JP6193366B2 - 仮想セルidのシグナリング - Google Patents

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Description

米国特許法第119条による優先権の主張
[0001]本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、2012年6月7日に出願された米国仮特許出願第61/656,895号の利益を主張する。
[0002]本開示のいくつかの態様は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、ダウンリンクチャネルのUE処理の向上を可能にするために、仮想セルID情報をシグナリングおよび受信するための方法に関する。
[0003]ワイヤレス通信システムは、音声、データなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅および送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例としては、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)/LTEアドバンストシステムおよび直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムがある。
[0004]概して、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末のための通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上での送信を介して1つまたは複数の基地局と通信する。順方向リンク(またはダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力、多入力単出力または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立され得る。
[0005]本開示の一態様では、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法が提供される。本方法は、概して、1つまたは複数の他のUEが使用するために利用可能な仮想セルIDのサブセットを判断することと、サブセットが仮想セルIDのより大きいセットから選択される、他のUEを対象とする物理リソースブロック(PRB:physical resource block)内の送信を検出するために、ブラインド検出またはブラインド復号のうちの少なくとも1つを実行するために仮想セルIDのサブセットを使用することと、PRB中でUEに送信された少なくとも1つのダウンリンクチャネルの処理を向上させるためにブラインド検出またはブラインド復号の結果を使用することとを含む。
[0006]本開示の一態様では、基地局(BS)によるワイヤレス通信のための方法が提供される。本方法は、概して、1つまたは複数のUEが使用するために利用可能な仮想セルIDのサブセットをシグナリングすることと、サブセットが仮想セルIDのより大きいセットから選択される、サブセットから選択された仮想IDを用いて1つまたは複数の個々のUEを構成することと、選択された仮想IDを使用して、同じ物理リソースブロック(PRB)中の複数のUEのためのダウンリンクチャネルを多重化することとを含む。
[0007]また、いくつかの態様は、本明細書で説明する方法を実行するための様々な手段、装置、およびコンピュータプログラム製品を提供する。
[0008]本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークの一例を概念的に示すブロック図。 [0009]本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおいてユーザ機器(UE)と通信している基地局の一例を概念的に示すブロック図。 [0010]本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおけるフレーム構造の一例を概念的に示すブロック図。 [0011]本開示の一態様による、例示的なサブフレームを示す図。 [0012]本開示のいくつかの態様による、UEによって実行された得る例示的な動作を示す図。 [0013]本開示のいくつかの態様による、基地局によって実行された得る例示的な動作を示す図。
[0014]本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のネットワークなど、様々なワイヤレス通信ネットワークのために使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA:universal terrestrial radio access)、cdma2000など、無線技術を実装し得る。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))、時分割同期CDMA(TD−SCDMA)、およびCDMAの他の変形態を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):global system for mobile communications)などの無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E−UTRA:evolved UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB:ultra mobile broadband)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS:universal mobile telecommunication system)の一部である。周波数分割複信(FDD:frequency division duplex)と時分割複信(TDD:time division duplex)の両方における3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE−A:LTE-Advanced)は、ダウンリンク上ではOFDMAを利用し、アップリンク上ではSC−FDMAを利用するE−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上記のワイヤレスネットワークおよび無線技術、ならびに他のワイヤレスネットワークおよび無線技術のために使用され得る。明快のために、本技法のいくつかの態様について以下ではLTE/LTEアドバンストに関して説明し、以下の説明の大部分でLTE/LTEアドバンスト用語を使用する。
[0015]図1に、LTEネットワークまたは何らかの他のワイヤレスネットワークであり得る、ワイヤレス通信ネットワーク100を示す。ワイヤレスネットワーク100は、いくつかの発展型ノードB(eNB)110と他のネットワークエンティティとを含み得る。eNBは、ユーザ機器(UE)と通信するエンティティであり、基地局、ノードB、アクセスポイントなどと呼ばれることもある。各eNBは、特定の地理的エリアに通信カバレージを与え得る。3GPPでは、「セル」という用語は、この用語が使用されるコンテキストに応じて、eNBのカバレージエリアおよび/またはこのカバレージエリアをサービスしているeNBサブシステムを指すことがある。
