JP6213446B2 - 過電圧印加防止装置及び過電圧印加防止方法 - Google Patents

過電圧印加防止装置及び過電圧印加防止方法

Info

Publication number
JP6213446B2
JP6213446B2 JP2014222690A JP2014222690A JP6213446B2 JP 6213446 B2 JP6213446 B2 JP 6213446B2 JP 2014222690 A JP2014222690 A JP 2014222690A JP 2014222690 A JP2014222690 A JP 2014222690A JP 6213446 B2 JP6213446 B2 JP 6213446B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
potential difference
electronic device
unit
connection
data line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014222690A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016091173A (ja
Inventor
和広 ▲高▼橋
和広 ▲高▼橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2014222690A priority Critical patent/JP6213446B2/ja
Publication of JP2016091173A publication Critical patent/JP2016091173A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6213446B2 publication Critical patent/JP6213446B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Power Sources (AREA)

Description

本発明は、過電圧印加防止装置及び過電圧印加防止方法に関する。
近年、プリンター、複写機、複合機等の画像形成装置と端末装置との通信インターフェイスの発達により、USBケーブル等の通信ケーブルを用いて画像形成装置と端末装置とを通信可能に接続出来るようになってきている。ユーザーは、画像形成装置と端末装置とを接続した場合、例えば、端末装置のデータを画像形成装置に送信して、当該画像形成装置でデータに基づく印刷ジョブを実行させることで、所望の印刷物を手に入れることが出来る。
しかしながら、画像形成装置の電位(電位レベル)が端末装置の電位と異なる場合に、両者を通信ケーブルで接続すると、高い電位の装置から低い電位の装置に過電圧が印加され、当該低い電位の装置に過電流が流れ、当該低い電位の装置が破損するという課題がある。
そこで、このような課題を解決するために、例えば、特開2004−145561号公報(特許文献1)には、ホスト装置側USBインターフェースと周辺装置側USBインターフェースとを具備した電子機器における前記USBインターフェースの動作を試験するUSBインターフェースの試験装置が開示されている。この装置では、過電流保護回路が内蔵されており、供給電流が500mAを越えた場合には、電流供給を遮断するよう構成されている。これにより、装置の破損を防止することが出来る。
又、特開2012−191744号公報(特許文献2)には、データラインのD+端子とD−端子の電源電位を確認することで充電器の認証を行い、認証が成功すれば、電流供給を開始する携帯電子機器用の充電器が開示されている。これにより、専用の充電ケーブルを用いることなく、データ通信ケーブル(USBケーブル)を用いた充電に対応出来るとしている。
特開2004−145561号公報 特開2012−191744号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、過電流保護回路により、Vbusラインの電流供給も遮断するため、装置全体が停止する可能性がある。又、特許文献2に記載の技術では、データラインのD+端子とD−端子の電源電位を先に確認する必要があり、そのための回路が必要である。
ところで、通常、端末装置の通信インターフェイスであるUSBケーブルは、信号ラインのシグナルグランドの他に、電位差を発生し難くするシールドを備えている。そのため、端末装置のシグナルグランドが画像形成装置のシグナルグランドと接続する前に、USBケーブルのシールドを介して端末装置と画像形成装置とが電気的に接続され、端末装置と画像形成装置との電位差が解消される。
しかしながら、近年、低価格なUSBケーブルや粗悪品のUSBケーブルでは、前記シールドが存在しない場合があり、上述の電位差を解消する構成になっていないという課題がある。そのため、前記シールドがない状態で、且つ、端末装置の電位と画像形成装置の電位とが異なる場合に、USBケーブルを介して装置のシグナルグランドや信号ラインに過電圧が掛かり、装置の制御基板が破損する可能性がある。このような事態は、USBケーブル以外の通信ケーブルであっても生じ得る。
そこで、本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、電位差が生じている外部装置を接続したとしても場合、データラインを保護し、制御集積回路の破損を防止することが可能な過電圧印加防止装置及び過電圧印加防止方法を提供することを目的とする。
