JP6217078B2 - システム構成管理装置、システム構成管理方法、および、システム構成管理プログラム - Google Patents

システム構成管理装置、システム構成管理方法、および、システム構成管理プログラム Download PDF

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情報処理装置におけるシステム構成の変更を管理するシステム構成管理装置に関する。
WEBサーバや顔認証システム等、一般的な情報処理装置は、ハードウエアとソフトウエアの組合せによって所望の機能を実現している。ハードウエア、又は、ソフトウエアの一部を変更する場合、既存のハードウエアやソフトウエアへの影響を確認する必要があった。
例えば、ソフトウエアの競合、関連する必須のソフトウエアの有無など、一つの変更と連動して他に変更の必要性が生じて、その確認は複雑であった。また、変更するソフトウエアの動作条件やサポート期限なども考慮する必要があり、確認は多岐に渡る。確認に漏れがあった場合は、情報処理装置で所望のシステム構築ができない、又は、リプレイス後に不具合が発覚するなどの問題が発生することになる。
このような状況を解消する技術として、特許文献1には、ソフトウエアのコンフリクト情報を特定する機能を備え、効率的にソフトウエアの更新管理を行うリソース管理装置が開示されている。
また、特許文献2には、ハードウエア上で動作するソフトウエアの保守作業において、ソフトウエアの不具合、又は、更新作業を含めた保守を簡易化する支援システムが開示されている。具体的には、この支援システムは、保守対象機器にインストールされたプログラム名とバージョン情報から当該プログラムの組み合わせや互換情報を取得し、取得した情報に基づき定められた保守作業手順を実行している。
特開2011‐258078 特開2011‐175494
ソフトウエアは、OSなどのシステムソフトウエアと、ワープロソフトなどのアプリケーションソフトウエア(以下、アプリケーションと示す)に分類される。
近年、専用ソフトウエアの提供等によって、アプリケーションを作成できる環境が身近になっている。例えば、ワープロソフトのマクロ、ホームページのアニメーションスクリプト、或いは、SDK(Software Development Kit)によって作成されるアプリケーションなどが挙げられる。
上述の特許文献1又は特許文献2の技術は、情報処理装置におけるソフトウエアの更新の作業を効率的・簡易化するものであるが、情報処理装置で作成するアプリケーションまで考慮されていない。したがって従前の技術では、情報処理装置のハードウエア、又は、ソフトウエアを変更する際、当該情報処理装置で作成するアプリケーションへの影響を検知できなかった。このため当該情報処理装置で作成するアプリケーションに対して、システム構成の変更に起因する影響をいちいち確認する必要があった。
本発明の目的は、上記課題を解決することが可能なシステム構成管理装置、システム構成管理方法、システム構成管理プログラムを提供することにある。
本発明のシステム構成管理装置は、情報処理装置のシステム構成を変更するための変更情報を入力する入力部と、前記情報処理装置のシステム構成に関するシステム構成情報と、前記情報処理装置のシステムを構成するハードウエアとソフトウエアの構成要素情報と、前記情報処理装置で作成するアプリケーションの構成要素情報と、を保存する記憶部と、前記入力部から送られた前記変更情報、前記記憶部に保存された前記システム構成情報、前記ハードウエアと前記ソフトウエアの構成要素情報、および、前記作成するアプリケーションの構成要素情報に基づき、システム構成を変更した後の前記情報処理装置における、前記ソフトウエアの構成情報と、前記作成するアプリケーションの構成情報を作成し、前記ソフトウエアの構成情報の要素情報と、前記作成するアプリケーションの構成情報の要素情報との適合状況を解析する管理部と、前記管理部で解析した適合状況の情報を出力する出力部と、を備える。
本発明のシステム構成管理方法は、情報処理装置のシステム構成を変更するための変更情報を、入力部で入力し、前記情報処理装置のシステム構成に関するシステム構成情報、前記情報処理装置のシステムを構成するハードウエアとソフトウエアの構成要素情報、及び、前記情報処理装置で作成するアプリケーションの構成要素情報を、記憶部が保存し、前記入力部から送られた前記変更情報、前記記憶部に保存された前記システム構成情報、前記ハードウエアと前記ソフトウエアの構成要素情報、および、前記作成するアプリケーションの構成要素情報に基づき、管理部が、システム構成を変更した後の前記情報処理装置における、前記ソフトウエアの構成情報と、前記作成するアプリケーションの構成情報を作成し、かつ、前記ソフトウエアの構成情報の要素情報と、前記作成するアプリケーションの構成情報の要素情報との適合状況を解析し、前記管理部で解析した適合状況の情報を、出力部で出力する。
本発明のシステム構成管理プログラムは、コンピュータに、情報処理装置のシステム構成を変更するための変更情報を、入力部で入力し、前記情報処理装置のシステム構成に関するシステム構成情報、前記情報処理装置のシステムを構成するハードウエアとソフトウエアの構成要素情報、及び、前記情報処理装置で作成するアプリケーションの構成要素情報を、記憶部が保存し、前記入力部から送られた前記変更情報、前記記憶部に保存された前記システム構成情報、前記ハードウエアと前記ソフトウエアの構成要素情報、および、前記作成するアプリケーションの構成要素情報に基づき、管理部が、システム構成を変更した後の前記情報処理装置における、前記ソフトウエアの構成情報と、前記作成するアプリケーションの構成情報を作成し、かつ、前記ソフトウエアの構成情報の要素情報と、前記作成するアプリケーションの構成情報の要素情報との適合状況を解析し、前記管理部で解析した適合状況の情報を、出力部で出力する、ことを実行させる。
本発明は、管理対象の情報処理装置におけるシステム構成の変更に対して、当該装置で作成するアプリケーションへの影響を検知できる。