[0016]eNBは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレージを与え得る。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし得、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーし得、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーし得、フェムトセルとの関連を有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG:closed subscriber group)中のUE)による制限付きアクセスを可能にし得る。マクロセルのためのeNBはマクロeNBと呼ばれることがある。ピコセルのためのeNBはピコeNBと呼ばれることがある。フェムトセルのためのeNBはフェムトeNBまたはホームeNB(HeNB)と呼ばれることがある。図1に示す例では、eNB110aがマクロセル102aのためのマクロeNBであり得、eNB110bがピコセル102bのためのピコeNBであり得、eNB110cがフェムトセル102cのためのフェムトeNBであり得る。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、3つの)セルをサポートし得る。「eNB」、「基地局」および「セル」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。
[0017]ワイヤレスネットワーク100はまた、中継局を含み得る。中継局は、上流局(たとえば、eNBまたはUE)からデータの送信を受信し、そのデータの送信を下流局(たとえば、UEまたはeNB)に送ることができるエンティティである。中継局はまた、他のUEに対する送信を中継することができるUEであり得る。図1に示す例では、中継局110dは、eNB110aとUE120dとの間の通信を可能にするために、マクロeNB110aおよびUE120dと通信し得る。中継局はまた、リレーeNB、リレー基地局、リレーなどと呼ばれることもある。
[0018]ワイヤレスネットワーク100は、様々なタイプのeNB、たとえば、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレーeNBなどを含む異種ネットワークであり得る。これらの様々なタイプのeNBは、様々な送信パワーレベル、様々なカバレージエリア、およびワイヤレスネットワーク100中の干渉に対する様々な影響を有し得る。たとえば、マクロeNBは、高い送信電力レベル(たとえば、5〜40ワット)を有し得るが、ピコeNB、フェムトeNB、およびリレーeNBは、より低い送信電力レベル(たとえば、0.1〜2ワット)を有し得る。
[0019]ネットワークコントローラ130は、eNBのセットに結合し得、これらのeNBの協調および制御を行い得る。ネットワークコントローラ130はバックホールを介してeNBと通信し得る。eNBはまた、たとえば、ワイヤレスバックホールまたはワイヤラインバックホールを介して直接または間接的に互いに通信し得る。
[0020]UE120はワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散され得、各UEは固定または移動であり得る。UEは、アクセス端末、端末、移動局、加入者ユニット、局などと呼ばれることもある。UEは、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、タブレット、スマートフォン、ネットブック、スマートブックなどであり得る。
[0021]図2に、図1中の基地局/eNBのうちの1つであり得る基地局/eNB110および図1中のUEのうちの1つであり得るUE120の設計のブロック図を示す。基地局110はT個のアンテナ234a〜234tを装備し得、UE120はR個のアンテナ252a〜252rを装備し得、一般にT≧1およびR≧1である。
[0022]基地局110において、送信プロセッサ220が、1つまたは複数のUEについてデータソース212からデータを受信し、UEから受信されたCQIに基づいて各UEのための1つまたは複数の変調およびコーディング方式(MCS:modulation and coding scheme)を選択し、そのUEのために選択された(1つまたは複数の)MCSに基づいて各UEのためのデータを処理(たとえば、符号化および変調)し、すべてのUEについてデータシンボルを与え得る。送信プロセッサ220はまた、(たとえば、SRPIなどのための)システム情報および制御情報(たとえば、CQI要求、許可、上位レイヤシグナリングなど)を処理し、オーバーヘッドシンボルおよび制御シンボルを与え得る。プロセッサ220はまた、基準信号(たとえば、CRS)および同期信号(たとえば、PSSおよびSSS)のための基準シンボルを生成し得る。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ230は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、オーバーヘッドシンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行し得、T個の出力シンボルストリームをT個の変調器(MOD)232a〜232tに与え得る。各変調器232は、(たとえば、OFDMなどのために)それぞれの出力シンボルストリームを処理して、出力サンプルストリームを取得し得る。各変調器232はさらに、出力サンプルストリームを処理(たとえば、アナログへの変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得し得る。変調器232a〜232tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれT個のアンテナ234a〜234tを介して送信され得る。
[0023]UE120において、アンテナ252a〜252rが、基地局110および/または他の基地局からダウンリンク信号を受信し得、受信信号をそれぞれ復調器(DEMOD)254a〜254rに与え得る。各復調器254は、それの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得し得る。各復調器254はさらに、(たとえば、OFDMなどのために)入力サンプルを処理して、受信シンボルを取得し得る。MIMO検出器256は、すべてのR個の復調器254a〜254rから受信シンボルを取得し、適用可能な場合、受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを与え得る。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(たとえば、復調および復号)し、UE120のための復号されたデータをデータシンク260に与え、復号された制御信号およびシステム情報をコントローラ/プロセッサ280に与え得る。チャネルプロセッサは、RSRP、RSSI、RSRQ、CQIなどを判断し得る。
[0024]アップリンク上では、UE120において、送信プロセッサ264が、データソース262からのデータと、コントローラ/プロセッサ280からの(たとえば、RSRP、RSSI、RSRQ、CQIなどを備えるレポートのための)制御情報とを受信し、処理し得る。プロセッサ264はまた、1つまたは複数の基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ264からのシンボルは、適用可能な場合はTX MIMOプロセッサ266によってプリコーディングされ、(たとえば、SC−FDM、OFDMなどのために)変調器254a〜254rによってさらに処理され、基地局110に送信され得る。基地局110において、UE120および他のUEからのアップリンク信号は、アンテナ234によって受信され、復調器232によって処理され、適用可能な場合はMIMO検出器236によって検出され、UE120によって送られた、復号されたデータおよび制御情報を取得するために、受信プロセッサ238によってさらに処理され得る。プロセッサ238は、復号されたデータをデータシンク239に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ240に与え得る。基地局110は、通信ユニット244を含み、通信ユニット244を介してネットワークコントローラ130に通信し得る。ネットワークコントローラ130は、通信ユニット294と、コントローラ/プロセッサ290と、メモリ292とを含み得る。
[0025]コントローラ/プロセッサ240および280は、それぞれ基地局110およびUE120における動作を指示し得る。基地局110におけるプロセッサ240ならびに/あるいは他のプロセッサおよびモジュール、ならびに/あるいはUE120におけるプロセッサ280ならびに/あるいは他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書で説明する技法のためのプロセスを実行または指示し得る。メモリ242および282は、それぞれ基地局110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。スケジューラ246は、ダウンリンク上および/またはアップリンク上でのデータ送信のためにUEをスケジュールし得る。
[0026]以下でさらに詳細に説明するように、UE120にデータを送信するとき、基地局110は、データ割振りサイズに少なくとも部分的に基づいてバンドリングサイズを判断すること、および判断されたバンドリングサイズのバンドル連続リソースブロック中のデータをプリコーディングするように構成され得、ここにおいて、各バンドル中のリソースブロックは共通プリコーディング行列を用いてプリコーディングされる。すなわち、リソースブロック中のUE−RSなどの基準信号および/またはデータは、同じプリコーダを使用してプリコーディングされる。バンドルRBの各RB中のUE−RSのために使用される電力レベルも同じであり得る。
[0027]UE120は、基地局110から送信されたデータを復号するために、相補的処理を実行するように構成され得る。たとえば、UE120は、連続リソースブロック(RB)のバンドル中の基地局から送信された受信データのデータ割振りサイズに基づいてバンドリングサイズを判断することと、ここにおいて、各バンドル中のリソースブロック中の少なくとも1つの基準信号が共通プリコーディング行列を用いてプリコーディングされる、判断されたバンドリングサイズと、基地局から送信された1つまたは複数の基準信号(RS:reference signal)とに基づいて、少なくとも1つのプリコードチャネルを推定することと、推定されたプリコードチャネルを使用して、受信したバンドルを復号することとを行うように構成され得る。
[0028]図3に、LTEにおけるFDDのための例示的なフレーム構造300を示す。ダウンリンクおよびアップリンクの各々の送信タイムラインは無線フレームの単位に区分され得る。各無線フレームは、所定の持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を有し得、0〜9のインデックスをもつ10個のサブフレームに区分され得る。各サブフレームは2つのスロットを含み得る。したがって、各無線フレームは、0〜19のインデックスをもつ20個のスロットを含み得る。各スロットは、L個のシンボル期間、たとえば、(図2に示すように)ノーマルサイクリックプレフィックスの場合は7つのシンボル期間、または拡張サイクリックプレフィックスの場合は6つのシンボル期間を含み得る。各サブフレーム中の2L個のシンボル期間には0〜2L−1のインデックスが割り当てられ得る。
[0029]LTEでは、eNBは、eNBによってサポートされるセルごとにシステム帯域幅の中心1.08MHzにおいてダウンリンク上で1次同期信号(PSS:primary synchronization signal)と2次同期信号(SSS:secondary synchronization signal)とを送信し得る。PSSおよびSSSは、図3に示すように、それぞれ、ノーマルサイクリックプレフィックスをもつ各無線フレームのサブフレーム0および5中のシンボル期間6および5中で送信され得る。PSSおよびSSSは、セル探索および捕捉のためにUEによって使用され得る。eNBは、eNBによってサポートされるセルごとにシステム帯域幅にわたってセル固有基準信号(CRS:cell-specific reference signal)を送信し得る。CRSは、各サブフレームのいくつかのシンボル期間中に送信され得、チャネル推定、チャネル品質測定、および/または他の機能を実行するためにUEによって使用され得る。eNBはまた、いくつかの無線フレームのスロット1中のシンボル期間0〜3中で物理ブロードキャストチャネル(PBCH:physical broadcast channel)を送信し得る。PBCHは何らかのシステム情報を搬送し得る。eNBは、いくつかのサブフレームにおいて物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:physical downlink shared channel)上でシステム情報ブロック(SIB:system information block)などの他のシステム情報を送信し得る。eNBは、サブフレームの第1のB個のシンボル期間内で、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:physical downlink control channel)上で制御情報/データを送信し得、ここで、Bは各サブフレームについて構成可能であり得る。eNBは、各サブフレームの残りのシンボル期間内で、PDSCH上でトラフィックデータおよび/または他のデータを送信し得る。
[0030]LTE Rel−8/9/10では、PDCCHはサブフレームの最初のいくつかのシンボル中にあり得る。PDCCHは、システム帯域幅全体において完全に分散され得る。PDCCHはPDSCHと時分割多重化され得る。効果的に、Rel−8/9/10では、サブフレームは、制御領域とデータ領域とに分割され得る。
[0031]Rel−11では、新しい制御(たとえば、拡張PDCCH(ePDCCH:enhanced PDCCH))が導入され得る。サブフレーム中の最初のいくつかの制御シンボルを占有するレガシーPDCCHとは異なり、ePDCCHは、PDSCHと同様にデータ領域を占有し得る。e−PDCCHは、制御チャネル容量を増加させるのを助け、周波数領域ICICをサポートし、制御チャネルリソースの空間再利用の改善を達成し、ビームフォーミングおよび/またはダイバーシティをサポートし、ニューキャリアタイプ上およびMBSFNサブフレームにおいて動作し、レガシーUEと同じキャリア上に共存し得る。
[0032]図4に、本開示の一態様による、例示的なサブフレーム400を示す。サブフレーム400は、第1のスロット402と第2のスロット404とに分割され、ここにおいて、各スロットは、一般に、ノーマルサイクリックプレフィックス(CP:cyclic prefix)の場合、LTEでは7つのシンボルを備える。LTEにおける各サブフレームは1msにわたり、したがって、各スロットは0.5msの持続時間を有する。バックホールサブフレーム400の最初の3つのシンボルは、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH:Physical Control Format Indicator Channel)、物理HARQインジケータチャネル(PHICH:Physical HARQ Indicator Channel)、およびPDCCHのために使用され得る。図示のように、様々なePDCCH構造が、サブフレーム400中で情報を搬送するために利用可能である。
[0033]ePDCCHに関して、拡張制御チャネルの局所送信と分散送信の両方がサポートされ得る。少なくとも局所送信の場合、およびCRSが拡張制御チャネルの復調のために使用されない分散送信の場合、拡張制御チャネルの復調は、拡張制御チャネルの送信のために使用される物理リソースブロック(PRB)中で送信される復調基準信号(DMRS:demodulation reference signal)に基づき得る(たとえば、アンテナポート7〜10が使用され得る)。ePDCCHメッセージは、(たとえば、UEについての処理要件の緩和を可能にするための)送信時間間隔(TTI:transmission time interval)中で受信可能なトランスポートチャネル(TrCH)ビットの最大数に対する制限を伴って、第1のスロットと第2のスロットの両方にわたり得る(たとえば、FDMベースのe−PDCCH)。PRBペア内のPDSCHとePDCCHとの多重化は許容されないことがある。ランク2 SU−MIMOは、単一のブラインド復号試みの場合、サポートされ得ない。PDSCH DM−RSと同じスクランブルシーケンス発生器がePDCCH DM−RSのために使用され得る。ポート7〜10上のePDCCHのためのDMRSのスクランブルシーケンス発生器は、次式によって初期化され得る。
Figure 0006193366
仮想セルIDの使用
[0034]RAN1(Rel−11)における現在の合意の下で、ePDCCHおよびPDSCHダウンリンクチャネルなど、様々な送信とともに使用するための仮想セルID構成が確立されている。仮想セルIDは、概して、シーケンスを生成すること、セルがいくつのCRSポートを有するか、どれが制御領域またはデータ領域のための開始シンボルであるかを示すこと、および仮想セルIDと他のセルプロパティとの間に何らかのリンクを与えることなど、様々な目的のために使用されるセルIDを指す。
[0035]仮想セルIDはまた、UE固有であるチャネル状態情報基準信号(CSI−RS:channel state information reference signal)とともに使用され得る。場合によっては、これらの信号のすべてについて単一のセルIDを使用するのではなく、基地局(eNB)は、ePDCCH、PDSCH、およびCSI−RSについて異なる仮想セルIDを使用し得る。
[0036]これらのチャネルに関連する仮想セルIDは、専用RRCシグナリングを使用してUEにシグナリングされる。PDSCHのための仮想セルIDの利用に関して、UEにシグナリングされた仮想セルIDは、次いで、PDSCH上での送信のために使用されるDM−RSシーケンスとスクランブリングシーケンスとを生成するために使用される。
[0037]上記の構成は、DM−RSシーケンスが、仮想セルIDではなく実際の物理セルIDによって判断される、Rel−9/10とは異なる。この構成の下で、DM−RSのロケーションはセルIDに依存しないことがある。さらに、Rel−8では、DM−RSシーケンスはUE−IDによって判断され得、DM−RSのロケーションは物理セルIDの関数である。
[0038](たとえば、RAN1/Rel−11における)いくつかの合意は、拡張PDCCH(ePDCCH)リソース要素(RE)マッピングを必要とし得る。Rel−11では、ePDCCHは「データ」領域中で送信される。DM−RSは復調/復号のために使用される。
[0039]ePDCCHはPRBの小部分のみを占有し得る。これは、PDSCHが常に全PRBを占有する、DM−RSベースのPDSCH送信とは異なる。場合によっては、2つ以上のePDCCHが単一のPRB中に多重化され得る。これらのePDCCHの各々は別個のUEを対象とし得、各々は、異なるプリコーディングベクトル/行列を有し得る。この構成は、他のセル/TPのためのどのPRB内にも大きい干渉変動を引き起こし得る。
[0040]DM−RSの使用のためのいくつかのシステム(たとえば、LTE Rel−/9/10構成)によれば、eNBは、PDSCHをUEに送信するときにMU−MIMOを使用し得る。しかしながら、そのような場合、UEは、同じPRB内で多重化された他のUEがあるかどうかを示すシグナリングを受信しないことがある。
[0041]しかしながら、多重化のそのような知識は、(たとえば、雑音推定を改善すること、または干渉消去を可能にすることによって)UEがそれ自体のPDSCHの処理を向上させることを可能にし得る。可能なDM−RSシーケンスの知識が与えられれば、UEは、受信したPRB内で多重化された(他のUEのための)追加の信号があるかどうかを判断するためにブラインド検出を実行し得る。これは、全PRBが1年全体に対応し、異なる月が異なるユーザのためのPDSCHに対応する、12か月カレンダーとのアナロジーを用いて理解され得る。
[0042]言い換えれば、そのようなブラインド検出は、(他のUEをターゲットにする送信のために使用される)DM−RSシーケンスの知識(をUEが有すること)に依拠する。いくつかの利用可能なDM−RSシーケンスがあるが、(たとえば、限られた数の物理セルIDに対応する)未知のシーケンスセットのサイズは比較的小さいことがある。
[0043]同様に、いくつかのシステム(たとえば、LTE Rel−11)では、ePDCCHのためにMU−MIMOがサポートされ得る。しかしながら、他のUEのためのePDCCHが同じPRB内で多重化されるかどうかが意図された、ePDCCH信号の存在に関する情報をUEにシグナリングするための現在のプランはない。他のUE(のためのePDCCH)が単一のPRB内で多重化されるかどうかに関する知識は、(たとえば、雑音推定を改善すること、または干渉消去を可能にすることによって)UEがそれ自体のePDCCHの処理を向上させることを可能にし得る。
[0044]残念ながら、現在、同じPRB内で多重化された他のUEのためのダウンリンクチャネルがあるかどうかを判断するためのUEのための機構はないことがある。その結果、UEは、このPRB中で使用されるDM−RSシーケンスを知らないか、または導出することが可能でないことがある。仮想セルIDによって判断されたDM−RSとともに、多数の仮想セルIDは、unkown DM−RSシーケンスのセットを、単に、ブラインド復号が実際的であるにはあまりに大きくすることがある。これは、UEがPDSCHおよび/またはePDCCH復調および/または復号を実行するときに雑音推定不整合をもたらし得る。
[0045]UEがDM−RSトーンのみを使用して雑音推定を判断する場合、大きい性能ペナルティがあり得る。これは、PRB内のePDCCH送信(各々がPRBの一部分のみを占有する)を多重化することによって引き起こされる干渉変動に起因し得る。この現象は、CRSベースのPDSCH送信とともに発生する部分ローディングと同様であり得る。
[0046]さらに、DM−RSシーケンスの知識の欠如はまた、UEが、それ自体のPDSCHを処理するときに(他のセルまたは送信ポイントからの)PDSCH干渉を消去することを妨げ得る。この状況は、PDSCHを正常に受信する可能性を低減し、システム容量を制限し得る。
仮想セルIDの例示的なシグナリング
[0047]本開示の態様は、利用可能な仮想セルIDの低減されたサブセットをUEにシグナリングするための技法を提供する。この低減されたサブセットは、UEがブラインド検出を実行することを可能にし、それによって、単一のPRB内の複数のUEへの多重化された任意のタイプのダウンリンクチャネルの処理の向上を可能にし得る。これらのダウンリンクチャネルは、たとえば、PDSCH、PDCCH、ePDCCH、PHICH、および/またはPCFICHを含み得る。
[0048]いくつかの態様によれば、各UEが使用し得る仮想セルIDのセット(またはスーパーセット)が(たとえば、ブロードキャストシグナリングを介して)シグナリングされ得る。それは、所与のセル中の特定のUEだけでなく、同じまたはネイバーセル中の他のUEにとっても利用可能な仮想セルIDのセットを含み得るので、それはスーパーセットと見なされ得る。このスーパーセットの知識は、それが、すべての利用可能な仮想セルIDの比較的大きいリストよりもはるかに小さく、UEが考慮しなければならないブラインド復号候補を対応して低減し得るので、有益であり得る。
[0049]場合によっては、仮想セルIDセットはチャネルのタイプごとに異なり得る。一例として、ePDCCHのための仮想セルIDは、PDSCHのための仮想セルIDのサブセットであり得る。
[0050]仮想セルIDのスーパーセットがブロードキャストされる場合、eNBは、さらに、個々のUEのための仮想セルIDセットを構成するために専用RRCシグナリングを使用し得る。そのような仮想セルIDセットは、ブロードキャストされた仮想セルIDセットのサブセットであり得る。場合によっては、UEのための仮想セルIDセットのサイズは、ある数Nに制限され得る。このサイズは、さらに、PRB内のDM−RS識別の改善を可能にするために、UEにシグナリングされるか、またはUEによって確認され得る。
[0051]一致いくつかの態様では、仮想セルIDのセットは物理セルIDの関数として導出され得る。したがって、物理セルIDを知ることによって、UEは、たとえば、固定または動的マッピング、あるいは何らかの他のタイプの関数を介して、他のUEが使用するために利用可能であるとUEが仮定することができる仮想セルIDのセットを導出することが可能になり得る。この場合、特定のUEがそれ自体のダウンリンク送信(たとえば、ePDCCHおよび/またはPDSCH)を復号するために使用することができる仮想セルIDセットをシグナリングするために、専用シグナリング(たとえば、RRC)が使用され得る。
[0052]いくつかの態様によれば、同じセルおよび/または他のセル中の他のUEによって潜在的に使用される仮想セルIDのセットを各UEに通知するために、専用シグナリングが行われ得る。場合によっては、そのようなシグナリングは、この情報を使用することができるUEのサブセット(たとえば、セル範囲拡張UE、MU−MIMOを介して潜在的に通信されるUEなど)のみに行われ得る。この手法の効率はシステム中のUEの数に依存し得る。たとえば、ほんのいくつかのUEしかない場合、専用シグナリングはブロードキャストシグナリングよりも効率的であり得る。
[0053]いくつかの態様によれば、UEは、セル中で仮想セルIDの使用が可能にされるか否かを示すシグナリングを行い得る。言い換えれば、仮想セルIDが使用されるか否かはセルごとに判断され得る。
[0054]このシグナリングは、専用またはブロードキャストであり得、上記で説明した仮想セルIDシグナリングのための技法のいずれかとともに使用され得る。仮想セルIDが可能にされない場合、同じID(たとえば、物理セルIDまたはPCI)がePDCCHおよび/またはPDSCHのために使用され得る。仮想セルIDが可能にされる場合、仮想セルIDのセットが、使用されるePDCCHおよび/またはPDSCHであり得る。
[0055]上記で説明した手法の追加または代替として、UEは、1つまたは複数の近隣セルのための仮想セルIDのセットを示すシグナリングを受信し得る。場合によっては、そのような情報は専用シグナリングを介して通信され得る。代替として、UEはまた、(たとえば、上記で説明したように)情報がブロードキャストされる場合、1つまたは複数の近隣セルの仮想セルIDの検出セットであり得る。
[0056]図5に、本開示の態様による、UEによって実行され得る例示的な動作500を示す。動作500は、502において、UEが、1つまたは複数の他のUEが使用するために利用可能な仮想セルIDのサブセットを判断すること、サブセットが仮想セルIDのより大きいセットから選択される、から開始する。504において、UEは、他のUEを対象とする物理リソースブロック(PRB)内の送信を検出するために、ブラインド検出またはブラインド復号のうちの少なくとも1つを実行するために仮想セルIDのサブセットを使用する。506において、UEは、PRB中でUEに送信された少なくとも1つのダウンリンクチャネルの処理を向上させるためにブラインド検出またはブラインド復号の結果を使用する。
[0057]図6に、本開示の態様による、例示的な基地局動作を示す。602において、基地局は、1つまたは複数のUEが使用するために利用可能な仮想セルIDのサブセットをシグナリングし、サブセットは仮想セルIDのより大きいセットから選択される。604において、基地局は、サブセットから選択された仮想セルIDを用いて1つまたは複数の個々のUEを構成する。606において、基地局は、選択された仮想IDを使用して、同じPRB中の複数の使用のためのダウンリンクチャネルを多重化する。場合によっては、仮想セルIDに関する情報を他の基地局と交換すること、および交換された情報に基づいて仮想セルIDの使用を調整すること。
[0058]上記で説明した方法の様々な動作は、対応する機能を実行することが可能な任意の好適な手段によって実行され得る。それらの手段は、限定はしないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含む、様々な(1つまたは複数の)ハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素および/またはモジュールを含み得る。概して、図に示されている動作がある場合、それらの動作は、任意の好適な対応するカウンターパートのミーンズプラスファンクション構成要素によって実行され得る。
[0059]情報および信号は多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0060]さらに、本明細書の開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはその両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈されるべきではない。
[0061]本明細書の開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
[0062]本明細書の開示に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐し得る。ASICはユーザ端末中に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。
[0063]1つまたは複数の例示的な設計では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0064]本開示についての以上の説明は、当業者が本開示を作成または使用することができるようにするために提供したものである。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法であって、
1つまたは複数の他のUEが使用するために利用可能な仮想セルIDのサブセットを判断することと、前記サブセットが仮想セルIDのより大きいセットから選択される、
他のUEを対象とする物理リソースブロック(PRB)内の送信を検出するために、ブラインド検出またはブラインド復号のうちの少なくとも1つを実行するために仮想セルIDの前記サブセットを使用することと、
前記PRB中で前記UEに送信された少なくとも1つのダウンリンクチャネルの処理を向上させるために前記ブラインド検出または前記ブラインド復号の結果を使用することとを備える、方法。
[C2]
前記PRB中で前記UEに送信された少なくとも1つのダウンリンクチャネルの処理を向上させるために前記ブラインド検出または前記ブラインド復号の結果を使用することが、前記少なくとも1つのダウンリンクチャネルを処理するときに雑音推定を実行するために前記結果を使用することを備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記PRB中で前記UEに送信された少なくとも1つのダウンリンクチャネルの処理を向上させるために前記ブラインド検出または前記ブラインド復号の結果を使用することが、
前記他のUEのうちの1つまたは複数を対象とする1つまたは複数のダウンリンクチャネルから干渉を消去するために前記結果を使用することを備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記ダウンリンクチャネルが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を備える、C1に記載の方法。
[C5]
前記ダウンリンクチャネルが物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を備える、C1に記載の方法。
[C6]
前記ダウンリンクチャネルが、前記PRBの小部分のみを占有する拡張PDCCH(ePDCCH)を備え、
複数のUEのための複数のePDCCHが前記PRB中で多重化される、C5に記載の方法。
[C7]
仮想セルIDの前記サブセットに基づいて復調基準信号(DM−RS)シーケンスを生成することと、
前記PRB中の対応するDM−RSシーケンスを検出するために前記ブラインド検出または前記ブラインド復号を実行することとをさらに備える、C1に記載の方法。
[C8]
仮想セルIDの前記使用が可能にされるか否かを示すシグナリングを受信することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C9]
仮想セルIDのサブセットを判断することは、
前記UEと前記他のUEとが使用し得る仮想セルIDの1つまたは複数のセットのブロードキャストを受信することを備える、C1に記載の方法。
[C10]
仮想IDの前記1つまたは複数のセットが、
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信する際に使用する第1のセットと、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送信する際に使用する第2のセットとを備える、C1に記載の方法。
[C11]
仮想セルIDのサブセットを判断することが、
物理セルIDに基づいて前記サブセット中の仮想IDを導出することを備える、C1に記載の方法。
[C12]
ブラインド検出またはブラインド復号のうちの少なくとも1つを実行するために仮想セルIDの前記サブセットを使用することが、チャネル状態情報基準信号(CSI−RS)を検出するために仮想セルIDの前記サブセットを使用することを備える、C1に記載の方法。
[C13]
基地局によるワイヤレス通信のための方法であって、
1つまたは複数のUEが使用するために利用可能な仮想セルIDのサブセットをシグナリングすることと、前記サブセットが仮想セルIDのより大きいセットから選択される、
前記サブセットから選択された仮想IDを用いて1つまたは複数の個々のUEを構成することと、
前記選択された仮想IDを使用して、同じ物理リソースブロック(PRB)中の複数のUEのためのダウンリンクチャネルを多重化することとを備える、方法。
[C14]
前記ダウンリンクチャネルが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を備える、C13に記載の方法。
[C15]
前記ダウンリンクチャネルが物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を備える、C13に記載の方法。
[C16]
前記ダウンリンクチャネルは、各々が前記PRBの小部分のみを占有する拡張PDCCH(ePDCCH)を備える、C14に記載の方法。
[C17]
前記選択された仮想セルIDに基づいて復調基準信号(DM−RS)シーケンスを生成することと、
前記ダウンリンクチャネルとともに前記DM−RSシーケンスを送信することとをさらに備える、C13に記載の方法。
[C18]
仮想セルIDの前記使用が可能にされるか否かを示すシグナリングを送信することをさらに備える、C13に記載の方法。
[C19]
前記シグナリングすることが、
仮想セルIDのサブセットをブロードキャストすることを備える、C13に記載の方法。
[C20]
仮想IDの1つまたは複数のセットが、
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信する際に使用する第1のセットと、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送信する際に使用する第2のセットとを備える、C19に記載の方法。
[C21]
物理セルIDに基づいて前記サブセット中の仮想IDを導出することをさらに備える、C13に記載の方法。
[C22]
仮想セルIDの前記サブセットは、異なるセル中のUEが使用するために利用可能な仮想セルIDを備える、C21に記載の方法。
[C23]
前記選択された仮想IDを使用してチャネル状態情報基準信号(CSI−RS)を送信することをさらに備える、C13に記載の方法。
[C24]
前記同じPRB中の異なるUEのための送信が、共通仮想セルIDまたは仮想セルIDの共通セットからの仮想セルIDのうちの少なくとも1つを使用する、C13に記載の方法。
[C25]
仮想セルIDに関する情報を他の基地局と交換することと、
交換された前記情報に基づいて仮想セルIDの使用を調整することとをさらに備える、C13に記載の方法。
[C26]
ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置であって、
1つまたは複数の他のUEが使用するために利用可能な仮想セルIDのサブセットを判断するための手段と、前記サブセットが仮想セルIDのより大きいセットから選択される、
他のUEを対象とする物理リソースブロック(PRB)内の送信を検出するために、ブラインド検出またはブラインド復号のうちの少なくとも1つを実行するために仮想セルIDの前記サブセットを使用するための手段と、
前記PRB中で前記UEに送信された少なくとも1つのダウンリンクチャネルの処理を向上させるために前記ブラインド検出または前記ブラインド復号の結果を使用するための手段とを備える、装置。
[C27]
前記PRB中で前記UEに送信された少なくとも1つのダウンリンクチャネルの処理を向上させるために前記ブラインド検出または前記ブラインド復号の結果を使用するための前記手段が、前記少なくとも1つのダウンリンクチャネルを処理するときに雑音推定を実行するために前記結果を使用するための手段を備える、C26に記載の装置。
[C28]
前記PRB中で前記UEに送信された少なくとも1つのダウンリンクチャネルの処理を向上させるために前記ブラインド検出または前記ブラインド復号の結果を使用するための手段が、
前記他のUEのうちの1つまたは複数を対象とする1つまたは複数のダウンリンクチャネルから干渉を消去するために前記結果を使用するための手段を備える、C26に記載の装置。
[C29]
前記ダウンリンクチャネルが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を備える、C26に記載の装置。
[C30]
前記ダウンリンクチャネルが物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を備える、C26に記載の装置。
[C31]
前記ダウンリンクチャネルが、前記PRBの小部分のみを占有する拡張PDCCH(ePDCCH)を備え、
複数のUEのための複数のePDCCHが前記PRB中で多重化される、C30に記載の装置。
[C32]
仮想セルIDの前記サブセットに基づいて復調基準信号(DM−RS)シーケンスを生成するための手段と、
前記PRB中の対応するDM−RSシーケンスを検出するために前記ブラインド検出または前記ブラインド復号を実行するための手段とをさらに備える、C26に記載の装置。
[C33]
仮想セルIDの前記使用が可能にされるか否かを示すシグナリングを受信するための手段をさらに備える、C26に記載の装置。
[C34]
仮想セルIDのサブセットを判断するための手段が、
前記UEと前記他のUEとが使用し得る仮想セルIDの1つまたは複数のセットのブロードキャストを受信するための手段を備える、C26に記載の装置。
[C35]
仮想IDの前記1つまたは複数のセットが、
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信する際に使用する第1のセットと、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送信する際に使用する第2のセットとを備える、C34に記載の装置。
[C36]
仮想セルIDのサブセットを判断するための手段が、
物理セルIDに基づいて前記サブセット中の仮想IDを導出するための手段を備える、C26に記載の装置。
[C37]
ブラインド検出またはブラインド復号のうちの少なくとも1つを実行するために仮想セルIDの前記サブセットを使用するための手段が、チャネル状態情報基準信号(CSI−RS)を検出するために仮想セルIDの前記サブセットを使用するための手段を備える、C26に記載の装置。
[C38]
基地局によるワイヤレス通信のための装置であって、
1つまたは複数のUEが使用するために利用可能な仮想セルIDのサブセットをシグナリングするための手段と、前記サブセットが仮想セルIDのより大きいセットから選択される、
前記サブセットから選択された仮想IDを用いて1つまたは複数の個々のUEを構成するための手段と、
前記選択された仮想IDを使用して、同じ物理リソースブロック(PRB)中の複数のUEのためのダウンリンクチャネルを多重化するための手段とを備える、装置。
[C39]
前記ダウンリンクチャネルが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を備える、C38に記載の装置。
[C40]
前記ダウンリンクチャネルが物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を備える、C38に記載の装置。
[C41]
前記ダウンリンクチャネルは、各々が前記PRBの小部分のみを占有する拡張PDCCH(ePDCCH)を備える、C40に記載の装置。
[C42]
前記選択された仮想セルIDに基づいて復調基準信号(DM−RS)シーケンスを生成するための手段と、
前記ダウンリンクチャネルとともに前記DM−RSシーケンスを送信するための手段とをさらに備える、C38に記載の装置。
[C43]
仮想セルIDの前記使用が可能にされるか否かを示すシグナリングを送信するための手段をさらに備える、C38に記載の装置。
[C44]
シグナリングするための前記手段が、
仮想セルIDのサブセットをブロードキャストするための手段を備える、C38に記載の装置。
[C45]
仮想IDの1つまたは複数のセットが、
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信する際に使用する第1のセットと、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送信する際に使用する第2のセットとを備える、C44に記載の装置。
[C46]
物理セルIDに基づいて前記サブセット中の仮想IDを導出するための手段をさらに備える、C38に記載の装置。
[C47]
仮想セルIDの前記サブセットは、異なるセル中のUEが使用するために利用可能な仮想セルIDを備える、C46に記載の装置。
[C48]
前記選択された仮想IDを使用してチャネル状態情報基準信号(CSI−RS)を送信するための手段をさらに備える、C38に記載の装置。
[C49]
前記同じPRB中の異なるUEのための送信が、共通仮想セルIDまたは仮想セルIDの共通セットからの仮想セルIDのうちの少なくとも1つを使用する、C38に記載の装置。
[C50]
仮想セルIDに関する情報を他の基地局と交換するための手段と、
交換された前記情報に基づいて仮想セルIDの使用を調整するための手段とをさらに備える、C38に記載の装置。
[C51]
ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置であって、
1つまたは複数の他のUEが使用するために利用可能な仮想セルIDのサブセットを判断することと、前記サブセットが仮想セルIDのより大きいセットから選択される、他のUEを対象とする物理リソースブロック(PRB)内の送信を検出するために、ブラインド検出またはブラインド復号のうちの少なくとも1つを実行するために仮想セルIDの前記サブセットを使用することと、前記PRB中で前記UEに送信された少なくとも1つのダウンリンクチャネルの処理を向上させるために前記ブラインド検出または前記ブラインド復号の結果を使用することとを行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備える、装置。
[C52]
基地局によるワイヤレス通信のための装置であって、
1つまたは複数のUEが使用するために利用可能な仮想セルIDのサブセットをシグナリングすることと、前記サブセットが仮想セルIDのより大きいセットから選択される、前記サブセットから選択された仮想IDを用いて1つまたは複数の個々のUEを構成することと、前記選択された仮想IDを使用して、同じ物理リソースブロック(PRB)中の複数のUEのためのダウンリンクチャネルを多重化することとを行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備える、装置。
[C53]
ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品であって、
1つまたは複数の他のUEが使用するために利用可能な仮想セルIDのサブセットを判断することと、前記サブセットが仮想セルIDのより大きいセットから選択される、
他のUEを対象とする物理リソースブロック(PRB)内の送信を検出するために、ブラインド検出またはブラインド復号のうちの少なくとも1つを実行するために仮想セルIDの前記サブセットを使用することと、
前記PRB中で前記UEに送信された少なくとも1つのダウンリンクチャネルの処理を向上させるために前記ブラインド検出または前記ブラインド復号の結果を使用することとを行うための命令を記憶したコンピュータ可読媒体を備える、コンピュータプログラム製品。
[C54]
基地局によるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品であって、
1つまたは複数のUEが使用するために利用可能な仮想セルIDのサブセットをシグナリングすることと、前記サブセットが仮想セルIDのより大きいセットから選択される、
前記サブセットから選択された仮想IDを用いて1つまたは複数の個々のUEを構成することと、
前記選択された仮想IDを使用して、同じ物理リソースブロック(PRB)中の複数のUEのためのダウンリンクチャネルを多重化することとを行うための命令を記憶したコンピュータ可読媒体を備える、コンピュータプログラム製品。

Claims (18)

  1. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法であって、
    少なくとも1つのダウンリンクチャネルのタイプに基づいて、1つまたは複数の他のUEが使用するために利用可能な仮想セルIDのサブセットを判断することと、前記サブセットが前記仮想セルIDを含み、仮想セルIDのより大きいセットから選択される、
    他のUEを対象とする物理リソースブロック(PRB)内の送信を検出するために、ブラインド検出またはブラインド復号のうちの少なくとも1つを実行するために仮想セルIDの前記サブセットを使用することと、
    前記PRB中で前記UEに送信された前記少なくとも1つのダウンリンクチャネルの処理を向上させるために前記ブラインド検出または前記ブラインド復号の結果を使用することと
    を備える、方法。
  2. 前記PRB中で前記UEに送信された少なくとも1つのダウンリンクチャネルの処理を向上させるために前記ブラインド検出または前記ブラインド復号の結果を使用することが、前記少なくとも1つのダウンリンクチャネルを処理するときに雑音推定を実行するために前記結果を使用することを備える、請求項1に記載の方法、または、
    前記PRB中で前記UEに送信された少なくとも1つのダウンリンクチャネルの処理を向上させるために前記ブラインド検出または前記ブラインド復号の結果を使用することが、前記他のUEのうちの1つまたは複数を対象とする1つまたは複数のダウンリンクチャネルから干渉を消去するために前記結果を使用することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ダウンリンクチャネルが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を備える、請求項1に記載の方法、または、
    前記ダウンリンクチャネルが物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を備える、請求項1に記載の方法、
    ここにおいて、
    前記ダウンリンクチャネルが、前記PRBの小部分のみを占有する拡張PDCCH(ePDCCH)を備え、
    複数のUEのための複数のePDCCHが前記PRB中で多重化される。
  4. 仮想セルIDの前記サブセットに基づいて復調基準信号(DM−RS)シーケンスを生成することと、
    前記PRB中の対応するDM−RSシーケンスを検出するために前記ブラインド検出または前記ブラインド復号を実行することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法
  5. 仮想セルIDの前記使用が可能にされるか否かを示すシグナリングを受信すること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 仮想セルIDのサブセットを判断することは、
    前記UEと前記他のUEとが使用し得る仮想セルIDの1つまたは複数のセットのブロードキャストを受信すること、または、
    物理セルIDに基づいて前記サブセット中の仮想IDを導出すること
    を備える、請求項1に記載の方法。
  7. 仮想IDの前記1つまたは複数のセットが、
    物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信する際に使用する第1のセットと、
    物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送信する際に使用する第2のセットと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  8. ブラインド検出またはブラインド復号のうちの少なくとも1つを実行するために仮想セルIDの前記サブセットを使用することが、チャネル状態情報基準信号(CSI−RS)を検出するために仮想セルIDの前記サブセットを使用することを備える、請求項1に記載の方法。
  9. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置であって、
    少なくとも1つのダウンリンクチャネルのタイプに基づいて、1つまたは複数の他のUEが使用するために利用可能な仮想セルIDのサブセットを判断するための手段と、前記サブセットが仮想セルIDのより大きいセットから選択される、
    他のUEを対象とする物理リソースブロック(PRB)内の送信を検出するために、ブラインド検出またはブラインド復号のうちの少なくとも1つを実行するために仮想セルIDの前記サブセットを使用するための手段と、
    前記PRB中で前記UEに送信された前記少なくとも1つのダウンリンクチャネルの処理を向上させるために前記ブラインド検出または前記ブラインド復号の結果を使用するための手段と
    を備える、装置。
  10. 前記PRB中で前記UEに送信された少なくとも1つのダウンリンクチャネルの処理を向上させるために前記ブラインド検出または前記ブラインド復号の結果を使用するための前記手段が、前記少なくとも1つのダウンリンクチャネルを処理するときに雑音推定を実行するために前記結果を使用するための手段を備える、請求項に記載の装置、または、
    前記PRB中で前記UEに送信された少なくとも1つのダウンリンクチャネルの処理を向上させるために前記ブラインド検出または前記ブラインド復号の結果を使用するための手段が、前記他のUEのうちの1つまたは複数を対象とする1つまたは複数のダウンリンクチャネルから干渉を消去するために前記結果を使用するための手段を備える、請求項に記載の装置。
  11. 前記ダウンリンクチャネルが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を備える、請求項に記載の装置、または、
    前記ダウンリンクチャネルが物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を備える、請求項に記載の装置、
    ここにおいて、
    前記ダウンリンクチャネルが、前記PRBの小部分のみを占有する拡張PDCCH(ePDCCH)を備え、
    複数のUEのための複数のePDCCHが前記PRB中で多重化される。
  12. 仮想セルIDの前記サブセットに基づいて復調基準信号(DM−RS)シーケンスを生成するための手段と、
    前記PRB中の対応するDM−RSシーケンスを検出するために前記ブラインド検出または前記ブラインド復号を実行するための手段と
    をさらに備える、請求項に記載の装置
  13. 仮想セルIDの前記使用が可能にされるか否かを示すシグナリングを受信するための手段
    をさらに備える、請求項9に記載の装置。
  14. 仮想セルIDのサブセットを判断するための手段が、
    前記UEと前記他のUEとが使用し得る仮想セルIDの1つまたは複数のセットのブロードキャストを受信するための手段
    を備える、請求項に記載の装置、
    ここにおいて、仮想IDの前記1つまたは複数のセットが、
    物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信する際に使用する第1のセットと、
    物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送信する際に使用する第2のセットと
    を備える。
  15. 仮想セルIDのサブセットを判断するための手段が、物理セルIDに基づいて前記サブセット中の仮想IDを導出するための手段を備える、請求項に記載の装置
  16. ブラインド検出またはブラインド復号のうちの少なくとも1つを実行するために仮想セルIDの前記サブセットを使用するための手段が、チャネル状態情報基準信号(CSI−RS)を検出するために仮想セルIDの前記サブセットを使用するための手段を備える、請求項9に記載の装置。
  17. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置であって、請求項9乃至10及び請求項12乃至16のうちの何れか1つに記載の各手段が、少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとによって実装される、装置。
  18. 請求項1乃至のうちのいずれか1つに記載されたステップをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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