JP6206060B2 - 情報処理装置、情報処理プログラムおよび情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理プログラムおよび情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理プログラムおよび情報処理方法に関する。
従来、ユーザが入力した入力情報を記憶して、記憶した入力情報に基づいて情報を表示する技術が知られている。たとえば、過去に扱った各問い合わせと、各問い合わせに応えるためのQA集とを各DBに記憶し、各DBに記憶されている情報を混在して横断的に検索して、入力された問い合わせに対する回答を作成する技術が知られている(たとえば、下記特許文献1参照)。
また、入力操作内容を記憶手段に記憶し、記憶した内容を読み出してツリー状に表示する技術が知られている(たとえば、下記特許文献2参照。)。また、表示した情報の必要性についてユーザに評価させ、ユーザの評価を基にデータベースにおける、ユーザが選択した文書の累計値を更新する技術が知られている(たとえば、下記特許文献3参照。)。
また、ユーザの評価に基づいて、データベース内のユーザの嗜好情報を更新する技術が知られている(たとえば、下記特許文献4参照。)。
特開2005−11140号公報 特開平9−134273号公報 特開平8−335265号公報 特開2006−339794号公報
しかしながら、従来技術では、条件入力の各段階に適した情報を提示できないため、ユーザにとって不便であるという問題がある。
1つの側面では、本発明は、ユーザの利便性の向上を図ることを目的とする。
本発明の一側面によれば、木構造データのノードごとに条件と提示情報とを記憶するデータベースにアクセス可能なアクセス部と、ユーザから条件を受け付ける受付部と、前記受付部によって条件が受け付けられるごとに、前記木構造データの現在ノードに対応する子ノードのうちの、前記受付部によって受け付けられた条件に対応する子ノードを特定し、特定した子ノードの提示情報を前記アクセス部を介して取得する取得部と、前記取得部によって取得された提示情報を出力する出力部と、前記現在ノードを、前記特定された条件に対応する子ノードに変更する変更部と、を有する、情報処理装置、情報処理プログラムおよび情報処理方法が提案される。
本発明の一態様によれば、ユーザの利便性の向上を図ることができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる情報処理方法の一実施例を示す説明図である。 図2は、上位の階層のノードにタスクを記録しない構成とした場合の情報処理方法の一例を示す説明図である。 図3は、情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 図4は、情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図5は、情報処理装置が有する条件DBの記憶内容の一例を示す説明図である。 図6は、情報処理装置が有するタスクDBの記憶内容の一例を示す説明図である。 図7は、情報処理装置が有する結果DBの記憶内容の一例を示す説明図である。 図8は、表示画面の一例(その1)を示す説明図である。 図9は、表示画面の一例(その2)を示す説明図である。 図10は、表示画面の一例(その3)を示す説明図である。 図11は、情報処理装置が行う画面表示処理の一例を示すフローチャートである。 図12は、実施の形態にかかるメンテナンス方法の一実施例を示す説明図である。 図13は、上位の要素のメンテナンスの一例を示す説明図である。 図14は、並列の要素のメンテナンスの一例を示す説明図である。 図15は、下位の要素のメンテナンスの一例を示す説明図である。 図16Aは、メンテナンス時の表示画面の一例を示す説明図(その1)である。 図16Bは、メンテナンス時の表示画面の一例を示す説明図(その2)である。 図17は、テンプレートを編集する際のイメージの一例(その1)を示す説明図である。 図18は、テンプレートを編集する際のイメージの一例(その2)を示す説明図である。 図19は、情報処理装置が行うメンテナンス処理の一例を示すフローチャートである。 図20は、情報処理装置が行う条件と記録の画面表示処理の一例を示すフローチャートである。 図21Aは、情報処理装置が行う知識構造の修正処理の一例を示すフローチャート(その1)である。 図21Bは、情報処理装置が行う知識構造の修正処理の一例を示すフローチャート(その2)である。
以下に図面を参照して、本発明にかかる情報処理装置、情報処理プログラムおよび情報処理方法の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(情報処理方法の一実施例)
図1は、実施の形態にかかる情報処理方法の一実施例を示す説明図である。図1において、階層知識ベース100は、複数のノード111,112,113を有する。ノード111は上位ノードであり、ノード112は中位ノードであり、ノード113は下位ノードである。各ノード111,112,113は、それぞれ条件CおよびタスクTが対応付けられている。条件Cは、たとえば、各ノード111,112,113において、ユーザが把握している事項であり、ユーザによって選択される。ユーザによる条件Cの選択に応じて、上位のノード111から下位のノード113までの辿る経路が異なる。
タスクTは、ユーザが条件Cを選択することによって提示される提示情報であり、たとえば、ユーザに行動を促す実施手順を示した提示情報である。タスクTは、ノード111,112,113ごとに内容が異なり、すなわち、各ノード111,112,113に到達するまでの経路によって内容が異なる。
たとえば、上位のノード111には、条件CαおよびタスクTαが対応付けられている。このような構成により、ユーザが条件Cαを選択すると、タスクTαが提示される。
ノード111において、ユーザがさらに条件Cを選択すると、選択した条件Cに応じて、ノード112−1,112−2,112−3のうち、いずれか一つに遷移する。ノード112−1は、ノード111において条件Cαβが選択された場合に遷移する。条件Cαβには、タスクTαβが対応付けられている。ノード112−2は、ノード111において条件Cαγが選択された場合に遷移する。条件Cαγには、タスクTαγが対応付けられている。ノード112−3は、ノード111において条件Cαδが選択された場合に遷移する。条件Cαδには、タスクTαδが対応付けられている。
ノード112−1において、ユーザがさらに条件Cを選択すると、選択した条件Cに応じて、ノード113−1,113−2のうち、いずれか一方に遷移する。ノード113−1は、ノード112−1において条件Cαβγが選択された場合に遷移する。条件Cαβγには、タスクTαβγが対応付けられている。ノード113−2は、ノード112−1において条件Cαβδが選択された場合に遷移する。条件Cαβδには、タスクTαβδが対応付けられている。タスクTαβγ、タスクTαβδは、それぞれ内容が異なる。
同様に、ノード113−3,113−4,113−5,113−6についても、それぞれ異なる内容のタスクTが提示される。図1に示すように、たとえば、α,β,γといった同じ内容の条件が対応付けられているノードを遷移する場合であっても、ノード111→ノード112−1→ノード113−1を遷移する場合と、ノード111→ノード112−2→ノード113−3を遷移する場合とがある。ノード113−1ではタスクTαβγとなり、ノード113−3ではタスクTαγβとなり、両者は異なる。
本実施の形態では、各ノード111,112,113に到達するまでの経路に応じてタスクTの内容が異ならせることができる。つまり、タスクTを条件の受け付け順序に対応させることができる。これにより、たとえば、ある時点において同じ条件であるように見えても、条件が明らかになる順番によってユーザが行うべき行動を異ならせることができる。
このように、本実施の形態では、木構造データのノード111,112,113ごとに条件とタスクTとを記憶するDB301(後述)を用いることにより、ユーザから条件を受け付けるごとに、条件の受け付け順序に応じたタスクTを段階的に提示可能にする。
(上位の階層のノードにタスクを記録しない構成とした場合の情報処理方法の一例)