本発明の第1の実施の形態であるシステム構成管理装置10の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における解析部22の解析モジュールを示す図である。 本発明の第1の実施の形態であるシステム構成管理装置10の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態におけるサーバの構成情報を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるABCソフトウエアの構成情報を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるXYZソフトウエアの構成情報を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるZZZソフトウエアの構成情報を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における作成するアプリケーションの構成情報を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるOS1の構成情報を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における変更後のABCソフトウエアの構成情報示す図である。 本発明の第1の実施の形態における変更後のサーバの構成情報を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるOS2の構成情報を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における変更履歴情報を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における変更履歴情報を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における変更履歴情報を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるソフトウエアの構成要素テーブルを示す表図である。 本発明の第1の実施の形態におけるアプリケーションの構成要素テーブルを示す表図である。 本発明の第2の実施の形態におけるシステム構成管理装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態におけるソフトウエアの構成要素テーブルを示す図である。 本発明の第2の実施の形態であるシステム構成管理装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の各実施の形態におけるシステム構成管理装置、又は、情報処理装置をコンピュータ装置で実現したハードウエア構成を示す図である。 本発明の各実施の形態におけるシステム構成管理装置10と対象装置11の接続を示す図である。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。各図において、同一の要素には同一の符号し重複する説明は省略する。
本発明の実施の形態であるシステム構成管理装置10は、管理対象である情報処理装置11(以下、対象装置11、と示す)のシステム構成を変更する際に、その変更による対象装置11への影響を検知する機能を備える(図19参照)。
<システム構成管理装置の構成>
図1は、本発明の第1の実施の形態であるシステム構成管理装置10を示す構成図である。図1に示すようにシステム構成管理装置10は、管理部20、記憶部30、入力部40、出力部50を備える。
(記憶部)
システム構成管理装置10の記憶部30は、対象装置11のシステム構成に関連する情報を記憶するDB(データベース)を備える。記憶部30のDBは、保存する情報によって、システム構成情報DB31、構成要素情報DB32、および、変更履歴DB33に分かれている。
システム構成情報DB31は、対象装置11のシステム構成に関わるシステム構成情報を記憶する。ここで、対象装置11のシステム構成とは、対象装置11が所定の機能を実行するため用いるハードウエアおよびソフトウエア(又は、アプリケーション)の組合せを表す。
情報処理装置に用いるハードウエアやソフトウエア等は、様々なベンダーより提供される汎用製品を使って構成することが多い。このため、ハードウエアの情報やソフトウエアの情報などは、ベンダーが提供している各種情報を記憶部30のDBに用いることができる。
構成要素情報DB32は、対象装置11に搭載されるハードウエア、ソフトウエアおよび、アプリケーションの個別の構成要素の情報を記憶する。構成要素情報には、ソフトウエアやアプリケーションの諸条件を含んでもよい。ソフトウエアの諸条件とは、搭載するソフトウエアを対象装置11で実行させるための条件の情報である。
具体的には、搭載するソフトウエアのサポート期限の情報、搭載するソフトウエアがサポートするOSの情報等である。この他、ソフトウエアやアプリケーションを実行するために必須となる他のソフトウエア等の情報を含んでもよい。
変更履歴DB33は、対象装置11のシステム構成を変更する際に、そのシステム構成を変更した履歴に関連する情報を保存するDBである。その情報は、管理部20でシステム構成の情報が変更されるたびに記憶部30に受け渡され変更履歴DB33で保存される。
(管理部)
システム構成管理装置10の管理部20は、コントロール部21と解析部22を備える。
管理部20のコントロール部21は、上述のようにシステム構成の変更に関連する変更履歴情報を記憶部30の変更履歴DB33に保存する機能を備える。
管理部20のコントロール部21は、記億部30の各DBから必要な情報を取り出し、管理部20の解析部22における解析のために構成情報を生成する。構成情報とは、対象装置11を構成する個別ハードウエア、個別ソフトウエア、個別アプリケーションの要素情報の集合を示す。具体的な内容は後述する。
さらに、コントロール部21は、生成した各構成情報と、入力部40から取得した変更情報とを、解析部22へ引き渡す。
また、管理部20のコントロール部21は、解析部22の解析結果であるエラー情報に基づき、対象装置11のシステム構成で変更すべき箇所を判別し変更方針を生成する。
