登録された記入者リストにおいて、取得された前記画像データにおける前記文字に類似する前記記入者情報に基づいて、文字認識された前記文字を変更して前記認識結果リストに登録する情報処理手段、としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。このプログラムは、CD−ROMやDVD−ROMなどの、コンピュータが読み取り可能な情報記憶媒体に格納されてもよい。
本発明の請求項1、11、12の構成によれば、記入された情報が正確に認識されるとともに、認識された情報の管理が容易になる。
本発明の請求項2の構成によれば、文字認識された記入者の識別情報が予め設定された範囲に含まれていない場合に、記入文字の誤認識と判定される。
本発明の請求項3の構成によれば、記入者の識別情報に誤りがない場合は、文字認識された記入文字が認識結果リストに登録される。
本発明の請求項4の構成によれば、文字認識された記入者の識別情報が登録済リストに含まれていない場合に、記入文字の誤認識と判定される。
本発明の請求項5の構成によれば、文字認識された記入者の識別情報が登録済リストに含まれている場合に、画像データにおける文字の類似度が算出される。
本発明の請求項6の構成によれば、画像データにおける記入文字との類似度が高い方の識別情報に対応する記入者情報に基づいて変更された記入文字が登録される。
本発明の請求項7の構成によれば、誤認識された記入文字は誤検出リストに登録される。
本発明の請求項8の構成によれば、誤検出リストに登録されている記入者情報に対応する画像データと、記入者リストに登録されている全ての記入者情報との類似度が算出される。
本発明の請求項9の構成によれば、誤検出リストに登録されている記入者情報が、画像データとの類似度が最も高い記入者情報に変更されるとともに、変更された記入者情報に基づいて記入文字が変更され、登録される。
本発明の請求項10の構成によれば、変更された記入者情報が誤検出リストから削除されて、全ての記入文字が管理される。
本実施形態に係る情報処理システムの全体構成図である。 答案用紙の一例を示す図である。 本実施形態に係る情報処理システムの具体的構成を示すブロック図である。 過去集計結果リストの一例を示す図である。 現在集計結果リストの一例を示す図である。 集計済情報リストの一例を示す図である。 誤検出リストの一例を示す図である。 本実施形態に係る情報処理装置の機能ブロック図である。 本実施形態に係る情報処理システムの動作フロー図である。 本実施形態に係る情報処理システムの動作フロー図である。 答案用紙の一例を示す図である。 各リストの一例を示す図である。 各リストの一例を示す図である。 各リストの一例を示す図である。 過去集計結果リストの一例を示す図である。 現在集計結果リストの一例を示す図である。 各リストの一例を示す図である。 現在集計結果リストの一例を示す図である。 各リストの一例を示す図である。 各リストの一例を示す図である。 各リストの一例を示す図である。 現在集計結果リストの一例を示す図である。 各リストの一例を示す図である。 過去集計結果リストの一例を示す図である。 現在集計結果リストの一例を示す図である。 各リストの一例を示す図である。
本発明の一実施形態について、図面を用いて以下に説明する。
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの全体構成図である。同図に示すように、情報処理システム100は、記入媒体に記入された情報を画像データとして電子的に読み取る画像読取装置10と、画像読取装置10が読み取った画像データに基づいて上記情報を処理する情報処理装置20と、各種データを記憶、管理するデータサーバ30(記憶手段)とを含んで構成されている。画像読取装置10、情報処理装置20及びデータサーバ30は、LAN(Local Area Network)やインターネット等の通信ネットワーク40を介して相互に接続されている。
情報処理システム100は、記入媒体(例えば、紙媒体)に記入された文字などの各種の情報を画像データとして取得し、該画像データを文字認識した文字情報について各種処理を実行するものである。本実施形態では、一例として、テストを受験した複数の学生の答案用紙に手書きされた情報(学籍番号、氏名及び得点)を、集計して管理する利用形態について説明する。また、テストを受験する学生は、特定のクラス(Xクラスとする。)に所属する、学籍番号「0001」から「0030」までの学生30人と仮定する。
図2は、答案用紙の一例を示す図である。答案用紙には、学籍番号欄、氏名欄、得点欄、解答欄が設けられている。また、答案用紙の右端上部には、QRコード(登録商標)やバーコード等のタグが添付されている。タグには、答案用紙における、学籍番号欄、氏名欄、得点欄、解答欄のそれぞれの座標位置及び縦横の大きさを示す情報が埋め込まれている。なお、答案用紙に、科目名欄、日付欄等が設けられ、これらの座標位置及び大きさを示す情報がタグに埋め込まれていてもよい。答案用紙に記載された各情報は、記入者の情報(記入者情報)(ここでは、学生情報)を示し、記入者情報には記入者を識別するための識別情報(ここでは、学籍番号)が含まれている。
画像読取装置10は、スキャナ機能を有し、紙媒体の答案用紙に記載された情報(学生情報)を画像データとして電子的に読み取る。画像読取装置10は、読み取った画像データを、通信ネットワーク40を介して情報処理装置20に送信する。例えば、管理者が学生30人分の答案用紙を画像読取装置10にセットしてスキャン操作を行うと、画像読取装置10は、30人分の答案用紙を連続してスキャン処理する。そして、画像読取装置10は、順次、30人分の答案用紙の画像データを、情報処理装置20に送信する。画像読取装置10は、情報処理システム100において画像読取手段として機能する。画像読取手段は、情報処理装置20に含まれていてもよい。