本発明の一の局面に係る過電圧印加防止装置は、電位差検知部と、電位差判定部と、警告表示部と、接続分離部と、を備える。電位差検知部は、電子装置と外部装置とが通信ケーブルを介して接続される際に、当該電子装置の通信インターフェイスのSGND端子と接地部との間に予め設けられた電位差検出抵抗を用いて前記電子装置と前記外部装置との電位差を検知する。電位差判定部は、前記検知された検知電位差が、予め設定された第一の閾値を超過したか否かと、前記検知電位差が、前記第一の閾値よりも大きい第二の閾値を超過したか否かとを判定する。警告表示部は、前記検知電位差が前記第一の閾値を超過し、且つ、前記第二の閾値を超過していない場合、前記電子装置の操作部に警告メッセージ画面を表示させる。接続分離部は、前記検知電位差が前記第二の閾値を超過した場合、前記電子装置の通信インターフェイスのデータラインと制御集積回路との間に予め設けられた分離回路を用いて前記データラインと前記制御集積回路との接続を分離する。
又、前記検知電位差が前記第一の閾値を超過していない場合、前記電子装置と前記外部装置との間のデータラインでデータ通信を実行させる通信接続部を更に備える。又、前記警告表示部は、前記警告メッセージ画面に、接続実行キーと接続停止キーとを選択可能に表示し、前記通信接続部は、前記接続実行キーが選択されると、前記データラインでのデータ通信を実行し、前記接続停止キーが選択されると、前記データラインでのデータ通信を実行しない。又、前記警告表示部は、前記データラインと前記制御集積回路との接続が分離された場合、前記電子装置と前記外部装置とを接続出来ない旨の接続停止画面を前記電子装置の操作部に表示させる。
本発明の一の局面に係る過電圧印加防止方法は、電位差検知ステップと、電位差判定ステップと、警告表示ステップと、接続分離ステップと、を備える。電位差検知ステップは、電子装置と外部装置とが通信ケーブルを介して接続される際に、当該電子装置の通信インターフェイスのSGND端子と接地部との間に予め設けられた電位差検出抵抗を用いて前記電子装置と前記外部装置との電位差を検知する。電位差判定ステップは、前記検知された検知電位差が、予め設定された第一の閾値を超過したか否かと、前記検知電位差が、前記第一の閾値よりも大きい第二の閾値を超過したか否かとを判定する。警告表示ステップは、前記検知電位差が前記第一の閾値を超過し、且つ、前記第二の閾値を超過していない場合、前記電子装置の操作部に警告メッセージ画面を表示させる。接続分離ステップは、前記検知電位差が前記第二の閾値を超過した場合、前記電子装置の通信インターフェイスのデータラインと制御集積回路との間に予め設けられた分離回路を用いて前記データラインと前記制御集積回路との接続を分離する。
本発明の過電圧印加防止装置及び過電圧印加防止方法によれば、電位差が生じている外部装置を接続したとしても場合、データラインを保護し、制御集積回路の破損を防止することが可能となる。
本発明に係る複合機と端末装置の通信形態を示す概念図である。 本発明の実施形態における複合機の過電圧印加防止装置の機能ブロック図である。 本発明の実施形態の実行手順を示すためのフローチャートである。 本発明の実施形態における複合機の通信インターフェイスの一例を示す図(図4(A))と、本発明の実施形態における電位差が生じた場合のSGND端子に流れた電流の変化を示す図(図4(B))とである。 本発明の実施形態における複合機の通信インターフェイスと過電圧印加防止装置との一例を示す図(図5(A))と、本発明の実施形態における警告メッセージ画面の一例を示す図(図5(B))とである。
以下に、添付図面を参照して、本発明の過電圧印加防止装置及び過電圧印加防止方法の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。又、フローチャートにおける数字の前に付されたアルファベットSはステップを意味する。
以下に、本発明の実施形態の一例として、過電圧印加防止装置を備える電子装置について説明する。電子装置は、商用電源を利用する装置であれば、特に限定は無いが、例えば、ファクシミリ、コピー、スキャナー、プリンター等の機能を備えた複合機(MFP:Multi Function Peripheral)を採用することが出来る。
複合機100は、図1に示すように、外部装置と通信可能に接続する通信インターフェイス101を備えている。又、外部装置である端末装置102にも、同様の通信インターフェイス103を備えている。複合機100の通信インターフェイス101にUSBケーブル等の通信ケーブル104の一端部を接続し、端末装置102の通信インターフェイス103に当該通信ケーブル104の他端部を接続することで、複合機100と端末装置102とが接続される。複合機100は、端末装置102で作成された印刷ジョブを通信ケーブル104を介して受信すると、当該印刷ジョブの画像データに基づいて印刷を実行する。尚、外部装置は、電子装置と同様に、商用電源を利用する装置であれば、特に限定は無い。
又、複合機100、端末装置102の制御回路は、図示しないが、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、各駆動部に対応するドライバーを内部バスによって接続している。複合機100、端末装置102のCPUは、例えば、RAMを作業領域として利用し、ROM、HDD等に記憶されているプログラムを実行する。又、複合機100、端末装置102のCPUは、当該実行結果に基づいてドライバーからのデータ、指示、信号、命令等を授受し、各種処理の実行に関する各駆動部の動作を制御する。又、駆動部以外の後述する各部(図2に示す)についても、CPUが、各プログラムを実行することで当該各部を実現する。ROM、RAM、HDD等には、以下に説明する各部を実現するプログラムやデータが記憶されている。
次に、図2、図3を参照しながら、本発明の実施形態に係る構成及び実行手順について説明する。先ず、ユーザーが、通信ケーブル104を介して複合機100に端末装置102を接続する場合、通信ケーブル104の一端部を複合機100の通信インターフェイス101に装着し、当該通信ケーブル104の他端部を端末装置102の通信インターフェイス104に装着する(図3:S101)。
ここで、複合機100と端末装置102とが通信ケーブル104を介して接続されると、図4(A)に示すように、通信ケーブル104の一端部は、複合機100の通信インターフェイス101の電力供給のためのVbus端子400と、データラインのD+端子401と、D−端子402と、SGND(シグナルグランド)端子403と、それぞれ電気的に接続される。通信ケーブル104の他端部も、同様に、端末装置102の通信インターフェイス103の各種端子とそれぞれ電気的に接続される。前記通信インターフェイス101のD+端子401、D−端子402は、複合機100の制御基板の制御集積回路(Integrated Circuit)に電気的に接続され、データの授受を行う。又、前記通信インターフェイス101のSGND端子403の電位は、制御集積回路においてデータライン(シグナルライン)の電位に対して基準電位となる0Vを有する。
ここで、何らかの原因より、複合機100と端末装置102との電位差が生じている場合に、SGND端子に過電圧が印加される。例えば、図4(A)に示す複合機100と端末装置102との電位差(例えば、8V)を故意に発生させた後に、シールドの無い通信ケーブル104を介して複合機100と端末装置102とを接続した場合に、前記SGND端子に流れる電流を検出した。すると、図4(B)に示すように、当該SGND端子に過電圧が印加され、過電流(15A)が印加されたことが判明した。このように、通信ケーブル104にシールド等の電位差解消手段が存在しない場合、SGND端子に過電圧が印加され、複合機100又は端末装置102の制御集積回路が破損する可能性がある。
そこで、本発明では、下記の構成を採用する。即ち、複合機100と端末装置102とが通信ケーブル104を介して接続されると、複合機100に内蔵された過電圧印加防止装置200の電位差検知部201が、複合機100の通信インターフェイス101のSGND端子403と接地部501との間に予め設けられた電位差検出抵抗502を用いて複合機100と端末装置102との電位差を検知する(図3:S102)。
ここで、電位差検知部201が検知する方法に特に限定は無い。図5(A)に示すように、前記SGND端子501と複合機100内の接地部501との間に、低抵抗で、高電圧でも耐え得る抵抗を電位差検出抵抗502として予め挿入しておく。この電位差検出抵抗502は、高抵抗とすると、通常状態でも複合機100内部で電位差が生じる場合があるため、例えば、1Ω以下の抵抗値を有する抵抗とされる。そして、電位差検知部201は、電位差検出抵抗502と接地部501との間に電線を電気的に接続して、この電線に流れる電流を検知する。これにより、電位差が生じている複合機100と端末装置102とを通信ケーブル104で接続した場合、前記電位差検出抵抗502に過電圧が印加され、電位差検知部201が、当該電位差検出抵抗502に流れる電流を検知することが出来る。この電流の大小により、電位差検知部201は、前記複合機100と端末装置102との電位差を検知する。
さて、電位差検知部201が前記複合機100と端末装置102との電位差を検知すると、その旨を電位差判定部202に通知する。当該通知を受けた電位差判定部202は、前記検知された検知電位差が、予め設定された第一の閾値を超過したか否かを判定する(図3:S103)。
ここで、前記第一の閾値に特に限定は無いが、前記電位差が生じた場合に複合機100と端末装置102とのデータ通信で支障を来たす可能性のある設定電位差を採用することが出来る。
前記判定の結果、前記検知電位差が前記第一の閾値を超過していない場合(図3:S103NO)、電位差判定部202は、複合機100と端末装置102とを接続しても問題ないと判定し、その旨を通信接続部203に通知する。当該通知を受けた通信接続部203は、複合機100と端末装置102との間のデータライン(D+端子401、D−端子402)でデータ通信を実行させる(図3:S104)。これにより、複合機100と端末装置102とのデータ通信が開始される。この場合、例えば、ユーザーは、端末装置102から通信ケーブル104を介して複合機100に印刷ジョブを送信すれば、当該複合機100は印刷ジョブを実行する。
一方、S103において、前記判定の結果、前記検知電位差が前記第一の閾値を超過した場合(図3:S103YES)、電位差判定部202は、更に、前記検知電位差が、前記第一の閾値よりも大きい第二の閾値を超過したか否かを判定する(図3:S105)。
ここで、前記第二の閾値に特に限定は無いが、前記電位差が生じた場合に複合機100又は端末装置102の制御集積回路が破損する可能性のある設定電位差、例えば、8Vを採用することが出来る。
前記判定の結果、前記検知電位差が前記第二の閾値を超過していない場合(図3:S105NO)、つまり、前記検知電位差が前記第一の閾値を超過し、且つ、前記第二の閾値を超過していない場合(前記第一の閾値と前記第二の閾値との間である場合)、電位差判定部202は、複合機100と端末装置102とを接続に多少問題があると判定し、その旨を警告表示部204に通知する。当該通知を受けた警告表示部204は、複合機100の操作部に警告メッセージ画面503を表示させる(図3:S106)。
ここで、前記警告メッセージ画面503に特に限定は無いが、例えば、図5(B)に示すように、「接続を実行して、データ通信すると、複合機又は端末装置に不具合が生じる可能性のある」旨の警告メッセージ504と、接続実行キー505と、接続停止キー506とが表示される。これにより、ユーザーは、接続前に電位差の発生による不具合を予め知ることが可能となる。
ここで、警告表示部204は、ユーザーからのキーの選択を受け付けて、通信接続部203は、前記選択されたキーの種類に応じて、前記複合機100と端末装置102との間のデータラインでデータ通信を実行したり実行しなかったりする。例えば、ユーザーが前記接続実行キーを選択すれば、通信接続部203は、警告表示部204を介して前記データラインでのデータ通信を実行する。一方、ユーザーが前記接続停止キーを選択すれば、通信接続部203は、警告表示部204を介して前記データラインでのデータ通信を実行しない。この場合、後述する分離回路は起動しない。
一方、S105において、前記判定の結果、前記検知電位差が前記第二の閾値を超過した場合(図3:S105YES)、電位差判定部202は、複合機100と端末装置102とを接続に問題があると判定し、その旨を接続分離部205に通知する。当該通知を受けた接続分離部205は、複合機100の通信インターフェイス101のデータライン(D+端子401、D−端子402)と制御集積回路508との間に予め設けられた分離回路507を用いて前記データラインと前記制御集積回路508との接続を分離する(図3:S107)。
ここで、接続分離部205が分離する方法に特に限定は無い。例えば、図5(A)に示すように、通信インターフェイス101のデータラインのD+端子401に電界効果型トランジスタのドレインを接続し、制御集積回路508のD+端子509に電界効果型トランジスタのソースを接続し、電界効果型トランジスタを分離回路507として予め挿入しておく。又、通信インターフェイス101のデータラインのD−端子402と制御集積回路508のD−端子510との間にも同様の配置で電界効果型トランジスタを予め挿入しておく。そして、接続分離部205は、前記電界効果型トランジスタのゲートに所定の電圧を印加することで、電界効果型トランジスタのドレインとソースとの接続を遮断する。これにより、前記データラインと前記制御集積回路508との接続を分離することが出来る。尚、上述では、電界効果型トランジスタを分離回路507としたがこれに限定する必要は無い。これにより、電位差が著しい場合には、前記データラインと前記制御集積回路508との接続を強制的に遮断することで、当該制御集積回路508の破損を防止することが可能となる。特に、シールドが設けられていない低価格品や粗悪品の通信ケーブルを使用したとしても、前記制御集積回路508の破損を確実に防止することが可能となる。又、この分離回路507は、前記通信インターフェイス101のVbus端子400を遮断するものではないため、複合機100の制御集積回路508の一部又は全部が、当該Vbus端子400からの電力供給を受けている場合、当該制御集積回路508動作を停止させることは無く、ユーザーは複合機100を単体で利用することが可能である。
又、接続分離部205が前記接続の分離を完了すると、その旨を警告表示部204に通知し、当該通知を受けた警告表示部204は、複合機100と端末装置102とを接続出来ない旨の接続停止画面を前記複合機100の操作部に表示させても良い。この場合、前記接続停止画面に、複合機100と端末装置102との間の電位差が高く、破損の可能性がある旨のメッセージやサービスマンの呼び出しを促す旨のメッセージが表示される。
尚、本発明の実施形態では、複合機100(電子装置)が過電圧印加防止装置200を備えるよう構成したが、これに限らず、当該過電圧印加防止装置200を各種の電子装置に備えるよう構成しても良い。又、端末装置102(外部装置)が過電圧印加防止装置200を備えるよう構成しても良い。
又、本発明の実施形態では、過電圧印加防止装置200が各部を備えるよう構成したが、当該各部を実現するプログラムを記憶媒体に記憶させ、当該記憶媒体を提供するよう構成しても構わない。当該構成では、前記プログラムを、所定の装置に読み出させ、各装置が前記各部を実現する。その場合、前記記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の作用効果を奏する。さらに、各手段が実行するステップをハードディスクに記憶させる方法として提供することも可能である。
以上のように、本発明に係る過電圧印加防止装置及び過電圧印加防止方法は、画像形成装置や端末装置に備えられる過電圧印加防止装置に有用であり、電位差が生じている外部装置を接続したとしても場合、データラインを保護し、制御集積回路の破損を防止することが可能な過電圧印加防止装置及び過電圧印加防止方法として有効である。
100 複合機
101 複合機の通信インターフェイス
102 端末装置
103 端末装置の通信インターフェイス
104 通信ケーブル
200 過電圧印加防止装置
201 電位差検知部
202 電位差判定部
203 通信接続部
204 警告表示部
205 接続分離部

Claims (5)

  1. 電子装置と外部装置とが通信ケーブルを介して接続される際に、当該電子装置の通信インターフェイスのSGND端子と接地部との間に予め設けられた電位差検出抵抗を用いて前記電子装置と前記外部装置との電位差を検知する電位差検知部と、
    前記検知された検知電位差が、予め設定された第一の閾値を超過したか否かと、前記検知電位差が、前記第一の閾値よりも大きい第二の閾値を超過したか否かとを判定する電位差判定部と、
    前記検知電位差が前記第一の閾値を超過し、且つ、前記第二の閾値を超過していない場合、前記電子装置の操作部に警告メッセージ画面を表示させる警告表示部と、
    前記検知電位差が前記第二の閾値を超過した場合、前記電子装置の通信インターフェイスのデータラインと制御集積回路との間に予め設けられた分離回路を用いて前記データラインと前記制御集積回路との接続を分離する接続分離部と、
    を備えることを特徴とする過電圧印加防止装置。
  2. 前記検知電位差が前記第一の閾値を超過していない場合、前記電子装置と前記外部装置との間のデータラインでデータ通信を実行させる通信接続部を更に備える
    請求項1に記載の過電圧印加防止装置。
  3. 前記警告表示部は、前記警告メッセージ画面に、接続実行キーと接続停止キーとを選択可能に表示し、
    前記通信接続部は、前記接続実行キーが選択されると、前記データラインでのデータ通信を実行し、前記接続停止キーが選択されると、前記データラインでのデータ通信を実行しない
    請求項2に記載の過電圧印加防止装置。
  4. 前記警告表示部は、前記データラインと前記制御集積回路との接続が分離された場合、前記電子装置と前記外部装置とを接続出来ない旨の接続停止画面を前記電子装置の操作部に表示させる
    請求項1−3のいずれか一項に記載の過電圧印加防止装置。
  5. 電子装置と外部装置とが通信ケーブルを介して接続される際に、当該電子装置の通信インターフェイスのSGND端子と接地部との間に予め設けられた電位差検出抵抗を用いて前記電子装置と前記外部装置との電位差を検知する電位差検知ステップと、
    前記検知された検知電位差が、予め設定された第一の閾値を超過したか否かと、前記検知電位差が、前記第一の閾値よりも大きい第二の閾値を超過したか否かとを判定する電位差判定ステップと、
    前記検知電位差が前記第一の閾値を超過し、且つ、前記第二の閾値を超過していない場合、前記電子装置の操作部に警告メッセージ画面を表示させる警告表示ステップと、
    前記検知電位差が前記第二の閾値を超過した場合、前記電子装置の通信インターフェイスのデータラインと制御集積回路との間に予め設けられた分離回路を用いて前記データラインと前記制御集積回路との接続を分離する接続分離ステップと、
    を備えることを特徴とする過電圧印加防止方法。
JP2014222690A 2014-10-31 2014-10-31 過電圧印加防止装置及び過電圧印加防止方法 Expired - Fee Related JP6213446B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014222690A JP6213446B2 (ja) 2014-10-31 2014-10-31 過電圧印加防止装置及び過電圧印加防止方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014222690A JP6213446B2 (ja) 2014-10-31 2014-10-31 過電圧印加防止装置及び過電圧印加防止方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016091173A JP2016091173A (ja) 2016-05-23
JP6213446B2 true JP6213446B2 (ja) 2017-10-18

Family

ID=56019369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014222690A Expired - Fee Related JP6213446B2 (ja) 2014-10-31 2014-10-31 過電圧印加防止装置及び過電圧印加防止方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6213446B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11564172B2 (en) 2019-03-12 2023-01-24 Microchip Technology Incorporated Communication device and system with ground potential difference compensation

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012081665A (ja) * 2010-10-13 2012-04-26 Sharp Corp 画像処理装置
JP2012242919A (ja) * 2011-05-17 2012-12-10 Funai Electric Co Ltd 表示装置
JP2014188931A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Seiko Epson Corp 印刷装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016091173A (ja) 2016-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20170264780A1 (en) Information processing apparatus, display control method and non-transitory computer-readable storage medium
WO2015008782A1 (ja) 電子機器
JP6213446B2 (ja) 過電圧印加防止装置及び過電圧印加防止方法
US8726181B2 (en) Log-information processing apparatus, log-information processing method, and computer program product
US7809301B2 (en) Image processing apparatus selectively operable during a disaster, and method for performing the same
JP2006048594A (ja) Usbデバイス装置
US9060088B2 (en) Image processing apparatus with power supply/stop control
CN108279936B (zh) 操作系统连接状态下的一体机关机方法及装置
JP2017103305A (ja) グランド制御回路、電子機器及びグランド制御方法
JP7118629B2 (ja) 電子機器、電子機器における制御方法、及びプログラム
JP5660995B2 (ja) 電子機器
US10656486B2 (en) Display panel and display device
CN104615560A (zh) 电子设备以及检查其信号线的连接状态的方法
US9330351B2 (en) Image forming apparatus with recursive memory configured for selectively storing print error logs
JP5577724B2 (ja) 状態検出装置およびプログラム
US10129389B2 (en) Communication apparatus, control method for communication apparatus, and storage medium
JP2016072685A (ja) 画像形成装置
JP2004029893A (ja) 記録装置
US10515221B2 (en) Information processing apparatus, method of distinguishing mounting of encryption unit in information processing apparatus, and storage medium
JP2017084107A (ja) 接続制御装置、および画像形成装置
JP2009301124A (ja) メモリデバイスを備えた機器、メモリデバイスの保護方法
JP2008187468A (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP6721836B2 (ja) 電源回路及び情報処理装置
JP2010113436A (ja) 電子機器
JP2010167740A (ja) 情報処理装置及びその制御方法、並びにコンピュータープログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161026

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170718

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170904

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6213446

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees