JP6189452B2 - 周辺機器への直接接続を用いたワイヤレスドッキングサービス - Google Patents

周辺機器への直接接続を用いたワイヤレスドッキングサービス Download PDF

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Description

[0001]本出願は、2013年1月15日に出願され、その全ての内容が全体として参照により本明細書に組み込まれる、米国仮出願第61/752,792号の利益を主張する。
[0002]本開示は、電子デバイス間のワイヤレスドッキングのための技法に関する。
[0003]「ドック(docks)」とも称されうる、ドッキング局は時折、ラップトップコンピュータのような電子デバイスを、モニタ、キーボード、マウス、プリンタ、あるいは他のタイプの入力または出力デバイスのような周辺機器に結合するために使用される。これらのドッキング局は通常、電子デバイスとドッキング局との間の物理的な接続を要求する。加えて、電子デバイスとドッキング局は通常、ドッキング機能が使用されうる前にドッキング通信を確立する。
[0004]概して、本開示は、モバイルコンピューティングデバイスのような、ワイヤレス被ドッキング側(wireless dockee)が、周辺デバイスとデータを交換および/または制御するための統一インターフェースを提供するワイヤレスドッキングサービスを使用して、1つまたは複数の周辺デバイスとワイヤレスに、および直接ドッキングすることができるワイヤレスドッキングシステムのための技法を説明している。より具体的には、ワイヤレスドッキングサービスは、周辺デバイスへのレファレンスを発見および取得し、発見された周辺デバイスの1つまたは複数を設定し、周辺機器固有の機能にしたがって発見された周辺デバイスの1つまたは複数を使用するためのインターフェースを、ワイヤレス被ドッキング側上で実行されるアプリケーションに提供することができる。
[0005]いくつかの例では、本開示は、プロセッサ、およびプロセッサに結合されたメモリを含むワイヤレス被ドッキング側を説明している。メモリは、プロセッサに、ワイヤレスドッキングサービス(WDS)を含むソフトウェアスタックを実行させるための命令を記憶する。WDSは、プロセッサによって実行されるアプリケーションのためのアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を提供する。WDSのAPIは、ワイヤレス被ドッキング側によって実行されるアプリケーションへのインターフェースを提供するために、アプリケーションサービスプラットフォーム(ASP)通信と、WiFi(登録商標)シリアルバス(WSB)、Bluetooth(登録商標)、またはミラキャストのような、周辺機能プロトコル(PFP:Peripheral Function Protocols)のための通信を連結する。WDSは、ワイヤレスドッキングセンタ(WDC)によって介在されない(unmediated)ワイヤレスドッキングセッションを使用して直接ドッキングする周辺デバイスをアプリケーションが発見、設定、および選択することを可能にしうる。ワイヤレス被ドッキング側は、対応する選択された周辺機器とデータを交換および制御するために、選択された周辺デバイスにWDSを通じて直接接続し、PFPを使う(engage)するためにAPIを利用することができる。すなわち、一度ワイヤレス被ドッキング側および選択された周辺機器がWDSを通じて直接接続すると、ワイヤレス被ドッキング側は、周辺機器のためのワイヤレスドッキングASPおよびPFPを使用するためにワイヤレスドッキングセッションを動作させることができる。このように、ワイヤレス被ドッキング側は、WDCによって提供される、連結されたワイヤレスドッキングセッション接続に頼ることなく、直接、周辺機器とデータを交換および制御することができる。
[0006]いくつかの例では、WDSは加えて、1つまたは複数の周辺機器のセットを含むワイヤレスドッキング環境(WDN)をアプリケーションが作ることを許容するためにAPIを提供する。APIは、アプリケーションが以前に作られた1つまたは複数のWDNを発見し、ならびに周辺機器のためのASPおよびPFPを使用するためにドッキングセッションを動作させるように発見されたWDNのうちの1つを選択すること、をさらに可能にしうる。WDSはまた、1つまたは複数の直接ワイヤレスドッキングセッション接続のためのトポロジおよび/またはWDNのトポロジを管理することができる。
[0007]本開示の技法は、1つまたは複数の利点を提供することができる。例えば、WDCによる通信介在なしで動作するワイヤレスドッキングシステムは、ワイヤレス被ドッキング側と周辺デバイスの両方と対話可能であるWDCの実装を要求しない。このことは、ワイヤレスドッキングシステムプロトコルの発展を加速させ、追加のWDCデバイスに対するオーバーレイを低減し、および/またはワイヤレス被ドッキング側のために実装される標準化されたドッキングプロトコルに関する要件を除外することができる。加えて、多くのレガシワイヤレス周辺機器は、結果として、WDCおよび付随のプロトコルによって介在されずに、ワイヤレス被ドッキング側に直接接続することができる。
[0008]いくつかの例では、方法は、ユーザアプリケーションから、かつコンピューティングデバイス上で実行されるワイヤレスドッキング通信スタックのワイヤレスドッキングサービスを用いて、コンピューティングデバイスのワイヤレス通信範囲内で1つまたは複数の周辺機能を発見する要求を受信することを含む。方法はまた、要求を受信することに応答して、ワイヤレスドッキングサービスを用いて、ワイヤレスドッキングセンタと通信することなく1つまたは複数の周辺機能を発見することも含む。方法は、ユーザアプリケーションのためのドッキングセッションに周辺機能を連結することをさらに含む。方法はまた、要求を受信することに応答して、ドッキングセッション識別子、および1つまたは複数の周辺機能に対応する1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、ユーザアプリケーションに送ることを含む。
[0009]別の例では、デバイスは1つまたは複数のプロセッサを含む。1つまたは複数のプロセッサは、ユーザアプリケーションから、かつデバイス上で実行されるワイヤレスドッキング通信スタックのワイヤレスドッキングサービスを用いて、デバイスのワイヤレス通信範囲内で1つまたは複数の周辺機能を発見する要求を受信するように構成される。1つまたは複数のプロセッサはまた、要求を受信することに応答して、ワイヤレスドッキングサービスを用いて、ワイヤレスドッキングセンタと通信することなく1つまたは複数の周辺機能を発見するようにも構成される。1つまたは複数のプロセッサは、ユーザアプリケーションのためのドッキングセッションに周辺機能を連結するようにさらに構成される。1つまたは複数のプロセッサはまた、要求を受信することに応答して、ドッキングセッション識別子、および1つまたは複数の周辺機能に対応する1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、ユーザアプリケーションに送るように構成される。
[0010]別の例では、装置は、ユーザアプリケーションから、かつ装置上で実行されるワイヤレスドッキング通信スタックのワイヤレスドッキングサービスを用いて、装置のワイヤレス通信範囲内で1つまたは複数の周辺機能を発見する要求を受信するための手段を含む。装置はまた、要求を受信することに応答して、ワイヤレスドッキングサービスを用いて、ワイヤレスドッキングセンタと通信することなく1つまたは複数の周辺機能を発見するための手段も含む。装置は、ユーザアプリケーションのためのドッキングセッションに周辺機能を連結するための手段をさらに含む。装置はまた、要求を受信することに応答して、ドッキングセッション識別子、および1つまたは複数の周辺機能に対応する1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、ユーザアプリケーションに送るための手段も含む。
[0011]別の例では、コンピュータ可読記憶媒体は命令を記憶し、命令は、実行されるとき、ユーザアプリケーションから、かつコンピューティングデバイス上で実行されるワイヤレスドッキング通信スタックのワイヤレスドッキングサービスを用いて、コンピューティングデバイスのワイヤレス通信範囲内で1つまたは複数の周辺機能を発見する要求を受信するように1つまたは複数のプロセッサを構成する。命令は、要求を受信することに応答して、ワイヤレスドッキングサービスを用いて、ワイヤレスドッキングセンタと通信することなく1つまたは複数の周辺機能を発見するように1つまたは複数のプロセッサをさらに構成する。命令は、ユーザアプリケーションのためのドッキングセッションに周辺機能を連結するように1つまたは複数のプロセッサをさらに構成する。命令は、要求を受信することに応答して、ドッキングセッション識別子、および1つまたは複数の周辺機能に対応する1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、ユーザアプリケーションに送るように1つまたは複数のプロセッサをさらに構成する。
[0012]1つまたは複数の例の詳細は、添付図面および以下の説明において述べられている。他の特徴、目的、および利点は、その説明および図面、ならびに請求項から明らかになる。
ワイヤレス被ドッキング側が、1つまたは複数のワイヤレス通信チャネルをわたってマルチプルな周辺機器と通信するために、ワイヤレスドッキングサービスを使用する、実例となるワイヤレスドッキングシステムの概略図である。 ワイヤレス被ドッキング側が、1つまたは複数の周辺デバイスを含むワイヤレスドッキング環境を作って使用するか、または発見して使用するために、ワイヤレスドッキングサービスを使用する、実例となるワイヤレスドッキングシステムを例示している概略図である。 それによってワイヤレス被ドッキング側が1つまたは複数の周辺デバイスと直接通信することができるワイヤレスドッキングサービスを含む実例となるワイヤレスドッキング通信スタックを例示している概略図である。 本開示の技法にしたがって、共通のドッキングセッションに1つまたは複数の周辺機能を連結するように周辺デバイスと、介在されないドッキングセッションを確立するための、ワイヤレスドッキング通信スタックを実装するコンピューティングデバイスによって使用される、様々な周辺デバイスのための実例となるソフトウェアスタックを例示している。 本開示の技法にしたがって、共通のドッキングセッションに1つまたは複数の周辺機能を連結するように周辺デバイスと、介在されないドッキングセッションを確立するための、ワイヤレスドッキング通信スタックを実装するコンピューティングデバイスによって使用される、様々な周辺デバイスのための実例となるソフトウェアスタックを例示している。 本開示の技法にしたがって、共通のドッキングセッションに1つまたは複数の周辺機能を連結するように周辺デバイスと、介在されないドッキングセッションを確立するための、ワイヤレスドッキング通信スタックを実装するコンピューティングデバイスによって使用される、様々な周辺デバイスのための実例となるソフトウェアスタックを例示している。 本開示の技法にしたがって、共通のドッキングセッションに1つまたは複数の周辺機能を連結するように周辺デバイスと、介在されないドッキングセッションを確立するための、ワイヤレスドッキング通信スタックを実装するコンピューティングデバイスによって使用される、様々な周辺デバイスのための実例となるソフトウェアスタックを例示している。 本開示の1つまたは複数の例にしたがって、連結されたドッキングセッションを確立および動作させるために周辺機器を発見、設定、および選択するように、ワイヤレスドッキングセンタによって介在されずに、周辺機器と通信を交換するために、コンピューティングデバイス上で実行されるユーザアプリケーションがワイヤレスドッキングサービスを使用する、実例となる呼フローのためのフロー図を描写している。 本開示の1つまたは複数の例にしたがって、連結されたドッキングセッションを確立および動作させるために周辺機器を発見、設定、および選択するように、ワイヤレスドッキングセンタによって介在されずに、周辺機器と通信を交換するために、コンピューティングデバイス上で実行されるユーザアプリケーションがワイヤレスドッキングサービスを使用する、実例となる呼フローのためのフロー図を描写している。 本開示の1つまたは複数の例にしたがって、連結されたドッキングセッションを確立および動作させるために周辺機器を発見、設定、および選択するように、ワイヤレスドッキングセンタによって介在されずに、周辺機器と通信を交換するために、コンピューティングデバイス上で実行されるユーザアプリケーションがワイヤレスドッキングサービスを使用する、実例となる呼フローのためのフロー図を描写している。 本開示の1つまたは複数の例にしたがって、連結されたドッキングセッションを確立および動作させるために周辺機器を発見、設定、および選択するように、ワイヤレスドッキングセンタによって介在されずに、周辺機器と通信を交換するために、コンピューティングデバイス上で実行されるユーザアプリケーションがワイヤレスドッキングサービスを使用する、実例となる呼フローのための呼フロー図を描写している。 本開示の1つまたは複数の例にしたがって、連結されたドッキングセッションを確立および動作させるために周辺機器を発見、設定、および選択するように、ワイヤレスドッキングセンタによって介在されずに、周辺機器と通信を交換するために、コンピューティングデバイス上で実行されるユーザアプリケーションがワイヤレスドッキングサービスを使用する、実例となる呼フローのための呼フロー図を描写している。 本開示の1つまたは複数の例にしたがって、連結されたドッキングセッションを確立および動作させるために周辺機器を発見、設定、および選択するように、ワイヤレスドッキングセンタによって介在されずに、周辺機器と通信を交換するために、コンピューティングデバイス上で実行されるユーザアプリケーションがワイヤレスドッキングサービスを使用する、実例となる呼フローのための呼フロー図を描写している。 本開示において説明されている技法にしたがって、持続的なワイヤレスドッキング環境を作るための実例となる呼フローのための呼フロー図を描写している。 本開示において説明されている技法にしたがって、持続的なワイヤレスドッキング環境を作るために、利用可能な周辺機器を発見し、発見された周辺機器を使用するための実例となる呼フローのための呼フロー図を描写している。 本開示において説明されている技法にしたがって、持続的なワイヤレスドッキング環境を作るために、利用可能な周辺機器を発見し、発見された周辺機器を使用するための実例となる呼フローのための呼フロー図を描写している。 本開示において説明されている技法にしたがって、1つまた複数の周辺機能を含む以前に持続されたワイヤレスドッキング環境を使用するための実例となる呼フローのための呼フロー図を描写している。 本開示において説明されている技法にしたがって、1つまた複数の周辺機能を含む以前に持続されたワイヤレスドッキング環境を使用するための実例となる呼フローのための呼フロー図を描写している。 本開示において説明されている技法にしたがって動作するコンピューティングデバイスの実例となる事例を例示しているブロック図である。
[0025]同じ参照文字は、図およびテキストの全体を通して同じ要素を指す。
[0026]本開示は、ワイヤレスドッキングセンタなしでワイヤレスドッキングするためのアーキテクチャを説明している。ワイヤレスドッキング専門研究グループ(SIG:Special Interest Group)は、ワイヤレスドッキングセンタ(WDC)がその周辺機器を管理し、容易に周辺機器に接続するおよび周辺機器を使用するためにモバイルのための連結接続を提供する対話型ワイヤレスドッキングソリューションを発展させてきた。本明細書で説明されているのは、モバイルがWDCなしでワイヤレス周辺機器に直接接続するワイヤレスドッキングソリューションである。WDCなしの(WDC-less)ドッキングシステムは、対話型WDCを実装することをいずれのベンダー(vendor)にも要求しない。加えて、WDCなしのドッキングシステムは、モバイルまたは他のコンピューティングデバイス上に実装されるべきいずれの標準化されたドッキングプロトコルも要求しないことがある。
[0027]以下でより詳細に説明されるように、本開示は、モバイルコンピューティングデバイスのような、ワイヤレス被ドッキング側が、周辺デバイスとデータを交換および/または制御するためのインターフェースを提供するワイヤレスドッキングサービスを使用して、1つまたは複数の周辺デバイスとワイヤレスに、および直接ドッキングすることができるワイヤレスドッキングシステムに適用可能な、ワイヤレス通信技法、プロトコル、方法、およびデバイスを説明している。ワイヤレスドッキングサービス(WDS)は、ワイヤレス被ドッキング側によって実行されるアプリケーションへのインターフェースを提供するために、アプリケーションサービスプラットフォーム(ASP)通信と、WiFiシリアルバス(WSB)およびミラキャスト通信のような、周辺機能プロトコル(PFP)通信を連結することができる。WDSは、Wi−Fi(登録商標)通信のためのインターフェースを含むソフトウェアプロトコルスタックの一部として実行することができ、ASPおよびPFPの上部で実行するWDSは、Wi−Fiドッキングサービス、またはWi−Fiドッキングのサブセットを使用するワイヤレスドッキングサービスとして実装されうる。例えば、ワイヤレスドッキングサービスは、概してWi−Fiアライアンスによって「Wi−Fi Direct」として普及を促進されている規格のセットにしたがって、ピアツーピア(P2P)トポロジを対象としたWi−Fiドッキング規格のサブセットを使用することができる。
[0028]ASPは概して、Wi−Fi Direct認証ネットワークのような、ワイヤレスネットワークをわたって、デバイスがサービスを容易に広告、探索、および提供すること、を可能にしうるワイヤレス通信スタックである。ASPを形成するワイヤレススタックは、Wi−Fi Direct認証に準拠するように実装されうる。本開示の残部は、Wi−Fi Direct ASP、すなわちWi−Fi Direct認証に準拠するように実装されるワイヤレスASP、を通じて動作するために実装されたワイヤレスドッキングサービス(WDS)の例を、本開示のワイヤレスドッキングサービスの1つの例示的な例として参照する。このことは、Wi−Fi Direct ASPを通じたWDSが単なる一つの例であり、WDSがまた、様々なワイヤレス規格、プロトコル、および技術にしたがって実装されうるという理解をもって、行われる。例えば、WDSはまた、WiGig、ならびに/あるいは米国電気電子学会(IEEE)802.11規格セット(例えば、802.11、802.11a、802.11b、802.11g、802.11n、802.11ac、802.11ad等)のうちの1つまたは複数、またはWi−Fi、WiGig、ならびに/あるいは1つまたは複数の802.11規格の拡張、にしたがって実装されうる。
[0029]ASPおよびPFPの上部で動作するワイヤレスドッキングサービスは、周辺機器が直接ワイヤレス被ドッキング側にそれらの固有のドッキングサービスを広告すること、を可能にしうる。ASPおよびPFPの上部で動作するWDSはまた、ワイヤレス被ドッキング側がドッキングサービスを提供する周辺機器を発見すること、を可能にしうる。ASPおよびPFPの上部で動作するWDSはまた、周辺機器およびワイヤレス被ドッキング側が互いに接続し、互いとのワイヤレスドッキングセッションを確立すること、も可能にしうる。ワイヤレスドッキングセッションは、WDSによってワイヤレス被ドッキング側に結合される周辺機器によって提供されるサービスを有効にしうる。例えば、周辺機器は、ディスプレイ、プロジェクタ、スピーカ、キーボード、マウス、ジョイスティック、データ記憶デバイス、ネットワークインターフェースデバイス、他のドッキングホスト、遠隔制御、カメラ、マイクロフォン、プリンタ、または他のデバイスを含むことができる。そのような周辺デバイスは、異なる例において、スタンドアローンのデバイス、または他のコンピュータのようなデバイスのコンポーネントを含むことができる。モバイルハンドセットのような、ワイヤレス被ドッキング側デバイスは、いくつかの例において、ASPを通じて動作するWDSを使用して、ワイヤレスドッキングセンタとワイヤレスにドッキングすることができ、それにより、ワイヤレス被ドッキング側デバイスが周辺機器のいずれかによって提供されるサービスにアクセスすることを可能にする。
[0030]図1は、ワイヤレス被ドッキング側が、1つまたは複数のワイヤレス通信チャネルをわたってマルチプルな周辺機器と通信するために、ワイヤレスドッキングサービスを使用する、実例となるワイヤレスドッキングシステムの概略図である。例示されている例では、ワイヤレスドッキングシステム100は、ワイヤレスドッキングのために構成され、ワイヤレスドッキングシステム100のコンテキストにおいてワイヤレス被ドッキング側と称されるコンピューティングデバイスを表すワイヤレス被ドッキング側(WD)110を含む。ワイヤレス被ドッキング側110は、スマートフォンまたは他のモバイルハンドセット、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、あるいは他のコンピューティングデバイスのようなモバイルデバイスでありうる。ワイヤレス被ドッキング側110は、デスクトップコンピュータのような静的デバイスでありうる。ワイヤレス被ドッキング側110は、より大きなデバイスまたはデバイスのコンポーネントでもありうる。例えば、ワイヤレス被ドッキング側110は、プロセッサ、処理コア、チップセット、または他の1つまたは複数の集積回路でありうる。
[0031]ワイヤレスドッキングシステム100の周辺デバイス140、142、144は、ディスプレイ、プロジェクタ、スピーカ、キーボード、マウス、ジョイスティック、データ記憶デバイス、ネットワークインターフェースデバイス、他のドッキングホスト、遠隔制御、カメラ、マイクロフォン、プリンタ、WD110とのワイヤレス通信の能力を有する様々な他のデバイスのいずれか、を含むことができる。WD110は、周辺機器140、142、144によって提供されるサービスを使うことができる。WD110は、WD110にアクセス可能なサービスにしたがって、動作する、および/または周辺機器140、142、144とデータを交換するために、ワイヤレス通信チャネルを介して周辺機器140、142、144に結合することができる。
[0032]ワイヤレス通信チャネル130、132、134は、WD110とそれぞれの周辺機器140、142、144との間で通信信号を伝搬する能力を有する任意のチャネルでありうる。いくつかの例では、ワイヤレス通信チャネル130、132、134は、無線周波数通信において、2.4ギガヘルツ(GHz)帯域、5GHz帯域、60GHz帯域、または他の周波数帯域のような周波数帯域で実装されうる。いくつかの例では、ワイヤレス通信チャネル130、132、134は、(Wi−Fiアライアンスによって普及を促進されるような)Wi−Fi、(ワイヤレスギガビットアライアンスによって普及を促進されるような)WiGig、および/または米国電気電子学会(IEEE)802.11規格セット(例えば、802.11、802.11a、802.11b、802.11g、802.11n、802.11ac、802.11ad等)、あるいは他の規格、プロトコル、または技術中の規格、プロトコル、または技術の1つまたは複数のセットに準拠しうる。2.4GHz、5GHz、および60GHz帯域のような、ワイヤレス通信チャネル130、132、134に使用される周波数帯域は、それらがWi−Fiの規格、WiGigの規格、任意の1つまたは複数のIEEE802.11プロトコル、および/あるいは他の適用可能な規格またはプロトコルを踏まえて理解されるように、本開示のために定義されうる。いくつかの例では、ワイヤレス通信チャネル130、132、134は、周辺機器140、142、144間で多重送信される単一のワイヤレス通信チャネルを表すことができる。
[0033]ワイヤレス被ドッキング側110は、種々の例において、一度WD110およびそのサブセットが互いの動作可能な通信範囲内に入ると自動的に、またはユーザ入力に応答して手動で、周辺機器140、142、144のあらゆるサブセットとの通信を確立することができる。互いとのドッキング通信を確立する、WD110と周辺機器140、142、144との間の実例となる呼フローは、図5A−5C、6A−6Cで描写されている。ワイヤレス被ドッキング側110および周辺機器140、142、144は、図5A−5C、6A−6Cで例示されているように、ワイヤレスドッキングサービス(WDS)を含む、様々なサービスのために互いとの通信を管理するように、アプリケーションサービスプラットフォーム(ASP)、および/またはWiFiシリアルバス(WSB)およびミラキャストのような周辺機能プロトコル(PFP)を使用することができる。
[0034]図2は、ワイヤレス被ドッキング側が、1つまたは複数の周辺デバイスを含むワイヤレスドッキング環境を作り出して使用するか、または発見して使用するために、ワイヤレスドッキングサービスを使用する、実例となるワイヤレスドッキングシステムを例示している概略図である。例示されている例では、ワイヤレスドッキングシステム150は、図1のWD110および周辺機器140、142、144に対応しうるWD110および周辺機器140、142、144を含む。
[0035]いくつかの例では、WD110は、周辺機器140、142、144を含むワイヤレスドッキング環境(WDN)152を作るために、ワイヤレスドッキングサービスを使用する。いくつかの例では、WD110は、WD110または別のワイヤレス被ドッキング側によってすでに作られたワイヤレスドッキング環境152を発見するために、ワイヤレスドッキングサービスを使用する。WD110は、それによってWD110が周辺機器140、142、144によって提供されるサービスを使うことができるワイヤレスドッキングセッションを確立するようにWDN152を選択するために、ワイヤレスドッキングサービスを使用することができる。ワイヤレス被ドッキング側110は、WD110にアクセス可能なサービスにしたがって、動作する、および/または周辺機器140、142、144とデータを交換するために、ワイヤレス通信チャネル182を介してWDN152に結合することができる。ワイヤレス通信チャネル182は、図1のワイヤレス通信チャネル130、132、134のいずれかに類似しうる。
[0036]図1−2の例では、WD110は、容易に周辺機器に接続する、および周辺機器を使用するために、WD110を実行する1つまたは複数のアプリケーション(one or more application(s))によって使用されうる、共通のコンテキスト、すなわち「ドッキングセッション」に1つまたは複数の周辺機器との接続を連結するために、ワイヤレスドッキングサービスを使用することができる。
[0037]図3は、それによってワイヤレス被ドッキング側が1つまたは複数の周辺デバイスと直接通信することができるワイヤレスドッキングサービスを含む実例となるワイヤレスドッキング通信スタックを例示している概略図である。例示されている例では、コンピューティングデバイス200は、ワイヤレスドッキング通信スタック201をわたって実行するユーザアプリケーション216を含む。コンピューティングデバイス200は、図1−2のワイヤレス被ドッキング側110を表すことができる。ワイヤレスドッキング通信スタック201は、ユーザアプリケーション216へのアプリケーションプログラミングインタフェース(API)226を提供するワイヤレスドッキングサービス214を含む。API226は、ユーザアプリケーション216がWD110による使用のための周辺機器を発見、設定、および選択することができるメソッド、データフィールド、および/またはイベントを含む。いくつかの例では、API226は、ユーザアプリケーション216が、WD110による選択および使用のための周辺機器を含むWDNを作る、および/または発見することができるインターフェースを含む。例えば、通信スタックの異なるレイヤ間の通信に関連する、「方法」、「メッセージ」、および「信号」に対する本明細書における参照は、これらの異なる構造(construct)の各々が、データを提供/受信し、それに応じてアクションもしくはデータを要求または応答するための、あるいはコマンドを送る/受信するための通信スタックのレイヤによって使用されうる点から交換可能と考慮されるべきである。説明されている方法、メッセージ、および信号は、メッセージングサービス、共有されるメモリ、パイプ、ネットワーク通信等を含む、いくつかの異なる形式の通信の任意のものを表すことができる。
[0038]いくつかの実例となる実装では、API226は、表1の実例となる方法を含む。
Figure 0006189452
[0039]したがって、ユーザアプリケーション216は、ドッキングセッションを解除する(「Unlock」)ために、また同様にドッキングセッションを確立するために、ワイヤレスドッキングサービス214に対して周辺機器を発見(「DiscoverPeripherals」)、設定(「ConfigurePeripherals」)、および直接選択(「UsePeripherals」)することを指示するように、API226を使用することができる。代わりとして、または加えて、ユーザアプリケーション216は、ワイヤレスドッキングサービス214に対して、周辺機器のセットからワイヤレスドッキング環境(「CreateWDN」)を作り、既存のWDNを発見し(「DiscoverWDN」)、および使用のための周辺機器を含むWDNを選択する(「UseWDN」)ことを指示するように、API226を使用することができる。
[0040]ワイヤレスドッキングは、この例では、Wi−Fi Directワイヤレス通信レイヤ202(「Wi-Fi Direct 202」)をわたって動作するワイヤレスアプリケーションサービスプラットフォームレイヤ204(「ASP 204」)、をわたって動作するワイヤレスドッキングサービス(WDS)214として実装される。Wi−Fi Direct通信202は、ASP204が動作することができるワイヤレス通信の実例となる実装である。
[0041]プリントサービス206、ディスプレイサービス208、および他のサービスを含む、様々なワイヤレスサービスは、いくつかの例では、ASP204をわたったインターフェースレイヤとして有効にされうる。ワイヤレスドッキングサービス214は、ユーザアプリケーション216にインターフェースを提供するために、プリントサービス206およびディスプレイサービス208の各々をわたって動作する。プリントサービス206およびディスプレイサービス208は、いくつかの例では、コンピューティングデバイス200に直接アクセス可能な1つまたは複数の周辺デバイスによって提供され、ASP通信レイヤ204を介して管理されうる。
[0042]WDS214は、Wi−Fi Directサービスとして提供され、Wi−Fi Directドッキングサービスとして称されうる。Wi−Fi Directドッキングサービスは、Wi−Fi Direct実装の例では、Wi−Fiドッキングのサブセットであり、特に、P2P Wi−Fi Directトポロジをわたって動作するWi−Fiドッキングのサブセットでありうる。WDS214は例えば、ワイヤレス被ドッキング側110のようなデバイスにロードされうるか、または記憶されうるソフトウェアモジュールとして実装されうる。WDS214の態様はまた、いくつかの例では、ハードウェアと一体化されうるか、ハードウェアを用いて予めパッケージングされうるか、またはハードウェアで実装されうる。例えば、WDS214は、1つまたは複数のメモリコンポーネントおよび1つまたは複数の集積回路を含むチップセット、または集積回路上に記憶されるか、それと一体化されるか、またはそれによって実装されうる。
[0043]パケットベースのトランスポートレイヤプロトコルスタック(例示されていない)は、ASP204、ミラキャスト210、および/またはWiFiシリアルバス(WSB)212の上部で作動しうる。パケットベースのトランスポートレイヤは、インターネットプロトコル(IP)通信レイヤ、および様々なトランスポートレイヤ通信レイヤの1つまたは複数を含むことができる。IP通信レイヤは、ASP204の上部で、またはWi−Fi Direct202上で直接作動しうる。トランスポートレイヤ通信レイヤは、伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、ストリーム制御送信プロトコル(SCTP)、または他のトランスポートレイヤ通信プロトコルのうちの1つまたは複数を含むことができる。
[0044]ワイヤレス通信スタック201は、ワイヤレス通信スタック201の異なるコンポーネント間のいくつかの追加の通信インターフェースを含む。ASP204とWDS214との間のWDSインターフェース224は、ASPメソッドおよびイベントのためのワイヤレスドッキングインターフェースとしての役割をする。WDSインターフェース224は、直接の1つまたは複数の周辺機器とのワイヤレスドッキング通信を管理するために、ASP204上で直接作動するWDS214を実装することができる。
[0045]様々な他の通信インターフェースもまた、ワイヤレスドッキング通信スタック201に含まれる。ミラキャスト210とWDS214との間の通信インターフェース220は、ミラキャスト動作を制御および使用するためのインターフェースとしての役割をする。WiFiシリアルバス(WSB)212とWDS214との間の通信インターフェース222は、WiFiシリアルバス動作を制御および使用するためのインターフェースとしての役割をする。プリントサービス206とWDS214との間の通信インターフェース217は、プリントサービス206動作を制御および使用するためのインターフェースとしての役割をする。ディスプレイサービス208とWDS214との間の通信インターフェース218は、ディスプレイサービス208動作を制御および使用するためのインターフェースとしての役割をする。
[0046]図4A−4Dは、本開示の技法にしたがって、共通のドッキングセッションに1つまたは複数の周辺機能を連結するように周辺デバイスと介在されないドッキングセッションを確立するための、ワイヤレスドッキング通信スタックを実装するコンピューティングデバイスによって使用される、様々な周辺デバイスのための実例となるソフトウェアスタックを例示している。周辺デバイス300、310、320、および330は各々、図1の周辺デバイス140、142、144のいずれかを表すことができる。
[0047]図4Aは、Wi−Fi direct302をわたって動作するWi−Fiシリアルバス(WSB)ハブ/周辺レイヤ304を含む通信スタック301を有する周辺デバイス300を描写している。Wi−Fi direct302が図3のWi−Fi direct202と通信しうる一方で、WSBハブ/周辺レイヤ304は、WSB212によってコンピューティングデバイス200と通信することができる。
[0048]図4Bは、Wi−Fi direct312をわたって動作するミラキャストシンク314を含む通信スタック311を有する周辺デバイス310を描写している。Wi−Fi direct312が図3のWi−Fi direct202と通信しうる一方で、ミラキャスト314は、ミラキャスト210(ミラキャストソース)によってコンピューティングデバイス200と通信することができる。
[0049]図4Cは、プリントサービス326をわたって動作するオプションのワイヤレスドッキングサービス(WDS)レイヤ328を含む通信スタック321を有する周辺デバイス320を描写している。WDSレイヤ328は、図3のWDS214にプリントサービス326を広告することができる。プリントサービス326は、図3のWi−Fi direct202およびWi−Fi direct322をわたって図3のプリントサービス206と通信することができる。
[0050]図4Dは、ディスプレイサービス336をわたって動作するオプションのワイヤレスドッキングサービス(WDS)レイヤ338を含む通信スタック331を有する周辺デバイス330を描写している。WDSレイヤ338は、図3のWDS214にディスプレイサービス336を広告することができる。ディスプレイサービス336は、図3のWi−Fi direct202およびWi−Fi direct332をわたって図3のディスプレイサービス208と通信することができる。
[0051]図5A−5Cは、本開示の1つまたは複数の例にしたがって、連結されたドッキングセッションを確立および動作させるために周辺機器を発見、設定、および選択するように、ワイヤレスドッキングセンタによって介在されずに、周辺機器と通信を交換するために、コンピューティングデバイス上で実行されるユーザアプリケーションがワイヤレスドッキングサービスを使用する、実例となる呼フローのためのフロー図を描写している。コンピューティングデバイス200は、図3に例示されている実例となるワイヤレスドッキング通信スタック201のコンポーネント、特にワイヤレスドッキングサービス214、プリントサービス206、アプリケーションサービスプラットフォーム(ASP)204、およびWi−Fi Directレイヤ202、を含む。コンピューティングデバイス200上で実行されるアプリケーション216は、1つまたは複数の周辺デバイス、例えば周辺デバイス320、を含む連結されたドッキングセッションを確立するために、ワイヤレスドッキングサービス214を呼び出すことができる。
[0052]例示されている例では、コンピューティングデバイス200のユーザアプリケーション216は、DiscoverPeripherals()メソッド400を呼び出すことによって、周辺デバイスを発見するためのコンピューティングデバイス200のワイヤレスドッキング通信スタック201のWDS214に問い合わせる。DiscoverPeripherals()メソッド400は、コンピューティングデバイス200のワイヤレスドッキング通信スタック201のAPI226に関する、上記の表1でリストされているDiscoverPeripherals()メソッドを表すことができる。
[0053]WDS214は、異なる周辺サービスに対応する異なるサブレイヤのための通信を送出することができる。この例では、WDS214はデバイス発見を実行する。デバイス発見の一部として、WDS214は、利用可能な周辺機器を発見するための指示を含む1つまたは複数の通信をサブレイヤに送ることができる。この例では、WDS214は、プリントサービス206が(プリンタ周辺機能タイプに対応する)1つまたは複数のプリンタ周辺機器を求めるサービス発見を要求することを要求するように、通信インターフェース217によって発見メッセージ402を使用する。これは、周辺機器を求めるデバイス発見の単なる1つの例である。ディスプレイ(コンピューティングデバイス200のディスプレイサービス208を参照)、マウス、キーボード等のような、他のタイプの周辺機能に関する他の例もまた考慮される。
[0054]プリントサービス206は、SeekService()メッセージ404をASP204に送出すること(issuing)によって、プリンタ周辺機能タイプに一致する周辺機能を求めるサービス発見を、ASP204から要求する。SeekService()メッセージ404に応答するASP204によって実行されるサービス発見、つまり、Wi−Fi Directサービス(WFDS)プリンタ発見406は、ワイヤレス被ドッキング側であるコンピューティングデバイス200と周辺コンピューティングデバイス320との間のワイヤレスドッキングセッションの開始の前にそれが生じる点から、プレアソシエーション(pre-association)サービス発見を表すことができる。
[0055]WFDSプリンタ発見406の一部として、ASP204は、例えばプリンタ周辺機能タイプに一致する周辺機能を含み、かつASP324を介して利用可能な周辺機能に関する情報を求めて、周辺コンピューティングデバイス320のASP324に問い合わせることができる。WFDSプリンタ発見406は、通信フローのためのマルチプルな通信を含むことができる。例えば、ASP204およびASP324は、デバイス発見通信を最初に交換することができる。ASP204はさらに、周辺機能情報、またはASP324にとって利用可能な周辺機能に関する情報を求めてASP324に問い合わせるためにサービス発見クエリを送ることができる。適用可能な周辺機能は、周辺コンピューティングデバイス320上でも実行されるアプリケーション、例えばプリントサービス326、から、ASP324にとって利用可能でありうる。
[0056]ワイヤレスドッキングホストとしての役割をする、ASP324は、その周辺機能情報を提供するサービス発見応答を送ることができる。それによりASP324は、コンピューティングデバイス200のAPS204とのプレアソシエーションサービス発見通信において、その周辺機能を広告することができる。これらの通信は、それらがASP204とASP324との間のワイヤレスドッキングセッションの開始の前に行われる点から、プレアソシエーションである。このようにASP204は、WFDSプリンタ発見406のプレアソシエーションサービス発見通信の一部として、サービス発見応答から、ASP324に関連付けられた周辺機能を発見することができる。これらのプレアソシエーションサービス発見通信のさらなる詳細は以下で提供される。
[0057]サービス発見通信は、データリンクレイヤ、すなわちレイヤ2(L2)、通信で実行されうる。L2通信は、上記で論じられたようなWi−FiまたはWiGig規格および/またはIEEE802.11プロトコルのいずれかを含む、様々なタイプの物理レイヤ(PHY)通信チャネルのいずれかをわたって搬送されうる。ASP204によって送られるサービス発見クエリ、およびASP324によって送られるサービス発見応答は、サービス発見アクションフレームを使用することができる。実例となるアクションフレームは、媒体アクセス制御(MAC)ヘッダ、フレームカテゴリ、アクション詳細、およびフレームチェックシーケンス(FCS)を含むことができる。ASP204によって送られるサービス発見クエリにおけるアクション詳細は、オブジェクト識別子(OI)フィールドおよびクエリデータフィールドを含むことができる。ASP204は、サービス発見アクションフレームにおけるOIフィールドを、0x506F9A、つまりWi−Fiアライアンス(WFA)の組織一意識別子(OUI:Organizationally Unique Identifier)に設定することができる。ASP204はまた、OUIサブタイプフィールドおよびサービスプロトコルタイプフィールドのような、サービス発見アクションフレームにおける追加のフィールドを設定することもできる。ASP204は、利用可能なドッキングサブ要素に関する情報を求めて問い合わせるためにドッキングサブ要素識別子(ID)のリストを含むように、サービス発見クエリアクションフレームのクエリデータフィールドを設定することができる。以下でさらに説明されるように、いくつかの例では、ASP204は、パケットベースのトランスポートレイヤプロトコルスタック上で作動するGENA(一般イベント通知アーキテクチャ(General Event Notification Architecture))通知および(例えばwww.w3.org/TR/soap12-part1で定義されるSOAP仕様にしたがった)SOAP要求および応答を含むプレーンテキストペイロードを使用して、ASP324と通信することができる一方で、他の例では、ASP204は、パケットベースのトランスポートレイヤプロトコルスタック上で作動するバイナリプロト