図3は、情報処理システム100の具体的構成を示すブロック図である。図3には、情報処理装置20のハードウェア構成を示している。情報処理装置20は、通信部11、CPU12、及びメモリ13を含むコンピュータで構成されている。これらのハードウェア要素はバスにより相互にデータの授受が可能に接続されている。通信部11は、通信ネットワーク40(図1参照)を介して、画像読取装置10及びデータサーバ30とデータ通信を行う。CPU12は、情報処理装置20の各部を制御したり、各種の情報処理を実行したりする。メモリ13は、各種のプログラムやデータを保持する。またメモリ13には、CPU12の作業領域も確保される。
データサーバ30は、過去集計DB31、現在集計DB32、集計済情報DB33、及び誤検出DB34を含んでいる。なお、データサーバ30は、情報処理装置20に含まれていてもよい。
過去集計DB31には、過去に実施されたテストの学生情報を集計した結果を示す過去集計結果リスト(記入者リスト)が保存されている。図4は、過去集計結果リストの一例を示す図である。図4では、Xクラスの学籍番号「0001」から「0030」までの学生30人分の過去のテストの集計結果が登録されている。
現在集計DB32には、今回実施されたテストの学生情報を集計した結果を示す現在集計結果リスト(認識結果リスト)が保存されている。図5は、現在集計結果リストの一例を示す図である。情報処理システム100では、テストを実施した後に答案用紙を画像読取装置10により順次スキャンすることにより、各答案用紙の学生情報が、現在集計結果リストに順次登録される。図5では、Xクラスの学籍番号「0001」から「0030」までの学生30人分の答案用紙の学生情報が、現在集計結果リストに正確に登録された状態を示している。
集計済情報DB33には、今回実施されたテストにおいて、現在集計結果リスト(図5参照)に正確に登録された学生情報を集計した結果を示す集計済情報リスト(登録済リスト)が保存されている。図6は、集計済情報リストの一例を示す図である。図6では、Xクラスの学籍番号「0001」から「0030」までの学生30人分の答案用紙の学生情報が、現在集計結果リストに正確に登録された場合の集計済情報リストの状態を示している。
誤検出DB34には、今回実施されたテストにおいて、現在集計結果リスト(図5参照)に正確に登録されなかった学生情報を集計した結果を示す誤検出リストが保存されている。図7は、誤検出リストの一例を示す図である。例えば図7(a)では、学籍番号「0602」、氏名「B」及び得点「80」と、学籍番号「0001」、氏名「G」及び得点「95」が登録されている。誤検出リストには、例えば、答案用紙に手書きされた学籍番号を正確に認識することができなかった場合に、誤って読み取られた学籍番号を含む学生情報が登録される。具体的には、図7(a)では、手書きされた学籍番号「0002」を、「0602」と誤認識した場合を示している。
次に、情報処理装置20の具体的な構成について説明する。図8は、情報処理装置20の機能ブロック図である。同図に示すように、情報処理装置20は、機能的には、画像取得部21(取得手段)、画像抽出部22(抽出手段)、文字認識部23(認識手段)、判定部24(判定手段)、類似度算出部25(類似度算出手段)、及び情報処理部26(情報処理手段)を含んでいる。これらの要素はメモリ13(図3参照)に格納されたプログラムをCPU12が実行することにより実現される。このプログラムはCD−ROM、DVD−ROM、メモリカードなどのコンピュータが読み取り可能な情報記憶媒体から情報処理装置20にインストールされてもよいし、インターネット等の通信ネットワーク40を介してダウンロードされてもよい。
画像取得部21は、画像読取装置10が読み取った画像データを、通信ネットワーク40及び通信部11を介して取得する。例えば、画像取得部21は、画像読取装置10から、Xクラスの学籍番号「0001」から「0030」までの学生30人分の答案用紙の画像データを順次取得する。
画像抽出部22は、画像取得部21により取得された画像データについて、学籍番号、氏名、及び得点のイメージデータを抽出する。具体的には、画像抽出部22は、答案用紙に添付されたタグ(QRコード)に埋め込まれた、学籍番号欄、氏名欄、及び得点欄のそれぞれの座標位置及び縦横の大きさを示す情報に基づいて、学籍番号、氏名、及び得点のイメージデータ(画像データ)を抽出する。
文字認識部23は、画像抽出部22により抽出されたイメージデータに基づいて、手書き文字を、テキスト形式等の文字として文字認識する。具体的には、文字認識部23は、学籍番号、氏名、及び得点のそれぞれのイメージデータについて、学籍番号、氏名、及び得点を文字認識する。文字認識の方法は、公知の技術を適用することができ、例えばOCR処理(Optical Character Recognition)を適用することができる。
判定部24は、文字認識部23により認識された文字と、データサーバ30に保存されている各種リストの情報とに基づいて、各種の判定処理を行う。例えば、判定部24は、文字認識部23により認識された学籍番号が、予め設定された範囲(所定範囲)内に含まれるか否かを判定する(第1判定処理)。また、判定部24は、文字認識部23により認識された学籍番号が、過去集計DB31の過去集計結果リスト(図4参照)に存在するか否かを判定する(第2判定処理)。また、判定部24は、文字認識部23により認識された学籍番号が、集計済情報DB33の集計済情報リスト(図6参照)に存在するか否かを判定する(第3判定処理)。また、判定部24は、誤検出DB34の誤検出リスト(図7(a)参照)に、学生情報が登録されているか否かを判定する(第4判定処理)。また、判定部24は、上記第1判定処理において、学籍番号が所定範囲内に含まれない場合、及び、上記第3判定処理において、学籍番号が集計済情報リストに存在しない場合、文字認識された学籍番号に誤りがあると判定する。
類似度算出部25は、集計済情報リストにおける学籍番号及び氏名と、画像抽出部22により抽出されたイメージデータにおける学籍番号及び氏名との類似度、及び、集計済情報リストにおける学籍番号及び氏名と、既に現在集計結果リストに登録されている学籍番号及び氏名との類似度、をそれぞれ算出する(第1算出処理)。また、類似度算出部25は、誤検出リストに存在する学生情報に対応するイメージデータにおける学籍番号及び氏名と、過去集計DB31の過去集計結果リスト(図4参照)に残っている全ての学生の学籍番号及び氏名との類似度を算出する(第2算出処理)。なお、類似度算出部25は、第1算出処理を実行する第1類似度算出手段、及び、第2算出処理を実行する第2類似度算出手段として機能する。
情報処理部26は、判定部24による判定処理(第1判定処理〜第4判定処理)のそれぞれの判定結果、及び類似度算出部25の算出結果に基づいて、データサーバ30に保存されている各種リストの情報、及び文字認識された情報を処理(登録、変更、削除等)する。情報処理部26の具体的な処理内容は後述する。
次に、情報処理システム100における処理内容について、具体例を挙げて説明する。図9及び図10は、情報処理システム100の動作フロー図である。ここでは、Xクラスの学籍番号「0001」から「0030」までの学生30人分の答案用紙の学生情報(学籍番号、氏名、得点)を処理する場合を例に挙げる。また、過去集計DB31には、Xクラスにおいて過去に実施されたテストの学生情報を集計した結果を示す過去集計結果リスト(図4参照)が保存されているものとする。また、以下では、Xクラス全員の学生情報が正確に読み取られるケース(第1のケース)と、特定の学生情報が正確に読み取られない2つのケース(第2のケース、第3のケース)とに分けて説明する。
[第1のケース]
初めに、S11において、管理者がXクラスの学生30人分の答案用紙を画像読取装置10にセットしてスキャン開始操作を行うと、画像読取装置10は、1枚目の答案用紙をスキャンする。画像読取装置10は、スキャンした1枚目の答案用紙の画像データを、通信ネットワーク40を介して情報処理装置20に送信する(S12)。例えば、図11に示す学生Aの答案用紙(学籍番号「0001」、氏名「A」、得点「80」)をスキャンした画像データが情報処理装置20に送信される。
情報処理装置20の画像取得部21は、情報処理装置20から送信された画像データ(図11参照)を、通信ネットワーク40及び通信部11を介して取得する(S13)。画像抽出部22は、上記画像データについて、QRコードの情報に基づき、学籍番号、氏名、及び得点のイメージデータを抽出する(S14)。文字認識部23は、上記イメージデータについて、学籍番号、氏名、及び得点をOCR処理により文字認識する(S15)。ここでは、文字認識部23により、学籍番号「0001」、氏名「A」、得点「80」が認識されたとする。
次に、判定部24は、文字認識された学籍番号が、所定範囲内に含まれるか否かを判定する(S16:第1判定処理)。具体的には、判定部24は、文字認識された学籍番号が、Xクラスに所属する学生の学籍番号「0001」から「0030」に含まれるか否かを判定する。
文字認識された学籍番号が所定範囲内に含まれる場合(S16にてYES)、判定部24は、該学籍番号が過去集計結果リスト(図4参照)に存在するか否かを判定する(S17:第2判定処理)。
文字認識された学籍番号が過去集計結果リストに存在する場合(S17にてYES)、情報処理部26は、該学籍番号と、これに対応する氏名及び得点とを、現在集計DB32の現在集計結果リストに登録する(S18)。ここでは、図12(a)に示すように、学籍番号「0001」、氏名「A」、得点「80」が、現在集計結果リストに登録される。また、情報処理部26は、図12(b)に示すように、過去集計結果リスト(図4参照)を複製した過去集計結果リストから学生Aの学生情報(学籍番号「0001」、氏名「A」、得点「85」)を削除するとともに、図12(c)に示すように、集計済情報リストに学生Aの学生情報(学籍番号「0001」、氏名「A」)を登録する(S19)。
次に、判定部24は、次にスキャンすべき答案用紙が存在するか否かを判定する(S20)。例えば、判定部24は、画像読取装置10に答案用紙がセットされている旨の信号を画像読取装置10から受信することにより、次の答案用紙の有無を判定する。
次の答案用紙が存在する場合(S20にてYES)、画像読取装置10は、2枚目の答案用紙をスキャンして(S11)、スキャンした画像データを情報処理装置20に送信する(S12)。以降の処理は、上述した処理と同一である。
全ての答案用紙について上述の処理が実行されると(S20にてNO)、判定部24は、誤検出リストに登録された学生情報が存在するか否かを判定する(S21:第4判定処理)。誤検出リストに学生情報が存在しない場合(S21にてNO)、情報処理システム100の処理は終了する。
以上のように、Xクラスの学籍番号「0001」から「0030」までの学生30人分の答案用紙の学生情報が正確に読み取られた場合、上述の処理により、各学生情報が正確に登録され、図5に示す現在集計結果リストと、図6に示す集計済情報リストとが生成される。また、現在集計結果リストへの各学生情報の登録処理に伴って、過去集計結果リストを複製した過去集計結果リストから各学生情報の削除処理が行われるため、Xクラス全員の学生情報が現在集計結果リストへ正確に登録されると、複製した過去集計結果リストの学生情報は全て削除された状態となる。また、生成された現在集計結果リストは、新たな過去集計結果リストとして、過去集計DB31に保存される。なお、過去集計DB31には、最新の過去集計結果リストのみが保存されていてもよいし、過去の複数の過去集計結果リストが保存されていてもよい。
[第2のケース]
図9のS16の処理において、文字認識された学籍番号が、所定範囲内に含まれない場合(S16にてNO)、情報処理部26は、該学籍番号と、これに対応する氏名及び得点とを、誤検出リストに登録する(S31)。例えば、学生Aの答案用紙の学生情報が正確に読み取られた後に、学生Bの答案用紙(学籍番号「0002」、氏名「B」、得点「80」)について、学籍番号が「0602」と誤認識された場合、該学籍番号は所定範囲(0001〜0030)内に含まれないため(S16にてNO)、情報処理部26は、誤認識された学生Bの学生情報を誤検出リストに登録する。ここでは、図7(a)に示すように、誤認識された学籍番号「0602」、氏名「B」、得点「80」が、誤検出リストに登録される。
その後、学籍番号「0003」から「0006」までの答案用紙の学生情報が正確に読み取られると、これらの学生情報が、現在集計結果リスト(図13(a)参照)及び集計済情報リスト(図13(c)参照)に登録されるとともに、過去集計結果リスト(図4参照)を複製した過去集計結果リストから削除される(図13(b)参照)。
続いて、例えば、学生Gの答案用紙(学籍番号「0007」、氏名「G」、得点「95」)について、学籍番号が「0001」と誤認識された場合(S16にてYES)、図9の処理S17において、該学籍番号「0001」は、過去集計結果リスト(図13(b)参照)に存在しないため(S17にてNO)、判定部24は、誤認識された学籍番号「0001」が、集計済情報リスト(図13(c)参照)に存在するか否かを判定する(S32:第3判定処理)。ここでは、学籍番号「0001」が集計済情報リストに存在するため(S32にてYES)、類似度算出部25は、集計済情報リストにおける学籍番号「0001」及び氏名「A」と、画像抽出部22により抽出されたイメージデータにおける学籍番号「0007」及び氏名「G」との類似度、及び、集計済情報リストにおける学籍番号「0001」及び氏名「A」と、既に現在集計結果リスト(図13(a)参照)に登録されている学籍番号「0001」及び氏名「A」との類似度、をそれぞれ算出する(S33:第1算出処理)。
次に、情報処理部26は、現在集計結果リストに既に登録されている学生情報を、類似度算出部25により算出された類似度が高い方、すなわち、集計済情報リストにおける学籍番号「0001」及び氏名「A」に類似している方の学生情報に変更する(書き替える)とともに、誤認識された学生情報を誤検出リストに登録する(S34)。ここでは、学籍番号「0001」、氏名「A」、得点「80」の学生情報が変更(維持)され(図13(a)参照)、誤認識された学籍番号「0001」、氏名「G」、得点「95」の学生情報が誤検出リストに登録される(図7(a)参照)。
その後、学籍番号「0008」から「0030」までの答案用紙の学生情報が正確に読み取られると、これらの学生情報が、現在集計結果リスト(図14(a)参照)及び集計済情報リスト(図14(b)参照)に登録されるとともに、過去集計結果リストを複製した過去集計結果リストから削除される(図15参照)。なお、このときの誤検出リストには、図7(a)に示すように、学籍番号「0602」、氏名「B」及び得点「80」と、学籍番号「0001」、氏名「G」及び得点「95」とが登録されている。
次に、図10のS21の処理において、誤検出リスト(図7(a)参照)に学生情報が存在するため(S21にてYES)、類似度算出部25は、誤検出リスト(図7(a)参照)に存在する学生情報に対応するイメージデータにおける学籍番号及び氏名と、過去集計結果リスト(図15参照)に残っている全ての学生の学籍番号及び氏名との類似度を算出する(S35:第2算出処理)。先ず、誤検出リスト(図7(a)参照)に登録されている学籍番号「0602」に対応するイメージデータ(本来の学生情報:学籍番号「0002」、氏名「B」)と、過去集計結果リスト(図15参照)に残っている、学籍番号「0002」及び氏名「B」、及び、学籍番号「0007」及び氏名「G」、との類似度をそれぞれ算出する。
次に、情報処理部26は、誤検出リストに登録されている学生情報を、類似度算出部25により算出された類似度が高い方、すなわち、上記イメージデータに類似している方の学生情報に変更する(書き替える)(S36)。ここでは、学籍番号「0002」及び氏名「B」の方が上記イメージデータに類似しているため、誤検出リスト(図7(a)参照)に登録されている学籍番号「0602」、氏名「B」、得点「80」の学生情報が、学籍番号「0002」、氏名「B」、得点「80」に変更される(図7(b)参照)。
次に、情報処理部26は、変更した学生情報を現在集計結果リスト(図14(a)参照)に登録(追加)する(S37)。ここでは、学籍番号「0002」、氏名「B」、得点「80」が、現在集計結果リストに追加される(図16参照)。次に、情報処理部26は、追加した学生情報を、誤検出リスト及び過去集計結果リストから削除する(S38)。図17(a)は、上記学生情報が削除された誤検出リストを示し、図17(b)は、上記学生情報が削除された過去集計結果リストを示している。
