JP6207254B2 - 回転伝達装置及び画像形成装置 - Google Patents

回転伝達装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、駆動源から回転体に回転駆動力を伝達する回転伝達装置、及び、この回転伝達装置を備えた、プリンタ、複写機、ファクシミリ、これらの複合機などの画像形成装置に関する。
画像形成装置として、従来から、像担持体としての感光ドラム、帯電器、現像器、クリーニング部等を一体構造にまとめてカートリッジ化したり、感光ドラム、現像器等をユニット化したりして装置本体に着脱可能とする構成が知られている。このようにカートリッジやユニット(以下、まとめて「ユニット」と言う)を装置本体に対して着脱可能とした場合、ユニットと装置本体との部品形状公差を考慮する必要がある。
例えば、感光ドラムの駆動ギアと感光ドラムの芯ずれを回避するために、感光ドラムの位置に駆動ギアを合わせようとすると、駆動ギアが感光ドラムに対して傾く場合がある。駆動ギアが傾くと、例えば、高画質化のために駆動ギアのモジュールを小さくした場合に、傾きによる軸間の増加で歯とびが生じる可能性がある。このため、感光ドラムと駆動ギアとの間に中間伝達部材を設けて、中間伝達部材が傾くことで駆動ギアを傾かないようにする構成が提案されている(特許文献1)。
特開2005−241946号公報
しかしながら、中間伝達部材が傾いた状態で感光ドラムと駆動ギアとの間で回転駆動力の伝達を行うと、感光ドラムの回転ムラが大きくなる可能性がある。即ち、感光ドラムの回転は、感光ドラムと中間伝達部材との接続部での回転伝達ムラと、中間伝達部材と駆動ギアとの接続部での回転伝達ムラとの両方の影響を受ける。このため、それぞれの接続部の関係によっては、感光ドラムの回転ムラが大きくなる可能性がある。感光ドラムの回転ムラが大きくなると、色ずれやバンディングなどの画像不良が生じる可能性がある。
本発明は、このような事情に鑑み、中間伝達部材を有する構成で回転ムラを低減できる構成を実現すべく発明したものである。
本発明は、回転体と、駆動源から前記回転体に回転駆動力を伝達するための駆動伝達部材と、前記回転体と前記駆動伝達部材との間に、前記回転体の回転軸と前記駆動伝達部材の回転軸とに対してそれぞれ傾斜可能に配置され、前記駆動伝達部材から前記回転体に回転駆動力を伝達する中間伝達部材と、を備え、前記回転体と前記中間伝達部材とは、回転方向に配置された3個所以上の第1当接部により回転駆動力の伝達を行い、前記駆動伝達部材と前記中間伝達部材とは、回転方向に配置された3個所以上の第2当接部により回転伝達を行い、前記第1当接部と前記第2当接部とは、一方の当接部の数が他方の当接部の数の偶数倍で、前記他方の当接部が前記一方の当接部の何れかと回転方向の位相が一致するように配置されていることを特徴とする回転伝達装置にある。
本発明によれば、回転体の回転ムラを低減できる。

本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成断面図。 本実施形態に係るプロセスカートリッジの概略構成断面図。 本実施形態に係るプロセスカートリッジの装着部の斜視図。 本実施形態に係る回転伝達装置の断面図。 同じく回転伝達装置の分解斜視図。 (A)ドラム側嵌合部材の斜視図、(B)中間伝達部材を感光ドラムに接続する側から見た斜視図。 ねじれ角を説明するための模式図。 (A)中間伝達部材を駆動ギアに接続する側から見た斜視図、(B)駆動ギアの斜視図。 角度ずれを説明するための模式図。 接続部で角度ずれが生じた様子を模式的に示す側面図。 角度ずれした場合の伝達点の軌跡を模式的に示す正面図。 回転角度差を説明するための模式図。 当接部が1個所のときの回転角度差のグラフ。 当接部が3個所のときの回転角度差のグラフ。 中間伝達部材の両側の当接部が3個所同士で極小点の位相が一致したときの回転角度差のグラフ。 中間伝達部材の両側の当接部を簡略化して示す断面図。 中間伝達部材の両側の当接部が3個所同士で、当接部の位相及び極小点の位相が一致しないときの回転角度差のグラフ。 当接部が6個所のときの回転角度差のグラフ。 中間伝達部材の両側の当接部が3個所と6個所で極小点の位相をずらしたときの回転角度差のグラフ。 中間伝達部材の両側の当接部が3個所と6個所で極小点の位相が一致するときの回転角度差のグラフ。
本発明の実施形態について、図1ないし図10を用いて説明する。まず、本実施形態の画像形成装置の概略構成について、図1ないし図3を用いて説明する。
[画像形成装置]
画像形成装置100は、設置状態で、中間転写体としての中間転写ベルト8の下向き面に沿ってドラムカートリッジ1Y、1M、1C、1Bkとしてカートリッジ化された画像形成部を配列したタンデム型中間転写方式のフルカラープリンタである。
