JP6215458B2 - Wi−fiがdsrcスペクトルを使用するためのdsrcリスニングモード - Google Patents

Wi−fiがdsrcスペクトルを使用するためのdsrcリスニングモード Download PDF

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Description

相互参照
[0001]
本特許出願は、2014年5月23日に出願された、“WI−FIがDSRCスペクトルを使用するためのDSRCリスニングモード”というタイトルの、ホゼおよびその他による米国特許出願番号第14/286,565号と、2013年5月31日に出願された、“WI−FIがDSRCスペクトルを使用するためのDSRCリスニングモード”というタイトルの、ホゼおよびその他による米国仮特許出願番号第61/829,490号とに対して優先権を主張し、これらの出願の各々は本出願の譲受人に譲渡されている。
背景
[0002]
ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどのような、さまざまなタイプの通信コンテンツを提供するように、幅広く配備されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能である、多元接続システムであるかもしれない。このような多元接続システムの例には、コード分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムが含まれる。
[0003]
一般的に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数の移動体デバイスに対する通信を各々が同時にサポートする多数の基地局を含んでいる。基地局は、ダウンストリームリンクおよびアップストリームリンク上で移動体デバイスと通信することができる。各基地局はカバレッジ範囲を有しており、カバレッジ範囲は、セルのカバレッジエリアと呼ばれることもある。送信に対して利用可能な帯域幅は、送信のデータレートおよびスループットに影響を及ぼす。帯域幅が増加するにしたがって、データレートも増加するかもしれない。
[0004]
セルラネットワークおよびWi−Fiネットワーク上で通信するマルチモードデバイスは、それらの送信に対して、増加された量の帯域幅を使用することを望むかもしれない。DSRCスペクトル中で動作しているデバイスに割り振られている帯域幅は典型的に、DSRC関連送信に対して使用される。マルチモードデバイスがDSRCスペクトルを使用してその帯域幅を拡張する場合、これらのDSRC関連送信への干渉が生じるかもしれない。したがって、非DSRC送信を実行するデバイスにDSRCスペクトルが共有されるとき、DSRC関連送信への干渉を最小化するための技術が望まれる。
概要
[0005]
記述する特徴は概して、専用短距離通信(DSRC)スペクトルの少なくとも一部を使用するか否かを決定するためにDSRC送信を検出する、1つ以上の改善された方法、システム、および/または装置に関連している。
[0006]
DSRCスペクトルの少なくとも一部を使用するか否かを決定するためにDSRC送信を検出する方法を記述している。1つのコンフィギュレーションにおいて、マルチモードデバイスを、第1のクロックレートを使用して、DSRCスペクトルの外側で動作させ、その後、DSRCスペクトルの外側で動作している間に第2のクロックレートにスイッチさせて、DSRCスペクトルを使用するDSRC送信を検出させることができる。
[0007]
いくつかの実施形態において、専用短距離通信(DSRC)スペクトルの少なくとも一部を使用するか否かを決定するためにDSRC送信を検出する方法は、マルチモードデバイスによって、第1のクロックレートを使用して、DSRCスペクトルの外側で動作することと、DSRCスペクトルの外側で動作している間に第2のクロックレートにスイッチして、DSRCスペクトルを使用するDSRC送信を検出することとを含んでいる。
[0008]
いくつかの実施形態において、専用短距離通信(DSRC)スペクトルの少なくとも一部を使用するか否かを決定するためにDSRC送信を検出するマルチモードデバイスは、プロセッサと、プロセッサと電子通信するメモリと、メモリ中に記憶されている命令とを備えている。命令は、第1のクロックレートを使用して、DSRCスペクトルの外側でマルチモードデバイスを動作させ、DSRCスペクトルの外側で動作している間に第2のクロックレートにスイッチして、DSRCスペクトルを使用するDSRC送信を検出するように、プロセッサによって実行可能である。
[0009]
いくつかの実施形態において、専用短距離通信(DSRC)スペクトルの少なくとも一部を使用するか否かを決定するためにDSRC送信を検出するマルチモードデバイスは、第1のクロックレートを使用して、DSRCスペクトルの外側でマルチモードデバイスを動作させる手段と、DSRCスペクトルの外側で動作している間に第2のクロックレートにスイッチして、DSRCスペクトルを使用するDSRC送信を検出する手段とを備えている。
[0010]
いくつかの実施形態において、専用短距離通信(DSRC)スペクトルの少なくとも一部を使用するか否かを決定するためにDSRC送信を検出するコンピュータプログラムプロダクトは、命令を記憶する一時的でないコンピュータ読み取り可能媒体を備えており、命令は、第1のクロックレートを使用して、DSRCスペクトルの外側でマルチモードデバイスを動作させ、DSRCスペクトルの外側で動作している間に第2のクロックレートにスイッチして、DSRCスペクトルを使用するDSRC送信を検出するように、プロセッサによって実行可能である。
[0011]
方法、デバイス、および/またはコンピュータプログラムプロダクトのさまざまな実施形態は、検出したDSRC送信がしきい値を超えるか否かを決定する特徴、手段、および/または、プロセッサによって実行可能な命令を備えている。
[0012]
方法、デバイス、および/またはコンピュータプログラムプロダクトのさまざまな実施形態は、検出したDSRC送信がしきい値を超えないことを決定した際に、第1のクロックレートにスイッチし、DSRCスペクトルの少なくとも一部中で動作する特徴、手段、および/または、プロセッサによって実行可能な命令を備えている。
[0013]
方法、デバイス、および/またはコンピュータプログラムプロダクトのさまざまな実施形態は、検出したDSRC送信がしきい値を超えることを決定した際に、第1のクロックレートにスイッチし、予め定められた時間期間に対して、DSRCスペクトルの外側で動作を継続する特徴、手段、および/または、プロセッサによって実行可能な命令を備えている。
[0014]
方法、デバイス、および/またはコンピュータプログラムプロダクトのさまざまな実施形態は、予め定められた時間期間に対して、第2のクロックレートで動作し、予め定められた時間期間の満了の際に、第1のクロックレートにスイッチする特徴、手段、および/または、プロセッサによって実行可能な命令を備えている。
[0015]
方法、デバイス、および/またはコンピュータプログラムプロダクトのさまざまな実施形態は、1つ以上の検出したDSRC送信の発生を、アクセスポイント(AP)に報告し、報告したDSRC送信の発生に少なくとも部分的に基づいている命令を、APから受信し、APから受信した命令に少なくとも部分的に基づいて、DSRCスペクトルの少なくとも一部中で動作する特徴、手段、および/または、プロセッサによって実行可能な命令を備えている。
[0016]
方法、デバイス、および/またはコンピュータプログラムプロダクトのさまざまな実施形態は、第2のクロックレートで動作している間に、DSRCスペクトル内の複数の周波数帯域のうちの少なくとも1つを監視する特徴、手段、および/または、プロセッサによって実行可能な命令を備えている。
[0017]
方法、デバイス、および/またはコンピュータプログラムプロダクトのさまざまな実施形態は、監視した周波数帯域の各々における、送信のアクティビティレベルを決定する特徴、手段、および/または、プロセッサによって実行可能な命令を備えている。
[0018]
方法、デバイス、および/またはコンピュータプログラムプロダクトのさまざまな実施形態は、第1のクロックレートにスイッチし、監視した周波数帯域のうちの少なくとも1つを選択し、少なくとも1つの選択した周波数帯域を使用して、DSRCスペクトル中で動作し、周波数帯域は、決定したアクティビティレベルに少なくとも部分的に基づいて選択される特徴、手段、および/または、プロセッサによって実行可能な命令を備えている。いくつかのケースにおいて、監視した周波数帯域のうちの少なくとも1つを選択することは、DSRCスペクトル中のセーフティ関連送信に対して割り振られている周波数帯域の選択を避けることを含んでいる。第2のクロックレートは第1のクロックレートの半分であってもよい。
[0019]
記述する方法および装置の適用可能なさらなる範囲が、以下の詳細な説明、特許請求の範囲、および図面から明白となるであろう。詳細な説明、および特定の例は、実例として与えているに過ぎず、記述の精神および範囲内においてさまざまな変更および修正を行ってもよいことが当業者に明白となるであろう。
[0020]
以下の図面を参照することによって、本発明の特質および利点のさらなる理解が実現されるだろう。添付した図において、同様のコンポーネントまたは特徴は同一の参照ラベルを有している。さらに、同一のタイプのさまざまなコンポーネントは、同様のコンポーネント間を識別するダッシュおよび第2のラベルが参照ラベルに続くことによって識別される。明細書中で第1の参照ラベルのみが使用されている場合は、第2の参照ラベルを問わず、同一の第1の参照ラベルを有する同様のコンポーネントのうちの任意のものに記述が適用可能である。
[0021] 図1は、ワイヤレス通信システムのブロックダイヤグラムを示している。 [0022] 図2は、周波数スペクトルに沿った周波数帯域割り振りを図示するダイヤグラムである。 [0023] 図3は、さまざまな実施形態にしたがった、マルチモードデバイスの1つの例を図示するブロックダイヤグラムを示している。 [0024] 図4は、さまざまな実施形態にしたがった、マルチモードデバイスの別の例を図示するブロックダイヤグラムを示している。 [0025] 図5は、さまざまな実施形態にしたがった、マルチモードデバイスのさらに別の例を図示するブロックダイヤグラムである。 [0026] 図6は、DSRCスペクトルの使用を管理できるように構成されている通信システムのブロックダイヤグラムを示している。 [0027] 図7は、DSRCスペクトルの使用を管理するための、マルチモードデバイスとアクセスポイントとの間の通信の1つの例を図示するメッセージフローダイヤグラムである。 [0028] 図8は、通信に対して使用することができる、周波数スペクトルに沿ったさまざまな周波数帯域に対する割り振り帯域幅を図示するダイヤグラムである。 [0029] 図9は、DSRCスペクトルの少なくとも一部を使用するか否かを決定するためにDSRC送信を検出する方法の、1つの実施形態を図示するフローチャートである。 [0030] 図10は、DSRCスペクトルの少なくとも一部を使用するか否かを決定するためにDSRC送信を検出する方法の、別の実施形態を図示するフローチャートである。 [0031] 図11は、DSRCスペクトルの少なくとも一部を使用するか否かを決定するためにDSRC送信を検出する方法の、さらなる実施形態を図示するフローチャートである。
詳細な説明
[0032]
利用可能な帯域幅の量に基づいて、情報およびデータをより高速におよび効率的に転送することができる。帯域幅のサイズ(例えば、幅)は、(例えば、典型的にヘルツで測定される)周波数の連続的な範囲における最高周波数と最低周波数との間の差である。多くの場合、データレート制限(例えば、チャネル容量、転送できる情報の量)は、帯域幅のサイズに比例する。例えば、80MHzの帯域幅は、40MHzの帯域幅よりも高いデータレート制限を有するだろう。結果として、より高いデータレートをサポートするためには、より広い帯域幅が必要とされる。帯域幅は、スペクトル(例えば、無線スペクトル)の少なくとも一部を占有する。結果として、帯域幅における増加は、スペクトルにおける増加を必要とする。しかしながら、追加のスペクトルを取得するのは難しいかもしれない。
[0033]
ほとんどのケースにおいて、スペクトル使用は規制されている(例えば、割り振られている)。例えば、米国では、米国連邦通信委員会(FCC)によってスペクトル使用が規制されている。米国では、5.15〜5.25GHz(例えば、U−NII 1)、5.25〜5.35GHz(例えば、U−NII 2)、5.47〜5.725GHz(例えば、U−NII WW)、および5.725〜5.825GHz(例えば、U−NII 3)の周波数帯域を、ライセンスされていない国家インフラストラクチャ(U−NII)スペクトルとして、5.85〜5.925GHzの周波数帯域を、専用短距離通信(DSRC)スペクトルとしてFCCは割り振っている。したがって、帯域幅は、割り振られているスペクトル中の割り当てられているスペースに制約されるかもしれない。結果として、割り振られているスペクトルの有限制約が原因で、利用可能な帯域幅(または、例えば、データレート制限)を増加させることは可能でないかもしれない。以下で説明するように、スペクトル共有を使用して、利用可能な帯域幅を増加させることができる。
[0034]
1つの例において、ここで記述するシステムおよび方法は、U−NIIスペクトル帯域中で動作するマルチモードデバイスが、DSRCスペクトル帯域を都合のよい機会に使用して帯域幅を増加させることを可能にする。例えば、ここで記述するシステムおよび方法は、U−NIIユーザ(例えば、ライセンスされていないWi−Fiユーザ)が、DSRCスペクトル中のDSRCデバイスの存在を検出し、混乱を生じさせない態様で、隣接するDSRCスペクトルを2次ユーザとして共有することを可能にする。いくつかのコンフィギュレーションでは、マルチモードデバイスは、DSRCデバイスへの干渉を低減または無くす方策を講じる。
[0035]
以下の記述は例を提供しており、特許請求の範囲中で述べる範囲、適用可能性、およびコンフィギュレーションを制限するものではない。開示の精神または範囲から逸脱することなく、説明するエレメントの機能およびアレンジメントにおいて変更を行ってもよい。さまざまな実施形態は、適宜、さまざまな手順またはコンポーネントを省略、置換、または追加してもよい。例えば、記述する方法を、記述しているのとは異なる順序で実行してもよく、さまざまなステップを追加、省略、または組み合わせてもよい。また、ある実施形態に関して記述する特徴を、他の実施形態において組み合わせてもよい。
[0036]
最初に図1を参照すると、ダイヤグラムは、ワイヤレス通信システム100の例を図示している。システム100は、(例えば、DSRC通信システム中の)DSRCスペクトル内で動作する、DSRC基地局105とDSRCデバイス115とを備えている。システム100はまた、DSRCスペクトルの外側で動作する、通信基地局125と通信デバイス135とを備えている。1つの例において、通信基地局125と通信デバイス135は、(例えば、Wi−Fi通信システム中の)U−NIIスペクトル中で動作する。
[0037]
FCCは、初めは、自動車の使用(例えば、インテリジェント交通システム)に対してDSRCスペクトルを割り振った。DSRC通信の例には、自動車に対する緊急警告、共同適応巡航制御、共同衝突警告、交差衝突回避、電子駐車場支払、車載シグナリング、電子料金収集などが含まれる。DSRC通信リンク120は、DSRCデバイス115とDSRC基地局105との間に、または、DSRCデバイス115と別のDSRCデバイス115との間にある。いくつかのケースでは、DSRCデバイス115間のDSRC通信リンク120は、DSRC基地局105のカバレッジエリア110の外側で生じる。いくつかの実施形態では、ワイヤード通信リンクまたはワイヤレス通信リンクであるバックホールリンク134を通して、DSRC基地局105は互いに、直接または間接のいずれかで通信する。
[0038]
DSRCデバイス115は、ワイヤレス通信システム100全体を通して分散していてもよく、各DSRCデバイス115は静的であっても、または移動体であってもよい。DSRCデバイス115は、自動車、交通信号機、踏切、基地局、セルラ電話機、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、または、これらに類するものであってもよい。DSRCデバイス115は、DSRC基地局105および他のDSRCデバイス115と通信することが可能であるかもしれない。各DSRC基地局105は、それぞれのDSRC地理カバレッジエリア110に対して通信カバレッジを提供することができる。
[0039]
(通信デバイスとも呼ぶ)マルチモードデバイス135も、ワイヤレス通信システム100を通して分散していてもよい。各デバイス135は静的であっても、または移動体であってもよい。デバイス135は、当業者によってWi−Fiデバイス、移動局、加入者局、移動体ユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、遠隔ユニット、移動体デバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、移動体加入者局、アクセス端末、移動体端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、ユーザエージェント、移動体クライアント、クライアント、または、他の何らかの適切な専門用語でも呼ばれるかもしれない。マルチモードデバイス135は、DSRC内で動作するように試行するWi−Fiデバイスであるかもしれない。デバイス135はまた、セルラ電話機、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレス電話機、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、または、これらに類するものであってもよい。
[0040]
通信デバイス135は、通信基地局125および/または他の通信デバイス135と通信することが可能であるかもしれない。通信基地局125サイトの各々は、それぞれの通信地理カバレッジエリア130に対して通信カバレッジを提供することができる。通信リンク140は、通信デバイス135と、通信基地局125および/または通信デバイス135との間の通信を提供する。いくつかの実施形態において、通信基地局125は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、ノードB、eノードB(eNB)、ホームノードB、ホームeノードB、または、他の何らかの適切な専門用語で呼ばれるかもしれない。通信基地局125に対するカバレッジエリア130は、カバレッジエリアの一部のみを成す(示していない)セクタへと分割することができる。
[0041]
ワイヤレス通信システム100は、複数搬送波(異なる周波数の波形信号)上での動作もサポートすることができる。複数搬送波送信機は、複数搬送波上で同時に変調信号を送信することができる。例えば、各通信リンク140(および、例えば、DSRC通信リンク120)は、さまざまな無線機技術にしたがって変調された複数搬送波信号である。各変調信号は、異なる搬送波上で送ることができ、制御情報(例えば、基準信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、データなどを運ぶことができる。
[0042]
図1において示しているように、通信基地局125のカバレッジエリア130は、DSRC基地局105のカバレッジエリア110とオーバーラップしているかもしれない。典型的なシナリオでは、DSRC通信システムがDSRCスペクトル中で動作している一方で、他の通信システムはDSRCスペクトルの外側で(例えば、U−NIIスペクトル中で)動作しているので、オーバーラップしているカバレッジエリア(または、例えば、1つ以上のカバレッジエリアの外側でのオーバーラップする使用)は、結果として干渉にならないだろう。しかしながら、いくつかの実施形態では、ここで記述するシステムおよび方法は、通信基地局125および/または通信デバイス135によって都合のよい機会にDSRCスペクトルを使用するための技術を記述しており、これは、結果としてDSRC通信システムに対する干渉になることがある。1つの例において、マルチモード通信デバイス135(または、単に、マルチモードデバイス)は、DSRCスペクトルの少なくとも一部におけるアクティビティレベルを検出し、検出したアクティビティレベルに少なくとも部分的に基づいて、都合のよい機会にDSRCスペクトルを使用することができる。追加的または代替的に、マルチモード通信デバイス135の位置がDSRC送信に属する地理エリアの外側であることに基づいて、マルチモード通信デバイス135は、都合のよい機会にDSRCスペクトルの少なくとも一部を使用してもよい。追加的または代替的に、マルチモード通信デバイス135は、アクセスパラメータを適応させて、DSRCスペクトルを使用する送信に優先度を提供してもよい。追加的または代替的に、マルチモード通信デバイス135は、DSRCスペクトルの外側で動作している間に第1のクロックレートを使用するかもしれず、第2のクロックレートにスイッチして、DSRCスペクトルを使用する送信を検出するかもしれない。
[0043]
図2は、5GHzスペクトル200におけるさまざまなスペクトル割り振りの、例示的なビューを示している。図2において図示しているように、5GHzスペクトル200は、U−NII 1周波数帯域205(例えば、5170〜5250MHz)と、U−NII 2周波数帯域210(例えば、5250〜5350MHz)と、U−NII WW周波数帯域215(例えば、5470〜5725MHz)と、U−NII 3周波数帯域220(例えば、5725〜5825MHz)と、DSRC周波数帯域225(例えば、5850〜5925MHz)とを含んでいる。
[0044]
各周波数帯域は、1つ以上のチャネルを使用するように割り振られているかもしれない。各チャネルは、帯域幅(例えば、10MHz、20MHz、40MHz、80MHz、160MHzなど)を占有する。上記で着目したように、増加させた帯域幅は結果として、より高いデータレートになる。結果として、チャネルの数を増加させること、および/または、チャネルの帯域幅を増加させることが、望ましいかもしれない。あいにく、スペクトル割り振りがチャネルの数および/またはサイズを制限するかもしれない。例えば、(例えば、80MHzを占有する)U−NII 1周波数帯域205は、(例えば、チャネルインデックス36、40、44、および48を有する)4個までの20MHzチャネル230を、2個までの40MHzチャネル235を、または、1個の80MHzチャネル240をサポートすることができる。同様に、U−NII 2周波数帯域210は、(例えば、チャネルインデックス52、56、60、および64を有する)4個までの20MHzチャネル230を、2個までの40MHzチャネル235を、または、1個の80MHzチャネル240をサポートすることができる。結果として、U−NII 1周波数帯域205とU−NII 2周波数帯域210のどちらも、160MHzチャネル245を個々にはサポートすることができない。あるデバイス(例えば、Wi−Fiデバイス)は、U−NII 1周波数帯域205とU−NII 2周波数帯域210との両方に渡って動作することができる。結果として、U−NII 1周波数帯域205とU−NII 2周波数帯域210が、事実上組み合わされて、結果として、5170〜5350MHz周波数帯域になる。それに応じて、160MHzチャネル245(例えば、5170〜5330MHz)をサポートすることができる。
[0045]
図2において図示しているように、U−NII 3周波数帯域220(例えば、5725〜5825MHz)は、(例えば、チャネルインデックス149、153、157、161、および165を有する)5個までの20MHzチャネル230を、2個までの40MHzチャネル235を、または、1個の80MHzチャネル240をサポートすることができる。典型的に、DSRC周波数帯域225は、10MHzチャネルを使用してDSRC通信をサポートする。いくつかのケースにおいて、ここで記述するシステムおよび方法は、(例えば、2次ユーザとして)DSRC周波数帯域を都合のよい機会に使用することができる。1つの実施形態において、マルチモードデバイスは、DSRC送信に属していないエリアに位置しているときに、DSRCスペクトルを使用することができる。結果として、U−NII 3周波数帯域220とDSRC周波数帯域225が、事実上組み合わされて、結果として、5725〜5925MHz周波数帯域になる。それに応じて、組み合わされた周波数帯域は、(例えば、チャネルインデックス149、153、157、161、165、169、173、177、および181を有する)9個までの20MHzチャネル230を、4個までの40MHzチャネル235を、2個までの80MHzチャネル240を、および、1個までの160MHzチャネル245をサポートすることができる。したがって、DSRCスペクトルの共有は、利用可能なチャネルの数、および/または、利用可能なチャネルのサイズを、実質的に増加させることができる。1つの例において、U−NII周波数帯域とDSRC周波数帯域とに渡るスペクトル共有は、29個までの20MHzチャネル230を、14個までの40MHzチャネル235を、7個までの80MHzチャネル240を、および、3個までの160MHzチャネル245をサポートすることができる。これらの増加は、(例えば、より高いスループットを可能にする)増加されたデータレートを可能にする。例えば、増加されたデータレートを使用して、高精細ビデオフォーマット(例えば、超高精細テレビ(UHDTV))を送信することができる。
[0046]
図3は、デバイス135−aのブロックダイヤグラム300である。デバイス135−aは、図1を参照して記述したマルチモードデバイス135の1つ以上の態様の例である。デバイス135−aは、Wi−Fiデバイス、パーソナルコンピュータ(例えば、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータなど)、セルラ電話機、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、デジタルビデオレコーダ(DVR)、インターネット電気機器、ゲーミングコンソール、e−リーダなどのコンフィギュレーションのような、さまざまなコンフィギュレーションの任意のものを有している。デバイス135−aは、移動体動作を容易にするために、小型のバッテリーのような(示していない)内部電源を有していてもよい。
[0047]
デバイス135−aは、少なくとも1つのアンテナ(アンテナ335)と、少なくとも1つのトランシーバモジュール(トランシーバモジュール330)と、メモリ315と、プロセッサモジュール310とを備えており、これらは各々、(例えば、1つ以上のバスを介して)互いに、直接または間接に通信することができる。図1を参照して記述したように、トランシーバモジュール330は、アンテナ335、ならびに/あるいは、1つ以上のワイヤードリンクまたはワイヤレスリンクを介して、1つ以上のネットワークと双方向に通信するように構成されている。例えば、トランシーバモジュール330は、図1のアクセスポイント125または他のマルチモードデバイス135のうちの1つ以上と、双方向に通信するように構成されている。トランシーバモジュール330は、パケットを変調し、変調したパケットを送信のためにアンテナ335に提供するようにと、アンテナ335から受信したパケットを復調するように構成されている、少なくとも1つのモデムを備えていてもよい。デバイス135−aは単一のアンテナを備えていてもよいが、デバイス135−aは典型的に、複数のリンクに対する複数のアンテナを備えているだろう。
[0048]
メモリ315は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および/またはリードオンリーメモリ(ROM)を備えていてもよい。実行されたときに、ここで記述するさまざまな機能(例えば、DSRCスペクトル管理など)をプロセッサモジュール310に実行させるように構成されている命令を含む、コンピュータ読み取り可能なコンピュータ実行可能ソフトウェアコード320を、メモリ315は記憶することができる。代替的に、ソフトウェアコード320は、プロセッサモジュール310によって直接的に実行可能でなくてもよく、(例えば、コンパイルされて実行されたときに)ここで記述する機能をデバイス135−aに実行させるように構成されていてもよい。
[0049]
プロセッサモジュール310は、インテリジェントなハードウェアデバイスを、例えば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロ制御装置、特定用途向け集積回路(ASIC)などを備えていてもよい。プロセッサモジュール310は、マイクロフォンを介してオーディオを受け取るようにと、オーディオを、受け取ったオーディオを表す(例えば、長さが30msの)パケットに変換するようにと、オーディオパケットをトランシーバモジュール330に提供するようにと、ユーザが話しているか否かの表示を提供するように構成されている(示していない)スピーチエンコーダを備えていてもよい。代替的に、エンコーダは、パケットをトランシーバモジュール330に提供するのみでもよく、パケットの提供または保留/抑制そのものが、ユーザが話しているか否かの表示を提供する。
[0050]
図3のアーキテクチャにしたがうと、デバイス135−aはさらに、通信管理モジュール325と状態モジュール340とを備えている。通信管理モジュール325は、他のデバイス135との通信を管理することができる。例として、通信管理モジュール325は、マルチモードデバイス135−aの他のコンポーネントのうちのいくつかまたはすべてとバスを介して通信する、マルチモードデバイス135−aのコンポーネントであるかもしれない。代替的に、通信管理モジュール325の機能性を、トランシーバモジュール330のコンポーネントとして、コンピュータプログラムプロダクトとして、および/または、プロセッサモジュール310の1つ以上の制御装置エレメントとして実現してもよい。状態モジュール340は、現在のデバイス状態(例えば、状況、認証、基地局関係、他の接続性問題)を反映および制御することができる。
[0051]
デバイス135−aはさらに、DSRCスペクトル管理モジュール305を備えている。例として、DSRCスペクトル管理モジュール305は、マルチモードデバイス135−aの他のコンポーネントのうちのいくつかまたはすべてとバスを介して通信する、マルチモードデバイス135−aのコンポーネントであるかもしれない。代替的に、DSRCスペクトル管理モジュール305の機能性を、コンピュータプログラムプロダクトとして、および/または、プロセッサモジュール310の1つ以上の制御装置エレメントとして実現してもよい。スペクトル管理モジュール305は、デバイスによるDSRC送信の検出を管理して、デバイス135−aがDSRCスペクトルの少なくとも一部を使用することができるか否かを決定することができる。例えば、モジュール305は、1)第1のクロックレートを使用する、DSRCスペクトルの外側での動作から、2)第2のクロックレートを使用する動作に、デバイス135−aをスイッチさせるかもしれない。モジュール305はその後、デバイス135−aがDSRCスペクトルの外側で動作を継続する間に、DSRCスペクトルを使用するDSRC送信のデバイスによる検出を管理するかもしれない。検出したDSRC送信のアクティビティレベルがしきい値を超えないことを決定した際に、モジュール305は、第1のクロックレートを使用する動作に戻すようにデバイス135−aをスイッチさせ、デバイス135−aがDSRCスペクトルの少なくとも一部内で動作できるようにするかもしれない。しかしながら、検出したDSRC送信のアクティビティレベルがしきい値を超えることを決定した際には、モジュール305は、第1のクロックレートを使用する動作に戻すようにデバイス135−aをスイッチさせ、確実に、デバイス135−aがDSRCスペクトルの外側で動作を継続するようにするかもしれない。
[0052]
ハードウェア中の適用可能な機能のいくつかまたはすべてを実行するように適合されている1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)により、デバイス135−aのコンポーネントを個々または共同で実現してもよい。代替的に、1つ以上の集積回路上で、1つ以上の他の処理ユニット(またはコア)によって機能を実行してもよい。他の実施形態において、技術的に知られている任意の方法でプログラムできる、他のタイプの集積回路(例えば、構造化された/プラットフォームASIC、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)、および、他のセミカスタムIC)を使用してもよい。各ユニットの機能も、1つ以上の一般的または特定用途向けのプロセッサによって実行されるようにフォーマットされている、メモリ中で具現化される命令により、全体的または部分的に実現してもよい。着目したモジュールの各々は、デバイス135−aの動作に関連する1つ以上の機能を実行する手段であってもよい。
[0053]
図4は、DSRCスペクトルの少なくとも一部を使用するか否かを決定するためにDSRC送信を検出することができるデバイス135−bの例を図示する、ブロックダイヤグラム400である。デバイス135−bは、図1および/または3を参照して記述したマルチモードデバイス135の1つ以上の態様の例である。デバイス135−bは、受信機モジュール405、DSRCスペクトル管理モジュール305−a、および/または送信機モジュール425を備えている。これらのコンポーネントの各々は互いに通信することができる。
[0054]
ハードウェア中の適用可能な機能のいくつかまたはすべてを実行するように適合されている1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)により、デバイス135−bのコンポーネントを個々または共同で実現してもよい。代替的に、1つ以上の集積回路上で、1つ以上の他の処理ユニット(またはコア)によって機能を実行してもよい。他の実施形態において、技術的に知られている任意の方法でプログラムできる、他のタイプの集積回路(例えば、構造化された/プラットフォームASIC、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)、および、他のセミカスタムIC)を使用してもよい。各ユニットの機能も、1つ以上の一般的または特定用途向けのプロセッサによって実行されるようにフォーマットされている、メモリ中で具現化される命令により、全体的または部分的に実現してもよい。
[0055]
受信機モジュール405は、Wi−Fi受信機を備えていてもよく、さまざまなWi−Fi信号を受信するかもしれない。受信機モジュール405はまた、セルラ受信機を備えていてもよく、いくつかのケースでは、LTE/LTE−A受信機を備えているかもしれない。受信機モジュール405を使用して、図1を参照して記述したワイヤレス通信システム100のようなワイヤレス通信システムを通して、さまざまなタイプのデータおよび/または制御信号を受信することができる。受信機モジュール405はさらに、DSRCスペクトルの少なくとも一部を使用して、データおよび/または制御信号を受信するように構成されていてもよい。
[0056]
送信機モジュール425はまた、Wi−Fi送信機を備えていてもよい。Wi−Fi送信機は、Wi−Fi接続を通して信号を送信することができる。送信機モジュール425はまた、セルラ送信機を備えていてもよく、いくつかのケースでは、LTE/LTE−A送信機を備えているかもしれない。送信機モジュール425を使用して、ワイヤレス通信システム100のようなワイヤレス通信システムを通して、さまざまなタイプのデータおよび/または制御信号を送信することができる。送信機モジュール425はさらに、DSRCスペクトルの少なくとも一部を使用してデータおよび/または制御信号を送信するように構成されていてもよい。
[0057]
いくつかの実施形態において、受信機モジュール405と送信機モジュール425は、図3を参照して記述したトランシーバモジュール330の1つ以上のもののサブモジュールである。
[0058]
DSRCスペクトル管理モジュール305−aは、図3を参照して記述したDSRCスペクトル管理モジュール305の1つ以上の態様の例である。いくつかの実施形態において、モジュール305−aは、スイッチングモジュール410、アクティビティレベル決定モジュール415、および/またはDSRCスペクトルアクセスモジュール420を備えている。スイッチングモジュール410を使用して、第1のクロックレートと第2のクロックレートとの間でデバイス135−bの動作をスイッチさせることができる。いくつかの実施形態において、第1のクロックレートは、20、40、80、または160MHzWi−Fiクロックレートであり、第2のクロックレートは、10MHzDSRCクロックレートである。したがって、20MHzのベースWi−Fiクロックレートでデバイス135−bが動作しているシナリオでは、第2のクロックレートは第1のクロックレートの半分であるだろう。
[0059]
初めに、デバイス135−bは、DSRCスペクトルの外側で、第1のクロックレートで動作されているかもしれない。デバイス135−bはその後、ある条件の下で一時的に第2のクロックレートにスイッチされるかもしれない。例えば、いくつかのケースにおいて、および例として、デバイス135−bは、DSRCスペクトルを使用する必要性を有しているときに、第2のクロックレートにスイッチされる。他のケースでは、およびさらなる例として、デバイス135−bは、DSRCスペクトル中の動作を始めた後に第2のクロックレートにスイッチされて、DSRC送信を検出し、確実に、デバイスによるDSRCスペクトルの使用が、DSRCデバイスによるDSRCスペクトルの使用と競合していないようにする。いくつかの実施形態において、デバイス135−bは、予め定められた時間期間に対して、第2のクロックレートで動作するようにスイッチされる。予め定められた時間期間の満了の際に、デバイス135は第1のクロックレートに戻るようにスイッチされるかもしれない。
[0060]
アクティビティレベル決定モジュール415を使用して、DSRC送信を検出し、検出したDSRC送信のアクティビティレベルがしきい値を超えるか否かを決定することができる。
[0061]
