JP6214131B2 - 組電池充電システムおよび組電池充電方法 - Google Patents

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Description

この発明は、二次電池を複数直列に接続した組電池を充電する、組電池充電システムおよび組電池充電方法に関する。
例えば、リチウムイオン二次電池は、エネルギー密度が高い、自己放電量が少ない、などという利点を有し、これまで、携帯電話やラップトップパソコン等の小型電子機器用の電源として使用されてきた。さらに、近年では、電気自動車用電池として有力視されており、産業用のバックアップ電池としての用途も広がりつつある。使用に当たっては、使用目的に応じた電圧や容量を得るために、単電池であるリチウムイオンセルを複数直列に接続して組電池を構成したり、さらに、それらの組電池を並列に接続して使用したりする場合がある。
このような組電池を例えばバックアップとして使用する場合、従来、定電圧定電流電源によって充電を行っており、放電後の回復充電では定電流で充電し、組電池電圧が所定電圧に到達すると、定電圧充電に移行する。この際、各リチウムイオンセルの電圧にバラツキが生じる場合がある。すなわち、一部のリチウムイオンセルの充電電圧が高く過充電状態となり、他の一部のリチウムイオンセルでは充電電圧が低い充電不足状態(満充電に至らない状態)となる場合がある。
このため、リチウムイオン二次電池を組電池として使用する場合には、バラツキをなくして各リチウムイオンセルの端子電圧を極力等しい状態として適正に充電するため、バイパス回路(抵抗)を設ける技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この技術では、複数のリチウムイオンセルが直列に接続され、各リチウムイオンセルにバイパス回路が設けられている。そして、充電時に、あるリチウムイオンセルの電圧が適正な充電電圧範囲(許容充電電圧範囲)の上限を超えた場合に、このセルに対応するバイパス回路によって、このセルへの充電電流をバイパスし、かつこのセルを放電(バイパス放電)させる。これにより、充電電圧が高いリチウムイオンセルの電圧を下げ、電圧が低いリチウムイオンセルの充電を促進する、というものである。
特開2002−064947号公報
ところで、バイパス放電させる従来の技術では、充電電圧が高いリチウムイオンセルに対して、充電電流をバイパスして放電させるため、充電電流の損失や放電による損失が生じる。つまり、バイパス放電によって電力損失が生じ、経済的ではない。
そこでこの発明は、複数の二次電池を直列に接続して組電池として使用する場合に、電力損失を防止しつつ、より適正に充電することを可能にする組電池充電システムおよび組電池充電方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、二次電池が複数直列に接続された組電池と、負荷とが電源に並列に接続され、前記組電池と前記負荷との間に逆流防止装置接続された前記組電池を充電するフロート充電方式の組電池充電システムであって、前記組電池を定電流で充電する充電手段と、前記各二次電池に設けられ、該二次電池を前記充電手段と前記負荷とに対して接続または切り離す接離手段と、前記各二次電池の電圧を監視し、前記各二次電池の電圧に基づいて前記充電手段および前記各接離手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記二次電池の充電電圧が所定の上限電圧以上に達した場合に、該二次電池を前記接離手段によって前記充電手段と前記負荷とから切り離し、すべての前記二次電池の充電電圧が所定の上限電圧以上に達した場合に、前記充電手段を停止させ、前記充電手段から切り離されている二次電池の電圧が自己放電により所定の下限電圧以下に達した場合に、該二次電池を前記接離手段によって前記充電手段と前記負荷とに接続させて再充電を行い、前記再充電における充電電流の値は、前記組電池が前回自己放電した後の充電における充電電流の値よりも小さく、全組電池が適正な時間内で満充電状態に達するように設定されている、ことを特徴とする。