上記処理が終了すると、処理S21に戻り、再度、判定部24は、誤検出リスト(図17(a)参照)に学生情報が存在するか否かを判定する(S21)。ここでは、学籍番号「0001」、氏名「G」及び得点「95」が存在しているため、類似度算出部25は、誤検出リスト(図7(a)参照)に登録されている学籍番号「0001」に対応するイメージデータ(本来の学生情報:学籍番号「0007」、氏名「G」)と、過去集計結果リスト(図17(b)参照)に残っている学籍番号「0007」及び氏名「G」との類似度を算出する(S35)。
次に、情報処理部26は、学籍番号「0001」及び氏名「G」が上記イメージデータに類似しているため、誤検出リスト(図7(a)参照)に登録されている学籍番号「0001」、氏名「G」、得点「95」の学生情報を、学籍番号「0007」、氏名「G」、得点「95」に変更する(図7(b)参照)(S36)。
次に、情報処理部26は、学籍番号「0007」、氏名「G」、得点「95」を、現在集計結果リストに追加する(図18参照)。次に、情報処理部26は、追加した学生情報を、誤検出リスト及び過去集計結果リストから削除する(S38)。図19(a)は、上記学生情報が削除された誤検出リストを示し、図19(b)は、上記学生情報が削除された過去集計結果リストを示している。
上記処理が終了すると、処理S21に戻り、誤検出リスト(図19(a)参照)に学生情報が存在しないため(S21にてNO)、情報処理システム100の処理は終了する。以上の処理により、Xクラス全員の学生情報が現在集計結果リストへ登録され、複製した過去集計結果リスト及び誤検出リストの学生情報は全て削除された状態となる。
[第3のケース]
例えば、1枚目の学生Aの答案用紙(学籍番号「0001」、氏名「A」、得点「80」)(図11参照)について、文字認識された学籍番号が「0007」であった場合、図9の処理S17において、該学籍番号「0007」は、過去集計結果リスト(図4参照)に存在するため(S17にてYES)、情報処理部26は、該学籍番号と、これに対応する氏名及び得点とを、現在集計結果リストに登録する(S18)。ここでは、図20(a)に示すように、学籍番号「0007」、氏名「A」、得点「80」が、現在集計結果リストに登録される。また、情報処理部26は、図20(b)に示すように、複製した過去集計結果リストから、学籍番号「0007」に対応する学生Gの学生情報(学籍番号「0007」、氏名「G」、得点「80」)を削除するとともに、図20(c)に示すように、集計済情報リストに学生Gの学生情報(学籍番号「0007」、氏名「G」)を登録する(S19)。
その後、学籍番号「0002」から「0006」までの答案用紙の学生情報が正確に読み取られると、これらの学生情報が、現在集計結果リスト(図21(a)参照)及び集計済情報リスト(図21(c)参照)に登録されるとともに、複製した過去集計結果リストから削除される(図21(b)参照)。
続いて、例えば、学生Gの答案用紙(学籍番号「0007」、氏名「G」、得点「95」)の学生情報が正確に読み取られると、図9の処理S17において、該学籍番号「0007」は、過去集計結果リスト(図21(b)参照)に存在しないため(S17にてNO)、判定部24は、文字認識された学籍番号「0007」が、集計済情報リスト(図21(c)参照)に存在するか否かを判定する(S32)。ここでは、学籍番号「0007」が集計済情報リストに存在するため(S32にてYES)、類似度算出部25は、集計済情報リストにおける学籍番号「0007」及び氏名「G」と、画像抽出部22により抽出されたイメージデータにおける学籍番号「0007」及び氏名「G」との類似度、及び、集計済情報リストにおける学籍番号「0007」及び氏名「G」と、既に現在集計結果リスト(図21(a)参照)に登録されている学籍番号「0007」及び氏名「A」との類似度、をそれぞれ算出する(S33)。
次に、情報処理部26は、現在集計結果リストに既に登録されている学生情報を、類似度算出部25により算出された類似度が高い方、すなわち、集計済情報リストにおける学籍番号「0001」及び氏名「A」に類似している方の学生情報に変更する(書き替える)とともに、誤認識された学生情報を誤検出リストに登録する(S34)。ここでは、現在集計結果リストの学籍番号「0007」、氏名「A」、得点「80」の学生情報が、学籍番号「0007」、氏名「G」、得点「95」に変更され(図22(a)参照)、誤認識された学籍番号「0007」、氏名「A」、得点「80」の学生情報が誤検出リストに登録される(図7(c)参照)。
その後、学籍番号「0008」から「0030」までの答案用紙の学生情報が正確に読み取られると、これらの学生情報が、現在集計結果リスト(図23(a)参照)及び集計済情報リスト(図23(b)参照)に登録されるとともに、複製した過去集計結果リストから削除される(図24参照)。
次に、図10のS21の処理において、誤検出リスト(図7(c)参照)に学生情報が存在するため(S21にてYES)、類似度算出部25は、誤検出リスト(図7(c)参照)に存在する学生情報に対応するイメージデータと、過去集計結果リスト(図24参照)に残っている全ての学生の学籍番号及び氏名との類似度を算出する(S35)。ここでは、誤検出リスト(図7(c)参照)に登録されている学籍番号「0007」に対応するイメージデータ(本来の学生情報:学籍番号「0001」、氏名「A」)と、過去集計結果リスト(図24参照)に残っている、学籍番号「0001」及び氏名「A」との類似度を算出する。
次に、情報処理部26は、誤検出リストに登録されている学生情報を、類似度算出部25により算出された類似度が高い方、すなわち、上記イメージデータに類似している方の学生情報に変更する(書き替える)(S36)。ここでは、学籍番号「0001」及び氏名「A」が上記イメージデータに類似しているため、誤検出リスト(図7(c)参照)に登録されている学籍番号「0007」、氏名「A」、得点「80」の学生情報が、学籍番号「0001」、氏名「A」、得点「80」に変更される(図7(d)参照)。
