JP6189548B2 - マルチサブスクリプション通信デバイスにおける最適化されたチューンアウェイ動作を容易にするためのデバイスおよび方法 - Google Patents

マルチサブスクリプション通信デバイスにおける最適化されたチューンアウェイ動作を容易にするためのデバイスおよび方法 Download PDF

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Description

優先権主張
本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、2014年1月30日に出願された“Apparatus and Method For Transmission of System Information After a Tune Away in a Multi-SIM Communication Device”との名称の仮出願第61/933,444号、および2014年8月27日に出願された“Devices and Methods for Facilitating Optimized Tune-Away Operations in Multi-Subscription Communication Devices”との名称の非仮出願第14/470,859号の優先権を主張する。
以下で説明する技術は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、マルチサブスクリプションワイヤレス通信デバイスにおける最適化されたチューンアウェイ動作を容易にするための方法およびデバイスに関する。
ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。通常、多元接続ネットワークであるワイヤレス通信ネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザ向けの通信をサポートする。そのようなネットワークの例は、とりわけ、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって定義されたモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)、およびロングタームエボリューション(LTE)、ならびに第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって定義されたcdma2000 1xおよび1xEV-DOに基づくネットワークを含む。
ワイヤレス通信システムは、ワイヤレス通信を容易にするように適合された様々なタイプのデバイスによってアクセスされてよく、複数のデバイスは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有する。そのようなワイヤレス通信システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。複数のタイプのデバイスがそのようなワイヤレス通信システムを利用するように適合される。そのようなデバイスは一般に、アクセス端末と呼ばれることがある。
サービスプロバイダ(またはネットワーク事業者)は、異なる能力のアクセス端末のユーザがサービスプロバイダのシステムにアクセスすることを可能にするために、所与のワイヤレス通信システムにおいて複数の無線アクセス技術を展開し得る。たとえば、サービスプロバイダは、LTE(eUTRA)ネットワーク、(3GPP2標準化団体によって定義された)エボリューションデータオプティマイズドcdma2000(1xEV-DO)ネットワーク、(やはり3GPP2によって定義された)cdma2000 1xネットワーク、時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)エアインターフェースまたは広帯域CDMA(W-CDMA)エアインターフェースを利用するUMTSネットワーク、GSMなどのネットワーク、または任意の他の好適なネットワークなどの無線アクセス技術を展開し得る。
場合によっては、アクセス端末は、2つ以上の異なる無線アクセス技術上で通信することが可能であり得る。そのようなアクセス端末はしばしば、ハイブリッドデバイスまたはハイブリッドアクセス端末と呼ばれる。1つの一般的なハイブリッドアクセス端末は、1xEV-DOネットワーク上とcdma2000 1xネットワーク上の両方で通信することが可能な、1x/DOハイブリッドアクセス端末と呼ばれることがあるシングルSIMデバイスである。ハイブリッドアクセス端末の別の例は、2つ以上のそれぞれのユーザサブスクリプションに対応する任意の2つ以上の異なるネットワーク上で通信することが可能であり得る、デュアルSIMまたはマルチSIMデバイスである。すなわち、いくつかのワイヤレスネットワークは、加入者識別モジュール(SIM)の手段によって加入ユーザを識別する。
いくつかのワイヤレスデバイスは、複数の同時にインストールされたSIMをサポートし、単一の通信インターフェースまたはトランシーバを利用する2つ以上のSIMに対応する機能を提供することができる。たとえば、いくつかのアクセス端末は、デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)機能をサポートし、ここで、ページメッセージを受信し、かつ、ページメッセージに応答するようなアイドルモード手順を実行するなどのスタンバイ機能は、単一の通信インターフェースを利用する異なる無線アクセス技術(RAT)での2つのサブスクリプション上で実行され得る。さらに、そのようなDSDS技術は、やはり単一の通信インターフェースを共有する他方のRAT上でチューンアウェイ動作がアイドルモード手順を実行することを可能にしながら、一方のRAT上でアクティブ通信チャネルをサポートすることができることが多い。2つの同時サブスクリプションは、回線交換(CS)トラフィックとパケット交換(PS)トラフィックの何らかの組合せを含み得る。
3GPP TS 25.321 v11.5.0またはそれ以前、section 11.8.1.6.*: Scheduling Information reporting
以下に、説明する技術の基本的理解を与えるために、本開示のいくつかの態様を要約する。この概要は、本開示のすべての企図された特徴の包括的な概観ではなく、本開示のすべての態様の主要または重要な要素を識別するものでもなく、本開示のいずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の前置きとして、本開示の1つまたは複数の態様のいくつかの概念を要約の形で提示することである。
本開示の様々な例および実装形態は、複数のサブスクリプションを利用するアクセス端末におけるチューンアウェイ動作を容易にする。本開示の少なくとも1つの態様によれば、アクセス端末は、通信インターフェースと、複数のサブスクリプションモジュールとを含み得る。複数のサブスクリプションモジュールは、第1のサブスクリプションに関連付けられた第1のサブスクリプションモジュールと、第2のサブスクリプションに関連付けられた第2のサブスクリプションモジュールとを含み得る。通信インターフェースおよび複数のサブスクリプションモジュールは、処理回路と動作可能に結合され得る。処理回路は、通信インターフェースを介して第1のサブスクリプション上で通信するように適合され得る。処理回路は、第2のサブスクリプションに対応する通信アクティビティを実行するために、第1のサブスクリプションから第2のサブスクリプションに通信インターフェースをチューンアウェイし得る。次いで、処理回路は、通信インターフェースを第1のサブスクリプションにチューンバックし、第1のサブスクリプションにチューンバックした後に、通信インターフェースを介して第1のサブスクリプションに関連付けられた送信を受信することができ、ここで、送信は絶対グラントを含む。その後、処理回路は、受信された絶対グラントを無視しながら、通信インターフェースを介してアップリンクデータを送信することができる。
本開示の追加の態様は、アクセス端末上で動作可能な方法および/またはそのような方法を実行するための手段を含む。少なくとも1つの例によれば、そのような方法は、第2のサブスクリプションに対応する通信アクティビティを実行するために、第1のサブスクリプションから第2のサブスクリプションにチューンアウェイするステップを含み得る。第1のサブスクリプションにチューンバックした後に、第1のサブスクリプションに関連付けられた送信が受信されてよく、ここで、受信された送信は絶対グラントを含む。次いで、受信された絶対グラントを無視しながら、アップリンクデータ送信が送信され得る。
本開示のまたさらなる態様は、処理回路に、第1のサブスクリプション上で通信させるとともに、第2のサブスクリプションに対応する通信アクティビティを実行するために、第1のサブスクリプションから第2のサブスクリプションにチューンアウェイさせるように適合されたプロセッサ実行可能プログラミングを記憶するプロセッサ可読記憶媒体を含む。プロセッサ実行可能プログラミングは、処理回路に、第1のサブスクリプションにチューンバックさせるとともに、第1のサブスクリプションにチューンバックした後に、受信された絶対グラントを無視しながら、アップリンクデータを送信させるようにさらに適合され得る。
本開示に関連付けられた他の態様、特徴、および実施形態は、添付の図とともに以下の説明を検討すれば、当業者に明らかとなろう。
本開示のいくつかの態様による、電気通信システムの一例を概念的に示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、アクセスネットワークの一例を示す概念図である。 ユーザプレーンおよび制御プレーンの無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す概念図である。 本開示のいくつかの態様による、第1のサブスクリプションおよび第2のサブスクリプションにおいて動作するように構成されるアクセス端末を示す概念図である。 スケジューリング情報メッセージのフォーマットの一例を示すブロック図である。 少なくとも1つの例による、アクセス端末の選択構成要素を示すブロック図である。 少なくとも1つの例による、アクセス端末上で動作可能な方法を示す流れ図である。 少なくとも1つの例による、アクセス端末上で動作可能な別の方法を示す流れ図である。
添付の図面に関して以下に記載する説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明する概念および特徴が実践され得る唯一の構成を表すことは意図されていない。以下の説明は、様々な概念の完全な理解を与えるために具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実践され得ることは当業者に明らかであろう。場合によっては、説明する概念および特徴を曖昧にすることを回避するために、よく知られている回路、構造、技法および構成要素がブロック図の形態で示される。
本開示全体にわたって提示する様々な概念は、多種多様なワイヤレス通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にわたって実装され得る。1つまたは複数の特定のワイヤレス通信プロトコルおよびシステムを参照しながら、説明のいくつかの態様について以下で説明するが、本開示の1つまたは複数の態様が1つまたは複数の他のワイヤレス通信プロトコルおよびシステムにおいて利用され、それらに含まれ得ることを当業者は認識されよう。
次に図1を参照すると、本開示の1つまたは複数の態様が適用され得るネットワーク環境の一例を示すブロック図が示されている。ワイヤレス通信システム100は、1つまたは複数の基地局102とアクセス端末104との間のワイヤレス通信を容易にするように適合される。基地局102およびアクセス端末104は、ワイヤレス信号を通して互いに対話するように適合され得る。場合によっては、そのようなワイヤレス対話は、複数のキャリア(異なる周波数の波形信号)上で行われ得る。マルチキャリアトランスミッタは、被変調信号を複数のキャリア上で同時に送信することができる。各被変調信号は、CDMA信号、TDMA信号、OFDMA信号、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)信号などであり得る。各被変調信号は、異なるキャリア上で送信されてよく、制御情報(たとえば、パイロット信号)、オーバーヘッド情報、データなどを搬送し得る。
基地局102は、基地局アンテナを介してアクセス端末104とワイヤレスに通信することができる。基地局102はそれぞれ、一般に、ワイヤレス通信システム100への(1つまたは複数のアクセス端末104のための)ワイヤレス接続性を容易にするように適合されたデバイスとして実装され得る。そのような基地局102は、当業者によって、アクセスポイント、トランシーバ基地局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、ノードB、フェムトセル、ピコセル、および/または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。
基地局102は、基地局コントローラの制御下でアクセス端末104と通信するように構成される(図2参照)。基地局102のサイトの各々は、それぞれの地理的エリアに通信カバレージを提供することができる。ここでは、各基地局102のためのカバレージエリア106は、セル106-a、106-b、または106-cとして識別される。基地局102のためのカバレージエリア106は、(図示しないが、カバレージエリアの一部分のみを構成する)セクタに分割され得る。様々な例では、システム100は、異なるタイプの基地局102を含み得る。
1つまたは複数のアクセス端末104は、カバレージエリア106全体にわたって分散され得る。各アクセス端末104は、1つまたは複数の基地局102と通信し得る。アクセス端末104は、一般に、ワイヤレス信号を通して1つまたは複数の他のデバイスと通信する1つまたは複数のデバイスを含み得る。そのようなアクセス端末104は、当業者によって、ユーザ機器(UE)、移動局(MS)、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。アクセス端末104は、モバイル端末および/または少なくとも実質的に固定された端末を含み得る。アクセス端末104の例は、モバイルフォン、ページャ、ワイヤレスモデム、携帯情報端末、個人情報マネージャ(PIM)、パーソナルメディアプレーヤ、パームトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、テレビジョン、アプライアンス、電子リーダー、デジタルビデオレコーダ(DVR)、マシンツーマシン(M2M)デバイス、メーター、エンターテインメントデバイス、センサー、検知デバイス、ウェアラブルデバイス、ルータ、および/またはワイヤレスもしくはセルラーネットワークを少なくとも部分的に通して通信する他の通信/コンピューティングデバイスを含む。
図2を参照すると、少なくとも1つの例による、ワイヤレス通信システム100の選択構成要素を示すブロック図が示されている。図示のように、基地局102は、無線アクセスネットワーク(RAN)202の少なくとも一部として含まれる。無線アクセスネットワーク(RAN)202は、一般に、1つまたは複数のアクセス端末104と、コアネットワーク204中に含まれるネットワークエンティティなど、1つまたは複数の他のネットワークエンティティとの間のトラフィックおよびシグナリングを管理するように適合される。無線アクセスネットワーク202は、様々な実装形態によれば、当業者によって、基地局サブシステム(BSS)、アクセスネットワーク、GSMエッジ無線アクセスネットワーク(GERAN)、UMTS地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN)などと呼ばれることがある。
1つまたは複数の基地局102に加えて、無線アクセスネットワーク202は、当業者によって無線ネットワークコントローラ(RNC)と呼ばれることもある基地局コントローラ(BSC)206を含むことができる。基地局コントローラ206は、一般に、基地局コントローラ206に接続された1つまたは複数の基地局102に関連付けられた1つまたは複数のカバレージエリア内のワイヤレス接続の確立、解放、および維持を担う。基地局コントローラ206は、コアネットワーク204の1つまたは複数のノードまたはエンティティに通信可能に結合され得る。
コアネットワーク204は、無線アクセスネットワーク202を介して接続されたアクセス端末104に様々なサービスを提供するワイヤレス通信システム100の一部分である。コアネットワーク204は、回線交換(CS)ドメインおよびパケット交換(PS)ドメインを含み得る。回線交換エンティティのいくつかの例は、MSC/VLR208として識別されるモバイル交換センター(MSC)およびビジターロケーションレジスタ(VLR)、ならびにゲートウェイMSC(GMSC)210を含む。パケット交換要素のいくつかの例は、サービングGPRSサポートノード(SGSN)212およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)214を含む。EIR、HLR、VLRおよび/またはAuCなど、他のネットワークエンティティが含まれてよく、それらの一部または全部が、回線交換ドメインとパケット交換ドメインの両方によって共有され得る。アクセス端末104は、回線交換ドメインを介して公衆交換電話網(PSTN)216へのアクセスを取得し、パケット交換ドメインを介してIPネットワーク218へのアクセスを取得することができる。
アクセス端末104は、アクセス端末104とワイヤレス通信システム100の1つまたは複数のネットワークノード(たとえば、基地局102)との間でデータを通信するためのプロトコルスタックアーキテクチャを利用するように適合され得る。プロトコルスタックは、一般に、レイヤがその数字表示の順に表され、転送されるデータが各レイヤによってその表示の順に連続的に処理される、通信プロトコルのための階層化アーキテクチャの概念モデルを含む。図式的には、「スタック」は通常、垂直方向に示され、最も低い数字表示を有するレイヤが底部にある。図3は、アクセス端末104によって実装され得るプロトコルスタックアーキテクチャの一例を示すブロック図である。いくつかの例では、シグナリングプロトコルスタックは、非アクセス層(NAS)およびアクセス層(AS)に分割される。NASは、アクセス端末104とコアネットワーク204(図2参照)との間のシグナリング用に上位レイヤを提供し、回線交換プロトコルおよびパケット交換プロトコルを含み得る。ASは、RAN202とアクセス端末104との間のシグナリング用に下位レイヤを提供し、ユーザプレーンおよび制御プレーンを含み得る。ここで、ユーザプレーンまたはデータプレーンはユーザトラフィックを搬送し、一方、制御プレーンは制御情報(すなわち、シグナリング)を搬送する。
図1および図3を参照すると、アクセス端末104についてのプロトコルスタックアーキテクチャは一般に、3つのレイヤ、すなわち、レイヤ1(L1)、レイヤ2(L2)、およびレイヤ3(L3)を含むように示されている。レイヤ1 302は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤの信号処理機能を実装する。レイヤ1 302は、本明細書では物理レイヤ302とも呼ばれる。この物理レイヤ302は、アクセス端末104と基地局102との間で無線信号の送信および受信を提供する。
レイヤ2(または「L2レイヤ」)304と呼ばれるデータリンクレイヤは、物理レイヤ302の上にあり、レイヤ3によって生成されたシグナリングメッセージの配信を担う。L2レイヤ304は、物理レイヤ302によって提供されるサービスを利用する。L2レイヤ304は、複数のサブレイヤを含み得る。たとえば、L2レイヤ304は、メディアアクセス制御(MAC)サブレイヤ306および無線リンク制御(RLC)サブレイヤ308を含み得る。ユーザプレーンでは、L2レイヤ304は、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)サブレイヤ310をさらに含み得る。
MACサブレイヤ306は、L2レイヤ304の下位サブレイヤである。MACサブレイヤ306はメディアアクセスプロトコルを実装し、物理レイヤ302によって提供されるサービスを使用して上位レイヤのプロトコルデータユニットのトランスポートを担う。MACサブレイヤ306は、上位レイヤから共有エアインターフェースへのデータのアクセスを管理し得る。
RLCサブレイヤ308は、上位レイヤのデータパケットのセグメント化および再アセンブリ、失われたデータパケットの再送信、ならびに、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)による順序の狂った受信を補償するためのデータパケットの並べ替えを実現する。
PDCPサブレイヤ310は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間の多重化を実現する。PDCPサブレイヤ310はまた、無線送信のオーバーヘッドを低減する上位レイヤのデータパケットのヘッダ圧縮、データパケットの暗号化によるセキュリティ、および基地局102間のアクセス端末104向けのハンドオーバーサポートを実現する。
上位レイヤまたはL3レイヤと呼ばれることもあるレイヤ3 312は、基地局102とアクセス端末104との間の通信プロトコルのセマンティクスおよびタイミングに従って、シグナリングメッセージを発信および終端する。L3レイヤ312は、L2レイヤによって提供されるサービスを利用する。情報(データと音声の両方)メッセージも、L3レイヤ312を通過する。
L3レイヤ312は、アクセス端末104と基地局102との間の制御プレーンのシグナリングを処理するように適合された無線リソース制御(RRC)サブレイヤ314を含む。RRCサブレイヤ314は、上位レイヤメッセージのルーティング、ブロードキャスト機能およびページング機能の処理、無線ベアラの確立および構成などのための、いくつかの機能エンティティを含む。
場合によっては、アクセス端末104は、単一のトランシーバで複数のサブスクリプションを利用するように構成され得る。たとえば、アクセス端末104は、デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)動作および/またはデュアルSIMデュアルアクティブ(DSDA)動作用に構成され得る。もちろん、デュアルSIMは1つのケースにすぎず、本開示の態様は任意の数のSIMを有するデバイスに適用され得る。しかしながら、説明しやすいように、本開示では、チューンアウェイ動作を伴う任意のそのようなマルチサブスクリプション(マルチSIM)デバイスを広く指すために、DSDx機能を参照する。そのようなアクセス端末104は、限定はしないが、異なるネットワーク、同じネットワーク内の異なるサブスクリプション、セルラーネットワーク中の複数のセルと接続すること、または、場合によっては、同じネットワーク中の同じセルに接続することさえも含む、2つ以上の異なるサブスクリプションに対応する異なる通信アクティビティを同時にまたは並行して実行することができる。たとえば、DSDxアクセス端末104は、ページングメッセージを受信する、SMSメッセージングを実行する、または異なるサブスクリプション上でもしくは異なるセルから他の情報を受信するなど、別のサブスクリプション上で他の通信アクティビティを同時に実行しながら、1つのサブスクリプション上で進行中の通信アクティビティに関与し続けることが可能であり得る。
図4を参照すると、単一のRFチェーン(たとえば、トランシーバ)およびDSDx機能を有するアクセス端末104は、第1のサブスクリプション402上でアクティブであり得る。第1のサブスクリプション402上でアクティブである間、アクセス端末104はRFチェーンを第2のサブスクリプション404にチューニングする必要がある場合がある。たとえば、いくつかの機会において、アクセス端末104は、第2のサブスクリプション上でモバイル着信(MT:Mobile Terminated)呼を監視するために、ページングチャネル(PCH)上でページングインジケータ(PI)を読み取る必要がある場合がある。ここで、第2のサブスクリプション404は事実上例示にすぎず、アクセス端末104は任意の数のサブスクリプションを用いて通信するように構成され得る。したがって、「第2のサブスクリプション」という用語は、第1のサブスクリプション402以外の任意のサブスクリプションを指し得る。第2のサブスクリプション404上でページング情報を読み取るために現在の第1のサブスクリプション402からチューンアウェイするこのプロセスは、DSDxチューンアウェイと呼ばれる。チューンアウェイ動作の間、トランシーバは第1のサブスクリプション402から第2のサブスクリプション404にチューンアウェイされる。その結果、トランシーバが第2のサブスクリプション404にチューニングされている間、通常、第1のサブスクリプション402上には通信がない。DSDx機能は一般に、アクセス端末固有であるので、チューンアウェイ動作のための規格固有の手順またはプロトコルがなく、第1のサブスクリプション402に対応するネットワークは通常、アクセス端末104に対するトランシーバ状態についての知識を有しない。この理由により、第1のサブスクリプション402に対応するネットワークは、アクセス端末104からのアップリンク送信がないこと、および電力制御ビットの損失などを突然経験する場合がある。
場合によっては、アクセス端末104による突然の沈黙は、第1のサブスクリプションに関連付けられたネットワークによってアクセス端末104に割り振られたリソースの損失を引き起こす可能性がある。たとえば、UMTSネットワークによって利用される高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)では、アップリンクデータを送信するための許可(grant)は、アクセス端末によって要求される情報に対する精査によって、ネットワークによって完全に管理される。一般に、アクセス端末は、スケジューリング情報(SI)メッセージをネットワークに送信することによって、アクセス端末がリソースを必要としていることを示す。スケジューリング情報(SI)メッセージは通常、MAC-eまたはMAC-iプロトコルデータユニット(PDU)の末尾に配置され、アクセス端末104が必要とするシステムリソースの量およびアクセス端末104が実際に利用することができるリソースの量のより良い概観をサービング基地局(たとえば、ノードB)に提供するために使用される。
図5は、スケジューリング情報(SI)メッセージ500のフォーマットの一例を示すブロック図である。図示のように、スケジューリング情報(SI)メッセージは、ユーザ機器(UE)電力ヘッドルーム(UPH:User Equipment (UE) power headroom)フィールド502と、合計E-DCHバッファ状態(TEBS:total E-DCH buffer status)フィールド504と、最高優先度論理チャネルバッファ状態(HLBS:highest priority logical channel buffer status)フィールド506と、最高優先度論理チャネルID(HLID:highest priority logical channel ID)フィールド508とを含み得る。スケジューリング情報(SI)メッセージが送信されると、その内容は、それぞれの新しい送信において、E-TFC選択手順の適用後のバッファ状態で更新される。
ネットワークがスケジューリング情報(SI)メッセージを含む送信をアクセス端末から受信するとき、その送信は、スケジューリング情報(SI)メッセージにおいて受信された情報に基づいた、ならびに任意の現在進行中の送信に基づいた、アクセス端末に対するスケジューリング許可を示す。たとえば、アクセス端末が高いバッファを示すとともに、何も送信していない場合、ネットワークは、アクセス端末がリソースを効率的に利用することができないと仮定する。この理由により、リソースは共通のリソースであり、何らかの他のアクセス端末によって有効に利用され得るので、ネットワークはアクセス端末に許可されるリソースを低減することができる。
アクセス端末によるスケジューリング情報(SI)送信のタイミングおよび機会は、UMTSのための規格によって制御される(たとえば、参照により本明細書に組み込まれる、3GPP TS 25.321 v11.5.0またはそれ以前、section 11.8.1.6.*: Scheduling Information reportingを参照されたい)。すなわち、スケジューリング情報(SI)メッセージの送信は一般に、サポートされ得るトランスポートブロックサイズの数量化により、またはUMTSのための規格において定義されたトリガに基づいて開始される。アクセス端末からスケジューリング情報(SI)メッセージを受信しなければ、ネットワークはアクセス端末の現在の状態についての知識を持たない。したがって、DSDxアクセス端末104が、第2のサブスクリプション上で通信するために、UMTSネットワーク上で第1のサブスクリプションからのチューンアウェイ動作を実行するとき、アクセス端末104は、第1のサブスクリプションとのその通信アクティビティを停止する。ネットワークは、通信アクティビティの停止はアクセス端末104が送出するデータを持たないことを示すと仮定される。その結果、ネットワークは、無線リソース管理を改善するために、アクセス端末104に対する許可を最小レベルに低減する。ネットワークはその後、絶対グラントチャネル(AGCH)上で絶対グラント情報を送信することによって、最小グラントへのまたはゼログラントへの許可のこの低減をシグナリングする。
したがって、アクセス端末104がFTP転送などの比較的大きいデータ送信に関与している場合であっても、アクセス端末104に許可されたアップリンクリソースは、チューンアウェイの後、完全にまたは部分的に失われ得る。さらに、絶対グラントは徐々に段階的に増加するので、チューンアウェイメカニズムはアップリンクスループットに悪影響を及ぼし、事実上ユーザエクスペリエンスを劣化させる可能性がある。
この問題は、DSDxデバイスを含むネットワークにおいて頻繁に生じる場合があり、ここでアクセス端末がチューンアウェイを実行した後、ネットワークは許可を急に低減させ、アクセス端末のための許可を段階的に少しずつしか増加させない。チューンアウェイが十分に頻繁である場合、または許可の増加が非常に遅い場合、アクセス端末は、データ転送を完了するのに十分なほど長い持続時間の間、ピーク許可を保持することがまったくできない可能性がある。とはいえ、データ転送が完了した場合でも、アクセス端末は劣ったアップリンクスループット性能を被る可能性がある。
本開示の少なくとも1つの態様によれば、アクセス端末は、頻繁なチューンアウェイ動作に関与しているときでも、アップリンクスループットの損害を軽減するような方法でチューンアウェイ動作を容易にするように適合される。少なくとも1つの例によれば、本開示のアクセス端末は、第1のサブスクリプションにチューンバックした後、あらかじめ定義された時間期間中にネットワークから受信された絶対グラントを無視するように適合される。追加の例によれば、本開示のアクセス端末は、第2のサブスクリプションへのチューンアウェイを終了した後(たとえば、第1のサブスクリプションにチューンバックした後)、直ちに(または所定の間隔の後に)SIメッセージを送信するように適合される。またさらなる例では、本開示のアクセス端末は、第2のサブスクリプションへのチューンアウェイを終了した後、あらかじめ定義された時間期間中に受信された絶対グラントを無視し、かつ、第2のサブスクリプションへのチューンアウェイを終了した後、SIメッセージを強制的に送信するように適合される。
図6を参照すると、本開示の少なくとも1つの例による、アクセス端末600の選択構成要素を示すブロック図が示されている。アクセス端末600は、通信インターフェース604に結合されたまたは通信インターフェース604と電気通信するように配置された処理回路602と、記憶媒体606とを含む。
本開示の一態様によれば、アクセス端末600は、複数のサブスクリプションを利用するように適合される。したがって、アクセス端末600は、SIM-A 608および任意選択のSIM-B 610によって概略的に表される1つまたは複数のサブスクリプションモジュールを含み得る。サブスクリプションモジュール608、610は、本明細書では互換的に加入者識別モジュール(SIM)と呼ばれることもあるが、1つまたは複数のサブスクリプションモジュールは、限定はしないが、加入者識別モジュール(SIM)、リムーバブルユーザ識別モジュール(R-UIM)、ユニバーサル集積回路カード(UICC)、CDMA加入者識別モジュール(CSIM)、ユニバーサル加入者識別モジュール(USIM)などを含む、1つまたは複数の好適なサブスクリプションモジュールであり得る。SIM-A 608およびSIM-B 610は、異なるサービスサブスクリプション、同じもしくは異なるネットワークタイプを介した異なるネットワークアクセスに関連付けられ得る、および/または同じもしくは異なる無線アクセス技術を使用し得る。少なくとも1つの例では、SIM-A 608はUMTSネットワーク上の第1のサブスクリプション用に構成されてよく、(任意選択で)SIM-B 610は別のネットワーク上の第2のサブスクリプション用に構成され得る。
処理回路602は、データを取得、処理、および/または送信し、データのアクセスおよび記憶を制御し、コマンドを発行し、他の所望の動作を制御するように構成される。処理回路602は、適当な媒体によって提供される所望のプログラミングを実装するように適合された回路、および/または本開示で説明する1つもしくは複数の機能を実行するように適合された回路を含み得る。たとえば、処理回路602は、1つもしくは複数のプロセッサ、1つもしくは複数のコントローラ、および/または実行可能なプログラミングを実行するように構成された他の構造として実装され得る。処理回路602の例は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理構成要素、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを含み得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ、ならびに任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンを含み得る。処理回路602はまた、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、いくつかのマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、ASICとマイクロプロセッサ、または任意の他の数の様々な構成などのコンピューティング構成要素の組合せとして実装され得る。処理回路602のこれらの例は説明のためのものであり、本開示の範囲内の他の好適な構成も企図される。
処理回路602は、プログラミングの実行を含め、記憶媒体606上に記憶され得る処理用に適合される。本明細書で使用する「プログラミング」という用語は、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、または他の名称で呼ばれるかどうかにかかわらず、限定はしないが、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを含むように広く解釈されるべきである。
場合によっては、処理回路602は、チューンアウェイコントローラ612を含み得る。チューンアウェイコントローラ612は、第1のサブスクリプションから第2のサブスクリプションへのチューンアウェイ動作を実行するように適合された回路および/またはプログラミング(たとえば、記憶媒体606上に記憶されたプログラミング)を含み得る。いくつかの実施形態では、チューンアウェイコントローラは、絶対グラント(AG)メッセージコントローラ614および/またはスケジューリング情報(SI)メッセージコントローラ616を含む。絶対グラント(AG)メッセージコントローラ614は、第2のサブスクリプションへのチューンアウェイを終了した後、定義された時間期間の間にアクセス端末600によって受信された絶対グラントメッセージを無視するように適合された回路および/またはプログラミング(たとえば、記憶媒体606上に記憶されたプログラミング)を含み得る。スケジューリング情報(SI)メッセージコントローラ616は、第2のサブスクリプションへのチューンアウェイを終了した後、直ちに(または所定の間隔の後に)スケジューリング情報(SI)メッセージを送信するように適合された回路および/またはプログラミング(たとえば、記憶媒体606上に記憶されたプログラミング)を含み得る。
通信インターフェース604は、アクセス端末600のワイヤレス通信を容易にするように構成される。たとえば、通信インターフェース604は、1つまたは複数のワイヤレスネットワークデバイスに関して双方向に情報の通信を容易にするように適合された回路および/またはプログラミングを含み得る。通信インターフェース604は、1つまたは複数のアンテナ(図示せず)に結合されてもよく、少なくとも1つのレシーバ回路618(たとえば、1つまたは複数のレシーバチェーン)および/または少なくとも1つのトランスミッタ回路620(たとえば、1つまたは複数のトランスミッタチェーン)を含むワイヤレストランシーバ回路を含む。
記憶媒体606は、プロセッサ実行可能コードもしくは命令(たとえば、ソフトウェア、ファームウェア)などのプログラミング、電子データ、データベース、または他のデジタル情報を記憶するための1つまたは複数のプロセッサ可読デバイスを表し得る。記憶媒体606はまた、プログラミングを実行するときに処理回路602によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。記憶媒体606は、可搬型または固定式記憶デバイスと、光記憶デバイスと、プログラミングを記憶する、含む、および/または搬送することが可能な様々な他の媒体とを含む、汎用または専用プロセッサによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、記憶媒体606は、磁気記憶デバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピーディスク、磁気ストリップ)、光記憶媒体(たとえば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、リムーバブルディスク、および/またはプログラミングを記憶するための他の媒体、ならびにそれらの任意の組合せなどのプロセッサ可読記憶媒体を含み得る。
記憶媒体606は、処理回路602が記憶媒体606から情報を読み取り、記憶媒体606に情報を書き込むことができるように処理回路602に結合され得る。すなわち、記憶媒体606は、記憶媒体606が処理回路602と一体である例および/または記憶媒体606が処理回路602とは別個である例(たとえば、アクセス端末600中に存在する、アクセス端末600の外部にある、複数のエンティティにわたって分散される)を含め、記憶媒体606が少なくとも処理回路602によってアクセス可能であるように、処理回路602に結合され得る。
記憶媒体606によって記憶されているプログラミングは、処理回路602によって実行されると、処理回路602に、本明細書で説明する様々な機能および/またはプロセスステップのうちの1つまたは複数を実行させる。少なくともいくつかの例では、記憶媒体606はチューンアウェイ動作622を含み得る。チューンアウェイ動作622は、本明細書で説明するように、処理回路602に、第2のサブスクリプションへのチューンアウェイ動作を実行するとき、第1のサブスクリプションに関連付けられたネットワークリソースを維持させるように適合される。いくつかの実施形態では、チューンアウェイ動作622は、絶対グラント(AG)メッセージ動作624および/またはスケジューリング情報(SI)メッセージ動作626を含み得る。
したがって、本開示の1つまたは複数の態様によれば、処理回路602は、本明細書で説明するアクセス端末(たとえば、アクセス端末104、アクセス端末600)のいずれかまたはすべてのためのプロセス、機能、ステップおよび/またはルーチンのうちのいずれかまたはすべてを(記憶媒体606と連携して)実行するように適合される。処理回路602に関して本明細書で使用する「適合される」という用語は、処理回路602が、本明細書で説明する様々な特徴による特定のプロセス、機能、ステップおよび/またはルーチンを実行するように(記憶媒体606と連携して)構成されること、利用されること、実装されること、および/またはプログラムされることのうちの1つまたは複数を行うことを指し得る。
図7は、アクセス端末600などのアクセス端末上で動作可能な方法の少なくとも1つの例を示す流れ図である。図6および図7を参照すると、ブロック702において、アクセス端末600は第1のサブスクリプション上で通信することができる。たとえば、処理回路602は、通信インターフェース604を介して、SIM A 608に対応する第1のサブスクリプションに関連付けられたネットワークと通信し得る。少なくとも1つの例では、第1のサブスクリプションに関連付けられたネットワークはUMTSネットワークである。
そのような通信の間、ブロック704において、アクセス端末600は、第1のサブスクリプションから第2のサブスクリプションにチューンアウェイし得る。たとえば、チューンアウェイ動作622を実行する処理回路602(たとえば、チューンアウェイコントローラ612)は、通信インターフェース604をSIM A 608に対応する第1のサブスクリプションから第2のサブスクリプション(たとえば、SIM B 610に対応するサブスクリプション)にチューンアウェイすることができる。すなわち、処理回路602(たとえば、チューンアウェイコントローラ612)は、第2のサブスクリプション(たとえば、SIM B 610)に関連付けられた様々な要件(たとえば、周波数、フォーマッティング、変調など)に従って通信を可能にするようにトランスミッタ回路620および/またはレシーバ回路618を構成することができる。
ブロック706において、アクセス端末600は、第2のサブスクリプション上で通信動作を実行することができる。たとえば、処理回路602は、任意の時間量の間、第2のサブスクリプション上で通信インターフェース604を介してワイヤレス通信を送信および/または受信し得る。いくつかの例では、処理回路602は、レシーバ回路618を介してモバイル着信ページメッセージを受信および復号し得る。
ブロック708において、アクセス端末600は、第1のサブスクリプションにチューンバックする。たとえば、チューンアウェイ動作622を実行する処理回路602(たとえば、チューンアウェイコントローラ612)は、通信インターフェース604をSIM A 608に対応する第1のサブスクリプションにチューンバックすることができる。すなわち、処理回路602(たとえば、チューンアウェイコントローラ612)は、第1のサブスクリプション(たとえば、SIM A 608)に関連付けられた様々な要件(たとえば、周波数、フォーマッティング、変調など)に従って通信を可能にするようにトランスミッタ回路620および/またはレシーバ回路618を再構成することができる。
アクセス端末600が第2のサブスクリプションにチューニングされていた時間の間、チューンアウェイ持続時間の間にアクセス端末600と第1のサブスクリプションに関連付けられたネットワークとの間で通信アクティビティがない結果として、第1のサブスクリプションに関連付けられたネットワークはアクセス端末600に対する許可を低減した可能性がある。したがって、ブロック710において示すように、アクセス端末600は、低減された許可を示す、絶対グラント(AG)を含む送信を受信し得る。たとえば、処理回路602は、通信インターフェース604を介して第1のサブスクリプション上で送信を受信および復号してよく、ここで受信された送信は絶対グラント(AG)を含む。そのような絶対グラント(AG)は、上記で説明したように、拡張アップリンク(EUL)を制御するための制御情報を含み得る。いくつかの例では、受信された絶対グラント(AG)は、チューンアウェイ動作およびアクセス端末600からのSIメッセージ送信の対応する一時停止から生じる、最小グラントまたはゼログラントを示し得る。
ブロック712において、アクセス端末600は、受信された絶対グラント(AG)を無視しながら、アップリンクデータを送信し得る。たとえば、AGメッセージ動作624を実行する処理回路602(たとえば、AGメッセージコントローラ614)は、受信された絶対グラント(AG)を無視し、絶対グラント(AG)が決して受信されなかったかのように、通信インターフェースを介して第1のサブスクリプション上でアップリンクデータを送信し得る。すなわち、アクセス端末600は、絶対グラントが決して受信されなかったかのように、受信された絶対グラントによって指定されたパラメータを無視するように適合される。UMTSのための既存の規格によれば、送信された絶対グラント(AG)が紛失したか、またはアクセス端末によって正常に受信されなかった場合、絶対グラント(AG)がゼログラントを示していたとしても、アクセス端末はアップリンク上でデータの送信を継続することが許容される。ブロック712において、アクセス端末600は、アクセス端末600が正常に受信された絶対グラント(AG)を無視することを除いて、この許容を利用するように適合される。
いくつかの実装形態では、AGメッセージ動作624は、処理回路602(たとえば、AGメッセージコントローラ614)に、第1のサブスクリプションにチューンバックした後、あらかじめ定義された時間期間内に受信された絶対グラント(AG)のみを無視させるように構成され得る。
いくつかの実装形態では、AGメッセージ動作624を実行する処理回路602(たとえば、AGメッセージコントローラ614)は、アップリンクデータを送信するためのチューンアウェイ動作の前に受信された許可の利用を継続し得る。他の実装形態では、AGメッセージ動作624を実行する処理回路602(たとえば、AGメッセージコントローラ614)は、任意の好適な量のデータを含むアップリンクデータを送信し得る。
少なくとも1つの例によれば、AGメッセージ動作624は、処理回路602(たとえば、AGメッセージコントローラ614)に、所定の間隔Tに対応する有限の時間の間、絶対グラント(AG)情報を無視させるように適合され得る。他の例では、AGメッセージ動作624は、処理回路602(たとえば、AGメッセージコントローラ614)に、所定の数の成功したスケジューリング情報(SI)メッセージ送信についての絶対グラント(AG)情報を無視させるように適合され得る。そのような実装形態では、ネットワークがアクセス端末600からスケジューリング情報(SI)メッセージ送信を受信する機会を与えることによって、ネットワークは、アクセス端末600が絶対グラント(AG)情報を無視する時間の間、アクセス端末600に対する絶対グラントを徐々に(段階的に)を増加させることができる。このようにして、アクセス端末600は、チューンアウェイに続き得る任意の考えられる絶対グラント(AG)の低下にもかかわらず、そのアップリンクデータの送信を継続し得る。
図8は、アクセス端末600などのアクセス端末上で動作可能な方法の少なくとも1つの例を示す流れ図である。図6および図8を参照すると、ブロック802において、アクセス端末600は第1のサブスクリプション上で通信することができる。たとえば、処理回路602は、通信インターフェース604を介して、SIM A 608に対応する第1のサブスクリプションに関連付けられたネットワークと通信し得る。少なくとも1つの例では、第1のサブスクリプションに関連付けられたネットワークはUMTSネットワークである。
そのような通信の間、ブロック804において、アクセス端末600は、第1のサブスクリプションから第2のサブスクリプションにチューンアウェイし得る。たとえば、チューンアウェイ動作622を実行する処理回路602(たとえば、チューンアウェイコントローラ612)は、通信インターフェース604をSIM A 608に対応する第1のサブスクリプションから第2のサブスクリプション(たとえば、SIM B 610に対応するサブスクリプション)にチューンアウェイすることができる。すなわち、処理回路602(たとえば、チューンアウェイコントローラ612)は、第2のサブスクリプション(たとえば、SIM B 610)に関連付けられた様々な要件(たとえば、周波数、フォーマッティング、変調など)に従って通信を可能にするようにトランスミッタ回路620および/またはレシーバ回路618を構成することができる。
ブロック806において、アクセス端末600は、第2のサブスクリプション上で通信動作を実行することができる。たとえば、処理回路602は、任意の時間量の間、第2のサブスクリプション上で通信インターフェース604を介してワイヤレス通信を送信および/または受信し得る。いくつかの例では、処理回路602は、レシーバ回路618を介してモバイル着信ページメッセージを受信および復号し得る。
ブロック808において、アクセス端末600は、第1のサブスクリプションにチューンバックする。たとえば、チューンアウェイ動作622を実行する処理回路602(たとえば、チューンアウェイコントローラ612)は、通信インターフェース604をSIM A 608に対応する第1のサブスクリプションにチューンバックすることができる。すなわち、処理回路602(たとえば、チューンアウェイコントローラ612)は、第1のサブスクリプション(たとえば、SIM A 608)に関連付けられた様々な要件(たとえば、周波数、フォーマッティング、変調など)に従って通信を可能にするようにトランスミッタ回路620および/またはレシーバ回路618を再構成することができる。
ブロック810において、アクセス端末600は、第1のサブスクリプションにチューンバックしたことに応答して、スケジューリング情報(SI)メッセージを送信し得る。たとえば、SIメッセージ動作626を実行する処理回路602(たとえば、SIメッセージコントローラ616)は、第1のサブスクリプションにチューンバックしたことに応答して、スケジューリング情報(SI)メッセージを生成し、通信インターフェース604を介してネットワークに送信し得る。上記で説明したように、ネットワークは一般に、いつ、どのくらいの頻度でスケジューリング情報(SI)メッセージを送信するかについての命令をアクセス端末600に与える。しかしながら、本開示の一態様によれば、SIメッセージ動作626を実行する処理回路602(たとえば、SIメッセージコントローラ616)は、ネットワークが指定したスケジュールに従う代わりに(かつおそらくはそれに反して)チューンアウェイ動作に続いて第1のサブスクリプションにチューンバックしたことに応答して、スケジューリング情報(SI)メッセージを送信することができる。したがって、スケジューリング情報(SI)メッセージのスケジュールされた送信に加えて、このスケジューリング情報(SI)メッセージが送信され得る。追加のスケジューリング情報(SI)メッセージを送信することによって、アクセス端末600は、アクセス端末600のアップリンクバッファの状態についてのより良く、より多くの更新された情報、ならびにアップリンクに対応する他のパラメータをネットワークが有することを可能にすることができる。
いくつかの例では、SIメッセージ動作626は、処理回路602(たとえば、SIメッセージコントローラ616)に、第2のサブスクリプションへのチューンアウェイを終了した直後に、通信インターフェース604を介してスケジューリング情報(SI)メッセージを送信させ得る。他の例では、SIメッセージ動作626は、処理回路602(たとえば、SIメッセージコントローラ616)に、第2のサブスクリプションへのチューンアウェイを終了した後の所定の間隔の後に、通信インターフェース604を介してスケジューリング情報(SI)メッセージを送信させ得る。
これらの2つの広い態様(すなわち、チューンアウェイ手順を終了した後に絶対グラントを無視すること、およびチューンアウェイ手順を終了したことに応答してスケジューリング情報(SI)メッセージを送信すること)は、必要に応じて、それら自体で、または同時に実装され得る。これらのアルゴリズムの一方または両方を実装することによって、ネットワークはアクセス端末のアップリンクにおける最新のバッファ状態を通知されるようにすることができ、アクセス端末に対する許可をより迅速に微調整することができる。さらに、絶対グラントを無視することによって、アクセス端末は、ネットワークにアクセス端末に対する絶対グラントをより好適な値に徐々に増加させるための時間を何度も与えながら、最小グラントまたはゼログラントに直面していたとしても、アップリンクデータを送信することができる。
上記で説明した態様、構成、および実施形態について具体的な細部まで詳細に説明したが、図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7および/または図8に示す構成要素、ステップ、特徴および/または機能のうちの1つまたは複数は、単一の構成要素、ステップ、特徴もしくは機能に再構成され、および/または組み合わせられる場合があるか、あるいは、いくつかの構成要素、ステップ、または機能において具現化される場合がある。また、本開示から逸脱することなく、追加の要素、構成要素、ステップ、および/または機能が追加されるか、または利用されないことがある。図1、図2、図4および/または図6に示す装置、デバイス、および/または構成要素は、図3、図5、図7、および/または図8において説明した方法、特徴、パラメータ、および/またはステップのうちの1つまたは複数を実行または利用するように構成され得る。本明細書で説明する新規のアルゴリズムはまた、効率的にソフトウェアで実装されてもよく、および/またはハードウェアに組み込まれてもよい。
本開示の特徴について、いくつかの実施形態および図面に関して説明したが、本開示のすべての実施形態は、本明細書で説明する有利な特徴のうちの1つまたは複数を含み得る。言い換えれば、1つまたは複数の実施形態について特定の有利な特徴を有するものとして説明したが、そのような特徴のうちの1つまたは複数も、本明細書で説明する様々な実施形態のいずれかに従って使用され得る。同様に、例示的な実施形態について、デバイス実施形態、システム実施形態、または方法実施形態として本明細書で説明したが、そのような例示的な実施形態は様々なデバイス、システム、および方法において実装され得ることを理解されたい。
また、少なくともいくつかの実装形態について、フローチャート、流れ図、構造図、またはブロック図として示されるプロセスとして説明したことに留意されたい。フローチャートは動作を逐次プロセスとして説明する場合があるが、動作の多くは並行してまたは同時に実行され得る。さらに、動作の順序は並べ替えられてもよい。プロセスは、その動作が完了したとき、終了する。プロセスは、方法、関数、手順、サブルーチン、サブプログラムなどに対応し得る。プロセスが関数に対応するとき、その終了は、その関数が呼出し関数またはメイン関数に戻ることに対応する。本明細書で説明する様々な方法は、プロセッサ可読記憶媒体に記憶され、1つまたは複数のプロセッサ、機械および/またはデバイスによって実行され得るプログラミング(たとえば、命令および/またはデータ)によって、部分的にまたは完全に実装され得る。
当業者は、本明細書で開示する実施形態に関して説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、またはそれらの任意の組合せとして実装され得ることをさらに了解されよう。この互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、全般的にそれらの機能に関して上記で説明した。そのような機能がハードウェアとして実装されるかソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。
本明細書で説明し、添付の図面に示す例に関連付けられた様々な特徴は、本開示の範囲から逸脱することなく、異なる例および実装形態において実装され得る。したがって、いくつかの特定の構成および配置について説明し、添付の図面に示したが、説明する実施形態への様々な他の追加および修正ならびに説明する実施形態からの削除は当業者に明らかであるので、そのような実施形態は例にすぎず、本開示の範囲を制限するものではない。したがって、本開示の範囲は、以下の特許請求の範囲の文言、および法的均等物によってのみ決定される。
100 ワイヤレス通信システム
102 基地局
104 アクセス端末
106 カバレージエリア
106-a、106-b、106-c セル
202 無線アクセスネットワーク(RAN)
204 コアネットワーク
206 基地局コントローラ(BSC)
208 MSC/VLR
210 ゲートウェイMSC(GMSC)
212 サービングGPRSサポートノード(SGSN)
214 ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)
216 公衆交換電話網(PSTN)
218 IPネットワーク
302 レイヤ1、物理レイヤ
304 レイヤ2、L2レイヤ
306 メディアアクセス制御(MAC)サブレイヤ、MACサブレイヤ
308 無線リンク制御(RLC)サブレイヤ、RLCサブレイヤ
310 パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)サブレイヤ、PDCPサブレイヤ
312 レイヤ3、L3レイヤ
314 無線リソース制御(RRC)サブレイヤ、RRCサブレイヤ
402 第1のサブスクリプション
404 第2のサブスクリプション
500 スケジューリング情報(SI)メッセージ
502 ユーザ機器(UE)電力ヘッドルーム(UPH)フィールド
504 合計E-DCHバッファ状態(TEBS)フィールド
506 最高優先度論理チャネルバッファ状態(HLBS)フィールド
508 最高優先度論理チャネルID(HLID)フィールド
600 アクセス端末
602 処理回路
604 通信インターフェース
606 記憶媒体
608 SIM-A、SIM A、サブスクリプションモジュール
610 SIM-B、SIM B、サブスクリプションモジュール
612 チューンアウェイコントローラ
614 絶対グラント(AG)メッセージコントローラ
616 スケジューリング情報(SI)メッセージコントローラ
618 レシーバ回路
620 トランスミッタ回路
622 チューンアウェイ動作
624 絶対グラント(AG)メッセージ動作
626 スケジューリング情報(SI)メッセージ動作

Claims (26)

  1. 通信インターフェースと、
    第1のサブスクリプションに関連付けられた第1のサブスクリプションモジュールと、第2のサブスクリプションに関連付けられた第2のサブスクリプションモジュールとを含む複数のサブスクリプションモジュールと、
    前記通信インターフェースおよび前記複数のサブスクリプションモジュールに結合される処理回路であって、
    前記通信インターフェースを介して前記第1のサブスクリプション上で通信することと、
    前記第2のサブスクリプションに対応する通信アクティビティを実行するために、前記第1のサブスクリプションから前記第2のサブスクリプションに前記通信インターフェースをチューンアウェイすることと、
    前記通信インターフェースを前記第1のサブスクリプションにチューンバックすることと、
    前記第1のサブスクリプションにチューンバックした後に、前記通信インターフェースを介して前記第1のサブスクリプションに関連付けられた送信を受信することであって、前記送信が絶対グラントを含む、受信することと、
    前記受信された絶対グラントを無視しながら、前記通信インターフェースを介してアップリンクデータを送信することと
    を行うように適合される処理回路と
    を備える、アクセス端末。
  2. 前記処理回路が、
    前記通信インターフェースを前記第1のサブスクリプションにチューンバックしたことに応答して、前記通信インターフェースを介してスケジューリング情報メッセージを送信する
    ようにさらに適合される、請求項1に記載のアクセス端末。
  3. 前記処理回路が、
    所定の持続時間の間、前記受信された絶対グラントを無視し続ける
    ようにさらに適合される、請求項1に記載のアクセス端末。
  4. 前記処理回路が、
    所定の数のスケジューリング情報メッセージが前記通信インターフェースを介して送信されるまで、前記受信された絶対グラントを無視し続ける
    ようにさらに適合される、請求項1に記載のアクセス端末。
  5. 前記受信された絶対グラントを無視しながら、前記通信インターフェースを介してアップリンクデータを送信するように適合される前記処理回路が、
    前記第1のサブスクリプションから前記第2のサブスクリプションに前記通信インターフェースをチューンアウェイする前に受信されたグラントに従って、前記通信インターフェースを介して前記アップリンクデータを送信する
    ように適合される前記処理回路を備える、請求項1に記載のアクセス端末。
  6. 前記受信された絶対グラントを無視しながら、前記通信インターフェースを介してアップリンクデータを送信するように適合される前記処理回路が、
    好適であると判断された任意の量で、前記通信インターフェースを介して前記アップリンクデータを送信する
    ように適合される前記処理回路を備える、請求項1に記載のアクセス端末。
  7. 前記絶対グラントが、拡張アップリンク(EUL)を制御するための制御情報を含む、請求項1に記載のアクセス端末。
  8. 少なくとも第1のサブスクリプションおよび第2のサブスクリプションと通信することが可能なアクセス端末上で動作可能な方法であって、
    前記第1のサブスクリプション上で通信するステップと、
    前記第2のサブスクリプションに対応する通信アクティビティを実行するために、前記第1のサブスクリプションから前記第2のサブスクリプションにチューンアウェイするステップと、
    前記第1のサブスクリプションにチューンバックするステップと、
    前記第1のサブスクリプションにチューンバックした後に、前記第1のサブスクリプションに関連付けられ送信を受信するステップであって、前記送信が絶対グラントを含む、受信するステップと、
    前記受信された絶対グラントを無視しながら、アップリンクデータを送信するステップと
    を含む、方法。
  9. 前記第1のサブスクリプションにチューンバックしたことに応答して、スケジューリング情報メッセージを送信するステップ
    をさらに含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記受信された絶対グラントを無視しながら、アップリンクデータを送信するステップが、
    前記第1のサブスクリプションから前記第2のサブスクリプションにチューンアウェイする前に受信されたグラントに従って、前記アップリンクデータを送信するステップ
    を含む、請求項8に記載の方法。
  11. 前記受信された絶対グラントを無視しながら、アップリンクデータを送信するステップが、
    前記アクセス端末によって好適であると判断された任意の量で、前記アップリンクデータを送信するステップ
    を含む、請求項8に記載の方法。
  12. 所定の持続時間の間、前記受信された絶対グラントを無視し続けるステップ
    をさらに含む、請求項8に記載の方法。
  13. 所定の数のスケジューリング情報メッセージが前記アクセス端末によって送信されるまで、前記受信された絶対グラントを無視し続けるステップ
    をさらに含む、請求項8に記載の方法。
  14. 前記第1のサブスクリプションにチューンバックした後に、前記第1のサブスクリプションに関連付けられた前記送信を受信するステップであって、前記送信が絶対グラントを含む、受信するステップが、
    前記第1のサブスクリプションにチューンバックした後に、前記第1のサブスクリプションに関連付けられた前記送信を受信するステップであって、前記送信が、拡張アップリンク(EUL)を制御するための制御情報を含む絶対グラントを含む、ステップ
    を含む、請求項8に記載の方法。
  15. 少なくとも第1のサブスクリプションおよび第2のサブスクリプションと通信することが可能なアクセス端末であって、
    前記第1のサブスクリプション上で通信するための手段と、
    前記第2のサブスクリプションに対応する通信アクティビティを実行するために、前記第1のサブスクリプションから前記第2のサブスクリプションにチューンアウェイするための手段と、
    前記第1のサブスクリプションにチューンバックするための手段と、
    前記第1のサブスクリプションにチューンバックした後に、前記第1のサブスクリプションに関連付けられた送信を受信するための手段であって、前記送信が絶対グラントを含む、受信するための手段と、
    前記受信された絶対グラントを無視しながら、アップリンクデータを送信するための手段と
    を備える、アクセス端末。
  16. 前記第1のサブスクリプションにチューンバックしたことに応答して、スケジューリング情報メッセージを送信するための手段
    をさらに備える、請求項15に記載のアクセス端末。
  17. 前記受信された絶対グラントを無視しながら、アップリンクデータを送信するための手段が、
    前記第1のサブスクリプションから前記第2のサブスクリプションにチューンアウェイする前に受信されたグラントに従って、前記アップリンクデータを送信するための手段
    を備える、請求項15に記載のアクセス端末。
  18. 前記受信された絶対グラントを無視しながら、アップリンクデータを送信するための手段が、
    前記アクセス端末によって好適であると判断された任意の量で、前記アップリンクデータを送信するための手段
    を備える、請求項15に記載のアクセス端末。
  19. 所定の持続時間の間、前記受信された絶対グラントを無視し続けるための手段
    をさらに備える、請求項15に記載のアクセス端末。
  20. 所定の数のスケジューリング情報メッセージが前記アクセス端末によって送信されるまで、前記受信された絶対グラントを無視し続けるための手段
    をさらに備える、請求項15に記載のアクセス端末。
  21. 処理回路に、
    第1のサブスクリプション上で通信させ、
    第2のサブスクリプションに対応する通信アクティビティを実行するために、前記第1のサブスクリプションから前記第2のサブスクリプションにチューンアウェイさせ、
    前記第1のサブスクリプションにチューンバックさせ、
    前記第1のサブスクリプションにチューンバックした後に受信された絶対グラントを無視しながら、アップリンクデータを送信させる
    ためのプロセッサ実行可能なプログラムを記憶する、非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  22. 前記処理回路に、
    前記第1のサブスクリプションにチューンバックしたことに応答して、スケジューリング情報メッセージを送信させる
    ためのプロセッサ実行可能なプログラムをさらに備える、請求項21に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  23. 前記処理回路に、
    所定の持続時間の間、前記受信された絶対グラントを無視し続けさせる
    ためのプロセッサ実行可能なプログラムをさらに備える、請求項21に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  24. 前記処理回路に、
    所定の数のスケジューリング情報メッセージが送信されるまで、前記受信された絶対グラントを無視し続けさせる
    ためのプロセッサ実行可能なプログラムをさらに備える、請求項21に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  25. 前記処理回路に、前記受信された絶対グラントを無視しながら、アップリンクデータを送信させるための前記プロセッサ実行可能なプログラムが、前記処理回路に、
    前記第1のサブスクリプションから前記第2のサブスクリプションに通信インターフェースをチューンアウェイする前に受信されたグラントに従って、前記アップリンクデータを送信させる
    ためのプロセッサ実行可能なプログラムを備える、請求項21に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  26. 前記処理回路に、前記受信された絶対グラントを無視しながら、アップリンクデータを送信させるための前記プロセッサ実行可能なプログラムが、前記処理回路に、
    好適であると判断された任意の量で、前記アップリンクデータを送信させる
    ためのプロセッサ実行可能なプログラムを備える、請求項21に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
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