JP6188588B2 - データ処理装置及びデータ処理方法及びプログラム - Google Patents
データ処理装置及びデータ処理方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6188588B2 JP6188588B2 JP2014005235A JP2014005235A JP6188588B2 JP 6188588 B2 JP6188588 B2 JP 6188588B2 JP 2014005235 A JP2014005235 A JP 2014005235A JP 2014005235 A JP2014005235 A JP 2014005235A JP 6188588 B2 JP6188588 B2 JP 6188588B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- change
- amount
- data block
- change amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Description
以下では、プラントにおける温度等の計測値データを管理する場合を例にして説明を行う。
プラントデータの蓄積においては、蓄積に係るストレージの節約のため、データを圧縮する方法が開示されている(例えば特許文献1)。
圧縮されたデータに対して検索を行う場合、データ伸張に係る時間を削減するため、あらかじめ変化点を区間ごとに計算しておき、検索時の不要なデータ伸張を省略するための方法が開示されている(例えば特許文献2、3)。
一定の時間幅で刻まれる時刻と時刻ごとの数値とが記述されているデータを、記述されている時刻に基づきグルーピングして、共通の時間帯に属する時刻が記述されている複数のデータで構成されるデータブロックを複数生成するとともに、複数のデータブロックの中からいずれかのデータブロックを選択するデータ処理装置であって、
データブロックごとに、記述されている時刻が連続している2つのデータの単位で、2つのデータの間の数値の変化量を算出する変化量算出部と、
データブロックを選択するための選択条件として、時間幅数と、前記時間幅数での数値の変化量の閾値が定義されている条件情報を取得する条件情報取得部と、
データブロック別に、前記条件情報に定義されている時間幅数と同じ個数ずつ変化量を合算し、変化量の合算値と前記条件情報に定義されている変化量の閾値とを比較して、いずれかのデータブロックを選択するデータブロック選択部とを有することを特徴とする。
このため、検索の条件とする変化量と時間幅が一定でない場合にも、効率的にデータを検索することができる。
本実施の形態及び以降の実施の形態では、プラントデータのロード時に圧縮過程で差分を算出し、検索時の伸張過程で差分を用いた変化量計算を行って、効率的にデータ検索を行うデータ処理装置を説明する。
入力データ143は、一定の時間幅で刻まれる時刻と時刻ごとの数値とが記述されているデータである。
また、ロード実行部102は、入力データ143に記述されている時刻に基づき入力データ143をグルーピングして、共通の時間帯に属する時刻が記述されている複数の入力データ143で構成されるデータブロック(以下、単にブロックともいう)を複数生成する。
なお、データ収集アプリケーション141は、データ処理装置101へデータ入力を行う上位のアプリケーションプログラムである。
更に、データ圧縮部103は、データブロックごとに、算出した変化量に対する圧縮処理を行う。
データ圧縮部103は、変化量算出部及び圧縮処理部の例に相当する。
圧縮変化量121、122は、データ圧縮部103により圧縮処理された後のデータブロックごとの変化量である。
圧縮変化量121は、ブロックID:0001のデータブロックの圧縮処理後の変化量である。・
圧縮変化量122は、ブロックID:0002のデータブロックの圧縮処理後の変化量である。
索引データ130には、ブロックIDごとに、特徴量抽出部104により抽出された特徴量が示される。
なお、圧縮変化量121、122、索引データ130の詳細は後述する。
データ格納領域111は、記憶部の例に相当する。
検索条件144には、時間幅数と、当該時間幅数での数値の変化量の閾値が定義されている。
時間幅数の変化量の閾値は、2つの時間幅の間の変化量が5以上であるといった閾値である。
また、検索条件144には、圧縮変化量の伸張処理が行われるデータブロックの条件である伸張処理対象条件が定義されている。
伸張処理対象条件は、例えば、特定の種類の計測値データのデータブロックであるといった条件や、例えば、データブロック内の全ての数値が30以上であるといった条件である。
検索条件144は条件情報の例に相当する。
また、検索実行部106は条件情報取得部の例に相当する。
なお、データ検索アプリケーション142は、データ処理装置101に対してデータ検索を行う上位のアプリケーションプログラムである。
検索条件最適化部107は、伸張対象指定部の例に相当する。
データ伸張部108は、伸張処理部の例に相当する。
変化量計算部110は、後述する検索条件判定部109とともにデータブロック選択部の例に相当する。
