JP6206907B2 - 抗菌活性促進剤及び該抗菌活性促進剤を含有する感染症治療薬 - Google Patents
抗菌活性促進剤及び該抗菌活性促進剤を含有する感染症治療薬 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6206907B2 JP6206907B2 JP2013148017A JP2013148017A JP6206907B2 JP 6206907 B2 JP6206907 B2 JP 6206907B2 JP 2013148017 A JP2013148017 A JP 2013148017A JP 2013148017 A JP2013148017 A JP 2013148017A JP 6206907 B2 JP6206907 B2 JP 6206907B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antibacterial activity
- antibacterial
- silkworm
- activity promoter
- apolipoprotein
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
以下、この発明の態様を「態様1」とする。
以下、この発明の態様を「態様2」とする。
以下、この発明の態様を「態様3」とする。
また、上記抗菌活性促進剤、及び、「該抗菌活性促進剤により抗菌活性が促進される抗菌剤」を含有する感染症治療薬を提供することができる。
更には、「環状ペプチド化合物又はその製薬学的に許容される塩」、並びに、「アポリポタンパク質A−I、アポリポタンパク質A−II、及び、ホスファチジルエタノールアミンからなる群より選択される少なくとも1種の化合物又はその製薬学的に許容される塩」を含有する感染症治療薬を提供することができる。
特に、耐性菌に対して抗菌活性を示す、抗菌性が促進された感染症治療薬を提供することができる。
本発明の態様1は、抗菌剤の抗菌活性を促進する抗菌活性促進剤であって、アポリポタンパク質A−I、アポリポタンパク質A−II、若しくは、ホスファチジルエタノールアミン、又は、それらの製薬学的に許容される塩よりなることを特徴とする抗菌活性促進剤である。
本発明は、「アポリポタンパク質A−I、アポリポタンパク質A−II、若しくは、ホスファチジルエタノールアミン、又は、それらの製薬学的に許容される塩」(以下、括弧内を単に「本発明の抗菌活性促進剤」と略記することがある)が、抗菌剤の抗菌活性を促進することを初めて見出してなされたものであり、該特定化合物が抗菌活性促進剤として作用する発明範囲において、促進される側である抗菌剤は、「本発明の抗菌活性促進剤」で抗菌活性が促進されるものであれば特に限定はされない。
本発明の態様2は、「アポリポタンパク質A−I、アポリポタンパク質A−II、若しくは、ホスファチジルエタノールアミン、又は、それらの製薬学的に許容される塩」、及び、「該抗菌活性促進剤により抗菌活性が促進される抗菌剤」を含有する感染症治療薬である。
すなわち、本発明の態様2は、態様1の上記「本発明の抗菌活性促進剤」と、該抗菌活性促進剤により抗菌活性が促進される抗菌剤との少なくとも2以上の化合物を含有する感染症治療薬である。
従って、本発明の抗菌活性促進剤、及び、該抗菌活性促進剤により抗菌活性が促進され、メナキノンを標的とする抗菌剤を含有する感染症治療薬は、抗菌効果が促進された結果、明らかに優れた感染症治療薬となる。
従って、本発明の抗菌活性促進剤、及び、該抗菌活性促進剤により抗菌活性が促進され、環状ペプチド化合物である抗菌剤を含有する感染症治療薬は、抗菌効果が促進された結果、明らかに優れた感染症治療薬となる。
本発明においては、上記式(1)で示される「環状ペプチド化合物又はその製薬学的に許容される塩」であって、R1が3−ヒドロキシ−5−メチル−ヘキサノイル基であり、R2がメチル基であり、R3がエチル基であるものを「カイコシンE」と記載する。
また、抗菌剤も、如何なる方法で得られたものでもよい。例えば、化学合成によって得られたものでもよく、微生物が産生したものでもよく、それらを組み合わせて得られたものでもよい。
本発明の態様3は、アポリポタンパク質A−I、アポリポタンパク質A−II、又は、ホスファチジルエタノールアミン(本発明の抗菌活性促進剤)により抗菌活性が促進されるものであることを特徴とする環状ペプチド化合物又はその製薬学的に許容される塩である。
本発明の態様3は、「上記の環状ペプチド化合物又はその製薬学的に許容される塩」、並びに、「アポリポタンパク質A−I、アポリポタンパク質A−II、及び、ホスファチジルエタノールアミンからなる群より選択される少なくとも1種の化合物又はその製薬学的に許容される塩」を含有する感染症治療薬でもある。
本発明の抗菌活性促進剤、及び、該抗菌活性促進剤により抗菌活性が促進される抗菌剤を含有する感染症治療薬は、感染症に対して優れた治療効果を奏する。
本発明の態様2、3の感染症治療薬は、耐性菌のよる感染症に対して優れた治療効果を奏する。
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の特許微生物寄託センター(NPMD)における受託番号がNITE BP−870のリソバクター(Lysobacter)属に属するRH2180−5株、又はその株と同様の化合物を産生する能力を有する変異株を培養し、その培養物から得られるものであることが好ましい。
上記の本発明の感染症治療薬中の、抗菌活性促進剤及び抗菌剤の含有量比には特に制限はなく、目的や投与方法に応じて決められるが、抗菌活性促進剤(a)の抗菌剤(b)に対する質量割合は、a/b=0.1〜1000が好ましく、a/b=1〜500がより好ましく、a/b=10〜100が特に好ましい。
経口投与剤のための賦形剤としては、乳糖、ブドウ糖、デンプン、ポリビニルピロリドン等、公知の賦形剤を用いることができ、液剤とする場合は、抗菌活性促進剤及び抗菌剤に、不活性な溶媒、例えば、精製水、エタノール等と共に、薬学的に許容される乳剤、懸濁剤、可溶化剤、甘味剤、pH調整剤、芳香剤、防腐剤等を含有させて用いることができる。
<カイコシンEの調製>
カイコシンEは、RH2180−5株を培養し、培養液を精製し得られたものを使用した。培養及び精製手順は、特開2012−006917号公報に掲載されている手順に従った。
<カイコシンEの膜破壊作用に対するメナキノンの関与>
カイコシンE処理後に細胞分解が観察されること、及び、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus(以下、「S.aureus」と略記する場合がある))にカイコシンEを加えるとすぐに膜電位が消失することから、カイコシンEは膜破壊に関与していることが考えられる。
カイコシンEの標的分子の探索を行った結果、カイコシンE抵抗性変異体で、fni又はmenA遺伝子に変異が生じていることが分かった。両遺伝子は、メナキノン生合成経路に関与している。そして、メナキノンをカイコシンEと混合すると、水中で複合体を形成したことより、カイコシンEの標的分子がメナキノンであることが示唆された。
図1の結果より、メナキノンを含有していないリポソーム(liposome without menaquinone)に比べて、メナキノンを含有しているリポソーム(liposome with menaquinone)においてリポソーム破壊が観察された。
一方、MRSA感染治療用リポペプチド系抗菌薬であるダプトマイシンで同様の実験を行ったが、メナキノンを含有しているか否かでリポソーム破壊の変化は生じなかった。
以上の結果から、メナキノンはカイコシンEによる膜破壊に関与していることが分かった。
<カイコシンEとメナキノンとの結合相互作用の確認>
等温滴定型熱量計によりカイコシンEとメナキノンとの結合作用の確認を行った。その結果、カイコシンEとメナキノンはモル比率1:1のとき、結合定数(Ka)2.2±0.4×105Mで結合していた。
実施例1と2の結果から、細胞膜でカイコシンEとメナキノンが結合し、膜破壊が誘導されることが示唆される。
<血清によるカイコシンEの抗菌活性促進>
カイコシンE、ダプトマイシン及びバンコマイシンの、Staphylococcus aureusに対する抗菌活性の検討を行った。
Mueller Hinton Broth培地に10%血清(ヒト血漿、仔ウシ血清、ウサギ血清、ヒツジ血清又はマウス血清)を添加した場合と血清を添加しなかった場合のそれぞれのMIC値を、CLSI(旧NCCLS米国臨床検査標準委員会)に基づく微量検体希釈法によって測定した。測定結果を表1に示す。
一方、血清を加えても、ダプトマイシン及びバンコマイシンの抗菌活性は促進されなかった。
<血清濃度変化によるカイコシンEの抗菌活性への影響>
カイコシンEのS.aureusに対する抗菌活性の検討を行った。
血清濃度を0〜20質量%に変化させた場合のそれぞれのMIC値をCLSI(旧NCCLS米国臨床検査標準委員会)に基づく微量検体希釈法によって測定した。測定結果を図2に示す。
<カイコシンEの活性促進因子の精製>
表1の結果より、血清の中にカイコシンEの抗菌活性を促進させる因子が含有することが示唆された。次に、血清をエタノール抽出及びODSカラムを用いたクロマトグラフィーにより精製した。ODSカラムにより精製・分画された各フラクションの活性を測定した。測定結果を表2に示す。
表2の結果より、75%エタノールにより溶出されたフラクションの比活性は精製前の血清より190倍上昇した。
<プロテアーゼ処理による抗菌活性の促進効果への影響>
カイコシンEの活性促進因子がタンパク質であるか否かの検討を行った。まず、トリプシン処理によるカイコシンEの抗菌活性への影響を調べた。その結果を表3に示す。
次に、検討例5における75%エタノールにより溶出されたフラクションについて、トリプシン処理による抗菌活性の促進活性(Enhancing activity)への影響を調べた。その結果を表4に示す。
一方、表4の結果より、75%エタノールにより溶出されたフラクションについては、トリプシン処理により抗菌活性の促進活性がトリプシン処理前に比べて97%減少した。
以上より、血清中のタンパク質がカイコシンEの抗菌活性の促進に関与していることが示唆された。
<促進因子の同定>
促進因子を同定するために、検討例5で得た各フラクションをSDS−PAGEによりタンパク質を分離した。その結果を図3に示す。
また、血清をサイズ排除カラムによるクロマトグラフィーにより精製・分離された各フラクションをSDS−トリプシンゲル電気泳動によりタンパク質を分離した。その結果を図4に示す。
<アポリポタンパク質A−I、A−IIによるカイコシンEの抗菌活性の促進>
10%仔ウシ血清(Bovine serum)、検討例5で得られた75%エタノールにより溶出させたフラクション(30μg/mL)、ヒト組換え型アポリポタンパク質A−I(rhApoA−I、90μg/mL)、ヒトアポリポタンパク質A−II(hApoA−II、30μg/mL)をそれぞれMueller Hinton Broth培地に添加し、カイコシンEの抗菌活性を確認した。90μg/mL rhApoA−Iは、血清10%に相当する量を添加したことになる。その結果を表5に示す。
以上のことから、アポリポタンパク質A−I及びA−IIは、カイコシンEの抗菌活性を促進させる因子であることが確認された。
<肺サーファクタントに含まれるカイコシンEの抗菌活性を促進する因子の精製>
牛の肺サーファクタントに含まれるカイコシンEの抗菌活性を促進する因子の精製を行った。牛肺サーファクタントをブタノールに転溶し、有機溶媒画分をさらにエタノール抽出により精製を行った。その結果を表6に示す。
<カイコシンEの抗菌活性の促進関与因子の同定>
カイコシンEは、リポタンパク質であること、及び細胞膜でカイコシンEとメナキノンが結合し、膜破壊が誘導されることが示唆されることから、細胞膜の構成成分であるリン脂質がカイコシンEの抗菌活性の促進に関与しているか否かの検討を行った。その結果を表7に示す。
<PEのカイコシンEの抗菌活性促進作用の検討>
次に、ホスファチジルエタノールアミンがカイコシンEの抗菌活性に対して促進作用を有するか検討を行った。その結果を表8に示す。
<抗菌活性促進剤及び抗菌剤の製剤化>
<<錠剤>>
カイコシンE5.0mg、アポリポタンパク質A−I50mg、ラクトース40mg、デンプン20mg、及び、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース5mgを均一に混合した後、ヒドロキシプロピルメチルセルロース8質量%水溶液を結合剤として湿式造粒法で打錠用顆粒を製造した。これに滑沢性を与えるのに必要なステアリン酸マグネシウムを0.5mgから1mg加えてから打錠機を用いて打錠し、錠剤とした。
Claims (2)
- 抗菌剤の抗菌活性を促進する抗菌活性促進剤であって、アポリポタンパク質A−I、アポリポタンパク質A−II、若しくは、ホスファチジルエタノールアミン、又は、それらの製薬学的に許容される塩よりなり、
該抗菌剤が下記式(1)で表される化合物又はその製薬学的に許容される塩であることを特徴とする抗菌活性促進剤。
- 請求項1に記載の抗菌活性促進剤、及び、式(1)で表される化合物又はその製薬学的に許容される塩である抗菌剤を含有する感染症治療薬。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013148017A JP6206907B2 (ja) | 2013-07-16 | 2013-07-16 | 抗菌活性促進剤及び該抗菌活性促進剤を含有する感染症治療薬 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013148017A JP6206907B2 (ja) | 2013-07-16 | 2013-07-16 | 抗菌活性促進剤及び該抗菌活性促進剤を含有する感染症治療薬 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015020951A JP2015020951A (ja) | 2015-02-02 |
JP6206907B2 true JP6206907B2 (ja) | 2017-10-04 |
Family
ID=52485709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013148017A Active JP6206907B2 (ja) | 2013-07-16 | 2013-07-16 | 抗菌活性促進剤及び該抗菌活性促進剤を含有する感染症治療薬 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6206907B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11073451B2 (en) | 2011-12-19 | 2021-07-27 | Kode Biotech Limited | Biocompatible method of functionalising substrates with inert surfaces |
CN107614025A (zh) * | 2014-11-03 | 2018-01-19 | 尼古拉·弗拉基米罗维奇·鲍文 | 抗菌表面处理 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH085798B2 (ja) * | 1987-02-02 | 1996-01-24 | 紀夫 多田 | 抗菌剤 |
US20100197621A1 (en) * | 2009-02-05 | 2010-08-05 | William Henry | Methods of reducing the proliferation and viability of microbial agents |
JP5878302B2 (ja) * | 2010-05-25 | 2016-03-08 | 株式会社ゲノム創薬研究所 | 新規環状ペプチド化合物とその製造方法及び感染症治療薬 |
-
2013
- 2013-07-16 JP JP2013148017A patent/JP6206907B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015020951A (ja) | 2015-02-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Kim et al. | Lactobacillus plantarum-derived extracellular vesicles induce anti-inflammatory M2 macrophage polarization in vitro | |
Jafari et al. | Clinical applications and anticancer effects of antimicrobial peptides: from bench to bedside | |
Liu et al. | Novel antimicrobial peptide–modified azithromycin-loaded liposomes against methicillin-resistant Staphylococcus aureus | |
Yang et al. | Rational design of short peptide variants by using Kunitzin-RE, an amphibian-derived bioactivity peptide, for acquired potent broad-spectrum antimicrobial and improved therapeutic potential of commensalism coinfection of pathogens | |
Ramon et al. | The protectin PCTR1 is produced by human M2 macrophages and enhances resolution of infectious inflammation | |
Jiang et al. | Anti-inflammatory effects of rosmarinic acid in lipopolysaccharide-induced mastitis in mice | |
Gotts et al. | Influenza causes prolonged disruption of the alveolar-capillary barrier in mice unresponsive to mesenchymal stem cell therapy | |
Li et al. | Apoptosis in human hepatoma HepG2 cells induced by corn peptides and its anti-tumor efficacy in H22 tumor bearing mice | |
Orr et al. | Proresolving actions of a new resolvin D1 analog mimetic qualifies as an immunoresolvent | |
Zhao et al. | Extracellular vesicles secreted by Giardia duodenalis regulate host cell innate immunity via TLR2 and NLRP3 inflammasome signaling pathways | |
JP6870053B2 (ja) | 殺腫瘍性および抗菌性の組成物ならびに方法 | |
Frasca et al. | Gelatin tannate reduces the proinflammatory effects of lipopolysaccharide in human intestinal epithelial cells | |
Gooshe et al. | The role of Toll-like receptors in multiple sclerosis and possible targeting for therapeutic purposes | |
Yang et al. | EGCG induces pro-inflammatory response in macrophages to prevent bacterial infection through the 67LR/p38/JNK signaling pathway | |
KR20100087099A (ko) | 플렉트란투스 암보이니쿠스 추출물에 의해 염증 및 염증-관련 질병을 치료하기 위한 조성물 및 방법 | |
Simonson et al. | Extracellular matrix-inspired inhalable aerogels for rapid clearance of pulmonary tuberculosis | |
Zhong et al. | Development of amphiphilic coumarin derivatives as membrane-active antimicrobial agents with potent in vivo efficacy against Gram-positive pathogenic bacteria | |
JP6206907B2 (ja) | 抗菌活性促進剤及び該抗菌活性促進剤を含有する感染症治療薬 | |
Engelberg et al. | Rare by natural selection: Disulfide-bonded supramolecular antimicrobial peptides | |
Wang et al. | Tracheal epithelial cell-exosome-derived MiR-21-5p inhibits alveolar macrophage pyroptosis to resist pulmonary bacterial infection through PIK3CD-autophagy pathway | |
JP2010510298A (ja) | Tnfおよびil−12のうちの少なくとも一方の過剰発現に関連する疾病の予防または治療のための組成物 | |
CN103154012B (zh) | 聚丙基醚亚胺的糖树状聚体 | |
Krauklis et al. | Mononuclear phagocyte morphological response to chemoattractants is dependent on geranylgeranyl pyrophosphate | |
Liao et al. | Pushing the envelope: Immune mechanism and application landscape of macrophage-activating lipopeptide-2 | |
JP2009506986A (ja) | ペプチジルジアシルグリセリド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160608 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20160608 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170523 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170710 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170822 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170830 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6206907 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |