以下、図面を用いて、本発明に係る遊技台(例えば、パチンコ機100等の弾球遊技機やスロット機等の回胴遊技機)について詳細に説明する。
<全体構成>
まず、図1を用いて、本実施形態に係るパチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
パチンコ機100は、所定条件が成立すると遊技者が利益を獲得することができる遊技台であって、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面(遊技者側)に備える。
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。
本体104は、外枠102の内部に備えられ、施錠機能付きで且つ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる扉部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。このパチンコ機100を設置した店舗(遊技店)の店員は、この本体104を開閉操作することが可能であり、本体104が開いたことを検出する本体開放センサ1041が設けられている。
前面枠扉106は、施錠機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部116とした扉部材である。遊技店の店員は、この前面枠扉106も開閉操作することが可能であり、前面枠扉106が開いたことを検出する前面枠扉センサも設けられている。なお、この前面枠扉106には、開口部116にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124が設けられる空間を区画形成する。なお、本実施形態では、光源をLEDとするものもランプと称する。
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、施錠機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。この球貯留皿付扉108は、前面枠扉106を開放した状態で操作可能となる不図示の開放レバーを押すことによって開く。なお、球貯留皿付扉108が開いたことを検出する球貯留皿付扉センサを設けてもよい。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置110へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206(図3参照)の演出態様に変化を与える演出ボタン136と、演出ボタン136に内蔵され、その演出ボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138と、遊技店に設置されたカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部(不図示)と、を備える。また、図1に示すパチンコ機100には、下皿128が遊技球によって満タンになったことを検知する下皿満タン検知センサ(不図示)が設けられている。さらに、操作キーユニット137も備えている。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。この発射装置110は、遊技者に球発射ハンドル134が継続的に発射操作されている間は、所定の発射期間(例えば0.6秒)の経過ごとに遊技球を遊技盤の遊技領域124へ向けて発射し、発射手段の一例に相当する。なお、球発射ハンドル134が操作された状態で押下操作されることにより発射強度を最大にすることが可能な右打ちボタンを備えてもよい。
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部116から観察することができる。なお、図1では遊技領域124の具体的構成は図示省略してあり、その具体的構成は図3に示す。
図2は、図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。
パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、この球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面視右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。この払出装置152は、着脱自在なものであり、所定位置に装着されると、タンクレール154の下流端に接続する。
スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流入した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。すなわち、払出装置152は、遊技球に駆動力を与えてその遊技球を搬送する球送り装置の一種である。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を払出制御部600へ出力する。この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の前面側に配設した上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、所定の付与条件が成立したことに基づいて遊技者にその付与条件に応じた量の遊技価値(遊技球)をこの構成により付与する(払い出す)。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300(図4参照)を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400(図4参照)を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500(図4参照)を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600(図4参照)を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630(図4参照)を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源制御部660(図4参照)を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRAMクリア信号を主制御部300に出力するRAMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインターフェース部186を配設している。
図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。
遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。
遊技領域124の略中央には、演出装置206を配設している。この演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208を配設し、その周囲に、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、高確中ランプ222を配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」と称する場合があり、特別図柄、第1特別図柄、第2特別図柄のうちの一つまたは複数を「特図」と称する場合がある。
演出装置206は、演出可動体224を動作して演出を行うものであり、詳細については後述する。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施形態では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成する。この装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(Electro−Luminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグメントLEDによって構成する。第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグメントLEDによって構成する。これらの第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、所定の図柄表示手段である。なお、装飾図柄表示装置208に表示される装飾図柄は、第1特図表示装置212や第2特図表示装置214に表示される図柄を、演出を高めた形で表す図柄であり、装飾図柄表示装置208も、所定の図柄表示手段としてもよい。
普図保留ランプ216は、保留している所定の第1の変動遊技(詳細は後述する普図変動遊技)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、普図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。
第1特図保留ランプ218および第2特図保留ランプ220は、保留している所定の第2の変動遊技(詳細は後述する特図変動遊技)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ、第1特図用と第2特図用を合わせると8つ)まで保留することを可能としている。ここにいう保留とは、後述する始動情報に基づく各種判定処理(抽選処理等)の開始を保留することを意味する。
高確中ランプ222は、現在の図柄制御状態を示す報知を行なうためのランプ(報知手段)である。この高確中ランプ222は、電源が投入されてから大当り遊技の開始まで、現在の図柄制御状態を示す報知を行ない、それ以降は、現在の図柄制御状態を示す報知をしないように構成している。また図柄制御状態では、電源が再投入された場合には、電源が遮断される直前の図柄制御状態に復帰する。この図柄制御状態については後述するが、ここでの図柄制御状態として、通常状態、時短状態(電サポ状態)、および確変状態のうちのいずれの状態としてもよいし、特図確変ありの状態および特図確変なしの状態のうちの一方の状態としてもよい。
なお、本明細書では制御状態という遊技台(パチンコ機100)の内部における状態をさす文言を用いて説明するが、この制御状態という文言にはいわゆる遊技状態の概念が含まれる。
また、この演出装置206の周囲には、一般入賞口226と、普図始動口228と、第1特図始動口230と、第2特図始動口232と、可変入賞口234を配設している。
一般入賞口226は、本実施形態では遊技盤200に複数配設しており、この一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、図2に示す払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として図1に示す上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施形態では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施形態では遊技盤200の左側に1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の球検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
第1特図始動口230は、本実施形態では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。この第1特図始動口230は、遊技球が進入する入り口の大きさが変化しない第一の始動領域である。第1特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、図2に示す払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第1特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、第1特図始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。この第1特図始動口230は、始動領域の一つであり、自身の大きさが変化しない固定始動領域の一例に相当する。
第2特図始動口232は、本実施形態では普図始動口228の下側に1つだけ配設している。すなわち、第2特図始動口232は、遊技盤200の右側に設けられている。この第2特図始動口232の近傍には、ソレノイドによって左右に開閉自在な一対の羽根部材2321が設けられており、一対の羽根部材2321と第2特図始動口232を併せたものが、可変始動手段に相当し、一般には、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれる。一対の羽根部材2321は、第2特図始動口232への入賞の難易度を変更する部材である。すなわち、一対の羽根部材2321が閉じたままでは第2特図始動口232への入球は不可能であり、一対の羽根部材2321が閉じた態様は入賞困難な開閉態様である。一方、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当り図柄を停止表示した場合に一対の羽根部材2321が所定の時間間隔、所定の回数で開閉し、第2特図始動口232への球の入球が可能(入賞容易状態)になり、一対の羽根部材2321が開いた開状態は入賞容易な状態である。すなわち、第2特図始動口232は、入り口(遊技球の進入口)の大きさが小サイズ(第1の大きさに相当)と大サイズ(第2の大きさに相当)のうちのいずれか一方のサイズからいずれか他方のサイズに変化する、遊技球の進入のしやすさが可変の可変始動領域であって、第二の始動領域の一例に相当する。この大サイズの大きさは、第1特図始動口230の入り口の大きさよりも大きい。一対の羽根部材2321が開いた状態では、遊技領域124に進入した遊技球のうち、固定始動領域である第1特図始動口230に進入する遊技球よりも、可変始動領域である第2特図始動口232に進入する遊技球の方が多い。一方、小サイズの大きさは、第1特図始動口230の入り口の大きさよりも小さいか、あるいは第1特図始動口230の入り口の大きさ以下である。第2特図始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第2特図表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、第2特図始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
可変入賞口234は、本実施形態では遊技盤200の中央部下方に1つだけ配設している。この可変入賞口234は、可変入賞開口と、ソレノイドによってその可変入賞開口を開閉自在な扉部材2341とを備えている。可変入賞開口は大入賞口と呼ばれることがあり、可変入賞口234はアタッカと呼ばれることがある。扉部材2341は、所定の閉状態およびその閉状態よりも遊技球の、可変入賞開口への進入が容易な開状態のうちのいずれか一方の状態からいずれか他方の状態に状態変更する。閉状態および開状態はともに静止状態であり、閉状態は所定の第1の静止状態であり、本実施形態の可変入賞口234における閉状態は、扉部材2341が遊技盤200の遊技者側の面と一致した静止状態である。一方、開状態は所定の第2の静止状態であり、本実施形態の可変入賞口234における開状態は、扉部材2341が遊技盤200に対して略垂直になるまで遊技者側に回動した静止状態である。可変入賞口234は、後述する大当り遊技が開始されるまでは閉状態を維持し、大当り遊技が開始されると、開状態と閉状態との間で状態変更を繰り返す。なお、閉状態には、完全に閉塞してしる状態の他、遊技球の進入が実質的に不可能な程度に少し開いている状態であってもよい。また、可変入賞口は、遊技球が通過したり入り込んだりすること等によって遊技球の入賞となるものであればよく、図3に示すものに限定されない。特図変動遊技に当選して第1特図表示装置212あるいは第2特図表示装置214が大当り図柄を停止表示した場合に扉部材2341が所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。可変入賞口234への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
上皿126に収容されている球は発射レールの発射位置に供給される。このパチンコ機100では、遊技者の球発射ハンドル134の操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)や始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。
<演出装置206>
次に、パチンコ機100の演出装置206について説明する。
この演出装置206の前面側には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242およびステージ244を配設し、遊技球の転動不可能な領域に演出可動体224を配設している。また、演出装置206の背面側には、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246(以下、扉と称する場合がある)を配設している。すなわち、演出装置206において、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246は、ワープ装置242、ステージ244、および演出可動体224の後方に位置することとなる。
ワープ装置242は、演出装置206の左上方に設けたワープ入口242aに入った遊技球を演出装置206の前面下方のステージ244にワープ出口242bから排出する。
ステージ244は、ワープ出口242bから排出された球や遊技釘238などによって乗り上げた球などが転動可能であり、ステージ244の中央部には、通過した球が第1特図始動口230へ入球し易くなるスペシャルルート244aを設けている。
演出可動体224は、本実施形態では人間の右腕の上腕と前腕を模した上腕部224aと前腕部224bとからなり、肩の位置に上腕部224aを回動させる不図示の上腕モータと肘の位置に前腕部224bを回動させる不図示の前腕モータを備える。演出可動体224は、上腕モータと前腕モータによって装飾図柄表示装置208の前方を移動する。
遮蔽装置246は、格子状の左扉246aおよび右扉246bからなり、装飾図柄表示装置208および前面ステージ244の間に配設する。左扉246aおよび右扉246bの上部には、不図示の2つのプーリに巻き回したベルトをそれぞれ固定している。すなわち、左扉246aおよび右扉246bは、モータによりプーリを介して駆動するベルトの動作に伴って左右にそれぞれ移動する。遮蔽装置246は、左扉246aおよび右扉246bを閉じた状態ではそれぞれの内側端部が重なり、遊技者が装飾図柄表示装置208を視認し難いように遮蔽する。左扉246aおよび右扉246bを開いた状態ではそれぞれの内側端部が装飾図柄表示装置208の表示画面の外側端部と若干重なるが、遊技者は装飾図柄表示装置208の表示の全てを視認可能である。また、左扉246aおよび右扉246bは、それぞれ任意の位置で停止可能であり、例えば、表示した装飾図柄がどの装飾図柄であるかを遊技者が識別可能な程度に、装飾図柄の一部だけを遮蔽するようなことができる。なお、左扉246aおよび右扉246bは、格子の孔から後方の装飾図柄表示装置208の一部を視認可能にしてもよいし、格子の孔の障子部分を半透明のレンズ体で塞ぎ、後方の装飾図柄表示装置208による表示を漠然と遊技者に視認させるようにしてもよいし、格子の孔の障子部分を完全に塞ぎ(遮蔽し)、後方の装飾図柄表示装置208を全く視認不可にしてもよい。
図1に示すスピーカ120や枠ランプ122等の装飾ランプ、図3に示す装飾図柄表示装置208、演出可動体224、および遮蔽装置246は、演出手段に相当し、これらの中でも装飾図柄表示装置208は装飾図柄表示手段の一例に相当する。
さらに、遊技盤200には、この遊技台のスペックを表すスペックシール290が、遊技者から見える位置に貼り付けられている。
次に、図4を用いて、このパチンコ機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の回路ブロック図を示したものである。パチンコ機100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」という)に応じて主に演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、主制御部300が送信するコマンドに応じて主に遊技球の払出しに関する制御を行う払出制御部600と、遊技球の発射制御を行う発射制御部630と、パチンコ機100に供給される電源を制御する電源制御部660とを備えて構成されている。
まず、パチンコ機100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えている。基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのタイマ回路312と、プログラム処理の異常を監視するWDT314と、を搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400や第2副制御部500についても同様である。この基本回路302のCPU304は、水晶発振器316bが出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路302には、水晶発振器316aが出力するクロック信号を受信する度に0〜65535の範囲で数値を変動させるハードウェア乱数カウンタとして使用している乱数値生成回路(カウンタ回路)318(この回路には2つのカウンタを内蔵しているものとする)と、所定の球検出センサ、例えば各始動口、入賞口、可変入賞口を通過する遊技球を検出するセンサや、前面枠扉開放センサや内枠開放センサや下皿満タンセンサを含む各種センサ320が出力する信号を受信し、増幅結果や基準電圧との比較結果を乱数値生成回路318および基本回路302に出力するためのセンサ回路322と、所定の図柄表示装置、例えば第1特図表示装置212や第2特図表示装置214の表示制御を行うための駆動回路324と、所定の図柄表示装置、例えば普図表示装置210の表示制御を行うための駆動回路326と、各種状態表示部328(例えば、普図保留ランプ216、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、高確中ランプ222等)の表示制御を行うための駆動回路330と、所定の可動部材、例えば特図2始動口232の羽根部材2321や可変入賞口234の扉部材2341等を開閉駆動する各種ソレノイド332を制御するための駆動回路334と、を接続している。本例では水晶発振器316aと乱数値生成回路318とが別に設けられているが、水晶発振器316aは乱数値生成回路318に含まれていてもよい。
なお、特図1始動口230に球が入賞したことを球検出センサ320が検出した場合には、センサ回路322は球を検出したことを示す信号を乱数値生成回路318に出力する。この信号を受信した乱数値生成回路318は、特図1始動口230に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、特図1始動口230に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。また、乱数値生成回路318は、特図2始動口232に球が入賞したことを示す信号を受信した場合も同様に、特図2始動口232に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、特図2始動口232に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。
さらに、基本回路302には、情報出力回路336を接続しており、主制御部300は、この情報出力回路336を介し、外部端子板349を経由して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路350にパチンコ機100の遊技情報(例えば、遊技状態)を出力する。
また、主制御部300には、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路338を設けており、この電圧監視回路338は、電源の電圧値が所定の値(本例では9V)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路302に出力する。
また、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けており、CPU304は、この起動信号出力回路340から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する(後述する主制御部メイン処理を開始する)。
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースと、払出制御部600にコマンドを送信するための出力インタフェースとをそれぞれ備えており、この構成により、第1副制御部400および払出制御部600との通信を可能としている。なお、主制御部300と第1副制御部400および払出制御部600との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300は第1副制御部400および払出制御部600にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。ただし、主制御部300と第1副制御部400との情報通信が双方向通信により行われるように構成してもよい。また、払出制御部600は、主制御部300にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、払出制御部600から主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成してもよい。
次に、パチンコ機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えている。基本回路402には、CPU404と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412とを搭載している。この基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、基本回路402には、制御プログラムや各種演出データを記憶するためのROM406が設けられている。なお、ROM406は、制御プログラムと各種演出データとを別々のROMに記憶させてもよい。
また、基本回路402には、スピーカ120(およびアンプ)の制御を行うための音源IC(S−ROM)416と、各種ランプ418(例えば、チャンスボタンランプ138)の制御を行うための駆動回路420と、遮蔽装置246の駆動制御を行うための駆動回路432と、遮蔽装置246の現在位置を検出する遮蔽装置センサ430と、チャンスボタン(以下、「演出ボタン」という場合もある。)136の押下を検出するチャンスボタンセンサ426と、スピーカ120から出力される音量を調整する音量調整スイッチ(不図示)と、設定操作部137の各ボタンの押下を検出する操作部センサ(不図示)と、これらのセンサからの検出信号を基本回路402に出力するセンサ回路428と、CPU404からの信号に基づいてROM406に記憶された画像データ等を読み出してVRAM436のワークエリアを使用して表示画像を生成して装飾図柄表示装置208に画像を表示するVDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)434と、を接続している。
次に、パチンコ機100の第2副制御部500について説明する。第2副制御部500は、第1副制御部400が送信した制御コマンドを入力インタフェースを介して受信し、この制御コマンドに基づいて第2副制御部500の全体を制御する基本回路502を備えている。基本回路502は、CPU504と、一時的にデータを記憶するためのRAM508と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O510と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ512とを搭載している。基本回路502のCPU504は、水晶発振器514が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、基本回路502には、第2副制御部500の全体を制御するための制御プログラムおよびデータ、画像表示用のデータ等が記憶されたROM506が設けられている。
また、基本回路502には、演出可動体224の駆動制御を行うための駆動回路516と、演出可動体224の現在位置を検出する演出可動体センサ424と、演出可動体センサ424からの検出信号を基本回路502に出力するセンサ回路518と、遊技盤用ランプ532の制御を行うための遊技盤用ランプ駆動回路530と、遊技台枠用ランプ542の制御を行うための遊技台枠用ランプ駆動回路540と、遊技盤用ランプ駆動回路530および遊技台枠用ランプ駆動回路540との間でシリアル通信による点灯制御を行うシリアル通信制御回路520と、を接続している。
次に、パチンコ機100の払出制御部600、発射制御部630、電源制御部660について説明する。払出制御部600は、主に主制御部300が送信したコマンド等の信号に基づいて払出装置152の払出モータ602を制御するとともに、払出センサ604が出力する制御信号に基づいて賞球または貸球の払出しが完了したか否かを検出する。また払出制御部600は、インタフェース部606を介して、パチンコ機100とは別体で設けられたカードユニット608との通信を行う。また、払出制御部600は、所定個数(例えば、10個)の賞球の払出しが行われたことを示す賞球情報や、所定個数(例えば、25個)の貸球の払出しが行われたことを示す貸球情報等を、外部端子板349を経由して、情報入力回路350に出力する。また、払出制御部600には、枠センサ605が接続されている。枠センサ605は、前面枠扉106が開放されている場合にこれを検知し、開放信号を出力するものである。払出制御部600は、枠センサ605からの開放信号を出力すると、主制御部300に扉開放情報を出力する。
発射制御部630は、払出制御部600が出力する、発射許可または停止を指示する制御信号や、球発射ハンドル134内に設けた発射強度出力回路が出力する、遊技者による球発射ハンドル134の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、発射杆146および発射槌148を駆動する発射モータ632の制御や、上皿126から発射装置110に球を供給する球送り装置634の制御を行う。
電源制御部660は、パチンコ機100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、第1副制御部400等の各制御部や払出装置152等の各装置に供給する。さらに、電源制御部660は、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えば、コンデンサ)を備えている。なお、本実施形態では、電源制御部660から払出制御部600と第2副制御部500に所定電圧の電源を供給し、払出制御部600から主制御部300と第2副制御部500と発射制御部630に所定電圧の電源を供給しているが、各制御部や各装置に他の電源経路で所定電圧の電源を供給してもよい。
次に、図5(a)〜(d)を用いて、パチンコ機100の第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、装飾図柄表示装置208、普図表示装置210が停止表示する特図および普図の種類について説明する。
特図1始動口230に球が入球したことを球検出センサである第1始動口センサが検出したことを条件として特図1変動遊技が開始され、特図2始動口232に球が入球したことを球検出センサである第2始動口センサが検出したことを条件として特図2変動遊技が開始される。特図1変動遊技が開始されると、第1特図表示装置212は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図1の変動表示」(特図変動遊技)を行う。また、特図2変動遊技が開始されると、第2特図表示装置214は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図2の変動表示」(特図変動遊技)を行う。そして、特図1の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、第1特図表示装置212は特図1の停止図柄態様を停止表示し、特図2の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、第2特図表示装置214は特図2の停止図柄態様を停止表示する。以下、この「特図1又は2の変動表示」を開始してから特図1又は2の停止図柄態様を停止表示するまでの変動表示を特図の変動表示と称することがある。この特図の変動表示は複数回、連続して行われることがある。
図5(a)は、特図1の停止図柄態様の一例を示したものである。この図5(a)には、「特図A」から「特図I」の9種類の特図が示されている。図5(a)においては、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
本実施形態では、特図の停止図柄態様として、7種類の大当り図柄(「特図A」から「特図G」)が用意されている。「特図A」は15ラウンド(R)大当り図柄であって、15ラウンドのうちの全てのラウンドで出玉の獲得が期待できる15R確変大当り図柄であり、「特図B」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの5つのラウンドで出玉の獲得が期待できる一方、残りのラウンドでは出玉の獲得が期待できない実質5R確変大当り図柄であり、「特図C」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの全てのラウンドで出玉の獲得が期待できる15R−ランクアップボーナス(RUB)図柄であり、「特図D」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの8つのラウンドで出玉の獲得が期待できる一方、残りのラウンドでは出玉の獲得が期待できない実質8R−RUBであり、「特図E」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの4つのラウンドで出玉の獲得が期待できる一方、残りのラウンドでは出玉の獲得が期待できない実質4R−RUBであり、「特図F」は5R通常大当り図柄であり、「特図G」は2R大当り図柄であって、いずれのラウンドにおいても出玉の獲得が期待できない潜伏確変あるいは隠れ確変と称される2R確変大当り図柄である。ここで、ランクアップボーナスとは、例えば、大当りの開始時には出玉の獲得が期待できるラウンドがいつまで続くのかが遊技者に特定困難な態様で演出する大当りであり、特定のラウンド(例えば、5ラウンド目や9ラウンド目)となったときに、出玉の獲得が期待できるラウンドが継続するか否かを遊技者に煽る態様で演出する大当りである。
本実施形態のパチンコ機100では、特図変動遊技における大当りか否かの決定はハードウェア乱数の抽選によって行い、特別大当りか否かの決定はソフトウェア乱数の抽選によって行う。通常大当りと確変大当りの違いは、次回の特図変動遊技で、大当りに当選する確率が高い(確変大当り)か低い(通常大当り)かの違いである。以下、この大当りに当選する確率が高い状態のことを特図高確率状態(以下、「特図確変」または単に「確変」という場合がある)と称し、その確率が低い状態のことを特図低確率状態と称する。また、大当り遊技の終了後に時短状態(電サポ状態)に移行する場合がある。ここで、電サポ状態とは、特図変動遊技における大当りを終了してから、次の大当りを開始するまでの時間を短くする等して、遊技者の有利度が非電サポ状態より高い所定状態のことをいう。時短については詳しくは後述するが、時短状態のことを普図高確率状態(以下、「普図確変」という場合がある)と称し、時短状態でない状態のことを普図低確率状態と称する。このように、電サポ状態(時短状態)は、大当り遊技の終了を条件に開始される。なお、厳密にいえば、「電サポ状態」はあくまでも普図がらみの状態であり、「時短状態」は特図がらみの状態または普図および特図がらみの状態である。主制御部300のRAM308には時短フラグが用意されており、その時短フラグがオンに設定されていると、電サポ状態であり、普図高確率状態である。普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、普図変動遊技に当選しやすくなる(普図確変)。例えば、普図変動遊技の当選確率が、普図低確率状態(非電サポ状態)では1/100であるのに対し、普図高確率状態(電サポ状態)では99/100に上昇する。また、電サポ状態の方が、非電サポ状態に比べて普図変動遊技の変動時間は短くなる(普図変短)。例えば、非電サポ状態では10秒の普図変動遊技の変動時間が電サポ状態では2秒に短縮される。また、電サポ状態では、非電サポ状態に比べて、特図2始動口232の羽根部材2321の1回の開放における開放時間が長くなりやすい(電チュー開放期間延長)。例えば、非電サポ状態では0.5秒の電チュー開放期間が電サポ状態では2秒に延長される。さらに、電サポ状態では非電サポ状態に比べて、羽根部材2321は多く開きやすい(電チュー開放回数増加)。例えば、普図始動口228への1回の入賞につき非電サポ状態では1回しか開かない羽根部材2321が、電サポ状態では2回開く(2秒開放して1秒閉鎖してまた2秒開放)。電チュー開放期間延長や電チュー開放回数増加により、特図2始動口232に入球する確率が高まる。なお、時短フラグは、大当り遊技中にはオフに設定される。したがって、大当り遊技中には、非電サポ状態が維持される。これは、特に大当り遊技において賞球数の少ない電チューに遊技球が拾われてしまい、可変入賞口(アタッカ)234への遊技球の入賞が減ってしまうと遊技者に不利益が生じる場合があるからである。なお、本実施形態では、電サポ状態(時短状態)では、普図確変、普図変短、電チュー開放期間延長、および電チュー開放回数増加の総てが行われるが、これらのうちの少なくともいずれか一つが行われれば、遊技者の有利度が高い状態になり、電サポ状態(時短状態)としてもよい。あるいは、特図2始動口232に入球する確率が高まる、電チュー開放期間延長または電チュー開放回数増加のうちのいずか一方が行われれば、電サポ状態(時短状態)としてもよい。非電サポ状態では、電サポ状態よりも遊技球が特図2始動口232に進入し難い。上述のごとく、特図2始動口232は、遊技球が進入し難い入賞困難状態と遊技球が進入しやすい入賞容易状態とに変化するものである。この特図2始動口232は、入り口が、電サポ状態では非電サポ状態よりも長期間にわたって入賞容易状態となる。本実施形態では、「特図A」〜「特図E」が停止表示されると、その後に行われる大当り遊技終了後、次に大当り遊技が開始されるまで電サポ状態(普図高確率状態)が維持され、「特図F」が停止表示されると、その後に行われる大当り遊技終了後、特図変動遊技が100回行われる間、電サポ状態が維持され、101回目には非電サポ状態(普図低確率状態)に移行する。一方、電サポ無しの大当り(「特図G」)に当選した場合には、大当り遊技終了後に電サポ状態に移行しない。
このように、本実施形態では、「特図A」〜「特図E」が停止表示されると、大当り遊技が終了した後、制御状態が特図高確率普図高確率状態になる。また、「特図F」が停止表示されると、大当り遊技が終了した後、制御状態が特図低確率普図高確率状態になる。また、「特図G」が停止表示されると、大当り遊技が終了した後、制御状態が特図高確率普図低確率状態になる。
また、本実施形態では、大当り図柄の他に小当り図柄として1種類の停止図柄が用意されている。小当り遊技では、可変入賞口234の扉部材2341が所定回(例えば2回)作動し、その扉部材2341は、1回の作動につき開状態を最大で0.1秒間しか維持しない。なお、小当りにおける扉部材2341の開放では、例えば、1回目の開放で、遊技球が所定球数(例えば10球)進入してしまうと、あるいは所定量の遊技価値(所定球数)を獲得してしまうと、2回目以降の開放は行われない。小当り遊技中には、特図低確率普図低確率状態へ移行する。小当りは、小当り遊技前後で制御状態が変化しない当りであり、小当り遊技終了後には小当り遊技開始前の制御状態に復帰する。図5(a)に示す、「特図H」は小当り図柄である。本実施形態では、小当り遊技における可変入賞口234の開閉態様(開閉回数及び開放時間)と、「特図G」が停止表示されて移行される大当り遊技における可変入賞口234の開閉態様(開放回数及び開放時間)とを略同じにしたが、異ならせるようにしてもよく、例えば、開放回数及び開放時間の少なくともいずれか一方が異なっていてもよい。
さらに、本実施形態では、ハズレ図柄として1種類の停止図柄が用意されている。「特図I」はハズレ図柄である。
図5(b)は、特図2の停止図柄態様の一例を示したものである。この図5(b)には、「特図a」〜「特図f」の6種類の特図が示されており、そのうち5種類の特図が大当り図柄(「特図a」〜「特図e」)となっている。「特図a」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの全てのラウンドで出玉の獲得が期待できる15R確変大当り図柄であり、「特図b」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの全てのラウンドで出玉の獲得が期待できる15R−RUB図柄であり、「特図c」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの8つのラウンドで出玉の獲得が期待できる一方、残りのラウンドでは出玉の獲得が期待できない実質8R−RUBであり、「特図d」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの4つのラウンドで出玉の獲得が期待できる一方、残りのラウンドでは出玉の獲得が期待できない実質4R−RUBであり、「特図e」は2R通常大当り図柄である。
さらに、本実施形態では、ハズレ図柄として1種類の停止図柄が用意されている。「特図f」はハズレ図柄である。
図5(c)は装飾図柄の一例を示したものである。本実施形態の装飾図柄には、「装飾1」〜「装飾10」の10種類がある。特図1始動口230または特図2始動口232に球が入賞したこと、すなわち、特図1始動口230に球が入球したことを第1始動口センサが検出したこと、あるいは特図2始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件にして、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cの各図柄表示領域に、「装飾1」→「装飾2」→「装飾3」→・・・・「装飾9」→「装飾10」→「装飾1」→・・・の順番で表示を切り替える「装飾図柄の変動表示」を行う。すなわち、装飾図柄表示装置208は、第1特図表示装置212および第2特図表示装置214とは別に、装飾図柄を変動表示するものである。そして、装飾図柄の組合せである停止図柄態様を停止表示する。
実質5R確変大当り(「特図B」)、5R通常大当り(「特図F」)、2R通常大当り(「特図e」)を報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、「装飾3−装飾3−装飾3」及び「装飾7−装飾7−装飾7」以外の同じ数字の装飾図柄が3つ並んだ装飾図柄の組み合わせ(例えば、「装飾1−装飾1−装飾1」や「装飾4−装飾4−装飾4」等)を停止表示する。また、15R確変大当り(「特図A」及び「特図a」)を報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、「装飾3−装飾3−装飾3」又は「装飾7−装飾7−装飾7」を停止表示する。さらに、15R−RUB、実質8R−RUB及び実質4R−RUBを報知する場合には、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cに同じ数字の装飾図柄であり、中図柄表示領域208bが殿様の装飾図柄である装飾図柄の組み合わせ(例えば、「装飾1−殿様−装飾1」や「装飾4−殿様−装飾4」等)を停止表示する。また、2Rの大当りである隠れ確変(「特図G」)、あるいは小当り(「特図H」)を報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、「装飾1−装飾2−装飾3」といった装飾図柄の組合せを停止表示する。「装飾1−装飾2−装飾3」といった装飾図柄の組合せは、チャンス目と称することがある。また、「特図I」や「特図f」のハズレ図柄を報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、これまで説明した装飾図柄の組合せ以外の装飾図柄の組合せ(例えば、ばらけ目)を停止表示する。
以下、装飾図柄表示装置208において、この「装飾図柄の変動表示」を開始してから装飾図柄の停止図柄態様を停止表示するまでの表示を装飾図柄の変動表示と称することがある。装飾図柄の変動表示は、第1副制御部400が制御することによって行われる。
図5(d)は普図の停止図柄態様の一例を示したものである。本実施形態の普図の停止表示態様には、当り図柄である「普図A」と、はずれ図柄である「普図B」の2種類がある。普図始動口228を球が通過したことを球検出センサであるゲートセンサが検出したことに基づいて、普図表示装置210は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「普図の変動表示」(普図変動遊技)を行う。そして、変動時間が経過した後に、当り図柄である「普図A」とはずれ図柄である「普図B」の内のいずれか一方の図柄を停止表示する。この図5(d)においても、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
以下、この「普図の変動表示」を開始してから普図の停止図柄態様を停止表示するまでの表示を普図の変動表示と称することがある。
<主制御部メイン処理>
次に、図6を用いて、図4に示す主制御部300のCPU304が実行する主制御部メイン処理について説明する。なお、同図は主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。
図4に示す主制御部300のRAM308には、特図乱数値、特図ラウンド決定乱数値、特図電サポ決定乱数値、および特図図柄決定乱数が記憶される。また、このRAM308には、これら各種の乱数値を生成する乱数カウンタが設けられている。さらに、RAM308には、特図の保留数、特図当選乱数値、および各種の判定(抽選)結果等が記憶される。以下、RAM308における特図の保留数を記憶する領域を特図保留数記憶領域と称することがある。またさらに、RAM308には、当否判定(抽選)の開始を保留することができる最大数(この例では4つ)の領域に区分けされた特図用の始動情報記憶部が用意されているとともに、普図用の乱数値記憶領域も用意されている。特図用の始動情報記憶部には、後述するように、複数種類の始動情報を1セットにしてこれらの始動情報が入賞順(保留順)に1セットずつ1領域ごとに格納される。
上述したように、図4に示す主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けている。この起動信号を入力した基本回路302のCPU304は、リセット割込によりリセットスタートしてROM306に予め記憶している制御プログラムに従って図6に示す主制御部メイン処理を実行する。
ステップS101では、初期設定1を行う。この初期設定1では、CPU304のスタックポインタ(SP)へのスタック初期値の設定(仮設定)、割込マスクの設定、I/O310の初期設定、RAM308に記憶する各種変数の初期設定、WDT314への動作許可及び初期値の設定等を行う。なお、本実施形態では、WDT314に、初期値として32.8msに相当する数値を設定する。
ステップS103では、WDT314のカウンタの値をクリアし、WDT314による時間計測を再始動する。
ステップS105では、低電圧信号がオンであるか否か、すなわち、電圧監視回路338が、電源制御部660が第2副制御部500を介して主制御部300に供給している電源の電圧値が所定の値(本実施形態では9v)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を出力しているか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(CPU304が電源の遮断を検知した場合)にはステップS103に戻り、低電圧信号がオフの場合(CPU304が電源の遮断を検知していない場合)にはステップS107に進む。なお、電源が投入された直後で未だ上記所定の値(9V)に達しない場合にもステップS103に戻り、供給電圧がその所定の値以上になるまで、ステップS105は繰り返し実行される。
ステップS107では、初期設定2を行う。この初期設定2では、後述する主制御部タイマ割込処理を定期毎に実行するための周期を決める数値をタイマ回路312に設定する処理、I/O310の所定のポート(例えば試験用出力ポート、第1副制御部400への出力ポート)からクリア信号を出力する処理、RAM308への書き込みを許可する設定等を行う。
ステップS109では、電源の遮断前(電断前)の状態に復帰するか否かの判定を行い、電断前の状態に復帰しない場合(主制御部300の基本回路302を初期状態にする場合)には初期化処理(ステップS113)に進む。
具体的には、最初に、図2に示す電源基板182に設けたRAMクリアスイッチ180を遊技店の店員などが操作した場合に送信されるRAMクリア信号がオン(操作があったことを示す)であるか否か、すなわちRAMクリアが必要であるか否かを判定し、RAMクリア信号がオンの場合(RAMクリアが必要な場合)には、基本回路302を初期状態にすべくステップS113に進む。一方、RAMクリア信号がオフの場合(RAMクリアが必要でない場合)には、RAM308に設けた電源ステータス記憶領域に記憶した電源ステータスの情報を読み出し、この電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報であるか否かを判定する。そして、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報でない場合には、基本回路302を初期状態にすべくステップS113に進み、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報である場合には、RAM308の所定の領域(例えば全ての領域)に記憶している1バイトデータを初期値が0である1バイト構成のレジスタに全て加算することによりチェックサムを算出し、算出したチェックサムの結果が特定の値(例えば0)であるか否か(チェックサムの結果が正常であるか否か)を判定する。そして、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)の場合(チェックサムの結果が正常である場合)には電断前の状態に復帰すべくステップS111に進み、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)以外である場合(チェックサムの結果が異常である場合)には、パチンコ機100を初期状態にすべくステップS113に進む。同様に電源ステータスの情報が「サスペンド」以外の情報を示している場合にもステップS113に進む。
ステップS111では、復電時処理を行う。この復電時処理では、電断時にRAM308に設けられたスタックポインタ退避領域に記憶しておいたスタックポインタの値を読み出し、スタックポインタに再設定(本設定)する。また、電断時にRAM308に設けられたレジスタ退避領域に記憶しておいた各レジスタの値を読み出し、各レジスタに再設定した後、割込許可の設定を行う。以降、CPU304が、再設定後のスタックポインタやレジスタに基づいて制御プログラムを実行する結果、パチンコ機100は電源断時の状態に復帰する。すなわち、電断直前にタイマ割込処理(後述)に分岐する直前に行った(ステップS115内の所定の)命令の次の命令から処理を再開する。また、図2に示す主制御部300における基本回路302に搭載されているRAM308には、送信情報記憶領域が設けられている。このステップS111では、その送信情報記憶領域に、復電コマンドをセットする。この復電コマンドは、電源断時の状態に復帰したことを表すコマンドであり、後述する、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS113では、初期化処理を行う。この初期化処理では、割込禁止の設定、スタックポインタへのスタック初期値の設定(本設定)、RAM308の全ての記憶領域の初期化などを行う。さらにここで、主制御部300のRAM308に設けられた送信情報記憶領域に正常復帰コマンドをセットする。この正常復帰コマンドは、主制御部300の初期化処理(ステップS113)が行われたことを表すコマンドであり、復電コマンドと同じく、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS115では、割込禁止の設定を行った後、基本乱数初期値更新処理を行う。この基本乱数初期値更新処理では、普図当選乱数カウンタ、および特図乱数値カウンタの初期値をそれぞれ生成するための2つの初期値生成用乱数カウンタを更新する。例えば、普図当選乱数値として取り得る数値範囲が0〜20とすると、RAM308に設けた普図当選乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が21であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。他の初期値生成用乱数カウンタ、乱数カウンタもそれぞれ同様に更新する。主制御部300は、所定の周期ごとに開始するタイマ割込処理を行っている間を除いて、このステップS115の処理を繰り返し実行する。
<主制御部タイマ割込処理>
次に、図7を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。なお、同図は主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。
図4に示す主制御部300は、所定の周期(本実施形態では約4msに1回)でタイマ割込信号を発生するタイマ回路312を備えており、このタイマ割込信号を契機として主制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。
ステップS201では、タイマ割込開始処理を行う。このタイマ割込開始処理では、CPU304の各レジスタの値をスタック領域に一時的に退避する処理などを行う。
ステップS203では、WDT314のカウント値が初期設定値(本実施形態では32.8ms)を超えてWDT割込が発生しないように(処理の異常を検出しないように)、WDT314を定期的に(本実施形態では、主制御部タイマ割込の周期である約2msに1回)リスタートを行う。
ステップS205では、入力ポート状態更新処理を行う。この入力ポート状態更新処理では、I/O310の入力ポートを介して、各種の球検出センサを含む図4に示す各種センサ320の検出信号を入力して検出信号の有無を監視し、RAM308に各種センサ320ごとに区画して設けた信号状態記憶領域に記憶する。球検出センサの検出信号を例にして説明すれば、前々回のタイマ割込処理(約4ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前回検出信号記憶領域から読み出し、この情報をRAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前々回検出信号記憶領域に記憶し、前回のタイマ割込処理(約2ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた今回検出信号記憶領域から読み出し、この情報を上述の前回検出信号記憶領域に記憶する。また、今回検出した各々の球検出センサの検出信号を、上述の今回検出信号記憶領域に記憶する。
また、ステップS205では、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域の各記憶領域に記憶した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を比較し、各々の球検出センサにおける過去3回分の検出信号の有無の情報が入賞判定パターン情報と一致するか否かを判定する。一個の遊技球が一つの球検出センサを通過する間に、約2msという非常に短い間隔で起動を繰り返すこの主制御部タイマ割込処理は何回か起動する。このため、主制御部タイマ割込処理が起動する度に、上述のステップS205では、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号を確認することになる。この結果、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記憶領域それぞれに、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号が記憶される。すなわち、遊技球が球検出センサを通過し始めたときには、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りになる。本実施形態では、球検出センサの誤検出やノイズを考慮して、検出信号無しの後に検出信号が連続して2回記憶されている場合には、入賞があったと判定する。図4に示す主制御部300のROM306には、入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)が記憶されている。このステップS205では、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、予め定めた入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)と一致した場合に、一般入賞口226、可変入賞口234、第1特図始動口230、および第2特図始動口232への入球、または普図始動口228の通過があったと判定する。すなわち、これらの入賞口234,226やこれらの始動口230,232,228への入賞があったと判定する。例えば、第1特図始動口230への入球を検出する第1始動口センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致した場合には、第1特図始動口230へ入賞があった、すなわち所定領域を通過する遊技媒体を検出したと判定し、以降の第1特図始動口230への入賞に伴う処理を行うが、過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致しなかった場合には、以降の第1特図始動口230への入賞に伴う処理を行わずに後続の処理に分岐する。なお、主制御部300のROM306には、入賞判定クリアパターン情報(本実施形態では、前々回検出信号有り、前回検出信号無し、今回検出信号無しであることを示す情報)が記憶されている。入賞が一度あったと判定した後は、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、その入賞判定クリアパターン情報に一致するまで入賞があったとは判定せず、入賞判定クリアパターン情報に一致すれば、次からは上記入賞判定パターン情報に一致するか否かの判定を行う。
ステップS207およびステップS209では、基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理を行う。これらの基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理では、上記ステップS115で行った初期値生成用乱数カウンタの値の更新を行い、次に主制御部300で使用する、普図当選乱数値および特図乱数値それぞれを生成するための乱数カウンタを更新する。例えば、普図当選乱数値として取り得る数値範囲が0〜100とすると、RAM308に設けた普図当選乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が101であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。また、取得した値に1を加算した結果、乱数カウンタが一周していると判定した場合にはそれぞれの乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタの値を取得し、乱数カウンタの記憶領域にセットする。例えば、0〜100の数値範囲で変動する普図当選乱数値生成用の乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算した結果が、RAM308に設けた所定の初期値記憶領域に記憶している前回設定した初期値と等しい値(例えば7)である場合に、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタから値を初期値として取得し、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタにセットすると共に、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するために、今回設定した初期値を上述の初期値記憶領域に記憶しておく。また、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するための上述の初期値記憶領域とは別に、特図乱数生成用の乱数カウンタが1周したことを判定するための初期値記憶領域をRAM308に設けている。
ステップS211では、演出乱数更新処理を行う。この演出乱数更新処理では、主制御部300で使用する演出用乱数値を生成するための乱数カウンタを更新する。
ステップS213では、タイマ更新処理を行う。このタイマ更新処理では、普通図柄表示装置210に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための普図表示図柄更新タイマ、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図表示図柄更新タイマ、所定の入賞演出時間、所定の開放時間、所定の閉鎖時間、所定の終了演出期間などを計時するためのタイマなどを含む各種タイマを更新する。
ステップS215では、入賞口カウンタ更新処理を行う。この入賞口カウンタ更新処理では、入賞口234,226や始動口230,232に入賞があった場合に、RAM308に各入賞口ごと、あるいは各始動口ごとに設けた賞球数記憶領域の値を読み出し、1を加算して、元の賞球数記憶領域に設定する。
また、ステップS217では、入賞受付処理を行う。入賞受付処理では、所定の条件が満足されていれば、複数種類の始動情報を取得する。ここで取得された複数種類の始動情報は、RAM308に設けた始動情報記憶部の、入賞順(保留順)に応じた空いている領域に、1セットの始動情報として記憶される。
ステップS217に続いて実行されるステップS219では、払出要求数送信処理を行う。図4に示す払出制御部600に出力する出力予定情報および払出要求情報は1バイトで構成しており、ビット7にストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット6に電源投入情報(オンの場合、電源投入後一回目のコマンド送信であることを示す)、ビット4〜5に暗号化のための今回加工種別(0〜3)、およびビット0〜3に暗号化加工後の払出要求数を示すようにしている。
ステップS221では、普図状態更新処理を行う。この普図状態更新処理は、普図の状態に対応する複数の処理のうちの1つの処理を行う。例えば、普図変動表示の途中(上述する普図表示図柄更新タイマの値が1以上)における普図状態更新処理では、普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は普図の変動表示(普図変動遊技)を行う。
また、普図変動表示時間が経過したタイミング(普図表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、当りフラグがオンの場合には、当り図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、当りフラグがオフの場合には、ハズレ図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行う。また、主制御部300のRAM308には、普図状態更新処理に限らず各種の処理において各種の設定を行う設定領域が用意されている。ここでは、上記点灯・消灯駆動制御を行うとともに、その設定領域に普図停止表示中であることを示す設定を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は、当り図柄(図5(c)に示す普図A)およびハズレ図柄(図5(c)に示す普図B)いずれか一方の図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500m秒間)、その表示を維持するためにRAM308に設けた普図停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された図柄が所定期間停止表示され、普図変動遊技の結果が遊技者に報知される。
また、普図変動遊技の結果が当りであれば、後述するように、普図当りフラグがオンされる。この普図当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図作動中を設定するとともに、所定の開放期間(例えば2秒間)、第2特図始動口232の羽根部材2321の開閉駆動用のソレノイド(332)に、羽根部材2321を開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(羽根開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば500m秒間)、羽根部材2321の開閉駆動用のソレノイド(332)に、羽根部材2321を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。
また、所定の閉鎖期間が終了したタイミング(羽根閉鎖時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。さらに、普図変動遊技の結果がハズレであれば、後述するように、普図ハズレフラグがオンされる。この普図ハズレフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理でも、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。普図非作動中の場合における普図状態更新処理では、何もせずに次のステップS223に移行するようにしている。
ステップS223では、普図関連抽選処理を行う。この普図関連抽選処理では、普図変動遊技および第2特図始動口232の開閉制御を行っておらず(普図の状態が非作動中)、且つ、保留している普図変動遊技の数が1以上である場合に、上述の乱数値記憶領域に記憶している普図当選乱数値に基づいた乱数抽選により普図変動遊技の結果を当選とするか、不当選とするかを決定する当り判定をおこない、当選とする場合にはRAM308に設けた当りフラグにオンを設定する。不当選の場合には、当りフラグにオフを設定する。なお、当り判定の結果に関わらず、所定の乱数カウンタの値を普図タイマ乱数値として取得し、取得した普図タイマ乱数値に基づいて複数の変動時間のうちから普図表示装置210に普図を変動表示する時間を1つ選択し、この変動表示時間を、普図変動表示時間として、RAM308に設けた普図変動時間記憶領域に記憶する。なお、保留している普図変動遊技の数は、RAM308に設けた普図保留数記憶領域に記憶するようにしており、当り判定をするたびに、保留している普図変動遊技の数から1を減算した値を、この普図保留数記憶領域に記憶し直すようにしている。また当り判定に使用した乱数値を消去する。
続いて、特図先読み処理(ステップS224)が実行される。特図先読み処理の詳細については後述する。次いで、特図1および特図2それぞれについての特図状態更新処理を行うが、最初に、特図2についての特図状態更新処理(特図2状態更新処理)を行う(ステップS225)。この特図2状態更新処理では、特図2の状態に応じて、次の複数の処理のうちの1つの処理を行う。
例えば、特図2変動表示の途中(上述の特図2表示図柄更新タイマの値が1以上)における特図2状態更新処理では、特図2表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、特図2表示装置214は特図2の変動表示(特図2変動遊技)を行う。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転開始設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶してから処理を終了する。
また、主制御部300のRAM308には、15R大当りフラグ、5R大当りフラグ、2R大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグ、および普図確率変動フラグ等のフラグが用意されている。これらのフラグは、後述する特図2関連抽選処理において、決定した停止図柄に基づいてオンまたはオフに設定される。特図2変動表示時間が経過したタイミング(特図2表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、例えば、15R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグもオンの場合には図5(a)に示す特図a、特図b、特図c、特図dのいずれか、2R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグはオフ、普図確率変動フラグはオンの場合には特図e、ハズレフラグがオンの場合には特図fそれぞれの態様となるように、特図2表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、RAM308の設定領域に特図2停止表示中であることを表す設定を行う。この制御を行うことで、特図2表示装置214は、15R特別大当り図柄(特図a,特図b,特図c,特図d)、2R通常大当り図柄(特図e)、ハズレ図柄(特図f)のいずれか一つの図柄の確定表示を行う。
さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500ms)その表示を維持するために、RAM308に設けた特図2停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された特図2が所定期間停止表示され、特図2変動遊技の結果が遊技者に報知される。また、RAM308に設けられた時短回数記憶部に記憶された時短回数が1以上であれば、その時短回数から1を減算し、減算結果が1から0となった場合は、特図確率変動中でなければ、時短フラグをオフにする。さらに、大当り遊技中(特別遊技状態中)にも、時短フラグをオフにする。
また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転停止設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶するとともに、変動表示を停止する図柄が特図2であることを示す特図2識別情報を、後述するコマンドデータに含める情報としてRAM308に追加記憶してから処理を終了する。
また、特図2変動遊技の結果が大当りであれば、大当りフラグがオンにされる。大当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2作動中を設定するとともに、所定の入賞演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを開始することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するために、RAM308に設けた特図2待機時間管理用タイマの記憶領域に入賞演出期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で入賞演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の入賞演出期間が終了したタイミング(特図2待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の開放期間(例えば29秒間、または可変入賞口234に所定球数(例えば10球)の遊技球の入賞を検出するまで)可変入賞口234の扉部材の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、扉部材を開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口開放設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(扉開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば1.5秒間)可変入賞口234の扉部材の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、扉部材を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口閉鎖設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、扉部材の開放・閉鎖制御を所定回数(本例示形態では、15ラウンド、5ラウンド又は2ラウンド)繰り返し、終了したタイミングで開始する特図2状態更新処理では、所定の終了演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを終了することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するように設定するために、RAM308に設けた演出待機時間管理用タイマの記憶領域に演出待機期間を示す情報を設定する。また、普図確率変動フラグがオンに設定されていれば、この大当り遊技の終了と同時に、RAM308に設けられた時短回数記憶部に時短回数(例えば、100回)をセットするともに、RAM308に設けられた時短フラグをオンにする。なお、その普図確率変動フラグがオフに設定されていれば、時短回数記憶部に時短回数をセットすることもなく、また時短フラグをオンにすることもない。
ここにいう時短とは、特図変動遊技における大当りを終了してから、次の大当りを開始するまでの時間を短くするため、パチンコ機が遊技者にとって有利な状態になることをいう。時短フラグがオンに設定されていると、普図高確率状態(普図確変)である。普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、普図変動遊技で当りになる確率が高い。また、普図高確率状態の方が、普図低確率状態に比べて普図変動遊技の変動時間は短くなる(普図変短)。さらに、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、特図2始動口232の一対の羽根部材2321の1回の開放における開放時間が長くなり易い(電チュー開延)。加えて、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、一対の羽根部材2321は多く開き易い。これらの普図確変、普図変短、電チュー開延のいずれかが設定される状態を電サポ(電動チューリップによる始動口入賞サポート)状態という。
また、上述のごとく、時短フラグは、大当り遊技中(特別遊技状態中)にはオフに設定される。したがって、大当り遊技中には、普図低確率状態が維持される。これは、大当り遊技中に普図高確率状態であると、大当り遊技中に可変入賞口234に所定の個数、遊技球が入球するまでの間に特図2始動口232に多くの遊技球が入球し、大当り中に獲得することができる遊技球の数が多くなってしまい射幸性が高まってしまうという問題があり、これを解決するためのものである。
さらに、コマンド設定送信処理(ステップS233)で終了演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の終了演出期間が終了したタイミング(演出待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。
さらに、特図2変動遊技の結果がはずれであれば、はずれフラグがオンにされる。このはずれフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理でも、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。特図2非作動中の場合における特図2状態更新処理では、何もせずに次のステップS227に移行するようにしている。
続いて、特図1についての特図状態更新処理(特図1状態更新処理)を行う(ステップS227)。この特図1状態更新処理では、特図1の状態に応じて、上述の特図2状態更新処理で説明した各処理を行う。この特図1状態更新処理で行う各処理は、上述の特図2状態更新処理で説明した内容の「特図2」を「特図1」と読み替えた処理と同一であるため、その説明は省略する。なお、特図2状態更新処理と特図1状態更新処理の順番は逆でもよい。
ステップS225およびステップS227における特図状態更新処理が終了すると、今度は、特図1および特図2それぞれについての特図関連抽選処理を行う。ここでも先に、特図2についての特図関連抽選処理(特図2関連抽選処理)を行い(ステップS229)、その後で、特図1についての特図関連抽選処理(特図1関連抽選処理)を行う(ステップS231)。特図2関連抽選処理は、特図1および特図2の変動遊技を行っておらず、特図1および特図2の状態がいずれも非作動中であり、かつ保留している特図2変動遊技の数が1以上であることを開始条件として、特図2乱数値記憶領域内の最先の特図2当選乱数値および特図2乱数値を用いて実行される。特図1関連抽選処理は、特図1および特図2の変動遊技を行っておらず、特図1および特図2の状態がいずれも非作動中であり、かつ保留している特図1変動遊技の数が1以上であることを開始条件として、特図1乱数値記憶領域内の最先の特図1当選乱数値および特図1乱数値を用いて実行される。
これらの特図関連抽選処理についても、主制御部300が特図2関連抽選処理を特図1関連抽選処理よりも先に行うことで、特図2変動遊技の開始条件と、特図1変動遊技の開始条件が同時に成立した場合でも、特図2変動遊技が先に変動中となるため、特図1変動遊技は変動を開始しない。また、特図2変動遊技の保留数が1以上の場合には、特図1変動遊技の保留に関する抽選処理や変動遊技は行われない。また、装飾図柄表示装置208による、特図変動遊技の当否判定の結果の報知は、第1副制御部400によって行われ、特図2始動口232への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知が、特図1始動口230への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知よりも優先して行われる。本例示形態では、有利度の高い特図変動遊技(本例では特図2変動遊技)が有利度の低い特図変動遊技(本例では特図1変動遊技)よりも優先して行われる。このため、遊技状態の有利度に差を持たせ易くなる場合がある。
ステップS229の特図2関連抽選処理の場合には、主制御部300は、特図2乱数値記憶領域内の最先の(最も過去に記憶された)保留位置から特図2始動情報(特図2当選乱数値および特図2乱数値の組)を取得し、取得した特図2始動情報内の特図2当選乱数値およびRAM308内の特図確率変動フラグの値などに基づいて、ROM306に記憶された当否判定用テーブルを用いて大当りとするか、小当りとするか、あるいははずれとするかの決定(当否判定)を行う。次いで、主制御部300は、取得した特図2始動情報内の特図2乱数値および決定した当否判定結果などに基づいて、ROM306に記憶された特図決定用テーブルを用いて特図2の変動表示後に停止表示する図柄(停止図柄)の決定を行う。次いで、主制御部300は、例えば、決定した当否判定結果、停止図柄、当該当否判定時の特図2保留数、取得した特図変動時間決定用乱数値等に基づいて、ROM306に記憶された各種テーブルを用いて特図2の変動表示時間(タイマ番号)の決定を行う。
主制御部300は、特図2乱数値記憶領域から最先の特図2始動情報を取り出した後、当該最先の特図2始動情報を特図2乱数値記憶領域から消去するとともに、特図2保留数記憶領域の特図2保留数を1減算する。このとき、特図2乱数値記憶領域から取り出した特図2始動情報をRAM308に設けた一時領域に記憶し、この一時領域に記憶している特図2始動情報に基づいて上述の決定を行うようにしてもよい。
以上のような特図2関連抽選処理(ステップS229)の後に、特図1関連抽選処理(ステップS231)が同様にして行われる。なお、特図1関連抽選処理と特図2関連抽選処理の順番は逆でもよい。
以上の説明では、有利度の高い特図2変動遊技が有利度の低い特図1変動遊技よりも優先して開始され、特図2の保留が特図1の保留よりも優先して消化される特図2優先変動を例に挙げたが、有利度の低い特図1変動遊技が有利度の高い特図2変動遊技よりも優先して開始され、特図1の保留が特図2の保留よりも優先して消化される特図1優先変動であってもよい。また、有利度の高い特図2変動遊技および有利度の低い特図1変動遊技のいずれを優先することもなく、特図1および特図2それぞれの保留に係る特図変動遊技を始動口入賞順に開始する始動口入賞順変動であってもよい。始動口入賞順変動では、保留の上限数が特図1および特図2に関わらず8つになるため、特図1および特図2のそれぞれにおいて保留の上限数が4つとなる優先変動と比較して、保留数の上限を上げることができる場合がある。
また以上の説明では、一方の特図の状態に応じて他方の特図の保留に関する抽選処理や変動遊技を行わないものとしたが、これに限定されるものではなく、前述の特図状態更新処理および特図関連抽選処理を特図1および特図2でそれぞれ独立して行うことで、複数の特図を同時に変動させるように構成してもよい。また、このように複数の特図を同時に変動させる場合には、装飾図柄表示装置208にそれぞれの特図の抽選結果を表示する複数の領域を設けるか、またはそれぞれの特図の抽選結果を表示する複数の装飾図柄表示装置を設けて、それぞれの抽選結果を別箇に表示しても良いし、1の表示が複数の特図の抽選結果を表示するように構成していても良い。また、複数の特図に関する変動が同時に行われている場合に、先に変動を停止した特図の抽選結果が後に変動を停止する特図の抽選結果に影響を与えても良い。
ステップS231の次のステップS233では、コマンド設定送信処理を行う。このコマンド設定送信処理では、各種のコマンドが第1副制御部400に送信される。なお、第1副制御部400に送信する出力予定情報は例えば16ビットで構成しており、ビット15はストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット11〜14はコマンド種別(本例示形態では、基本コマンド、図柄変動開始コマンド、図柄変動停止コマンド、入賞演出開始コマンド、終了演出開始コマンド、大当りラウンド数指定コマンド、復電コマンド、RAMクリアコマンド、先読み結果情報コマンドなどコマンドの種類を特定可能な情報)、ビット0〜10はコマンドデータ(コマンド種別に対応する所定の情報)で構成している。
具体的には、ストローブ情報は上述のコマンド送信処理でオンまたはオフになるようにしている。また、コマンド種別が図柄変動開始(回転開始)コマンドの場合であればコマンドデータに、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグの値、特図関連抽選処理で選択したタイマ番号などを示す情報を含み、図柄変動停止(回転停止)コマンドの場合であれば、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグの値などを含み、入賞演出開始コマンドおよび終了演出開始コマンドの場合であれば、特図確率変動フラグの値などを含み、大当りラウンド数指定コマンドの場合であれば特図確率変動フラグの値、大当りラウンド数などを含むようにしている。コマンド種別が基本コマンドを示す場合は、コマンドデータにデバイス情報、特図1始動口230への入賞の有無、特図2始動口232への入賞の有無、可変入賞口234、235への入賞の有無などを含む。先読み結果情報コマンドの場合であれば、特図1および特図2の種別、後述する先読み数記憶領域に記憶された先読み数、先読み結果記憶部に記憶された停止図柄等の情報をコマンドデータに含む。
また、上述の回転開始設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグの値、特図1関連抽選処理および特図2関連抽選処理で選択したタイマ番号、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の回転停止設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグの値などを示す情報を設定する。
上述の入賞演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、入賞演出期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の終了演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、演出待機期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口開放設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口閉鎖設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。
また、このステップS233では一般コマンド特図保留増加処理も行われる。この一般コマンド特図保留増加処理では、コマンドデータにRAM308の送信用情報記憶領域に記憶している特図識別情報(特図1または特図2を示す情報)、予告情報(事前予告情報、偽事前予告情報、または事前予告無情報のいずれか)を設定する。
第1副制御部400では、受信した出力予定情報に含まれるコマンド種別により、主制御部300における遊技制御の変化に応じた演出制御の決定が可能になるとともに、出力予定情報に含まれているコマンドデータの情報に基づいて、演出制御内容を決定することができるようになる。
ステップS233の次のステップS235では、外部出力信号設定処理を行う。この外部出力信号設定処理では、RAM308に記憶している遊技情報を、情報出力回路336を介してパチンコ機100とは別体の情報入力回路350に出力する。
ステップS235の次のステップS237では、デバイス監視処理を行う。このデバイス監視処理では、ステップS205において信号状態記憶領域に記憶した各種センサの信号状態を読み出して、所定のエラーの有無、例えば前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無などを監視する。前面枠扉開放エラーまたは下皿満タンエラーを検出した場合には、第1副制御部400に送信すべき送信情報に、前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無を示すデバイス情報を設定する。また、各種ソレノイド332を駆動して特図2始動口232や、可変入賞口234の開閉を制御したり、駆動回路324、326、330を介して普図表示装置210、特図1表示装置212、特図2表示装置214、各種状態表示部328などに出力する表示データを、I/O310の出力ポートに設定する。また、払出要求数送信処理(ステップS219)で設定した出力予定情報をI/O310の出力ポートを介して払出制御部600に出力する。
ステップS237の次のステップS239では、低電圧信号がオンであるか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(電源の遮断を検知した場合)にはステップS243に進み、低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)にはステップS241に進む。ステップS241では、タイマ割込終了処理を行う。このタイマ割込終了処理では、ステップS201で一時的に退避した各レジスタの値を元の各レジスタに設定したり、割込許可の設定などを行い、その後、図6に示す主制御部メイン処理に復帰する。一方、ステップS243では、復電時に電断時の状態に復帰するための特定の変数やスタックポインタを復帰データとしてRAM308の所定の領域に退避し、入出力ポートの初期化等の電断処理を行い、その後、HALT状態となる。
図8は、主制御部タイマ割込処理の特図先読み処理(ステップS224)の流れの一例を示すフローチャートである。特図先読み処理では、主制御部300は、特図1および特図2のそれぞれにおいて増加した始動情報を先読みして、当否判定処理よりも前に停止図柄を事前判定し、事前判定結果(特図先読み結果)をRAM308内の先読み結果記憶部(図9(a)〜(c)参照)に記憶する。
ここで、RAM308内には、特図1の先読み結果を記憶する特図1用先読み結果記憶部と、特図1用先読み結果記憶部に記憶されている特図1先読み結果の数を特図1先読み数として記憶する特図1先読み数記憶領域とが設けられている。特図1用先読み結果記憶部は、本例では4個まで先読み結果を格納できるようになっている。特図1用先読み結果記憶部では、特図1先読み数が1つ減るごとに順位が最上位(最先)の特図1先読み結果のデータが消去されるとともに、残余の特図1先読み結果のデータの順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図1先読み数が1つ増えるごとに、順位が最下位(最後)の特図1先読み結果のデータの次の順位に新たな特図1先読み結果のデータが書き込まれる。
またRAM308内には、特図2の先読み結果を記憶する特図2用先読み結果記憶部と、特図2用先読み結果記憶部に記憶されている特図2先読み結果の数を特図2先読み数として記憶する特図2先読み数記憶領域とが設けられている。特図2用先読み結果記憶部は、本例では4個まで先読み結果を格納できるようになっている。特図2用先読み結果記憶部では、特図2先読み数が1つ減るごとに順位が最上位の特図2先読み結果のデータが消去されるとともに、残余の特図2先読み結果のデータの順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図2先読み数が1つ増えるごとに、順位が最下位の特図2先読み結果のデータの次の順位に新たな特図2先読み結果のデータが書き込まれる。
特図先読み処理において、まず主制御部300は、特図2の始動情報が増加しているか否かを判定する(ステップS301)。特図2の始動情報が増加しているか否かの判定は、例えば、特図2保留数記憶領域に記憶されている特図2保留数と、特図2先読み数記憶領域に記憶されている特図2先読み数とを比較して行う。主制御部300は、特図2保留数が特図2先読み数よりも大きい場合には特図2の始動情報が増加していると判定し、特図2保留数が特図2先読み数と等しい場合には特図2の始動情報は増加していないと判定する。特図2の始動情報が増加していると判定した場合にはステップS303に進み、特図2の始動情報が増加していないと判定した場合にはステップS307に進む。
ステップS303では、増加した特図2始動情報(特図2当選乱数値および特図2乱数値の組)を、特図2関連抽選処理(ステップS229)での当否判定処理よりも前に、特図2乱数値記憶領域から先読みする。そして、先読みした特図2始動情報と、例えば当否判定時に用いる当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを用いて、当該始動情報に係る特図2変動遊技の停止図柄を、特図2関連抽選処理(ステップS229)での当否判定処理よりも前に事前判定する。なお、この事前判定処理は、当否判定時に用いるテーブルではなく事前判定用の特別のテーブルを用いて行ってもよい。
ステップS303の次のステップS305では、事前判定で得られた特図2先読み結果としての停止図柄情報をRAM308内の特図2用先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶する。その後、ステップS307に移行する。
ステップS307では、主制御部300は、特図1の始動情報が増加しているか否かを判定する。特図1の始動情報が増加しているか否かの判定は、例えば特図2と同様に、特図1保留数記憶領域に記憶されている特図1保留数と、特図1先読み数記憶領域に記憶されている特図1先読み数とを比較して行う。特図1の始動情報が増加していると判定した場合にはステップS309に進み、特図1の始動情報が増加していないと判定した場合には特図先読み処理を終了して主制御部タイマ割込処理に復帰する。
ステップS309では、RAM308内の各種フラグに基づいて、非電サポ中であるか否かを判定する。非電サポ中であると判定した場合にはステップS311に進み、非電サポ中でない(電サポ中(普図高確率状態)である)と判定した場合にはステップS315に進む。なお、本例では非電サポ中であるか否かを判定しているが、特図1先読み予告報知の実行条件を満たしているか否かを判定するようにしてもよい。例えば特図1先読み予告報知の実行条件としては、非電サポ中であること以外に、大当り遊技中でないこと等の条件が含まれる。
ステップS311では、増加した特図1始動情報(特図1当選乱数値および特図1乱数値の組)を、特図1関連抽選処理(ステップS231)での当否判定処理よりも前に、特図1乱数値記憶領域から先読みする。そして、先読みした特図1始動情報と、例えば当否判定時に用いる当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを用いて、当該始動情報に係る特図1変動遊技の停止図柄を、特図1関連抽選処理(ステップS231)での当否判定処理よりも前に事前判定する。なお、この事前判定処理は、当否判定時に用いるテーブルではなく事前判定用の特別のテーブルを用いて行ってもよい。
ステップS311の次のステップS313では、事前判定で得られた特図1先読み結果としての停止図柄情報をRAM308内の特図1用先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶する。その後、特図先読み処理を終了して主制御部タイマ割込処理に復帰する。
ステップS315では、増加した特図1始動情報を先読みせずに、始動情報を先読みしていないことを示す「未判定」情報を、停止図柄情報に代えてRAM308内の特図1用先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶する。その後、特図先読み処理を終了して主制御部タイマ割込処理に復帰する。
本実施の形態では、増加した始動情報のみを先読みして事前判定しているが、全ての始動情報を先読みして事前判定するようにしてもよい。また、上述のコマンド設定送信処理(ステップS233)において、増加分の始動情報の先読み結果のみを第1副制御部400に送信してもよいし、特図1用および特図2用先読み結果記憶部内の全ての先読み結果を第1副制御部400に送信してもよい。
また、図8に示すフローチャートでは、増加した特図2の始動情報については必ず先読みを実行し、増加した特図1の始動情報については電サポ中を除き必ず先読みを実行するようになっているが、増加した特図1および特図2の始動情報を先読みするか否かを抽選で決定するようにしてもよい。あるいは、主制御部300から先読み結果を受信した第1副制御部400において、例えば保留毎に先読み報知を実行するか否かを抽選で決定するようにしてもよい。また、遊技状態(例えば、非電サポ中であるか否か)等に関わらず、始動情報が増加した場合には必ず先読みを実行して先読み結果を先読み結果記憶部に記憶するとともに、該先読み結果を第1副制御部400に送信するように構成し、該第1副制御部400が該先読み結果を用いた抽選および演出を実行するか否かを判断するように構成してもよい。
図9は、RAM308内の先読み結果記憶部に先読み結果情報等が記憶された状態を例示している。図9(a)は、特図1用先読み結果記憶部に特図1先読み結果情報が記憶された状態の一例を示している。図9(a)に示すように、特図1用先読み結果記憶部は、例えば特図1変動遊技の保留可能数と同数(本実施の形態では、4つ)の記憶領域を有している。各記憶領域は、特図1乱数値記憶領域の保留順序(保留1〜保留4)に対応付けられている。各記憶領域のそれぞれには、特図1の停止図柄情報が記憶されるようになっている。図9(a)に示す例において、記憶領域「保留1」には停止図柄情報として「特図I」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留2」には停止図柄情報として「特図I」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留3」には停止図柄情報として「特図A」(15R確変大当り)が記憶され、記憶領域「保留4」には停止図柄情報として「特図I」(はずれ)が記憶されている。
図9(b)は、特図2用先読み結果記憶部に特図2先読み結果情報が記憶された状態の一例を示している。図9(b)に示すように、特図2用先読み結果記憶部は、例えば特図2変動遊技の保留可能数と同数(本実施の形態では、4つ)の記憶領域を有している。各記憶領域は、特図2乱数値記憶領域の保留順序(保留1〜保留4)に対応付けられている。各記憶領域のそれぞれには、特図2の停止図柄情報が記憶されるようになっている。図9(b)に示す例において、記憶領域「保留1」には停止図柄情報として「特図f」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留2」〜「保留4」には、停止図柄情報が記憶されていない。なお、図9(b)において、停止図柄情報が記憶領域に記憶されていない状態を「なし」と表記している。
図9(c)は、電サポ中における特図1用先読み結果記憶部の例を示している。図9(c)に示すように、記憶領域「保留1」には、停止図柄情報に代えて「未判定」情報が記憶されている。記憶領域「保留2」〜「保留4」には、停止図柄情報も「未判定」情報も記憶されていない。
本実施形態では、上述した停止図柄情報の他、当否判定結果や変動タイマ番号(変動時間)、後述するタイマグループ等を事前判定し、それらの情報を先読み結果記憶部に記憶するとともに、先読み結果情報として第1副制御部400に送信することができる。
次に、図7に示される主制御部タイマ割込処理における特図2関連抽選処理(ステップS229)及び特図1関連抽選処理(ステップS231)で用いられる当否判定用テーブルについて、図10を参照しながら説明する。ここで、図10(a)は、当否判定用高確率テーブルの一例を示した図であり、図10(b)は、当否判定用低確率テーブルの一例を示した図である。特図1の当否判定を行う場合には、特図高確率状態である場合には、図10(a)に示す当否判定用高確率テーブルを参照し、特図低確率状態である場合には、図10(b)に示す当否判定用低確率テーブルを参照する。そして、参照した当否判定用テーブルの示す数値範囲と取得した乱数値とに基づいて、特図1変動遊技の当否判定結果を選択する。本実施形態では、特図1変動遊技の場合には、当否判定結果として大当り、小当り又ははずれが選択される。
また、特図2の当否判定を行う場合も同様に、特図高確率状態である場合には、図10(a)に示す当否判定用高確率テーブルを参照し、特図低確率状態である場合には、図10(b)に示す当否判定用低確率テーブルを参照する。そして、参照した当否判定用テーブルの示す数値範囲と取得した乱数値とに基づいて、特図2変動遊技の当否判定結果を選択する。本実施形態では、特図2変動遊技の場合には、当否判定結果として大当り又ははずれが選択される。
図10(c)は、小当り判定用テーブルの一例を示した図である。大当りの当否判定結果がはずれとなった場合には、図10(c)に示す小当り判定用テーブルを参照し、参照した小当り判定用テーブルの示す数値範囲と取得した乱数値とに基づいて、特図小当り抽選の当否判定結果を選択する。本実施形態では、特図当り抽選の当否判定結果(抽選結果)が特図1の場合には、当否判定結果として2000/65536の確率で小当りが選択され、63536/65536の確率でハズレが選択されるが、特図当り抽選の当否判定結果(抽選結果)が特図2の場合には、小当りが選択されることはない。
次に、図7に示される主制御部タイマ割込処理における特図2関連抽選処理(ステップS229)及び特図1関連抽選処理(ステップS231)において決定した当否判定結果などに基づいて行われる停止図柄の決定に用いられる特図決定用テーブルについて、図11を参照しながら説明する。ここで、図11(a)は特図1図柄決定用テーブルの一例を示した図であり、図11(b)は特図2図柄決定用テーブルの一例を示した図である。特図1の停止図柄を決定する場合には、図11(a)に示す特図1図柄決定用テーブルを参照し、特図1の当否結果と、乱数値の数値範囲に基づいて、特図1の停止図柄を選択する。本実施形態では、特図1の当否結果が大当りの場合には、特図A〜特図Gのうちからいずれか一つが選択され、特図1の当否判定結果が小当りの場合には、特図Hが選択され、特図1の当否結果がハズレの場合には、特図Iが選択される。
また、特図2の停止図柄を決定する場合には、図11(b)に示す特図2図柄決定用テーブルを参照し、特図2の当否結果と、乱数値の数値範囲に基づいて、特図2の停止図柄を抽選する。本実施形態では、特図2の当否結果が大当りの場合には、特図a〜特図eのうちからいずれか一つが選択され、特図2の当否結果がハズレの場合には、特図fが選択される。停止表示される図柄が決定された後、特図表示装置に停止表示される図柄データが設定される。
次に、第1副制御部400の処理について説明する。図12(a)は、第1副制御部400のCPU404が実行するメイン処理のフローチャートである。まず、図12(a)のステップS401では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS401で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM408内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS401の次のステップS403では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS405の処理に移行する。ステップS405では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS405の次のステップS407では、コマンド処理を行う。第1副制御部400のCPU404は、主制御部300からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS407の次のステップS409では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS407で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データをROM406から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。演出制御処理については、後述する。
ステップS409の次のステップS411では、チャンスボタン制御処理を行う。チャンスボタン制御処理では、演出ボタン136の押下を検出していた場合、ステップS409で更新した演出データを演出ボタン136の押下に応じた演出データに変更する処理を行う。
ステップS411の次のステップS413では、画像制御処理を行う。画像制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中にVDP434への命令がある場合には、この命令をVDP434に出力する(詳細は後述)。
ステップS413の次のステップS415では、音制御処理を行う。音制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に音源IC416への命令がある場合には、この命令を音源IC416に出力する。
ステップS415の次のステップS417では、ランプ制御処理を行う。ランプ制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に各種ランプ418への命令がある場合には、この命令を駆動回路420に出力する。
ステップS417の次のステップS419では、シャッタ制御処理を行う。シャッタ制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に遮蔽装置246への命令がある場合には、この命令を駆動回路432に出力する。
ステップS419の次のステップS421では、情報送信処理を行う。情報送信処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に第2副制御部500に送信する制御コマンドがある場合には、この制御コマンドを出力する設定を行う。その後、ステップS403に戻る。
図12(b)は、第1副制御部400のCPU404が実行する第1副制御部コマンド受信割込処理(ストローブ割込処理)のフローチャートである。このコマンド受信割込処理は、第1副制御部400が主制御部300からのストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS501では、主制御部300から受信したコマンドを未処理コマンドとしてRAM408に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
図12(c)は、第1副制御部400のCPU404が実行する第1副制御部タイマ割込処理のフローチャートである。第1副制御部400は、所定の周期(本実施形態では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。第1副制御部タイマ割込処理のステップS601では、第1副制御部メイン処理のステップS403において説明したRAM408のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。したがって、ステップS403において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。
ステップS601の次のステップS603では、第1副制御部メイン処理の情報送信処理(ステップS421)で設定された第2副制御部500への制御コマンドの送信や、その他演出用乱数値の更新処理等を行う。
図12(d)は、第1副制御部メイン処理のステップS413における画像制御処理のフローチャートである。ステップS701では、画像データ(後述するムービーデータやテクスチャデータ)の転送指示を行う。ここでは、CPU404は、まず、VRAM436のフレームバッファ1とフレームバッファ2の描画領域の指定をスワップする。これにより、描画領域に指定されていないフレームバッファに記憶された1フレームの画像が装飾図柄表示装置208に表示される。次に、CPU404は、VDP434のアトリビュートレジスタに、位置情報等テーブルに基づいてROM座標(ROM406の転送元アドレス)、VRAM座標(VRAM436の転送先アドレス)などを設定した後、ROM406からVRAM436への画像データの転送開始を指示する命令を設定する。VDP434は、アトリビュートレジスタに設定された命令に基づいて画像データをROM406からVRAM436に転送する。その後、VDP434は、転送終了割込信号をCPU404に対して出力する。
ステップS701の次のステップS703では、VDP434からの転送終了割込信号が入力されたか否かを判定し、転送終了割込信号が入力された場合は(ステップS703:Yes)、ステップS705に進み、そうでない場合は(ステップS703:No)、転送終了割込信号が入力されるのを待つ。
ステップS705では、演出シナリオ構成テーブルおよびアトリビュートデータなどに基づいて、パラメータ設定を行う。ここでは、CPU404は、ステップS701でVRAM436に転送した画像データに基づいてVRAM436のフレームバッファ1または2に表示画像を形成するために、表示画像を構成する画像データの情報(VRAM436の座標軸、画像サイズ、VRAM座標(配置座標)など)をVDP434に指示する。VDP434は、アトリビュートレジスタに格納された命令に基づいてアトリビュートに従ったパラメータ設定を行う。
ステップS705の次のステップS707では、描画指示を行う。この描画指示では、CPU404は、VDP434に画像の描画開始を指示する。VDP434は、CPU404の指示に従ってフレームバッファにおける画像描画を開始する。
ステップS707の次のステップS709では、画像の描画終了に基づくVDP434からの生成終了割込み信号が入力されたか否かを判定し、生成終了割込み信号が入力された場合は、(ステップS709:Yes)、ステップS711に進み、そうでない場合は(ステップS709:No)、生成終了割込み信号が入力されるのを待つ。
ステップS711では、RAM408の所定の領域に設定され、何シーンの画像を生成したかをカウントするシーン表示カウンタをインクリメント(+1)して処理を終了する。
次に、第2副制御部500の処理について説明する。図13(a)は、第2副制御部500のCPU504が実行するメイン処理のフローチャートである。まず、図13(a)のステップS801では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS801で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM508内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS801の次のステップS803では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS805の処理に移行する。ステップS805では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS805の次のステップS807では、コマンド処理を行う。第2副制御部500のCPU504は、第1副制御部400からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS807の次のステップS809では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS807で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データ(演出可動体224による演出データやランプによる演出データ)をROM506から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップS809の次のステップS811では、ランプ制御処理を行う。例えば、第1副制御部400からの遊技盤用ランプ532や遊技台枠用ランプ542への命令がある場合には、この命令をシリアル通信制御回路520に出力する。
ステップS811の次のステップS813では、可動体制御処理を行う。例えば、第1副制御部400からの演出可動体224への命令がある場合には、この命令を駆動回路516に出力する。その後、ステップS803に戻る。
図13(b)は、第2副制御部500のCPU504が実行するコマンド受信割込処理のフローチャートである。このコマンド受信割込処理は、第2副制御部500が第1副制御部400からのストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS901では、第1副制御部400から受信したコマンドを未処理コマンドとしてRAM508に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
図13(c)は、第2副制御部500のCPU504が実行するタイマ割込処理のフローチャートである。第2副制御部500は、所定の周期(本実施形態では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。タイマ割込処理のステップS1001では、第2副制御部メイン処理のステップS803において説明したRAM508のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。したがって、ステップS803において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。ステップS1001の次のステップS1003では、演出用乱数値の更新処理等を行う。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される演出の具体例について説明する。
まず、図14(a)を用いて、本実施形態に係るパチンコ機100で表示されるアイコンの一例について説明する。
本実施形態に係るパチンコ機100では、装飾図柄表示装置208が保留表示手段(以下、保留アイコン表示手段という場合がある。)として機能している。保留表示手段は、保留数に応じた数の保留アイコンと、変動アイコンを表示する表示手段であり、変動アイコンは、当該保留アイコンと称されることもあるため、単に保留アイコンと称される場合もある。すなわち、保留表示手段は、保留アイコンを表示する表示手段であるということができる場合がある。なお、変動アイコンを表示する表示手段を変動アイコン表示手段としてもよい。例えば、図柄変動表示中に保留が1つだけある場合は、保留アイコンは保留0表示領域〜保留1表示領域だけに表示され、図柄変動表示中に保留が2つだけある場合は、保留アイコンは保留0表示領域〜保留2表示領域にだけ表示される。以下同様に、図柄変動表示中に保留がM個だけある場合は、保留アイコンは保留0表示領域〜保留M表示領域のそれぞれにだけ表示される。図柄変動表示中に保留が満タン(例えば、N個(Nは、4あるいは8))の場合は、保留アイコンは保留0表示領域〜保留N表示領域の全てに表示される。保留1表示領域に表示されていた保留アイコンが保留減少の際に変動アイコン表示領域(当該保留表示領域あるいは保留0表示領域と称される場合もある。)に変動アイコン(当該保留アイコン、変動アイコン、単に保留アイコンと称される場合もある。)として表示される。図柄変動表示中に保留が0である場合は、保留0表示領域にだけ保留アイコンが表示される。また、図柄変動表示中や図柄仮停止表示の際や図柄停止表示(図柄確定表示あるいは図柄本停止表示と称される場合もある。)の際に保留0表示領域から保留アイコンが消去されるように構成されていてもよいし、図柄停止表示中に保留0表示領域から保留アイコンが消去されるように構成されていてもよい。図柄変動表示中に、保留0表示領域〜保留M表示領域に表示されていた保留アイコンが1回または複数回消去されたり、当該保留アイコンが再表示されたりしてもよい。また同様に、保留2表示領域に表示されていた保留アイコンは保留減少の際に保留1表示領域に表示され、すなわち、通常、保留1表示領域〜保留M表示領域のぞれぞれに表示されていた保留アイコンは、保留減少の際に、保留0表示領域〜保留M−1表示領域のぞれぞれに表示される。保留M表示領域に表示されていた保留アイコンは、保留減少の際に、保留アイコンによる保留減少アニメーションが行われつつ保留M−1表示領域に表示されたり、急に表示されたり、保留アイコンの態様(色、模様)が変化して表示されたり、大きさを変えて表示されたりするようにしてもよい。
保留がなく、かつ、図柄変動表示が行われていない状態で始動口(特図1始動口210あるいは特図2始動口212)に遊技球が入賞した場合には、当該入賞により増加した保留に対応する保留アイコンは一旦保留1表示領域に表示され、続いて、変動アイコン(以下、「当該保留アイコン」あるいは単に「保留アイコン」と称される場合がある。)として変動アイコン表示領域(以下、「当該保留表示領域」あるいは「保留0表示領域」と称される場合がある。)に表示される。なお、保留がなく、かつ、図柄変動表示が行われていない状態で始動口(特図1始動口210あるいは特図2始動口212)に遊技球が入賞した場合には、保留1表示領域に保留アイコンとして表示されず、変動アイコンとして変動アイコン表示領域に表示されるように構成してもよい。
また、本実施形態では、装飾図柄表示装置208は、上述した保留アイコン表示手段及び変動アイコン表示手段の他、旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示手段としても機能している。旧保留アイコンとは、保留0表示領域(変動アイコン表示領域)から保留アイコン(変動アイコン)が退場し(いなくなり)、当該退場した保留アイコン(変動アイコン)に対応して現れるアイコンのことであり、旧保留アイコン表示領域に表示される。すなわち、表示された保留アイコン(変動アイコン)の履歴を旧保留アイコンにより表示しているということができる。旧保留アイコン表示領域に表示される旧保留アイコンの数は任意に設定することができるが、本実施形態では、例えば、最大4つのアイコンが旧保留アイコンとして表示されるように構成されている。そして、設定された数の旧保留アイコンを超えて新たに旧保留アイコンが旧保留アイコン表示領域に表示される場合には、最も古く表示された旧保留アイコンが旧保留アイコン表示領域から退場し(いなくなり)、新たな旧保留アイコンが旧保留アイコン表示領域に表示されることとなる。
なお、この場合において、旧保留アイコン表示手段が、変動アイコン表示手段から退場した変動アイコンに対応する旧保留アイコンを含めて最大5つの旧保留アイコンを表示可能としてもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場した旧保留アイコンを含めて最大5つの旧保留アイコンが表示されるとしてもよいし、変動アイコン表示領域から退場した変動アイコンに対応する旧保留アイコン及び旧保留アイコン表示領域から退場した旧保留アイコンを含めて最大6つの旧保留アイコンが表示されるとしてもよい。また、常に或る数の旧保留アイコンが旧保留アイコン表示領域に表示されていてもよく、例えば、電源投入後、一度も図柄変動表示が行われていなくても、デフォルトの態様の旧保留アイコンを最大数(或る数;例えば、8つ)旧保留アイコン表示領域に表示するようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100は、図14(A)に示すように、7種類のアイコンが設けられており、これらのアイコンは、保留アイコンとして表示されたり、変動アイコンとして表示されたり、旧保留アイコンとして表示されたりするものである。図中左列の「名称」の欄には各アイコンの名称が示されている。7種類の保留アイコンの名称は、それぞれ、「白丸アイコン」、「黒丸アイコン」、「ボタンアイコン」、「タイマアイコン」、「三角アイコン」、「顔アイコン」、「埴輪アイコン」である。
図中中列の「態様」の欄には各アイコンの表示態様が示されている。白丸アイコンの表示態様は、白色円形の表示態様である。黒丸アイコンの表示態様は、黒色円形の表示態様である。ボタンアイコンの表示態様は、演出ボタン136を模した表示態様である。タイマアイコンの表示態様は、白丸円形の枠内に数値が表示された表示態様である。なお、図中、タイマアイコンの枠内にはクエスチョンマークが表示されているが、これは変数であることを表している。三角アイコンの表示態様は、白色正三角形の表示態様である。顔アイコンの表示態様は、キャラクタの殿の顔の表示態様である。埴輪アイコンの表示態様は、キャラクタの埴輪の絵柄の表示態様である。
図中右列の「意味」の欄には各アイコンの意味が示されている。
白丸アイコンは、デフォルトアイコン(通常アイコン)を示しており、一般的に全てのアイコンのうちで最も大当り信頼度が低いアイコンである。
黒丸アイコンは、高変化率アイコンを示しており、他のアイコン(白丸アイコン、三角アイコン、顔アイコン、埴輪アイコン)よりも他のアイコン(白丸アイコン、ボタンアイコン、タイマアイコン、三角アイコン、顔アイコン、埴輪アイコン)に変化する確率が高いアイコンである。なお、保留アイコンの場合には、白丸アイコンに変化しないように構成されていてもよい。また、黒丸アイコンは、黒丸アイコンのままで保留0表示領域に表示された場合の大当り信頼度が白丸アイコン(デフォルトアイコン)と同じでもよいし、保留0表示領域から最終的に退場する際の態様が黒丸アイコンのままの場合の大当り信頼度が白丸アイコンと同じであってもよい。
ボタンアイコンは、ボタン押下で変化するアイコンを示しており、他のアイコン(白丸アイコン、黒丸アイコン、タイマアイコン、三角アイコン、顔アイコン、埴輪アイコン)よりも他のアイコン(白丸アイコン、黒丸アイコン、三角アイコン、顔アイコン、埴輪アイコン)に変化する確率が高いアイコンである。さらに、ボタンアイコンは、遊技者による演出ボタン136の操作があった場合に他のアイコンに変化するように構成されている。なお、ボタンアイコンは、白丸アイコンに変化しないように構成されてもよいし、黒丸アイコンに変化しないように構成されてもよい。また、ボタンアイコンは、ボタンアイコンのままで保留0表示領域で表示された場合の大当り信頼度が白丸アイコンと同じであってもよいし、保留0表示領域から最終的に退場する際の態様がボタンアイコンのままの場合の大当り信頼度が白丸アイコンと同じであってもよい。また、遊技者による演出ボタン136の操作がなくても、一又は複数回の保留減少に応じて、或る保留表示領域(例えば、保留0表示領域、保留1表示領域、保留2表示領域等、保留0表示領域〜保留N表示領域のうちのいずれか)に表示されたことに応じて等の或る条件(例えば、保留減少、保留増加)の成立により遊技者による演出ボタン136の操作がなくても他のアイコンに変化するように構成されてもよい。
タイマアイコンは、タイマ切れで変化するアイコンを示しており、枠内の数値のカウントダウンが行われた結果、或る数値(例えば、「0」)になると、他のアイコン(白丸アイコン、黒丸アイコン、三角アイコン、顔アイコン、埴輪アイコン)に変化するアイコンである。すなわち、タイマ予告のアイコンである。なお、タイマアイコンが表示される前に準備中であることを表すアイコン(例えば、「準」と表示されたアイコン)が表示される場合があってもよい。
三角アイコンは、中信頼度アイコンを示しており、白丸アイコン、黒丸アイコン、ボタンアイコンよりも大当り信頼度が高いアイコンであり、顔アイコン、埴輪アイコンよりも大当り信頼度が低いアイコンである。なお、三角アイコンは、白丸アイコン、黒丸アイコン、ボタンアイコンのうちのいずれか一種類のアイコン、複数種類のアイコン又は全種類のアイコンから変化する場合があるアイコンである。
顔アイコンは、高信頼度アイコンを示しており、白丸アイコン、黒丸アイコン、ボタンアイコン、三角アイコンよりも大当り信頼度が高いアイコンであり、埴輪アイコンよりも大当り信頼度が低いアイコンである。顔アイコンは、白丸アイコン、黒丸アイコン、ボタンアイコン、三角アイコンのうちのいずれか一種類のアイコン、複数種類のアイコン又は全種類のアイコンから変化する場合があるアイコンである。
埴輪アイコンは、大当り確定アイコンを示しており、7種類のアイコンのなかで最も大当り信頼度が高く、埴輪アイコンの大当り信頼度は100%である。埴輪アイコンは、白丸アイコン、黒丸アイコン、ボタンアイコン、三角アイコン、顔アイコンのうちのいずれか一種類のアイコン、複数種類のアイコン又は全種類のアイコンから変化する場合があるアイコンである。なお、保留アイコンからだけは埴輪アイコンに変化することがなくてもよい。
アイコンの種類は図14(a)に示す7種類に限定されず、7種類よりも多く設けられていてもよいし、7種類よりも少なくてもよい。なお、図14(a)に示す7種類のアイコンのそれぞれは、一つのパーツから構成される例を示しているが、一つのアイコンが複数のパーツから構成されていてもよい。
アイコンの名称等はこれらに限定されるものではなく適宜変更可能であり、例えば、保留アイコンとして表示された白丸アイコンのことを第一の保留アイコンと称したり、保留アイコンとして表示された「或る」白丸アイコンのことを第一の保留アイコンと称したり、保留アイコンとして表示された「別の或る」白丸アイコンのことを第二の保留アイコンと称したりしてもよいし、保留アイコンとして表示された7種類のアイコンのことを複数種類の保留アイコンと称したり、保留アイコンとして表示された「或る」白丸アイコンと保留アイコンとして表示された「別の或る」白丸アイコンのことを捉えて複数種類の保留アイコンと小委したりする場合もあり、また、保留アイコンとして表示された7種類のアイコンのうちの一種類のアイコンのことを第三の保留アイコンと称したり、第三の種類の保留アイコンと称したりする場合がある。
また、例えば、変動アイコンとして表示された白丸アイコンのことを第一の変動アイコンと称したり、変動アイコンとして表示された「或る」白丸アイコンのことを第一の変動アイコンと称したり、変動アイコンとして表示された「別の或る」白丸アイコンのことを第二の変動アイコンと称したりしてもよいし、変動アイコンとして表示された7種類のアイコンのことを複数種類の変動アイコンと称したり、変動アイコンとして表示された「或る」白丸アイコンと変動アイコンとして表示された「別の或る」白丸アイコンのことを捉えて複数種類の変動アイコン複数種類の変動アイコンと称したりする場合もあり、また、変動アイコンとして表示された7種類のアイコンのうちの一種類のアイコンのことを第三の変動アイコンと称したり、第三の種類の変動アイコンと称したりする場合がある。
同様に、保留満タンが4つの場合、保留0表示領域を第一の保留表示領域と称したり、保留4表示領域を第五の保留表示領域と称したり、保留0表示領域〜保留4表示領域を複数の保留表示領域と称したり、保留1表示領域〜保留4表示領域を複数の保留表示領域と称したりする場合がある。また、保留満タンが8つの場合、保留8表示領域を第九の保留表示領域と称したり、保留0表示領域〜保留8表示領域を複数の保留表示領域と称したり、保留1表示領域〜保留8表示領域を複数の保留表示領域と称したりする場合がある。
本実施形態に係るパチンコ機100は、図14(a)に示す7種類のアイコンを用いた保留アイコン、変動アイコン及び旧保留アイコンを表示可能であり、保留アイコン、変動アイコンあるいは旧保留アイコンの態様を変化させる保留演出を装飾図柄表示装置208で実行可能である。保留演出では、図14(a)に示す一の表示態様のアイコンを同図(a)に示す別の表示態様のアイコンに変化する成功演出またはアイコンの表示態様が変化しない失敗演出が実行される。また、アイコンの大当り信頼度は、白丸保留アイコン、黒丸保留アイコン、ボタン保留アイコン、三角保留アイコン、顔保留アイコン、埴輪保留アイコンの順に高くなるように設定されている。
図14(b)は、保留演出の種類について説明する図である。保留演出は、図中「名称」の欄に示すように、「ホワイトバード演出(Wバード演出)」、「ブラックバード演出(Bバード演出)」、「ボタン付きブラックバード演出(ボタン付きBバード演出)」、「ホワイト爆撃機演出(W爆撃機演出)」、「ブラック爆撃機演出(B爆撃機演出)」、「アタック演出」、「ホワイトUFO演出(WUFO演出)」、「ブラックUFO演出(BUFO)演出」の8種類の保留演出を実行可能である。以下では、「ホワイトバード演出」を「Wバード演出」と称し、「ブラックバード演出」を「Bバード演出」と称し、「ボタン付きブラックバード演出」を「ボタン付きBバード演出」と称し、「ホワイト爆撃機演出」を「W爆撃機演出」と称し、「ブラック爆撃機演出」を「B爆撃機演出」と称し、「ホワイトUFO演出」を「WUFO演出」と称し、「ブラックUFO演出」を「BUFO」と称する場合がある。
図中「対象」の欄は、各保留演出が対象とする保留アイコンあるいは旧保留アイコンを示している。例えば、「保0」は、変動アイコンを対象にする場合があることを示しており、「保4」は、保留4表示領域の保留アイコンを対象にする場合があることを示している。本実施形態では、特図1の保留アイコンおよび変動アイコンを保留演出の対象としているため、「保4」は保留順位が最下位である4番目の保留に対応する保留アイコンである。また、変動アイコンは、当該保留アイコンと称されることもあるため、単に保留アイコンと称される場合もあり、変動アイコン表示領域は保留0表示領域と称されること場合もあることから、図14(b)では変動アイコンを「保0」と示している。また、「旧保」は、旧保留アイコン表示領域に表示された旧保留アイコンを対象にする場合があることを示している。図14(b)に示すように、Wバード演出の「対象」は、「保0〜保4」、すなわち、変動アイコン及び保留順位が1番目の保留に対応する保留アイコン〜保留順位が4番目の保留に対応する保留アイコンである。Bバード演出の「対象」は、「保0〜保4、旧保」、すなわち、変動アイコン、保留順位が1番目の保留に対応する保留アイコン〜保留順位が4番目の保留に対応する保留アイコン及び旧保留アイコンである。ボタン付きBバード演出の「対象」は、「保0〜保4、旧保」、すなわち、変動アイコン、保留順位が1番目の保留に対応する保留アイコン〜保留順位が4番目の保留に対応する保留アイコン及び旧保留アイコンである。W爆撃機演出の「対象」は、「保1〜保4」、すなわち、保留順位が1番目の保留に対応する保留アイコン〜保留順位が4番目の保留に対応する保留アイコンである。B爆撃機演出の「対象」は、「保1〜保4」、すなわち、保留順位が1番目の保留に対応する保留アイコン〜保留順位が4番目の保留に対応する保留アイコンである。アタック演出の「対象」は、「保0〜保4」、すなわち、変動アイコン及び保留順位が1番目の保留に対応する保留アイコン〜保留順位が4番目の保留に対応する保留アイコンである。WUFO演出の「対象」は、「保0」、すなわち、変動アイコン0のみである。BUFO演出の「対象」は、「保0」、すなわち、変動アイコン0のみである。
各保留演出では、装飾図柄表示装置208に各保留演出に対応する画像が表示される。Wバード演出では、白色の鳥であるホワイトバード画像(以下、「Wバード」と称する場合がある。)が表示される。Bバード演出では、黒色(図中、クロスハッチングで示す。)の鳥であるブラックバード画像(以下、「Bバード」と称する場合がある。)が表示される。ボタン付きBバード演出では、演出ボタン136を模したボタン画像を載せたBバード(以下、「ボタン付きBバード」と称する場合がある。)が表示される。W爆撃機演出では、白色の爆撃機であるホワイト爆撃機画像(以下、「W爆撃機」と称する場合がある。)が表示される。B爆撃機演出では、黒色(図中、クロスハッチングで示す。)の爆撃機であるブラック爆撃機画像(以下、「B爆撃機」と称する場合がある。)が表示される。WUFO演出では、白色のUFO画像(以下、「WUFO」と称する場合がある。)が表示される。BUFO演出では、黒色(図中、クロスハッチングで示す。)のUFO画像(以下、「BUFO」と称する場合がある。)が表示される。
図中「態様α」の欄は、各保留演出の1段階目の表示態様を示している。Wバード演出の「態様α」は、Wバードが左方に移動する態様であり、「態様α」のWバードのことをWバードαと称する場合があり、Wバード演出における「態様α」のことをWバード演出αと称する場合がある。Bバード演出の「態様α」は、Bバードが左方に移動する態様であり、「態様α」のBバードのことをBバードαと称する場合があり、Bバード演出における「態様α」のことをBバード演出αと称する場合がある。ボタン付きBバード演出の「態様α」は、ボタン付きBバードが左方に移動する態様であり、「態様α」のボタン付きBバードのことをボタン付きBバードαと称する場合があり、ボタン付きBバード演出における「態様α」のことをボタン付きBバード演出αと称する場合がある。W爆撃機演出の「態様α」は、W爆撃機が左方に移動する態様であり、「態様α」のW爆撃機のことをW爆撃機αと称する場合があり、W爆撃機演出における「態様α」のことをW爆撃機演出αと称する場合がある。B爆撃機演出の「態様α」は、B爆撃機が左方に移動する態様であり、「態様α」のB爆撃機のことをB爆撃機αと称する場合があり、B爆撃機演出における「態様α」のことをB爆撃機演出αと称する場合がある。WUFO演出の「態様α」は、WUFOが左方に移動する態様であり、「態様α」のWUFOのことをWUFOαと称する場合があり、WUFO演出における「態様α」のことをWUFO演出αと称する場合がある。BUFO演出の「態様α」は、BUFOが左方に移動する態様であり、「態様α」のBUFOのことをBUFOαと称する場合があり、BUFO演出における「態様α」のことをBUFO演出αと称する場合がある。
図中「出現率」の欄は、各保留演出の出現率を示している。出現率は、高い順に、A、B、C、D、E、Fと表記している。図14(b)に示すように、Wバード演出の「出現率」は「A」であり、Bバード演出の「出現率」は「C」であり、ボタン付きBバード演出の「出現率」は「C」であり、W爆撃機演出の「出現率」は「B」であり、B爆撃機演出の「出現率」は「D」であり、アタック演出の「出現率」は「D」であり、WUFO演出の「出現率」は「E」であり、BUFO演出の「出現率」は「F」である。すなわち、各保留演出の出現率は高い順に、Wバード演出、W爆撃機演出、Bバード演出およびボタン付きBバード演出、B爆撃機演出及びアタック演出、WUFO演出、BUFO演出である。
図中「態様β」の欄は、各保留演出において、「態様α」の次に表示され得る2段階目の表示態様を示している。各保留演出は、「態様α」から「態様β」に所定の確率で進行し、「態様α」から「態様β」に進行しない場合もある。Wバード演出の「態様β」は、Wバードの目からレーザー光線が照射される態様であり、「態様β」のWバードのことをWバードβと称する場合があり、Wバード演出における「態様β」のことをWバード演出βと称する場合がある。Bバード演出の「態様β」は、Bバードの目からレーザー光線が照射される態様であり、「態様β」のBバードのことをBバードβと称する場合があり、Bバード演出における「態様β」のことをBバード演出βと称する場合がある。ボタン付きBバード演出の「態様β」は、Bバードの目からレーザー光線が照射される態様であり、「態様β」のボタン付きBバードのことをボタン付きBバードβと称する場合があり、ボタン付きBバード演出における「態様β」のことをボタン付きBバード演出βと称する場合がある。ボタン付きBバード演出の「態様β」とBバード演出の「態様β」は同じである。W爆撃機演出の「態様β」は、W爆撃機からミサイルが発射される態様であり、「態様β」のW爆撃機のことをW爆撃機βと称する場合があり、W爆撃機演出における「態様β」のことをW爆撃機演出βと称する場合がある。B爆撃機演出の「態様β」は、B爆撃機からミサイルが発射される態様であり、「態様β」のB爆撃機のことをB爆撃機βと称する場合があり、B爆撃機演出における「態様β」のことをB爆撃機演出βと称する場合がある。WUFO演出の「態様β」は、WUFOから謎の光線が照射される態様であり、「態様β」のWUFOのことをWUFOβと称する場合があり、WUFO演出における「態様β」のことをWUFO演出βと称する場合がある。BUFO演出の「態様β」は、BUFOから謎の光線が照射される態様であり、「態様β」のBUFOのことをBUFOβと称する場合があり、BUFO演出における「態様β」のことをBUFO演出βと称する場合がある。
図中「進行率」の欄は、各保留演出の「態様α」から「態様β」への進行率を示している。進行率は、高い順に、プレミアム、A、B、C、D、Eと表記している。図14(b)に示すように、Wバード演出の「進行率」は「D」であり、Bバード演出の「進行率」は「B」であり、ボタン付きBバード演出の「進行率」は「B」であり、W爆撃機演出の「進行率」は「E」であり、B爆撃機演出の「進行率」は「C」であり、アタック演出の「進行率」は「C」であり、WUFO演出の「進行率」は「A」であり、BUFO演出の「進行率」は「プレミアム」である。すなわち、各保留演出の進行率は高い順に、BUFO演出、WUHO演出、Bバード演出及びボタン付きBバード演出、B爆撃機演出及びアタック演出、Wバード演出、W爆撃機演出である。なお、「プレミアム」は進行率が100%であることを示しており、「態様α」から「態様β」に必ず進行するようになっている。
図中「成功率」の欄は、各保留演出によるアイコンが変化する成功演出が実行される確率を示している。成功率は、高い順に、プレミアム、A、B、C、Dと表記している。図14(b)に示すように、Wバード演出の「成功率」は「D」であり、Bバード演出の「成功率」は「B」であり、ボタン付きBバード演出の「成功率」は「B」であり、W爆撃機演出の「成功率」は「C」であり、B爆撃機演出の「成功率」は「A」であり、アタック演出の「成功率」は「A」であり、WUFO演出の「成功率」は「A」であり、BUFO演出の「成功率」は「プレミアム」である。すなわち、各保留演出の成功率は高い順に、BUFO演出、WUHO演出及びB爆撃機演出及びアタック演出、Bバード演出及びボタン付きBバード演出、W爆撃機演出、Wバード演出である。「プレミアム」は成功率が100%であることを示しており、必ず成功演出が行われるようになっている。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第1の演出例について図15(1−a)〜同図(1−p)を用いて説明する。図15(1−a)〜同図(1−p)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図15(1−a)〜同図(1−p)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。図15(1−a)〜同図(1−p)に示す演出例は、或る図柄変動表示の実行中に始動口に遊技球が入賞したことに基づく保留増加の際に保留アイコンとして黒丸アイコンが登場し、その後、保留演出が行われずに当該黒丸アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示では黒丸アイコンが変動アイコンとして表示されるが、最終的にはずれ図柄態様が確定表示されるまでの様子を示している。
図15(1−a)は、特図1変動遊技の実行中であり、はずれ図柄態様の装飾図柄の揺れ変動表示が表示されている状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」が左右に揺れる表示態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている。また、同図(1−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は1であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域には、保留アイコンb2が表示されている。保留アイコンb2は、保留順位が1番目の保留に対応する保留1表示領域に表示されている。保留アイコンb2は、図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。白丸アイコンはデフォルトのアイコンである。すなわち、保留アイコンb2は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図15(1−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの表示態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図15(1−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図15(1−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図15(1−b)は、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し(いなくなり)、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1(「白丸旧保留アイコン」という場合がある。)として登場(出現)し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。また、左中右図柄表示領域208〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」の揺れ変動表示が表示されている。
図15(1−c)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。このとき、移動中の旧保留アイコンc1は、旧保留4表示領域への移動が継続されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていたもっとも古い旧保留アイコンc11の退場が完了している。
図15(1−d)は、白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域への移動を完了し、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
図15(1−e)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。また、同図(1−e)に示す時点の状態では、特図1変動遊技中に特図1始動口230に遊技球が1個入賞して特図1の保留が1増加しており、保留アイコンb3が特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域に表示され、保留数が1であることが報知されている。保留アイコンb2は、図14(a)に示す黒丸アイコンの態様で表示されている。
図15(1−f)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。また、同図(1−f)に示す時点の状態では、特図1変動遊技中に特図1始動口230に遊技球が1個入賞して特図1の保留が1増加して保留数が2となり、保留アイコンb4が特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域に表示され、保留数が2であることが報知されている。保留2表示領域は保留順位が2番目の保留に対応する保留アイコンが表示される領域であり、保留アイコンb4は、白丸アイコンの態様で表示されている。
図15(1−g)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示されている状態を示している。
図15(1−h)は、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場(出現)し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13,c14,c1は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。また、左中右図柄表示領域208〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾3」の揺れ変動表示(仮停止表示)が表示されている。
図15(1−i)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。このとき、移動中の旧保留アイコンc2は、旧保留4表示領域への移動が継続されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc12の退場が完了している。
図15(1−j)は、白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域への移動を完了し、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。この黒丸アイコンの態様の変動アイコンを黒丸変動アイコン(あるいは、黒丸保留アイコン)という場合がある。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
図15(1−k)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。
図15(1−l)は、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図15(1−m)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図15(1−n)は、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa3が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc3として登場(出現)し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。このように、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンを黒丸旧保留アイコンという場合がある。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc13が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc14,c1,c2は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。また、左中右図柄表示領域208〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾2」の揺れ変動表示が表示されている。
図15(1−o)は、黒丸保留アイコンに対応する保留に対応する保留を消化して開始された図柄変動表示がはずれ図柄態様で確定表示され、特図1変動遊技が終了した状態を示している。すなわち、左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。このとき、移動中の旧保留アイコンc3は、旧保留4表示領域への移動が継続されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていたもっとも古い旧保留アイコンc13の退場が完了している。
図15(1−p)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc3が旧保留4表示領域への移動を完了し、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb4が変動アイコンa4となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa4は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
この演出例では、黒丸保留アイコンに対応する保留が消化されて実行された図柄変動表示において最終的にはずれ図柄態様が確定表示される様子を示したが、大当り図柄態様が確定表示される場合があってもよい。この場合において、白丸保留アイコンに対応する保留が消化されて実行された図柄変動表示よりも、黒丸保留アイコンに対応する保留が消化されて実行された図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよい。また、この演出例では、黒丸変動アイコンの態様をした変動アイコンが表示された図柄変動表示において最終的にはずれ図柄態様が確定表示される様子を示したが、大当り図柄態様が確定表示される場合があってもよい。この場合において、白丸変動アイコンの態様をした変動アイコンが表示された図柄変動表示よりも、黒丸変動アイコンの態様をした変動アイコンが表示された図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、後述する旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第2の演出例について図15(2−a)〜同図(2−m)を用いて説明する。図15(2−a)〜同図(2−m)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図15(2−a)〜同図(2−m)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。図15(2−a)〜同図(2−m)に示す演出例は、Bバード演出(ブラックバード演出)の態様αが行われたが、態様βまで発展せず、その結果、その演出(Bバード演出)が行われた際に表示されていた黒丸保留アイコンに対応するに対応する保留が消化されて開始された図柄変動表示が、最終的にはずれ図柄態様が確定表示されるまでの様子を示している。なお、この演出例における保留演出は、黒丸保留アイコンを対象とした保留演出には該当しないものである。
図15(2−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(2−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は2であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域には保留アイコンb2と保留アイコンb3が表示されている。保留アイコンb2は、保留順位が1番目の保留に対応する保留1表示領域に表示されている。保留アイコンb2は、図14(a)に示す黒丸アイコンの態様の保留アイコンで表示されており、保留アイコンb3は、図14(a)に示す白丸アイコンの態様の保留アイコンで表示されている。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方に設けられた変動アイコン表示領域(保留0表示領域)には白丸アイコンの表示態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの態様の変動アイコン(白丸変動アイコン)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。すなわち、この演出例では、変動アイコンa1を含む3つの保留アイコンが表示されているということもできる。また、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図15(2−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図15(2−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図15(2−b)は、保留演出の一例であるBバード演出(ブラックバード演出)の一部が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からBバードK2が登場するアニメーションが表示されている。BバードK2が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。BバードK2の登場開始がBバード演出の開始である。本演出例におけるBバード演出は、いずれの保留アイコンもいずれの旧保留アイコンも変動アイコンも対象としない演出である。また、図15(2−b)では、旧保留アイコンがBバードK2によってオーバーラップされている様子が示されている。
図15(2−c)は、Bバード演出が行われている状態を示している。BバードK2が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されている。BバードK2は装飾図柄の変動表示及び旧保留アイコンにオーバーラップして表示される。このように、保留演出は装飾図柄の変動表示や旧保留アイコンの表示よりも優先して表示される。なお、後述する、WバードK1、ボタン付きBバードK3、W爆撃機K4、B爆撃機K5、WUFOK6及びBUFOK7も装飾図柄の変動表示にオーバーラップして表示される。
図15(2−d)は、Bバード演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行せずに、Bバード演出が終了される直前の状態を示している。その後、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様でBバードK2が消去される。すなわち、この演出例では、Bバード演出がいずれの保留アイコンも対象とすることなく終了される様子が示されている。
図15(2−e)は、BバードK2が消去されてBバード演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図15(2−f)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で仮停止表示(揺れ変動表示)されている状態を示している。
図15(2−g)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。また、「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示されるのに先立って、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動する。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図15(2−h)は、白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域への移動を完了し、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
図15(2−i)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。
図15(2−j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図15(2−k)は、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13,c14,c1は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。また、左中右図柄表示領域208〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾3」の揺れ変動表示が表示されている。
図15(2−l)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、旧保留4表示領域に向かって移動していた旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc12の退場が完了している様子も示されている。
図15(2−m)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
この演出例では、黒丸保留アイコンに対応する保留が消化されて実行された図柄変動表示において最終的にはずれ図柄態様が確定表示される様子を示したが、大当り図柄態様が確定表示される場合があってもよい。この場合において、白丸保留アイコンに対応する保留が消化されて実行された図柄変動表示よりも、黒丸保留アイコンに対応する保留が消化されて実行された図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよい。また、この演出例では、黒丸変動アイコンの態様をした変動アイコンが表示された図柄変動表示において最終的にはずれ図柄態様が確定表示される様子を示したが、大当り図柄態様が確定表示される場合があってもよい。この場合において、白丸変動アイコンの態様をした変動アイコンが表示された図柄変動表示よりも、黒丸変動アイコンの態様をした変動アイコンが表示された図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよい。また、この演出例では、Bバード演出が行われた図柄変動表示において最終的にはずれ図柄態様が確定表示される様子を示したが、大当り図柄態様が確定表示される場合があってもよい。この場合において、図柄変動表示中にBバード演出が行われなかった場合よりもBバード演出が行われた場合の方が、大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよい。なお、この演出例では、Bバード演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがBバードK2にオーバーラップされるようにしているが、Bバード演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがBバードK2にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもBバードK2にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもBバードK2にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、後述する旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第3の演出例について図16(1−a)〜同図(1−g)を用いて説明する。図16(1−a)〜同図(1−g)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図16(1−a)〜同図(1−g)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図16(1−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(1−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は2であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示されている。保留アイコンb2は、図14(a)に示す黒丸アイコンの態様で表示されており、保留アイコンb3は、白丸保留の態様で表示されている。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図16(1−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸変動アイコンは、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図16(1−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図16(1−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図16(1−b)は、保留演出のWバード演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWバードK1が登場するアニメーションが表示されている。WバードK1が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WバードK1の登場開始がWバード演出の開始である。本例のWバード演出は、いずれの保留アイコンも変動アイコンも対象としない演出である。また、図16(1−b)では、旧保留アイコンがWバードK1によってオーバーラップされている様子が示されている。
図16(1−c)は、Wバード演出が行われている状態を示している。WバードK1が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(1−c)に示すタイミングでは、WバードK1の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図16(1−d)は、Wバード演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行せずに、Wバード演出が装飾図柄表示装置208の表示画面から退場する直前の状態を示している。その後、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様でWバードK1が消去される。
図16(1−e)は、態様αのままWバードK1が退場してWバード演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図16(1−f)は、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。また、左中右図柄表示領域208〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」の揺れ変動表示が表示されている。
図16(1−g)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了している様子も示されている。
その後、黒丸保留アイコンである保留アイコンb2に対応する保留が消化され、特図1変動遊技が開始される。当該特図1変動遊技の当否判定結果ははずれであり、当該特図1変動遊技が終了すると左中右図柄表示領域208a〜208cにははずれ図柄態様である装飾図柄が表示される。また、当該黒丸変動アイコンが表示された図柄変動表示において、当該変動アイコンを対象とした保留演出は行われない。
本実施形態では、Wバード演出の態様αが行われたが、態様βまで進行(発展)せず、態様αのままWバード演出が終了し、また、Wバード演出が行われた際に表示されていた黒丸保留アイコンに対応する保留が消化されて開始された図柄変動表示では、保留演出は行われず、はずれ図柄態様が確定表示される。この演出例におけるWバード演出は、黒丸保留アイコンを含むいずれの保留アイコンおよび変動アイコンも対象としていない。このように、Wバード演出には、いずれの保留アイコンおよび変動アイコンを対象とせず、態様βまで進行せずに終了する失敗演出が設けられている。なお、この演出例では、Wバード演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWバードK1にオーバーラップされるようにしているが、Wバード演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWバードK1にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWバードK1にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWバードK1にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、後述する旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第4の演出例について図16(2−a)〜同図(2−g)を用いて説明する。図16(2−a)〜同図(2−g)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図16(2−a)〜同図(2−g)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図16(2−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。図16(2−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は2であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示されている。保留アイコンb2は、図14(a)に示す黒丸アイコンの態様で表示されており、保留アイコンb3は、白丸アイコンの態様で表示されている。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図16(2−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸変動アイコンは、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図16(2−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図16(2−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図16(2−b)は、保留演出のW爆撃機演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からW爆撃機K4が登場するアニメーションが表示されている。W爆撃機K4が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。W爆撃機K4の登場開始がW爆撃機演出の開始である。本例のW爆撃機演出は、いずれの保留アイコンも変動アイコンも対象としない演出である。また、図16(2−b)では、旧保留アイコンがW爆撃機K4によってオーバーラップされている様子が示されている。
図16(2−c)は、W爆撃機演出が行われている状態を示している。W爆撃機K4が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(2−c)に示すタイミングでは、W爆撃機K4の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図16(2−d)は、W爆撃機演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行せずに、W爆撃機演出が装飾図柄表示装置208の表示画面から退場する直前の状態を示している。その後、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様でW爆撃機K4が消去される。
図16(2−e)は、態様αのままW爆撃機K4が退場してW爆撃機演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図16(2−f)は、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。また、左中右図柄表示領域208〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」の揺れ変動表示が表示されている。
図16(2−g)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了している様子も示されている。
その後、黒丸保留アイコンである保留アイコンb2に対応する保留が消化され、特図1変動遊技が開始される。当該特図1変動遊技の当否判定結果ははずれであり、当該特図1変動遊技が終了すると左中右図柄表示領域208a〜208cにははずれ図柄態様である装飾図柄が表示される。また、当該黒丸変動アイコンが表示された図柄変動表示において、当該変動アイコンを対象とした保留演出は行われない。
本実施形態では、W爆撃機演出の態様αが行われたが、態様βまで進行(発展)せず、態様αのままW爆撃機演出が終了し、また、W爆撃機演出が行われた際に表示されていた黒丸保留アイコンに対応する保留が消化されて開始された図柄変動表示では、保留演出は行われず、はずれ図柄態様が確定表示される。この演出例におけるW爆撃機演出は、黒丸保留アイコンを含むいずれの保留アイコンおよび変動アイコンも対象としていない。このように、W爆撃機演出には、いずれの保留アイコンおよび変動アイコンを対象とせず、態様βまで進行せずに終了する失敗演出が設けられている。なお、この演出例では、W爆撃機演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがW爆撃機K4にオーバーラップされるようにしているが、W爆撃機演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがW爆撃機K4にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもW爆撃機K4にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもW爆撃機K4にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、後述する旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第5の演出例について図16(3−a)〜同図(3−g)を用いて説明する。図16(3−a)〜同図(3−g)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図16(3−a)〜同図(3−g)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図16(3−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。図16(3−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は2であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示されている。保留アイコンb2は、図14(a)に示す黒丸アイコンの態様で表示されており、保留アイコンb3は、白丸アイコンの態様で表示されている。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図16(3−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸変動アイコンは、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図16(3−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図16(3−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図16(3−b)は、保留演出のB爆撃機演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からB爆撃機K5が登場するアニメーションが表示されている。B爆撃機K5が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。B爆撃機K5の登場開始がB爆撃機演出の開始である。本例のB爆撃機演出は、いずれの保留アイコンも変動アイコンも対象としない演出である。また、図16(3−b)では、旧保留アイコンがB爆撃機K5によってオーバーラップされている様子が示されている。
図16(3−c)は、B爆撃機演出が行われている状態を示している。B爆撃機K5が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(3−c)に示すタイミングでは、B爆撃機K5の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図16(3−d)は、B爆撃機演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行せずに、B爆撃機演出が装飾図柄表示装置208の表示画面から退場する直前の状態を示している。その後、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様でB爆撃機K5が消去される。
図16(3−e)は、態様αのままB爆撃機K5が退場してB爆撃機演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図16(3−f)は、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。また、左中右図柄表示領域208〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」の揺れ変動表示が表示されている。
図16(3−g)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了している様子も示されている。
その後、黒丸保留アイコンである保留アイコンb2に対応する保留が消化され、特図1変動遊技が開始される。当該特図1変動遊技の当否判定結果ははずれであり、当該特図1変動遊技が終了すると左中右図柄表示領域208a〜208cにははずれ図柄態様である装飾図柄が表示される。また、当該黒丸変動アイコンが表示された図柄変動表示において、当該変動アイコンを対象とした保留演出は行われない。
本実施形態では、B爆撃機演出の態様αが行われたが、態様βまで進行(発展)せず、態様αのままB爆撃機演出が終了し、また、B爆撃機演出が行われた際に表示されていた黒丸保留アイコンに対応する保留が消化されて開始された図柄変動表示では、保留演出は行われず、はずれ図柄態様が確定表示される。この演出例におけるB爆撃機演出は、黒丸保留アイコンを含むいずれの保留アイコンおよび変動アイコンも対象としていない。このように、B爆撃機演出には、いずれの保留アイコンおよび変動アイコンを対象とせず、態様βまで進行せずに終了する失敗演出が設けられている。なお、この演出例では、Bバード演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWバードK1にオーバーラップされるようにしているが、Bバード演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがBバードK2にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもBバードK2にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもBバードK2にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、後述する旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第6の演出例について図16(4−a)〜同図(4−g)を用いて説明する。図16(4−a)〜同図(4−g)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図16(4−a)〜同図(4−g)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図16(4−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。図16(4−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は2であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示されている。保留アイコンb2は、図14(a)に示す黒丸アイコンの態様で表示されており、保留アイコンb3は、白丸アイコンの態様で表示されている。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図16(4−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸変動アイコンは、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図16(4−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図16(4−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図16(4−b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、いずれの保留アイコンも変動アイコンも対象としない演出である。また、図16(4−b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされている様子が示されている。
図16(4−c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(4−c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図16(4−d)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行せずに、WUFO演出が装飾図柄表示装置208の表示画面から退場する直前の状態を示している。その後、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様でWUFOK6が消去される。
図16(4−e)は、態様αのままWUFOK6が退場してWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図16(4−f)は、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。また、左中右図柄表示領域208〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」の揺れ変動表示が表示されている。
図16(4−g)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了している様子も示されている。
その後、黒丸保留アイコンである保留アイコンb2に対応する保留が消化され、特図1変動遊技が開始される。当該特図1変動遊技の当否判定結果ははずれであり、当該特図1変動遊技が終了すると左中右図柄表示領域208a〜208cにははずれ図柄態様である装飾図柄が表示される。また、当該黒丸変動アイコンが表示された図柄変動表示において、当該変動アイコンを対象とした保留演出は行われない。
本実施形態では、WUFO演出の態様αが行われたが、態様βまで進行(発展)せず、態様αのままWUFO演出が終了し、また、WUFO演出が行われた際に表示されていた黒丸保留アイコンに対応する保留が消化されて開始された図柄変動表示では、保留演出は行われず、はずれ図柄態様が確定表示される。この演出例におけるWUFO演出は、黒丸保留アイコンを含むいずれの保留アイコンおよび変動アイコンも対象としていない。このように、WUFO演出には、いずれの保留アイコンおよび変動アイコンを対象とせず、態様βまで進行せずに終了する失敗演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、後述する旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第7の演出例について図17(1−a)〜同図(1−k)を用いて説明する。図17(1−a)〜同図(1−k)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図17(1−a)〜同図(1−k)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図17(1−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(1−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は2であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示されている。保留アイコンb2は、図14(a)に示す黒丸アイコンの態様で表示されており、保留アイコンb3は、白丸保留の態様で表示されている。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図17(1−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸変動アイコンは、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図17(1−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図17(1−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図17(1−b)は、保留演出のWバード演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWバードK1が登場するアニメーションが表示されている。WバードK1が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WバードK1の登場開始がWバード演出の開始である。本例のWバード演出は、保留アイコンb2を対象とする演出である。また、図17(1−b)では、旧保留アイコンがWバードK1によってオーバーラップされている様子が示されている。
図17(1−c)は、Wバード演出が行われている状態を示している。WバードK1が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(1−c)に示すタイミングでは、WバードK1の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図17(1−d)は、Wバード演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WバードK1は、表示画面中央下部まで移動した後、表示画面中央部に舞い上がるように表示されている。
図17(1−e)は、Wバード演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWバード演出は保留アイコンb2を対象としており、対象である保留アイコンb2にWバードK1の目からレーザー光線が照射されるシーンのアニメーションが表示されている。
図17(1−f)は、保留アイコンb2にオーバーラップしてエフェクト画像e1が表示されている状態を示している。WバードK1の目からレーザー光線が照射されるシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e1が表示される。なお、WバードK1の目からレーザー光線が照射されるシーンのアニメーションの表示中にエフェクト画像e1が表示開始されてもよい。保留アイコンb2の全体にエフェクト画像e1がオーバーラップされたことで、保留アイコンb2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンa1および保留アイコンb3の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンおよび保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図17(1−g)は、エフェクト画像e1が消去された状態を示している。エフェクト画像e1が消去されたことにより、保留アイコンb2が再度視認可能に表示される。保留アイコンb2は黒丸アイコンの態様のままである。本例のWバード演出は対象とした保留アイコンの態様が変化しない失敗演出である。
図17(1−h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図17(1−h)では、WバードK1は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、Wバード演出が終了する直前の状態である。
図17(1−i)は、WバードK1が消去されてWバード演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図17(1−j)は、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。また、左中右図柄表示領域208〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」の揺れ変動表示が表示されている。
図17(1−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了している様子も示されている。
本実施形態では、Wバード演出の態様αから態様βまで進行(発展)したが、Wバード演出の対象である保留アイコンb2が黒丸アイコンの態様から図14(a)に示す他のアイコンの態様に変化していない。このように、Wバード演出には、対象とするアイコンが変化しない失敗演出が設けられている。なお、この演出例では、Wバード演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWバードK1にオーバーラップされるようにしているが、Wバード演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWバードK1にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWバードK1にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWバードK1にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、Wバード演出においてWバードK1により保留アイコンに対しレーザー光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、変動アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、Wバード演出においてWバードK1により1つのアイコンに対しレーザー光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