検索条件判定部109により選択されたデータブロックは、検索結果145に含められる。
検索条件判定部109は、前述の変化量計算部110とともにデータブロック選択部の例に相当する。
データ収集装置201は、データ収集アプリケーション141を備え、データ処理装置101にデータ入力するための入力データ143を保持する。
データ検索装置202は、データ検索アプリケーション142を備え、データ処理装置101からデータ検索するための検索条件144、データ処理装置101から受け取った検索結果145を保持する。
データ収集装置201、データ検索装置202は、1つでも複数でも構わない。
また、データ収集装置201、データ検索装置202がデータ処理装置101に内包されるような構成でもよい。
また、プログラムを記憶媒体に記憶させ、記憶媒体からコンピュータに読み取られるようにすることができる。
バス305に、演算装置301、外部記憶装置302、主記憶装置303、通信装置304が接続されている。
演算装置301は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)である。
外部記憶装置302は、例えばROM(Read Only Memory)やハードディスクである。
主記憶装置303は、通常RAM(Random Access Memory)である。
通信装置304は、通常イーサネット(登録商標)に対応した通信カードである。
プログラムは、通常は外部記憶装置302に記憶されており、主記憶装置303にロードされた状態で、順次演算装置301に読み込まれ処理を行う。
プログラムは、図1に示す「〜部」として説明している機能を実現するプログラムである。
また、図1に示すデータ格納領域111は、例えば、外部記憶装置302により実現される。
更に、外部記憶装置302にはオペレーティングシステム(OS)も記憶されており、OSの少なくとも一部が主記憶装置303にロードされ、演算装置301はOSを実行しながら、図1に示す「〜部」の機能を実現するプログラムを実行する。
また、実施の形態1の説明において、処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値が主記憶装置303にファイルとして記憶されている。
例えば、表示ディスプレイ等の出力装置や、マウス・キーボードといった入力装置がバス305に接続されていてもよい。
データ処理装置101、データ収集装置201、データ検索装置202間の通信は通信装置304にて行う。
入力データ143では、一定の時間幅(例えば、1秒)で刻まれる時刻と時刻ごとの数値(例えば、センサの計測値)とが記述されている。
本実施の形態では、複数のセンサの計測値データが入力データ143としてデータ処理装置101に集められるものとする。
データ処理装置101では、複数のセンサからの計測値は、センサごとに、近似する時刻でまとめられてデータブロックとして管理される。
図14を用いて、データブロックを説明する。
図14は、複数のセンサからの計測値を時刻ごとにテーブル形式で表したプラントデータである。
なお、図14のプラントデータ1400は説明のためのデータであり、データ処理装置101は図14のプラントデータ1400を記憶している訳ではない。
データ処理装置101は、時刻間の差分である変化量を圧縮した圧縮変化量121、122を記憶する。
図14において、S1(1402)、S2(1403)・・・Sn(1404)は、それぞれセンサのID(Identifier)である。
時刻1401は、各センサで計測が行われた時刻であり、入力データ143に記述されていた時刻である。
また、数値(30、33、40等)は、各センサで計測された計測値であり、入力データ143に時刻とともに記述されていた計測値である。
つまり、センサS1からは、入力データ143として、「2013/09/20 10:11:12」と「30」とが記述されたデータ、「2013/09/20 10:11:13」と「33」とが記述されたデータ、「2013/09/20 10:11:14」と「40」とが記述されたデータ等が、データ処理装置101に届く。
データブロックは、符号1405で示すように、センサごとに、共通の時間帯(例えば、1分単位、10分単位、1時間単位等)に属する時刻が記述されている複数の入力データで構成される。
そして、データ圧縮部103は、データブロックごとに、記述されている時刻が連続している2つのデータの単位で、2つのデータの間の数値の変化量を算出する。
図14の例では、センサS1の場合、データ圧縮部103は、「2013/09/20 10:11:12」と「2013/09/20 10:11:13」との間の数値の差をとって、33−30=3を変化量とする。
同様に、データ圧縮部103は、「2013/09/20 10:11:13」と「2013/09/20 10:11:14」との間の数値の差をとって、40−33=7を変化量とする。
更に、データ圧縮部103は、1つのデータブロックから抽出された変化量群に対して圧縮処理を行う。
データ圧縮部103の圧縮アルゴリズムは、どのようなものでもよい。
データ圧縮部103により圧縮処理が行われた後の変化量が圧縮変化量121、122としてデータ格納領域111に格納される。
また、各データブロックには、ロード実行部102によりブロックIDが設定される。
図1の例では、圧縮変化量121は、「ブロックID:0001」のデータブロックの圧縮変化量であり、圧縮変化量122は、「ブロックID:0002」のデータブロックの圧縮変化量である。
図1の索引データ130では、「ブロックID:0001」のデータブロックはセンサS1の計測値を対象としており、数値の最大値が「40」であり、最小値が「27」であったことが分かる。
なお、本実施の形態では、特徴量として最大値と最小値を用いる例を説明するが、特徴量は最大値と最小値に限らない。
特徴量は、例えば平均値、中央値、最頻値等でもよい。
なお、ステップS101で、センサID単に分割された状態の入力データ143を取得している場合は、ステップS102は省略可能である。
ブロックの時間幅は、例えば、固定でもよいし、過去の圧縮状況から算出してもよい。
また、ロード実行部102は、ブロックごとに、ブロックに含まれる数値を特徴量抽出部104に出力する。
特徴量抽出部104が特徴量として最大値と最小値を抽出し、抽出した最大値と最小値をブロックID及びセンサIDとともに索引データ130に登録する。
すべてのブロックが圧縮されている場合は、処理を終了する。
前述したように、検索条件144には、時間幅数と、当該時間幅数での数値の変化量の閾値が定義されている。
また、検索条件144には、圧縮変化量の伸張処理が行われるデータブロックの条件である伸張処理対象条件が定義されている。
処理の実行計画は、複数検索条件を効率的な順序で実行するよう最適化する。
より具体的には、検索条件最適化部107は、検索条件144に定義されている伸張処理対象条件に合致するデータブロックのみを伸張処理の対象にするようにして、データ伸張処理量を抑制する。
例えば、センサS1及びセンサS2のみを対象とする旨の伸張処理対象条件が検索条件144に定義されている場合は、検索条件最適化部107は、センサS1及びセンサS2のブロックの圧縮変化量のみを伸張処理の対象とする実行計画を作成する。
前述のように、センサS1及びセンサS2のみを対象とする旨の伸張処理対象条件が検索条件144に定義されている場合は、検索条件最適化部107は、索引データ130を参照して、センサS1のブロック数及びセンサS2のブロックの数を把握する。
伸張処理対象条件に合致するブロックのすべての組(レコード)を取り出している場合は、ステップS206に進む。
特徴量134と伸張処理対象条件との比較の結果、当該ブロックの読み出しが必要があると判断した場合は、検索条件最適化部107は、当該ブロックを読み出し対象ブロックリストに追加する。
例えば、特徴量134にブロック内の最大値、最小値が記述されている場合は、検索条件144の伸張処理対象条件と特徴量134の値の範囲に重なりがあれば、読み出し対象ブロックリストに追加する。
より具体的には、例えば、伸張処理対象条件として「27」以上が定義されていれば、図1の索引データ130から、「ブロックID:0001」のブロックと「ブロックID:0003」のブロックは、読み出し対象ブロックリストに追加されるが、「ブロックID:0002」のブロックは追加されない。
なお、読み出し対象ブロックリストに追加するための判定方法は、特徴量を用いるものであればどのような方法でも構わない。
読み出し対象ブロックリスト内の全てのブロックの圧縮変化量を読み出している場合は、ステップS211に進む。
具体的には、検索条件144に時間幅数と変化量の閾値が記述されている場合は、変化量計算が必要である。
変化量計算が必要な場合は、ステップS209の変化量計算に進む。
変化量計算が不要な場合は、ステップS210の検索条件判定に進む。
S208でYESの場合は、検索条件判定部109は、変化量計算部110が計算した時間幅数分の変化量の合算値と、検索条件144の変化量の閾値とを比較して、ブロックを選択する。
データ処理装置101は、温度センサAによる1秒ごとの計測値が示される入力データ143を取得する。
図6において、「ブロック0001」、「ブロック0002」、「ブロック0003」は、それぞれブロックIDを示す。
図7では、「ブロック0002」の「2013/09/20 10:11:12」、「2013/09/20 10:11:13」、「2013/09/20 10:11:14」について、温度センサAの計測値722、変化量723、変化量の合算値724を示している。
また、「2013/09/20 10:11:13」と「2013/09/20 10:11:14」との間の計測値の変化量(差分)は、「2013/09/20 10:11:13」の行の変化量723に記載の通り、「5」である。
なお、「2013/09/20 10:11:13」の行の変化量723に記載の「7」は、「2013/09/20 10:11:14」と「2013/09/20 10:11:15」(図7に不図示)との間の計測値の変化量(差分)である。
つまり、時間幅数「2」である「2013/09/20 10:11:12」と「2013/09/20 10:11:14」との間の変化量の合算値は、「2013/09/20 10:11:12」の行の変化量の合算値724に記載の通り、5+5=10である。