図2は、上位の階層のノードにタスクを記録しない構成とした場合の情報処理方法の一例を示す説明図である。図2において、階層知識ベース200は、図1と同様に、複数のノード111,112,113を有する。各ノード111,112,113は、それぞれ、条件Cが対応付けられている。上位のノード111,112には、タスクTが対応付けられていない。また、最下位のノード113の条件Cには、それぞれタスクTが対応付けられている。
ノード111において、ユーザが条件Cを選択すると、選択した条件Cに応じて、ノード112−1,112−2,112−3のうち、いずれか一つに遷移する。たとえば、ノード112−1の段階では、ノード113−1およびノード113−2のいずれの可能性もあるため、タスクTαβγおよびタスクTαβδが提示される。同様に、ノード112−2の段階では、タスクTαβγおよびタスクTαγδが提示され、ノード112−3の段階では、タスクTαβδおよびタスクTαγδが提示される。
このように、上位の階層のノード111,112にタスクTを記録しない構成とした場合、下位のノード113が確定して、初めてタスクTが確定する。そのため、下位のノード113が確定するまでの途中段階において、不要なタスクTが提示されることとなり、条件の受け付け順序に応じてタスクTを段階的に提示することはできない。
また、タスクTは、たとえば、ノード111,112,113の順序を考慮したものではなく、ノード111,112,113の組み合わせに対応している。たとえば、α,β,γといった同じ内容の条件が対応付けられているノードを辿るノード113−1とノード113−3とのタスクTは、ともに同じタスクTαβγである。同様に、ノード113−2におけるタスクTαβδと、ノード113−5におけるタスクTαβδとは同じである。また、ノード113−4におけるタスクTαγδと、ノード113−6におけるタスクTαγδとは同じである。このように、階層知識ベース200では、タスクTが条件の受け付け順序に対応しておらず、条件の受け付け順序に応じたタスクTを段階的に提示できない。
(情報処理装置の機能的構成の一例)
図3は、情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。図3において、情報処理装置300は、DB(データベース)301と、アクセス部302と、受付部310と、取得部320と、出力部330と、変更部340と、を有する。
DB301は、木構造データのノードごとに条件と提示情報とを記憶する。木構造データとは、頂点または節点を示すノードと、ノード間を結ぶリンクと、で表されるツリー上のデータ構造である。木構造データは、最上位ノードを基準にすると、複数のノードを介在させることによって各ノードにおいて分岐させて末端のノードまで達する構成であり、最上位ノードから末端のノードまでは一つの経路となる。末端のノードを除く各ノードは、一つ下の階層のノードである子ノードを有する。子ノードに対して、一つ上の階層のノードを親ノードという。
条件とは、各ノードにおいて経路を分岐させるためのユーザが選択する条件である。つまり、ユーザが条件を選択することにより各ノードにおいて経路が分岐する。たとえば、福祉現場のサービス業務を想定したとすると、条件を、「虐待」、「高齢者」、「障害」などの対象者とすることが一例として挙げられる。また、異なるノード間で、同一の条件が記憶されている場合もある。なお、図3の説明において、一例を挙げる場合は、特段明記しない限り、福祉現場のサービス業務とする。
提示情報とは、各ノードにおいてユーザに提示する情報であり、ノードごとに異なる。たとえば、提示情報は、ユーザに行動を促す情報であり、条件に対応して担当者(ユーザ)が行うべき行動に関する情報である。たとえば、「虐待」の対象者を条件としたとすると、虐待が判明した際にユーザに促す行動として、「対象となる方の安全をヒアリング」などが挙げられる。また、異なるノード間で、同一の提示情報が記憶されている場合もある。
DB301は、情報処理装置300に設けられる構成に限らず、たとえば、情報処理装置300の外部に設けられる構成としてもよい。
アクセス部302は、DB301にアクセス可能にする。アクセス部302は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)がハードディスクのDB301のデータを読み込むことにより、DB301にアクセスする。DB301が情報処理装置300の外部に設けられている構成とした場合、アクセス部302は、通信インタフェースによってDB301にアクセスする。
受付部310は、第1受付部311と、第2受付部312と、第3受付部313と、を有する。第1受付部311は、ユーザから条件を受け付ける。取得部320は、第1取得部321と、第2取得部322と、を有する。第1取得部321は、第1受付部311によって条件が受け付けられるごとに、木構造データの現在ノードに対応する子ノードのうちの、第1受付部311によって受け付けられた条件に対応する子ノードを特定する。さらに、第1取得部321は、特定した子ノードの提示情報をアクセス部302を介してDB301から取得する。
現在ノードとは、木構造データにおいてユーザが条件を選択することによって到達した条件入力の対象となるノードである。木構造データにおいては異なるノードに同一の条件が記憶されている場合もあるため、第1取得部321は、単に受け付けられ条件に対応するノードを特定するのではなく、現在ノードに対応する子ノードの中から受け付けられた条件に対応する子ノードを特定する。
たとえば、親ノードの条件を「虐待」とし、特定した子ノードの条件を「高齢者」とする。特定した子ノードの提示情報は、「虐待」と「高齢者」とが判明した際にユーザが行うべき行動であり、たとえば「高齢者担当へ連絡」などが挙げられる。
出力部330は、第1取得部321によって取得された提示情報を出力する。出力部330は、画像や音声などによって、提示情報を出力する。変更部340は、現在ノードを、第1取得部321によって特定された条件に対応する子ノードに変更する。
また、DB301、木構造データのノードごとに、木構造データの最上位ノードからノードまでの経路に応じた提示情報を記録する。たとえば、最上位のノードの条件を「虐待」とし、最上位のノードの子ノードの条件を「高齢者」とする。この場合、経路に応じた提示情報は、「虐待」→「高齢者」の順で条件が判明した際に、ユーザが行うべき行動であり、たとえば「高齢者担当へ連絡」などが挙げられる。また、たとえば、最上位のノードの条件を「高齢者」とし、最上位のノードの子ノードの条件を「虐待」とする。この場合、経路に応じた提示情報は、「高齢者」→「虐待」の順で条件が判明した際に、ユーザが行うべき行動であり、たとえば「安全確保」などが挙げられる。このように、条件の組み合わせと条件の順序に応じた提示情報を記憶することができる。
また、木構造データは、第1ノードと、第1ノードの子ノードであって、第1ノードの提示情報に基づいてユーザが行動することにより得ることが可能な条件が対応付けられた第2ノードと、を含む。つまり、第1ノード(親ノード)の提示情報によってユーザが行動し、この行動の結果、第2ノード(子ノード)の条件を判明させる構成とすることができる。
第2受付部312は、出力部330によって出力された提示情報に基づくユーザの行動結果を示す結果情報をユーザから受け付ける。結果情報は、提示情報を「対象となる方の安全をヒアリング」とした場合に、この提示情報によって実際にユーザが行った行動の実行結果を示す情報である。
アクセス部302は、第2受付部312によって受け付けられた結果情報を、木構造データのうちの、出力された提示情報に対応するノードと対応付けてDB301に記憶させる。これにより、提示情報と、この提示情報に基づく結果情報とを、対応付けてDB301に記憶させることができる。
第2受付部312は、出力部330によって出力された提示情報に基づくユーザの行動結果を示す結果情報を、次の条件を受け付ける前にユーザから受け付ける。アクセス部302は、第2受付部312によって受け付けられた結果情報を、木構造データのうちの現在ノードと対応付けてDB301に記憶させる。