管理部20の解析部22は、コントロール部21から送られた各構成情報と、入力部40から送られた変更情報とに基づき、当該変更情報による対象装置11への影響を解析する機能を備える。例えば、対象装置11に新しいソフトウエアをインストールする場合、既存OS上で動作するのか、インストール済みの他のソフトウエアとの依存関係、或いは、サポート期間が残っているかなどを解析する。
具体的には、管理部20の解析部22は、依存解析モジュールと定量解析モジュールを備え、これらモジュールによって解析を行う。
依存解析モジュールは、プラットフォーム解析、ソフトウエア解析、および、アプリケーション解析を実施する。
プラットフォーム解析は、ハードウエア、OS、又は、DBなど、対象装置11にシステムを構築するために必要な基本的な構成要素について解析を実行する。この解析では、変更情報によるシステム構成の変更後に、対象装置11のシステム構築に必要なOSがあるか否か、必要な周辺装置があるか(接続されているか)否か、などを調べる。
ソフトウエア解析は、対象装置11を所定のシステムとして機能させるためのベースとなるソフトウエアについて解析を行う。すなわち、プラットフォーム上で利用するシステム固有のソフトウエアについて解析を行う。この解析は、必須のソフトウエアがあるか否か、ソフトウエアが対応するバージョンに矛盾が有るか否か、あるいは、ソフトウエアのサポート要件に合致したOSやデータベースになっているか、などを調べる。
アプリケーション解析は、対象装置11で動作するアプリケーションの情報として、例えば、32bit/64bitなどのOSのモデル情報、或いは、アプリケーションの作成に用いるプログラム言語、アプリケーションの動作やアプリケーションの作成に必要なソフトウエアの情報等を調べる。
一方、定量解析モジュールは、ライセンス解析と期間解析などを実行する。
ライセンス解析は、対象装置11のソフトウエアのライセンス数の過不足を解析する。例えば、OSのバージョンアップでライセンス権を維持できるか否か、あるは、対象装置11が複数のコンピュータで構成され、処理能力向上のためにコンピュータを増設するような場合、所有するソフトウエアのライセンス権の数の過不足を調べる。
期間解析は、ハードウエアやソフトウエアに対するサポート期間を調べる。ソフトウエアのサポート期間は、ソフトウエアベンダーが製造/販売したソフトウエアに対するバグ修正やセキュリティの脆弱性への対応を保証する期間である。具体的には、対象装置11のソフトウエアを変更する際に、そのソフトウエアに対応するOSのサポート期間内であるか等を調べる。
(入力部)
システム構成管理装置10の入力部40は、外部からの情報を入力する機能を持つ。具体的には、キーボード、マウス、又は、タッチパネル等であり、対象装置11のシステム構成を変更する際に変更情報を入力するために用いられる。入力された変更情報は管理部20へ送られる。
変更情報は、システム構成の変更による対象装置11への影響を調べるための情報である。例えば、対象装置11に搭載しているソフトウエアをアップデートするための情報、又は、対象装置11に新たに搭載するアプリケーションの情報等が含まれる。また、変更情報は、対象装置11を使って作成するアプリケーション関連する情報でもよい。
また、入力部40は、無線/有線LAN等の通信機能を備えることで、記憶部30のシステム構成情報DB31と構成要素情報DB32が保存するハードウエア、ソフトウエア、あるいは、アプリケーションの情報を、それらベンダーから入手することができる。
(出力部)
システム構成管理装置10の出力部50は、管理部20がシステム構成の変更による影響を解析した結果を出力する機能を備える。例えば、出力部50は、表示装置の他、通信機能を備えた装置であってもよい。
ここで、第1の実施の形態のシステム構成管理装置における構成情報について、具体的な例を用いて説明する。
コントロール部21は、解析部22における解析のための構成情報を生成する。構成情報は、記憶部30のシステム構成情報DB31、および、構成要素情報DB32に保存された情報に基づき生成される。
構成情報は、対象装置11、対象装置11を構成する個別ハードウエア、個別ソフトウエア、又は、個別アプリケーションにおける要素情報の集合である。
例えば、対象装置11の構成情報は、その要素<element>として、対象装置11の名称<name>、モデル名<machineModel>、分類<category>、型<type>が記述される。さらに、インストールされたソフトウエア<InstallSoftware>には、OS名やデータベース名、ソフトウエアの名称が、インストールされたアプリケーション<InstallApplication>には、アプリケーションの名称が記述される。
以下、コントロール部21が生成する構成情報の具体例について、図4から図9を用いて説明する。図4から図9は、対象装置11としてサーバを用いたときの構成情報の例を示すものである。
図4にサーバの構成情報の一例を示す。サーバ名<name>は、T−Server1であり、カテゴリ<category>は、platform、型<type>は、machineとして記述される。さらに、サーバの構成情報について、サーバにインストールされたソフトウエアの情報として、<InstallSoftware>OS1、dat1、XYZ、ABC、ZZZと記述される。また、インストールされたアプリケーションの情報として<InstallApplication>T−moduleと記述される。
次に、ソフトウエアの構成情報を示す。ソフトウエアの構成情報には、要素<element>として、ソフトウエアの名称<name>、ソフトウエアのバージョン<version>、分類<category>、型<type>、サポート<support>の情報が記述される。さらに、サポート<support>の情報として、ソフトウエアがサポートするOSやデータベースの名称やデータモデル<datamodel>の情報が記述される。
ソフトウエアの構成情報の具体例について図5を用いて説明する。図5にサーバに用いるABCソフトウエアの構成情報を示す。ABCソフトウエアは、サーバ用途のソフトウエアであり、図5では、<type>appserverとして記述される。またサポート<support>には、ソフトウエアがサポートするOSやデータベースの名称が記述される。また図5では<runtime−ap>のように、ABCソフトウエアが、32bitもしくは64bitアプリケーションの動作をサポートするという情報が記述される。
