JP6209901B2 - 文字データ処理方法、プログラム及び情報処理装置 - Google Patents
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Description
ョンの開発者等は、入力された文字データの符号化としてUTF32を使用することで、2バ
イトまたは、4バイトの領域長で混在して扱っていた文字データを、1文字当り4バイトの固定長で設計することが可能である。
象となる文字の異体字を統一的に扱えるようにする異体字セレクタ(variation selector)という技術が普及し初めている(例えば、Windows 8(登録商標)が異体字をサポート)
。異体字セレクタを使用することにより、日本語文字に数多く存在する異体字、例えば、「高」、
といった異体字を識別して表現することが可能となる。
は,UTF16で6〜8バイトの可変長で表現される。以後、異体字のベースとなる文字を基本字と記述して説明することとする。
字情報なし:2〜4バイト、異体字情報あり:6〜8バイトの可変領域長として扱い、業務アプリケーションの設計を行わなければならない。ところが従来の設計では、文字数とデータ長との対応関係が固定的であるため、画面や帳票の氏名欄等は、ほとんどの場合、文字数を固定し対応するデータの大きさも文字数に対応する大きさとされていた。このため、異体字セレクタを扱うシステムの開発者は、1文字の文字コードを可変長として文字数及び領域長の両方を管理するため、設計に係る管理負担が増大してしまう。例えば、開発者は、データベースから文字を取り出す度に、対象の文字が出力しようとしている画面や帳票のフィールドに納まるか否かを、文字数をカウントしてエラーチェックを行うため、作業に係る負荷が増大してしまう。
図1に、本実施形態の変換装置の説明図を例示する。本実施形態の変換装置は、例えば、文字を扱う業務アプリケーションの開発を行うサーバ、コンピュータといった情報処理装置によって実現される。本実施形態の変換装置は、情報処理装置で実行されるアプリケーションおよびミドルウェアの中で異体字セレクタ(variation selector)の付いた、可変長のUnicode文字を固定長の領域長として取り扱えるようにするものである。
ここで、異体字セレクタが付加された異体字について、図2A,2Bを参照して説明する。図2Aは、簡易慣用字体の「芦(あし)」に対する異体字の一例である。ここで、異体字とは、同じ語源の文字に二つ以上の表現(字体)が存在するものを指し、図2Aに例示するように、簡易慣用字体の「芦(あし)」に対する異体字には4つの字体が存在する。なお、簡易慣用字体の「芦(あし)」に対する文字コード(Unicode)は、“0x82a6”で表される。ここで、“0x####”は、16進数表記を表し、“#”は16進数の“0”〜“F”を表している。
(2)図2Aの2番目 芦+VS18(0x82a6 0x000e0112)
(3)図2Aの3番目 芦+VS19(0x82a6 0x000e0113)
(4)図2Aの4番目 芦+VS20(0x82a6 0x000e0114)
(1)から(4)の、基本字である「芦」に後付された「VS17」,「VS18」,「VS19」,「VS20」が、異体字セレクタによる識別情報の一例を表す。このように、異体字セレクタを使用した場合、“基本文字の文字コード”+“異体字セレクタ”によって、それぞれの異体字を表現することができる。
の新字体等)を含むため、4バイト文字が異体字を持つ場合には、文字データは8バイトの領域長を有することとなる。
テートドライブ装置、ハードディスクドライブ(HDD、Hard Disk Drive)装置等であ
る。また、補助記憶部93としては、例えば、CDドライブ装置、DVDドライブ装置、BDドライブ装置等が提示できる。記録媒体としては、例えば、不揮発性半導体メモリ(フラッシュメモリ)を含むシリコンディスク、ハードディスク、CD、DVD、BD、USB(Universal Serial Bus)メモリ等がある。通信部94は、例えば、ネットワーク等とのインターフェースである。
図4に、本実施形態の変換装置10の機能を説明する説明図を例示する。本実施形態の変換装置10では、可変長の文字コードから固定長の文字コードへの変換処理は、OS関数やAPI(Application Programming Interface)を呼び出す上流側に組み込まれ、可
変長から固定長への変換処理を行う。ここで、上流側とは、例えば、OSに対するミドルウェア側、アプリケーションプログラム側を言う。