次に、情報処理部26は、変更した学生情報を現在集計結果リスト(図23(a)参照)に登録(追加)する(S37)。ここでは、学籍番号「0001」、氏名「A」、得点「80」が、現在集計結果リストに追加される(図25参照)。次に、情報処理部26は、追加した学生情報を、誤検出リスト及び過去集計結果リストから削除する(S38)。図26(a)は、上記学生情報が削除された誤検出リストを示し、図26(b)は、上記学生情報が削除された過去集計結果リストを示している。
上記処理が終了すると、処理S21に戻り、誤検出リスト(図26(c)参照)に学生情報が存在しないため(S21にてNO)、情報処理システム100の処理は終了する。以上の処理により、Xクラス全員の学生情報が現在集計結果リストへ登録され、複製した過去集計結果リスト及び誤検出リストの学生情報は全て削除された状態となる。
本実施形態に係る情報処理システム100によれば、手書き情報を正確に認識するとともに、認識した情報の管理を容易に行うことができる。
上記情報処理システム100では、過去に実施されたテストの学生情報を集計した結果を示す過去集計結果リストに登録されている学生の学籍番号及び氏名と、スキャンした学籍番号及び氏名のイメージデータとを利用することにより、学籍番号の文字認識の誤検出を補正する。
また、過去集計結果リストには、上記誤検出が補正された正確な学生情報が登録されている。また、情報処理システム100は、定期試験や小テストなど、年に複数回同じ学生によりテストが実施されるケースにおいて好適である。
また、学籍番号の文字認識結果を過去集計結果リストに登録されている学籍番号と比較し、過去集計結果リストに存在しない、又は、所定範囲外である、文字認識された学籍番号を誤検出とすることにより、文字認識の誤検出を効率的に検知することができる。また、誤検出を検知した場合、今回抽出された学籍番号及び氏名のイメージデータと、過去集計結果リストに登録されている学籍番号及び氏名のテキストデータとの類似度を比較し、文字認識された学籍番号を、類似度の高い方の学生情報に関連付けられている学籍番号に書き換えることにより、成績集計結果の正確さの精度を高めることができる。
また、過去集計結果リストに登録されている学籍番号と、学籍番号の所定範囲を利用することにより効率的に誤検出を検出することができる。
また、文字認識結果を補正することにより、成績集計結果の正確さの精度を高めることができる。補正の際に、学生が手書きした学籍番号及び氏名のイメージデータの類似度を利用して、過去の集計結果の学籍番号を取り出し、文字認識結果と書き換えるため、学籍番号の正確さが向上する。
以上の説明では、テストを受験した複数の学生の答案用紙に手書きされた、学籍番号、氏名及び得点を、集計して管理する利用形態について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、本発明は、アンケート用紙に手書きされた、記入者の識別情報(識別番号など)、記入者の氏名、アンケート結果を、集計して管理する利用形態に適用することもできる。
すなわち、本発明に係る情報処理システムは、紙媒体に手書きされた、記入者の識別情報を含む手書き文字を読み取った画像データを取得し、取得された前記画像データに基づいて、前記手書き文字を文字認識し、紙媒体に手書きする記入者の識別情報を含む記入者情報が複数の記入者毎に予め登録された記入者リストを参照して、文字認識された前記記入者の識別情報が、前記記入者リストに含まれているか否かを判定し、文字認識された前記記入者の識別情報が前記記入者リストに含まれている場合は、文字認識された前記手書き文字を認識結果リストに登録する一方、文字認識された前記記入者の識別情報が前記記入者リストに含まれていない場合は、取得された前記画像データにおける前記手書き文字に類似する、前記記入者リストに登録されている前記記入者情報に基づいて、文字認識された前記手書き文字を前記認識結果リストに登録する機能を有している。
以上の説明では、紙媒体に手書きされた手書き文字を認識する例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。例えば、記入媒体は、紙媒体に限定されず、電子ペン(デジタルペン)を用いて手書き入力される専用媒体(専用紙、入力パッド、入力パネルなど)であってもよい。この場合は、例えば、電子ペンが通信ネットワークを介して上記画像読取装置10に接続され、画像読取装置10が、電子ペンから手書き文字等の情報を取得する構成としてもよいし、あるいは、電子ペンが通信ネットワークを介して上記情報処理装置20に接続され、情報処理装置20が、電子ペンから手書き文字等の情報を取得する構成としてもよい。
また、記入の方法は、手書きによる方法に限定されず、印鑑、スタンプ等の押印による方法であってもよい。上述した例では、例えば、学籍番号及び氏名が押印により入力されてもよい。また、スキャン操作を行う画像読取装置10にセットされる紙媒体は、手書きされた原本に限定されず、原本を複写した複写紙であってもよい。
100 情報処理システム、10 画像読取装置、20 情報処理装置、30 データサーバ、40 通信ネットワーク、11 通信部、12 CPU、13 メモリ、21 画像取得部、22 画像抽出部、23 文字認識部、24 判定部、25 類似度算出部、26 情報処理部、31 過去集計DB、32 現在集計DB、33 集計済情報DB、34 誤検出DB。

Claims (12)

  1. 記入媒体に記入された、記入者の識別情報を含む文字が読み取られた画像データを取得する取得手段と、