ソフトウエアの構成情報の他の具体例を図6、図7に示す。図6にXYZソフトウエアの構成情報を、図7にZZZソフトウエアの構成情報を示す。
XYZソフトウエアは、コンパイラであり、図6には、図5の要素に加えて<type>compilerが記述される。コンパイラのようにアプリケーションを作成するソフトウエアには、そのプログラム言語や作成できるアプリケーションの情報が加えられる。このため<support>には、プログラム言語を表す<lang>C/C++、又は、このコンパイラによって作成されるアプリケーション(32bit又は64bit)の情報を表す<compile−ap>32が記述される。
また、図6には、XYZソフトウエアの実行に必要なソフトウエアとして、要求<requirement>が記述される。要求<requirement>にソフトウエア名称<name>XYZソフトウエアとバージョン<バージョン>6が記述される。
図7にZZZソフトウエアの構成情報を示す。ZZZソフトウエアは、ユーティリティであり、<type>utilityと記述される。<support>は、ABCソフトウエアと同様な情報が記述される。
続いて、アプリケーションの構成情報の具体例を図8に示す。図8は、作成するアプリケーションの構成情報を示す一例である。
アプリケーションの構成情報には、その要素<element>として、アプリケーションの名称<name>、アプリケーションのバージョン<version>、分類<category>、型<type>、サポート<support>が記述される。また、サポート<support>には、アプリケーションがサポートするOSやデータベースの名称が記述される。さらに、アプリケーションの要素として、アプリケーションを作成したソフトウエアの名称やプログラム言語等の設定<config>の情報が記述される。なお、データモデル<datamodel>はアプリケーションが32bit対応か、64bit対応かの情報を示すものである。
次に、OSの構成情報の具体例を図9に示す。図9は、第1の実施の形態におけるOS1の構成情報を示している。OSの構成情報には、その要素<element>として、OSの名称<name>、OSのバージョン<version>、分類<category>、型<type>、サポート<suppor>が記述される。サポートの情報には、runtimeに対応するアプリケーションのbit数が記述される。
このように、管理部20のコントロール部21は、解析部22での解析のため、記憶部30のDBの情報を参照して、対象装置11に関連する各種の構成情報を生成する。
変更履歴DB33の変更履歴情報の一例を図13Aに示す。図13Aの変更履歴情報には、1回目の変更履歴情報であることを示す<number>1、変更した構成情報の要素情報として<changeElem>InstallSoftware、変更前の要素として<before>OS1、変更後の要素として<after>OS2が記述されている。
なお、上述の構成情報、変更履歴情報等の例は、xml形式による記述であるが、その記述はxml形式に限られるものではなく他の形式でもよい。
<システム構成管理装置の動作>
次に、本発明の第1の実施の形態であるシステム構成管理装置10の動作について説明する。
第1の実施の形態であるシステム構成管理装置10の動作の理解のため、動作の一例として、サーバ(対象装置11)で用いるOSをOS1からOS2に変更する場合を用いて説明する。図3は、第1の実施の形態におけるシステム構成管理装置10の動作を示すフローチャートである。
はじめに、システム構成管理装置10は、入力部40で対象装置11のシステム構成の変更情報を受付け、当該変更情報を管理部20へ送る(S01)。
一例で説明すると、システム構成管理装置10は、サーバのOSをOS1からOS2へ変更するという変更情報を入力部40で受け付け、管理部20へ当該変更情報を送る。
続いて、管理部20のコントロール部21は、記憶部30のシステム構成情報DB31と構成要素情報DB32に保存された情報に基づき、既存の対象装置11の構成情報を生成する。また、コントロール部21は、生成した既存の構成情報を変更履歴DB33に一時保存する。
管理部20のコントロール部21は、入力部40から送られた変更情報を用いて、生成した既存の構成情報の該当箇所の情報を変更する。
図11に第1の実施の形態におけるOS変更後のサーバの構成情報を示す。図11に示す変更後のサーバの構成情報は、<InstallSoftware>の<software>がOS2に変更されている以外は図4の変更前のサーバの構成情報と同じ内容である。
図12に第1の実施の形態におけるOS2の構成情報を示す。図12に示すOS2の構成情報は、OS1と比べOS名を示す<name>がOS2、OSのバージョンを示す<version>が7となっている以外は図9のOS1の構成情報と同じ内容が記述されている。
管理部20のコントロール部21は、変更情報を反映した構成情報を含む各種の構成情報を解析部22へ送る。
解析部22は、入力部40からの変更情報によって対象装置11のシステム構成に影響があるか否かを解析する。システム構成に影響があるとは、例えば、OSがハードウエアに適合していない、ソフトウエアがOSに適合していない、あるいは、ソフトウエアのサポートの期限が切れている、のように対象装置11の運用が困難になることを意味する。
解析部22では、依存解析モジュールと定量解析モジュールにより、変更後の各種の構成情報の解析を実行する。
解析では、依存解析モジュールのソフトウエア解析によって、OS2に適合していないABCソフトウエアがエラーとなる。図5に示すように、ABCソフトウエアは、サポートOSがOS1だけでOS2をサポートしていない。解析部22は、エラー情報として、ABCソフトウエアの構成情報とその要素情報<OS>を含む情報を出力する。
エラー情報は、各種の構成情報のうち、エラーなった箇所が判別可能な情報として記述されることが好ましい。
