JP6190688B2 - Shuter and hopper equipment - Google Patents
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Description
本発明は、シュータ及びホッパー装置に関する。 The present invention relates to a shooter and a hopper device.
ホッパー装置は、本体に物品(例えば、ネジ、ボルト、電子部品等の部品、射出成形での原材料など)を一時的に貯蔵し、本体に設けられた漏斗状の排出口から貯蔵された物品を供給する装置である。ホッパー装置の排出口には、例えば、一定量の物品を供給できるように、所定の大きさの供給口や開閉機構が形成されたシュータが設けられる。 The hopper device temporarily stores articles (for example, parts such as screws, bolts, electronic parts, raw materials in injection molding, etc.) in the main body, and stores the articles stored in the funnel-shaped discharge port provided in the main body. It is a device to supply. At the discharge port of the hopper device, for example, a shooter in which a supply port of a predetermined size and an opening / closing mechanism are formed is provided so that a fixed amount of articles can be supplied.
ホッパー装置のように、物品を貯蔵したり供給したりする装置では、装置内の物品の貯蔵量や状態が確認できると便利である。そこで、物品の貯蔵量や本体内の状態を観察可能な装置が開発されている。 In an apparatus that stores and supplies articles, such as a hopper apparatus, it is convenient that the storage amount and state of articles in the apparatus can be confirmed. Therefore, an apparatus capable of observing the storage amount of the article and the state inside the main body has been developed.
例えば、特許文献1には、筐体前面側にメダルシューターを備えるメダルプッシャーゲーム機が開示されている。このメダルプッシャーゲーム機の筐体の前面は、強化プラスチック等の透明板で仕切られている。これにより、メダルシューターから放出されたメダルが観察可能である。
For example,
特許文献2には、上方に向かって多数の穴の開いた噴き上げ水流ロートからポンプによる送水で噴き上げ水流を発生させて、ホッパー内で茹麺が詰まることを防止した茹麺類の自動計量装置が開示されている。この自動計量装置は、水流ロートとそのハウジングが透明材質で形成され、茹麺の動きが観察可能である。
特許文献3には、ファスナーの密封したコンテナーが着脱自在に固定されるホッパーと、ホッパーの開口を開閉する位置で移動可能なゲートと、ファスナーを貯蔵する貯蔵装置とを備えるファスナーフィーダー組立装置が開示されている。この組立装置では、ホッパーからのファスナーの搬送に、透明なチューブが採用され、チューブ内のファスナーの搬送状態を視覚的に検査することが可能である。
しかし、従来の装置は、装置内部の観察が可能であるものの、ホッパー装置に貯蔵される物品が重量物である場合や、その量が多い場合に、十分な強度が保たれていない場合がある。 However, although the conventional device can observe the inside of the device, there are cases where sufficient strength is not maintained when the article stored in the hopper device is heavy or when the amount is large. .
本発明は、上記の事情の下になされたもので、装置内部が観察可能であるとともに、十分な強度を有するシュータおよびホッパー装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made under the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a shooter and a hopper device that can observe the inside of the device and have sufficient strength.
上記の目的を達成するために、本発明の第1の観点に係るシュータは、
シュータであって、
ホッパー本体から排出される物品を滑動させる傾斜面と、該傾斜面を取り囲み、該傾斜面の下端側に排出口を有する側面と、をそれぞれ形成し、かつ透明部材でなる板状体と、
該板状体の端部を支持し、かつステンレスまたはアルミから選択される金属、或いは繊維強化樹脂でなり、前記シュータの強度確保が可能なフレームと、
を備え、
前記板状体を介して前記シュータ内の物品を視認可能としたことを特徴とする。
In order to achieve the above object, a shooter according to the first aspect of the present invention provides:
A shooter,
A plate-like body made of a transparent member, each of which forms an inclined surface for sliding an article discharged from the hopper body, and a side surface surrounding the inclined surface and having a discharge port on the lower end side of the inclined surface;
A frame that supports the end of the plate-like body and is made of a metal selected from stainless steel or aluminum, or a fiber-reinforced resin, and can ensure the strength of the shooter;
With
The article in the shooter is made visible through the plate-like body.
