JP6200945B2 - 帯域幅抑圧を増加した音響構造 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、特定の音源から出る雑音を減衰するために使用される音響構造に関する。より詳細には、本発明は、航空機のエンジンにより生成される低周波雑音などの、比較的低い周波数の雑音を含む広範囲の雑音周波数を減衰することが可能な、比較的薄い音響構造を提供することを対象とする。
特定の音源により生成された過剰な雑音に対処する最良のやり方は、雑音を音源で処理することであると広く認識されている。これは、典型的には、雑音源の構造に音響的な制動構造(音響処置)を追加することにより達成される。1つの特に問題な雑音源は、ほとんどの旅客用航空機で使用されるジェット・エンジンである。音響処置は、典型的には、エンジン吸気口、エンジン室、排気構造に組み込まれる。これらの音響処置は、エンジンにより生成された音のエネルギに対して音響インピーダンスを作り出す数百万個の孔を有する、比較的薄い音響材料又は格子を含む、音響共振器を含む。
ハニカムは、比較的強く軽量であるので、航空機又は航空宇宙機での使用に普及している材料であった。エンジン用のエンジン室などの音響用途で、音響材料がハニカム構造に加えられ、そのため、ハニカム・セルは、エンジンから離れて位置する端部に音響的に閉じられ、エンジンに最も近く位置する端部では多孔質の被覆で覆われる。このやり方でハニカム・セルを音響材料で閉じることによって、雑音の減衰、制動又は抑圧を実現する音響共振器ができる。音響隔壁も、共振器に追加の雑音減衰特性を実現するために、ハニカム・セルの内部に通常配置される。
音響エンジニアが直面する基本的な問題は、エンジン室を可能な限り薄く軽量に作る一方、ジェット・エンジンにより生成される雑音の全範囲にわたって、音波周波数の適切な抑圧又は制動を実現することである。この基本的な設計上の問題は、大型のジェット・エンジンのより新しいモデルにおける傾向では、より低い周波数でさらなる雑音を生成するという事実によって複雑化している。新しいエンジン設計では、より少ないファン・ブレードを使用する傾向があり、このことによって、より遅い速度でより多くのバイパス空気を生成する。このことによって、より低い周波数を有するエンジン雑音を生成する結果となる。
所与のハニカム・セル又は共振器により制動される雑音の特定の周波数は、セルの深さに直接関係する。一般的に、雑音の周波数が低くなると、適切な制動又は抑圧を実現するために、セルの深さが深くならなければならない。2.54cm(1インチ)以下程度のセル深さを有する比較的薄いエンジン室は、ジェット・エンジンにより生成される、より高い周波数範囲を吸収するのに適切である。しかし、より新しいジェット・エンジンにより生成されているより低い周波数を吸収するために、6.35cm(2.5インチ)以上程度の音響セル又は共振器深さが要求される。
より低い周波数のジェット雑音を吸収する問題を解決する1つの手法は、単にエンジン室をより深いセルで構築することである。しかし、このことによって、エンジン室のサイズ及び重さが増加する結果となり、このことは、可能な限り薄く軽量なエンジン室を実現するという設計目標とは逆である。加えて、低周波雑音を吸収するために要求されるエンジン室の重さ及びサイズの増加は、特に、エンジン室のサイズ及び重さが主要な工学的設計における検討事項である、より大きい航空機エンジンにとって受け入れられない可能性がある。
エンジン室の音響構造の厚み又は重さを増加させることなく、より広範囲の雑音周波数を音響構造が抑圧することが可能である、エンジン用のエンジン室及び他の音響構造を設計する必要が現在ある。