    取得された前記画像データに基づいて、前記文字を文字認識する認識手段と、
    文字認識された前記文字に含まれる前記記入者の識別情報に誤りがあるか否かを判定する判定手段と、
    文字認識された前記記入者の識別情報に誤りがない場合は、文字認識された前記文字を認識結果リストに登録する一方、文字認識された前記記入者の識別情報に誤りがある場合は、記入媒体に記入する複数の記入者の識別情報を含む複数の記入者情報が予め登録された記入者リストにおいて、取得された前記画像データにおける前記文字に類似する前記記入者情報に基づいて、文字認識された前記文字を変更して前記認識結果リストに登録する情報処理手段と、
    を含み、
    前記判定手段は、文字認識された前記記入者の識別情報が前記記入者リストに含まれていない場合は、該識別情報が、前記認識結果リストに登録された前記文字に対応する前記記入者情報が登録された登録済リストに含まれているか否かを判定し、該識別情報が前記登録済リストに含まれていない場合に、前記記入者の識別情報に誤りがあると判定する、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 記入媒体に記入された、記入者の識別情報を含む文字が読み取られた画像データを取得する取得手段と、
    取得された前記画像データに基づいて、前記文字を文字認識する認識手段と、
    文字認識された前記文字に含まれる前記記入者の識別情報に誤りがあるか否かを判定する判定手段と、
    文字認識された前記記入者の識別情報に誤りがない場合は、文字認識された前記文字を認識結果リストに登録する一方、文字認識された前記記入者の識別情報に誤りがある場合は、記入媒体に記入する複数の記入者の識別情報を含む複数の記入者情報が予め登録された記入者リストにおいて、取得された前記画像データにおける前記文字に類似する前記記入者情報に基づいて、文字認識された前記文字を変更して前記認識結果リストに登録する情報処理手段と、
    を含み、
    文字認識された前記記入者の識別情報が、前記認識結果リストに登録された前記文字に対応する前記記入者情報が登録された登録済リストに含まれている場合に、前記登録済リストに登録されている前記記入者の識別情報と、前記画像データにおける前記文字に含まれる前記識別情報との類似度、及び、前記登録済リストに登録されている前記記入者の識別情報と、前記認識結果リストに既に登録されている前記文字に含まれる前記識別情報との類似度、をそれぞれ算出する第1類似度算出手段をさらに含み、
    前記情報処理手段は、前記登録済リストに登録されている前記記入者の識別情報に最も類似する前記識別情報に対応する前記記入者情報に基づいて、文字認識された前記文字を変更して前記認識結果リストに登録する、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  3. 前記判定手段は、文字認識された前記記入者の識別情報が、予め設定された範囲に含まれているか否かを判定し、該識別情報が前記範囲に含まれていない場合に、前記記入者の識別情報に誤りがあると判定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 前記判定手段は、文字認識された前記記入者の識別情報が、予め設定された範囲に含まれているか否かを判定し、該識別情報が前記範囲に含まれている場合は、さらに、該識別情報が前記記入者リストに含まれているか否かを判定し、該識別情報が前記記入者リストに含まれている場合に、前記記入者の識別情報に誤りがないと判定し、
    前記情報処理手段は、前記記入者の識別情報に誤りがない場合は、文字認識された前記文字を前記認識結果リストに登録する、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記情報処理手段は、前記記入者の識別情報に誤りがある、文字認識された前記文字を誤検出リストに登録する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  6. 前記誤検出リストに登録されている前記記入者情報に対応する前記画像データと、前記記入者リストに登録されている全ての前記記入者情報との類似度を算出する第2類似度算出手段をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理システム。
  7. 前記情報処理手段は、前記誤検出リストに登録されている前記記入者情報を、前記記入者リストに登録されている全ての前記記入者情報のうち、前記画像データとの前記類似度が最も高い前記記入者情報に変更するとともに、変更した前記記入者情報に基づいて、文字認識された前記文字を変更して前記認識結果リストに登録する、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理システム。
  8. 前記情報処理手段は、前記変更した前記記入者情報を、前記誤検出リストから削除する、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理システム。
  9. 記入媒体に記入された、記入者の識別情報を含む文字が読み取られた画像データを取得する取得手段と、
    取得された前記画像データに基づいて、前記文字を文字認識する認識手段と、
    文字認識された前記文字に含まれる前記記入者の識別情報に誤りがあるか否かを判定する判定手段と、
    文字認識された前記記入者の識別情報に誤りがない場合は、文字認識された前記文字を認識結果リストに登録する一方、文字認識された前記記入者の識別情報に誤りがある場合は、記入媒体に記入する複数の記入者の識別情報を含む複数の記入者情報が予め登録された記入者リストにおいて、取得された前記画像データにおける前記文字に類似する前記記入者情報に基づいて、文字認識された前記文字を変更して前記認識結果リストに登録する情報処理手段と、
    を含み、
    前記判定手段は、文字認識された前記記入者の識別情報が前記記入者リストに含まれていない場合は、該識別情報が、前記認識結果リストに登録された前記文字に対応する前記記入者情報が登録された登録済リストに含まれているか否かを判定し、該識別情報が前記登録済リストに含まれていない場合に、前記記入者の識別情報に誤りがあると判定する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  10. 記入媒体に記入された、記入者の識別情報を含む文字が読み取られた画像データを取得する取得手段と、
    取得された前記画像データに基づいて、前記文字を文字認識する認識手段と、
    文字認識された前記文字に含まれる前記記入者の識別情報に誤りがあるか否かを判定する判定手段と、
    文字認識された前記記入者の識別情報に誤りがない場合は、文字認識された前記文字を認識結果リストに登録する一方、文字認識された前記記入者の識別情報に誤りがある場合は、記入媒体に記入する複数の記入者の識別情報を含む複数の記入者情報が予め登録された記入者リストにおいて、取得された前記画像データにおける前記文字に類似する前記記入者情報に基づいて、文字認識された前記文字を変更して前記認識結果リストに登録する情報処理手段と、
    を含み、
    文字認識された前記記入者の識別情報が、前記認識結果リストに登録された前記文字に対応する前記記入者情報が登録された登録済リストに含まれている場合に、前記登録済リストに登録されている前記記入者の識別情報と、前記画像データにおける前記文字に含まれる前記識別情報との類似度、及び、前記登録済リストに登録されている前記記入者の識別情報と、前記認識結果リストに既に登録されている前記文字に含まれる前記識別情報との類似度、をそれぞれ算出する第1類似度算出手段をさらに含み、
    前記情報処理手段は、前記登録済リストに登録されている前記記入者の識別情報に最も類似する前記識別情報に対応する前記記入者情報に基づいて、文字認識された前記文字を変更して前記認識結果リストに登録する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  11. 記入媒体に記入された、記入者の識別情報を含む文字が読み取られた画像データを取得する取得手段、
    取得された前記画像データに基づいて、前記文字を文字認識する認識手段、
    文字認識された前記文字に含まれる前記記入者の識別情報に誤りがあるか否かを判定する判定手段、及び、
    文字認識された前記記入者の識別情報に誤りがない場合は、文字認識された前記文字を認識結果リストに登録する一方、文字認識された前記記入者の識別情報に誤りがある場合は、記入媒体に記入する複数の記入者の識別情報を含む複数の記入者情報が予め登録された記入者リストにおいて、取得された前記画像データにおける前記文字に類似する前記記入者情報に基づいて、文字認識された前記文字を変更して前記認識結果リストに登録する情報処理手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    前記判定手段は、文字認識された前記記入者の識別情報が前記記入者リストに含まれていない場合は、該識別情報が、前記認識結果リストに登録された前記文字に対応する前記記入者情報が登録された登録済リストに含まれているか否かを判定し、該識別情報が前記登録済リストに含まれていない場合に、前記記入者の識別情報に誤りがあると判定する、
    プログラム
  12. 記入媒体に記入された、記入者の識別情報を含む文字が読み取られた画像データを取得する取得手段、
    取得された前記画像データに基づいて、前記文字を文字認識する認識手段、
    文字認識された前記文字に含まれる前記記入者の識別情報に誤りがあるか否かを判定する判定手段、及び、
    文字認識された前記記入者の識別情報に誤りがない場合は、文字認識された前記文字を認識結果リストに登録する一方、文字認識された前記記入者の識別情報に誤りがある場合は、記入媒体に記入する複数の記入者の識別情報を含む複数の記入者情報が予め登録された記入者リストにおいて、取得された前記画像データにおける前記文字に類似する前記記入者情報に基づいて、文字認識された前記文字を変更して前記認識結果リストに登録する情報処理手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    文字認識された前記記入者の識別情報が、前記認識結果リストに登録された前記文字に対応する前記記入者情報が登録された登録済リストに含まれている場合に、前記登録済リストに登録されている前記記入者の識別情報と、前記画像データにおける前記文字に含まれる前記識別情報との類似度、及び、前記登録済リストに登録されている前記記入者の識別情報と、前記認識結果リストに既に登録されている前記文字に含まれる前記識別情報との類似度、をそれぞれ算出する第1類似度算出手段をさらに含み、
    前記情報処理手段は、前記登録済リストに登録されている前記記入者の識別情報に最も類似する前記識別情報に対応する前記記入者情報に基づいて、文字認識された前記文字を変更して前記認識結果リストに登録する、
    プログラム
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