ドラムカートリッジ1Yでは、像担持体としての感光ドラム2aにイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト8に転写される。ドラムカートリッジ1Mでは、感光ドラム2bにマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト8に転写される。ドラムカートリッジ1C、1Bkでは、それぞれ感光ドラム2c、2dにシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて中間転写ベルト8に転写される。
中間転写ベルト8に一次転写された4色のトナー像は、二次転写部T2へ搬送されて記録材Sへ一括二次転写される。4色のトナー像を二次転写された記録材Sは、定着装置16で加熱加圧を受けて表面にトナー像を定着された後に、排出ローラ15を通じて上部トレイ17へ排出される。
分離ローラ19は、記録材カセット18から引き出した記録材Sを1枚ずつに分離して、レジストローラ14へ送り出す。レジストローラ14は、停止状態で記録材Sを受け入れて待機させ、中間転写ベルト8のトナー像にタイミングを合わせて記録材Sを二次転写部T2へ送り込む。
定着装置16は、ヒータを設けた定着ローラ16aに加圧ローラ16bを圧接して加熱ニップを形成する。記録材Sは、加熱ニップで加熱加圧を受けてトナー像を溶融させ、フルカラー画像を表面に定着される。
ドラムカートリッジ1Y、1M、1C、1Bkは、現像装置4a、4b、4c、4dで用いるトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外は、ほぼ同一に構成される。図2はイエローのプロセスカートリッジの構成の説明図である。以下では、ドラムカートリッジ1Yについて説明し、他のドラムカートリッジ1M、1C、1Bkについては、説明中の符号末尾のaを、b、c、dに読み替えて説明されるものとする。
ドラムカートリッジ1Yは、感光ドラム2aを囲んで、帯電ローラ3a、現像装置4a、クリーニング装置6aを配置している。また、図1に示すように、ドラムカートリッジ1Yの下方には露光装置7が配置され、感光ドラム2aと中間転写ベルト8を挟んで対向する位置には一次転写ローラ5aが配置されている。感光ドラム2aは、アルミニウム製シリンダの外周面に、帯電極性が負極性の感光層を形成しており、駆動源としての駆動モータM(図4参照)から駆動力を伝達されて、所定のプロセススピードで図2の矢印方向で回転する。
帯電ローラ3aは、感光ドラム2aに従動回転し、負極性の直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧を印加されることにより、感光ドラム2aを一様な負極性の電位に帯電させる。露光装置7は、イエローの分解色画像を展開した走査線画像データをON−OFF変調したレーザービームを回転ミラーで走査して、帯電した感光ドラム2aの表面に画像の静電像を書き込む。露光装置7は、マゼンタ、シアン、ブラックの分解色画像についても同様に、それぞれの感光ドラム2b、2c、2dに対して静電像を書き込む。現像装置4aは、トナーを感光ドラム2aに移転させて静電像をトナー像に現像する。
一次転写ローラ5aは、中間転写ベルト8を押圧して、感光ドラム2aと中間転写ベルト8との間に一次転写部Taを形成する。一次転写ローラ5aに正極性の直流電圧が印加されることにより、感光ドラム2aに担持された負極性のトナー像が、一次転写部Taを通過する中間転写ベルト8へ一次転写される。クリーニング装置6aは、感光ドラム2aにクリーニングブレードを摺擦させて、一次転写部Taを通過した感光ドラム2aの表面に付着した転写残トナーを除去する。除去されたトナーはトナー搬送スクリュー60aによって搬送され、不図示のトナー排出口まで搬送されたのちに、トナー排出口より排出される。
中間転写ベルト8は、図1に示すように、テンションローラ11、二次転写対向ローラを兼ねた駆動ローラ10、及び張架ローラ13に掛け渡して支持され、駆動ローラ10に駆動されて矢印R2方向に回転する。
二次転写部T2は、駆動ローラ10で内側面を張架された中間転写ベルト8に二次転写ローラ12を当接して構成される。二次転写ローラ12に正極性の直流電圧が印加されることで、接地電位に接続された駆動ローラ10との間にトナー像の転写電界が形成される。ベルトクリーニング装置9は、中間転写ベルト8にクリーニングブレードを摺擦させて、二次転写部T2を通過した中間転写ベルト8の表面に付着した転写残トナーを除去する。
現像装置4a、4b、4c、4dの下方に、それぞれトナーボトル70a、70b、70c、70dが配置される。画像形成によって現像装置4a、4b、4c、4dで消費されたトナーは、それぞれトナーボトル70a、70b、70c、70dから補給される。
なお、感光ドラム2a、帯電ローラ3a、現像装置4a、クリーニング装置6a等の各部材は、一体に結合してカートリッジ化されてドラムカートリッジ1Yを構成する。このように構成されるドラムカートリッジ1Yは、図3に示すような画像形成装置100に設けたカートリッジ装着部34Yに対して着脱可能に装着される。他の色のドラムカートリッジ1M、1C、1Bkについても、カートリッジ装着部34M、34C、34Bkについてもカートリッジ装着部34M、34C、34Bkに対して着脱可能に装着される。
カートリッジ装着部34Y、34M、34C、34Bkは、図3に示すように、開閉部材30Y、30M、30C、30Bkと、ガイド部材31Y、31M、31C、31Bkとを有する。開閉部材30Y、30M、30C、30Bkを開くと、カートリッジ装着スペースの下部にカートリッジ装着用のガイド部材31Y、31M、31C、31Bkが取り付けてある。このガイド部材31Y、31M、31C、31Bkにはドラムカートリッジ1Y、1M、1C、1Bkを挿入するときのガイドとなるガイド部32Y、32M、32C、32Bkが設けてある。このガイド部32Y、32M、32C、32Bkによってドラムカートリッジ1Y、1M、1C、1Bkをガイドして挿入する。そして、開閉部材30Y、30M、30C、30Bkを閉じることによってドラムカートリッジ1Y、1M、1C、1Bkを画像形成装置100に装着する。この装着によって感光ドラム2a、2b、2c、2dの長手方向端部に取り付けた、回転体としてのドラム側嵌合部材21が、装置本体に設けてある中間伝達部材84Y、84M、84C、84Bkと、図4に示すように嵌合する。これにより、筐体内に配置された駆動モータMからの回転駆動力が感光ドラム2a、2b、2c、2dに伝達される。なお、本実施形態の場合、駆動モータMは、各感光ドラム2a、2b、2c、2dに設けられているが、1個の駆動モータMにより各感光ドラム2a、2b、2c、2dを回転駆動するようにしても良い。
[回転伝達装置]
次に、上述のように、駆動モータMからの回転駆動力を各感光ドラム2a、2b、2c、2dに伝達する回転伝達装置80について、図4ないし図8を用いて説明する。なお、各感光ドラム2a、2b、2c、2dのそれぞれの回転伝達装置80の構成は同様であるため、以下では、符号の添え字a、b、c、dを省略して説明することとする。
図4は、画像形成装置100の装置本体側(本体100a)とドラムカートリッジ1との連結部分の概略を示している。この連結部分は、画像形成装置100の図1中奥側に配置されている。ドラムカートリッジ1は、円筒状に形成された感光ドラム2及びこの感光ドラム2の端部に嵌合固定され、この感光ドラム2と共に回転するドラム側嵌合部材21を含み、本体100aに対して着脱可能な部分である。なお、ドラム側嵌合部材21は、感光ドラム2と一体に形成されていても良い。この場合、感光ドラム2を含んで回転体を構成する。このようなドラム側嵌合部材21は、POM(ポリアセタール)などの弾性を有する樹脂材料により形成されている。
一方、本体100a側には、駆動モータMからドラム側嵌合部材21及び感光ドラム2に回転駆動力を伝達するための駆動伝達部材81が、軸部82を介して画像形成装置100を構成する筺体100bに回転可能に支持固定されている。本実施形態の場合、駆動伝達部材81は駆動ギアであるが、他の駆動伝達部材、例えば、プーリなどであっても良い。このような駆動伝達部材81は、POMなどの弾性を有する樹脂材料により概略円板状に形成されている。そして、片側面の中心部には軸部82が図4の右方に突出形成され、他側面には、軸部82と同心上に円筒状の中間伝達部材受け部83が、図中左方向に延設されるように形成されている。
上述のように感光ドラム2に嵌合固定されるドラム側嵌合部材21と駆動伝達部材81とは、図4及び図5に示すように、中間伝達部材84を介して駆動連結されている。中間伝達部材84は、ドラム側嵌合部材21と駆動伝達部材81との間に、ドラム側嵌合部材21の回転軸と駆動伝達部材81の回転軸とに対してそれぞれ傾斜可能に配置され、駆動伝達部材81からドラム側嵌合部材21に回転駆動力を伝達する。このような中間伝達部材84は、POMなどの弾性を有する樹脂材料により形成されている。このために、ドラム側嵌合部材21と中間伝達部材84との接続部と、駆動伝達部材81と中間伝達部材84との接続部は、それぞれ次のように構成されている。
まず、ドラム側嵌合部材21と中間伝達部材84との接続部について、図4ないし図7を用いて説明する。ドラム側嵌合部材21の本体100a側の端面には、図4及び図6(A)に示すような突起部22が形成されている。一方、中間伝達部材84の円筒部84aのドラムカートリッジ1側の端面には、図4、図5、図6(B)に示すように、突起部22が進入可能な凹部84bが形成されている。そして、突起部22が凹部84bに進入することで、ドラム側嵌合部材21と中間伝達部材84との間で回転駆動力を伝達可能としている。
このために、突起部22は、略正三角形状に形成されており、各側面22aを感光ドラム2及びドラム側嵌合部材21の回転軸と平行な軸方向に突出する雄側当接面としている。突起部22は、略正三角形状に形成されているため、各側面22aが回転方向に等間隔に配置される。一方、凹部84bは、進入した突起部22が若干の相対回転可能となるように、略正三角形状の頂点部分が円弧状となるように形成されている。このような凹部84bは、進入した突起部22の各側面22aと対向する各側面84cを、雄側当接面としての側面22aと回転伝達可能に当接する雌側当接面としている。そして、側面22aと側面84cとで第1当接部91を構成している。このため、ドラム側嵌合部材21と中間伝達部材84とは、3個所の第1当接部91により回転伝達を行う。これら3個所の第1当接部91は、回転方向に等間隔に配置される。なお、第1当接部91は、3個所以上であれば良く、後述する第2当接部92との関係で、その個数及び位相を設定する。
このように形成される雄側当接面としての側面22a及び雌側当接面としての側面84cは、互いの同じねじれ角を有するように形成されている。即ち、各側面22a及び各側面84cは、軸方向一方側に向かうほど軸方向と直交する断面方向で、回転駆動力が伝達された場合に互いに軸方向に引き込み合う方向に、互いに同じ角度ねじれるように形成されている。
このねじれ角について、図7を用いて説明する。図7では、ドラム側嵌合部材21の突起部22について説明するが、中間伝達部材84の凹部84bについても同様である。また、図7では、ねじれ角の説明を簡単にするために、実際よりも大きいねじれ角で示すと共に、突起部22の形状も簡略化している。また、図7(A)は、突起部22を軸方向から見た図、図7(B)は、図7(A)の側面図である。
図7から明らかなように、突起部22は、軸方向に伸びる略三角柱の形状が回転方向に角度θ(例えば1〜2°)ねじれた形状となっており、この角度θがねじれ角である。即ち、突起部22の先端部の三角形状が、基端部の三角形状に対して回転方向に角度θずれるように形成されており、先端部の三角形状と基端部の三角形状とを繋ぐ面が、上述の側面22aとなる。したがって、側面22aは、図7(A)に示すように、先端部及び基端部の三角形状の各辺に対して回転方向にねじれるように、且つ、図7(B)に示すように、軸方向に対して傾斜するように形成される。
中間伝達部材84の凹部84bの側面84cも、同様に同じねじれ角度で形成されているため、突起部22が凹部84bに進入したときには、側面22aが側面84cとお互いに食い込み合うように係合する。そして、回転伝達を行われた際には、ドラム側嵌合部材21と中間伝達部材84とが互いに軸方向に引き込み合う。これにより、ドラム側嵌合部材21と中間伝達部材84との間に強い回転トルクがかかっても、中間伝達部材84がドラム側嵌合部材21から逃げることなく確実に駆動を伝達することができる。なお、突起部22の外側面と凹部84bの内側面との間に若干の隙間を設けることで、ドラム側嵌合部材21と中間伝達部材84とが傾斜可能となっている。
また、中間伝達部材84の凹部84bの中心部には、先端が半球状のピボット部84dが形成されており、ドラム側嵌合部材21の突起部22の中心部には、このピボット部84dが進入可能な凹部22bが形成されている。そして、ピボット部84dが凹部22bの底面に突き当たることで、ドラム側嵌合部材21と中間伝達部材84とが傾斜しても滑らかに回転可能にしている。また、ピボット部84dの軸方向の突出量を突起部22の凹部84bに対する進入量よりも大きくすることで、ピボット部84dが凹部22bの底面に当接した状態で、突起部22の先端面と凹部84bの底面との間に隙間を設けるようにしている。そして、ドラム側嵌合部材21と中間伝達部材84との傾斜を円滑に行えるようにしている。
次に、駆動伝達部材81と中間伝達部材84との接続部について、図4ないし図6及び図8を用いて説明する。駆動伝達部材81の円筒状の中間伝達部材受け部83の内部には、中間伝達部材84の軸方向一部及びバネ85が挿入されている。中間伝達部材84は、上述のように弾性を有する樹脂材料により形成され、円筒部84aの一端部から複数(本実施形態では3本)の引っ掛け爪86が突出形成されている。引っ掛け爪86は、樹脂の弾性を利用して、駆動伝達部材81の片側面で軸部82の周囲に形成される円板部81aに設けられた固定孔87にスナップフィットされている。即ち、引っ掛け爪86は、先端部に鉤部が設けられており、この鉤部が固定孔87に進入する際に弾性変形し、進入後は弾性的に復元することにより、鉤部が固定孔87の周囲と係合可能となる。これにより、中間伝達部材84が駆動伝達部材81から外れることを防止している。
また、駆動伝達部材81の円板部81aと、中間伝達部材84の次述する突起部89との間には、バネ85を配置している。バネ85は、ドラムカートリッジ1が本体100aに取り付けられることによって、円板部81aと突起部89との間で弾性的に押し縮められて、中間伝達部材84をドラムカートリッジ1側に付勢する。これにより、引っ掛け爪86の鉤部が固定孔87の周囲に確実に係合して、中間伝達部材84が駆動伝達部材81から不用意に外れることを防止している。
また、中間伝達部材84は、図5、図6(B)、図8(A)に示すように、円筒部84aの一端部の3個所以上に突起部89を形成している。本実施形態では、突起部89は、円筒部84aの6個所に、それぞれ回転方向に等間隔に配置されている。図示の例では、1個おきの3個の突起部89の外周面から3本の引っ掛け爪86を突出形成している。このため、引っ掛け爪86も、回転方向に等間隔に配置される。突起部89は、それぞれ回転方向の側面89aを、駆動伝達部材81の回転軸と平行な軸方向に突出する雄側当接面としている。
一方、駆動伝達部材81の中間伝達部材受け部83の内周面の3個所以上には、径方向内方に突出するように当接板部88を形成している。本実施形態では、当接板部88は、中間伝達部材受け部83の6個所に、それぞれ回転方向に等間隔に配置されている。当接板部88は、それぞれ回転方向の側面88aを、雄側当接面としての側面89aと回転伝達可能に当接する雌側当接面としている。そして、側面88aと側面89aとで第2当接部92を構成している。このため、駆動伝達部材81と中間伝達部材84とは、3個所以上の6個所の第2当接部92により回転伝達を行う。これら6個所の第2当接部92は、回転方向に等間隔に配置される。なお、突起部89の外周面と中間伝達部材受け部83の内周面との間に若干の隙間を設けることで、中間伝達部材84と駆動伝達部材81とが傾斜可能となっている。また、駆動伝達部材81の当接板部88の根元には、成形のための型抜き勾配をつけても良いが、本実施形態ではこのような勾配をつけず、中間伝達部材84との当接領域を確保している。
このような6個所の第2当接部92は、側面88aと側面89aとが、それぞれ軸方向と平行に形成されている。駆動伝達部材81と中間伝達部材84との接続部は、上述のように、引っ掛け爪86と固定孔87とで外れることを防止しているため、上述の第1当接部91のようにねじれ角を設ける必要がない。但し、第1当接部91と同様に、回転駆動力が伝達された場合に互いに軸方向に引き込み合う方向に、互いに同じ角度ねじれるように形成しても良い。
なお、ドラム側嵌合部材21と中間伝達部材84との接続部を、上述のような引っ掛け爪を用いた構成としても良い。但し、本実施形態では、ドラムカートリッジ1の着脱の容易性から、引っ掛け爪を用いた構成とせずに、第1当接部91をねじれ角を有するように形成している。これにより、ドラム側嵌合部材21が中間伝達部材84から不用意に外れることを防止すると共に、ドラム側嵌合部材21を中間伝達部材84から着脱し易くしている。なお、ドラムカートリッジ1に中間伝達部材84が含まれる場合、即ち、中間伝達部材84と共に筺体100bに対して着脱を行う場合、駆動伝達部材81と中間伝達部材84との第2当接部92をねじれ角を有するようにすることが好ましい。
上述のように、中間伝達部材84は、ドラム側嵌合部材21の回転軸と駆動伝達部材81の回転軸とに対して傾斜可能となっている。このため、駆動伝達部材81とドラム側嵌合部材21との回転軸(軸心)のずれを許容している。言い換えれば、ドラム側嵌合部材21の軸心と中間伝達部材84の軸心とのズレは、中間伝達部材84の傾きによって吸収される。このとき、これらは互いの軸心が傾いたままで3個所の第1当接部91によって嵌合される。同様に、中間伝達部材84と駆動伝達部材81との軸心のズレも中間伝達部材84の傾きによって吸収され、これらは互いの軸心が傾いたままで6個所の第2当接部92によって嵌合される。即ち、駆動伝達部材81とドラム側嵌合部材21との軸心のずれが生じると、中間伝達部材84の両端部に対して、ドラム側嵌合部材21と駆動伝達部材81とが、それぞれ互いの軸心が傾いたまま嵌合されることになる。
このように互いの軸心が傾いたまま嵌合され、回転駆動力が伝達されると、回転伝達ムラが発生する。この点について説明する。まず、説明の簡略のため、嵌合部の当接部が1個所(伝達点が1つ)の場合の回転角度差について説明する。図9に示すように、回転を伝達する側を駆動側部材201、伝達される側を従動側部材202とする。すると、角度ズレがある場合、回転角度によって従動側部材202に当たる当接部(伝達点)203の位置が変わるという現象がおきる。
例えば、図9の矢印のような回転をしたとする。図9(A)、(C)は、互いに180°位相がずれた場合を示しており、図9(B)、(D)は、図9(A)、(C)のそれぞれの場合において、駆動側部材201を図9の右側から見た図である。これらの図から、当接部203が図9(B)のように左半分にいるとき、当接部203の先端(以下、当先)が従動側部材202と接触する。一方、当接部203が図9(D)のように右半分にいるとき、当接部203の中部(以下、当中)が従動側部材202と接触する。角度ズレがあるときの回転伝達は、このように当先と当中の2つの伝達点が交互に切り替わりながら行われる。
まず、当先による回転角度差を導出する。図10は、従動側部材202が駆動側部材201に対してy軸方向に角度φズレた場合の当接部203の先端(当先)の位置を示している。破線204は、当先の軌跡を示している。この当先の軌跡を、図10の矢印β方向から見ると、図11の当接部203Bの軌跡を示す破線204Bのように、y軸方向に短い楕円となる。このときの回転角度差Δθを、図12に示すモデル図を用いて導出する。図12は、駆動側部材201がθin回転した場合である。このとき図10の矢印α方向からみた当先の伝達点Pから駆動側中心Оinまでの距離を駆動側伝達半径Rin、図10の矢印β方向からみたときの伝達点P´から従動側中心Оoutまでの距離を従動側伝達半径Routとする。y軸と線P´−Оoutとのなす角がθoutとなる。求める回転角度差Δθ(=θout−θin)は、線P−Oinに平行でOoutを通る線Q−Ooutと線P´−Ooutのなす角であらわされる。
ここで、線P´−Qと線Q−Ooutの長さは、それぞれ次式で表される。
線P´−Q=(h+Rin(1−cosφ)cosθin)sinθin
線Q−Oout=Rin−(h+Rin(1−cosφ)cosθin)cosθin
上述の2つの式より、回転角度差Δθは次式で表される。
Δθ=tan−1((h+Rin(1−cosφ)cosθin)sinθin
/(Rin−(h+Rin(1−cosφ)cosθin)cosθin
同様にして、当中の回転角度差Δψを求めると
Δψ=tan−1((h+Rin(1−1/cosφ)cosθin)sinθin
/(Rin−(h+Rin(1−1/cosφ)cosθin)cosθin
なお、式中のhは、図12で示すOinとOoutの平行芯ズレ量である。
ここで、1回転中のトータルの回転角度差はΔθとΔψのうちで大きいほうとなる。例えば、当先の回転角度差Δθの方が当中の回転角度差Δψよりも大きい場合、当中により回転伝達を行っていても、このときに生じる回転角度差は、当先の回転角度差Δθとなる。図13に、駆動側部材201の回転角度(駆動側回転角度)を横軸、回転角度差を縦軸としてグラフに示す。鎖線205が当先の、破線206が当中の、それぞれの回転角度差を示し、実線207は、実際に現れる回転角度差を示している。図13の上半分が、当先又は当中により回転伝達を行っている領域とすると、駆動側部材201と従動側部材202との回転角度差として現れるのは、実線207のように正弦波の上半分が連続した波形となる。また、このときの振幅として示される回転角度差は、ΔθとΔψのうちで大きいほうとなる。同様に、当接部が3個所の場合の駆動側部材と従動側部材との回転角度差は、図14に示すようになる。
最終的なドラム側嵌合部材21がうける回転伝達ムラは、駆動伝達部材81と中間伝達部材84との接続部によって発生する回転角度差と中間伝達部材84とドラム側嵌合部材21との接続部によって発生する回転角度差の合計となる。それぞれの接続部の当接部(伝達点)の数が3個所で、互いの回転方向の位相が同じである場合の合計の回転角度差を図15に示す。同図から明らかなように、それぞれの接続部で発生する回転角度差の極大点同士、極小点同士が重なり合い、全体の回転角度差の振れ幅が増大して、回転伝達ムラが大きくなることが分かる。なお、図15の接続部aは、駆動伝達部材81と中間伝達部材84との接続部と中間伝達部材84とドラム側嵌合部材21との接続部との何れか一方であり、接続部bは他方である。
[当接部の個数と位相との関係]
本実施形態では、このように生じる回転伝達ムラをできるだけ少なくするために、それぞれの接続部の当接部の個数とその位相とを適切に規定している。まず、上述の説明では、ドラム側嵌合部材21と中間伝達部材84との第1当接部91を3個所、駆動伝達部材81と中間伝達部材84との第2当接部92を6個所としている。即ち、第2当接部92の数を第1当接部91の偶数倍(本実施形態では2倍)としている。このような第1当接部91と第2当接部92の個数の関係は、互いに逆でも良く、第1当接部91の数を第2当接部92の偶数倍としても良い。即ち、第1当接部91と第2当接部92とは、一方の当接部の数が他方の当接部の数の偶数倍であれば良い。
また、第1当接部91と第2当接部92の個数の関係は、このような偶数倍の関係だけではなく、奇数倍であっても良い。したがって、第1当接部91と第2当接部92とは、一方の当接部の数が他方の当接部の数の正数倍であれば良い。但し、偶数倍と奇数倍とで、位相の関係を異ならせることで、上述のような回転伝達ムラを抑えるようにする。
まず、一方の当接部の数が他方の当接部の数の偶数倍である場合、他方の当接部が一方の当接部の何れかと回転方向の位相が一致するように配置する。これと共に、回転方向に隣り合う第1当接部同士の間の回転方向の中心と、回転方向に隣り合う第2当接部同士の間の回転方向の中心とは、互いに回転方向の位相をずらして配置する。ここで、上述したように、第1当接部91と第2当接部92とは、それぞれ回転方向に等間隔に配置されている。このため、他方の当接部を一方の当接部の何れかと回転方向の位相を一致させることで、隣り合う第1当接部同士の間の回転方向の中心と、隣り合う第2当接部同士の間の回転方向の中心との位相がずれる。
これに対して、一方の当接部の数が他方の当接部の数の奇数倍である場合、互いに回転方向の位相をずらして配置する。これと共に、回転方向に隣り合う第1当接部同士の間の回転方向の中心と、回転方向に隣り合う第2当接部同士の間の回転方向の中心とは、互いに回転方向の位相をずらして配置する。ここで、第1当接部91と第2当接部92とを、それぞれ回転方向に等間隔に配置する。このとき、互いの位相をずらすことで、隣り合う第1当接部同士の間の回転方向の中心と、隣り合う第2当接部同士の間の回転方向の中心との位相もずれる。なお、この場合、第1当接部91と第2当接部92との位相のずれ量は、回転方向に隣り合う一方の当接部同士の間の位相の半分とすることが好ましい。
[奇数倍]
このように一方の当接部の数を他方の当接部の数の奇数倍とした場合の、回転角度差について説明する。ここでは、第1当接部91と第2当接部92とを同数の3個所、即ち、一方の当接部の数を他方の当接部の数の1倍として、図16及び図17を用いて説明する。図16に示すように、ドラム側嵌合部材21と中間伝達部材84との第1当接部91(図16(A))と、駆動伝達部材81と中間伝達部材84との第2当接部92(図16(B))とは、互いに3個所である。そして、それぞれの当接部の位相を互いに回転方向に、隣り合う当接部同士の間の位相の半分ずらすようにしている。即ち、当接部が等間隔に3個所あれば、隣り合う当接部同士の位相は120°なので、60°(=120°/2)だけ、第1当接部91と第2当接部92との位相をずらすことで、回転伝達ムラを最小にすることができる。即ち、駆動伝達部材81と中間伝達部材84との接続部によって発生する回転角度差と、中間伝達部材84とドラム側嵌合部材21との接続部によって発生する回転角度差との合計として現れる回転伝達ムラを最小にできる。
このときの回転角度差のグラフを図17に示す。図17は、上述の図15と同様の図である。図17から明らかなように、それぞれの極小点同士、極大点同士が重ならないようにすることで、全体の回転角度差(回転角度差の合計=回転伝達ムラ)が減少している。即ち、第1当接部91と第2当接部92との位相をずらすと共に、隣り合う第1当接部91同士の間の回転方向の中心と、隣り合う第2当接部92同士の間の回転方向の中心との回転方向の位相をずらす。これにより、それぞれの当接部における回転角度差の極小点同士及び極大点同士がそれぞれ重なることを防止でき、回転伝達ムラを抑制できる。
これは、第1当接部91と第2当接部92とが、一方の当接部の数が他方の当接部の数の奇数倍である関係のときに成り立つ。また、それぞれの当接部の少なくとも何れかが回転方向に等間隔に配置されていなくても、当接部の位相と、隣り合う当接部同士の間の中心の位相とが、それぞれ上述のような関係を満たせば良い。これにより、上述と同様に、極小点同士及び極大点同士がそれぞれ重なることを防止でき、回転伝達ムラを抑制できる。
[偶数倍]
次に、一方の当接部の数を他方の当接部の数の偶数倍とした場合の、回転角度差について説明する。ここでは、第1当接部91と第2当接部92とのうちの一方の当接部を6個所、他方の当接部を3個所、即ち、一方の当接部の数を他方の当接部の数の2倍として、図18ないし図20を用いて説明する。図18は当接部が6個所のときの回転角度差である。なお、図18も、上述の図15と同様の図である。
上述したように、当接部の数を偶数倍とした場合には、他方の当接部が一方の当接部の何れかと回転方向の位相が一致するように配置する。これと共に、回転方向に隣り合う第1当接部同士の間の回転方向の中心と、回転方向に隣り合う第2当接部同士の間の回転方向の中心とは、互いに回転方向の位相をずらして配置する。ここでは、3個所の他方の当接部が6個所の一方の当接部と位相を一致させる。それぞれの当接部は、回転方向に等間隔に配置されているため、当接部の位相を一致させると、隣り合う当接部同士の間の中心の位相がずれる。
この結果、図19に示すように、当接部が6個所のときの回転角度差と、3個所のときの回転角度差とは、それぞれの回転角度差の極大点が重なり、極小点が重ならない位相となる。そして、このときの回転角度差の合計、即ち、回転伝達ムラが最小になる。一方、当接部が6個所と3個所との場合で、当接部の位相をずらして、それぞれの回転角度差の極小点が重なるようにした場合のグラフを図20に示す。この場合、同図から明らかなように、合計の回転角度差は最大になる。したがって、当接部の数が偶数である場合、それぞれの回転角度差の極小点同士が重ならないようにすることで、全体の回転角度差、即ち、回転伝達ムラを減少させることができる。
以上のように、本実施形態では、回転伝達ムラをできるだけ少なくするために、感光ドラムと中間伝達部材、及び、中間伝達部材と駆動伝達部材のそれぞれの接続部における当接部の位相を、当接部の数の関係で最適に配置している。これにより、最終的な感光ドラムの回転伝達ムラを低減させることができる。
即ち、第1当接部91と第2当接部92とのうちの一方の当接部の数を他方の当接部の数の奇数倍とした場合、これらの回転方向の位相をずらす。これと共に、第1当接部同士の間の回転方向の中心と第2当接部同士の間の回転方向の中心との回転方向の位相もずらす。これにより、前述の図17に示したように、それぞれの当接部で生じる回転角度差の少なくとも一部が相殺されて、極小点と極大点との差、即ち、回転伝達ムラを抑制でき、感光ドラムの回転ムラを低減できる。
また、第1当接部91と第2当接部92とのうちの一方の当接部の数を他方の当接部の数の偶数倍とした場合、他方の当接部を一方の当接部の何れかと回転方向の位相を一致させる。これと共に、第1当接部同士の間の回転方向の中心と第2当接部同士の間の回転方向の中心との回転方向の位相もずらす。これにより、前述の図19に示したように、それぞれの当接部で生じる回転角度差の少なくとも一部が相殺されて、極小点と極大点との差、即ち、回転伝達ムラを抑制でき、感光ドラムの回転ムラを低減できる。
1Y、1M、1C、1Bk・・・ドラムカートリッジ/2、2a、2b、2c、2d・・・感光ドラム(像担持体)/21・・・ドラム側嵌合部材(回転体)/22・・・突起部/22a・・・側面(雄側当接面)/80・・・回転伝達装置/81・・・駆動伝達部材/84、84Y、84M、84C、84Bk・・・中間伝達部材/84b・・・凹部/84c・・・側面(雌側当接面)/91・・・第1当接部/92・・・第2当接部/100・・・画像形成装置/100b・・・筐体/M・・・駆動モータ(駆動源)

Claims (4)

  1. 回転体と、
    駆動源から前記回転体に回転駆動力を伝達するための駆動伝達部材と、
    前記回転体と前記駆動伝達部材との間に、前記回転体の回転軸と前記駆動伝達部材の回転軸とに対してそれぞれ傾斜可能に配置され、前記駆動伝達部材から前記回転体に回転駆動力を伝達する中間伝達部材と、を備え、
    前記回転体と前記中間伝達部材とは、回転方向に配置された3個所以上の第1当接部により回転駆動力の伝達を行い、
    前記駆動伝達部材と前記中間伝達部材とは、回転方向に配置された3個所以上の第2当接部により回転伝達を行い、
    前記第1当接部と前記第2当接部とは、一方の当接部の数が他方の当接部の数の偶数倍で、前記他方の当接部が前記一方の当接部の何れかと回転方向の位相が一致するように配置されている、
    ことを特徴とする回転伝達装置。
  2. 前記第1当接部と前記第2当接部とは、それぞれ回転方向に等間隔に配置されている、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の回転伝達装置。
  3. 前記第1当接部と前記第2当接部とのうちの少なくとも何れかの当接部は、前記回転軸と平行な軸方向に突出する雄側当接面と、前記雄側当接面と回転伝達可能に当接する雌側当接面とで構成され、
    前記雄側当接面及び前記雌側当接面は、前記軸方向一方側に向かうほど前記軸方向と直交する断面方向で、前記回転駆動力が伝達された場合に互いに軸方向に引き込み合う方向に、互いに同じ角度ねじれるように形成されている、
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の回転伝達装置。
  4. 筐体と、
    前記筐体に着脱可能に配置される像担持体と、
    前記像担持体と前記筐体内に配置された駆動源との間で回転駆動力を伝達する回転伝達装置と、を備え、
    前記回転伝達装置は、請求項1ないし3のうちの何れか1項に記載の回転伝達装置であり、
    前記回転体は、前記像担持体と共に回転する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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