JP6207840B2 - 固形化粧料の製造装置およびその製造方法 - Google Patents

固形化粧料の製造装置およびその製造方法 Download PDF

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本発明は、固形化粧料の製造装置およびその製造方法に関する。
従来、化粧料にプレス処理を施して打型することによって固形化粧料を製造する固形化粧料の製造装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された固形化粧料の製造装置では、化粧皿に充填された化粧料の表面にスポンジを押し付け、化粧料の表面を変形させることによって、化粧料の表面に残っている微小な凹凸を消した後、化粧料にプレス処理を施して打型し、固形化粧料を製造している。これによれば、化粧皿に充填された化粧料の表面に残っている微小な凹凸に起因して固形化粧料の表面に生じる色むらなどを抑制することができる。
特開2011−037799号公報
しかしながら、特許文献1に記載された固形化粧料の製造装置は、化粧皿に充填された化粧料の表面にスポンジを押し付けることによって、平坦であった化粧料の表面を滑らかな曲面状に変形させているので、化粧料にプレス処理を施して打型する際に、化粧料の表面全体に圧力が均一にかかりにくくなってしまうという問題がある。
本発明の目的は、化粧料の表面に残っている微小な凹凸を化粧料の表面を変形させることなく消すことができる固形化粧料の製造装置およびその製造方法を提供することである。
本発明の固形化粧料の製造装置は、化粧料にプレス処理を施して打型することによって固形化粧料を製造する固形化粧料の製造装置であって、化粧料を金型の内部に収納された化粧皿に充填する充填手段と、充填手段にて化粧皿に充填された化粧料の表面を充填手段の吐出口と、金型の上面との擦り切りによって、擦り切った後、化粧料の表面に沿って相対的に移動することによって、化粧料の表面を均し、擦り切りを行う手段とは異なる表面均し手段と、表面均し手段にて表面が均された化粧料にプレス処理を施して打型する打型手段とを備えることを特徴とする。
ここで、化粧料の表面を均すとは、化粧料の表面を変形させることなく化粧料の表面に残っている微小な凹凸を均すことをいい、例えば、ハケ、ゴムベラ、スポンジ等を用いて化粧料の表面を撫でるようにして均すことをいうものとする。
本発明によれば、固形化粧料の製造装置は、充填手段にて化粧皿に充填された化粧料の表面を均す表面均し手段を備えているので、化粧料の表面を変形させることなく化粧料の表面に残っている微小な凹凸を消すことができる。したがって、固形化粧料の表面に生じる色むらなどを抑制することができる。また、化粧料にプレス処理を施して打型する際に、化粧料の表面全体に圧力が均一にかかりやすくなるので、固形化粧料の品質を向上させることができる。
本発明では、固形化粧料の製造装置は、化粧皿が載置されるとともに、基台に対して相対的に移動する搬送路を有し、搬送路を移動させることによって、化粧皿を搬送する搬送手段を備え、表面均し手段は、基台に固定され、化粧皿に対して相対的に移動することによって、搬送手段と協働して化粧料の表面を均すことが好ましい。
このような構成によれば、表面均し手段は、基台に固定されているだけで搬送手段と協働して化粧料の表面を均すことができるので、表面均し手段を移動させるための機構などを新たに設ける必要はなく、本発明の固形化粧料の製造装置を安価に構成することができる。
本発明では、基台は、磁性体とされ、表面均し手段は、化粧料の表面を均す本体部と、本体部を支持する支持部とを備え、支持部は、基台に磁石によって固定されることが好ましい。
このような構成によれば、支持部は、基台に磁石によって固定されるので、支持部を基台に対して着脱することができる。したがって、化粧皿に対する本体部の位置を容易に調整することができる。
本発明では、表面均し手段は、柄の先端に多数の毛を取り付けたハケであることが好ましい。
このような構成によれば、表面均し手段は、ハケであるので、柄の先端に取り付けられた多数の毛を用いて化粧料の表面を撫でるようにして均すことができる。また、ハケは、ゴムベラやスポンジよりも粗いので、体状の化粧料の表面を均すのに特に適している。
本発明の固形化粧料の製造方法は、化粧料にプレス処理を施して打型することによって固形化粧料を製造する固形化粧料の製造方法であって、化粧料を金型の内部に収納された化粧皿に充填する充填工程と、充填工程にて化粧皿に充填された化粧料の表面を充填手段の吐出口と、金型の上面との擦り切りによって、擦り切った後、化粧料の表面に沿って相対的に移動することによって、化粧料の表面を均し、擦り切りを行う工程とは異なる表面均し工程と、表面均し工程にて表面が均された化粧料にプレス処理を施して打型する打型工程とを備えることを特徴とする。

本発明によれば、固形化粧料の製造方法は、充填工程にて化粧皿に充填された化粧料の表面を均す表面均し工程を備えているので、化粧料の表面を変形させることなく化粧料の表面に残っている微小な凹凸を消すことができる。したがって、固形化粧料の表面に生じる色むらなどを抑制することができる。また、化粧料にプレス処理を施して打型する際に、化粧料の表面全体に圧力が均一にかかりやすくなるので、固形化粧料の品質を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る固形化粧料の製造装置を上面から見た模式図 ホッパーおよび回転テーブルを示す断面模式図 表面均し手段の全体を拡大した斜視図 製造装置に表面均し手段を取り付けた状態を示す斜視図 打型手段および回転テーブルを示す断面模式図 金型に化粧皿を収納した状態を示す図 化粧料をホッパーから落下させて化粧皿に充填している状態を示す図 化粧料の表面を均している状態を示す図 化粧料にプレス処理を施している状態を示す図
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る固形化粧料の製造装置を上面から見た模式図である。
固形化粧料の製造装置1は、図1に示すように、化粧料C1を化粧皿C2に充填する充填手段としてのホッパー2と、ホッパー2にて化粧皿C2に充填された化粧料C1の表面を均す表面均し手段3と、表面均し手段3にて表面が均された化粧料C1にプレス処理を施して打型する打型手段4とを備えている。
なお、本実施形態では、化粧料C1は、ファンデーション、フェイスパウダー、アイシャドウなどの固形粉末化粧料(体状の化粧料)である。
また、この製造装置1は、化粧皿C2を搬送する搬送手段としての回転テーブル5を備えている。この回転テーブル5は、化粧皿C2が載置されるとともに、磁性体からなる基台51に対して相対的に移動する搬送路としての回転台52を有し、回転台52を回転させることによって、化粧皿C2を搬送する。
ここで、化粧皿C2は、金型6の内部に収納された状態で回転台52上に所定の間隔で載置されている。
なお、回転台52は、時計回りに回転するものとする(図1矢印参照)。また、図1では、ホッパー2の直下に相当する化粧皿C2の位置をP3とし、その前のそれぞれの位置をP1,P2とし、表面均し手段3の直下に相当する化粧皿C2の位置をP4とし、打型手段4の直下に相当する化粧皿C2の位置をP5としている。
図2は、ホッパー2および回転テーブル5を示す断面模式図である。
ホッパー2は、図2に示すように、化粧料C1を内部に貯留する貯留槽21を有し、化粧料C1を落下させて化粧皿C2に充填する。
貯留槽21は、鉛直上方側に供給口22Aが形成された丸皿状の皿状部22と、鉛直下方側に形成された円筒状の吐出口23とを備え、全体として略円筒状に形成されている。ここで、供給口22Aは、化粧料C1を内部に供給させるための開口であり、吐出口23は、化粧料C1を吐出するための開口である。
金型6は、回転台52に嵌め込まれて固定される円盤状のベース61と、ベース61の下方に取り付けられるとともに、ベース61の軸方向(図2上下方向)に沿って進退自在に構成された可動体62とを備える。
ベース61は、化粧皿C2を内部に収納する収納穴61Aを有し、この収納穴61Aの断面の形状は、化粧皿C2の底面の形状に対応するように形成されている。
可動体62は、上方側に形成された縮径部62Aと、下方側に形成された拡径部62Bと、ベース61に可動体62を取り付けるための複数の軸部62Cとを備えている。
縮径部62Aの形状は、収納穴61Aの断面の形状に対応するように形成されるとともに、縮径部62Aを収納穴61Aに対して滑らかに挿入することができるように収納穴61Aの断面の形状よりも僅かに小さく形成されている。また、縮径部62Aの上面は、化粧皿C2の底面に当接している。すなわち、化粧皿C2は、ベース61の収納穴61Aと、可動体62の縮径部62Aとによって形成される空間に収納される。
複数の軸部62Cは、拡径部62Bの上面に円環状に配設されている。そして、各軸部62Cは、下端が拡径部62Bの上面に固定されるとともに、上端がベース61の底面に取り付けられている。ここで、ベース61には、縮径部62Aを収納穴61Aに対して挿入する際に、軸部62Cを内部に収納するための孔が形成されている(図示略)。
なお、化粧皿C2の上端は、ベース61の上端よりも低く設定されている。これは、化粧料C1を化粧皿C2に充填した後、化粧料C1をプレスすることによって、化粧料C1の上面が低くなることを考慮しているからである。
図3は、表面均し手段3の全体を拡大した斜視図である。
表面均し手段3は、図3に示すように、化粧料C1の表面を均す本体部31と、本体部31を支持する支持部32とを備え、化粧皿C2に対して相対的に移動することによって、回転テーブル5と協働して化粧料C1の表面を均すものである。
本体部31は、柄31Aの先端に多数の毛31Bを取り付けたハケである。
支持部32は、円筒状の磁石33と、磁石33の中心に挿入されて固定された支柱34と、支柱34を挟持することによって、支柱34に取り付けられるクリップ35と、クリップ35に一方の端部が固定されたL字状のアーム36と、アーム36の他方の先端に螺合することによって、アーム36の他方の先端に本体部31の柄31Aを取り付けるネジ37とを備えている。
なお、本体部31は、アーム36およびネジ37によって、毛先の長手方向(紙面左右方向)に沿って搖動自在に取り付けられている。
図4は、製造装置1に表面均し手段3を取り付けた状態を示す斜視図である。
表面均し手段3は、図4に示すように、支持部32の磁石33を回転テーブル5の基台51に取り付けることによって、図1の位置P4に固定される。
ここで、表面均し手段3は、クリップ35の位置を支柱34に対して上下に移動させることができるとともに、支柱34の軸回りに回転させることができるので、基台51に磁石33を取り付ける位置と、支柱34に対するクリップ35の位置とを調整することによって、本体部31の位置を調整することができる。具体的には、本体部31の多数の毛31Bを化粧料C1の表面に僅かに接触させることができるように本体部31の位置を調整している。
図5は、打型手段4および回転テーブル5を示す断面模式図である。
打型手段4は、図5に示すように、昇降自在に構成されたプレスヘッド41を備え、このプレスヘッド41を下降させて化粧皿C2の開口に挿入するように押し付けることによって、化粧料C1に所定の圧力でプレス処理を施して打型する。
このプレスヘッド41の形状は、化粧皿C2の開口の形状に対応するように形成されるとともに、プレスヘッド41を化粧皿C2の開口に対して滑らかに挿入することができるように化粧皿C2の開口の形状よりも僅かに小さく形成されている。
以下、製造装置1を用いることによって、固形化粧料を製造する製造方法について説明する。
図6は、金型6に化粧皿C2を収納した状態を示す図である。
製造装置1を用いることによって、固形化粧料を製造するには、まず、回転テーブル5を駆動することによって、図1の位置P1に金型6を移動させた状態において、図6に示すように、金型6の内部に化粧皿C2を収納する(図6矢印参照)。
図7は、化粧料C1をホッパー2から落下させて化粧皿C2に充填している状態を示す図である。
次に、回転テーブル5を駆動することによって、図1の位置P2を経て位置P3に金型6を移動させた状態において、図7に示すように、貯留槽21の内部に貯留された化粧料C1を攪拌しつつ、ホッパー2を搖動させることによって(図7矢印参照)、化粧料C1をホッパー2から落下させて化粧皿C2に充填する(充填工程)。
図8は、化粧料C1の表面を均している状態を示す図である。
化粧皿C2に所定の量の化粧料C1を充填した後、回転テーブル5を駆動することによって、図1の位置P4に金型6を移動させる際に、ホッパー2の吐出口23と、金型6の上面との擦り切りによって、化粧料C1の上面の高さは、図8に示すように、金型6の上面と略同一となる。
その後、回転テーブル5を駆動することによって、回転台52を回転させると、表面均し手段3は、化粧皿C2に対して相対的に移動する(図8矢印参照)。これによって、表面均し手段3は、回転テーブル5と協働して化粧料C1の表面を均す(表面均し工程)。
図9は、化粧料C1にプレス処理を施している状態を示す図である。
化粧料C1の表面を均した後、回転テーブル5を駆動させることによって、図1の位置P5に金型6を移動させた状態において、打型手段4は、図9に示すように、化粧料C1にプレス処理を施して打型する(打型工程)。
具体的には、打型手段4は、プレスヘッド41の底面が金型6の上面よりも僅かに低くなる位置までプレスヘッド41を下降させて静止させる(図9下向き矢印参照)。そして、打型手段4は、金型6の可動体62の底面に当接して押し上げることによって可動体62を昇降させる駆動機構(図示略)にて可動体62を上昇させる(図9上向き矢印参照)。これによって、化粧料C1の上面の高さは、化粧皿C2の上端と略同一となる。
このように、打型手段4は、プレスヘッド41を下降させるだけでなく、可動体62を上昇させることによって、化粧料C1にプレス処理を施して打型している。これは、プレスヘッド41および化粧皿C2の間に吸収性の高い紙や不織布等からなる打型紙(図示略)が介在しているため、プレスヘッド41を下降させることのみによって打型しようとすると、この打型紙が切断されてしまうからである。
以上のように、製造装置1は、充填工程と、表面均し工程と、打型工程とを実施することによって、固形化粧料を製造することができる。
このような本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏することができる。
(1)固形化粧料の製造装置1は、ホッパー2にて化粧皿C2に充填された化粧料C1の表面を均す表面均し手段3を備えているので、化粧料C1の表面を変形させることなく化粧料C1の表面に残っている微小な凹凸を消すことができる。したがって、固形化粧料の表面に生じる色むらなどを抑制することができる。また、化粧料C1にプレス処理を施して打型する際に、化粧料C1の表面全体に圧力が均一にかかりやすくなるので、固形化粧料の品質を向上させることができる。
(2)表面均し手段3は、基台51に固定されているだけで回転テーブル5と協働して化粧料C1の表面を均すことができるので、表面均し手段3を移動させるための機構などを新たに設ける必要はなく、固形化粧料の製造装置1を安価に構成することができる。
(3)支持部32は、基台51に磁石33によって固定されるので、支持部32を基台51に対して着脱することができる。したがって、化粧皿C2に対する本体部31の位置を容易に調整することができる。
(4)表面均し手段3の本体部31は、ハケであるので、柄31Aの先端に取り付けられた多数の毛31Bを用いて化粧料C1の表面を撫でるようにして均すことができる。また、ハケは、ゴムベラやスポンジよりも粗いので、体状の化粧料C1の表面を均すのに特に適している。

なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、化粧料C1は、ファンデーション、フェイスパウダー、アイシャドウなどの固形粉末化粧料であったが、スラリー状の化粧料であってもよい。ここで、スラリー状の化粧料とは、ファンデーション、フェイスパウダー、アイシャドウなどの固形粉末化粧料の化粧料基材と、エタノール、水、流動パラフィン、イソパラフィン、イソプロピルアルコールなどの揮発性溶剤とを混合した流動物である。
また、前記実施形態では、表面均し手段3の本体部31は、ハケであったが、ゴムベラやスポンジなどであってもよい。要するに、表面均し手段は、化粧料の表面を変形させることなく化粧料の表面に残っている微小な凹凸を均すことができるものであればよく、化粧料の処方に応じて適宜選択すればよい。
また、前記実施形態では、充填手段は、ホッパー2であったが、例えば、スラリー状の化粧料を化粧皿に充填する場合には、ノズルであってもよい。要するに、充填手段は、化粧料を化粧皿に充填するものであればよい。
また、前記実施形態では、搬送手段は、回転テーブル5であったが、ベルトコンベアなどであってもよい。要するに、搬送手段は、化粧皿が載置されるとともに、基台に対して相対的に移動する搬送路を有し、搬送路を移動させることによって、化粧皿を搬送するものであればよい。
また、前記実施形態では、基台51は、磁性体とされ、表面均し手段3の支持部32は、基台51に磁石33によって固定されていたが、ネジなどによって固定されていてもよい。要するに、表面均し手段は、基台に固定されていればよい。
また、前記実施形態では、表面均し手段3は、基台51に固定され、化粧皿C2に対して相対的に移動することによって、回転テーブル5と協働して化粧料C1の表面を均すものであった。これに対して、表面均し手段は、自ら移動することによって、化粧料の表面を均すものであってもよい。要するに、表面均し手段は、化粧皿に充填された化粧料の表面を均すものであればよい。
以上のように、本発明は、固形化粧料の製造装置およびその製造方法に好適に利用できる。
1 製造装置
2 ホッパー
3 表面均し手段
4 打型手段
5 回転テーブル
6 金型
21 貯留槽
22 皿状部
22A 供給口
23 吐出口
31 本体部
31A 柄
31B 毛
32 支持部
33 磁石
34 支柱
35 クリップ
36 アーム
37 ネジ
41 プレスヘッド
51 基台
52 回転台
61 ベース
61A 収納穴
62 可動体
62A 縮径部
62B 拡径部
62C 軸部
C1 化粧料
C2 化粧皿

Claims (5)

  1. 化粧料にプレス処理を施して打型することによって固形化粧料を製造する固形化粧料の製造装置であって、
    前記化粧料を金型の内部に収納された化粧皿に充填する充填手段と、
    前記充填手段にて前記化粧皿に充填された前記化粧料の表面を前記充填手段の吐出口と、前記金型の上面との擦り切りによって、擦り切った後、前記化粧料の表面に沿って相対的に移動することによって、前記化粧料の表面を均し、擦り切りを行う手段とは異なる表面均し手段と、
    前記表面均し手段にて表面が均された前記化粧料にプレス処理を施して打型する打型手段とを備えることを特徴とする固形化粧料の製造装置。
  2. 請求項1に記載された固形化粧料の製造装置において、
    前記化粧皿が載置されるとともに、基台に対して相対的に移動する搬送路を有し、前記搬送路を移動させることによって、前記化粧皿を搬送する搬送手段を備え、
    前記表面均し手段は、前記基台に固定され、前記化粧皿に対して相対的に移動することによって、前記搬送手段と協働して前記化粧料の表面を均すことを特徴とする固形化粧料の製造装置。
  3. 請求項2に記載された固形化粧料の製造装置において、
    前記基台は、磁性体とされ、
    前記表面均し手段は、
    前記化粧料の表面を均す本体部と、
    前記本体部を支持する支持部とを備え、
    前記支持部は、前記基台に磁石によって固定されることを特徴とする固形化粧料の製造装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載された固形化粧料の製造装置において、
    前記表面均し手段は、柄の先端に多数の毛を取り付けたハケであることを特徴とする固形化粧料の製造装置。
  5. 化粧料にプレス処理を施して打型することによって固形化粧料を製造する固形化粧料の製造方法であって、
    前記化粧料を金型の内部に収納された化粧皿に充填する充填工程と、
    前記充填工程にて前記化粧皿に充填された前記化粧料の表面を前記充填手段の吐出口と、前記金型の上面との擦り切りによって、擦り切った後、前記化粧料の表面に沿って相対的に移動することによって、前記化粧料の表面を均し、擦り切りを行う工程とは異なる表面均し工程と、
    前記表面均し工程にて表面が均された前記化粧料にプレス処理を施して打型する打型工程とを備えることを特徴とする固形化粧料の製造方法。
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