なお、「2013/09/20 10:11:13」の行の変化量の合算値724に記載の「7」は、「2013/09/20 10:11:13」と「2013/09/20 10:11:15」(図7に不図示)との間の変化量の合算値である。
また、「2013/09/20 10:11:14」の行の変化量の合算値724に記載の「7」は、「2013/09/20 10:11:14」と「2013/09/20 10:11:16」(図7に不図示)との間の変化量の合算値である。
前述の通り、データ処理装置101は、圧縮変化量を記憶する。
図8の索引データ830は、図1の索引データ130と同様の構成であるため、説明を省略する。
検索条件最適化部107は、特徴量834と検索条件144の「27」以上の指定を比較し、重なりのあるブロックID0001、0002、0003を読み出し対象ブロックリストに追加する。
変化量計算部110は、データ伸張部108により得られた変化量を検索条件144に記述されている時間幅数「2」ずつ合算して、変化量の合算値を得る。
ブロックID0002では、図7に示すように、「2013/09/20 10:11:12」と「2013/09/20 10:11:14」との間の変化量の合算値が「10」である。
このように、ブロックID0002は、最小値が「27」以上であり、変化量の合算値が「10」以上であるため、検索条件144に該当する。
従って、検索条件判定部109はブロックID0002を検索結果145に追加する。
従来は、数値そのもの(図14の30、33、40等)を圧縮しているため、検索条件に時間幅数と変化量の閾値が規定されている場合は、(1)伸張処理により毎時刻の数値を得て、(2)時刻間の数値の変化量(差分)を計算し、(3)計算した変化量を時間幅数分合算し、(4)変化量の合算値と変化量の閾値とを比較する、という4段階の処理が必要である。
このため、検索処理に時間を要していた。
これに対して、本実施の形態では、事前に変化量を計算しているため、(1)伸張処理により変化量を得て、(2)変化量を時間幅数分合算し、(3)変化量の合算値と変化量の閾値とを比較する、という3段階の処理ですみ、検索処理の高速化が図れる。
実施の形態2では、読み出し対象ブロックリストの追加時に、変化量の合算値を予測し、予測値と検索条件で指定されている変化量の閾値とを比較して、読み出し対象のブロックを絞り込むデータ処理装置を実現する。
また、索引データ930に、選択変化量933の項目が追加されている。
これら以外の要素は、図1に示したものと同じであるため、説明を省略する。
なお、本実施の形態では、索引データ930は、変化量情報の例に相当する。
なお、mの値は、検索条件144で指定される時間幅数の最大値である。
なお、本実施の形態では、変化量予測部912も、検索条件最適化部907とともに伸張対象指定部の例に相当する。
なお、ステップS101〜S107は、図4に示したものと同じなので、以下では、図10において追加されたステップS151を説明する。
なお、ステップS201〜S204、S206〜S211は、図5に示したものと同じなので、以下では、ステップS251及びS252を説明する。
ステップS205では、特徴量934と検索条件144の伸張処理対象条件との比較によって選択されたブロックは読み出し対象ブロックリストに追加されるが、ステップS251では、選択されたブロックは読み出し対象ブロック候補リストに追加される。
つまり、本実施の形態では、ステップS252の処理により選択されたブロックが最終的な読み出し対象ブロックリストに追加されるため、ステップS251の段階では、暫定的な読み出し対象ブロックリストである読み出し対象ブロック候補リストに追加される。
より具体的には、S204で取り出されたブロックが、S251において読み出し対象ブロック候補リストに追加された場合に、検索条件最適化部907が、索引データ930から当該ブロックの選択変化量933を読み出す。
そして、検索条件最適化部907は、読み出した選択変化量933と検索条件144で指定されている時間幅数を変化量予測部912に出力する。
変化量予測部912は、選択変化量933の変化量のうち、検索条件144の時間幅数分の変化量を上位から合算して、変化量の合算値の予測値を算出する。
例えば、検索条件144で指定されている時間幅数がk個(k≧m)であれば、変化量予測部912は、選択変化量933のm個の変化量のうち上位k個の変化量を合算して、予測値を算出する。
変化量予測部912は、算出した予測値を検索条件最適化部907に通知する。
検索条件最適化部907は、変化量予測部912から通知された予測値と検索条件144の変化量の閾値とを比較し、予測値が閾値以上であれば、当該ブロックを最終的な読み出し対象ブロックリストに追加する。
ここでは、例えば、検索条件144の時間幅数がk個である場合を想定する。
また、検索条件最適化部907は、前述のように、索引データ930から選択変化量933を取得する。
そして、検索条件最適化部907は、選択変化量933と時間幅数kを変化量予測部912に出力する。
検索条件最適化部907は、特徴量934と検索条件144の「27」以上の指定を比較し、重なりのあるブロックID0001、0002、0003を読み出し対象ブロック候補リストに追加する。
変化量予測部912は、ブロックごとに、選択変化量933から上位2個の変化量を合計して、予測値1203(図13)を求める。
検索条件最適化部907は、予測値1203と検索条件144の変化量の閾値「10」とを比較し、予測値1203が閾値以上となるブロックID0002を読み出し対象ブロックリストに追加する。
従来の変化量検索では、時間幅を固定することにより変化量の索引を構築しており、時間幅がパラメータとして与えられる検索条件においては、索引を用いることが困難であったが、本実施の形態を用いることで、動的な時間幅に対して選択変化量による予測値を活用し、圧縮されたデータを伸張することなく、不要なデータ伸張を回避する効果が得られる。
これに対して、選択変化量の個数mを検索条件144で指定される時間幅数よりも少ない個数とすることも可能である(但し、m≧2)。
そして、検索条件144で指定された時間幅数が選択変化量の個数を上回る場合は、時間幅数を選択変化量の個数で除した除算値を選択変化量の合計値に乗算して、予測値を算出する。
例えば、選択変化量が「7、5」の2つであり、検索条件144で指定された時間幅数が「5」である場合は、変化量予測部912は、選択変化量の合計値「12」(7+5=12)に、時間幅数を選択変化量の個数で除した除算値「2.5」(5÷2=2.5)を乗算して、予測値「30」(12×2.5=30)を得ることができる。
Claims (9)
- 一定の時間幅で刻まれる時刻と時刻ごとの数値とが記述されているデータを、記述されている時刻に基づきグルーピングして、共通の時間帯に属する時刻が記述されている複数のデータで構成されるデータブロックを複数生成するとともに、複数のデータブロックの中からいずれかのデータブロックを選択するデータ処理装置であって、
データブロックごとに、記述されている時刻が連続している2つのデータの単位で、2つのデータの間の数値の変化量を算出する変化量算出部と、
データブロックを選択するための選択条件として、時間幅数と、前記時間幅数での数値の変化量の閾値が定義されている条件情報を取得する条件情報取得部と、
データブロック別に、前記条件情報に定義されている時間幅数と同じ個数ずつ変化量を合算し、変化量の合算値と前記条件情報に定義されている変化量の閾値とを比較して、いずれかのデータブロックを選択するデータブロック選択部とを有することを特徴とするデータ処理装置。 - 前記データ処理装置は、更に、
データブロックごとに、前記変化量算出部により算出された変化量に対する圧縮処理を行う圧縮処理部と、
データブロックごとに、前記圧縮処理部により圧縮処理された後の変化量を圧縮変化量として記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶されている圧縮変化量に対する伸張処理を行う伸張処理部と、
前記伸張処理部の伸張処理の対象にするデータブロックを指定する伸張対象指定部とを有し、
前記条件情報取得部は、
伸張処理の対象とするデータブロックの条件である伸張処理対象条件と、前記選択条件とが定義されている条件情報を取得し、
前記伸張対象指定部は、
前記複数のデータブロックのうち前記伸張処理対象条件に合致するデータブロックを伸張処理の対象に指定し、
前記伸張処理部は、
前記伸張対象指定部により伸張処理の対象に指定されたデータブロックの圧縮変化量に対してのみ伸張処理を行い、
前記データブロック選択部は、
前記伸張処理部により圧縮変化量に対する伸張処理が行われたデータブロックの中から、いずれかのデータブロックを選択することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。 - 前記データ処理装置は、更に、
データブロックごとに、データブロックに含まれる複数のデータに記述されている数値の特徴量を抽出する特徴量抽出部を有し、
前記条件情報取得部は、
前記伸張処理対象条件として、特徴量の条件が定義されている条件情報を取得し、
前記伸張対象指定部は、
前記複数のデータブロックのうち、前記特徴量抽出部により抽出された特徴量が前記条件情報に定義されている特徴量の条件に合致するデータブロックを伸張処理の対象に指定することを特徴とする請求項2に記載のデータ処理装置。 - 前記記憶部は、
データブロックごとに、前記変化量算出部により算出された変化量のうちの少なくとも上位2つの変化量が記述されている変化量情報を記憶しており、
前記伸張対象指定部は、
前記複数のデータブロックのうち前記伸張処理対象条件に合致するデータブロックを抽出するとともに、抽出したデータブロックに対して、データブロックごとに、前記変化量情報に記述されている変化量を合算し、変化量の合算値と前記条件情報に定義されている変化量の閾値とを比較して、伸張処理の対象にするデータブロックを指定することを特徴とする請求項3に記載のデータ処理装置。 - 前記記憶部は、
データブロックごとに、前記変化量算出部により算出された変化量のうち、前記条件情報で定義される最大の時間幅数と同じ個数分の変化量が記述されている変化量情報を記憶しており、
前記伸張対象指定部は、
前記複数のデータブロックのうち前記伸張処理対象条件に合致するデータブロックを抽出するとともに、抽出したデータブロックに対して、データブロックごとに、前記条件情報に定義されている時間幅数と同じ個数だけ前記変化量情報に記述されている変化量を合算し、変化量の合算値と前記条件情報に定義されている変化量の閾値とを比較して、伸張処理の対象にするデータブロックを指定することを特徴とする請求項4に記載のデータ処理装置。 - 前記伸張対象指定部は、
変化量の合算値が前記条件情報に定義されている変化量の閾値以上であるデータブロックを伸張処理の対象に指定することを特徴とする請求項4又は5に記載のデータ処理装置。 - 前記データブロック選択部は、
変化量の合算値が前記条件情報に定義されている変化量の閾値以上であるデータブロックを選択することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。 - 一定の時間幅で刻まれる時刻と時刻ごとの数値とが記述されているデータを、記述されている時刻に基づきグルーピングして、共通の時間帯に属する時刻が記述されている複数のデータで構成されるデータブロックを複数生成するとともに、複数のデータブロックの中からいずれかのデータブロックを選択するコンピュータが行うデータ処理方法であって、
前記コンピュータが、データブロックごとに、記述されている時刻が連続している2つのデータの単位で、2つのデータの間の数値の変化量を算出する変化量算出ステップと、
前記コンピュータが、データブロックを選択するための選択条件として、時間幅数と、前記時間幅数での数値の変化量の閾値が定義されている条件情報を取得する条件情報取得ステップと、
前記コンピュータが、データブロック別に、前記条件情報に定義されている時間幅数と同じ個数ずつ変化量を合算し、変化量の合算値と前記条件情報に定義されている変化量の閾値とを比較して、いずれかのデータブロックを選択するデータブロック選択ステップとを有することを特徴とするデータ処理方法。 - 一定の時間幅で刻まれる時刻と時刻ごとの数値とが記述されているデータを、記述されている時刻に基づきグルーピングして、共通の時間帯に属する時刻が記述されている複数のデータで構成されるデータブロックを複数生成するとともに、複数のデータブロックの中からいずれかのデータブロックを選択するコンピュータに、
前記コンピュータが、データブロックごとに、記述されている時刻が連続している2つのデータの単位で、2つのデータの間の数値の変化量を算出する変化量算出ステップと、
前記コンピュータが、データブロックを選択するための選択条件として、時間幅数と、前記時間幅数での数値の変化量の閾値が定義されている条件情報を取得する条件情報取得ステップと、
前記コンピュータが、データブロック別に、前記条件情報に定義されている時間幅数と同じ個数ずつ変化量を合算し、変化量の合算値と前記条件情報に定義されている変化量の閾値とを比較して、いずれかのデータブロックを選択するデータブロック選択ステップとを実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014005235A JP6188588B2 (ja) | 2014-01-15 | 2014-01-15 | データ処理装置及びデータ処理方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014005235A JP6188588B2 (ja) | 2014-01-15 | 2014-01-15 | データ処理装置及びデータ処理方法及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015133062A JP2015133062A (ja) | 2015-07-23 |
JP6188588B2 true JP6188588B2 (ja) | 2017-08-30 |
Family
ID=53900185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014005235A Active JP6188588B2 (ja) | 2014-01-15 | 2014-01-15 | データ処理装置及びデータ処理方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6188588B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6242930B2 (ja) * | 2016-03-17 | 2017-12-06 | 株式会社東芝 | センサデータ管理装置、センサデータ管理方法およびプログラム |
JP6794782B2 (ja) * | 2016-11-02 | 2020-12-02 | 富士通株式会社 | 情報処理装置、情報処理プログラム、及び情報処理方法 |