前記フレームは、鍵形、L形、環状のいずれかの形状に形成され、前記板状体の端部が接続かつ補強可能であってもよい。 The frame may be formed in any one of a key shape, an L shape, and an annular shape, and an end portion of the plate-like body may be connected and reinforced.
透明部材で形成され、前記排出口の開口面積を調整可能なシャッターをさらに備え、
該シャッターは、前記透明部材で形成されたスライド板と、該スライド板をスライド可能に保持する保持部とを有してもよい。
Further comprising a shutter formed of a transparent member and capable of adjusting an opening area of the discharge port;
The shutter may include a slide plate formed of the transparent member and a holding portion that holds the slide plate so as to be slidable.
前記傾斜面は、上端側の傾斜部と、下端側の水平部とから形成されてもよい。 The inclined surface may be formed from an inclined portion on the upper end side and a horizontal portion on the lower end side.
前記フレームが前記傾斜面の上端と下端との間で前記傾斜面を支持してもよい。 The frame may support the inclined surface between an upper end and a lower end of the inclined surface.
前記板状体は、透明樹脂でなり、この透明樹脂は、衝突による火花火災防止のために、難燃性が付与されている構成としてもよい。 The plate-like body is made of a transparent resin, and the transparent resin may be provided with flame retardancy to prevent a spark fire due to a collision.
前記板状体を組付け一体にして前記シュータを構成するに際し、前記シュータを規格に構成するため、その組付け端部に、凹凸嵌合、差込み嵌合、クリンチ嵌合のいずれかによる嵌合手段を設ける構成としてもよい。 When the shooter is configured by assembling and integrating the plate-like body, the shooter is configured according to the standard, and the assembled end portion is fitted by any of uneven fitting, insertion fitting, and clinch fitting. It is good also as a structure which provides a means.
本発明の第2の観点に係るホッパー装置は、
上端と下端が開口され、前記上端から物品が投入されて前記下端へ前記物品が排出されるホッパー本体と、
本発明の第1の観点に係るシュータと、
を備えることを特徴とする。
The hopper device according to the second aspect of the present invention is:
A hopper body in which an upper end and a lower end are opened, an article is input from the upper end, and the article is discharged to the lower end;
A shooter according to a first aspect of the present invention;
It is characterized by providing.
本発明では、装置内部が観察可能であるとともに、十分な強度を有するシュータおよびホッパー装置を提供できる。 According to the present invention, it is possible to provide a shooter and a hopper device that can observe the inside of the device and have sufficient strength.
《第1実施形態》
以下、本発明の第1実施形態に係るシュータおよびホッパー装置について、図1〜図4を用いて説明する。なお、ホッパー装置1の正面方向が+X方向、右側面方向が+Y方向、上面方向が+Z方向という座標系をとって、以下適宜参照する。
<< First Embodiment >>
Hereinafter, a shooter and a hopper device according to a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. Note that a coordinate system in which the front direction of the
ホッパー装置1は、部品が投入され、投入された部品を一時貯蔵し、その部品を排出する装置である。ホッパー装置1に投入される部品は、例えば、ネジ、ボルト、ナット等の留め具である。ホッパー装置1は、図1に示すように、例えば、搬送装置6の搬送路上に配置されて使用される。
The
搬送装置6は、例えば、ベルトコンベアやローラーコンベアである。搬送措置6は、洗浄装置や計量装置に接続される。搬送装置6は、洗浄装置等の接続先の装置まで部品を搬送し、搬送先の装置は、搬送された物品を洗浄、計量する。 The conveyance device 6 is, for example, a belt conveyor or a roller conveyor. The conveyance means 6 is connected to a cleaning device or a weighing device. The transport device 6 transports parts to a connection destination device such as a cleaning device, and the transport destination device cleans and measures the transported article.
