JP6187911B2 - Water discharge device - Google Patents
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Description
本発明は、吐水装置、殊に吐出流量の調節用部材を備えている吐水装置に関するものである。 The present invention relates to a water discharge device, and more particularly to a water discharge device including a member for adjusting a discharge flow rate.
吐出流量の調節は、一般に止水弁の開口量を手動調節することで行うが、この場合、単位時間当たりの吐出流量を使用者が望む流量に調節するのに手間がかかる。また、必要以上の流量の水を吐出させてしまうことが多々あるために、節水の点でも問題がある。 The discharge flow rate is generally adjusted by manually adjusting the opening amount of the water stop valve. In this case, it takes time and effort to adjust the discharge flow rate per unit time to the flow rate desired by the user. In addition, there is a problem in terms of water saving because water having a flow rate higher than necessary is often discharged.
止水弁を電動で単位時間当たりの流量を調節可能なものとしたり、別途電動型流量調節弁を付加することで、プリセットされた開口量にワンタッチで設定するものでは、上記問題は少なくなる。しかし、吐水装置に供給される市井水の給水圧は、地域や使用環境等でかなりばらつきがあり、この影響を受けて、実際の吐出流量にもばらつきが生じる。 If the stop valve can be electrically adjusted to adjust the flow rate per unit time, or if an electric type flow rate control valve is added separately to set the preset opening amount with a single touch, the above problems are reduced. However, the supply water pressure of the city water supplied to the water discharge device varies considerably depending on the region and the use environment, and the actual discharge flow rate also varies due to this influence.
特許文献1に示されているように、流量計を備えたものとし、検出された流量で流量調節のフィードバック制御を行うものでは、給水圧のばらつきの影響を受けなくなるものの、吐出水量を最大にすることができなくなる。
As shown in
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、流量調節の便が良い上に節水の点でも有利となる吐水装置を提供することを課題とする。 This invention is made | formed in view of the said problem, and makes it a subject to provide the water discharging apparatus which is advantageous also in the point of water-saving, while the convenience of flow control is good.
本発明にかかる吐水装置は、
吐出水量を測定する流量測定部と、吐出水量を調整する流量調整部と、操作部で指定した単位時間当たり流量となるように流量調整部を制御するコントローラとを備えたものであって、上記コントローラは、操作部で設定された流量レベルに対応して予め設定されている開口量に上記流量調節弁を調整して吐水する通常吐水モードと、操作部で設定された流量レベルに対応して予め設定されている単位時間当たり流量に調整して吐水する計量吐水モードとを切換自在であり、上記流量測定部で測定した単位時間当たり流量をフィードバックして吐出流量を調整する上記計量吐水モードでは、操作部で設定された流量レベルに対する実際の単位時間当たり吐出流量を上記通常吐水モードよりも少なくしていることに特徴を有している。
The water discharge device according to the present invention is
A flow rate measurement unit for measuring the discharge water amount, a flow rate adjustment unit for adjusting the discharge water amount, and a controller for controlling the flow rate adjustment unit so as to be a flow rate per unit time specified by the operation unit, The controller corresponds to the normal water discharge mode for discharging water by adjusting the flow rate control valve to the opening amount set in advance corresponding to the flow level set in the operation unit, and the flow level set in the operation unit. It is possible to switch between a metering water discharge mode that adjusts the flow rate per unit time and discharges water, and in the metering water discharge mode that adjusts the discharge flow rate by feeding back the flow rate per unit time measured by the flow rate measurement unit. The actual discharge flow rate per unit time with respect to the flow level set by the operation unit is characterized by being smaller than that in the normal water discharge mode.
また、コントローラは、計量吐水モードのとき、予め設定した所定流量以下に単位時間当たり流量を制限するものが望ましい。 Further, it is desirable that the controller restricts the flow rate per unit time to a predetermined flow rate or less in the metering water discharge mode.
