JP6189230B2 - 蓄電池装置および蓄電池装置の制御方法 - Google Patents

蓄電池装置および蓄電池装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、蓄電池装置および蓄電池装置の制御方法に関する。
列車からの回生電力により充電される蓄電池の電力は、列車の力行だけでなく、駅等に設置された負荷等、列車以外の外部負荷に供給される。一般的に、高電圧の列車への電力供給および列車からの回生電力による蓄電池の充電を行うためのき電系統(第1系統の一例)に接続された蓄電池を、外部負荷に電力を供給するための高圧配電系統(第2系統の一例)に接続する場合、保護機器を設置するか、若しくは蓄電池がき電系統および高圧配電系統の両方に同時に接続されないように制御する必要がある。
特開2006−62427号公報
しかしながら、蓄電池がき電系統および高圧配電系統の両方に同時に接続されないように制御する場合、蓄電池は、列車への電力供給および列車からの回生電力による蓄電池の充電と、外部負荷への電力の供給と、の両方を同時に行うことができない。
実施形態の蓄電池装置は、複数の蓄電池と、スイッチと、制御部と、を備える。複数の蓄電池は、第1系統と第2系統との間で並列接続されている。スイッチは、複数の蓄電池それぞれに設けられ、蓄電池を第1系統または第2系統に接続可能である。制御部は、予め設定された時間帯毎の第1系統および第2系統それぞれの予測電力供給量に基づいて、蓄電池の充電状態が所定の使用可能充電状態の範囲内となるように設定された制御計画に従って、前記第1系統および前記第2系統のそれぞれに少なくとも1つの前記蓄電池が接続されるように、スイッチを制御する。
図1は、本実施形態にかかる蓄電池装置を有する蓄電池システムの構成を示す図である。 図2は、本実施形態にかかる蓄電池装置におけるスイッチの制御処理の流れを示すフローチャートである。 図3は、本実施形態にかかる蓄電池装置における接続案の選択処理を説明するための図である。 図4は、本実施形態にかかる蓄電池装置において蓄電池のき電系統または高圧配電系統への接続を禁止する処理を説明するための図である。
以下、添付の図面を用いて、本実施形態にかかる蓄電池装置および蓄電池装置の制御方法について説明する。
図1は、本実施形態にかかる蓄電池装置を有する蓄電池システムの構成を示す図である。本実施形態にかかる蓄電池システム1は、図1に示すように、複数の蓄電池B1,B2,...,Bnを有する蓄電池装置10と、当該蓄電池装置10が有する蓄電池B1,B2,...,Bnに対して列車20からの回生電力を供給可能なき電系統30(第1系統の一例)と、蓄電池装置10が有する蓄電池B1,B2,...,Bnに充電された電力を、列車20以外の外部負荷50(本実施形態では、エスカレータ51,照明52,空調機器53などの駅付帯設備)に対して供給可能な高圧配電系統40(第2系統の一例)と、を有している。本実施形態では、き電系統30は、列車20の力行に必要な電力を、蓄電池装置10が有する蓄電池B1,B2,...,Bnから列車20に供給可能である。
蓄電池装置10は、図1に示すように、き電系統30と高圧配電系統40との間で並列接続された複数の蓄電池B1,B2,...,Bn(以下、蓄電池B1,B2,...,Bnそれぞれを区別する必要がない場合には、蓄電池Bと言う)と、複数の蓄電池B毎に設けられ当該蓄電池Bをき電系統30または高圧配電系統40に接続可能なスイッチSW1,SW2,...,SWn(以下、スイッチSW1,SW2,...,SWnそれぞれを区別する必要がない場合には、スイッチSWと言う)と、複数の蓄電池Bそれぞれの充電状態が所定の使用可能SOC(State Of Charge)の範囲内となるように、スイッチSWを制御する制御部11と、を備えている。ここで、所定の使用可能SOCの範囲は、蓄電池Bの使用が許可される充電状態の範囲である。本実施の形態では、使用可能SOCの範囲は、20〜80%である。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)等を有し、CPUがROMからプログラムを読み出して実行することにより、スイッチSWを制御する。