この発明によれば、充電手段によって組電池全体が定電流で充電され、ある二次電池の充電電圧が所定の上限電圧以上に達すると、制御手段によってこの二次電池が充電手段から切り離される。また、すべての二次電池の充電電圧が所定の上限電圧以上に達すると、制御手段によって充電手段が停止される。このようにして、所定の上限電圧以上に達した二次電池が、順次充電手段から切り離され、すべての二次電池が上限電圧以上に達すると充電手段が停止される。
請求項2に記載の発明は、二次電池が複数直列に接続された組電池と、負荷とが電源に並列に接続され、前記組電池と前記負荷との間に逆流防止装置接続された前記組電池を充電する組電池充電方法であって、前記組電池を定電流で充電する充電手段と前記負荷とに対して、前記各二次電池を切り離し可能に接続し、前記各二次電池の充電電圧を監視し、前記二次電池の充電電圧が所定の上限電圧以上に達した場合に、該二次電池を前記充電手段と前記負荷とから切り離し、すべての前記二次電池の充電電圧が所定の上限電圧以上に達した場合に、前記充電手段を停止させ、前記充電手段と前記負荷とから切り離されている二次電池の電圧が自己放電により所定の下限電圧以下に達した場合に、該二次電池を前記充電手段と前記負荷とに接続して再充電を行い、前記再充電における充電電流の値は、前記組電池が前回自己放電した後の充電における充電電流の値よりも小さく、全組電池が適正な時間内で満充電状態に達するように制御されている、ことを特徴とする。
請求項1、に記載の発明によれば、二次電池の充電電圧が所定の上限電圧以上に達すると、この二次電池が充電手段から切り離されて充電が中止・停止されるため、この二次電池を過充電なく所定電圧まで適正に充電することが可能となるとともに、他の二次電池の充電がより促進される。この結果、各二次電池の充電電圧のバラツキを抑制して、各二次電池を所定電圧まで適正に充電することが可能となる。しかも、充電電流をバイパスさせたり、二次電池を放電させたりしないため、電力損失がなく、経済的となる。また、すべての二次電池の充電電圧が所定の上限電圧以上に達すると、充電手段が停止されるため、充電手段の電力消費が抑制され、より経済的となる。
さらに、充電手段から切り離されている二次電池、つまり開放状態の二次電池の電圧が所定の下限電圧以下に達すると、この二次電池が充電手段に接続されて充電が再開される。このため、二次電池の電圧低下を防止して、各二次電池を適正な電圧・充電状態に維持することが可能となる。しかも、電圧が所定の下限電圧以下に達した時点で再充電するため、充電に要する電力消費を抑制・適正化することが可能となる。
この発明の実施の形態1に係る組電池充電システムを、直流電源システムに適用した状態を示す概略構成図である。 図1の組電池充電システムの接離スイッチを示す拡大図である。 図1の組電池充電システムによる各セルの電圧と組電池の充電電流の変化を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る組電池充電システムによる各セルの電圧の変化を示す図である。 図1の組電池充電システムを複数並列に適用した状態を示す概略構成図である。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は、この実施の形態に係る組電池充電システム1を、直流電源システムに適用した状態を示す概略構成図である。この組電池充電システム1は、単電池であるリチウムイオンセル(リチウムイオン二次電池)2が複数直列に接続されたリチウムイオン組電池20を充電するシステムである。ここで、この実施の形態では、リチウムイオンセル2を4セル直列に接続した組電池20を例にして、主として説明する。
この組電池充電システム1は、主として、充電器(充電手段)3と、各リチウムイオンセル2に設けられた接離スイッチ(接離手段)4と、コントローラ(制御手段)5とを備えている。また、充電器3と各接離スイッチ4とは、それぞれコントローラ5と通信(信号伝送)可能に接続されている。
また、リチウムイオン組電池20は、逆流防止装置7を介して直流負荷装置102に接続されている。すなわち、商用電源100からの電力が整流器101で直流に変換されて直流負荷装置102に供給され、この整流器101と直流負荷装置102との間に逆流防止装置7を介して、組電池20が接続されている。この逆流防止装置7は、ダイオードやスイッチなどから構成され、組電池20からの電流の流れのみを許容する機能を有し、組電池20へは電流が流れないようになっている。これにより、組電池20からの放電が常時可能で、逆流防止装置7を介して組電池20から直流負荷装置102に電力が供給されるようになっている。
充電器3は、組電池20に対して並列に接続され、商用電源100からの電力を受けて、組電池20全体を定電流で充電する装置であり、コントローラ5によって後述するように制御されるようになっている。また、充電器3による充電電流は、可変・調整可能となっている。
接離スイッチ4は、該当するリチウムイオンセル2を充電器3に対して接続または切り離すスイッチであり、図2に示すように、第1の端子41と第2の端子42とを備えている。そして、第1の端子41がオンされている状態では、リチウムイオンセル2が充電器3に接続されて充電状態となり、第2の端子42がオンされている状態では、リチウムイオンセル2が充電器3から切り離されて(バイパスされて)開放状態となる。このような接離スイッチ4は、通常充電時は第1の端子41がオンされ、コントローラ5によって後述するように制御されるようになっている。
コントローラ5は、各リチウムイオンセル2の電圧を常時測定、監視し、各セル2の電圧や電流計6の計測値(充電電流値)などに基づいて、充電器3および各接離スイッチ4などを制御する装置である。第1の制御として、リチウムイオンセル2の充電電圧が所定の上限電圧VMAX以上に達した場合に、このセル2の接離スイッチ4の第2の端子42をオン(第1の端子41をオフ)して、このセル2を充電器3から切り離す。ここで、上限電圧VMAXは、セル2の充電を終了すべき電圧であり、例えば、充電電圧の最適正値(満充電電圧、例えば4.1V)や、この最適正値に許容誤差電圧を加算した値(例えば、4.1V+20mV)に設定されている。
第2の制御として、すべてのリチウムイオンセル2の充電電圧が上限電圧VMAX以上に達した場合に、充電器3を停止させる。そして、後述するように、充電電流を調整しながらこのような制御を繰り返すものである。一方、放電が開始された場合には、充電器3を停止させるとともに、すべての接離スイッチ4の第1の端子41をオンして、全セル2を放電させる。ここで、放電の開始は、電流計6の計測値や整流器101からの停電検知信号などに基づいて判断される。
次に、このような構成の組電池充電システム1の作用や、この組電池充電システム1による組電池充電方法などについて説明する。
まず、図3に示すように、放電後の第1の充電CHG1時においては、すべての接離スイッチ4の第1の端子41がオンされ、第1の充電電流値C1で全セル2が充電器3によって充電される。ここで、第1の充電電流値C1は、放電状態の各セル2が適正な時間内で満充電状態に達するように設定されている。このような充電状態では、コントローラ5によって各セル2の充電電圧がリアルタイムに監視され、例えば、第1の時刻t1で第1のセル2の電圧V1が上限電圧VMAXに達すると、このセル2の接離スイッチ4の第2の端子42がオンされ、第1のセル2が充電器3から切り離されて、第1のセル2の充電が中止される。
同様に、他のセル2の電圧V2、V3が上限電圧VMAXに達すると、そのセル2の接離スイッチ4の第2の端子42がオンされ、充電が中止される。ここで、図3ではわかりやすくするために、3つのセル2の電圧V1〜V3のみを図示している。そして、第2の時刻t2において、すべてのセル2の充電電圧が上限電圧VMAXに達すると、つまり全接離スイッチ4の第2の端子42がオンされると、コントローラ5によって充電器3が停止される。
その後、各セル2の電圧(開放電圧)が降下し、第3の時刻t3において充電器3が再起動して第2の充電CHG2が開始され、すべての接離スイッチ4の第1の端子41がオンされ、第2の充電電流値C2で全セル2が充電器3によって再充電される。ここで、第3の時刻t3は、各セル2の開放電圧や充電電流値C1、C2などに基づいて、全セル2が満充電に近い状態に維持されるように設定される。また、第2の充電電流値C2は、第1の充電電流値C1よりも小さく、全セル2が適正な時間内で満充電状態に達するように設定されている。
このような第2の充電CHG2状態において、例えば、第4の時刻t4で第1のセル2の電圧V1が上限電圧VMAXに達すると、このセル2が充電器3から切り離されて、充電が中止される。そして、上記と同様にして、第5の時刻t5で全セル2の充電電圧が上限電圧VMAXに達すると、コントローラ5によって充電器3が停止される。
その後同様にして、第6の時刻t6から第7の時刻t7において第3の充電CHG3が行われ、第3の充電電流値C3で全セル2が充電器3によって再充電される。ここで、第3の充電電流値C3は、第2の充電電流値C2よりも小さく、上記のように設定されている。以後、このような全セル2の充電、各セル2の充電中止および充電器3の停止が、繰り返して行われるものである。
以上のように、この組電池充電システム1および組電池充電方法によれば、あるセル2の充電電圧が上限電圧VMAXに達すると、このセル2が充電器3から切り離されて充電が中止される。このため、このセル2を過充電なく満充電電圧まで適正に充電・維持することができるとともに、他のセル2の充電を促進することができ、各セル2の充電電圧のバラツキを抑制して、組電池20全体をより適正に充電することが可能となる。さらに、上記のようにして充電が繰り返されるため、すべてのセル2の電圧・充電状態を適正な状態に維持することができ、この結果、組電池20全体の放電容量が適正となって、設計通りの所定の放電時間を確保することができる。つまり、一部のセル2が早期に放電終始電圧に達するために組電池20全体の放電を早期に終了しなければならない、という事態を回避することができる。
また、充電電流をバイパスさせたり、各セル2を放電させたりしないため、電力損失がなく、経済的となる。しかも、すべてのセル2の充電電圧が上限電圧VMAXに達すると、充電器3が停止されるため、充電器3の電力消費が抑制され、より経済的となる。殊に、リチウムイオンセル2は自己放電量が少ないため、充電器3の停止時間を長くしてより電力消費を抑制することができる。
一方、組電池20を充電するための専用の充電器3が設けられているため、直流負荷装置102の容量のみに適合した整流器101を設置すればよく、設備を適正化することができる。
(実施の形態2)
この実施の形態では、コントローラ5による制御内容が実施の形態1と異なり、同等の構成については、同一の符号を付することで、その説明を省略する。
すなわち、実施の形態1における第1の制御とともに、第3の制御として、充電器3から切り離されているリチウムイオンセル2の開放電圧が所定の下限電圧VMIN以下に達した場合に、このセル2の接離スイッチ4の第1の端子41をオン(第2の端子42をオフ)して、このセル2を充電器3に接続させるものである。ここで、下限電圧VMINは、充電状態を適正に維持するためにセル2の充電を再開すべき電圧であり、例えば、上記の充電電圧の最適正値に許容誤差電圧を減算した値(例えば、4.1V−20mV)に設定されている。
このような第1の制御と第3の制御とにより、図4に示すように、まず、実施の形態1と同様に、放電後の充電時に全セル2が充電器3によって充電され、例えば、第1の時刻t11で第1のセル2の電圧(充電電圧)V1が上限電圧VMAXに達すると、このセル2が充電器3から切り離されて、充電が中止される。その後、第1のセル2の電圧(開放電圧)V1が降下して、第2の時刻t12で下限電圧VMINに達すると、このセル2の接離スイッチ4の第1の端子41がオンされ、このセル2が充電器3に接続されて再充電される。続いて、第3の時刻t13で第1のセル2の電圧V1が上限電圧VMAXに達すると、このセル2の充電が中止される。このような充電および充電中止が、それぞれのセル2に対して繰り返して行われるものである。
このように、充電器3から切り離されているセル2、つまり開放状態のセル2の電圧が下限電圧VMINに達すると、このセル2が充電器3に再接続されて充電が再開される。このため、セル2の電圧低下を防止して、各セル2を適正な電圧・充電状態に維持することが可能となる。しかも、電圧が下限電圧VMINに達した時点で再充電するため、下限電圧VMINを適正値に設定することで、充電に要する電力消費を抑制・適正化することが可能となる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態1では、充電電流値C1〜C3を変えているが、リチウムイオンセル2の充電特性や所望充電時間などに応じた一定の充電電流値に設定してもよい。
また、コントローラ5において、実施の形態1と実施の形態2との制御を組み合わせて、上記の第1の制御、第2の制御および第3の制御を行うようにしてもよい。この際、セル2を充電器3に再接続する際に、充電器3が停止している場合には、充電器3を再起動させる。さらに、この3つの制御の他に、例えば、充電器3の停止中に組電池20の総電圧(総開放電圧)が所定値以下に達した場合に、全セル2に対する充電を再開する、という制御などを加えてもよい。
一方、1組のリチウムイオン組電池20に適用する場合について説明したが、複数の組電池20を並列接続した場合にも適用することができる。この場合、図5に示すように、上記のような組電池充電システム1を組電池20ごとに配設し、組電池20ごとにコントローラ5で上記のような制御を行うものである。また、リチウムイオンセル2に限らず、直列セル間の充電状態のバラツキを解消するために、広く二次電池一般に適用することができる。さらに、組電池充電システム1を直流電源システムに適用した場合について説明したが、無停電電源装置(UPS:Uninterruptible Power Supply)などにも適用することができる。
1 組電池充電システム
2 リチウムイオンセル(リチウムイオン二次電池)
20 組電池
3 充電器(充電手段)
4 接離スイッチ(接離手段)
41 第1の端子
42 第2の端子
5 コントローラ(制御手段)
6 電流計
7 逆流防止装置
MAX 上限電圧
MIN 下限電圧

Claims (2)

  1. 二次電池が複数直列に接続された組電池と、負荷とが電源に並列に接続され、前記組電池と前記負荷との間に逆流防止装置接続された前記組電池を充電するフロート充電方式の組電池充電システムであって、
    前記組電池を定電流で充電する充電手段と、
    前記各二次電池に設けられ、該二次電池を前記充電手段と前記負荷とに対して接続または切り離す接離手段と、
    前記各二次電池の電圧を監視し、前記各二次電池の電圧に基づいて前記充電手段および前記各接離手段を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記二次電池の充電電圧が所定の上限電圧以上に達した場合に、該二次電池を前記接離手段によって前記充電手段と前記負荷とから切り離し、
    すべての前記二次電池の充電電圧が所定の上限電圧以上に達した場合に、前記充電手段を停止させ、
    前記充電手段と前記負荷とから切り離されている二次電池の電圧が自己放電により所定の下限電圧以下に達した場合に、該二次電池を前記接離手段によって前記充電手段と前記負荷とに接続させて再充電を行い、
    前記再充電における充電電流の値は、前記組電池が前回自己放電した後の充電における充電電流の値よりも小さく、全組電池が適正な時間内で満充電状態に達するように設定されている、
    ことを特徴とする組電池充電システム。
  2. 二次電池が複数直列に接続された組電池と、負荷とが電源に並列に接続され、前記組電池と前記負荷との間に逆流防止装置接続された前記組電池を充電するフロート充電方式の組電池充電方法であって、
    前記組電池を定電流で充電する充電手段と前記負荷とに対して、前記各二次電池を切り離し可能に接続し、
    前記各二次電池の充電電圧を監視し、前記二次電池の充電電圧が所定の上限電圧以上に達した場合に、該二次電池を前記充電手段と前記負荷とから切り離し、
    すべての前記二次電池の充電電圧が所定の上限電圧以上に達した場合に、前記充電手段を停止させ、
    前記充電手段と前記負荷とから切り離されている二次電池の電圧が自己放電により所定の下限電圧以下に達した場合に、該二次電池を前記充電手段と前記負荷とに接続して再充電を行い、
    前記再充電における充電電流の値は、前記組電池が前回自己放電した後の充電における充電電流の値よりも小さく、全組電池が適正な時間内で満充電状態に達するように制御されている、
    ことを特徴とする組電池充電方法。
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