コルを使用してASP324をドッキングすることで通信することができる。ASP204はまた、クエリデータフィールドにおいてサービストランザクション識別子(ID)を設定することができる。クエリデータフィールド、およびSOAPおよびGENAペイロードを使用する例のためのドッキングサブ要素IDの例は、表2および3で以下のように図示されている。
Figure 0006189452
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[0058]SOAPおよびGENAペイロードの代わりにバイナリプロトコルを使用することができるいくつかの例では、ASP204は、表2でリストされているようなドッキングサブ要素ID8および9の使用を要求することなく、ASP324と通信することができる。
[0059]ASP324は、サービス発見応答を送ることによって、ASP204からサービス発見クエリを受信することに応答することができる。ASP324は、要求されたドッキングサブ要素のリストを含むサービス応答データフィールドを有するサービス発見アクションフレームを、サービス発見応答に含むことができる。ASP324は、APS240が以前のサービス発見クエリとサービス発見応答を関連付けることができることを確かにするために、ASP204からのサービス発見クエリのクエリデータフィールドにおけるサービストランザクションIDに一致するサービストランザクションIDをサービス応答タイプ‐長さ‐値(TLV:type-length-value)要素に含むことができる。ASP324は、サービス発見応答に含まれるドッキングサービス発見アクションフレームにおいて、ドッキング情報要素(IE)を設定することができる。いくつかの例では、ASP204は、表4で以下の通り図示されているように、サブ要素を含むようにドッキングIEを設定することができる。
Figure 0006189452
[0060]サービス発見応答においてASP324によって提供されるこれらのドッキング情報サブ要素、つまり、周辺機能情報サブ要素、ドッキングホスト(ASP)SOAPユニフォームリソースロケータ(URL)サブ要素、およびドッキングホスト(ASP)一般イベント通知アーキテクチャ(GENA)URLサブ要素は、以下の通りさらに説明される。バイナリプロトコルを使用する例では、ASP324は、ドッキングサービス発見応答において、ドッキング情報要素からの情報サブ要素から、ドッキングホスト(ASP)SOAP URLおよびドッキングホスト(ASP)GENA URLを省くことができる。SOAPおよびGENAペイロードを使用するいくつかの例では、コンピューティングデバイス200および周辺デバイス320は双方とも、互いに対してSOAP要求および応答を送ることができ、コンピューティングデバイス200は、周辺デバイス320にGENA通知を送ることができ、ここにおいてSOAPおよびGENAペイロードの両方が、送信制御プロトコル/インターネットプロトコル(TCP/IP)またはユーザデータグラムプロトコル/IP(UDP/IP)のような仕様にしたがって、例えば、指定されたURLに、および潜在的には(共通してHTTPに関連付けられた)TCPポート番号80のような、指定されたポート番号にも、パケットベースのトランスポートレイヤプロトコルスタックをわたって送られうる。
[0061]周辺機能情報サブ要素は、周辺デバイス320によってホストされる周辺機器、特にこの例ではプリントサービス326、の周辺機能(PF)情報を提供することができる。周辺機能情報サブ要素は、以下でリストされたフィールド上に追加の情報を伴って、表5で図示されているようなデータ構造を有することができる。
Figure 0006189452
[0062]フィールド「n_PFs」は、周辺機能(PF)ステータス情報データ構造を生成する、周辺デバイス320によってホストされるこのPFの数を含むことができる。ワイヤレス被ドッキング側110に結合された任意の1つまたは複数の周辺デバイス(例えば、図1の周辺デバイス140、142、144)は、1つまたは複数の周辺機能を提供することができる。
[0063]フィールド「PF_ID」は、特定の周辺機能(PF)のIDを含むことができる。「for (i = 0; i < n_PFs; i++)」の列によって示されるように、周辺機能情報サブ要素は、周辺機能ID、および「n_PFs」個の周辺機能の各々に関する各周辺機能IDについての関連付けられた情報を含むことができる。周辺機能IDは、周辺デバイス320のASP324が現在ホストするか、または中心に据える、あるいは今までにホストしてきたか、または中心に据えてきた、全ての周辺機能に対して一意でありうる。ASP324は、いつ周辺機能が新しいのか、およびいつ周辺機能が新しくないのかを指定することができる。
[0064]フィールド「PF_type」は、周辺機能の周辺機能タイプを示すことができる。周辺機能タイプの例示的なセットは、表6で以下にリストされている。
[0065]フィールド「PF_name」は、周辺機能のユーザフレンドリーな名前を含むことができる。この周辺機能名は、ASP324にとって利用可能なすべてのPFに対して一意でありうる。いくつかの例では、周辺機能名のフォーマットは、UTF-8_String()構造でありうる。
[0066]フィールド「PF_capability」は、ASP324によってレポートされるような周辺機能の能力を含むことができる。いくつかの例では、周辺機能の能力のフォーマットもまた、UTF-8_String()構造でありうる。
[0067]フィールド「n_PFPs」は、所与のPF_IDによって参照される特定の周辺機器の使用をサポートするために使用されうる周辺機能プロトコルの数を含むことができる。フィールド「PFP_ID」は、特定の周辺機器の使用をサポートするために使用されうる周辺機能プロトコルの識別子(ID)を含むことができる。周辺機能プロトコルの例示的なセットは、表7で以下にリストされている。フィールド「PF_state」は、例えば、表7で以下に定義されている実例となる状態を伴った、周辺機能の状態を含むことができる。
Figure 0006189452
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Figure 0006189452
[0068]ドッキングサービスSOAP URLサブ要素は、ASP324によって提供されるドッキングプロトコルのためのSOAPコマンドサービスのURLを提供する。ドッキングサービスSOAP URLサブ要素は、表9で以下通り図示されているデータ構造を有することができる。
Figure 0006189452
[0069]ドッキングサービスGENA URLサブ要素は、ASP324によって提供されるドッキングプロトコルのためのGENA通知サービスのURLを提供する。ドッキングサービスGENA URLサブ要素は、表10で以下の通り図示されているデータ構造を有することができる。
Figure 0006189452
[0070]周辺デバイス320およびASP324によってホストされる周辺機器の周辺機能情報を受信すると、ASP204は、プリンタの周辺機能タイプ(例えば、表6でリストされている周辺機能タイプの例示的なセットにおけるタイプ7)を有する周辺機能情報に含まれる周辺機器のサブセットを、SearchResults()メッセージ408において、かつプリントサービス206に、リターンすることができる。それによりプリントサービス206は、プレアソシエーションサービス発見通信の一部として、サービス発見応答から、周辺コンピューティングデバイス320に関連付けられた周辺機能を発見することができる。プリントサービス206は、結果メッセージ410において受信される周辺機器のサブセットをWDS214に提供することができる。
[0071]WDS214は、ASP204の動作によって発見された周辺機能、ならびに、WSB、Bluetooth、およびミラキャストのような様々な他の周辺機能プロトコル(PFPs)を使用して通信することができる他の周辺機能を連結することができ(図6A−6Cに関連して以下でより詳細に説明される)、メッセージ412において周辺機能の表現をアプリケーション216にリターンすることができ、アプリケーション216はその後、図5Bに関連して以下でさらに詳細に説明されるように、設定および使用のための周辺機能のサブセットを選択しうる。このように、WDS214は、ワイヤレス被ドッキング側としてのコンピューティングデバイス200がワイヤレスドッキングセンタによって介在されないワイヤレスドッキングセッションを使用して直接ドッキングすることができる、周辺デバイス、例えば周辺デバイス320、によって供給される1つまたは複数の周辺機能をアプリケーション216が発見することができる統合されたインターフェースをアプリケーション216に提供することができる。
[0072]次に図5Bに移ると、アプリケーション216は、使用のための発見された周辺機能のサブセットを選択することができる。アプリケーション216はその後、ConfigurePeripherals()メソッド420を使用して、WDS214に対してアプリケーション216による使用のための発見された周辺機能のサブセットを設定することを指示することができる。ConfigurePeripherals()メソッド420は、アプリケーション216による使用のための発見された周辺機能のサブセットをリストするための(1つまたは複数の)パラメータを含むことができる。ConfigurePeripherals()メソッド420は、コンピューティングデバイス200のワイヤレスドッキング通信スタック201のAPI226に関する、上記の表1でリストされているConfigurePeripherals()メソッドを表すことができる。
[0073]ワイヤレスドッキングサービス214は、コンピューティングデバイス200によってデータ(または「ペイロード」)接続を確立する周辺デバイスに関する接続性設定情報で構成されうる。いくつかの事例では、ペイロード接続は、Wi−Fiピアツーピア(P2P)接続を含むことができ、接続性設定情報は、P2Pグループ認証情報を含むことができる。持続的なP2Pグループが利用可能でない事例においてWi−Fi P2P接続を確立するために、接続性設定情報は、グループ所有者意図、動作チャネル、対象P2Pインターフェースアドレス、チャネルリスト、P2PグループID、および前述したP2Pグループ認証情報を含むことができる。持続的なP2Pグループが利用可能である事例においてWi−Fi P2P接続を確立するためには、接続性設定情報は、動作チャネル、P2PグループBSSID、チャネルリスト、およびP2PグループID、を含むことができる。
[0074]WDS214は、コンピューティングデバイス200によってペイロード接続を確立するための接続性設定情報をASP204に提供するために、ConfigurationCredential()メソッド422を使用することができ、それは、潜在的に、マルチプルな周辺機能および、対応する周辺機能のための選択された周辺機能プロトコルに関してセッションセットアップを連結する。特に、WDS214は、ConfigurationCredential()メソッド422を使用して、ASP204にP2Pグループ認証情報を提供することができる。
[0075]WDS214は、ConfigurationCredential()メソッド422を使用して、ペイロード接続ネゴシエーションに関する追加の情報、例えば、ペイロード接続プロトコル、周辺機能の選択されたサブセットの各々のための選択された周辺機能プロトコル、ならびに、ペイロード接続プロトコルおよびペイロード機能プロトコルを使用する選択された周辺機能に関する識別子、をさらに提供することができる。
[0076]アプリケーション216は続いて、アプリケーション216のためのマルチプルな選択された周辺機能に対して共通のコンテキストである統合されたドッキングセッションおよび周辺機器のユーザを要求するために、WDS214のUsePeripherals()メソッド424を呼び出す。UsePeripherals()メソッド424は、アプリケーション216による使用に求められる選択された周辺機能のサブセットをリストするための(1つまたは複数の)パラメータを含むことができる。いくつかの事例では、選択された周辺機能は、表6の実例となる周辺機能タイプ識別子を使用して識別されうる。UsePeripherals()メソッド424は、コンピューティングデバイス200のワイヤレスドッキング通信スタック201のAPI226に関する、上記の表1でリストされているUsePeripherals()メソッドを表すことができる。
[0077]例示されている例では、WDS214は、次に、選択された周辺機能のうちの1つとして、プリントサービス206を識別する。WDS214は、表6でリストされているプリンタ周辺機能タイプ識別子に関する実例となる識別子を使用して、プリントサービス206を識別することができる。WDS214は、それに応じて、スタートメッセージ426を使用して、プリンタ周辺機能を提供する周辺デバイス320とのプリンタ周辺機能セッションを開始することをプリントサービス206に対して指示する。プリントサービス206は、ASP204のConnectSession()メソッド428を呼び出すことによって、アプリケーションサービスプラットフォームセッションに接続することを要求する。
[0078]ASP204は、ASPセッションセットアッププロシージャ430を使用して、WDS214によって提供される接続性設定情報にしたがって、周辺デバイス320のASP324とのアプリケーションサービスプラットフォームセッションを確立する。アプリケーションサービスプラットフォームセッションは、マルチプルな周辺機能および対応する周辺機能プロトコルに対する共通のASPセッションとしての役割をしうる。
[0079]周辺デバイス320のASP324とのASPセッションの成功した確立に基づいて、ASP204は、APSセッションがSessionConnected()メソッド432を呼び出すことによって確立されることをプリントサービス206に通知することができる。プリントサービス206は、次に、周辺デバイス320とのプリンタ周辺機能セッションを開始したスタートメッセージ426に応答して、WDS214に成功メッセージ434をリターンすることによって、ASPセッションの成功した確立をWDS214に通知する。
[0080]それに続いて、WDS214は、GetConnectionConfiguration()メソッド436を呼び出すことによって、ASP204がASPセッションセットアッププロシージャ430中にASP324とネゴシエートされたことがありうる、接続性設定情報をASP204から要求することができる。ASP204は、接続性設定情報をリターンすることによって、GetConnectionConfiguration()メソッド436の呼び出しに応答することができる。接続性設定情報は、例えば、ペイロード接続プロトコル、コンピューティングデバイス200のASP204と周辺デバイス320のASP324の双方によって合意される(agreed)ペイロード接続の接続性設定情報、周辺機能プロトコル、プリントサービス206データペイロード接続のために確立されるASPセッションの周辺機能タイプに関する識別子(この例では「プリンタ」、表6を参照)を含むことができる。持続的なP2Pグループを使用しないWi−Fi P2P接続では、ペイロード接続の接続性設定情報は、例えば、動作チャネル、チャネルリスト、およびP2PグループIDを含むことができる。持続的なP2Pグループを使用するWi−Fi P2P接続では、ペイロード接続の接続性設定情報は、例えば、動作チャネル、P2PグループBSSID、およびチャネルリストを含むことができる。
[0081]WDS214は、1つまたは複数の周辺機能および対応するペイロード接続を、ドッキングセッション識別子によって識別可能である共通のコンテキストに連結する。いくつかのケースでは、図5A−5Cの例において見られるように、ASP204は、コンピューティングデバイス200に周辺機能を供給する、周辺デバイスと通信するための1つまたは複数の周辺機能プロトコルを組織化することができる。WDS214はその後、ドッキングセッション識別子によって識別される共通のコンテキストを使用して、1つまたは複数の連結された周辺機能を扱うことができる。アプリケーション216は、WDS214によって連結された1つまたは複数の周辺機能の選択および設定を引き起こすので、WDS214は、メッセージ440においてアプリケーション216にドッキングセッション識別子(「[docking session]」)を提供する。
[0082]それに続いて、アプリケーション216は、ネゴシエートされた周辺機能プロトコルを使用してデータメッセージ交換442によって周辺プリントサービス326とデータ、およびいくつかのケースでは制御情報を交換するために、ASP204によってASP324と確立されたペイロード接続を扱うように、ドッキングセッション識別子を使用することができる。このように、WDS214は、ワイヤレス被ドッキング側としてのコンピューティングデバイス200がワイヤレスドッキングセンタによって介在されないワイヤレスドッキングセッションを使用して直接ドッキングすることができる、周辺デバイス、例えば周辺デバイス320、によって供給される1つまたは複数の周辺機能のサブセットをアプリケーション216が発見、設定、および選択することができる統合されたインターフェースをアプリケーション216に提供することができる。
[0083]図5Cは、プリンタ周辺機能のためのペイロード接続を確立するために、周辺デバイス320の追加の実例となる動作を例示している。周辺デバイス320の通信スタック321は、広告ドッキングコンテンツメッセージ450を使用してドッキングコンテンツを広告するためのオプションのワイヤレスドッキングサービス328レイヤを含む。ドッキングコンテンツは、周辺機能のセットおよび関連付けられたステータス情報を含むことができる。周辺デバイス320のプリントサービス326は、AdvertisePeripheral()メソッド452を使用して、周辺デバイス320上でのプリンタ周辺機能タイプの利用可能性をASP324に通知することができる。その結果、ASP324が、プリンタ周辺機能に関する周辺機能情報で、コンピューティングデバイス200のASP204によって送出されたサービス発見メッセージに応答することができる点から、ASP324は、WFDSプリンタ発見プロシージャ406に好適に応答することができる。
[0084]図5Bに関連して上記で説明されたように、ASP204およびASP324は、ASPセッションセットアッププロシージャ430を実行する。ASP204とASP324との間のASPセッションの成功した接続に基づいて、ASP324は、APSセッションがSessionConnected()メソッド454を呼び出すことによって確立されることをプリントサービス326に通知することができる。
[0085]図6A−6Cは、本開示の1つまたは複数の例にしたがって、連結されたドッキングセッションを確立および動作させるために周辺機器を発見、設定、および選択するように、ワイヤレスドッキングセンタによって介在されずに、周辺機器と通信を交換するために、コンピューティングデバイス上で実行されるユーザアプリケーションがワイヤレスドッキングサービスを使用する、実例となる呼フローのための呼フロー図を描写している。この例では、ワイヤレス被ドッキング側として動作するコンピューティングデバイス200は、ミラキャスト周辺機能プロトコル(表7を参照)を使用して通信する周辺機能を使う。
[0086]コンピューティングデバイス200は、図3に例示されている実例となるワイヤレスドッキング通信スタック201のコンポーネント、特にワイヤレスドッキングサービス214、ミラキャストホスト210、アプリケーションサービスプラットフォーム(ASP)204、およびWi−Fi Directレイヤ202、を含む。コンピューティングデバイス200上で実行されるアプリケーション216は、1つまたは複数の周辺デバイス、例えばミラキャストシンク314を含む周辺デバイス310、を含む連結されたドッキングセッションを確立するために、ワイヤレスドッキングサービス214を呼び出すことができる。
[0087]例示されている例では、コンピューティングデバイス200のユーザアプリケーション216は、DiscoverPeripherals()メソッド500を呼び出すことによって、周辺デバイスを発見するためにコンピューティングデバイス200のワイヤレスドッキング通信スタック201のWDS214に問い合わせる。DiscoverPeripherals()メソッド500は、コンピューティングデバイス200のワイヤレスドッキング通信スタック201のAPI226に関する、上記の表1でリストされているDiscoverPeripherals()メソッドを表すことができる。加えて、DiscoverPeripherals()メソッド400およびDiscoverPeripherals()メソッド500は、アプリケーション216が同時に複数の周辺機能を発見することを求める点で、同じ動作を表すことができる。
[0088]WDS214は、異なる周辺サービスに対応する異なるサブレイヤのための通信を送出することができる。この例では、WDS214はデバイス発見を実行する。デバイス発見の一部として、WDS214は、利用可能な周辺機器を発見するための指示を含む1つまたは複数の通信をサブレイヤに送ることができる。ここで、WDS214は、ミラキャストホスト210がミラキャストサービス、つまりミラキャスト周辺機能プロトコルを使用するミラキャスト対応周辺機能タイプ(例えば、ディスプレイ)を求めるサービス発見を要求することを要求するように、通信インターフェース220によって発見メッセージ502を使用する。この場合もやはり、これは、周辺機器を求めるデバイス発見の単なる1つの例である。
[0089]ミラキャストホスト210は、利用可能なミラキャストサービスを発見するためにミラキャスト発見プロシージャ504を実行し、利用可能なミラキャストサービスは、この例では、ミラキャストシンク314を有する提供される周辺デバイス310である。ミラキャストシンク314は、ミラキャスト発見プロシージャ504中に、ミラキャストホスト210に周辺機能情報をリターンすることができる。ミラキャストホスト210は、結果メッセージ506においてかつWDS214に、タイプミラキャストの周辺機能プロトコルを有する周辺機能情報に含まれる周辺機器のサブセットをリターンすることができる。ミラキャストシンク314を有する単に1つの周辺デバイス310が図6Aで例示されているけれども、いくつかのケースでは、マルチプルなそのようなデバイスは、ミラキャスト周辺機能プロトコルを使用してシンクデータにとって利用可能でありうる。
[0090]WDS214は、ミラキャストホスト210の動作によって発見されたミラキャスト周辺機能プロトコルを使用する周辺機能、ならびに、WSB、Bluetoothのような様々な他の周辺機能プロトコル(PFP)を使用して通信することができる他の周辺機能を連結することができ、メッセージ508において周辺機能の表現(「[peripherals]」)をアプリケーション216にリターンすることができ、アプリケーション216はその後、設定および使用のための周辺機能のサブセットを選択しうる。いくつかのケースでは、図6Aのメッセージ508および図5Aのメッセージ42は、WDSが同時に複数の周辺機能を発見し、単一のメッセージにおいて発見された周辺機能の表現をリターンすることができる点で、同じメッセージを表すことができる。このように、WDS214は、ワイヤレス被ドッキング側としてのコンピューティングデバイス200がワイヤレスドッキングセンタによって介在されないワイヤレスドッキングセッションを使用して直接ドッキングすることができる、周辺デバイス、例えば周辺デバイス310、によって供給される1つまたは複数の周辺機能をアプリケーション216が発見することができる統合されたインターフェースをアプリケーション216に提供することができる。
[0091]次に図6Bに移ると、アプリケーション216は、使用のための発見された周辺機能のサブセットを選択することができる。アプリケーション216はその後、ConfigurePeripherals()メソッド510を使用して、WDS214に対してアプリケーション216による使用のための発見された周辺機能のサブセットを設定することを指示することができる。ConfigurePeripherals()メソッド510は、このケースでは、ミラキャスト周辺機能プロトコルを使用する周辺機能を含む、アプリケーション216による使用のための発見された周辺機能のサブセットをリストするための(1つまたは複数のパラメータ)を含むことができる。ConfigurePeripherals()メソッド510は、コンピューティングデバイス200のワイヤレスドッキング通信スタック201のAPI226に関する、上記の表1でリストされているConfigurePeripherals()メソッドを表すことができる。加えて、ConfigurePeripherals()メソッド510は、ミラキャスト周辺機能プロトコルを使用する周辺機能をリストするための任意の(1つまたは複数の)パラメータをさらに含む図5BのConfigurePeripheralsメソッド420を表すことができる。
[0092]ワイヤレスドッキングサービス214は、コンピューティングデバイス200によってデータ(または「ペイロード」)接続を確立する周辺デバイスに関する接続性設定情報で構成されうる。いくつかの事例では、ペイロード接続は、Wi−Fiピアツーピア(P2P)接続を含むことができ、接続性設定情報は、P2Pグループ認証情報を含むことができる。持続的なP2Pグループが利用可能でない事例においてWi−Fi P2P接続を確立するために、接続性設定情報は、グループ所有者意図、動作チャネル、対象P2Pインターフェースアドレス、チャネルリスト、P2PグループID、および前述したP2Pグループ認証情報を含むことができる。持続的なP2Pグループが利用可能である事例においてWi−Fi P2P接続を確立するためには、接続性設定情報は、動作チャネル、P2PグループBSSID、チャネルリスト、およびP2PグループID、を含むことができる。
[0093]WDS214は、Wi−Fi Direct202に、コンピューティングデバイス200によってペイロード接続を確立するための接続性設定情報を提供するように設定認証情報メッセージ(Configuration Credential message)512を使用することができ、それは、ミラキャスト接続のための専用のWFDチャネルを設定することができる(以下で説明される)。アプリケーション216はそれに続いて、アプリケーション216のためのマルチプル選択された周辺機能に対して共通のコンテキストである統合されたドッキングセッションを要求するために、WDS214のUsePeripherals()メソッド514を呼び出す。UsePeripherals()メソッド424は、アプリケーション216による使用に求められる選択された周辺機能のサブセットをリストするための(1つまたは複数の)パラメータを含むことができる。いくつかの事例では、選択された周辺機能は、表6の実例となる周辺機能タイプ識別子を使用して識別されうる。UsePeripherals()メソッド514は、コンピューティングデバイス200のワイヤレスドッキング通信スタック201のAPI226に関する、上記の表1でリストされているUsePeripherals()メソッドを表すことができる。加えて、UsePeripherals()メソッド514は、図5BのUsePeripherals()メソッド424を表すことができる。
[0094]例示されている例では、WDS214は、次に、ミラキャスト周辺機能プロトコルを使用するとして選択された周辺機能のうちの1つを識別する。WDS214は、ミラキャストに関して表7でリストされた周辺機能プロトコル識別子(「PFP ID」)に関する実例となる識別子を使用して、選択された周辺機能のうちの1つを識別することができる。WDS214は、それに応じて、SetConnectionConfiguration()メソッド516を使用して、ミラキャスト接続を確立するためにWFDチャネルを確立することをWi−Fi Direct202に対して指示する。WDS214はさらに、ミラキャスト周辺機能プロトコルを使用するペイロード接続を確立するためにミラキャストシンク314とのミラキャスト接続セットアッププロシージャ518を実行することをミラキャストホスト210に指示するように、ミラキャストホスト210にスタートメッセージ517を送出する。
[0095]周辺デバイス310のミラキャストシンク314とのミラキャスト接続の成功した確立に基づいて、ミラキャストホスト210は、周辺デバイス310とのミラキャスト接続を開始したスタートメッセージ517に応答して、WDS214に成功メッセージ520をリターンすることによって、ミラキャスト接続の成功した確立をWDS214に通知することができる。
[0096]WDS214は、1つまたは複数の周辺機能および対応するペイロード接続を、ドッキングセッション識別子によって識別可能である共通のコンテキストに連結する。WDS214はその後、ドッキングセッション識別子によって識別される共通のコンテキストを使用して、1つまたは複数の連結された周辺機能を扱うことができる。アプリケーション216は、WDS214によって連結された1つまたは複数の周辺機能の選択および設定を引き起こす(instigate)ので、WDS214は、メッセージ522においてアプリケーション216にドッキングセッション識別子(「[docking session]」)を提供する。メッセージ522は、図5Bのメッセージ440を表すことができ、WDS214がミラキャスト対応周辺機能およびプリンタ周辺機能のためのマルチプルなペイロード接続を同時に確立する事例において同じ識別子を含むことができる。
[0097]それに続いて、アプリケーション216は、ペイロード接続を使用してデータメッセージ交換524によってミラキャストシンクとデータ、およびいくつかのケースでは制御情報を交換するために、ミラキャストホスト210によってミラキャストシンク314と確立されたペイロード接続を扱うようにドッキングセッション識別子を使用することができる。このように、WDS214は、ワイヤレス被ドッキング側としてのコンピューティングデバイス200がワイヤレスドッキングセンタによって介在されないワイヤレスドッキングセッションを使用して直接ドッキングすることができる、周辺デバイス、例えば周辺デバイス310、によって供給される1つまたは複数の周辺機能のサブセットをアプリケーション216が発見、設定、および選択することができる統合されたインターフェースをアプリケーション216に提供することができる。
[0098]図6Cは、コンピューティングデバイス200のミラキャストホスト210とミラキャストペイロード接続を確立するための、周辺デバイス310のミラキャストシンク314の実例となる動作を例示している。ミラキャストシンク314は、ミラキャスト発見504中に、利用可能なミラキャストサービスを示すように応答する。加えて、ミラキャストシンク314は、コンピューティングデバイス200とのミラキャスト接続セットアッププロシージャ518中に、ミラキャストホスト210とのミラキャストペイロード接続を確立することに携わる。
[0099]コンピューティングデバイス200は、アプリケーション216による将来的な使用のための持続的なWDNを作ることができ、それは、例えば、周辺デバイス(例えば、図1および2の周辺デバイス140、142、および144)とコンピューティングデバイス200との間の将来的なワイヤレスドッキングセッションを確立する、および動作させるプロセスを簡略化すること、および加速させることを含むことができる。WDN設定データは、ワイヤレスドッキングセンタを伴わない特定のワイヤレスドッキングセッションで使用される周辺機能(PF)、ならびに各周辺機能に関する周辺機能プロトコル(PFP)およびペイロード接続プロトコル(PCP)情報を含むことができる。いくつかの例では、持続的なP2Pグループは、持続的なWDNに関連付けられうるが、持続的なWDNが持続的なPSPグループに必ずしも関連付けられているわけではない。
[0100]いくつかの例では、コンピューティングデバイス200のWDS214は、アプリケーション216の将来的な使用のための持続的なワイヤレスドッキング環境(WDN)を記憶することができる。プレアソシエーションサービス発見プロシージャ中、周辺デバイスは、ワイヤレスドッキング(WDCK)能力サブ要素を含むことができるサービス発見応答にドッキング情報要素(IE)を含むことができる。WDS214は、部分的に、アプリケーション216の将来的な使用のための持続的なWDNを記憶する能力をそれが有することを示すように、対応するWDCK能力サブ要素を設定することができる。WDS214が持続的なWDNを記憶する能力を有する場合、アプリケーション216は、WDS214と、持続的なWDNを記憶するためのトランザクションを開始することができる。持続的なWDSのセットアップおよび使用のための実例となる呼フロー図は、図7−11で図示されている。
[0101]図7は、本開示において説明されている技法にしたがって、持続的なワイヤレスドッキング環境を作るための実例となる呼フローのための呼フロー図を描写している。周辺機器を発見および設定するためのプロシージャ600は、周辺デバイスへの直接接続を使用して、つまりワイヤレスドッキングコントローラなしで、周辺機能を発見および設定するためのプロシージャに、多くの点で対応しうる。すなわち、プロシージャ600は、プリンタ周辺機能タイプに関する周辺機能、およびミラキャスト対応周辺機能をそれぞれ発見および設定するための、図5A−5Cおよび6A−6Cに関連して説明された機能を組み込むことができる。
[0102]WDS214によって発見された選択された周辺機器を設定することをWDS214に指示した後、アプリケーション216は、CreateWirelessDockingEnvironment()メソッド602を呼び出すことによって、持続的なWDN(「ワイヤレスドッキング環境」と代わりに称される)を作ることをWDS214に対して要求する。CreateWirelessDockingEnvironment()メソッド602は、コンピューティングデバイス200のワイヤレスドッキング通信スタック201のAPI226に関する、上記の表1でリストされているCreateWDN()メソッドを表すことができる。
[0103]WDS214は、ドッキングセッションのための発見、選択、および設定された周辺機器に少なくとも基づいて要求されるような持続的なWDNを作ること、および記憶することによって、その明かされた(exposed)CreateWirelessDockingEnvironment()メソッド602の呼び出しに応答することができる。持続的なWDNを作る、および記憶するために、WDS214は、選択された周辺機能に関する周辺機能設定情報を記憶することができ、周辺機能設定情報は、選択された周辺機能の各々に関する、周辺機能タイプ、対応する周辺機能プロトコル、およびペイロード接続タイプ(例えば、IEEE802.11n、802.11ac、802.11adのうちの1つ)を含むことができる。WDS214は、いくつかの例では、アプリケーション216に関する識別子、および/または持続的なWDNに関するドッキングセッション識別子をさらに記憶することができる。WDS214によって記憶されるべき持続的なWDNに関して、他の例では、持続的なWDNおよび/または持続的なWDN設定データが、コンピューティングデバイス200にアクセス可能な別のデバイスによって同等に記憶されることができ、コンピューティングデバイス200は、様々な例において、近接のまたは遠隔の記憶リソースを含みうる、ことは理解されることになる。
[0104]CreateWirelessDockingEnvironment()メソッド602の呼び出しに応答して持続的なワイヤレスドッキング環境を作る、および記憶することに基づいて、WDS214は、持続的なWDN(「[Wireless Docking Environment]」)のためのハンドルをアプリケーション216にリターンする。図10および図11に関連して以下で説明されるように、アプリケーション216は、持続的なWDNによって網羅される周辺機能を発見、選択、および設定することを回避するためのハンドルを使用しうる。
[0105]図8は、本開示において説明されている技法にしたがって、持続的なワイヤレスドッキング環境を作るために、利用可能な周辺機器を発見し、発見された周辺機器を使用するための実例となる呼フローのための呼フロー図を描写している。この例では、アプリケーション216は、利用可能な周辺機器を発見し、ワイヤレスドッキング環境としてその周辺機器をアプリケーション216にリターンすることをWDS214に対して指示するために、WDS214のDiscoverWirelessDockingEnvironment()メソッド612を呼び出す。DiscoverWirelessDockingEnvironment()メソッド612は、コンピューティングデバイス200のワイヤレスドッキング通信スタック201のAPI226に関する、上記の表1でリストされているDiscoverWDN()メソッドを表すことができる。
[0106]WDS214は、応答において、周辺デバイス320によって提供されるプリンタ周辺機能を発見するために、プリントサービス206およびASP204と連携してサービス発見プロシージャを実行する。サービス発見プロシージャは、WDS214からプリントサービス206への発見メッセージ614、プリントサービス206によって呼び出されるASP204のSeekService()メソッド616、ASP204とASP324との間のWFDSプリンタ発見プロシージャ618、SeekService()メソッド616の結果をプリントサービス206にリターンするためのSearchResult()メソッド620、および、発見メッセージ614の結果をWDS214にリターンするための結果メッセージ622を含む。サービス発見プロシージャは、図5Aに関連して例示および説明されているような、発見メッセージ402、SeekService()メッセージ404、WFDSプリンタ発見プロシージャ406、SearchResult()メッセージ408、および結果メッセージ410プロシージャに実質的に類似しうる。
[0107]結果メッセージ622を受信することに基づいて、WDS214は、持続的なWDNを作ること、および記憶することによって、発見された周辺機能(この例では、プリンタ周辺機能)に関する周辺機能情報を含む受信された周辺機能情報を記憶することができる。WDS214はその後、メッセージ624を使用してアプリケーション216に、持続的なWDN(「[Wireless Docking Environment]」)のためのハンドルをリターンすることができる。図10および図11に関連して以下で説明されるように、アプリケーション216は、持続的なWDNによって網羅される周辺機能を発見、選択、および設定することを、この場合もやはり回避するためのハンドルを使用することができる。
[0108]図9は、本開示において説明されている技法にしたがって、持続的なワイヤレスドッキング環境を作るために、利用可能な周辺機器を発見し、発見された周辺機器を使用するための実例となる呼フローのための呼フロー図を描写している。この例では、アプリケーション216は、利用可能な周辺機器を発見し、ワイヤレスドッキング環境としてその周辺機器をアプリケーション216にリターンすることをWDS214に対して指示するために、WDS214のDiscoverWirelessDockingEnvironment()メソッド650を呼び出す。DiscoverWirelessDockingEnvironment()メソッド650は、コンピューティングデバイス200のワイヤレスドッキング通信スタック201のAPI226に関する、上記の表1でリストされているDiscoverWDN()メソッドを表すことができる。加えて、DiscoverWirelessDockingEnvironment()メソッド650は、マルチプルな周辺機能を同時に発見するために、アプリケーションがWDS214のDiscoverWirelessDockingEnvironment()メソッド612を呼び出すことができる点から、図8のDiscoverWirelessDockingEnvironment()メソッド612を表すことができる。
[0109]WDS214は、応答において、周辺デバイス310によって提供されるミラキャスト対応周辺機能を発見するために、ミラキャストホスト210と連携してサービス発見プロシージャを実行する。サービス発見プロシージャは、WDS214からミラキャストホスト210への発見メッセージ652、ミラキャスト発見プロシージャ654、および発見メッセージ656の結果をWDS214にリターンするための結果メッセージ656を含む。サービス発見プロシージャは、図6Aに関連して例示および説明されているような、発見メッセージ502、ミラキャスト発見プロシージャ504、および結果メッセージ506プロシージャに実質的に類似しうる。
[0110]結果メッセージ656を受信することに基づいて、WDS214は、持続的なWDNを作ること、および記憶することによって、発見された周辺機能(この例では、ミラキャスト対応ミラキャストホスト210)に関する周辺機能情報を含む受信された周辺機能情報を記憶することができる。WDS214はその後、メッセージ658を使用してアプリケーション216に、持続的なWDN(「[Wireless Docking Environment]」)のためのハンドルをリターンすることができる。メッセージ658は、いくつかの事例において、図8のメッセージ624を表すことができる。
[0111]図10は、本開示において説明されている技法にしたがって、1つまた複数の周辺機能を含む以前に持続されたワイヤレスドッキング環境を使用するための実例となる呼フローのための呼フロー図を描写している。アプリケーション216は、WDNのためのハンドルを、持続的なストレージから読み取るか、コンピューティングデバイス200のメモリから読み取るか、または他の方法で取得することができる。WDNの使用を要求するために、アプリケーション216はその後、WDS214のUseWirelessDockingEnvironment()メソッド630を呼び出すことによって、WDS214にWDNのためのハンドルを提供することができる。UseWirelessDockingEnvironment()メソッド630は、コンピューティングデバイス200のワイヤレスドッキング通信スタック201のAPI226に関する、上記の表1でリストされているUseWDN()メソッドを表すことができる。
[0112]応答において、WDS214は、WDNハンドルによって識別されたWDNに関連付けられた周辺機能のためのペイロード接続を確立する。図5Bに関連して説明および例示されたように、WDS214は、ASP204を使用してASP324とのASPセッションを確立し、プリントサービス326へのアプリケーション216のためのペイロード接続を確立する。WDS214は、ドッキングセッションメッセージ646を使用して、それによってユーザアプリケーションが周辺デバイスによって提供される(1つまたは複数の)周辺機能を使うことができるドッキングセッション(「[docking session]」)をリターンし、それは、ユーザアプリケーション216と周辺デバイス320との間で(1つまたは複数の)周辺機能に関するデータを交換することを含むことができる。この方法で持続的なWDNの使用を有効にすることによって、WDS214は、プレアソシエーションサービス発見プロシージャおよび周辺機能設定プロシージャを実行する必要なく、持続的なWDNに関連付けられた周辺機能とのペイロード接続を繰り返し確立することができ、これは、他の方法で交換されたこれらのプロシージャからの情報が既に持続的なWDNに記憶されているためである。WDS214はまた、周辺機能を設定するための設定認証情報を、ワイヤレスドッキング通信スタック201の適切な通信レイヤに繰り返し提供することを回避することもできる。
[0113]図11は、本開示において説明されている技法にしたがって、1つまた複数の周辺機能を含む以前に持続されたワイヤレスドッキング環境を使用するための実例となる呼フローのための呼フロー図を描写している。アプリケーション216は、WDNのためのハンドルを、持続的なストレージから読み取るか、コンピューティングデバイス200のメモリから読み取るか、または他の方法で取得することができる。アプリケーション216はその後、WDS214のUseWirelessDockingEnvironment()メソッド660を呼び出すことによって、WDS214にWDNのためのハンドルを提供することができる。UseWirelessDockingEnvironment()メソッド660は、コンピューティングデバイス200のワイヤレスドッキング通信スタック201のAPI226に関する、上記の表1でリストされているUseWDN()メソッドを表すことができる。加えて、UseWirelessDockingEnvironment()メソッド660は、持続されたWDNが、WDS214のUseWirelessDockingEnvironment()メソッドの単一の呼び出しによって使用可能なマルチプルな異なる周辺機能を含むことができるため、図10のUseWirelessDockingEnvironment()メソッド630を表すことができる。
[0114]応答において、WDS214は、WDNハンドルによって識別されたWDNに関連付けられた周辺機能のためのペイロード接続を確立する。図6Bに関連して説明および例示されているように、WDS214は、ミラキャストシンク314へのアプリケーション216のためのミラキャスト接続を確立する。WDS214は、ドッキングセッションメッセージ670を使用して、それによってユーザアプリケーションが周辺デバイスによって提供される(1つまたは複数の)周辺機能を使うドッキングセッション(「[docking session]」)をリターンし、それは、ユーザアプリケーション216と周辺デバイス310との間で(1つまたは複数の)周辺機能に関するデータを交換することを含むことができる。この方法で持続的なWDNの使用を有効にすることによって、WDS214は、プレアソシエーションサービス発見プロシージャおよび周辺機能設定プロシージャを実行する必要なく、持続的なWDNに関連付けられた周辺機能とのペイロード接続を繰り返し確立することができ、これは、他の方法で交換されたこれらのプロシージャからの情報が既に持続的なWDNに記憶されているためである。WDS214はまた、周辺機能を設定するための設定認証情報を、ワイヤレスドッキング通信スタック201の適切な通信レイヤに繰り返し提供することを回避することもできる。
[0115]図12は、本開示において説明されている技法にしたがって動作するコンピューティングデバイス200の実例となる事例を例示しているブロック図である。図12は、コンピューティングデバイス200の1つの特定の例を例示しているに過ぎず、コンピューティングデバイス200の他の例が他の事例において使用されうる。例示の目的でスタンドアローンのコンピューティングデバイス200として図12で図示されているけれども、コンピューティングデバイスは、1つまたは複数のプロセッサ、またはソフトウェア命令を実行するための他の適したコンピューティング環境を含む任意のコンポーネントまたはシステムであることができ、例えば、図12で図示されている1つまたは複数の要素(例えば、入力デバイス704、ユーザインターフェースデバイス710、出力デバイス712)を必ずしも含む必要はない。
[0116]図12の指定の例で図示されているように、コンピューティングデバイス700は、1つまたは複数のプロセッサ702、1つまたは複数の入力デバイス704、1つまたは複数の通信ユニット706、1つまたは複数の出力デバイス712、1つまたは複数の記憶デバイス708、およびユーザインターフェース(UI)デバイス710、およびワイヤレス通信モジュール726を含む。コンピューティングデバイス700は、1つの例において、コンピューティングデバイス700によって実行可能である、ワイヤレスドッキング通信スタック718、認可モジュール720、1つまたは複数のアプリケーション722、およびオペレーティングシステム716をさらに含む。コンポーネント702、704、706、708、710、712、および726の各々は、コンポーネント間通信のために(物理的に、通信可能に、および/または動作可能に)結合される。いくつかの例では、通信チャネル714は、システムバス、ネットワーク接続、プロセス間通信データ構造、またはデータを通信するためのあらゆる他の方法を含むことができる。図12の1つの例として、コンポーネント702、704、706、708、710、712、および726は、1つまたは複数の通信チャネル714によって結合されうる。ワイヤレスドッキング通信スタック718、認可モジュール720、および1つまたは複数のアプリケーション722はまた、互いに、それに加えてコンピューティングデバイス700における他のコンポーネントと、情報を通信することができる。別個のモジュールとして例示されているけれども、モジュール718または720のいずれか1つまたは複数は、アプリケーション722のいずれかの一部として実装されうる。
[0117]プロセッサ702は、1つの例において、コンピューティングデバイス700内での実行のための機能を実行する、および/または実行のための命令を処理するように構成される。例えば、プロセッサ702は、記憶デバイス708に記憶されている命令を処理する能力を有しうる。プロセッサ702の例は、マイクロプロセッサ、コントローラ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または、同等なディスクリートまたは集積論理回路、のうちのいずれか1つまたは複数を含むことができる。
[0118]1つまたは複数の記憶デバイス708は、動作中、コンピューティングデバイス700内に情報を記憶するように構成されうる。記憶デバイス708は、いくつかの例では、コンピュータ可読記憶媒体として説明されている。いくつかの例では、記憶デバイス708は、一時的なメモリであり、これは、記憶デバイス708の主要の目的が長期記憶でないことを意味する。記憶デバイス708は、いくつかの例において、揮発性メモリとして説明されており、これは、コンピュータがオフにされるときに、記憶されたコンテンツを記憶デバイス708が維持しないことを意味する。揮発性メモリの例は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、動的ランダムアクセスメモリ(DRAM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、および当技術分野で知られている他の形式の揮発性メモリを含む。いくつかの例では、記憶デバイス708は、プロセッサ702による実行のためのプログラム命令を記憶するために使用される。記憶デバイス708は、1つの例では、プログラム実行中情報を一時的に記憶するために、コンピューティングデバイス700上で作動するソフトウェアまたはアプリケーションによって使用される。
[0119]記憶デバイス708はまた、いくつかの例において、1つまたは複数のコンピュータ可読記憶媒体も含む。記憶デバイス708は、揮発性メモリよりも多い量の情報を記憶するように構成されうる。記憶デバイス708は、情報の長期記憶のためにさらに構成されうる。いくつかの例では、記憶デバイス708は、非揮発性記憶要素を含む。そのような非揮発性記憶要素の例は、磁気ハードディスク、光学ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、フラッシュメモリ、あるいは電気的にプログラム可能なメモリ(EPROM)または電気的に消去可能かつプログラム可能な(EEPROM(登録商標))メモリの形式を含む。
[0120]コンピューティングデバイス700はまた、いくつかの例において、1つまたは複数の通信ユニット706を含む。コンピューティングデバイス700は、1つの例において、1つまたは複数のワイヤレスネットワークのような、1つまたは複数のネットワークを介して外部デバイスと通信するために通信ユニット706を利用する。通信ユニット706は、イーサネット(登録商標)カードのようなネットワークインターフェースカード、光学トランシーバ、無線周波数トランシーバ、または情報を送る、および受信することができるあらゆる他のタイプのデバイスでありうる。そのようなネットワークインターフェースの他の例は、Bluetooth、7G、およびWi−Fi無線コンピューティングデバイス、ならびにユニバーサルシリアルバス(USB)を含むことができる。いくつかの例では、コンピューティングデバイス700は、サーバのような外部デバイスとワイヤレスに通信するために、通信ユニット706を利用する。
[0121]加えて、コンピューティングデバイス700は、ワイヤレス通信モジュール726を含むことができる。本明細書において説明されているように、ワイヤレス通信モジュール726は、他のワイヤレス通信デバイスと通信するように構成されるアクティブなハードウェアでありうる。これらのワイヤレス通信デバイスは、Bluetooth、超高帯域無線、Wi−Fi、または他の同様のプロトコルにしたがって動作することができる。いくつかの例では、ワイヤレス通信モジュール726は、バスを介して(例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポートを介して)コンピューティングデバイス700と結合される外部のハードウェアモジュールでありうる。ワイヤレス通信モジュール726はまた、いくつかの例において、ソフトウェアを含むこともでき、そのソフトウェアは、いくつかの例ではオペレーティングシステム716から独立し、いくつかの他の例ではオペレーティングシステム716のサブルーチンでありうる。
[0122]コンピューティングデバイス700はまた、1つの例において、1つまたは複数の入力デバイス704を含む。入力デバイス704は、いくつかの例において、接触性(tactile)フィードバック、オーディオフィードバック、またはビデオフィードバックを通じて、ユーザからの入力を受信するように構成される。入力デバイス704の例は、存在感知(presence-sensitive)ディスプレイ、マウス、キーボード、ボイス反応型システム、ビデオカメラ、マイクロフォン、または、ユーザからのコマンドを検出するためのあらゆる他のタイプのデバイスを含む。
[0123]1つまたは複数の出力デバイス712もまた、コンピューティングデバイス700に含まれうる。出力デバイス712は、いくつかの例において、接触性刺激、オーディオ刺激、またはビデオ刺激(stimuli)を使用して、ユーザに出力を提供するように構成される。出力デバイス712は、1つの例において、存在感知ディスプレイ、サウンドカード、ビデオグラフィックアダプタカード、あるいは、人間または機械にとって理解可能である適切な形式に信号を変換するためのあらゆる他のタイプのデバイスを含む。出力デバイス712の追加の例は、スピーカ、ブラウン管(CRT)モニタ、液晶ディスプレイ(LCD)、またはユーザに対して理解できる出力を生成することができるあらゆる他のタイプのデバイスを含む。いくつかの例では、ユーザインターフェース(UI)デバイス710は、入力デバイス704および/または出力デバイス712の機能を含むことができる。
[0124]コンピューティング700は、オペレーティングシステム716を含むことができる。オペレーティングシステム716は、いくつかの例において、コンピューティングデバイス700のコンポーネントの動作を制御する。例えば、オペレーティングシステム716は、1つの例において、ワイヤレスドッキング通信スタック718およびアプリケーション722の、プロセッサ702、通信ユニット706、記憶デバイス708、入力デバイス704、ユーザインターフェースデバイス710、ワイヤレス通信モジュール726、および出力デバイス712との通信を容易にする。ワイヤレスドッキング通信スタック718およびアプリケーション722はまた、コンピューティングデバイス700によって実行可能であるプログラム命令および/またはデータを含むこともできる。1つの例として、モジュール718、720、および722は、コンピューティングデバイス700に本開示で説明されている動作および動きのうちの1つまたは複数を実行させる命令を含むことができる。ワイヤレスドッキング通信スタック718およびアプリケーション722は、例えば、図3のワイヤレスドッキング通信スタック201およびアプリケーション216を表すことができる。
[0125]1つまたは複数の例では、説明されている機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせで実行されうる。ソフトウェアで実行される場合には、機能は、コンピュータ可読媒体上で1つまたは複数の命令またはコードとして記憶または送信され、ハードウェアベースの処理ユニットによって実行されうる。コンピュータ可読媒体はまた、例えば、通信プロトコルにしたがって、コンピュータプログラムの1つの場所から別の場所への転送を容易にするあらゆる媒体を含む通信媒体、またはデータ記憶媒体のような有体の媒体に対応するコンピュータ可読記憶媒体を含むことができる。このように、コンピュータ可読媒体は、概して、(1)非トランジトリである有体のコンピュータ可読記憶媒体、または(2)信号または搬送波のような通信媒体に対応しうる。データ記憶媒体は、本開示において説明されている技法の実行のための命令、コード、および/またはデータ構造を検索するために、1つまたは複数のコンピュータ、あるいは1つまたは複数のプロセッサによってアクセスされることができるあらゆる利用可能な媒体でありうる。コンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読媒体を含むことができる。
[0126]限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光学ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気記憶デバイス、フラッシュメモリ、あるいは命令またはデータ構造の形式で望ましいプログラムコードを記憶するために使用され、コンピュータによってアクセスされうる何らかの他の媒体を備えることができる。また、あらゆる接続手段は、コンピュータ可読媒体と適切に呼ばれている。例えば、命令が、ウェブサイトから、サーバから、あるいは同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用している他の遠隔ソースから送信された場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、あるいは赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。しかしながら、コンピュータ可読記憶媒体およびデータ記憶媒体は、接続手段、搬送波、信号、または他の一時的な媒体を含まないけれども、代わりとして非一時的な有体の記憶媒体を対象にすることは理解されるべきである。本明細書で使用される場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光学ディスク、デジタル多目的ディスク(DVD)、フロッピーディスクおよびブルーレイディスクを含み、ここでディスク(disk)は、大抵磁気的にデータを再生し、一方ディスク(disc)は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0127]命令が、1つまたは複数のデジタルシグナルプロセッサ(DSP)、汎用マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブル論理アレイ(FPGA)、または、他の同等な集積またはディスクリートな論理回路、のような1つまたは複数のプロセッサによって実行されうる。したがって、本明細書で使用される場合には、「プロセッサ」という用語は、前述の構造、または本明細書で説明されている技法の実行に適した何らかの他の構造のいずれも指すことができる。追加で、いくつかの態様では、本明細書で説明されている機能は、エンコードおよび復号のために構成された専用ハードウェアモジュールおよび/またはソフトウェアモジュール内で提供されうるか、あるいは組み合わせられたコーデックに組み込まれうる。また、技法は、1つまたは複数の回路あるいは論理要素において十分に実行されうる。
[0128]本開示の技法は、ワイヤレスハンドセット、集積回路(IC)またはICのセット(例えば、チップセット)を含む、幅広い種類のデバイスまたは装置において実行されうる。様々なコンポーネント、モジュール、またはユニットは、開示された技法を実行するように構成されたデバイスの機能的な態様を強調するために本開示で説明されているものの、必ずしも異なるハードウェアユニットによる実現を要求しない。むしろ、上記で説明されたように、様々なユニットは、適したソフトウェアおよび/またはファームウェアと関連して、コデックハードウェアユニットで組み合わせられうるか、あるいは、上記で説明された1つまたは複数のプロセッサを含む、対話型(interoperative)ハードウェアユニットの集合によって提供されうる。
[0129]様々な例が説明されてきた。これらの例および他の例は、次の請求項の範囲内にある。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ユーザアプリケーションから、かつコンピューティングデバイス上で実行されるワイヤレスドッキング通信スタックのワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記コンピューティングデバイスのワイヤレス通信範囲内で1つまたは複数の周辺機能を発見する要求を受信することと、
前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、ワイヤレスドッキングセンタと通信することなく前記1つまたは複数の周辺機能を発見することと、
前記ユーザアプリケーションのためのドッキングセッションに前記周辺機能を連結することと、
前記要求を受信することに応答して、ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ユーザアプリケーションに送ることと、
を備える、方法。
[C2]
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを設定する要求を受信することと、
前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを設定する前記要求を受信することに応答して、かつ前記ワイヤレスドッキングサービスによって、前記1つまたは複数の周辺機能の前記少なくとも1つを設定することと、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを使用する要求を受信することと、
前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを使用する前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて前記1つまたは複数の周辺機能の前記少なくとも1つとそれぞれの対応するワイヤレス接続を確立することと、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記ワイヤレスドッキング通信スタックは、前記ワイヤレスドッキングサービスとの直接通信インターフェースを有する以下のレイヤ:アプリケーションサービスプラットフォームレイヤ、Wi−Fi directレイヤ、ミラキャストレイヤ、Wi−Fiシリアルバスレイヤ、Bluetoothレイヤ、プリントサービスレイヤ、およびディスプレイサービスレイヤ、のうちの1つまたは複数を備える、C1に記載の方法。
[C5]
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを備えるワイヤレスドッキング環境を作る要求を受信することと、
前記ワイヤレスドッキング環境を作る前記要求を受信することに応答して、ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつワイヤレスドッキングセンタと通信することなく、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの前記少なくとも1つを含む前記ワイヤレスドッキング環境を作ることと、
前記ユーザアプリケーションに、前記ワイヤレスドッキング環境のためのハンドルを送ることと、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C6]
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記ワイヤレスドッキング環境を使用する要求を受信することと、
前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキング環境の前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを供給する少なくとも1つの周辺デバイスとそれぞれの対応するワイヤレス接続を確立することと、
前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求に応答して、前記ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する前記1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ユーザアプリケーションに送ることと、
をさらに備える、C5に記載の方法。
[C7]
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、ワイヤレス通信範囲内で任意のワイヤレスドッキング環境を発見する要求を受信することと、
前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつワイヤレスドッキングセンタと通信することなく、1つまたは複数の周辺機能をそれぞれが含む1つまたは複数のワイヤレスドッキング環境を発見することと、
前記ユーザアプリケーションに、前記ワイヤレスドッキング環境のうちの1つのワイヤレスドッキング環境へのレファレンスを送ることと、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C8]
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記ワイヤレスドッキング環境を使用する要求を受信することと、
前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキング環境の前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを供給する少なくとも1つの周辺デバイスとそれぞれの対応するワイヤレス接続を確立することと、
前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求に応答して、前記ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する前記1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ユーザアプリケーションに送ることと、
をさらに備える、C7に記載の方法。
[C9]
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを使用する要求を受信することと、
前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを使用する前記要求を受信することに応答して、前記周辺機能の第1のものおよび前記周辺機能の第2のものに関して、共通のアプリケーションサービスプラットフォーム(ASP)セッションを確立することと、
前記周辺機能の前記第1のものおよび前記周辺機能の前記第2のものに関してそれぞれの対応するペイロード接続を確立することと、ここにおいて前記対応するペイロード接続の各々は、前記ASPセッションを使用する、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C10]
前記ワイヤレスドッキングサービスから、かつ前記ワイヤレスドッキング通信スタックのアプリケーションサービスプラットフォームレイヤに、前記周辺機能の前記第1のものおよび前記周辺機能の第2のものを設定するための設定認証情報を送ること、
をさらに備える、C9に記載の方法。
[C11]
1つまたは複数のプロセッサを備えるデバイスであって、前記1つまたは複数のプロセッサは、
ユーザアプリケーションから、かつデバイス上で実行されるワイヤレスドッキング通信スタックのワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記デバイスのワイヤレス通信範囲内で1つまたは複数の周辺機能を発見する要求を受信することと、
前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、ワイヤレスドッキングセンタと通信することなく前記1つまたは複数の周辺機能を発見することと、
前記ユーザアプリケーションのためのドッキングセッションに前記周辺機能を連結することと、
前記要求を受信することに応答して、ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ユーザアプリケーションに送ることと、
を行うように構成される、デバイス。
[C12]
前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを設定する要求を受信することと、
前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを設定する前記要求を受信することに応答して、かつ前記ワイヤレスドッキングサービスによって、前記1つまたは複数の周辺機能の前記少なくとも1つを設定することと、
を行うようにさらに構成される、C11に記載のデバイス。
[C13]
前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを使用する要求を受信することと、
前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを使用する前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて前記1つまたは複数の周辺機能の少なくとも1つを供給する少なくとも1つの周辺デバイスとそれぞれの対応するワイヤレス接続を確立することと、
を行うようにさらに構成される、C11に記載のデバイス。
[C14]
前記ワイヤレスドッキング通信スタックは、前記ワイヤレスドッキングサービスとの直接通信インターフェースを有する以下のレイヤ:アプリケーションサービスプラットフォームレイヤ、Wi−Fi directレイヤ、ミラキャストレイヤ、Wi−Fiシリアルバスレイヤ、Bluetoothレイヤ、プリントサービスレイヤ、およびディスプレイサービスレイヤ、のうちの1つまたは複数を備える、C11に記載のデバイス。
[C15]
前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを備えるワイヤレスドッキング環境を作る要求を受信することと、
前記ワイヤレスドッキング環境を作る前記要求を受信することに応答して、ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつワイヤレスドッキングセンタと通信することなく、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの前記少なくとも1つを含む前記ワイヤレスドッキング環境を作ることと、
前記ユーザアプリケーションに、前記ワイヤレスドッキング環境のためのハンドルを送ることと、
を行うようにさらに構成される、C11に記載のデバイス。
[C16]
前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記ワイヤレスドッキング環境を使用する要求を受信することと、
前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキング環境の前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを供給する少なくとも1つの周辺デバイスとそれぞれの対応するワイヤレス接続を確立することと、
前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求に応答して、前記ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する前記1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ユーザアプリケーションに送ることと、
を行うようにさらに構成される、C15に記載のデバイス。
[C17]
前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、ワイヤレス通信範囲内で任意のワイヤレスドッキング環境を発見する要求を受信することと、
前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつワイヤレスドッキングセンタと通信することなく、1つまたは複数の周辺機能をそれぞれが含む1つまたは複数のワイヤレスドッキング環境を発見することと、
前記ユーザアプリケーションに、前記ワイヤレスドッキング環境のうちの1つのワイヤレスドッキング環境へのレファレンスを送ることと、
を行うようにさらに構成される、C11に記載のデバイス。
[C18]
前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記ワイヤレスドッキング環境を使用する要求を受信することと、
前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキング環境の前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを供給する少なくとも1つの周辺デバイスとそれぞれの対応するワイヤレス接続を確立することと、
前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求に応答して、前記ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する前記1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ユーザアプリケーションに送ることと、
を行うようにさらに構成される、C17に記載のデバイス。
[C19]
前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを使用する要求を受信することと、
前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを使用する前記要求を受信することに応答して、前記周辺機能の第1のものおよび前記周辺機能の第2のものに関して、共通のアプリケーションサービスプラットフォーム(ASP)セッションを確立することと、
前記周辺機能の前記第1のものおよび前記周辺機能の前記第2のものに関してそれぞれの対応するペイロード接続を確立することと、ここにおいて前記対応するペイロード接続の各々は、前記ASPセッションを使用する、
を行うようにさらに構成される、C11に記載のデバイス。
[C20]
前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記ワイヤレスドッキングサービスから、かつ前記ワイヤレスドッキング通信スタックのアプリケーションサービスプラットフォームレイヤに、前記周辺機能の前記第1のものおよび前記周辺機能の第2のものを設定するための設定認証情報を送ること、
を行うようにさらに構成される、C19に記載のデバイス。
[C21]
ユーザアプリケーションから、かつ装置上で実行されるワイヤレスドッキング通信スタックのワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記装置のワイヤレス通信範囲内で1つまたは複数の周辺機能を発見する要求を受信するための手段と、
前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、ワイヤレスドッキングセンタと通信することなく前記1つまたは複数の周辺機能を発見するための手段と、
前記ユーザアプリケーションのためのドッキングセッションに前記周辺機能を連結するための手段と、
前記要求を受信することに応答して、ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ユーザアプリケーションに送るための手段と、
を備える、装置。
[C22]
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを設定する要求を受信するための手段と、
前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを設定する前記要求を受信することに応答して、かつ前記ワイヤレスドッキングサービスによって、前記1つまたは複数の周辺機能の前記少なくとも1つを設定するための手段と、
をさらに備える、C21に記載の装置。
[C23]
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを使用する要求を受信するための手段と、
前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを使用する前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて前記1つまたは複数の周辺機能の少なくとも1つを供給する少なくとも1つの周辺デバイスとそれぞれの対応するワイヤレス接続を確立するための手段と、
をさらに備える、C21に記載の装置。
[C24]
前記ワイヤレスドッキング通信スタックは、前記ワイヤレスドッキングサービスとの直接通信インターフェースを有する以下のレイヤ:アプリケーションサービスプラットフォームレイヤ、Wi−Fi directレイヤ、ミラキャストレイヤ、Wi−Fiシリアルバスレイヤ、Bluetoothレイヤ、プリントサービスレイヤ、およびディスプレイサービスレイヤ、のうちの1つまたは複数を備える、C21に記載の装置。
[C25]
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを備えるワイヤレスドッキング環境を作る要求を受信するための手段と、
前記ワイヤレスドッキング環境を作る前記要求を受信することに応答して、ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつワイヤレスドッキングセンタと通信することなく、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの前記少なくとも1つを含む前記ワイヤレスドッキング環境を作るための手段と、
前記ユーザアプリケーションに、前記ワイヤレスドッキング環境のためのハンドルを送るための手段と、
をさらに備える、C21に記載の装置。
[C26]
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記ワイヤレスドッキング環境を使用する要求を受信するための手段と、
前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキング環境の前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを供給する少なくとも1つの周辺デバイスとそれぞれの対応するワイヤレス接続を確立するための手段と、
前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求に応答して、前記ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する前記1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ユーザアプリケーションに送るための手段と、
をさらに備える、C25に記載の装置。
[C27]
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、ワイヤレス通信範囲内で任意のワイヤレスドッキング環境を発見する要求を受信するための手段と、
前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつワイヤレスドッキングセンタと通信することなく、1つまたは複数の周辺機能をそれぞれが含む1つまたは複数のワイヤレスドッキング環境を発見するための手段と、
前記ユーザアプリケーションに、前記ワイヤレスドッキング環境のうちの1つのワイヤレスドッキング環境へのレファレンスを送るための手段と、
をさらに備える、C21に記載の装置。
[C28]
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記ワイヤレスドッキング環境を使用する要求を受信するための手段と、
前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキング環境の前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを供給する少なくとも1つの周辺デバイスとそれぞれの対応するワイヤレス接続を確立するための手段と、
前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求に応答して、前記ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する前記1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ユーザアプリケーションに送るための手段と、
をさらに備える、C27に記載の装置。
[C29]
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを使用する要求を受信するための手段と、
前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを使用する前記要求を受信することに応答して、前記周辺機能の第1のものおよび前記周辺機能の第2のものに関して、共通のアプリケーションサービスプラットフォーム(ASP)セッションを確立するための手段と、
前記周辺機能の前記第1のものおよび前記周辺機能の前記第2のものに関してそれぞれの対応するペイロード接続を確立するための手段と、ここにおいて前記対応するペイロード接続の各々は、前記ASPセッションを使用する、
をさらに備える、C21に記載の装置。
[C30]
前記ワイヤレスドッキングサービスから、かつ前記ワイヤレスドッキング通信スタックのアプリケーションサービスプラットフォームレイヤに、前記周辺機能の前記第1のものおよび前記周辺機能の第2のものを設定するための設定認証情報を送るための手段、
をさらに備える、C29に記載の装置。
[C31]
命令を記憶したコンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令は実行されるとき、
ユーザアプリケーションから、かつコンピューティングデバイス上で実行されるワイヤレスドッキング通信スタックのワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記コンピューティングデバイスのワイヤレス通信範囲内で1つまたは複数の周辺機能を発見する要求を受信することと、
前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、ワイヤレスドッキングセンタと通信することなく前記1つまたは複数の周辺機能を発見することと、
前記ユーザアプリケーションのためのドッキングセッションに前記周辺機能を連結することと、
前記要求を受信することに応答して、ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ユーザアプリケーションに送ることと、
を行うように1つまたは複数のプロセッサを構成する、コンピュータ可読記憶媒体。
[C32]
前記命令は、
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを設定する要求を受信することと、
前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを設定する前記要求を受信することに応答して、かつ前記ワイヤレスドッキングサービスによって、前記1つまたは複数の周辺機能の前記少なくとも1つを設定することと、
を行うように前記1つまたは複数のプロセッサをさらに構成する、C31に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
[C33]
前記命令は、
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを使用する要求を受信することと、
前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを使用する前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて前記1つまたは複数の周辺機能の少なくとも1つを供給する少なくとも1つの周辺デバイスとそれぞれの対応するワイヤレス接続を確立することと、
を行うように前記1つまたは複数のプロセッサをさらに構成する、C31に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
[C34]
前記ワイヤレスドッキング通信スタックは、前記ワイヤレスドッキングサービスとの直接通信インターフェースを有する以下のレイヤ:アプリケーションサービスプラットフォームレイヤ、Wi−Fi directレイヤ、ミラキャストレイヤ、Wi−Fiシリアルバスレイヤ、Bluetoothレイヤ、プリントサービスレイヤ、およびディスプレイサービスレイヤ、
のうちの1つまたは複数を備える、C31に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
[C35]
前記命令は、
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを備えるワイヤレスドッキング環境を作る要求を受信することと、
前記ワイヤレスドッキング環境を作る前記要求を受信することに応答して、ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつワイヤレスドッキングセンタと通信することなく、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの前記少なくとも1つを含む前記ワイヤレスドッキング環境を作ることと、
前記ユーザアプリケーションに、前記ワイヤレスドッキング環境のためのハンドルを送ることと、
を行うように前記1つまたは複数のプロセッサをさらに構成する、C31に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
[C36]
前記命令は、
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記ワイヤレスドッキング環境を使用する要求を受信することと、
前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキング環境の前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを供給する少なくとも1つの周辺デバイスとそれぞれの対応するワイヤレス接続を確立することと、
前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求に応答して、前記ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する前記1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ユーザアプリケーションに送ることと、
を行うように前記1つまたは複数のプロセッサをさらに構成する、C35に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
[C37]
前記命令は、
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、ワイヤレス通信範囲内で任意のワイヤレスドッキング環境を発見する要求を受信することと、
前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつワイヤレスドッキングセンタと通信することなく、1つまたは複数の周辺機能をそれぞれが含む1つまたは複数のワイヤレスドッキング環境を発見することと、
前記ユーザアプリケーションに、前記ワイヤレスドッキング環境のうちの1つのワイヤレスドッキング環境へのレファレンスを送ることと、
を行うように前記1つまたは複数のプロセッサをさらに構成する、C31に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
[C38]
前記命令は、
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記ワイヤレスドッキング環境を使用する要求を受信することと、
前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキング環境の前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを供給する少なくとも1つの周辺デバイスとそれぞれの対応するワイヤレス接続を確立することと、
前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求に応答して、前記ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する前記1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ユーザアプリケーションに送ることと、
を行うように前記1つまたは複数のプロセッサをさらに構成する、C37に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
[C39]
前記命令は、
前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを使用する要求を受信することと、
前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを使用する前記要求を受信することに応答して、前記周辺機能の第1のものおよび前記周辺機能の第2のものに関して、共通のアプリケーションサービスプラットフォーム(ASP)セッションを確立することと、
前記周辺機能の前記第1のものおよび前記周辺機能の前記第2のものに関してそれぞれの対応するペイロード接続を確立することと、ここにおいて前記対応するペイロード接続の各々は、前記ASPセッションを使用する、
を行うように前記1つまたは複数のプロセッサをさらに構成する、C31に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
[C40]
前記命令は、
前記ワイヤレスドッキングサービスから、かつ前記ワイヤレスドッキング通信スタックのアプリケーションサービスプラットフォームレイヤに、前記周辺機能の前記第1のものおよび前記周辺機能の第2のものを設定するための設定認証情報を送ること、
を行うように前記1つまたは複数のプロセッサをさらに構成する、C39に記載のコンピュータ可読記憶媒体。

Claims (24)

  1. ワイヤレスドッキングの方法であって、
    ユーザアプリケーションから、かつコンピューティングデバイス上で実行されるワイヤレスドッキング通信スタックのワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記コンピューティングデバイスのワイヤレス通信範囲内で1つまたは複数の周辺機能を発見する要求を受信することと、
    前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、ワイヤレスドッキングセンタと通信することなく前記1つまたは複数の周辺機能を発見することと、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記ユーザアプリケーションのためのドッキングセッションに前記1つまたは複数の周辺機能を連結することと、
    前記要求を受信することに応答して、ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ワイヤレスドッキングサービスから前記ユーザアプリケーションに送ることと、
    を備え、
    前記方法は、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを備えるワイヤレスドッキング環境を作る要求を受信することと、
    前記ワイヤレスドッキング環境を作る前記要求を受信することに応答して、ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつワイヤレスドッキングセンタと通信することなく、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの前記少なくとも1つを含む前記ワイヤレスドッキング環境を作ることと、
    前記ユーザアプリケーションに、前記ワイヤレスドッキング環境のためのハンドルを送ることと、
    をさらに備える、方法。
  2. 前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記ワイヤレスドッキング環境を使用する要求を受信することと、
    前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキング環境の前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを供給する少なくとも1つの周辺デバイスとそれぞれの対応するワイヤレス接続を確立することと、
    前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求に応答して、前記ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する前記1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ユーザアプリケーションに送ることと、
    をさらに備える、請求項に記載の方法。
  3. ワイヤレスドッキングの方法であって、
    ユーザアプリケーションから、かつコンピューティングデバイス上で実行されるワイヤレスドッキング通信スタックのワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記コンピューティングデバイスのワイヤレス通信範囲内で1つまたは複数の周辺機能を発見する要求を受信することと、
    前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、ワイヤレスドッキングセンタと通信することなく前記1つまたは複数の周辺機能を発見することと、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記ユーザアプリケーションのためのドッキングセッションに前記1つまたは複数の周辺機能を連結することと、
    前記要求を受信することに応答して、ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ワイヤレスドッキングサービスから前記ユーザアプリケーションに送ることと、
    を備え、
    前記方法は、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、ワイヤレス通信範囲内で任意のワイヤレスドッキング環境を発見する要求を受信することと、
    前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつワイヤレスドッキングセンタと通信することなく、1つまたは複数の周辺機能をそれぞれが含む1つまたは複数のワイヤレスドッキング環境を発見することと、
    前記ユーザアプリケーションに、前記ワイヤレスドッキング環境のうちの1つのワイヤレスドッキング環境へのレファレンスを送ることと、
    をさらに備える、方法。
  4. 前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記ワイヤレスドッキング環境を使用する要求を受信することと、
    前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキング環境の前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを供給する少なくとも1つの周辺デバイスとそれぞれの対応するワイヤレス接続を確立することと、
    前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求に応答して、前記ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する前記1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ユーザアプリケーションに送ることと、
    をさらに備える、請求項に記載の方法。
  5. ワイヤレスドッキングの方法であって、
    ユーザアプリケーションから、かつコンピューティングデバイス上で実行されるワイヤレスドッキング通信スタックのワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記コンピューティングデバイスのワイヤレス通信範囲内で1つまたは複数の周辺機能を発見する要求を受信することと、
    前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、ワイヤレスドッキングセンタと通信することなく前記1つまたは複数の周辺機能を発見することと、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記ユーザアプリケーションのためのドッキングセッションに前記1つまたは複数の周辺機能を連結することと、
    前記要求を受信することに応答して、ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ワイヤレスドッキングサービスから前記ユーザアプリケーションに送ることと、
    を備え、
    前記方法は、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを使用する要求を受信することと、
    前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを使用する前記要求を受信することに応答して、前記1つまたは複数の周辺機能の第1のものおよび前記1つまたは複数の周辺機能の第2のものに関して、共通のアプリケーションサービスプラットフォーム(ASP)セッションを確立することと、
    前記1つまたは複数の周辺機能の前記第1のものおよび前記1つまたは複数の周辺機能の前記第2のものに関してそれぞれの対応するペイロード接続を確立することと、ここにおいて前記対応するペイロード接続の各々は、前記ASPセッションを使用する、
    をさらに備える、方法。
  6. 前記ワイヤレスドッキングサービスから、かつ前記ワイヤレスドッキング通信スタックのアプリケーションサービスプラットフォームレイヤに、前記1つまたは複数の周辺機能の前記第1のものおよび前記1つまたは複数の周辺機能の第2のものを設定するための設定認証情報を送ること、
    をさらに備える、請求項に記載の方法。
  7. ワイヤレスドッキングのためのデバイスであって、
    ユーザアプリケーションから、かつ前記デバイス上で実行されるワイヤレスドッキング通信スタックのワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記デバイスのワイヤレス通信範囲内で1つまたは複数の周辺機能を発見する要求を受信することと、
    前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、ワイヤレスドッキングセンタと通信することなく前記1つまたは複数の周辺機能を発見することと、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記ユーザアプリケーションのためのドッキングセッションに前記1つまたは複数の周辺機能を連結することと、
    前記要求を受信することに応答して、ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ワイヤレスドッキングサービスから前記ユーザアプリケーションに送ることと、
    を行うように構成された1つまたは複数のプロセッサを備え、
    前記1つまたは複数のプロセッサは、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを備えるワイヤレスドッキング環境を作る要求を受信することと、
    前記ワイヤレスドッキング環境を作る前記要求を受信することに応答して、ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつワイヤレスドッキングセンタと通信することなく、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの前記少なくとも1つを含む前記ワイヤレスドッキング環境を作ることと、
    前記ユーザアプリケーションに、前記ワイヤレスドッキング環境のためのハンドルを送ることと、
    を行うようにさらに構成される、デバイス。
  8. 前記1つまたは複数のプロセッサは、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記ワイヤレスドッキング環境を使用する要求を受信することと、
    前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキング環境の前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを供給する少なくとも1つの周辺デバイスとそれぞれの対応するワイヤレス接続を確立することと、
    前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求に応答して、前記ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する前記1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ユーザアプリケーションに送ることと、
    を行うようにさらに構成される、請求項に記載のデバイス。
  9. ワイヤレスドッキングのためのデバイスであって、
    ユーザアプリケーションから、かつ前記デバイス上で実行されるワイヤレスドッキング通信スタックのワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記デバイスのワイヤレス通信範囲内で1つまたは複数の周辺機能を発見する要求を受信することと、
    前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、ワイヤレスドッキングセンタと通信することなく前記1つまたは複数の周辺機能を発見することと、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記ユーザアプリケーションのためのドッキングセッションに前記1つまたは複数の周辺機能を連結することと、
    前記要求を受信することに応答して、ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ワイヤレスドッキングサービスから前記ユーザアプリケーションに送ることと、
    を行うように構成された1つまたは複数のプロセッサを備え、
    前記1つまたは複数のプロセッサは、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、ワイヤレス通信範囲内で任意のワイヤレスドッキング環境を発見する要求を受信することと、
    前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつワイヤレスドッキングセンタと通信することなく、1つまたは複数の周辺機能をそれぞれが含む1つまたは複数のワイヤレスドッキング環境を発見することと、
    前記ユーザアプリケーションに、前記ワイヤレスドッキング環境のうちの1つのワイヤレスドッキング環境へのレファレンスを送ることと、
    を行うようにさらに構成される、デバイス。
  10. 前記1つまたは複数のプロセッサは、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記ワイヤレスドッキング環境を使用する要求を受信することと、
    前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキング環境の前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを供給する少なくとも1つの周辺デバイスとそれぞれの対応するワイヤレス接続を確立することと、
    前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求に応答して、前記ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する前記1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ユーザアプリケーションに送ることと、
    を行うようにさらに構成される、請求項に記載のデバイス。
  11. ワイヤレスドッキングのためのデバイスであって、
    ユーザアプリケーションから、かつ前記デバイス上で実行されるワイヤレスドッキング通信スタックのワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記デバイスのワイヤレス通信範囲内で1つまたは複数の周辺機能を発見する要求を受信することと、
    前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、ワイヤレスドッキングセンタと通信することなく前記1つまたは複数の周辺機能を発見することと、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記ユーザアプリケーションのためのドッキングセッションに前記1つまたは複数の周辺機能を連結することと、
    前記要求を受信することに応答して、ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ワイヤレスドッキングサービスから前記ユーザアプリケーションに送ることと、
    を行うように構成された1つまたは複数のプロセッサを備え、
    前記1つまたは複数のプロセッサは、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを使用する要求を受信することと、
    前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを使用する前記要求を受信することに応答して、前記1つまたは複数の周辺機能の第1のものおよび前記1つまたは複数の周辺機能の第2のものに関して、共通のアプリケーションサービスプラットフォーム(ASP)セッションを確立することと、
    前記1つまたは複数の周辺機能の前記第1のものおよび前記1つまたは複数の周辺機能の前記第2のものに関してそれぞれの対応するペイロード接続を確立することと、ここにおいて前記対応するペイロード接続の各々は、前記ASPセッションを使用する、
    を行うようにさらに構成される、デバイス。
  12. 前記1つまたは複数のプロセッサは、
    前記ワイヤレスドッキングサービスから、かつ前記ワイヤレスドッキング通信スタックのアプリケーションサービスプラットフォームレイヤに、前記1つまたは複数の周辺機能の前記第1のものおよび前記1つまたは複数の周辺機能の第2のものを設定するための設定認証情報を送ること、
    を行うようにさらに構成される、請求項11に記載のデバイス。
  13. ワイヤレスドッキングのための装置であって、
    ユーザアプリケーションから、かつ前記装置上で実行されるワイヤレスドッキング通信スタックのワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記装置のワイヤレス通信範囲内で1つまたは複数の周辺機能を発見する要求を受信するための手段と、
    前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、ワイヤレスドッキングセンタと通信することなく前記1つまたは複数の周辺機能を発見するための手段と、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記ユーザアプリケーションのためのドッキングセッションに前記1つまたは複数の周辺機能を連結するための手段と、
    前記要求を受信することに応答して、ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ワイヤレスドッキングサービスから前記ユーザアプリケーションに送るための手段と、
    を備え、
    前記装置は、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを備えるワイヤレスドッキング環境を作る要求を受信するための手段と、
    前記ワイヤレスドッキング環境を作る前記要求を受信することに応答して、ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつワイヤレスドッキングセンタと通信することなく、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの前記少なくとも1つを含む前記ワイヤレスドッキング環境を作るための手段と、
    前記ユーザアプリケーションに、前記ワイヤレスドッキング環境のためのハンドルを送るための手段と、
    をさらに備える、装置。
  14. 前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記ワイヤレスドッキング環境を使用する要求を受信するための手段と、
    前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキング環境の前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを供給する少なくとも1つの周辺デバイスとそれぞれの対応するワイヤレス接続を確立するための手段と、
    前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求に応答して、前記ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する前記1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ユーザアプリケーションに送るための手段と、
    をさらに備える、請求項13に記載の装置。
  15. ワイヤレスドッキングのための装置であって、
    ユーザアプリケーションから、かつ前記装置上で実行されるワイヤレスドッキング通信スタックのワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記装置のワイヤレス通信範囲内で1つまたは複数の周辺機能を発見する要求を受信するための手段と、
    前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、ワイヤレスドッキングセンタと通信することなく前記1つまたは複数の周辺機能を発見するための手段と、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記ユーザアプリケーションのためのドッキングセッションに前記1つまたは複数の周辺機能を連結するための手段と、
    前記要求を受信することに応答して、ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ワイヤレスドッキングサービスから前記ユーザアプリケーションに送るための手段と、
    を備え、
    前記装置は、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、ワイヤレス通信範囲内で任意のワイヤレスドッキング環境を発見する要求を受信するための手段と、
    前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつワイヤレスドッキングセンタと通信することなく、1つまたは複数の周辺機能をそれぞれが含む1つまたは複数のワイヤレスドッキング環境を発見するための手段と、
    前記ユーザアプリケーションに、前記ワイヤレスドッキング環境のうちの1つのワイヤレスドッキング環境へのレファレンスを送るための手段と、
    をさらに備える、装置。
  16. 前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記ワイヤレスドッキング環境を使用する要求を受信するための手段と、
    前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキング環境の前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを供給する少なくとも1つの周辺デバイスとそれぞれの対応するワイヤレス接続を確立するための手段と、
    前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求に応答して、前記ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する前記1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ユーザアプリケーションに送るための手段と、
    をさらに備える、請求項15に記載の装置。
  17. ワイヤレスドッキングのための装置であって、
    ユーザアプリケーションから、かつ前記装置上で実行されるワイヤレスドッキング通信スタックのワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記装置のワイヤレス通信範囲内で1つまたは複数の周辺機能を発見する要求を受信するための手段と、
    前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、ワイヤレスドッキングセンタと通信することなく前記1つまたは複数の周辺機能を発見するための手段と、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記ユーザアプリケーションのためのドッキングセッションに前記1つまたは複数の周辺機能を連結するための手段と、
    前記要求を受信することに応答して、ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ワイヤレスドッキングサービスから前記ユーザアプリケーションに送るための手段と、
    を備え、
    前記装置は、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを使用する要求を受信するための手段と、
    前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを使用する前記要求を受信することに応答して、前記1つまたは複数の周辺機能の第1のものおよび前記1つまたは複数の周辺機能の第2のものに関して、共通のアプリケーションサービスプラットフォーム(ASP)セッションを確立するための手段と、
    前記1つまたは複数の周辺機能の前記第1のものおよび前記1つまたは複数の周辺機能の前記第2のものに関してそれぞれの対応するペイロード接続を確立するための手段と、ここにおいて前記対応するペイロード接続の各々は、前記ASPセッションを使用する、
    をさらに備える、装置。
  18. 前記ワイヤレスドッキングサービスから、かつ前記ワイヤレスドッキング通信スタックのアプリケーションサービスプラットフォームレイヤに、前記1つまたは複数の周辺機能の前記第1のものおよび前記1つまたは複数の周辺機能の第2のものを設定するための設定認証情報を送るための手段、
    をさらに備える、請求項17に記載の装置。
  19. ワイヤレスドッキングのための命令を記憶した非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令は実行されるとき、
    ユーザアプリケーションから、かつコンピューティングデバイス上で実行されるワイヤレスドッキング通信スタックのワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記コンピューティングデバイスのワイヤレス通信範囲内で1つまたは複数の周辺機能を発見する要求を受信することと、
    前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、ワイヤレスドッキングセンタと通信することなく前記1つまたは複数の周辺機能を発見することと、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記ユーザアプリケーションのためのドッキングセッションに前記1つまたは複数の周辺機能を連結することと、
    前記要求を受信することに応答して、ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ワイヤレスドッキングサービスから前記ユーザアプリケーションに送ることと、
    を行うように1つまたは複数のプロセッサを構成し、
    前記命令は、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを備えるワイヤレスドッキング環境を作る要求を受信することと、
    前記ワイヤレスドッキング環境を作る前記要求を受信することに応答して、ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつワイヤレスドッキングセンタと通信することなく、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの前記少なくとも1つを含む前記ワイヤレスドッキング環境を作ることと、
    前記ユーザアプリケーションに、前記ワイヤレスドッキング環境のためのハンドルを送ることと、
    を行うように前記1つまたは複数のプロセッサをさらに構成する、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  20. 前記命令は、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記ワイヤレスドッキング環境を使用する要求を受信することと、
    前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキング環境の前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを供給する少なくとも1つの周辺デバイスとそれぞれの対応するワイヤレス接続を確立することと、
    前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求に応答して、前記ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する前記1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ユーザアプリケーションに送ることと、
    を行うように前記1つまたは複数のプロセッサをさらに構成する、請求項19に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  21. ワイヤレスドッキングのための命令を記憶した非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令は実行されるとき、
    ユーザアプリケーションから、かつコンピューティングデバイス上で実行されるワイヤレスドッキング通信スタックのワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記コンピューティングデバイスのワイヤレス通信範囲内で1つまたは複数の周辺機能を発見する要求を受信することと、
    前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、ワイヤレスドッキングセンタと通信することなく前記1つまたは複数の周辺機能を発見することと、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記ユーザアプリケーションのためのドッキングセッションに前記1つまたは複数の周辺機能を連結することと、
    前記要求を受信することに応答して、ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ワイヤレスドッキングサービスから前記ユーザアプリケーションに送ることと、
    を行うように1つまたは複数のプロセッサを構成し、
    前記命令は、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、ワイヤレス通信範囲内で任意のワイヤレスドッキング環境を発見する要求を受信することと、
    前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつワイヤレスドッキングセンタと通信することなく、1つまたは複数の周辺機能をそれぞれが含む1つまたは複数のワイヤレスドッキング環境を発見することと、
    前記ユーザアプリケーションに、前記ワイヤレスドッキング環境のうちの1つのワイヤレスドッキング環境へのレファレンスを送ることと、
    を行うように前記1つまたは複数のプロセッサをさらに構成する、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  22. 前記命令は、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記ワイヤレスドッキング環境を使用する要求を受信することと、
    前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキング環境の前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを供給する少なくとも1つの周辺デバイスとそれぞれの対応するワイヤレス接続を確立することと、
    前記ワイヤレスドッキング環境を使用する前記要求に応答して、前記ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する前記1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ユーザアプリケーションに送ることと、
    を行うように前記1つまたは複数のプロセッサをさらに構成する、請求項21に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  23. ワイヤレスドッキングのための命令を記憶した非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令は実行されるとき、
    ユーザアプリケーションから、かつコンピューティングデバイス上で実行されるワイヤレスドッキング通信スタックのワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記コンピューティングデバイスのワイヤレス通信範囲内で1つまたは複数の周辺機能を発見する要求を受信することと、
    前記要求を受信することに応答して、前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、ワイヤレスドッキングセンタと通信することなく前記1つまたは複数の周辺機能を発見することと、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、前記ユーザアプリケーションのためのドッキングセッションに前記1つまたは複数の周辺機能を連結することと、
    前記要求を受信することに応答して、ドッキングセッション識別子、および前記1つまたは複数の周辺機能に対応する1つまたは複数のそれぞれのレファレンスを、前記ワイヤレスドッキングサービスから前記ユーザアプリケーションに送ることと、
    を行うように1つまたは複数のプロセッサを構成し、
    前記命令は、
    前記ワイヤレスドッキングサービスを用いて、かつ前記ユーザアプリケーションから、前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを使用する要求を受信することと、
    前記1つまたは複数の周辺機能のうちの少なくとも1つを使用する前記要求を受信することに応答して、前記1つまたは複数の周辺機能の第1のものおよび前記1つまたは複数の周辺機能の第2のものに関して、共通のアプリケーションサービスプラットフォーム(ASP)セッションを確立することと、
    前記1つまたは複数の周辺機能の前記第1のものおよび前記1つまたは複数の周辺機能の前記第2のものに関してそれぞれの対応するペイロード接続を確立することと、ここにおいて前記対応するペイロード接続の各々は、前記ASPセッションを使用する、
    を行うように前記1つまたは複数のプロセッサをさらに構成する、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  24. 前記命令は、
    前記ワイヤレスドッキングサービスから、かつ前記ワイヤレスドッキング通信スタックのアプリケーションサービスプラットフォームレイヤに、前記1つまたは複数の周辺機能の前記第1のものおよび前記1つまたは複数の周辺機能の第2のものを設定するための設定認証情報を送ること、
    を行うように前記1つまたは複数のプロセッサをさらに構成する、請求項23に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
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