ここで、本実施形態にかかる蓄電池装置10におけるスイッチSWの制御処理について簡単に説明する。本実施形態では、制御部11は、き電系統30および高圧配電系統40それぞれに少なくとも1つの蓄電池Bが接続されるように、スイッチSWを制御する。例えば、蓄電池装置10が蓄電池B1および蓄電池B2を有する場合、制御部11は、図1に示すように、蓄電池B1がき電系統30に接続されるようにスイッチSW1を制御する場合には、蓄電池B2が高圧配電系統40に接続されるようにスイッチSW2を制御する。
これにより、蓄電池B1および蓄電池B2それぞれはき電系統30または高圧配電系統40のいずれかのみに接続されている状態となっているが、蓄電池Bの集合である蓄電池群としてはき電系統30および高圧配電系統40の両方に接続されている状態とすることができるので、蓄電池B1および蓄電池B2について保護機器を設置することなく、蓄電池群としてき電系統30および高圧配電系統40の両方に接続することができる。
次に、図2を用いて、本実施形態にかかる蓄電池装置10におけるスイッチSWの制御処理について説明する。図2は、本実施形態にかかる蓄電池装置におけるスイッチの制御処理の流れを示すフローチャートである。
制御部11は、予め設定された時間帯毎のき電系統30および高圧配電系統40それぞれの予測電力供給量に基づいて、蓄電池Bの充電状態が使用可能SOCの範囲内となるように設定された計画である制御計画(以下、切替スケジュールと言う)に従って、スイッチSWを制御する(ステップS201)。本実施形態では、制御部11は、まず、予め設定された時間帯毎に、き電系統30における予測電力供給量(本実施形態では、列車20から供給される回生電力の供給量)および高圧配電系統40における予測電力供給量(本実施形態では、外部負荷50における電力の消費量)を算出する。本実施形態では、制御部11は、各時間帯における、き電系統30における電力の供給履歴および高圧配電系統40における電力の供給履歴に基づいて、き電系統30および高圧配電系統40それぞれの予測電力供給量を算出する。次いで、制御部11は、算出したき電系統30および高圧配電系統40それぞれの予測電力供給量に基づいて、蓄電池Bの充電状態が使用可能SOCの範囲内となる切替スケジュールを生成する。そして、制御部11は、生成した切替スケジュールに従って、スイッチSWを制御する。
例えば、10〜16時(予め設定された時間帯の一例)において列車20からの回生電力の供給量(き電系統30における電力の供給履歴)が多く、6〜9,17〜19時(予め設定された時間帯の一例)において外部負荷50における電力の消費量(高圧配電系統40における電力の供給履歴)が多い場合、制御部11は、10〜16時においては、き電系統30に接続する蓄電池Bの数(例えば、2式)を高圧配電系統40に接続する蓄電池Bの数(例えば、1式)よりも多くし、6〜9,17〜19時においては、高圧配電系統40に接続する蓄電池Bの数(例えば、2式)をき電系統30に接続する蓄電池Bの数(1式)よりも多くする切替スケジュールを生成する。
次いで、制御部11は、切替スケジュールに従うスイッチSWを制御するタイミング(以下、切替タイミングと言う)において、蓄電池Bの充電状態が、現在接続されている系統から他の系統への切り替えを許可する所定の制御(切替)許可SOCの範囲外となっている場合、当該切替タイミングを変更する(ステップS202)。ここで、所定の切替許可SOCの範囲は、スイッチSWの制御が許可される充電状態の範囲であり、使用可能SOCの範囲(本実施形態では、20〜80%)内とする。本実施形態では、所定の切替許可SOCの範囲は、蓄電池Bが接続されている系統毎に異なり、き電系統30の切替許可SOCの範囲は50%以上であり、高圧配電系統40の切替許可SOCの範囲は50%以下である。
具体的には、制御部11は、切替タイミング(例えば、10時)において、各蓄電池Bの充電状態を取得する。次いで、制御部11は、取得した各蓄電池Bの充電状態が、当該各蓄電池Bが現在接続されている系統(き電系統30または高圧配電系統40)毎に設定された切替許可SOCの範囲内となっているか否かを判断する。
例えば、切替タイミング(スイッチSWの制御前)において、高圧配電系統40に現在接続されている蓄電池B1,B2の充電状態が70%と65%であり、き電系統30に現在接続されている蓄電池B3の充電状態が40%である場合、制御部11は、蓄電池B1,B2の充電状態(70%,65%)が高圧配電系統40の切替許可SOCの範囲(50%以下)外であり、蓄電池B3の充電状態(40%)がき電系統30の切替許可SOCの範囲(50%以上)外であるため、切替タイミングを変更する(言い換えると、切替タイミングを延期する)。本実施形態では、制御部11は、蓄電池Bの充電状態が切替許可SOCの範囲外であると判断して切替タイミングを変更する場合、切替タイミングを所定時間(例えば、30分、1時間など)延期する。そして、制御部11は、延期した切替タイミングにおいて、再度、蓄電池Bの充電状態が切替許可SOCの範囲内となっているか否かを判断する。
一方、切替タイミングにおいて、高圧配電系統40に現在接続されている蓄電池B1,B2の充電状態が45%と40%であり、き電系統30に現在接続されている蓄電池B3の充電状態が60%である場合、制御部11は、蓄電池B1,B2の充電状態(45%,40%)が高圧配電系統40の切替許可SOCの範囲(50%)内であり、蓄電池B3の充電状態(60%)がき電系統30の切替許可SOCの範囲(50%以上)内であるため、切替タイミングを変更しない(言い換えると、スイッチSWの制御を行うまたは蓄電池Bの接続先を変更する)。
また、制御部11は、所定時間(本実施形態では、切替タイミング(例えば、1日に2〜3回)の間隔よりも短い時間であり、例えば、30分,1時間など)毎に、蓄電池Bの充電状態が、蓄電池Bを使用可能SOCの範囲内となっているか否かを判断する(ステップS203)。そして、制御部11は、蓄電池Bの充電状態が、蓄電池Bを使用可能SOCの範囲外となっている場合、蓄電池Bの充電状態が使用可能SOCの範囲内となるように、スイッチSWを制御する。例えば、制御部11は、蓄電池B1の充電状態が使用可能SOCの範囲の下限より大きく、蓄電池B2の充電状態が使用可能SOCの範囲の下限以下となっている場合、スイッチSW1,SW2を制御して、蓄電池B1を高圧配電系統40に接続しかつ蓄電池B2をき電系統30に接続する。
これにより、蓄電池Bの充電状態が満充電で充電できない状態または蓄電池Bの充電状態が必要なレベルまで充電されておらず放電できない状態である場合に、満充電の蓄電池Bに充電が行われたり、充電状態が低い蓄電地Bから放電が行われたりすることを防止できるので、蓄電池Bを効果的に活用することができる。
さらに、制御部11は、複数の蓄電池Bそれぞれの接続先(本実施形態では、き電系統30または高圧配電系統40)の組合せ(以下、接続案と言う)のうち、スイッチSWを制御可能な単位時間後の蓄電池Bの予測充電状態が使用可能SOCの範囲内でありかつ予測充電状態の平均に対する当該各蓄電池Bの予測充電状態の差のバラツキが最小の接続案に従って、単位時間毎に、スイッチSWを制御する(ステップS204)。上述したステップS203に示す処理によれば、蓄電池Bの充電状態が使用可能SOCの範囲内に入るようにスイッチSWが制御されるが、その後、き電系統30または高圧配電系統40における電力の供給状況が変化して、充電状態が高い蓄電池Bに対する充電や充電状態が低い蓄電池Bの放電が必要となる可能性がある。そこで、本実施形態では、制御部11は、蓄電池Bの予測充電状態に従って、スイッチSWを制御する。
具体的には、制御部11は、現時点から単位時間(本実施形態では、所定時間より短い時間)後までのき電系統30における電力の供給量(予測電力供給量)と、現時点から単位時間後までの高圧配電系統40における電力の供給量(予測電力供給量)と、複数の蓄電池Bそれぞれの現在の充電状態と、を算出する。
次いで、制御部11は、き電系統30における予測電力供給量と、高圧配電系統40における予測電力供給量と、蓄電池Bそれぞれの現在の充電状態とに基づいて、全ての接続案における、現在から単位時間後の複数の蓄電池Bそれぞれの予測充電状態を算出する。さらに、制御部11は、接続案毎に、複数の蓄電池Bそれぞれの予測充電状態の平均を算出する。次いで、制御部11は、複数の接続案のうち、単位時間後の蓄電池Bの予測充電状態が使用可能SOCの範囲内でありかつ当該算出した平均に対する各蓄電池Bの予測充電状態の差のバラツキが最小となる接続案を選択する。そして、制御部11は、選択した接続案に従って、スイッチSWを制御する。