付加し、文字の異体字を表現する。図1で説明したように、基本文字の文字コードは2から4バイトの可変長であり、異体字セレクタは4バイト長である。異体字を持たない文字も存在する場合を含め、IVSに対応する入力部95を介して入力される文字データの領域長は2から8バイトの可変長となる。
次に、図5Aから図5Cを参照し、本実施形態の変換装置10における、可変長の文字データを固定長の文字データに変換する変換処理について説明する。図5Aは、ISO(International Organization for Standardization)で標準化された文字コード規格:ISO/IEC 10646(UCS; Universal Coded Character Set)の例である。本実施形態の変換装置10で対象となる基本文字の文字コード(Unicode)は、図5Aに例示の文字コード規格の一部である。
、UCS4では、“0x00000000”〜“0x0010ffff”の文字範囲で表現されることになる。つまり、UCS4では、(0面から16面迄の17面を識別する5ビット)+(各面に含まれる2バイトの文字コードである16ビット)=21ビットの情報量でUTF32を表現することが可能である。
おり、1つの基本文字に対して最大240個の異体字セレクタを持つことができる。つま
り、基本文字に対する異体字の識別は、8ビットの情報量で表現することができる。
字(UTF8,UTF16,UTF32)と、この基本文字の異体字を表現する情報(例えば、異体字セレクタ)とを、所定長さ(例えば、32ビット長さ)の固定長形式で表現する拡張表現である、と言うことができる。つまり、図2A、2B等で説明したように、“基本文字の文字コード”+“異体字セレクタ”を標準表現とした場合、標準表現で表現される可変長の文字データは、基本文字が異体字を持たない形態を含め、2から8バイト長の長さとなる。本実施形態の変換装置10の表現形式では、上述したように、基本文字を21ビットの情報量で表現し、異体字が存在する場合には、さらに、異体字を表現する8ビットの情報を基本文字の情報と共に所定長さのデータに纏めることにより、固定長データとして表現する。
方式1では、変換装置10は、図5Aに例示する4バイトのUTF32コード形式で表現さ
れた基本文字と、異体字セレクタ番号nから1を差し引いた値である(n−1)を24ビット右シフトさせた32ビットデータとの論理和を求める。この結果、変換装置10は、文字コードを表現する21ビットの情報と、異体字を表現する8ビットの情報とを含む固定長データを生成することができる。
下位側21ビットの領域に、UTF32コード形式に表現した基本文字が格納される。
変換装置10は、生成された固定長データと“0x00ffffff”の4バイトデータとの論理和を求めることで、上位側8ビットを無視することができるため、容易に基本文字のUTF32コード形式の表現を得ることができる。
方式2では、変換装置10は、異体字セレクタ番号nから1を差し引いた値である(n−1)を下位側8ビットに格納した32ビットデータと、4バイトのUTF32コード形式に
表現した基本文字を8ビット右シフトさせたデータとの論理和を求める。この結果、変換装置10は、文字コードを表現する21ビットの情報と、異体字を表現する8ビットの情報とを含む固定長データを生成することができる。
る。
た並べ替えと同一の結果を得ることができる。
準備された異体字セレクタを“0x10”〜“0xff”の8ビット情報として扱うことができる。
(可変長データ→固定長データ)
図6に例示のフローチャートを参照し、本実施形態の変換装置10の処理を説明する。図6は、可変長データから固定長データに変換する処理のフローチャートの例示である。図6に例示の処理は、例えば、主記憶部92に実行可能に展開されたコンピュータプログラムにより実行される。図6に例示のフローチャートにおいて、S12−S23の処理は、入力された文字の読み込みが終了するまでの間、繰り返して実行される。
した他の装置からのデータ受信、可搬型記録媒体からのデータ読み取り等である。
1)。入力データは、例えば、図4で説明したように、IVSに対応する入力部94を介して入力される。このため、入力データは、基本文字の文字コード(Unicode)の直後に
異体字セレクタが付加された可変長データとして、本実施形態の変換装置10に引き渡される。なお、入力作業用バッファは、例えば、主記憶部92の所定の記憶領域に設けられる。また、S12−S23の処理は、S11の処理で入力作業用バッファに格納された入力データを対象に実行される。
。
装置10を含む情報処理装置90が正常な状態では、1文字目は基本文字の文字コードであり、2文字目は基本文字に対する異体字セレクタとなる。このため、本実施形態の変換装置10は、S14の処理で、1文字目に読み込まれた文字が基本文字でない場合は、変換装置10を含む情報処理装置90の異常と判断し、S23の異常系処理を実行する。
タ(VS)は、Unicodeで表現した場合、“U+E0100”が“VS17”に対応し、“U+E01EF”が
“VS256”に対応する。変換装置10は、例えば、S15で読み込んだ2文字目が“U+E0100”〜“U+E01EF”の範囲で表現されているか否かを判定すればよい。情報処理装置90
のCPU91等は、検出する手段の一例として、S18の処理を実行する。
の場合では、異体字セレクタ番号“VSn”は、“17”である。S19では、変換装置1
0は、図5B等で説明したように、異体字セレクタ番号である“VSn”から“VSn−1
”を求め16進法の8ビット情報に変換する。異体字セレクタ番号“VSn”が“17”の
場合、“VSn−1”は“16”となり、16進法の8ビット情報では“0x10”である。また、異体字セレクタ番号“VSn”が“256”の場合、“VSn−1”は“255
”となり、16進法の8ビット情報では“0xff”となる。このように、S19の処理では、“VSn−1”は、“16”〜“255”の範囲の値として出力される。この処理は、異体字セレクタ番号を少ないビット数で表現するためのビットシフト処理の例である。
る。例えば、(方式1)では、変換装置10は、S19の処理で変換した“VSn−1”を24ビット右シフトさせて32ビットデータとし、S12で文字加工バッファAに格納された4バイトの基本文字データとの論理和を求めればよい。論理和を求める処理は、例えば、文字加工バッファAで実行される。この結果、文字加工バッファAには、S12の処理で読み込んだ1文字目のデータと、S19の処理で変換された異体字セレクタ番号(VSn)とが合成された固定長データが生成される。
してもよい。そして、文字数カウンタは文字数を計数する。文字数カウンタは、入力部94の処理に応じて適宜、初期化及び加算を行う。
図7に例示のフローチャートを参照し、本実施形態の変換装置10の固定長から可変長データに変換する処理を説明する。図7は、変換処理のフローチャートの例示である。図7に例示の処理は、例えば、主記憶部92に実行可能に展開されたコンピュータプログラムにより実行される。図7に例示のフローチャートにおいて、S31−S39の処理は、固定長データの文字の読み込みが終了するまでの間、繰り返して実行される。
換して、出力バッファへ格納する(S33)。変換装置10は、S33の処理実行後に、図7に例示する処理を終了する。
字加工バッファAに格納する。このような処理により、変換装置10は、例えば、(方式1)で変換された固定長データの中から基本文字の文字データを抽出することができる。
果を文字加工バッファAに格納する。そして、変換装置10は、文字加工バッファAに格納されたデータを8ビット左シフトさせる。このような処理により、変換装置10は、例えば、(方式2)で変換された固定長データの中から基本文字の文字データを抽出することができる。
VSn−1”である。
引いた“VSn−1”がバッファVSnに格納される。ここで、“VSn−1”は、図6で説明したように、16から255の範囲(“0x10”〜“0xff”)の値となる。従って、S37では、変換装置10は、S35の処理でバッファVSnに格納されたデータが“0x0”の場合に、異体字セレクタを持たないと判定できる。また、変換装置10は、S35の処理でバッファVSnに格納されたデータが、“0x0”以外の場合に、異体字セレクタを持つと判定してもよい。
)を文字データに変換し、再び、文字加工バッファBに格納する。この結果、文字加工バッファBには、例えば、“U+E0100”といった異体字セレクタを表現する文字データが格納される。“U+E0100”は、異体字セレクタ番号(VS17)に対応した文字コードである。
(コンパイラ)
図8Aに、本実施形態の変換装置10をコンパイラに組み込んだケースの説明図を例示する。図8Aに例示の説明図において、ソースプログラムファイル80aは、例えば、UTF8、UTF16で表現された文字コードを含むプログラムである。コンパイラ80bは、本実施形態の変換装置10を含む。コンパイラ80bは、ソースプログラムファイル80aのソースコードを変換し、コンピュータが実行可能なオブジェクトコードで記述されたアプリケーション(目的プログラム)80cを生成する。目的プログラム80cは、例えば、情報処理装置90で実行可能なアプリケーションである。
して呼び出すための呼び出し関数を関連付ける。
れた文字データを、外部データ入力処理により受け付ける。目的プログラム80cの外部データ入力処理の実行により、“ACCEPT IN-NAME ”に関連付けられた呼び出し関数等が呼び出され、コンパイラ運用システム80dが起動される。起動されたコンパイラ運用システム80dでは、図8Aで説明したコンパイラ80cの処理が実行される。
長の文字データをUTF32に変換し、入力作業用バッファに格納する(図6、S11)。そ
して、変換装置10は、図6のS12−S23の処理を実行することにより、入力部95を介して入力された可変長の文字データを固定長データに変換する。
データは文字加工バッファBに格納される(図7、S38)。変換装置10は、文字加工バッファBに格納された異体字セレクタの文字データ(USC4)を出力作業用バッファに出力する(図7、S39)。
文字データは、出力部96の表示画面上に出力される。ここで、基本文字が異体字セレクタを持つ場合では、基本文字の直後に異体字セレクタを付加して、文字データが出力される。
図9に、本実施形態の変換装置10をミドルウェアに組み込んだケースの説明図を例示する。図9のケースは、例えば、文字を扱う業務アプリケーションの開発者等が情報処理装置90のミドルウェアに組み込まれた変換装置10の変換機能を呼び出して使用するケースである。
%s \n”, &customer_name);”等の関数により、変換された可変長の文字データが出力部96に出力される。
るとしたが、UTF8、UTF16で表現された基本文字、及び、該基本文字に異体字セレクタが
付加された形式で格納するとしてもよい。
コンピュータその他の機械、装置(以下、コンピュータ等)に上記いずれかの機能を実現させるプログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。そして、コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。
以上の実施形態は、さらに以下の付記と呼ぶ態様を含む。以下の各付記に含まれる構成要素は、他の付記に含まれる構成と組み合わせることができる。
コンピュータが、
入力文字データ列に異体字情報が含まれるかを検出し、
前記入力文字データ列より異体字情報を検出したときは、前記異体字情報を、前記異体字情報と対応づけられた基本文字および前記異体字情報を含み、かつ、特定のビット演算処理により当該基本文字に変換可能な、拡張表現データに変換する、
処理を実行することを特徴とする文字データ処理方法。
拡張表現データを処理する処理部に前記変換された拡張表現データを引き渡す、
処理をさらに実行することを特徴とする、付記1に記載の文字データ処理方法。
前記処理部から処理された拡張表現データを取得し、
前記取得した拡張表現データを、異体字情報と、該異体字情報に対応付けられた基本文字が含まれる標準表現の文字データ列に変換する、
処理をさらに実行することを特徴とする付記2に記載の文字データ処理方法。
前記拡張表現データは、前記異体字情報に含まれる異体字識別コード値を所定ビットシ
フトした値を含む、付記1または2に記載の文字データ処理方法。
コンピュータが、
文字の識別コードと前記文字の異体字を識別する異体字識別コードとを含む、前記文字に応じてコード長の異なる可変長文字コードの文字データを取得するステップと、
前記文字の識別コードと前記文字の異体字識別コードとを基に、前記識別コードと前記異体字識別コードとを復元可能な固定長文字コードを生成し、前記可変長文字コードの文字データを前記固定長コードの文字データに変換するステップと、
を実行する情報処理方法。
コンピュータに、
入力文字データ列に異体字情報が含まれるかを検出させ、
前記入力文字データ列より異体字情報を検出したときは、前記異体字情報を、前記異体字情報と対応づけられた基本文字および前記異体字情報を含み、かつ、特定のビット演算処理により当該基本文字に変換可能な、拡張表現データに変換させるためのプログラム。
拡張表現データを処理する処理部に前記変換された拡張表現データを引き渡す、
処理をさらに実行させることを特徴とする付記6に記載のプログラム。
前記処理部から処理された拡張表現データを取得し、
前記取得した拡張表現データを、異体字情報と、該異体字情報に対応付けられた基本文字が含まれる標準表現の文字データ列に変換する、
処理をさらに実行させることを特徴とする付記7に記載のプログラム。
前記拡張表現データは、前記異体字情報に含まれる異体字識別コード値を所定ビットシフトした値を含む、付記6または7に記載のプログラム。
入力文字データ列に異体字情報が含まれるかを検出する手段と、
前記入力文字データ列より異体字情報を検出したときは、前記異体字情報を、前記異体字情報と対応づけられた基本文字および前記異体字情報を含み、かつ、特定のビット演算処理により当該基本文字に変換可能な、拡張表現データに変換する手段と、
拡張表現データを処理する処理部に前記変換された拡張表現データを引き渡す手段と、
前記処理部から処理された拡張表現データを取得する手段と、
前記取得した拡張表現データを、異体字情報と、該異体字情報に対応付けられた基本文字が含まれる標準表現の文字データ列に変換する手段と、
を備える情報処理装置。
前記拡張表現データは、前記異体字情報に含まれる異体字識別コード値を所定ビットシフトした値を含む、付記10に記載の情報処理装置。
90 情報処理装置
91 CPU
92 主記憶部
93 補助記憶部
94 通信部
95 入力部
96 出力部
Claims (6)
- コンピュータが、
入力文字データ列に、基本文字の文字コードと前記基本文字の異体字を識別する異体字識別コードとを含む、文字に応じてコード長の異なる可変長文字コードの文字データが含まれるかを検出し、
前記入力文字データ列より前記可変長文字コードの文字データを検出したときは、前記可変長文字コードの文字データを、前記異体字識別コードと対応づけられた基本文字を特定する第1のビット列および前記異体字識別コードを特定する第2のビット列を含み、かつ、前記それぞれのビット列を分離するビット演算処理により前記第1のビット列と第2のビット列を分離して可変長文字コードの文字データに変換可能な、所定長さの固定長文字コードの文字データに変換する、
処理を実行することを特徴とする文字データ処理方法。 - 固定長文字コードの文字データを処理する処理部に前記変換された固定長文字コードの文字データを引き渡す、
処理をさらに実行することを特徴とする、請求項1に記載の文字データ処理方法。 - 前記処理部から処理された固定長文字コードの文字データを取得し、
前記取得した固定長文字コードの文字データを、前記異体字識別コードと、該異体字識別コードに対応付けられた基本文字が含まれる可変長文字コードの文字データ列に変換する、
処理をさらに実行することを特徴とする請求項2に記載の文字データ処理方法。 - 前記固定長文字コードの文字データは、前記可変長文字コードに含まれる異体字識別コード値を所定ビットシフトした値を含む、請求項1または2に記載の文字データ処理方法。
- コンピュータに、
入力文字データ列に、基本文字の文字コードと前記基本文字の異体字を識別する異体字識別コードとを含む、文字に応じてコード長の異なる可変長文字コードの文字データが含
まれるかを検出させ、
前記入力文字データ列より前記可変長文字コードの文字データを検出したときは、前記可変長文字コードの文字データを、前記異体字識別コードと対応づけられた基本文字を特定する第1のビット列および前記異体字識別コードを特定する第2のビット列を含み、かつ、前記それぞれのビット列を分離するビット演算処理により前記第1のビット列と第2のビット列を分離して可変長文字コードの文字データに変換可能な、所定長さの固定長文字コードの文字データに変換させるためのプログラム。 - 入力文字データ列に、基本文字の文字コードと前記基本文字の異体字を識別する異体字識別コードとを含む、文字に応じてコード長の異なる可変長文字コードの文字データが含まれるかを検出する手段と、
前記入力文字データ列より前記可変長文字コードの文字データを検出したときは、前記可変長文字コードの文字データを、前記異体字識別コードと対応づけられた基本文字を特定する第1のビット列および前記異体字識別コードを特定する第2のビット列を含み、かつ、前記それぞれのビット列を分離するビット演算処理により前記第1のビット列と第2のビット列を分離して可変長文字コードの文字データに変換可能な、所定長さの固定長文字コードの文字データに変換する手段と、
固定長文字コードの文字データを処理する処理部に前記変換された固定長文字コードの文字データを引き渡す手段と、
前記処理部から処理された固定長文字コードの文字データを取得する手段と、
前記取得した固定長文字コードの文字データを、前記異体字識別コードと、該異体字識別コードに対応付けられた基本文字が含まれる可変長文字コードの文字データ列に変換する手段と、
を備える情報処理装置。
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