たとえば、出力部330によって出力された提示情報に基づくユーザの行動結果を示す結果情報を、次の条件を受け付けた後にユーザから受け付けることもある。この場合、第2受付部312は、結果情報と、出力部330によって出力された提示情報に対応するノードを特定可能なノード情報と、をユーザから受け付ける。ノードと提示情報とは対応付けられているため、結果情報の入力に際してユーザが提示情報を指定することによってノードを特定可能なノード情報が入力されることとなる。
アクセス部302は、第2受付部312によって受け付けられた結果情報を、木構造データのうちの、ノード情報によって特定されるノードと対応付けてアクセス部302に記憶させる。
第3受付部313は、ノードに関する情報の出力要求を受け付ける。ノードに関する情報とは、結果情報、ノードの配置に関する情報、ノードに対応付けられる条件を示す情報、ノードに対応付けられている提示情報、などである。第2取得部322は、第3受付部313によって出力要求が受け付けられた場合に、少なくとも結果情報を含む、木構造データに含まれるノードに関する情報をアクセス部302を介して取得する。出力部330は、第2取得部322によって取得されたノードに関する情報を出力する。これにより、管理者(ユーザ)は、各ノードにおいて担当者(ユーザ)がとった行動を把握することができる。
第3受付部313は、出力部330によってノードに関する情報が出力された後に、木構造データに関する変更の指示をユーザから受け付ける。変更の指示とは、ノードの配置変更の指示や、ノードに対応付けられている提示情報の変更の指示である。
アクセス部302は、第3受付部313によって受け付けられた変更の指示に基づいて、DB301に木構造データを変更させる。たとえば、アクセス部302は、ノードの追加や削除、提示情報の修正などをDB301に行わせる。
情報処理装置300は、たとえば、PCやスマートフォンによって実現されるが、これに限らず、サーバによって実現することも可能である。たとえば、端末装置を介して受け付けた条件に対応する子ノードをサーバが特定して、サーバが特定した子ノードの提示情報をDB301から取得して端末装置に送信することによって、端末装置を介して提示情報を出力してもよい。
(情報処理装置のハードウェア構成の一例)
図4は、情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。情報処理装置300は、CPU401と、メモリ402と、ユーザインタフェース403と、通信インタフェース404と、を備えている。CPU401、メモリ402、ユーザインタフェース403および通信インタフェース404は、バス409によって接続されている。
CPU401は、情報処理装置300の全体の制御を司る。メモリ402には、たとえばメインメモリおよび補助メモリが含まれる。メインメモリは、たとえばRAM(Random Access Memory)である。メインメモリは、CPU401のワークエリアとして使用される。補助メモリは、たとえば磁気ディスク、光ディスク、フラッシュメモリなどの不揮発メモリである。補助メモリには、情報処理装置300を動作させる各種のプログラムが記憶されている。補助メモリに記憶されたプログラムは、メインメモリにロードされてCPU401によって実行される。
ユーザインタフェース403は、たとえば、ユーザからの操作入力を受け付ける入力デバイスや、ユーザへ情報を出力する出力デバイスなどを含む。入力デバイスは、たとえば、タッチパネルやキー(たとえばキーボード)やリモコンなどによって実現することができる。出力デバイスは、たとえば、タッチパネルやディスプレイやスピーカなどによって実現することができる。ユーザインタフェース403は、CPU401によって制御される。
通信インタフェース404は、たとえば、無線や有線によって情報処理装置300の外部装置との間で通信を行う通信インタフェースである。通信インタフェース404は、CPU401によって制御される。
図3に示した、アクセス部302と、受付部310と、取得部320と、出力部330と、変更部340とは、メモリ402に記憶されたプログラムをCPU401に実行させることにより、または、ユーザインタフェース403により、その機能を実現する。また、各機能部の処理結果は、メモリ402に記憶される。また、DB301は、メモリ402によって実現される。
(条件DBの記憶内容の一例)
図5は、情報処理装置が有する条件DBの記憶内容の一例を示す説明図である。条件DB500は、たとえば、図4に示したメモリ402などの記憶装置により実現される。図5において、条件DB500は、階層フィールドと、条件名称フィールドと、条件IDフィールドと、を有する。これらのフィールドに情報を設定することにより、条件DB500には、階層と、条件名称と、条件IDと、の組み合わせごとの条件データ501−1〜501−xがレコードとして記憶される。
階層は、ノードに相当し、たとえば、最上位の階層1から最下位の階層6までの6段階を示している。階層は、図1のノード111,112,113に相当する。なお、図1では3段階の場合の階層を示している。条件名称は、ユーザによって選択されるユーザが把握している事項である。条件名称は、たとえば、図1に示した条件Cに相当する。条件IDは、条件Cを示す識別子であり、上位ノードからの経路を示す。詳細については図6を用いて後述するが、タスクDBによって条件IDとタスクとが対応するようになっており、すなわち、条件IDが異なるとタスクも異なるようになっている。
階層1において、たとえば、「1」は「虐待」の条件名称を示しており、「2」は「生活保護」の条件名称を示しており、「3」は「高齢者」の条件名称を示している。階層1が「1」の場合、階層2において、「1」は「高齢者」の条件名称を示しており、「2」は「児童」の条件名称を示している。階層1が「3」の場合、階層2において、「1」は「虐待」の条件名称を示している。また、階層1,2がともに「1」の場合、階層3において、「1」は「障害」の条件名称を示しており、「2」は「障害なし」の条件名称を示している。また、階層1が「3」であり階層2が「1」の場合、階層3において、「1」は「障害」の条件名称を示しており、「2」は「障害なし」の条件名称を示している。
具体的には、条件データ501−1は、最上位の階層1に「虐待」の条件名称が入力されており、他の階層には条件名称が入力されていない場合の条件IDを示している。また、条件データ501−2は、階層1に「虐待」の条件名称が入力されており、階層2に「高齢者」の条件名称が入力されている場合の条件IDを示している。また、条件データ501−3は、階層1に「虐待」の条件名称が入力されており、階層2に「高齢者」の条件名称が入力されており、階層3に「障害」の条件名称が入力されている場合の条件IDを示している。条件データ501−4は、階層1に「虐待」の条件名称が入力されており、階層2に「高齢者」の条件名称が入力されており、階層3に「障害なし」の条件名称が入力されている場合の条件IDを示している。
条件データ501−7は、階層1に「高齢者」の条件名称が入力されており、他の階層には条件名称が入力されていない場合の条件IDを示している。条件データ501−8は、階層1に「高齢者」の条件名称が入力されており、階層2に「虐待」の条件名称が入力されている場合の条件IDを示している。条件データ501−2と、条件データ501−8とは、いずれも同じ条件名称(「虐待」および「高齢者」)の組み合わせが含まれているものの、それぞれの階層は異なっている。本実施の形態では、条件名称の階層が異なっている場合には条件IDも異なるようにしており、すなわち、条件名称の階層が異なっている場合にはタスクも異なるようになっている。具体的には、条件データ501−2と、条件データ501−8とでは、いずれも同じ条件名称の組み合わせではあるものの、それぞれタスクが異なるようになっている。
(タスクDBの記憶内容の一例)
図6は、情報処理装置が有するタスクDBの記憶内容の一例を示す説明図である。タスクDB600は、たとえば、図4に示したメモリ402などの記憶装置により実現される。図6において、タスクDB600は、条件IDフィールドと、タスクIDフィールドと、タスクフィールドと、を有する。これらのフィールドに情報を設定することにより、タスクDB600には、条件IDと、タスクIDと、タスクと、の組み合わせごとのタスクデータ601−1〜601−yがレコードとして記憶される。
条件IDは、条件Cを示す識別子であり、条件DB500(図5参照)の条件IDに対応する。タスクIDは、タスクを示す識別子である。タスクは、各ノード111,112,113(図1参照)において、ユーザが条件Cを選択することによって提示される提示情報である。提示情報は、たとえば、ユーザに行動を促す実施手順を示す情報である。
たとえば、タスクデータ601−1は、条件ID「100000」と、タスクID「1」と、が対応付けられている。条件IDが「100000」の場合とは、具体的には、条件データ501−1(図5参照)に示したように、階層1に「虐待」が入力されている場合に相当する。タスクデータ601−1におけるタスクは、「対象となる方の安全をヒアリング」である。
また、たとえば、タスクデータ601−3は、条件ID「110000」と、タスクID「1」と、が対応付けられている。条件IDが「110000」の場合とは、具体的には、条件データ501−2(図5参照)に示したように、階層1に「虐待」が、階層2に「高齢者」が入力されている場合に相当する。タスクデータ601−3におけるタスクは、「高齢者担当へ連絡」である。
ここで、条件IDが「110000」に対応するノードは、条件ID「100000」に対応するノードの子ノードに相当する。たとえば、タスクデータ601−1におけるタスクは、「対象となる方の安全をヒアリング」である。このヒアリングをユーザが実行することによって、高齢者であるか否かが判明する。つまり、親ノードのタスクによって、子ノードの条件(高齢者であるか否か)が判明する。このように、親ノードに対応付けられている提示情報に基づいてユーザが行動することにより得ることが可能な条件が子ノードには対応付けられている。
また、タスクデータ601−4は、条件ID「110000」と、タスクIDの「2」と、が対応付けられている。条件ID「110000」には、タスクIDが「1」の「高齢者担当へ連絡」のタスクと、タスクID「2」の「緊急度判定」とが対応付けられている。つまり、条件IDが「110000」の場合(階層1に「虐待」が入力されており階層2に「高齢者」が入力されている場合)、「高齢者担当へ連絡」および「緊急度判定」のタスクがユーザに提示されることを示している。
また、タスクデータ601−10に示すように、条件ID「310000」には、タスクIDが「1」の「安全確保」のタスクが対応付けられている。条件IDが「310000」の場合とは、具体的には、条件データ501−8(図5参照)に示したように、階層1に「高齢者」が、階層2に「虐待」が入力されている場合に相当する。また、タスクデータ601−11に示すように、条件ID「310000」には、タスクIDが「2」の「緊急対応判断」のタスクが対応付けられている。つまり、条件IDが「310000」の場合(階層1に「高齢者」が入力されており階層2に「虐待」が入力されている場合)、「安全確保」および「緊急対応判断」のタスクがユーザに提示されることを示している。
つまり、それぞれ同じ条件名称の組み合わせが含まれている条件データ(図5の条件データ501−2と、条件データ501−8)であるものの、条件名称の階層が異なっている場合には、タスクも異なるようになっている。
(結果DBの記憶内容の一例)
図7は、情報処理装置が有する結果DBの記憶内容の一例を示す説明図である。結果DB700は、たとえば、図4に示したメモリ402などの記憶装置により実現される。図7において、結果DB700は、条件IDフィールドと、結果IDフィールドと、実行結果フィールドと、を有する。これらのフィールドに情報を設定することにより、結果DB700には、条件IDと、結果IDと、実行結果と、の組み合わせごとの実行結果データ701−1〜701−zがレコードとして記憶される。
条件IDは、条件Cを示す識別子であり、条件DB500(図5参照)の条件IDおよびタスクDB600(図6参照)の条件IDに対応する。結果IDは、結果を示す識別子である。実行結果は、タスクごとのユーザの行動結果であり、ユーザによって入力される。たとえば、条件ID「100000」における結果ID「1」には、ユーザの行動結果である「通報者から虐待の…」がユーザからの入力によって記録されている。このように、実行結果データ701−1〜701−zは、実行結果を示す結果IDと条件IDとが対応付けられて記憶される。
(表示画面の一例)
図8は、表示画面の一例(その1)を示す説明図である。図8において、表示画面800には、複数の条件810が表示されている。条件810のうち、最も左側の列に表示されているものは、第1階層の第1条件811である。条件810のうち、最も右側の列に表示されているものは、第3階層の第3条件813である。第1条件811の列と、第3条件813の列との間の列に表示されているものは第2階層の第2条件812である。たとえば、第1条件811の「虐待」が判明しているものとし、ユーザが「虐待」に対応する箇所のチェックボックスにチェックを入力したとする。
すると、図5の条件データ501−1に示すように、条件IDが「100000」となる。そして、図6に示すように、条件ID「100000」に対応するタスクデータ601−1,601−2が選択されて、タスク820が表示される。タスク820には、現時点において、わかっている条件の範囲でユーザが行うべき行動が表示される。タスク820には、項番821が対応して表示されている。項番821は、○−△で表される。○は階層(ノード)を示し、△は階層ごとのタスクの番号を示す。
図9は、表示画面の一例(その2)を示す説明図である。図9において、表示画面910には、第1階層の条件の入力に加え、さらに、第2階層の条件として「高齢者」に対応する箇所のチェックボックスにチェックを入力したとする。すると、図5の条件データ501−2に示すように、条件IDが「110000」となる。そして、図6に示すように、条件ID「110000」に対応するタスクデータ601−3,601−4が選択されて、タスク820に加えて、タスク911が表示される。
この表示画面910から、さらにユーザが第3階層の条件として「障害」に対応する箇所のチェックボックスにチェックを入力したとすると表示画面920に遷移する。表示画面920では、条件データ501−3に示すように、条件IDが「111000」となる。そして、条件ID「111000」に対応するタスクデータ(不図示)が選択されて、タスク921が表示される。タスク911,921には、各時点において、わかっている条件の範囲でユーザが行うべき行動が表示される。
図10は、表示画面の一例(その3)を示す説明図である。図10において、表示画面1000には、項番821と、実行結果1002とが表示されている。実行結果1002は、ユーザによって入力され、各階層のタスクに対応して記憶される。たとえば、図10の実行結果1002は、たとえば、タスクデータ601−1(図6参照)の「対象となる方の安全をヒアリング」に対してユーザが実行して入力した結果を示している。
タスクデータ601−1が条件ID「100000」に対応しているため、実行結果1002の内容は、条件「ID100000」に対応付けられて結果DB700(図7参照)に記憶される。このように、ユーザから入力された実行結果1002は、対応する条件IDに対応付けられる。これにより、どの段階(ノード)における実行結果1002であるのかが、後々にユーザが容易に判別することができるようになっている。
また、たとえば、次の条件を受け付ける前にユーザから実行結果1002を受け付けると、受け付けた実行結果1002は現在ノード(条件ID)と対応付けて結果DB700が記憶する。また、次の条件を受け付けた後にユーザから実行結果1002を受け付ける場合、たとえば、第3階層まで進んだ後に、図10に示すように第1階層の実行結果1002を受け付ける場合もある。この場合、ユーザが項番1−1の画面を選択して、すなわち、ユーザがノード(条件ID)を指定して、指定したノードに対応付けられているタスクの実行結果1002を受け付けることとなる。情報処理装置300は、ユーザが指定したノード(条件ID)と実行結果1002とを関連付けて結果DB700に記憶する。
(情報処理装置が行う画面表示処理の一例)
図11は、情報処理装置が行う画面表示処理の一例を示すフローチャートである。図11に示すように、情報処理装置300は、たとえば、図8に示した表示画面800において、条件の入力を受け付けたか否かを判定する(ステップS1101)。情報処理装置300は、条件の入力を受け付けるまで待機する(ステップS1101:No)。条件の入力を受け付けると(ステップS1101:Yes)、情報処理装置300は、条件DB500(図5参照)およびタスクDB600(図6参照)を参照する(ステップS1102)。そして、たとえば、図8のタスク820のように、受け付けた条件に対応するタスク(提示情報)を表示する(ステップS1103)。
次に、情報処理装置300は、たとえば、図10に示した表示画面1000において、ユーザからタスクに対応する実行結果(結果情報)を受け付けたか否かを判定する(ステップS1104)。タスクに対応する実行結果を受け付けない場合(ステップS1104:No)、情報処理装置300は、ステップS1106に移行する。タスクに対応する実行結果を受け付けた場合(ステップS1104:Yes)、情報処理装置300は、条件およびタスクに対応付けられているノードと実行結果とを関連付けて記憶する(ステップS1105)。
なお、ステップS1104において、実行結果を受け付けたものの、たとえばユーザが自らの判断で行動した実行結果であり、タスクに対応しない実行結果である場合には、実行結果と現在ノードとを関連付けて記憶する。また、たとえば、次の条件を受け付けた後に結果情報を受け付けた場合には、受け付けた結果情報と、結果情報ととともに受け付けたタスクに対応するノードを特定するためのノード情報とを、関連付けて記憶する。
次に、情報処理装置300は、たとえば図9の表示画面910に示したように、追加の条件を受け付けたか否かを判定する(ステップS1106)。追加の条件を受け付けた場合(ステップS1106:Yes)、情報処理装置300は、条件を追加し(ステップS1107)、ステップS1102に移行する。ステップS1106において、追加の条件を受け付けない場合(ステップS1106:No)、情報処理装置300は、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
(知識構造のメンテナンス方法の一例)
図12は、実施の形態にかかるメンテナンス方法の一実施例を示す説明図である。階層知識ベース100の構成については、図1と同様であるため、同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。図12に示す各条件Cや、タスクTは、実行結果と対応付けられて記憶されている。階層知識ベース100上において、ノード111,112,113の位置や、タスクTの内容は、ユーザがメンテナンスすることが可能になっている。以下に、具体的なメンテナンス手法について詳述する。
(上位の要素のメンテナンス)
図13は、上位の要素のメンテナンスの一例を示す説明図である。図13において、問題が見つかったのはノードBに対応する条件およびタスクとする。なお、問題が見つかったノードとは、たとえば、ユーザが入力した実行結果を基に、後日ユーザが検討した結果、階層知識ベース100上の位置が不適切であったり、タスクとの関連付けが不適切であったりするノードである。図13において、問題が見つかったのはノードBに対応する行動とする。また、図13においては、ノードAを「生活保護」とし、ノードBを「障害者」とし、ノードDを「福祉案件」とする。
(ノードの追加)
問題が見つかったのはノードBに対応するタスクであるものの、ユーザが検討した結果、本来、ノードAとノードBとの間にもう一つノードが必要であると判断した場合には、元の構造1300に、ノードAとノードBとの間に新しいノードEを追加する。このように、ノードEにおける条件とタスクを追加することができ、構造1301に修正できる。具体的には、ユーザが検討した結果、ノードBの前に「高齢者」のノードEが必要であると判断したとする。この場合、新しくノードEを追加して、条件とタスクを入力することができる。
(ノードの修正)
ユーザが検討した結果、ノードAにおける実行結果が原因であると判断した場合には、ノードAの条件やタスクを修正することにより、ノードAをノードA’にした構造1302に修正できる。具体的には、ユーザが検討した結果、ノードAで行っておくべき行動が実行されていないためにノードBにおいて問題が見つかったと判断した場合、ノードAのタスクを修正する。
(ノードの削除)
ユーザが検討した結果、ノードAにおける実行結果が原因であり、ノードAが不要であると判断したとする。この場合には、ノードAを削除、またはノードAを他のノードに吸収し、吸収したノードの条件やタスクを修正することにより、構造1303に修正できる。具体的には、ユーザが検討した結果、ノードAにおいて「障害」として行動を分離する必要がなかったと判断した場合、たとえば、ノードAをノードDに吸収させて、ノードDのタスクを修正する。
(並列の要素のメンテナンス)
図14は、並列の要素のメンテナンスの一例を示す説明図である。図14において、問題が見つかったのはノードBに対応する行動とする。また、図14においては、ノードAを「生活保護」とし、ノードBを「高齢者」とする。
(ノードの追加)
ユーザが検討した結果、新しい条件の追加がふさわしいと判断した場合には、元の構造1400のノードAの子ノードとしてノードEを追加し、ノードEにおける条件とタスクを追加する。これにより、元の構造1400を構造1401に修正できる。具体的には、ユーザが検討した結果、ノードAの「生活保護」とノードBの「高齢者」に対応する行動として他が、「夫婦」の行動として対応する必要があると判断したとすると、新しく「夫婦」のノードEを追加して条件とタスクを入力することができる。
(ノードの修正)
ユーザが検討した結果、ノードBを修正して対応すると判断した場合には、ノードBを修正することにより、元の構造1400を構造1402に修正できる。具体的には、実行結果の入力時に、必要なタスクが足りなかったため、独自に考えた行動を実行して入力したとする。ユーザが検討した結果、この行動は必須であると判断したので、ノードBに、この行動に対応するタスクを追加して、ノードBをノードB’に修正する。
(ノードの削除)
ユーザが検討した結果、ノードBが不要であると判断した場合、ノードBを削除、またはノードBを他のノードに吸収し、吸収したノードの条件やタスクを修正する。これにより、元の構造1400を構造1403に修正できる。具体的には、ユーザが検討した結果、ノードBにおける行動はノードBにおいて実行する必要はなく、ノードAにおいて実行した方がよいとわかったとする。この場合、ノードBを削除してノードAに吸収させる。
(下位の要素のメンテナンス)
図15は、下位の要素のメンテナンスの一例を示す説明図である。図15において、問題が見つかったのはノードBに対応する行動とする。また、図15においては、ノードAを「生活保護」とし、ノードBを「障害者」とし、ノードDを「障害者」とする。
(ノードの追加)
ユーザが検討した結果、新たな条件を持った子ノードが必要であると判断した場合には、元の構造1500のノードBの子ノードとしてノードEを追加する。これにより、元の構造1500を構造1501に修正できる。具体的には、ユーザが検討した結果、ノードAの「生活保護」と、ノードBの「高齢者」について、次の条件としてノードDの「障害者」しかなかったものの、障害者以外の人であるノードEが必要であることがわかったとする。この場合、ノードEを追加する。
(ノードの修正)
ユーザが検討した結果、ノードBの時点におけるタスクが原因であると判断した場合には、ノードBの子ノードであるノードDの条件やタスクを修正できる。これにより、元の構造1500を構造1502に修正できる。具体的には、ユーザが検討した結果、ノードDの「障害者」であることが確定してから行うべき行動であるにもかかわらず、ノードBにおいて、障害者を対象とする前に障害者を対象とする行動を開始していると判断した。この場合、ノードBの子ノードであるノードDのタスクについて、「障害者」であることが確定してから行うべきタスクに修正することにより、ノードDをノードD’に修正する。
(ノードの削除)
ユーザが検討した結果、ノードDが不要であると判断した場合には、ユーザの操作によりノードDを削除する。これにより、元の構造1500を構造1503に修正できる。具体的には、ユーザが検討した結果、ノードAの「生活保護」およびノードBの「高齢者」ということしかわからない段階で、障害者のみを対象として行動を開始しており、この行動が障害者以外の人も対象とした方がよいと判断した。この場合、ノードDの条件分けを行う必要がない。そのため、ノードDを削除し、ノードDにおけるタスクを、ノードBにおいて高齢者とわかった時点で行うタスクとしてノードBに吸収させる。
(メンテナンス時の表示画面の一例)
図16Aおよび図16Bは、メンテナンス時の表示画面の一例を示す説明図である。図16Aおよび図16Bにおいて、(1)には、テンプレート1600上に各条件のタスク1601と、実行結果1602とが表示されている。(1)に示すように、各条件のタスク1601には、対応する実行結果1602が関連付けられて表示されている。タスク1601と実行結果1602とについて、一つ一つユーザによってマッチングが確認される。
ユーザがマッチングの確認を行った結果、たとえば(2)に示すように、テンプレート1600にはない実行結果1602、すなわち、タスク1601に対応するノードとは関連付けられていない実行結果1602があったとする。
(3)は、上位の要素、並列の要素または下位の要素のいずれかを対象としてメンテナンスを行うか、さらには、メンテナンスの種別として、追加、修正または削除のいずれを行うか、の選択画面1620を示している。選択画面1620において、ユーザがいずれかを選択すると、(4)に遷移する。
(4)に示す画面1630において、ユーザの入力によって、条件やタスクの修正が可能になっている。画面1630には、修正する条件、元のテンプレートが示すタスク、および、テンプレートにはない行動が表示されている。追加、修正、削除、移動、の操作ボタンをユーザが選択することにより、テンプレートにない行動を条件やタスクに対応付けられているノードと関連付けることができる。
これにより、たとえば、実行結果1602が受け付けられたときの現在ノードを実行結果1602と関連付けて新たに条件を設定したり、実行結果1602に対応する行動を促す新たなタスクを設定したりすることができる。なお、行動が実行されずに、(2)において、ユーザによって入力されず空欄の実行結果1602がある場合も同様に、(3)、(4)において、条件やタスクの修正を行うことが可能である。
(テンプレートを編集する際のイメージの一例)
図17は、テンプレートを編集する際のイメージの一例(その1)を示す説明図である。図18は、テンプレートを編集する際のイメージの一例(その2)を示す説明図である。図17において、ユーザが修正したいテンプレートを呼び出す操作を行うことにより、情報処理装置300のディスプレイには、表示画面1700が表示される。表示画面1700において、ユーザがケース呼び出しのボタン1701を選択すると、表示画面1710または表示画面1720に遷移する。
表示画面1710には、条件およびタスクを示すテンプレートが表示される。表示画面1710において、タスクは、項番(条件)ごとに色分けされている。表示画面1720には、項番(条件)に関連付けられた実行結果が表示されている。表示画面1720において、実行結果は、項番(条件)ごとに色分けされているため、表示画面1710の色分けされているタスクに対応する。そのため、条件やタスクと実行結果との対応関係をユーザが一見して把握できるように表示される。
たとえば、図18に示すように、追加したいテンプレートの項目名をユーザが入力して、「新規項目を追加」を示すボタン1801を操作すると、新しくタスクが作成される。また、ユーザが動かしたい項目のチェックボックス1802にチェックを入れ、移動ボタン1803を操作することにより、各条件および各タスクを移動することができる。ユーザが、「保存終了」を示すボタン1804を操作すると、表示画面1710の内容を保存して終了する。
このように、条件およびタスクを修正することによってテンプレートを修正したり、新たに条件およびタスクを作成することによって新たにテンプレートを作成したりすることができる。これにより、知識構造を適宜メンテナンスすることができる。
(情報処理装置が行うメンテナンス処理の一例)
図19は、情報処理装置が行うメンテナンス処理の一例を示すフローチャートである。図19において、情報処理装置300は、条件と記録の画面表示処理(図20参照)を実行する(ステップS1901)。次に、情報処理装置300は、ユーザからの入力に基づく知識構造の修正処理(図21Aおよび図21B参照)を実行し(ステップS1902)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
(条件と記録の画面表示処理の一例)
図20は、情報処理装置が行う条件と記録の画面表示処理の一例を示すフローチャートである。図20において、情報処理装置300は、条件のリストLを作成する(ステップS2001)。次に、情報処理装置300は、リストLから条件lnを1つ読み込むとともに(ステップS2002)、条件lnのノードと関連付けられている実行結果を読み込む(ステップS2003)。なお、条件lnのノードと実行結果との関連付けは、図11の画面表示処理において行われる(図11のステップS1105参照)。
そして、情報処理装置300は、条件lnと実行結果とを関連付けて表示する(ステップS2004)。実行結果は、たとえば、条件lnのみならずタスクにも関連付けて表示される(図17の表示画面1710および表示画面1720参照)。次に、情報処理装置300は、全ての実行結果を読み込んだか否かを判定する(ステップS2005)。全ての実行結果を読み込んでいない場合(ステップS2005:No)、情報処理装置300は、ステップS2003に移行する。全ての実行結果を読み込んだ場合(ステップS2005:Yes)、情報処理装置300は、全ての条件lnを読み込んだか否かを判定する(ステップS2006)。
全ての条件lnを読み込んでいない場合(ステップS2006:No)、情報処理装置300は、ステップS2002の処理に移行させる。全ての条件lnを読み込んだ場合(ステップS2006:Yes)、情報処理装置300は、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
(知識構造の修正処理の一例)
図21Aおよび図21Bは、情報処理装置が行う知識構造の修正処理の一例を示すフローチャートである。図21Aおよび図21Bにおいて、情報処理装置300は、修正を受け付けたか否かを判定する(ステップS2101)。修正を受け付けない場合(ステップS2101:No)、情報処理装置300は、本フローチャートによる一連の処理を終了する。修正を受け付けた場合(ステップS2101:Yes)、情報処理装置300は、受け付けた修正が上位の要素の修正であるか否かを判定する(ステップS2102)。
上位の要素の修正である場合(ステップS2102:Yes)、受け付けた修正が追加の方針であるか否かを判定する(ステップS2103)。追加の方針ではない場合(ステップS2103:No)、情報処理装置300は、ステップS2105の処理に移行する。追加の方針である場合(ステップS2103:Yes)、対象ノードと対象ノードの親ノードとの間に新ノードを追加する(ステップS2104)。対象ノードとは、問題が見つかったノードである。
次に、情報処理装置300は、受け付けた修正が上位の要素についての修正の方針であるか否かを判定する(ステップS2105)。修正の方針ではない場合(ステップS2105:No)、情報処理装置300は、ステップS2107の処理に移行させる。修正の方針である場合(ステップS2105:Yes)、情報処理装置300は、対象ノードの親ノードを修正する(ステップS2106)。
次に、情報処理装置300は、受け付けた修正が削除の方針であるか否かを判定する(ステップS2107)。削除の方針ではない場合(ステップS2107:No)、情報処理装置300は、ステップS2101の処理に移行させる。削除の方針である場合(ステップS2107:Yes)、対象ノードの親ノードのさらに親ノードと、対象ノードとを繋ぐリンクを作成する(ステップS2108)。そして、情報処理装置300は、対象ノードの親ノードを削除し(ステップS2109)、ステップS2101に移行させる。
ステップS2102において、受け付けた修正が上位の要素の修正ではない場合(ステップS2102:No)、情報処理装置300は、受け付けた修正が並列の要素の修正であるか否かを判定する(ステップS2110)。並列の要素の修正である場合(ステップS2110:Yes)、情報処理装置300は、受け付けた修正が追加の方針であるか否かを判定する(ステップS2111)。
追加の方針ではない場合(ステップS2111:No)、情報処理装置300は、ステップS2113の処理に移行させる。追加の方針である場合(ステップS2111:Yes)、対象ノードに並列する新ノードを追加する(ステップS2112)。
次に、情報処理装置300は、受け付けた修正が並列の要素についての修正の方針であるか否かを判定する(ステップS2113)。修正の方針ではない場合(ステップS2113:No)、情報処理装置300は、ステップS2115の処理に移行させる。修正の方針である場合(ステップS2113:Yes)、情報処理装置300は、対象ノードを修正する(ステップS2114)。
次に、情報処理装置300は、受け付けた修正が削除の方針であるか否かを判定する(ステップS2115)。削除の方針ではない場合(ステップS2115:No)、情報処理装置300は、ステップS2101の処理に移行させる。削除の方針である場合(ステップS2115:Yes)、対象ノードの親ノードと、対象ノードの子ノードとを繋ぐリンクを作成する(ステップS2116)。さらに、情報処理装置300は、対象ノードを削除し(ステップS2117)、ステップS2101に移行させる。
ステップS2110において、受け付けた修正が並列の要素の修正ではない場合(ステップS2110:No)、すなわち、受け付けた修正が下位の要素の修正である場合、受け付けた修正が追加の方針であるか否かを判定する(ステップS2118)。
追加の方針ではない場合(ステップS2118:No)、情報処理装置300は、ステップS2120の処理に移行させる。追加の方針である場合(ステップS2118:Yes)、対象ノードに子ノードを追加する(ステップS2119)。
次に、情報処理装置300は、受け付けた修正が下位の要素についての修正の方針であるか否かを判定する(ステップS2120)。修正の方針ではない場合(ステップS2120:No)、情報処理装置300は、ステップS2122の処理に移行させる。修正の方針である場合(ステップS2120:Yes)、情報処理装置300は、子ノードを修正する(ステップS2121)。
次に、情報処理装置300は、受け付けた修正が削除の方針であるか否かを判定する(ステップS2122)。削除の方針ではない場合(ステップS2122:No)、情報処理装置300は、ステップS2101の処理に移行させる。削除の方針である場合(ステップS2122:Yes)、対象ノードの子ノードのさらに子ノードと、対象ノードとを繋ぐリンクを作成する(ステップS2123)。さらに、情報処理装置300は、対象ノードの子ノードを削除し(ステップS2124)、ステップS2101に移行させる。
以上説明したように、本実施の形態では、木構造データのノードごとに条件と提示情報とを記憶するDB301を用いることにより、ユーザから条件を受け付けるごとに、条件の受け付け順序に応じた提示情報を段階的に提示することができる。したがって、各段階においてユーザが実行すべき内容を示す提示情報を提示することができ、これにより、ユーザは各段階において適した行動をとることができる。このため、ユーザが段階的に行動を実施する業務を支援することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、情報処理装置300は、木構造データのノードごとに、木構造データの最上位ノードからノードまでの経路に応じた提示情報をDB301に記録するようにした。これにより、条件の組み合わせと条件の順序に応じた提示情報を記憶することができる。したがって、各段階においてユーザがわかっている範囲内の条件を入力することによって、ユーザが実行すべき内容の提示情報を段階的に提示することができる。
また、本実施の形態では、親ノードの提示情報に基づいてユーザが行動することにより得ることが可能な条件が対応付けられた子ノードを含む木構造データを用いた。したがって、提示情報に基づいてユーザが行動することによって、ユーザはさらに次の条件を得ることができる。つまり、各段階においてすべき行動を順次教示し、最下位のノードの提示情報を提示させ、全ての行動を実行させることが可能である。たとえば、初心者や中級者に効率よく業務を遂行させることができるとともに業務を完遂させることができる。
また、情報処理装置300は、ユーザの行動結果を示す結果情報をユーザから受け付け、結果情報と提示情報に対応するノードとを対応付けてDB301に記憶させるようにした。つまり、提示情報と、この提示情報に基づいて行動した結果情報とを、対応付けてDB301に記憶させる。これにより、後々に、ユーザの行動結果に対応するノードの配置や提示情報の内容が適切であるかといったことを、ユーザが検証することができる。
また、情報処理装置300は、ユーザの行動結果を示す結果情報を、次の条件を受け付ける前にユーザから受け付けた場合、受け付けた結果情報を現在ノードと対応付けてDB301に記憶させるようにした。したがって、提示情報の手順にしたがって行動するユーザの入力操作の効率化を図ることができる。
また、情報処理装置300は、ノードに関する情報の出力要求を受け付けた場合に、少なくとも結果情報を含むノードに関する情報を出力するようにした。したがって、ノード毎にユーザの行動を確認することができる。
また、情報処理装置300は、ノードに関する情報が出力された後に、ユーザから受け付けた木構造データに関する変更の指示に基づいて、DB301の木構造データを変更するようにした。したがって、ユーザは、ノードに関する情報を基に、ノードの追加や削除、提示情報の修正など、ユーザの行動結果を基に修正対象となる箇所のみを修正することができる。このように、ユーザの行動結果に応じて木構造データを修正することにより、ユーザの利便性をより向上させることができる。
また、たとえば、サービス業務においては、顧客に対応していく過程において、次第に各種条件が明らかになっていくことがある。たとえば、最初は「虐待の可能性あり」というように、一部の情報だけが明らかであったものの、顧客に対応していくうちに「高齢者」といった他の条件が明らかになり、新たに対応すべきことが増えていくことがある。
ここで、様々な状況に対応できるマニュアルを作成したとすると、たとえば、複数の作業員からの報告結果をまとめるなど多大な工数がかかり、また、一度マニュアルを作成しても、状況変化などによってマニュアルが陳腐化する。なお、状況変化に対応したマニュアルを整備したとすると、定期的に整備する必要があるだけでなく、多大な工数がかかる。
これに対して、本実施の形態では、次第に条件が明らかになる順番に応じた提示情報を段階的に提示することができる。また、ユーザの行動結果を基に木構造データを容易に修正することができる。
なお、本実施の形態で説明した情報処理方法は、たとえば、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、このプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布されてもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)木構造データのノードごとに条件と提示情報とを記憶するデータベースにアクセス可能なアクセス部と、
ユーザから条件を受け付ける受付部と、
前記受付部によって条件が受け付けられるごとに、前記木構造データの現在ノードに対応する子ノードのうちの、前記受付部によって受け付けられた条件に対応する子ノードを特定し、特定した子ノードの提示情報を前記アクセス部を介して取得する取得部と、
前記取得部によって取得された提示情報を出力する出力部と、
前記現在ノードを、前記特定された条件に対応する子ノードに変更する変更部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
(付記2)前記データベースは、前記木構造データのノードごとに、前記木構造データの最上位ノードから前記ノードまでの経路に応じた提示情報を記録することを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)前記木構造データは、第1ノードと、前記第1ノードの子ノードであって、前記第1ノードの提示情報に基づいてユーザが行動することにより得ることが可能な条件が対応付けられた第2ノードと、を含むことを特徴とする付記1または2に記載の情報処理装置。
(付記4)前記受付部は、前記出力部によって出力された提示情報に基づくユーザの行動結果を示す結果情報をユーザから受け付け、
前記アクセス部は、前記受付部によって受け付けられた結果情報を、前記木構造データのうちの、前記出力された提示情報に対応するノードと対応付けて前記データベースに記憶させることを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記5)前記受付部は、前記出力部によって出力された提示情報に基づくユーザの行動結果を示す結果情報を、次の条件を受け付ける前にユーザから受け付け、
前記アクセス部は、前記受付部によって受け付けられた結果情報を、前記木構造データのうちの現在ノードと対応付けて前記データベースに記憶させることを特徴とする付記4に記載の情報処理装置。
(付記6)前記受付部は、前記結果情報と、前記出力された提示情報に対応するノードを特定可能なノード情報と、をユーザから受け付け、
前記アクセス部は、前記受付部によって受け付けられた結果情報を、前記木構造データのうちの、前記ノード情報によって特定されるノードと対応付けて前記データベースに記憶させることを特徴とする付記4に記載の情報処理装置。
(付記7)前記受付部は、ノードに関する情報の出力要求を受け付け、
前記取得部は、前記受付部によって出力要求が受け付けられた場合に、少なくとも前記結果情報を含む、前記木構造データに含まれるノードに関する情報を前記アクセス部を介して取得し、
前記出力部は、前記取得部によって取得されたノードに関する情報を出力することを特徴とする付記4〜6のいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記8)前記受付部は、前記出力部によって前記ノードに関する情報が出力された後に、前記木構造データに関する変更の指示をユーザから受け付け、
前記アクセス部は、前記受付部によって受け付けられた変更の指示に基づいて、前記データベースに前記木構造データを変更させることを特徴とする付記7に記載の情報処理装置。
(付記9)コンピュータに、
木構造データのノードごとに条件と提示情報とを記憶するデータベースにアクセス可能にし、
ユーザから条件を受け付け、
条件が受け付けられるごとに、前記木構造データの現在ノードに対応する子ノードのうちの、受け付けられた条件に対応する子ノードを特定し、特定した子ノードの提示情報を取得し、
取得された提示情報を出力し、
前記現在ノードを、前記特定された条件に対応する子ノードに変更する、
処理を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
(付記10)コンピュータが、
木構造データのノードごとに条件と提示情報とを記憶するデータベースにアクセス可能にし、
ユーザから条件を受け付け、
条件が受け付けられるごとに、前記木構造データの現在ノードに対応する子ノードのうちの、受け付けられた条件に対応する子ノードを特定し、特定した子ノードの提示情報を取得し、
取得された提示情報を出力し、
前記現在ノードを、前記特定された条件に対応する子ノードに変更する、
処理を実行することを特徴とする情報処理方法。
100 階層知識ベース
111,112,113 ノード
300 情報処理装置
301 DB
302 アクセス部
310 受付部
311 第1受付部
312 第2受付部
313 第3受付部
320 取得部
321 第1取得部
322 第2取得部
330 出力部
340 変更部
401 CPU
402 メモリ
403 ユーザインタフェース
404 通信インタフェース
500 条件DB
600 タスクDB
700 結果DB

Claims (7)

  1. 木構造データのノードごとに条件と、前記木構造データの最上位ノードから前記ノードまでの経路に応じた提示情報とを記憶するデータベースにアクセス可能なアクセス部と、
    ユーザから条件を受け付ける受付部と、
    前記受付部によって条件が受け付けられるごとに、前記木構造データの現在ノードに対応する子ノードのうちの、前記受付部によって受け付けられた条件に対応する子ノードを特定し、特定した子ノードの提示情報を前記アクセス部を介して取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された提示情報を出力する出力部と、
    前記現在ノードを、前記特定された条件に対応する子ノードに変更する変更部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記木構造データは、第1ノードと、前記第1ノードの子ノードであって、前記第1ノードの提示情報に基づいてユーザが行動することにより得ることが可能な条件が対応付けられた第2ノードと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記受付部は、前記出力部によって出力された提示情報に基づくユーザの行動結果を示す結果情報をユーザから受け付け、
    前記アクセス部は、前記受付部によって受け付けられた結果情報を、前記木構造データのうちの、前記出力された提示情報に対応するノードと対応付けて前記データベースに記憶させ、
    前記受付部は、ノードに関する情報の出力要求を受け付け、
    前記取得部は、前記受付部によって出力要求が受け付けられた場合に、少なくとも前記結果情報を含む、前記木構造データに含まれるノードに関する情報を前記アクセス部を介して取得し、
    前記出力部は、前記取得部によって取得されたノードに関する情報を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記受付部は、前記出力部によって出力された提示情報に基づくユーザの行動結果を示す結果情報を、次の条件を受け付ける前にユーザから受け付け、
    前記アクセス部は、前記受付部によって受け付けられた結果情報を、前記木構造データのうちの現在ノードと対応付けて前記データベースに記憶させることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記受付部は、前記出力部によって前記ノードに関する情報が出力された後に、前記木構造データに関する変更の指示をユーザから受け付け、
    前記アクセス部は、前記受付部によって受け付けられた変更の指示に基づいて、前記データベースに前記木構造データを変更させることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. コンピュータに、
    木構造データのノードごとに、条件と、前記木構造データの最上位ノードから前記ノードまでの経路に応じた提示情報と、を記憶するデータベースにアクセス可能にし、
    ユーザから条件を受け付け、
    条件が受け付けられるごとに、前記木構造データの現在ノードに対応する子ノードのうちの、受け付けられた条件に対応する子ノードを特定し、特定した子ノードの提示情報を取得し、
    取得された提示情報を出力し、
    前記現在ノードを、前記特定された条件に対応する子ノードに変更する、
    処理を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
  7. コンピュータが、
    木構造データのノードごとに、条件と、前記木構造データの最上位ノードから前記ノードまでの経路に応じた提示情報と、を記憶するデータベースにアクセス可能にし、
    ユーザから条件を受け付け、
    条件が受け付けられるごとに、前記木構造データの現在ノードに対応する子ノードのうちの、受け付けられた条件に対応する子ノードを特定し、特定した子ノードの提示情報を取得し、
    取得された提示情報を出力し、
    前記現在ノードを、前記特定された条件に対応する子ノードに変更する、
    処理を実行することを特徴とする情報処理方法。
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