図3は、本実施形態にかかる蓄電池装置における接続案の選択処理を説明するための図である。制御部11は、図3に示すように、蓄電池装置10が4つの蓄電池B1〜B4を有する場合、き電系統30の予測電力供給量を、蓄電池Bの充電状態に換算した値である第1予測充放電率(例えば、30%)と、高圧配電系統40の予測電力供給量を、蓄電池Bの充電状態に換算した値である第2予測充放電率(例えば、−24%)と、を算出する。さらに、制御部11は、図3に示すように、蓄電池B1,B2,B3,B4それぞれの充電状態(蓄電池B1の充電状態:30%、蓄電池B2の充電状態:40%、蓄電池B3の充電状態:50%、蓄電池B4の充電状態:60%)を算出する。使用可能SOCの範囲は、図3に示すように、20〜80%であるものとする。
次いで、制御部11は、図3に示すように、第1予測充放電率と、第2予測充放電率と、蓄電池B1,B2,B3,B4それぞれの充電状態と、に基づいて、接続案毎に、蓄電池B1,B2,B3,B4の予測充電状態および当該予測充電状態の平均を算出する。例えば、蓄電池B1のみがき電系統30に接続されかつ蓄電池B2,B3,B4が高圧配電系統40に接続される接続案1については、制御部11は、図3に示すように、蓄電池B1の予測充電状態:60%、蓄電池B2の予測充電状態:32%、蓄電池B3の予測充電状態:42%、蓄電池B4の予測充電状態:52%、予測充電状態の平均:46.5%を算出する。制御部11は、図3に示すように、他の接続案2〜5についても同様にして、蓄電池Bの予測充電状態および当該予測充電状態の平均を算出する。
次に、制御部11は、接続案1〜5のうち、蓄電池Bの予測充電状態が使用可能SOCの範囲内でありかつ予測充電状態の平均に対する各蓄電池Bの予測充電状態の差のバラツキが最小となる接続案を選択する。例えば、接続案4は、図3に示すように、蓄電池B4の予測充電状態:90%が使用可能SOCの範囲:20〜80%外となっている。そのため、制御部11は、接続案4を選択候補から除外する。次に、制御部11は、接続案1〜3のうち、予測充電状態の平均に対する各蓄電池Bの予測充電状態の差のバラツキが最小の接続案である接続案2を選択する。そして、制御部11は、選択した接続案2に従って、スイッチSWを制御して、蓄電池B1,B2をき電系統30に接続しかつ蓄電池B3,B4を高圧配電系統40に接続する。
本実施形態では、制御部11は、スイッチSWを制御して、複数の蓄電池Bをき電系統30および高圧配電系統40のいずれかに接続しているが、これに限定するものではなく、例えば、蓄電池Bにおいて充放電される予測電力量が所定の電力量以下である場合、複数の蓄電池Bのうち少なくとも1つの蓄電池Bのき電系統30または高圧配電系統40への接続を禁止しても良い。これにより、蓄電池Bが使用されない期間を設けることができるので、蓄電池Bの寿命の向上を図ることができる。
例えば、制御部11は、20〜5時までに、き電系統30から蓄電池Bに供給される回生電力の予測電力量(言い換えると、き電系統30により蓄電池Bに充電される予測電力量)および高圧配電系統40から外部負荷50に供給される予測電力量(言い換えると、高圧配電系統40により蓄電池Bから放電される予測電力量)が所定の電力量以下である場合、スイッチSWを制御して、4つの蓄電池B1,B2,B3,B4のうち、1式の蓄電池Bをき電系統30に接続し、1式の蓄電池Bを高圧配電系統40に接続し、残りの2式の蓄電池Bをき電系統30および高圧配電系統40のいずれにも接続しない。
図4は、本実施形態にかかる蓄電池装置において蓄電池のき電系統または高圧配電系統への接続を禁止する処理を説明するための図である。制御部11は、図4に示すように、蓄電池装置10が4つの蓄電池B1〜B4を有する場合、少なくとも1つの蓄電池Bがき電系統30および高圧配電系統40のいずれにも接続されていない接続案(例えば、蓄電池B2,B3がき電系統30および高圧配電系統40のいずれにも接続されていない接続案5)を含む複数の接続案から、き電系統30および高圧配電系統40のいずれにも接続されない蓄電池Bの数が最も多く、蓄電池Bの予測充電状態が使用可能SOCの範囲内であり、かつ予測充電状態の平均に対する各蓄電池Bの予測充電状態の差のバラツキが最小の接続案である接続案5を選択する。そして、制御部11は、選択した接続案5に従って、スイッチSWを制御して、蓄電池B1をき電系統30に接続し、蓄電池B2,B3をき電系統30および高圧配電系統40のいずれにも接続せず、蓄電池B4を高圧配電系統40に接続する。
本実施形態では、蓄電池装置10は、図2に示すように、ステップS201,S202に示すスイッチSWの制御、ステップS203に示すスイッチSWの制御、およびステップS204に示すスイッチSWの制御の全てを用いてスイッチSWを制御しているが、ステップS201,S202に示すスイッチSWの制御、ステップS203に示すスイッチSWの制御、およびステップS204の少なくともいずれか1つを用いて、複数の蓄電池Bそれぞれの充電状態が使用可能SOCの範囲内となるように、スイッチSWを制御しても良い。
このように、本実施形態の蓄電池装置10によれば、蓄電池Bの集合である蓄電池群としてはき電系統30および高圧配電系統40の両方に接続されている状態とすることができるので、蓄電池Bについて保護機器を設置することなく、蓄電池群をき電系統30および高圧配電系統40の両方に接続することができる。
本実施形態の蓄電池装置10で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成しても良い。
さらに、本実施形態の蓄電池装置10で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の蓄電池装置10で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 蓄電池システム
10 蓄電池装置
11 制御部
20 列車
30 き電系統
40 高圧配電系統
50 駅付帯設備
51 エスカレータ
52 照明
53 空調機器
B 蓄電池
SW スイッチ

Claims (6)

  1. 第1系統と第2系統との間で並列接続された複数の蓄電池と、
    前記複数の蓄電池それぞれに設けられ、前記蓄電池を前記第1系統または前記第2系統に接続可能なスイッチと、
    予め設定された時間帯毎の前記第1系統および前記第2系統それぞれの予測電力供給量に基づいて、前記蓄電池の充電状態が所定の使用可能充電状態の範囲内となるように設定された制御計画に従って、前記第1系統および前記第2系統のそれぞれに少なくとも1つの前記蓄電池が接続されるように、前記スイッチを制御する制御部と、
    を備えた蓄電池装置。
  2. 前記第1系統は、前記蓄電池に対して、列車からの回生電力を供給可能であり、
    前記第2系統は、前記蓄電池に充電された電力を、前記列車以外の外部負荷に対して供給可能である請求項1に記載の蓄電池装置。
  3. 前記制御部は、前記蓄電池の充電状態が、前記蓄電池の使用が許可されている充電状態の範囲である使用可能充電状態の範囲内であり、現在接続されている系統から他の系統への切り替えを許可する所定の制御許可充電状態の範囲外となっている場合、前記制御計画に従って前記スイッチを切り替えるタイミングを変更する請求項1に記載の蓄電池装置。
  4. 前記制御部は、前記複数の蓄電池それぞれの接続先の組合せのうち、単位時間後の前記蓄電池の予測充電状態が前記使用可能充電状態の範囲内でありかつ前記予測充電状態の平均値に対する前記各蓄電池の前記予測充電状態の差のバラツキが最小の前記組合せに従って、前記単位時間毎に、前記スイッチを制御する請求項1からのいずれか一に記載の蓄電池装置。
  5. 前記制御部は、前記蓄電池において充放電される電力量が所定の電力量以下である場合、前記複数の蓄電池のうち少なくとも1つの前記蓄電池の前記第1系統または前記第2系統への接続を禁止する請求項1からのいずれか一に記載の蓄電池装置。
  6. 第1系統と第2系統との間で並列接続された複数の蓄電池と、前記複数の蓄電池それぞれに設けられ、前記蓄電池を前記第1系統または前記第2系統に接続可能なスイッチと、備えた蓄電池装置で実行される制御方法であって、
    前記蓄電池の充電状態を取得する工程と、
    予め設定された時間帯毎の前記第1系統および前記第2系統それぞれの予測電力供給量に基づいて、前記蓄電池の充電状態が所定の使用可能充電状態の範囲内となるように設定された制御計画に従って、前記第1系統および前記第2系統のそれぞれに少なくとも1つの前記蓄電池が接続されるように、前記スイッチを制御する工程と、
    を含む制御方法。
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