ホッパー装置1は、図1に示すように、ホッパー本体2と、シュータ3と、シャッター4とを備えている。
As shown in FIG. 1, the
ホッパー本体2は、上面の開口から部品を受け入れ、上面の開口より狭い底面の開口に部品を落下させる部材である。例えば、ホッパー本体2は、漏斗状に形成される。
The
ホッパー本体2は、逆四角錐台状に形成される。ホッパー本体2の側面は逆台形状であり、例えば、金属板(ステンレス、アルミニウム等の板)により形成される。ホッパー本体2の上面および底面は開口されている。ホッパー本体2の上面の開口は、矩形状であり、ホッパー本体2の底面の開口は、上面の開口よりも小さい矩形状である。ホッパー本体2の上面の開口から投入された部品は、ホッパー本体2の側面内側を滑動し、底面の開口に落下する。ホッパー本体2の底面には、シュータ3が接続され、ホッパー本体2内にある部品は、シュータ3に排出される。
The
シュータ3は、ホッパー本体2から排出される部品を集めて貯蔵、排出する部材である。シュータ3は六面体に形成され、上面と側面の1つに開口が形成される。より詳細には、シュータ3は、図2〜4に示すように、正面34、側面35、36、背面37、および底面に形成された傾斜面32を有し、上面、正面34に供給口31、排出口33がそれぞれ形成されている。供給口31の外周には、固定枠38が設けられている。側面35、36が台形を横にした形状で、傾斜面32、正面34、背面37が矩形の形状である。
The
供給口31は、ホッパー本体2から排出された部品を受け入れ、その部品をシュータ3内に供給するための開口である。供給口31は、図1に示すように、ホッパー本体2の底面の開口とほぼ同じ形状、大きさに形成される。これにより、ホッパー本体2からの部品が引っ掛かったり、停止したりしないようにすることが可能である。
The
固定枠38は、ホッパー本体2および搬送装置6等の他の装置とシュータ3とを連結するための部材である。固定枠38は、例えば、ステンレス、アルミニウム等の金属で形成され、その形状は、平面額縁状である。固定枠38は、シュータ3の上面で供給口31を囲み、かつシュータ3の外側に向かって突出するように配置されている。突出方向は、シュータ3上面と平行な方向である。固定枠38は、ホッパー本体2に固定可能である。固定枠38は、例えば、4つの脚に支えられて水平に配置される。
The fixed
図2に戻って、傾斜面32は、供給口31から供給された部品を滑動させて、その部品を排出口33へ導く面である。傾斜面32は、供給口31と対向する位置に配置され、供給口31からの部品を受け止める。傾斜面32は、シュータ3がホッパー本体2に固定されてホッパー装置1が組み立てられたときに、その面が水平面に対して傾斜するように配置される。傾斜面32は、シュータ3の固定枠38が水平に配置された状態で、例えば、水平面に対して20〜30°で傾斜する(図3のシュータ3の側面図に示す傾斜面32の角度θ)。その面は、面全体が平らである。傾斜面32は、板状体によって形成される。傾斜面32を形成する板状体には、正面34,側面35,36,背面37を形成する別の板状体が接続される。
Returning to FIG. 2, the
シュータ3の正面34、側面35,36、背面37は、供給された部品を傾斜面32に導くとともに部品を貯蔵するために形成される面である。正面34、側面35,36、背面37は、シュータ3がホッパー本体2に固定されてホッパー装置1が組み立てられたときに、鉛直面を形成するように配置される。
The
排出口33は、シュータ3の傾斜面32によって滑動された部品を排出するための開口である。排出口33は、図2に示すように、正面34よりもやや小さい幅で、かつ正面34の約1/3の高さの、矩形状の開口に形成される。排出口33の開口の下端は、傾斜面32の下端と同じ高さに配置される。これにより、傾斜面32から滑動された部品が傾斜面32と排出口33との接合部でひっかかって停止することが防止される。
The
シュータ3は、図2〜図4に示すように、各面の外周に沿って配置されたフレーム39と、各面を形成する板状体とから構成されている。
As shown in FIGS. 2 to 4, the
フレーム39は、各面を形成する板状体を支持かつ補強し、シュータ3の強度確保可能な柱状、リブ状の部材である。その材料は、例えば、ステンレス、アルミニウム等の金属、或いは繊維強化樹脂である。繊維強化樹脂は、例えば、ガラス繊維強化プラスチック、炭素繊維強化プラスチック、ポリエチレン繊維強化プラスチック等の繊維強化プラスチックである。フレーム39は、図2に示すように、外形が六面体(図示しないが、筒形状も可能である)のシュータ3の、各辺に配置されて各頂点をつないでいる。その形状は、断面鍵形(または断面矩形状)かつ柱状であり、その太さは、傾斜面32等の各面の幅と比較して充分に小さい。フレーム39の内側には、傾斜面32等を形成する板状体が配置されている。フレーム39は、鍵形の断面によって隣り合う面の板状体の端部を支持する。フレーム39は、この板状体と留め具391(ボルト、ナット等)によって留められている。
The
フレーム39は、固定枠38の内側にある上方の供給口31を囲むように配置されるとともに、固定枠38と一体に接続されるか、又は別個に構成される(その他とする)。フレーム39は、図示しないが、例えば、凹凸嵌合、螺子・止め具による固定手段、或いは差込み嵌合、クリンチ嵌合等の手段で、ワンタッチで、かつ固定枠38と一体に形成(接続)される。その接続断面は、鍵形、L形、環状(筒形状)などである。固定枠38は、フレーム39を介して正面34、側面35、36、背面37と接続される。固定枠38の接続は、これに限定されず、例えば、固定枠38が正面34等の各面と直接接続されてもよい。尚、固定枠38は、フレーム39と同じ材料とする。
The
フレーム39は、傾斜面32の排出口33側の端部、および傾斜面32と背面37との接合部には配置されず、端部および接合部から離れた位置で、傾斜面32の板状体を支持するように配置されている。上記の端部および接合部近傍は、後述する透明部材の板状体で形成されている。これにより、傾斜面32の排出口33側の端部では部品がひっかかったりつまったりして部品の滑動が阻害されることがない。また、背面37側からシュータ3内部が観察(視認)可能である。
The
板状体は、透明部材で形成されている。この透明部材は、透明材料を用いて成形された部材であり、例えば、アクリル等の透明樹脂、強化ガラス等で形成される。この透明部材は、好ましくは難燃性を有する透明材料で形成される。例えば、難燃性を有する透明材料は、ノンハロゲン・ノンリン系難燃剤を含有する樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエーテルイミド等の樹脂材料である。透明性は低いが、変性ポリフェニレンエーテル等の樹脂も、難燃性を有する透明材料として使用可能である。このような材料を採用することにより、ホッパー装置1に投入された部品が衝突して火花が発生した場合に、板状体に火花が引火しにくい。これにより、ホッパー装置1の火災の発生を防止することが可能である。
The plate-like body is formed of a transparent member. This transparent member is a member formed using a transparent material, and is formed of, for example, a transparent resin such as acrylic, tempered glass, or the like. This transparent member is preferably formed of a transparent material having flame retardancy. For example, the flame retardant transparent material is a resin material such as a resin containing a non-halogen / non-phosphorus flame retardant, polyvinyl chloride, polycarbonate, polybutylene terephthalate, or polyetherimide. Although the transparency is low, a resin such as modified polyphenylene ether can also be used as a transparent material having flame retardancy. By adopting such a material, when the parts thrown into the
板状体の透明度は、シュータ3内の部品の量や排出口33近傍の部品の状態を視認(透視)できる程度の透明度であり、例えば、光透過率が50〜90%であり、無色透明である。板状体の形状は、正面34、背面37の透明部材が矩形状である。側面35,36の透明部材は台形形状である。
The transparency of the plate-like body is such that the amount of parts in the
透明部材は、傾斜面32および正面34、側面35,36、背面37の各面において、フレーム39よりも大きな面積を占めている。図3に示すように、側面35が台形を横にした形状で形成されているところ、フレーム39はその台形の各辺に沿って窓枠状に配置されている。これに対して、透明部材は、側面35の台形の大部分の領域を占めている。これにより、各面から透明部材を介してシュータ3内部が視認可能である。また、図示しないが、透明部材は、一枚板を適宜の形状(角柱、円筒、三角、異形等)に形成し、その両端部を接続する構造も可能である。
The transparent member occupies a larger area than the
シャッター4は、シュータ3の排出口33の一部と重畳して開口を形成し、開口の大きさを調整する部材である。シャッター4は、排出口33が設けられた正面34に配置されている。シャッター4の開き度に応じてシュータ3から排出される部品の量が調整可能である。シャッター4は、図4に示すように、スライド板41と、保持部43と、を備えている。
The
スライド板41は、正面34を形成する板状体と平行、かつ上下方向(図4に示すZ軸方向)にスライド可能に設けられた部材である。スライド板41は、正面34を形成する板状体と一部が重畳するようにスライド可能である。スライド板41は、排出口33を開閉し、かつ排出口33の開口面積を調整する。スライド板41は、透明な板状体から構成される。この板状体は、例えば、上記の傾斜面32等と同様に、アクリル、強化ガラス等である。スライド板41の透明度も上記の傾斜面32等と同様である。
The
スライド板41は、矩形状に形成されている。その中央には、透明部材で形成された取手44が配置され、取手44の両側に、スライド板41を貫通する、ストライプ状のスライド孔42が形成されている。スライド孔42には、保持部43が配置されている。
The
保持部43は、スライド板41をスライド可能に保持する部材である。保持部43は、ネジと、ナット(例えば、蝶ナット)とから構成されている。ネジの一端は、正面34の板状体に固定され、ネジの他端は、スライド孔42を通ってスライド板41の表面側に突出している。ナットは、ネジの他端にはめられている。ナットは、スライド孔42の幅よりも大きい平面形状を有している。ナットでスライド板41を締め付けることにより、スライド板41が保持される。ナットを緩めて、スライド板41をスライド孔42に沿って移動することにより、スライド板41がスライド可能である。保持部43によって、排出口33の開口面積が調整可能である。
The holding
以上のように、第1実施形態に係るホッパー装置1およびシュータ3を構成する板状体は、透明部材で形成されているので、板状体を介してホッパー装置1内部(シュータ3内および排出口33)の部品の貯蓄量や状態が外部から観察可能である。
As described above, since the plate-like body constituting the
ホッパー装置1およびシュータ3は、各面を形成する透明部材の板状体と、この板状体を支持し、かつ金属でなり、シュータの強度確保が可能なフレーム39と、から構成されているので、ホッパー装置1およびシュータ3が板状体のみで構成されている場合と比較して強度が高い。本実施形態によれば、ホッパー装置1内部が観察可能であるとともに、十分な強度を有する。
The
シュータ3は、傾斜面32と背面37との接合部にフレーム39が配置されず、透明部材のみで形成されている。第1実施形態に係るシュータ3によれば、傾斜面32上端側にある部品の量(貯蔵量)の把握も容易である。側面35、36もほぼ透明部材で形成されているので、傾斜面32の側方からもシュータ3内および排出口33の部品の状態が容易に観察可能である。
The
《第2実施形態》
以下、本発明の第2実施形態に係るシュータについて、図5〜7を用いて説明する。本実施形態でも、ホッパー本体2からシュータ3に部品が供給される形態を例に説明する。なお、ホッパー装置1の正面方向が+X方向、右側面方向が+Y方向、上面方向が+Z方向という座標系をとって、以下適宜参照する。
<< Second Embodiment >>
Hereinafter, a shooter according to a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. Also in this embodiment, an example in which parts are supplied from the
第2実施形態に係るシュータ3の側面は、五角形状に形成され、傾斜面32に水平面321が接続している。
A side surface of the
シュータ3は、図5および6に示すように、傾斜面32および正面34、背面37が矩形状、側面35,36が五角形状に形成されている(五角柱を横にした形状に形成されている)。シュータ3は、上面に形成された供給口31と、底面に形成された傾斜面32と、傾斜面32と連続する水平面321と、側面に形成された排出口33とを有する。以下に第1実施形態と相違する水平面321、側面35,36について説明する。
As shown in FIGS. 5 and 6, the
水平面321は、傾斜面32から滑動する部品の速度を弱めるとともに、部品を排出口33前で貯蔵するための面である。水平面321は、図6に示すように、シュータ3がホッパー本体2に固定されてホッパー装置1が組み立てられときに、ほぼ水平である。その幅は、約60mmであり、その面は、面全体が平らである。水平面は、傾斜面32等と同様に、透明部材から構成される板状体と、この板状体を支持するフレーム39と、から形成されている。例えば、水平面321は、傾斜面32を形成する板状体が折り曲げられて形成される。
The
水平面321の排出口33側の端部には、フレーム39が配置されず、フレーム39は、この端部から離れた位置に配置されている。水平面321の端部近傍は、透明部材の板状体で形成されている。これにより、水平面321の排出口33側の端部で、部品がひっかかったりつまったりすることが防止される。
The
以上のように、第2実施形態に係るシュータ3は、水平面321を有するので、傾斜面32から滑動する部品の速度を弱め、水平面321に部品を貯蔵することが可能である。シュータ3を構成する側面35,36等の各面とシャッター4とが第1実施形態と同様に透明部材で形成されているので、水平面321に貯蔵された部品の量を外部から観察可能である。
As described above, since the
第2実施形態に係るシュータ3の水平面321は、透明部材の板状体と、フレーム39とから構成されているので、第1実施形態と同様に、板状体のみで構成されている場合と比較して強度が高い。本実施形態によれば、ホッパー装置1内部が観察可能であるとともに、十分な強度を有する。
Since the
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態等によって限定されるものではない。 As mentioned above, although embodiment of this invention was described, this invention is not limited by the said embodiment etc.
上記の実施形態では、ネジ、ボルト、ナット等の留め具を供給する形態を例に説明しているが、これらの留め具の供給に限定されない。本発明は、例えば、チップ状の樹脂材料や電子部品等の部品にも適用可能である。本発明は、物品の供給に適用可能である。 In the above embodiment, a mode of supplying fasteners such as screws, bolts, and nuts is described as an example. However, the present invention is not limited to supply of these fasteners. The present invention is also applicable to components such as chip-shaped resin materials and electronic components. The present invention is applicable to supply of articles.
また、上記の実施形態では、傾斜面32等の各面を形成する板状体が留め具391によってフレーム39に留められている形態を説明したが、板状体の端部に嵌合手段が形成され、その嵌合手段が他の板状体の嵌合手段と嵌合する形態であってもよい。これにより、板状体が組み付けられてシュータ3が形成される。
In the above embodiment, the plate-like body forming each surface such as the
例えば、前述したが、図8に示すように、正面34、側面35,36、背面37を構成する板状体の端面に段差が形成され、この段差に他の面の板状体の端面の段差が嵌合することにより、板状体同士が組み付けられてもよい。嵌合手段には、端面の段差のほか、端部に形成された凹凸部による嵌合(凹凸嵌合)、端部に形成された穴に突起等を差し込む嵌合(差込み嵌合)、クリンチによる嵌合(クリンチ嵌合)等がある。板状体は、筒形状に形成されてもよい。
For example, as described above, as shown in FIG. 8, a step is formed on the end surface of the plate-like body constituting the
また、上記の実施形態では、傾斜面32および正面34、側面35,36、背面37が無色透明の透明部材で形成されている。しかし、本発明において、透明部材は無色透明に限られない。透明部材は、シュータ3内の物品(部品等)が外部から観察できる程度に透明であればよい。例えば、着色された透明部材であってもよい。また、物品(部品等)を紫外線から保護するために、例えば、赤や茶色に着色にされた透明部材であってもよい。透明部材は、単一の材料で形成される必要はなく、例えば、無色透明な層と、着色された層(樹脂層等)とが積層されて形成されてもよい。
Moreover, in said embodiment, the
上記の実施形態では、ホッパー装置1のシュータ3の各面およびシャッター4が透明部材の板状体およびフレーム39から構成されているが、このような形態に限定されない。本発明において、ホッパー装置1に貯蔵される物品を支持可能な構成であればよい。例えば、背面37等の、傾斜面32を取り囲む面の一部が、透明部材の板状体のみから構成されてもよい。
In the above-described embodiment, each surface of the
また、上記の実施形態では、傾斜面32が平面で形成されているが、本発明において、例えば、傾斜面32が曲面で形成され、ホッパー本体2から供給された部品がこの曲面を滑動してもよい。このように傾斜面32は平面であっても曲面であってもよい。また、傾斜面32には、表面に潤滑層や保護層が形成されてもよい。例えば、樹脂コーティングが施されてもよい。
In the above embodiment, the
また、上記の実施形態では、傾斜面32が水平面に対して20〜30°で傾斜しているが、本発明では、傾斜面32の角度はこれに限られない。本発明において、傾斜面32は物品が排出口33に向かって滑動する程度に傾斜すればよい。
Moreover, in said embodiment, although the
また、上記の実施形態では、シュータ3の側面35,36の形状が、台形を横にした形状または5角形状に形成されていたが、側面35,36の形状は、五角形以上の多角形状に形成されてもよい。また、第1実施形態及び第2実施形態では、正面34、側面35,36、背面37は、シュータ3の固定枠38が水平に設置された状態で、固定枠38に対して鉛直面を形成しているが、傾斜面32に物品を落下させることが可能な角度であればよく、上記固定枠38に対して傾斜面を形成してもよい。
In the above-described embodiment, the shape of the side surfaces 35 and 36 of the
上記の実施形態では、シュータ3の供給口31は、ホッパー本体2の底面の開口とほぼ同じ大きさに形成されているが、供給口31、ホッパー本体2の底面の開口はこのような大きさに限られない。例えば、シュータ3の供給口31は、ホッパー本体2の底面の開口よりも大きくてもよい。ホッパー本体2の底面の開口の形状、大きさは任意の要素であり、例えば、ホッパー本体2の底面の開口が円形であってもよい。供給口31に、ホッパー本体2の底面が差し込み可能な大きさ関係であればよい。
In the above-described embodiment, the
上記の実施形態では、シュータ3の面を、正面34、側面35,36、背面37と称しているが、これは本発明を説明するための便宜上の名称であって、例えば、傾斜面32の下端に配置された面が、正面ではなく背面と称されてもよい。このようにシュータ3やホッパー本体2の配置に応じて名称が変更されてもよい。
In the above embodiment, the surface of the
なお、本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、前述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。 It should be noted that the present invention can be variously modified and modified without departing from the broad spirit and scope of the present invention. The above-described embodiments are for explaining the present invention, and do not limit the scope of the present invention.
1 ホッパー装置
2 ホッパー本体
3 シュータ
4 シャッター
6 搬送装置
31 供給口
32 傾斜面
321 水平面
33 排出口
34 正面
35,36 側面
37 背面
38 固定枠
39 フレーム
391 留め具
41 スライド板
42 スライド孔
43 保持部
44 取手
DESCRIPTION OF
Claims (8)
ホッパー本体から排出される物品を滑動させる傾斜面と、該傾斜面を取り囲み、該傾斜面の下端側に排出口を有する側面と、をそれぞれ形成し、かつ透明部材でなる板状体と、
該板状体の端部を支持し、かつステンレスまたはアルミから選択される金属、或いは繊維強化樹脂でなり、前記シュータの強度確保が可能なフレームと、
を備え、
前記板状体を介して前記シュータ内の物品を視認可能としたことを特徴とするシュータ。 A shooter,
A plate-like body made of a transparent member, each of which forms an inclined surface for sliding an article discharged from the hopper body, and a side surface surrounding the inclined surface and having a discharge port on the lower end side of the inclined surface;
A frame that supports the end of the plate-like body and is made of a metal selected from stainless steel or aluminum, or a fiber-reinforced resin, and can ensure the strength of the shooter;
With
An article in the shooter can be visually recognized through the plate-like body.
前記シャッターは、前記透明部材で形成されたスライド板と、該スライド板をスライド可能に保持する保持部とを有する請求項1または2に記載のシュータ。 Further comprising a shutter formed of a transparent member and capable of adjusting an opening area of the discharge port;
3. The shooter according to claim 1, wherein the shutter includes a slide plate formed of the transparent member and a holding portion that slidably holds the slide plate.
請求項1ないし7のいずれか一項に記載のシュータと、
を備えることを特徴とするホッパー装置。 A hopper body in which an upper end and a lower end are opened, an article is input from the upper end, and the article is discharged to the lower end;
A shooter according to any one of claims 1 to 7,
A hopper device comprising:
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