さらにコントローラは、計量吐水モードのとき、操作部で設定された流量レベルで吐水する際の流量調整部の開口面積に応じた値を記憶して、次の計量吐水モードでの吐水開始時の流量調整部の開口面積を上記記憶値に応じたものとするものが好ましい。 Furthermore, the controller stores a value corresponding to the opening area of the flow rate adjustment unit when water is discharged at the flow rate level set in the operation unit in the metering water discharge mode, and the flow rate at the time of starting water discharge in the next metering water discharge mode It is preferable that the opening area of the adjustment unit is in accordance with the stored value.
本発明によれば、通常吐水モードでは給水圧に応じた最大水量まで単位時間当たりの吐出水量を上げることができ、計量吐水モードでは給水圧のばらつきに関係なく使用者が望む単位時間当たり流量の吐水を簡便に行うことができる上に節水を図ることができる。 According to the present invention, in the normal water discharge mode, the discharge water amount per unit time can be increased up to the maximum water amount corresponding to the water supply pressure, and in the metering water discharge mode, the flow rate per unit time desired by the user can be obtained regardless of variations in the water supply pressure. Water can be discharged easily and water can be saved.
以下、本発明を図示実施例に基づいて詳述すると、図示例は、湯水混合型の電子水栓式吐水装置であり、給水管11と給湯管21とが混合部3を介して混合管4に接続され、混合管4は流路切換弁5を介して吐水口6とシャワーヘッド7とに接続されている。
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the illustrated embodiment. The illustrated example is an electronic faucet type water discharge device of a hot and cold water mixing type, in which a water supply pipe 11 and a hot
上記給水管1には、手動開閉型の止水弁11と逆止弁12及び流量調整弁13が設けられており、給湯管2には手動開閉型の止水弁21と逆止弁22及び流量調整弁23が設けられている。また、給水管1及び給湯管2には夫々流量センサ14,24が設けられている。
The
上記混合管4には、電磁式の止水弁41と流量センサ42とが設けられ、流路切換弁5とシャワーヘッド7との間には、所定温度以上の湯の通過を阻止するハイカット弁70が設けられている。
The
ここで、上記流量調整弁13,23と止水弁41及び流路切換弁5は、マイクロコンピュータなどで構成したコントローラ8によって各動作が制御される。また、コントローラ8には、給水管1を流れる水の温度を測定するサーミスタ15、給湯管2を流れる湯の温度を測定するサーミスタ25、混合管5を流れる湯の温度を測定するサーミスタ55が接続されている。このために、コントローラ8は、給水管1を通じて供給される水の温度、
給湯管2を通じて供給される湯の温度、混合管4を通じて吐出される湯の温度を認識することができる。また、コントローラ8は、流量センサ14,24によって給水管1及び給湯管2を通じて供給される水の量と湯の量を認識することができ、流量センサ42によって吐出される湯の量を認識することができる。
Here, each operation | movement of the said flow regulating valves 13 and 23, the
The temperature of hot water supplied through the hot
図中9は電源回路、80はコントローラ81に接続された操作部で、この操作部80は設定した湯温を表示したり、吐水口6側から吐出するかシャワーヘッド7側から吐出するかを表示する表示部を備えている。
In the figure, 9 is a power supply circuit, and 80 is an operation unit connected to the controller 81. The
給水管1に設けた前記止水弁11とシャワーヘッド7との間を直接つなぐ配管18は、停電時の非常吐水用であり、途中には手動開閉型の止水弁19を備えている。図中17,27は水抜き栓である。
A
この吐水装置は、コントローラ8の操作部80で選択された湯温と流量の湯を、操作部80で選択された吐水口6もしくはシャワーヘッド7から吐水する。この時、コントローラ8は、止水弁41を開くことで吐水を開始するとともに、吐水口6とシャワーヘッド7のどちらから吐出するかの選択に応じて流路切換弁5の切換を行う。また、コントローラ8は、サーミスタ15,25の出力値から流量調整弁13,23を夫々制御して、水の流量と湯の流量を調整することで、操作部80において設定された湯温の湯とするとともに、サーミスタ55の出力値から湯温のフィードバック制御を行う。操作部80に対して止水操作がなされた時には、コントローラ80は止水弁41を閉じて止水を行う。
The water discharge device discharges hot water having a temperature and a flow rate selected by the
操作部80で選択された流量に吐出水量を調節することについては、コントローラ8は次の2種の動作を使用者からの指示に応じて行う。一つは操作部80で設定された流量レベルに対応して予め設定されている開口量に流量調節弁13,23を調整して吐水する通常吐水モード、他の一つは操作部80で設定された流量レベルに対応して予め設定されている単位時間当たり流量に調整して吐水する計量吐水モードである。この2つのモードは、操作部80において使用者が選択することで切換可能としている。
For adjusting the discharge water amount to the flow rate selected by the
後者の計量吐水モードは、流量センサ42で単位時間当たりの吐出水量を測定して流量調節弁13,23をフィードバック制御するモードであるとともに、上記通常吐水モードに比して、単位時間当たりの実流量を少なめに設定している。すなわち、図2において、横軸は操作部80における流量設定レベル、縦軸は実際に流れる単位時間当たりの実流量であり、流量設定に対する実流量は、通常吐水モードでは図中Nとなるのに対して、計量吐水モードではほぼ20%の節水となる図中Mとなるようにしている。なお、通常吐水モードでの単位時間当たり流量は、給水圧に応じて変動する。
The latter metered water discharge mode is a mode in which the
また、計量吐水モードに設定されているとともに吐出先にシャワーヘッド7が選択されている場合、コントローラ8は予め設定した単位時間当たり流量以上になることがないように流量調整弁13,23を制御する。つまり、通常吐水モードの時は、図3にNで示すように、流量レベルを変更して流量調整弁13,23の開口量を増やすにつれて単位時間当たり流量も増加する。しかし、計量吐水モードの時は、図3にMで示すように、上述の節水を行うと同時に、所定流量(例えば8リットル/min)を越える単位時間当たり流量となることがないものとする。シャワーを浴びる際の単位時間当たり水量には、快適な水量というものが存在しているが、この快適な水量を給水圧にかかわらず保持することができるとともに、節水を図ることができる。
When the metering water discharge mode is set and the
単位時間当たり流量が所定流量以上となることがないようにする流量制限については、シャワーヘッド7からの吐出の時だけでなく、吐水口6からの吐出の時にも適用することができる。また、シャワーヘッド7からの吐出の時と、吐水口6からの吐出の時とで、流量制限値を異ならせてもよい。
The flow rate restriction that prevents the flow rate per unit time from exceeding a predetermined flow rate can be applied not only when discharging from the
更には、通常吐水モードに対する計量吐水モードの節水率を、シャワーヘッド7からの吐出の際と、吐水口6からの吐出の際とで異ならせてもよい。流路切換弁5で切り換えることができる吐出先がシャワーヘッド7や吐水口6以外にも存在する場合は、その吐出先からの吐出についても同様である。
Furthermore, the water saving rate in the metering water discharge mode relative to the normal water discharge mode may be different between when discharging from the
ところで、計量吐水モードで吐水を行う時、吐水を開始してから流量センサ42が流量測定値を出力するまでタイムラグが存在する。このためにコントローラ8は、流量調整部13,23の開口面積を次のようにセットして計量吐水モードでの吐水を開始する。すなわち、計量吐水モードで流量のフィードバック制御を行って吐水している時の操作部80で設定された流量レベルに対する流量調整部13,23の開口面積に応じた値を記憶しておく。そして、次の計量吐水モードでの吐水の開始時、流量調整部の開口面積を上記記憶値に応じたものにセットした状態で吐水を始め、その後、流量センサ42からのフィードバック制御に移行する。このために、操作部80で設定した流量レベルにほぼ応じた単位時間当たり流量の吐水が最初からなされる。
By the way, when water discharge is performed in the metering water discharge mode, there is a time lag from the start of water discharge until the
1 給水管
2 給湯管
3 混合部
4 混合管
5 流路切換弁
6 吐水口
7 シャワーヘッド
8 コントローラ
13 流量調整弁
14 流量センサ
23 流量調整弁
24 流量センサ
41 止水弁
42 流量センサ
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