本発明によれば、単独で利用されるいずれかの音響セルの有効音響長又は有効共振器長の最大2倍の有効音響長又は有効共振器長を有する音響セルの対を形成するため、ハニカム・セルを一緒に音響的に結合することにより、エンジン室又は他のタイプの音響構造の帯域幅又は音響範囲を増加させることが可能であることが発見された。有効共振器長をこうして増加することによって、エンジン室の厚み又は重さを増加させることなく、比較的低い雑音周波数を吸収することが可能なエンジン室又は音響構造が作られる。
本発明は、一般的には音響構造を対象とし、詳細には航空機エンジン用のエンジン室を対象とする。本発明による音響構造は、雑音源に最も近くに配置される第1の縁部、及び雑音源から離れて配置される第2の縁部を有するハニカムを含む。ハニカムは複数の第1の音響セルを含み、第1の音響セルの各々は、第2の音響セルと共通の壁を共用する。第1の音響セルの各々は、ハニカムの第2の縁部に、又は第2の縁部の近くに配置される、第1の音響障壁により終端される。第2の音響セルは、ハニカムの第2の縁部に、又は第2の縁部の近くにやはり配置される、第2の音響障壁により終端される。
本発明の特徴として、セルを一緒に音響的に結合するため、第1の音響セルと第2の音響セルの間の共通の壁の中に、音響経路が配置される。音響経路は、ハニカムの第1の縁部と第1及び第2の音響障壁の間に配置される。第3の音響障壁が第2の音響セルの中に設けられ、ハニカムの第1の縁部において、又はハニカムの第1の縁部と音響経路の間で、第2の音響セルの音響的な終端を実現する。音響セルの結合及び音響障壁が、第1の音響セル、並びに第2の音響障壁と第3の音響障壁の間に配置される第2の音響セルの部分を含む、第1の雑音減衰ゾーンを実現する。結果として、第1の雑音減衰ゾーン又は共振器は、ハニカムの深さの最大2倍となることができる有効音響長を有する。
本発明のさらなる特徴として、ハニカムの第1の縁部と音響経路の間の位置に、第3の音響障壁を配置することによって、第3の音響障壁とハニカムの第1の縁部の間の距離に等しい長さを有する第2の雑音減衰ゾーンを実現する。結果として、第2の雑音減衰ゾーン又は共振器は、ハニカムの深さよりも短い有効音響長を有する。
第1及び第2の雑音減衰ゾーンについての多種多様な有効音響長は、結合した音響セルの所与の対について、第3の音響障壁とハニカムの第1の縁部の間の距離を単に変えることにより達成することができる。本発明は、音響セルが全て同じ有効音響長を有し、セルを延長する唯一のやり方がハニカムの厚みを増加することである、従来型の音響ハニカムを超える著しい利点を提供する。
本発明によりセルを一緒に音響的に結合することによって、ハニカムの厚みの一部からハニカムの厚みの2倍以上までの範囲の有効音響長を有することができる、雑音減衰ゾーンが実現する。ハニカムの厚みよりも短い又は長い長さを有する音響セルを形成できることによって、音響ハニカム構造によって吸収することができる帯域幅又は周波数範囲を著しく増加させることが実現される。加えて、ハニカムの厚みを増やすことなくハニカム・セルを音響的に延長できることは、ハニカムを可能な限り薄くし、一方依然として、低周波数のジェット・エンジン雑音を制動することが可能な音響共振器を実現することが望ましい、ジェット・エンジンのエンジン室にとって特に有用である。
本発明の、上記及び多くの他の特徴並びに付随する利点は、以下の詳細な説明を参照し、添付の図面に関連して考慮されると、より良く理解されよう。
固体面板の前にあり、多孔質面板が音響ハニカムに接着されている、本発明による例示的な音響構造を示す図である。 エンジン雑音源の隣に位置するエンジン室の部分を示す図である。 セル間の音響経路を示す、部分的な音響ハニカムの斜視図である。 2つの隣接する音響セルを一緒に音響的に結合することにより形成される、第1及び第2の雑音減衰ゾーンの音響特性を示す概略図である。 第1及び第2の雑音減衰ゾーンの音響特性を示す、さらなる概略図である。 より低周波数の雑音制動を実現するため、ハニカム・セルを一緒に音響的に結合する例示的な配置を示す、音響ハニカムの略図である。 低周波数の雑音制動をやはり実現する、ハニカム・セルを一緒に結合する代替の例示的な構成を示す、音響ハニカムの略図である。 構造の厚みを増加させることなく、音響構造の低周波数の制動能力を増加させるため、音響セルを一緒に結合するさらなる例示的な構成を示す、音響ハニカムの別の略図である。
本発明による例示的な音響構造10の一部の、部分的な分解図が図1に示される。音響構造10は、多孔質面板14と固体音響障壁面板16の間に挟まれる、音響ハニカム12を含む。組み立てられた音響構造10は、図2に示され、矢印20により表されるような雑音を生成する雑音源18に隣接して配置される。本発明の音響構造は、多種多様な雑音源からの雑音を制動するために使用することができるが、音響構造は、航空機エンジン、特に民間航空機に使用される大型エンジンにより生成される雑音を制動するのに特に好都合である。したがって、図2中の10で示される音響構造は、典型的には、ターボファン・ジェット・エンジン18の中心核を囲むエンジン室の部分である。
図1〜図3に示されるように、ハニカム12は、雑音源18の最も近くに配置される第1の縁部22及び雑音源18から離れて配置される第2の縁部24を含む。本発明の特徴として、ハニカム12は、音響経路26によって一緒に結合され、音響的に結合したセルの対を形成するセル28及び30を含む。セル28と30の個別の対は、音響経路26が形成される共通の壁を共用する。各セル28は、第1の縁部22と第2の縁部24の間に延在するハニカム壁により画定される第1の音響セルとして見ることができる。各セル30は、第1の縁部22と第2の縁部24の間に延在するハニカム壁によりやはり画定される第2の音響セルとして見ることができる。固体面板16は、第1の音響セルにとっての第1の音響障壁32、及び第2の音響セルにとっての第2の音響障壁34としての役割を果たす。
音響障壁32及び34は、ハニカム12の第2の縁部24に沿って配置される単一の固体面板により設けられることが好ましいが、ハニカム・セル縁部から離れてハニカム・セル内に動かされた別個の固体挿入物で第1の音響障壁32及び第2の音響障壁34を形成することも可能である。ハニカムの第1の縁部22と第1の音響障壁32及び第2の音響障壁34の間に音響経路26が配置されるように、そのような別個の固体挿入物の位置決めがなされなければならない。
音響経路は、ハニカムの第2の縁部から離間された位置で、共通のセル壁内に配置することができる。しかし、図3に示されるように、音響経路は、閉じたアーチの形状の音響経路を設けるために固体面板16に向かって設置するアーチ形スロット26により形成されることが好ましい。共通セル壁内の開口が十分大きく、第1の音響セル28から第2の音響セル30に音波が経路を通って進むことが可能である限り、音響経路は多種多様な形状を有することができる。26で示されるタイプのアーチ形状又は他の外形の開口が好ましい。というのは、これらは、セル壁の疲労ひび割れの可能性を減らすからである。
本発明のさらなる特徴として、第3の音響障壁36が、第2の音響セル30の中に設けられる。第3の音響障壁36は、ハニカムの第1の縁部22に沿って配置することができる。しかし、第3の音響障壁36は、ハニカムの第1の縁部22から内向きに動かされた別個の固体挿入物により形成されることが好ましい。第2の音響セル30内へ音響障壁36を動かすことによって、下で議論されるような、追加の音響制動が実現する。
図4及び図5は、本発明にしたがって、音響経路26によって第1の音響セル28と第2の音響セル30が一緒に対にされるときに達成される、音響制動特性の概略図である。図4に示されるように、雑音20は、多孔質面板14を通ってハニカムに入る。音波は、矢印21により表されるように、第1の音響セル28を通って下に進んで、第1の音響障壁36に達し、そこで横方向に向けられて音響経路26を通る。第2の音響障壁34は、音波が第3の音響障壁36により止められるまで、音波が第2の音響セル30に戻って向けられるように、音波が逃げることを防止する。音響的に結合したセルは、異なる波長を有する雑音を制動又は妨げることが可能な、2つの雑音減衰ゾーン又は共振器を実現する。第1の雑音減衰ゾーンは、第1の音響セル28、及び第3の音響障壁36の下に配置される第2の音響セル30の部分により形成される。第1の雑音減衰ゾーンの有効音響長又は有効共振器長は、(h+h)である。第2の雑音減衰ゾーンは、第3の音響障壁36とハニカムの第1の縁部の間に配置される第2の音響セル30の部分により形成される。第2の減衰ゾーンの有効共振器長は、(h−h)である。
図5を参照すると、2つの雑音減衰ゾーン又は共振器が並んで概略的に示されており、第1の雑音減衰ゾーンは38で示され、第2の雑音減衰ゾーンは40で示される。2つのセルを一緒に音響結合することによって、他の共振器40よりも実質的に深い1つの共振器38を形成する。したがって、全てのセルが同じである音響構造を有する代わりに、本発明は、比較的低い雑音周波数を制動することが可能な1つの比較的長い又は深い音響共振器を有し、一方同時に、比較的高い周波数を有する雑音周波数を制動することが可能な第2の共振器を設けるという著しい利点を実現する。
追加の周波数制動及び減衰は、結合した音響セルのうちの1つ又は両方の中に、1つ又は複数の音響隔壁を含むことにより実現することができる。例えば、音響隔壁42が第1の音響セル28に含まれ、2自由度を有する減衰器を実現する。第2の音響隔壁44が任意選択で第2の音響セル30に含まれ、3自由度を有する減衰器を実現することができる。
音響隔壁は、任意の標準的な音響材料から作られ、それを使用して雑音減衰を実現しており、織り繊維と孔あきシートを挙げることができる。織り繊維音響隔壁の使用が好ましい。これらの音響材料は、典型的には、雑音減衰を実現するよう特に設計される、開口したメッシュ状の織物の比較的薄いシートとして提供される。音響材料は、モノフィラメント繊維から織られる、開口したメッシュ状の織物であることが好ましい。繊維は、ガラス、カーボン、セラミック又はポリマから構成することができる。ポリアミド、ポリエステル、ポリエチレン・クロロトリフルオロエチレン(ECTFE)、エチレン・テトラフルオロエチレン(ETFE)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフェニレン・サルファイド(PPS)、ポリフルオロエチレン・プロピレン(FEP)、ポリエーテル・エーテル・ケトン(PEEK)、ポリアミド6(ナイロン6、PA6)及びポリアミド12(ナイロン12、PA12)から作られるモノフィラメント・ポリマ繊維は、単なるいくつかの実例である。PEEKから作られる開口したメッシュ状の織物が、ジェット・エンジン用のエンジン室など、高温の用途に好ましい。例示的な隔壁は、米国特許第7,434,659号、第7,510,052号、及び第7,854,298号に記載される。レーザ・ドリル加工プラスチック・シート又はフィルムにより作られる隔壁も使用することができる。
隣接する音響セルが一緒に結合されて、第1及び第2の雑音減衰ゾーンを形成することができる、様々なやり方がある。可能なセル結合構成のいくつかの実例は、図6、図7、及び図8に示される。これらの図では、番号1であるセルが第1の音響セル28に対応し、番号2であるセルが第2の音響セル30に対応する。2つのセルを一緒に接続する音響経路は、中実のバー3として示される。
所望であれば、所与の音響構造のセルの全てが音響的に結合されて音響対を形成することができ、又は音響的に結合したセル対が、非音響的に結合したセルの間に分散することができる。いくつかの状況では、音響構造のうちの特定の部分のみが音響的に結合したセル対を含むことが望ましい。例えば、エンジン室を含む多くの音響構造では、任意の溜まった水を構造から排出することを可能にするために、構造の下部に配置されるハニカム・セル内の開口を含むことが慣例である。適切な排水経路を設けて、構造から水の全てを確実に排出するために、排出開口は、多数のハニカム・セルを一緒に相互接続する。そのような広範囲にわたって相互接続された排水開口を使用することは、2つの音響セルを一緒に結合するやり方により音響セルの有効長が増やされる本発明と調和しない。
本発明は、単に2つの隣接するセルを一緒に音響的に結合することに関して記載されてきた。所望であれば、2つのセルの音響的な結合に関して上に記載したのと同じやり方で、音響経路及び音響障壁を使用して、3つ以上の音響セルを一緒に音響的に連結することができる。3つ以上の音響セルを一緒に連結することは、ハニカムが比較的薄く、且つ/又は非常に低い周波数の雑音を制動するために、比較的長い共振器が要求されるような状況で正当化される。一緒に連結されるセルの数は、所望のハニカムの厚み及び減衰又は制動が求められる周波数範囲を併せて考慮することにより決定されることになる。
本発明は、2つのセルを一緒に結合することに焦点を当てている。なぜならば、ジェット・エンジンの雑音を制動するためのサイズ及び雑音周波数要件は、ハニカム構造が2つのセルの結合を含むエンジン室を使用することで、満たすことができるからである。例えば、大型民間ジェット・エンジンにより生成される下端の周波数範囲は、500〜2000Hzの範囲である。2.54cm〜5.08cm(1〜2インチ)程度の厚みを有するハニカムは、そのような低い周波数の雑音を制動する機能を有さないことが見い出された。しかし、セルを一緒に音響的に結合することにより、そのような低い周波数のエンジン雑音を抑圧することが可能な有効共振器長を得ることができる。
ハニカムを作るのに使用される材料は、金属、セラミックス及び複合材料を含む、音響構造に典型的に使用されるものの中のいずれかであってよい。例示的な金属としては、アルミニウム及びアルミニウム合金が挙げられる。例示的な複合材料としては、グラスファイバ、Nomex、及び適切なマトリックス樹脂を有するグラファイト又はセラミック・ファイバの様々な組合せが挙げられる。比較的高い温度(148.9℃〜204.4℃(300°F〜400°F))に耐えることができるマトリックス樹脂が好ましい。固体面板16を作るために使用される材料は、やはり、ハニカム構造を作るのに使用されるものと同じタイプの材料を典型的には含む、音響構造に一般に使用される固体面板材料のいずれかであってよい。ジェット・エンジン又は他の音源からの音波が音響セル又は共振器に入ることを可能にするのに構造内の孔又は穿孔が十分であるということを条件として、多孔質面板14を作るのに使用される材料は、やはり、そのような多孔質構造に一般に使用される材料のいずれかであってよい。
一般的に、ハニカム・セルは典型的には、0.3226cm〜6.452cm(0.05平方インチ〜1平方インチ)以上の範囲の断面積を有することになる。セルの深さ(ハニカムの厚み又はコアの厚み)は、一般的に、0.635〜7.62cm(0.25〜3インチ)以上の範囲となる。ジェット・エンジンのエンジン室では、ハニカム・セルは典型的には、約0.6152〜3.226cm(約0.1〜0.5平方インチ)の間の断面積及び約2.54〜5.08cm(約1.0〜2.0インチ)の間の深さを有することになる。本発明の例示的な利点として、厚みの範囲の下限(2.54cm(1.0インチ))のハニカム・セル深さを有するエンジン室は、厚みの範囲の上限(5.08cm(2.0インチ))の厚みを有するエンジン室により実現されるものと同じ低周波数雑音減衰又は抑圧を実現することができる。例えば、第1の音響障壁32及び第2の音響障壁34がハニカムの第2の縁部24に配置され、第3の音響障壁36がセル28と30の音響対の第2の音響セル30の内部0.635cm(0.25インチ)に配置される場合、結果として得られる音響セル対の有効長は、4.445cm(1.75インチ)及び0.635cm(0.25インチ)である。
特定の厚みで、最大2倍以上に有効共振器長を増加させるエンジン室を獲得できることは著しく有利である。というのは、このことによって、エンジン室を可能な限り薄く軽量にする一方で、ジェット・エンジン設計により生成されている比較的低い周波数の雑音を依然として制動できることが可能となるからである。加えて、第1の音響セルの有効音響長を延長するのに使用されないセル対の第2の音響セルの部分40によって、異なる(より高い)周波数における追加の雑音減衰を実現する。このことが、音響構造により効果的に抑圧することができる周波数の範囲(帯域幅)の増加を実現する。
前に言及したように、固体面板16がハニカムの第2の縁部を閉じるために使用されることが好ましい。この状況では、第1の音障壁32及び第2の音障壁34は、全て、ハニカムの第2の縁部に沿って配置される。本発明によれば、各音響対28及び30の第2の音響セル30内の第3の音響障壁36の位置を単に変化させることにより、抑圧することが可能な帯域幅又は周波数範囲を増加することが可能である。3つ以上のセルを一緒に音響的に連結し、これらの音響的に連結したセルを音響的に結合したセルと音響構造にわたって選択した位置で組み合わせることにより、帯域幅抑圧のさらなる増加を得ることさえできる。もちろん、単一の音響セル、音響的に結合したセル対、及び音響的に連結した3つのセルを含む、音響構造を実現することも可能である。
結合した音響セル対28及び30間の音響経路26のサイズを変化させることにより、雑音減衰のさらなる変更形態を達成することができる。音響経路のサイズは、結合したセル間の音響経路及び抑圧される雑音の周波数から生じる、共振器の有効長(第1の雑音減衰ゾーン)に基づいて選択される。
本発明の例示的な実施例をこのように記載してきたが、本明細書の開示は単に例示であり、様々な他の代替形態、適応例、及び変更形態が、本発明の範囲内でなされうることは、当業者には留意されるべきである。したがって、本発明は、上記の実施例によっては制限されず、以下の請求項によってのみ制限される。

Claims (15)

  1. 音源から生成される雑音を減らすための音響構造であって、
    前記音源に最も近く配置される第1の縁部及び第2の縁部を備えるハニカムであって、前記第1の縁部と第2の縁部の間に延在する複数の壁により画定される第1の音響セル、及び前記ハニカムの前記第1の縁部と第2の縁部の間にやはり延在する複数の壁により画定される第2の音響セルを備え、前記第1の音響セルと前記第2の音響セルが共通の壁を共用するハニカムと、
    前記第1の音響セルのための第1の音響障壁と、
    前記第2の音響セルのための第2の音響障壁と、
    前記第1の音響セルと前記第2の音響セルの間に音響経路を画定する、前記共通の壁内の面であって、前記音響経路が前記ハニカムの前記第1の縁部と前記第1及び第2の音響障壁の間に配置される面と、
    前記第2の音響セルのための第3の音響障壁であって、前記音響経路が前記第2の音響障壁と前記第3の音響障壁の間に配置されて、前記第1の縁部と前記第1の音響障壁の間に配置される前記第1の音響セルの部分及び前記第2の音響障壁と前記第3の音響障壁の間に配置される前記第2の音響セルの部分を備える第1の雑音減衰ゾーンを実現する、第3の音響障壁と
    を備え
    前記第3の音響障壁が前記ハニカムの前記第1の縁部から離れるように動かされ、そのため、前記第3の音響障壁、及び前記第3の音響障壁と前記第1の縁部の間に配置された前記第2の音響セルの部分が第2の雑音減衰ゾーンを形成する、音響構造。
  2. 前記共通の壁以外の、前記第2の音響セルの壁内に面が配置され、前記面が前記第2の音響セルと第3の音響セルの間にさらなる音響経路を画定し、前記さらなる音響経路が前記第3の音響障壁と前記第2の音響障壁の間に配置される、請求項1に記載の音響構造。
  3. 前記第1の音響障壁及び前記第2の音響障壁が、前記ハニカムの前記第2の縁部に配置される、請求項1に記載の音響構造。
  4. 音響的に多孔質の薄板が前記ハニカムの前記第1の縁部を覆う、請求項1に記載の音響構造。
  5. 少なくとも1つの音響隔壁が、前記第1の音響セル及び/又は前記第2の音響セル内に配置される、請求項1に記載の音響構造。
  6. 少なくとも1つの音響隔壁が、前記第1の音響セル及び前記第2の音響セル内に配置される、請求項に記載の音響構造。
  7. 前記音響構造がエンジン用のエンジン室である、請求項1に記載の音響構造。
  8. 請求項に記載の音響構造のエンジン室を備える航空機。
  9. 音源から生成される雑音を減らすための音響構造を作る方法であって、
    前記音源に最も近く配置される第1の縁部及び第2の縁部を備えるハニカムを設けるステップであって、前記ハニカムが、前記第1の縁部と第2の縁部の間に延在する複数の壁により画定される第1の音響セル、及び前記ハニカムの前記第1の縁部と第2の縁部の間にやはり延在する複数の壁により画定される第2の音響セルを備え、前記第1の音響セルと前記第2の音響セルが共通の壁を共用するステップと、
    前記第1の音響セルのための第1の音響障壁を設けるステップと、
    前記第2の音響セルのための第2の音響障壁を設けるステップと、
    前記第1の音響セルと前記第2の音響セルの間に音響経路を画定する、前記共通の壁内に面を形成するステップであって、前記音響経路が前記ハニカムの前記第1の縁部と前記第1及び第2の音響障壁の間に配置されるステップと、
    前記第2の音響セルのための第3の音響障壁を設けるステップであって、前記音響経路が前記第2の音響障壁と前記第3の音響障壁の間に配置されて、前記第1の縁部と前記第1の音響障壁の間に配置される前記第1の音響セルの部分及び前記第2の音響障壁と前記第3の音響障壁の間に配置される前記第2の音響セルの部分を備える第1の雑音減衰ゾーンを実現するステップと
    を含み、
    前記第3の音響障壁が前記ハニカムの前記第1の縁部から離れるように動かされ、そのため、前記第3の音響障壁、及び前記第3の音響障壁と前記第1の縁部の間に配置された前記第2の音響セルの部分が第2の雑音減衰ゾーンを形成する、音響構造を作る方法。
  10. 前記共通の壁以外の、前記第2の音響セルの壁内に面を配置するステップであって、前記面が前記第2の音響セルと第3の音響セルの間にさらなる音響経路を画定し、前記さらなる音響経路が前記第3の音響障壁と前記第2の音響障壁の間に配置されるステップを含む、請求項に記載の音響構造を作る方法。
  11. 少なくとも1つの音響隔壁を、前記第1の音響セル及び/又は前記第2の音響セル内に配置するステップを含む、請求項に記載の音響構造を作る方法。
  12. 少なくとも1つの音響隔壁を、前記第1の音響セル及び第2の音響セル内に配置するステップを含む、請求項11に記載の音響構造を作る方法。
  13. 前記音響構造がエンジン用のエンジン室である、請求項に記載の音響構造を作る方法。
  14. 雑音の音源から生成される前記雑音を減らすための方法であって、請求項1に記載の音響構造で、雑音の前記音源を少なくとも部分的に囲むステップを含む方法。
  15. 雑音の音源から生成される前記雑音を減らすための方法であって、雑音の前記音源がエンジンであり、前記音響構造がエンジン室である、請求項14に記載の方法。
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