管理部20のコントロール部21は、解析部22から送られたエラー情報を参照して、構成情報のうちエラーとなった要素情報のエラーを解消する変更方針を検討する。構成情報のエラーを解消する変更方針の1つとして、コントロール部21は、記憶部30の構成要素情報DB32に登録された個別ソフトウエアのうち、エラー情報を解消できるソフトウエアがあるかを検索する。すなわち、ソフトウエアでエラーの要因となった要素情報が適合する満たすソフトウエアがDBに存在するかを検索する。具体的には、ABCソフトウエアでOS2に対応できるものが登録されているかを検索する。
図14Aは、記憶部30の構成要素情報DB32に保存されている個別ソフトウエアの構成情報をテーブル化した表図である。図14Aのテーブル情報から、ABCソフトウエアには、サーバに搭載していたABCソフトウエア(バージョン4)とは異なり、OS2をサポートするABCソフトウエア(バージョン5)が存在することがわかる。
図14Bは、記憶部30の構成要素情報DB32に保存されている個別アプリケーションの構成情報をテーブル化した表図である。図14Bのテーブル情報に示すように、個別アプリケーションの構成情報には、そのアプリケーションに関連するソフトウエアの情報として、当該アプリケーションを作成したソフトウエア名(図中のXYZ)、および、そのアプリケーションのプログラミング言語名(C/C++)が記述される。
コントロール部21は、ソフトウエアの構成情報のエラーを解消するために、変更方針として、ABCソフトウエア(バージョン4)の代わりにABCソフトウエア(バージョン5)を用いることを決定する。
さらに、コントロール部21は、記憶部30の変更履歴DB33に保存された変更履歴情報と、上述の変更方針に矛盾がないかを確認する。
変更履歴情報と、変更方針に矛盾が生じる例としては、対象装置11のOSをOS1からOS2に変更する場合に、エラーを解消するための変更方針がOSをOS1にする、となるようなときである。
変更方針が記憶部30の変更履歴情報と矛盾する場合は、管理部20は解析を終了してエラー出力し、出力部50でエラーによる解析の終了を報知する。
変更方針に矛盾がない場合、コントロール部21は、変更方針であるABCソフトウエア(バージョン4)をABCソフトウエア(バージョン5)に変える旨の変更履歴情報を記憶部30の変更履歴DB33に保存する。このときの変更履歴情報は図13Bに示す記述となる。
上述の例では、変更方針と図13Aの変更履歴情報との矛盾がないため、コントロール部21は、記憶部30の構成要素情報DB32からABCソフトウエア(バージョン5)の情報を取り出し、変更方針に基づいて、対象装置11の各種の構成情報を再び生成する(S07)。
次に、コントロール部21は、解析部22に変更後の各種の構成情報を送り出し、解析部22は、所定の解析を再び実行する。
上述の例では、解析部22における2回目の解析は、依存解析おいて、プラットフォーム解析、ソフトウエア解析は、エラーとなる設定はない。しかし、ABCソフトウエア(バージョン4)からABCソフトウエア(バージョン5)に変更したことにより、アプリケーション解析でエラーが発生する。
変更後のABCソフトウエア(バージョン5)の<runtime−ap>のサポートが64(64bit)となる。このためにアプリケーションであるT−appの<config>情報に差異が生じる。すなわち、対象装置11にインストールされているT−appが<datamodel>32とあり、32bit向けとなっている。
解析部22はエラー情報をコントロール部21へ送る。コントロール部21は、再度、エラー情報をもとに、記憶部30の構成要素情報DB32を検索し、エラー情報を解消できる情報(エラーの要因となった要素情報が適合する)があるかを調べる。エラー情報のエラーを解消する情報があれば、これを参照して変更方針を決定し、再び各種の構成情報を生成する。
図15は、第1の実施の形態において、コントローラ部21で変更方針を決定するために記憶部30のDBを検索する動作の一例を示すフローチャートである。
まず、解析部22から送られたエラー情報に対して、コントロール部21は、エラーを解消できる構成要素情報がDBに存在するか検索する(T01)。具体的には、コントロール部21は、記憶部30の構成要素情報DB32に登録された個別ソフトウエアのうち、エラー情報を解消できる(エラーの要因となった要素情報が適合する)ソフトウエアがあるかを検索する。
まず、検索先のDBに個別ソフトウエアの構成要素情報が存在するか確認する(T02)。
エラーとなったソフトウエアに異なるバージョンが存在するか確認する(T03)。次に、その異なるバーションのソフトウエアの要素情報がエラーを解消できるか(エラーの要因となった要素情報が適合するか)を確認する(T04)。
異なるバージョンが無い、又は、異なるバージョンは有るが、要素情報のエラーが解消しない場合は、構成要素情報DB32の他のソフトウエアを検索する(T05)。
異なるバージョンのソフトウエアが要素情報のエラーを解消する場合は、そのバージョンのソフトウエアの構成要素情報をDBから取り出す(T06)。
T02で検索先のDBに個別ソフトウエアの構成要素情報が存在しなかった場合は、ソフトウエアの構成情報のうち変更すべき要素情報をエラー情報から決定する(T07)。第1の実施の形態の例では、2回目の解析後のエラーを解消できる情報は記憶部30の各DBにない場合、仮に「作成するアプリケーション」が64bit対応であるとして変更方針を決定する。
このように仮の変更方針を決定し、解析部22で解析しておくことで、記憶部30のDBに保存されていないソフトウエアに対する予測が可能となる。また、保存されていなかったソフトウエアが、解析部22の解析によって、別のエラー情報が発生することを予め知ることもできる。
次に、コントローラ部21は、変更方針が直前の変更履歴の変更内容と矛盾していなか確認する。変更方針に矛盾がない場合、コントロール部21は、記憶部30の変更履歴DB33に変更方針を反映する。このときの変更履歴情報は図13Cに示す記述となる。
続いて、コントロール部21は、各種の構成情報を生成し、3回目の解析に移る。解析部22による3回目の解析では、アプリケーションの構成情報の<datamodel>を64としたことにより、アプリケーション解析でエラーが発生する。原因は、アプリシーション作成ソフトの「XYZソフトウエア」の<compile−ap>が32と示すように32bitであり、64bitに対応ができないためである。解析部22は、<compile−ap>の値に関するエラー情報をコントロール部21へ送る。