DSRCスペクトルアクセスモジュール420は、デバイス135−bがDSRCスペクトルの少なくとも一部を使用することができるか否かを決定し、DSRCスペクトルへのアクセスを提供することができる。検出したDSRC送信のアクティビティレベルがしきい値を超えないことを決定した際に、モジュール420は、1)第1のクロックレートに戻るようにデバイス135−bをスイッチさせることをスイッチングモジュール410に命令し、2)デバイス135−bがDSRCスペクトルの少なくとも一部中で動作できるようにすることができる。しかしながら、検出したDSRC送信のアクティビティレベルがしきい値を超えることを決定した際には、モジュール420は、1)第1のクロックレートに戻るようにデバイス135−bをスイッチさせることをスイッチングモジュール410に命令し、2)確実に、デバイス135−bがDSRCスペクトルの外側で動作を継続するようにする(例えば、DSRCスペクトルへのアクセスを防ぐ)ことができる。
[0062]
図5は、DSRCスペクトルの少なくとも一部を使用するか否かを決定することができるデバイス135−cの例を図示する、ブロックダイヤグラム500である。デバイス135−cは、図1、3、および/または4を参照して記述したマルチモードデバイス135の1つ以上の態様の例である。デバイス135−cは、受信機モジュール405、DSRCスペクトル管理モジュール305−b、および/または送信機モジュール425を備えている。これらのコンポーネントの各々は互いに通信することができる。
[0063]
ハードウェア中の適用可能な機能のいくつかまたはすべてを実行するように適合されている1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)により、デバイス135−cのコンポーネントを個々または共同で実現してもよい。代替的に、1つ以上の集積回路上で、1つ以上の他の処理ユニット(またはコア)によって機能を実行してもよい。他の実施形態において、技術的に知られている任意の方法でプログラムできる、他のタイプの集積回路(例えば、構造化された/プラットフォームASIC、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)、および、他のセミカスタムIC)を使用してもよい。各ユニットの機能も、1つ以上の一般的または特定用途向けのプロセッサによって実行されるようにフォーマットされている、メモリ中で具現化される命令により、全体的または部分的に実現してもよい。
[0064]
1つの実施形態において、受信機モジュール405と送信機モジュール425は、図4を参照して先に記述したように動作するように構成されている。DSRCスペクトル管理モジュール305−bは、スイッチングモジュール410、アクティビティレベル決定モジュール415−a、および/またはDSRCスペクトルアクセスモジュール420を備えている。これらのコンポーネントの各々は、図4を参照して記述したそれぞれのスイッチングモジュール410、アクティビティレベル決定モジュール415、およびDSRCスペクトルアクセスモジュール420の1つ以上の態様の例である。
[0065]
アクティビティレベル決定モジュール415−aは、周波数帯域識別サブモジュール505、周波数帯域選択サブモジュール510、および/または報告サブモジュール515を備えている。周波数帯域識別サブモジュール505を使用して、デバイス135−cが第2のクロックレートで動作する間に、DSRCスペクトル内の1つ以上の周波数帯域を識別および/または監視することができる。
[0066]
周波数帯域選択サブモジュール510を使用して、サブモジュール505によって監視した周波数帯域のうちから周波数帯域を選択することができ、そのため、アクティビティレベル決定モジュール415−aが、監視した周波数帯域上の任意の送信のアクティビティレベルを決定することができる。
[0067]
報告サブモジュール515を使用して、図1を参照して記述したアクセスポイント125のうちの1つのようなアクセスポイントに対して、1つ以上の検出したDSRC送信の発生を報告することができる。
[0068]
いくつかのケースにおいて、DSRCスペクトルアクセスモジュール420それ自体が、デバイス135−cがDSRCスペクトルの少なくとも一部を使用できるか否かを決定し、DSRCスペクトルへのアクセスを提供する。他のケースでは、DSRCスペクトルアクセスモジュール420は、1つ以上の検出したDSRC送信の発生の報告を送ったアクセスポイント125から命令を受信する。命令は、報告したDSRC送信の発生に少なくとも部分的に基づいているかもしれず、DSRCスペクトルの少なくとも一部がアクセスできるか否かを、DSRCスペクトルアクセスモジュール420に示すかもしれない。DSRCスペクトルの少なくとも一部がアクセスできることを命令が示すときに、DSRCスペクトルアクセスモジュール420は、デバイス135−cがDSRCスペクトルの少なくとも一部中で動作できるようにする通信チャネルを確立することができる。
[0069]
図6は、マルチモードデバイス135−dによるDSRCスペクトルの使用を管理できるように構成されている通信システム600のブロックダイヤグラムを示している。このシステム600は、図1において描いたシステム100、および/または、図1のアクセスポイント125、の態様の例である。システム600はアクセスポイント125−aを備えている。アクセスポイント125−aは、アンテナ645と、トランシーバモジュール650と、メモリ680と、プロセッサモジュール670とを備えており、これらは各々、(例えば、1つ以上のバスを通して)互いに、直接または間接に通信することができる。トランシーバモジュール650は、アンテナ645を介して双方向に、マルチモードデバイス135−dと通信するように構成されている。マルチモードデバイス135−dは、図1、3、4、および/または5を参照して記述したデバイス135の例である。トランシーバモジュール650(および/または、アクセスポイント125−aの他のコンポーネント)はまた、1つ以上のネットワーク630と双方向に通信するように構成されている。いくつかのケースにおいて、アクセスポイント125−aは、ネットワーク通信モジュール675を通してコアネットワーク630と通信する。アクセスポイント125−aは、Wi−Fiアクセスポイント、eノードB基地局、ホームeノードB基地局、ノードB基地局、および/または、ホームノードB基地局の例であってもよい。
[0070]
アクセスポイント125−aは、アクセスポイント125−mおよびアクセスポイント125−nのような、他のアクセスポイント125とも通信することができる。アクセスポイント125の各々は、異なる無線アクセス技術のような異なるワイヤレス通信技術を使用して、マルチモードデバイス135−dと通信することができる。いくつかのケースにおいて、アクセスポイント125−aは、アクセスポイント通信モジュール665を利用して、125−mおよび/または125−nのような他のアクセスポイントと通信する。いくつかの実施形態において、アクセスポイント通信モジュール665は、ワイヤレス通信技術内のインターフェースを提供して、アクセスポイント125のいくつかの間での通信を提供する。いくつかの実施形態では、アクセスポイント125−aは、コアネットワーク630を通して他のアクセスポイントと通信する。
[0071]
メモリ680は、ランダムアクセスメモリ(RAM)およびリードオンリーメモリ(ROM)を備えていてもよい。実行されたときに、ここで記述するさまざまな機能(例えば、DSRCスペクトル管理など)をプロセッサモジュール670に実行させるように構成されている命令を含む、コンピュータ読み取り可能なコンピュータ実行可能ソフトウェアコード685を、メモリ680はまた記憶することができる。代替的に、ソフトウェアコード685は、プロセッサモジュール670によって直接的に実行可能でなくてもよく、例えば、コンパイルされて実行されたときに、ここで記述する機能をコンピュータに実行させるように構成されていてもよい。
[0072]
プロセッサモジュール670は、インテリジェントなハードウェアデバイスを、例えば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロ制御装置、特定用途向け集積回路(ASIC)などを備えていてもよい。トランシーバモジュール650は、パケットを変調し、変調したパケットを送信のためにアンテナ645に提供するようにと、アンテナ645から受信したパケットを復調するように構成されているモデムを備えていてもよい。
[0073]
図6のアーキテクチャにしたがうと、アクセスポイント125−aはさらに、通信管理モジュール660を備えている。通信管理モジュール660は、他のアクセスポイント125との通信を管理することができる。例として、通信管理モジュール660は、アクセスポイント125−aの他のコンポーネントのうちのいくつかまたはすべてとバスを介して通信する、アクセスポイント125−aのコンポーネントであるかもしれない。代替的に、通信管理モジュール660の機能性を、トランシーバモジュール650のコンポーネントとして、コンピュータプログラムプロダクトとして、および/または、プロセッサモジュール670の1つ以上の制御装置エレメントとして実現してもよい。
[0074]
1つの例において、アクセスポイント125−aは、DSRCスペクトル管理モジュール305−cを備えている。例として、DSRCスペクトル管理モジュール305−cは、アクセスポイント125−aの他のコンポーネントのうちのいくつかまたはすべてとバスを介して通信する、アクセスポイント125−aのコンポーネントであるかもしれない。代替的に、DSRCスペクトル管理モジュール305−cの機能性を、コンピュータプログラムプロダクトとして、および/または、プロセッサモジュール670の1つ以上の制御装置エレメントとして実現してもよい。モジュール305−cは、アクティビティレベル解析モジュール635と命令モジュール640とを備えている。1つの実施形態において、アクセスポイント125−aは、デバイス135−dおよび/または他のデバイスから1つ以上の報告を受信する。各報告は、1つ以上の検出したDSRC送信の発生を表す。アクティビティレベル解析モジュール635は、報告を解析して、検出したDSRC送信のアクティビティレベルがしきい値を超えるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態では、DSRCスペクトルの多数の周波数帯域の各々に対して解析を実行する。その後、アクティビティレベル解析モジュール635によって行われた解析に基づいて、命令モジュール640が、デバイス135−dに送信するための1つ以上の命令を構築することができる。DSRCスペクトル中でデバイス135−dが動作できるか否か、および/または、DSRCスペクトルのどの周波数帯域がデバイス135−dによって使用できるかを、命令は示すことができる。同一の報告に基づく命令を、他のデバイス135にも送信することができる。
[0075]
いくつかの実施形態において、アンテナ645と結合しているトランシーバモジュール650は、アクセスポイント125−aの他の可能性あるコンポーネントとともに、マルチモードデバイス135−dに命令を送信する。先述したように、DSRCスペクトル中でデバイス135−dが動作できるか否かを命令は示すことができる。
[0076]
図7は、マルチモードデバイス135−eとアクセスポイント125−bとの間の通信の1つの例を図示する、メッセージフローダイヤグラム700である。マルチモードデバイス135−eは、図1、3、4、および/または5を参照して記述したマルチモードデバイス135の1つ以上の態様の例である。アクセスポイント125−bは、図1および/または6を参照して記述したアクセスポイント125の1つ以上の態様の例である。いくつかの実施形態では、アクセスポイント125−bの機能を、別のマルチモードデバイス135によって実行する。
[0077]
ブロック705においてメッセージフローが開始し、マルチモードデバイス135−eが、第1のクロックレートを使用してDSRCスペクトルの外側で動作する。いくつかの実施形態において、第1のクロックレートは、20、40、80、または160MHzWi−Fiクロックレートである。第1のクロックレートで動作する間、マルチモードデバイス135−eは、第1の通信チャネルを使用してアクセスポイント125−bと通信する710。
[0078]
ブロック715において、DSRCスペクトルの外側で動作している間に、マルチモードデバイス135−eは、第2のクロックレートにスイッチして、DSRCスペクトルを使用するDSRC送信を検出する。いくつかの実施形態において、第2のクロックレートは、10MHzDSRCクロックレートである。いくつかのケースにおいて、および例として、DSRCスペクトルを使用する必要性を有しているが、最初に、DSRCスペクトルがDSRCデバイスによって使用されていないことを確実にする必要があるという理由で、マルチモードデバイス135−eは、第2のクロックレートにスイッチし、DSRC送信を検出しようと試行する。他のケースでは、およびさらなる例として、DSRCスペクトルを既に使用しており、それによるDSRCスペクトルの使用が、DSRCデバイスによるDSRCスペクトルの使用と競合していないことを確実にすべきであるという理由で、マルチモードデバイス135−eは、第2のクロックレートにスイッチし、DSRC送信を検出しようと試行する(このようなケースでは、マルチモードデバイス135−eは、DSRCスペクトルの使用を中止すべきである)。
[0079]
マルチモードデバイス135−eは、1つ以上の検出したDSRC送信の発生を、多数の(すなわち、1つ以上の)メッセージ720中で、アクセスポイント125−bに報告する。マルチモードデバイス135−eはその後、アクセスポイント125−bから少なくとも1つの命令725を受信する。少なくとも1つの命令725は、報告した検出DSRC送信の発生に少なくとも部分的に基づいているかもしれない。
[0080]
アクセスポイント125−bから受信した少なくとも1つの命令725に少なくとも部分的に基づいて、マルチモードデバイス135−eは、DSRCスペクトルの少なくとも一部中で動作できることを決定することができる。マルチモードデバイス135−eはその後、ブロック730において、第1のクロックレートにスイッチバックし、ブロック735において、アクセスポイント125−bとの第2の通信チャネルを確立する。マルチモードデバイス135−eはその後、第1の通信チャネル710および/または第2の通信チャネル740を通して、アクセスポイント125−bと通信する。第2の通信チャネルの帯域幅は、DSRCスペクトルの少なくとも一部を含んでいる。第2の通信チャネルの帯域幅は、DSRCスペクトルの外側のスペクトルの一部も含んでいてもよい。
[0081]
図8は、5GHzスペクトル800におけるさまざまなスペクトル割り振りと、マルチモードデバイス135によるDSRCスペクトルの使用との、例示的なビューを示している。先述したように、スペクトル800は、スペクトル800に沿った周波数帯域の異なる割り振りを含んでいる。1つのコンフィギュレーションにおいて、各周波数帯域割り振りは、ある数の周波数チャネルを使用する。各チャネルは、ある量の帯域幅を占有する。図示しているように、U−NII 1周波数帯域205は、4個までの20MHzチャネル230を、2個の40MHzチャネル235を、または、1個の80MHzチャネル240をサポートすることができる。同様に、U−NII 2周波数帯域210は、4個までの20MHzチャネル230を、2個の40MHzチャネル235を、または、1個の80MHzチャネル240をサポートすることができる。先述したように、U−NII 1周波数帯域205とU−NII 2周波数帯域210のどちらも、160MHzチャネル805−a−1を個々にはサポートすることができない。しかしながら、マルチモードデバイス135は帯域205と帯域210との両方に渡って動作することができるので、両方の周波数帯域に渡る160MHzチャネルを、デバイスは事実上使用することができる。
[0082]
さらに図示されているように、U−NII WW帯域215は、160MHzチャネル805−a−2をサポートすることができる。U−NII 3周波数帯域220とDSRC周波数帯域225とに対する帯域に渡って、160MHzチャネル805−a−3もサポートすることができる。1つの実施形態において、DSRCスペクトルの使用が許容されているエリアに位置していることをマルチモードデバイス135が決定するときに、マルチモードデバイス135は、DSRCスペクトル225の少なくとも一部を使用することができる。結果として、U−NII 1 205帯域とU−NII 2 210帯域とに渡る160MHzチャネル805−a−1と、U−NII WW帯域215中の160MHzチャネル805−a−2とともに、U−NII 3スペクトル220とDSRCスペクトル225とに渡る160MHzチャネル805−a−3上でデバイス135が動作するので、デバイス135の送信に対する帯域幅を増加させることができる。マルチモードデバイス135の送信に対する帯域幅におけるこの増加は、増加されたデータレートを可能にし、これにより、より高いスループットが可能になる。
[0083]
図9は、DSRCスペクトルの少なくとも一部を使用するか否かを決定するためにDSRC送信を検出する方法900の、1つの実施形態を図示するフローチャートである。明確にするために、図1、3、4、および/または5を参照して記述したマルチモードデバイス135の1つ以上の態様を参照して、方法900を以下で記述する。1つのインプリメンテーションでは、図3、4、および/または5を参照して記述したDSRCスペクトル管理モジュール305が、マルチモードデバイス135の機能エレメントを制御するための1つ以上の組のコードを実行して、以下で記述する機能を実行する。
[0084]
ブロック905において、第1のクロックレートを使用して、DSRCスペクトルの外側でマルチモードデバイス135を動作させる。例として、Wi−Fiスペクトルのような、DSRCスペクトルに隣接するスペクトル中でマルチモードデバイス135を動作させることによって、DSRCスペクトルの外側のスペクトル中でマルチモードデバイス135を動作させる。いくつかの実施形態において、第1のクロックレートは、20、40、80、または160MHzWi−Fiクロックレートである。いくつかの実施形態では、図3、4、および/または5を参照して記述したDSRCスペクトル管理モジュール305を使用して、DSRCスペクトルの外側でマルチモードデバイス135を動作させる。
[0085]
ブロック910において、DSRCスペクトルの外側で動作している間に、マルチモードデバイス135を第2のクロックレートにスイッチさせる。マルチモードデバイス135は、第2のクロックレートにスイッチされ、DSRCスペクトルを使用するDSRC送信を検出する。いくつかの実施形態において、第2のクロックレートは、10MHzDSRCクロックレート(すなわち、第1のクロックレートがWi−Fiベースクロックレートの20MHzであるときの、第1のクロックレートの半分)である。
[0086]
いくつかのケースにおいて、および例として、DSRCスペクトルを使用する必要性を有しているが、最初に、DSRCスペクトルがDSRCデバイスによって使用されていないことを確実にする必要があるという理由で、マルチモードデバイス135は、第2のクロックレートにスイッチし、DSRC送信を検出しようと試行する。他のケースでは、およびさらなる例として、DSRCスペクトルを既に使用しており、それによるDSRCスペクトルの使用が、DSRCデバイスによるDSRCスペクトルの使用と競合していないことを確実にすべきであるという理由で、マルチモードデバイス135は、第2のクロックレートにスイッチし、DSRC送信を検出しようと試行する(このようなケースでは、マルチモードデバイス135は、DSRCスペクトルの使用を中止すべきである)。
[0087]
いくつかの実施形態では、図4および/または5を参照して記述したスイッチングモジュール410を使用して、ブロック910における動作を実行する。
[0088]
いくつかのケースにおいて、マルチモードデバイス135は、予め定められた時間期間に対して、第2のクロックレートで動作する。予め定められた時間期間の満了の際に、マルチモードデバイスは第1のクロックレートにスイッチバックするかもしれない。その後、方法900が繰り返されるかもしれない。
[0089]
したがって、DSRCスペクトルの少なくとも一部を使用するか否かを決定するためにDSRC送信を検出するのに、方法900を使用することができる。方法900はまさしく1つのインプリメンテーションであり、他のインプリメンテーションが可能であるように方法900の動作を並べ替え、または、そうでなければ修正してもよいことに着目すべきである。
[0090]
図10は、DSRCスペクトルの少なくとも一部を使用するか否かを決定するためにDSRC送信を検出する方法1000の、別の実施形態を図示するフローチャートである。明確にするために、図1、3、4、および/または5を参照して記述したマルチモードデバイス135の1つ以上の態様を参照して、方法1000を以下で記述する。1つのインプリメンテーションでは、図3、4、および/または5を参照して記述したDSRCスペクトル管理モジュール305が、マルチモードデバイス135の機能エレメントを制御するための1つ以上の組のコードを実行して、以下で記述する機能を実行する。
[0091]
ブロック1005において、第1のクロックレートを使用して、DSRCスペクトルの外側でマルチモードデバイス135を動作させる。例として、Wi−Fiスペクトルのような、DSRCスペクトルに隣接するスペクトル中でマルチモードデバイス135を動作させることによって、DSRCスペクトルの外側のスペクトル中でマルチモードデバイス135を動作させる。いくつかの実施形態において、第1のクロックレートは、20、40、80、または160MHzWi−Fiクロックレートである。いくつかの実施形態では、図3、4、および/または5を参照して記述したDSRCスペクトル管理モジュール305を使用して、DSRCスペクトルの外側でマルチモードデバイス135を動作させる。
[0092]
ブロック1010において、DSRCスペクトルの外側で動作している間に、マルチモードデバイス135を第2のクロックレートにスイッチさせる。マルチモードデバイス135は、第2のクロックレートにスイッチされて、DSRCスペクトルを使用するDSRC送信を検出する。いくつかの実施形態において、第2のクロックレートは、10MHzDSRCクロックレート(すなわち、第1のクロックレートがWi−Fiベースクロックレートの20MHzであるときの、第1のクロックレートの半分)である。
[0093]
いくつかのケースにおいて、および例として、DSRCスペクトルを使用する必要性を有しているが、最初に、DSRCスペクトルがDSRCデバイスによって使用されていないことを確実にする必要があるという理由で、マルチモードデバイス135は、第2のクロックレートにスイッチし、DSRC送信を検出しようと試行する。他のケースでは、およびさらなる例として、DSRCスペクトルを既に使用しており、それによるDSRCスペクトルの使用が、DSRCデバイスによるDSRCスペクトルの使用と競合していないことを確実にすべきであるという理由で、マルチモードデバイス135は、第2のクロックレートにスイッチし、DSRC送信を検出しようと試行する(このようなケースでは、マルチモードデバイス135は、DSRCスペクトルの使用を中止すべきである)。
[0094]
いくつかの実施形態では、図4および/または5を参照して記述したスイッチングモジュール410を使用して、ブロック1010における動作を実行する。
[0095]
ブロック1015において、検出したDSRC送信のアクティビティレベルを決定し、ブロック1020において、検出したDSRC送信のアクティビティレベルがしきい値を超えるか否かを決定する。いくつかの実施形態において、しきい値と比較するときに、検出したDSRC送信を使用する。いくつかの実施形態では、図4を参照して記述したアクティビティレベル決定モジュール415を使用して、ブロック1015および1020における動作を実行する。
[0096]
検出したDSRC送信のアクティビティレベルが、または、検出したDSRC送信が、しきい値を超えないことを決定した際に、マルチモードデバイス135は、ブロック1025において、第1のクロックレートにスイッチバックし、ブロック1030において、DSRCスペクトルの少なくとも一部中で動作を開始する。いくつかのケースにおいて、マルチモードデバイス135は、第1のクロックレートで、DSRCスペクトルの少なくとも一部中で動作する。他のケースでは、マルチモードデバイス135は、第1のクロックレート以外のクロックレートで、DSRCスペクトルの少なくとも一部中で動作する。いくつかの実施形態では、スイッチングモジュール410を使用して、ブロック1025における動作を実行することができ、DSRCスペクトルアクセスモジュール420を使用して、ブロック1030における動作を実行することができる。
[0097]
いくつかのケースにおいて、DSRCスペクトルの少なくとも一部中で動作することは、DSRCスペクトルの少なくとも一部を含む帯域幅を有する通信チャネルを確立することを含んでいる。新たに確立した通信チャネルの帯域幅は、DSRCスペクトルの外側にある周波数スペクトルの一部も含んでいてもよい。アクセスポイント125または別のマルチモードデバイスと、新たに確立した通信チャネルを使用して通信する間、いくつかのケースでは、マルチモードデバイス135は、DSRCスペクトルの完全に外側にある帯域幅を有する通信チャネルを通しても通信することができる。(例えば、DSRCスペクトルにおけるアクティビティレベルが上昇し、DSRCスペクトルの使用をDSRCデバイスに譲るべきであることをマルチモードデバイス135が決定するケースにおいて、)DSRCスペクトルの外側のこのような通信チャネルを維持することによって、マルチモードデバイス135は、DSRCスペクトルの少なくとも一部を使用する通信チャネルの使用をより容易に終わらせることができる。
[0098]
ブロック1035において、検出したDSRC送信のアクティビティレベルがしきい値を超えることを決定した際に、マルチモードデバイス135は、第1のクロックレートにスイッチバックし、ブロック1040において、DSRCスペクトルの外側で動作を継続する。いくつかのケースにおいて、マルチモードデバイス135は、予め定められた時間に対して、DSRCスペクトルの外側で動作を継続する。予め定められた時間の満了の後に、マルチモードデバイス135は、ブロック1010において開始する方法1000を繰り返すかもしれない。いくつかの実施形態では、図4を参照して記述したスイッチングモジュール410を使用して、ブロック1035における動作を実行する。
[0099]
したがって、DSRCスペクトルの少なくとも一部を使用するか否かを決定するためにDSRC送信を検出するのに、方法1000を使用することができる。方法1000はまさしく1つのインプリメンテーションであり、他のインプリメンテーションが可能であるように方法1000の動作を並べ替え、または、そうでなければ修正してもよいことに着目すべきである。
[0100]
図11は、DSRCスペクトルの少なくとも一部を使用するか否かを決定するためにDSRC送信を検出する方法1100の、さらに別の実施形態を図示するフローチャートである。明確にするために、図1、3、4、および/または5を参照して記述したマルチモードデバイス135の1つ以上の態様を参照して、方法1100を以下で記述する。1つのインプリメンテーションでは、図3、4、および/または5を参照して記述したDSRCスペクトル管理モジュール305が、マルチモードデバイス135の機能エレメントを制御するための1つ以上の組のコードを実行して、以下で記述する機能を実行する。
[0101]
ブロック1105において、第1のクロックレートを使用して、DSRCスペクトルの外側でマルチモードデバイス135を動作させる。例として、Wi−Fiスペクトルのような、DSRCスペクトルに隣接するスペクトル中でマルチモードデバイス135を動作させることによって、DSRCスペクトルの外側のスペクトル中でマルチモードデバイス135を動作させる。いくつかの実施形態において、第1のクロックレートは、20、40、80、または160MHzWi−Fiクロックレートである。いくつかの実施形態では、図3、4、および/または5を参照して記述したDSRCスペクトル管理モジュール305を使用して、DSRCスペクトルの外側でマルチモードデバイス135を動作させる。
[0102]
ブロック1110において、DSRCスペクトルの外側で動作している間に、マルチモードデバイス135を第2のクロックレートにスイッチさせる。マルチモードデバイス135は、第2のクロックレートにスイッチされて、DSRCスペクトルを使用するDSRC送信を検出する。いくつかの実施形態において、第2のクロックレートは、10MHzDSRCクロックレート(すなわち、第1のクロックレートがWi−Fiベースクロックレートの20MHzであるときの、第1のクロックレートの半分)である。
[0103]
いくつかのケースにおいて、および例として、DSRCスペクトルを使用する必要性を有しているが、最初に、DSRCスペクトルがDSRCデバイスによって使用されていないことを確実にする必要があるという理由で、マルチモードデバイス135は、第2のクロックレートにスイッチし、DSRC送信を検出しようと試行する。他のケースでは、およびさらなる例として、DSRCスペクトルを既に使用しており、それによるDSRCスペクトルの使用が、DSRCデバイスによるDSRCスペクトルの使用と競合していないことを確実にすべきであるという理由で、マルチモードデバイス135は、第2のクロックレートにスイッチし、DSRC送信を検出しようと試行する(このようなケースでは、マルチモードデバイス135は、DSRCスペクトルの使用を中止すべきである)。
[0104]
いくつかの実施形態では、図4および/または5を参照して記述したスイッチングモジュール410によって、ブロック1110における動作を実行する。
[0105]
ブロック1115において、第2のクロックレートで動作している間に、DSRCスペクトル内の複数の周波数帯域のうちの少なくとも1つを監視する。いくつかの実施形態では、図5を参照して記述した周波数帯域監視サブモジュール505を使用して、ブロック1115における動作を実行する。
[0106]
ブロック1120において、監視した周波数帯域が、DSRCスペクトル中のセーフティ関連送信に対して割り振られているか否かを決定する。割り振られている場合は、マルチモードデバイス135によって使用するための候補としてこの周波数帯域を避け、ブロック1125において、もしあれば、追加の周波数帯域を識別する。追加の周波数帯域を識別した場合は、方法1100のフローはブロック1115に戻る。しかしながら、DSRCスペクトル中のすべての周波数帯域を処理した場合は、方法1100のフローはブロック1135へと継続する。
[0107]
ブロック1130において、監視した周波数帯域における、送信のアクティビティレベルを決定する。その後、方法1100のフローはブロック1125へ継続し、ブロック1125において、DSRCスペクトル中の追加の周波数帯域を、そのアクティビティレベルを決定する目的のために監視する必要があるか否かを決定する。
[0108]
DSRCスペクトル中の周波数帯域のすべてを、それらのアクティビティレベルを決定する目的のために監視したことを決定した後に、方法1100のフローはブロック1135へ継続する。ブロック1135において、DSRCスペクトルの、少なくとも1つの選択した周波数帯域におけるアクティビティレベルが、しきい値未満であるか否かを決定する。いくつかのケースでは、しきい値と比較するときに、少なくとも1つの検出したDSRC送信を使用する。いくつかの実施形態では、図5を参照して記述した周波数帯域アクティビティレベル決定サブモジュール510を使用して、ブロック1120、1125、および1135における動作を実行する。
[0109]
DSRCスペクトルの、少なくとも1つの選択した周波数帯域におけるアクティビティレベルが、または、少なくとも1つの検出したDSRC送信が、しきい値未満であることを決定した際に、ブロック1140において、マルチモードデバイス135は第1のクロックレートにスイッチバックし、ブロック1145において、マルチモードデバイス135は、少なくとも1つの選択した周波数帯域を使用して、DSRCスペクトル中で動作を開始する。いくつかのケースにおいて、第1のクロックレートにおいて、DSRCスペクトル中でマルチモードデバイス135を動作させる。他のケースでは、第1のクロックレート以外のクロックレートにおいて、DSRCスペクトル中でマルチモードデバイス135を動作させる。いくつかの実施形態では、スイッチングモジュール410を使用して、ブロック1140における動作を実行することができ、DSRCスペクトルアクセスモジュール420を使用して、ブロック1145における動作を実行することができる。
[0110]
いくつかのケースにおいて、DSRCスペクトルの少なくとも一部中で動作することは、DSRCスペクトルの、少なくとも選択した周波数帯域を含む帯域幅を有する、通信チャネルを確立することを含んでいる。新たに確立した通信チャネルの帯域幅は、DSRCスペクトルの外側にある周波数スペクトルの一部も含んでいてもよい。アクセスポイント125または別のマルチモードデバイスと、新たに確立した通信チャネルを使用して通信する間、いくつかのケースでは、マルチモードデバイス135は、DSRCスペクトルの完全に外側にある帯域幅を有する通信チャネルを通しても通信することができる。(例えば、DSRCスペクトルにおけるアクティビティレベルが上昇し、DSRCスペクトルの使用をDSRCデバイスに譲るべきであることをマルチモードデバイス135が決定するケースにおいて、)DSRCスペクトルの外側のこのような通信チャネルを維持することによって、マルチモードデバイス135は、DSRCスペクトルの選択した周波数帯域を使用する通信チャネルの使用をより容易に終わらせることができる。
[0111]
DSRCスペクトルのすべての周波数帯域におけるアクティビティレベルが、しきい値を上回ることをブロック1135において決定した際は、マルチモードデバイス135は、ブロック1150において、第1のクロックレートにスイッチバックし、ブロック1155において、DSRCスペクトルの外側で動作を継続する。いくつかのケースにおいて、マルチモードデバイス135は、予め定められた時間に対して、DSRCスペクトルの外側で動作を継続する。予め定められた時間の満了の後に、マルチモードデバイス135は、ブロック1110において開始する方法1100を繰り返すかもしれない。いくつかの実施形態では、図4および/または5を参照して記述したスイッチングモジュール410を使用して、ブロック1150における動作を実行する。
[0112]
したがって、DSRCスペクトルの少なくとも一部を使用するか否かを決定するためにDSRC送信を検出するのに、方法1100を使用することができる。方法1100はまさしく1つのインプリメンテーションであり、他のインプリメンテーションが可能であるように方法1100の動作を並べ替え、または、そうでなければ修正してもよいことに着目すべきである。
[0113]
添付の図面に関連して上記で明らかにした詳細な説明は、例示的な実施形態を記述しており、実現することができる、または、特許請求の範囲内である、唯一の実施形態を表しているのではない。本説明全体を通して使用している用語“例示的な”は、“例、インスタンス、またはイラストレーションとして担当する”を意味しており、“好ましい”または“他の実施形態より有利な”を意味しているのではない。詳細な説明は、記述される技術の理解を提供する目的のための特定の詳細を含んでいる。しかしながら、これらの技術を、これらの特定の詳細なしで実施してもよい。いくつかのインスタンスでは、記述される実施形態の概念を曖昧にすることを避けるために、よく知られている構造およびデバイスをブロックダイヤグラム形態で示している。
[0114]
ここで記述する技術は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、および他のシステムのような、さまざまなワイヤレス通信システムに対して使用してもよい。用語“システム”および“ネットワーク”は、交換可能に使用することが多い。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)などのような、無線機技術を実現することができる。CDMAは、IS−2000標準規格、IS−95標準規格、およびIS−856標準規格をカバーしている。IS−2000リリース0およびAは一般的に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は一般的に、CDMA2000 1xEV−DO、高レートパケットデータ(HRPD)などと呼ばれる。UTRAには、ワイドバンドCDMA(WCDMA(登録商標))、および、CDMAの他の変形が含まれる。TDMAシステムは、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーション(GSM(登録商標))のような無線機技術を実現することができる。OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、進化型UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、フラッシュOFDMなどのような、無線機技術を実現することができる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、“第三世代パートナーシッププロジェクト”(3GPP)という名の機関による文書中に記述されている。CDMA2000およびUMBは、“第三世代パートナーシッププロジェクト2”(3GPP2)という名の機関による文書中に記述されている。ここで記述した技術は、上述したシステムおよび無線機技術とともに、他のシステムおよび無線機技術に対して使用してもよい。しかしながら、以下の記述は、例の目的のためにLTEシステムを記述しており、LTEアプリケーションを超えて技術は適用可能であるが、以下の記述の多くにおいてLTE専門用語を使用している。
[0115]
さまざまな開示される実施形態のいくつかに適応する通信ネットワークは、レイヤプロトコルスタックにしたがって動作する、パケットベースのネットワークであってもよい。例えば、ベアラでの通信、または、パケットデータ収束プロトコル(PDCP)レイヤでの通信は、IPベースかもしれない。無線リンク制御(RLC)レイヤは、パケットのセグメント化と再組み立てとを実行して、論理チャネルを通して通信するかもしれない。メディアアクセス制御(MAC)レイヤは、優先度取り扱いと、論理チャネルの伝送チャネルへの多重化とを実行するかもしれない。MACレイヤは、MACレイヤにおける再送信を提供するハイブリッドARQ(HARQ)も使用して、リンク効率性を改善させるかもしれない。物理レイヤにおいて、伝送チャネルが物理チャネルにマッピングされるかもしれない。
[0116]
情報および信号は、さまざまな異なる技術および技法のうちの任意のものを使用して表してもよい。例えば、上記の説明全体にわたって参照されているデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または粒子、光界または粒子、または、これらの任意の組み合わせによって表してもよい。
[0117]
本開示と関連してここで記述したさまざまな例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)または他のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、ここで記述した機能を実行するように設計されているこれらの任意の組み合わせたものにより、実現または実行してもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代替実施形態では、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、または状態機械であってもよい。プロセッサはまた、例えば、DSPおよびマイクロプロセッサを組み合わせたものや、複数のマイクロプロセッサや、DSPコアを伴う1つ以上のマイクロプロセッサや、または他の任意のこのような構成のような、コンピューティングデバイスを組み合わせたものとして実現してもよい。いくつかのケースにおいて、プロセッサはメモリと電子通信し、メモリは、プロセッサによって実行可能な命令を記憶する。
[0118]
ここで記述した機能は、ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアで、ファームウェアで、またはこれらのものの任意の組み合わせで実現してもよい。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実現した場合、機能は、1つ以上の命令またはコードとして、コンピュータ読取可能媒体上に記憶してもよく、あるいは、1つ以上の命令またはコードとして、コンピュータ読み取り可能媒体上に送信してもよい。他の例およびインプリメンテーションは、開示および添付の特許請求の範囲の、範囲および精神内である。例えば、ソフトウェアの特質によると、上述した機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらの任意のものを組み合わせたものを使用して実現できる。機能を実現する特徴はまた、機能の部分が異なる物理的な位置で実現されるように分散されていることを含め、さまざまなポジションに物理的に位置していてもよい。また、特許請求の範囲中を含めてここで使用する、“のうちの少なくとも1つ”によって始まるアイテムのリスト中で使用される“または”は、例えば、“A、B、またはC、のうちの少なくとも1つ”のリストが、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AとBとC)を意味するような離接的リストを示す。
[0119]
コンピュータプログラムプロダクトまたはコンピュータ読み取り可能媒体は両方、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体および通信媒体を含んでおり、通信媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする何らかの媒体を含んでいる。記憶媒体は、汎用または特殊目的のコンピュータによってアクセスできる何らかの媒体であるかもしれない。限定ではなく例として、コンピュータ読み取り可能媒体は、RAMや、ROMや、EEPROM(登録商標)や、CD−ROMまたは他の光学ディスク記憶装置や、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイスや、あるいは、汎用もしくは特殊目的のコンピュータまたは汎用もしくは特殊目的のプロセッサによってアクセスでき、命令またはデータ構造の形態で所望のコンピュータ読み取り可能プログラムコードを運ぶまたは記憶するのに使用することができる他の何らかの媒体を含むことができる。任意の接続もコンピュータ読み取り可能媒体と適切に呼ばれる。例えば、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、あるいは、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用しているウェブサイト、サーバ、または他の遠隔光ソースからソフトウェアが送信される場合には、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、あるいは、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用するようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイ(登録商標)ディスクを含んでいる。ここで、ディスク(disk)が通常、データを磁気的に再生する一方で、ディスク(disc)はデータをレーザにより光学的に再生する。上記のものを組み合わせたものも、コンピュータ読み取り可能媒体の範囲内に含まれる。
[0120]
開示の先述の説明は、当業者が開示を製作または使用することを可能にするように提供している。開示に対するさまざまな修正が当業者には容易に明白となろう。ここで規定した一般的な原理は、開示の精神または範囲から逸脱することなく、他のバリエーションに適用してもよい。本開示全体を通して、用語“例”または“例示的な”は、例またはインスタンスを示しており、着目した例に対する基本設定を意味しない、または必要としない。したがって、開示は、ここで記述した例および設計に限定されるべきものではなく、ここで開示した原理および新しい特徴と一致した最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]専用短距離通信(DSRC)スペクトルの少なくとも一部を使用するか否かを決定するためにDSRC送信を検出する方法において、
前記方法は、
マルチモードデバイスによって、第1のクロックレートを使用して、前記DSRCスペクトルの外側で動作することと、
前記DSRCスペクトルの外側で動作している間に第2のクロックレートにスイッチして、前記DSRCスペクトルを使用するDSRC送信を検出することとを含む方法。
[2]前記検出したDSRC送信がしきい値を超えるか否かを決定することをさらに含む[1]記載の方法。
[3]前記検出したDSRC送信が前記しきい値を超えないことを決定した際に、前記第1のクロックレートにスイッチすることと、
前記DSRCスペクトルの少なくとも一部中で動作することとをさらに含む[2]記載の方法。
[4]前記検出したDSRC送信が前記しきい値を超えることを決定した際に、前記第1のクロックレートにスイッチすることと、
予め定められた時間期間に対して、前記DSRCスペクトルの外側で動作を継続することとをさらに含む[2]記載の方法。
[5]予め定められた時間期間に対して、前記第2のクロックレートで動作することと、
前記予め定められた時間期間の満了の際に、前記第1のクロックレートにスイッチすることとをさらに含む[1]記載の方法。
[6]1つ以上の検出したDSRC送信の発生を、アクセスポイント(AP)に報告することと、
前記報告したDSRC送信の発生に少なくとも部分的に基づいている命令を、前記APから受信することと、
前記APから受信した命令に少なくとも部分的に基づいて、前記DSRCスペクトルの少なくとも一部中で動作することとをさらに含む[1]記載の方法。
[7]前記第2のクロックレートで動作している間に、前記DSRCスペクトル内の複数の周波数帯域のうちの少なくとも1つを監視することをさらに含む[1]記載の方法。
[8]前記監視した周波数帯域の各々における、送信のアクティビティレベルを決定することをさらに含む[7]記載の方法。
[9]前記第1のクロックレートにスイッチすることと、
前記監視した周波数帯域のうちの少なくとも1つを選択することと、
前記少なくとも1つの選択した周波数帯域を使用して、前記DSRCスペクトル中で動作することとをさらに含み、
前記周波数帯域は、前記決定したアクティビティレベルに少なくとも部分的に基づいて選択される[8]記載の方法。
[10]前記監視した周波数帯域のうちの少なくとも1つを選択することは、
前記DSRCスペクトル中のセーフティ関連送信に対して割り振られている周波数帯域の選択を避けることを含む[9]記載の方法。
[11]前記第2のクロックレートは、前記第1のクロックレートの半分である[1]記載の方法。
[12]専用短距離通信(DSRC)スペクトルの少なくとも一部を使用するか否かを決定するためにDSRC送信を検出するマルチモードデバイスにおいて、
前記マルチモードデバイスは、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信するメモリと、
前記メモリ中に記憶されている命令とを具備し、
前記命令は、
第1のクロックレートを使用して、前記DSRCスペクトルの外側で前記マルチモードデバイスを動作させ、
前記DSRCスペクトルの外側で動作している間に第2のクロックレートにスイッチして、前記DSRCスペクトルを使用するDSRC送信を検出するように、前記プロセッサによって実行可能であるマルチモードデバイス。
[13]前記命令は、
前記検出したDSRC送信がしきい値を超えるか否かを決定するように、前記プロセッサによって実行可能である[12]記載のマルチモードデバイス。
[14]前記命令は、
前記検出したDSRC送信が前記しきい値を超えないことを決定した際に、前記第1のクロックレートにスイッチし、
前記DSRCスペクトルの少なくとも一部中で動作するように、前記プロセッサによって実行可能である[13]記載のマルチモードデバイス。
[15]前記命令は、
前記検出したDSRC送信が前記しきい値を超えることを決定した際に、前記第1のクロックレートにスイッチし、
予め定められた時間期間に対して、前記DSRCスペクトルの外側で動作を継続するように、前記プロセッサによって実行可能である[13]記載のマルチモードデバイス。
[16]前記命令は、
予め定められた時間期間に対して、前記第2のクロックレートで動作し、
前記予め定められた時間期間の満了の際に、前記第1のクロックレートにスイッチするように、前記プロセッサによって実行可能である[12]記載のマルチモードデバイス。
[17]前記命令は、
1つ以上の検出したDSRC送信の発生を、アクセスポイント(AP)に報告し、
前記報告したDSRC送信の発生に少なくとも部分的に基づいている命令を、前記APから受信し、
前記APから受信した命令に少なくとも部分的に基づいて、前記DSRCスペクトルの少なくとも一部中で動作するように、前記プロセッサによって実行可能である[12]記載のマルチモードデバイス。
[18]前記命令は、
前記第2のクロックレートで動作している間に、前記DSRCスペクトル内の複数の周波数帯域のうちの少なくとも1つを監視するように、前記プロセッサによって実行可能である[12]記載のマルチモードデバイス。
[19]前記命令は、
前記監視した周波数帯域の各々における、送信のアクティビティレベルを決定するように、前記プロセッサによって実行可能である[18]記載のマルチモードデバイス。
[20]前記命令は、
前記第1のクロックレートにスイッチし、
前記監視した周波数帯域のうちの少なくとも1つを選択し、
前記少なくとも1つの選択した周波数帯域を使用して、前記DSRCスペクトル中で動作するように、前記プロセッサによって実行可能であり、
前記周波数帯域は、前記決定したアクティビティレベルに少なくとも部分的に基づいて選択される[19]記載のマルチモードデバイス。
[21]前記命令は、
前記DSRCスペクトル中のセーフティ関連送信に対して割り振られている周波数帯域の選択を避けるように、前記プロセッサによって実行可能である[20]記載のマルチモードデバイス。
[22]前記第2のクロックレートは、前記第1のクロックレートの半分である[12]記載のマルチモードデバイス。
[23]専用短距離通信(DSRC)スペクトルの少なくとも一部を使用するか否かを決定するためにDSRC送信を検出するマルチモードデバイスにおいて、
前記マルチモードデバイスは、
第1のクロックレートを使用して、前記DSRCスペクトルの外側で前記マルチモードデバイスを動作させる手段と、
前記DSRCスペクトルの外側で動作している間に第2のクロックレートにスイッチして、前記DSRCスペクトルを使用するDSRC送信を検出する手段とを具備するマルチモードデバイス。
[24]前記検出したDSRC送信がしきい値を超えるか否かを決定する手段をさらに具備する[23]記載のマルチモードデバイス。
[25]前記検出したDSRC送信が前記しきい値を超えないことを決定した際に、前記第1のクロックレートにスイッチする手段と、
前記DSRCスペクトルの少なくとも一部中で動作する手段とをさらに具備する[24]記載のマルチモードデバイス。
[26]前記検出したDSRC送信が前記しきい値を超えることを決定した際に、前記第1のクロックレートにスイッチする手段と、
予め定められた時間期間に対して、前記DSRCスペクトルの外側で動作を継続する手段とをさらに具備する[24]記載のマルチモードデバイス。
[27]予め定められた時間期間に対して、前記第2のクロックレートで動作する手段と、
前記予め定められた時間期間の満了の際に、前記第1のクロックレートにスイッチする手段とをさらに具備する[23]記載のマルチモードデバイス。
[28]1つ以上の検出したDSRC送信の発生を、アクセスポイント(AP)に報告する手段と、
前記報告したDSRC送信の発生に少なくとも部分的に基づいている命令を、前記APから受信する手段と、
前記APから受信した命令に少なくとも部分的に基づいて、前記DSRCスペクトルの少なくとも一部中で動作する手段とをさらに具備する[23]記載のマルチモードデバイス。
[29]前記第2のクロックレートで動作している間に、前記DSRCスペクトル内の複数の周波数帯域のうちの少なくとも1つを監視する手段をさらに具備する[23]記載のマルチモードデバイス。
[30]専用短距離通信(DSRC)スペクトルの少なくとも一部を使用するか否かを決定するためにDSRC送信を検出するコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
前記コンピュータプログラムプロダクトは、命令を記憶する一時的でないコンピュータ読み取り可能媒体を具備し、
前記命令は、
第1のクロックレートを使用して、前記DSRCスペクトルの外側でマルチモードデバイスを動作させ、
前記DSRCスペクトルの外側で動作している間に第2のクロックレートにスイッチして、前記DSRCスペクトルを使用するDSRC送信を検出するように、プロセッサによって実行可能であるコンピュータプログラムプロダクト。

Claims (30)

  1. 専用短距離通信(DSRC)スペクトルの少なくとも一部を使用するか否かを決定するためにDSRC送信を検出する方法において、
    前記方法は、
    マルチモードクライアントデバイスによって、第1のクロックレートを使用して、前記DSRCスペクトルの外側で動作することと、
    前記DSRCスペクトルの外側で動作している間に第2のクロックレートにスイッチして、前記DSRCスペクトルを使用するDSRC送信を検出することと、
    前記DSRCスペクトルにおけるアクティビティレベルを決定することと、
    前記アクティビティレベルに少なくとも部分的に基づいて、前記DSRCスペクトルの少なくとも一部中で第1の通信チャネルを動作させることと、
    前記第1の通信チャネルとともに、前記DSRCスペクトルの外側の第2の通信チャネルを維持することとを含む方法。
  2. 前記アクティビティレベルがしきい値を超えるか否かを決定することをさらに含む請求項1記載の方法。
  3. 前記アクティビティレベルが前記しきい値を超えないことを決定した際に、前記DSRCスペクトルの少なくとも一部中で動作するために、前記第1のクロックレートにスイッチすることをさらに含む請求項2記載の方法。
  4. 前記アクティビティレベルが前記しきい値を超えることを決定した際に、予め定められた時間期間に対して前記DSRCスペクトルの外側で動作を継続するために、前記第1のクロックレートにスイッチすることをさらに含む請求項2記載の方法。
  5. 予め定められた時間期間に対して、前記第2のクロックレートで動作することと、
    前記予め定められた時間期間の満了の際に、前記第1のクロックレートにスイッチすることとをさらに含む請求項1記載の方法。
  6. 1つ以上の検出したDSRC送信の発生を、アクセスポイント(AP)に報告することと、
    前記報告したDSRC送信の発生に少なくとも部分的に基づいている命令を、前記APから受信することとをさらに含み、
    前記DSRCスペクトルの少なくとも一部中で第1の通信チャネルを動作させることは、前記APから受信した命令に少なくとも部分的に基づいている請求項1記載の方法。
  7. 前記第2のクロックレートで動作している間に、前記DSRCスペクトル内の複数の周波数帯域のうちの少なくとも1つを監視することをさらに含む請求項1記載の方法。
  8. 前記アクティビティレベルを決定することは、前記監視した周波数帯域の各々における、送信の前記アクティビティレベルを決定することを含む請求項7記載の方法。
  9. 前記第1のクロックレートにスイッチすることと、
    前記監視した周波数帯域のうちの少なくとも1つを選択することと、
    前記少なくとも1つの選択した周波数帯域を使用して、前記DSRCスペクトルの少なくとも一部中で前記第1の通信チャネルを動作させることとをさらに含み、
    前記周波数帯域は、前記アクティビティレベルに少なくとも部分的に基づいて選択される請求項8記載の方法。
  10. 前記監視した周波数帯域のうちの少なくとも1つを選択することは、
    前記DSRCスペクトル中のセーフティ関連送信に対して割り振られている周波数帯域の選択を避けることを含む請求項9記載の方法。
  11. 前記第2のクロックレートは、前記第1のクロックレートの半分である請求項1記載の方法。
  12. 専用短距離通信(DSRC)スペクトルの少なくとも一部を使用するか否かを決定するためにDSRC送信を検出するマルチモードクライアントデバイスにおいて、
    前記マルチモードクライアントデバイスは、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信するメモリと、
    前記メモリ中に記憶されている命令とを具備し、
    前記命令は、
    第1のクロックレートを使用して、前記DSRCスペクトルの外側で前記マルチモードクライアントデバイスを動作させ、
    前記DSRCスペクトルの外側で動作している間に第2のクロックレートにスイッチして、前記DSRCスペクトルを使用するDSRC送信を検出し、
    前記DSRCスペクトルにおけるアクティビティレベルを決定し、
    前記アクティビティレベルに少なくとも部分的に基づいて、前記DSRCスペクトルの少なくとも一部中で第1の通信チャネルを動作させ、
    前記第1の通信チャネルとともに、前記DSRCスペクトルの外側の第2の通信チャネルを維持するように、前記プロセッサによって実行可能であるマルチモードクライアントデバイス。
  13. 前記命令は、
    前記アクティビティレベルがしきい値を超えるか否かを決定するように、前記プロセッサによって実行可能である請求項12記載のマルチモードクライアントデバイス。
  14. 前記命令は、
    前記アクティビティレベルが前記しきい値を超えないことを決定した際に、前記DSRCスペクトルの少なくとも一部中で動作するために、前記第1のクロックレートにスイッチするように、前記プロセッサによって実行可能である請求項13記載のマルチモードクライアントデバイス。
  15. 前記命令は、
    前記アクティビティレベルが前記しきい値を超えることを決定した際に、予め定められた時間期間に対して前記DSRCスペクトルの外側で動作を継続するために、前記第1のクロックレートにスイッチするように、前記プロセッサによって実行可能である請求項13記載のマルチモードクライアントデバイス。
  16. 前記命令は、
    予め定められた時間期間に対して、前記第2のクロックレートで動作し、
    前記予め定められた時間期間の満了の際に、前記第1のクロックレートにスイッチするように、前記プロセッサによって実行可能である請求項12記載のマルチモードクライアントデバイス。
  17. 前記命令は、
    1つ以上の検出したDSRC送信の発生を、アクセスポイント(AP)に報告し、
    前記報告したDSRC送信の発生に少なくとも部分的に基づいている命令を、前記APから受信するように、前記プロセッサによって実行可能であり、
    前記DSRCスペクトルの少なくとも一部中で第1の通信チャネルを動作させることは、前記APから受信した命令に少なくとも部分的に基づいている請求項12記載のマルチモードクライアントデバイス。
  18. 前記命令は、
    前記第2のクロックレートで動作している間に、前記DSRCスペクトル内の複数の周波数帯域のうちの少なくとも1つを監視するように、前記プロセッサによって実行可能である請求項12記載のマルチモードクライアントデバイス。
  19. 前記アクティビティレベルを決定することは、前記監視した周波数帯域の各々における、送信の前記アクティビティレベルを決定することを含む請求項18記載のマルチモードクライアントデバイス。
  20. 前記命令は、
    前記第1のクロックレートにスイッチし、
    前記監視した周波数帯域のうちの少なくとも1つを選択し、
    前記少なくとも1つの選択した周波数帯域を使用して、前記DSRCスペクトルの少なくとも一部中で前記第1の通信チャネルを動作させるように、前記プロセッサによって実行可能であり、
    前記周波数帯域は、前記決定したアクティビティレベルに少なくとも部分的に基づいて選択される請求項19記載のマルチモードクライアントデバイス。
  21. 前記命令は、
    前記DSRCスペクトル中のセーフティ関連送信に対して割り振られている周波数帯域の選択を避けるように、前記プロセッサによって実行可能である請求項20記載のマルチモードクライアントデバイス。
  22. 前記第2のクロックレートは、前記第1のクロックレートの半分である請求項12記載のマルチモードクライアントデバイス。
  23. 専用短距離通信(DSRC)スペクトルの少なくとも一部を使用するか否かを決定するためにDSRC送信を検出するマルチモードクライアントデバイスにおいて、
    前記マルチモードクライアントデバイスは、
    第1のクロックレートを使用して、前記DSRCスペクトルの外側で前記マルチモードクライアントデバイスを動作させる手段と、
    前記DSRCスペクトルの外側で動作している間に第2のクロックレートにスイッチして、前記DSRCスペクトルを使用するDSRC送信を検出する手段と、
    前記DSRCスペクトルにおけるアクティビティレベルを決定する手段と、
    前記アクティビティレベルに少なくとも部分的に基づいて、前記DSRCスペクトルの少なくとも一部中で第1の通信チャネルを動作させる手段と、
    前記第1の通信チャネルとともに、前記DSRCスペクトルの外側の第2の通信チャネルを維持する手段とを具備するマルチモードクライアントデバイス。
  24. 前記アクティビティレベルがしきい値を超えるか否かを決定する手段をさらに具備する請求項23記載のマルチモードクライアントデバイス。
  25. 前記アクティビティレベルが前記しきい値を超えないことを決定した際に、前記DSRCスペクトルの少なくとも一部中で動作するために、前記第1のクロックレートにスイッチする手段をさらに具備する請求項24記載のマルチモードクライアントデバイス。
  26. 前記アクティビティレベルが前記しきい値を超えることを決定した際に、予め定められた時間期間に対して前記DSRCスペクトルの外側で動作を継続するために、前記第1のクロックレートにスイッチする手段をさらに具備する請求項24記載のマルチモードクライアントデバイス。
  27. 予め定められた時間期間に対して、前記第2のクロックレートで動作する手段と、
    前記予め定められた時間期間の満了の際に、前記第1のクロックレートにスイッチする手段とをさらに具備する請求項23記載のマルチモードクライアントデバイス。
  28. 1つ以上の検出したDSRC送信の発生を、アクセスポイント(AP)に報告する手段と、
    前記報告したDSRC送信の発生に少なくとも部分的に基づいている命令を、前記APから受信する手段とをさらに具備し、
    前記DSRCスペクトルの少なくとも一部中で第1の通信チャネルを動作させる手段は、前記APから受信した命令に少なくとも部分的に基づいている請求項23記載のマルチモードクライアントデバイス。
  29. 前記第2のクロックレートで動作している間に、前記DSRCスペクトル内の複数の周波数帯域のうちの少なくとも1つを監視する手段をさらに具備する請求項23記載のマルチモードクライアントデバイス。
  30. 専用短距離通信(DSRC)スペクトルの少なくとも一部を使用するか否かを決定するためにDSRC送信を検出する命令を記憶する一時的でないコンピュータ読み取り可能媒体において
    前記命令は、
    第1のクロックレートを使用して、前記DSRCスペクトルの外側でマルチモードクライアントデバイスを動作させ、
    前記DSRCスペクトルの外側で動作している間に第2のクロックレートにスイッチして、前記DSRCスペクトルを使用するDSRC送信を検出し、
    前記DSRCスペクトルにおけるアクティビティレベルを決定し、
    前記アクティビティレベルに少なくとも部分的に基づいて、前記DSRCスペクトルの少なくとも一部中で第1の通信チャネルを動作させ、
    前記第1の通信チャネルとともに、前記DSRCスペクトルの外側の第2の通信チャネルを維持するように、プロセッサによって実行可能である一時的でないコンピュータ読み取り可能媒体
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