次に、本実施形態の第7の演出例の別の演出態様について図17(1−g´)〜同図(1−k´)を用いて説明する。図17(1−g´)〜同図(1−k´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図17(1−g´)〜同図(1−k´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図17(1−g´)は、図17(1−f)から引き続く別の状態を示している。図17(1−g´)では、エフェクト画像e1が消去されており、保留アイコンb2が再度視認可能に表示される。保留アイコンb2は再表示された際に図14(a)に示す黒丸アイコンの態様から三角アイコンの態様に変化している。この演出例におけるWバード演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。
図17(1−h´)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図17(1−h´)では、WバードK1は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、Wバード演出が終了する直前の状態である。
図17(1−i´)は、WバードK1が消去されてWバード演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図17(1−j´)は、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。また、左中右図柄表示領域208〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」の揺れ変動表示が表示されている。
図17(1−k´)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了している様子も示されている。
本実施形態では、Wバード演出の態様αから態様βまで進行(発展)し、Wバード演出の対象である保留アイコンb2が黒丸アイコンの態様から三角アイコンの態様に変化している。このように、Wバード演出には、対象とするアイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、Wバード演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWバードK1にオーバーラップされるようにしているが、Wバード演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWバードK1にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWバードK1にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWバードK1にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、Wバード演出においてWバードK1により保留アイコンに対しレーザー光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、変動アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、Wバード演出においてWバードK1により1つのアイコンに対しレーザー光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、後述する旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第8の演出例について図17(2−a)〜同図(2−k)を用いて説明する。図17(2−a)〜同図(2−k)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図17(2−a)〜同図(2−k)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図17(2−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(2−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は2であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示されている。保留アイコンb2は、図14(a)に示す黒丸アイコンの態様で表示されており、保留アイコンb3は、白丸保留の態様で表示されている。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図17(2−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸変動アイコンは、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図17(2−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図17(2−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図17(2−b)は、保留演出のBバード演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からBバードK2が登場するアニメーションが表示されている。BバードK2が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。BバードK2の登場開始がBバード演出の開始である。本例のBバード演出は、保留アイコンb2を対象とする演出である。また、図17(2−b)では、旧保留アイコンがBバードK2によってオーバーラップされている様子が示されている。
図17(2−c)は、Bバード演出が行われている状態を示している。BバードK2が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(2−c)に示すタイミングでは、BバードK2の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図17(2−d)は、Bバード演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。BバードK2は、表示画面中央下部まで移動した後、表示画面中央部に舞い上がるように表示されている。
図17(2−e)は、Bバード演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のBバード演出は保留アイコンb2を対象としており、対象である保留アイコンb2にBバードK2の目からレーザー光線が照射されるシーンのアニメーションが表示されている。
図17(2−f)は、保留アイコンb2にオーバーラップしてエフェクト画像e1が表示されている状態を示している。BバードK2の目からレーザー光線が照射されるシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e1が表示される。なお、BバードK2の目からレーザー光線が照射されるシーンのアニメーションの表示中にエフェクト画像e1が表示開始されてもよい。保留アイコンb2の全体にエフェクト画像e1がオーバーラップされたことで、保留アイコンb2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンa1および保留アイコンb3の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンおよび保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図17(2−g)は、エフェクト画像e1が消去された状態を示している。エフェクト画像e1が消去されたことにより、保留アイコンb2が再度視認可能に表示される。保留アイコンb2は黒丸アイコンの態様のままである。本例のBバード演出は対象とした保留アイコンの態様が変化しない失敗演出である。
図17(2−h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図17(2−h)では、BバードK2は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、Bバード演出が終了する直前の状態である。
図17(2−i)は、BバードK2が消去されてBバード演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図17(2−j)は、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。また、左中右図柄表示領域208〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」の揺れ変動表示が表示されている。
図17(2−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了している様子も示されている。
本実施形態では、Bバード演出の態様αから態様βまで進行(発展)したが、Bバード演出の対象である保留アイコンb2が黒丸アイコンの態様から図14(a)に示す他のアイコンの態様に変化していない。このように、Bバード演出には、対象とするアイコンが変化しない失敗演出が設けられている。
また、この演出例では、Bバード演出においてBバードK2により保留アイコンに対しレーザー光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、変動アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、Bバード演出においてBバードK2により1つのアイコンに対しレーザー光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
次に、本実施形態の第8の演出例の別の演出態様について図17(2−g´)〜同図(2−k´)を用いて説明する。図17(2−g´)〜同図(2−k´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図17(2−g´)〜同図(2−k´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図17(2−g´)は、図17(2−f)から引き続く別の状態を示している。図17(2−g´)では、エフェクト画像e1が消去されており、保留アイコンb2が再度視認可能に表示される。保留アイコンb2は再表示された際に図14(a)に示す黒丸アイコンの態様から顔アイコンの態様に変化している。この演出例におけるBバード演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。
図17(2−h´)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図17(2−h´)では、BバードK2は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、Bバード演出が終了する直前の状態である。
図17(2−i´)は、BバードK2が消去されてBバード演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図17(2−j´)は、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。また、左中右図柄表示領域208〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」の揺れ変動表示が表示されている。
図17(2−k´)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了している様子も示されている。
本実施形態では、Bバード演出の態様αから態様βまで進行(発展)し、Bバード演出の対象である保留アイコンb2が黒丸アイコンの態様から顔アイコンの態様に変化している。このように、Bバード演出には、対象とするアイコンが変化する成功演出が設けられている。この演出例では、顔アイコンが表示された場合の方が、三角アイコンが表示された場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすくなっている。また、Wバード演出が実行された場合よりもBバード演出の方が、保留演出の対象となる保留アイコンや変動アイコンの表示態様がより大当り信頼度の高い表示態様に変化しやすくなるようにしてもよい。なお、この演出例では、Bバード演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがBバードK2にオーバーラップされるようにしているが、Bバード演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがBバードK2にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもBバードK2にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもBバードK2にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、Bバード演出においてBバードK2により保留アイコンに対しレーザー光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、変動アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、Bバード演出においてBバードK2により1つのアイコンに対しレーザー光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、後述する旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第9の演出例について図18(1−a)〜同図(1−k)を用いて説明する。図18(1−a)〜同図(1−k)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図18(1−a)〜同図(1−k)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図18(1−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(1−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は2であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示されている。保留アイコンb2、b3は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図18(1−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸変動アイコンは、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図18(1−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図18(1−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図18(1−b)は、保留演出のW爆撃機演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からW爆撃機K4が登場するアニメーションが表示されている。W爆撃機K4が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。W爆撃機K4の登場開始がW爆撃機演出の開始である。本例のW爆撃機演出は、保留アイコンb3を対象とする演出である。また、図18(1−b)では、旧保留アイコンがW爆撃機K4によってオーバーラップされている様子が示されている。
図18(1−c)は、W爆撃機演出が行われている状態を示している。W爆撃機K4が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(1−c)に示すタイミングでは、W爆撃機K4の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図18(1−d)は、W爆撃機演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。W爆撃機K4は、表示画面中央下部まで移動した後、表示画面中央部に舞い上がるように表示されている。
図18(1−e)は、W爆撃機演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のW爆撃機演出は保留アイコンb3を対象としており、対象である保留アイコンb3に向けてW爆撃機K4からミサイルが発射されているシーンのアニメーションが表示されている。
図18(1−f)は、保留アイコンb3にオーバーラップしてエフェクト画像e1が表示されている状態を示している。W爆撃機K4から発射されたミサイルが保留アイコンb3に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e1が表示される。なお、W爆撃機K4から発射されたミサイルが保留アイコンb3に命中するのと同時にエフェクト画像e1が表示開始されてもよい。保留アイコンb3の全体にエフェクト画像e1がオーバーラップされたことで、保留アイコンb3の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンa1および保留アイコンb2の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンおよび保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図18(1−g)は、エフェクト画像e1が消去された状態を示している。エフェクト画像e1が消去されたことにより、保留アイコンb3が再度視認可能に表示される。保留アイコンb3は白丸アイコンの態様のままである。本例のW爆撃機演出は対象とした保留アイコンの態様が変化しない失敗演出である。
図18(1−h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図18(1−h)では、W爆撃機K4は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、W爆撃機演出が終了する直前の状態である。
図18(1−i)は、W爆撃機K4が消去されてW爆撃機演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図18(1−j)は、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。また、左中右図柄表示領域208〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」の揺れ変動表示が表示されている。
図18(1−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了している様子も示されている。
本実施形態では、W爆撃機演出の態様αから態様βまで進行(発展)したが、W爆撃機演出の対象である保留アイコンb3が白丸アイコンの態様から図14(a)に示す他のアイコンの態様に変化していない。このように、W爆撃機演出には、対象とするアイコンが変化しない失敗演出が設けられている。
また、この演出例では、W爆撃機演出においてW爆撃機K4により保留アイコンに対しミサイルが発射されることによる保留演出を行うようにしたが、変動アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、W爆撃機演出においてW爆撃機K4により1つのアイコンに対しミサイルが発射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
次に、本実施形態の第9の演出例の別の演出態様について図18(1−g´)〜同図(1−k´)を用いて説明する。図18(1−g´)〜同図(1−k´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図18(1−g´)〜同図(1−k´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図18(1−g´)は、図18(1−f)から引き続く別の状態を示している。図18(1−g´)では、エフェクト画像e1が消去されており、保留アイコンb3が再度視認可能に表示される。保留アイコンb3は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から三角アイコンの態様に変化している。この演出例におけるW爆撃機演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。
図18(1−h´)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図18(1−h´)では、W爆撃機K4は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、W爆撃機演出が終了する直前の状態である。
図18(1−i´)は、W爆撃機K4が消去されてW爆撃機演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図18(1−j´)は、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。また、左中右図柄表示領域208〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」の揺れ変動表示が表示されている。
図18(1−k´)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了している様子も示されている。
本実施形態では、W爆撃機演出の態様αから態様βまで進行(発展)し、W爆撃機演出の対象である保留アイコンb3が白丸アイコンの態様から三角アイコンの態様に変化している。このように、W爆撃機演出には、対象とするアイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、W爆撃機演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがW爆撃機K4にオーバーラップされるようにしているが、W爆撃機演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがW爆撃機K4にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもW爆撃機K4にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもW爆撃機K4にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、W爆撃機演出においてW爆撃機K4により保留アイコンに対しミサイルが発射されることによる保留演出を行うようにしたが、変動アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、W爆撃機演出においてW爆撃機K4により1つのアイコンに対しミサイルが発射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、後述する旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第10の演出例について図18(2−a)〜同図(2−k)を用いて説明する。図18(2−a)〜同図(2−k)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図18(2−a)〜同図(2−k)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図18(2−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(2−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は2であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示されている。保留アイコンb2、b3は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図18(2−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸変動アイコンは、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図18(2−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図18(2−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図18(2−b)は、保留演出のB爆撃機演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からB爆撃機K5が登場するアニメーションが表示されている。B爆撃機K5が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。B爆撃機K5の登場開始がB爆撃機演出の開始である。本例のB爆撃機演出は、保留アイコンb3を対象とする演出である。また、図18(2−b)では、旧保留アイコンがB爆撃機K5によってオーバーラップされている様子が示されている。
図18(2−c)は、B爆撃機演出が行われている状態を示している。B爆撃機K5が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(2−c)に示すタイミングでは、B爆撃機K5の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図18(2−d)は、B爆撃機演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。B爆撃機K5は、表示画面中央下部まで移動した後、表示画面中央部に舞い上がるように表示されている。
図18(2−e)は、B爆撃機演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のB爆撃機演出は保留アイコンb3を対象としており、対象である保留アイコンb3に向けてB爆撃機K5からミサイルが発射されているシーンのアニメーションが表示されている。
図18(2−f)は、保留アイコンb3にオーバーラップしてエフェクト画像e1が表示されている状態を示している。B爆撃機K5から発射されたミサイルが保留アイコンb3に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e1が表示される。なお、B爆撃機K5から発射されたミサイルが保留アイコンb3に命中するのと同時にエフェクト画像e1が表示開始されてもよい。保留アイコンb3の全体にエフェクト画像e1がオーバーラップされたことで、保留アイコンb3の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンa1および保留アイコンb2の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンおよび保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図18(2−g)は、エフェクト画像e1が消去された状態を示している。エフェクト画像e1が消去されたことにより、保留アイコンb3が再度視認可能に表示される。保留アイコンb3は白丸アイコンの態様のままである。本例のB爆撃機演出は対象とした保留アイコンの態様が変化しない失敗演出である。
図18(2−h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図18(2−h)では、B爆撃機K5は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、B爆撃機演出が終了する直前の状態である。
図18(2−i)は、B爆撃機K5が消去されてB爆撃機演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図18(2−j)は、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。また、左中右図柄表示領域208〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」の揺れ変動表示が表示されている。
図18(2−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了している様子も示されている。
本実施形態では、B爆撃機演出の態様αから態様βまで進行(発展)したが、B爆撃機演出の対象である保留アイコンb3が白丸アイコンの態様から図14(a)に示す他のアイコンの態様に変化していない。このように、B爆撃機演出には、対象とするアイコンが変化しない失敗演出が設けられている。
また、この演出例では、B爆撃機演出においてB爆撃機K5により保留アイコンに対しミサイルが発射されることによる保留演出を行うようにしたが、変動アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、B爆撃機演出においてB爆撃機K5により1つのアイコンに対しミサイルが発射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
次に、本実施形態の第10の演出例の別の演出態様について図18(2−g´)〜同図(2−k´)を用いて説明する。図18(2−g´)〜同図(2−k´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図18(2−g´)〜同図(2−k´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図18(2−g´)は、図18(2−f)から引き続く別の状態を示している。図18(2−g´)では、エフェクト画像e1が消去されており、保留アイコンb3が再度視認可能に表示される。保留アイコンb3は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から顔アイコンの態様に変化している。この演出例におけるB爆撃機演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。
図18(2−h´)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図18(2−h´)では、B爆撃機K5は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、B爆撃機演出が終了する直前の状態である。
図18(2−i´)は、B爆撃機K4が消去されてB爆撃機演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図18(2−j´)は、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。また、左中右図柄表示領域208〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」の揺れ変動表示が表示されている。
図18(2−k´)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了している様子も示されている。
本実施形態では、B爆撃機演出の態様αから態様βまで進行(発展)し、B爆撃機演出の対象である保留アイコンb3が白丸アイコンの態様から顔アイコンの態様に変化している。このように、B爆撃機演出には、対象とするアイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、B爆撃機演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがB爆撃機K5にオーバーラップされるようにしているが、B爆撃機演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがB爆撃機K5にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもB爆撃機K5にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもB爆撃機K5にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、B爆撃機演出においてB爆撃機K5により保留アイコンに対しミサイルが発射されることによる保留演出を行うようにしたが、変動アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、B爆撃機演出においてB爆撃機K5により1つのアイコンに対しミサイルが発射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、後述する旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第11の演出例について図19(1−a)〜同図(1−k)を用いて説明する。図19(1−a)〜同図(1−k)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図19(1−a)〜同図(1−k)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図19(1−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(1−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は2であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示されている。保留アイコンb2、b3は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図19(1−a)に示すように、変動アイコン表示領域には黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図19(1−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図19(1−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図19(1−b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、変動アイコンa1を対象とする演出である。また、図19(1−b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされている様子が示されている。
図19(1−c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(1−c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図19(1−d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央下部まで移動した後、表示画面中央部に舞い上がるように表示されている。
図19(1−e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は変動アイコンa1を対象としており、対象である変動アイコンa1に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。
図19(1−f)は、変動アイコンa1にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e2が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、謎の光線が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa1の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb2、b3の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図19(1−g)は、エフェクト画像e2が消去された状態を示している。エフェクト画像e2が消去されたことにより、変動アイコンa1が再度視認可能に表示される。変動アイコンa1は黒丸保留アイコンの表示態様のままである。本例のWUFO演出は対象とした変動アイコンが変化しない失敗演出である。
図19(1−h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図19(1−h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図19(1−i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図19(1−j)は、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。また、左中右図柄表示領域208〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」の揺れ変動表示が表示されている。
図19(1−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了している様子も示されている。
本実施形態では、WUFO演出の態様αから態様βまで進行(発展)したが、WUFO演出の対象である変動アイコンa1が黒丸アイコンの態様から図14(a)に示す他のアイコンの態様に変化していない。このように、WUFO演出には、対象とするアイコンが変化しない失敗演出が設けられている。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により変動アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により1つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
次に、本実施形態の第11の演出例の別の演出態様について図19(1−g´)〜同図(1−r´)を用いて説明する。図19(1−g´)〜同図(1−r´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図19(1−g´)〜同図(2−r´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図19(1−g´)は、図19(1−f)から引き続く別の状態を示している。図19(1−g´)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa1が再度視認可能に表示される。変動アイコンa1は再表示された際に図14(a)に示す黒丸アイコンの態様からボタンアイコンの態様に変化している。ボタンアイコンは遊技者に演出ボタン136の1回の押下を促す表示であり、ボタンアイコンの表示開始とともに演出ボタン136の操作が有効となる操作有効期間が開始される。本例のWUFO演出は対象とした変動アイコンが変化する成功演出である。
図19(1−h´)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図19(1−h´)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図19(1−i´)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。この演出例では、図19(1−i´)において装飾図柄の変動表示でリーチとなった後にスーパーリーチ演出表示が開始される。
その後、遊技者により演出ボタン136が1回押下操作されると、図19(1−j´)に示すように、ボタンアイコンの態様で表示されていた変動アイコンa1が高信頼度アイコンである顔アイコンの態様に変化する。
図19(1−k´)は、スーパーリーチ演出表示の開始に伴い、装飾図柄表示装置208に表示されている背景画像が変化し、変動アイコン、保留アイコン及び旧保留アイコンは消去され、殿と剣豪とが対決するシーンのアニメーションが表示される演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面の左方には殿の画像が表示され、当該表示画面の右方には剣豪の画像が表示されている。左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面の右上方に縮小された状態を示している。スーパーリーチ演出表示実行中の一部の期間では装飾図柄の変動表示が縮小表示される。
図19(1−l´)は、スーパーリーチ演出表示中にはずれを示唆する表示が装飾図柄表示装置208に表示された状態を示している。この演出例では、はずれを示唆する表示として殿が剣豪に敗れるシーンのアニメーションが表示される。
図19(1−m´)は、スーパーリーチ演出表示中に中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。左中右図柄表示領域208a〜208cには、はずれの図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が上下に揺れる表示態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている。はずれ図柄態様の揺れ変動表示は、はずれを示唆する表示である。左中右図柄表示領域208a〜208cでの「装飾3−装飾2−装飾3」の揺れ変動表示が開始された後に、ワイプ演出表示のワイプアウトの際に背景画像が空の背景画像である通常の演出表示に切り替えられることによりスーパーリーチ演出表示は終了する。
図19(1−n´)は、装飾図柄表示装置208においてワイプ演出表示が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅からワイプ表示w7aの出現表示が開始され、当該表示画面の右下隅からワイプ表示w7bの出現表示が開始される。ワイプ表示w7a、w7bの出現表示の開始がワイプ演出表示の開始である。ワイプ表示w7a、w7bは、装飾図柄表示装置208の表示画面の最前面に表示され、装飾図柄、殿の画像、剣豪の画像および背景画像等をぬぐい消すように表示される。
図19(1−o´)は、ワイプ表示w7a、w7bの出現表示が完了した最大ワイプ状態を示している。ワイプ表示w7aの右下端部とワイプ表示w7bの左上端部とが接しており、装飾図柄表示装置208の全画面がワイプ表示w7a、w7bにより覆われている。ワイプ表示w7a、w7bの出現表示が完了して最大ワイプ状態となると、装飾図柄、殿の画像、剣豪の画像および背景画像が視認不能となる。
図19(1−p´)は、ワイプ表示w7a、w7bの撤退表示が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208では、ワイプ表示w7aが表示画面の左上隅に向かって縮まるように撤退表示され、ワイプ表示w7bが表示画面の右下隅に向かって縮まるように撤退表示される。ワイプ表示w7a、w7bの撤退表示が開始されることで装飾図柄表示装置208における装飾図柄や背景画像等の表示が徐々に視認可能となる。ワイプ表示w7a、w7bの撤退表示開始とともに当該背景画像が空の背景画像に変化し、装飾図柄の縮小表示が終了され、変動アイコン、保留アイコン及び旧保留アイコンが再表示され、装飾図柄表示装置208の表示画面中央の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」の揺れ変動表示(仮停止表示)が開始される。図19(1−p´)に示すように、ワイプ表示w7a、w7bの間から、変動アイコンa1、保留アイコンb1、b2、旧保留アイコンc11〜c14が徐々に表示されている。
図19(1−q´)は、ワイプ表示w7a、w7bの撤退表示が完了した後に、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれの図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる表示態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。一方、変動アイコンとして表示されていた殿アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの殿アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図19(1−r´)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了している様子も示されている。
本変形例では、WUFO演出の態様αから態様βまで進行(発展)し、WUFO演出の対象である変動アイコンa1が黒丸アイコンの態様からボタンアイコンの態様に変化し、次いで、ボタンアイコンの態様の変動アイコンa1が演出ボタン136の押下の応答表示として顔アイコンの態様に変化し、変動アイコンa1に対応する図柄変動表示においてはずれ図柄態様が確定表示される。このように、保留演出の対象となり、表示態様が変化した変動アイコンに対応する図柄変動表示においてはずれ図柄態様が確定表示される場合がある。なお、保留演出の対象とならず、表示態様が表示開始当初から変化していない変動アイコンに対応する図柄変動表示よりも、保留演出の対象となり、表示態様が変化した変動アイコンに対応する図柄変動表示の方が大当り図柄態様が確定表示されやすくなっている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により変動アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により1つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、後述する旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第12の演出例について図19(2−a)〜同図(2−n)を用いて説明する。図19(2−a)〜同図(2−n)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図19(2−a)〜同図(2−n)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図19(2−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(2−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は2であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示されている。保留アイコンb2、b3は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図19(2−a)に示すように、変動アイコン表示領域には黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図19(2−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図19(2−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図19(2−b)は、保留演出のBUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からBUFOK7が登場するアニメーションが表示されている。BUFOK7が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。BUFOK7の登場開始がBUFO演出の開始である。本例のBUFO演出は、変動アイコンa1を対象とする演出である。また、図19(2−b)では、旧保留アイコンがBUFOK7によってオーバーラップされている様子が示されている。
図19(2−c)は、BUFO演出が行われている状態を示している。BUFOK7が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(2−c)に示すタイミングでは、BUFOK7の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図19(2−d)は、BUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。BUFOK7は、表示画面中央下部まで移動した後、表示画面中央部に舞い上がるように表示されている。
図19(2−e)は、BUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のBUFO演出は変動アイコンa1を対象としており、対象である変動アイコンa1に向けてBUFOK7から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。
図19(2−f)は、変動アイコンa1にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。BUFOK7から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e2が表示される。なお、BUFOK7から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、謎の光線が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa1の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb2、b3の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図19(2−g)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa1が再度視認可能に表示される。変動アイコンa1は再表示された際に図14(a)に示す黒丸アイコンの態様から埴輪アイコンの態様に変化している。埴輪アイコンは対応する図柄変動表示で大当り図柄態様が確定表示される場合にのみ表示される。また、変動アイコンを対象とするBUFO演出では変動アイコンが必ず変化する成功演出が実行される。
図19(2−h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図19(2−h)では、BUFOK7は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、BUFO演出が終了する直前の状態である。
図19(2−i)は、BUFOK7が消去されてBUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。この演出例では、図19(2−i)において装飾図柄の変動表示でリーチとなった後にスーパーリーチ演出表示が開始される。
図19(2−j)は、スーパーリーチ演出表示の開始に伴い、装飾図柄表示装置208に表示されている背景画像が変化し、変動アイコン、保留アイコン及び旧保留アイコンは消去され、殿と剣豪とが対決するシーンのアニメーションが表示される演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面の左方には殿の画像が表示され、当該表示画面の右方には剣豪の画像が表示されている。左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面の右上方に縮小された状態を示している。スーパーリーチ演出表示実行中の一部の期間では装飾図柄の変動表示が縮小表示される。
図19(2−k)は、スーパーリーチ演出表示中に殿と剣豪とが斬り合うシーンのアニメーションが表示された状態を示している。
図19(2−l)は、スーパーリーチ演出表示中に大当りを示唆する表示が装飾図柄表示装置208に表示された状態を示している。この演出例では、大当り示唆する表示として殿が剣豪に勝利するシーンのアニメーションと、左中右図柄表示領域208a〜208cに「装飾3−装飾3−装飾3」の仮停止表示が表示される。
図19(2−m)は、スーパーリーチ演出表示が終了した状態を示している。この演出例におけるスーパーリーチ演出表示は、左中右図柄表示領域208a〜208cに「装飾3−装飾3−装飾3」が揺れ変動表示された後に終了する。スーパーリーチ演出表示が終了すると、装飾図柄表示装置208において、空の背景画像が表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cの縮小表示が終了され、変動アイコンa1、保留アイコンb1、b2及び旧保留アイコンc11〜c14の表示が再開される。装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上部の左中右図柄表示領域208a〜208cでは「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる表示態様の揺れ変動表示(仮停止表示)で表示されている。一方、変動アイコンとして表示されていた埴輪アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの埴輪アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図19(2−n)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果は大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了している様子も示されている。
本変形例では、BUFO演出の態様αから態様βまで進行(発展)し、BUFO演出の対象である変動アイコンa1が黒丸アイコンの態様から埴輪アイコンの態様に変化し、変動アイコンa1に対応する図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示される。このように、保留演出の対象となり、表示態様が変化した変動アイコンに対応する図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示される場合がある。このようにこの演出例では、顔アイコンの態様でアイコンが表示された場合よりも、埴輪アイコンの態様でアイコンが表示された場合の方が大当り図柄態様が確定表示されやすくなっている。また、WUFO演出が実行された場合よりもBUFO演出が実行された場合の方が、保留演出の対象となるアイコンが大当り信頼度の高いアイコンに変化しやすくなるようにしてもよい。また、この演出例では、BUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがBUFOK7にオーバーラップされるようにしているが、BUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがBUFOK7にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもBUFOK7にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもBUFOK7にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、BUFO演出においてBUFOK7により変動アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、BUFO演出においてBUFOK7により1つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、後述する旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第13の演出例について図20(1−a)〜同図(1−m)を用いて説明する。図20(1−a)〜同図(1−m)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図20(1−a)〜同図(1−m)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図20(1−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(1−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は2であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示されている。保留アイコンb2は、図14(a)に示す黒丸アイコンの態様の保留アイコンで表示されており、保留アイコンb3は、図14(a)に示す白丸アイコンの態様の保留アイコンで表示されている。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方に設けられた変動アイコン表示領域(保留0表示領域)には白丸アイコンの表示態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの態様の変動アイコン(白丸変動アイコン)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図20(1−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図20(1−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図20(1−b)は、保留演出のボタン付きBバード演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からボタン付きBバードK3が登場するアニメーションが表示されている。ボタン付きBバードK3が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。ボタン付きBバードK3の登場開始がボタン付きBバード演出の開始である。ボタン付きBバードK3は遊技者に演出ボタン136の押下を促す表示である。本例のボタン付きBバード演出は、いずれの保留アイコンも変動アイコンも対象としない演出である。また、図20(1−b)では、旧保留アイコンがボタン付きBバードK3によってオーバーラップされている様子が示されている。
図20(1−c)は、ボタン付きBバード演出が行われている状態を示している。ボタンBバードK3が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(1−c)に示すタイミングでは、ボタン付きBバードK3の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図20(1−d)は、ボタン付きBバード演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行せずに、ボタン付きBバード演出が装飾図柄表示装置208の表示画面から退場する直前の状態を示している。本例のボタン付きBバード演出はいずれの保留アイコンも変動アイコンも対象としない演出であり、この場合には、ボタン付きBバードK3の表示中に遊技者により演出ボタン136が押下されても当該押下が受け付けられず、ボタン付きBバード演出は「態様β」に進行しない。ボタン付きBバード演出は「態様α」のままであり、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様でボタン付きBバードK3が消去される。
図20(1−e)は、「態様α」のままボタン付きBバードK3が退場してボタン付きBバード演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図20(1−f)は、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。また、左中右図柄表示領域208〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」の仮停止表示(揺れ変動表示)が表示されている。
図20(1−g)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了している様子も示されている。
図20(1−h)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
図20(1−i)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。
図20(1−j)は、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14、c1は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。また、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾3」の仮停止表示(揺れ変動表示)が表示されている。
図20(1−k)は、「装飾2−装飾2−装飾3」の揺れ変動表示中(仮停止表中)に、旧保留4表示領域に向かって移動していた旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc12の退場が完了している様子が示されている。
図20(1−l)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。
図20(1−m)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。
この演出例では、ボタン付きBバード演出の「態様α」が行われたが、「態様β」まで進行(発展)せず、ボタン付きBバード演出が行われた際に表示されていた黒丸保留アイコンに対応する保留が消化されて開始された図柄変動表示がはずれ図柄態様が確定表示されている。本例におけるボタン付きBバード演出は、黒丸保留アイコンを含むいずれの保留アイコンおよび変動アイコンも対象としていない。このように、ボタン付きBバード演出には、いずれの保留アイコンおよび変動アイコンを対象とせず、「態様β」まで進行せずに終了する失敗演出が設けられている。
この演出例では、黒丸保留アイコンに対応する保留が消化されて実行された図柄変動表示において最終的にはずれ図柄態様が確定表示される様子を示したが、大当り図柄態様が確定表示される場合があってもよい。この場合において、白丸保留アイコンに対応する保留が消化されて実行された図柄変動表示よりも、黒丸保留アイコンに対応する保留が消化されて実行された図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよい。また、この演出例では、黒丸変動アイコンの態様をした変動アイコンが表示された図柄変動表示において最終的にはずれ図柄態様が確定表示される様子を示したが、大当り図柄態様が確定表示される場合があってもよい。この場合において、白丸変動アイコンの態様をした変動アイコンが表示された図柄変動表示よりも、黒丸変動アイコンの態様をした変動アイコンが表示された図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよい。また、この演出例では、ボタン付きBバード演出が行われた場合に、図柄変動表示において最終的にはずれ図柄態様が確定表示される様子を示したが、大当り図柄態様が確定表示される場合があってもよい。この場合において、ボタン付きBバード演出が行われなかった場合よりもボタン付きBバード演出が行われた場合の方が、図柄変動表示において最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよい。なお、この演出例では、ボタン付きBバード演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがボタン付きBバードK3にオーバーラップされるようにしているが、ボタン付きBバード演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがボタン付きBバードK3にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもボタンつ付きBバードK3にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもボタン付きBバードK3にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、後述する旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第14の演出例について図20(2−a)〜同図(1−k)を用いて説明する。図20(2−a)〜同図(2−k)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図20(2−a)〜同図(2−k)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図20(2−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(1−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は2であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示されている。保留アイコンb2は、図14(a)に示す黒丸アイコンの態様の保留アイコンで表示されており、保留アイコンb3は、図14(a)に示す白丸アイコンの態様の保留アイコンで表示されている。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方に設けられた変動アイコン表示領域(保留0表示領域)には白丸アイコンの表示態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの態様の変動アイコン(白丸変動アイコン)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図20(1−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図20(1−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図20(2−b)は、保留演出のボタン付きBバード演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からボタン付きBバードK3が登場するアニメーションが表示されている。ボタン付きBバードK3が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。ボタン付きBバードK3の登場開始がボタン付きBバード演出の開始である。ボタン付きBバードK3は遊技者に演出ボタン136の押下を促す表示である。本例のボタン付きBバード演出は、保留アイコンb2を対象とする演出である。また、図20(2−b)では、旧保留アイコンがボタン付きBバードK3によってオーバーラップされている様子が示されている。
図20(2−c)は、ボタン付きBバード演出が行われている状態を示している。ボタンBバードK3が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(1−c)に示すタイミングでは、ボタン付きBバードK3の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図20(2−d)は、ボタン付きBバード演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。ボタン付きBバードK3は、表示画面中央下部まで移動した後、表示画面中央に舞い上がるように表示されている。ボタン付きBバードK3は遊技者に演出ボタン136の操作を促す表示であり、ボタン付きBバードK3が表示画面中央で静止した状態となると演出ボタン136の操作有効期間が開始される。本例のボタン付きBバード演出は保留アイコンb2を対象とする演出であり、この場合には、ボタン付きBバードK3の静止表示中に遊技者により演出ボタン136が押下されると当該押下が受け付けられ、ボタン付きBバード演出は「態様β」に進行する。なお、この演出例では、操作有効期間中にチャンスボタン136が押下されない場合には、ボタン付きBバード演出は「態様β」に進行せずに終了されるが、「態様β」に進行するようにしてもよい。
図20(2−e)は、遊技者によりチャンスボタン136が押下されたことに応じて、ボタン付きBバード演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。遊技者により演出ボタン136が押下されると、ボタン付きBバードK3に含まれるボタン画像が消去され、ボタン付きBバードK3がBバードK2となり、演出対象である保留アイコンb2にBバードK2の目からレーザー光線が放たれるシーンのアニメーションが表示される。
図20(2−f)は、保留アイコンb2にオーバーラップしてエフェクト画像e1が表示されている状態を示している。BバードK2の目からレーザー光線が照射されるシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e1が表示される。なお、BバードK2の目からレーザー光線が照射されるシーンのアニメーションの表示中にエフェクト画像e1が表示開始されてもよい。保留アイコンb2の全体にエフェクト画像e1がオーバーラップされたことで、保留アイコンb2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンa1および保留アイコンb3の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンおよび保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図20(2−g)は、エフェクト画像e1が消去された状態を示している。エフェクト画像e1が消去されたことにより、保留アイコンb2が再度視認可能に表示される。保留アイコンb2は黒丸アイコンの態様のままである。本例のボタン付きBバード演出は対象とした保留アイコンの態様が変化しない失敗演出である。
図20(2−h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図20(2−h)では、BバードK2は、「態様α」に戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、ボタン付きBバード演出が終了する直前の状態である。ボタン付きBバード演出では、ボタン付きBバードK3が登場する「態様α」の演出が行われ、次いで、BバードK2がレーザー光線を照射する「態様β」の演出が行われれ、次いで、BバードK2が消去される「態様α」の演出が行われる。
図20(2−i)は、BバードK2が消去されてボタン付きBバード演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図20(2−j)は、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。また、左中右図柄表示領域208〜208cでは、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」の揺れ変動表示(仮停止表示)が表示されている。
図20(2−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了している様子も示されている。
本実施形態では、ボタン付きBバード演出の態様αから態様βまで進行(発展)したが、ボタン付きBバード演出の対象である保留アイコンb2が黒丸アイコンから図14(a)に示す他の保留アイコンに変化していない。このように、ボタン付きBバード演出には、対象とする保留アイコンが変化しない失敗演出が設けられている。なお、この演出例では、ボタン付きBバード演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがボタン付きBバードK3にオーバーラップされるようにしているが、ボタン付きBバード演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがボタン付きBバードK3にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもボタン付きBバードK3にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもボタン付きBバードK3にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、ボタン付きBバード演出においてBバードK2により保留アイコンに対しレーザー光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、変動アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、ボタン付きBバード演出においてBバードK2により1つのアイコンに対しレーザー光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
次に、本実施形態の第14の演出例の別の演出態様について図20(2−g´)〜同図(2−k´)を用いて説明する。図20(2−g´)〜同図(2−k´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図20(2−g´)〜同図(2−k´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図20(2−g´)は、図20(2−f)から引き続く別の状態を示している。図20(2−g´)では、エフェクト画像e1が消去されており、保留アイコンb2が再度視認可能に表示される。保留アイコンb2は再表示された際に図14(a)に示す黒丸アイコンの態様から顔アイコンの態様に変化している。この演出例におけるボタン付きBバード演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。
図20(2−h´)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図20(2−h´)では、BバードK2は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、Bバード演出が終了する直前の状態である。
図20(2−i´)は、BバードK2が消去されてボタン付きBバード演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図20(2−j´)は、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。また、左中右図柄表示領域208〜208cでは、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」の揺れ変動表示(仮停止表示)が表示されている。
図20(2−k´)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了している様子も示されている。
本実施形態では、ボタン付きBバード演出の態様αから態様βまで進行(発展)し、ボタン付きBバード演出の対象である保留アイコンb1が黒丸保留アイコンから顔保留アイコンに変化している。このように、ボタン付きBバード演出には、対象とする保留アイコンが変化する成功演出が設けられている。この演出例では、顔アイコンが表示された場合の方が、三角アイコンが表示された場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすくなっている。また、Bバード演出が実行された場合よりもボタン付きBバード演出が実行された方が、保留演出の対象となる保留アイコンや変動アイコンの表示態様がより大当り信頼度の高い表示態様に変化しやすくなるようにしてもよい。なお、この演出例では、ボタン付きBバード演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがボタン付きBバードK3あるいはBバードK2にオーバーラップされるようにしているが、ボタン付きBバード演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがボタン付きBバードK3あるいはボタン付きBバードK2にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもボタン付きBバードK3あるいはBバードK2にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもボタン付きBバードK3あるいはBバードK2にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、ボタン付きBバード演出においてBバードK2により保留アイコンに対しレーザー光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、変動アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、ボタン付きBバード演出においてBバードK2により1つのアイコンに対しレーザー光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、後述する旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第15の演出例について図21(a)〜同図(ヲ)を用いて説明する。図21(a)〜同図(ヲ)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図21(a)〜同図(ヲ)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図21(a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図21(a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図21(a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図21(a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図21(b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、変動アイコンa1を対象とする演出である。また、図21(b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされている様子が示されている。
図21(c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。なお、図21(c)では、WUFOK6が保留アイコンb3の一部にオーバーラップしている様子が示されている。
図21(d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央下部まで移動した後、表示画面中央部に舞い上がるように表示されている。
図21(e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は変動アイコンa1を対象としており、対象である変動アイコンa1に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。
図21(f)は、変動アイコンa1にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e2が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、謎の光線が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa1の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb2、b3の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図21(g)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa1が再度視認可能に表示される。変動アイコンa1は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。
図21(h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図21(h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図21(i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図21(j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図21(k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図21(l)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3、b4がそれぞれ保留1表示領域、保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。一方、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc1は依然として旧保留4表示領域への移動を継続している。また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了している様子も示されている。
図21(m)は、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子が示されている。
図21(n)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c1を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留4表示領域における黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図21(o)は、アタック演出が継続している様子が示されており、黒丸旧保留アイコンc1が拡大しながら変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図21(p)は、アタック演出が継続している様子が示されており、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa2の一部が黒丸旧保留アイコンc1の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。
図21(q)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図21(r)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。この演出例における黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。
図21(s)は、黒丸旧保留アイコンc1がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留4表示領域に向けて移動している様子を示している。このとき、旧保留アイコンc1´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。一方、左図柄表示領域208aでは、「装飾3」が仮停止表示されている様子が示されている。
図21(t)は、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域に到達した後に、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc1が表示されていた旧保留4表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が移動し、当該旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている様子が示されている。
図21(u)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図21(v)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14、c1´は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図21(w)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。一方、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc2は依然として旧保留4表示領域への移動を継続している。また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc12の退場が完了している様子も示されている。
図21(x)は、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達した様子が示されている。
図21(y)は、旧保留4表示領域に黒丸旧保留アイコンc2が表示され、上述したアタック演出が行われる可能性があるにもかかわらず、アイコンを変化させる可能性がある別の保留演出としてのBバード演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からBバードK2が登場するアニメーションが表示されている。BバードK2が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。BバードK2の登場開始がBバード演出の開始である。本例のBバード演出は、変動アイコンa3を対象とする演出である。また、図21(y)では、旧保留アイコンがBバードK2によってオーバーラップされている様子が示されている。
図21(z)は、Bバード演出が行われている状態を示している。BバードK2が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(z)に示すタイミングでは、BバードK2の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図21(z)に続く図21(イ)は、Bバード演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。BバードK2は、表示画面中央下部まで移動した後、表示画面中央部に舞い上がるように表示されている。
図21(ロ)は、Bバード演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のBバード演出は変動アイコンa3を対象としており、対象である変動アイコンa3にBバードK2の目からレーザー光線が照射されるシーンのアニメーションが表示されている。
図21(ハ)は、変動アイコンa3にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。BバードK2の目からレーザー光線が照射されるシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e2が表示される。なお、BバードK2の目からレーザー光線が照射されるシーンのアニメーションの表示中にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa3の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa3の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図21(ニ)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa3が再度視認可能に表示される。変動アイコンa3は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。この演出例におけるBバード演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。このように、この演出例では、旧保留4表示領域に黒丸アイコンの態様である旧保留アイコンc2が表示されており、アタック演出が行われる可能性があるにもかかわらず、アイコンを変化させる可能性がある別の保留演出としてのBバード演出が開始され、このBバード演出においてBバードK2が変動アイコンa3を白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化させ、保留演出に成功した様子が示されている。なお、このBバード演出においてBバードK2が変動アイコンa3を白丸アイコンの態様から黒丸アイコン以外の態様に変化させる場合があってもよく、例えば、白丸アイコンの態様から顔アイコンの態様や埴輪アイコンの態様に変化してもよい。このことは、Wバード演出、W爆撃機演出、B爆撃機演出、WUFO演出、BUFO演出においても適用可能である。
図21(ホ)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図21(ホ)では、BバードK2は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、Bバード演出が終了する直前の状態である。
図21(ヘ)は、BバードK2が消去されてBバード演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。この演出例では、図21(ヘ)において装飾図柄の変動表示でリーチとなった後にノーマルリーチ演出表示が開始される。なお、ノーマルリーチ演出表示が行われた後でスーパリーチ演出表示に発展する場合があってもよい。
図21(ト)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図21(チ)は、左中右図柄表示領域208a〜208cにおいて大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」で引き続き揺れ変動表示されている状態を示している。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa3が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc3として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc13が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc14、c1´、c2は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図21(リ)は、左中右図柄表示領域208a〜208cにおいて大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」で引き続き揺れ変動表示されている状態を示している。一方、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc3は依然として旧保留4表示領域への移動を継続している。また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc13の退場が完了している様子も示されている。
図21(ヌ)は、左中右図柄表示領域208a〜208cにおいて大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」で引き続き揺れ変動表示されている状態を示している。一方、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達した様子が示されている。
図21(ル)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果は大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図21(ヲ)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図21(ヲ)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
本実施形態では、高変化率アイコンとしての黒丸アイコンが旧保留アイコンになり、黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化している。さらに、その後、黒丸旧保留アイコンが旧保留アイコン表示領域に表示されているにもかかわらずBバード演出が行われ、このBバード演出が態様αから態様βまで進行(発展)し、変動アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出及びBバード演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6あるいはBバードK2にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出及びBバード演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6あるいはBバードK2にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6あるいはBバードK2にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6あるいはBバードK2にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により変動アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により1つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、Bバード演出においてBバードK2により変動アイコンに対しレーザー光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、Bバード演出においてBバードK2により1つのアイコンに対しレーザー光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われ、保留演出に成功した例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示の方が、保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる先読み予告よりも、複数の旧保留アイコンによる先読み予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる先読み予告よりも、複数の旧保留アイコンによる先読み予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに保留中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、先読み予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の先読み予告である場合があってもよい。また、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が先読み予告として行われた場合に、開始が保留されている図柄変動表示のうちのいずれかにおいて必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、後述する旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第16の演出例について図22(a)〜同図(x)を用いて説明する。図22(a)〜同図(x)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図22(a)〜同図(x)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図22(a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図22(a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図22(a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図22(a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図22(b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、変動アイコンa1を対象とする演出である。また、図22(b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされている様子が示されている。
図22(c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。なお、図22(c)では、WUFOK6が保留アイコンb3の一部にオーバーラップしている様子が示されている。
図22(d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央下部まで移動した後、表示画面中央部に舞い上がるように表示されている。
図22(e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は変動アイコンa1を対象としており、対象である変動アイコンa1に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。
図22(f)は、変動アイコンa1にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e2が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、謎の光線が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa1の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb2、b3の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図22(g)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa1が再度視認可能に表示される。変動アイコンa1は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。
図22(h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図22(h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図22(i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図22(j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図22(k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図22(l)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3、b4がそれぞれ保留1表示領域、保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。一方、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc1は依然として旧保留4表示領域への移動を継続している。また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了している様子も示されている。
図22(m)は、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子が示されている。
図22(n)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c1を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留4表示領域における黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図22(o)は、アタック演出が継続している様子が示されており、黒丸旧保留アイコンc1が拡大しながら変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図22(p)は、アタック演出が継続している様子が示されており、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa2の一部が黒丸旧保留アイコンc1の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。
図22(q)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図22(r)は、エフェクト画像e2が消去された状態を示している。エフェクト画像e2が消去されたことにより、変動アイコンa1が再度視認可能に表示される。変動アイコンa1は白丸変動アイコンの表示態様のままである。本例のアタック演出は対象とした変動アイコンが変化しない失敗演出である。
図22(s)は、黒丸旧保留アイコンc1がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留4表示領域に向けて移動している様子を示している。このとき、旧保留アイコンc1´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。一方、左図柄表示領域208aでは、「装飾3」が仮停止表示されている様子が示されている。
図22(t)は、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域に到達した後に、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc1が表示されていた旧保留4表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が移動し、当該旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている様子が示されている。
図22(u)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図22(v)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14、c1´は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図22(w)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。一方、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc2は依然として旧保留4表示領域への移動を継続している。また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc12の退場が完了している様子も示されている。
図22(x)は、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達した様子が示されている。
本実施形態では、高変化率アイコンとしての黒丸アイコンが旧保留アイコンになり、黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出が行われたが、アタック演出の対象である変動アイコンa2が白丸アイコンの態様から図14(a)に示す他のアイコンの態様に変化していない。このように、アタック演出には、対象とするアイコンが変化しない失敗演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
次に、本実施形態の第16の演出例の別の演出態様について図22(r´)〜同図(ツ´)を用いて説明する。図22(r´)〜同図(ツ´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図22(r´)〜同図(ツ´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図22(r´)は、図22(q)から引き続く別の状態を示している。図22(r´)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。この演出例におけるアタック演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。
図22(s´)は、黒丸旧保留アイコンc1がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留4表示領域に向けて移動している様子を示している。このとき、旧保留アイコンc1´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。一方、左図柄表示領域208aでは、「装飾3」が仮停止表示されている様子が示されている。
図22(t´)は、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域に到達した後に、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc1が表示されていた旧保留4表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が移動し、当該旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている様子が示されている。
図22(u´)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図22(v´)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14、c1´は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図22(w´)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。一方、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc2は依然として旧保留4表示領域への移動を継続している。また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc12の退場が完了している様子も示されている。
図22(x´)は、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達した様子が示されている。
図22(y´)は、旧保留4表示領域に黒丸旧保留アイコンc2が表示され、上述したアタック演出が行われる可能性があるにもかかわらず、アイコンを変化させる可能性がある別の保留演出としてのBバード演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からBバードK2が登場するアニメーションが表示されている。BバードK2が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。BバードK2の登場開始がBバード演出の開始である。本例のBバード演出は、変動アイコンa3を対象とする演出である。また、図22(y´)では、旧保留アイコンがBバードK2によってオーバーラップされている様子が示されている。
図22(z´)は、Bバード演出が行われている状態を示している。BバードK2が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(z´)に示すタイミングでは、BバードK2の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図22(z´)に続く図22(イ´)は、Bバード演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。BバードK2は、表示画面中央下部まで移動した後、表示画面中央部に舞い上がるように表示されている。
図22(ロ´)は、Bバード演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のBバード演出は変動アイコンa3を対象としており、対象である変動アイコンa3にBバードK2の目からレーザー光線が照射されるシーンのアニメーションが表示されている。
図22(ハ´)は、変動アイコンa3にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。BバードK2の目からレーザー光線が照射されるシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e2が表示される。なお、BバードK2の目からレーザー光線が照射されるシーンのアニメーションの表示中にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa3の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa3の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図22(ニ´)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa3が再度視認可能に表示される。変動アイコンa3は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から三角アイコンの態様に変化している。この演出例におけるBバード演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。このように、この演出例では、旧保留4表示領域に黒丸アイコンの態様である旧保留アイコンc2が表示されており、アタック演出が行われて白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化する可能性があるにもかかわらず、アイコンを変化させる可能性がある別の保留演出としてのBバード演出が開始され、このBバード演出においてBバードK2が変動アイコンa3を白丸アイコンの態様から黒丸アイコンよりも有利な(大当り信頼度の高い)中信頼度アイコンとしての三角アイコンの態様に変化させ、保留演出に成功した様子が示されている。
図22(ホ´)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図22(ホ´)では、BバードK2は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、Bバード演出が終了する直前の状態である。
図22(ヘ´)は、BバードK2が消去されてBバード演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。この演出例では、図22(ヘ´)において装飾図柄の変動表示でリーチとなった後にノーマルリーチ演出表示が開始される。なお、ノーマルリーチ演出表示が行われた後でスーパリーチ演出表示に発展する場合があってもよい。
図22(ト´)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図22(チ´)は、左中右図柄表示領域208a〜208cにおいて大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」で引き続き揺れ変動表示されている状態を示している。一方、変動アイコンとして表示されていた三角アイコンの態様の変動アイコンa3が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの三角アイコンの態様の旧保留アイコンc3として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc13が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc14、c1´、c2は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図22(リ´)は、左中右図柄表示領域208a〜208cにおいて大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」で引き続き揺れ変動表示されている状態を示している。一方、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc3は依然として旧保留4表示領域への移動を継続している。また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc13の退場が完了している様子も示されている。
図22(ヌ´)は、左中右図柄表示領域208a〜208cにおいて大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」で引き続き揺れ変動表示されている状態を示している。一方、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達した様子が示されている。
図22(ル´)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果は大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図22(ヲ´)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図22(ヲ´)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
本実施形態では、高変化率アイコンとしての黒丸アイコンが旧保留アイコンになり、黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化している。さらに、その後、黒丸旧保留アイコンが旧保留アイコン表示領域に表示されているにもかかわらずBバード演出が行われ、このBバード演出が態様αから態様βまで進行(発展)し、変動アイコンが白丸変動アイコンから三角変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出及びBバード演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6あるいはBバードK2にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出及びBバード演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6あるいはBバードK2にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6あるいはBバードK2にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6あるいはBバードK2にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により変動アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により1つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、Bバード演出においてBバードK2により変動アイコンに対しレーザー光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、Bバード演出においてBバードK2により1つのアイコンに対しレーザー光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合には保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなり、保留演出に成功した場合に保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示の方が、保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる先読み予告よりも、複数の旧保留アイコンによる先読み予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる先読み予告よりも、複数の旧保留アイコンによる先読み予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに保留中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、先読み予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の先読み予告である場合があってもよい。また、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が先読み予告として行われた場合に、開始が保留されている図柄変動表示のうちのいずれかにおいて必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、後述する旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第17の演出例について図23(a)〜同図(o)を用いて説明する。図23(a)〜同図(o)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図23(a)〜同図(o)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図23(a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は4であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留4表示領域には保留アイコンb5が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4、b5は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b5は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図23(a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図23(a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図23(a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図23(b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、旧保留アイコンc11〜c14を対象とする演出である。また、図23(b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされている様子が示されている。
図23(c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。なお、図23(c)では、WUFOK6が保留アイコンb3,b4の一部にオーバーラップしている様子が示されている。
図23(d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央下部まで移動した後、表示画面中央部に舞い上がるように表示されている。
図23(e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc11〜c14を対象としており、WUFOが装飾図柄表示装置208の略中央付近まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc11〜c14に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14の全部を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンを対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図23(f)は、旧保留アイコンc11〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e3が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e3が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中した後にエフェクト画像e3が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e3が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc11〜c14の全体にエフェクト画像e3がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc11〜c14の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e3は、保留演出の対象ではない他のアイコンにオーバーラップせずに表示されているが、保留演出の対象ではない他のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。
図23(g)では、エフェクト画像e3が消去されており、旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc14は、再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から高信頼度であることを示す殿アイコンの態様に変化している。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの1つの旧保留アイコンの態様が変化する様子を示したが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの2以上あるいは全部の旧保留アイコンの態様が変化する場合があってもよい。
図23(h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図23(h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図23(i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子が示されている。
図23(j)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。この演出例では、図23(j)において装飾図柄の変動表示でリーチとなった後にノーマルリーチ演出表示が開始される。なお、ノーマルリーチ演出表示が行われた後でスーパリーチ演出表示に発展する場合があってもよい。
図23(k)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。すなわち、WUFO演出により顔アイコンの態様の旧保留アイコンが表示されたことにより、実行中の図柄変動について高信頼度の大当り予告が行われている様子が示されている。
図23(l)は、左中右図柄表示領域208a〜208cにおいて大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」で引き続き揺れ変動表示されている状態を示している。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図23(m)は、左中右図柄表示領域208a〜208cにおいて大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」で引き続き揺れ変動表示されている状態を示している。一方、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc1は依然として旧保留4表示領域への移動を継続している。また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了している様子も示されている。
図23(n)は、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した後、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果は大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図23(o)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図23(o)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
本実施形態では、WUFO演出の態様αから態様βまで進行(発展)し、WUFO演出の対象である旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留4表示領域における旧保留アイコンc14が白丸アイコンの態様から顔アイコンの態様に変化している。このように、WUFO演出には、対象とするアイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出により、白丸アイコンの態様の旧保留アイコンを顔アイコンの態様に変化することで大当り予告を行っているが、WUFO演出により、旧保留アイコンが白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様や三角アイコンの態様や埴輪アイコンの態様に変化することで大当り予告が行われる場合があってもよい。この場合、例えば、顔アイコンが表示された場合の方が、三角アイコンや黒丸アイコンが表示された場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすくなっている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により旧保留アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、変動アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により全部の旧保留アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数の旧保留アイコンのうちの一部に対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンが顔アイコンの態様に変化したものの、当該顔アイコンの態様の旧保留アイコンを用いたアタック演出が行われない例が示されたが、顔アイコンの態様の旧保留アイコンを用いたアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、顔アイコンの態様の旧保留アイコンを用いたアタック演出が行われた場合の方が、顔アイコンの態様の旧保留アイコンを用いたアタック演出が行われなかった場合よりも最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、保留演出が行われて旧保留アイコンのうちの一つの態様が顔アイコンの態様に変化したときに実行中の図柄変動表示に係る大当り予告が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、保留演出が行われて旧保留アイコンのうちの一つの態様が顔アイコンの態様に変化したときに保留中の図柄変動表示についての先読み予告であってもよい。
次に、本実施形態の第17の演出例の別の演出態様について図23(k´)〜同図(v´)を用いて説明する。図23(k´)〜同図(v´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図23(k´)〜同図(v´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図23(k´)は、図23(j)から引き続く別の状態を示している。図23(k´)では、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。すなわち、WUFO演出により顔アイコンの態様の旧保留アイコンが表示されたことにより、実行中の図柄変動についての大当り予告ではなかったが、先読み予告である可能性があることが演出されている様子が示されている。
図23(l´)は、左中右図柄表示領域208a〜208cにおいてはずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」で引き続き揺れ変動表示されている状態を示している。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図23(m´)は、左中右図柄表示領域208a〜208cにおいてはずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」で引き続き揺れ変動表示されている状態を示している。一方、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc3は依然として旧保留4表示領域への移動を継続している。また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc13の退場が完了している様子も示されている。
図23(n´)は、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達した後、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果ははずれであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。
図23(o´)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示され、保留アイコンb5が保留3表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
図23(p´)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子が示されている。
図23(q´)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。この演出例では、図23(q´)において装飾図柄の変動表示でリーチとなった後にノーマルリーチ演出表示が開始される。なお、ノーマルリーチ演出表示が行われた後でスーパリーチ演出表示に発展する場合があってもよい。
図23(r´)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。すなわち、WUFO演出により顔アイコンの態様の旧保留アイコンが表示されたことにより、当該WUFO演出が行われて旧保留アイコンが顔アイコンの態様に変化したときに保留中の図柄変動について高信頼度の先読み予告が行われてたことが示されている。
図23(s´)は、左中右図柄表示領域208a〜208cにおいて大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」で引き続き揺れ変動表示されている状態を示している。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14、c1は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図23(t´)は、左中右図柄表示領域208a〜208cにおいて大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」で引き続き揺れ変動表示されている状態を示している。一方、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc2は依然として旧保留4表示領域への移動を継続している。また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc12の退場が完了している様子も示されている。
図23(u´)は、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達した後、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果は大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図23(v´)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図23(v´)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
本実施形態では、WUFO演出の態様αから態様βまで進行(発展)し、WUFO演出の対象である旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留4表示領域における旧保留アイコンc14が白丸アイコンの態様から顔アイコンの態様に変化している。このように、WUFO演出には、対象とするアイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出により、白丸アイコンの態様の旧保留アイコンを顔アイコンの態様に変化することで先読み予告を行っているが、WUFO演出により、旧保留アイコンが白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様や三角アイコンの態様や埴輪アイコンの態様に変化することで先読み予告が行われる場合があってもよい。この演出例では、顔アイコンが表示された場合の方が、三角アイコンや黒丸アイコンが表示された場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすくなっている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により旧保留アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、変動アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により全部の旧保留アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数の旧保留アイコンのうちの一部に対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンが顔アイコンの態様に変化したものの、当該顔アイコンの態様の旧保留アイコンを用いたアタック演出が行われない例が示されたが、顔アイコンの態様の旧保留アイコンを用いたアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、顔アイコンの態様の旧保留アイコンを用いたアタック演出が行われた場合の方が、顔アイコンの態様の旧保留アイコンを用いたアタック演出が行われなかった場合よりも最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、保留演出が行われて旧保留アイコンのうちの一つの態様が顔アイコンの態様に変化したときに保留中の図柄変動表示に係る先読み予告が行われる例を示したが、偽の先読み予告である場合があってもよい。また、保留演出が行われて旧保留アイコンのうちの一つの態様が顔アイコンの態様に変化したときに実行中の図柄変動表示についての大当り予告が行われる場合があってもよい。
また、この演出例では、後述する旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第18の演出例について図24(a)〜同図(ツ)を用いて説明する。図24(a)〜同図(ツ)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図24(a)〜同図(ツ)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図24(a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は4であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留4表示領域には保留アイコンb5が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4、b5は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b5は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図24(a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図24(a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図24(a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図24(b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、旧保留アイコンc11〜c14を対象とする演出である。また、図24(b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされている様子が示されている。
図24(c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。なお、図24(c)では、WUFOK6が保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップしている様子が示されている。
図24(d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央下部まで移動した後、表示画面中央部に舞い上がるように表示されている。
図24(e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc11〜c14を対象としており、WUFOが装飾図柄表示装置208の略中央付近まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc11〜c14に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14の全部を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンを対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図24(f)は、旧保留アイコンc11〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e3が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e3が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中した後にエフェクト画像e3が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e3が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc11〜c14の全体にエフェクト画像e3がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc11〜c14の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e3は、保留演出の対象ではない他のアイコンにオーバーラップせずに表示されているが、保留演出の対象ではない他のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。
図24(g)では、エフェクト画像e3が消去されており、旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留3表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13と旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc14は、再表示された際にそれぞれ態様が変化しており、旧保留アイコンc13は、図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化し、旧保留アイコンc14は、白丸アイコンの態様から中信頼度アイコンとしての三角アイコンの態様に変化している。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの2つの旧保留アイコンの態様が変化する様子を示したが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの3以上あるいは全部の旧保留アイコンの態様が変化する場合があってもよいし、1つの旧保留アイコンの態様が変化する場合があってもよい。
図24(h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図24(h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図24(i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図24(j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図24(k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図24(l)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3、b4、b5がそれぞれ保留1表示領域、保留2表示領域、保留3表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。一方、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc1は依然として旧保留4表示領域への移動を継続している。また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了している様子も示されている。
図24(m)は、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子が示されている。
図24(n)は、WUFO演出により態様が変化した旧保留2表示領域に表示されている黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c13を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留2表示領域における黒丸旧保留アイコンc13が保留アイコンb3〜b5に向かっている様子が示されている。
図24(o)は、アタック演出が継続している様子が示されており、黒丸旧保留アイコンc13が拡大しながら保留アイコンb3〜b5に向かっている様子が示されている。
図24(p)は、アタック演出が継続している様子が示されており、黒丸旧保留アイコンc13が保留アイコンよりも大きいサイズの大きさにまで拡大し、保留アイコンb3〜b5の一部(より具体的には、保留アイコンb3及びb4の一部)が黒丸旧保留アイコンc13の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、保留アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、保留アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、保留アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが保留アイコンにオーバーラップされてもよい。
図24(q)は、保留1表示領域に表示されている保留アイコンb3にオーバーラップしてエフェクト画像e1が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc13が保留1表示領域に表示されている保留アイコンb3に命中して爆発するとエフェクト画像e1が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc13が保留アイコン33に命中した後にエフェクト画像e1が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc13が保留アイコンb3に命中するのと同時にエフェクト画像e1が表示開始されてもよい。保留アイコンb3の全体にエフェクト画像e1がオーバーラップされたことで、保留アイコンb3の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンa2及び保留アイコンb4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図24(r)では、エフェクト画像e1が消去されており、保留アイコンb3が再度視認可能に表示される。保留アイコンb3は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。この演出例における黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。
図24(s)は、黒丸旧保留アイコンc13がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc13´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留2表示領域に向けて移動している様子を示している。このとき、旧保留アイコンc13´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。一方、左図柄表示領域208aでは、「装飾3」が仮停止表示されている様子が示されている。
図24(t)は、旧保留2表示領域へ移動していた旧保留アイコンc13´が旧保留2表示領域に到達した後に、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc13が表示されていた旧保留2表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc13´が移動し、当該旧保留アイコンc13´が旧保留2表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている様子が示されている。
図24(u)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図24(v)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13´、c14、c1は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図24(w)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb5が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。一方、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc2は依然として旧保留4表示領域への移動を継続している。また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc12の退場が完了している様子も示されている。
図24(x)は、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達した様子が示されている。
図24(y)は、旧保留2表示領域に中信頼度アイコンとしての三角旧保留アイコンc14が表示されており、上述したアタック演出が行われる可能性があるにもかかわらず、アイコンを変化させる可能性がある別の保留演出としてのBバード演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からBバードK2が登場するアニメーションが表示されている。BバードK2が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。BバードK2の登場開始がBバード演出の開始である。本例のBバード演出は、保留アイコンb4を対象とする演出である。また、図24(y)では、旧保留アイコンがBバードK2によってオーバーラップされている様子が示されている。
図24(z)は、Bバード演出が行われている状態を示している。BバードK2が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(z)に示すタイミングでは、BバードK2の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図24(z)に続く図24(イ)は、Bバード演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。BバードK2は、表示画面中央下部まで移動した後、表示画面中央部に舞い上がるように表示されている。
図24(ロ)は、Bバード演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のBバード演出は保留アイコンb4を対象としており、対象である保留アイコンb4にBバードK2の目からレーザー光線が照射されるシーンのアニメーションが表示されている。
図24(ハ)は、保留アイコンb4にオーバーラップしてエフェクト画像e1が表示されている状態を示している。BバードK2の目からレーザー光線が照射されるシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e1が表示される。なお、BバードK2の目からレーザー光線が照射されるシーンのアニメーションの表示中にエフェクト画像e1が表示開始されてもよい。保留アイコンb4の全体にエフェクト画像e1がオーバーラップされたことで、保留アイコンb4の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンa3および保留アイコンb5の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンおよび保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図24(ニ)では、エフェクト画像e1が消去されており、保留アイコンa4が再度視認可能に表示される。保留アイコンb4は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から三角アイコンの態様に変化している。この演出例におけるBバード演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。このように、この演出例では、旧保留2表示領域に三角アイコンの態様である旧保留アイコンc14が表示されており、アタック演出が行われて保留アイコンの態様が変化する可能性があるにもかかわらず、アイコンを変化させる可能性がある別の保留演出としてのBバード演出が開始され、このBバード演出においてBバードK2が保留アイコンb4を白丸アイコンの態様から黒丸アイコンよりも有利な(大当り信頼度の高い)中信頼度アイコンとしての三角アイコンの態様に変化させ、保留演出に成功した様子が示されている。
図24(ホ)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図24(ホ)では、BバードK2は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、Bバード演出が終了する直前の状態である。
図24(ヘ)は、BバードK2が消去されてボタン付きBバード演出が終了した状態を示している。その後、図24(ト)に示すように、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示される。
図24(チ)では、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図24(リ)は、左中右図柄表示領域208a〜208cにおいてはずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」で引き続き揺れ変動表示されている状態を示している。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa3が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc3として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc13´が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc14、c1、c2は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図24(ヌ)は、左中右図柄表示領域208a〜208cにおいてはずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」で引き続き揺れ変動表示されている状態を示している。一方、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc3は依然として旧保留4表示領域への移動を継続している。また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc13´の退場が完了している様子も示されている。その後、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc3が旧保留4表示領域に到達した後、特図1変動遊技が終了し、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知される。
図24(ル)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb4が変動アイコンa4となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa4は、三角アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb5が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
図24(ヲ)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子が示されている。
図24(ワ)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。この演出例では、図24(ワ)において装飾図柄の変動表示でリーチとなった後にノーマルリーチ演出表示が開始される。なお、ノーマルリーチ演出表示が行われた後でスーパリーチ演出表示に発展する場合があってもよい。
図24(カ)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図24(ヨ)は、左中右図柄表示領域208a〜208cにおいて大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」で引き続き揺れ変動表示されている状態を示している。一方、変動アイコンとして表示されていた三角アイコンの態様の変動アイコンa4が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの三角アイコンの態様の旧保留アイコンc4として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc14が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc1〜c3は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図24(タ)は、左中右図柄表示領域208a〜208cにおいて大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」で引き続き揺れ変動表示されている状態を示している。一方、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc4は依然として旧保留4表示領域への移動を継続している。また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc14の退場が完了している様子も示されている。
図24(レ)は、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した状態を示している。その後、図24(ソ)に示すように、特図1変動遊技が終了する。図24(ソ)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図24(ツ)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図24(ツ)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
本実施形態では、WUFO演出が態様αから態様βまで進行(発展)し、白丸アイコンの態様の4つの旧保留アイコンのうちの2つの旧保留アイコンがそれぞれ中信頼度アイコンとしての三角アイコン(三角旧保留アイコン)の態様と高変化率アイコンとしての黒丸アイコン(黒丸旧保留アイコン)の態様に変化し、黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により保留アイコンが白丸保留アイコンから黒丸変動アイコンに変化している。さらに、その後、三角旧保留アイコンが旧保留アイコン表示領域に表示されているにもかかわらずBバード演出が行われ、このBバード演出が態様αから態様βまで進行(発展)し、保留アイコンが白丸保留アイコンから三角保留アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする保留アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出及びBバード演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6あるいはBバードK2にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出及びBバード演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6あるいはBバードK2にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6あるいはBバードK2にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6あるいはBバードK2にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により旧保留アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、変動アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により複数のアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、一つのアイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により4つのアイコンのうちの2つのアイコンの態様を変化させる保留演出を行うようにしたが、3つ以上のアイコンの態様を変化させる保留演出が行われる場合があってもよい。
また、この演出例では、Bバード演出においてBバードK2により保留アイコンに対しレーザー光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、変動アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、Bバード演出においてBバードK2により1つのアイコンに対しレーザー光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留1表示領域における保留アイコンb3の態様を白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化させた後、別の保留アイコンb4を対象とするBバード演出により保留アイコンb4態様を白丸アイコンの態様から三角アイコンの態様に変化させる例を示したが、アタック演出が行われて態様が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化した保留アイコンを対象としたBバード演出が行われ、黒丸アイコンの態様から三角アイコンの態様に変化する場合があってもよい。この場合、Bバード演出に換えて、Wバード演出、W爆撃機演出、B爆撃機演出、WUFO演出、BUFO演出が行われる場合がってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功したときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功したときに保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよい。また、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に、当該保留演出が行われたときに保留中の図柄変動表示のいずれにおいてもはずれとなる場合があってもよいし、いずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。この場合において、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合の方が、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合よりも、保留演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功したときに保留中のいずれかの図柄変動表示が大当りとなる例を示したが、保留演出の対象の保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、保留演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる先読み予告よりも、複数の旧保留アイコンによる先読み予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、保留アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、変動アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる先読み予告よりも、複数の旧保留アイコンによる先読み予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、保留アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに保留中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、先読み予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の先読み予告である場合があってもよい。また、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が先読み予告として行われた場合に、保留演出の対象である図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、後述する旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第19の演出例について図25(a)〜同図(ナ)を用いて説明する。図25(a)〜同図(ナ)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図25(a)〜同図(ナ)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図25(a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は4であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留4表示領域には保留アイコンb5が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4、b5は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b5は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図25(a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図25(a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図25(a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図25(b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、旧保留アイコンc11〜c14を対象とする演出である。また、図25(b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされている様子が示されている。
図25(c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。なお、図25(c)では、WUFOK6が保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップしている様子が示されている。
図25(d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央下部まで移動した後、表示画面中央部に舞い上がるように表示されている。
図25(e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc11〜c14を対象としており、WUFOが装飾図柄表示装置208の略中央付近まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc11〜c14に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14の全部を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンを対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図25(f)は、旧保留アイコンc11〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e3が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e3が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中した後にエフェクト画像e3が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e3が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc11〜c14の全体にエフェクト画像e3がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc11〜c14の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e3は、保留演出の対象ではない他のアイコンにオーバーラップせずに表示されているが、保留演出の対象ではない他のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。
図25(g)では、エフェクト画像e3が消去されており、旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留3表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13と旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc14は、再表示された際にそれぞれ態様が変化しており、旧保留アイコンc13は、図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化し、旧保留アイコンc14は、白丸アイコンの態様から中信頼度アイコンとしての三角アイコンの態様に変化している。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの2つの旧保留アイコンの態様が変化する様子を示したが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの3以上あるいは全部の旧保留アイコンの態様が変化する場合があってもよいし、1つの旧保留アイコンの態様が変化する場合があってもよい。
図25(h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図25(h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図25(i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図25(j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図25(k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図25(l)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3、b4、b5がそれぞれ保留1表示領域、保留2表示領域、保留3表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。一方、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc1は依然として旧保留4表示領域への移動を継続している。また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了している様子も示されている。
図25(m)は、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子が示されている。
図25(n)は、WUFO演出により態様が変化した旧保留2表示領域に表示されている黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c13を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留2表示領域における黒丸旧保留アイコンc13が保留アイコンb3〜b5に向かっている様子が示されている。
図25(o)は、アタック演出が継続している様子が示されており、黒丸旧保留アイコンc13が拡大しながら保留アイコンb3〜b5に向かっている様子が示されている。
図25(p)は、アタック演出が継続している様子が示されており、黒丸旧保留アイコンc13が保留アイコンよりも大きいサイズの大きさにまで拡大し、保留アイコンb3〜b5の一部(より具体的には、保留アイコンb3及びb4の一部)が黒丸旧保留アイコンc13の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、保留アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、保留アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、保留アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが保留アイコンにオーバーラップされてもよい。
図25(q)は、保留1表示領域に表示されている保留アイコンb3にオーバーラップしてエフェクト画像e1が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc13が保留1表示領域に表示されている保留アイコンb3に命中して爆発するとエフェクト画像e1が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc13が保留アイコンb3に命中した後にエフェクト画像e1が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc13が保留アイコンb3に命中するのと同時にエフェクト画像e1が表示開始されてもよい。保留アイコンb3の全体にエフェクト画像e1がオーバーラップされたことで、保留アイコンb3の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンa2及び保留アイコンb4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図25(r)は、エフェクト画像e1が消去された状態を示している。エフェクト画像e1が消去されたことにより、保留アイコンb3が再度視認可能に表示される。保留アイコンb3は白丸保留アイコンの表示態様のままである。本例のアタック演出は対象とした保留アイコンが変化しない失敗演出である。
図25(s)は、黒丸旧保留アイコンc13がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc13´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留2表示領域に向けて移動している様子を示している。このとき、旧保留アイコンc13´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。一方、左図柄表示領域208aでは、「装飾3」が仮停止表示されている様子が示されている。
図25(t)は、旧保留2表示領域へ移動していた旧保留アイコンc13´が旧保留2表示領域に到達した後に、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc13が表示されていた旧保留2表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc13´が移動し、当該旧保留アイコンc13´が旧保留2表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている様子が示されている。
図25(u)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図25(v)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13´、c14、c1は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図25(w)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb5が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。一方、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc2は依然として旧保留4表示領域への移動を継続している。また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc12の退場が完了している様子も示されている。
図25(x)は、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達した様子が示されている。
図25(y)は、旧保留2表示領域に中信頼度アイコンとしての三角旧保留アイコンc14が表示されており、上述したアタック演出が行われる可能性があるにもかかわらず、アイコンを変化させる可能性がある別の保留演出としてのBバード演出が開始された状態を示している。換言すれば、Bバード演出が行われている状態で中信頼度アイコンとしての三角旧保留アイコンc14が表示されているということもできる。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からBバードK2が登場するアニメーションが表示されている。BバードK2が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。BバードK2の登場開始がBバード演出の開始である。本例のBバード演出は、保留アイコンb4を対象とする演出である。また、図25(y)では、旧保留アイコンがBバードK2によってオーバーラップされている様子が示されている。
図25(z)は、Bバード演出が行われている状態を示している。BバードK2が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(z)に示すタイミングでは、BバードK2の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図25(z)に続く図25(イ)は、Bバード演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。BバードK2は、表示画面中央下部まで移動した後、表示画面中央部に舞い上がるように表示されている。
図25(ロ)は、Bバード演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のBバード演出は保留アイコンb4を対象としており、対象である保留アイコンb4にBバードK2の目からレーザー光線が照射されるシーンのアニメーションが表示されている。
図25(ハ)は、保留アイコンb4にオーバーラップしてエフェクト画像e1が表示されている状態を示している。BバードK2の目からレーザー光線が照射されるシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e1が表示される。なお、BバードK2の目からレーザー光線が照射されるシーンのアニメーションの表示中にエフェクト画像e1が表示開始されてもよい。保留アイコンb4の全体にエフェクト画像e1がオーバーラップされたことで、保留アイコンb4の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンa3および保留アイコンb5の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンおよび保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図25(ニ)では、エフェクト画像e1が消去されており、保留アイコンa4が再度視認可能に表示される。保留アイコンb4は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から顔アイコンの態様に変化している。この演出例におけるBバード演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。このように、この演出例では、旧保留2表示領域に三角アイコンの態様である旧保留アイコンc14が表示されており、アタック演出が行われて保留アイコンの態様が変化する可能性があるにもかかわらず、アイコンを変化させる可能性がある別の保留演出としてのBバード演出が開始され、このBバード演出においてBバードK2が保留アイコンb4を白丸アイコンの態様から黒丸アイコン及び三角アイコンよりも有利な(大当り信頼度の高い)高信頼度アイコンとしての顔アイコンの態様に変化させ、保留演出に成功した様子が示されている。
図25(ホ)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図25(ホ)では、BバードK2は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、Bバード演出が終了する直前の状態である。
図25(ヘ)は、BバードK2が消去されてボタン付きBバード演出が終了した状態を示している。
図25(ト)は、W左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、その後、図25(チ)に示すように、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示される。
図25(リ)では、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図25(ヌ)は、左中右図柄表示領域208a〜208cにおいてはずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」で引き続き揺れ変動表示されている状態を示している。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa3が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc3として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc13´が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc14、c1、c2は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図25(ル)は、左中右図柄表示領域208a〜208cにおいてはずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」で引き続き揺れ変動表示されている状態を示している。一方、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc3は依然として旧保留4表示領域への移動を継続している。また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc13´の退場が完了している様子も示されている。
図25(ヲ)は、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc3が旧保留4表示領域に到達した後、特図1変動遊技が終了し、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)されている状態を示しており、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。
図25(ワ)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb4が変動アイコンa4となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa4は、顔アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb5が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
図25(カ)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子が示されている。
図25(ヨ)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。この演出例では、図24(ヨ)において装飾図柄の変動表示でリーチとなった後にノーマルリーチ演出表示が開始される。なお、ノーマルリーチ演出表示が行われた後でスーパリーチ演出表示に発展する場合があってもよい。
図25(タ)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図25(レ)は、左中右図柄表示領域208a〜208cにおいて大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」で引き続き揺れ変動表示されている状態を示している。一方、変動アイコンとして表示されていた顔アイコンの態様の変動アイコンa4が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの顔アイコンの態様の旧保留アイコンc4として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc14が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc1〜c3は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図25(ソ)は、左中右図柄表示領域208a〜208cにおいて大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」で引き続き揺れ変動表示されている状態を示している。一方、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc4は依然として旧保留4表示領域への移動を継続している。また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc14の退場が完了している様子も示されている。
図25(ツ)は、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した状態を示している。その後、図24(ネ)に示すように、特図1変動遊技が終了する。図24(ネ)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図25(ナ)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図25(ナ)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
本実施形態では、WUFO演出が態様αから態様βまで進行(発展)し、白丸アイコンの態様の4つの旧保留アイコンのうちの2つの旧保留アイコンがそれぞれ中信頼度アイコンとしての三角アイコン(三角旧保留アイコン)の態様と高変化率アイコンとしての黒丸アイコン(黒丸旧保留アイコン)の態様に変化する。また、黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出が行われたが、アタック演出の対象である保留アイコンb3が白丸アイコンの態様から図14(a)に示す他のアイコンの態様に変化していない。さらに、その後、三角旧保留アイコンが旧保留アイコン表示領域に表示されているにもかかわらずBバード演出が行われ、このBバード演出が態様αから態様βまで進行(発展)し、保留アイコンが白丸保留アイコンから顔保留アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とするアイコンが変化しない失敗演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出及びBバード演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6あるいはBバードK2にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出及びBバード演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6あるいはBバードK2にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6あるいはBバードK2にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6あるいはBバードK2にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により旧保留アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、変動アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により複数のアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、一つのアイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により4つのアイコンのうちの2つのアイコンの態様を変化させる保留演出を行うようにしたが、3つ以上のアイコンの態様を変化させる保留演出が行われる場合があってもよい。
また、この演出例では、Bバード演出においてBバードK2により保留アイコンに対しレーザー光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、変動アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、Bバード演出においてBバードK2により1つのアイコンに対しレーザー光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗したにもかかわらず当該保留演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗したにもかかわらず当該保留演出が行われたときに保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよい。また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗したにもかかわらず、当該保留演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示が大当りとなる例を示したが、当該保留演出の対象の保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、保留演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる先読み予告よりも、複数の旧保留アイコンによる先読み予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、保留アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、変動アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる先読み予告よりも、複数の旧保留アイコンによる先読み予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、保留アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに保留中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、先読み予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の先読み予告である場合があってもよい。また、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が先読み予告として行われた場合に、保留演出の対象である図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、後述する旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第20の演出例について図26(a)〜同図(イ)を用いて説明する。図26(a)〜同図(イ)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図26(a)〜同図(イ)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図26(a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は4であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留4表示領域には保留アイコンb5が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4、b5は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b5は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図26(a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図26(a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図26(a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図26(b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、旧保留アイコンc11〜c14を対象とする演出である。また、図26(b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされている様子が示されている。
図26(c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。なお、図26(c)では、WUFOK6が保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップしている様子が示されている。
図26(d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央下部まで移動した後、表示画面中央部に舞い上がるように表示されている。
図26(e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc11〜c14を対象としており、WUFOが装飾図柄表示装置208の略中央付近まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc11〜c14に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14の全部を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンを対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図26(f)は、旧保留アイコンc11〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e3が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e3が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中した後にエフェクト画像e3が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e3が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc11〜c14の全体にエフェクト画像e3がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc11〜c14の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e3は、保留演出の対象ではない他のアイコンにオーバーラップせずに表示されているが、保留演出の対象ではない他のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。
図26(g)では、エフェクト画像e3が消去されており、旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc14は、再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から高変化率アイコンであることを示す黒丸アイコンの態様に変化している。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの1つの旧保留アイコンの態様が変化する様子を示したが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの2以上あるいは全部の旧保留アイコンの態様が変化する場合があってもよい。
図26(h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図26(h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図26(i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図26(j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図26(k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図26(l)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3、b4、b5がそれぞれ保留1表示領域、保留2表示領域、保留3表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。一方、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc1は依然として旧保留4表示領域への移動を継続している。また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了している様子も示されている。
図26(m)は、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子が示されている。
図26(n)は、WUFO演出により態様が変化した旧保留3表示領域に表示されている黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c14を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留3表示領域における黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図26(o)は、アタック演出が継続している様子が示されており、黒丸旧保留アイコンc14が拡大しながら変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図26(p)は、アタック演出が継続している様子が示されており、黒丸旧保留アイコンc14が保留アイコンb3よりも大きいサイズに拡大し、この演出例では、変動アイコンa2の一部及び保留1表示領域に表示されている保留アイコンb3の一部が黒丸旧保留アイコンc14の一部にそれぞれオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。また、保留アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、保留アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが保留アイコンにオーバーラップされてもよい。また、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンの全部と保留アイコンの一部にオーバーラップしてもよいし、変動アイコンの一部と保留アイコンの全部にオーバーラップしてもよいし、変動アイコンの全部と保留アイコンの全部にオーバーラップしてもよい。
図26(q)は、変動アイコンa2及び保留アイコンb3にオーバーラップしてエフェクト画像e4が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa2及び保留アイコンb3に命中して爆発するとエフェクト画像e4が表示される。なお、変動アイコンa2と保留アイコンb3のいずれか一方に命中して爆発した場合にエフェクト画像e4が表示されてもよい。また、黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa2及び/又は保留アイコンb3に命中した後にエフェクト画像e4が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa2及び/又は保留アイコンb3に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2及び保留アイコンb3の全体にエフェクト画像e4がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2及び保留アイコンb3の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e4は、保留演出の対象ではない保留アイコンb4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e4は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図26(r)では、エフェクト画像e4が消去されており、変動アイコンa2及び保留アイコンb3が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。一方、保留アイコンb3は再表示された際に白丸アイコンの態様から図14(a)に示す他の態様のアイコンへの変化はない。この演出例における黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出は対象としたアイコン(変動アイコン及び保留アイコンのうちの少なくともいずれか)が変化する成功演出である。
図26(s)は、黒丸旧保留アイコンc14がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留3表示領域に向けて移動している様子を示している。このとき、旧保留アイコンc14´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。一方、左図柄表示領域208aでは、「装飾3」が仮停止表示されている様子が示されている。
図26(t)は、旧保留3表示領域へ移動していた旧保留アイコンc14´が旧保留3表示領域に到達した後に、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示しており、その後にリーチ演出が開始される。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc14が表示されていた旧保留3表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14´が移動し、当該旧保留アイコンc14´が旧保留3表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている様子が示されている。
図26(u)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、変動アイコンa2を対象とする演出である。また、図26(u)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされている様子が示されている。
図26(v)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央下部まで移動した後、表示画面中央部に舞い上がるように表示されている。
図26(w)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行し、右下方向に移動した状態を示している。本例のWUFO演出は変動アイコンa1を対象としており、対象である変動アイコンa2に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。
図26(x)では、WUFOK6からの謎の光線の照射が終了し、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される様子が示されている。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す黒丸アイコンの態様から高信頼度アイコンとしての顔アイコンの態様に変化してしている。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。なお、WUFO演出において、変動アイコンa2が黒丸アイコンの態様から顔アイコンの態様に変化しない失敗演出が行われる場合があってもよい。この場合、変動アイコンa2が黒丸アイコンの態様から変化しない場合よりも、黒丸アイコンの態様から顔アイコンの態様に変化した場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。その後、WUFOK6は装飾図柄表示装置208の表示画面から退場しWUFO演出が終了する。
図26(y)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了され、リーチ演出が継続している状態を示している。その後、図26(z)に示すように、特図1変動遊技が終了する。図26(z)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図26(z)に続く図26(イ)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図26(イ)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
本実施形態では、WUFO演出が態様αから態様βまで進行(発展)し、白丸アイコンの態様の4つの旧保留アイコンのうちの1つの旧保留アイコンが高変化率アイコンとしての黒丸アイコン(黒丸旧保留アイコン)の態様に変化する。また、黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出が行われ、アタック演出の対象である変動アイコンa2が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンに変化する。さらに、その後、WUFO演出が行われ、このWUFO演出が態様αから態様βまで進行(発展)し、白丸変動アイコンから変化した黒丸変動アイコンが黒丸変動アイコンから顔変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とするアイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により旧保留アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、変動アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により複数のアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、1つのアイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により4つのアイコンのうちの1つのアイコンの態様を変化させる保留演出を行うようにしたが、2つ以上のアイコンの態様を変化させる保留演出が行われる場合があってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功したときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功したときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。また、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗し、当該保留演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、はずれとなる場合があってもよい。この場合において、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合の方が、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合よりも、保留演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功したときに実行中の図柄変動表示が大当りとなる例を示したが、保留演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、当該保留演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が先読み予告として行われた場合に、保留演出の実行中に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
次に、本実施形態の第20の演出例の別の演出態様について図26(r´)〜同図(ホ´)を用いて説明する。図26(r´)〜同図(ホ´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図26(r´)〜同図(ホ´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図26(r´)は、図26(q)から引き続く別の状態を示している。図26(r)では、エフェクト画像e4が消去されており、変動アイコンa2及び保留アイコンb3が再度視認可能に表示される。保留アイコンb3は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。一方、変動アイコンa2は再表示された際に白丸アイコンの態様から図14(a)に示す他の態様アイコンへの変化はない。この演出例における黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出は対象としたアイコン(変動アイコン及び保留アイコンのうちの少なくともいずれか)が変化する成功演出である。
図26(s´)は、黒丸旧保留アイコンc13がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc13´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留2表示領域に向けて移動している様子を示している。このとき、旧保留アイコンc13´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。一方、左図柄表示領域208aでは、「装飾3」が仮停止表示されている様子が示されている。
図26(t´)は、旧保留3表示領域へ移動していた旧保留アイコンc14´が旧保留3表示領域に到達した後に、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示しており、その後にリーチ演出が開始される。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc14が表示されていた旧保留3表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14´が移動し、当該旧保留アイコンc14´が旧保留3表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている様子が示されている。
図26(u´)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、保留アイコンb3を対象とする演出である。また、図26(u´)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされている様子が示されている。
図26(v´)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央まで上昇しながら移動した後、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行し、対象である保留アイコンb3に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。
図26(w´)では、WUFOK6からの謎の光線の照射が終了し、保留アイコンb3が再度視認可能に表示された後、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了され、リーチ演出が継続している様子が示されている。保留アイコンb3は再表示された際に図14(a)に示す黒丸アイコンの態様から高信頼度アイコンとしての顔アイコンの態様に変化してしている。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。なお、WUFO演出において、保留アイコンb3が再表示された際に黒丸アイコンの態様から三角アイコンの態様や埴輪アイコンの態様に変化する場合があってもよい。その後、WUFOK6は装飾図柄表示装置208の表示画面から退場しWUFO演出が終了する。
図26(x´)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果ははずれであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。
図26(y´)は、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14´、c1は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図26(z´)は、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc12の退場が完了した状態を示している。
図26(z´)に続く図26(イ´)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、顔アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb5が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
図26(ロ´)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子が示されている。
図26(ハ´)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。この演出例では、図26(ハ´)において装飾図柄の変動表示でリーチとなった後にノーマルリーチ演出表示が開始される。なお、ノーマルリーチ演出表示が行われた後でスーパリーチ演出表示に発展する場合があってもよい。
図26(ニ´)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。その後は、図示を省略するが、変動アイコンとして表示されていた顔アイコンの態様の変動アイコンa3が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの顔アイコンの態様の旧保留アイコンc3として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動する。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc13が旧保留アイコン表示領域から退場する。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc14´、c1、c2は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図26(ホ´)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図26(ホ´)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
本実施形態では、WUFO演出が態様αから態様βまで進行(発展)し、白丸アイコンの態様の4つの旧保留アイコンのうちの1つの旧保留アイコンが高変化率アイコンとしての黒丸アイコン(黒丸旧保留アイコン)の態様に変化する。また、黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出が行われ、アタック演出の対象である保留アイコンa3が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンに変化する。さらに、その後、WUFO演出が行われ、このWUFO演出が態様αから態様βまで進行(発展)し、白丸保留アイコンから変化した黒丸保留アイコンが黒丸保留アイコンから顔保留アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とするアイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により旧保留アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、変動アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により複数のアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、1つのアイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により4つのアイコンのうちの1つのアイコンの態様を変化させる保留演出を行うようにしたが、2つ以上のアイコンの態様を変化させる保留演出が行われる場合があってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功したときに当該保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功したときに当該保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。また、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗し、当該保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、はずれとなる場合があってもよい。この場合において、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合の方が、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合よりも、当該保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功したときに当該保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示が大当りとなる例を示したが、保留演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功したときに当該保留演出の対象である保留以外の保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功したときに当該保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功したときに当該保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、当該保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる先読み予告よりも、複数の旧保留アイコンによる先読み予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、保留アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、変動アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、当該保留演出が行われているときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる先読み予告よりも、複数の旧保留アイコンによる先読み予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出の対象である保留に対応する図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、保留アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出の対象である保留以外の保留に対応する図柄変動表示や当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、先読み予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の先読み予告である場合があってもよい。また、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、保留演出が行われているときに実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、本実施形態では、後述する旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第21の演出例について図27(1−a)〜同図(1−r)を用いて説明する。図27(1−a)〜同図(1−r)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図27(1−a)〜同図(1−r)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図27(1−a)は、パチンコ機100の電源がOFFとされており、装飾図柄表示装置208に何らの表示も行われていない状態を示している。
図27(1−b)は、遊技場の店員によりRAMクリアスイッチ180が操作されながらパチンコ機100の電源がONとされ、パチンコ機100の主制御部300により主制御部メイン処理が起動した状態が示されている。この場合、主制御部300では、主制御部メイン処理においてRAMクリア信号のオンを検出し、これに応じて初期化処理が行われて基本回路302が初期状態とされ、RAM308の作業領域のデータが初期化(RAMクリア)される。そして、主制御部300から第1副制御部400に正常復帰コマンドが送信されると、図27(1−b)に示す装飾図柄表示装置208では、RAMクリアされた旨を報知する「RAMクリアされました」の文字が表示される。
図27(1−c)は、図柄変動表示の保留がなく、図柄変動表示も行われていない待機状態である様子を示している。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。同図(1−c)に示す時点の状態において、特図1の保留数は0であり、特図2の保留数も0である。したがって、装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域には保留アイコンが1つも表示されておらず、変動アイコン表示領域には変動アイコンが表示されていない。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられており、また、旧変動アイコンを表示する旧変動アイコン表示領域が旧保留アイコン表示領域の右側に隣接して設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、同図(1−c)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。同図(1−c)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、旧変動アイコン表示領域には、旧変動アイコンc10が配置されている。すなわち、旧変動アイコンc10は、旧保留アイコンc11の右側に隣接して配置されている。旧変動アイコンは、旧保留アイコン表示領域から退場した旧保留アイコンに対応して登場するものであり、例えば、旧保留1表示領域に表示されていた旧保留アイコンc11が退場すると当該旧保留アイコンc11は旧変動アイコンc11として登場し、旧変動アイコン表示領域に配置されることとなる。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。このように、この演出例では、パチンコ機100の電源がオンとされると、パチンコ機100の直近の電源オフ直前の状態の保留の情報、保留アイコンの態様の情報、変動アイコンの態様の情報、旧保留アイコンの態様の情報、旧変動アイコンの態様の情報等の制御に関する情報がクリアされているにもかかわらず、旧保留アイコン表示領域には4つの旧保留アイコンが表示され、旧変動アイコン表示領域には1つの旧変動アイコンが表示され、いずれもデフォルトの態様で表示されるように構成されている。本実施形態における旧保留アイコン及び旧変動アイコンは、保留アイコンのように保留数に対応した数だけ表示されるといった性格のものではなく、常に或る数(例えば、4つ)表示することで旧保留アイコンと保留アイコンとが混同するのを防止することができる場合がある。また、旧変動アイコンについても同様であり、図柄変動表示中に表示され、ある意味で図柄変動表示中であることを示す変動アイコンとは異なり、RAMクリアされて初期状態となったときから旧変動アイコンを表示することで、変動アイコンと旧変動アイコンとが混同するのを防止することができる場合がある。なお、この演出例では、パチンコ機100の電源オン時にRAMクリアされたか否かにかかわらず、旧保留アイコン及び旧変動アイコンのいずれもデフォルトの態様で表示されるようにしたが、電断復帰した場合には、電源が遮断される前の態様で各アイコンが表示されるようにしてもよい。
図27(1−d)は、第1特図始動口230に遊技球が入賞し、保留1表示領域に白丸アイコンの態様の保留アイコンb1(すなわち、デフォルトの態様の白丸保留アイコン)が表示された状態を示している。このとき、特図1変動遊技は開始されているが、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示は未だ開始されていない。
図27(1−e)では、装飾図柄表示装置208において、保留・変動アイコン間の移動アニメーションが表示される様子が示されている。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb1が変動アイコンa1となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa1は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。
図27(1−f)では、特図1変動遊技の開始に関連して装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始されている様子が示されている。
図27(1−g)は、第1特図始動口230に遊技球が入賞し、保留1表示領域に黒丸アイコンの態様の保留アイコンb2(すなわち、黒丸保留アイコン)が表示された状態を示している。また、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図27(1−h)は、中図柄表示領域208bに「装飾4」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾4−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)された後、特図1変動遊技が終了し、左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾4−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている状態を示している。
図27(1−i)は、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧変動アイコン表示領域に表示されていた旧変動アイコンc10が旧変動アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコンよりもサイズの大きい白丸アイコンの態様の旧変動アイコンc11として登場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧変動アイコンの旧変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧変動アイコンの旧変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧変動アイコンの旧変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図27(1−j)は、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、旧変動アイコン表示領域に表示されていた旧変動アイコンc10の退場が完了し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11が退場して旧変動アイコンc11が登場した状態を示している。
図27(1−k)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
図27(1−l)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。
図27(1−m)は、中図柄表示領域208bに「装飾4」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾4−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)された後、特図1変動遊技が終了し、左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾4−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている状態を示している。
図27(1−n)は、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧変動アイコン表示領域に表示されていた旧変動アイコンc11が旧変動アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコンよりもサイズの大きい白丸アイコンの態様の旧変動アイコンc12として登場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14、c1は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧変動アイコンの旧変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧変動アイコンの旧変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧変動アイコンの旧変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図27(1−o)は、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達し、旧変動アイコン表示領域に表示されていた旧変動アイコンc11の退場が完了し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc12が退場して旧変動アイコンc12が登場した状態を示している。その後、図柄変動表示の保留がなく、図柄変動表示も行われていないため、待機状態となる。待機状態では、第1特図始動口230あるいは第2特図始動口232に遊技球の入賞があるまで継続し、最初に、同図(1−o)に示す表示が所定時間(例えば、30秒)継続する。
待機状態となってから第1特図始動230あるいは第2特図始動口232に遊技球が入賞することなく(換言すれば、図柄変動表示が開始されることなく)所定時間が経過すると、図27(1−p)に示すような客待ちデモ表示が開始される。
その後、第1特図始動口230に遊技球が入賞すると、図27(1−q)に示すように、客待ちデモ表示が終了し、客待ちデモ表示が開始される前に表示されていたのと同じ態様で、旧変動アイコン及び旧保留アイコンが表示され、保留1表示領域に白丸アイコンの態様の保留アイコンb3(すなわち、デフォルトの態様の白丸保留アイコン)が表示される。このとき、特図1変動遊技は開始されているが、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示は未だ開始されていない。
図27(1−r)は、特図1変動遊技の開始に関連して装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
このように、この演出例では、電源オンされたときにRAMクリアされ、当該RAMクリアにより、消化された保留アイコンの態様の履歴が消去された場合であっても、所定数(例えば、4つ)の旧保留アイコンと所定数(例えば、1つ)の旧変動アイコンを表示する様子が示されている。また、この演出例では、RAMクリアされた後に表示される旧保留アイコン及び旧変動アイコンはいずれもデフォルトの態様で表示される様子が示されている。
なお、本実施形態では、旧変動アイコンを表示する形態としているが、旧変動アイコンが表示されないようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第22の演出例について図27(2−a)〜同図(2−g)を用いて説明する。図27(2−a)〜同図(2−g)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図27(2−a)〜同図(2−g)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図27(2−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(2−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は1であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示されている。保留アイコンb2は、図14(a)に示す黒丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2は、高変化率の保留アイコン(「黒丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図27(2−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられており、また、旧変動アイコンを表示する旧変動アイコン表示領域が旧保留アイコン表示領域の右側に隣接して設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図27(2−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図27(2−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、旧変動アイコン表示領域には、旧変動アイコンc10が配置されている。すなわち、旧変動アイコンc10は、旧保留アイコンc11の右側に隣接して配置されている。旧変動アイコンは、旧保留アイコン表示領域から退場した旧保留アイコンに対応して登場するものであり、例えば、旧保留1表示領域に表示されていた旧保留アイコンc11が退場すると当該旧保留アイコンc11は旧変動アイコンc11として登場し、旧変動アイコン表示領域に配置されることとなる。図27(2−a)に示すように、旧変動アイコンc10は、黒丸アイコンの態様(黒丸旧変動アイコン)で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図27(2−b)は、パチンコ機100における電源電圧の低下を検出したことにより主制御部300において電断処理が行われ、装飾図柄表示装置208が非表示とされた状態を示している。パチンコ機100の電源電圧の低下の原因としては、例えば、店員による電源操作や停電等による電源の遮断、あるいは、落雷や電源供給網のトラブル等による瞬間停電(瞬停)などが考えられる。
図27(2−c)は、遊技場の店員による電源投入操作や、システムリセット信号の入力による自動復帰等による復電が発生し、パチンコ機100の主制御部300により主制御部メイン処理が起動した状態が示されている。この場合、主制御部300では、主制御部メイン処理においてバックアップ復帰条件を満たしたと判断して復電時処理が実行され、電源断時の状態に復帰される。そして、主制御部300から第1副制御部400に復電コマンドが送信されると、同図(2−c)に示す装飾図柄表示装置208では、復電した旨を報知する「電源が投入されました」の文字が表示される。この表示は、例えば、主制御部300から第1副制御部400に図柄変動停止コマンドが送信されるまで継続して表示される。
図27(2−d)は、主制御部300から第1副制御部400に図柄変動停止コマンドが送信され、第1副制御部400における当該図柄変動停止コマンドの受信に応じて、左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている状態を示している。このとき、旧保留アイコン、旧変動アイコン、保留アイコン及び変動アイコンのいずれも、白丸アイコンの態様で表示されており、電断前に黒丸アイコンの態様で表示されていた旧変動アイコンc10及び保留1表示領域における保留アイコンb2のいずれも白丸アイコンの態様に変化している。このように、この演出例では、旧保留アイコン及び旧変動アイコンのいずれも、電断復電時には、全てデフォルトの態様で表示され、電断発生時点の態様とは異なる態様で表示される場合があることが示されている。
図27(2−e)は、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧変動アイコン表示領域に表示されていた旧変動アイコンc10が旧変動アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコンよりもサイズの大きい白丸アイコンの態様の旧変動アイコンc11として登場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧変動アイコンの旧変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧変動アイコンの旧変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧変動アイコンの旧変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図27(2−f)は、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、旧変動アイコン表示領域に表示されていた旧変動アイコンc10の退場が完了し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11が退場して旧変動アイコンc11が登場した状態を示している。
図27(2−g)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
このように、この演出例では、RAMクリアされることなく電断復帰した際に、電断発生時点の旧保留アイコンや旧変動アイコンの態様では表示されず、全てデフォルトの態様で表示される様子が示されている。
なお、本実施形態では、旧変動アイコンを表示する形態としているが、旧変動アイコンが表示されないようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第23の演出例について図27(3−a)〜同図(3−r)を用いて説明する。図27(3−a)〜同図(3−r)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図27(3−a)〜同図(3−r)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図27(3−a)は、パチンコ機100の電源がOFFとされており、装飾図柄表示装置208に何らの表示も行われていない状態を示している。
図27(3−b)は、遊技場の店員によりRAMクリアスイッチ180が操作されながらパチンコ機100の電源がONとされ、パチンコ機100の主制御部300により主制御部メイン処理が起動した状態が示されている。この場合、主制御部300では、主制御部メイン処理においてRAMクリア信号のオンを検出し、これに応じて初期化処理が行われて基本回路302が初期状態とされ、RAM308の作業領域のデータが初期化(RAMクリア)される。そして、主制御部300から第1副制御部400に正常復帰コマンドが送信されると、同図(3−b)に示す装飾図柄表示装置208では、RAMクリアされた旨を報知する「RAMクリアされました」の文字が表示される。
図27(3−c)は、図柄変動表示の保留がなく、図柄変動表示も行われていない待機状態である様子を示している。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。同図(3−c)に示す時点の状態において、特図1の保留数は0であり、特図2の保留数も0である。したがって、装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域には保留アイコンが1つも表示されておらず、変動アイコン表示領域には変動アイコンが表示されていない。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、同図(3−c)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。同図(3−c)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。なお、この演出例では、旧変動アイコン表示領域が設けられておらず、旧変動アイコンは表示されていない。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。このように、この演出例では、パチンコ機100の電源がオンとされると、パチンコ機100の直近の電源オフ直前の状態の保留の情報、保留アイコンの態様の情報、変動アイコンの態様の情報、旧保留アイコンの態様の情報等の制御に関する情報がクリアされているにもかかわらず、旧保留アイコン表示領域には4つの旧保留アイコンが表示され、いずれもデフォルトの態様で表示されるように構成されている。本実施形態における旧保留アイコンは、保留アイコンのように保留数に対応した数だけ表示されるといった性格のものではなく、常に或る数(例えば、4つ)表示することで旧保留アイコンと保留アイコンとが混同するのを防止することができる場合がある。なお、この演出例では、パチンコ機100の電源オン時にRAMクリアされたか否かにかかわらず、旧保留アイコンのいずれもデフォルトの態様で表示されるようにしたが、電断復帰した場合には、電源が遮断される前の態様で各アイコンが表示されるようにしてもよい。
図27(3−d)は、第1特図始動口230に遊技球が入賞し、保留1表示領域に白丸アイコンの態様の保留アイコンb1(すなわち、デフォルトの態様の白丸保留アイコン)が表示された状態を示している。このとき、特図1変動遊技は開始されているが、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示は未だ開始されていない。
図27(3−e)では、装飾図柄表示装置208において、保留・変動アイコン間の移動アニメーションが表示される様子が示されている。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb1が変動アイコンa1となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa1は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。
図27(3−f)では、特図1変動遊技の開始に関連して装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始されている様子が示されている。
図27(3−g)は、第1特図始動口230に遊技球が入賞し、保留1表示領域に黒丸アイコンの態様の保留アイコンb2(すなわち、黒丸保留アイコン)が表示された状態を示している。また、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図27(3−h)は、中図柄表示領域208bに「装飾4」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾4−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)された後、特図1変動遊技が終了し、左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾4−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている状態を示している。
図27(3−i)は、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図27(3−j)は、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた旧保留アイコンc11の退場が完了した状態を示している。
図27(3−k)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
図27(3−l)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。
図27(3−m)は、中図柄表示領域208bに「装飾4」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾4−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)された後、特図1変動遊技が終了し、左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾4−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている状態を示している。
図27(3−n)は、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14、c1は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図27(3−o)は、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc12が退場が完了した状態を示している。その後、図柄変動表示の保留がなく、図柄変動表示も行われていないため、待機状態となる。待機状態では、第1特図始動口230あるいは第2特図始動口232に遊技球の入賞があるまで継続し、最初に、同図(3−o)に示す表示が所定時間(例えば、30秒)継続する。
待機状態となってから第1特図始動230あるいは第2特図始動口232に遊技球が入賞することなく(換言すれば、図柄変動表示が開始されることなく)所定時間が経過すると、図27(3−p)に示すような客待ちデモ表示が開始される。
その後、第1特図始動口230に遊技球が入賞すると、図27(3−q)に示すように、客待ちデモ表示が終了し、客待ちデモ表示が開始される前に表示されていたのと同じ態様で旧保留アイコンが表示され、保留1表示領域に白丸アイコンの態様の保留アイコンb3(すなわち、デフォルトの態様の白丸保留アイコン)が表示される。このとき、特図1変動遊技は開始されているが、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示は未だ開始されていない。
図27(3−r)は、特図1変動遊技の開始に関連して装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
このように、この演出例では、電源オンされたときにRAMクリアされ、当該RAMクリアにより、消化された保留アイコンの態様の履歴が消去された場合であっても、所定数(例えば、4つ)の旧保留アイコンを表示する様子が示されている。また、この演出例では、RAMクリアされた後に表示される旧保留アイコンはいずれもデフォルトの態様で表示される様子が示されている。
なお、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第24の演出例について図27(4−a)〜同図(4−g)を用いて説明する。図27(4−a)〜同図(4−g)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図27(4−a)〜同図(4−g)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図27(4−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(4−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は1であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示されている。保留アイコンb2は、図14(a)に示す黒丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2は、高変化率の保留アイコン(「黒丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図27(4−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図27(4−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図27(4−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、同図(4−a)に示すように、旧保留2表示領域における旧保留アイコンc12の態様が黒丸アイコンの態様とされており、その他の旧保留アイコンc11、c13、c14の態様は、白丸アイコンの態様とされている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図27(4−b)は、パチンコ機100における電源電圧の低下を検出したことにより主制御部300において電断処理が行われ、装飾図柄表示装置208が非表示とされた状態を示している。パチンコ機100の電源電圧の低下の原因としては、例えば、店員による電源操作や停電等による電源の遮断、あるいは、落雷や電源供給網のトラブル等による瞬間停電(瞬停)などが考えられる。
図27(4−c)は、遊技場の店員による電源投入操作や、システムリセット信号の入力による自動復帰等による復電が発生し、パチンコ機100の主制御部300により主制御部メイン処理が起動した状態が示されている。この場合、主制御部300では、主制御部メイン処理においてバックアップ復帰条件を満たしたと判断して復電時処理が実行され、電源断時の状態に復帰される。そして、主制御部300から第1副制御部400に復電コマンドが送信されると、同図(4−c)に示す装飾図柄表示装置208では、復電した旨を報知する「電源が投入されました」の文字が表示される。この表示は、例えば、主制御部300から第1副制御部400に図柄変動停止コマンドが送信されるまで継続して表示される。
図27(4−d)は、主制御部300から第1副制御部400に図柄変動停止コマンドが送信され、第1副制御部400における当該図柄変動停止コマンドの受信に応じて、左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている状態を示している。このとき、旧保留アイコン、保留アイコン及び変動アイコンのいずれも、白丸アイコンの態様で表示されており、電断前に黒丸アイコンの態様で表示されていた旧保留2表示領域における旧保留アイコンc12及び保留1表示領域における保留アイコンb2のいずれも白丸アイコンの態様に変化している。このように、この演出例では、旧保留アイコンのいずれも、電断復電時には、全てデフォルトの態様で表示され、電断発生時点の態様とは異なる態様で表示される場合があることが示されている。
図27(4−e)は、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図27(4−f)は、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了した状態を示している。
図27(4−g)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
このように、この演出例では、RAMクリアされることなく電断復帰した際に、電断発生時点の旧保留アイコンの態様では表示されず、全てデフォルトの態様で表示される様子が示されている。
なお、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第25の演出例について図28(1−a)〜同図(1−p)を用いて説明する。図28(1−a)〜同図(1−p)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図28(1−a)〜同図(1−p)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図28(1−a)は、パチンコ機100の電源がOFFとされており、装飾図柄表示装置208に何らの表示も行われていない状態を示している。
図28(1−b)は、遊技場の店員によりRAMクリアスイッチ180が操作されながらパチンコ機100の電源がONとされ、パチンコ機100の主制御部300により主制御部メイン処理が起動した状態が示されている。この場合、主制御部300では、主制御部メイン処理においてRAMクリア信号のオンを検出し、これに応じて初期化処理が行われて基本回路302が初期状態とされ、RAM308の作業領域のデータが初期化(RAMクリア)される。そして、主制御部300から第1副制御部400に正常復帰コマンドが送信されると、同図(1−b)に示す装飾図柄表示装置208では、RAMクリアされた旨を報知する「RAMクリアされました」の文字が表示される。
図28(1−c)は、図柄変動表示の保留がなく、図柄変動表示も行われていない待機状態である様子を示している。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。同図(1−c)に示す時点の状態において、特図1の保留数は0であり、特図2の保留数も0である。したがって、装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域には保留アイコンが1つも表示されていない。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、同図(1−c)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。同図(1−c)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。なお、この演出例では、旧変動アイコン表示領域が設けられておらず、旧変動アイコンは表示されていない。また、この演出例では、変動アイコン表示領域が設けられておらず、変動アイコンは表示されないが、図柄変動表示中は、保留1表示領域における保留アイコンが変動アイコンとしての機能も兼用している。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。このように、この演出例では、パチンコ機100の電源がオンとされると、パチンコ機100の直近の電源オフ直前の状態の保留の情報、保留アイコンの態様の情報、旧保留アイコンの態様の情報等の制御に関する情報がクリアされているにもかかわらず、旧保留アイコン表示領域には4つの旧保留アイコンが表示され、いずれもデフォルトの態様で表示されるように構成されている。本実施形態における旧保留アイコンは、保留アイコンのように保留数に対応した数だけ表示されるといった性格のものではなく、常に或る数(例えば、4つ)表示することで旧保留アイコンと保留アイコンとが混同するのを防止することができる場合がある。なお、この演出例では、パチンコ機100の電源オン時にRAMクリアされたか否かにかかわらず、旧保留アイコンのいずれもデフォルトの態様で表示されるようにしたが、電断復帰した場合には、電源が遮断される前の態様で各アイコンが表示されるようにしてもよい。
図28(1−d)は、第1特図始動口230に遊技球が入賞し、保留1表示領域に白丸アイコンの態様の保留アイコンb1(すなわち、デフォルトの態様の白丸保留アイコン)が表示された状態を示している。このとき、特図1変動遊技は開始されているが、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示は未だ開始されていない。
図28(1−e)では、特図1変動遊技の開始に関連して装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始されている様子が示されている。なお、この図柄変動表示は、保留1表示領域における保留アイコンb1に対応するものであり、すなわち、保留アイコンb1は、変動アイコンとして機能しているということができる。
図28(1−f)は、第1特図始動口230に遊技球が入賞し、保留2表示領域に黒丸アイコンの態様の保留アイコンb2(すなわち、黒丸保留アイコン)が表示された状態を示している。また、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図28(1−g)は、中図柄表示領域208bに「装飾4」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾4−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)された後、特図1変動遊技が終了し、左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾4−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている状態を示している。また、その後、保留アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の保留アイコンb1が保留アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。また、保留減少アニメーションも開始されており、保留減少アニメーションでは、保留アイコンb2が保留2表示領域から保留1表示領域への移動表示が開始される。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、保留アイコンの保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、保留アイコンの保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、保留アイコンの保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図28(1−h)は、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた旧保留アイコンc11の退場が完了した状態を示している。また、同図(1−h)に示すように、保留減少アニメーションが終了し、保留アイコンb2が保留1表示領域に到達している。
図28(1−i)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始される。
図28(1−j)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。
図28(1−k)は、中図柄表示領域208bに「装飾4」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾4−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)された後、特図1変動遊技が終了し、左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾4−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている状態を示している。
図28(1−l)は、保留アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の保留アイコンb2が保留アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14、c1は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、保留アイコンの保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、保留アイコンの保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、保留アイコンの保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図28(1−m)は、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc12が退場が完了した状態を示している。その後、図柄変動表示の保留がなく、図柄変動表示も行われていないため、待機状態となる。待機状態では、第1特図始動口230あるいは第2特図始動口232に遊技球の入賞があるまで継続し、最初に、同図(3−o)に示す表示が所定時間(例えば、30秒)継続する。
待機状態となってから第1特図始動230あるいは第2特図始動口232に遊技球が入賞することなく(換言すれば、図柄変動表示が開始されることなく)所定時間が経過すると、図28(1−n)に示すような客待ちデモ表示が開始される。
その後、第1特図始動口230に遊技球が入賞すると、図28(1−o)に示すように、客待ちデモ表示が終了し、客待ちデモ表示が開始される前に表示されていたのと同じ態様で旧保留アイコンが表示され、保留1表示領域に白丸アイコンの態様の保留アイコンb3(すなわち、デフォルトの態様の白丸保留アイコン)が表示される。このとき、特図1変動遊技は開始されているが、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示は未だ開始されていない。
図28(1−p)は、特図1変動遊技の開始に関連して装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始される。
このように、この演出例では、電源オンされたときにRAMクリアされ、当該RAMクリアにより、消化された保留アイコンの態様の履歴が消去された場合であっても、所定数(例えば、4つ)の旧保留アイコンを表示する様子が示されている。また、この演出例では、RAMクリアされた後に表示される旧保留アイコンはいずれもデフォルトの態様で表示される様子が示されている。
なお、この演出例では、旧変動アイコン及び変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコン及び変動アイコンの少なくともいずれか一方が表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコン及び変動アイコンの少なくともいずれか一方が表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第26の演出例について図28(2−a)〜同図(2−g)を用いて説明する。図28(2−a)〜同図(2−g)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図28(2−a)〜同図(2−g)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図28(2−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(2−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は1であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb1が表示されており、保留2表示領域には保留アイコンb2が表示されている。この演出例では、変動アイコン表示領域が設けられておらず、変動アイコンは表示されないが、図柄変動表示中は、保留1表示領域における保留アイコンが変動アイコンとしての機能も兼用している。保留アイコンb1は、図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されており、すなわち、保留アイコンb1は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。また、保留アイコンb2は、図14(a)に示す黒丸アイコンの態様で表示されており、すなわち、保留アイコンb2は、高変化率の保留アイコン(「黒丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図28(2−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図28(2−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、同図(2−a)に示すように、旧保留3表示領域における旧保留アイコンc13の態様が黒丸アイコンの態様とされており、その他の旧保留アイコンc11、c12、c14の態様は、白丸アイコンの態様とされている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図28(2−b)は、パチンコ機100における電源電圧の低下を検出したことにより主制御部300において電断処理が行われ、装飾図柄表示装置208が非表示とされた状態を示している。パチンコ機100の電源電圧の低下の原因としては、例えば、店員による電源操作や停電等による電源の遮断、あるいは、落雷や電源供給網のトラブル等による瞬間停電(瞬停)などが考えられる。
図28(2−c)は、遊技場の店員による電源投入操作や、システムリセット信号の入力による自動復帰等による復電が発生し、パチンコ機100の主制御部300により主制御部メイン処理が起動した状態が示されている。この場合、主制御部300では、主制御部メイン処理においてバックアップ復帰条件を満たしたと判断して復電時処理が実行され、電源断時の状態に復帰される。そして、主制御部300から第1副制御部400に復電コマンドが送信されると、同図(2−c)に示す装飾図柄表示装置208では、復電した旨を報知する「電源が投入されました」の文字が表示される。この表示は、例えば、主制御部300から第1副制御部400に図柄変動停止コマンドが送信されるまで継続して表示される。
図28(2−d)は、主制御部300から第1副制御部400に図柄変動停止コマンドが送信され、第1副制御部400における当該図柄変動停止コマンドの受信に応じて、左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている状態を示している。このとき、旧保留アイコン及び保留アイコンのいずれも、白丸アイコンの態様で表示されており、電断前に黒丸アイコンの態様で表示されていた旧保留3表示領域における旧保留アイコンc13及び保留2表示領域における保留アイコンb2のいずれも白丸アイコンの態様に変化している。このように、この演出例では、旧保留アイコンのいずれも、電断復電時には、全てデフォルトの態様で表示され、電断発生時点の態様とは異なる態様で表示される場合があることが示されている。
図28(2−e)は、保留アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の保留アイコンb1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。また、保留減少アニメーションも開始されており、保留減少アニメーションでは、保留アイコンb2が保留2表示領域から保留1表示領域への移動表示が行われている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、保留アイコンの保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、保留アイコンの保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、保留アイコンの保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図28(2−f)は、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、旧変動アイコン表示領域に表示されていた旧変動アイコンc10の退場が完了し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了した状態を示している。
図28(2−g)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始される。
このように、この演出例では、RAMクリアされることなく電断復帰した際に、電断発生時点の旧保留アイコンの態様では表示されず、全てデフォルトの態様で表示される様子が示されている。
なお、この演出例では、旧変動アイコン及び変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコン及び変動アイコンの少なくともいずれか一方が表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコン及び変動アイコンの少なくともいずれか一方が表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第27の演出例について図28(3−a)〜同図(3−o)を用いて説明する。図28(3−a)〜同図(3−o)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図28(3−a)〜同図(3−o)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図28(3−a)は、パチンコ機100の電源がOFFとされており、装飾図柄表示装置208に何らの表示も行われていない状態を示している。
図28(3−b)は、遊技場の店員によりRAMクリアスイッチ180が操作されながらパチンコ機100の電源がONとされ、パチンコ機100の主制御部300により主制御部メイン処理が起動した状態が示されている。この場合、主制御部300では、主制御部メイン処理においてRAMクリア信号のオンを検出し、これに応じて初期化処理が行われて基本回路302が初期状態とされ、RAM308の作業領域のデータが初期化(RAMクリア)される。そして、主制御部300から第1副制御部400に正常復帰コマンドが送信されると、同図(3−b)に示す装飾図柄表示装置208では、RAMクリアされた旨を報知する「RAMクリアされました」の文字が表示される。
図28(3−c)は、図柄変動表示の保留がなく、図柄変動表示も行われていない待機状態である様子を示している。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。同図(3−c)に示す時点の状態において、特図1の保留数は0であり、特図2の保留数も0である。したがって、装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域には保留アイコンが1つも表示されていない。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、同図(3−c)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。同図(3−c)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。なお、この演出例では、旧変動アイコン表示領域が設けられておらず、旧変動アイコンは表示されていない。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。このように、この演出例では、パチンコ機100の電源がオンとされると、パチンコ機100の直近の電源オフ直前の状態の保留の情報、保留アイコンの態様の情報、変動アイコンの態様の情報、旧保留アイコンの態様の情報等の制御に関する情報がクリアされているにもかかわらず、旧保留アイコン表示領域には4つの旧保留アイコンが表示され、いずれもデフォルトの態様で表示されるように構成されている。本実施形態における旧保留アイコンは、保留アイコンのように保留数に対応した数だけ表示されるといった性格のものではなく、常に或る数(例えば、4つ)表示することで旧保留アイコンと保留アイコンとが混同するのを防止することができる場合がある。なお、この演出例では、パチンコ機100の電源オン時にRAMクリアされたか否かにかかわらず、旧保留アイコンのいずれもデフォルトの態様で表示されるようにしたが、電断復帰した場合には、電源が遮断される前の態様で各アイコンが表示されるようにしてもよい。
図28(3−d)は、第1特図始動口230に遊技球が入賞し、保留1表示領域に黒丸アイコンの態様の保留アイコンb1(すなわち、高変化率アイコンの態様の黒丸保留アイコン)が表示された状態を示している。このとき、特図1変動遊技は開始されているが、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示は未だ開始されていない。
図28(3−e)では、装飾図柄表示装置208において、保留・変動アイコン間の移動アニメーションが表示される様子が示されている。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb1が変動アイコンa1となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa1は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。また、特図1変動遊技の開始に関連して装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始されている様子も示されている。
図28(3−f)は、第1特図始動口230に遊技球が入賞し、保留1表示領域に黒丸アイコンの態様の保留アイコンb2(すなわち、黒丸保留アイコン)が表示された状態を示している。また、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図28(3−g)は、中図柄表示領域208bに「装飾4」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾4−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)された後、特図1変動遊技が終了し、左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾4−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている状態を示している。
図28(3−h)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始される。また、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。その後、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションが表示されている。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
図28(3−i)は、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた旧保留アイコンc11の退場が完了した状態を示している。その後、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示される。
図28(3−j)は、中図柄表示領域208bに「装飾4」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾4−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)された後、特図1変動遊技が終了し、左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾4−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている状態を示している。なお、この演出例では、変動アイコンは、次の図柄変動表示が開始されるまで変動アイコン表示領域で待機した状態とされている。その後、図柄変動表示の保留がなく、図柄変動表示も行われていないため、待機状態となる。待機状態では、第1特図始動口230あるいは第2特図始動口232に遊技球の入賞があるまで継続し、最初に、同図(3−j)に示す表示が所定時間(例えば、30秒)継続する。
待機状態となってから第1特図始動230あるいは第2特図始動口232に遊技球が入賞することなく(換言すれば、図柄変動表示が開始されることなく)所定時間が経過すると、図28(3−k)に示すような客待ちデモ表示が開始される。
その後、客待ちデモ表示が開始されてから所定時間(例えば、30秒)が経過すると、図28(3−l)に示すように、客待ちデモ表示が終了し、停止表示された際の装飾図柄の組み合わせ(「装飾2−装飾4−装飾3」)が表示される。また、客待ちデモ表示が開始される前に表示されていたのと同じ態様で変動アイコン及び旧保留アイコンが表示され、そのため、変動アイコン表示領域に表示されていた変動アイコンは、黒丸アイコンの態様で表示され、旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc1も、黒丸アイコンの態様で表示されている。
その後、第1特図始動口230に遊技球が入賞すると、特図1変動遊技が開始された後、図28(3−m)に示すように、保留1表示領域に黒丸アイコンの態様の保留アイコンb3(すなわち、黒丸保留アイコン)が表示される。なお、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示は未だ開始されていない。
図28(3−n)は、特図1変動遊技の開始に関連して装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始される。また、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c13、c1は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。その後、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
図28(3−o)は、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12の退場が完了した状態を示している。また、変動アイコンa3の保留・変動アイコン間の移動アニメーションも完了している。
このように、この演出例では、電源オンされたときにRAMクリアされ、当該RAMクリアにより、消化された保留アイコンの態様の履歴が消去された場合であっても、所定数(例えば、4つ)の旧保留アイコンを表示する様子が示されている。また、この演出例では、RAMクリアされた後に表示される旧保留アイコンはいずれもデフォルトの態様で表示される様子が示されている。
なお、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第28の演出例について図28(4−a)〜同図(4−f)を用いて説明する。図28(4−a)〜同図(4−f)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図28(4−a)〜同図(4−f)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図28(4−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(4−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は1であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示されている。保留アイコンb2は、図14(a)に示す黒丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2は、高変化率の保留アイコン(「黒丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図28(4−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図28(4−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図28(4−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、同図(4−a)に示すように、旧保留2表示領域における旧保留アイコンc12の態様が黒丸アイコンの態様とされており、その他の旧保留アイコンc11、c13、c14の態様は、白丸アイコンの態様とされている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図28(4−b)は、パチンコ機100における電源電圧の低下を検出したことにより主制御部300において電断処理が行われ、装飾図柄表示装置208が非表示とされた状態を示している。パチンコ機100の電源電圧の低下の原因としては、例えば、店員による電源操作や停電等による電源の遮断、あるいは、落雷や電源供給網のトラブル等による瞬間停電(瞬停)などが考えられる。
図28(4−c)は、遊技場の店員による電源投入操作や、システムリセット信号の入力による自動復帰等による復電が発生し、パチンコ機100の主制御部300により主制御部メイン処理が起動した状態が示されている。この場合、主制御部300では、主制御部メイン処理においてバックアップ復帰条件を満たしたと判断して復電時処理が実行され、電源断時の状態に復帰される。そして、主制御部300から第1副制御部400に復電コマンドが送信されると、同図(4−c)に示す装飾図柄表示装置208では、復電した旨を報知する「電源が投入されました」の文字が表示される。この表示は、例えば、主制御部300から第1副制御部400に図柄変動停止コマンドが送信されるまで継続して表示される。
図28(4−d)は、主制御部300から第1副制御部400に図柄変動停止コマンドが送信され、第1副制御部400における当該図柄変動停止コマンドの受信に応じて、左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている状態を示している。このとき、旧保留アイコン、保留アイコン及び変動アイコンのいずれも、白丸アイコンの態様で表示されており、電断前に黒丸アイコンの態様で表示されていた旧保留2表示領域における旧保留アイコンc12及び保留1表示領域における保留アイコンb2のいずれも白丸アイコンの態様に変化している。なお、旧保留アイコンの表示数は、電断の前後で同じとなっている。このように、この演出例では、旧保留アイコンのいずれも、電断復電時には、全てデフォルトの態様で表示され、電断発生時点の態様とは異なる態様で表示される場合があることが示されている。
図28(4−e)では、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始されると、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。その後、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションが表示されている。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
図28(4−f)は、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了した状態を示している。また、変動アイコンa2の保留・変動アイコン間の移動アニメーションも完了している。
このように、この演出例では、RAMクリアされることなく電断復帰した際に、電断発生時点の旧保留アイコンの態様では表示されず、全てデフォルトの態様で表示される様子が示されている。
なお、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第29の演出例について図29(a)〜同図(y)を用いて説明する。図29(a)〜同図(y)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図29(a)〜同図(y)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図29(a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図29(a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図29(a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図29(a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図29(b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端上方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、変動アイコンa1を対象とする演出である。また、図29(b)では、旧保留アイコンの上方にWUFOK6が表示されており、互いにオーバーラップされる関係にないが、旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。
図29(c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左下方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。なお、図29(c)では、WUFOK6が保留アイコンb3の一部と旧保留アイコンにオーバーラップしている様子が示されている。
図29(d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央下部まで移動した後、表示画面中央部に舞い上がるように表示されている。
図29(e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は変動アイコンa1を対象としており、対象である変動アイコンa1に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。
図29(f)は、変動アイコンa1にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e2が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、謎の光線が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa1の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb2、b3の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図29(g)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa1が再度視認可能に表示される。変動アイコンa1は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。
図29(h)では、WUFOK6が態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図29(i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。
図29(j)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図29(k)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図29(l)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図29(m)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3、b4がそれぞれ保留1表示領域、保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。一方、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc1は、旧保留4表示領域に到達する前に分裂して2つの黒丸旧保留アイコンc1a、c1bとなり、これらは上下に並んで表示されている。すると、旧保留アイコン表示領域から退場した最も古い旧保留アイコンc11に加え、2番目に古い旧保留アイコンc12も旧保留アイコン表示領域からの退場を開始する。
図29(n)は、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1a、c1bがそれぞれ旧保留3表示領域及び旧保留4表示領域に到達した様子が示されている。
図29(o)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c1aを用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留3表示領域における黒丸旧保留アイコンc1aが変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図29(p)は、アタック演出が継続している様子が示されており、黒丸旧保留アイコンc1aが拡大しながら変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図29(q)は、アタック演出が継続している様子が示されており、黒丸旧保留アイコンc1aが変動アイコンa2と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa2の一部が黒丸旧保留アイコンc1aの一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。
図29(r)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1aが変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1aが変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1aが変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図29(s)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。また、黒丸旧保留アイコンc1aがアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1a´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留3表示領域に向けて移動している様子を示している。このとき、旧保留アイコンc1a´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。このように、この演出例における1つの黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。
図29(t)は、旧保留3表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1a´が旧保留3表示領域に到達した様子を示している。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc1aが表示されていた旧保留3表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1a´が移動し、当該旧保留アイコンc1a´が旧保留3表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている様子が示されている。
図29(u)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子が示されている。
図29(v)は、右図柄表示領域208cに「装飾4」が仮停止表示された状態を示している。
図29(w)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾4」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図29(x)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾4」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc13が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc14、c1a´、c1bは、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図29(y)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。一方、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2は、旧保留4表示領域に到達し、また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc13の退場も完了している様子も示されている。
本実施形態では、高変化率アイコンとしての黒丸アイコンが2つに分裂して2つの黒丸旧保留アイコンになり、2つの黒丸旧保留アイコンのうちの1つを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化し、当該保留演出が行われた図柄変動表示においてはずれ図柄態様が表示される例が示されている。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により変動アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により1つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われ、保留演出に成功した例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときにアタック演出が行われた図柄変動表示においてはずれ図柄態様が確定表示される様子が示されているが、アタック演出が行われた図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示される場合があってもよい。また、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときにアタック演出が行われた図柄変動表示においてはずれ図柄態様が確定表示される場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、アタック演出が行われた図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、アタック演出が行われた図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示を対象とする先読み予告が行われる場合があり、しかも、この対象の保留に係る図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、偽の大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、真の大当り予告である場合があってもよい。また、アタック演出が行われたときに保留中の図柄変動表示に係る先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われたときに保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、アタック演出が実行された図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
次に、本実施形態の第29の演出例の別の演出態様について図29(o´)〜同図(v´)を用いて説明する。図29(o´)〜同図(v´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図29(o´)〜同図(v´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図29(o´)は、図29(n)から引き続く別の状態を示している。図29(o´)は、2つの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c1a、c1bを用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留3表示領域における黒丸旧保留アイコンc1a、c1bが変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図29(p´)は、アタック演出が継続している様子が示されており、黒丸旧保留アイコンc1a、c1bが拡大しながら変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図29(q´)は、アタック演出が継続している様子が示されており、2つの黒丸旧保留アイコンc1a、c1bがいずれも変動アイコンa2と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa2の一部が黒丸旧保留アイコンc1a、c1bのそれぞれ一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。
図29(r´)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1a、c1bが変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1a、c1bが変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1a、c1bが変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図29(s´)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。また、2つの黒丸旧保留アイコンc1a、c1bがアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1a´、c1b´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留3表示領域及び旧保留4表示領域に向けて移動している様子を示している。このとき、旧保留アイコンc1a´、c1b´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。このように、この演出例における2つの黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。一方、左図柄表示領域208aでは「装飾3」が仮停止表示されている様子が示されている。
図29(t´)は、旧保留3表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1a´が旧保留3表示領域に到達し、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1b´が旧保留4表示領域に到達した様子を示している。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc1aが表示されていた旧保留3表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1a´が移動し、当該旧保留アイコンc1a´が旧保留3表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示され、黒丸旧保留アイコンc1bが表示されていた旧保留4表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1b´が移動し、当該旧保留アイコンc1b´が旧保留4表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている様子が示されている。その後、右図柄表示領域208cでは「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される。
図29(u´)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図29(u´)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図29(v´)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図29(v´)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
本実施形態では、高変化率アイコンとしての黒丸アイコンが2つに分裂して2つの黒丸旧保留アイコンになり、2つの黒丸旧保留アイコンのうちの両方を用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化し、当該保留演出が行われた図柄変動表示において大当り図柄態様が表示される例が示されている。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により変動アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により1つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われ、保留演出に成功した例が示されているが、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときにアタック演出が行われた図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示される様子が示されているが、アタック演出が行われた図柄変動表示においてはずれ図柄態様が確定表示される場合があってもよい。また、2つよりも多い数(例えば、3つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときにアタック演出が行われた図柄変動表示においてはずれ図柄態様が確定表示される場合があってもよく、この場合、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、それよりも多い数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、アタック演出が行われた図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよい。すなわち、2つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、それよりも多い数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、アタック演出が行われた図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示を対象とする先読み予告が行われる場合があり、しかも、この対象の保留に係る図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、アタック演出が行われたときに保留中の図柄変動表示に係る先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われたときに保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、アタック演出が実行された図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
次に、本実施形態の第29の演出例のさらに別の演出態様について図29(m”)〜同図(u”)を用いて説明する。図29(m”)〜同図(u”)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図29(m”)〜同図(u”)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図29(m”)は、図29(l)から引き続く別の状態を示している。図29(m”)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3、b4がそれぞれ保留1表示領域、保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。一方、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc1は、依然として旧保留4表示領域への移動を継続している。
図29(n”)は、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達する前に分裂して2つの旧保留アイコンc1a、c1bとなり、これらは上下に並んで表示されている。この演出例では、2つの旧保留アイコンのうちの一方は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1aであり、他方は、中信頼度アイコンとしての三角アイコンの態様の旧保留アイコンc1bである。すると、旧保留アイコン表示領域から退場した最も古い旧保留アイコンc11に加え、2番目に古い旧保留アイコンc12も旧保留アイコン表示領域からの退場を開始する。
図29(o”)は、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1a、c1bがそれぞれ旧保留3表示領域及び旧保留4表示領域に到達した様子が示されている。
図29(p”)は、2つの旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン、三角旧保留アイコン)c1a、c1bを用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留3表示領域における黒丸旧保留アイコンc1aと、旧保留4表示領域における三角旧保留アイコンc1bが変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。その後、2つの旧保留アイコンc1a、c1bは、拡大しながら変動アイコンa2に向かっていく。
図29(q”)は、アタック演出が継続している様子が示されており、2つの旧保留アイコンc1a、c1bがいずれも変動アイコンa2と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa2の一部が旧保留アイコンc1a、c1bのそれぞれ一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコン及び/又は三角旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコン及び/又は三角旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコン及び/又は三角旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコン及び/又は三角旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。
図29(r”)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。2つの旧保留アイコンc1a、c1bが変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、2つの旧保留アイコンc1a、c1bが変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、2つの旧保留アイコンc1a、c1bが変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、2つの旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン、三角旧保留アイコン)c1a、c1bがアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1a´、c1b´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留3表示領域及び旧保留4表示領域に向けて移動している様子を示している。このとき、旧保留アイコンc1a´、c1b´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図29(s”)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から三角アイコンの態様に変化している。このように、この演出例における2つの異なる態様の旧保留アイコンを用いたアタック演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。さらに、この演出例では、異なる複数態様の旧保留アイコンを用いたアタック演出が行われた場合、このアタック演出に成功すると、当該異なる複数態様のうちのいずれかの態様のアイコンに変化する様子が示されている。この場合、大当り信頼度の高い方の態様のアイコンに変化しやすくしてもよい。すなわち、黒丸アイコンの態様よりも三角アイコンの態様に変化しやすくしてもよい。また、大当り信頼度の低い方の態様のアイコンに変化しやすくしてもよい。その後、左図柄表示領域208aでは「装飾3」が仮停止表示され、右図柄表示領域208cでは「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される。
図29(t”)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図29(t”)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図29(u”)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図29(u”)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
本実施形態では、高変化率アイコンとしての黒丸アイコンが2つに分裂して黒丸旧保留アイコンと三角旧保留アイコンになり、これらの旧保留アイコンのうちの両方を用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから三角変動アイコンに変化し、当該保留演出が行われた図柄変動表示において大当り図柄態様が表示される例が示されている。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により変動アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により1つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われ、保留演出に成功した例が示されているが、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときにアタック演出が行われた図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示される様子が示されているが、アタック演出が行われた図柄変動表示においてはずれ図柄態様が確定表示される場合があってもよい。また、2つよりも多い数(例えば、3つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときにアタック演出が行われた図柄変動表示においてはずれ図柄態様が確定表示される場合があってもよく、この場合、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、それよりも多い数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、アタック演出が行われた図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよい。すなわち、2つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、それよりも多い数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、アタック演出が行われた図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示を対象とする先読み予告が行われる場合があり、しかも、この対象の保留に係る図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、アタック演出が行われたときに保留中の図柄変動表示に係る先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われたときに保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、アタック演出が実行された図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
次に、本実施形態の第29の演出例のさらに別の演出態様について図29(s”’)〜同図(y”’)を用いて説明する。図29(s”’)〜同図(y”’)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図29(s”’)〜同図(y”’)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図29(s”’)は、図29(r”)から引き続く別の状態を示している。図29(s”’)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から三角アイコンの態様に変化している。このように、この演出例における2つの異なる態様の旧保留アイコンを用いたアタック演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。さらに、この演出例では、異なる複数態様の旧保留アイコンを用いたアタック演出が行われた場合、このアタック演出に成功すると、当該異なる複数態様のうちのいずれかの態様のアイコンに変化する様子が示されている。この場合、大当り信頼度の高い方の態様のアイコンに変化しやすくしてもよい。すなわち、黒丸アイコンの態様よりも三角アイコンの態様に変化しやすくしてもよい。また、大当り信頼度の低い方の態様のアイコンに変化しやすくしてもよい。その後、左図柄表示領域208aでは「装飾3」が仮停止表示され、右図柄表示領域208cでは「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される。
図29(t”’)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図29(u”’)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた三角アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの三角アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc13が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc14、c1a´、c1b´は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図29(v”’)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、一方、旧保留4表示領域へ向かって移動中の三角旧保留アイコンc2は、旧保留4表示領域に到達する前に分裂して2つの旧保留アイコンc2a、c2bとなり、これらは上下に並んで表示されている。この演出例では、2つの旧保留アイコンのうちの一方は、白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2aであり、他方は、中信頼度アイコンとしての三角アイコンの態様の旧保留アイコンc2bである。すると、旧保留アイコン表示領域から退場した最も古い旧保留アイコンc13に加え、2番目に古い旧保留アイコンc14も旧保留アイコン表示領域からの退場を開始する。
図29(w”’)に示す装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、図29(w”’)では、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2a、c2bがそれぞれ旧保留3表示領域及び旧保留4表示領域に到達し、その後、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。この演出例では、図29(w”’)において装飾図柄の変動表示でリーチとなった後にノーマルリーチ演出表示が開始される。なお、ノーマルリーチ演出表示が行われた後でスーパリーチ演出表示に発展する場合があってもよい。
図29(x”’)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図29(x”’)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図29(y”’)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図29(y”’)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、アタック演出による変動アイコンの態様の変化には成功したが、アタック演出が行われた際に実行中の図柄変動表示でははずれとなったが、当該アタック演出が当該図柄変動表示に係る大当り予告ではなく、先読み予告として行われたもので当該アタック演出が行われた際に保留中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されている。
本実施形態では、高変化率アイコンとしての黒丸アイコンが2つに分裂して黒丸旧保留アイコンと三角旧保留アイコンになり、これらの旧保留アイコンのうちの両方を用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから三角変動アイコンに変化し、当該保留演出が行われた図柄変動表示では大当りとはならず、当該保留演出が行われた際に保留中の図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示される例が示されている。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により変動アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により1つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われ、保留演出に成功した例が示されているが、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときにアタック演出が行われた際に保留中の図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示される様子が示されているが、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれ図柄態様が確定表示される場合があってもよい。また、2つよりも多い数(例えば、3つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときにアタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれ図柄態様が確定表示される場合があってもよく、この場合、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、それよりも多い数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよい。すなわち、2つの旧保留アイコンによる先読み予告よりも、それよりも多い数の旧保留アイコンによる先読み予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、アタック演出が行われた際に保留中の図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる先読み予告よりも、複数の旧保留アイコンによる先読み予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示を対象とする先読み予告が行われる場合があり、しかも、この対象の保留に係る図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、アタック演出が行われたときに保留中の図柄変動表示に係る先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われたときに保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、アタック演出が実行された図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、異なる複数種類の態様の旧保留アイコンによるアタック演出が成功すると、変動アイコンが複数種類のうちのいずれかの態様となる様子が示されており、この場合において、大当り信頼度あるいは先読み予告信頼度が高い方の態様に変化しやすいようにしてもよいし、大当り信頼度あるいは先読み予告信頼度の低い方の態様に変化しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第30の演出例について図30(a)〜同図(x)を用いて説明する。図30(a)〜同図(x)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図30(a)〜同図(x)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図30(a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図30(a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図30(a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図30(a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図30(b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端上方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、変動アイコンa1を対象とする演出である。また、図30(b)では、旧保留アイコンの上方にWUFOK6が表示されており、互いにオーバーラップされる関係にないが、旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。
図30(c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左下方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。なお、図30(c)では、WUFOK6が保留アイコンb3の一部と旧保留アイコンにオーバーラップしている様子が示されている。
図30(d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央下部まで移動した後、表示画面中央部に舞い上がるように表示されている。
図30(e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は変動アイコンa1を対象としており、対象である変動アイコンa1に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。
図30(f)は、変動アイコンa1にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e2が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、謎の光線が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa1の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb2、b3の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図30(g)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa1が再度視認可能に表示される。変動アイコンa1は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。
図30(h)では、WUFOK6が態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図30(i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。
図30(j)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図30(k)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図30(l)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。また、この演出例では、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11と2番目に古くから表示されていた旧保留2表示領域における旧保留アイコンc12とが旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。すなわち、この演出例では、旧保留アイコンが複数退場することによる大当り予告あるいは先読み予告が行われる場合がある。なお、3つ以上の旧保留アイコンが退場する場合があってもよい。また、旧保留3表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留2表示領域に移動する。旧保留4表示領域に向かって移動している旧保留アイコンc1は、旧保留3表示領域が空いたため、目的先を旧保留4表示領域から旧保留3表示領域に変更する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図30(m)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3、b4がそれぞれ保留1表示領域、保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。一方、旧保留3表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc1は依然として旧保留3表示領域への移動を継続している。また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11及び2番目に古い旧保留アイコンc12の退場が完了している様子も示されている。
図30(n)は、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子が示されている。
図30(o)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c1を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留3表示領域における黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図30(p)は、アタック演出が継続している様子が示されており、黒丸旧保留アイコンc1が拡大しながら変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図30(q)は、アタック演出が継続している様子が示されており、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa2の一部が黒丸旧保留アイコンc1の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。
図30(r)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図30(s)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。また、黒丸旧保留アイコンc1がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留3表示領域に向けて移動している様子を示している。このとき、旧保留アイコンc1´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。このように、この演出例における1つの黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。
図30(t)は、旧保留3表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1´が旧保留3表示領域に到達した様子を示している。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc1が表示されていた旧保留3表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が移動し、当該旧保留アイコンc1´が旧保留3表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている様子が示されている。
図30(u)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子が示されている。
図30(v)は、右図柄表示領域208cでは「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図30(w)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図30(w)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図30(x)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図30(x)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、黒丸旧保留アイコンが1つ登場する一方で、白丸旧保留アイコンが2つ退場し、旧保留アイコン表示領域に3つの旧保留アイコンのみが表示されることにより、大当り予告が行われている例が示されている。
本実施形態では、高変化率アイコンとしての1つの黒丸アイコンが旧保留アイコンになるとともに、旧保留アイコン表示領域における旧保留アイコンが2つ退場する。黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により変動アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により1つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
次に、本実施形態の第30の演出例の別の演出態様について図30(s´)〜同図(y´)を用いて説明する。図30(s´)〜同図(y´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図30(s´)〜同図(y´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図30(s´)は、図30(r)から引き続く別の状態を示している。図30(s´)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。また、黒丸旧保留アイコンc1がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留3表示領域に向けて移動している様子を示している。さらに、この演出例では、旧保留アイコンc1´とともに、旧保留アイコン表示領域から退場した旧保留アイコンc12の補充をするべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc12´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留1表示領域に向けて移動している様子を示している。そのため、旧保留1表示領域における旧保留アイコンc13と旧保留2表示領域における旧保留アイコンc14は、それぞれ旧保留2表示領域、旧保留3表示領域にシフトし、旧保留アイコンc1´は、旧保留4表示領域に向かって移動するようになる。このとき、旧保留アイコンc1´、c12´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。このように、この演出例における1つの黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。なお、この演出例では、2つの旧保留アイコンc1´、c12´が同時に補充される演出が行われたが、補充される2つの旧保留アイコンc1´、c12´が補充されるタイミングがそれぞれ異なってもよく、それぞれ適宜タイミングに設定することができる。また、例えば、変動アイコンが退場し、新たな旧保留アイコンが登場するタイミングで2つの旧保留アイコンが補充されるようにしてもよい。
図30(t´)は、旧保留1表示領域へ移動していた旧保留アイコンc12´が旧保留1表示領域に到達し、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域に到達した様子を示している。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc1が表示されていた旧保留3表示領域(シフト後の旧保留4表示領域)に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が移動し、当該旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示され、旧保留アイコン表示領域から退場した旧保留アイコンc12が表示されていた旧保留1表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc12´が移動し、当該旧保留アイコンc12´が旧保留1表示領域で白丸旧ほりゅアイコンとして表示されている様子が示されている。
図30(u´)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子が示されている。
図30(v´)は、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図30(w´)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図30(x´)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12の代わりに出現した旧保留アイコンc12´が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14、c1´は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図30(y´)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。一方、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2は、旧保留4表示領域に到達し、また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc13の退場も完了している様子も示されている。
このように、この演出例では、黒丸旧保留アイコンが1つ登場する一方で、白丸旧保留アイコンが2つ退場し、旧保留アイコン表示領域に3つの旧保留アイコンのみが表示されることにより、偽の大当り予告が行われている例が示されている。
本実施形態では、高変化率アイコンとしての1つの黒丸アイコンが旧保留アイコンになるとともに、旧保留アイコン表示領域における旧保留アイコンが2つ退場する。黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により変動アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により1つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、偽の大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
次に、本実施形態の第30の演出例のさらに別の演出態様について図30(m”)〜同図(x”)を用いて説明する。図30(m”)〜同図(x”)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図30(m”)〜同図(x”)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図30(m”)は、図30(l)から引き続く別の状態を示している。図30(m”)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3、b4がそれぞれ保留1表示領域、保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。一方、旧保留3表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc1は、旧保留3表示領域に到達する前に分裂して3つの黒丸旧保留アイコンc1a、c1b、c1cとなり、黒丸旧保留アイコンc1cの情報に黒丸旧保留アイコンc1bが登場し、黒丸保留アイコンc1bの右側に隣接して黒丸保留アイコンc1aが登場する。また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11及び2番目に古い旧保留アイコンc12の退場が完了している様子も示されている。
図30(n”)は、旧保留3表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1a、c1bがそれぞれ旧保留3表示領域及び旧保留4表示領域に到達し、さらに、この演出例では、旧保留アイコンc1cを表示するための旧保留5表示領域が出現し、当該旧保留アイコンc1cは旧保留5表示領域に到達した様子が示されている。
図30(o”)は、3つの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c1a、c1b、c1cを用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留3表示領域〜旧保留5表示領域における黒丸旧保留アイコンc1a、c1b、c1cが変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図30(p”)は、アタック演出が継続している様子が示されており、黒丸旧保留アイコンc1a、c1b、c1cが拡大しながら変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図30(q”)は、アタック演出が継続している様子が示されており、3つの黒丸旧保留アイコンc1a、c1b、c1cがいずれも変動アイコンa2と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa2の一部が黒丸旧保留アイコンc1a、c1b、c1cのそれぞれ一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。
図30(r”)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1a、c1b、c1cが変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1a、c1b、c1cが変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1a、c1b、c1cが変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図30(s”)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。また、3つの黒丸旧保留アイコンc1a、c1b、c1cがアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1a´、c1b´、c1c´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留3表示領域〜旧保留5表示領域に向けて移動している様子を示している。このとき、旧保留アイコンc1a´、c1b´、c1c´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。このように、この演出例における3つの黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。
図30(t”)では、旧保留3表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1a´が旧保留3表示領域に到達し、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1b´が旧保留4表示領域に到達し、旧保留5表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1c´が旧保留5表示領域に到達した様子を示している。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc1aが表示されていた旧保留3表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1a´が移動し、当該旧保留アイコンc1a´が旧保留3表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示され、黒丸旧保留アイコンc1bが表示されていた旧保留4表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1b´が移動し、当該旧保留アイコンc1b´が旧保留4表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示され、黒丸旧保留アイコンc1cが表示されていた旧保留5表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1c´が移動し、当該旧保留アイコンc1c´が旧保留5表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている様子が示されている。
図30(u”)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図30(v”)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図30(w”)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図30(w”)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図30(x”)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図30(x”)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコンが2つ退場する一方で旧保留アイコンが3つ登場し、通常よりも1つ多く旧保留アイコンが表示されることによる大当り予告(あるいは、先読み予告)が行われている様子が示されている。また、登場する3つの旧保留アイコンがいずれも黒丸アイコンであることによる大当り予告(あるいは、先読み予告)が行われているということもできる。なお、この場合において、退場する旧保留アイコンが1つ退場して新たに登場する旧保留アイコンの数が2つである場合があってもよい。
本実施形態では、高変化率アイコンとしての黒丸アイコンが3つに分裂して3つの黒丸旧保留アイコンになり、3つの黒丸旧保留アイコンのうちの全部を用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化し、当該保留演出が行われた図柄変動表示において大当り図柄態様が表示される例が示されている。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により変動アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により1つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、3つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われ、保留演出に成功した例が示されているが、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよいし、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよい。この場合、1つの旧保留アイコンや2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも3つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、3つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときにアタック演出が行われた図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示される様子が示されているが、アタック演出が行われた図柄変動表示においてはずれ図柄態様が確定表示される場合があってもよい。また、3つよりも多い数(例えば、4つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときにアタック演出が行われた図柄変動表示においてはずれ図柄態様が確定表示される場合があってもよく、この場合、3つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、それよりも多い数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、アタック演出が行われた図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよい。すなわち、3つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、それよりも多い数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンや2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、3つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、アタック演出が行われた図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンや2つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、それよりも多い数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示を対象とする先読み予告が行われる場合があり、しかも、この対象の保留に係る図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、アタック演出が行われたときに保留中の図柄変動表示に係る先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われたときに保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、アタック演出が実行された図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第31の演出例について図31(1−a)〜同図(1−y)を用いて説明する。図31(1−a)〜同図(1−y)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図31(1−a)〜同図(1−y)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図31(1−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(1−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図31(1−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図31(1−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図31(1−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図31(1−b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端上方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、変動アイコンa1を対象とする演出である。また、図31(1−b)では、旧保留アイコンの上方にWUFOK6が表示されており、互いにオーバーラップされる関係にないが、旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。
図31(1−c)は、第2特図始動口232に遊技球が入賞し、第2特図の1番目の保留表示領域である保留5表示領域に白丸アイコンの態様の保留アイコンb6(すなわち、白丸保留アイコン)が表示された状態を示している。なお、この演出例では、第2特図に係る図柄変動表示が第1特図に係る図柄変動表示よりも優先して開始される特2優先変動機であるので、実行中の図柄変動表示が終了すると、続いて第2特図始動口232への入賞により発生した保留に基づく図柄変動表示(すなわち、保留アイコンb6に対応する保留に基づく図柄変動表示)が開始されることとなる。また、装飾図柄表示装置208では、WUFO演出が行われている様子が示されている。WUFOK6が左下方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(1−c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。なお、図31(1−c)では、WUFOK6が保留アイコンb3の一部と旧保留アイコンにオーバーラップしている様子が示されている。なお、この演出例では、非電サポ状態において、特図2変動遊技の実行中に変動アイコンが表示されているが、非電サポ状態では、特図1変動遊技に係る変動アイコンのみが表示され、特図2変動遊技に係る変動アイコンは表示されないようにしてもよい。
図31(1−d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央下部まで移動した後、表示画面中央部に舞い上がるように表示されている。
図31(1−e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は変動アイコンa1を対象としており、対象である変動アイコンa1に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。
図31(1−f)は、変動アイコンa1にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e2が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、謎の光線が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa1の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb2、b3の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図31(1−g)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa1が再度視認可能に表示される。変動アイコンa1は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。
図31(1−h)では、WUFOK6が態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図31(1−i)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図31(1−j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図31(1−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図31(1−l)は、特図1に優先して最先の特図2の保留が消化されて特図2変動遊技が開始された状態を示している。特図2変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb6が変動アイコンa6となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa6は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。なお、特図1の保留は減少されないため、保留減少アニメーションは行われない。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。一方、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc1は依然として旧保留4表示領域への移動を継続している。また、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了している様子も示されている。
図31(1−m)は、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達し、その後、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。なお、この演出例では、特図2変動遊技の実行中における変動アイコンを対象としたアタック演出が行われることがないように構成されているが、行われる場合があってもよい。
図31(1−n)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図31(1−o)は、特図2変動遊技が終了した状態を示している。当該特図2変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図2変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa6が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc6として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14、c1は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図31(1−p)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc6が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図31(1−q)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c1を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留3表示領域における黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図31(1−s)は、アタック演出が継続している様子が示されており、黒丸旧保留アイコンc1が拡大しながら変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図31(1−t)は、アタック演出が継続している様子が示されており、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa2の一部が黒丸旧保留アイコンc1の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。
図31(1−u)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図31(1−v)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。この演出例におけるアタック演出は対象としたアイコンが変化する成功演出である。また、黒丸旧保留アイコンc1がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留3表示領域に向けて移動している様子を示している。このとき、旧保留アイコンc1´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図31(1−w)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。この演出例では、図31(1−w)において装飾図柄の変動表示でリーチとなった後にノーマルリーチ演出表示が開始される。なお、ノーマルリーチ演出表示が行われた後でスーパリーチ演出表示に発展する場合があってもよい。
図31(1−x)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子を示している。図31(1−x)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図31(1−y)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図31(1−y)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、特図2変動遊技が特図1変動遊技に優先して行われる場合に、特図1変動遊技(非優先側の特図変動遊技)の実行中の変動アイコンがアタック演出の対象となり、特図2変動遊技(優先側の特図変動遊技)の実行中の変動アイコンがアタック演出の対象とはならないことが示されている。
本実施形態では、高変化率アイコンとしての黒丸アイコンが旧保留アイコンになり、黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により変動アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、旧保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により1つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した際に保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示においても大当りとなる場合があってもよい。また、
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が先読み予告として行われた場合に、開始が保留されている図柄変動表示のうちのいずれかにおいて必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第32の演出例について図31(2−a)〜同図(2−z)を用いて説明する。図31(2−a)〜同図(2−z)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図31(2−a)〜同図(2−z)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図31(2−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(1−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は4である。この演出例では、特図1及び特図2のいずれの入賞にかかわらず、入賞した順に特図変動遊技が開始される、いわゆる「8保入順機」とされている。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の保留アイコン表示領域の保留1表示領域には特図2の保留に対応する保留アイコンb2が表示され、保留アイコン表示領域の保留2表示領域には特図1の保留に対応する保留アイコンb3が表示され、保留アイコン表示領域の保留3表示領域には特図2の保留に対応する保留アイコンb4が表示されており、保留アイコン表示領域の保留4表示領域には特図1の保留に対応する保留アイコンb5が表示されており、保留アイコン表示領域の保留5表示領域には特図2の保留に対応する保留アイコンb6が表示されており、保留アイコン表示領域の保留6表示領域には特図1の保留に対応する保留アイコンb7が表示されており、保留アイコン表示領域の保留7表示領域には特図2の保留に対応する保留アイコンb8が表示されている。保留アイコンb2〜b8は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b8は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図31(2−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。この変動アイコンa1は、実行中の特図1変動遊技に対応する変動アイコンである。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図31(2−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図31(2−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図31(2−b)は、第1特図始動口230に遊技球が入賞し、保留8表示領域に白丸アイコンの態様の保留アイコンb9(すなわち、白丸保留アイコン)が表示された状態を示している。すなわち、保留満タンとなった状態が示されている。
すると、図31(2−c)に示すように、保留満タンとなったことに応じて、保留演出のWUFO演出が開始され、装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、旧保留アイコンc11〜c14を対象とする演出である。なお、図31(2−c)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされていないが、オーバーラップされてもよい。
図31(2−d)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(2−d)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図31(2−e)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央下部まで移動した後、表示画面中央部に舞い上がるように表示されている。
図31(2−f)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc11〜c14を対象としており、WUFOが装飾図柄表示装置208の略中央付近まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc11〜c14に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14の他にも一部の保留アイコン(例えば、保留アイコンb9)に対しても謎の光線が照射されており、保留演出の対象となる場合がある。また、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14の全部を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンを対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図31(2−g)は、旧保留アイコンc11〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e5が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e5が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中した後にエフェクト画像e5が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e5が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc11〜c14の全体にエフェクト画像e5がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc11〜c14の全体が視認不能となっている。本令のエフェクト画像e5は、保留演出の対象ではない保留アイコンb7の一部と、保留アイコンb8、b9の全部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e5は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図31(2−h)では、エフェクト画像e5が消去されており、旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14はいずれも、再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から高変化率アイコンであることを示す黒丸アイコンの態様に変化している。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14の全ての態様が変化する様子を示したが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンの態様が変化する場合があってもよい。
図31(2−i)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図31(2−i)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図31(2−j)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図31(2−k)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態で、中図柄表示領域208bでは、図柄変動表示中が引き続き行われている状態を示している。
図31(2−l)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)された後、特図1変動遊技が終了し、左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている状態を示している。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図31(2−m)は、最先の保留(特図2の保留)が消化されて特図2変動遊技が開始された状態を示している。特図2変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3〜b9がそれぞれ保留1表示領域〜保留7表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。一方、旧保留4表示領域へ向かって移動中の旧保留アイコンc1は旧保留4表示領域に到達し、旧保留アイコン表示領域に表示されていた最も古い旧保留アイコンc11の退場が完了している様子も示されている。
図31(2−n)は、特図2変動遊技が引き続き行われており、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が継続している状態を示している。
図31(2−o)は、アタック演出が継続している様子が示されており、3つの黒丸旧保留アイコンc12〜c14が拡大しながら変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図31(2−p)は、アタック演出が継続している様子が示されており、3つの黒丸旧保留アイコンc12〜c14がいずれも変動アイコンa2と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa2の一部が黒丸旧保留アイコンc12〜c14のそれぞれ一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。
図31(2−q)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc12〜c14が変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc12〜c14が変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc12〜c14が変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、3つの黒丸旧保留アイコンc12〜c14がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc12´、c13´、c14´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留1表示領域、旧保留2表示領域及び旧保留3表示領域に向けて移動している様子を示している。このとき、旧保留アイコンc12´〜c14´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図31(2−s)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。また、旧保留1表示領域へ移動していた旧保留アイコンc12´が旧保留1表示領域に到達し、旧保留2表示領域へ移動していた旧保留アイコンc13´が旧保留2表示領域に到達し、旧保留3表示領域へ移動していた旧保留アイコンc14´が旧保留3表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc12が表示されていた旧保留1表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc12´が移動し、当該旧保留アイコンc12´が旧保留1表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示され、黒丸旧保留アイコンc13が表示されていた旧保留2表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc13´が移動し、当該旧保留アイコンc13´が旧保留2表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示され、黒丸旧保留アイコンc14が表示されていた旧保留3表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14´が移動し、当該旧保留アイコンc14´が旧保留3表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図31(2−t)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、リーチ状態となった様子を示している。
図31(2−u)は、スーパーリーチ演出表示の開始に伴い、装飾図柄表示装置208に表示されている背景画像が変化し、変動アイコン、保留アイコン及び旧保留アイコンは消去され、殿と剣豪とが対決するシーンのアニメーションが表示される演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面の左方には殿の画像が表示され、当該表示画面の右方には剣豪の画像が表示されている。左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面の右上方に縮小された状態を示している。スーパーリーチ演出表示実行中の一部の期間では装飾図柄の変動表示が縮小表示される。
図31(2−v)は、スーパーリーチ演出表示中にはずれを示唆する表示が装飾図柄表示装置208に表示された状態を示している。この演出例では、はずれを示唆する表示として殿が剣豪に敗れるシーンのアニメーションが表示される。
図31(2−w)は、スーパーリーチ演出表示が終了した状態を示している。この演出例におけるスーパーリーチ演出表示は、中装飾図柄表示領域208bにおける変動表示が継続しながら終了する。スーパーリーチ演出表示が終了すると、装飾図柄表示装置208において、空の背景画像が表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cの縮小表示が終了され、変動アイコンa2、保留アイコンb3〜b9及び旧保留アイコンc11〜c14の表示が再開される。
図31(2−x)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図2変動遊技が終了する様子が示されている。図31(2−x)では、当該特図2変動遊技の当否判定結果がはずれであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図2変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。すなわち、図31(2−h)に示す、旧保留アイコンc11〜c14の全てが黒丸アイコンの態様に変化する先読み予告が偽の先読み予告であったことが判明される。
図31(2−y)は、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12の代わりに表示された旧保留アイコンc12´が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13´、c14´、c1は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図31(2−z)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4〜b9がそれぞれ保留1表示領域〜保留6表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
このように、この演出例では、入賞順変動機の構成において、保留満タンとなった場合に保留演出(WUFO演出)が開始され、WUFO演出に成功して先読み予告として旧保留アイコンの全てが黒丸アイコンに変化し、その後にスーパーリーチにまで発展するが、はずれ図柄態様が確定表示されることにより、偽の先読み予告であることが判明したことが示されている。
本実施形態では、WUFO演出が態様αから態様βまで進行(発展)し、白丸アイコンの態様の4つの旧保留アイコンの全てが高変化率アイコンとしての黒丸アイコン(黒丸旧保留アイコン)の態様に変化する。また、3つの黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出が行われ、アタック演出の対象である保留アイコンa2が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンに変化する。このように、アタック演出には、対象とするアイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、WUFO演出が実行される一部あるいは全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により旧保留アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、変動アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により複数のアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、1つのアイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により4つのアイコンの全部の態様を変化させる保留演出を行うようにしたが、一部のアイコンの態様を変化させる保留演出が行われる場合があってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功したときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功したときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。また、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗し、当該保留演出が実行された際の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、はずれとなる場合があってもよい。この場合において、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合の方が、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合よりも、当該保留演出が実行された図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功したときに当該保留演出が実行された際に実行中の図柄変動表示がはずれとなる例を示したが、保留演出が行われたときに保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功したときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、3つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、4つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、3つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも4つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、3つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功したときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、3つよりも多い数の保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功したときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよく、この場合、3つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、4つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。すなわち、3つの旧保留アイコンによる先読み予告よりも、4つの旧保留アイコンによる先読み予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、3つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、4つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。すなわち、3つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、それよりも多い数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出の対象である変動アイコンに対応する図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、アタック演出の対象である変動アイコンに対応する図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出の対象である変動アイコンに対応する図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、当該アタック演出が実行された際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、いずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。また、当該アタック演出の対象である変動アイコンに対応する図柄変動表示において大当りとなってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われたときに保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、保留演出が行われているときに実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、本実施形態では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第33の演出例について図32(1−a)〜同図(1−u)を用いて説明する。図32(1−a)〜同図(1−u)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図32(1−a)〜同図(1−u)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図32(1−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(1−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図32(1−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図32(1−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図32(1−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、図32(1−a)に示すように、旧保留1表示領域に表示されている旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様とされており、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されている旧保留アイコンc12〜c14の態様がいずれも白丸アイコンの態様とされている。すなわち、実行中の図柄変動表示が終了すると退場することとなる旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様(黒丸旧保留アイコン)となっている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図32(1−b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、旧保留アイコンc11〜c14を対象とする演出である。また、図32(1−b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされていないが、旧保留アイコンがWUFOK6によりオーバーラップされてもよい。
図32(1−c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(1−c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図32(1−d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央まで移動した後、表示画面左上部に舞い上がるように表示されている。
図32(1−e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc11〜c14を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc11〜c14に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14の全部を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンを対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図32(1−f)は、旧保留アイコンc11〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e6が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e6が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中した後にエフェクト画像e6が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e6が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc11〜c14の全体にエフェクト画像e6がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc11〜c14の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e6は、保留演出の対象ではない他のアイコンにオーバーラップせずに表示されているが、保留演出の対象ではない他のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。
図32(1−g)では、エフェクト画像e6が消去されており、旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11が白丸アイコンの態様に変化するとともに、旧保留4表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14が黒丸アイコンの態様に変化しており、すなわち、旧保留アイコンc11と旧保留アイコンc14とでアイコンの態様が入れ替わり、先読み予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様が入れ替わる様子は、エフェクト画像e6が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの2つの旧保留アイコンの態様が入れ替わる様子を示したが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの3以上あるいは全部の旧保留アイコンの態様が入れ替わる場合があってもよい。
図32(1−h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図32(1−h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図32(1−i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図32(1−j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図32(1−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンの態様で退場するはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸旧保留アイコンが旧保留アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図32(1−l)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図32(1−m)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c14を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留3表示領域における黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図32(1−n)は、アタック演出が継続している様子が示されており、1つの黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa2と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa2の一部が黒丸旧保留アイコンc14の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。また、黒丸旧保留アイコンc14がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留3表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc14´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図32(1−o)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、旧保留3表示領域へ移動していた旧保留アイコンc14´が旧保留3表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc14が表示されていた旧保留3表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14´が移動し、当該旧保留アイコンc14´が旧保留3表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図32(1−p)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。
図32(1−q)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図32(1−s)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図32(1−t)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図32(1−t)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図32(1−u)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図32(1−u)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に別の旧保留アイコンとで表示態様が入れ替わることで、当該退場を先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンと別の或る保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンと変動アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンと或る旧保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないようにしてもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンと或る旧保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、或る位置に表示された高変化率アイコンとしての1つの黒丸旧保留アイコンが他の位置に表示された白丸旧保留アイコンと態様が入れ替わる。黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により旧保留アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、変動アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により4つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、1つのアイコンに対して行う場合がってもよいし、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第34の演出例について図32(2−a)〜同図(2−u)を用いて説明する。図32(2−a)〜同図(2−u)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図32(2−a)〜同図(2−u)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図32(2−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(2−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図32(2−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図32(2−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図32(2−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、図32(1−a)に示すように、旧保留1表示領域に表示されている旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様とされており、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されている旧保留アイコンc12〜c14の態様がいずれも白丸アイコンの態様とされている。すなわち、実行中の図柄変動表示が終了すると退場することとなる旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様(黒丸旧保留アイコン)となっている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図32(2−b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、変動アイコンa1及び旧保留アイコンc11〜c14を対象とする演出である。また、図32(2−b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされていないが、旧保留アイコンがWUFOK6によりオーバーラップされてもよい。
図32(2−c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(2−c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図32(2−d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央まで移動した後、表示画面左上部に舞い上がるように表示されている。
図32(2−e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc11〜c14及び変動アイコンa1を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc11〜c14と変動アイコンa1に向けてWUFOK6から謎の光線がそれぞれ照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコン及び変動アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14と変動アイコンa1の全部を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンと変動アイコンa1を対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図32(2−f)は、旧保留アイコンc11〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e6が表示され、変動アイコンa1と保留アイコンb2〜b4にオーバーラップしてエフェクト画像e4が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e6が表示され、変動アイコンa1に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e4が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中した後にエフェクト画像e6が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e6が表示開始されてもよい。また、WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中した後にエフェクト画像e4が表示開始されてもよいし、謎の光線が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e4が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc11〜c14の全体にエフェクト画像e6がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc11〜c14の全体が視認不能となっており、変動アイコンa1の全体にエフェクト画像e4がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e6は、保留演出の対象ではない他のアイコンにオーバーラップせずに表示されているが、保留演出の対象ではない他のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。また、本例のエフェクト画像e4は、保留演出の対象ではない保留アイコンb2、b3の全部と保留アイコンb4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e4は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図32(2−g)では、エフェクト画像e4、e6が消去されており、変動アイコンa1及び旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11が白丸アイコンの態様に変化するとともに、変動アイコンa1が黒丸アイコンの態様に変化しており、すなわち、旧保留アイコンc11と変動アイコンa1とでアイコンの態様が入れ替わり、先読み予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様が入れ替わる様子は、エフェクト画像e4、e6が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの1つの旧保留アイコンの態様と変動アイコンの態様とが入れ替わる様子を示したが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの2以上あるいは全部の旧保留アイコンの態様と変動アイコンa1の態様とが入れ替わる場合があってもよい。
図32(2−h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図32(2−h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図32(2−i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図32(2−j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図32(2−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンの態様で退場するはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸旧保留アイコンが旧保留アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図32(2−l)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図32(2−m)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c1を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留4表示領域における黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図32(2−n)は、アタック演出が継続している様子が示されており、1つの黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa2の一部が黒丸旧保留アイコンc1の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。また、黒丸旧保留アイコンc1がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留4表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc1´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図32(2−o)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc1が表示されていた旧保留4表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が移動し、当該旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図32(2−p)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。
図32(2−q)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図32(2−s)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図32(2−t)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図32(2−t)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図32(2−u)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図32(2−u)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に変動アイコンとで態様が入れ替わることで、当該退場を先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンと別の或る保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンと変動アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンと或る旧保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、或る位置に表示された高変化率アイコンとしての1つの黒丸旧保留アイコンが白丸変動アイコンと態様が入れ替わる。黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により旧保留アイコン及び変動アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により5つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、1つのアイコンに対して行う場合がってもよいし、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第34の別の演出例について図32(2−g´)〜同図(2−y´)を用いて説明する。図32(2−g´)〜同図(2−y´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図32(2−g´)〜同図(2−y´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図32(2−g´)は、図32(2−f)から引き続く別の状態を示している。図32(2−g´)では、エフェクト画像e4、e6が消去されており、変動アイコンa1、保留アイコンb2〜b4及び旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11が白丸アイコンの態様に変化するとともに、保留アイコンb2が黒丸アイコンの態様に変化しており、すなわち、旧保留アイコンc11と保留アイコンb2とでアイコンの態様が入れ替わり、先読み予告が行われている様子が示されている。このように、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコン及び保留アイコンを対象とする演出であったことが示されている。しかしながら、このアイコンの態様が入れ替わる様子は、エフェクト画像e4、e6が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの1つの旧保留アイコンの態様と保留アイコンb2〜b4のうちの1つの保留アイコンの態様とが入れ替わる様子を示したが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの2以上あるいは全部の旧保留アイコンの態様と保留アイコンb2〜b4のうちの2以上あるいは全部の態様とが入れ替わる場合があってもよいし、旧保留アイコンc11〜c14のうちの1つの旧保留アイコンの態様と保留アイコンb2〜b4のうちの2以上あるいは全部の態様とが入れ替わる場合があってもよいし、旧保留アイコンc11〜c14のうちの2以上あるいは全部の旧保留アイコンの態様と保留アイコンb2〜b4のうちの1つの態様とが入れ替わる場合があってもよい。
図32(2−h´)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図32(2−h´)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図32(2−i´)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図32(2−j´)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図32(2−k´)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンの態様で退場するはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸アイコンが保留アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図32(2−l´)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図32(2−m´)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。
図32(2−n´)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図32(2−o´)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14、c1は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図32(2−p´)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図32(2−q´)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c2を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留4表示領域における黒丸旧保留アイコンc2が変動アイコンa3に向かっている様子が示されている。
図32(2−r´)は、アタック演出が継続している様子が示されており、1つの黒丸旧保留アイコンc2が変動アイコンa3と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa3の一部が黒丸旧保留アイコンc2の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。また、黒丸旧保留アイコンc2がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留4表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc2´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図32(2−s´)は、変動アイコンa3にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc2が変動アイコンa3に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc2が変動アイコンa3に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc2が変動アイコンa3に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa3の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa3の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2´が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc2が表示されていた旧保留4表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2´が移動し、当該旧保留アイコンc2´が旧保留4表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図32(2−t´)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa3が再度視認可能に表示される。変動アイコンa3は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。
図32(2−u´)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図32(2−w´)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図32(2−x´)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図32(2−x´)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図32(2−y´)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図32(2−y´)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に保留アイコンとで態様が入れ替わることで、当該退場を先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンと別の或る保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンと変動アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る旧保留アイコンと変動アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、或る位置に表示された高変化率アイコンとしての1つの黒丸旧保留アイコンが或る位置に表示された白丸保留アイコンと態様が入れ替わる。黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により旧保留アイコン及び変動アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、変動アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により5つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、1つのアイコンに対して行う場合がってもよいし、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第35の演出例について図33(1−a)〜同図(1−u)を用いて説明する。図33(1−a)〜同図(1−u)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図33(1−a)〜同図(1−u)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図33(1−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(1−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図33(1−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図33(1−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図33(1−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、図33(1−a)に示すように、旧保留1表示領域に表示されている旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様とされており、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されている旧保留アイコンc12〜c14の態様がいずれも白丸アイコンの態様とされている。すなわち、実行中の図柄変動表示が終了すると退場することとなる旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様(黒丸旧保留アイコン)となっている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図33(1−b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、旧保留アイコンc11〜c14を対象とする演出である。また、図33(1−b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされていないが、旧保留アイコンがWUFOK6によりオーバーラップされてもよい。
図33(1−c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(1−c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図33(1−d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央まで移動した後、表示画面左上部に舞い上がるように表示されている。
図33(1−e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc11〜c14を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc11〜c14に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14の全部を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンを対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図33(1−f)は、旧保留アイコンc11〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e6が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e6が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中した後にエフェクト画像e6が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e6が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc11〜c14の全体にエフェクト画像e6がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc11〜c14の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e6は、保留演出の対象ではない他のアイコンにオーバーラップせずに表示されているが、保留演出の対象ではない他のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。
図33(1−g)では、エフェクト画像e6が消去されており、旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11は変化せず、旧保留4表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14が黒丸アイコンの態様に変化しており、すなわち、旧保留アイコンc14について旧保留アイコンc11の態様のコピーがなされ、旧保留アイコンc14の態様が旧保留アイコンc11の態様と同じ態様となり、先読み予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様がコピーされる様子は、エフェクト画像e6が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの1つの旧保留アイコンの態様が変化する様子を示したが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの2以上あるいは全部の旧保留アイコンの態様が変化する場合があってもよい。
図33(1−h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図33(1−h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図33(1−i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図33(1−j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図33(1−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンがすべていなくなるはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸旧保留アイコンが旧保留アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図33(1−l)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図33(1−m)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c14を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留3表示領域における黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図33(1−n)は、アタック演出が継続している様子が示されており、1つの黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa2と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa2の一部が黒丸旧保留アイコンc14の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。また、黒丸旧保留アイコンc14がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留3表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc14´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図33(1−o)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、旧保留3表示領域へ移動していた旧保留アイコンc14´が旧保留3表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc14が表示されていた旧保留3表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14´が移動し、当該旧保留アイコンc14´が旧保留3表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図33(1−p)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。
図33(1−q)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図33(1−s)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図33(1−t)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図33(1−t)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図33(1−u)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図33(1−u)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に別の旧保留アイコンに態様をコピーすることで、当該退場を先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンの態様を別の或る保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンの態様を変動アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンの態様を或る保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンの態様を或る旧保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンの態様を或る旧保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、或る位置に表示された高変化率アイコンとしての1つの黒丸旧保留アイコンの態様が他の位置に表示された白丸旧保留アイコンにコピーされる。黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により旧保留アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、変動アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により4つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、1つのアイコンに対して行う場合がってもよいし、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第36の演出例について図33(2−a)〜同図(2−u)を用いて説明する。図33(2−a)〜同図(2−u)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図33(2−a)〜同図(2−u)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図33(2−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(2−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図33(2−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図33(2−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図33(2−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、図33(2−a)に示すように、旧保留1表示領域に表示されている旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様とされており、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されている旧保留アイコンc12〜c14の態様がいずれも白丸アイコンの態様とされている。すなわち、実行中の図柄変動表示が終了すると退場することとなる旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様(黒丸旧保留アイコン)となっている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図33(2−b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、変動アイコンa1及び旧保留アイコンc11〜c14を対象とする演出である。また、図33(2−b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされていないが、旧保留アイコンがWUFOK6によりオーバーラップされてもよい。
図33(2−c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(2−c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図33(2−d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央まで移動した後、表示画面左上部に舞い上がるように表示されている。
図33(2−e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc11〜c14及び変動アイコンa1を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc11〜c14と変動アイコンa1に向けてWUFOK6から謎の光線がそれぞれ照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコン及び変動アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14と変動アイコンa1の全部を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンと変動アイコンa1を対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図33(2−f)は、旧保留アイコンc11〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e6が表示され、変動アイコンa1と保留アイコンb2〜b3にオーバーラップしてエフェクト画像e4が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e6が表示され、変動アイコンa1に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e4が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中した後にエフェクト画像e6が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e6が表示開始されてもよい。また、WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中した後にエフェクト画像e4が表示開始されてもよいし、謎の光線が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e4が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc11〜c14の全体にエフェクト画像e6がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc11〜c14の全体が視認不能となっており、変動アイコンa1の全体にエフェクト画像e4がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e6は、保留演出の対象ではない他のアイコンにオーバーラップせずに表示されているが、保留演出の対象ではない他のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。また、本例のエフェクト画像e4は、保留演出の対象ではない保留アイコンb2、b3の全部と保留アイコンb4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e4は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図33(2−g)では、エフェクト画像e4、e6が消去されており、変動アイコンa1及び旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11は変化せず、変動アイコンa1が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化しており、すなわち、変動アイコンa1について旧保留アイコンc11の態様のコピーがなされ、変動アイコンa1の態様が旧保留アイコンc11の態様と同じ態様となり、先読み予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様がコピーされる様子は、エフェクト画像e4、e6が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、変動アイコンa1の態様が変化する様子を示したが、変動アイコンa1以外の1つ以上のアイコンの態様が変化する場合があってもよい。
図33(2−h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図33(2−h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図33(2−i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図33(2−j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図33(2−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンがすべていなくなるはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸アイコンが変動アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図33(2−l)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図33(2−m)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c1を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留4表示領域における黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図33(2−n)は、アタック演出が継続している様子が示されており、1つの黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa2の一部が黒丸旧保留アイコンc1の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。また、黒丸旧保留アイコンc1がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留4表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc1´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図33(2−o)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc1が表示されていた旧保留4表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が移動し、当該旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図33(2−p)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。
図33(2−q)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図33(2−s)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図33(2−t)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図33(2−t)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図33(2−u)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図33(2−u)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に変動アイコンに態様をコピーすることで、当該黒丸アイコンがすべて退場するが先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンの態様を別の或る保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンの態様を変動アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンの態様を或る保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンの態様を或る旧保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンの態様を或る旧保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、或る位置に表示された高変化率アイコンとしての1つの黒丸旧保留アイコンの態様が白丸変動アイコンにコピーされる。黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により旧保留アイコン及び変動アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により5つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、1つのアイコンに対して行う場合がってもよいし、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第36の別の演出例について図33(2−g´)〜同図(2−y´)を用いて説明する。図33(2−g´)〜同図(2−y´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図33(2−g´)〜同図(2−y´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図33(2−g´)は、図33(2−f)から引き続く別の状態を示している。図33(2−g´)では、エフェクト画像e4、e6が消去されており、変動アイコンa1、保留アイコンb2〜b4及び旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11は変化せず、保留アイコンb2が黒丸アイコンの態様に変化しており、すなわち、保留アイコンb2について旧保留アイコンc11の態様のコピーがなされ、先読み予告が行われている様子が示されている。このように、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコン及び保留アイコンを対象とする演出であったことが示されている。しかしながら、このアイコンの態様がコピーされる様子は、エフェクト画像e4、e6が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、保留アイコンb2の態様が変化する様子を示したが、保留アイコンb2以外の1つ以上のアイコンの態様が変化する場合があってもよい。
図33(2−h´)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図33(2−h´)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図33(2−i´)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図33(2−j´)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図33(2−k´)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンがすべていなくなるはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸アイコンが保留アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図33(2−l´)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図33(2−m´)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。
図33(2−n´)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図33(2−o´)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14、c1は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図33(2−p´)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図33(2−q´)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c2を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留4表示領域における黒丸旧保留アイコンc2が変動アイコンa3に向かっている様子が示されている。
図33(2−r´)は、アタック演出が継続している様子が示されており、1つの黒丸旧保留アイコンc2が変動アイコンa3と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa3の一部が黒丸旧保留アイコンc2の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。また、黒丸旧保留アイコンc2がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留4表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc2´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図33(2−s´)は、変動アイコンa3にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc2が変動アイコンa3に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc2が変動アイコンa3に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc2が変動アイコンa3に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa3の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa3の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2´が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc2が表示されていた旧保留4表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2´が移動し、当該旧保留アイコンc2´が旧保留4表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図33(2−t´)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa3が再度視認可能に表示される。変動アイコンa3は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。
図33(2−u´)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図33(2−w´)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図33(2−x´)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図33(2−x´)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図33(2−y´)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図33(2−y´)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に保留アイコンに態様をコピーすることで、当該黒丸アイコンがすべて退場するが先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンの態様を別の或る保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンの態様を変動アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンの態様を或る保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンの態様を或る旧保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンの態様を或る旧保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、或る位置に表示された高変化率アイコンとしての1つの黒丸旧保留アイコンの態様が白丸保留アイコンにコピーされる。黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により旧保留アイコン及び変動アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、変動アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により5つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、1つのアイコンに対して行う場合がってもよいし、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第37の演出例について図34(1−a)〜同図(1−u)を用いて説明する。図34(1−a)〜同図(1−u)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図34(1−a)〜同図(1−u)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図34(1−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(1−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図34(1−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図34(1−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図34(1−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、図34(1−a)に示すように、旧保留1表示領域に表示されている旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様とされており、旧保留3表示領域に表示されている旧保留アイコンc13の態様が三角のアイコンの態様とされており、旧保留2表示領域及び旧保留4表示領域に表示されている旧保留アイコンc12、c14の態様がいずれも白丸アイコンの態様とされている。すなわち、実行中の図柄変動表示が終了すると退場することとなる旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様(黒丸旧保留アイコン)となっている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図34(1−b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、旧保留アイコンc11〜c14を対象とする演出である。また、図34(1−b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされていないが、旧保留アイコンがWUFOK6によりオーバーラップされてもよい。
図34(1−c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(1−c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図34(1−d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央まで移動した後、表示画面左上部に舞い上がるように表示されている。
図34(1−e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc11〜c14を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc11〜c14に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14の全部を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンを対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図34(1−f)は、旧保留アイコンc11〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e6が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e6が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中した後にエフェクト画像e6が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e6が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc11〜c14の全体にエフェクト画像e6がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc11〜c14の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e6は、保留演出の対象ではない他のアイコンにオーバーラップせずに表示されているが、保留演出の対象ではない他のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。
図34(1−g)では、エフェクト画像e6が消去されており、旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11が白丸アイコンの態様に変化し、旧保留2表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc12が黒丸アイコンの態様に変化し、旧保留3表示領域に表示されていた三角アイコンの態様の旧保留アイコンc13が白丸アイコンの態様に変化し、旧保留4表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14が三角アイコンの態様に変化しており、すなわち、旧保留1表示領域に表示された旧保留アイコンc11(最も古く表示されている旧保留アイコンであり、退場直前の旧保留アイコン)と旧保留2表示領域に表示された旧保留アイコンc12(2番目に古く表示されている旧保留アイコン)とでアイコンの態様が入れ替わり、旧保留3表示領域に表示された旧保留アイコンc13(3番目に古く表示されている旧保留アイコン)と旧保留4表示領域に表示された旧保留アイコンc14(4番目に古く表示されている旧保留アイコン)とでアイコンの態様が入れ替わり、先読み予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様が入れ替わる様子は、エフェクト画像e6が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの全ての旧保留アイコンの態様が入れ替わる様子を示したが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンの態様が入れ替わる場合があってもよい。
図34(1−h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図34(1−h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図34(1−i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図34(1−j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図34(1−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコン(白丸旧保留アイコン)c11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンの態様で退場するはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸旧保留アイコンが旧保留アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図34(1−l)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図34(1−m)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c12を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留1表示領域における黒丸旧保留アイコンc12が変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図34(1−n)は、アタック演出が継続している様子が示されており、1つの黒丸旧保留アイコンc12が変動アイコンa2と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa2の一部が黒丸旧保留アイコンc12の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。また、黒丸旧保留アイコンc12がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc12´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留1表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc12´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図34(1−o)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc12が変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc12が変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc12が変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、旧保留1表示領域へ移動していた旧保留アイコンc12´が旧保留1表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc12が表示されていた旧保留1表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc12´が移動し、当該旧保留アイコンc12´が旧保留1表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図34(1−p)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。
図34(1−q)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図34(1−s)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図34(1−t)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図34(1−t)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図34(1−u)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図34(1−u)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に別の旧保留アイコンとで表示態様が入れ替わることで、当該退場を先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンと別の或る保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンと変動アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンと或る旧保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないようにしてもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンと或る旧保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、或る位置に表示された高変化率アイコンとしての1つの黒丸旧保留アイコンが他の位置に表示された白丸旧保留アイコンと態様が入れ替わり、或る位置に表示された中信頼度アイコンとしての1つの三角旧保留アイコンが他の位置に表示された白丸旧保留アイコンと態様が入れ替わる。黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により旧保留アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、変動アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により4つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、1つのアイコンに対して行う場合がってもよいし、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた例が示されているが、黒丸旧保留アイコンと三角旧保留アイコンの2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われてもよく、この場合、黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、黒丸旧保留アイコンと三角旧保留アイコンの2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、黒丸旧保留アイコンと三角旧保留アイコンの2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた例が示されているが、1つの三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われてもよく、この場合、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、1つの三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、1つの三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第38の演出例について図34(2−a)〜同図(2−u)を用いて説明する。図34(2−a)〜同図(2−u)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図34(2−a)〜同図(2−u)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図34(2−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(2−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は4であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留4表示領域には保留アイコンb5が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4、b5は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b5は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図34(2−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図34(2−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図34(2−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、図34(2−a)に示すように、旧保留1表示領域に表示されている旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様とされており、旧保留3表示領域に表示されている旧保留アイコンc13の態様が三角のアイコンの態様とされており、旧保留2表示領域及び旧保留4表示領域に表示されている旧保留アイコンc12、c14の態様がいずれも白丸アイコンの態様とされている。すなわち、実行中の図柄変動表示が終了すると退場することとなる旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様(黒丸旧保留アイコン)となっている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図34(2−b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、変動アイコンa1、保留アイコンb2〜b5及び旧保留アイコンc11〜c14を対象とする演出である。また、図34(2−b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされていないが、旧保留アイコンがWUFOK6によりオーバーラップされてもよい。
図34(2−c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(2−c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図34(2−d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央まで移動した後、表示画面左上部に舞い上がるように表示されている。
図34(2−e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc11〜c14、変動アイコンa1及び保留アイコンb2〜b5を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc11〜c14と変動アイコンa1及び保留アイコンb2〜b5に向けてWUFOK6から謎の光線がそれぞれ照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコン、複数の保留アイコン及び変動アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14、保留アイコンb2〜b5及び変動アイコンa1の全部を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンと保留アイコンb2〜b5のうちの全部の保留アイコンと変動アイコンa1を対象とする保留演出が行われる場合があってもよいし、旧保留アイコンc11〜c14のうちの全部の旧保留アイコンと保留アイコンb2〜b5のうちの一部の保留アイコンと変動アイコンa1を対象とする保留演出が行われる場合があってもよいし、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンと保留アイコンb2〜b5のうちの一部の保留アイコンと変動アイコンa1を対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図34(2−f)は、旧保留アイコンc11〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e6が表示され、変動アイコンa1と保留アイコンb2〜b5にオーバーラップしてエフェクト画像e4が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e6が表示され、変動アイコンa1に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e4が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中した後にエフェクト画像e6が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e6が表示開始されてもよい。また、WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中した後にエフェクト画像e4が表示開始されてもよいし、謎の光線が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e4が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc11〜c14の全体にエフェクト画像e6がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc11〜c14の全体が視認不能となっており、変動アイコンa1及び保留アイコンb2〜b5の全体にエフェクト画像e4がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1及び保留アイコンb2〜b5の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e6は、旧保留アイコン以外のアイコンにオーバーラップせずに表示されているが、旧保留アイコン以外のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。
図34(2−g)では、エフェクト画像e4、e6が消去されており、変動アイコンa1、保留アイコンb2〜b5及び旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11が白丸アイコンの態様に変化するとともに、変動アイコンa1が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化し、旧保留3表示領域に表示されていた三角アイコンの態様の旧保留アイコンc13が白丸アイコンの態様に変化するとともに、保留2表示領域における保留アイコンa3が白丸アイコンの態様から三角アイコンの態様に変化しており、すなわち、旧保留アイコンc11と変動アイコンa1とでアイコンの態様が入れ替わり、旧保留アイコンc13と保留アイコンb3とでアイコンの態様が入れ替わっており、先読み予告が行われている様子が示されている。換言すれば、旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域における各アイコンと、保留0表示領域(変動アイコン表示領域)〜保留3表示領域(保留4表示領域であってもよい)における各アイコンが入れ替わったということもできる。しかしながら、このアイコンの態様が入れ替わる様子は、エフェクト画像e4、e6が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。
図34(2−h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図34(2−h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図34(2−i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図34(2−j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図34(2−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンの態様で退場するはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸アイコンが変動アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図34(2−l)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示され、保留アイコンb5が保留3表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図34(2−m)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c1を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留4表示領域における黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図34(2−n)は、アタック演出が継続している様子が示されており、1つの黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa2の一部が黒丸旧保留アイコンc1の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。また、黒丸旧保留アイコンc1がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留4表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc1´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図34(2−o)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc1が表示されていた旧保留4表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が移動し、当該旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図34(2−p)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。
図34(2−q)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図34(2−s)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図34(2−t)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図34(2−t)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図34(2−u)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図34(2−u)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に旧保留アイコンの全てと(変動アイコンを含む)保留アイコンの全てとで態様が入れ替わることで、当該退場を先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンと別の或る保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンと変動アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、この演出例では、旧保留アイコンの全ての態様と保留アイコンの全ての態様とで入れ替えるようにしたが、旧保留アイコンの全ての態様を保留アイコンの全ての態様にコピーするようにしてもよい。
本実施形態では、或る位置に表示された高変化率アイコンとしての1つの黒丸旧保留アイコンが白丸変動アイコンと態様が入れ替わる。また、別の或る位置に表示された中信頼度アイコンとしての1つの三角旧保留アイコンが白丸保留アイコンと態様が入れ替わる。黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第38の別の演出例について図34(2−g´)〜同図(2−y´)を用いて説明する。図34(2−g´)〜同図(2−y´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図34(2−g´)〜同図(2−y´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図34(2−g´)は、図34(2−f)から引き続く別の状態を示している。図34(2−g´)では、エフェクト画像e4、e6が消去されており、変動アイコンa1、保留アイコンb2〜b5及び旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11が白丸アイコンの態様に変化するとともに、保留1表示領域における保留アイコンb2が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化し、旧保留3表示領域に表示されていた三角アイコンの態様の旧保留アイコンc13が白丸アイコンの態様に変化するとともに、保留3表示領域における保留アイコンa4が白丸アイコンの態様から三角アイコンの態様に変化しており、すなわち、旧保留アイコンc11と保留アイコンb2とでアイコンの態様が入れ替わり、旧保留アイコンc13と保留アイコンb4とでアイコンの態様が入れ替わっており、先読み予告が行われている様子が示されている。換言すれば、旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域における各アイコンと、保留1表示領域〜保留4表示領域における各アイコンが入れ替わったということもできる。しかしながら、このアイコンの態様が入れ替わる様子は、エフェクト画像e4、e6が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。
図34(2−h´)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図34(2−h´)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図34(2−i´)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図34(2−j´)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図34(2−k´)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンの態様で退場するはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸アイコンが保留アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図34(2−l´)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示され、保留アイコンb5が保留3表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図34(2−m´)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。
図34(2−n´)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図34(2−o´)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14、c1は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図34(2−p´)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb5が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図34(2−q´)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c2を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留4表示領域における黒丸旧保留アイコンc2が変動アイコンa3に向かっている様子が示されている。
図34(2−r´)は、アタック演出が継続している様子が示されており、1つの黒丸旧保留アイコンc2が変動アイコンa3と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa3の一部が黒丸旧保留アイコンc2の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。また、黒丸旧保留アイコンc2がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留4表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc2´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図34(2−s´)は、変動アイコンa3にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc2が変動アイコンa3に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc2が変動アイコンa3に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc2が変動アイコンa3に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa3の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa3の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2´が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc2が表示されていた旧保留4表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2´が移動し、当該旧保留アイコンc2´が旧保留4表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図34(2−t´)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa3が再度視認可能に表示される。変動アイコンa3は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。
図34(2−u´)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図34(2−w´)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図34(2−x´)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図34(2−x´)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図34(2−y´)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図34(2−y´)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に保留アイコンとで態様が入れ替わることで、当該退場を先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンと別の或る保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンと変動アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る旧保留アイコンと変動アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、この演出例では、旧保留アイコンの全ての態様と保留アイコンの全ての態様とで入れ替えるようにしたが、旧保留アイコンの全ての態様を保留アイコンの全ての態様にコピーするようにしてもよい。
本実施形態では、或る位置に表示された高変化率アイコンとしての1つの黒丸旧保留アイコンが或る位置に表示された白丸保留アイコンと態様が入れ替わる。また、別の或る位置に表示された中信頼度アイコンとしての1つの三角旧保留アイコンが或る位置に表示された白丸保留アイコンと態様が入れ替わる。黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により旧保留アイコン、保留アイコン及び変動アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、変動アイコンに対して行わないようにしてもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第39の演出例について図35(1−a)〜同図(1−u)を用いて説明する。図35(1−a)〜同図(1−u)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図35(1−a)〜同図(1−u)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図35(1−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(1−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図35(1−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図35(1−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図35(1−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、図35(1−a)に示すように、旧保留1表示領域に表示されている旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様とされており、旧保留3表示領域に表示されている旧保留アイコンc13の態様が三角のアイコンの態様とされており、旧保留2表示領域及び旧保留4表示領域に表示されている旧保留アイコンc12、c14の態様がいずれも白丸アイコンの態様とされている。すなわち、実行中の図柄変動表示が終了すると退場することとなる旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様(黒丸旧保留アイコン)となっている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図35(1−b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、旧保留アイコンc11〜c14を対象とする演出である。また、図35(1−b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされていないが、旧保留アイコンがWUFOK6によりオーバーラップされてもよい。
図35(1−c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(1−c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図35(1−d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央まで移動した後、表示画面左上部に舞い上がるように表示されている。
図35(1−e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc11〜c14を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc11〜c14に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14の全部を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンを対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図35(1−f)は、旧保留アイコンc11〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e6が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e6が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中した後にエフェクト画像e6が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e6が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc11〜c14の全体にエフェクト画像e6がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc11〜c14の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e6は、保留演出の対象ではない他のアイコンにオーバーラップせずに表示されているが、保留演出の対象ではない他のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。
図35(1−g)では、エフェクト画像e6が消去されており、旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11は変化せず、旧保留2表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc12が黒丸アイコンの態様に変化しており、また、旧保留3表示領域に表示されていた三角アイコンの態様の旧保留アイコンc13は変化せず、旧保留4表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14が三角アイコンの態様に変化しており、すなわち、旧保留アイコンc12(2番目に古く表示されている旧保留アイコン)について旧保留アイコンc11(最も古く表示されている旧保留アイコンであり、退場直前の旧保留アイコン)の態様のコピーがなされ、旧保留アイコンc12の態様が旧保留アイコンc11の態様と同じ態様となり、また、旧保留アイコンc14(4番目に古く表示されている旧保留アイコン)について旧保留アイコンc13(3番目に古く表示されている旧保留アイコン)の態様のコピーがなされ、旧保留アイコンc14の態様が旧保留アイコンc13の態様と同じ態様となり、先読み予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様がコピーされる様子は、エフェクト画像e6が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの2つの旧保留アイコンの態様が変化する様子を示したが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの3以上あるいは全部の旧保留アイコンの態様が変化する場合があってもよい。
図35(1−h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図35(1−h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図35(1−i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図35(1−j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図35(1−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンがすべていなくなるはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸旧保留アイコンが旧保留アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図35(1−l)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図35(1−m)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c12を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留1表示領域における黒丸旧保留アイコンc12が変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図35(1−n)は、アタック演出が継続している様子が示されており、1つの黒丸旧保留アイコンc12が変動アイコンa2と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa2の一部が黒丸旧保留アイコンc12の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。また、黒丸旧保留アイコンc12がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc12´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留1表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc12´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図35(1−o)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc12が変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc12が変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc12が変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、旧保留1表示領域へ移動していた旧保留アイコンc12´が旧保留1表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc12が表示されていた旧保留1表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc12´が移動し、当該旧保留アイコンc12´が旧保留1表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図35(1−p)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。
図35(1−q)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図35(1−s)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図35(1−t)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図34(1−t)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図35(1−u)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図34(1−u)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に別の旧保留アイコンに態様をコピーすることで、当該退場を先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンの態様を別の或る保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンの態様を変動アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンの態様を或る保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンの態様を或る旧保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンの態様を或る旧保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、或る位置に表示された高変化率アイコンとしての1つの黒丸旧保留アイコンの態様が他の位置に表示された白丸旧保留アイコンにコピーされる。また、或る位置に表示された中信頼度アイコンとしての1つの三角旧保留アイコンの態様が他の位置に表示された白丸旧保留アイコンにコピーされる。黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により旧保留アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、変動アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により4つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、1つのアイコンに対して行う場合がってもよいし、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた例が示されているが、黒丸旧保留アイコンと三角旧保留アイコンの2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われてもよく、この場合、黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、黒丸旧保留アイコンと三角旧保留アイコンの2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、黒丸旧保留アイコンと三角旧保留アイコンの2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた例が示されているが、1つの黒丸旧保留アイコンと2つの三角旧保留アイコンによるアタック演出が行われてもよく、この場合、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、1つの黒丸旧保留アイコンと2つの三角旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、1つの黒丸旧保留アイコンと2つの三角旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。また、1つの黒丸旧保留アイコンと1つの三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、1つの黒丸旧保留アイコンと2つの三角旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、1つの黒丸旧保留アイコンと1つの三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、1つの黒丸旧保留アイコンと2つの三角旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた例が示されているが、1つ又は2つの三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われてもよく、この場合、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、1つ又は2つの三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、1つ又は2つの三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第40の演出例について図35(2−a)〜同図(2−u)を用いて説明する。図35(2−a)〜同図(2−u)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図35(2−a)〜同図(2−u)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図35(2−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(2−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は4であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留4表示領域には保留アイコンb5が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4、b5は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b5は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図35(2−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図35(2−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図35(2−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、図35(2−a)に示すように、旧保留1表示領域に表示されている旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様とされており、旧保留3表示領域に表示されている旧保留アイコンc13の態様が三角のアイコンの態様とされており、旧保留2表示領域及び旧保留4表示領域に表示されている旧保留アイコンc12、c14の態様がいずれも白丸アイコンの態様とされている。すなわち、実行中の図柄変動表示が終了すると退場することとなる旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様(黒丸旧保留アイコン)となっている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図35(2−b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、変動アイコンa1、保留アイコンb2〜b5及び旧保留アイコンc11〜c14を対象とする演出である。また、図35(2−b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされていないが、旧保留アイコンがWUFOK6によりオーバーラップされてもよい。
図35(2−c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(2−c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図35(2−d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央まで移動した後、表示画面左上部に舞い上がるように表示されている。
図35(2−e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc11〜c14、変動アイコンa1及び保留アイコンb2〜b5を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc11〜c14と変動アイコンa1及び保留アイコンb2〜b5に向けてWUFOK6から謎の光線がそれぞれ照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコン、複数の保留アイコン及び変動アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14、保留アイコンb2〜b5及び変動アイコンa1の全部を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンと保留アイコンb2〜b5のうちの全部の保留アイコンと変動アイコンa1を対象とする保留演出が行われる場合があってもよいし、旧保留アイコンc11〜c14のうちの全部の旧保留アイコンと保留アイコンb2〜b5のうちの一部の保留アイコンと変動アイコンa1を対象とする保留演出が行われる場合があってもよいし、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンと保留アイコンb2〜b5のうちの一部の保留アイコンと変動アイコンa1を対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図35(2−f)は、旧保留アイコンc11〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e6が表示され、変動アイコンa1と保留アイコンb2〜b5にオーバーラップしてエフェクト画像e4が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e6が表示され、変動アイコンa1に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e4が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中した後にエフェクト画像e6が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e6が表示開始されてもよい。また、WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中した後にエフェクト画像e4が表示開始されてもよいし、謎の光線が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e4が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc11〜c14の全体にエフェクト画像e6がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc11〜c14の全体が視認不能となっており、変動アイコンa1及び保留アイコンb2〜b5の全体にエフェクト画像e4がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1及び保留アイコンb2〜b5の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e6は、旧保留アイコン以外のアイコンにオーバーラップせずに表示されているが、旧保留アイコン以外のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。
図35(2−g)では、エフェクト画像e4、e6が消去されており、変動アイコンa1、保留アイコンb2〜b5及び旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11は変化せず、白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が黒丸アイコンの態様に変化しており、また、旧保留3表示領域に表示されていた三角アイコンの態様の旧保留アイコンc13は変化せず、保留2表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の保留アイコンb3が三角アイコンの態様に変化しており、すなわち、変動アイコンa1について旧保留アイコンc11(最も古く表示されている旧保留アイコンであり、退場直前の旧保留アイコン)の態様のコピーがなされ、変動アイコンa1の態様が旧保留アイコンc11の態様と同じ態様となり、また、保留アイコンb3について旧保留アイコンc13(3番目に古く表示されている旧保留アイコン)の態様のコピーがなされ、保留アイコンb3の態様が旧保留アイコンc13の態様と同じ態様となり、先読み予告が行われている様子が示されている。換言すれば、保留0表示領域(変動アイコン表示領域)〜保留3表示領域(保留4表示領域であってもよい)における各アイコンについて、旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域における各アイコンの態様がコピーされたということもできる。しかしながら、このアイコンの態様がコピーされる様子は、エフェクト画像e4、e6が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。
図35(2−h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図35(2−h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図35(2−i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図35(2−j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図35(2−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンの態様で退場するはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸アイコンが変動アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図35(2−l)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示され、保留アイコンb5が保留3表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図35(2−m)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c1を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留4表示領域における黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図35(2−n)は、アタック演出が継続している様子が示されており、1つの黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa2の一部が黒丸旧保留アイコンc1の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。また、黒丸旧保留アイコンc1がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留4表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc1´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図35(2−o)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc1が表示されていた旧保留4表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が移動し、当該旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図35(2−p)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。
図35(2−q)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図35(2−s)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図35(2−t)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図35(2−t)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図35(2−u)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図35(2−u)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に旧保留アイコンの全ての態様が(変動アイコンを含む)保留アイコンの全てにコピーされることで、当該退場を先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンの態様が別の或る保留アイコンにコピーされることがないように構成してもよいし、コピーされる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンの態様が変動アイコンにコピーされることがないように構成してもよいし、コピーされる場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、旧保留アイコン表示領域における或る位置に表示された高変化率アイコンとしての黒丸アイコンの態様が変動アイコンにコピーされる。また、旧保留アイコン表示領域における別の或る位置に表示された中信頼度アイコンとしての三角アイコンの態様が保留アイコンにコピーされる。黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた例が示されているが、黒丸旧保留アイコンと三角旧保留アイコンの2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われてもよく、この場合、黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、黒丸旧保留アイコンと三角旧保留アイコンの2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、黒丸旧保留アイコンと三角旧保留アイコンの2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた例が示されているが、三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われてもよく、この場合、黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第40の別の演出例について図35(2−g´)〜同図(2−y´)を用いて説明する。図35(2−g´)〜同図(2−y´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図35(2−g´)〜同図(2−y´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図35(2−g´)は、図35(2−f)から引き続く別の状態を示している。図35(2−g´)では、エフェクト画像e4、e6が消去されており、変動アイコンa1、保留アイコンb2〜b5及び旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11は変化せず、保留1表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の保留アイコンb2が黒丸アイコンの態様に変化しており、また、旧保留3表示領域に表示されていた三角アイコンの態様の旧保留アイコンc13は変化せず、保留3表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の保留アイコンb4が三角アイコンの態様に変化しており、すなわち、保留アイコンb2について旧保留アイコンc11(最も古く表示されている旧保留アイコンであり、退場直前の旧保留アイコン)の態様のコピーがなされ、保留アイコンb2の態様が旧保留アイコンc11の態様と同じ態様となり、また、保留アイコンb4について旧保留アイコンc13(3番目に古く表示されている旧保留アイコン)の態様のコピーがなされ、保留アイコンb4の態様が旧保留アイコンc13の態様と同じ態様となり、先読み予告が行われている様子が示されている。換言すれば、保留1表示領域〜保留4表示領域における各アイコンについて、旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域における各アイコンの態様がコピーされたということもできる。しかしながら、このアイコンの態様がコピーされる様子は、エフェクト画像e4、e6が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。
図35(2−h´)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図35(2−h´)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図35(2−i´)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図35(2−j´)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図35(2−k´)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンの態様で退場するはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸アイコンが保留アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図35(2−l´)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示され、保留アイコンb5が保留3表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図35(2−m´)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。
図35(2−n´)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図35(2−o´)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14、c1は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図35(2−p´)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb5が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図35(2−q´)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c2を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留4表示領域における黒丸旧保留アイコンc2が変動アイコンa3に向かっている様子が示されている。
図35(2−r´)は、アタック演出が継続している様子が示されており、1つの黒丸旧保留アイコンc2が変動アイコンa3と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa3の一部が黒丸旧保留アイコンc2の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。また、黒丸旧保留アイコンc2がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留4表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc2´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図35(2−s´)は、変動アイコンa3にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc2が変動アイコンa3に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc2が変動アイコンa3に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc2が変動アイコンa3に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa3の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa3の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2´が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc2が表示されていた旧保留4表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2´が移動し、当該旧保留アイコンc2´が旧保留4表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図35(2−t´)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa3が再度視認可能に表示される。変動アイコンa3は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。
図35(2−u´)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図35(2−w´)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図35(2−x´)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図35(2−x´)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図35(2−y´)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図35(2−y´)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に旧保留アイコンの全ての態様が保留アイコンの全てにコピーされることで、当該退場を先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンの態様が別の或る保留アイコンにコピーされることがないように構成してもよいし、コピーされる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンの態様が変動アイコンにコピーされることがないように構成してもよいし、コピーされる場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、旧保留アイコン表示領域における或る位置に表示された高変化率アイコンとしての黒丸アイコンの態様が保留アイコンにコピーされる。また、旧保留アイコン表示領域における別の或る位置に表示された中信頼度アイコンとしての三角アイコンの態様が保留アイコンにコピーされる。黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた例が示されているが、黒丸旧保留アイコンと三角旧保留アイコンの2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われてもよく、この場合、黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、黒丸旧保留アイコンと三角旧保留アイコンの2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、黒丸旧保留アイコンと三角旧保留アイコンの2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた例が示されているが、三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われてもよく、この場合、黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第41の演出例について図36(1−a)〜同図(1−u)を用いて説明する。図36(1−a)〜同図(1−u)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図36(1−a)〜同図(1−u)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図36(1−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(1−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は4であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留4表示領域には保留アイコンb5が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4、b5は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b5は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図36(1−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留0表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc10〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc10〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図36(1−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc10が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図36(1−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に5つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、図36(1−a)に示すように、旧保留0表示領域に表示されている旧保留アイコンc10と旧保留3表示領域に表示されている旧保留アイコンc13の態様がそれぞれ三角アイコンの態様とされており、旧保留アイコン1に表示されている旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様とされており、旧保留2表示領域及び旧保留4表示領域に表示されている旧保留アイコンc12、c14の態様がいずれも白丸アイコンの態様とされている。すなわち、実行中の図柄変動表示が終了すると退場することとなる旧保留0表示領域における旧保留アイコンc10の態様が三角アイコンの態様(三角旧保留アイコン)となっている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図36(1−b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、変動アイコンa1、保留アイコンb2〜b5及び旧保留アイコンc10〜c14を対象とする演出である。また、図36(1−b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされていないが、旧保留アイコンがWUFOK6によりオーバーラップされてもよい。
図36(1−c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(2−c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図36(1−d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央まで移動した後、表示画面左上部に舞い上がるように表示されている。
図36(1−e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc10〜c14、変動アイコンa1及び保留アイコンb2〜b5を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc10〜c14と変動アイコンa1及び保留アイコンb2〜b5に向けてWUFOK6から謎の光線がそれぞれ照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコン、複数の保留アイコン及び変動アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc10〜c14、保留アイコンb2〜b5及び変動アイコンa1の全部を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc10〜c14のうちの一部の旧保留アイコンと保留アイコンb2〜b5のうちの全部の保留アイコンと変動アイコンa1を対象とする保留演出が行われる場合があってもよいし、旧保留アイコンc10〜c14のうちの全部の旧保留アイコンと保留アイコンb2〜b5のうちの一部の保留アイコンと変動アイコンa1を対象とする保留演出が行われる場合があってもよいし、旧保留アイコンc10〜c14のうちの一部の旧保留アイコンと保留アイコンb2〜b5のうちの一部の保留アイコンと変動アイコンa1を対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図36(1−f)は、旧保留アイコンc10〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e6が表示され、変動アイコンa1と保留アイコンb2〜b5にオーバーラップしてエフェクト画像e4が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc10〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e6が表示され、変動アイコンa1に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e4が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc10〜c14に命中した後にエフェクト画像e6が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc10〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e6が表示開始されてもよい。また、WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中した後にエフェクト画像e4が表示開始されてもよいし、謎の光線が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e4が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc10〜c14の全体にエフェクト画像e6がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc10〜c14の全体が視認不能となっており、変動アイコンa1及び保留アイコンb2〜b5の全体にエフェクト画像e4がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1及び保留アイコンb2〜b5の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e6は、旧保留アイコン以外のアイコンにオーバーラップせずに表示されているが、旧保留アイコン以外のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。
図36(1−g)では、エフェクト画像e4、e6が消去されており、変動アイコンa1、保留アイコンb2〜b5及び旧保留アイコンc10〜c14が再度視認可能に表示される。この演出例では、旧保留アイコンc10〜c14のうちの旧保留0表示領域に表示されていた三角アイコンの態様の旧保留アイコンc10が白丸アイコンの態様に変化するとともに、変動アイコンa1が白丸アイコンの態様から三角アイコンの態様に変化し、旧保留1表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11が白丸アイコンの態様に変化するとともに、保留1表示領域における保留アイコンb2が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化し、旧保留3表示領域に表示されていた三角アイコンの態様の旧保留アイコンc13が白丸アイコンの態様に変化するとともに、保留3表示領域における保留アイコンb4が白丸アイコンの態様から三角アイコンの態様に変化しており、すなわち、旧保留アイコンc10と変動アイコンa1とでアイコンの態様が入れ替わり、旧保留アイコンc11と保留アイコンb2とでアイコンの態様が入れ替わり、旧保留アイコンc13と保留アイコンb4とでアイコンの態様が入れ替わっており、先読み予告が行われている様子が示されている。換言すれば、保留0表示領域(変動アイコン表示領域)〜保留4表示領域における各アイコンと旧保留0表示領域〜旧保留4表示領域における各アイコンの態様が入れ替わったということもできる。しかしながら、このアイコンの態様が入れ替わる様子は、エフェクト画像e4、e6が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。
図36(1−h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図36(1−h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図36(1−i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図36(1−j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図36(1−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた三角アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの三角アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留0表示領域における旧保留アイコンc10が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc11〜c14は、それぞれ旧保留0表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc10について、WUFO演出が行われなかった場合には三角アイコンの態様で退場するはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、三角アイコンが変動アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図36(1−l)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示され、保留アイコンb5が保留3表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図36(1−m)は、三角アイコンの態様の旧保留アイコン(三角旧保留アイコン)c1を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留4表示領域における三角旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図36(1−n)は、アタック演出が継続している様子が示されており、1つの三角旧保留アイコンc1が変動アイコンa2と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa2の一部が三角旧保留アイコンc1の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が三角旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が三角旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が三角旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、三角旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。また、三角旧保留アイコンc1がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留4表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc1´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図36(1−o)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。三角旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、三角旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、三角旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、三角旧保留アイコンc1が表示されていた旧保留4表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が移動し、当該旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図36(1−p)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す黒丸アイコンの態様から三角アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。
図36(1−q)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図36(1−s)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図36(1−t)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図36(1−t)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図36(1−u)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図36(1−u)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留0表示領域にせっかく表示された三角旧保留アイコンが退場してしまう前に旧保留アイコンの全ての態様が(変動アイコンを含む)保留アイコンの全てと入れ替えられることで、当該退場を先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンの態様が別の或る保留アイコンにコピーされることがないように構成してもよいし、コピーされる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンの態様が変動アイコンにコピーされることがないように構成してもよいし、コピーされる場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、旧保留アイコン表示領域における或る位置に表示された中信頼度アイコンとしての1つの三角旧保留アイコンが白丸変動アイコンと入れ替わる。また、旧保留アイコン表示領域における或る位置に表示された中信頼度アイコンとしての別の1つの三角保留アイコンが白丸保留アイコンと入れ替わる。また、旧保留アイコン表示領域における或る位置に表示された高変化率アイコンとしての黒丸アイコンが保留アイコンと入れ替わる。三角旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが黒丸変動アイコンから三角変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第42の演出例について図36(2−a)〜同図(2−u)を用いて説明する。図36(2−a)〜同図(2−u)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図36(2−a)〜同図(2−u)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図36(2−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(2−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は4であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留4表示領域には保留アイコンb5が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4、b5は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b5は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図36(2−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留0表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc10〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc10〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図36(2−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc10が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図36(2−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に5つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、図36(2−a)に示すように、旧保留0表示領域に表示されている旧保留アイコンc10と旧保留3表示領域に表示されている旧保留アイコンc13の態様がそれぞれ三角アイコンの態様とされており、旧保留アイコン1に表示されている旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様とされており、旧保留2表示領域及び旧保留4表示領域に表示されている旧保留アイコンc12、c14の態様がいずれも白丸アイコンの態様とされている。すなわち、実行中の図柄変動表示が終了すると退場することとなる旧保留0表示領域における旧保留アイコンc10の態様が三角アイコンの態様(三角旧保留アイコン)となっている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図36(2−b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、変動アイコンa1、保留アイコンb2〜b5及び旧保留アイコンc10〜c14を対象とする演出である。また、図36(2−b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされていないが、旧保留アイコンがWUFOK6によりオーバーラップされてもよい。
図36(2−c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(2−c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図36(2−d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央まで移動した後、表示画面左上部に舞い上がるように表示されている。
図36(2−e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc10〜c14、変動アイコンa1及び保留アイコンb2〜b5を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc10〜c14と変動アイコンa1及び保留アイコンb2〜b5に向けてWUFOK6から謎の光線がそれぞれ照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコン、複数の保留アイコン及び変動アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc10〜c14、保留アイコンb2〜b5及び変動アイコンa1の全部を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc10〜c14のうちの一部の旧保留アイコンと保留アイコンb2〜b5のうちの全部の保留アイコンと変動アイコンa1を対象とする保留演出が行われる場合があってもよいし、旧保留アイコンc10〜c14のうちの全部の旧保留アイコンと保留アイコンb2〜b5のうちの一部の保留アイコンと変動アイコンa1を対象とする保留演出が行われる場合があってもよいし、旧保留アイコンc10〜c14のうちの一部の旧保留アイコンと保留アイコンb2〜b5のうちの一部の保留アイコンと変動アイコンa1を対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図36(2−f)は、旧保留アイコンc10〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e6が表示され、変動アイコンa1と保留アイコンb2〜b5にオーバーラップしてエフェクト画像e4が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc10〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e6が表示され、変動アイコンa1に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e4が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc10〜c14に命中した後にエフェクト画像e6が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc10〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e6が表示開始されてもよい。また、WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中した後にエフェクト画像e4が表示開始されてもよいし、謎の光線が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e4が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc10〜c14の全体にエフェクト画像e6がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc10〜c14の全体が視認不能となっており、変動アイコンa1及び保留アイコンb2〜b5の全体にエフェクト画像e4がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1及び保留アイコンb2〜b5の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e6は、旧保留アイコン以外のアイコンにオーバーラップせずに表示されているが、旧保留アイコン以外のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。
図36(2−g)では、エフェクト画像e4、e6が消去されており、変動アイコンa1、保留アイコンb2〜b5及び旧保留アイコンc10〜c14が再度視認可能に表示される。この演出例では、旧保留アイコンc10〜c14のうちの旧保留0表示領域に表示されていた三角アイコンの態様の旧保留アイコンc10は変化せず、白丸アイコンの態様の変動アイコン1が三角アイコンの態様に変化しており、旧保留1表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11は変化せず、白丸アイコンの態様の保留アイコンb2が黒丸アイコンの態様に変化しており、また、旧保留3表示領域に表示されていた三角アイコンの態様の旧保留アイコンc13は変化せず、保留3表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の保留アイコンb4が三角アイコンの態様に変化しており、すなわち、変動アイコンa1について旧保留アイコンc10(最も古く表示されている旧保留アイコンであり、退場直前の旧保留アイコン)の態様のコピーがなされ、変動アイコンa1の態様が旧保留アイコンc10の態様と同じ態様となり、また、保留アイコンb2について旧保留アイコンc11(2番目に古く表示されている旧保留アイコン)の態様のコピーがなされ、保留アイコンb2の態様が旧保留アイコンc11の態様と同じ態様となり、また、保留アイコンb4について旧保留アイコンc13(4番目に古く表示されている旧保留アイコン)の態様のコピーがなされ、保留アイコンb4の態様が旧保留アイコンc13の態様と同じ態様となり、先読み予告が行われている様子が示されている。換言すれば、保留0表示領域(変動アイコン表示領域)〜保留4表示領域における各アイコンについて、旧保留0表示領域〜旧保留4表示領域における各アイコンの態様がコピーされたということもできる。しかしながら、このアイコンの態様がコピーされる様子は、エフェクト画像e4、e6が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。
図36(2−h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図36(2−h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図36(2−i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図36(2−j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図36(2−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた三角アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの三角アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた5つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留0表示領域における旧保留アイコンc10が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc11〜c14は、それぞれ旧保留0表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc10について、WUFO演出が行われなかった場合には三角アイコンの態様で退場するはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、三角アイコンが変動アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図36(2−l)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示され、保留アイコンb5が保留3表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図36(2−m)は、三角アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c1を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留4表示領域における三角旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図36(2−n)は、アタック演出が継続している様子が示されており、1つの三角旧保留アイコンc1が変動アイコンa2と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa2の一部が三角旧保留アイコンc1の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が三角旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が三角旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が三角旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、三角旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。また、三角旧保留アイコンc1がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留4表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc1´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図36(2−o)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。三角旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、三角旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、三角旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、三角旧保留アイコンc1が表示されていた旧保留4表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が移動し、当該旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図36(2−p)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す黒丸アイコンの態様から三角アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。
図36(2−q)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図36(2−s)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図36(2−t)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図36(2−t)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図36(2−u)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図36(2−u)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された三角旧保留アイコンが退場してしまう前に旧保留アイコンの全ての態様が(変動アイコンを含む)保留アイコンの全てにコピーされることで、当該退場を先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンの態様が別の或る保留アイコンにコピーされることがないように構成してもよいし、コピーされる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンの態様が変動アイコンにコピーされることがないように構成してもよいし、コピーされる場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、旧保留アイコン表示領域における或る位置に表示された中信頼度アイコンとしての三角アイコンの態様が変動アイコンにコピーされる。また、旧保留アイコン表示領域における別の或る位置に表示された中信頼度アイコンとしての三角アイコンの態様が保留アイコンにコピーされる。また、旧保留アイコン表示領域におけるさらに別の或る位置に表示された高変化率アイコンとしての黒丸アイコンの態様が保留アイコンにコピーされる。三角旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが黒丸変動アイコンから三角変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた例が示されているが、三角旧保留アイコンと黒丸旧保留アイコンの2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われてもよく、この場合、三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、三角旧保留アイコンと黒丸旧保留アイコンの2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、三角旧保留アイコンと黒丸旧保留アイコンの2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた例が示されているが、黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われてもよく、この場合、黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの三角旧保留アイコンによるアタック演出が行われてもよく、この場合、1つの三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの三角旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、1つの三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの三角旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。また、2つの三角旧保留アイコンと1つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われてもよく、2つの旧三角保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの三角旧保留アイコンと1つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、2つの旧三角保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの三角旧保留アイコンと1つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第43の演出例について図37(1−a)〜同図(1−u)を用いて説明する。図37(1−a)〜同図(1−u)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図37(1−a)〜同図(1−u)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図37(1−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(1−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図37(1−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図37(1−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図37(1−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、図37(1−a)に示すように、旧保留1表示領域に表示されている旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様とされており、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されている旧保留アイコンc12〜c14の態様がいずれも白丸アイコンの態様とされている。すなわち、実行中の図柄変動表示が終了すると退場することとなる旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様(黒丸旧保留アイコン)となっている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図37(1−b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、旧保留アイコンc11〜c14を対象とする演出である。また、図37(1−b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされていないが、旧保留アイコンがWUFOK6によりオーバーラップされてもよい。
図37(1−c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(1−c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図37(1−d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央まで移動した後、表示画面左上部に舞い上がるように表示されている。
図37(1−e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc11〜c14を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc11〜c14に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14の全部を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンを対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図37(1−f)は、旧保留アイコンc11〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e6が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e6が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中した後にエフェクト画像e6が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e6が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc11〜c14の全体にエフェクト画像e6がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc11〜c14の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e6は、保留演出の対象ではない他のアイコンにオーバーラップせずに表示されているが、保留演出の対象ではない他のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。
図37(1−g)では、エフェクト画像e6が消去されており、旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11が白丸アイコンの態様に変化するとともに、旧保留3表示領域及び旧保留4表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc13、c14が黒丸アイコンの態様に変化しており、すなわち、旧保留アイコンc11が2つに分裂して旧保留アイコンc13、c14に影響を与え、先読み予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様が分裂する様子は、エフェクト画像e6が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの1つの旧保留アイコンの態様が分裂して2つの旧保留アイコンに影響を与える様子を示したが、1つの旧保留アイコンの態様が分裂して3つの旧保留アイコンに影響を与える場合があってもよい。
図37(1−h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図37(1−h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図37(1−i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図37(1−j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図37(1−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンの態様で退場するはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸旧保留アイコンが旧保留アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図37(1−l)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図37(1−m)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c13を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留2表示領域における黒丸旧保留アイコンc13が変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図37(1−n)は、アタック演出が継続している様子が示されており、1つの黒丸旧保留アイコンc13が変動アイコンa2と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa2の一部が黒丸旧保留アイコンc13の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。また、黒丸旧保留アイコンc13がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc13´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留2表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc13´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図37(1−o)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc13が変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc13が変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc13が変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、旧保留2表示領域へ移動していた旧保留アイコンc13´が旧保留2表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc13が表示されていた旧保留2表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc13´が移動し、当該旧保留アイコンc13´が旧保留2表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図37(1−p)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。
図37(1−q)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図37(1−s)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図37(1−t)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図37(1−t)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図37(1−u)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図37(1−u)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に当該黒丸旧保留アイコンが分裂し、他の旧保留アイコンに影響を与えることで、当該退場が先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンと別の或る保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンと変動アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンと或る旧保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないようにしてもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンと或る旧保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、或る位置に表示された高変化率アイコンとしての1つの黒丸旧保留アイコンが分裂して他の位置に表示された複数の白丸旧保留アイコンに影響を与え、黒丸旧保留アイコンに変化させる。黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により旧保留アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、変動アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により4つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、1つのアイコンに対して行う場合がってもよいし、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われてもよく、この場合、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第44の演出例について図37(2−a)〜同図(2−y)を用いて説明する。図37(2−a)〜同図(2−y)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図37(2−a)〜同図(2−y)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図37(2−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(2−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図37(2−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図37(2−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図37(2−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、図37(1−a)に示すように、旧保留1表示領域に表示されている旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様とされており、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されている旧保留アイコンc12〜c14の態様がいずれも白丸アイコンの態様とされている。すなわち、実行中の図柄変動表示が終了すると退場することとなる旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様(黒丸旧保留アイコン)となっている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図37(2−b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、変動アイコンa1及び旧保留アイコンc11〜c14を対象とする演出である。また、図37(2−b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされていないが、旧保留アイコンがWUFOK6によりオーバーラップされてもよい。
図37(2−c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(2−c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図37(2−d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央まで移動した後、表示画面左上部に舞い上がるように表示されている。
図37(2−e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc11〜c14、変動アイコンa1及び保留アイコンb2を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc11〜c14、変動アイコンa1に向けてWUFOK6から謎の光線がそれぞれ照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコン、変動アイコン及び保留アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14、変動アイコンa1及び保留アイコンb2を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンと変動アイコンa1と保留アイコンb2を対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図37(2−f)は、旧保留アイコンc11〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e6が表示され、変動アイコンa1と保留アイコンb2〜b4にオーバーラップしてエフェクト画像e4が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e6が表示され、変動アイコンa1に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e4が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中した後にエフェクト画像e6が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e6が表示開始されてもよい。また、WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中した後にエフェクト画像e4が表示開始されてもよいし、謎の光線が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e4が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc11〜c14の全体にエフェクト画像e6がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc11〜c14の全体が視認不能となっており、変動アイコンa1及び保留アイコンb2〜b3にエフェクト画像e4がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1及び保留アイコンb2〜b3が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e6は、保留演出の対象ではない他のアイコンにオーバーラップせずに表示されているが、保留演出の対象ではない他のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。また、本例のエフェクト画像e4は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4にもオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e4は、保留演出の対象ではない保留アイコンにオーバーラップせずに表示されてもよい。
図37(2−g)では、エフェクト画像e4、e6が消去されており、変動アイコンa1、保留アイコンb2〜b3及び旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11が白丸アイコンの態様に変化するとともに、変動アイコンa1及び保留1表示領域における保留アイコンb2が黒丸アイコンの態様に変化しており、すなわち、旧保留アイコンc11が2つに分裂して変動アイコンa1及び保留アイコンb2に影響を与え、先読み予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様が分裂して他のアイコンに影響を与えている様子は、エフェクト画像e6及びエフェクト画像e4が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの1つの旧保留アイコンの態様が分裂して変動アイコン及び保留アイコンに影響を与える様子を示したが、1つの旧保留アイコンの態様が分裂して変動アイコンと2以上の保留アイコンに影響を与える場合があってもよいし、1つの旧保留アイコンの態様が分裂して2以上の保留アイコンに影響を与える場合があってもよい。
図37(2−h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図37(2−h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図37(2−i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図37(2−j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図37(2−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンの態様で退場するはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸アイコンが変動アイコン表示領域及び保留アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図37(2−l)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図37(2−m)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c1を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留4表示領域における黒丸旧保留アイコンc1が保留アイコンb3に向かっている様子が示されている。
図37(2−n)は、アタック演出が継続している様子が示されており、黒丸旧保留アイコンc1が保留アイコンb3と略同じ大きさにまで拡大し、保留アイコンb3の一部が黒丸旧保留アイコンc1の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、保留アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、保留アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、保留アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが保留アイコンにオーバーラップされてもよい。また、黒丸旧保留アイコンc1がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留4表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc1´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図37(2−o)は、保留アイコンb3にオーバーラップしてエフェクト画像e1が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1が保留アイコンb3に命中して爆発するとエフェクト画像e1が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1が保留アイコンb3に命中した後にエフェクト画像e1が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1が保留アイコンb3に命中するのと同時にエフェクト画像e1が表示開始されてもよい。保留アイコンb3の全体にエフェクト画像e1がオーバーラップされたことで、保留アイコンb3の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンa2及び保留アイコンb4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコン及び保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc1が表示されていた旧保留4表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が移動し、当該旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図37(2−p)では、エフェクト画像e1が消去されており、保留アイコンb3が再度視認可能に表示される。保留アイコンb3は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、先読み予告が行われている。
図37(2−q)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図37(2−s)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図37(2−t)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図37(2−u)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14、c1´は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図37(2−v)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図37(2−w)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図37(2−x)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図37(2−x)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図37(2−y)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図37(2−y)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に当該黒丸旧保留アイコンが分裂し、変動アイコン及び保留アイコンに影響を与えることで、当該退場が先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンと別の或る保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンと変動アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、旧保留アイコン表示領域における或る位置に表示された高変化率アイコンとしての1つの黒丸旧保留アイコンが分裂して変動アイコン表示領域及び保留アイコン表示領域に表示された白丸アイコンに影響を与え、黒丸アイコンに変化させる。黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により保留アイコンが白丸保留アイコンから黒丸保留アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする保留アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留演出の対象である保留以外の保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、保留アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、変動アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、先読み予告の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、保留アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、先読み予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の先読み予告である場合があってもよい。また、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に実行中の図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が先読み予告として行われた場合に、保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第45の演出例について図38(a)〜同図(y)を用いて説明する。図38(a)〜同図(y)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図38(a)〜同図(y)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図38(a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図38(a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図38(a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図38(a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、図38(a)に示すように、旧保留1表示領域に表示されている旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様とされており、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されている旧保留アイコンc12〜c14の態様がいずれも白丸アイコンの態様とされている。すなわち、実行中の図柄変動表示が終了すると退場することとなる旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様(黒丸旧保留アイコン)となっている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図38(b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、変動アイコンa1及び旧保留アイコンc11〜c14を対象とする演出である。また、図38(b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされていないが、旧保留アイコンがWUFOK6によりオーバーラップされてもよい。
図38(c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図38(d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央まで移動した後、表示画面左上部に舞い上がるように表示されている。
図38(e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc11〜c14、変動アイコンa1及び保留アイコンb2を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc11〜c14、変動アイコンa1に向けてWUFOK6から謎の光線がそれぞれ照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコン、変動アイコン及び保留アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14、変動アイコンa1及び保留アイコンb2を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンと変動アイコンa1と保留アイコンb2を対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図38(f)は、旧保留アイコンc11〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e6が表示され、変動アイコンa1と保留アイコンb2〜b4にオーバーラップしてエフェクト画像e4が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e6が表示され、変動アイコンa1に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e4が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中した後にエフェクト画像e6が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e6が表示開始されてもよい。また、WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中した後にエフェクト画像e4が表示開始されてもよいし、謎の光線が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e4が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc11〜c14の全体にエフェクト画像e6がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc11〜c14の全体が視認不能となっており、変動アイコンa1及び保留アイコンb2〜b3にエフェクト画像e4がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1及び保留アイコンb2〜b3が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e6は、保留演出の対象ではない他のアイコンにオーバーラップせずに表示されているが、保留演出の対象ではない他のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。また、本例のエフェクト画像e4は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4にもオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e4は、保留演出の対象ではない保留アイコンにオーバーラップせずに表示されてもよい。
図38(g)では、エフェクト画像e4、e6が消去されており、変動アイコンa1、保留アイコンb2〜b3及び旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11が白丸アイコンの態様に変化するとともに、旧保留2表示領域における旧保留アイコンc12、変動アイコンa1及び保留1表示領域における保留アイコンb2がそれぞれ黒丸アイコンの態様に変化しており、すなわち、旧保留アイコンc11が3つに分裂して旧保留アイコンc12、変動アイコンa1及び保留アイコンb2に影響を与え、先読み予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様が分裂して他のアイコンに影響を与えている様子は、エフェクト画像e6及びエフェクト画像e4が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの1つの旧保留アイコンの態様が分裂して他の旧保留アイコン、変動アイコン及び保留アイコンに影響を与える様子を示したが、1つの旧保留アイコンの態様が分裂して2以上の旧保留アイコンと変動アイコンに影響を与える場合があってもよいし、1つの旧保留アイコンの態様が分裂して他の1つの旧保留アイコンと変動アイコンと2以上の保留アイコンに影響を与える場合があってもよいし、1つの旧保留アイコンの態様が分裂して他の2以上の旧保留アイコンと変動アイコンと2以上の保留アイコンに影響を与える場合があってもよいし、1つの旧保留アイコンの態様が分裂して変動アイコンと2以上の保留アイコンに影響を与える場合があってもよい。
図38(h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図38(h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図38(i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図38(j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図38(k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンの態様で退場するはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸アイコンが旧保留アイコン表示領域、変動アイコン表示領域及び保留アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図38(l)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図38(m)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c1を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留4表示領域における黒丸旧保留アイコンc1が保留アイコンb3に向かっている様子が示されている。
図38(n)は、アタック演出が継続している様子が示されており、黒丸旧保留アイコンc1が保留アイコンb3と略同じ大きさにまで拡大し、保留アイコンb3の一部が黒丸旧保留アイコンc1の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、保留アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、保留アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、保留アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが保留アイコンにオーバーラップされてもよい。また、黒丸旧保留アイコンc1がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留4表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc1´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図38(o)は、保留アイコンb3にオーバーラップしてエフェクト画像e1が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1が保留アイコンb3に命中して爆発するとエフェクト画像e1が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1が保留アイコンb3に命中した後にエフェクト画像e1が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1が保留アイコンb3に命中するのと同時にエフェクト画像e1が表示開始されてもよい。保留アイコンb3の全体にエフェクト画像e1がオーバーラップされたことで、保留アイコンb3の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンa2及び保留アイコンb4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコン及び保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc1が表示されていた旧保留4表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が移動し、当該旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図38(p)では、エフェクト画像e1が消去されており、保留アイコンb3が再度視認可能に表示される。保留アイコンb3は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、先読み予告が行われている。
図38(q)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図38(s)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図38(t)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図38(u)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14、c1´は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図38(v)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図38(w)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図38(x)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図38(x)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図38(y)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図38(y)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に当該黒丸旧保留アイコンが分裂し、他の旧保留アイコン、変動アイコン及び保留アイコンに影響を与えることで、当該退場が先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンと別の或る保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンと変動アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、旧保留アイコン表示領域における或る位置に表示された高変化率アイコンとしての1つの黒丸旧保留アイコンが分裂して旧保留アイコン表示領域における他の位置に表示された白丸アイコン、変動アイコン表示領域及び保留アイコン表示領域に表示された白丸アイコンに影響を与え、黒丸アイコンに変化させる。黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により保留アイコンが白丸保留アイコンから黒丸保留アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする保留アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留演出の対象である保留以外の保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われてもよく、この場合、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、保留アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、変動アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、先読み予告の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、保留アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、先読み予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の先読み予告である場合があってもよい。また、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に実行中の図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が先読み予告として行われた場合に、保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第45の別の演出例について図38(g´)〜同図(p´)を用いて説明する。図38(g´)〜同図(p´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図38(g´)〜同図(p´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図38(g´)は、図38(f)から引き続く別の状態を示している。図38(g´)では、エフェクト画像e4、e6が消去されており、変動アイコンa1、保留アイコンb2〜b3及び旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11が白丸アイコンの態様に変化するとともに、旧保留2表示領域における旧保留アイコンc12及び保留1表示領域における保留アイコンb2がそれぞれ黒丸アイコンの態様に変化しており、すなわち、旧保留アイコンc11が2つに分裂して旧保留アイコンc12及び保留アイコンb2に影響を与え、先読み予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様が分裂して他のアイコンに影響を与えている様子は、エフェクト画像e6及びエフェクト画像e4が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの1つの旧保留アイコンの態様が分裂して他の旧保留アイコン及び保留アイコンに影響を与える様子を示したが、1つの旧保留アイコンの態様が分裂して2以上の旧保留アイコンに影響を与える場合があってもよいし、1つの旧保留アイコンの態様が分裂して他の1つの旧保留アイコンと2以上の保留アイコンに影響を与える場合があってもよいし、1つの旧保留アイコンの態様が分裂して他の2以上の旧保留アイコンと2以上の保留アイコンに影響を与える場合があってもよいし、1つの旧保留アイコンの態様が分裂して2以上の保留アイコンに影響を与える場合があってもよい。
図38(h´)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図38(h´)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図38(i´)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図38(j´)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図38(k´)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンの態様で退場するはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸アイコンが旧保留アイコン表示領域及び保留アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図38(l´)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図38(m´)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図38(n´)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図38(o´)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図38(o´)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図38(p´)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図38(p´)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に当該黒丸旧保留アイコンが分裂し、他の旧保留アイコン及び保留アイコンに影響を与えることで、当該退場が先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンと別の或る保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンと変動アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、旧保留アイコン表示領域における或る位置に表示された高変化率アイコンとしての1つの黒丸旧保留アイコンが分裂して旧保留アイコン表示領域における他の位置に表示された白丸アイコン及び保留アイコン表示領域に表示された白丸アイコンに影響を与え、黒丸アイコンに変化させる。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。また、この演出例では、アタック演出が行われない例が示されているが、アタック演出が行われる場合があってもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第45のさらに別の演出例について図38(g”)〜同図(p”)を用いて説明する。図38(g”)〜同図(p”)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図38(g”)〜同図(p”)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図38(g”)は、図38(f)から引き続く別の状態を示している。図38(g”)では、エフェクト画像e4、e6が消去されており、変動アイコンa1、保留アイコンb2〜b3及び旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11が白丸アイコンの態様に変化するとともに、保留1表示領域における保留アイコンb2及び保留3表示領域における保留アイコンb4がそれぞれ黒丸アイコンの態様に変化しており、すなわち、旧保留アイコンc11が2つに分裂して保留アイコンb2、b4に影響を与え、先読み予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様が分裂して他のアイコンに影響を与えている様子は、エフェクト画像e6及びエフェクト画像e4が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの1つの旧保留アイコンの態様が分裂して2つの保留アイコンに影響を与える様子を示したが、1つの旧保留アイコンの態様が分裂して3以上の保留アイコンに影響を与える場合があってもよい。
図38(h”)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図38(h”)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図38(i”)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図38(j”)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図38(k”)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンの態様で退場するはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸アイコンが保留アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図38(l”)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図38(m”)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図38(n”)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図38(o”)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図38(o”)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図38(p”)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図38(p”)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に当該黒丸旧保留アイコンが分裂し、複数の保留アイコンに影響を与えることで、当該退場が先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンと別の或る保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンと変動アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る旧保留アイコンと変動アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、旧保留アイコン表示領域における或る位置に表示された高変化率アイコンとしての1つの黒丸旧保留アイコンが分裂して保留アイコン表示領域に表示された複数の白丸アイコンに影響を与え、黒丸アイコンに変化させる。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。また、この演出例では、アタック演出が行われない例が示されているが、アタック演出が行われる場合があってもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第45のさらに別の演出例について図38(g”’)〜同図(l”’)を用いて説明する。図38(g”’)〜同図(l”’)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図38(g”’)〜同図(l”’)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図38(g”’)は、図38(f)から引き続く別の状態を示している。図38(g”’)では、エフェクト画像e4、e6が消去されており、変動アイコンa1、保留アイコンb2〜b3及び旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。この演出例では、変動アイコンa1は黒丸保留アイコンの表示態様のままであり、他のアイコンの表示態様も変化していない。本例のWUFO演出は対象とした変動アイコンが変化しない失敗演出である。
図38(h”’)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図38(h”’)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図38(i”’)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図38(j”’)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図38(k”’)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンの態様で退場するはずであり、WUFO演出による保留演出に成功した場合には、黒丸アイコンが居残る可能性があったが、WUFO演出による保留演出に失敗したことにより、黒丸アイコンがすべて退場してしまう様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図38(l”’)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内に黒丸旧保留アイコンが表示されて保留演出が行われたにもかかわらず保留演出に失敗したことで、当黒丸旧保留アイコンが退場してしまった様子が示されている。
本実施形態では、保留演出が行われなければ旧保留アイコン表示領域から退場してしまう黒丸旧保留アイコンが、保留演出に失敗したことにより結局旧保留アイコン表示領域から退場する。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。また、この演出例では、アタック演出が行われない例が示されているが、アタック演出が行われる場合があってもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第46の演出例について図39(1−a)〜同図(1−u)を用いて説明する。図39(1−a)〜同図(1−u)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図39(1−a)〜同図(1−u)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図39(1−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(1−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図39(1−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図39(1−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図39(1−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、図39(1−a)に示すように、旧保留1表示領域に表示されている旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様とされており、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されている旧保留アイコンc12〜c14の態様がいずれも白丸アイコンの態様とされている。すなわち、実行中の図柄変動表示が終了すると退場することとなる旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様(黒丸旧保留アイコン)となっている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図39(1−b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、旧保留アイコンc11〜c14を対象とする演出である。また、図39(1−b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされていないが、旧保留アイコンがWUFOK6によりオーバーラップされてもよい。
図39(1−c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(1−c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図39(1−d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央まで移動した後、表示画面左上部に舞い上がるように表示されている。
図39(1−e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc11〜c14を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc11〜c14に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14の全部を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンを対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図39(1−f)は、旧保留アイコンc11〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e6が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e6が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中した後にエフェクト画像e6が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e6が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc11〜c14の全体にエフェクト画像e6がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc11〜c14の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e6は、保留演出の対象ではない他のアイコンにオーバーラップせずに表示されているが、保留演出の対象ではない他のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。
図39(1−g)では、エフェクト画像e6が消去されており、旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11は変化せず、旧保留3表示領域及び旧保留4表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc13、c14がそれぞれ黒丸アイコンの態様に変化しており、すなわち、旧保留アイコンc13、c14についてそれぞれ旧保留アイコンc11の態様のコピーがなされ、旧保留アイコンc13、c14の態様がそれぞれ旧保留アイコンc11の態様と同じ態様となり、先読み予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様がコピーされる様子は、エフェクト画像e6が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの2つの旧保留アイコンの態様が変化する様子を示したが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの全部の旧保留アイコンの態様が変化する場合があってもよい。
図39(1−h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図39(1−h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図39(1−i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図39(1−j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図39(1−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンがすべていなくなるはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸旧保留アイコンが旧保留アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図39(1−l)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図39(1−m)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c13を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留2表示領域における黒丸旧保留アイコンc13が変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図39(1−n)は、アタック演出が継続している様子が示されており、1つの黒丸旧保留アイコンc13が変動アイコンa2と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa2の一部が黒丸旧保留アイコンc13の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。また、黒丸旧保留アイコンc13がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc13´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留2表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc13´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図39(1−o)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc13が変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc13が変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc13が変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、旧保留2表示領域へ移動していた旧保留アイコンc13´が旧保留2表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc13が表示されていた旧保留2表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc13´が移動し、当該旧保留アイコンc13´が旧保留2表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図39(1−p)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。
図39(1−q)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図39(1−s)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図39(1−t)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図39(1−t)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図39(1−u)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図39(1−u)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に別の旧保留アイコンに態様をコピーすることで、当該退場が先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンの態様を別の或る保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンの態様を変動アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンの態様を或る保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンの態様を或る旧保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンの態様を或る旧保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、或る位置に表示された高変化率アイコンとしての1つの黒丸旧保留アイコンの態様が他の位置に表示された複数の白丸旧保留アイコンにコピーされる。黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により旧保留アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、変動アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により4つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、1つのアイコンに対して行う場合がってもよいし、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われてもよく、この場合、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第47の演出例について図39(2−a)〜同図(2−y)を用いて説明する。図39(2−a)〜同図(2−y)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図39(2−a)〜同図(2−y)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図39(2−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(2−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図39(2−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図39(2−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図39(2−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、図39(2−a)に示すように、旧保留1表示領域に表示されている旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様とされており、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されている旧保留アイコンc12〜c14の態様がいずれも白丸アイコンの態様とされている。すなわち、実行中の図柄変動表示が終了すると退場することとなる旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様(黒丸旧保留アイコン)となっている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図39(2−b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、変動アイコンa1、保留アイコンb2及び旧保留アイコンc11〜c14を対象とする演出である。また、図39(2−b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされていないが、旧保留アイコンがWUFOK6によりオーバーラップされてもよい。
図39(2−c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(2−c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図39(2−d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央まで移動した後、表示画面左上部に舞い上がるように表示されている。
図39(2−e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc11〜c14、変動アイコンa1及び保留アイコンb2を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc11〜c14、変動アイコンa1に向けてWUFOK6から謎の光線がそれぞれ照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコン、変動アイコン及び保留アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14、変動アイコンa1及び保留アイコンb2を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンと変動アイコンa1と保留アイコンb2を対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図39(2−f)は、旧保留アイコンc11〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e6が表示され、変動アイコンa1と保留アイコンb2〜b3にオーバーラップしてエフェクト画像e4が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e6が表示され、変動アイコンa1に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e4が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中した後にエフェクト画像e6が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e6が表示開始されてもよい。また、WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中した後にエフェクト画像e4が表示開始されてもよいし、謎の光線が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e4が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc11〜c14の全体にエフェクト画像e6がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc11〜c14の全体が視認不能となっており、変動アイコンa1及び保留アイコンb2、b3の全体にエフェクト画像e4がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1及び保留アイコンb2、b3の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e6は、保留演出の対象ではない他のアイコンにオーバーラップせずに表示されているが、保留演出の対象ではない他のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。また、本例のエフェクト画像e4は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3の全部と保留アイコンb4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e4は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図39(2−g)では、エフェクト画像e4、e6が消去されており、変動アイコンa1、保留アイコンb2及び旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11は変化せず、変動アイコンa1及び保留1表示領域における保留アイコンb2が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化しており、すなわち、変動アイコンa1及び保留アイコンb2について旧保留アイコンc11の態様のコピーがなされ、変動アイコンa1及び保留アイコンb2の態様が旧保留アイコンc11の態様と同じ態様となり、先読み予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様がコピーされる様子は、エフェクト画像e4、e6が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、変動アイコンa1及び保留アイコンb2の態様が変化する様子を示したが、変動アイコンa1及び保留アイコンb2以外の1つ以上のアイコンの態様が変化する場合があってもよい。
図39(2−h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図39(2−h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図39(2−i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図39(2−j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図39(2−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンがすべていなくなるはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸アイコンが変動アイコン表示領域及び保留アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図39(2−l)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図39(2−m)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c1を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留4表示領域における黒丸旧保留アイコンc1が保留アイコンb3に向かっている様子が示されている。
図39(2−n)は、アタック演出が継続している様子が示されており、黒丸旧保留アイコンc1が保留アイコンb3と略同じ大きさにまで拡大し、保留アイコンb3の一部が黒丸旧保留アイコンc1の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、保留アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、保留アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、保留アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが保留アイコンにオーバーラップされてもよい。また、黒丸旧保留アイコンc1がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留4表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc1´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図39(2−o)は、保留アイコンb3にオーバーラップしてエフェクト画像e1が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1が保留アイコンb3に命中して爆発するとエフェクト画像e1が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1が保留アイコンb3に命中した後にエフェクト画像e1が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1が保留アイコンb3に命中するのと同時にエフェクト画像e1が表示開始されてもよい。保留アイコンb3の全体にエフェクト画像e1がオーバーラップされたことで、保留アイコンb3の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンa2及び保留アイコンb4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコン及び保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc1が表示されていた旧保留4表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が移動し、当該旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図39(2−p)では、エフェクト画像e1が消去されており、保留アイコンb3が再度視認可能に表示される。保留アイコンb3は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、先読み予告が行われている。
図39(2−q)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図39(2−s)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図39(2−t)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図39(2−u)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14、c1´は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図39(2−v)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図39(2−w)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図39(2−x)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図39(2−x)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図39(2−y)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図39(2−y)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に変動アイコン及び保留アイコンに態様をコピーすることで、当該黒丸アイコンがすべて退場するが先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンの態様を別の或る保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンの態様を変動アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンの態様を或る保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンの態様を或る旧保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンの態様を或る旧保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、或る位置に表示された高変化率アイコンとしての1つの黒丸旧保留アイコンの態様が変動アイコン表示領域及び保留アイコン表示領域に表示された白丸アイコンにそれぞれコピーされる。黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により保留アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留演出の対象である保留以外の保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、保留アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、変動アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、先読み予告の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、保留アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、先読み予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の先読み予告である場合があってもよい。また、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に実行中の図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が先読み予告として行われた場合に、保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第48の演出例について図40(a)〜同図(y)を用いて説明する。図40(a)〜同図(y)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図40(a)〜同図(y)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図40(a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図40(a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図40(a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図40(a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、図40(a)に示すように、旧保留1表示領域に表示されている旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様とされており、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されている旧保留アイコンc12〜c14の態様がいずれも白丸アイコンの態様とされている。すなわち、実行中の図柄変動表示が終了すると退場することとなる旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様(黒丸旧保留アイコン)となっている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図40(b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、変動アイコンa1、保留アイコンb2及び旧保留アイコンc11〜c14を対象とする演出である。また、図40(b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされていないが、旧保留アイコンがWUFOK6によりオーバーラップされてもよい。
図40(c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図40(d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央まで移動した後、表示画面左上部に舞い上がるように表示されている。
図40(e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc11〜c14、変動アイコンa1及び保留アイコンb2を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc11〜c14、変動アイコンa1に向けてWUFOK6から謎の光線がそれぞれ照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコン、変動アイコン及び保留アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14、変動アイコンa1及び保留アイコンb2を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンと変動アイコンa1と保留アイコンb2を対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図40(f)は、旧保留アイコンc11〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e6が表示され、変動アイコンa1と保留アイコンb2〜b3にオーバーラップしてエフェクト画像e4が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e6が表示され、変動アイコンa1に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e4が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中した後にエフェクト画像e6が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e6が表示開始されてもよい。また、WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中した後にエフェクト画像e4が表示開始されてもよいし、謎の光線が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e4が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc11〜c14の全体にエフェクト画像e6がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc11〜c14の全体が視認不能となっており、変動アイコンa1及び保留アイコンb2の全体にエフェクト画像e4がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1及び保留アイコンb2、b3の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e6は、保留演出の対象ではない他のアイコンにオーバーラップせずに表示されているが、保留演出の対象ではない他のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。また、本例のエフェクト画像e4は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3の全部と保留アイコンb4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e4は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図40(g)では、エフェクト画像e4、e6が消去されており、変動アイコンa1、保留アイコンb2及び旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11は変化せず、旧保留2表示領域における旧保留アイコンc12、変動アイコンa1及び保留1表示領域における保留アイコンb2が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化しており、すなわち、旧保留アイコンc12、変動アイコンa1及び保留アイコンb2について旧保留アイコンc11の態様のコピーがなされ、旧保留アイコンc12、変動アイコンa1及び保留アイコンb2の態様が旧保留アイコンc11の態様と同じ態様となり、先読み予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様がコピーされる様子は、エフェクト画像e4、e6が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、旧保留アイコンc12、変動アイコンa1及び保留アイコンb2の態様が変化する様子を示したが、旧保留アイコンc12、変動アイコンa1及び保留アイコンb2以外の1つ以上のアイコンの態様が変化する場合があってもよい。
図40(h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図40(h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図40(i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図40(j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図40(k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンがすべていなくなるはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸アイコンが旧保留アイコン表示領域、変動アイコン表示領域及び保留アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図40(l)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図40(m)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c1を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留4表示領域における黒丸旧保留アイコンc1が保留アイコンb3に向かっている様子が示されている。
図40(n)は、アタック演出が継続している様子が示されており、黒丸旧保留アイコンc1が保留アイコンb3と略同じ大きさにまで拡大し、保留アイコンb3の一部が黒丸旧保留アイコンc1の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、保留アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、保留アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、保留アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが保留アイコンにオーバーラップされてもよい。また、黒丸旧保留アイコンc1がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留4表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc1´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図40(o)は、保留アイコンb3にオーバーラップしてエフェクト画像e1が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1が保留アイコンb3に命中して爆発するとエフェクト画像e1が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1が保留アイコンb3に命中した後にエフェクト画像e1が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1が保留アイコンb3に命中するのと同時にエフェクト画像e1が表示開始されてもよい。保留アイコンb3の全体にエフェクト画像e1がオーバーラップされたことで、保留アイコンb3の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンa2及び保留アイコンb4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコン及び保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc1が表示されていた旧保留4表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が移動し、当該旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図40(p)では、エフェクト画像e1が消去されており、保留アイコンb3が再度視認可能に表示される。保留アイコンb3は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、先読み予告が行われている。
図40(q)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図40(s)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図40(t)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図40(u)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14、c1´は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図40(v)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図40(w)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図40(x)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図40(x)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図40(y)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図40(y)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に他の旧保留アイコン、変動アイコン及び保留アイコンに態様をコピーすることで、当該黒丸アイコンがすべて退場するが先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンの態様を別の或る保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンの態様を変動アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンの態様を或る保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンの態様を或る旧保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンの態様を或る旧保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、或る位置に表示された高変化率アイコンとしての1つの黒丸旧保留アイコンの態様が旧保留アイコン表示領域、変動アイコン表示領域及び保留アイコン表示領域に表示された白丸アイコンにそれぞれコピーされる。黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により保留アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留演出の対象である保留以外の保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われてもよく、この場合、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、保留アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、変動アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、先読み予告の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、保留アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、先読み予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の先読み予告である場合があってもよい。また、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に実行中の図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が先読み予告として行われた場合に、保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第48の別の演出例について図40(g´)〜同図(p´)を用いて説明する。図40(g´)〜同図(p´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図40(g´)〜同図(p´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図40(g´)は、図40(f)から引き続く別の状態を示している。図40(g´)では、エフェクト画像e4、e6が消去されており、変動アイコンa1、保留アイコンb2、b3及び旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11は変化せず、旧保留2表示領域における旧保留アイコンc12及び保留1表示領域における保留アイコンb2がそれぞれ黒丸アイコンの態様に変化しており、すなわち、旧保留アイコンc12及び保留アイコンb2について旧保留アイコンc11の態様のコピーがなされ、旧保留アイコンc12及び保留アイコンb2の態様が旧保留アイコンc11の態様と同じ態様となり、先読み予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様がコピーされる様子は、エフェクト画像e6及びエフェクト画像e4が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、旧保留アイコンc12及び保留アイコンb2の態様が変化する様子を示したが、旧保留アイコンc12及び保留アイコンb2以外の1つ以上のアイコンの態様が変化する場合があってもよい。
図40(h´)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図40(h´)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図40(i´)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図40(j´)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図40(k´)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンの態様で退場するはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸アイコンが旧保留アイコン表示領域及び保留アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図40(l´)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図40(m´)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図40(n´)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図40(o´)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図40(o´)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図40(p´)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図40(p´)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に他の旧保留アイコン及び保留アイコンに態様をコピーすることで、当該黒丸アイコンがすべて退場するが先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンの態様を別の或る保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンの態様を変動アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンの態様を或る保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンの態様を或る旧保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンの態様を或る旧保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、或る位置に表示された高変化率アイコンとしての1つの黒丸旧保留アイコンの態様が旧保留アイコン表示領域及び保留アイコン表示領域に表示された白丸アイコンにそれぞれコピーされる。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。また、この演出例では、アタック演出が行われない例が示されているが、アタック演出が行われる場合があってもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第48のさらに別の演出例について図40(g”)〜同図(p”)を用いて説明する。図40(g”)〜同図(p”)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図40(g”)〜同図(p”)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図40(g”)は、図40(f)から引き続く別の状態を示している。図40(g”)では、エフェクト画像e4、e6が消去されており、変動アイコンa1、保留アイコンb2、b3及び旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11は変化せず、保留1表示領域における保留アイコンb2及び保留3表示領域における保留アイコンb4がそれぞれ黒丸アイコンの態様に変化しており、すなわち、保留アイコンb2、b4について旧保留アイコンc11の態様のコピーがなされ、保留アイコンb2、b4の態様が旧保留アイコンc11の態様と同じ態様となり、先読み予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様がコピーされる様子は、エフェクト画像e6及びエフェクト画像e4が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、保留アイコンb2、b4の態様が変化する様子を示したが、保留アイコンb2、b4以外の1つ以上のアイコンの態様が変化する場合があってもよい。
図40(h”)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図40(h”)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図40(i”)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図40(j”)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図40(k”)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンの態様で退場するはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸アイコンが保留アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図40(l”)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図40(m”)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図40(n”)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図40(o”)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図40(o”)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図40(p”)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図40(p”)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に保留アイコンに態様をコピーすることで、当該黒丸アイコンがすべて退場するが先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンの態様を別の或る保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンの態様を変動アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンの態様を或る保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンの態様を或る旧保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンの態様を或る旧保留アイコンにコピーすることがないように構成してもよいし、コピーする場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、或る位置に表示された高変化率アイコンとしての1つの黒丸旧保留アイコンの態様が保留アイコン表示領域に表示された白丸アイコンにコピーされる。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。また、この演出例では、アタック演出が行われない例が示されているが、アタック演出が行われる場合があってもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第49の演出例について図41(1−a)〜同図(1−u)を用いて説明する。図41(1−a)〜同図(1−u)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図41(1−a)〜同図(1−u)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図41(1−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(1−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図41(1−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図41(1−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図41(1−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、図41(1−a)に示すように、旧保留1表示領域に表示されている旧保留アイコンc11と旧保留2表示領域に表示されている旧保留アイコンc12が黒丸アイコンの態様とされており、旧保留3表示領域及び旧保留4表示領域に表示されている旧保留アイコンc13、c14の態様がいずれも白丸アイコンの態様とされている。すなわち、実行中の図柄変動表示が終了すると退場することとなる旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11と、その次の図柄変動表示が終了すると退場することとなる旧保留2表示領域における旧保留アイコンc12の態様が黒丸アイコンの態様(黒丸旧保留アイコン)となっている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図41(1−b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、旧保留アイコンc11〜c14を対象とする演出である。また、図41(1−b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされていないが、旧保留アイコンがWUFOK6によりオーバーラップされてもよい。
図41(1−c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(1−c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図41(1−d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央まで移動した後、表示画面左上部に舞い上がるように表示されている。
図41(1−e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc11〜c14を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc11〜c14に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14の全部を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンを対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図41(1−f)は、旧保留アイコンc11〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e6が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e6が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中した後にエフェクト画像e6が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e6が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc11〜c14の全体にエフェクト画像e6がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc11〜c14の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e6は、保留演出の対象ではない他のアイコンにオーバーラップせずに表示されているが、保留演出の対象ではない他のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。
図41(1−g)では、エフェクト画像e6が消去されており、旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域及び旧保留2表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11、c12が白丸アイコンの態様に変化するとともに、旧保留4表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14が黒丸アイコンの態様に変化しており、すなわち、旧保留アイコンc11、c12が1つに集約されて旧保留アイコンc14に影響を与え、先読み予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様が集約して他の旧保留アイコンに影響を与える様子は、エフェクト画像e6が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの2つの旧保留アイコンの態様が集約して他の1つの旧保留アイコンに影響を与える様子を示したが、3以上の旧保留アイコンの態様が集約して他の1つの旧保留アイコンに影響を与える場合があってもよい。
図41(1−h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図41(1−h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図41(1−i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図41(1−j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図41(1−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンの態様で退場するはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸旧保留アイコンが旧保留アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図41(1−l)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図41(1−m)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c14を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留3表示領域における黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図41(1−n)は、アタック演出が継続している様子が示されており、1つの黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa2と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa2の一部が黒丸旧保留アイコンc14の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。また、黒丸旧保留アイコンc14がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留3表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc14´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図41(1−o)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、旧保留2表示領域へ移動していた旧保留アイコンc14´が旧保留3表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc14が表示されていた旧保留3表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14´が移動し、当該旧保留アイコンc14´が旧保留3表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図41(1−p)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。
図41(1−q)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図41(1−s)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図41(1−t)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図41(1−t)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図41(1−u)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図41(1−u)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に複数の黒丸旧保留アイコンを集約し、他の旧保留アイコンに影響を与えることで、当該退場が先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンと別の或る保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンと変動アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンと或る旧保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないようにしてもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンと或る旧保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、或る位置に表示された高変化率アイコンとしての2つの黒丸旧保留アイコンが集約して他の位置に表示された白丸旧保留アイコンに影響を与え、黒丸旧保留アイコンに変化させる。黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により旧保留アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、変動アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により4つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、1つのアイコンに対して行う場合がってもよいし、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第50の演出例について図41(2−a)〜同図(2−p)を用いて説明する。図41(2−a)〜同図(2−p)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図41(2−a)〜同図(2−p)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図41(2−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(2−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図41(2−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図41(2−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図41(2−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、図41(2−a)に示すように、旧保留1表示領域に表示されている旧保留アイコンc11と旧保留2表示領域に表示されている旧保留アイコンc12が黒丸アイコンの態様とされており、旧保留3表示領域及び旧保留4表示領域に表示されている旧保留アイコンc13、c14の態様がいずれも白丸アイコンの態様とされている。すなわち、実行中の図柄変動表示が終了すると退場することとなる旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11と、その次の図柄変動表示が終了すると退場することとなる旧保留2表示領域における旧保留アイコンc12の態様が黒丸アイコンの態様(黒丸旧保留アイコン)となっている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図41(2−b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、旧保留アイコンc11〜c14を対象とする演出である。また、図41(2−b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされていないが、旧保留アイコンがWUFOK6によりオーバーラップされてもよい。
図41(2−c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(2−c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図41(2−d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央まで移動した後、表示画面左上部に舞い上がるように表示されている。
図41(2−e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc11〜c14及び保留アイコンb2を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc11〜c14、変動アイコンa1(あるいは、保留アイコンb2)に向けてWUFOK6から謎の光線がそれぞれ照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコン及び保留アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14及び保留アイコンb2を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンと保留アイコンb2を対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図41(2−f)は、旧保留アイコンc11〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e6が表示され、変動アイコンa1と保留アイコンb2〜b3にオーバーラップしてエフェクト画像e4が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e6が表示され、変動アイコンa1に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e4が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中した後にエフェクト画像e6が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e6が表示開始されてもよい。また、WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中した後にエフェクト画像e4が表示開始されてもよいし、謎の光線が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e4が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc11〜c14の全体にエフェクト画像e6がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc11〜c14の全体が視認不能となっており、変動アイコンa1及び保留アイコンb2、b3の全体にエフェクト画像e4がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1及び保留アイコンb2、b3の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e6は、保留演出の対象ではない他のアイコンにオーバーラップせずに表示されているが、保留演出の対象ではない他のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。また、本例のエフェクト画像e4は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3の全部と保留アイコンb4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e4は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図41(2−g)では、エフェクト画像e4、e6が消去されており、変動アイコンa1、保留アイコンb2、b3及び旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域及び旧保留2表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11、c12が白丸アイコンの態様に変化するとともに、保留1表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の保留アイコンb2が黒丸アイコンの態様に変化しており、すなわち、旧保留アイコンc11、c12が1つに集約されて保留アイコンb2に影響を与え、先読み予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様が集約して保留アイコンに影響を与える様子は、エフェクト画像e4、e6が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの2つの旧保留アイコンの態様が集約して保留アイコンに影響を与える様子を示したが、3以上の旧保留アイコンの態様が集約して保留アイコンに影響を与える場合があってもよい。
図41(2−h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図41(2−h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図41(2−i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図41(2−j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図41(2−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンの態様で退場するはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸旧保留アイコンが保留アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図41(2−l)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図41(2−m)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図41(2−n)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図41(2−o)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図41(2−o)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図41(2−p)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図41(2−p)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に複数の黒丸旧保留アイコンを集約し、保留アイコンに影響を与えることで、当該退場が先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンと別の或る保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンと変動アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンと或る旧保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないようにしてもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、或る位置に表示された高変化率アイコンとしての2つの黒丸旧保留アイコンが集約して保留アイコン表示領域に表示された白丸保留アイコンに影響を与え、黒丸保留アイコンに変化させる。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第50の別の演出例について図41(2−g´)〜同図(2−p´)を用いて説明する。図41(2−g´)〜同図(2−p´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図41(2−g´)〜同図(2−p´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図41(2−g´)は、図41(2−f)から引き続く別の状態を示している。図41(2−g´)では、エフェクト画像e4、e6が消去されており、変動アイコンa1、保留アイコンb2、b3及び旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域及び旧保留2表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11、c12が白丸アイコンの態様に変化するとともに、保留1表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の保留アイコンb2が黒丸アイコンよりも大当り信頼度の高い中信頼度アイコンとしての三角アイコンの態様に変化しており、すなわち、旧保留アイコンc11、c12が1つに集約されて保留アイコンb2に影響を与え、先読み予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様が集約して保留アイコンに影響を与える様子は、エフェクト画像e4、e6が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの2つの旧保留アイコンの態様が集約して保留アイコンに影響を与える様子を示したが、3以上の旧保留アイコンの態様が集約して保留アイコンに影響を与える場合があってもよい。
図41(2−h´)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図41(2−h´)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図41(2−i´)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図41(2−j´)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図41(2−k´)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンの態様で退場するはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸旧保留アイコンが三角アイコンに進化して保留アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図41(2−l´)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、三角アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図41(2−m´)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図41(2−n´)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図41(2−o´)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図41(2−o´)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図41(2−p´)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図41(2−p´)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に複数の黒丸旧保留アイコンを集約し、保留アイコンに影響を与えることで、当該退場が先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンと別の或る保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンと変動アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンと或る旧保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないようにしてもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、或る位置に表示された高変化率アイコンとしての2つの黒丸旧保留アイコンが集約して保留アイコン表示領域に表示された白丸保留アイコンに影響を与え、黒丸アイコンよりも大当り信頼度の高い三角保留アイコンに変化させる。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第51の演出例について図42(1−a)〜同図(1−u)を用いて説明する。図42(1−a)〜同図(1−u)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図42(1−a)〜同図(1−u)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図42(1−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(1−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図42(1−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図42(1−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図42(1−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、図42(1−a)に示すように、旧保留1表示領域に表示されている旧保留アイコンc11と旧保留2表示領域に表示されている旧保留アイコンc12が黒丸アイコンの態様とされており、旧保留3表示領域及び旧保留4表示領域に表示されている旧保留アイコンc13、c14の態様がいずれも白丸アイコンの態様とされている。すなわち、実行中の図柄変動表示が終了すると退場することとなる旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11と、その次の図柄変動表示が終了すると退場することとなる旧保留2表示領域における旧保留アイコンc12の態様が黒丸アイコンの態様(黒丸旧保留アイコン)となっている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図42(1−b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、旧保留アイコンc11〜c14を対象とする演出である。また、図42(1−b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされていないが、旧保留アイコンがWUFOK6によりオーバーラップされてもよい。
図42(1−c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(1−c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図42(1−d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央まで移動した後、表示画面左上部に舞い上がるように表示されている。
図42(1−e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc11〜c14を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc11〜c14に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14の全部を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンを対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図42(1−f)は、旧保留アイコンc11〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e6が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e6が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中した後にエフェクト画像e6が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e6が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc11〜c14の全体にエフェクト画像e6がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc11〜c14の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e6は、保留演出の対象ではない他のアイコンにオーバーラップせずに表示されているが、保留演出の対象ではない他のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。
図42(1−g)では、エフェクト画像e6が消去されており、旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域及び旧保留2表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11、c12は変化せず、旧保留4表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14がそれぞれ黒丸アイコンの態様に変化しており、すなわち、旧保留アイコンc11、c12のコピーが1つに集約されて旧保留アイコンc14に影響を与え、先読み予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様がコピーされる様子は、エフェクト画像e6が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの1つの旧保留アイコンの態様が変化する様子を示したが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの2以上の旧保留アイコンの態様が変化する場合があってもよい。
図42(1−h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図42(1−h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図42(1−i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図42(1−j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図42(1−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンの態様で退場するはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸旧保留アイコンが旧保留アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図42(1−l)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図42(1−m)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c14を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留3表示領域における黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図42(1−n)は、アタック演出が継続している様子が示されており、1つの黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa2と略同じ大きさにまで拡大し、変動アイコンa2の一部が黒丸旧保留アイコンc14の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。また、黒丸旧保留アイコンc14がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留3表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc14´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図42(1−o)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、旧保留3表示領域へ移動していた旧保留アイコンc14´が旧保留3表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc14が表示されていた旧保留3表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14´が移動し、当該旧保留アイコンc14´が旧保留3表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図42(1−p)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。
図42(1−q)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図42(1−s)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図42(1−t)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図42(1−t)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図42(1−u)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図42(1−u)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に複数の黒丸旧保留アイコンコピーされて集約し、他の旧保留アイコンに影響を与えることで、当該退場が先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンと別の或る保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンと変動アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンと或る旧保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないようにしてもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンと或る旧保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、或る位置に表示された高変化率アイコンとしての2つの黒丸旧保留アイコンがコピーされて集約して他の位置に表示された白丸旧保留アイコンに影響を与え、黒丸旧保留アイコンに変化させる。黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により旧保留アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、変動アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により4つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、1つのアイコンに対して行う場合がってもよいし、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われてもよく、この場合、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第52の演出例について図42(2−a)〜同図(2−p)を用いて説明する。図42(2−a)〜同図(2−p)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図42(2−a)〜同図(2−p)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図42(2−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(2−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図42(2−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図42(2−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図42(2−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、図42(2−a)に示すように、旧保留1表示領域に表示されている旧保留アイコンc11と旧保留2表示領域に表示されている旧保留アイコンc12が黒丸アイコンの態様とされており、旧保留3表示領域及び旧保留4表示領域に表示されている旧保留アイコンc13、c14の態様がいずれも白丸アイコンの態様とされている。すなわち、実行中の図柄変動表示が終了すると退場することとなる旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11と、その次の図柄変動表示が終了すると退場することとなる旧保留2表示領域における旧保留アイコンc12の態様が黒丸アイコンの態様(黒丸旧保留アイコン)となっている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図42(2−b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、旧保留アイコンc11〜c14を対象とする演出である。また、図42(2−b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされていないが、旧保留アイコンがWUFOK6によりオーバーラップされてもよい。
図42(2−c)は、WUFO演出が行われている状態を示している。WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(2−c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図42(2−d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央まで移動した後、表示画面左上部に舞い上がるように表示されている。
図42(2−e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc11〜c14及び保留アイコンb2を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc11〜c14、変動アイコンa1(あるいは、保留アイコンb2)に向けてWUFOK6から謎の光線がそれぞれ照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコン及び保留アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14及び保留アイコンb2を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンと保留アイコンb2を対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図42(2−f)は、旧保留アイコンc11〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e6が表示され、変動アイコンa1と保留アイコンb2〜b3にオーバーラップしてエフェクト画像e4が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e6が表示され、変動アイコンa1に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e4が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中した後にエフェクト画像e6が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e6が表示開始されてもよい。また、WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中した後にエフェクト画像e4が表示開始されてもよいし、謎の光線が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e4が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc11〜c14の全体にエフェクト画像e6がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc11〜c14の全体が視認不能となっており、変動アイコンa1及び保留アイコンb2、b3の全体にエフェクト画像e4がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1及び保留アイコンb2、b3の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e6は、保留演出の対象ではない他のアイコンにオーバーラップせずに表示されているが、保留演出の対象ではない他のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。また、本例のエフェクト画像e4は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3の全部と保留アイコンb4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e4は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図42(2−g)では、エフェクト画像e4、e6が消去されており、変動アイコンa1、保留アイコンb2、b3及び旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域及び旧保留2表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11、c12は変化せず、保留1表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の保留アイコンb2が黒丸アイコンの態様に変化しており、すなわち、旧保留アイコンc11、c12のコピーが1つに集約されて保留アイコンb2に影響を与え、先読み予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様がコピーされて集約して保留アイコンに影響を与える様子は、エフェクト画像e4、e6が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの2つの旧保留アイコンの態様がコピーされて集約して保留アイコンに影響を与える様子を示したが、3以上の旧保留アイコンの態様がコピーされて集約して保留アイコンに影響を与える場合があってもよい。
図42(2−h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図42(2−h)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図42(2−i)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図42(2−j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図42(2−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンの態様で退場するはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸旧保留アイコンが保留アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図42(2−l)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図42(2−m)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図42(2−n)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図42(2−o)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図42(2−o)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図42(2−p)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図42(2−p)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に複数の黒丸旧保留アイコンをコピーして集約し、保留アイコンに影響を与えることで、当該退場が先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンと別の或る保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンと変動アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンと或る旧保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないようにしてもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、或る位置に表示された高変化率アイコンとしての2つの黒丸旧保留アイコンがコピーされて集約して保留アイコン表示領域に表示された白丸保留アイコンに影響を与え、黒丸保留アイコンに変化させる。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第52の別の演出例について図42(2−g´)〜同図(2−p´)を用いて説明する。図42(2−g´)〜同図(2−p´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図42(2−g´)〜同図(2−p´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図42(2−g´)は、図42(2−f)から引き続く別の状態を示している。図42(2−g´)では、エフェクト画像e4、e6が消去されており、変動アイコンa1、保留アイコンb2、b3及び旧保留アイコンc11〜c14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留1表示領域及び旧保留2表示領域に表示されていた黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11、c12は変化せず、保留1表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の保留アイコンb2が黒丸アイコンよりも大当り信頼度の高い中信頼度アイコンとしての三角アイコンの態様に変化しており、すなわち、旧保留アイコンc11、c12がコピーされて1つに集約し、保留アイコンb2に影響を与え、先読み予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様がコピーされて集約して保留アイコンに影響を与える様子は、エフェクト画像e4、e6が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの2つの旧保留アイコンの態様がコピーされて集約して保留アイコンに影響を与える様子を示したが、3以上の旧保留アイコンの態様がコピーされて集約して保留アイコンに影響を与える場合があってもよい。
図42(2−h´)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。また、図42(2−h´)では、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態である。
図42(2−i´)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図42(2−j´)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図42(2−k´)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。このように、この演出例では、実行中の図柄変動表示が終了すると退場する旧保留アイコンc11について、WUFO演出が行われなかった場合には黒丸アイコンの態様で退場するはずであったが、WUFO演出が行われたことにより、黒丸旧保留アイコンが三角アイコンに進化して保留アイコン表示領域に居残っている様子が示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図42(2−l´)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、三角アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図42(2−m´)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図42(2−n´)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図42(2−o´)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図42(2−o´)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図42(2−p´)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図42(2−p´)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコン内にせっかく表示された黒丸旧保留アイコンが退場してしまう前に複数の黒丸旧保留アイコンがコピーされて集約し、保留アイコンに影響を与えることで、当該退場が先延ばしされている様子が示されている。なお、或る保留アイコンと別の或る保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンと変動アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンと或る旧保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないようにしてもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。
本実施形態では、或る位置に表示された高変化率アイコンとしての2つの黒丸旧保留アイコンがコピーされて集約し、保留アイコン表示領域に表示された白丸保留アイコンに影響を与え、黒丸アイコンよりも大当り信頼度の高い三角保留アイコンに変化させる。なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第53の演出例について図43(1−a)〜同図(1−j)を用いて説明する。図43(1−a)〜同図(1−j)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図43(1−a)〜同図(1−j)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図43(1−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(1−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図43(1−a)に示すように、変動アイコン表示領域には黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、黒丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「黒丸変動アイコン」という場合がある。)は、高変化率の変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図43(1−b)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図43(1−c)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図43(1−d)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として旧保留アイコン表示領域に登場する。この演出例では、図柄変動表示が終了した後の所定期間だけ、旧保留アイコンが表示されるように構成されている。旧保留アイコンc1は、表示画面の右方向に移動している。
図43(1−e)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留アイコンc1は、引き続き表示画面の右方向に移動している。
図43(1−f)は、旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンc1が表示画面の右端部から表示画面外へのフレームアウトを開始し、旧保留アイコン表示領域から退場する様子を示している。その後、図43(1−g)に示すように、旧保留アイコンc1が表示画面から完全にフレームアウトし、旧保留アイコン表示領域から退場する。
図43(1−h)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。
図43(1−i)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図43(1−j)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として旧保留アイコン表示領域に登場する。旧保留アイコンc2は、表示画面の右方向に移動している。
このように、この演出例では、旧保留アイコンを1つだけ表示する演出パターンを示している。そして、この演出例では、変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域に登場した黒丸アイコンは、そのまま旧保留アイコン表示領域から退場し、実行中の図柄変動表示もはずれ図柄態様が確定表示される様子が示されている。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第54の演出例について図43(2−a)〜同図(2−n)を用いて説明する。図43(2−a)〜同図(2−n)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図43(2−a)〜同図(2−n)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図43(2−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(2−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図43(2−a)に示すように、変動アイコン表示領域には黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、黒丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「黒丸変動アイコン」という場合がある。)は、高変化率の変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図43(2−b)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図43(2−c)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図43(2−d)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として旧保留アイコン表示領域に登場する。この演出例では、図柄変動表示が終了した後の所定期間だけ、旧保留アイコンが表示されるように構成されている。旧保留アイコンc1は、表示画面の右方向に移動している。
図43(2−e)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留アイコンc1は、引き続き表示画面の右方向に移動している。
図43(2−f)は、旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンc1が表示画面の右端部から表示画面外へのフレームアウトを開始し、旧保留アイコン表示領域から退場する様子を示している。その後、図43(2−g)に示すように、旧保留アイコンc1が表示画面から完全にフレームアウトし、旧保留アイコン表示領域から退場する。
しかしながら、この演出例では、図43(2−h)に示すように、旧保留アイコン表示領域から退場した黒丸旧保留アイコンc1が、表示画面の右側から出現し、再び旧保留アイコン表示領域に登場する様子が示されている。この黒丸旧保留アイコンc1は、変動アイコンa2に向かっており、すなわち、アタック演出が開始されている様子が示されている。
図43(2−i)は、アタック演出が継続している様子が示されており、変動アイコンa2の一部が黒丸旧保留アイコンc1の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。
図43(2−j)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図43(2−k)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。すなわち、アタック演出に成功し、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)に表示されてた変動アイコンa2が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化した様子が示されている。
図43(2−l)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図43(2−m)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図43(2−m)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。なお、このとき、変動アイコンa2は、消去されている。
図43(2−n)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図43(2−n)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコンを1つだけ表示する演出パターンを示している。そして、この演出例では、変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域に登場した黒丸アイコンは、そのまま旧保留アイコン表示領域から退場するが、再び旧保留アイコン表示領域に登場して変動アイコンに対するアタック演出が行われ、アタック演出に成功して変動アイコンが白丸アイコンから黒丸アイコンに変化する様子が示されている。
なお、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第54の別の演出例について図43(2−k´)〜同図(2−p´)を用いて説明する。図43(2−k´)〜同図(2−p´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図43(2−k´)〜同図(2−p´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図43(2−k´)は、図42(2−j)から引き続く別の状態を示している。図43(2−k´)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンよりも大当り信頼度の高い中信頼度アイコンとしての三角アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。すなわち、アタック演出に成功し、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)に表示されてた変動アイコンa2が白丸アイコンの態様から三角アイコンの態様に変化した様子が示されている。
図43(2−l´)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図43(2−m´)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図43(2−n´)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた三角アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの三角アイコンの態様の旧保留アイコンc2として旧保留アイコン表示領域に登場する。三角旧保留アイコンc2は、表示画面の右方向に移動している。
図43(2−o´)は、旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンc1が表示画面の右端部から表示画面外へのフレームアウトを開始し、旧保留アイコン表示領域から退場する様子を示している。
図43(2−p´)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。旧保留アイコンc2は、表示画面から完全にフレームアウトし、旧保留アイコン表示領域から退場した様子が示されている。
このように、この演出例では、旧保留アイコンを1つだけ表示する演出パターンを示している。そして、この演出例では、変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域に登場した黒丸アイコンは、そのまま旧保留アイコン表示領域から退場するが、再び旧保留アイコン表示領域に登場して変動アイコンに対するアタック演出が行われ、アタック演出に成功して変動アイコンが白丸アイコンから黒丸アイコンよりも大当り信頼度の高い三角アイコンに変化する様子が示されている。
なお、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、偽の大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、真の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第54のさらに別の演出例について図43(2−i”)〜同図(2−r”)を用いて説明する。図43(2−i”)〜同図(2−r”)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図43(2−i”)〜同図(2−r”)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図43(2−i”)は、図43(2−h)から引き続く別の状態を示している。図43(2−i”)では、アタック演出が継続している様子が示されているが、保留演出の対象が変動アイコンa2ではなく、保留0表示領域〜保留2表示領域における変動アイコンa2、保留アイコンb3、b4となっており、保留アイコンb3の一部が黒丸旧保留アイコンc1の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、保留アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、保留アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、保留アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが保留アイコンにオーバーラップされてもよい。
図43(2−j”)は、変動アイコンa2、保留アイコンb3、b4にオーバーラップしてエフェクト画像e4が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1が保留アイコンb3に命中して爆発するとエフェクト画像e4が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1が保留アイコンb3に命中した後にエフェクト画像e4が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1が保留アイコンb3に命中するのと同時にエフェクト画像e4が表示開始されてもよい。変動アイコンa2、保留アイコンb3、b4の全体にエフェクト画像e4がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2、保留アイコンb3、b4の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e4は、保留演出の対象ではない変動アイコンにオーバーラップしていないが、保留演出の対象ではない他のアイコンにオーバーラップするようにしてもよい。
図43(2−k”)では、エフェクト画像e4が消去されており、変動アイコンa2、保留アイコンb3、b4が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2、保留アイコンb3、b4のうち、保留アイコンb3は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、先読み予告が行われている。
図43(2−l”)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図43(2−m”)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。また、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として旧保留アイコン表示領域に登場する。白丸旧保留アイコンc2は、表示画面の右方向に移動している。
図43(2−n”)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。また、旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンc2が表示画面の右端部から表示画面外へのフレームアウトを開始し、旧保留アイコン表示領域から退場する様子を示している。
図43(2−o”)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。旧保留アイコンc2は、表示画面から完全にフレームアウトし、旧保留アイコン表示領域から退場した様子が示されている。
図43(2−p”)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図43(2−q”)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図43(2−q”)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。なお、このとき、変動アイコンa3は、消去されている。
図43(2−r”)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図43(2−r”)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコンを1つだけ表示する演出パターンを示している。そして、この演出例では、変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域に登場した黒丸アイコンは、そのまま旧保留アイコン表示領域から退場するが、再び旧保留アイコン表示領域に登場して保留アイコンに対するアタック演出が行われ、アタック演出に成功して保留アイコンが白丸アイコンから黒丸アイコンに変化する様子が示されている。
なお、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、保留アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、変動アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、先読み予告の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われた場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われた場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われた場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、先読み予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の先読み予告である場合があってもよい。また、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に実行中の図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が先読み予告として行われた場合に、保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第54のさらに別の演出例について図43(2−k”’)を用いて説明する。図43(2−k”’)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図43(2−k”’)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図43(2−k”’)は、図43(2−j)から引き続く別の状態を示している。図43(2−k”’)では、エフェクト画像e2が消去された状態を示している。エフェクト画像e2が消去されたことにより、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は白丸変動アイコンの表示態様のままである。本例のアタック演出は対象とした変動アイコンが変化しない失敗演出である。
このように、この演出例では、旧保留アイコンを1つだけ表示する演出パターンを示している。そして、この演出例では、変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域に登場した黒丸アイコンは、そのまま旧保留アイコン表示領域から退場するが、再び旧保留アイコン表示領域に登場して保留アイコンに対するアタック演出が行われるが、アタック演出に失敗して保留アイコンが白丸アイコンから変化していない様子が示されている。
なお、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例において、アタック演出が行われたときに、保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われたときに、保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第55の演出例について図44(1−a)〜同図(1−n)を用いて説明する。図44(1−a)〜同図(1−n)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図44(1−a)〜同図(1−n)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図44(1−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(1−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図44(1−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図44(1−b)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図44(1−c)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図44(1−d)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として旧保留アイコン表示領域に登場する。この演出例では、図柄変動表示が終了した後の所定期間だけ、旧保留アイコンが表示されるように構成されている。旧保留アイコンc1は、表示画面の右方向に移動している。
図44(1−e)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留アイコンc1は、引き続き表示画面の右方向に移動している。
図44(1−f)は、旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンc1が表示画面の右端部から表示画面外へのフレームアウトを開始し、旧保留アイコン表示領域から退場する様子を示している。その後、図44(1−g)に示すように、旧保留アイコンc1が表示画面から完全にフレームアウトし、旧保留アイコン表示領域から退場する。
しかしながら、この演出例では、図44(1−h)に示すように、旧保留アイコン表示領域から退場した白丸旧保留アイコンc1が、黒丸旧保留アイコンc1に変化して表示画面の右側から出現し、再び旧保留アイコン表示領域に登場する様子が示されている。この黒丸アイコンに変化した旧保留アイコンc1は、変動アイコンa2に向かっており、すなわち、アタック演出が開始されている様子が示されている。
図44(1−i)は、アタック演出が継続している様子が示されており、変動アイコンa2の一部が黒丸旧保留アイコンc1の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。
図44(1−j)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図44(1−k)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。すなわち、アタック演出に成功し、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)に表示されてた変動アイコンa2が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化した様子が示されている。
図44(1−l)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図44(1−m)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図44(1−m)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。なお、このとき、変動アイコンa2は、消去されている。
図44(1−n)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図44(1−n)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコンを1つだけ表示する演出パターンを示している。そして、この演出例では、変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域に登場した白丸アイコンは、そのまま旧保留アイコン表示領域から退場するが、黒丸アイコンとなって再び旧保留アイコン表示領域に登場して変動アイコンに対するアタック演出が行われ、アタック演出に成功して変動アイコンが白丸アイコンから黒丸アイコンに変化する様子が示されている。
なお、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第56の演出例について図44(2−a)〜同図(2−l)を用いて説明する。図44(2−a)〜同図(2−l)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図44(2−a)〜同図(2−l)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図44(2−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(2−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図44(2−a)に示すように、変動アイコン表示領域には黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、黒丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「黒丸変動アイコン」という場合がある。)は、高変化率の変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図44(2−b)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図44(2−c)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図44(2−d)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として旧保留アイコン表示領域に登場する。この演出例では、図柄変動表示が終了した後の所定期間だけ、旧保留アイコンが表示されるように構成されている。旧保留アイコンc1は、表示画面の右方向に移動している。
図44(2−e)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留アイコンc1は、引き続き表示画面の右方向に移動している。
図44(2−f)は、旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンc1が表示画面からフレームアウトせず、左方向へ引き返す様子を示している。すなわち、旧保留アイコンc1が旧保留アイコン表示領域から退場せず、変動アイコン表示領域(保留アイコン表示領域)に戻っていき、保留0表示領域〜保留2表示領域に表示された変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4に対するアタック演出が行われている様子が示されている。
図44(2−g)は、アタック演出が継続している様子が示されており、変動アイコンa2と保留アイコンb3、b4の一部がそれぞれ黒丸旧保留アイコンc1の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよい。また、保留アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、保留アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、保留アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよい。また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよいし、黒丸旧保留アイコンが保留アイコンにオーバーラップされてもよい。
図44(2−h)は、変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4にオーバーラップしてエフェクト画像e4が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4に命中して爆発するとエフェクト画像e4が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4に命中した後にエフェクト画像e4が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4の全体にエフェクト画像e4がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4の全体が視認不能となっている。本例では、保留アイコンb3、b4は保留演出の対象ではないが、エフェクト画像e4は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の全部にもオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンにオーバーラップせずに表示されてもよい。
図44(2−i)では、エフェクト画像e4が消去されており、変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。すなわち、アタック演出に成功し、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)に表示されてた変動アイコンa2が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化した様子が示されている。
図44(2−j)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図44(2−k)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図44(2−k)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。なお、このとき、変動アイコンa2は、消去されている。
図44(2−l)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図44(2−l)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコンを1つだけ表示する演出パターンを示している。そして、この演出例では、変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域に登場した黒丸アイコンは、そのまま旧保留アイコン表示領域から退場すると見せかけ、旧保留アイコン表示領域において引き返し、変動アイコン及び保留アイコンに対するアタック演出が行われ、アタック演出に成功して変動アイコンが白丸アイコンから黒丸アイコンに変化する様子が示されている。
なお、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第57の演出例について図44(3−a)〜同図(3−n)を用いて説明する。図44(3−a)〜同図(3−n)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図44(3−a)〜同図(3−n)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図44(3−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(3−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図44(3−a)に示すように、変動アイコン表示領域には黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、黒丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「黒丸変動アイコン」という場合がある。)は、高変化率の変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図44(3−b)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図44(3−c)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図44(3−d)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として旧保留アイコン表示領域に登場する。この演出例では、図柄変動表示が終了した後の所定期間だけ、旧保留アイコンが表示されるように構成されている。旧保留アイコンc1は、表示画面の右方向に移動している。
図44(3−e)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留アイコンc1は、引き続き表示画面の右方向に移動している。そして、この演出例では、せっかく旧保留アイコン表示領域に黒丸旧保留アイコンc1が表示されているにもかかわらず、BバードK2が登場し、Bバード演出が開始されている様子が示されている。
図44(3−f)は、Bバード演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。また、旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンc1が表示画面の右方向へ向かっている。一方、BバードK2が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、BバードK2は旧保留アイコンにオーバーラップされて表示されている。
図44(3−g)は、Bバード演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のBバード演出は変動アイコンa2を対象としており、対象である変動アイコンa2にBバードK2の目からレーザー光線が照射されるシーンのアニメーションが表示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンc1は、引き続き表示画面の右方向へ向かっている。
図44(3−h)は、変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4にオーバーラップしてエフェクト画像e4が表示されている状態を示している。BバードK2の目からレーザー光線が照射されるシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e4が表示される。なお、BバードK2の目からレーザー光線が照射されるシーンのアニメーションの表示中にエフェクト画像e4が表示開始されてもよい。変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4の全体にエフェクト画像e4がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4の全体が視認不能となっている。本例では、保留アイコンb3、b4は保留演出の対象ではないが、エフェクト画像e4は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の全部にもオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンにオーバーラップせずに表示されてもよい。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンc1が表示画面の右端部から表示画面外へのフレームアウトを開始し、旧保留アイコン表示領域から退場する様子を示している。その後、図44(3−i)に示すように、旧保留アイコンc1が表示画面から完全にフレームアウトし、旧保留アイコン表示領域から退場する。
図44(3−i)は、エフェクト画像e4が消去された状態を示している。エフェクト画像e4が消去されたことにより、変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4が再度視認可能に表示される。この演出例では、変動アイコンa2が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。すなわち、本例のBバード演出は対象としたアイコンの態様が変化する成功演出である。その後、同図(3−i)に示すように、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了される。また、同図(3−i)では、BバードK2は、「態様α」に戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、ボタン付きBバード演出が終了する直前の状態である。Bバード演出では、BバードK2が登場する「態様α」の演出が行われ、次いで、BバードK2がレーザー光線を照射する「態様β」の演出が行われれ、次いで、BバードK2が消去される「態様α」の演出が行われる。
図44(3−j)は、BバードK2が消去されてBバード演出が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図44(3−k)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図44(3−k)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。なお、このとき、変動アイコンa2は、消去されている。
図44(3−l)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図44(3−l)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコンを1つだけ表示する演出パターンを示している。そして、この演出例では、変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域に黒丸アイコンが登場したにもかかわらず、Bバード演出が開始される。そして、BバードK2による変動アイコンへの攻撃が成功して変動アイコンが白丸アイコンから黒丸アイコンに変化する様子が示されている。
なお、この演出例では、Bバード演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、Bバード演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、Bバード演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するBバード演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するBバード演出が行われる場合があってもよい。
また、この演出例では、Bバード演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、Bバード演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するBバード演出が行われ、当該Bバード演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該Bバード演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのBバード演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、Bバード演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、Bバード演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、Bバード演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第58の演出例について図45(a)〜同図(n)を用いて説明する。図45(a)〜同図(n)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図45(a)〜同図(n)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図45(a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図45(a)に示すように、変動アイコン表示領域には黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、黒丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「黒丸変動アイコン」という場合がある。)は、高変化率の変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図45(b)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図45(c)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図45(d)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として旧保留アイコン表示領域に登場する。この演出例では、図柄変動表示が終了した後の所定期間だけ、旧保留アイコンが表示されるように構成されている。旧保留アイコンc1は、表示画面の右方向に移動している。
図45(e)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留アイコンc1は、引き続き表示画面の右方向に移動している。
図45(f)は、旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンc1が表示画面の右端部から表示画面外へのフレームアウトを開始し、旧保留アイコン表示領域から退場する様子を示している。その後、図45(g)に示すように、旧保留アイコンc1が表示画面から完全にフレームアウトし、旧保留アイコン表示領域から退場する。
しかしながら、この演出例では、図45(h)に示すように、旧保留アイコン表示領域から退場した黒丸旧保留アイコンc1が、表示画面の右側から出現し、再び旧保留アイコン表示領域に登場する様子が示されている。この黒丸旧保留アイコンc1は、変動アイコンa2に向かっており、すなわち、アタック演出が開始されている様子が示されている。
図45(i)は、黒丸旧保留アイコンc1による別のアタック演出の態様を示している。具体的には、黒丸旧保留アイコンc1は、変動アイコンa2にオーバーラップせずに、変動アイコンa2から所定距離だけ離れた位置で一旦停止し、変動アイコンa2に向けてレーザー光線を発射する。なお、保留アイコンb3、b4に対してレーザー光線を発射する場合があってもよい。その後、黒丸旧保留アイコンc1は、旧保留アイコン表示領域から退場する。
図45(j)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1からのレーザー光線が変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1からのレーザー光線が変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1からのレーザー光線が変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図45(k)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。すなわち、アタック演出に成功し、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)に表示されてた変動アイコンa2が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化した様子が示されている。
図45(l)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図45(m)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図45(m)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。なお、このとき、変動アイコンa2は、消去されている。
図45(n)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図45(n)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコンを1つだけ表示する演出パターンを示している。そして、この演出例では、変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域に登場した黒丸アイコンは、そのまま旧保留アイコン表示領域から退場するが、再び旧保留アイコン表示領域に登場して変動アイコンに対するアタック演出が行われ、アタック演出に成功して変動アイコンが白丸アイコンから黒丸アイコンに変化する様子が示されている。
なお、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第58の別の演出例について図45(k´)〜同図(p´)を用いて説明する。図45(k´)〜同図(p´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図45(k´)〜同図(p´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図45(k´)は、図45(j)から引き続く別の状態を示している。図45(k´)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンよりも大当り信頼度の高い中信頼度アイコンとしての三角アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。すなわち、アタック演出に成功し、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)に表示されてた変動アイコンa2が白丸アイコンの態様から三角アイコンの態様に変化した様子が示されている。
図45(l´)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図45(m´)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図45(n´)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた三角アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの三角アイコンの態様の旧保留アイコンc2として旧保留アイコン表示領域に登場する。三角旧保留アイコンc2は、表示画面の右方向に移動している。
図45(o´)は、旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンc1が表示画面の右端部から表示画面外へのフレームアウトを開始し、旧保留アイコン表示領域から退場する様子を示している。
図45(p´)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。旧保留アイコンc2は、表示画面から完全にフレームアウトし、旧保留アイコン表示領域から退場した様子が示されている。
このように、この演出例では、旧保留アイコンを1つだけ表示する演出パターンを示している。そして、この演出例では、変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域に登場した黒丸アイコンは、そのまま旧保留アイコン表示領域から退場するが、再び旧保留アイコン表示領域に登場して変動アイコンに対するアタック演出が行われ、アタック演出に成功して変動アイコンが白丸アイコンから黒丸アイコンよりも大当り信頼度の高い三角アイコンに変化する様子が示されている。
なお、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、偽の大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、真の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第58のさらに別の演出例について図45(i”)〜同図(r”)を用いて説明する。図45(i”)〜同図(r”)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図45(i”)〜同図(r”)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図45(i”)は、図45(h)から引き続く別の状態を示している。図45(i”)では、黒丸旧保留アイコンc1による別のアタック演出の態様を示している。具体的には、黒丸旧保留アイコンc1は、変動アイコンa2にオーバーラップせずに、変動アイコンa2から所定距離だけ離れた位置で一旦停止し、変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4に向けてレーザー光線を発射する。なお、保留アイコンb3とb4のいずれか一方のみに対してレーザー光線を発射する場合があってもよい。その後、黒丸旧保留アイコンc1は、旧保留アイコン表示領域から退場する。
図45(j”)は、変動アイコンa2、保留アイコンb3、b4にオーバーラップしてエフェクト画像e4が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1からのレーザー光線が変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4に命中して爆発するとエフェクト画像e4が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1からのレーザー光線が変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4に命中した後にエフェクト画像e4が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1からのレーザー光線が変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4に命中するのと同時にエフェクト画像e4が表示開始されてもよい。変動アイコンa2、保留アイコンb3、b4の全体にエフェクト画像e4がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2、保留アイコンb3、b4の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e4は、保留演出の対象ではない変動アイコンにオーバーラップしていないが、保留演出の対象ではない他のアイコンにオーバーラップするようにしてもよい。
図45(k”)では、エフェクト画像e4が消去されており、変動アイコンa2、保留アイコンb3、b4が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2、保留アイコンb3、b4のうち、保留アイコンb3は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、先読み予告が行われている。
図45(l”)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図45(m”)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。また、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として旧保留アイコン表示領域に登場する。白丸旧保留アイコンc2は、表示画面の右方向に移動している。
図45(n”)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。また、旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンc2が表示画面の右端部から表示画面外へのフレームアウトを開始し、旧保留アイコン表示領域から退場する様子を示している。
図45(o”)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。旧保留アイコンc2は、表示画面から完全にフレームアウトし、旧保留アイコン表示領域から退場した様子が示されている。
図45(p”)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図45(q”)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図45(q”)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。なお、このとき、変動アイコンa3は、消去されている。
図45(r”)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図45(r”)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコンを1つだけ表示する演出パターンを示している。そして、この演出例では、変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域に登場した黒丸アイコンは、そのまま旧保留アイコン表示領域から退場するが、再び旧保留アイコン表示領域に登場して保留アイコンに対するアタック演出が行われ、アタック演出に成功して保留アイコンが白丸アイコンから黒丸アイコンに変化する様子が示されている。
なお、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、保留アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、変動アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、先読み予告の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われた場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われた場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われた場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、先読み予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の先読み予告である場合があってもよい。また、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に実行中の図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が先読み予告として行われた場合に、保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第58のさらに別の演出例について図45(k”’)を用いて説明する。図45(k”’)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図45(k”’)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図45(k”’)は、図45(j)から引き続く別の状態を示している。図45(k”’)では、エフェクト画像e2が消去された状態を示している。エフェクト画像e2が消去されたことにより、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は白丸変動アイコンの表示態様のままである。本例のアタック演出は対象とした変動アイコンが変化しない失敗演出である。
このように、この演出例では、旧保留アイコンを1つだけ表示する演出パターンを示している。そして、この演出例では、変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域に登場した黒丸アイコンは、そのまま旧保留アイコン表示領域から退場するが、再び旧保留アイコン表示領域に登場して保留アイコンに対するアタック演出が行われるが、アタック演出に失敗して保留アイコンが白丸アイコンから変化していない様子が示されている。
なお、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例において、アタック演出が行われたときに、保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われたときに、保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第59の演出例について図46(1−a)〜同図(1−n)を用いて説明する。図46(1−a)〜同図(1−n)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図46(1−a)〜同図(1−n)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図46(1−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(1−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図46(1−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図46(1−b)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図46(1−c)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図46(1−d)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として旧保留アイコン表示領域に登場する。この演出例では、図柄変動表示が終了した後の所定期間だけ、旧保留アイコンが表示されるように構成されている。旧保留アイコンc1は、表示画面の右方向に移動している。
図46(1−e)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留アイコンc1は、引き続き表示画面の右方向に移動している。
図46(1−f)は、旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンc1が表示画面の右端部から表示画面外へのフレームアウトを開始し、旧保留アイコン表示領域から退場する様子を示している。その後、図46(1−g)に示すように、旧保留アイコンc1が表示画面から完全にフレームアウトし、旧保留アイコン表示領域から退場する。
しかしながら、この演出例では、図46(1−h)に示すように、旧保留アイコン表示領域から退場した白丸旧保留アイコンc1が、黒丸旧保留アイコンc1に変化して表示画面の右側から出現し、再び旧保留アイコン表示領域に登場する様子が示されている。この黒丸アイコンに変化した旧保留アイコンc1は、変動アイコンa2に向かっており、すなわち、アタック演出が開始されている様子が示されている。
図46(1−i)は、黒丸旧保留アイコンc1による別のアタック演出の態様を示している。具体的には、黒丸旧保留アイコンc1は、変動アイコンa2にオーバーラップせずに、変動アイコンa2から所定距離だけ離れた位置で一旦停止し、変動アイコンa2に向けてレーザー光線を発射する。なお、保留アイコンb3、b4に対してレーザー光線を発射する場合があってもよい。その後、黒丸旧保留アイコンc1は、旧保留アイコン表示領域から退場する。
図46(1−j)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1からのレーザー光線が変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1からのレーザー光線が変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1からのレーザー光線が変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図46(1−k)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。すなわち、アタック演出に成功し、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)に表示されてた変動アイコンa2が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化した様子が示されている。
図46(1−l)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図46(1−m)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図46(1−m)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。なお、このとき、変動アイコンa2は、消去されている。
図46(1−n)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図46(1−n)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコンを1つだけ表示する演出パターンを示している。そして、この演出例では、変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域に登場した白丸アイコンは、そのまま旧保留アイコン表示領域から退場するが、黒丸アイコンとなって再び旧保留アイコン表示領域に登場して変動アイコンに対するアタック演出が行われ、アタック演出に成功して変動アイコンが白丸アイコンから黒丸アイコンに変化する様子が示されている。
なお、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第60の演出例について図46(2−a)〜同図(2−l)を用いて説明する。図46(2−a)〜同図(2−l)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図46(2−a)〜同図(2−l)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図46(2−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(2−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図46(2−a)に示すように、変動アイコン表示領域には黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、黒丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「黒丸変動アイコン」という場合がある。)は、高変化率の変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図46(2−b)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図46(2−c)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図46(2−d)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として旧保留アイコン表示領域に登場する。この演出例では、図柄変動表示が終了した後の所定期間だけ、旧保留アイコンが表示されるように構成されている。旧保留アイコンc1は、表示画面の右方向に移動している。
図46(2−e)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留アイコンc1は、引き続き表示画面の右方向に移動している。
図46(2−f)は、旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンc1が表示画面からフレームアウトせず、左方向へ引き返す様子を示している。すなわち、旧保留アイコンc1が旧保留アイコン表示領域から退場せず、変動アイコン表示領域(保留アイコン表示領域)に戻っていき、保留0表示領域〜保留2表示領域に表示された変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4に対するアタック演出が行われている様子が示されている。
図46(2−g)は、黒丸旧保留アイコンc1による別のアタック演出の態様を示している。具体的には、黒丸旧保留アイコンc1は、変動アイコンa2にオーバーラップせずに、変動アイコンa2から所定距離だけ離れた位置で一旦停止し、変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4に向けてレーザー光線を発射する。なお、保留アイコンb3とb4のいずれか一方のみに対してレーザー光線を発射する場合があってもよい。その後、黒丸旧保留アイコンc1は、旧保留アイコン表示領域から退場する。
図46(2−h)は、変動アイコンa2、保留アイコンb3、b4にオーバーラップしてエフェクト画像e4が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1からのレーザー光線が変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4に命中して爆発するとエフェクト画像e4が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1からのレーザー光線が変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4に命中した後にエフェクト画像e4が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1からのレーザー光線が変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4に命中するのと同時にエフェクト画像e4が表示開始されてもよい。変動アイコンa2、保留アイコンb3、b4の全体にエフェクト画像e4がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2、保留アイコンb3、b4の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e4は、保留演出の対象ではない変動アイコンにオーバーラップしていないが、保留演出の対象ではない他のアイコンにオーバーラップするようにしてもよい。
図46(2−i)では、エフェクト画像e4が消去されており、変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。すなわち、アタック演出に成功し、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)に表示されてた変動アイコンa2が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化した様子が示されている。
図46(2−j)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図46(2−k)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図46(2−k)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。なお、このとき、変動アイコンa2は、消去されている。
図46(2−l)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図46(2−l)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコンを1つだけ表示する演出パターンを示している。そして、この演出例では、変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域に登場した黒丸アイコンは、そのまま旧保留アイコン表示領域から退場すると見せかけ、旧保留アイコン表示領域において引き返し、変動アイコン及び保留アイコンに対するアタック演出が行われ、アタック演出に成功して変動アイコンが白丸アイコンから黒丸アイコンに変化する様子が示されている。
なお、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第61の演出例について図47(a)〜同図(n)を用いて説明する。図47(a)〜同図(n)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図47(a)〜同図(n)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図47(a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図47(a)に示すように、変動アイコン表示領域には黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、黒丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「黒丸変動アイコン」という場合がある。)は、高変化率の変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図47(b)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図47(c)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図47(d)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として旧保留アイコン表示領域に登場する。この演出例では、図柄変動表示が終了した後の所定期間だけ、旧保留アイコンが表示されるように構成されている。旧保留アイコンc1は、表示画面の右方向に移動している。
図47(e)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留アイコンc1は、引き続き表示画面の右方向に移動している。
図47(f)は、旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンc1が表示画面の右端部から表示画面外へのフレームアウトを開始し、旧保留アイコン表示領域から退場する様子を示している。その後、図47(g)に示すように、旧保留アイコンc1が表示画面から完全にフレームアウトし、旧保留アイコン表示領域から退場する。
しかしながら、この演出例では、図47(h)に示すように、旧保留アイコン表示領域から退場した黒丸旧保留アイコンc1が、表示画面の右側から出現し、再び旧保留アイコン表示領域に登場する様子が示されている。この黒丸旧保留アイコンc1は、変動アイコンa2に向かっており、すなわち、アタック演出が開始されている様子が示されている。
図47(i)は、アタック演出が継続している様子が示されており、変動アイコンa2と保留アイコンb3、b4の一部がそれぞれ黒丸旧保留アイコンc1の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよい。また、保留アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、保留アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、保留アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよい。また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよいし、黒丸旧保留アイコンが保留アイコンにオーバーラップされてもよい。
図47(j)は、変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4にオーバーラップしてエフェクト画像e4が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4に命中して爆発するとエフェクト画像e4が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4に命中した後にエフェクト画像e4が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4の全体にエフェクト画像e4がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4の全体が視認不能となっている。本例では、保留アイコンb3、b4は保留演出の対象ではないが、エフェクト画像e4は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の全部にもオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンにオーバーラップせずに表示されてもよい。
図47(k)では、エフェクト画像e4が消去されており、変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2及び保留アイコンb4は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。すなわち、アタック演出に成功し、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)に表示されてた変動アイコンa2と保留2表示領域に表示されていた保留アイコンb4が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化した様子が示されている。換言すれば、アタック演出に成功して複数のアイコンの態様が変化する様子が示されているということができる。
図47(l)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図47(m)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図47(m)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。なお、このとき、変動アイコンa2は、消去されている。
図47(n)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図47(n)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコンを1つだけ表示する演出パターンを示している。そして、この演出例では、変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域に登場した黒丸アイコンは、そのまま旧保留アイコン表示領域から退場するが、再び旧保留アイコン表示領域に登場して変動アイコン及び保留アイコンに対するアタック演出が行われ、アタック演出に成功して変動アイコン及び保留アイコンが白丸アイコンから黒丸アイコンに変化する様子が示されている。
なお、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第61の別の演出例について図47(k´)〜同図(n´)を用いて説明する。図47(k´)〜同図(n´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図47(k´)〜同図(n´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図47(k´)は、図47(j)から引き続く別の状態を示している。図47(k´)では、エフェクト画像e4が消去されており、変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。すなわち、アタック演出に成功し、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)に表示されてた変動アイコンa2と保留1表示領域に表示されていた保留アイコンb3と保留2表示領域に表示されていた保留アイコンb4とが白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化した様子が示されている。換言すれば、アタック演出に成功して表示されている全てのアイコンの態様が変化する様子が示されているということができる。
図47(l´)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図47(m´)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図47(m´)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。なお、このとき、変動アイコンa2は、消去されている。
図47(n´)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図47(n´)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコンを1つだけ表示する演出パターンを示している。そして、この演出例では、変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域に登場した黒丸アイコンは、そのまま旧保留アイコン表示領域から退場するが、再び旧保留アイコン表示領域に登場して変動アイコン及び保留アイコンに対するアタック演出が行われ、アタック演出に成功して変動アイコン及び保留アイコンが白丸アイコンから黒丸アイコンに変化する様子が示されている。
なお、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第61のさらに別の演出例について図47(k”)〜同図(n”)を用いて説明する。図47(k”)〜同図(n”)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図47(k”)〜同図(n”)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図47(k”)は、図47(j)から引き続く別の状態を示している。図47(k”)では、エフェクト画像e4が消去されており、変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2及び保留アイコンb3は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化するが、保留アイコンb4は再表示された際に白丸アイコンの態様から三角アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。すなわち、アタック演出に成功し、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)に表示されてた変動アイコンa2と保留1表示領域に表示されていた保留アイコンb3とが白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化し、保留2表示領域に表示されていた保留アイコンb4が白丸アイコンの態様から三角アイコンの態様に変化する様子が示されている。換言すれば、アタック演出に成功して表示されている全てのアイコンの態様が変化し、一部のアイコンはアタック演出に用いられたアイコンの態様と同じ態様に変化する一方、他の一部のアイコンはアタック演出に用いられたアイコンの態様とは異なる態様に変化する様子が示されているということができる。
図47(l”)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図47(m”)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図47(m”)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。なお、このとき、変動アイコンa2は、消去されている。
図47(n”)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図47(n”)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコンを1つだけ表示する演出パターンを示している。そして、この演出例では、変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域に登場した黒丸アイコンは、そのまま旧保留アイコン表示領域から退場するが、再び旧保留アイコン表示領域に登場して変動アイコン及び保留アイコンに対するアタック演出が行われ、アタック演出に成功して変動アイコン及び保留アイコンのうちの一部のアイコンが白丸アイコンから黒丸アイコンに変化し、一部のアイコンが白丸アイコンからアタック演出に用いられたアイコンの態様とは異なる三角アイコンに変化する様子が示されている。
なお、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第61のさらに別の演出例について図47(k”’)〜同図(t”’)を用いて説明する。図47(k”’)〜同図(t”’)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図47(k”’)〜同図(t”’)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図47(k”’)は、図47(j)から引き続く別の状態を示している。図47(k”’)では、エフェクト画像e4が消去されており、変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4のうち、変動アイコンa2を除く保留アイコンb3、b4は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化しているが、変動アイコンa2は、態様が変化していない。この演出例では、これにより、先読み予告が行われている。すなわち、アタック演出に成功し、保留1表示領域に表示されていた保留アイコンb3と保留2表示領域に表示されていた保留アイコンb4とが白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化した様子が示されている。換言すれば、アタック演出に成功して複数のアイコンの態様が変化する様子が示されているということができる。
図47(l”’)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図47(m”’)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図47(n”’)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として旧保留アイコン表示領域に登場する。白丸旧保留アイコンc2は、表示画面の右方向に移動している。
図47(o”’)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンc1は、表示画面の右端部から表示画面外へのフレームアウトを開始しており、旧保留アイコン表示領域から退場する様子を示している。
図47(p”’)は、旧保留アイコンc2は、表示画面から完全にフレームアウトし、旧保留アイコン表示領域から退場した様子が示されている。
図47(q”’)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示されている様子を示している。
図47(r”’)は、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図47(s”’)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図47(s”’)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。なお、このとき、変動アイコンa3は、消去されている。
図47(t”’)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図47(t”’)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、旧保留アイコンを1つだけ表示する演出パターンを示している。そして、この演出例では、変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域に登場した黒丸アイコンは、そのまま旧保留アイコン表示領域から退場するが、再び旧保留アイコン表示領域に登場して変動アイコン及び保留アイコンに対するアタック演出が行われ、アタック演出に成功して変動アイコン及び保留アイコンのうちの保留アイコンが白丸アイコンから黒丸アイコンに変化する様子が示されている。
なお、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、保留アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、変動アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、先読み予告の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われた場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われた場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われた場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、先読み予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の先読み予告である場合があってもよい。また、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に実行中の図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が先読み予告として行われた場合に、保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第61のさらに別の演出例について図47(h””)〜同図(i””)を用いて説明する。図47(h””)〜同図(i””)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図47(h””)〜同図(i””)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図47(h””)は、図47(g)から引き続く別の状態を示している。図47(h””)に示すように、旧保留アイコン表示領域から退場した黒丸旧保留アイコンc1が、表示画面の右側から出現し、再び旧保留アイコン表示領域に登場する様子が示されている。この黒丸旧保留アイコンc1は、変動アイコンa2に向かっており、すなわち、アタック演出が開始されている様子が示されている。
図47(i””)は、黒丸旧保留アイコンc1による別のアタック演出の態様を示している。具体的には、黒丸旧保留アイコンc1は、変動アイコンa2にオーバーラップせずに、変動アイコンa2から所定距離だけ離れた位置で一旦停止し、変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4に向けてレーザー光線を発射する。なお、保留アイコンb3とb4のいずれか一方のみに対してレーザー光線を発射する場合があってもよい。その後、黒丸旧保留アイコンc1は、旧保留アイコン表示領域から退場する。その後は、例えば、図47(j)に示す演出が行われる。
このように、この演出例では、旧保留アイコンを1つだけ表示する演出パターンを示している。そして、この演出例では、変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域に登場した黒丸アイコンは、そのまま旧保留アイコン表示領域から退場するが、再び旧保留アイコン表示領域に登場して変動アイコン及び保留アイコンに対するアタック演出が行われる様子が示されている。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われてもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコン及び保留アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告あるいは先読み予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告や偽の先読み予告である場合があってもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第62の演出例について図48(a)〜同図(n)を用いて説明する。図48(a)〜同図(n)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図48(a)〜同図(n)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図48(a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図48(a)に示すように、変動アイコン表示領域には黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、黒丸アイコンの態様の変動アイコン(「黒丸変動アイコン」という場合がある。)は、高変化率の変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図48(a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図48(a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図48(b)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図48(c)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図48(d)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。また、この演出例では、旧保留アイコンc1の旧保留4表示領域への移動中に、旧保留3表示領域に配置される旧保留アイコンc14に対してレーザー光線を発射している様子が示されている。すなわち、変動アイコン表示領域から退場して旧保留アイコン表示領域に登場した黒丸旧保留アイコンc1が他の旧保留アイコンを攻撃するアタック演出が行われている様子が示されている。これにより、大当り予告あるいは先読み予告が行われる。
図48(e)は、旧保留アイコンc14にオーバーラップしてエフェクト画像e7が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1からのレーザー光線が旧保留アイコンc14に命中して爆発するとエフェクト画像e7が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1からのレーザー光線が旧保留アイコンc14に命中した後にエフェクト画像e7が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1からのレーザー光線が旧保留アイコンc14に命中するのと同時にエフェクト画像e7が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc14の全体にエフェクト画像e7がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc14の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e7は、保留演出の対象ではない旧保留アイコンc13及び旧保留アイコンc1の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e7は、保留演出の対象ではない旧保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。なお、黒丸旧保留アイコンc1が旧保留3表示領域における旧保留アイコンc14以外の旧保留アイコンに対してレーザー光線による攻撃を行い、攻撃対象の旧保留アイコンの態様を変化させる場合があってもよい。
図48(f)では、エフェクト画像e7が消去されており、旧保留アイコンc14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc14は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告あるいは先読み予告が行われている。すなわち、アタック演出に成功し、旧保留アイコン表示領域に表示されてた旧保留アイコンc14が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化した様子が示されている。
図48(g)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c14を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留3表示領域における黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図48(h)は、黒丸旧保留アイコンc14によるアタック演出が行われている様子を示している。この演出例では、黒丸旧保留アイコンc14は、変動アイコンa2にオーバーラップせずに、変動アイコンa2から所定距離だけ離れた位置で一旦停止し、変動アイコンa2に向けてレーザー光線を発射する。なお、保留アイコンb3、b4に対してレーザー光線を発射する場合があってもよい。その後、黒丸旧保留アイコンc14は、旧保留アイコン表示領域から退場する。また、黒丸旧保留アイコンc14がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留3表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc14´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図48(i)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc14からのレーザー光線が変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc14からのレーザー光線が変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc14からのレーザー光線が変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図48(j)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。すなわち、アタック演出に成功し、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)に表示されてた変動アイコンa2が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化した様子が示されている。また、旧保留3表示領域へ移動していた旧保留アイコンc14´が旧保留3表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc14が表示されていた旧保留3表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14´が移動し、当該旧保留アイコンc14´が旧保留3表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図48(k)は、装飾図柄の変動表示が継続している様子を示している。
図48(l)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図48(m)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図48(m)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図48(n)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図48(n)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)から退場して旧保留アイコン表示領域に登場した旧保留アイコンが、他の1又は複数の旧保留アイコンを攻撃し、その結果、旧保留アイコンの態様を変化させる様子が示されている。
本実施形態では、高変化率アイコンとしての黒丸変動アイコンが変動アイコン表示領域から退場して旧保留アイコン表示領域に黒丸旧保留アイコンが登場し、当該黒丸旧保留アイコンが他の旧保留アイコンを攻撃して、当該他の旧保留アイコンの態様を黒丸アイコンの態様に変化させる。黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから黒丸変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われてもよく、この場合、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第62の別の演出例について図48(h´)〜同図(q´)を用いて説明する。図48(h´)〜同図(q´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図48(h´)〜同図(q´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図48(h´)は、図48(g)から引き続く別の状態を示している。図48(h´)は、黒丸旧保留アイコンc14によるアタック演出が行われている様子を示している。この演出例では、変動アイコンa2ではなく、保留1表示領域における保留アイコンb3を保留演出の対象としている。黒丸旧保留アイコンc14は、保留アイコンb3にオーバーラップせずに、保留アイコンb3から所定距離だけ離れた位置で一旦停止し、保留アイコンb3に向けてレーザー光線を発射する。なお、変動アイコンa2や保留アイコンb4に対してレーザー光線を発射する場合があってもよい。その後、黒丸旧保留アイコンc14は、旧保留アイコン表示領域から退場する。
図48(i´)は、保留アイコンb3にオーバーラップしてエフェクト画像e1が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc14からのレーザー光線が保留アイコンb3に命中して爆発するとエフェクト画像e1が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc14からのレーザー光線が保留アイコンb3に命中した後にエフェクト画像e1が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc14からのレーザー光線が保留アイコンb3に命中するのと同時にエフェクト画像e1が表示開始されてもよい。保留アイコンb3の全体にエフェクト画像e1がオーバーラップされたことで、保留アイコンb3の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンa2及び保留アイコンb4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e1は、保留演出の対象ではないアイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、黒丸旧保留アイコンc14がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留3表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc14´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図48(j´)では、エフェクト画像e1が消去されており、保留アイコンb3が再度視認可能に表示される。保留アイコンb3は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から高信頼度アイコンとしての顔アイコンの態様に変化している。これにより、先読み予告が行われている。すなわち、アタック演出に成功し、保留アイコン表示領域(保留1表示領域)に表示されてた保留アイコンb3が白丸アイコンの態様から顔アイコンの態様に変化した様子が示されている。また、旧保留3表示領域へ移動していた旧保留アイコンc14´が旧保留3表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc14が表示されていた旧保留3表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14´が移動し、当該旧保留アイコンc14´が旧保留3表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図48(k´)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。
図48(l´)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図48(m´)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14´、c1は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図48(n´)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、顔アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示され、旧保留アイコンc12の旧保留アイコン表示領域からの退場も完了している。
図48(o´)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図48(p´)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了し、左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知される。この演出例では、変動アイコンa3が高信頼度アイコンとしての顔アイコンであったにもかかわらず、図柄変動表示においてはずれ図柄態様が確定表示されたことから、結局アタック演出による先読み予告が偽の先読み予告であったことが把握される場合がある。
図48(q´)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始される様子を示している。また、変動アイコンとして表示されていた顔アイコンの態様の変動アイコンa3が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの顔アイコンの態様の旧保留アイコンc3として旧保留アイコン表示領域に登場する。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc13が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。
このように、この演出例では、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)から退場して旧保留アイコン表示領域に登場した旧保留アイコンが、他の1又は複数の旧保留アイコンを攻撃し、その結果、旧保留アイコンの態様を変化させる様子が示されている。
本実施形態では、高変化率アイコンとしての黒丸変動アイコンが変動アイコン表示領域から退場して旧保留アイコン表示領域に黒丸旧保留アイコンが登場し、当該黒丸旧保留アイコンが他の旧保留アイコンを攻撃して、当該他の旧保留アイコンの態様を黒丸アイコンの態様に変化させる。黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸保留アイコンから顔保留アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする保留アイコンが変化する成功演出が設けられている。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示においてはずれとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われてもよく、この場合、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、保留アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、変動アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、先読み予告の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、保留アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、偽の先読み予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、真の先読み予告である場合があってもよい。また、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が先読み予告として行われた場合に、保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第62のさらに別の演出例について図48(h”)〜同図(m”)を用いて説明する。図48(h”)〜同図(m”)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図48(h”)〜同図(m”)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図48(h”)は、図48(g)から引き続く別の状態を示している。図48(h”)は、黒丸旧保留アイコンc14による別のアタック演出の態様を示している。具体的には、黒丸旧保留アイコンc14は、変動アイコンa2にオーバーラップせずに、変動アイコンa2から所定距離だけ離れた位置で一旦停止し、変動アイコンa2及び保留アイコンb3に向けてレーザー光線を発射する。なお、保留アイコンb3及びb4の両方に対してレーザー光線を発射する場合があってもよい。その後、黒丸旧保留アイコンc14は、旧保留アイコン表示領域から退場する。
図48(i”)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されるとともに、保留アイコンb3にオーバーラップしてエフェクト画像e1が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc14からのレーザー光線が変動アイコンa2及び保留アイコンb3に命中して爆発するとエフェクト画像e1、e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc14からのレーザー光線が変動アイコンa2及び保留アイコンb3に命中した後にエフェクト画像e1、e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc14からのレーザー光線が変動アイコンa2及び保留アイコンb3に命中するのと同時にエフェクト画像e1、e2が表示開始されてもよい。エフェクト画像e2により変動アイコンa2の全体がオーバーラップされ、エフェクト画像e1により保留アイコンb3の全体がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2及び保留アイコンb3の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e1、e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb4にオーバーラップしているが、保留演出の対象ではない他のアイコンにオーバーラップしないようにしてもよい。また、黒丸旧保留アイコンc14がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留3表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc14´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図48(j”)では、エフェクト画像e1、e2が消去されており、変動アイコンa2及び保留アイコンb3が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から高信頼度アイコンとしての顔アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。すなわち、アタック演出に成功し、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)に表示されてた変動アイコンa2が白丸アイコンの態様から顔アイコンの態様に変化した様子が示されている。
図48(k”)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図48(l”)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図48(l”)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図48(m”)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図48(m”)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)から退場して旧保留アイコン表示領域に登場した旧保留アイコンが、他の1又は複数の旧保留アイコンを攻撃し、その結果、旧保留アイコンの態様を変化させる様子が示されている。
本実施形態では、高変化率アイコンとしての黒丸変動アイコンが変動アイコン表示領域から退場して旧保留アイコン表示領域に黒丸旧保留アイコンが登場し、当該黒丸旧保留アイコンが他の旧保留アイコンを攻撃して、当該他の旧保留アイコンの態様を黒丸アイコンの態様に変化させる。黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから高信頼度アイコンとしての顔アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われてもよく、この場合、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第62のさらに別の演出例について図48(d”’)〜同図(m”’)を用いて説明する。図48(d”’)〜同図(m”’)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図48(d”’)〜同図(m”’)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図48(d”’)は、図48(c)から引き続く別の状態を示している。図48(d”’)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。また、この演出例では、旧保留アイコンc1の旧保留4表示領域への移動中に、旧保留3表示領域に配置される旧保留アイコンc14に対してレーザー光線を発射している様子が示されている。すなわち、変動アイコン表示領域から退場して旧保留アイコン表示領域に登場した黒丸旧保留アイコンc1が他の旧保留アイコンを攻撃するアタック演出が行われている様子が示されている。これにより、大当り予告あるいは先読み予告が行われる。
図48(e”’)は、旧保留アイコンc14にオーバーラップしてエフェクト画像e7が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1からのレーザー光線が旧保留アイコンc14に命中して爆発するとエフェクト画像e7が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1からのレーザー光線が旧保留アイコンc14に命中した後にエフェクト画像e7が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1からのレーザー光線が旧保留アイコンc14に命中するのと同時にエフェクト画像e7が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc14の全体にエフェクト画像e7がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc14の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e7は、保留演出の対象ではない旧保留アイコンc13及び旧保留アイコンc1の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e7は、保留演出の対象ではない旧保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。なお、黒丸旧保留アイコンc1が旧保留3表示領域における旧保留アイコンc14以外の旧保留アイコンに対してレーザー光線による攻撃を行い、攻撃対象の旧保留アイコンの態様を変化させる場合があってもよい。
図48(f”’)では、エフェクト画像e7が消去されており、旧保留アイコンc14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc14は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から高信頼度アイコンとしての顔アイコンの態様に変化している。すなわち、アタック演出に用いられる旧保留アイコンの態様よりも有利な態様のアイコンに変化する様子が示されている。これにより、大当り予告あるいは先読み予告が行われている。すなわち、アタック演出に成功し、旧保留アイコン表示領域に表示されてた旧保留アイコンc14が白丸アイコンの態様から顔アイコンの態様に変化した様子が示されている。
図48(g”’)は、顔アイコンの態様の旧保留アイコン(顔旧保留アイコン)c14を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留3表示領域における顔旧保留アイコンc14が変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図48(h”’)は、顔旧保留アイコンc14によるアタック演出が行われている様子を示している。この演出例では、顔旧保留アイコンc14は、変動アイコンa2にオーバーラップせずに、変動アイコンa2から所定距離だけ離れた位置で一旦停止し、変動アイコンa2に向けてレーザー光線を発射する。なお、保留アイコンb3、b4に対してレーザー光線を発射する場合があってもよい。その後、顔旧保留アイコンc14は、旧保留アイコン表示領域から退場する。
図48(i”’)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e4が表示されている状態を示している。顔旧保留アイコンc14からのレーザー光線が変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e4が表示される。なお、顔旧保留アイコンc14からのレーザー光線が変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e4が表示開始されてもよいし、顔旧保留アイコンc14からのレーザー光線が変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e4が表示開始されてもよい。変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4の全体にエフェクト画像e4がオーバーラップされたことで、変動アイコンa4及び保留アイコンb3、b4の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e4は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4にもオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e4は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、顔旧保留アイコンc14がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留3表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc14´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図48(j”’)では、エフェクト画像e4が消去されており、変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2及び保留アイコンb3、b4のうちの変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から高信頼度のアイコンである顔アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。すなわち、アタック演出に成功し、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)に表示されてた変動アイコンa2が白丸アイコンの態様から顔アイコンの態様に変化した様子が示されている。また、旧保留3表示領域へ移動していた旧保留アイコンc14´が旧保留3表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、顔旧保留アイコンc14が表示されていた旧保留3表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14´が移動し、当該旧保留アイコンc14´が旧保留3表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図48(k”’)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図48(l”’)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図48(l”’)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図48(m”’)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図48(m”’)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)から退場して旧保留アイコン表示領域に登場した旧保留アイコンが、他の1又は複数の旧保留アイコンを攻撃し、その結果、旧保留アイコンの態様を変化させる様子が示されている。
本実施形態では、高変化率アイコンとしての黒丸変動アイコンが変動アイコン表示領域から退場して旧保留アイコン表示領域に黒丸旧保留アイコンが登場し、当該黒丸旧保留アイコンが他の旧保留アイコンを攻撃して、当該他の旧保留アイコンの態様を顔アイコンの態様に変化させる。顔旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから顔変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、顔旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた例が示されているが、顔旧保留アイコンと黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われてもよく、この場合、顔旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、顔旧保留アイコンと黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、顔旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、顔旧保留アイコンと黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第62のさらに別の演出例について図48(d””)〜同図(i””)を用いて説明する。図48(d””)〜同図(i””)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図48(d””)〜同図(i””)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図48(d””)は、図48(c)から引き続く別の状態を示している。図48(d””)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。また、この演出例では、旧保留アイコンc1の旧保留4表示領域への移動中に、旧保留3表示領域に配置される旧保留アイコンc14に対してレーザー光線を発射している様子が示されている。すなわち、変動アイコン表示領域から退場して旧保留アイコン表示領域に登場した黒丸旧保留アイコンc1が他の旧保留アイコンを攻撃するアタック演出が行われている様子が示されている。これにより、大当り予告あるいは先読み予告が行われる。
図48(e””)は、旧保留アイコンc14にオーバーラップしてエフェクト画像e7が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1からのレーザー光線が旧保留アイコンc14に命中して爆発するとエフェクト画像e7が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1からのレーザー光線が旧保留アイコンc14に命中した後にエフェクト画像e7が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1からのレーザー光線が旧保留アイコンc14に命中するのと同時にエフェクト画像e7が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc14の全体にエフェクト画像e7がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc14の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e7は、保留演出の対象ではない旧保留アイコンc13及び旧保留アイコンc1の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e7は、保留演出の対象ではない旧保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。なお、黒丸旧保留アイコンc1が旧保留3表示領域における旧保留アイコンc14以外の旧保留アイコンに対してレーザー光線による攻撃を行い、攻撃対象の旧保留アイコンの態様を変化させる場合があってもよい。
図48(f””)では、エフェクト画像e7が消去されており、旧保留アイコンc14が再度視認可能に表示される。旧保留アイコンc14は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から大当り確定アイコンとしての埴輪アイコンの態様に変化している。すなわち、アタック演出に用いられる旧保留アイコンの態様よりも有利な態様のアイコンに変化する様子が示されている。これにより、大当り予告あるいは先読み予告が行われている。すなわち、アタック演出に成功し、旧保留アイコン表示領域に表示されてた旧保留アイコンc14が白丸アイコンの態様から埴輪アイコンの態様に変化した様子が示されている。
図48(g””)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図48(h””)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図48(h””)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図48(i””)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図48(i””)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)から退場して旧保留アイコン表示領域に登場した旧保留アイコンが、他の1又は複数の旧保留アイコンを攻撃し、その結果、旧保留アイコンの態様を変化させる様子が示されている。
本実施形態では、高変化率アイコンとしての黒丸変動アイコンが変動アイコン表示領域から退場して旧保留アイコン表示領域に黒丸旧保留アイコンが登場し、当該黒丸旧保留アイコンが他の旧保留アイコンを攻撃して、当該他の旧保留アイコンの態様を埴輪アイコンの態様に変化させる。さらにこの例では、保留表示領域におけるアイコンに対するアタック演出が行われず、旧保留アイコンに予告態様のアイコンが表示されることで大当り予告が行われている様子が示されている。また、さらに、この例では、旧保留アイコンに大当り確定の予告態様のアイコンが表示される場合があることが示されている。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第63の演出例について図49(1−a)〜同図(1−t)を用いて説明する。図49(1−a)〜同図(1−t)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図49(1−a)〜同図(1−t)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図49(1−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図49(1−a)に示すように、変動アイコン表示領域には黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、黒丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「黒丸変動アイコン」という場合がある。)は、高変化率の変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図49(1−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図49(1−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図49(1−b)は、第1特図始動口230に遊技球が入賞し、保留4表示領域に白丸アイコンの態様の保留アイコンb5(すなわち、白丸保留アイコン)が表示された状態を示している。すなわち、特図1の保留が満タンとなった状態が示されている。
すると、図49(1−c)に示すように、特図1の保留が満タンとなったことに応じてWUFOK5が登場し、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。具体的には、装飾図柄表示装置208の表示画面右端上方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、旧保留アイコンc11〜c14を対象とする演出である。また、図49(1−c)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされていないが、旧保留アイコンがWUFOK6によりオーバーラップされてもよい。
図49(1−d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央まで移動した後、表示画面左上部に舞い上がるように表示されている。
図49(1−e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc11〜c14を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc11〜c14に向けてWUFOK6から謎の光線がそれぞれ照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14の全部を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンを対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図49(1−f)は、旧保留アイコンc11〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e8が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e8が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中した後にエフェクト画像e8が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e8が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc11〜c14の全体にエフェクト画像e8がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc11〜c14の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e8は、保留演出の対象ではない他のアイコンにオーバーラップせずに表示されているが、保留演出の対象ではない他のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。
図49(1−g)では、エフェクト画像e8が消去された様子が示されている。この演出例では、エフェクト画像e8が消去されると、旧保留アイコンc11〜c14に加え、旧保留アイコン表示領域に新たな表示領域(旧保留11表示領域〜旧保留13表示領域)が追加され、旧保留11表示領域〜旧保留13表示領域にはそれぞれ旧保留アイコン(旧保留アイコンcA、cB、cC)が追加して表示され、旧保留アイコン表示領域における旧保留アイコンの最大表示数が4つから7つに増加している様子が示されている。さらに、この演出例では、旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化しているとともに、新たに表示された旧保留アイコンのうち、旧保留13表示領域における旧保留アイコンcCが高信頼度のアイコンとしての顔アイコンとなっている。一方、旧保留11表示領域及び旧保留12表示領域の各アイコンの態様は、白丸アイコンの態様となっている。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14のうちの1つの旧保留アイコンの態様が変化する様子を示したが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの2以上あるいは全部の旧保留アイコンの態様が変化する場合があってもよい。また、この演出例では、新たに追加された旧保留アイコンcA〜cCのうちの1つの旧保留アイコンの態様が予告態様をしたアイコン(顔アイコン)とされているが、2以上の旧保留アイコンの態様を予告態様をしたアイコンとしてもよいし、全部の旧保留アイコンの態様を白丸アイコンの態様としてもよい。
図49(1−h)は、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態を示している。
図49(1−i)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。その後、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図49(1−j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図49(1−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として旧保留アイコン表示領域に登場する。黒丸旧保留アイコンc1は、旧保留4表示領域に向かって移動する。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた7つの旧保留アイコンのうちの最先に表示されている旧保留11表示領域における旧保留アイコンcAが旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留12表示領域〜旧保留13表示領域に表示されていた旧保留アイコンcB、cCは、それぞれ、旧保留11表示領域〜旧保留12表示領域に移動する。また、旧保留1表示領域に表示されていた旧保留アイコンc11は、旧保留13表示領域に移動し、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図49(1−l)は、旧保留アイコンcAの旧保留アイコン表示領域からの退場、旧保留アイコンcB〜cC、旧保留アイコンc11〜c14、旧保留アイコンc1の移動がそれぞれ完了した様子を示している。
図49(1−m)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示され、保留アイコンb5が保留3表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
図49(1−n)では、追加表示された旧保留12表示領域における旧保留アイコンcC及び旧保留13表示領域における旧保留アイコンc11が、旧保留2表示領域における旧保留アイコンc13及び旧保留3表示領域における旧保留アイコンc14と入れ替えるアニメーション(旧保留入替アニメ)が開始されている様子が示されている。
図49(1−o)は、旧保留入替アニメが終了し、旧保留2表示領域に旧保留アイコンcCが表示され、旧保留3表示領域に旧保留アイコンc11が表示される一方、旧保留12表示領域に旧保留アイコンc13が表示され、旧保留13表示領域に旧保留アイコンc14が表示されている様子が示されている。その後、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図49(1−p)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図49(1−q)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として旧保留アイコン表示領域に登場する。白丸旧保留アイコンc1は、旧保留4表示領域に向かって移動する。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた7つの旧保留アイコンのうちの最先に表示されている旧保留11表示領域における旧保留アイコンcBが旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留12表示領域〜旧保留13表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14は、それぞれ、旧保留11表示領域〜旧保留12表示領域に移動する。また、旧保留1表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12は、旧保留13表示領域に移動し、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンcC、c11、c1は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図49(1−s)は、旧保留アイコンcBの旧保留アイコン表示領域からの退場、旧保留アイコンc13〜c14の移動、旧保留アイコンc12の移動、旧保留アイコンcC、c11、c1の移動、旧保留アイコンc2の移動がそれぞれ完了した様子を示している。
図49(1−t)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb5が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、この演出例では、特図1の保留数が或る数(この演出例では、2つ)まで減少したことで、旧保留11表示領域〜旧保留13表示領域が消去され、旧保留アイコンの表示数が7つから4つに減少している。
このように、この演出例では、或る増加条件(増加条件A)の成立(例えば、保留満タン)で、表示される最大旧保留アイコンの数が増加(例えば、4個から7個に増加)する様子が示されている。なお、増加条件は上述したように、保留満タンに限らず、他の条件が成立した場合であってもよく、例えば、演出抽選に当選した場合等であってもよい。また、2以上の条件のいずれか1つ又は全部が成立した場合に、表示される最大旧保留アイコンの数が増加するようにしてもよい。また、この演出例では、或る減少条件(減少条件A)の成立(例えば、保留数が2個まで減少)で、表示される最大旧保留アイコンの数が減少(例えば、7個から4個に減少)する様子が示されている。なお、減少条件が上述したように、保留の或る数までの減少に限らず、他の条件が成立した場合であってもよく、例えば、演出抽選に当選した場合等であってもよい。また、2以上の条件のいずれか1つ又は全部が成立した場合に、表示される最大旧保留アイコンの数が減少するようにしてもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコン同士で位置を入れ替えることで、アタック演出に対する期待感を持たせることができ、興趣を向上させることができる場合がある。なお、或る保留アイコンと別の或る保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンと変動アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、変動アイコンと或る旧保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないようにしてもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。また、或る保留アイコンと或る旧保留アイコンとでアイコンの態様が入れ替わることがないように構成してもよいし、入れ替わる場合があるように構成してもよい。
なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により旧保留アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、変動アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により4つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、1つのアイコンに対して行う場合がってもよいし、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第64の演出例について図49(2−a)〜同図(2−ヌ)を用いて説明する。図49(2−a)〜同図(2−ヌ)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図49(2−a)〜同図(2−ヌ)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図49(2−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図49(2−a)に示すように、変動アイコン表示領域には黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、黒丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「黒丸変動アイコン」という場合がある。)は、高変化率の変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図49(2−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図49(2−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図49(2−b)は、第1特図始動口230に遊技球が入賞し、保留4表示領域に白丸アイコンの態様の保留アイコンb5(すなわち、白丸保留アイコン)が表示された状態を示している。すなわち、特図1の保留が満タンとなった状態が示されている。
すると、図49(2−c)に示すように、特図1の保留が満タンとなったことに応じてWUFOK5が登場し、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。具体的には、装飾図柄表示装置208の表示画面右端上方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、旧保留アイコンc11〜c14を対象とする演出である。また、図49(2−c)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされていないが、旧保留アイコンがWUFOK6によりオーバーラップされてもよい。
図49(2−d)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。WUFOK6は、表示画面中央まで移動した後、表示画面左上部に舞い上がるように表示されている。
図49(2−e)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留アイコンc11〜c14を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc11〜c14に向けてWUFOK6から謎の光線がそれぞれ照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の旧保留アイコンを対象とする演出であることが示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンc11〜c14の全部を対象とする保留演出について示されているが、旧保留アイコンc11〜c14のうちの一部の旧保留アイコンを対象とする保留演出が行われる場合があってもよい。
図49(2−f)は、旧保留アイコンc11〜c14にオーバーラップしてエフェクト画像e8が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e8が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中した後にエフェクト画像e8が表示開始されてもよいし、謎の光線が旧保留アイコンc11〜c14に命中するのと同時にエフェクト画像e8が表示開始されてもよい。旧保留アイコンc11〜c14の全体にエフェクト画像e8がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc11〜c14の全体が視認不能となっている。なお、エフェクト画像e8は、保留演出の対象ではない他のアイコンにオーバーラップせずに表示されているが、保留演出の対象ではない他のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。
図49(2−g)では、エフェクト画像e8が消去された様子が示されている。この演出例では、エフェクト画像e8が消去されると、旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域のうちの、旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域が消失し、旧保留アイコンc11〜c14のうちの旧保留アイコンc11〜c13が消える様子が示されている。すなわち、表示される旧保留アイコンの最大表示数が4つから1つに減少している様子が示されている。なお、この演出例では、旧保留アイコンの表示数が減少する際に、表示が残る旧保留アイコンc14の態様は変化していないが、態様が変化する場合があってもよい。
図49(2−h)は、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、WUFO演出が終了する直前の状態を示している。
図49(2−i)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。その後、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図49(2−j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図49(2−k)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として旧保留アイコン表示領域に登場する。黒丸旧保留アイコンc1は、旧保留4表示領域に向かって移動する。一方、旧保留アイコン表示領域における旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc14が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図49(2−l)は、旧保留アイコンc14の旧保留アイコン表示領域からの退場と、旧保留アイコンc1の旧保留4表示領域への移動が引き続き行われている様子を示している。旧保留アイコンc14の旧保留アイコン表示領域からの退場と、旧保留アイコンc1の旧保留4表示領域への移動は、その後完了する。
図49(2−m)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示され、保留アイコンb5が保留3表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
図49(2−n)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。その後、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図49(2−o)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として旧保留アイコン表示領域に登場する。黒丸旧保留アイコンc2は、旧保留4表示領域に向かって移動する。一方、旧保留アイコン表示領域における旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc1が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図49(2−p)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb5が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、同図(2−p)では、旧保留アイコンc1の旧保留アイコン表示領域からの退場と、旧保留アイコンc2の旧保留4表示領域への移動が引き続き行われている様子が示されている。旧保留アイコンc1の旧保留アイコン表示領域からの退場と、旧保留アイコンc2の旧保留4表示領域への移動は、その後完了する。
図49(2−q)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図49(2−s)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図49(2−t)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa3が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc3として旧保留アイコン表示領域に登場する。白丸旧保留アイコンc3は、旧保留4表示領域に向かって移動する。一方、この演出例では、特図1の保留数が或る数(この演出例では、2つ)まで減少したことで、旧保留アイコン表示領域に表示される旧保留アイコンの数の増加が開始される。そのため、旧保留アイコン表示領域における旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc2は、旧保留アイコン表示領域から退場せず、再登場した旧保留3表示領域に移動する。すなわち、旧保留アイコン表示領域には、2つの旧保留アイコンc2、c3が表示される。
図49(2−u)は、旧保留アイコンc2、c3の移動がそれぞれ完了した様子を示している。
図49(2−v)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb4が変動アイコンa4となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa4は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb5が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
図49(2−w)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。なお、このとき、特図1始動口に遊技球が入賞し、保留2表示領域に白丸アイコンの態様の保留アイコンb6(すなわち、白丸保留アイコン)が新たに表示された状態を示している。すなわち、特図1の保留が2個となった状態が示されている。
図49(2−x)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図48(2−y)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa4が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc4として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示される旧保留アイコンの数は4つまで増加する。そのため、旧保留アイコン表示領域における旧保留3表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc2〜c3は、いずれも旧保留アイコン表示領域から退場せず、再登場した旧保留2表示領域及び旧保留3表示領域に移動する。すなわち、旧保留アイコン表示領域には、3つの旧保留アイコンc2〜c4が表示される。
図49(2−z)は、旧保留アイコンc2〜c4の移動がそれぞれ完了した様子を示している。
図49(2−z)に続く図49(2−イ)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb5が変動アイコンa5となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa5は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb6が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
図49(2−ロ)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。なお、このとき、特図1始動口に遊技球が入賞し、保留2表示領域に白丸アイコンの態様の保留アイコンb7(すなわち、白丸保留アイコン)が新たに表示された状態を示している。すなわち、特図1の保留が2個となった状態が示されている。
図49(2−ハ)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図49(2−ニ)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa5が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc5として旧保留アイコン表示領域に登場する。白丸旧保留アイコンc5は、旧保留4表示領域に向かって移動する。一方、旧保留アイコン表示領域に表示される旧保留アイコンの数は4つまで増加する。そのため、旧保留アイコン表示領域における旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc2〜c4は、いずれも旧保留アイコン表示領域から退場せず、再登場した旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。すなわち、旧保留アイコン表示領域には、4つの旧保留アイコンc2〜c5が表示される。
図49(2−ホ)は、旧保留アイコンc2〜c5の移動がそれぞれ完了した後、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb6が変動アイコンa6となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa6は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb7が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
図49(2−ヘ)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示された状態を示している。なお、このとき、特図1始動口に遊技球が入賞し、保留2表示領域に白丸アイコンの態様の保留アイコンb8(すなわち、白丸保留アイコン)が新たに表示された状態を示している。すなわち、特図1の保留が2個となった状態が示されている。
図49(2−ト)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
図48(2−チ)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa6が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc6として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示される旧保留アイコンの数は4つとなったので、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc2が旧保留アイコン表示領域から退場する。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc3、c4、c5は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図49(2−リ)は、旧保留アイコンc2の旧保留アイコン表示領域からの退場が完了し、旧保留アイコンc3〜c6の移動がそれぞれ完了した様子を示している。
図49(2−ヌ)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb7が変動アイコンa7となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa7は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb8が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
このように、この演出例では、或る減少条件(減少条件B)の成立(例えば、保留満タン)で、表示される最大旧保留アイコンの数が減少(例えば、4個から1個に減少)する様子が示されている。なお、減少条件は上述したように、保留満タンに限らず、他の条件が成立した場合であってもよく、例えば、演出抽選に当選した場合等であってもよい。また、2以上の条件のいずれか1つ又は全部が成立した場合に、表示される最大旧保留アイコンの数が減少するようにしてもよい。また、この演出例では、或る増加条件(増加条件B)の成立(例えば、保留数が2個まで減少)で、表示される最大旧保留アイコンの数が増加(例えば、1個から4個に増加)する様子が示されている。なお、増加条件が上述したように、保留の或る数までの減少に限らず、他の条件が成立した場合であってもよく、例えば、演出抽選に当選した場合等であってもよい。また、2以上の条件のいずれか1つ又は全部が成立した場合に、表示される最大旧保留アイコンの数が増加するようにしてもよい。
なお、この演出例では、WUFO演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしているが、WUFO演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがWUFOK6にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもWUFOK6にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもWUFOK6にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により旧保留アイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよいし、変動アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、WUFO演出においてWUFOK6により4つのアイコンに対し謎の光線が照射されることによる保留演出を行うようにしたが、1つのアイコンに対して行う場合がってもよいし、複数(例えば、2つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第65の演出例について図50(a)〜同図(j)を用いて説明する。図50(a)〜同図(j)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図50(a)〜同図(j)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図50(a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図50(a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図50(a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図50(a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図50(b)は、保留演出のB爆撃機演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からB爆撃機K5が登場するアニメーションが表示されている。B爆撃機K5が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。B爆撃機K5の登場開始がB爆撃機演出の開始である。本例のB爆撃機演出は、変動アイコンa1及び旧保留アイコンc13を対象とする演出である。また、図50(b)では、旧保留アイコンがB爆撃機K5によってオーバーラップされている様子が示されている。
図50(c)は、B爆撃機演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。B爆撃機K5が左上方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(c)に示すタイミングでは、B爆撃機K5の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図50(d)は、B爆撃機演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のB爆撃機演出は変動アイコンa1及び旧保留アイコンc13を対象としており、対象である変動アイコンa1及び旧保留アイコンc13に向けてB爆撃機K5からミサイルがそれぞれ発射されているシーンのアニメーションが表示されている。
図50(e)は、変動アイコンa1にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されるともに、旧保留アイコンc13にオーバーラップしてエフェクト画像e9が表示されている状態を示している。B爆撃機K5から発射されたミサイルが変動アイコンa1及び旧保留アイコンc13に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e2、e9が表示される。なお、B爆撃機K5から発射されたミサイルが変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示されてもよい。また、旧保留アイコンc13に命中するのと同時にエフェクト画像e9が表示開始されてもよい。変動アイコンa1全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1の全体が視認不能となっており、旧保留アイコンc13の全体にエフェクト画像e9がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc13の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb2、b3の一部にオーバーラップして表示されており、また、エフェクト画像e9は、保留演出の対象ではない旧保留アイコンc12、c14の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2、e9は、保留演出の対象ではない変動アイコンおよび保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図50(f)は、エフェクト画像e2、e9が消去されており、変動アイコンa1及び旧保留アイコンc13が再度視認可能に表示される。旧保留3表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc13は態様が変化せず、白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が黒丸アイコンの態様に変化しており、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様が変化する様子は、エフェクト画像e2、e9が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が先読み予告である場合があってもよい。この演出例におけるB爆撃機演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、変動アイコンa1と旧保留アイコンc13のうちの変動アイコンa1の態様のみが変化したが、変動アイコンa1と旧保留アイコンc13の両方の態様が変化する場合があってもよいし、変動アイコンa1と旧保留アイコンc13のうちの旧保留アイコンc13の態様のみが変化する場合があってもよい。
図50(g)では、B爆撃機K5は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、B爆撃機演出が終了する直前の状態である様子が示されている。
図50(h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。その後、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図50(i)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図50(i)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図50(j)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図50(j)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、B爆撃機演出を経て変動アイコンを予告態様(黒丸変動アイコン)に変化させるものであり、B爆撃機K5による爆撃により直接変化させるようにしたことが示されている。
なお、この演出例では、B爆撃機演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがB爆撃機K5にオーバーラップされるようにしているが、B爆撃機演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがB爆撃機K5にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもB爆撃機K5にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもB爆撃機K5にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、B爆撃機演出においてB爆撃機K5により変動アイコン及び旧保留アイコンに対しミサイルが発射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、B爆撃機演出においてB爆撃機K5により2つのアイコンに対しミサイルが発射されることによる保留演出を行うようにしたが、1つのアイコンに対してのみ行う場合があってもよいし、複数(例えば、3つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、B爆撃機演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、B爆撃機演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第65の別の演出例について図50(f´)〜同図(j´)を用いて説明する。図50(f´)〜同図(j´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図50(f´)〜同図(j´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図50(f´)は、図50(e)から引き続く別の状態を示している。図50(f´)は、エフェクト画像e2、e9が消去されており、変動アイコンa1及び旧保留アイコンc13が再度視認可能に表示される。この演出例では、白丸アイコンの態様の変動アイコンa1も旧保留3表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc13も態様が変化せず、この演出例におけるB爆撃機演出は対象としたアイコンのいずれも変化しない失敗演出である。
図50(g´)では、B爆撃機K5は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、B爆撃機演出が終了する直前の状態である様子が示されている。
図50(h´)では、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。その後、図50(i´)に示すように、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される。
図50(j´)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了し、左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知される。
本実施形態では、B爆撃機演出が態様αから態様βまで進行(発展)したが、変動アイコンと旧保留アイコンのいずれも白丸アイコンの態様から図14(a)に示す他のアイコンの態様に変化していない。このように、B爆撃機演出には、対象とするアイコンが変化しない失敗演出が設けられている。なお、この演出例では、B爆撃機演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがB爆撃機K5にオーバーラップされるようにしているが、B爆撃機演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがB爆撃機K5にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもB爆撃機K5にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもB爆撃機K5にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、B爆撃機演出においてB爆撃機K5により変動アイコン及び旧保留アイコンに対しミサイルが発射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、B爆撃機演出においてB爆撃機K5により2つのアイコンに対しミサイルが発射されることによる保留演出を行うようにしたが、1つのアイコンに対してのみ行う場合がってもよいし、複数(例えば、3つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、B爆撃機演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、B爆撃機演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。この場合、B爆撃機演出が行われて変動アイコンが黒丸アイコンの態様に変化した場合の方が、変動アイコンの態様が変化しなかった場合よりも大当り図柄が確定表示しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第65のさらに別の演出例について図50(f”)〜同図(n”)を用いて説明する。図50(f”)〜同図(n”)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図50(f”)〜同図(n”)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図50(f”)は、図50(e)から引き続く別の状態を示している。図50(f”)は、エフェクト画像e2、e9が消去されており、変動アイコンa1及び旧保留アイコンc13が再度視認可能に表示される。この演出例では、変動アイコンa1の態様は変化しないが、旧保留3表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc13が中信頼度アイコンとしての三角アイコンの態様に変化しており、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様が変化する様子は、エフェクト画像e2、e9が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が先読み予告である場合があってもよい。この演出例におけるB爆撃機演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、変動アイコンa1と旧保留アイコンc13のうちの旧保留アイコンc13の態様のみが変化したが、変動アイコンa1と旧保留アイコンc13の両方の態様が変化する場合があってもよいし、変動アイコンa1と旧保留アイコンc13のうちの変動アイコンa1の態様のみが変化する場合があってもよい。
図50(g”)では、B爆撃機K5は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、B爆撃機演出が終了する直前の状態である様子が示されている。
図50(h”)では、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。
図50(i”)は、三角アイコンの態様の旧保留アイコン(三角旧保留アイコン)c13を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留3表示領域における三角旧保留アイコンc13が変動アイコンa1に向かっている様子が示されている。
図50(j”)は、アタック演出が継続している様子が示されており、変動アイコンa1の一部が三角旧保留アイコンc13の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が三角旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が三角旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が三角旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、三角旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。
図50(k”)は、変動アイコンa1にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。三角旧保留アイコンc13が変動アイコンa1に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、三角旧保留アイコンc13が変動アイコンa1に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、三角旧保留アイコンc13が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa1の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb2、b3の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、三角旧保留アイコンc13がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc13´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留3表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc13´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図50(l”)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa1が再度視認可能に表示される。変動アイコンa1は白丸変動アイコンの表示態様のままである。本例のアタック演出は対象とした変動アイコンが変化しない失敗演出である。一方、旧保留3表示領域へ移動していた旧保留アイコンc13´が旧保留3表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、三角旧保留アイコンc13が表示されていた旧保留3表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc13´が移動し、当該旧保留アイコンc13´が旧保留3表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図50(m”)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。
図50(n”)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
本実施形態では、B爆撃機演出が態様αから態様βまで進行(発展)し、変動アイコンと旧保留アイコンのうちの旧保留アイコンが白丸アイコンから中信頼度アイコンとしての三角アイコン(三角旧保留アイコン)の態様に変化する。また、三角旧保留アイコンを用いたアタック演出が行われたが、アタック演出の対象である変動アイコンが白丸アイコンの態様から図14(a)に示す他のアイコンの態様に変化していない。このように、アタック演出には、対象とするアイコンが変化しない失敗演出が設けられている。なお、この演出例では、B爆撃機演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがB爆撃機K5にオーバーラップされるようにしているが、B爆撃機演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがB爆撃機K5にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもB爆撃機K5にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもB爆撃機K5にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、B爆撃機演出においてB爆撃機K5により変動アイコン及び旧保留アイコンに対しミサイルが発射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、B爆撃機演出においてB爆撃機K5により2つのアイコンに対しミサイルが発射されることによる保留演出を行うようにしたが、1つのアイコンに対してのみ行う場合がってもよいし、複数(例えば、3つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。この場合、アタック演出が行われて変動アイコンが三角アイコンの態様に変化した場合の方が、変動アイコンの態様が変化しなかった場合よりも大当り図柄が確定表示しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第65のさらに別の演出例について図50(l”’)〜同図(n”’)を用いて説明する。図50(l”’)〜同図(n”’)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図50(l”’)〜同図(n”’)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図50(l”’)は、図50(k”)から引き続く別の状態を示している。図50(l”’)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa1が再度視認可能に表示される。変動アイコンa1は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から三角アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。
図50(m”’)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。その後、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図50(n”’)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図50(n”’)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
このように、この演出例では、B爆撃機演出を経て変動アイコンを予告態様に変化させる演出として、B爆撃機演出により旧保留アイコンを変化させ、さらに当該旧保留アイコンを用いたアタック演出を行うことにより変動アイコンの態様を変化させている様子が示されている。ここで、B爆撃機演出により直接変動アイコンの態様を変化させる演出が行われた場合より、B爆撃機演出により旧保留アイコンの態様を変化させた後、態様が変化した旧保留アイコンを用いたアタック演出が行われた場合の方が、大当り信頼度が高いように構成してもよい。また、逆に、B爆撃機演出により直接変動アイコンの態様を変化させる演出が行われた場合より、B爆撃機演出により旧保留アイコンの態様を変化させた後、態様が変化した旧保留アイコンを用いたアタック演出が行われた場合の方が、大当り信頼度が低いように構成してもよい。
本実施形態では、B爆撃機演出が態様αから態様βまで進行(発展)し、変動アイコンと旧保留アイコンのうちの旧保留アイコンが白丸アイコンから中信頼度アイコンとしての三角アイコン(三角旧保留アイコン)の態様に変化する。また、三角旧保留アイコンを用いたアタック演出により変動アイコンが白丸変動アイコンから三角変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とするアイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、B爆撃機演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがB爆撃機K5にオーバーラップされるようにしているが、B爆撃機演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがB爆撃機K5にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもB爆撃機K5にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもB爆撃機K5にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、B爆撃機演出においてB爆撃機K5により変動アイコン及び旧保留アイコンに対しミサイルが発射されることによる保留演出を行うようにしたが、保留アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、B爆撃機演出においてB爆撃機K5により2つのアイコンに対しミサイルが発射されることによる保留演出を行うようにしたが、1つのアイコンに対してのみ行う場合がってもよいし、複数(例えば、3つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。この場合、アタック演出が行われて変動アイコンが三角アイコンの態様に変化した場合の方が、変動アイコンの態様が変化しなかった場合よりも大当り図柄が確定表示しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第66の演出例について図51(a)〜同図(n)を用いて説明する。図51(a)〜同図(n)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図51(a)〜同図(n)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図51(a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb2、b3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図51(a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図51(a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図51(a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図51(b)は、保留演出のB爆撃機演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からB爆撃機K5が登場するアニメーションが表示されている。B爆撃機K5が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。B爆撃機K5の登場開始がB爆撃機演出の開始である。本例のB爆撃機演出は、変動アイコンa1及び旧保留アイコンc13を対象とする演出である。また、図51(b)では、旧保留アイコンがB爆撃機K5によってオーバーラップされている様子が示されている。
図51(c)は、B爆撃機演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。B爆撃機K5が左上方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(c)に示すタイミングでは、B爆撃機K5の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図51(d)は、B爆撃機演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のB爆撃機演出は保留1表示領域における保留アイコンb2及び旧保留アイコンc13を対象としており、対象である保留アイコンb2及び旧保留アイコンc13に向けてB爆撃機K5からミサイルがそれぞれ発射されているシーンのアニメーションが表示されている。
図51(e)は、保留アイコンb2にオーバーラップしてエフェクト画像e1が表示されるともに、旧保留アイコンc13にオーバーラップしてエフェクト画像e9が表示されている状態を示している。B爆撃機K5から発射されたミサイルが保留アイコンb2及び旧保留アイコンc13に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e1、e9が表示される。なお、B爆撃機K5から発射されたミサイルが保留アイコンb2に命中するのと同時にエフェクト画像e1が表示されてもよい。また、旧保留アイコンc13に命中するのと同時にエフェクト画像e9が表示開始されてもよい。保留アイコンb2全体にエフェクト画像e1がオーバーラップされたことで、保留アイコンb2の全体が視認不能となっており、旧保留アイコンc13の全体にエフェクト画像e9がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc13の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンa1及び保留アイコンb3の一部にオーバーラップして表示されており、また、エフェクト画像e9は、保留演出の対象ではない旧保留アイコンc12、c14の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e1、e9は、保留演出の対象ではない変動アイコン、保留アイコン及び旧保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
図51(f)は、エフェクト画像e1、e9が消去されており、保留アイコンb2及び旧保留アイコンc13が再度視認可能に表示される。旧保留3表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc13は態様が変化せず、白丸アイコンの態様の保留アイコンb2が黒丸アイコンの態様に変化しており、保留演出の対象である図柄変動表示に係る先読み予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様が変化する様子は、エフェクト画像e1、e9が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるB爆撃機演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、保留アイコンb2と旧保留アイコンc13のうちの保留アイコンb2の態様のみが変化したが、保留アイコンb2と旧保留アイコンc13の両方の態様が変化する場合があってもよいし、保留アイコンb2と旧保留アイコンc13のうちの旧保留アイコンc13の態様のみが変化する場合があってもよい。
図51(g)では、B爆撃機K5は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、B爆撃機演出が終了する直前の状態である様子が示されている。
図51(h)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。その後、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図51(i)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図51(j)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。なお、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングと、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場を開始するタイミングが同じであってもよいし、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始された後で、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始されてもよいし、旧保留アイコンの旧保留アイコン表示領域からの退場が開始された後で、変動アイコンの変動アイコン表示領域からの退場が開始されてもよい。
図51(k)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図51(l)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図51(m)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図51(m)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図51(n)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図51(n)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、B爆撃機演出を経て保留アイコンを予告態様(黒丸変動アイコン)に変化させて先読み予告を行うものであり、B爆撃機K5による爆撃により直接変化させるようにしたことが示されている。
なお、この演出例では、B爆撃機演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがB爆撃機K5にオーバーラップされるようにしているが、B爆撃機演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがB爆撃機K5にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもB爆撃機K5にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもB爆撃機K5にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、B爆撃機演出においてB爆撃機K5により保留アイコン及び旧保留アイコンに対しミサイルが発射されることによる保留演出を行うようにしたが、変動アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、B爆撃機演出においてB爆撃機K5により2つのアイコンに対しミサイルが発射されることによる保留演出を行うようにしたが、1つのアイコンに対してのみ行う場合があってもよいし、複数(例えば、3つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、B爆撃機演出が行われた場合に、保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、B爆撃機演出が行われた場合に、保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第66の別の演出例について図51(f´)〜同図(j´)を用いて説明する。図51(f´)〜同図(j´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図51(f´)〜同図(j´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図51(f´)は、図51(e)から引き続く別の状態を示している。図51(f´)は、エフェクト画像e1、e9が消去されており、保留アイコンb2及び旧保留アイコンc13が再度視認可能に表示される。この演出例では、白丸アイコンの態様の保留アイコンb2も旧保留3表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc13も態様が変化せず、この演出例におけるB爆撃機演出は対象としたアイコンのいずれも変化しない失敗演出である。
図51(g´)では、B爆撃機K5は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、B爆撃機演出が終了する直前の状態である様子が示されている。
図51(h´)では、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。その後、図51(i´)に示すように、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される。
図50(j´)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了し、左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知される。
本実施形態では、B爆撃機演出が態様αから態様βまで進行(発展)したが、保留アイコンと旧保留アイコンのいずれも白丸アイコンの態様から図14(a)に示す他のアイコンの態様に変化していない。このように、B爆撃機演出には、対象とするアイコンが変化しない失敗演出が設けられている。なお、この演出例では、B爆撃機演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがB爆撃機K5にオーバーラップされるようにしているが、B爆撃機演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがB爆撃機K5にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもB爆撃機K5にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもB爆撃機K5にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、B爆撃機演出においてB爆撃機K5により保留アイコン及び旧保留アイコンに対しミサイルが発射されることによる保留演出を行うようにしたが、変動アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、B爆撃機演出においてB爆撃機K5により2つのアイコンに対しミサイルが発射されることによる保留演出を行うようにしたが、1つのアイコンに対してのみ行う場合がってもよいし、複数(例えば、3つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、B爆撃機演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、B爆撃機演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。この場合、B爆撃機演出が行われて保留アイコンが黒丸アイコンの態様に変化した場合の方が、保留アイコンの態様が変化しなかった場合よりも大当り図柄が確定表示しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、B爆撃機演出が行われた場合に、保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示においてはずれとなる場合があっても美味し、大当りとなる場合があってもよい。この場合、B爆撃機演出が行われて保留アイコンが黒丸アイコンの態様に変化した場合の方が、保留アイコンの態様が変化しなかった場合よりも大当り図柄が確定表示しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第65のさらに別の演出例について図51(f”)〜同図(n”)を用いて説明する。図51(f”)〜同図(n”)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図51(f”)〜同図(n”)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図51(f”)は、図51(e)から引き続く別の状態を示している。図51(f”)は、エフェクト画像e1、e9が消去されており、保留アイコンb2及び旧保留アイコンc13が再度視認可能に表示される。この演出例では、保留アイコンb2の態様は変化しないが、旧保留3表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc13が中信頼度アイコンとしての三角アイコンの態様に変化しており、先読み予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様が変化する様子は、エフェクト画像e1、e9が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるB爆撃機演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。なお、この演出例では、保留アイコンb2と旧保留アイコンc13のうちの旧保留アイコンc13の態様のみが変化したが、変動アイコンa1と旧保留アイコンc13の両方の態様が変化する場合があってもよいし、変動アイコンa1と旧保留アイコンc13のうちの変動アイコンa1の態様のみが変化する場合があってもよい。
図51(g”)では、B爆撃機K5は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去されており、B爆撃機演出が終了する直前の状態である様子が示されている。
図51(h”)では、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。
図51(i”)は、三角アイコンの態様の旧保留アイコン(三角旧保留アイコン)c13を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留3表示領域における三角旧保留アイコンc13が保留アイコンb2に向かっている様子が示されている。
図51(j”)は、アタック演出が継続している様子が示されており、保留アイコンb2の一部が三角旧保留アイコンc13の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、保留アイコンの一部が三角旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、保留アイコンの全部が三角旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、保留アイコンの全部が三角旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、三角旧保留アイコンが保留アイコンにオーバーラップされてもよい。
図51(k”)は、保留アイコンb2にオーバーラップしてエフェクト画像e1が表示されている状態を示している。三角旧保留アイコンc13が保留アイコンb2に命中して爆発するとエフェクト画像e1が表示される。なお、三角旧保留アイコンc13が保留アイコンb2に命中した後にエフェクト画像e1が表示開始されてもよいし、三角旧保留アイコンc13が保留アイコンb2に命中するのと同時にエフェクト画像e1が表示開始されてもよい。保留アイコンb2の全体にエフェクト画像e1がオーバーラップされたことで、保留アイコンb2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンa1及び保留アイコンb3の一部にもオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、三角旧保留アイコンc13がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc13´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留3表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc13´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図51(l”)では、エフェクト画像e1が消去されており、保留アイコンb2が再度視認可能に表示される。保留アイコンb2は白丸保留アイコンの表示態様のままである。本例のアタック演出は対象とした保留アイコンが変化しない失敗演出である。一方、旧保留3表示領域へ移動していた旧保留アイコンc13´が旧保留3表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、三角旧保留アイコンc13が表示されていた旧保留3表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc13´が移動し、当該旧保留アイコンc13´が旧保留3表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図51(m”)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。
図51(n”)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)されている状態を示している。
本実施形態では、B爆撃機演出が態様αから態様βまで進行(発展)し、保留アイコンと旧保留アイコンのうちの旧保留アイコンが白丸アイコンから中信頼度アイコンとしての三角アイコン(三角旧保留アイコン)の態様に変化する。また、三角旧保留アイコンを用いたアタック演出が行われたが、アタック演出の対象である保留アイコンが白丸アイコンの態様から図14(a)に示す他のアイコンの態様に変化していない。このように、アタック演出には、対象とするアイコンが変化しない失敗演出が設けられている。なお、この演出例では、B爆撃機演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがB爆撃機K5にオーバーラップされるようにしているが、B爆撃機演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがB爆撃機K5にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもB爆撃機K5にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもB爆撃機K5にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、B爆撃機演出においてB爆撃機K5により保留アイコン及び旧保留アイコンに対しミサイルが発射されることによる保留演出を行うようにしたが、変動アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、B爆撃機演出においてB爆撃機K5により2つのアイコンに対しミサイルが発射されることによる保留演出を行うようにしたが、1つのアイコンに対してのみ行う場合がってもよいし、複数(例えば、3つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。この場合、アタック演出が行われて保留アイコンが三角アイコンの態様に変化した場合の方が、保留アイコンの態様が変化しなかった場合よりも大当り図柄が確定表示しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、保留アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、変動アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、保留アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われた場合に、保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われた場合に、保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、先読み予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の先読み予告である場合があってもよい。また、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第65のさらに別の演出例について図51(l”’)〜同図(s”’)を用いて説明する。図51(l”’)〜同図(s”’)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図51(l”’)〜同図(s”’)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図51(l”’)は、図51(k”)から引き続く別の状態を示している。図51(l”’)では、エフェクト画像e1が消去されており、保留アイコンb2が再度視認可能に表示される。保留アイコンb2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から三角アイコンの態様に変化している。これにより、先読み予告が行われている。
図51(m”’)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了された状態を示している。その後、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図51(n”’)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図51(o”’)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14、c1は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。
図51(p”’)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、三角アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図51(q”’)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図51(r”’)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図51(r”’)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図51(s”’)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図51(s”’)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、B爆撃機演出を経て保留アイコンを予告態様に変化させる演出として、B爆撃機演出により旧保留アイコンを変化させ、さらに当該旧保留アイコンを用いたアタック演出を行うことにより保留アイコンの態様を変化させている様子が示されている。ここで、B爆撃機演出により直接保留アイコンの態様を変化させる演出が行われた場合より、B爆撃機演出により旧保留アイコンの態様を変化させた後、態様が変化した旧保留アイコンを用いたアタック演出が行われた場合の方が、大当り信頼度が高いように構成してもよい。また、逆に、B爆撃機演出により直接変動アイコンの態様を変化させる演出が行われた場合より、B爆撃機演出により旧保留アイコンの態様を変化させた後、態様が変化した旧保留アイコンを用いたアタック演出が行われた場合の方が、大当り信頼度が低いように構成してもよい。
本実施形態では、B爆撃機演出が態様αから態様βまで進行(発展)し、保留アイコンと旧保留アイコンのうちの旧保留アイコンが白丸アイコンから中信頼度アイコンとしての三角アイコン(三角旧保留アイコン)の態様に変化する。また、三角旧保留アイコンを用いたアタック演出により保留アイコンが白丸変動アイコンから三角変動アイコンに変化している。このように、アタック演出には、対象とするアイコンが変化する成功演出が設けられている。なお、この演出例では、B爆撃機演出が実行される一部の期間において旧保留アイコンがB爆撃機K5にオーバーラップされるようにしているが、B爆撃機演出が実行される全部の期間において旧保留アイコンがB爆撃機K5にオーバーラップされるようにしてもよい。この場合において、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンの少なくともいずれかについてもB爆撃機K5にオーバーラップされる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示領域から退場する旧保留アイコンや、変動アイコン表示領域から退場して旧保留4表示領域に向かって移動する旧保留アイコンのいずれについてもB爆撃機K5にオーバーラップされないようにしてもよい。
また、この演出例では、B爆撃機演出においてB爆撃機K5により保留アイコン及び旧保留アイコンに対しミサイルが発射されることによる保留演出を行うようにしたが、変動アイコンに対して行う場合があってもよい。また、この演出例では、B爆撃機演出においてB爆撃機K5により2つのアイコンに対しミサイルが発射されることによる保留演出を行うようにしたが、1つのアイコンに対してのみ行う場合がってもよいし、複数(例えば、3つ)のアイコンに対して行う場合があってもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われた場合に、保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われた場合に、保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。この場合、アタック演出が行われて保留アイコンが三角アイコンの態様に変化した場合の方が、保留アイコンの態様が変化しなかった場合よりも大当り図柄が確定表示しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合に、保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合に、保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、はずれとなる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、保留アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、変動アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、先読み予告の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる先読み予告よりも、複数の旧保留アイコンによる先読み予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、保留アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われた場合に、保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われた場合に、保留演出の対象である保留に対応する図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、先読み予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の先読み予告である場合があってもよい。また、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第67の演出例について図52(1−a)〜同図(1−j)を用いて説明する。図52(1−a)〜同図(1−j)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図52(1−a)〜同図(1−j)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図52(1−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(1−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb3、b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。一方、保留アイコンb2は、演出ボタン136の押下で態様が変化するボタンアイコンであり、ボタンアイコンの表示により先読み予告が行われている。また、装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図52(1−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図52(1−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図52(1−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
その後、図52(1−b)に示すタイミングで遊技者により演出ボタン136が1回押下操作されると、図52(1−c)に示すように、ボタンアイコンの態様で表示されていた保留アイコンb2が黒丸アイコンの態様に変化する。すなわち、この演出例では、遊技者による演出ボタン136の操作により或る先読み予告(ボタン保留アイコンによる先読み予告)が別の先読み予告(黒丸保留アイコン)に変化している様子が示されている。
図52(1−d)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図52(1−e)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図52(1−f)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。
図52(1−g)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図52(1−h)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図52(1−i)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図52(1−i)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図52(1−j)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図52(1−j)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
この演出例では、黒丸保留アイコンに対応する保留が消化されて実行された図柄変動表示において最終的に大当り図柄態様が確定表示される様子を示したが、はずれ図柄態様が確定表示される場合があってもよい。この場合において、白丸保留アイコンに対応する保留が消化されて実行された図柄変動表示よりも、黒丸保留アイコンに対応する保留が消化されて実行された図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよい。また、この演出例では、黒丸変動アイコンの態様をした変動アイコンが表示された図柄変動表示において最終的に大当り図柄態様が確定表示される様子を示したが、はずれ図柄態様が確定表示される場合があってもよい。この場合において、白丸変動アイコンの態様をした変動アイコンが表示された図柄変動表示よりも、黒丸変動アイコンの態様をした変動アイコンが表示された図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、ボタン保留アイコンの表示中に演出ボタン136が操作されたことにより黒丸保留アイコンに変化したが、他の態様のアイコンに変化する場合があってもよく、例えば、白丸保留アイコン、タイマ保留アイコン、三角保留アイコン、顔保留アイコン、埴輪保留アイコンに変化する場合があってもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第68の演出例について図52(2−a)〜同図(2−j)を用いて説明する。図52(2−a)〜同図(2−j)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図52(2−a)〜同図(2−j)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図52(2−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(2−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb3、b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。一方、保留アイコンb2は、演出ボタン136の押下で態様が変化するボタンアイコンであり、ボタンアイコンの表示により先読み予告が行われている。また、装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図52(2−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図52(2−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図52(2−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図52(2−b)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図52(2−c)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図52(2−d)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。
図52(2−e)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、ボタンアイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
その後、図52(2−f)に示すタイミングで遊技者により演出ボタン136が1回押下操作されると、図52(2−g)に示すように、ボタンアイコンの態様で表示されていた変動アイコンa2が黒丸アイコンの態様に変化する。すなわち、この演出例では、遊技者による演出ボタン136の操作により或る大当り予告(ボタン変動アイコンによる大当り予告)が別の大当り予告(黒丸変動アイコン)に変化している様子が示されている。
図52(2−h)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図52(2−i)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図52(2−i)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図52(2−j)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図52(2−j)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
この演出例では、黒丸変動アイコンに変化することとなるボタン保留アイコン対応する保留が消化されて実行された図柄変動表示において最終的に大当り図柄態様が確定表示される様子を示したが、はずれ図柄態様が確定表示される場合があってもよい。この場合において、白丸保留アイコンに対応する保留が消化されて実行された図柄変動表示よりも、ボタン保留アイコンに対応する保留が消化されて実行された図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよい。また、この演出例では、ボタン変動アイコンから黒丸変動アイコンに態様が変化した変動アイコンが表示された図柄変動表示において最終的に大当り図柄態様が確定表示される様子を示したが、はずれ図柄態様が確定表示される場合があってもよい。この場合において、ボタン変動アイコンから白丸変動アイコンに態様が変化した変動アイコンが表示された図柄変動表示よりも、ボタン変動アイコンから黒丸変動アイコンに態様が変化した変動アイコンが表示された図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、ボタン変動アイコンの表示中に演出ボタン136が操作されたことにより黒丸変動アイコンに変化したが、他の態様の変動アイコンに変化する場合があってもよく、例えば、タイマ変動アイコン、三角変動アイコン、顔変動アイコン、埴輪変動アイコンに変化する場合があってもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第69の演出例について図52(3−a)〜同図(3−j)を用いて説明する。図52(3−a)〜同図(3−j)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図52(3−a)〜同図(3−j)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図52(3−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(3−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb3、b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。一方、保留アイコンb2は、演出ボタン136の押下で態様が変化するボタンアイコンであり、ボタンアイコンの表示により先読み予告が行われている。また、装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図52(3−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図52(3−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図52(3−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図52(3−b)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図52(3−c)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図52(3−d)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。
図52(3−e)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、ボタンアイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
その後、或る契機が到来(例えば、図柄変動表示が開始してから遊技者による演出ボタン136の操作がなく或る時間が経過)すると、図52(3−f)に示すように、ボタンアイコンの態様で表示されていた変動アイコンa2が黒丸アイコンの態様に変化する。すなわち、この演出例では、ボタンアイコンの態様で変動アイコンが表示されてから演出ボタン136の操作がなく一定の条件が成立すると、演出ボタン136の操作がなくても変動アイコンの態様が、ボタンアイコンから他のアイコンに変化する様子が示されている。
図52(3−g)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図52(3−h)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図52(3−i)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14、c1は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。
図52(3−j)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
この演出例では、黒丸変動アイコンに変化することとなるボタン保留アイコン対応する保留が消化されて実行された図柄変動表示において最終的にはずれ図柄態様が確定表示される様子を示したが、大当り図柄態様が確定表示される場合があってもよい。この場合において、白丸保留アイコンに対応する保留が消化されて実行された図柄変動表示よりも、ボタン保留アイコンに対応する保留が消化されて実行された図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよい。また、この演出例では、ボタン変動アイコンから黒丸変動アイコンに態様が変化した変動アイコンが表示された図柄変動表示において最終的にはずれ図柄態様が確定表示される様子を示したが、大当り図柄態様が確定表示される場合があってもよい。この場合において、ボタン変動アイコンから白丸変動アイコンに態様が変化した変動アイコンが表示された図柄変動表示よりも、ボタン変動アイコンから黒丸変動アイコンに態様が変化した変動アイコンが表示された図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、ボタン変動アイコンが表示されて演出ボタン136が操作されることなく或る条件(図柄変動表示の開始から所定時間の経過)が成立したことにより演出ボタン136が操作されなくても黒丸変動アイコンに変化したが、ボタン変動アイコンのまま変化しないようにしてもよい。また、黒丸変動アイコン以外の他の態様の変動アイコンに変化する場合があってもよく、例えば、タイマ変動アイコン、三角変動アイコン、顔変動アイコン、埴輪変動アイコンに変化する場合があってもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第70の演出例について図52(4−a)〜同図(4−j)を用いて説明する。図52(4−a)〜同図(4−j)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図52(4−a)〜同図(4−j)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図52(4−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(4−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は3であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留3表示領域には保留アイコンb4が表示されている。保留アイコンb3、b4は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb3、b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。一方、保留アイコンb2は、演出ボタン136の押下で態様が変化するボタンアイコンであり、ボタンアイコンの表示により先読み予告が行われている。また、装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図52(4−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図52(4−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図52(4−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図52(4−b)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図52(4−c)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図52(4−d)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。
図52(4−e)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、ボタンアイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示され、保留アイコンb4が保留2表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。
図52(4−f)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図52(4−g)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図52(4−h)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていたボタンアイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズのボタンアイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動を開始すると、移動中の旧保留アイコンc2にオーバーラップしてエフェクト画像e10が表示され、ボタン旧保留アイコンの変化アニメが開始される。すなわち、或る契機(例えば、ボタン変動アイコンが表示された図柄変動表示において遊技者による演出ボタン136の操作がなかった場合に、当該図柄変動表示が終了したこと)が到来することにより、ボタン変動アイコンが変動アイコン表示領域から退場した後、旧保留アイコンがボタンアイコンの態様で旧保留アイコン表示領域に表示されると、ボタン旧保留アイコンの変化アニメが開始される。これにより、ボタンアイコンの態様の旧保留アイコンc2が他の態様のアイコンに変化することが示唆される。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14、c1は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。
その後、図52(4−i)に示すように、ボタンアイコンの態様で表示されていた旧保留アイコンc2が黒丸アイコンの態様に変化した後、旧保留4表示領域に到達する。すなわち、この演出例では、ボタンアイコンの態様で変動アイコンが変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域に旧保留アイコンとして登場すると、演出ボタン136の操作がなくても旧保留アイコンの態様が、ボタンアイコンから他の態様のアイコン(黒丸旧保留アイコン)に変化する様子が示されている。この演出例では、旧保留アイコンがボタンアイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化することで、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告あるいは先読み予告が行われる。
図52(4−j)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb4が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
この演出例では、変動アイコンがボタンアイコンの態様のまま図柄変動表示が終了してはずれ図柄態様が確定表示され、その後、当該ボタン変動アイコンが変動アイコン表示領域から退場し、ボタンアイコンの態様で旧保留アイコンが旧保留アイコン表示領域に登場した後で、当該旧保留アイコンがボタンアイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化する様子を示したが、ボタン変動アイコンが表示された図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示される場合があってもよい。この場合において、白丸変動アイコンが表示された図柄変動表示よりも、ボタン変動アイコンが表示された図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、ボタンアイコンの態様で旧保留アイコンが表示された後に、当該旧保留アイコンがボタンアイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化したが、ボタンアイコンの態様のまま変化しないようにしてもよい。また、黒丸旧保留アイコン以外の他の態様の旧保留アイコンに変化する場合があってもよく、例えば、タイマ旧保留アイコン、三角旧保留アイコン、顔旧保留アイコン、埴輪旧保留アイコンに変化する場合があってもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第71の演出例について図52(5−a)〜同図(5−n)を用いて説明する。図52(5−a)〜同図(5−n)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図52(5−a)〜同図(5−n)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図52(5−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208aには「装飾2」が仮停止表示され、右図柄表示領域208cには「装飾2」が仮停止表示され、リーチ演出が開始される様子を示している。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が行われている。同図(5−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は2であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示されている。保留アイコンb2、b3は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb3、b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。また、装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図52(5−a)に示すように、変動アイコン表示領域にはボタンアイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、ボタンアイコンの表示態様の変動アイコン(「ボタン変動アイコン」という場合がある。)は、演出ボタン136の押下操作で態様が変化する変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図52(5−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図52(5−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図52(5−b)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図52(5−c)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていたボタンアイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズのボタンアイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。
その後、図52(5−d)に示すように、旧保留アイコンc2がボタンアイコンの態様のまま変化せずに旧保留4表示領域に到達する。すなわち、この演出例では、ボタンアイコンの態様で変動アイコンが変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域に旧保留アイコンとして登場すると、他の態様のアイコンに変化することなく表示を継続する場合がある様子が示されている。
図52(5−e)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、ボタンアイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
その後、図52(5−f)に示すタイミングで遊技者により演出ボタン136が1回押下操作されると、図52(5−g)に示すように、ボタンアイコンの態様で表示されていた旧保留アイコンc1が黒丸アイコンの態様に変化する。すなわち、この演出例では、遊技者による演出ボタン136の操作により或る大当り予告(ボタン旧保留アイコンによる大当り予告)又は先読み予告が別の大当り予告(黒丸旧保留アイコン)又は先読み予告に変化している様子が示されている。
図52(5−h)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c1を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留4表示領域における黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に向かっている様子が示されている。
図52(5−i)は、アタック演出が継続している様子が示されており、変動アイコンa2の一部が黒丸旧保留アイコンc1の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。
図52(5−j)は、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc1が変動アイコンa2に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa2の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、黒丸旧保留アイコンc1がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留4表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc1´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図52(5−k)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコンa2は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc1が表示されていた旧保留4表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が移動し、当該旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図52(5−l)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図52(5−m)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図52(5−m)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図52(5−n)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図52(5−n)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
この演出例では、変動アイコンがボタンアイコンの態様のまま図柄変動表示が終了してはずれ図柄態様が確定表示され、その後、当該ボタン変動アイコンが変動アイコン表示領域から退場し、ボタンアイコンの態様で旧保留アイコンが旧保留アイコン表示領域に登場する。そして、旧保留アイコンがボタンアイコンの態様で表示された状態で演出ボタン136が押下操作されると、当該旧保留アイコンがボタンアイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化する。その後、黒丸アイコンの態様に変化した旧保留アイコンによるアタック演出が行われ、変動アイコンが白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化する。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、ボタンアイコンの態様で旧保留アイコンが表示された後に、演出ボタン136の押下操作により当該旧保留アイコンがボタンアイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化したが、ボタンアイコンの態様のまま変化しないようにしてもよい。また、黒丸旧保留アイコン以外の他の態様の旧保留アイコンに変化する場合があってもよく、例えば、タイマ旧保留アイコン、三角旧保留アイコン、顔旧保留アイコン、埴輪旧保留アイコンに変化する場合があってもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第72の演出例について図53(1−a)〜同図(1−j)を用いて説明する。図53(1−a)〜同図(1−j)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図53(1−a)〜同図(1−j)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図53(1−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(1−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は2であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示されている。保留アイコンb2、b3は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2、b3は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。また、装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図53(1−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図53(1−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。また、図52(1−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に表示されている旧保留アイコンc11〜c13は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、デフォルトの旧保留アイコン(「白丸旧保留アイコン」という場合がある。)ということができる。また、旧保留4表示領域に表示されている旧保留アイコンc14は、黒丸アイコンの態様で表示されており、高変化率の旧保留アイコン(「黒丸旧保留アイコン」という場合がある。)ということができる。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図53(1−b)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c14を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留4表示領域における黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa1に向かっている様子が示されている。
図53(1−c)は、アタック演出が継続している様子が示されており、変動アイコンa1の一部が黒丸旧保留アイコンc14の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。
図53(1−d)は、変動アイコンa1にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa1に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa1に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa1の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、黒丸旧保留アイコンc14がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留4表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc14´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図53(1−e)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa1が再度視認可能に表示される。変動アイコンa1は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様からボタンアイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告あるいは先読み予告が行われている。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc14´が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc14が表示されていた旧保留4表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14´が移動し、当該旧保留アイコンc14´が旧保留4表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
その後、図53(1−f)に示すタイミングで遊技者により演出ボタン136が1回押下操作されると、図53(1−g)に示すように、変動アイコンa1にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示され、変動アイコン変更アニメが開始される。変動アイコンa1の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3、b4の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。
その後、変動アイコン変更アニメが終了すると、図53(1−h)に示すように、ボタンアイコンの態様で表示されていた変動アイコンa1が黒丸アイコンの態様に変化する。すなわち、この演出例では、遊技者による演出ボタン136の操作により或る大当り予告(ボタン変動アイコンによる大当り予告)が別の大当り予告(黒丸変動アイコン)に変化している様子が示されている。
図53(1−i)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図53(1−j)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図53(1−j)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
この演出例では、黒丸旧保留アイコンを用いたアタック演出が行われ、変動アイコンが白丸アイコンの態様からボタンアイコンの態様に変化する。その後、変動アイコンがボタンアイコンの態様で表示された状態で演出ボタン136が押下操作されると、当該変動アイコンがボタンアイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化する。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、ボタンアイコンの態様で変動アイコンが表示された後に、演出ボタン136の押下操作により当該変動アイコンがボタンアイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化したが、ボタンアイコンの態様のまま変化しないようにしてもよい。また、黒丸変動アイコン以外の他の態様の変動アイコンに変化する場合があってもよく、例えば、白丸変動アイコン、タイマ変動アイコン、三角変動アイコン、顔変動アイコン、埴輪変動アイコンに変化する場合があってもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第73の演出例について図53(2−a)〜同図(2−h)を用いて説明する。図53(2−a)〜同図(2−h)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図53(2−a)〜同図(2−h)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図53(2−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(2−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は2であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示されている。保留アイコンb2、b3は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2、b3は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。また、装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図53(2−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図53(2−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。また、図53(2−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に表示されている旧保留アイコンc11〜c13は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、デフォルトの旧保留アイコン(「白丸旧保留アイコン」という場合がある。)ということができる。また、旧保留4表示領域に表示されている旧保留アイコンc14は、ボタンアイコンの態様で表示されており、演出ボタン136の押下操作で態様が変化する旧保留アイコン(「ボタン旧保留アイコン」という場合がある。)ということができる。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図53(2−b)は、ボタンアイコンの態様の旧保留アイコン(ボタン旧保留アイコン)c14を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留4表示領域におけるボタン旧保留アイコンc14が変動アイコンa1に向かっている様子が示されている。
図53(2−c)は、アタック演出が継続している様子が示されており、変動アイコンa1の一部がボタン旧保留アイコンc14の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部がボタン旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部がボタン旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部がボタン旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、ボタン旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。
図53(2−d)は、変動アイコンa1にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。ボタン旧保留アイコンc14が変動アイコンa1に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、ボタン旧保留アイコンc14が変動アイコンa1に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、ボタン旧保留アイコンc14が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。ボタンアイコンa1の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb2、b3の一部にオーバーラップして表示されている。なお、エフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンの一部にオーバーラップせずに表示されてもよい。また、ボタン旧保留アイコンc14がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc14´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留4表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc14´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図53(2−e)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa1が再度視認可能に表示される。変動アイコンa1は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、ボタン旧保留アイコンc1が表示されていた旧保留4表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1´が移動し、当該旧保留アイコンc1´が旧保留4表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図53(2−f)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図53(2−g)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図53(2−g)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図53(2−h)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図53(2−h)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
この演出例では、ボタン旧保留アイコンを用いたアタック演出が行われ、変動アイコンが白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化する。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第74の演出例について図53(3−a)〜同図(3−u)を用いて説明する。図53(3−a)〜同図(3−u)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図53(3−a)〜同図(3−u)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図53(3−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(3−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は2であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示されている。保留アイコンb2、b3は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb3、b4は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。また、装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図53(3−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図53(3−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図53(2−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されており、いずれも白丸アイコンの態様となっている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図53(3−b)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図53(3−c)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図53(3−d)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動を開始すると、移動中の旧保留アイコンc1にオーバーラップしてエフェクト画像e10が表示され、白丸旧保留アイコンの変化アニメが開始される。これにより、白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1が他の態様のアイコンに変化することが示唆される。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。
その後、図53(3−e)に示すように、エフェクト画像e10が消去されて白丸アイコンの態様で表示されていた旧保留アイコンc1がボタンアイコンの態様に変化した後、旧保留4表示領域に到達する。すなわち、この演出例では、白丸アイコンの態様で変動アイコンが変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域に旧保留アイコンとして登場すると、旧保留アイコンの態様が、白丸アイコンの態様からボタンアイコンの態様に変化する様子が示されている。この演出例では、変動アイコン表示領域から変動アイコンから退場し、旧保留アイコン表示領域に旧保留アイコンが登場する毎に、旧保留アイコンがボタンアイコンの態様に変化する様子が示されている。すなわち、図柄変動表示が終了する度にボタン旧保留アイコンが旧保留アイコン表示領域に貯まっていく様子が示されている。
図53(3−f)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
図53(3−g)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図53(3−h)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図53(3−i)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動を開始すると、移動中の旧保留アイコンc2にオーバーラップしてエフェクト画像e10が表示され、白丸旧保留アイコンの変化アニメが開始される。これにより、白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2が他の態様のアイコンに変化することが示唆される。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12、c14、c1は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。
その後、図53(3−j)に示すように、エフェクト画像e10が消去されて白丸アイコンの態様で表示されていた旧保留アイコンc2がボタンアイコンの態様に変化した後、旧保留4表示領域に到達する。すなわち、この演出例では、白丸アイコンの態様で変動アイコンが変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域に旧保留アイコンとして登場すると、旧保留アイコンの態様が、白丸アイコンの態様からボタンアイコンの態様に変化する様子が示されている。この演出例では、変動アイコン表示領域から変動アイコンから退場し、旧保留アイコン表示領域に旧保留アイコンが登場する毎に、旧保留アイコンがボタンアイコンの態様に変化する様子が示されている。すなわち、図柄変動表示が終了する度にボタン旧保留アイコンが旧保留アイコン表示領域に貯まっていく様子が示されている。
図53(3−k)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
その後、図53(3−l)に示すタイミングで遊技者により演出ボタン136が1回押下操作されると、図53(3−m)に示すように、ボタンアイコンの態様で表示されていた旧保留アイコンc1、c2がそれぞれエフェクト画像e10にオーバーラップされ、旧保留アイコン変化アニメが開始する。
その後、図53(3−n)に示すように、エフェクト画像e10が消去されると、旧保留3表示領域に表示された旧保留アイコンc1は、ボタンアイコンの態様から高変化率のアイコンである黒丸アイコンの態様に変化し、旧保留4表示領域に表示された旧保留アイコンc2は、ボタンアイコンの態様から高信頼度のアイコンである顔アイコンの態様に変化している様子が示されている。この演出例では、旧保留アイコンがボタンアイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化することで、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告あるいは先読み予告が行われる。また、この演出例では、旧保留アイコンがボタンアイコンの態様から顔アイコンの態様に変化することで、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告あるいは先読み予告が行われる。
図53(3−o)は、顔アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c2を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留4表示領域における顔旧保留アイコンc2が変動アイコンa3に向かっている様子が示されている。
図53(3−p)は、アタック演出が継続している様子が示されており、変動アイコンa3の一部が顔旧保留アイコンc2の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が顔旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が顔旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が顔旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、顔旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。
図53(3−q)は、変動アイコンa3にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。顔旧保留アイコンc2が変動アイコンa3に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、顔旧保留アイコンc2が変動アイコンa3に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、顔旧保留アイコンc2が変動アイコンa3に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa3の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa3の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない他のアイコンにはオーバーラップしていないが他のアイコンにオーバーラップして表示されてもよい。また、顔旧保留アイコンc2がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留4表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc2´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図53(3−s)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa3が再度視認可能に表示される。変動アイコンa3は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から顔アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2´が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、顔旧保留アイコンc2が表示されていた旧保留4表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2´が移動し、当該旧保留アイコンc2´が旧保留4表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図53(3−t)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図53(3−u)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図53(3−u)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
この演出例では、図柄変動表示が終了してはずれ図柄態様が確定表示され、当該変動アイコンが変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコンが旧保留アイコン表示領域に表示される毎に、旧保留アイコン変化アニメにより当該旧保留アイコンがボタンアイコンの態様に変化する。その後、遊技者により演出ボタン136が押下操作されると、ボタンアイコンの態様で表示されていた旧保留アイコンが他の態様のアイコン(例えば、黒丸アイコン、顔アイコン等)に変化する。換言すれば、旧保留アイコンの増加条件の成立(例えば、変動アイコンの退場)の際にボタン旧保留アイコンが増加し、遊技者による演出ボタン136の操作によりたまっていたボタン旧保留アイコンがデフォルトの態様又は予告態様(例えば、黒丸旧保留アイコンや顔旧保留アイコン等)に変化する。そして、変化後の態様のアイコン(殿アイコン)を使用したアタック演出が行われ、変動アイコンが白丸アイコンの態様から他の態様(例えば、殿アイコンの態様)に変化する。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、顔旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた例が示されているが、顔旧保留アイコンと黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われてもよく、この場合、顔旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、顔旧保留アイコンと黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、顔旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、顔旧保留アイコンと黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、ボタンアイコンの態様で旧保留アイコンが表示された後に、演出ボタン136の押下操作により当該旧保留アイコンがボタンアイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化したが、ボタンアイコンの態様のまま変化しないようにしてもよい。また、黒丸旧保留アイコン以外の他の態様の旧保留アイコンに変化する場合があってもよく、例えば、タイマ旧保留アイコン、三角旧保留アイコン、顔旧保留アイコン、埴輪旧保留アイコンに変化する場合があってもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第74の別の演出例について図53(3−m´)〜同図(3−y´)を用いて説明する。図53(3−m´)〜同図(3−y´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図53(3−m´)〜同図(3−y´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図53(3−m´)は、図53(3−l)から引き続く別の状態を示している。図53(3−l)に示すタイミングで遊技者により演出ボタン136が1回押下操作されると、図53(3−m´)に示す演出例では、ボタンアイコンの態様で表示されていた2つの旧保留アイコンc1、c2のうちの旧保留3表示領域に表示されていた旧保留アイコンc1がエフェクト画像e10にオーバーラップされ、旧保留アイコン変化アニメが開始する。一方、旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc1は態様の変化が行われず、ボタンアイコンの態様のままである。なお、この演出例では、複数のボタン旧保留アイコンのうちの或る数のボタン旧保留アイコンの態様が変化する例を示しており、ここでは、或る数として1つのボタン旧保留アイコンの態様が変化する様子が示されているが、或る数として複数(例えば、2つ)のボタン旧保留アイコンの態様が変化する構成としてもよい。
その後、図53(3−n´)に示すように、エフェクト画像e10が消去されると、旧保留3表示領域に表示された旧保留アイコンc1は、ボタンアイコンの態様から高変化率のアイコンである黒丸アイコンの態様に変化している様子が示されている。この演出例では、旧保留アイコンがボタンアイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化することで、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告あるいは先読み予告が行われる。
その後、図53(3−o´)に示すタイミングで遊技者により演出ボタン136がさらにもう1回押下操作されると、図53(3−p´)に示す演出例では、ボタンアイコンの態様で表示されていた旧保留アイコンc2がエフェクト画像e10にオーバーラップされ、旧保留アイコン変化アニメが開始する。
その後、図53(3−q´)に示すように、エフェクト画像e10が消去されると、旧保留4表示領域に表示された旧保留アイコンc2は、ボタンアイコンの態様から高変化率のアイコンである黒丸アイコンの態様に変化している様子が示されている。この演出例では、旧保留アイコンがボタンアイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化することで、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告あるいは先読み予告が行われる。
図53(3−r´)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c2を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留4表示領域における黒丸旧保留アイコンc2が変動アイコンa3に向かっている様子が示されている。
図53(3−s´)は、アタック演出が継続している様子が示されており、変動アイコンa3の一部が黒丸旧保留アイコンc2の一部にオーバーラップされている様子が示されている。なお、変動アイコンの一部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、変動アイコンの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップされてもよい。
図53(3−t´)は、変動アイコンa3にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc2が変動アイコンa3に命中して爆発するとエフェクト画像e2が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc2が変動アイコンa3に命中した後にエフェクト画像e2が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc2が変動アイコンa3に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示開始されてもよい。変動アイコンa3の全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa3の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない他のアイコンにはオーバーラップしていないが他のアイコンにオーバーラップして表示されてもよい。また、黒丸旧保留アイコンc2がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留4表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc2´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図53(3−u´)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa3が再度視認可能に表示される。変動アイコンa3は再表示された際に図14(a)に示す白丸アイコンの態様から顔アイコンの態様に変化している。これにより、大当り予告が行われている。また、旧保留4表示領域へ移動していた旧保留アイコンc2´が旧保留4表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、顔旧保留アイコンc2が表示されていた旧保留4表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2´が移動し、当該旧保留アイコンc2´が旧保留4表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図53(3−w´)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図53(3−x´)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図53(3−x´)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図53(3−y´)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図53(3−y´)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
この演出例では、図柄変動表示が終了してはずれ図柄態様が確定表示され、当該変動アイコンが変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコンが旧保留アイコン表示領域に表示される毎に、旧保留アイコン変化アニメにより当該旧保留アイコンがボタンアイコンの態様に変化する。その後、遊技者により演出ボタン136が押下操作される毎に、ボタンアイコンの態様で表示されていた複数の旧保留アイコンのうちの1つが他の態様のアイコン(例えば、黒丸アイコン等)に変化する。換言すれば、旧保留アイコンの増加条件の成立(例えば、変動アイコンの退場)の際にボタン旧保留アイコンが増加し、遊技者による演出ボタン136の操作が行われる度に貯まっているボタン旧保留アイコンのうちの或る数(例えば、1つ)のボタン旧保留アイコンがデフォルトの態様又は予告態様(例えば、黒丸旧保留アイコン等)に変化する。そして、変化後の態様のアイコン(黒丸アイコン)を使用したアタック演出が行われ、変動アイコンが白丸アイコンの態様から他の態様(例えば、黒丸アイコンの態様)に変化する。このように、アタック演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われてもよく、この場合、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、1つの黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、ボタンアイコンの態様で旧保留アイコンが表示された後に、演出ボタン136の押下操作により当該旧保留アイコンがボタンアイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化したが、ボタンアイコンの態様のまま変化しないようにしてもよい。また、黒丸旧保留アイコン以外の他の態様の旧保留アイコンに変化する場合があってもよく、例えば、タイマ旧保留アイコン、三角旧保留アイコン、顔旧保留アイコン、埴輪旧保留アイコンに変化する場合があってもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第75の演出例について図54(1−a)〜同図(1−r)を用いて説明する。図54(1−a)〜同図(1−r)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図54(1−a)〜同図(1−r)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図54(1−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(1−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は2であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示されている。保留アイコンb2、b3は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b3は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図54(1−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図54(1−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図54(1−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されており、いずれも白丸アイコンの態様とされている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図54(1−b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端中央からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、保留1表示領域における保留アイコンb2を対象とする演出である。また、図54(1−b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされている。
図54(1−c)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。また、WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(1−c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図54(1−d)は、WUFOK6が表示画面の左上部に移動した後に、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は保留アイコンb2を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である保留アイコンb2に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の保留アイコンのうちの或る保留アイコン(例えば、保留アイコンb2)を対象とする演出であることが示されている。
図54(1−e)は、保留アイコンb2にオーバーラップしてエフェクト画像e1が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が保留アイコンb2に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e1が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が保留アイコンb2に命中するのと同時にエフェクト画像e1が表示されてもよい。保留アイコンb2全体にエフェクト画像e1がオーバーラップされたことで、保留アイコンb2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンa1及び保留アイコンb3の一部にもオーバーラップして表示されているが、オーバーラップしないで表示されるようにしてもよい。
図54(1−f)は、エフェクト画像e1が消去されており、保留アイコンb2が再度視認可能に表示される。保留1表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の保留アイコンb2がタイマ切れで変化するアイコンとしてのタイマアイコンの態様に変化しており、保留演出の対象である図柄変動表示に係る先読み予告が行われている様子が示されている。図54(1−f)に示す演出例では、タイマアイコンの枠内には「3」の数字が表示されており、カウントが3>0となると保留アイコンの態様がタイマアイコンから他の態様のアイコンに変化することが示唆されている。なお、このアイコンの態様が変化する様子は、エフェクト画像e1が表示されることにより視認できないようになっている。タイマアイコンの態様で保留アイコンb2が表示されると、その後、タイマアイコンの枠内に表示された数字のカウントダウンが開始される。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。
図54(1−g)は、保留2表示領域におけるタイマアイコンの態様の保留アイコンb2のカウントダウンが進行しており、図54(1−g)に示すタイミングでは、タイマアイコン内の数字が「2」を示している。また、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了されており、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去され、WUFO演出が終了する直前の状態である様子が示されている。
図54(1−h)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した様子を示している。また、保留2表示領域におけるタイマアイコンの態様の保留アイコンb2のカウントダウンが進行しており、図54(1−h)に示すタイミングでは、タイマアイコン内の数字が「1」を示している。
その後、保留アイコンb2のカウントダウンが「0」になってカウントダウンが完了すると、図54(1−i)に示すように、保留変化アニメーションが開始し、保留アイコンb2にオーバーラップしてエフェクト画像e1が表示される。なお、本例のエフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンa1及び保留アイコンb3の一部にオーバーラップして表示されているが、オーバーラップしないで表示されるようにしてもよい。
図54(1−j)では、エフェクト画像e1が消去されており、保留アイコンb2が再度視認可能に表示される。保留2表示領域における保留アイコンb2がタイマアイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化しており、タイマアイコンの表示による先読み予告とは別の先読み予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様が変化する様子は、エフェクト画像e1が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるタイマ演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。
図54(1−k)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図54(1−l)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図54(1−m)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。
図54(1−n)は、旧保留4表示領域に向かって移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子を示している。
図54(1−o)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
図54(1−p)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図54(1−q)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図54(1−q)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾2−装飾2−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図54(1−r)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図54(1−r)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
この演出例では、WUFO演出により、デフォルトアイコンとしての或る白丸保留アイコンが、タイマ切れで態様が変化するタイマアイコン(タイマ保留アイコン)に変化する。タイマ保留アイコンは、タイマのカウントダウンが完了すると、当該保留アイコンの態様がタイマアイコンから高変化率のアイコンである黒丸アイコンに変化する。このように、保留演出の一例としてのタイマ演出には、対象とする保留アイコンが変化する成功演出が設けられている。
また、この演出例では、タイマアイコンによるタイマ演出においてカウントダウンが行われた結果、保留アイコンの態様がタイマアイコンから黒丸アイコンに変化する例を示したが、タイマアイコンの態様のまま変化しないようにしてもよい。また、黒丸保留アイコン以外の他の態様の保留アイコンに変化する場合があってもよく、例えば、白丸保留アイコン、ボタン保留アイコン、三角保留アイコン、顔保留アイコン、埴輪保留アイコンに変化する場合があってもよい。
また、この演出例では、タイマアイコンによるタイマ演出においてカウントダウンが行われた結果、保留アイコンの態様が変化する例を示したが、変動アイコンの態様が変化する場合があってもよいし、旧保留アイコンの態様が変化する場合があってもよいし、アイコンの態様が変化する演出以外の演出が行われる場合があってもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第76の演出例について図54(2−a)〜同図(2−r)を用いて説明する。図54(2−a)〜同図(2−r)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図54(2−a)〜同図(2−r)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図54(2−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(2−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は2であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示されている。保留アイコンb2、b3は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b3は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図54(2−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図54(2−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図54(2−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されており、いずれも白丸アイコンの態様とされている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図54(2−b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端中央からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、保留1表示領域における保留アイコンb2を対象とする演出である。また、図54(2−b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされている。
図54(2−c)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。また、WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(2−c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図54(2−d)は、WUFOK6が表示画面の左上部に移動した後に、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は保留アイコンb2を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である保留アイコンb2に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の保留アイコンのうちの或る保留アイコン(例えば、保留アイコンb2)を対象とする演出であることが示されている。
図54(2−e)は、保留アイコンb2にオーバーラップしてエフェクト画像e1が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が保留アイコンb2に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e1が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が保留アイコンb2に命中するのと同時にエフェクト画像e1が表示されてもよい。保留アイコンb2全体にエフェクト画像e1がオーバーラップされたことで、保留アイコンb2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンa1及び保留アイコンb3の一部にもオーバーラップして表示されているが、オーバーラップしないで表示されるようにしてもよい。
図54(2−f)は、エフェクト画像e1が消去されており、保留アイコンb2が再度視認可能に表示される。保留1表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の保留アイコンb2がタイマ切れで変化するアイコンとしてのタイマアイコンの態様に変化しており、保留演出の対象である図柄変動表示に係る先読み予告が行われている様子が示されている。図54(2−f)に示す演出例では、タイマアイコンの枠内には「6」の数字が表示されており、カウントが6>0となるとアイコンの態様がタイマアイコンから他の態様に変化することが示唆されている。なお、このアイコンの態様が変化する様子は、エフェクト画像e1が表示されることにより視認できないようになっている。タイマアイコンの態様で保留アイコンb2が表示されると、その後、タイマアイコンの枠内に表示された数字のカウントダウンが開始される。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。
図54(2−g)は、保留2表示領域におけるタイマアイコンの態様の保留アイコンb2のカウントダウンが進行しており、図54(2−g)に示すタイミングでは、タイマアイコン内の数字が「5」を示している。また、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了されており、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。一方、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去され、WUFO演出が終了する直前の状態である様子が示されている。
図54(2−h)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した様子を示している。また、保留2表示領域におけるタイマアイコンの態様の保留アイコンb2のカウントダウンが進行しており、図54(2−h)に示すタイミングでは、タイマアイコン内の数字が「4」を示している。また、図54(2−h)では、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図54(2−i)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。また、保留1表示領域におけるタイマアイコンの態様の保留アイコンb2のカウントダウンが進行しており、図54(2−i)に示すタイミングでは、タイマアイコン内の数字が「3」を示している。
図54(2−j)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、カウントダウンが継続中のタイマアイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。なお、図54(2−j)に示すタイミングでは、タイマアイコンの態様の変動アイコンa2の枠内の数字が「2」を示している。また、保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
図54(2−k)は、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)におけるタイマアイコンの態様の変動アイコンa2のカウントダウンが進行しており、図54(2−k)に示すタイミングでは、タイマアイコン内の数字が「1」を示している。
その後、変動アイコンa2のカウントダウンが「0」になってカウントダウンが完了すると、図54(2−l)に示すように、変動アイコン変化アニメーションが開始し、変動アイコンa2にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示される。なお、本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb3の一部にもオーバーラップして表示されているが、オーバーラップしないで表示されるようにしてもよい。
図54(2−m)では、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa2が再度視認可能に表示される。変動アイコン表示領域における変動アイコンa2がタイマアイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化しており、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告が行われている様子が示されている。しかしながら、このアイコンの態様が変化する様子は、エフェクト画像e2が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出がタイマアイコンによるカウントダウンによる先読み予告とは別の先読み予告が行われる場合があってもよい。この演出例におけるタイマ演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。
図54(2−n)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図54(2−o)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図54(2−p)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた黒丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14、c1は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。
図54(2−q)は、旧保留4表示領域に向かって移動していた旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達した様子を示している。
図54(2−r)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
この演出例では、WUFO演出により、デフォルトアイコンとしての或る白丸保留アイコンが、タイマ切れで態様が変化するタイマアイコン(タイマ保留アイコン)に変化する。タイマ保留アイコンは、タイマのカウントダウンの実行中に保留が消化され、タイマ変動アイコンとして登場し、カウントダウンを継続する。タイマ変動アイコンにおけるタイマのカウントダウンが完了すると、当該変動アイコンの態様がタイマアイコンから高変化率のアイコンである黒丸アイコン(黒丸変動アイコン)に変化する。このように、保留演出の一例としてのタイマ演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。
また、この演出例では、タイマアイコンによるタイマ演出においてカウントダウンが行われた結果、変動アイコンの態様がタイマアイコンから黒丸アイコンに変化する例を示したが、タイマアイコンの態様のまま変化しないようにしてもよい。また、黒丸変動アイコン以外の他の態様の変動アイコンに変化する場合があってもよく、例えば、白丸変動アイコン、ボタン変動アイコン、三角変動アイコン、顔変動アイコン、埴輪変動アイコンに変化する場合があってもよい。
また、この演出例では、タイマアイコンによるタイマ演出においてカウントダウンが行われた結果、変動アイコンの態様が変化する例を示したが、保留アイコンの態様が変化する場合があってもよいし、旧保留アイコンの態様が変化する場合があってもよいし、アイコンの態様が変化する演出以外の演出が行われる場合があってもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第77の演出例について図54(3−a)〜同図(3−t)を用いて説明する。図54(3−a)〜同図(3−t)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図54(3−a)〜同図(3−t)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図54(3−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(3−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は2であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示されている。保留アイコンb2、b3は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b3は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図54(3−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図54(3−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図54(3−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されており、いずれも白丸アイコンの態様とされている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図54(3−b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端中央からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、保留1表示領域における保留アイコンb2を対象とする演出である。また、図54(3−b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされている。
図54(3−c)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。また、WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(3−c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図54(3−d)は、WUFOK6が表示画面の左上部に移動した後に、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は保留アイコンb2を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である保留アイコンb2に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、複数の保留アイコンのうちの或る保留アイコン(例えば、保留アイコンb2)を対象とする演出であることが示されている。
図54(3−e)は、保留アイコンb2にオーバーラップしてエフェクト画像e1が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が保留アイコンb2に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e1が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が保留アイコンb2に命中するのと同時にエフェクト画像e1が表示されてもよい。保留アイコンb2全体にエフェクト画像e1がオーバーラップされたことで、保留アイコンb2の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e1は、保留演出の対象ではない変動アイコンa1及び保留アイコンb3の一部にもオーバーラップして表示されているが、オーバーラップしないで表示されるようにしてもよい。
図54(3−f)は、エフェクト画像e1が消去されており、保留アイコンb2が再度視認可能に表示される。保留1表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の保留アイコンb2がタイマ切れで変化するアイコンとしてのタイマアイコンの態様に変化しており、保留演出の対象である図柄変動表示に係る先読み予告が行われている様子が示されている。図54(3−f)に示す演出例では、タイマアイコンの枠内には「10」の数字が表示されており、カウントが10>0となるとアイコンの態様がタイマアイコンから他の態様に変化することが示唆されている。なお、このアイコンの態様が変化する様子は、エフェクト画像e1が表示されることにより視認できないようになっている。タイマアイコンの態様で保留アイコンb2が表示されると、その後、タイマアイコンの枠内に表示された数字のカウントダウンが開始される。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。
図54(3−g)は、保留2表示領域におけるタイマアイコンの態様の保留アイコンb2のカウントダウンが進行しており、図54(3−g)に示すタイミングでは、タイマアイコン内の数字が「9」を示している。また、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了されており、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。一方、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去され、WUFO演出が終了する直前の状態である様子が示されている。
図54(3−h)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した様子を示している。また、保留2表示領域におけるタイマアイコンの態様の保留アイコンb2のカウントダウンが進行しており、図54(3−h)に示すタイミングでは、タイマアイコン内の数字が「8」を示している。また、図54(3−h)では、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図54(3−i)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。また、保留1表示領域におけるタイマアイコンの態様の保留アイコンb2のカウントダウンが進行しており、図54(3−i)に示すタイミングでは、タイマアイコン内の数字が「7」を示している。
図54(3−j)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、カウントダウンが継続中のタイマアイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。なお、図54(3−j)に示すタイミングでは、タイマアイコンの態様の変動アイコンa2の枠内の数字が「6」を示している。また、保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
図54(3−k)は、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)におけるタイマアイコンの態様の変動アイコンa2のカウントダウンが進行しており、図54(3−k)に示すタイミングでは、タイマアイコン内の数字が「5」を示している。
図54(3−l)は、保留2表示領域におけるタイマアイコンの態様の保留アイコンb2のカウントダウンが進行しており、図54(2−g)に示すタイミングでは、タイマアイコン内の数字が「4」を示している。また、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図54(3−m)は、保留2表示領域におけるタイマアイコンの態様の保留アイコンb2のカウントダウンが進行しており、図54(3−m)に示すタイミングでは、タイマアイコン内の数字が「3」を示している。また、図54(3−m)では、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図54(3−n)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていたタイマアイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、カウントダウンが継続中の小さいサイズのタイマアイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。なお、図54(3−n)に示すタイミングでは、タイマアイコン内の数字は「2」を示している。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14、c1は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。
図54(3−o)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留4表示領域に向かって移動していた旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達しており、図54(3−o)に示すタイミングでは、タイマアイコンの態様の旧保留アイコンにおけるタイマアイコン内の数字が「1」を示している。
その後、旧保留アイコンc2のカウントダウンが「0」になってカウントダウンが完了すると、図54(3−p)に示すように、旧保留変化アニメーションが開始し、旧保留アイコンc2にオーバーラップしてエフェクト画像e10が表示される。なお、本例のエフェクト画像e10は、保留演出の対象ではない旧保留アイコンc1の一部にもオーバーラップして表示されているが、オーバーラップしないで表示されるようにしてもよい。
その後、図54(3−q)に示すように、エフェクト画像e10が消去されると、旧保留4表示領域に表示された旧保留アイコンc2は、タイマアイコンの態様から高変化率のアイコンである黒丸アイコンの態様に変化している様子が示されている。この演出例では、旧保留アイコンがタイマアイコンの態様から黒丸アイコン(黒丸旧保留アイコン)の態様に変化することで、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告あるいは先読み予告に変化していることが示されている。
図54(3−r)は、黒丸旧保留アイコンc2によるアタック演出が開始されている様子を示している。具体的には、黒丸旧保留アイコンc2は、旧保留4表示領域から移動することなく、変動アイコンa3に向けてレーザー光線を発射する。なお、保留アイコンに対してレーザー光線を発射する場合があってもよい。その後、黒丸旧保留アイコンc2は、旧保留アイコン表示領域から退場はせず、旧保留4表示領域にとどまる。
すると、図54(3−s)に示すように、変動アイコンa3の態様が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化しており、これにより、大当り予告が行われている。すなわち、アタック演出に成功し、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)に表示されてた変動アイコンa3が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化した様子が示されている。また、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子も示されている。
図54(3−t)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図54(3−t)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
この演出例では、WUFO演出により、デフォルトアイコンとしての或る白丸保留アイコンが、タイマ切れで態様が変化するタイマアイコン(タイマ保留アイコン)に変化する。タイマ保留アイコンは、タイマのカウントダウンの実行中に保留が消化され、タイマ変動アイコンとして登場し、カウントダウンを継続する。タイマ変動アイコンにおけるタイマのカウントダウンの実行中に図柄変動表示が終了し、タイマ変動アイコンが変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域にタイマ旧保留アイコンとして登場し、カウントダウンを継続する。タイマ旧保留アイコンにおけるタイマのカウントダウンが完了すると、当該旧保留アイコンの態様がタイマアイコンから高変化率のアイコンである黒丸アイコン(黒丸旧保留アイコン)に変化する。態様が変化した黒丸旧保留アイコンにより、変動アイコンを対象とするアタック演出が行われ、変動アイコンが白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化する。このように、保留演出の一例としてのタイマ演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。
また、この演出例では、タイマアイコンによるタイマ演出においてカウントダウンが行われた結果、旧保留アイコンの態様がタイマアイコンから黒丸アイコンに変化する例を示したが、タイマアイコンの態様のまま変化しないようにしてもよい。また、黒丸旧保留アイコン以外の他の態様の旧保留アイコンに変化する場合があってもよく、例えば、白丸旧保留アイコン、ボタン旧保留アイコン、三角旧保留アイコン、顔旧保留アイコン、埴輪旧保留アイコンに変化する場合があってもよい。
また、この演出例では、タイマアイコンによるタイマ演出においてカウントダウンが行われた結果、旧保留アイコンの態様が変化する例を示したが、保留アイコンの態様が変化する場合があってもよいし、変動アイコンの態様が変化する場合があってもよいし、アイコンの態様が変化する演出以外の演出が行われる場合があってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第78の演出例について図55(1−a)〜同図(1−y)を用いて説明する。図55(1−a)〜同図(1−y)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図55(1−a)〜同図(1−y)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図55(1−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(1−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は2であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示されている。保留アイコンb2、b3は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b3は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図55(1−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図55(1−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図55(1−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されており、いずれも白丸アイコンの態様とされている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図55(1−b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端中央からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、変動アイコンa1を対象とする演出である。また、図55(1−b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされている。
図55(1−c)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。また、WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(1−c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図55(1−d)は、WUFOK6が表示画面の左上部に移動した後に、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は変動アイコンa1を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である変動アイコンa1に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、変動アイコンa1を対象とする演出であることが示されている。
図55(1−e)は、変動アイコンa1にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1aに命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e2が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示されてもよい。変動アイコンa1全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb2、b3の一部にもオーバーラップして表示されているが、オーバーラップしないで表示されるようにしてもよい。また、この演出例では、エフェクト画像e2がWUFOK6の一部にもオーバーラップして表示されている様子が示されている。
図55(1−f)は、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa1が再度視認可能に表示される。変動アイコン表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が、タイマアイコンの表示の準備中であることを示すタイマ準備中アイコンの態様に変化しており、先読み予告が行われている様子が示されている。ここで、タイマ準備中アイコンの態様は、図55(1−f)に示すように、「準」と表示された態様とされている。なお、このアイコンの態様が変化する様子は、エフェクト画像e2が表示されることにより視認できないようになっている。また、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。
図55(1−g)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了されており、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。一方、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去され、WUFO演出が終了する直前の状態である様子が示されている。
図55(1−h)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した様子を示している。また、図55(1−h)では、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図55(1−i)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていたタイマ準備中アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズのタイマ準備中アイコンの態様の旧保留アイコン(タイマ準備中旧保留アイコン)c1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。
図55(1−j)は、旧保留4表示領域に向かって移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子を示している。
図55(1−k)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。また、保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
図55(1−l)は、旧保留4表示領域におけるタイマ準備中旧保留アイコンc1にオーバーラップしてエフェクト画像e10が表示され、タイマ準備中アイコンの態様の旧保留アイコンc1における旧保留変化アニメーションが開始する。なお、本例のエフェクト画像e10は、保留演出の対象ではない旧保留アイコンc14の一部にもオーバーラップして表示されているが、オーバーラップしないで表示されるようにしてもよい。
図55(1−m)は、エフェクト画像e10が消去されており、旧保留アイコンc1が再度視認可能に表示される。エフェクト画像e10が消去されると、旧保留4表示領域に表示された旧保留アイコンc1は、タイマ準備中アイコンの態様からタイマアイコンの態様に変化しており、先読み予告が行われている様子が示されている。図55(1−m)に示す演出例では、タイマアイコンの枠内には「6」の数字が表示されており、カウントが6>0となると旧保留アイコンの態様がタイマアイコンから他の態様のアイコンに変化することが示唆されている。なお、このアイコンの態様が変化する様子は、エフェクト画像e10が表示されることにより視認できないようになっている。タイマアイコンの態様で旧保留アイコンc1が表示されると、その後、タイマアイコンの枠内に表示された数字のカウントダウンが開始される。なお、この演出が実行中の図柄変動表示に係る大当り予告である場合があってもよい。
図55(1−n)は、旧保留4表示領域におけるタイマアイコンの態様の旧保留アイコンc1のカウントダウンが進行しており、図55(1−n)に示すタイミングでは、タイマアイコン内の数字が「5」を示している。また、装飾図柄の変動表示では、左図柄表示領域208aに「装飾2」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾2」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図55(1−o)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。また、旧保留4表示領域におけるタイマアイコンの態様の旧保留アイコンc1のカウントダウンが進行しており、図55(1−o)に示すタイミングでは、タイマアイコン内の数字が「4」を示している。
図55(1−p)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾2−装飾3−装飾2」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc12が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc13、c14、c1は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。また、旧保留4表示領域から旧保留3表示領域に移動したタイマアイコンの態様の旧保留アイコンc1のカウントダウンが進行しており、図55(1−p)に示すタイミングでは、タイマアイコン内の数字が「3」を示している。
図55(1−q)は、旧保留4表示領域に向かって移動していた旧保留アイコンc2が旧保留4表示領域に到達した様子を示している。また、旧保留3表示領域におけるタイマアイコンの態様の旧保留アイコンc1のカウントダウンが進行しており、図55(1−q)に示すタイミングでは、タイマアイコン内の数字が「2」を示している。
図55(1−r)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb3が変動アイコンa3となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa3は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。また、旧保留3表示領域におけるタイマアイコンの態様の旧保留アイコンc1のカウントダウンが進行しており、図55(1−r)に示すタイミングでは、タイマアイコン内の数字が「1」を示している。
その後、旧保留3表示領域における旧保留アイコンc1のカウントダウンが「0」になってカウントダウンが完了すると、図55(1−s)に示すように、旧保留変化アニメーションが開始し、旧保留アイコンc1にオーバーラップしてエフェクト画像e10が表示される。なお、本例のエフェクト画像e10は、保留演出の対象ではない旧保留アイコンc14、c2の一部にもオーバーラップして表示されているが、オーバーラップしないで表示されるようにしてもよい。
その後、図55(1−t)に示すように、エフェクト画像e10が消去されると、旧保留3表示領域に表示された旧保留アイコンc1は、タイマアイコンの態様から高変化率のアイコンである黒丸アイコンの態様に変化している様子が示されている。この演出例では、旧保留アイコンがタイマアイコンの態様から黒丸アイコン(黒丸旧保留アイコン)の態様に変化することで、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告あるいは先読み予告に変化していることが示されている。
図55(1−u)は、黒丸旧保留アイコンc1によるアタック演出が開始されている様子を示している。具体的には、黒丸旧保留アイコンc1は、旧保留3表示領域から移動することなく、変動アイコンa3に向けてレーザー光線を発射する。なお、保留アイコンに対してレーザー光線を発射する場合があってもよい。その後、黒丸旧保留アイコンc1は、旧保留アイコン表示領域から退場はせず、旧保留3表示領域にとどまる。
すると、図55(1−v)に示すように、変動アイコンa3の態様が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化しており、これにより、大当り予告が行われている。すなわち、アタック演出に成功し、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)に表示されてた変動アイコンa3が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化した様子が示されている。また、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子も示されている。
図55(1−x)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図55(1−x)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図55(1−y)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図55(1−y)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
この演出例では、WUFO演出により、デフォルトアイコンとしての白丸変動アイコンが、タイマ切れで態様が変化するタイマアイコンの表示の準備中であることを示すタイマ準備中アイコン(タイマ準備中変動アイコン)に変化する。タイマ準備中変動アイコンの態様の変動アイコンに係る図柄変動表示が終了し、タイマ準備中変動アイコンが変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域にタイマ準備中旧保留アイコンとして登場する。その後、タイマ準備中旧保留アイコンは、タイマ旧保留アイコンに変化し、タイマのカウントダウンを開始する。タイマ旧保留アイコンにおけるタイマのカウントダウンが完了すると、当該旧保留アイコンの態様がタイマアイコンから高変化率のアイコンである黒丸アイコン(黒丸旧保留アイコン)に変化する。態様が変化した黒丸旧保留アイコンにより、変動アイコンを対象とするアタック演出が行われ、変動アイコンが白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化する。このように、保留演出の一例としてのタイマ演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。
また、この演出例では、タイマアイコンによるタイマ演出においてカウントダウンが行われた結果、旧保留アイコンの態様がタイマアイコンから黒丸アイコンに変化する例を示したが、タイマアイコンの態様のまま変化しないようにしてもよい。また、黒丸旧保留アイコン以外の他の態様の旧保留アイコンに変化する場合があってもよく、例えば、白丸旧保留アイコン、ボタン旧保留アイコン、三角旧保留アイコン、顔旧保留アイコン、埴輪旧保留アイコンに変化する場合があってもよい。
また、この演出例では、タイマアイコンによるタイマ演出においてカウントダウンが行われた結果、旧保留アイコンの態様が変化する例を示したが、保留アイコンの態様が変化する場合があってもよいし、変動アイコンの態様が変化する場合があってもよいし、アイコンの態様が変化する演出以外の演出が行われる場合があってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第79の演出例について図55(2−a)〜同図(2−n)を用いて説明する。図55(2−a)〜同図(2−n)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図55(2−a)〜同図(2−n)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図55(2−a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(2−a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は2であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示されている。保留アイコンb2、b3は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b3は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図55(2−a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図55(2−a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図55(2−a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されており、いずれも白丸アイコンの態様とされている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図55(2−b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端中央からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11を対象とする演出である。また、図55(2−b)では、旧保留アイコンがWUFOK6によってオーバーラップされている。
図55(2−c)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。また、WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(2−c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図55(2−d)は、WUFOK6が表示画面の左上部に移動した後に、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11を対象としており、WUFOが表示画面の左上部まで移動した後に、対象である旧保留アイコンc11に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、旧保留アイコンc11を対象とする演出であることが示されている。
図55(2−e)は、旧保留アイコンc11にオーバーラップしてエフェクト画像e10が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e10が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が旧保留アイコンc11に命中するのと同時にエフェクト画像e10が表示されてもよい。旧保留アイコンc11全体にエフェクト画像e10がオーバーラップされたことで、旧保留アイコンc11の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e10は、保留演出の対象ではない旧保留アイコンc12の一部にもオーバーラップして表示されているが、オーバーラップしないで表示されるようにしてもよい。
図55(2−f)は、エフェクト画像e10が消去されており、旧保留アイコンc11が再度視認可能に表示される。旧保留1表示領域に表示されていた白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11がタイマ切れで変化するアイコンとしてのタイマアイコンの態様に変化しており、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告が行われている様子が示されている。図55(2−f)に示す演出例では、タイマアイコンの枠内には「3」の数字が表示されており、カウントが3>0となると旧保留アイコンの態様がタイマアイコンから他の態様のアイコンに変化することが示唆されている。なお、このアイコンの態様が変化する様子は、エフェクト画像e10が表示されることにより視認できないようになっている。タイマアイコンの態様で旧保留アイコンc11が表示されると、その後、タイマアイコンの枠内に表示された数字のカウントダウンが開始される。なお、この演出が先読み予告である場合があってもよい。この演出例におけるWUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。
図55(2−g)は、旧保留1表示領域におけるタイマアイコンの態様の旧保留アイコンc11のカウントダウンが進行しており、図55(2−g)に示すタイミングでは、タイマアイコン内の数字が「2」を示している。また、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了されており、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去され、WUFO演出が終了する直前の状態である様子が示されている。
図55(2−h)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した様子を示している。また、旧保留1表示領域におけるタイマアイコンの態様の旧保留アイコンc11のカウントダウンが進行しており、図55(2−h)に示すタイミングでは、タイマアイコン内の数字が「1」を示している。
その後、旧保留アイコンc11のカウントダウンが「0」になってカウントダウンが完了すると、図55(2−i)に示すように、旧保留変化アニメーションが開始し、旧保留アイコンc11にオーバーラップしてエフェクト画像e10が表示される。なお、本例のエフェクト画像e10は、保留演出の対象ではない旧保留アイコンc12の一部にもオーバーラップして表示されているが、オーバーラップしないで表示されるようにしてもよい。
その後、図55(2−j)に示すように、エフェクト画像e10が消去されると、旧保留1表示領域に表示された旧保留アイコンc11は、タイマアイコンの態様から高変化率のアイコンである黒丸アイコンの態様に変化している様子が示されている。この演出例では、旧保留アイコンがタイマアイコンの態様から黒丸アイコン(黒丸旧保留アイコン)の態様に変化することで、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告あるいは先読み予告に変化していることが示されている。
図55(2−k)は、黒丸旧保留アイコンc11によるアタック演出が開始されている様子を示している。具体的には、黒丸旧保留アイコンc11は、旧保留1表示領域から移動することなく、変動アイコンa1に向けてレーザー光線を発射する。なお、保留アイコンに対してレーザー光線を発射する場合があってもよい。その後、黒丸旧保留アイコンc11は、旧保留アイコン表示領域から退場はせず、旧保留1表示領域にとどまる。
すると、図55(2−l)に示すように、変動アイコンa1の態様が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化しており、これにより、大当り予告が行われている。すなわち、アタック演出に成功し、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)に表示されてた変動アイコンa1が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化した様子が示されている。また、装飾図柄の変動表示では、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示され、次いで、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子も示されている。
図55(2−m)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図55(2−m)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図55(2−n)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図55(2−n)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
この演出例では、WUFO演出により、デフォルトアイコンとしての白丸旧保留アイコンが、タイマ切れで態様が変化するタイマアイコン(タイマ旧保留アイコン)に変化し、タイマのカウントダウンを開始する。タイマ旧保留アイコンにおけるタイマのカウントダウンが完了すると、当該旧保留アイコンの態様がタイマアイコンから高変化率のアイコンである黒丸アイコン(黒丸旧保留アイコン)に変化する。態様が変化した黒丸旧保留アイコンにより、変動アイコンを対象とするアタック演出が行われ、変動アイコンが白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化する。このように、保留演出の一例としてのタイマ演出には、対象とする旧保留アイコンが変化する成功演出が設けられている。
また、この演出例では、タイマアイコンによるタイマ演出においてカウントダウンが行われた結果、旧保留アイコンの態様がタイマアイコンから黒丸アイコンに変化する例を示したが、タイマアイコンの態様のまま変化しないようにしてもよい。また、黒丸旧保留アイコン以外の他の態様の旧保留アイコンに変化する場合があってもよく、例えば、白丸旧保留アイコン、ボタン旧保留アイコン、三角旧保留アイコン、顔旧保留アイコン、埴輪旧保留アイコンに変化する場合があってもよい。
また、この演出例では、タイマアイコンによるタイマ演出においてカウントダウンが行われた結果、旧保留アイコンの態様が変化する例を示したが、保留アイコンの態様が変化する場合があってもよいし、変動アイコンの態様が変化する場合があってもよいし、アイコンの態様が変化する演出以外の演出が行われる場合があってもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、変動アイコンに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第80の演出例について図56(a)〜同図(q)を用いて説明する。図56(a)〜同図(q)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図56(a)〜同図(q)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図56(a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は2であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示されている。保留アイコンb2、b3は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b3は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図56(a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図56(a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図56(a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、図56(a)に示すように、旧保留2表示領域に表示されている旧保留アイコンc12が黒丸アイコンの態様とされており、旧保留1表示領域、旧保留3表示領域及び旧保留4表示領域に表示されている旧保留アイコンc11、c13、c14の態様がいずれも白丸アイコンの態様とされている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図56(b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、変動アイコンa1を対象とする演出である。また、図56(b)では、旧保留アイコンの一部がWUFOK6によってオーバーラップされている。
図56(c)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。また、WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図56(d)は、WUFOK6は、表示画面中央まで移動した後、表示画面左上部に舞い上がるように表示されている様子を示している。
図56(e)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c12を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留2表示領域における黒丸旧保留アイコンc12が保留演出としてのWUFO演出に係るWUFOK6に向かっている様子が示されている。
図56(f)は、アタック演出が継続している様子が示されており、WUFOK6の一部が黒丸旧保留アイコンc12にオーバーラップされている様子が示されている。なお、WUFOの一部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、WUFOの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、WUFOの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンがWUFOにオーバーラップされてもよい。
図56(g)は、WUFOK6にオーバーラップしてエフェクト画像e11が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc12がWUFOK6に命中して爆発するとエフェクト画像e11が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc12がWUFOK6に命中した後にエフェクト画像e12が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc12がWUFOK6に命中するのと同時にエフェクト画像e11が表示開始されてもよい。WUFOK6の全体にエフェクト画像e11がオーバーラップされたことで、WUFOK6の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e11は、演出の対象ではない変動アイコンa1にもオーバーラップして表示されているが、他のアイコンにオーバーラップしないようにしてもよい。
図56(h)では、エフェクト画像e11が消去されており、WUFOK6からBUFOK7に変化している様子が示されている。すなわち、保留演出で登場するキャラクタを、相対的に大当り信頼度の低いWUFOK6から相対的に大当り信頼度の高いBUFOK7に変化している様子が示されている。このように、この演出例では、黒丸旧保留アイコンによるアタック演出において、保留演出に係るキャラクタを別のキャラクタに変化させる例が示されている。また、この演出例では、保留演出のキャラクタがWUFOK6からBUFOK7に変化したことにより、WUFO演出からBUFO演出に切り換わった様子が示されている。
図56(i)は、WUFO演出から切り換わったBUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のBUFO演出は変動アイコンa1を対象としており、対象である変動アイコンa1に向けてBUFOK7から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、変動アイコン(変動アイコンa1)を対象とする演出であることが示されている。また、黒丸旧保留アイコンc12がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc12´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留2表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc12´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図56(j)は、変動アイコンa1にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。BUFOK7から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e2が表示される。なお、BUFOK7から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示されてもよい。変動アイコンa1全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb2、b3の一部にもオーバーラップして表示されているが、オーバーラップしないで表示されるようにしてもよい。また、旧保留2表示領域へ移動していた旧保留アイコンc12´が旧保留2表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc12が表示されていた旧保留2表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc12´が移動し、当該旧保留アイコンc12´が旧保留2表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図56(k)は、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa1が再度視認可能に表示される。エフェクト画像e2が消去されると、白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が黒丸アイコンの態様に変化しており、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告が行われている様子が示されている。なお、このアイコンの態様が変化する様子は、エフェクト画像e2が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が先読み予告である場合があってもよい。この演出例におけるBUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。
図56(l)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了されており、BUFOK7は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去され、WUFO演出から切り換わったBUFO演出が終了する直前の状態である様子が示されている。
図56(m)は、BUFOK7が消去されてBUFO演出が終了した様子を示している。
図56(n)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図56(o)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図56(p)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図56(p)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図56(q)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図56(q)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、アイコンの態様の変化アニメを行う保留演出に登場するキャラクタが旧保留アイコンによるアタック演出により態様が変化する例が示されている。具体的には、変動アイコンの変化アニメに登場するキャラクタを相対的に大当り信頼度の低いWUFOから相対的に大当り信頼度の高いBUFOに変化させ、最終的に大当り図柄が確定表示されている様子が示されている。
また、この演出例では、WUFO演出が黒丸旧保留アイコンによるアタック演出によりBUFO演出に切り換えられる。WUFO演出から切り換えられたBUFO演出により、変動アイコンの態様が白丸アイコンから黒丸アイコンに変化する。このように、保留演出の一例としてのBUFO演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。
ここで、この演出例では、WUFOやBUFOを保留アイコンの変化アニメに登場するキャラクタや保留アイコンの態様を変化させるキャラクタと呼んで説明したが、これに限定されず、保留アイコンの態様を変化させる場合があるキャラクタや変動アイコンの態様を変更させる場合があるキャラクタや旧保留アイコンの態様を変更させる場合があるキャラクタ等としてもよいし、保留アイコンの態様や旧保留アイコンの態様を変化させる場合があるキャラクタや変動アイコンの態様や旧保留アイコンの態様を変化させる場合があるキャラクタとしてもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に成功し、変更後の保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に失敗し、未変更の保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に成功し、変更後の保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に成功し、変更後の保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に失敗し、未変更の保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に失敗し、未変更の保留演出に失敗した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出の変更に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、保留演出に係るキャラクタ(WUFO)に対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよいし、変動アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、保留演出に係るキャラクタに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第80の別の演出例について図56(h´)〜同図(q´)を用いて説明する。図56(h´)〜同図(q´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図56(h´)〜同図(q´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図56(h´)は、図56(g)から引き続く別の状態を示している。図56(h´)では、エフェクト画像e11が消去されており、WUFOK6から態様が変化しなかった様子が示されている。このように、この演出例では、黒丸旧保留アイコンによるアタック演出において、保留演出に係るキャラクタを別のキャラクタに変化させようとするが失敗する例が示されている。また、この演出例では、保留演出のキャラクタがWUFOK6から変化しなかったので、WUFO演出が継続する様子が示されている。
図56(i´)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は変動アイコンa1を対象としており、対象である変動アイコンa1に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、変動アイコン(変動アイコンa1)を対象とする演出であることが示されている。また、黒丸旧保留アイコンc12がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc12´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留2表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc12´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図56(j´)は、変動アイコンa1にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e2が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示されてもよい。変動アイコンa1全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb2、b3の一部にもオーバーラップして表示されているが、オーバーラップしないで表示されるようにしてもよい。また、旧保留2表示領域へ移動していた旧保留アイコンc12´が旧保留2表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc12が表示されていた旧保留2表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc12´が移動し、当該旧保留アイコンc12´が旧保留2表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図56(k´)は、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa1が再度視認可能に表示される。この演出例では、エフェクト画像e2が消去されると、変動アイコンa1の態様は、白丸変動アイコンのままであり、本例のWUFO演出は対象とした変動アイコンが変化しない失敗演出である。
図56(l´)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了されており、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去され、WUFO演出が終了する直前の状態である様子が示されている。
図56(m´)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した様子を示している。
図56(n´)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図56(o´)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図56(p´)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図56(p´)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図56(q´)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図56(q´)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、アイコンの態様の変化アニメを行う保留演出に登場するキャラクタに対して旧保留アイコンによるアタック演出が行われるが態様が変化しない失敗演出が行われ、さらに、保留演出としてのWUFO演出が行われるが変動アイコンの態様が変化しない失敗演出が行われたが、最終的に大当り図柄が確定表示されている様子が示されている。
ここで、この演出例では、WUFOやBUFOを保留アイコンの変化アニメに登場するキャラクタや保留アイコンの態様を変化させるキャラクタと呼んで説明したが、これに限定されず、保留アイコンの態様を変化させる場合があるキャラクタや変動アイコンの態様を変更させる場合があるキャラクタや旧保留アイコンの態様を変更させる場合があるキャラクタ等としてもよいし、保留アイコンの態様や旧保留アイコンの態様を変化させる場合があるキャラクタや変動アイコンの態様や旧保留アイコンの態様を変化させる場合があるキャラクタとしてもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に失敗し、変更後の保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に失敗し、未変更の保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に成功し、変更後の保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に成功し、変更後の保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に失敗し、未変更の保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に失敗し、未変更の保留演出に失敗した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出の変更に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、保留演出に係るキャラクタ(WUFO)に対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよいし、変動アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、保留演出に係るキャラクタに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第80のさらに別の演出例について図56(p”)〜同図(s”)を用いて説明する。図56(p”)〜同図(s”)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図56(p”)〜同図(s”)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図56(p”)は、図56(o´)から引き続く別の状態を示している。図56(p”)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図56(q”)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。
図56(r”)は、旧保留4表示領域に向かって移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子を示している。
図56(s”)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、黒丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
このように、この演出例では、アイコンの態様の変化アニメを行う保留演出に登場するキャラクタに対して旧保留アイコンによるアタック演出が行われるが態様が変化しない失敗演出が行われ、さらに、保留演出としてのWUFO演出が行われるが変動アイコンの態様が変化しない失敗演出が行われ、最終的にはずれ図柄が確定表示されている様子が示されている。
ここで、この演出例では、WUFOやBUFOを保留アイコンの変化アニメに登場するキャラクタや保留アイコンの態様を変化させるキャラクタと呼んで説明したが、これに限定されず、保留アイコンの態様を変化させる場合があるキャラクタや変動アイコンの態様を変更させる場合があるキャラクタや旧保留アイコンの態様を変更させる場合があるキャラクタ等としてもよいし、保留アイコンの態様や旧保留アイコンの態様を変化させる場合があるキャラクタや変動アイコンの態様や旧保留アイコンの態様を変化させる場合があるキャラクタとしてもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に失敗し、変更後の保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に失敗し、未変更の保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に成功し、変更後の保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に成功し、変更後の保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に失敗し、未変更の保留演出に成功した場合に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に失敗し、未変更の保留演出に失敗した場合に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出の変更に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、保留演出に係るキャラクタ(WUFO)に対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよいし、変動アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、1つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、複数の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、保留演出に係るキャラクタに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、偽の大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、真の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第80のさらに別の演出例について図56(f”’)〜同図(o”’)を用いて説明する。図56(f”’)〜同図(o”’)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図56(f”’)〜同図(o”’)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図56(f”’)は、図56(e)から引き続く別の状態を示している。図56(f”’)は、アタック演出が開始されて黒丸旧保留アイコンc12の移動を開始したが、当該アタック演出はフェイクの演出であり、黒丸旧保留アイコンc12が元の表示位置である旧保留2表示領域に戻った様子が示されている。すなわち、このアタック演出は、WUFOK6からBUFOK7への変化に失敗する失敗演出の一例ということができる。
図56(g”’)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は変動アイコンa1を対象としており、対象である変動アイコンa1に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、変動アイコン(変動アイコンa1)を対象とする演出であることが示されている。
図56(h”’)は、変動アイコンa1にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e2が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示されてもよい。変動アイコンa1全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb2、b3の一部にもオーバーラップして表示されているが、オーバーラップしないで表示されるようにしてもよい。
図56(i”’)は、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa1が再度視認可能に表示される。この演出例では、エフェクト画像e2が消去されると、変動アイコンa1の態様は、白丸変動アイコンのままであり、本例のWUFO演出は対象とした変動アイコンが変化しない失敗演出である。
図56(j”’)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了されており、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去され、WUFO演出が終了する直前の状態である様子が示されている。
図56(k”’)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した様子を示している。
図56(l”’)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図56(m”’)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図56(n”’)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図56(p´)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図56(o”’)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図56(o”’)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、アイコンの態様の変化アニメを行う保留演出に登場するキャラクタに対して旧保留アイコンによるアタック演出が行われるが中断するフェイク演出(失敗演出の一例ということもできる)が行われ、さらに、保留演出としてのWUFO演出が行われるが変動アイコンの態様が変化しない失敗演出が行われたが、最終的に大当り図柄が確定表示されている様子が示されている。
ここで、この演出例では、WUFOやBUFOを保留アイコンの変化アニメに登場するキャラクタや保留アイコンの態様を変化させるキャラクタと呼んで説明したが、これに限定されず、保留アイコンの態様を変化させる場合があるキャラクタや変動アイコンの態様を変更させる場合があるキャラクタや旧保留アイコンの態様を変更させる場合があるキャラクタ等としてもよいし、保留アイコンの態様や旧保留アイコンの態様を変化させる場合があるキャラクタや変動アイコンの態様や旧保留アイコンの態様を変化させる場合があるキャラクタとしてもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるフェイク演出が行われ、変更後の保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるフェイク演出が行われ、未変更の保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。また、旧保留アイコンによるフェイク演出が行われ、未変更の保留演出に成功した場合に保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるフェイク演出が行われ、未変更の保留演出に失敗した場合に保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるフェイク演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるフェイク演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるフェイク演出の方が、2つの旧保留アイコンによるフェイク演出よりも開始されやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるフェイク演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるフェイク演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるフェイク演出が行われた場合よりも、複数の旧保留アイコンによるフェイク演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよいし、はずれとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、保留演出に係るキャラクタ(WUFO)に対するフェイク演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するフェイク演出が行われる場合があってもよいし、変動アイコンに対するフェイク演出が行われる場合があってもよい。
また、この演出例では、フェイク演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、フェイク演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、保留演出に係るキャラクタに対するフェイク演出が行われ、当該フェイク演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該フェイク演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第80のさらに別の演出例について図56(n””)〜同図(q””)を用いて説明する。図56(n””)〜同図(q””)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図56(n””)〜同図(q””)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図56(n””)は、図56(m”’)から引き続く別の状態を示している。図56(n””)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図56(o””)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。
図56(p””)は、旧保留4表示領域に向かって移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子を示している。
図56(q””)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
このように、この演出例では、アイコンの態様の変化アニメを行う保留演出に登場するキャラクタに対して旧保留アイコンによるアタック演出が行われるが中断するフェイク演出(失敗演出の一例ということもできる)が行われ、さらに、保留演出としてのWUFO演出が行われるが変動アイコンの態様が変化しない失敗演出が行われたが、最終的に大当り図柄が確定表示されている様子が示されている。
ここで、この演出例では、WUFOやBUFOを保留アイコンの変化アニメに登場するキャラクタや保留アイコンの態様を変化させるキャラクタと呼んで説明したが、これに限定されず、保留アイコンの態様を変化させる場合があるキャラクタや変動アイコンの態様を変更させる場合があるキャラクタや旧保留アイコンの態様を変更させる場合があるキャラクタ等としてもよいし、保留アイコンの態様や旧保留アイコンの態様を変化させる場合があるキャラクタや変動アイコンの態様や旧保留アイコンの態様を変化させる場合があるキャラクタとしてもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるフェイク演出が行われ、変更後の保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるフェイク演出が行われ、未変更の保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。また、旧保留アイコンによるフェイク演出が行われ、未変更の保留演出に成功した場合に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるフェイク演出が行われ、未変更の保留演出に失敗した場合に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるフェイク演出が行われた例が示されているが、2つの旧保留アイコンによるフェイク演出が行われる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるフェイク演出の方が、2つの旧保留アイコンによるフェイク演出よりも開始されやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、1つの旧保留アイコンによるフェイク演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンによるフェイク演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよく、この場合、1つの旧保留アイコンによるフェイク演出が行われた場合の方が、複数の旧保留アイコンによるフェイク演出が行われた場合よりも、実行中の図柄変動表示においてはずれとなりやすいようにしてもよいし、大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、保留演出に係るキャラクタ(WUFO)に対するフェイク演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するフェイク演出が行われる場合があってもよいし、変動アイコンに対するフェイク演出が行われる場合があってもよい。
また、この演出例では、フェイク演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、フェイク演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、保留演出に係るキャラクタに対するフェイク演出が行われ、当該フェイク演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子が示されているが、当該フェイク演出が行われたときに保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第81の演出例について図57(a)〜同図(q)を用いて説明する。図57(a)〜同図(q)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図57(a)〜同図(q)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図57(a)は、特図1変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは、装飾図柄の変動表示が表示されている。同図(a)に示す時点の状態において、特図1の保留数は2であり、特図2の保留数は0である。装飾図柄表示装置208の表示画面の左下隅の特図1保留アイコン表示領域の保留1表示領域には保留アイコンb2が表示され、特図1保留アイコン表示領域の保留2表示領域には保留アイコンb3が表示されている。保留アイコンb2、b3は、いずれも図14(a)に示す白丸アイコンの態様で表示されている。すなわち、保留アイコンb2〜b3は、デフォルトの保留アイコン(「白丸保留アイコン」という場合がある。)ということができる。装飾図柄表示装置208の特図1保留アイコン表示領域の上方には変動アイコンを表示する変動アイコン表示領域(保留0表示領域)が設けられている。図57(a)に示すように、変動アイコン表示領域には白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が表示されている。すなわち、白丸アイコンの表示態様の変動アイコン(「白丸変動アイコン」という場合がある。)は、デフォルトの変動アイコンである。変動アイコンa1は、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示されている。また、本実施形態では、表示画面の右下部分に旧保留アイコンを表示する旧保留アイコン表示領域が設けられている。旧保留アイコン表示領域には、表示画面の右側から旧保留1表示領域〜旧保留4表示領域が形成されており、それぞれ、旧保留アイコンc11〜c14が配置されている。これらの旧保留アイコンc11〜c14は、表示画面の右側から順に旧保留アイコン表示領域に古くから表示されているものとなっている。すなわち、図57(a)に示す演出例では、最も右側に表示されている旧保留アイコンc11が最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコンとなる。図57(a)に示す例では、旧保留アイコンが常に4つ表示される態様で表示されている。また、この演出例では、図57(a)に示すように、旧保留1表示領域に表示されている旧保留アイコンc11が黒丸アイコンの態様とされており、旧保留3表示領域に表示されている旧保留アイコンc13が三角の態様とされており、旧保留2表示領域及び旧保留4表示領域に表示されている旧保留アイコンc12、c14の態様がいずれも白丸アイコンの態様とされている。また、装飾図柄表示装置208には空の背景画像が表示されている。
図57(b)は、保留演出のWUFO演出が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示画面右端下方からWUFOK6が登場するアニメーションが表示されている。WUFOK6が登場する際の態様は図14(b)に示す「態様α」である。WUFOK6の登場開始がWUFO演出の開始である。本例のWUFO演出は、変動アイコンa1を対象とする演出である。また、図57(b)では、旧保留アイコンの一部がWUFOK6によってオーバーラップされている。
図57(c)は、WUFO演出中に左中右図柄表示領域208a〜208cが表示画面右上隅に縮小され、装飾図柄の変動表示が縮小表示された状態を示している。また、WUFOK6が左方に移動するアニメーションが装飾図柄表示装置208に表示されており、同図(c)に示すタイミングでは、WUFOK6の全体が装飾図柄表示装置208に表示されている様子が示されている。
図57(d)は、WUFOK6は、表示画面中央まで移動した後、表示画面左上部に舞い上がるように表示されている様子を示している。
図57(e)は、黒丸アイコンの態様の旧保留アイコン(黒丸旧保留アイコン)c11と三角アイコンの態様の旧保留アイコン(三角旧保留アイコン)c13を用いたアタック演出が開始している様子が示されている。この演出例では、旧保留1表示領域における黒丸旧保留アイコンc11と旧保留3表示領域における三角旧保留アイコンc13が保留演出としてのWUFO演出に係るWUFOK6に向かっている様子が示されている。
図57(f)は、アタック演出が継続している様子が示されており、WUFOK6の一部が黒丸旧保留アイコンc11及び三角旧保留アイコンc13にそれぞれオーバーラップされている様子が示されている。なお、WUFOの一部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、WUFOの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、WUFOの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンがWUFOにオーバーラップされてもよい。また、WUFOの一部が三角旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、WUFOの全部が三角旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、WUFOの全部が三角旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、三角旧保留アイコンがWUFOにオーバーラップされてもよい。
図57(g)は、WUFOK6にオーバーラップしてエフェクト画像e11が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc11及び三角旧保留アイコンc13がWUFOK6に命中して爆発するとエフェクト画像e11が表示される。なお、黒丸旧保留アイコンc11及び三角旧保留アイコンc13がWUFOK6に命中した後にエフェクト画像e11が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc11及び三角旧保留アイコンc13がWUFOK6に命中するのと同時にエフェクト画像e11が表示開始されてもよい。WUFOK6の全体にエフェクト画像e11がオーバーラップされたことで、WUFOK6の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e11は、演出の対象ではない変動アイコンa1にもオーバーラップして表示されているが、他のアイコンにオーバーラップしないようにしてもよい。
図57(h)では、エフェクト画像e11が消去されており、WUFOK6からBUFOK7に変化している様子が示されている。すなわち、保留演出で登場するキャラクタを、相対的に大当り信頼度の低いWUFOK6から相対的に大当り信頼度の高いBUFOK7に変化している様子が示されている。このように、この演出例では、黒丸旧保留アイコン及び三角旧保留アイコンによるアタック演出において、保留演出に係るキャラクタを別のキャラクタに変化させる例が示されている。また、この演出例では、保留演出のキャラクタがWUFOK6からBUFOK7に変化したことにより、WUFO演出からBUFO演出に切り換わった様子が示されている。
図57(i)は、WUFO演出から切り換わったBUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のBUFO演出は変動アイコンa1を対象としており、対象である変動アイコンa1に向けてBUFOK7から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、変動アイコン(変動アイコンa1)を対象とする演出であることが示されている。また、黒丸旧保留アイコンc11及び三角旧保留アイコンc13がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11´及び旧保留アイコンc13´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、それぞれ旧保留1表示領域及び旧保留3表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc11´、c13´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図57(j)は、変動アイコンa1にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。BUFOK7から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e2が表示される。なお、BUFOK7から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示されてもよい。変動アイコンa1全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb2、b3の一部にもオーバーラップして表示されているが、オーバーラップしないで表示されるようにしてもよい。また、旧保留2表示領域へ移動していた旧保留アイコンc11´、c13´がそれぞれ旧保留1表示領域及び旧保留3表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc11及び三角旧保留アイコンc13が表示されていた旧保留1表示領域及び旧保留3表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11´、c13´が移動し、当該旧保留アイコンc11´、c13´が旧保留1表示領域及び旧保留3表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図57(k)は、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa1が再度視認可能に表示される。エフェクト画像e2が消去されると、白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が黒丸アイコンの態様に変化しており、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告が行われている様子が示されている。なお、このアイコンの態様が変化する様子は、エフェクト画像e2が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が先読み予告である場合があってもよい。この演出例におけるBUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。
図57(l)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了されており、BUFOK7は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去され、WUFO演出から切り換わったBUFO演出が終了する直前の状態である様子が示されている。
図57(m)は、BUFOK7が消去されてBUFO演出が終了した様子を示している。
図57(n)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図57(o)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図57(p)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図57(p)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図57(q)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図57(q)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、アイコンの態様の変化アニメを行う保留演出に登場するキャラクタが旧保留アイコンによるアタック演出により態様が変化する例が示されている。具体的には、変動アイコンの変化アニメに登場するキャラクタを相対的に大当り信頼度の低いWUFOから相対的に大当り信頼度の高いBUFOに変化させ、最終的に大当り図柄が確定表示されている様子が示されている。
また、この演出例では、WUFO演出が黒丸旧保留アイコン及び三角旧保留アイコンによるアタック演出によりBUFO演出に切り換えられる。WUFO演出から切り換えられたBUFO演出により、変動アイコンの態様が白丸アイコンから黒丸アイコンに変化する。このように、保留演出の一例としてのBUFO演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。
ここで、この演出例では、WUFOやBUFOを保留アイコンの変化アニメに登場するキャラクタや保留アイコンの態様を変化させるキャラクタと呼んで説明したが、これに限定されず、保留アイコンの態様を変化させる場合があるキャラクタや変動アイコンの態様を変更させる場合があるキャラクタや旧保留アイコンの態様を変更させる場合があるキャラクタ等としてもよいし、保留アイコンの態様や旧保留アイコンの態様を変化させる場合があるキャラクタや変動アイコンの態様や旧保留アイコンの態様を変化させる場合があるキャラクタとしてもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に成功し、変更後の保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に失敗し、未変更の保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に成功し、変更後の保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に成功し、変更後の保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に失敗し、未変更の保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に失敗し、未変更の保留演出に失敗した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、3つ以上の旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも3つ以上の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出の変更に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、3つ以上(例えば、3つ)の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、3つ以上の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、2つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、3つ以上の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、黒丸旧保留アイコン及び三角旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、黒丸旧保留アイコン及び三角旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、黒丸旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、黒丸旧保留アイコン及び三角旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、黒丸旧保留アイコン及び三角旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、黒丸旧保留アイコン及び三角旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われた場合よりも、黒丸旧保留アイコン及び三角旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、保留演出に係るキャラクタ(WUFO)に対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよいし、変動アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、3つ以上の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、2つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、3つ以上の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、保留演出に係るキャラクタに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第81の別の演出例について図57(f´)〜同図(q´)を用いて説明する。図57(f´)〜同図(q´)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図57(f´)〜同図(q´)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図57(f´)は、図57(e)から引き続く別の状態を示している。図57(f´)は、アタック演出が継続している様子が示されており、WUFOK6の一部が三角旧保留アイコンc13にオーバーラップされている様子が示されている。一方、黒丸旧保留アイコンc11は、WUFOK6への移動を開始したが、当該アタック演出を中断するフェイク演出であり、黒丸旧保留アイコンc11は元の表示位置である旧保留1表示領域に戻る様子が示されている。なお、WUFOの一部が三角旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、WUFOの全部が三角旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、WUFOの全部が三角旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、三角旧保留アイコンがWUFOにオーバーラップされてもよい。
図57(g´)は、WUFOK6にオーバーラップしてエフェクト画像e11が表示されている状態を示している。三角旧保留アイコンc13がWUFOK6に命中して爆発するとエフェクト画像e11が表示される。ここで、三角旧保留アイコンc13がWUFOK6に命中した後にエフェクト画像e11が表示開始されてもよいし、三角旧保留アイコンc13がWUFOK6に命中するのと同時にエフェクト画像e11が表示開始されてもよい。WUFOK6の全体にエフェクト画像e11がオーバーラップされたことで、WUFOK6の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e11は、演出の対象ではない変動アイコンa1にもオーバーラップして表示されているが、他のアイコンにオーバーラップしないようにしてもよい。なお、黒丸旧保留アイコンc11は、元の表示位置である旧保留1表示領域に到達している様子が示されている。
図57(h´)では、エフェクト画像e11が消去されており、WUFOK6からBUFOK7に変化している様子が示されている。すなわち、保留演出で登場するキャラクタを、相対的に大当り信頼度の低いWUFOK6から相対的に大当り信頼度の高いBUFOK7に変化している様子が示されている。このように、この演出例では、三角旧保留アイコンによるアタック演出において、保留演出に係るキャラクタを別のキャラクタに変化させる例が示されている。また、この演出例では、保留演出のキャラクタがWUFOK6からBUFOK7に変化したことにより、WUFO演出からBUFO演出に切り換わった様子が示されている。なお、この演出例では、黒丸旧保留アイコンと三角旧保留アイコンのうちの三角旧保留アイコンのみによるアタック演出が行われ、WUFOK6からBUFOK7に変化する例を示したが、WUFOK6からBUFOK7に変化しない失敗演出が行われる場合があってもよい。
図57(i´)は、WUFO演出から切り換わったBUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のBUFO演出は変動アイコンa1を対象としており、対象である変動アイコンa1に向けてBUFOK7から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、変動アイコン(変動アイコンa1)を対象とする演出であることが示されている。また、三角旧保留アイコンc13がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc13´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留3表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc13´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図57(j´)は、変動アイコンa1にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。BUFOK7から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e2が表示される。なお、BUFOK7から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示されてもよい。変動アイコンa1全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb2、b3の一部にもオーバーラップして表示されているが、オーバーラップしないで表示されるようにしてもよい。また、旧保留3表示領域へ移動していた旧保留アイコンc13´が旧保留3表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、三角旧保留アイコンc13が表示されていた旧保留3表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc13´が移動し、当該旧保留アイコンc13´が旧保留3表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図57(k´)は、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa1が再度視認可能に表示される。エフェクト画像e2が消去されると、白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が三角アイコンの態様に変化しており、実行中の図柄変動表示に係る大当り予告が行われている様子が示されている。なお、このアイコンの態様が変化する様子は、エフェクト画像e2が表示されることにより視認できないようになっている。なお、この演出が先読み予告である場合があってもよい。この演出例におけるBUFO演出は対象としたアイコンの少なくとも一部が変化する成功演出である。
図57(l´)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了されており、BUFOK7は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去され、WUFO演出から切り換わったBUFO演出が終了する直前の状態である様子が示されている。
図57(m´)は、BUFOK7が消去されてBUFO演出が終了した様子を示している。
図57(n´)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図57(o´)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図57(p´)は、中図柄表示領域208bに「装飾3」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cで大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)され、その後、特図1変動遊技が終了する様子が示されている。図57(p´)では、当該特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであるので、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様である「装飾3−装飾3−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果が大当りであることが報知されている。
図57(q´)は、大当り遊技が開始された状態を示している。図57(q´)に示す時点では、可変入賞口234(アタッカ)の開放は開始されていない。装飾図柄表示装置208には、「大当り」の文字列画像が表示されており、その後、可変入賞口234の開閉動作を含む大当り動作が開始されることが報知されている。また、大当り遊技が開始されたことに伴い、背景画像が変更され、保留アイコンも消去される。
このように、この演出例では、アイコンの態様の変化アニメを行う保留演出に登場するキャラクタが複数の旧保留アイコンのうちの一部によるアタック演出により態様が変化する例が示されている。具体的には、変動アイコンの変化アニメに登場するキャラクタを相対的に大当り信頼度の低いWUFOから相対的に大当り信頼度の高いBUFOに変化させ、最終的に大当り図柄が確定表示されている様子が示されている。
また、この演出例では、WUFO演出が三角旧保留アイコンによるアタック演出によりBUFO演出に切り換えられる。一方、黒丸旧保留アイコンについては、アイコンの態様の変化アニメを行う保留演出に登場するキャラクタに対するアタック演出が行われるが中断するフェイク演出が行われる。WUFO演出から切り換えられたBUFO演出により、変動アイコンの態様が白丸アイコンから三角アイコンに変化する。このように、保留演出の一例としてのBUFO演出には、対象とする変動アイコンが変化する成功演出が設けられている。
ここで、この演出例では、WUFOやBUFOを保留アイコンの変化アニメに登場するキャラクタや保留アイコンの態様を変化させるキャラクタと呼んで説明したが、これに限定されず、保留アイコンの態様を変化させる場合があるキャラクタや変動アイコンの態様を変更させる場合があるキャラクタや旧保留アイコンの態様を変更させる場合があるキャラクタ等としてもよいし、保留アイコンの態様や旧保留アイコンの態様を変化させる場合があるキャラクタや変動アイコンの態様や旧保留アイコンの態様を変化させる場合があるキャラクタとしてもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に成功し、変更後の保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に失敗し、未変更の保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に成功し、変更後の保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に成功し、変更後の保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に失敗し、未変更の保留演出に成功した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に失敗し、未変更の保留演出に失敗した場合に保留中のいずれか図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、2つのうちのいずれか一方の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、3つのうちのいずれか一つ又は二つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、2つのうちのいずれか一方の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも3つのうちのいずれか一つ又は二つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出の変更に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、2つのうちのいずれか一方の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、3つのうちのいずれか一つ又は二つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、2つのうちのいずれか一方の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、3つのうちのいずれか一つ又は二つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、2つのうちのいずれか一方の旧保留アイコンによる大当り予告よりも、3つのうちのいずれか一つ又は二つの旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、三角旧保留アイコンによるアタック演出と黒丸旧保留アイコンによるフェイク演出が行われた例が示されているが、黒丸旧保留アイコンによるアタック演出と三角旧保留アイコンによるフェイク演出が行われる場合があってもよく、この場合、黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、三角旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、三角旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。また、黒丸旧保留アイコンと三角旧保留アイコンの両方によるフェイク演出が行われる場合があってもよい。
また、この演出例では、保留演出に係るキャラクタ(WUFO)に対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよいし、変動アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、3つ以上の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、2つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、3つ以上の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、保留演出に係るキャラクタに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
本実施形態に係るパチンコ機100において実行される第81のさらに別の演出例について図57(f”)〜同図(s”)を用いて説明する。図57(f”)〜同図(s”)は、本実施形態に係るパチンコ機100の演出例を時系列で示している。図57(f”)〜同図(s”)の各図には、図3に示す遊技盤200に取り付けられたメイン液晶ユニット1001及び装飾図柄表示装置208を抜き出して示している。
図57(f”)は、図57(e)から引き続く別の状態を示している。図57(f´)は、アタック演出が継続している様子が示されており、WUFOK6の一部が黒丸旧保留アイコンc11にオーバーラップされている様子が示されている。一方、三角旧保留アイコンc13は、WUFOK6への移動を開始したが、当該アタック演出を中断するフェイク演出であり、三角旧保留アイコンc13は元の表示位置である旧保留3表示領域に戻る様子が示されている。なお、WUFOの一部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、WUFOの全部が黒丸旧保留アイコンの一部にオーバーラップされてもよいし、WUFOの全部が黒丸旧保留アイコンの全部にオーバーラップされてもよいし、また、逆に、黒丸旧保留アイコンがWUFOにオーバーラップされてもよい。
図57(g”)は、WUFOK6にオーバーラップしてエフェクト画像e11が表示されている状態を示している。黒丸旧保留アイコンc11がWUFOK6に命中して爆発するとエフェクト画像e11が表示される。ここで、黒丸旧保留アイコンc11がWUFOK6に命中した後にエフェクト画像e11が表示開始されてもよいし、黒丸旧保留アイコンc11がWUFOK6に命中するのと同時にエフェクト画像e11が表示開始されてもよい。WUFOK6の全体にエフェクト画像e11がオーバーラップされたことで、WUFOK6の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e11は、演出の対象ではない変動アイコンa1にもオーバーラップして表示されているが、他のアイコンにオーバーラップしないようにしてもよい。なお、三角旧保留アイコンc13は、元の表示位置である旧保留3表示領域に到達している様子が示されている。
図57(h”)では、エフェクト画像e11が消去されており、WUFOK6から態様が変化しなかった様子が示されている。このように、この演出例では、黒丸旧保留アイコンによるアタック演出において、保留演出に係るキャラクタを別のキャラクタに変化させようとするが失敗する例が示されている。また、この演出例では、保留演出のキャラクタがWUFOK6から変化しなかったので、WUFO演出が継続する様子が示されている。なお、黒丸旧保留アイコンによるアタック演出に成功して、WUFOK6からBUFOK7に変化する場合があってもよい。
図57(i”)は、WUFO演出が図14(b)に示す「態様α」から「態様β」に進行した状態を示している。本例のWUFO演出は変動アイコンa1を対象としており、対象である変動アイコンa1に向けてWUFOK6から謎の光線が照射されているシーンのアニメーションが表示されている。すなわち、この演出例における保留演出は、変動アイコン(変動アイコンa1)を対象とする演出であることが示されている。
図57(j”)は、変動アイコンa1にオーバーラップしてエフェクト画像e2が表示されている状態を示している。WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中して爆発するシーンのアニメーションが終了するとエフェクト画像e2が表示される。なお、WUFOK6から照射された謎の光線が変動アイコンa1に命中するのと同時にエフェクト画像e2が表示されてもよい。変動アイコンa1全体にエフェクト画像e2がオーバーラップされたことで、変動アイコンa1の全体が視認不能となっている。本例のエフェクト画像e2は、保留演出の対象ではない保留アイコンb2、b3の一部にもオーバーラップして表示されているが、オーバーラップしないで表示されるようにしてもよい。
図57(k”)は、エフェクト画像e2が消去されており、変動アイコンa1が再度視認可能に表示される。この演出例では、エフェクト画像e2が消去されると、変動アイコンa1の態様は、白丸変動アイコンのままであり、本例のWUFO演出は対象とした変動アイコンが変化しない失敗演出である。
図57(l”)は、装飾図柄の変動表示の縮小表示が終了されており、WUFOK6は、態様αに戻り、装飾図柄表示装置208の表示画面左端上方に消えていく態様で消去され、WUFO演出が終了する直前の状態である様子が示されている。また、黒丸旧保留アイコンc11がアタック演出に用いられたため、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11´が装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上方から出現し、旧保留1表示領域に向けて移動している様子が示されている。このとき、旧保留アイコンc11´は、装飾図柄にオーバーラップしながら移動表示しているが、装飾図柄にオーバーラップされながら移動表示してもよい。
図57(m”)は、WUFOK6が消去されてWUFO演出が終了した様子を示している。また、旧保留1表示領域へ移動していた旧保留アイコンc11´が旧保留1表示領域に到達した様子も示されている。すなわち、アタック演出前に、黒丸旧保留アイコンc11が表示されていた旧保留1表示領域に白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11´が移動し、当該旧保留アイコンc11´が旧保留2表示領域で白丸旧保留アイコンとして表示されている。
図57(n”)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示されている様子を示している。
図57(o”)は、右図柄表示領域208cに「装飾3」が仮停止表示され、その後にリーチ演出が開始される様子を示している。
図57(p”)は、中図柄表示領域208bに「装飾2」が仮停止表示され、左中右図柄表示領域208a〜208cではずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が左右に揺れる態様で揺れ変動表示(仮停止表示)される。
図57(q”)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技に係る当否判定結果ははずれである。左中右図柄表示領域208a〜208cでは、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾2−装飾3」が停止表示(確定表示、本停止)され、当該特図1変動表示の当否判定結果がはずれであることが報知されている。一方、変動アイコンとして表示されていた白丸アイコンの態様の変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc1として登場し、旧保留4表示領域に向かって移動している様子が示されている。一方、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちの最も古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場する様子も示されている。また、旧保留2表示領域〜旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコンc12〜c14は、それぞれ旧保留1表示領域〜旧保留3表示領域に移動する。
図57(r”)は、旧保留4表示領域に向かって移動していた旧保留アイコンc1が旧保留4表示領域に到達した様子を示している。
図57(s””)は、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始された状態を示している。特図1変動遊技の開始に伴い装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、保留・変動アイコン間の移動アニメーションおよび保留減少アニメーションが表示される。保留・変動アイコン間の移動アニメーションでは、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される。変動アイコンa2は、白丸アイコンの態様で表示され、保留アイコンよりも大きな表示サイズで表示される。保留減少アニメーションでは、保留アイコンb3が保留1表示領域に移動表示される。変動アイコンは、変動アイコン表示領域への移動中に拡大されてもよいし、変動アイコン表示領域への移動完了後に拡大されてもよい。
このように、この演出例では、アイコンの態様の変化アニメを行う保留演出に登場するキャラクタが複数の旧保留アイコンのうちの一部によるアタック演出が行われるがキャラクタの態様が変化しない失敗演出が行われている例が示されている。
また、この演出例では、WUFO演出が黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われるが、WUFO演出から他の演出に切り換えられずWUFO演出が継続する。すなわち、アタック演出に失敗する。一方、三角旧保留アイコンについては、アイコンの態様の変化アニメを行う保留演出に登場するキャラクタに対するアタック演出が行われるが中断するフェイク演出が行われる。また、WUFO演出が行われるが、変動アイコンの態様が白丸アイコンから変化しない。このように、保留演出の一例としてのWUFO演出には、対象とする変動アイコンが変化しない失敗演出が設けられている。
ここで、この演出例では、WUFOやBUFOを保留アイコンの変化アニメに登場するキャラクタや保留アイコンの態様を変化させるキャラクタと呼んで説明したが、これに限定されず、保留アイコンの態様を変化させる場合があるキャラクタや変動アイコンの態様を変更させる場合があるキャラクタや旧保留アイコンの態様を変更させる場合があるキャラクタ等としてもよいし、保留アイコンの態様や旧保留アイコンの態様を変化させる場合があるキャラクタや変動アイコンの態様や旧保留アイコンの態様を変化させる場合があるキャラクタとしてもよい。
また、この演出例では、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に失敗し、変更後の保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示においてはずれとなる様子を示したが、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に成功し、変更後の保留演出に失敗した場合に実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に失敗し、未変更の保留演出に成功した場合に実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に失敗し、未変更の保留演出に失敗した場合に保留中のいずれかの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に成功し、変更後の保留演出に失敗した場合に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、旧保留アイコンによるアタック演出が行われて保留演出の変更に成功し、変更後の保留演出に成功した場合に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、2つのうちのいずれか一方の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた例が示されているが、3つのうちのいずれか一つ又は二つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、2つのうちのいずれか一方の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも3つのうちのいずれか一つ又は二つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出の変更に成功しやすいようにしてもよい。
また、この演出例では、2つのうちのいずれか一方の旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする様子が示されているが、3つのうちのいずれか一つ又は二つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りする場合があってもよく、この場合、2つのうちのいずれか一方の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、3つのうちのいずれか一つ又は二つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、2つのうちのいずれか一方の旧保留アイコンによる大当り予告よりも、3つのうちのいずれか一つ又は二つの旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、黒丸旧保留アイコンによるアタック演出と三角旧保留アイコンによるフェイク演出が行われた例が示されているが、三角旧保留アイコンによるアタック演出と黒丸旧保留アイコンによるフェイク演出が行われる場合があってもよく、この場合、黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、三角旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が保留演出に成功しやすいようにしてもよい。また、黒丸旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、三角旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。また、黒丸旧保留アイコンと三角旧保留アイコンの両方によるフェイク演出が行われる場合があってもよい。
また、この演出例では、保留演出に係るキャラクタ(WUFO)に対するアタック演出が行われた様子が示されているが、保留アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよいし、変動アイコンに対するアタック演出が行われる場合があってもよく、この場合、2つの旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合よりも、3つ以上の旧保留アイコンによるアタック演出が行われた場合の方が、実行中の図柄変動表示において大当りとなりやすいようにしてもよい。すなわち、2つの旧保留アイコンによる大当り予告よりも、3つ以上の旧保留アイコンによる大当り予告の方が信頼度が高いようにしてもよい。
また、この演出例では、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示においてはずれとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、保留演出に係るキャラクタに対するアタック演出が行われ、当該アタック演出が行われたときに実行中の図柄変動表示において大当りとなる様子が示されているが、当該アタック演出が行われたときに保留中のいずれかの図柄変動表示において大当りとなる場合があってもよい。
また、この演出例では、大当り予告としてのアタック演出が行われる例を示したが、偽の大当り予告である場合があってもよい。また、先読み予告である場合があってもよく、この場合、アタック演出が行われた際に保留中のいずれの図柄変動表示においてもはずれとなる場合があってもよいし、アタック演出が行われた際に保留中のいずれかの図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。また、アタック演出が大当り予告として行われた場合に、実行中の図柄変動表示において必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、この演出例では、旧変動アイコンを表示しない形態としているが、旧変動アイコンが表示されるようにしてもよいし、旧変動アイコンが表示される場合と表示されない場合とがあるようにしてもよい。
なお、上述した実施形態において、旧保留アイコンの少なくとも一部が変動アイコン及び/又は保留アイコンの少なくとも一部にオーバーラップする場合があるように構成された例について説明したが、変動アイコンの少なくとも一部が保留アイコンの少なくとも一部にオーバーラップする場合があるように構成されてもよいし、保留アイコンの少なくとも一部が変動アイコンの少なくとも一部にオーバーラップする場合があるように構成されてもよい。例えば、保留・変動アイコン間の移動アニメーションと保留減少アニメーションが同時に行われることで、変動アイコンが保留アイコンにオーバーラップする場合があってもよいし、保留アイコンが変動アイコンにオーバーラップする場合があってもよい。
また、上述した保留演出において、変動アイコンの態様がデフォルトのアイコンである白丸アイコン以外の態様のアイコンである場合に、保留演出により態様が変化する場合に白丸アイコンの態様に変化しないように構成されてもよい。すなわち、変動アイコンが白丸アイコン以外の態様(例えば、黒丸アイコンの態様)で表示されている状態で保留演出により白丸アイコンに格下げされることがないように構成されてもよい。
また、上述した保留演出において、保留アイコンの態様がデフォルトのアイコンである白丸アイコン以外の態様のアイコンである場合に、保留演出により態様が変化する場合に白丸アイコンの態様に変化しないように構成されてもよい。すなわち、保留アイコンが白丸アイコン以外の態様(例えば、黒丸アイコンの態様)で表示されている状態で保留演出により白丸アイコンに格下げされることがないように構成されてもよい。
また、上述した保留演出において、旧保留アイコンの態様がデフォルトのアイコンである白丸アイコン以外の態様のアイコンである場合に、保留演出により態様が変化する場合に白丸アイコンの態様に変化しないように構成されてもよい。すなわち、旧保留アイコンが白丸アイコン以外の態様(例えば、黒丸アイコンの態様)で表示されている状態で保留演出により白丸アイコンに格下げされることがないように構成されてもよい。
また、上述した実施形態において、旧保留アイコンが旧保留アイコン表示領域から退場する際に、当該退場する旧保留アイコンの態様が予告態様(例えば、黒丸旧保留アイコン、三角旧保留アイコン、顔旧保留アイコン、埴輪旧保留アイコン等)である場合に、当該旧保留アイコンによる大当り予告や先読み予告が行われる場合があってもよい。例えば、退場する旧保留アイコンの態様が予告態様である場合に、表示されている保留アイコンのうちの少なくとも一の保留アイコンの態様を当該退場する旧保留アイコンの態様と同じ態様に変更することで先読み予告が行われる場合があってもよいし、退場する旧保留アイコンの態様が予告態様である場合に、表示されている変動アイコンの態様を当該退場する旧保留アイコンの態様と同じ態様に変更することで実行中の図柄変動表示に係る大当り予告が行われる場合があってもよい。
また、上述した実施形態において、保留演出の対象が1つであるものについて説明した実施形態にあっては、保留演出の対象が2以上となる場合があってもよいし、保留演出の対象が2以上であるものについて説明した実施形態にあっては、保留演出の対象が1つとなる場合があってもよい。
また、上述した実施形態において、保留アイコンを対象とした或る保留演出(例えば、WUFO演出)が実行されている期間と変動アイコンを対象とした別の保留演出(例えば、アタック演出)が実行されている期間とが重なっている場合があってもよいし、保留アイコンを対象とした或る保留演出が実行されている期間と旧保留アイコンを対象とした別の保留演出が実行されている期間とが重なっている場合があってもよいし、変動アイコンを対象とした或る保留演出が実行されている期間と旧保留アイコンを対象とした別の保留演出が実行されている期間とが重なっている場合があってもよいし、変動アイコンを対象とした或る保留演出が実行されている期間と、保留アイコンを対象とした別の保留演出が実行されている期間と、旧保留アイコンを対象としたさらに別の保留演出が実行されている期間とが重なっている場合があってもよい。
また、上述した実施形態において、旧保留アイコンを用いたアタック演出において、旧保留アイコンが他の旧保留アイコンにアタックしてアタックされた当該他の旧保留アイコンの態様を変化させる場合がってもよい。この場合において、アタックされる他の旧保留アイコンが1つであってもよいし、2以上であってもよいし、アタックする旧保留アイコンを除くすべての旧保留アイコンであってもよい。
また、上述した実施形態では、WバードK1を用いたアイコンの態様を変化させるアニメーション(変化アニメ)は、変動アイコン及び保留アイコンにのみ用いられる場合があり(すなわち、WバードK1による変化アニメにより変動アイコンの態様あるいは保留アイコンの態様が変化する場合があり)、旧保留アイコンに用いる場合がない(すなわち、WバードK1による変化アニメにより旧保留アイコンの態様が変化する場合がない)ように構成されているが、これに限定されず、例えば、WバードK1を用いた変化アニメが変動アイコンにのみ用いられる場合があり、保留アイコン及び旧保留アイコンに用いる場合がないように構成されてもよいし、保留アイコンにのみ用いられる場合があり、変動アイコン及び旧保留アイコンに用いる場合がないように構成されてもよいし、旧保留アイコンにのみ用いられる場合があり、保留アイコン及び変動アイコンに用いる場合がないように構成されてもよいし、変動アイコンと旧保留アイコンにのみ用いられる場合があり、保留アイコンに用いる場合がないように構成されてもよいし、保留アイコンと旧保留アイコンにのみ用いられる場合があり、変動アイコンに用いる場合がないように構成されてもよいし、変動アイコンと保留アイコンと旧保留アイコンの全てに用いられる場合があってもよい。
また、上述した実施形態では、BバードK2及びボタン付きBバードK3を用いた変化アニメは、変動アイコン、保留アイコン及び旧保留アイコンのいずれにも用いられる場合がある(すなわち、BバードK2あるいはボタン付きBバードK3による変化アニメにより変動アイコンの態様、保留アイコンの態様あるいは旧保留アイコンの態様が変化する場合があり)ように構成されているが、これに限定されず、例えば、BバードK2(ボタン付きBバードK3)を用いた変化アニメが変動アイコンにのみ用いられる場合があり、保留アイコン及び旧保留アイコンに用いる場合がないように構成されてもよいし、保留アイコンにのみ用いられる場合があり、変動アイコン及び旧保留アイコンに用いる場合がないように構成されてもよいし、旧保留アイコンにのみ用いられる場合があり、保留アイコン及び変動アイコンに用いる場合がないように構成されてもよいし、保留アイコンと変動アイコンにのみ用いられる場合があり、旧保留アイコンに用いる場合がないように構成されてもよいし、変動アイコンと旧保留アイコンにのみ用いられる場合があり、保留アイコンに用いる場合がないように構成されてもよいし、保留アイコンと旧保留アイコンにのみ用いられる場合があり、変動アイコンに用いる場合がないように構成されてもよい。
また、上述した実施形態では、W爆撃機K4及びB爆撃機K5を用いた変化アニメは、変動アイコン、保留アイコン及び旧保留アイコンのいずれにも用いられる場合がある(すなわち、W爆撃機K4あるいはB爆撃機K5による変化アニメにより変動アイコンの態様、保留アイコンの態様あるいは旧保留アイコンの態様が変化する場合があり)ように構成されているが、これに限定されず、例えば、W爆撃機K4(B爆撃機K5)を用いた変化アニメが変動アイコンにのみ用いられる場合があり、保留アイコン及び旧保留アイコンに用いる場合がないように構成されてもよいし、保留アイコンにのみ用いられる場合があり、変動アイコン及び旧保留アイコンに用いる場合がないように構成されてもよいし、旧保留アイコンにのみ用いられる場合があり、保留アイコン及び変動アイコンに用いる場合がないように構成されてもよいし、保留アイコンと変動アイコンにのみ用いられる場合があり、旧保留アイコンに用いる場合がないように構成されてもよいし、変動アイコンと旧保留アイコンにのみ用いられる場合があり、保留アイコンに用いる場合がないように構成されてもよいし、保留アイコンと旧保留アイコンにのみ用いられる場合があり、変動アイコンに用いる場合がないように構成されてもよい。
また、上述した実施形態では、WUFOK6及びBUFOK7を用いた変化アニメは、変動アイコン、保留アイコン及び旧保留アイコンのいずれにも用いられる場合がある(すなわち、WUFOK6あるいはBUFOK7による変化アニメにより変動アイコンの態様、保留アイコンの態様あるいは旧保留アイコンの態様が変化する場合があり)ように構成されているが、これに限定されず、例えば、WUFOK6(BUFOK7)を用いた変化アニメが変動アイコンにのみ用いられる場合があり、保留アイコン及び旧保留アイコンに用いる場合がないように構成されてもよいし、保留アイコンにのみ用いられる場合があり、変動アイコン及び旧保留アイコンに用いる場合がないように構成されてもよいし、旧保留アイコンにのみ用いられる場合があり、保留アイコン及び変動アイコンに用いる場合がないように構成されてもよいし、保留アイコンと変動アイコンにのみ用いられる場合があり、旧保留アイコンに用いる場合がないように構成されてもよいし、変動アイコンと旧保留アイコンにのみ用いられる場合があり、保留アイコンに用いる場合がないように構成されてもよいし、保留アイコンと旧保留アイコンにのみ用いられる場合があり、変動アイコンに用いる場合がないように構成されてもよい。
また、上述した実施形態において、予告態様をした旧保留アイコンが1つだけ登場する場合があってもよいし、2つ登場する場合があってもよいし、3つ登場する場合がってもよいし、4つ登場する場合があってもよい。この場合において、予告態様をした或る数(例えば、1つ)の旧保留アイコンが登場した場合よりも予告態様をした当該或る数よりも多い数(例えば、2つ)の旧保留アイコンが登場した場合の方が、実行中の図柄変動表示において最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。また、予告態様をした或る数(例えば、1つ)の旧保留アイコンが登場した場合よりも予告態様をした当該或る数よりも多い数(例えば、2つ)の旧保留アイコンが登場した場合の方が、次に実行が開始される図柄変動表示において最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。また、予告態様をした或る数(例えば、1つ)の旧保留アイコンが登場した場合よりも予告態様をした当該或る数よりも多い数(例えば、2つ)の旧保留アイコンが登場した場合の方が、開始が保留されている図柄変動表示のうちのいずれかの図柄変動表示が開始された際に最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、上述した実施形態において、保留演出(例えば、変動アイコンの態様が変化する保留演出、保留アイコンの態様が変化する保留演出、旧保留アイコンの態様が変化する保留演出)や、保留演出において用いられるキャラクタの態様を変化させる演出(例えば、WUFOK6からBUFOK7に変化させる演出等;キャラ変化演出)において、予告態様をした或る数(例えば、1つ)の旧保留アイコンが用いられた場合よりも、予告態様をした当該或る数よりも多い数(例えば、2つ)の旧保留アイコンが用いられた場合の方が、演出に成功しやすい(例えば、保留演出の対象であるアイコンやキャラクタの態様がより大当り信頼度の高い態様に変化しやすい等)ように構成されてもよい。また、保留演出や、キャラ変化演出において、予告態様をした或る数(例えば、1つ)の旧保留アイコンが用いられた場合よりも、予告態様をした当該或る数よりも多い数(例えば、2つ)の旧保留アイコンが用いられた場合の方が、実行中の図柄変動表示において最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。また、保留演出や、キャラ変化演出において、予告態様をした或る数(例えば、1つ)の旧保留アイコンが用いられた場合よりも、予告態様をした当該或る数よりも多い数(例えば、2つ)の旧保留アイコンが用いられた場合の方が、次に実行される図柄変動表示において最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。また、保留演出や、キャラ変化演出において、予告態様をした或る数(例えば、1つ)の旧保留アイコンが用いられた場合よりも、予告態様をした当該或る数よりも多い数(例えば、2つ)の旧保留アイコンが用いられた場合の方が、開始が保留されている図柄変動表示のうちのいずれかの図柄変動表示が開始されてた際に最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。また、保留演出や、キャラ変化演出において、予告態様をした或る数(例えば、1つ)の旧保留アイコンが用いられた場合よりも、予告態様をした当該或る数よりも多い数(例えば、2つ)の旧保留アイコンが用いられた場合の方が、当該保留演出あるいはキャラ変化演出の対象になった保留アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示において最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、上述した実施形態において、保留演出やキャラ変化演出において予告態様をした或る数の旧保留アイコンが用いられ、予告態様をした当該或る数よりも多い数の旧保留アイコンが用いられなかった場合よりも、予告態様をした当該或る数よりも多い数の旧保留アイコンが用いられた場合の方が、当該保留演出やキャラ変化演出に成功しやすいように構成されてもよい。また、保留演出やキャラ変化演出において予告態様をした或る数の旧保留アイコンが用いられ、予告態様をした当該或る数よりも多い数の旧保留アイコンが用いられなかった場合よりも、予告態様をした当該或る数よりも多い数の旧保留アイコンが用いられた場合の方が、実行中の図柄変動表示において最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。また、保留演出やキャラ変化演出において予告態様をした或る数の旧保留アイコンが用いられ、予告態様をした当該或る数よりも多い数の旧保留アイコンが用いられなかった場合よりも、予告態様をした当該或る数よりも多い数の旧保留アイコンが用いられた場合の方が、次に実行される図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。また、保留演出やキャラ変化演出において予告態様をした或る数の旧保留アイコンが用いられ、予告態様をした当該或る数よりも多い数の旧保留アイコンが用いられなかった場合よりも、予告態様をした当該或る数よりも多い数の旧保留アイコンが用いられた場合の方が、開始が保留されている図柄変動表示のうちのいずれかの図柄変動表示が開始された際に、最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。また、保留演出やキャラ変化演出において予告態様をした或る数の旧保留アイコンが用いられ、予告態様をした当該或る数よりも多い数の旧保留アイコンが用いられなかった場合よりも、予告態様をした当該或る数よりも多い数の旧保留アイコンが用いられた場合の方が、当該保留演出やキャラ変化演出の対象になった保留アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示において最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、図31に示して上述した第32の演出例では、特図1の変動開始が保留されている保留数を示す保留表示手段と、特図2の変動開始が保留されている保留数を示す保留表示手段についての例を示したが、これに限定されず、例えば、或る特図(例えば、特図1)の変動開始が保留されている保留数を示す保留表示手段Aと、当該或る特図(例えば、特図1)の変動開始が保留されている当該保留数を示す保留表示手段Bが設けられ、保留表示手段Aに表示された保留アイコン(例えば、変動アイコン)が退場すると、上述した様々な演出例において例示した旧保留アイコンが登場し、保留表示手段Bに表示されていた保留アイコン(例えば、保留アイコン表示領域における保留1表示領域に表示されていた保留アイコン)が退場しても旧保留愛顧が登場しないように構成されてもよいし、或る特図(例えば、特図1)の変動開始が保留されている保留数を示す保留表示手段Aと、当該或る特図(例えば、特図1)の変動開始が保留されている当該保留数を示す保留表示手段Bが設けられ、保留表示手段Aに表示されていた保留アイコン(例えば、保留アイコン表示領域における保留1表示領域に表示されていた保留アイコンや変動アイコン等)を対象とした旧保留アイコンを用いた保留演出(例えば、アタック演出)が行われる場合があり、保留表示手段Bに表示されていた保留アイコン(例えば、保留1表示領域に表示されていた保留アイコンや変動アイコン等)を対象とした旧保留アイコンを用いた保留演出(例えば、アタック演出)が行われる場合がないように構成されてもよい。
また、上述した実施形態において、予告態様をした複数の旧保留アイコン(例えば、黒丸旧保留アイコンや顔旧保留アイコン等)が表示される例や、デフォルトの態様の複数の旧保留アイコン(例えば、白丸旧保留アイコン)が予告態様をした複数の旧保留アイコンに変化する例を示したが、これに限定されず、例えば、予告態様をした旧保留アイコンが或る数(例えば、1つ)表示されている場合よりも、予告態様をした旧保留アイコンが当該或る数よりも多い数(例えば、2つ)表示されている場合の方が、実行中の図柄変動表示において最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。また、予告態様をした旧保留アイコンが或る数(例えば、1つ)表示されている場合よりも、予告態様をした旧保留アイコンが当該或る数よりも多い数(例えば、2つ)表示されている場合の方が、次に実行が開始される図柄変動表示において最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。また、予告態様をした旧保留アイコンが或る数(例えば、1つ)表示されている場合よりも、予告態様をした旧保留アイコンが当該或る数よりも多い数(例えば、2つ)表示されている場合の方が、開始が保留されている図柄変動表示のうちのいずれかの図柄変動表示が開始された際に最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、上述した実施形態において、デフォルトの態様の或る数(例えば、1つ)の旧保留アイコン(例えば、白丸旧保留アイコン)が予告態様をした旧保留アイコン(例えば、黒丸旧保留アイコン等)に変化した場合よりも、デフォルトの態様の或る数よりも多い数(例えば、2つ)の旧保留アイコンが予告態様をした旧保留アイコンに変化した場合の方が、実行中の図柄変動表示において最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。また、デフォルトの態様の或る数(例えば、1つ)の旧保留アイコンが予告態様をした旧保留アイコンに変化した場合よりも、デフォルトの態様の或る数よりも多い数(例えば、2つ)の旧保留アイコンが予告態様をした旧保留アイコンに変化した場合の方が、次に実行が開始される図柄変動表示において最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。また、デフォルトの態様の或る数(例えば、1つ)の旧保留アイコンが予告態様をした旧保留アイコンに変化した場合よりも、デフォルトの態様の或る数よりも多い数(例えば、2つ)の旧保留アイコンが予告態様をした旧保留アイコンに変化した場合の方が、開始が保留されている図柄変動表示のうちのいずれかの図柄変動表示が開始された際に最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、例えば、図46に示して上述した第60の演出例等において、予告態様をした旧保留アイコンを用いて複数のアイコンを対象とした保留演出(例えば、保留アイコンの態様を変化させる保留演出、変動アイコンの態様を変化させる保留演出、旧保留アイコンの態様を変化させる保留演出)や、予告態様をした旧保留アイコンを用いて複数のキャラクタを対象としたキャラ変化演出(例えば、WUFOK6をBUFOK7に変化させる演出等)を行う例を示したが、保留演出やキャラ変化演出において或る数(例えば、1つ)のアイコンやキャラクタが態様の変化の対象となった場合よりも、当該或る数よりも多い数(例えば、2つ)のアイコンやキャラクタが態様の変化の対象となった場合の方が、当該保留演出やキャラ変化演出に成功しやすい(例えば、対象となるアイコンやキャラクタがより大当り信頼度の高い態様に変化しやすい等)ように構成されてもよい。また、保留演出やキャラ変化演出において或る数(例えば、1つ)のアイコンやキャラクタが態様の変化の対象となった場合よりも、当該或る数よりも多い数(例えば、2つ)のアイコンやキャラクタが態様の変化の対象となった場合の方が、実行中の図柄変動表示において最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。また、保留演出やキャラ変化演出において或る数(例えば、1つ)のアイコンやキャラクタが態様の変化の対象となった場合よりも、当該或る数よりも多い数(例えば、2つ)のアイコンやキャラクタが態様の変化の対象となった場合の方が、次に実行が開始される図柄変動表示において最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。また、保留演出やキャラ変化演出において或る数(例えば、1つ)のアイコンやキャラクタが態様の変化の対象となった場合よりも、当該或る数よりも多い数(例えば、2つ)のアイコンやキャラクタが態様の変化の対象となった場合の方が、開始が保留されている図柄変動表示のうちのいずれかの図柄変動表示が開始された際に最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。また、保留演出やキャラ変化演出において或る数(例えば、1つ)のアイコンやキャラクタが態様の変化の対象となった場合よりも、当該或る数よりも多い数(例えば、2つ)のアイコンやキャラクタが態様の変化の対象となった場合の方が、当該保留演出やキャラ変化演出の対象となった保留アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示において最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、逆に、保留演出やキャラ変化演出において或る数(例えば、3つ)のアイコンやキャラクタが態様の変化の対象となった場合よりも、当該或る数よりも少ない数(例えば、1つ)のアイコンやキャラクタが態様の変化の対象となった場合の方が、実行中の図柄変動表示において最終的に大当り図柄が確定表示されるように構成されてもよい。また、保留演出やキャラ変化演出において或る数(例えば、3つ)のアイコンやキャラクタが態様の変化の対象となった場合よりも、当該或る数よりも少ない数(例えば、1つ)のアイコンやキャラクタが態様の変化の対象となった場合の方が、次に実行が開始される図柄変動表示において最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。また、保留演出やキャラ変化演出において或る数(例えば、3つ)のアイコンやキャラクタが態様の変化の対象となった場合よりも、当該或る数よりも少ない数(例えば、1つ)のアイコンやキャラクタが態様の変化の対象となった場合の方が、開始が保留されている図柄変動表示のうちのいずれかの図柄変動表示が開始された際に最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。また、保留演出やキャラ変化演出において或る数(例えば、3つ)のアイコンやキャラクタが態様の変化の対象となった場合よりも、当該或る数よりも少ない数(例えば、1つ)のアイコンやキャラクタが態様の変化の対象となった場合の方が、当該保留演出やキャラ変化演出の対象となった保留アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示において最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、例えば、図50に示して上述した第65の演出例等において、保留アイコン(変動アイコン)と旧保留アイコンを対象としてアイコンを変化させる保留演出(あるいは、キャラ変化演出)が行われる例を示したが、保留演出(例えば、保留アイコンの態様を変化させる保留演出、変動アイコンの態様を変化させる保留演出、旧保留アイコンの態様を変化させる保留演出)やキャラ変化演出(例えば、WUFOK6をBUFOK7に変化させる演出等)において、保留アイコンと旧保留アイコンの両方が保留演出の対象となった場合に、当該旧保留アイコンよりも当該保留アイコンの方が態様が変化(例えば、白丸アイコンの態様が黒丸アイコンの態様に変化、黒丸アイコンの態様から三角アイコンの態様に変化等)しやすいように構成されてもよいし、当該保留アイコンよりも当該旧保留アイコンの方が態様が変化しやすいように構成されてもよい。また、或る保留演出(或るキャラ変化演出)では、当該旧保留アイコンよりも当該保留アイコンの方が変化しやすく、別の或る保留演出(或るキャラクタ演出)では、当該保留アイコンよりも当該旧保留アイコンの方が変化しやすいように構成されてもよい。
また、上述した実施形態において、保留アイコン表示領域にボタンアイコンの態様の保留アイコン(ボタン保留アイコン)が表示されている場合において、当該ボタン保留アイコンにおける演出ボタン136の押下を受け付けるように構成されてもよい。また、保留アイコン表示領域にボタンアイコンの態様の保留アイコン(ボタン保留アイコン)が表示されている場合において、当該ボタン保留アイコンにおける演出ボタン136の押下を受け付けず、当該ボタン保留アイコンに対応する保留が消化されて変動アイコン表示領域(保留0表示領域)にボタン変動アイコンが表示されてから当該ボタン変動アイコンにおける演出ボタン136の押下を受け付けるようにしてもよい。また、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)にボタン変動アイコンが表示されている場合において、当該ボタン変動アイコンにおける演出ボタン136の押下を受け付け、ボタン変動アイコンが変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域にボタン旧保留アイコンが登場してからは当該ボタン旧保留アイコンにおける演出ボタン136の押下を受け付けないように構成されてもよい。また、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)にボタン変動アイコンが表示されている場合において、当該ボタン変動アイコンにおける演出ボタン136の押下を受け付け、さらに、ボタン変動アイコンが変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域にボタン旧保留アイコンが登場してからも当該ボタン旧保留アイコンにおける演出ボタン136の押下を受け付けるように構成されてもよい。また、変動アイコン表示領域(保留0表示領域)にボタン変動アイコンが表示されている場合において、当該ボタン変動アイコンにおける演出ボタン136の押下を受け付け、さらに、ボタン変動アイコンが変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域にボタン旧保留アイコンが登場してから当該ボタン旧保留アイコンが旧保留アイコン表示領域から退場するまで、当該ボタン旧保留アイコンにおける演出ボタン136の押下を受け付けるように構成されてもよい。
また、上述した実施形態において、保留演出(例えば、保留アイコンの態様を変化させる保留演出、変動アイコンの態様を変化させる保留演出、旧保留アイコンの態様を変化させる保留演出)やキャラ変化演出(例えば、WUFOK6をBUFOK7に変化させる演出等)に用いられる旧保留アイコンが、或るアイコン(例えば、旧保留1表示領域に表示されていた旧保留アイコン(例えば、最も古くから旧保留アイコン表示領域に表示されている旧保留アイコン)や、最も保留アイコン(例えば、変動アイコン(保留0表示領域における変動アイコン)の近くに表示されていたアイコン))である場合よりも、他の或るアイコン(例えば、旧保留4表示領域に表示されていた旧保留アイコン(例えば、最も新しく旧保留アイコン表示領域に表示された旧保留アイコン)や、最も保留アイコン(例えば、変動アイコン(保留0表示領域における変動アイコン)の遠くに表示されていたアイコン))である場合の方が、当該保留演出やキャラ変化演出に成功しやすいように構成されてもよい。また、保留演出やキャラ変化演出に用いられる旧保留アイコンが、或るアイコンである場合よりも、他の或るアイコンである場合の方が、実行中の図柄変動表示において最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。また、保留演出やキャラ変化演出に用いられる旧保留アイコンが、或るアイコンである場合よりも、他の或るアイコンである場合の方が、次に実行が開始される図柄変動表示において最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。また、保留演出やキャラ変化演出に用いられる旧保留アイコンが、或るアイコンである場合よりも、他の或るアイコンである場合の方が、開始が保留されている図柄変動表示のうちのいずれかの図柄変動表示が開始された際に最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。また、保留演出やキャラ変化演出に用いられる旧保留アイコンが、或るアイコンである場合よりも、他の或るアイコンである場合の方が、当該保留演出やキャラ変化演出の対象となった保留アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示において最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、上述した実施形態において、或る態様(例えば、顔アイコンの態様)をした保留アイコン(変動アイコンを除く)と当該或る態様をした変動アイコンは、大きさ、形状、模様、関連する表示(例えば、エフェクト等)等の表示上のプロパティが完全に一致していなくてもよく、例えば、大きさ、形状、模様、関連する表示等の表示上のプロパティのうちのいずれか(例えば、大きさ、関連する表示)が異なり、他(例えば、模様の一部だけ)同じ等、保留アイコンと変動アイコンとが対応づいていれば或る態様をした保留アイコンと当該或る態様をした変動アイコンとしてもよいし、一の態様をした保留アイコンと複数の態様をした複数の変動アイコンや、一の態様をした変動アイコンと複数の態様をした複数の保留アイコンであっても、対応づいていれば、或る態様をした保留アイコンと当該或る態様をした変動アイコンとしてもよい。
また、上述した実施形態において、或る態様(例えば、顔アイコンの態様)をした保留アイコン(変動アイコンを含む)と当該或る態様をした旧保留アイコンは、大きさ、形状、模様、関連する表示(例えば、エフェクト等)等の表示上のプロパティが完全に一致していなくてもよく、例えば、大きさ、形状、模様、関連する表示等の表示上のプロパティのうちのいずれか(例えば、大きさ、関連する表示)が異なり、他(例えば、模様の一部だけ)同じ等、保留アイコンと旧保留アイコンとが対応づいていれば或る態様をした保留アイコンと当該或る態様をした旧保留アイコンとしてもよいし、一の態様をした保留アイコンと複数の態様をした複数の旧保留アイコンや、一の態様をした旧保留アイコンと複数の態様をした複数の保留アイコンであっても、対応づいていれば、或る態様をした保留アイコンと当該或る態様をした旧保留アイコンとしてもよい。
また、例えば、図21に示して上述した第15の演出例等において、アイコンの少なくとも一部が別のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップする例は、1又は複数の或るアイコンを用いて、1又は複数の別の或るアイコンを対象として行われるアイコン変化アニメ演出の一例であり、アイコン変化アニメ演出は、アイコンの少なくとも一部が別のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップすることに限定されず、アイコンの少なくとも一部が別のアイコンの少なくとも一部に近づいたりするようなシナリオであってもよいし、或る態様(例えば、黒丸アイコンの態様)のアイコンが別の態様(例えば、顔アイコンの態様)に変化して当該アイコンの少なくとも一部が別のアイコンの少なくとも一部にオーバーラップしたりするようなシナリオであってもよいし、アイコンから出現したかのように見せる表示(例えば、図48(h)に示す黒丸旧保留アイコンから発射されるレーザー光線等)の少なくとも一部が別のアイコンの少なくとも一部に近づいたりするようなシナリオであってもよい。
以上の記載では、
『 保留アイコン[例えば、図31(1−a)に示す保留アイコンb2〜b4等]が表示される保留アイコン表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
変動アイコン[例えば、図31(1−a)に示す変動アイコンa1等]が表示される変動アイコン表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
を備えた遊技台であって、
前記保留アイコン表示手段における保留アイコンの数によって図柄変動表示の開始が保留されている数が報知され[例えば、図32(1−a)に示すように、保留アイコン表示領域に保留アイコンb2〜b4が3つ表示されることで保留数が3つであることが報知されている等]、
保留されている図柄変動表示の消化に関連して、少なくとも一の保留アイコンが前記保留アイコン表示手段からいなくなり、変動アイコンとして前記変動アイコン表示手段に現れる場合があり[例えば、図32(1−l)に示すように、最先の特図1の保留が消化されて特図1変動遊技が開始されると、保留・変動アイコン間移動アニメーションにより、消化された保留に対応する保留アイコンb2が変動アイコンa2となって変動アイコン表示領域に移動表示される等]、
旧保留アイコン[例えば、図31(1−a)に示す旧保留アイコンc11〜c14等]が表示される旧保留アイコン表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備え、
前記変動アイコン表示手段の少なくとも一の変動アイコンが該変動アイコン表示手段からいなくなり、旧保留アイコンとして前記旧保留アイコン表示手段に現れる場合があり[例えば、図32(1−j)〜同図(1−l)に示すように、特図1変動遊技が終了すると、変動アイコン表示領域に表示されていた変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域に旧保留アイコンc1として表示される等]、
旧保留アイコンが第一の態様[例えば、白丸アイコンの態様等]で表示される場合があり、
旧保留アイコンが第二の態様[例えば、黒丸アイコンの態様等]で表示される場合があり、
前記第二の態様は、前記第一の態様とは別の態様であり、
前記第一の態様は、デフォルトの態様であり、
変動アイコンの少なくとも一部が前記第二の態様で表示された旧保留アイコンの少なくとも一部にオーバーラップされるシーンを含むアニメーション(以下、「第一のアニメ」という。)において、該変動アイコンが該第二の態様に変化する場合があり[例えば、図32(1−m)〜同図(1−p)に示すように、旧保留3表示領域に表示されていた黒丸旧保留アイコンc14を用いたアタック演出のアニメーションにおいて、黒丸旧保留アイコンの一部が白丸アイコンの態様の変動アイコンa2の一部にオーバーラップし、黒丸旧保留アイコンc14が変動アイコンa2に命中すると、変動アイコンa2が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化する場合がある等]、
前記第二の態様の変動アイコンの表示は、大当り予告の表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
ここで、保留アイコン表示手段は、保留アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、保留アイコン以外のアイコンも表示可能なものであってもよい。また、保留アイコン表示手段は、保留アイコンを必ず表示するものであってもよいし、保留アイコンを表示しない場合があるものであってもよい。
また、変動アイコン表示手段は、変動アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、変動アイコン以外のアイコンも表示可能なものであってもよい。また、変動アイコン表示手段は、変動アイコンを必ず表示するものであってもよいし、変動アイコンを表示しない場合があるものであってもよい。
保留アイコン表示手段における保留アイコンの数によって図柄変動表示の開始が保留されている数のみが報知されてもよいし、保留アイコン表示手段における保留アイコンの数によって図柄変動表示の開始が保留されている数以外の数も報知されてもよい。また、保留アイコン表示手段における保留アイコンの数によって図柄変動表示の開始が保留されている数が必ず報知されてもよいし、保留アイコン表示手段における保留アイコンの数によって図柄変動表示の開始が保留されている数が報知されない場合があってもよい。
また、保留アイコン表示手段における保留アイコンの数のみによって図柄変動表示の開始が保留されている数が報知されてもよいし、保留アイコン表示手段における保留アイコンの数以外の数によっても図柄変動表示の開始が保留されている数が報知されてもよい。
また、保留アイコン表示手段における保留アイコンの数によって図柄変動表示の開始が保留されている数が報知されるように構成されているが、図柄変動表示の開始が保留されている数が1つ増加した場合に保留アイコンを或る数(例えば、2つや3つ等)増加表示したりしてもよい。
また、保留されている図柄変動表示の消化に関連して、少なくとも一の保留アイコンが保留アイコン表示手段からいなくなり、変動アイコンとして変動アイコン表示手段にのみ現れる場合があってもよいし、保留されている図柄変動表示の消化に関連して、少なくとも一の保留アイコンが保留アイコン表示手段からいなくなり、変動アイコンとして変動アイコン表示手段以外にも現れる場合があってもよい。また、保留されている図柄変動表示の消化に関連して、少なくとも一の保留アイコンが保留アイコン表示手段からいなくなり、変動アイコンとして変動アイコン表示手段に必ず現れてもよいし、保留されている図柄変動表示の消化に関連して、少なくとも一の保留アイコンが保留アイコン表示手段からいなくなり、変動アイコンとして変動アイコン表示手段に現れない場合があってもよい。
また、保留されている図柄変動表示の消化に関連して、少なくとも一の保留アイコンが保留アイコン表示手段からいなくなり、変動アイコンとしてのみ変動アイコン表示手段に現れる場合があってもよいし、保留されている図柄変動表示の消化に関連して、少なくとも一の保留アイコンが保留アイコン表示手段からいなくなり、変動アイコン以外のアイコンとして変動アイコン表示手段に現れる場合があってもよい。
また、保留されている図柄変動表示の消化に関連して、少なくとも一の保留アイコンのみが保留アイコン表示手段からいなくなり、変動アイコンとして変動アイコン表示手段に現れる場合があってもよいし、保留されている図柄変動表示の消化に関連して、少なくとも一の保留アイコン以外のアイコンが保留アイコン表示手段からいなくなり、変動アイコンとして変動アイコン表示手段に現れる場合があってもよい。また、保留されている図柄変動表示の消化に関連して、少なくとも一の保留アイコンが保留アイコン表示手段から必ずいなくなり、変動アイコンとして変動アイコン表示手段に現れる場合があってもよいし、保留されている図柄変動表示の消化に関連して、少なくとも一の保留アイコンが保留アイコン表示手段からいなくならない場合があり、変動アイコンとして変動アイコン表示手段に現れる場合があってもよい。
また、保留されている図柄変動表示の消化のみに関連して、少なくとも一の保留アイコンが保留アイコン表示手段からいなくなり、変動アイコンとして変動アイコン表示手段に現れる場合があってもよいし、保留されている図柄変動表示の消化以外のことにも関連して、少なくとも一の保留アイコンが保留アイコン表示手段からいなくなり、変動アイコンとして変動アイコン表示手段に現れる場合があってもよい。
また、保留されている図柄変動表示の消化に関連して、一の保留アイコンが保留アイコン表示手段からいなくなり、変動アイコンとして変動アイコン表示手段に現れる場合があってもよいし、保留されている図柄変動表示の消化に関連して、複数(例えば、2つ)の保留アイコンが保留アイコン表示手段からいなくなり、変動アイコンとして変動アイコン表示手段に現れる場合があってもよい。
また、保留されている図柄変動表示の消化に関連して、複数(例えば、2つ)の保留アイコンが保留アイコン表示手段からいなくなり、一の変動アイコンだけが変動アイコン表示手段に現れる場合があってもよいし、保留されている図柄変動表示の消化に関連して、複数(例えば、2つ)の保留アイコンが保留アイコン表示手段からいなくなり、複数(例えば、2つ)の変動アイコンが変動アイコン表示手段に現れる場合があってもよい。
また、保留されている図柄変動表示の消化に関連して、一の保留アイコンだけが保留アイコン表示手段からいなくなり、一の変動アイコンだけが変動アイコン表示手段に現れる場合があるように構成されてもよいし、保留されている図柄変動表示の消化に関連して、一の保留アイコンだけが保留アイコン表示手段からいなくなり、複数(例えば、2つ)の変動アイコンが変動アイコン表示手段に現れる場合があってもよい。
また、保留されている図柄変動表示の消化に関連して、一の保留アイコンだけが保留アイコン表示手段からいなくなり、一の変動アイコンだけが変動アイコン表示手段に現れる場合があるように構成されていてもよいし、保留されている図柄変動表示の消化に関連して、複数(例えば、2つ)の保留アイコンが保留アイコン表示手段からいなくなり、一の変動アイコンだけが変動アイコン表示手段に現れる場合があるように構成されていてもよい。
また、保留されている図柄変動表示の消化に関連して、一の保留アイコンだけが保留アイコン表示手段からいなくなり、複数(例えば、2つ)の変動アイコンが変動アイコン表示手段に現れる場合があるように構成されていてもよいし、保留されている図柄変動表示の消化に関連して、複数(例えば、2つ)の保留アイコンが前記保留アイコン表示手段からいなくなり、複数(例えば、2つ)の変動アイコンが変動アイコン表示手段に現れる場合があるように構成されていてもよい。
また、旧保留アイコン表示手段は、旧保留アイコンのみが表示可能なものであってもよいし、旧保留アイコン以外のアイコンも表示可能なものであってもよい。また、旧保留アイコン表示手段は、旧保留アイコンを必ず表示するものであってもよいし、旧保留アイコンを表示しない場合があるものであってもよい。
また、変動アイコン表示手段の少なくとも一の変動アイコンが変動アイコン表示手段からいなくなり、旧保留アイコンとして旧保留アイコン表示手段にのみ現れる場合があってもよいし、変動アイコン表示手段の少なくとも一の変動アイコンが変動アイコン表示手段からいなくなり、旧保留アイコンとして旧保留アイコン表示手段以外にも現れる場合があってもよい。また、変動アイコン表示手段の少なくとも一の変動アイコンが変動アイコン表示手段からいなくなり、旧保留アイコンとして旧保留アイコン表示手段に必ず現れてもよいし、変動アイコン表示手段の少なくとも一の変動アイコンが変動アイコン表示手段からいなくなり、旧保留アイコンとして旧保留アイコン表示手段に現れない場合があってもよい。
また、変動アイコン表示手段の少なくとも一の変動アイコンが変動アイコン表示手段からいなくなり、旧保留アイコンとしてのみ旧保留アイコン表示手段に現れる場合があってもよいし、変動アイコン表示手段の少なくとも一の変動アイコンが変動アイコン表示手段からいなくなり、旧保留アイコン以外のアイコンとして旧保留アイコン表示手段に現れる場合があってもよい。
また、変動アイコン表示手段の少なくとも一の変動アイコンのみが変動アイコン表示手段からいなくなり、旧保留アイコンとして旧保留アイコン表示手段に現れる場合があってもよいし、変動アイコン表示手段の少なくとも一の変動アイコン以外のアイコンが変動アイコン表示手段からいなくなり、旧保留アイコンとして旧保留アイコン表示手段に現れる場合があってもよい。
また、変動アイコン表示手段の一の変動アイコンが変動アイコン表示手段からいなくなり、旧保留アイコンとして旧保留アイコン表示手段に現れる場合があってもよいし、変動アイコン表示手段に二以上の変動アイコンが変動アイコン表示手段からいなくなり、旧保留アイコンとして旧保留アイコン表示手段に現れる場合があってもよい。
また、変動アイコン表示手段の複数(例えば、2つ)の変動アイコンが変動アイコン表示手段からいなくなり、一の旧保留アイコンだけが旧変動アイコン表示手段に現れる場合があってもよいし、変動アイコン表示手段の複数(例えば、2つ)の変動アイコンが変動アイコン表示手段からいなくなり、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に現れる場合があってもよい。
また、変動アイコン表示手段の一の変動アイコンだけが変動アイコン表示手段からいなくなり、一の旧保留アイコンだけが旧保留アイコン表示手段に現れる場合があるように構成されてもよいし、変動アイコン表示手段の一の変動アイコンだけが変動アイコン表示手段からいなくなり、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に現れる場合があってもよい。
また、変動アイコン表示手段の一の変動アイコンだけが変動アイコン表示手段からいなくなり、一の旧保留アイコンだけが旧保留アイコン表示手段に現れる場合があるように構成されていてもよいし、変動アイコン表示手段の複数(例えば、2つ)の変動アイコンが変動アイコン表示手段からいなくなり、一の旧保留アイコンだけが旧保留アイコン表示手段に現れる場合があるように構成されていてもよい。
また、変動アイコン表示手段の一の変動アイコンだけが変動アイコン表示手段からいなくなり、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に現れる場合があるように構成されていてもよいし、変動アイコン表示手段の複数(例えば、2つ)の変動アイコンが変動アイコン表示手段からいなくなり、複数(例えば、2つ)の旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に現れる場合があるように構成されていてもよい。
また、変動アイコン表示手段に変動アイコンが表示された以降にのみ変動アイコンが変動アイコン表示手段からいなくなり、旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に現れる場合があってもよいし、変動アイコン表示手段に変動アイコンが表示された以降以外にも変動アイコンが変動アイコン表示手段からいなくなり、旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に現れる場合があってもよい。
また、変動アイコン表示手段に変動アイコンのみが表示された以降に変動アイコンが変動アイコン表示手段からいなくなり、旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に現れる場合があってもよいし、変動アイコン表示手段に変動アイコン以外のアイコンが表示された以降に変動アイコンが変動アイコン表示手段からいなくなり、旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に現れる場合があってもよい。
また、旧保留アイコンが第一の態様でのみ表示される場合があってもよいし、旧保留アイコンが第一の態様以外の態様で表示される場合があってもよい。また、旧保留アイコンが第一の態様で必ず表示されてもよいし、旧保留アイコンが第一の態様で表示されない場合があってもよい。
また、旧保留アイコンが第二の態様でのみ表示される場合があってもよいし、旧保留アイコンが第二の態様以外の態様で表示される場合があってもよい。また、旧保留アイコンが第二の態様で必ず表示されてもよいし、旧保留アイコンが第二の態様で表示されない場合があってもよい。
また、第一のアニメは、変動アイコンの少なくとも一部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの少なくとも一部にオーバーラップされるシーンのみを含むものであってもよいし、変動アイコンの少なくとも一部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの少なくとも一部にオーバーラップされるシーン以外にシーンも含むものであってもよい。また、第一のアニメは、変動アイコンの少なくとも一部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの少なくとも一部にオーバーラップされるシーンを必ず含むものであってもよいし、変動アイコンの少なくとも一部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの少なくとも一部にオーバーラップされるシーンを含まない場合があるものであってもよい。
また、変動アイコンの一部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの一部にオーバーラップされるシーンを含むアニメーションであってもよいし、変動アイコンの一部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの全部にオーバーラップされるシーンを含むアニメーションであってもよいし、変動アイコンの全部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの一部にオーバーラップされるシーンを含むアニメーションであってもよいし、変動アイコンの全部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの全部にオーバーラップされるシーンを含むアニメーションであってもよい。
また、第一のアニメにおいて、変動アイコンが第二の態様にのみ変化する場合があってもよいし、第一のアニメにおいて、変動アイコンが第二の態様以外の態様にも変化する場合があってもよい。また、第一のアニメにおいて、変動アイコンが第二の態様に必ず変化してもよいし、第一のアニメにおいて、変動アイコンが第二の態様に変化しない場合があってもよい。
また、第一のアニメにおいて、変動アイコンのみが第二の態様に変化する場合があってもよいし、第一のアニメにおいて、変動アイコン以外のアイコンが第二の態様に変化する場合があってもよい。
また、変動アイコンの少なくとも一部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの少なくとも一部にオーバーラップされるシーンを含むアニメーション(「第一のアニメ」)において、該変動アイコンが該第二の態様に必ず変化するように構成されていてもよいし、変動アイコンの少なくとも一部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの少なくとも一部にオーバーラップされるシーンを含むアニメーション(「第一のアニメ」)においてのみ、該変動アイコンが該第二の態様に変化する場合があるように構成されていてもよいし、変動アイコンの少なくとも一部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの少なくとも一部にオーバーラップされるシーンを含むアニメーション(「第一のアニメ」)においてのみ、該変動アイコンが該第二の態様に必ず変化するように構成されていてもよい。
なお、変動アイコンの少なくとも一部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの少なくとも一部にオーバーラップされるシーンとは、変動アイコンの少なくとも一部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの全部にオーバーラップされるシーンであってもよいし、変動アイコンの全部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの少なくとも一部にオーバーラップされるシーンであってもよいし、変動アイコンの全部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの全部にオーバーラップされるシーンであってもよいし、変動アイコンの少なくとも一部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの一部のみにオーバーラップされるシーンであってもよいし、変動アイコンの一部のみが第二の態様で表示された旧保留アイコンの少なくとも一部にオーバーラップされるシーンであってもよいし、変動アイコンの一部のみが第二の態様で表示された旧保留アイコンの一部のみにオーバーラップされるシーンであってもよい。
また、第二の態様の変動アイコンの表示は、大当り予告のみの表示であってもよいし、大当り予告以外の表示も含むものであってもよい。また、第二の態様の変動アイコンの表示は、大当り予告を必ず含む表示であってもよいし、大当り予告を含まない場合が或る表示であってもよい。
また、第二の態様の変動アイコンの表示による大当り予告の表示が行われても、当該表示が行われた図柄変動表示において最終的にはずれ図柄態様が確定表示される場合があってもよいし、第二の態様の変動アイコンの表示による大当り予告の表示が行われた場合、当該表示が行われた図柄変動表示において最終的に必ず大当り図柄態様が確定表示されるように構成されていてもよい。
また、第一の態様の変動アイコンが表示された場合よりも第二の態様の変動アイコンが表示された場合の方が、変動中の図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、第二の態様の変動アイコンが表示されず、第一の態様の変動アイコンが表示された場合よりも、第二の態様の変動アイコンが表示された場合の方が変動中の図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすいように構成されていてもよい。
また、『 前記旧保留アイコン表示手段において前記第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合に、前記第一のアニメが行われず、該第一のアニメとは別の第二のアニメが行われる場合があり[例えば、図21(x)〜同図(ヘ)に示すように、旧保留4表示領域に黒丸旧保留アイコンc2が表示され、アタック演出が行われる可能性があるにもかかわらず、アイコンを変化させる可能性がある別の保留演出としてのBバード演出のアニメーションが行われる場合がある等]、
前記第二のアニメは、大当り予告のアニメーションであり、
前記第二のアニメにおいて、変動アイコンが前記第二の態様に変化する場合がある[例えば、図21(x)〜同図(ニ)に示すように、Bバード演出が行われると、変動アイコンa3が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化する場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、旧保留アイコン表示手段において第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合に、第一のアニメが行われず、第二のアニメのみが行われる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示手段において第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合に、第一のアニメが行われず、第二のアニメ以外のアニメが行われる場合があってもよい。また、旧保留アイコン表示手段において第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合に、第一のアニメが行われず、第二のアニメが必ず行われてもよいし、旧保留アイコン表示手段において第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合に、第一のアニメが行われず、第二のアニメが行われない場合があってもよい。
また、旧保留アイコン表示手段において第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合にのみ、第一のアニメが行われず、第二のアニメが行われる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示手段において第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合以外の場合にも、第一のアニメが行われず、第二のアニメが行われる場合があってもよい。
また、第二のアニメは、大当り予告のアニメーションのみを含むものであってもよいし、大当り予告のアニメーション以外のアニメーションも含むものであってもよい。また、第二のアニメは、大当り予告のアニメーションを必ず含むものであってもよいし、大当り予告のアニメーションを含まない場合があるものであってもよい。
また、第二のアニメにおいて、変動アイコンが第二の態様にのみ変化する場合があってもよいし、第二のアニメにおいて、変動アイコンが第二の態様以外の態様にも変化する場合があってもよい。また、第二のアニメにおいて、変動アイコンが第二の態様に必ず変化してもよいし、第二のアニメにおいて、変動アイコンが第二の態様に変化しない場合があってもよい。
また、第二のアニメにおいて、変動アイコンのみが第二の態様に変化する場合があってもよいし、第二のアニメにおいて、変動アイコン以外のアイコンが第二の態様に変化する場合があってもよい。
また、第二のアニメにおいて、変動アイコンが第二の態様に必ず変化するように構成されていてもよいし、第二のアニメにおいてのみ、変動アイコンが第二の態様に変化する場合があるように構成されていてもよいし、第二のアニメにおいてのみ、変動アイコンが第二の態様に必ず変化する場合があるように構成されていてもよい。
また、第二のアニメが行われても、当該第二のアニメが行われた図柄変動表示において最終的にはずれ図柄態様が確定表示される場合があってもよいし、第二のアニメが行われても、当該第二のアニメが行われた図柄変動表示において最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されるように構成されてもよい。
また、第一の態様の変動アイコンが表示された場合よりも第二の態様の変動アイコンが表示された場合の方が、変動中の図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、第二の態様の変動アイコンが表示されず、第一の態様の変動アイコンが表示された場合よりも、第二の態様の変動アイコンが表示された場合の方が変動中の図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすいように構成されていてもよい。
また、『 前記第一のアニメにおいて変動アイコンが前記第二の態様に変化した後で、該変動アイコンが該第二の態様から第三の態様[例えば、顔アイコンの態様等]に変化する場合があり[例えば、図26(n)〜同図(x)に示すように、旧保留3表示領域における黒丸旧保留アイコンc14を用いたアタック演出が行われて、変動アイコンa2が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化した後、WUFO演出により、黒丸アイコンの態様の変動アイコンa2が顔アイコンの態様に変化する場合がある等]、
前記第一のアニメにおいて変動アイコンが前記第二の態様に変化することなく前記第三の態様に変化する場合がなく[例えば、図26(n)〜同図(r)に示すように、旧保留3表示領域における黒丸旧保留アイコンc14を用いたアタック演出が行われた場合には、変動アイコンa2は、白丸アイコンから黒丸アイコンに変化するが顔アイコンには変化しない等]、
前記旧保留アイコン表示手段に前記第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合に、前記第一のアニメが行われず、前記第二のアニメが行われると、変動アイコンが前記第三の態様に変化する場合があり[例えば、図21(y)〜同図(ヘ)に示すように、旧保留4表示領域に黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2が表示されている場合に、アタック演出が行われず、Bバード演出が行われて、変動アイコンa3が白丸アイコンの態様から顔アイコンの態様に変化する場合がある等]、
前記第二の態様で表示された変動アイコンが該第二の態様から変化しなかった場合に実行中の図柄変動表示よりも、該第二の態様で表示された変動アイコンが該第二の態様から前記第三の態様に変化した場合に実行中の図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい[例えば、図26(u)〜同図(x)に示すWUFO演出において、変動アイコンa2が黒丸アイコンの態様から変化しなかった場合よりも、黒丸アイコンから顔アイコンに変化した場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一のアニメにおいて変動アイコンが第二の態様に変化した後で、変動アイコンが第二の態様から第三の態様にのみ変化する場合があってもよいし、第一のアニメにおいて変動アイコンが第二の態様に変化した後で、変動アイコンが第二の態様から第三の態様以外の態様にも変化する場合があってもよい。また、第一のアニメにおいて変動アイコンが第二の態様に変化した後で、変動アイコンが第二の態様から第三の態様に必ず変化してもよいし、第一のアニメにおいて変動アイコンが第二の態様に変化した後で、変動アイコンが第二の態様から第三の態様に変化しない場合があってもよい。
また、第一のアニメにおいて変動アイコンが第二の態様に変化した後で、変動アイコンのみが第二の態様から第三の態様に変化する場合があってもよいし、第一のアニメにおいて変動アイコンが第二の態様に変化した後で、変動アイコン以外のアイコンが第二の態様から第三の態様に変化する場合があってもよい。また、第一のアニメにおいて変動アイコンが第二の態様に変化した後でのみ、変動アイコンが第二の態様から第三の態様に変化する場合があってもよいし、第一のアニメにおいて変動アイコンが第二の態様に変化した後で以外にも、変動アイコンが第二の態様から第三の態様に変化する場合があってもよい。
また、第一のアニメにおいて変動アイコンが第二の態様に変化することなく第三の態様にのみ変化する場合がなくてもよいし、第一のアニメにおいて変動アイコンが第二の態様に変化することなく第三の態様に以外の態様にも変化する場合がなくてもよい。
また、保留アイコン表示手段に第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合に、第一のアニメが行われず、第二のアニメが行われると、変動アイコンが第三の態様にのみ変化する場合があってもよいし、保留アイコン表示手段に第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合に、第一のアニメが行われず、第二のアニメが行われると、変動アイコンが第三の態様以外の態様にも変化する場合があってもよい。また、保留アイコン表示手段に第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合に、第一のアニメが行われず、第二のアニメが行われると、変動アイコンが第三の態様に必ず変化してもよいし、保留アイコン表示手段に第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合に、第一のアニメが行われず、第二のアニメが行われると、変動アイコンが第三の態様に変化しない場合があってもよい。
また、保留アイコン表示手段に第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合に、第一のアニメが行われず、第二のアニメが行われると、変動アイコンのみが第三の態様に変化する場合があってもよいし、保留アイコン表示手段に第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合に、第一のアニメが行われず、第二のアニメが行われると、変動アイコン以外のアイコンが第三の態様に変化する場合があってもよい。
また、保留アイコン表示手段に第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合にのみ、第一のアニメが行われず、第二のアニメが行われると、変動アイコンが第三の態様に変化する場合があってもよいし、保留アイコン表示手段に第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合以外にも、第一のアニメが行われず、第二のアニメが行われると、変動アイコンが第三の態様に変化する場合があってもよい。
また、第二の態様で表示された変動アイコンが第二の態様から変化しなかった場合に実行中の図柄変動表示において最終的に大当り図柄態様が確定表示されないようにしてもよいし、第二の態様で表示された変動アイコンが第二の態様から第三の態様に変化した場合に実行中の図柄変動表示において、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示してもよい。また、第二の態様で表示された変動アイコンが第二の態様から変化しなかった場合に実行中の図柄変動表示において大当り図柄が確定表示される場合があってもよいし、第二の態様で表示された変動アイコンが第二の態様から第三の態様に変化した場合に実行中の図柄変動表示において、最終的に大当り図柄態様が確定表示しない場合があってもよい。
また、第一の態様の変動アイコンが表示された場合よりも第二の態様の変動アイコンが表示された場合の方が、変動中の図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、第二の態様の変動アイコンが表示されず、第一の態様の変動アイコンが表示された場合よりも、第二の態様の変動アイコンが表示された場合の方が変動中の図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすいように構成されていてもよい。
また、第二の態様の変動アイコンが表示された場合よりも第三の態様の変動アイコンが表示された場合の方が、変動中の図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、第三の態様の変動アイコンが表示されず、第二の態様の変動アイコンが表示された場合よりも、第三の態様の変動アイコンが表示された場合の方が変動中の図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすいように構成されていてもよい。
また、第一の態様の変動アイコンが表示された場合よりも第三の態様の変動アイコンが表示された場合の方が、変動中の図柄変動表示において大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されてもよい。
また、第三の態様の変動アイコンが表示されず、第一の態様の変動アイコンが表示された場合よりも、第三の態様の変動アイコンが表示された場合の方が変動中の図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすいように構成されていてもよい。
また、第三の態様の変動アイコンが表示された図柄変動表示において大当り図柄態様が必ず確定表示されるように構成されてもよいし、第三の態様の変動アイコンが表示された図柄変動表示においてはずれ図柄態様が確定表示される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記旧保留アイコン表示手段において第一の数[例えば、4つ等]の旧保留アイコンが表示される場合があり、
前記第一の数は、2以上の数であり、
前記第一の数の旧保留アイコンが前記旧保留アイコン表示手段に表示されている場合に前記変動アイコン表示手段から変動アイコンがいなくなると、該旧保留アイコン表示手段において最初に現れた旧保留アイコンがいなくなって新たな旧保留アイコンが現れる[例えば、図21(j)〜同図(m)に示すように、4つの旧保留アイコンが表示されている場合に、変動アイコンa1が変動アイコン表示領域から退場すると、旧保留アイコン表示領域に表示されていた4つの旧保留アイコンのうちのもっとも古くから表示されていた旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11が旧保留アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコンc1が旧保留アイコン表示領域に新たに登場する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、旧保留アイコン表示手段において第一の数の旧保留アイコンのみが表示される場合があってもよいし、旧保留アイコン表示手段において第一の数の旧保留アイコン以外のアイコンが表示される場合があってもよい。また、旧保留アイコン表示手段において第一の数の旧保留アイコンが必ず表示されてもよいし、旧保留アイコン表示手段において第一の数の旧保留アイコンが表示されない場合があってもよい。
また、第一の数の旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に表示されている場合に変動アイコン表示手段から変動アイコンがいなくなると、旧保留アイコン表示手段において最初に現れた旧保留アイコンがいなくなって新たな旧保留アイコンのみが現れてもよいし、第一の数の旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に表示されている場合に変動アイコン表示手段から変動アイコンがいなくなると、旧保留アイコン表示手段において最初に現れた旧保留アイコンがいなくなって新たな旧保留アイコン以外のアイコンが現れてもよい。また、第一の数の旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に表示されている場合に変動アイコン表示手段から変動アイコンがいなくなると、旧保留アイコン表示手段において最初に現れた旧保留アイコンがいなくなって新たな旧保留アイコンが必ず現れてもよいし、第一の数の旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に表示されている場合に変動アイコン表示手段から変動アイコンがいなくなると、旧保留アイコン表示手段において最初に現れた旧保留アイコンがいなくなって新たな旧保留アイコンが現れない場合があってもよい。
また、第一の数の旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に表示されている場合に変動アイコン表示手段から変動アイコンがいなくなると、旧保留アイコン表示手段において最初に現れた旧保留アイコンのみがいなくなって新たな旧保留アイコンが現れてもよいし、第一の数の旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に表示されている場合に変動アイコン表示手段から変動アイコンがいなくなると、旧保留アイコン表示手段において最初に現れた旧保留アイコン以外のアイコンがいなくなって新たな旧保留アイコンが現れてもよい。また、第一の数の旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に表示されている場合に変動アイコン表示手段から変動アイコンのみがいなくなると、旧保留アイコン表示手段において最初に現れた旧保留アイコンがいなくなって新たな旧保留アイコンが現れてもよいし、第一の数の旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に表示されている場合に変動アイコン表示手段から変動アイコン以外のアイコンがいなくなると、旧保留アイコン表示手段において最初に現れた旧保留アイコンがいなくなって新たな旧保留アイコンが現れてもよい。
また、第一の数の旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に表示されている場合に変動アイコン表示手段のみから変動アイコンがいなくなると、旧保留アイコン表示手段において最初に現れた旧保留アイコンがいなくなって新たな旧保留アイコンが現れてもよいし、第一の数の旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に表示されている場合に変動アイコン表示手段以外の表示手段から変動アイコンがいなくなると、旧保留アイコン表示手段において最初に現れた旧保留アイコンがいなくなって新たな旧保留アイコンが現れてもよい。
また、『 前記第一の数の旧保留アイコンが前記旧保留アイコン表示手段に表示されている場合において、前記第二の態様で表示された旧保留アイコンの表示位置と前記第一の態様で表示された旧保留アイコンの表示位置が入れ替わる場合がある[例えば、図32(1−a)〜同図(1−g)に示すように、WUFO演出が行われて、旧保留1表示領域に表示されている旧保留アイコンc11の態様(黒丸アイコンの態様)と旧保留4表示領域に表示されている旧保留アイコンc14の態様(白丸アイコンの態様)とが入れ替わる場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の数の旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に表示されている場合において、第二の態様で表示された旧保留アイコンの表示位置と第一の態様で表示された旧保留アイコンの表示位置のみが入れ替わる場合があってもよいし、第一の数の旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に表示されている場合において、第二の態様で表示された旧保留アイコンの表示位置と第一の態様で表示された旧保留アイコンの表示位置以外の旧保留アイコンの表示位置が入れ替わる場合があってもよい。また、第一の数の旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に表示されている場合において、第二の態様で表示された旧保留アイコンの表示位置と第一の態様で表示された旧保留アイコンの表示位置が必ず入れ替わってもよいし、第一の数の旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に表示されている場合において、第二の態様で表示された旧保留アイコンの表示位置と第一の態様で表示された旧保留アイコンの表示位置が入れ替わらない場合があってもよい。
また、第一の数の旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に表示されている場合において、第二の態様で表示された旧保留アイコンの表示位置以外の旧保留アイコンの表示位置と第一の態様で表示された旧保留アイコンの表示位置が入れ替わる場合があってもよいし、第一の数の旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に表示されている場合において、第二の態様で表示された旧保留アイコンの表示位置以外の旧保留アイコンの表示位置と第一の態様で表示された旧保留アイコンの表示位置以外の旧保留アイコンの表示位置が入れ替わる場合があってもよい。
また、第一の数の旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に表示されている場合においてのみ、第二の態様で表示された旧保留アイコンの表示位置と第一の態様で表示された旧保留アイコンの表示位置が入れ替わる場合があってもよいし、第一の数の旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に表示されている場合以外の場合においても、第二の態様で表示された旧保留アイコンの表示位置と第一の態様で表示された旧保留アイコンの表示位置が入れ替わる場合があってもよい。
また、『 前記第一のアニメが行われると、前記旧保留アイコン表示手段における前記第二の態様の旧保留アイコンが表示されていた位置に、前記第一の態様の旧保留アイコンが表示される[例えば、図26(n)〜同図(t)に示すように、アタック演出により旧保留3表示領域における黒丸旧保留アイコンc14が使用されると、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコン14´が出現し、旧保留3表示領域に配置される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一のアニメが行われると、旧保留アイコン表示手段における第二の態様の旧保留アイコンが表示されていた位置に、第一の態様の旧保留アイコンのみが表示されてもよいし、第一のアニメが行われると、旧保留アイコン表示手段における第二の態様の旧保留アイコンが表示されていた位置に、第一の態様の旧保留アイコン以外の旧保留アイコンが表示されてもよい。また、第一のアニメが行われると、旧保留アイコン表示手段における第二の態様の旧保留アイコンが表示されていた位置に、第一の態様の旧保留アイコンが必ず表示されてもよいし、第一のアニメが行われると、旧保留アイコン表示手段における第二の態様の旧保留アイコンが表示されていた位置に、第一の態様の旧保留アイコンが表示されない場合があってもよい。
また、第一のアニメが行われると、旧保留アイコン表示手段における第二の態様の旧保留アイコンが表示されていた位置にのみ、第一の態様の旧保留アイコンが表示されてもよいし、第一のアニメが行われると、旧保留アイコン表示手段における第二の態様の旧保留アイコンが表示されていた位置以外の位置に、第一の態様の旧保留アイコンが表示されてもよい。
また、第一のアニメが行われた場合にのみ、旧保留アイコン表示手段における第二の態様の旧保留アイコンが表示されていた位置に、第一の態様の旧保留アイコンが表示されてもよいし、第一のアニメ以外のアニメが行われると、旧保留アイコン表示手段における第二の態様の旧保留アイコンが表示されていた位置に、第一の態様の旧保留アイコンが表示されてもよい。
また、『 前記旧保留アイコン表示手段における前記第一の態様の旧保留アイコンが前記第二の態様に変化するシーンを含むアニメーションが行われることによる大当り予告が行われる場合がある[例えば、図23(b)〜同図(o)に示すように、WUFO演出により旧保留アイコンが白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化することで大当り予告が行われる場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、旧保留アイコン表示手段における第一の態様の旧保留アイコンが第二の態様に変化するシーンを含むアニメーションが行われることにより大当り予告のみが行われる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示手段における第一の態様の旧保留アイコンが第二の態様に変化するシーンを含むアニメーションが行われることにより大当り予告以外のことが行われる場合があってもよい。また、旧保留アイコン表示手段における第一の態様の旧保留アイコンが第二の態様に変化するシーンを含むアニメーションが行われることにより大当り予告が必ず行われてもよいし、旧保留アイコン表示手段における第一の態様の旧保留アイコンが第二の態様に変化するシーンを含むアニメーションが行われることにより大当り予告が行われない場合があってもよい。
また、旧保留アイコン表示手段における第一の態様の旧保留アイコンが第二の態様に変化するシーンのみを含むアニメーションが行われることにより大当り予告が行われる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示手段における第一の態様の旧保留アイコンが第二の態様に変化するシーン以外のシーンも含むアニメーションが行われることにより大当り予告が行われる場合があってもよい。また、旧保留アイコン表示手段における第一の態様の旧保留アイコンが第二の態様に変化するシーン必ずを含むアニメーションが行われることにより大当り予告が行われてもよいし、旧保留アイコン表示手段における第一の態様の旧保留アイコンが第二の態様に変化するシーンを含まないアニメーションが行われることにより大当り予告が行われる場合があってもよい。
また、旧保留アイコン表示手段における第一の態様の旧保留アイコンが第二の態様に変化するシーンを含むアニメーションが行われても、当該アニメーションが行われた図柄変動表示において最終的にはずれ図柄態様が確定表示される場合があってもよいし、旧保留アイコン表示手段における第一の態様の旧保留アイコンが第二の態様に変化するシーンを含むアニメーションが行われた場合、当該アニメーションが行われた図柄変動表示において最終的に必ず大当り図柄態様が確定表示されるように構成されていてもよい。
また、『 前記旧保留アイコン表示手段における前記第一の態様の旧保留アイコンが前記第二の態様に変化するシーンを含むアニメーションが行われることによる先読み予告が行われる場合がある[例えば、図23(b)〜同図(j)及び同図(k´)〜(v´)に示すように、WUFO演出により旧保留アイコンが白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化することで先読み予告が行われる場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、旧保留アイコン表示手段における第一の態様の旧保留アイコンが第二の態様に変化するシーンを含むアニメーションが行われることにより先読み予告のみが行われる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示手段における第一の態様の旧保留アイコンが第二の態様に変化するシーンを含むアニメーションが行われることにより先読み予告以外のことが行われる場合があってもよい。また、旧保留アイコン表示手段における第一の態様の旧保留アイコンが第二の態様に変化するシーンを含むアニメーションが行われることにより先読み予告が必ず行われてもよいし、旧保留アイコン表示手段における第一の態様の旧保留アイコンが第二の態様に変化するシーンを含むアニメーションが行われることにより先読み予告が行われない場合があってもよい。
また、旧保留アイコン表示手段における第一の態様の旧保留アイコンが第二の態様に変化するシーンのみを含むアニメーションが行われることにより先読み予告が行われる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示手段における第一の態様の旧保留アイコンが第二の態様に変化するシーン以外のシーンも含むアニメーションが行われることにより先読み予告が行われる場合があってもよい。また、旧保留アイコン表示手段における第一の態様の旧保留アイコンが第二の態様に変化するシーン必ずを含むアニメーションが行われることにより先読み予告が行われてもよいし、旧保留アイコン表示手段における第一の態様の旧保留アイコンが第二の態様に変化するシーンを含まないアニメーションが行われることにより先読み予告が行われる場合があってもよい。
また、旧保留アイコン表示手段における第一の態様の旧保留アイコンが第二の態様に変化するシーンを含むアニメーションが行われても、当該アニメーションが行われた対象の保留が消化されて実行された図柄変動表示において最終的にはずれ図柄態様が確定表示される場合があってもよいし、旧保留アイコン表示手段における第一の態様の旧保留アイコンが第二の態様に変化するシーンを含むアニメーションが行われた場合、当該アニメーションが行われた対象の保留が消化されて実行された図柄変動表示において最終的に必ず大当り図柄態様が確定表示されるように構成されていてもよい。
また、『 保留アイコンの少なくとも一部が前記第二の態様で表示された旧保留アイコンの少なくとも一部にオーバーラップされるシーンを含むアニメーション(以下、「第三のアニメ」という。)において、該保留アイコンが該第二の態様に変化する場合があり[例えば、図37(2−m)〜同図(2−p)に示すように、旧保留4表示領域に表示されていた黒丸旧保留アイコンc1を用いたアタック演出のアニメーションにおいて、黒丸旧アイコンc1の一部が保留1表示領域における白丸保留アイコンb3の一部にオーバーラップし、黒丸旧保留アイコンc1が保留アイコンb3に命中すると、保留アイコンb3が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化する場合がある等]、
前記第二の態様の保留アイコンの表示は、先読み予告の表示である[例えば、図37(2−m)〜同図(2−y)に示すように、保留1表示領域における保留アイコンb3を対象としたアタック演出が行われることにより先読み予告が行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三のアニメは、保留アイコンの少なくとも一部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの少なくとも一部にオーバーラップされるシーンのみを含むアニメーションであってもよいし、保留アイコンの少なくとも一部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの少なくとも一部にオーバーラップされるシーン以外のシーンも含むアニメーションであってもよい。また、第三のアニメは、保留アイコンの少なくとも一部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの少なくとも一部にオーバーラップされるシーンを必ず含むアニメーションであってもよいし、保留アイコンの少なくとも一部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの少なくとも一部にオーバーラップされるシーンを含まない場合があるアニメーションであってもよい。
また、第三のアニメは、保留アイコンの一部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの一部にオーバーラップされるシーンを含むアニメーションであってもよいし、保留アイコンの全部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの一部にオーバーラップされるシーンを含むアニメーションであってもよいし、保留アイコンの一部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの全部にオーバーラップされるシーンを含むアニメーションであってもよいし、保留アイコンの全部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの全部にオーバーラップされるシーンを含むアニメーションであってもよい。
また、第三のアニメにおいて、保留アイコンが第二の態様にのみ変化する場合があってもよいし、第三のアニメにおいて、保留アイコンが第二の態様以外の態様に変化する場合があってもよい。また、第三のアニメにおいて、保留アイコンが第二の態様に必ず変化してもよいし、第三のアニメにおいて、保留アイコンが第二の態様に変化しない場合があってもよい。
また、第三のアニメにおいて、保留アイコンのみが第二の態様に変化する場合があってもよいし、第三のアニメにおいて、保留アイコン以外のアイコンが第二の態様に変化する場合があってもよい。
また、保留アイコンの少なくとも一部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの少なくとも一部にオーバーラップされるシーンを含むアニメーション(「第三のアニメ」)において、該保留アイコンが該第二の態様に必ず変化するように構成されていてもよいし、保留アイコンの少なくとも一部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの少なくとも一部にオーバーラップされるシーンを含むアニメーション(「第三のアニメ」)においてのみ、該保留アイコンが該第二の態様に変化する場合があるように構成されていてもよいし、保留アイコンの少なくとも一部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの少なくとも一部にオーバーラップされるシーンを含むアニメーション(「第三のアニメ」)においてのみ、該保留アイコンが該第二の態様に必ず変化するように構成されていてもよい。
なお、保留アイコンの少なくとも一部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの少なくとも一部にオーバーラップされるシーンとは、保留アイコンの少なくとも一部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの全部にオーバーラップされるシーンであってもよいし、保留アイコンの全部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの少なくとも一部にオーバーラップされるシーンであってもよいし、保留アイコンの全部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの全部にオーバーラップされるシーンであってもよいし、保留アイコンの少なくとも一部が第二の態様で表示された旧保留アイコンの一部のみにオーバーラップされるシーンであってもよいし、保留アイコンの一部のみが第二の態様で表示された旧保留アイコンの少なくとも一部にオーバーラップされるシーンであってもよいし、保留アイコンの一部のみが第二の態様で表示された旧保留アイコンの一部のみにオーバーラップされるシーンであってもよい。
また、第二の態様の保留アイコンの表示による先読み予告の表示が行われても、当該先読み予告の対象である図柄変動表示において最終的にはずれ図柄態様が確定表示される場合があってもよいし、第二の態様の保留アイコンの表示による先読み予告の表示が行われた場合、当該先読み予告の対象である図柄変動表示において最終的に必ず大当り図柄態様が確定表示されるように構成されていてもよい。
また、『 前記旧保留アイコン表示手段において前記第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合に、前記第三のアニメが行われず、該第三のアニメとは別の第四のアニメが行われる場合があり[例えば、図32(2−a)〜同図(2−f)及び同図(2−g´)に示すように、旧保留1表示領域に黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11が表示されている場合に、アタック演出が行われず、保留1表示領域における保留アイコンb2を対象とするWUFO演出が行われる場合がある等]、
前記第四のアニメは、先読み予告のアニメーションであり、
前記第四のアニメにおいて、保留アイコンが前記第二の態様に変化する場合がある[例えば、図32(2−a)〜同図(2−f)及び同図(2−g´)に示すように、旧保留1表示領域に黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11が表示されている場合に、保留1表示領域における保留アイコンb2を対象とするWUFO演出が行われと、保留アイコンb2が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化する場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、旧保留アイコン表示手段において第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合に、第三のアニメが行われず、第四のアニメのみが行われる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示手段において第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合に、第三のアニメが行われず、第四のアニメ以外のアニメが行われる場合があってもよい。また、旧保留アイコン表示手段において第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合に、第三のアニメが行われず、第四のアニメが必ず行われてもよいし、旧保留アイコン表示手段において第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合に、第三のアニメが行われず、第四のアニメが行われない場合があってもよい。
また、旧保留アイコン表示手段において第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合にのみ、第三のアニメが行われず、第四のアニメが行われる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示手段において第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合以外の場合にも、第三のアニメが行われず、第四のアニメが行われる場合があってもよい。
また、第四のアニメは、先読み予告のアニメーションのみを含むものであってもよいし、先読み予告のアニメーション以外のアニメーションも含むものであってもよい。また、第四のアニメは、先読み予告のアニメーションを必ず含むものであってもよいし、先読み予告のアニメーションを含まない場合があるものであってもよい。
また、第四のアニメにおいて、保留アイコンが第二の態様にのみ変化する場合があってもよいし、第四のアニメにおいて、保留アイコンが第二の態様以外の態様にも変化する場合があってもよい。また、第四のアニメにおいて、保留アイコンが第二の態様に必ず変化してもよいし、第四のアニメにおいて、保留アイコンが第二の態様に変化しない場合があってもよい。
また、第四のアニメにおいて、保留アイコンのみが第二の態様に変化する場合があってもよいし、第四のアニメにおいて、保留アイコン以外のアイコンが第二の態様に変化する場合があってもよい。
また、第四のアニメが行われても、当該第四のアニメの対象である保留が消化されて行われた図柄変動表示において最終的にはずれ図柄態様が確定表示される場合があってもよいし、第四のアニメが行われても、当該第四のアニメの対象である保留が消化されて行われた図柄変動表示において最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されるように構成されてもよい。
また、第二の態様を含む保留アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示は、最終的に大当り図柄態様が必ず確定表示されるように構成されていてもよいし、第二の態様を含む保留アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示は、最終的にはずれ図柄態様が確定表示される場合があるように構成されていてもよい。
また、第一の態様を含む保留アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示よりも、第二の態様を含む保留アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されていてもよい。
また、第二の態様を含まず第一の態様を含む保留うアイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示よりも、第二の態様を含む保留アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示の場合の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されていてもよい。
また、『 前記第三のアニメにおいて保留アイコンが前記第二の態様に変化した後で、該保留アイコンが該第二の態様から第四の態様[例えば、三角アイコンの態様等]に変化する場合があり[例えば、図26(n)〜同図(q)及び同図(r´)〜同図(w´)に示すように、旧保留3表示領域における黒丸旧保留アイコンc14を用いたアタック演出が行われて、保留1表示領域における保留アイコンb3が白丸アイコンの態様から黒丸アイコンの態様に変化した後、WUFO演出により、黒丸アイコンの態様の保留アイコンb3が三角アイコンの態様に変化する場合がある等]、
前記第三のアニメにおいて保留アイコンが前記第二の態様に変化することなく前記第四の態様に変化する場合がなく[例えば、図26(n)〜同図(q)及び同図(r´)に示すように、旧保留3表示領域における黒丸旧保留アイコンc14を用いたアタック演出が行われた場合には、保留1表示領域における保留アイコンb3は、白丸アイコンから黒丸アイコンに変化するが三角アイコンには変化しない等]、
前記旧保留アイコン表示手段に前記第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合に、前記第三のアニメが行われず、前記第四のアニメが行われると、保留アイコンが前記第四の態様に変化する場合があり[例えば、図34(2−b)〜同図(2−g)に示すように、旧保留1表示領域に黒丸アイコンの態様の旧保留アイコンc11が表示されている場合に、アタック演出が行われず、WUFO演出が行われて、保留2表示領域における保留アイコンb3が白丸アイコンの態様から三角アイコンの態様に変化する場合がある等]、
前記第二の態様で表示された保留アイコンに対応する保留が消化されて開始された図柄変動表示よりも、前記第四の態様で表示された保留アイコンに対応する保留が消化されて開始された図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三のアニメにおいて保留アイコンが第二の態様に変化した後で、保留アイコンが第二の態様から第四の態様のみに変化する場合があってもよいし、第三のアニメにおいて保留アイコンが第二の態様に変化した後で、保留アイコンが第二の態様から第四の態様以外の態様に変化する場合があってもよい。また、第三のアニメにおいて保留アイコンが第二の態様に変化した後で、保留アイコンが第二の態様から第四の態様に必ず変化してもよいし、第三のアニメにおいて保留アイコンが第二の態様に変化した後で、保留アイコンが第二の態様から第四の態様に変化しない場合があってもよい。
また、第三のアニメにおいて保留アイコンが第二の態様に変化した後でのみ、保留アイコンが第二の態様から第四の態様に変化する場合があってもよいし、第三のアニメにおいて保留アイコンが第二の態様に変化した後以外でも、保留アイコンが第二の態様から第四の態様に変化する場合があってもよい。
また、第三のアニメが行われた場合にのみ、保留アイコンが第二の態様に変化した後で、保留アイコンが第二の態様から第四の態様に変化する場合があってもよいし、第三のアニメ以外のアニメが行われた場合にも、保留アイコンが第二の態様に変化した後で、保留アイコンが第二の態様から第四の態様に変化する場合があってもよい。
また、第三のアニメにおいて保留アイコンが第二の態様に変化することなく第四の態様にのみ変化する場合がなくてもよいし、第三のアニメにおいて保留アイコンが第二の態様に変化することなく第四の態様以外の態様にも変化する場合がなくてもよい。また、第三のアニメにおいて保留アイコンが第二の態様に変化することなく第四の態様に必ず変化する場合がなくてもよいし、第三のアニメにおいて保留アイコンが第二の態様に変化することなく第四の態様に変化する場合があってもよい。
また、第三のアニメにおいて保留アイコンのみが第二の態様に変化することなく第四の態様に変化する場合がなくてもよいし、第三のアニメにおいて保留アイコン以外のアイコンが第二の態様に変化することなく第四の態様に変化する場合がなくてもよい。
また、第三のアニメが行われた場合にのみ、保留アイコンが第二の態様に変化することなく第四の態様に変化する場合がなくてもよいし、第三のアニメ以外のアニメが行われた場合にも、保留アイコンが第二の態様に変化することなく第四の態様に変化する場合がなくてもよい。
また、旧保留アイコン表示手段に第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合に、第三のアニメが行われず、第四のアニメが行われると、保留アイコンが第四の態様にのみ変化する場合があってもよいし、旧保留アイコン表示手段に第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合に、第三のアニメが行われず、第四のアニメが行われると、保留アイコンが第四の態様以外の態様に変化する場合があってもよい。また、旧保留アイコン表示手段に第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合に、第三のアニメが行われず、第四のアニメが行われると、保留アイコンが第四の態様に必ず変化してもよいし、旧保留アイコン表示手段に第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合に、第三のアニメが行われず、第四のアニメが行われると、保留アイコンが第四の態様に変化しない場合があってもよい。
また、旧保留アイコン表示手段に第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合に、第三のアニメが行われず、第四のアニメが行われた場合にのみ、保留アイコンが第四の態様に変化する場合があってもよいし、旧保留アイコン表示手段に第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合に、第三のアニメが行われず、第四のアニメ以外のアニメが行われた場合にも、保留アイコンが第四の態様に変化する場合があってもよい。また、旧保留アイコン表示手段に第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合にのみ、第三のアニメが行われず、第四のアニメが行われると、保留アイコンが第四の態様に変化する場合があってもよいし、旧保留アイコン表示手段に第二の態様の旧保留アイコンが表示されている場合以外の場合にも、第三のアニメが行われず、第四のアニメが行われると、保留アイコンが第四の態様に変化する場合があってもよい。
また、第二の態様で表示された保留アイコンに対応する保留が消化されて開始された図柄変動表示において、最終的に必ずはずれ図柄が確定表示してもよいし、第四の態様で表示された保留アイコンに対応する保留が消化されて開始された図柄変動表示において、最終的に必ず大当り図柄が確定表示してもよい。また、第二の態様で表示された保留アイコンに対応する保留が消化されて開始された図柄変動表示において、最終的に大当り図柄が確定表示する場合があってもよいし、第四の態様で表示された保留アイコンに対応する保留が消化されて開始された図柄変動表示において、最終的にはずれ図柄が確定表示する場合があってもよい。
また、第二の態様の保留アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示は、最終的に必ず大当り図柄態様が確定表示されるように構成されていてもよいし、第二の態様の保留アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示は、最終的にはずれ図柄態様が確定表示される場合があるように構成されていてもよい。
また、第一の態様の保留アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示よりも、第二の態様の保留アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示の場合の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されていてもよい。
また、第二の態様の保留アイコンを含まず、第一の態様の保留アイコンを含む保留アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示よりも、第二の態様の保留アイコンを含む保留アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示の場合の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されていてもよい。
また、第四の態様の保留アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示は、最終的に必ず大当り図柄態様が確定表示されるように構成されていてもよいし、第四の態様の保留アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示は、最終的にはずれ図柄態様が確定表示される場合があるように構成されていてもよい。
また、第二の態様の保留アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示よりも、第四の態様の保留アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示の場合の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されていてもよい。
また、第四の態様の保留アイコンを含まず、第二の態様の保留アイコンを含む保留アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示よりも、第四の態様の保留アイコンを含む保留アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示の場合の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されていてもよい。
また、第一の態様の保留アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示よりも、第四の態様の保留アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示の場合の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されていてもよい。
また、第四の態様の保留アイコンを含まず、第一の態様の保留アイコンを含む保留アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示よりも、第四の態様の保留アイコンを含む保留アイコンに対応する保留が消化されて開始される図柄変動表示の場合の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されていてもよい。
また、『 前記第三のアニメが行われると、前記旧保留アイコン表示手段における前記第二の態様の旧保留アイコンが表示されていた位置に、前記第一の態様の旧保留アイコンが表示される[例えば、図26(n)〜同図(q)及び同図(r´)〜同図(t´)に示すように、アタック演出により旧保留3表示領域における黒丸旧保留アイコンc14が使用されると、これを補充するべく白丸アイコンの態様の旧保留アイコン14´が出現し、旧保留3表示領域に配置される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三のアニメが行われると、旧保留アイコン表示手段における第二の態様の旧保留アイコンが表示されていた位置に、第一の態様の旧保留アイコンのみが表示されてもよいし、第三のアニメが行われると、旧保留アイコン表示手段における第二の態様の旧保留アイコンが表示されていた位置に、第一の態様の旧保留アイコン以外の旧保留アイコンが表示されてもよい。また、第三のアニメが行われると、旧保留アイコン表示手段における第二の態様の旧保留アイコンが表示されていた位置に、第一の態様の旧保留アイコンが必ず表示されてもよいし、第三のアニメが行われると、旧保留アイコン表示手段における第二の態様の旧保留アイコンが表示されていた位置に、第一の態様の旧保留アイコンが表示されない場合があってもよい。
また、第三のアニメが行われると、旧保留アイコン表示手段における第二の態様の旧保留アイコンが表示されていた位置にのみ、第一の態様の旧保留アイコンが表示されてもよいし、第三のアニメが行われると、旧保留アイコン表示手段における第二の態様の旧保留アイコンが表示されていた位置以外の位置に、第一の態様の旧保留アイコンが表示されてもよい。
また、第三のアニメが行われた場合にのみ、旧保留アイコン表示手段における第二の態様の旧保留アイコンが表示されていた位置に、第一の態様の旧保留アイコンが表示されてもよいし、第三のアニメ以外のアニメが行われると、旧保留アイコン表示手段における第二の態様の旧保留アイコンが表示されていた位置に、第一の態様の旧保留アイコンが表示されてもよい。
また、『 保留アイコンの態様が前記第二の態様から前記第一の態様に変化する場合がなく[例えば、黒丸保留アイコンから白丸保留アイコンに格下げされることがない等]、
変動アイコンの態様が前記第二の態様から前記第一の態様に変化する場合がなく[例えば、黒丸変動アイコンから白丸変動アイコンに格下げされることがない等]、
旧保留アイコンの態様が前記第二の態様から前記第一の態様に変化する場合がある[例えば、図32(2−b)〜同図(2−g)に示すように、WUFO演出が行われて、旧保留1表示領域における旧保留アイコンc11の態様が黒丸アイコンの態様から白丸アイコンの態様に変化する場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、保留アイコンの態様が第二の態様から第一の態様のみに変化する場合がなくてもよいし、保留アイコンの態様が第二の態様から第一の態様以外の態様にも変化する場合がなくてもよい。また、保留アイコンの態様が第二の態様から第一の態様に必ず変化する場合がなくてもよいし、保留アイコンの態様が第二の態様から第一の態様に変化する場合があってもよい。
また、変動アイコンの態様が第二の態様から第一の態様のみに変化する場合がなくてもよいし、変動アイコンの態様が第二の態様から第一の態様以外の態様にも変化する場合がなくてもよい。また、変動アイコンの態様が第二の態様から第一の態様に必ず変化する場合がなくてもよいし、変動アイコンの態様が第二の態様から第一の態様に変化する場合があってもよい。
また、旧保留アイコンの態様が第二の態様から第一の態様のみに変化する場合があってもよいし、旧保留アイコンの態様が第二の態様から第一の態様以外の態様にも変化する場合があってもよい。また、旧保留アイコンの態様が第二の態様から第一の態様に必ず変化してもよいし、旧保留アイコンの態様が第二の態様から第一の態様に変化しない場合があってもよい。
また、『 前記第一の態様の旧保留アイコンの大きさと該第一の態様の変動アイコンの大きさは、異なる大きさであり[例えば、図15(1−a)に示すように、白丸旧保留アイコンよりも白丸変動アイコンの方が大きい等]、
前記第一の態様の旧保留アイコンの大きさと該第一の態様の保留アイコンの大きさは、異なる大きさである[例えば、図15(1−a)に示すように、白丸旧保留アイコンよりも白丸保留アイコンの方が大きい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の態様の旧保留アイコンの模様と該第一の態様の変動アイコンの模様は、同じ模様であり[例えば、図15(1−a)に示すように、白丸旧保留アイコンの模様と白丸変動アイコンの模様は同じである等]、
前記第一の態様の旧保留アイコンの模様と該第一の態様の保留アイコンの模様は、同じ模様である[例えば、図15(1−a)に示すように、白丸旧保留アイコンの模様と白丸保留アイコンの模様は同じである等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の態様の旧保留アイコンの色と該第一の態様の変動アイコンの色は、同じ色であり[例えば、図15(1−a)に示すように、白丸旧保留アイコンの色と白丸変動アイコンの色は同じである等]、
前記第一の態様の旧保留アイコンの色と該第一の態様の保留アイコンの色は、同じ色である[例えば、図15(1−a)に示すように、白丸旧保留アイコンの色と白丸保留アイコンの色は同じである等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記変動アイコン表示手段から変動アイコンがいなくなり、旧保留アイコンが前記旧保留アイコン表示手段に現れた場合に、いなくなった該変動アイコンの少なくとも一部の態様と、現れた該旧保留アイコンの少なくとも一部の態様が同じ態様である場合がある[例えば、図15(1−g)〜同図(1−h)に示すように、白丸変動アイコンa2が変動アイコン表示領域から退場し、旧保留アイコン表示領域に小さいサイズの白丸アイコンの態様の旧保留アイコンc2が登場する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、変動アイコン表示手段から変動アイコンがいなくなり、旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に現れた場合に、いなくなった該変動アイコンの少なくとも一部の態様と、現れた旧保留アイコンの少なくとも一部の態様のみが同じ態様である場合があってもよいし、変動アイコン表示手段から変動アイコンがいなくなり、旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に現れた場合に、いなくなった該変動アイコンの少なくとも一部の態様と、現れた旧保留アイコン以外のアイコンの少なくとも一部の態様が同じ態様である場合があってもよい。また、変動アイコン表示手段から変動アイコンがいなくなり、旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に現れた場合に、いなくなった該変動アイコンの少なくとも一部の態様と、現れた旧保留アイコンの少なくとも一部の態様が必ず同じ態様であってもよいし、変動アイコン表示手段から変動アイコンがいなくなり、旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に現れた場合に、いなくなった該変動アイコンの少なくとも一部の態様と、現れた旧保留アイコンの少なくとも一部の態様が同じ態様でない場合があってもよい。
また、変動アイコン表示手段から変動アイコンがいなくなり、旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に現れた場合にのみ、いなくなった該変動アイコンの少なくとも一部の態様と、現れた旧保留アイコンの少なくとも一部の態様が同じ態様である場合があってもよいし、変動アイコン表示手段から変動アイコンがいなくなり、旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に現れた場合以外の場合にも、いなくなった該変動アイコンの少なくとも一部の態様と、現れた旧保留アイコンの少なくとも一部の態様が同じ態様である場合があってもよい。
また、変動アイコン表示手段から変動アイコンがいなくなり、旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に現れた場合に、いなくなった該変動アイコンの一部の態様と、現れた旧保留アイコンの一部の態様が同じ態様である場合があってもよいし、変動アイコン表示手段から変動アイコンがいなくなり、旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に現れた場合に、いなくなった該変動アイコンの一部の態様と、現れた旧保留アイコンの全部の態様が同じ態様である場合があってもよいし、変動アイコン表示手段から変動アイコンがいなくなり、旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に現れた場合に、いなくなった該変動アイコンの全部の態様と、現れた旧保留アイコンの一部の態様が同じ態様である場合があってもよいし、変動アイコン表示手段から変動アイコンがいなくなり、旧保留アイコンが旧保留アイコン表示手段に現れた場合に、いなくなった該変動アイコンの全部の態様と、現れた旧保留アイコンの全部の態様が同じ態様である場合があってもよい。
また、『 変動アイコンと保留アイコンのうちの一方の少なくとも一部が他方の少なくとも一部にオーバーラップされる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、変動アイコンと保留アイコンのうちの一方の少なくとも一部が他方の少なくとも一部にのみオーバーラップされる場合があってもよいし、変動アイコンと保留アイコンのうちの一方の少なくとも一部が他方の少なくとも一部以外にもオーバーラップされる場合があってもよい。また、変動アイコンと保留アイコンのうちの一方の少なくとも一部が他方の少なくとも一部に必ずオーバーラップされてもよいし、変動アイコンと保留アイコンのうちの一方の少なくとも一部が他方の少なくとも一部にオーバーラップされない場合があってもよい。
また、変動アイコンと保留アイコンのうちの一方の一部が他方の一部にオーバーラップされる場合があってもよいし、変動アイコンと保留アイコンのうちの一方の一部が他方の全部にオーバーラップされる場合があってもよいし、変動アイコンと保留アイコンのうちの一方の全部が他方の一部にオーバーラップされる場合があってもよいし、変動アイコンと保留アイコンのうちの一方の全部が他方の全部にオーバーラップされる場合があってもよい。
また、『 前記旧保留アイコン表示手段の表示と前記変動アイコン表示手段の表示の両方の表示は、一の画面に表示される表示である[例えば、図15(1−a)に示すように、旧保留アイコンと変動アイコンはいずれも装飾図柄表示装置208に表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、旧保留アイコン表示手段の表示と変動アイコン表示手段の表示の両方の表示は、一の画面にのみ表示される表示であってもよいし、旧保留アイコン表示手段の表示と変動アイコン表示手段の表示の両方の表示は、一の画面以外の画面にも表示される表示であってもよい。また、旧保留アイコン表示手段の表示と変動アイコン表示手段の表示の両方の表示は、一の画面に必ず表示される表示であってもよいし、旧保留アイコン表示手段の表示と変動アイコン表示手段の表示の両方の表示は、一の画面に表示されない場合がある表示であってもよい。
また、旧保留アイコン表示手段の表示と変動アイコン表示手段の表示の両方の表示は、別の画面に表示される表示であってもよい。
また、『 前記旧保留アイコン表示手段の表示と前記保留アイコン表示手段の表示の両方の表示は、一の画面に表示される表示である[例えば、図15(1−a)に示すように、旧保留アイコンと保留アイコンはいずれも装飾図柄表示装置208に表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、旧保留アイコン表示手段の表示と保留アイコン表示手段の表示の両方の表示は、一の画面にのみ表示される表示であってもよいし、旧保留アイコン表示手段の表示と保留アイコン表示手段の表示の両方の表示は、一の画面以外の画面にも表示される表示であってもよい。また、旧保留アイコン表示手段の表示と保留アイコン表示手段の表示の両方の表示は、一の画面に必ず表示される表示であってもよいし、旧保留アイコン表示手段の表示と保留アイコン表示手段の表示の両方の表示は、一の画面に表示されない場合がある表示であってもよい。
また、旧保留アイコン表示手段の表示と保留アイコン表示手段の表示の両方の表示は、別の画面に表示される表示であってもよい。
また、『 前記旧保留アイコン表示手段から旧保留アイコンがいなくなるときに、いなくなる該旧保留アイコンの態様が先読み予告の態様になる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、旧保留アイコン表示手段から旧保留アイコンがいなくなるときに、いなくなる旧保留アイコンの態様が先読み予告の態様にのみなる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示手段から旧保留アイコンがいなくなるときに、いなくなる旧保留アイコンの態様が先読み予告の態様以外の態様にもなる場合があってもよい。また、旧保留アイコン表示手段から旧保留アイコンがいなくなるときに、いなくなる旧保留アイコンの態様が先読み予告の態様に必ずなってもよいし、旧保留アイコン表示手段から旧保留アイコンがいなくなるときに、いなくなる旧保留アイコンの態様が先読み予告の態様にならない場合があってもよい。
また、旧保留アイコン表示手段から旧保留アイコンがいなくなるときに、いなくなる旧保留アイコンの態様のみが先読み予告の態様になる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示手段から旧保留アイコンがいなくなるときに、いなくなる旧保留アイコン以外のアイコンの態様が先読み予告の態様になる場合があってもよい。
また、旧保留アイコン表示手段から旧保留アイコンがいなくなるときにのみ、いなくなる旧保留アイコンの態様が先読み予告の態様になる場合があってもよいし、旧保留アイコン表示手段から旧保留アイコンがいなくなるとき以外にも、いなくなる旧保留アイコンの態様が先読み予告の態様になる場合があってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
以下、これまで説明したことも含めて付記する。
(付記1)
図柄変動表示を表示可能な図柄表示手段と、
アイコンを表示可能な複数のアイコン表示手段と、
を備えた遊技台であって、
前記複数のアイコン表示手段のうちの一の表示手段は、保留アイコンが表示される保留アイコン表示手段であり、
前記複数のアイコン表示手段のうちの一の表示手段は、変動アイコンが表示される変動アイコン表示手段であり、
前記保留アイコン表示手段における前記保留アイコンの数によって保留数が報知されるように構成されており、
保留の消化に関連して、前記保留アイコンが前記保留アイコン表示手段から退場し、前記変動アイコンとして前記変動アイコン表示手段に登場する場合があり、
前記図柄変動表示が実行されたことに関連して、前記変動アイコン表示手段の前記変動アイコンが退場し、旧保留アイコンとして旧保留アイコン表示手段に登場する場合があり、
前記複数のアイコン表示手段のうちの一の表示手段は、前記旧保留アイコンが表示される前記旧保留アイコン表示手段であり、
前記旧保留アイコンが第二の態様で表示される場合があり、
前記第二の態様は、第一の態様とは別の態様であり、
前記第一の態様は、デフォルトの態様であり、
前記変動アイコン及び前記第二の態様をした旧保留アイコンのうちの一方の少なくとも一部が他方の少なくとも一部にオーバーラップされるシーンを含むアニメーション(以下、「第一のアニメ」という。)が行われると、該変動アイコンが該第二の態様に変化する場合があり、
前記第二の態様をした変動アイコンの表示は大当り予告である、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、変動アイコン表示手段は、保留アイコン表示手段と変動アイコン表示手段を含む第一のアイコン表示手段ということができる場合がある。
また、旧保留アイコンが表示される旧保留アイコン表示手段は、変動後保留アイコンが表示される変動後保留アイコン表示手段という場合がある。
また、旧保留アイコン表示手段を少なくとも含む第二のアイコン表示手段を備えるものであってもよい。
旧保留アイコン表示手段の旧保留アイコンの増加条件が、図柄変動表示が実行されたことを含むものであってもよい。すなわち、図柄変動中、図柄停止中及び図柄停止後等のいずれか一つ又は複数の状態において旧保留アイコンの増加条件が成立するものであってもよい。
変動アイコンが第二の態様に変化する場合に第一のアニメが行われない構成としてもよい。
(付記2)
付記1に記載の遊技台であって、
前記旧保留アイコン表示手段に前記第二の態様をした旧保留アイコンが表示されている場合に、前記第一のアニメが行われずに、大当り予告のアニメーション(以下、「第二のアニメ」という。)が行われ、前記変動アイコンが該第二の態様に変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記3)
付記2に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメが行われると、変動アイコンが第三の態様に変化する場合がなく、
前記第一のアニメが行われると、変動アイコンがまず前記第二の態様に変化し、該変動アイコンが前記第三の態様に変化する場合があり、
前記旧保留アイコン表示手段に前記第二の態様をした旧保留アイコンが表示されている場合に、前記第一のアニメが行われずに、前記第二のアニメが行われ、該変動アイコンが前記第三の態様に変化する場合があり、
前記第三の態様をした変動アイコンが表示されず前記第二の態様をした変動アイコンが表示された図柄変動表示よりも、前記第三の態様をした変動アイコンが表示された図柄変動表示の方が、大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記4)
付記1乃至3のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメが行われると、前記旧保留アイコン表示手段における前記第二の態様をした旧保留アイコンが表示されていた場所に第一の態様をした旧保留アイコンが表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記5)
付記1乃至4のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
旧保留アイコンの態様が前記第一の態様から前記第二の態様に変化するシーンを含むアニメーションによって大当り予告が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記6)
付記1乃至5のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
保留アイコン及び前記第二の態様をした旧保留アイコンのうちの一方の少なくとも一部が他方の少なくとも一部にオーバーラップされるシーンを含むアニメーション(以下、「第三のアニメ」という。)が行われると、該保留アイコンが該第二の態様に変化する場合があり、
前記第二の態様をした保留アイコンの表示は先読み予告である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記7)
付記1乃至6のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記旧保留アイコン表示手段に前記第二の態様をした旧保留アイコンが表示されている場合に、前記第三のアニメが行われずに、別の先読み予告のアニメーション(以下、「第四のアニメ」という。)が行われ、保留アイコンが前記第二の態様に変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記8)
付記7に記載の遊技台であって、
前記第三のアニメが行われると、保留アイコンが前記第三の態様に変化する場合がなく、
前記第三のアニメが行われると、保留アイコンがまず前記第二の態様に変化し、さらに該保留アイコンが前記第三の態様に変化する場合があり、
旧保留アイコン表示手段に第二の態様をした旧保留アイコンが表示されている場合に、前記第三のアニメが行われずに、前記第四のアニメが行われ、該保留アイコンが前記第三の態様に変化する場合があり、
前記第二の態様をした保留アイコンに対応する保留が消化されて開始された図柄変動表示よりも、前記第三の態様をした保留アイコンに対応する保留が消化されて開始された図柄変動表示の方が、大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記9)
付記1乃至8のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第三のアニメが行われると、前記旧保留アイコン表示手段における前記第二の態様をした旧保留アイコンが表示されていた場所に前記第一の態様をした旧保留アイコンが表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記10)
付記1乃至9のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
旧保留アイコンの態様が前記第一の態様から前記第二の態様に変化するシーンを含むアニメーションによって先読み予告が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記11)
付記1乃至10のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
保留アイコンの態様が前記第二の態様から前記第一の態様に変化する場合がなく、
変動アイコンの態様が前記第二の態様から前記第一の態様に変化する場合がなく、
旧保留アイコンの態様が前記第二の態様から前記第一の態様に変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記12)
付記1乃至11のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の態様をした旧保留アイコンの大きさと前記第一の態様をした変動アイコンの大きさは、大きさが異なり、
前記第一の態様をした旧保留アイコンの大きさと前記第一の態様をした保留アイコンの大きさは、大きさが異なる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記13)
付記1乃至12のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の態様をした旧保留アイコンの模様と前記第一の態様をした変動アイコンの模様は、同じ模様であり、
前記第一の態様をした旧保留アイコンの模様と前記第一の態様をした保留アイコンの模様は、同じ模様である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記14)
付記1乃至13のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の態様をした旧保留アイコンの色と前記第一の態様をした変動アイコンの色は、同じ色であり、
前記第一の態様をした旧保留アイコンの色と前記第一の態様をした保留アイコンの色は、同じ色である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記15)
付記1乃至14のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記旧保留アイコン表示手段は、複数の旧保留アイコンを表示可能な表示手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記16)
付記1乃至15のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記変動アイコン表示手段から前記変動アイコンが退場し、前記旧保留アイコンとして前記旧保留アイコン表示領域に登場した場合に、該変動アイコンの少なくとも一部の態様と、該旧保留アイコンの少なくとも一部の態様が同じ態様である場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記17)
付記1乃至16のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記旧保留アイコン及び前記変動アイコンのうちの一方の少なくとも一部が他方の少なくとも一部にオーバーラップされる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記18)
付記1乃至17のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記旧保留アイコン及び前記保留アイコンのうちの一方の少なくとも一部が他方の少なくとも一部にオーバーラップされる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記19)
付記1乃至18のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記変動アイコン及び前記保留アイコンのうちの一方の少なくとも一部が他方の少なくとも一部にオーバーラップされる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記20)
付記1乃至19のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記前記旧保留アイコン表示手段の表示及び前記変動アイコン表示手段の表示の両方の表示は、一の画面に表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記21)
付記1乃至20のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記旧保留アイコン表示手段及び前記保留アイコン表示手段の両方の表示は、一の画面に表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記22)
付記1乃至21のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記旧保留アイコン表示手段から一の前記旧保留アイコンが退場する際に、がいきゅ保留アイコンの態様によって先読み予告が行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
なお、上記で装飾図柄の変動表示と記載のあることは、図柄(より具体的には特図)の変動表示であってもよく、装飾図柄の停止表示と記載のあることは、図柄(より具体的には特図)の停止表示であってもよい。
また、上記で「〜場合がある」とは、「必ず〜する」、「必ず〜される」、あるいは「必ず〜になる」等に置き換えてもよく、上記で「○○可能」とは、「必ず○○する」に置き換えてもよい。
図58は、本発明を適用可能な封入式のパチンコ機の正面図である。
図58に示す封入式のパチンコ機900では、所定数の遊技媒体(例えば、遊技球)を遊技台内部で循環させる。すなわち、発射手段901から遊技領域902に発射された遊技媒体が、遊技領域902から排出されて再び発射手段901へ供給可能としている。また、遊技媒体の数(賞球、貸球、総持玉数等)の情報や、その他の情報を表示する表示手段903が遊技台前面の遊技領域902の下方に配設されており、図1に示す上皿126や下皿128は設けられていない。
なお、図1に示して上述したパチンコ機100の上皿126に上述した表示手段903がさらに設けられた態様を採用してもよく、さらに、この表示手段903にタッチパネルが設けられた態様であってもよい。すなわち、表示手段903に設けられたタッチパネルが操作手段として機能することができる。そして、タッチパネルによる1回のタッチ操作、連打操作あるいは長押し操作により、演出ボタン136の操作に係る演出が実行されてもよいし、長押しオート連打機能が有効な状態である場合には、タッチパネルが継続してタッチされ続けている状態で、タッチパネルに対する疑似的な連打操作が行われるように構成されてもよい。また、長押しオート連打機能を有効な状態にしないように構成されてもよい。また、一部の演出において、長押しオート連打機能を有効な状態にしてもよい。換言すれば、タッチパネルにおいて長押しオート連打機能を作動させてもよいし、作動しないようにしてもよいし、作動させる演出が多いように構成されてもよいし、少ないように構成されてもよい。また、タッチパネルに対する連打操作による演出が複数あり、タッチパネルで行う場合には、長押しオート連打機能が有効な状態とならないことが多いように構成されてもよいし、少ないように構成されてもよい。
以上説明したように、図58に示すパチンコ機900は、球を封入し、封入した球をパチンコ機内で循環させて使用するものであって、封入した球を発射球として使用し、球の払出はクレジットによって実行されるものであってもよい。
次に、図59を用いて本発明に適用可能な遊技台としてのスロットマシン(回胴遊技機)について説明する。ここで、図59は、本発明に適用可能なスロットマシン1000を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
図59に示すスロットマシン1000は、本体1001と、本体1001の正面に取付けられ、本体1001に対して開閉可能な前面扉1002と、を備える。本体1001の中央内部には、(図59において図示省略)外周面に複数種類の図柄が配置されたリールが3個(左リール1010、中リール1011、右リール1012)収納され、スロットマシン1000の内部で回転できるように構成されている。これらのリール1010〜1012はステッピングモータ等の駆動手段により回転駆動される。
本実施例において、各図柄は帯状部材に等間隔で適当数印刷され、この帯状部材が所定の円形筒状の枠材に貼り付けられて各リール1010〜1012が構成されている。リール1010〜1012上の図柄は、遊技者から見ると、図柄表示窓1013から縦方向に概ね3つ表示され、合計9つの図柄が見えるようになっている。そして、各リール1010〜1012を回転させることにより、遊技者から見える図柄の組み合せが変動することとなる。つまり、各リール1010〜1012は複数種類の図柄の組合せを変動可能に表示する表示手段として機能する。なお、このような表示手段としてはリール以外にも液晶表示装置等の電子画像表示装置も採用できる。また、本実施形態では、3個のリールをスロットマシン1000の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
各々のリール1010〜1012の背面には、図柄表示窓1013に表示される個々の図柄を照明するためのリールバックライト(図示省略)が配置されている。リールバックライトは、各々の図柄ごとに遮蔽されて個々の図柄を均等に照射できるようにすることが望ましい。なお、スロットマシン1000内部において各々のリール1010〜1012の近傍には、投光部と受光部から成る光学式センサ(図示省略)が設けられており、この光学式センサの投光部と受光部の間をリールに設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。このセンサの検出結果に基づいてリール上の図柄の回転方向の位置を判断し、目的とする図柄が入賞ライン上に表示されるようにリール1010〜1012を停止させる。
入賞ライン表示ランプ1020は、有効となる入賞ライン1014を示すランプである。有効となる入賞ラインは、遊技媒体としてベットされたメダルの数によって予め定まっている。入賞ライン1014は5ラインあり、例えば、メダルが1枚ベットされた場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、メダルが2枚ベットされた場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、メダルが3枚ベットされた場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5ラインが入賞ラインとして有効になる。なお、入賞ライン1014の数については5ラインに限定されるものではなく、また、例えば、メダルが1枚ベットされた場合に、中段の水平入賞ライン、上段水平入賞ライン、下段水平入賞ライン、右下り入賞ラインおよび右上り入賞ラインの5ラインを入賞ラインとして有効としてもよい。以下、有効となる入賞ラインを有効ラインと呼ぶ場合がある。
告知ランプ1023は、例えば、後述する内部抽選において特定の入賞役(具体的には、ボーナス)に内部当選していること、または、ボーナス遊技中であることを遊技者に知らせるランプである。遊技メダル投入可能ランプ1024は、遊技者が遊技メダルを投入可能であることを知らせるためのランプである。再遊技ランプ1022は、前回の遊技において入賞役の一つである再遊技に入賞した場合に、今回の遊技が再遊技可能であること(メダルの投入が不要であること)を遊技者に知らせるランプである。リールパネルランプ1028は演出用のランプである。
メダル投入ボタン1030〜1032は、スロットマシン1000に電子的に貯留されているメダル(クレジットと言う)を所定の枚数分投入するためのボタンである。本実施例においては、メダル投入ボタン1030が押下される毎に1枚ずつ最大3枚まで投入され、メダル投入ボタン1031が押下されると2枚投入され、メダル投入ボタン1032が押下されると3枚投入されるようになっている。以下、メダル投入ボタン1032はMAXメダル投入ボタンとも言う。なお、遊技メダル投入ランプ1029は、投入されたメダル数に応じた数のランプを点灯させ、規定枚数のメダルの投入があった場合、遊技の開始操作が可能な状態であることを知らせる遊技開始ランプ1021が点灯する。
メダル投入口1041は、遊技を開始するに当たって遊技者がメダルを投入するための投入口である。すなわち、メダルの投入は、メダル投入ボタン1030〜1032により電子的に投入することもできるし、メダル投入口1041から実際のメダルを投入(投入操作)することもでき、投入とは両者を含む意味である。貯留枚数表示器1025は、スロットマシン1000に電子的に貯留されているメダルの枚数を表示するための表示器である。遊技情報表示器126は、各種の内部情報(例えば、ボーナス遊技中のメダル払出枚数)を数値で表示するための表示器である。払出枚数表示器1027は、何らかの入賞役に入賞した結果、遊技者に払出されるメダルの枚数を表示するための表示器である。本実施形態においては、貯留枚数表示器1025、遊技情報表示器1026、および払出枚数表示器1027は7セグメント(SEG)表示器で構成されている。
スタートレバー1035は、リール1010〜1012の回転を開始させるためのレバー型のスイッチである。即ち、メダル投入口1041に所望するメダル枚数を投入するか、メダル投入ボタン1030〜1032を操作して、スタートレバー1035を操作すると、リール1010〜1012が回転を開始することとなる。スタートレバー1035に対する操作を遊技の開始操作と言う。
ストップボタンユニット1036には、操作手段の一例としてのストップボタン1037〜1039が設けられている。ストップボタン1037〜1039は、スタートレバー1035の操作によって回転を開始したリール1010〜1012を個別に停止させるためのボタン型のスイッチであり、各リール1010〜1012に対応づけられている。以下、ストップボタン1037〜1039に対する操作を停止操作と言い、最初の停止操作を第1停止操作、次の停止操作を第2停止操作、最後の停止操作を第3停止操作という。また、第1停止操作の対象となるリールを第1停止リール、第2停止操作の対象となるリールを第2停止リール、第3停止操作の対象となるリールを第3停止リールという。なお、各ストップボタン1037〜1039の内部に発光体を設けてもよく、ストップボタン1037〜1039の操作が可能である場合、該発光体を点灯させて遊技者に知らせることもできる。
メダル返却ボタン1033は、投入されたメダルが詰まった場合に押下してメダルを取り除くためのボタンである。精算ボタン1034は、スロットマシン1000に電子的に貯留されたメダル、ベットされたメダルを精算し、メダル払出口1055から排出するためのボタンである。ドアキー孔1040は、スロットマシン1000の前面扉1002のロックを解除するためのキーを挿入する孔である。メダル払出口1055は、メダルを払出すための払出口である。
メダル投入ボタン1032の右側には、操作手段の一例としてのチャンスボタン1100が設けられている。チャンスボタン1100は、リール1010〜1012の動作に関連する操作が可能であったり、液晶表示装置1057の表示に関連する操作が可能であったりする。また、チャンスボタン1100は、上記実施例によるパチンコ機100と同様に複数の状態を取ることが可能であり、チャンスボタン1100の操作有効期間中に状態変化可能であってもよい。
情報表示ボタンユニット1050には、情報表示ボタン1046が設けられている。情報表示ボタン1046は、例えば、ユーザメニュー(例えば、遊技者個人の遊技履歴情報を設定するためのメニュー)を呼び出すための操作ボタンであり、複数のボタンから構成されている。本実施形態では、情報表示ボタン1046は、操作手段に相当する。
ストップボタンユニット1036の下部には、機種名の表示と各種証紙の貼付とを行うタイトルパネル1062が設けられており、タイトルパネルランプ1064は、タイトルパネル1062を点灯するランプである。タイトルパネル1062の下部には、メダル払出口1055、メダルの受皿1061が設けられている。
音孔1081はスロットマシン1000内部に設けられているスピーカの音を外部に出力するための孔である。前面扉1002の左右各部に設けられたサイドランプ1044は遊技を盛り上げるための装飾用のランプである。前面扉1002の上部には演出装置1060が配設されており、演出装置1060の上部には音孔1043が設けられている。この演出装置1060は、水平方向に開閉自在な2枚の右シャッタ1063a、左シャッタ1063bからなるシャッタ(遮蔽装置)1063と、このシャッタ1063の奥側に配設された液晶表示装置1057(図示省略、演出画像表示装置)を備えており、右シャッタ1063a、左シャッタ1063bが液晶表示装置1057の手前で水平方向外側に開くと液晶表示装置1057(図示省略)の表示画面がスロットマシン1000正面(遊技者側)に出現する構造となっている。
なお、液晶表示装置でなくとも、種々の演出画像や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、複数セグメントディスプレイ(7セグディスプレイ)、ドットマトリクスディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、リール(ドラム)、或いは、プロジェクタとスクリーンとからなる表示装置等でもよい。また、表示画面は、方形をなし、その全体を遊技者が視認可能に構成されている。本実施形態の場合、表示画面は長方形であるが、正方形でもよい。また、表示画面の周縁に不図示の装飾物を設けて、表示画面の周縁の一部が該装飾物に隠れる結果、表示画面が異形に見えるようにすることもできる。表示画面は本実施形態の場合、平坦面であるが、曲面をなしていてもよい。
本発明に係る遊技台は図60(a)に示す、「紙幣投入口2002に紙幣を投入し、ベット2004およびスタート2006操作に基づいて抽選を実行し、抽選結果を抽選結果表示装置2008で表示し、当選時には特典コイン数を残クレジット数に加算し、キャッシュアウト2009が選択された場合には、レシート発行機2010から残クレジット数に対応するコードが記載されたレシートを発行するカジノマシン2000」であってもよい。
さらには、同図(b)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている携帯電話機3000、同図(c)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えているポータブルゲーム機4000、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている家庭用テレビゲーム機5000、に適用してもよい。
より具体的には、同図(b)における携帯電話機3000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを携帯電話回線を通じで取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。
同図(c)におけるポータブルゲーム機4000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを所定の記憶媒体(DVD等)から取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。同図(d)における家庭用テレビゲーム機5000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを所定の記憶媒体(DVD等)から取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。
さらには、同図(e)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶したデータサーバ6000に適用してもよい。このデータサーバ6000からインターネット回線を介して同図(d)に示す家庭用テレビゲーム機5000に本発明を実現する電子データをダウンロードするような場合がある。
また、パチンコ機等の実機の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用してゲームを実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、DVD−ROM、CD−ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
さらに、本発明は、遊技台としてパチンコ機およびスロットマシンを例にあげたが、これに限るものではなく、アレンジボール遊技機や、じゃん球遊技機、スマートボール等に適用してもよい。
また、本発明の実施の形態に記載された作用および効果は、本発明から生じる最も好適な作用および効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用および効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。なお、以上説明した、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等の記載それぞれにのみ含まれている構成要件であっても、その構成要件を他の、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等に適用してもよい。すなわち、適用させることを妨げる要因がない限りは、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等の記載それぞれにのみ含まれている構成要件を他の、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等に適用しても、一つのまとまりのある技術的思想として成り立つ。