コントロール部21は、エラー情報に基づき、記憶部30のDBからエラーを解消できる要素情報があるかを検索する。コントローラ部21は、XYZソフトウエアに対して、エラーを解消できる要素情報が見つからない場合、エラー情報からT−appの構成情報の<compile−ap>の値を64から32に変更する、という変更方針を決定する。
コントローラ部21は、変更方針が変更履歴情報と矛盾しないかを確認する。この時点では、前回の変更と今回の変更に矛盾はないが、変更方針が32bitと64bitでループすることになるため解析自体をエラー終了する。
以上のように、本発明の第1の実施の形態のシステム構成管理装置によれば、情報処理装置のシステム構成を変更するための変更情報を入力する入力部と、情報処理装置のシステム構成に関するシステム構成情報と、情報処理装置のシステムを構成するハードウエアとソフトウエアの構成要素情報と、情報処理装置で作成するアプリケーションの構成要素情報と、を保存する記憶部と、入力部から送られた変更情報、記憶部に保存されたシステム構成情報、ハードウエアとソフトウエアの構成要素情報、および、作成するアプリケーションの構成要素情報に基づき、システム構成を変更した後の情報処理装置における、ソフトウエアの構成情報と、作成するアプリケーションの構成情報を作成し、ソフトウエアの構成情報の要素情報と、作成するアプリケーションの構成情報の要素情報との適合状況を解析する管理部と、管理部で解析した適合状況の情報を出力する出力部と、を備える。
これにより、管理対象の情報処理装置におけるシステム構成の変更に対して、当該装置で作成するアプリケーションへの影響を検知することが可能となる。
(他の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態であるシステム構成管理装置の動作について説明する。
前述の第1の実施の形態では、解析部22からのエラー情報に基づき、コントローラ部21が、要素情報のエラーを解消できる要素情報があるか記憶部30の構成要素情報DB32を検索した。具体的には、コントローラ部21は、エラーとなったソフトウエアに対し、エラーを解消する異なるバージョンが存在するかを検索した。
本発明の第2の実施の形態では、エラーとなったソフトウエア、アプリケーション等と同様の機能、同類の要素情報を持つ他のソフトウエアやアプリケーションが記憶部30のDBに存在するかを検索する。すなわち、移行可能な他のソフトウエアやアプリケーションが存在するかを検索する。例えば、コンパイラ機能を備えるXYZソフトウエアのエラーを解消することができないときに、エラーを解消できる他のコンパイラ機能を備えるソフトウエアが存在するかを検索する。
図16は、記憶部30の構成要素情報DB32に保存されている個別ソフトウエアの構成情報をテーブル化したものである。
図16と図14Aとを比較すると、図16は各構成情報の要素情報として、migrationが追加されている点が異なる。migrationの項目は、具体的には、個別ハードウエア、個別ソフトウエア、又は、個別アプリケーションに対して互換性を有する情報が記述される。
図16の例では、XYZソフトウエアと同様にコンパイラ機能を備え、かつ、XYZソフトの要素情報(サポートOSやサポートDB等)を充足するソフトウエアとしてEFGソフトウエアがあることがわかる。
このように、個別ソフトウエアの構成情報の要素情報として、そのソフトウエアと互換性を備えるソフトウエアの情報を加えることで、コントロール部21でエラーを解消するための検索を実施する際に、エラーを解消する変更方針の決定を効率化することができる。
図17は、第2の実施の形態において、コントローラ部21で変更方針を決定するために記憶部30のDBを検索する動作の一例を示すフローチャートである。図17中、第1の実施の形態と同様の工程は、詳細な説明を省略する。
図17に示すように、検索先DBにソフトウエアの構成要素情報が存在するか(T02)を確認後、記憶部30の各DBを検索し、エラーを解消できるソフトウエアが存在するか確認する(T08)。
エラーを解消できるソフトウエアが存在する場合、そのソフトウエアの情報をDBから取り出す(T06)。異なるバージョンのソフトウエアが存在しない場合、第1の実施の形態と同様に、異なるバージョンのソフトウエアが存在するかを判断する(T03)。
異なるバージョンのソフトウエアが無かった場合(T03のNo)、あるいは、異なるバージョンのソフトウエアが有っても、要素情報でエラーが解消できない場合(T04のNo)、コントローラ部21は、移行できる(互換性を備える)ソフトウエアが記憶部30のDBに存在するか判断する(T09)。
移行できるソフトウエアが存在する場合、そのソフトウエアに対して再度検索を行う。このように、第2の実施の形態では、ソフソフトウエアソフトウエア間の移行も考慮した解析が実施できる。
なお、上記実施の形態の説明では、ソフトウエアの変更の例として、OSの変更について説明したが、これに限られるものではない。ハードウエアの変更、例えば、CPU等を含むサーバ装置(プラットフォーム)を変更する場合でも、同様の構成、動作によって実施が可能である。
(ハードウエア構成)
図18は、本発明の各実施の形態におけるシステム構成管理装置10、又は、システム構成管理装置の管理対象となる情報処理装置11を、コンピュータ装置で実現したハードウエア構成を示す図である。
図18に示すように、システム構成管理装置10、又は、管理対象となる情報処理装置11は、CPU(Central Processing Unit)91、ネットワーク接続用の通信I/F(通信インターフェース)92、メモリ93、及び、プログラムを格納するハードディスク等の記憶装置94を含み、また、システムバス97を介して入力装置95及び、出力装置96に接続されている。
CPU91は、オペレーティングシステムを動作させて本発明の第1〜2の実施の形態に係るシステム構成管理装置又は情報処理装置を制御する。またCPU91は、例えば、ドライブ装置に装着された記録媒体からメモリ93にプログラムやデータを読み出す。
また、CPU91は、例えば、各実施の形態におけるシステム構成管理装置10の記憶部30、入力部40、出力部50などからの情報信号を処理する機能を有し、プログラムに基づいて各種機能の処理を実行する。
記憶装置94は、例えば、光ディスク、フレキシブルディスク、磁気光ディスク、外付けハードディスク、又は半導体メモリ等である。記憶装置94の一部の記憶媒体は、不揮発性記憶装置であり、そこにプログラムを記憶する。また、プログラムは、通信網に接続されている。図示しない外部コンピュータからダウンロードされてもよい。
入力装置95は、例えば、マウス、キーボード、又は、タッチパネルなどで実現され、入力操作に用いられる。
出力装置96は、例えば、ディスプレイで実現され、CPU91により処理された情報等を出力して確認するために用いられる。
以上のように、本発明の各実施の形態は、図18に示されるハードウエア構成によって実現される。但し、システム構成管理装置10、又は、情報処理装置11が備える各部の実現手段は、特に限定されない。
なお、システム構成管理装置10は、図19(a)のように対象装置11の外部に接続してもよく、図19(b)のように対象装置11の内部に搭載してもよい。対象装置11の内部にシステム構成管理装置10を搭載することで、CPUや記憶装置等のハードウエアやOSなどを共用化することができる。
すなわち、システム構成管理装置10と管理対象である情報処理装置11は、物理的に結合した一つの装置により実現されてもよいし、物理的に分離した二つ以上の装置を有線又は無線で接続し、これら複数の装置により実現してもよい。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施の形態に限定されたものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が容易に理解し得るような様々な変更をすることができる。
上記の各実施形態においては、以下に示すようなシステム構成管理方法、及び、システム構成管理プログラムの特徴的構成が示されている(以下のように限定されるわけではない)。なお、本発明のプログラムは、上述の実施形態で説明した各動作を、コンピュータに実行させるプログラムであれば良い。
(付記1)
情報処理装置のシステム構成を変更するための変更情報を、入力部で入力し、
前記情報処理装置のシステム構成に関するシステム構成情報、前記情報処理装置のシステムを構成するハードウエアとソフトウエアの構成要素情報、及び、前記情報処理装置で作成するアプリケーションの構成要素情報を、記憶部が保存し、
前記入力部から送られた前記変更情報、前記記憶部に保存された前記システム構成情報、前記ハードウエアと前記ソフトウエアの構成要素情報、および、前記作成するアプリケーションの構成要素情報とに基づき、
管理部が、システム構成を変更した後の前記情報処理装置における、前記ソフトウエアの構成情報と、前記作成するアプリケーションの構成情報を作成し、かつ、前記ソフトウエアの構成情報の要素情報と、前記作成するアプリケーションの構成情報の要素情報との適合状況を解析し、
前記管理部で解析した適合状況の情報を、出力部で出力する、システム構成管理方法。
(付記2)
前記記憶部は、システム構成情報DB、構成要素情報DB、及び、変更履歴DBを備え、
システム構成情報DBは、前記ハードウエア、又は、前記ソフトウエアの組合せに関わるシステム構成情報を保存し、
構成要素情報DBは、前記ハードウエア、又は、前記ソフトウエアの構成要素情報と、前記情報処理装置で作成するアプリケーションの構成要素情報とを保存し、
前記変更履歴DBは、前記情報処理装置のシステム構成の変更前後における前記情報処理装置の変更箇所の情報を保存する、付記1に記載のシステム構成管理方法。
(付記3)
前記管理部は、コントロール部と解析部を備え、
前記コントロール部が、システム構成を変更した後の前記情報処理装置における、前記ソフトウエアの構成情報と、前記作成するアプリケーションの構成情報を作成し、
前記解析部が、前記ソフトウエアの構成情報の要素情報と、前記作成するアプリケーションの構成情報の要素情報との適合状況を解析する、付記1又は2に記載のシステム構成管理方法。
(付記4)
前記ソフトウエアの構成情報の要素情報と、前記作成するアプリケーションの構成情報の要素情報とが適合しない場合、前記解析部は、不適合となった前記要素情報を含むエラー情報を生成しコントロール部へ送付する、付記3に記載のシステム構成管理方法。
(付記5)
前記コントロール部は、前記解析部から受け付けた前記エラー情報を参照し、前記構成情報の要素情報の変更方針を決定する、付記4に記載のシステム構成管理方法。
(付記6)
前記コントロール部は、前記不適合なった構成情報の要素情報のエラーを解消できる要素情報が存在するか前記記憶部を検索した後、前記変更方針を決定する、付記5に記載のシステム構成管理方法。
(付記7)
前記コントロール部は、決定した変更方針と前記記憶部に保存された前記変更履歴情報とに矛盾があるかを確認する、付記6に記載のシステム構成管理方法。
(付記8)
前記確認で矛盾が無い場合、前記コントロール部は、前記変更方針により変更した構成情報を前記解析部へ送り、前記解析部は変更後の構成情報を解析する、付記7に記載のシステム構成管理方法。
(付記9)
コンピュータに、
情報処理装置のシステム構成を変更するための変更情報を、入力部で入力し、
前記情報処理装置のシステム構成に関するシステム構成情報、前記情報処理装置のシステムを構成するハードウエアとソフトウエアの構成要素情報、及び、前記情報処理装置で作成するアプリケーションの構成要素情報を、記憶部が保存し、
前記入力部から送られた前記変更情報、前記記憶部に保存された前記システム構成情報、前記ハードウエアと前記ソフトウエアの構成要素情報、および、前記作成するアプリケーションの構成要素情報とに基づき、
管理部が、システム構成を変更した後の前記情報処理装置における、前記ソフトウエアの構成情報と、前記作成するアプリケーションの構成情報を作成し、かつ、前記ソフトウエアの構成情報の要素情報と、前記作成するアプリケーションの構成情報の要素情報との適合状況を解析し、
前記管理部で解析した適合状況の情報を、出力部で出力する、ことを実行させるためのシステム構成管理プログラム。
(付記10)
前記管理部は、コントロール部と解析部を備え、
前記コントロール部が、システム構成を変更した後の前記情報処理装置における、前記ソフトウエアの構成情報と、前記作成するアプリケーションの構成情報を作成し、
前記解析部が、前記ソフトウエアの構成情報の要素情報と、前記作成するアプリケーションの構成情報の要素情報との適合状況を解析する、付記9に記載のシステム構成管理プログラム。
(付記11)
前記ソフトウエアの構成情報の要素情報と、前記作成するアプリケーションの構成情報の要素情報とが適合しない場合、前記解析部は、不適合となった前記要素情報を含むエラー情報を生成しコントロール部へ送付する、付記10に記載のシステム構成管理プログラム。
10 システム構成管理装置
11 対象装置
20 管理部
21 コントロール部
22 解析部
30 記憶部
31 システム構成情報DB
32 構成要素情報DB
33 変更履歴DB
40 入力部
50 出力部
91 CPU
92 通信I/F(通信インターフェース)
93 メモリ
94 記憶装置
95 入力装置
96 出力装置
97 システムバス

Claims (10)

  1. 情報処理装置のシステム構成を変更するための変更情報を入力する入力部と、
    前記情報処理装置のシステム構成に関するシステム構成情報と、前記情報処理装置のシステムを構成するハードウエアとソフトウエアの構成要素情報と、前記情報処理装置で作成するアプリケーションの構成要素情報と、を保存する記憶部と、
    前記入力部から送られた前記変更情報、前記記憶部に保存された前記システム構成情報、前記ハードウエアと前記ソフトウエアの構成要素情報、および、前記作成するアプリケーションの構成要素情報に基づき、
    システム構成を変更した後の前記情報処理装置における、前記ソフトウエアの構成情報と、前記作成するアプリケーションの構成情報を作成し、前記ソフトウエアの構成情報の要素情報と、前記作成するアプリケーションの構成情報の要素情報との適合状況を解析する管理部と、
    前記管理部で解析した適合状況の情報を出力する出力部と、
    を備える、システム構成管理装置。
  2. 前記記憶部は、システム構成情報DB、構成要素情報DB、及び、変更履歴DBを備え、
    システム構成情報DBは、前記ハードウエア、又は、前記ソフトウエアの組合せに関わるシステム構成情報を保存し、
    構成要素情報DBは、前記ハードウエア、又は、前記ソフトウエアの構成要素情報と、
    前記情報処理装置で作成するアプリケーションの構成要素情報とを保存し、
    前記変更履歴DBは、前記情報処理装置のシステム構成の変更前後における前記情報処理装置の変更箇所の情報を保存する、請求項1に記載のシステム構成管理装置。
  3. 前記管理部は、コントロール部と解析部を備え、
    前記コントロール部が、システム構成を変更した後の前記情報処理装置における、前記ソフトウエアの構成情報と、前記作成するアプリケーションの構成情報を作成し、
    前記解析部が、前記ソフトウエアの構成情報の要素情報と、前記作成するアプリケーションの構成情報の要素情報との適合状況を解析する、請求項に記載のシステム構成管理装置。
  4. 前記ソフトウエアの構成情報の要素情報と、前記作成するアプリケーションの構成情報の要素情報とが適合しない場合、前記解析部は、不適合となった前記要素情報を含むエラー情報を生成し前記コントロール部へ送付する、請求項3に記載のシステム構成管理装置。
  5. 前記コントロール部は、前記解析部から受け付けた前記エラー情報を参照し、前記構成情報の要素情報の変更方針を決定する、請求項4に記載のシステム構成管理装置。
  6. 前記コントロール部は、前記不適合なった構成情報の要素情報のエラーを解消できる要素情報が存在するか前記記憶部を検索した後、前記変更方針を決定する、請求項5に記載のシステム構成管理装置。
  7. 前記コントロール部は、決定した変更方針と前記記憶部に保存された前記変更履歴DBに保存された情報とに矛盾があるかを確認する、請求項6に記載のシステム構成管理装置。
  8. 前記確認で矛盾が無い場合、前記コントロール部は、前記変更方針により変更した構成情報を前記解析部へ送り、前記解析部は変更後の構成情報を解析する、請求項7に記載のシステム構成管理装置。
  9. 情報処理装置のシステム構成を変更するための変更情報を、入力部で入力し、
    前記情報処理装置のシステム構成に関するシステム構成情報、前記情報処理装置のシステムを構成するハードウエアとソフトウエアの構成要素情報、及び、前記情報処理装置で作成するアプリケーションの構成要素情報を、記憶部が保存し、
    前記入力部から送られた前記変更情報、前記記憶部に保存された前記システム構成情報、前記ハードウエアと前記ソフトウエアの構成要素情報、および、前記作成するアプリケーションの構成要素情報とに基づき、
    管理部が、システム構成を変更した後の前記情報処理装置における、前記ソフトウエアの構成情報と、前記作成するアプリケーションの構成情報を作成し、かつ、前記ソフトウエアの構成情報の要素情報と、前記作成するアプリケーションの構成情報の要素情報との適合状況を解析し、
    前記管理部で解析した適合状況の情報を、出力部で出力する、システム構成管理方法。
  10. コンピュータに、
    情報処理装置のシステム構成を変更するための変更情報を、入力部で入力し、
    前記情報処理装置のシステム構成に関するシステム構成情報、前記情報処理装置のシステムを構成するハードウエアとソフトウエアの構成要素情報、及び、前記情報処理装置で作成するアプリケーションの構成要素情報を、記憶部が保存し、
    前記入力部から送られた前記変更情報、前記記憶部に保存された前記システム構成情報、前記ハードウエアと前記ソフトウエアの構成要素情報、および、前記作成するアプリケーションの構成要素情報とに基づき、
    管理部が、システム構成を変更した後の前記情報処理装置における、前記ソフトウエアの構成情報と、前記作成するアプリケーションの構成情報を作成し、かつ、前記ソフトウエアの構成情報の要素情報と、前記作成するアプリケーションの構成情報の要素情報との適合状況を解析し、
    前記管理部で解析した適合状況の情報を、出力部で出力する、ことを実行させるためのシステム構成管理プログラム。
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