CN112185575B (zh) * | 2020-10-14 | 2024-01-16 | 北京嘉和美康信息技术有限公司 | 一种确定待比对医疗数据的方法和装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04290314A (ja) * | 1991-03-19 | 1992-10-14 | Fujitsu Ltd | 情報量圧縮装置 |
JP5423553B2 (ja) * | 2010-04-09 | 2014-02-19 | 株式会社日立製作所 | データベース管理方法、計算機、センサネットワークシステム及びデータベース検索プログラム |
-
2014
- 2014-01-15 JP JP2014005235A patent/JP6188588B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015133062A (ja) | 2015-07-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9753801B2 (en) | Detection method and information processing device | |
KR101880628B1 (ko) | 기계 학습 데이터셋에 대한 레이블링 방법 및 그 장치 | |
JP6188588B2 (ja) | データ処理装置及びデータ処理方法及びプログラム | |
JP6665784B2 (ja) | ログ分析システム、ログ分析方法およびログ分析プログラム | |
US11030172B2 (en) | Database archiving method and device for creating index information and method and device of retrieving archived database including index information | |
US11204935B2 (en) | Similarity analyses in analytics workflows | |
WO2012153400A1 (ja) | データ処理システム、データ処理方法、及び、プログラム | |
JP6242540B1 (ja) | データ変換システム及びデータ変換方法 | |
JP2017045080A (ja) | 業務フロー仕様再生方法 | |
US10459730B2 (en) | Analysis system and analysis method for executing analysis process with at least portions of time series data and analysis data as input data | |
JP6345346B2 (ja) | 分析装置及び分析方法及び分析プログラム | |
CN111159515B (zh) | 数据处理方法、装置及电子设备 | |
JP5668425B2 (ja) | 障害検知装置、情報処理方法、およびプログラム | |
KR101035037B1 (ko) | 동적 임계값이 적용된 유사문서 분류화 장치 및 방법 | |
CN111552842A (zh) | 一种数据处理的方法、装置和存储介质 | |
JP5555238B2 (ja) | ベイジアンネットワーク構造学習のための情報処理装置及びプログラム | |
JP6627258B2 (ja) | システムモデル生成支援装置、システムモデル生成支援方法、及び、プログラム | |
JP6393411B2 (ja) | データ分析支援システム及びデータ分析支援方法 | |
Tseng et al. | A novel complex-events analytical system using episode pattern mining techniques | |
Liu et al. | In-advance data analytics for reducing time to discovery | |
WO2014168199A1 (ja) | 論理演算方法および情報処理装置 | |
WO2017145591A1 (ja) | 分析装置、分析方法および分析プログラム | |
Meng et al. | AAC: An anomaly aware time series compression algorithm towards green computing | |
CN111381768A (zh) | 一种数据监控的方法和装置 | |
WO2022239147A1 (ja) | 抽出装置、抽出方法、および、抽出プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161109 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170704 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170801 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6188588 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |