JP6184612B2 - 照度推定装置および照度推定プログラム - Google Patents

照度推定装置および照度推定プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像に映った場所の照度を推定する技術に関するものである。
特許文献1は、室内を映した画像の輝度と室内の照度との関係を撮影条件毎に表した基本モデルを用いて、画像に映った室内の照度を推定する技術を開示している。
つまり、特許文献1の技術では、撮影条件毎の基本モデルを作成する必要がある。
特開2013−191310号公報
本発明は、撮影条件毎の基本モデルを作成しなくても、画像に映った監視場所の照度を推定できるようにすることを目的とする。
本発明の照度推定装置は、
撮影して得られる画像の輝度に、撮影された場所の照度の基準照度に対する比である照度倍率を対応付けた基本モデルを記憶する基本モデル記憶部と、
監視場所を撮影して得られた第1の参照画像と、前記第1の参照画像が得られた撮影後に前記監視場所を撮影して得られた第1の推定画像とを取得する画像取得部と、
前記第1の参照画像の輝度と前記第1の推定画像の輝度とを算出する輝度算出部と、
前記第1の参照画像の輝度に対応する照度倍率である第1の参照倍率と、前記第1の推定画像の輝度に対応する照度倍率である第1の推定倍率と、を前記基本モデルから取得する照度倍率取得部と、
前記第1の推定倍率の前記第1の参照倍率に対する比である第1の照度倍率比を算出する照度倍率比算出部と、
前記第1の参照画像が得られた撮影時の前記監視場所の照度である第1の参照照度を取得する参照照度取得部と、
前記第1の照度倍率比と前記第1の参照照度とに基づいて、前記第1の推定画像が得られた撮影時の前記監視場所の照度である第1の推定照度を算出する照度算出部とを備える。
本発明によれば、画像の輝度に照度倍率を対応付けた基本モデルを用いて、画像に映った監視場所の照度を推定することができる。そのため、監視場所の照度を推定するために、撮影条件毎の基本モデルを作成する必要がない。
実施の形態1における照度推定装置100の概要説明図。 実施の形態1における照度推定装置100の機能構成図。 実施の形態1における基本モデル199の説明図。 実施の形態1における照度推定装置100のハードウェア構成図。 実施の形態1における参照倍率登録方法のフローチャート。 実施の形態1における照度推定方法のフローチャート。 実施の形態2における照度推定装置100の機能構成図。 実施の形態2における設定ファイル210Fの説明図。 実施の形態2における参照倍率ファイル240Fの説明図。 実施の形態2における推定照度ファイル260Fの説明図。 実施の形態2における参照照度ファイル270Fの説明図。 実施の形態2における参照倍率登録方法のフローチャート。 実施の形態2における照度推定方法のフローチャート。 実施の形態3における照度推定装置100の機能構成図。 実施の形態3における分割画像222の説明図。 実施の形態3における参照倍率登録方法のフローチャート。 実施の形態3における照度推定方法のフローチャート。
実施の形態1.
画像の輝度に照度倍率を対応付けた基本モデルを用いて、画像に映った監視場所の照度を推定する形態について、図1から図6に基づいて説明する。
***構成の説明***
図1に基づいて、カメラ201および照度推定装置100の概要について説明する。
カメラ201は、監視場所202を撮影して第1の参照画像220−1と第1の推定画像221−1とを生成し、照度推定装置100は、第1の参照画像220−1と第1の推定画像221−1とをカメラ201から取得する。
そして、照度推定装置100は、第1の参照画像220−1と、第1の推定画像221−1と、第1の参照画像220−1が得られた撮影時の監視場所202の照度とに基づいて、第1の推定画像221−1が得られた撮影時の監視場所202の照度を推定する。
図2に基づいて、照度推定装置100の機能構成について説明する。
照度推定装置100は、カメラ設定部110と、画像取得部120と、輝度算出部130と、照度倍率取得部140と、照度倍率比算出部150と、照度算出部160と、参照照度取得部170とを備える。さらに、照度推定装置100は、設定値記憶部191と、基本モデル記憶部192と、照度倍率記憶部193と、推定照度記憶部194と、参照照度記憶部195とを備える。
カメラ設定部110は、第1の参照画像220−1を得る撮影時に第1の設定値210−1をカメラ201に設定する。
そして、カメラ設定部110は、第1の参照画像220−1を得る撮影時にカメラ201に設定された第1の設定値210−1を、第1の推定画像221−1を得る撮影時にカメラ201に設定する。
画像取得部120は、監視場所202を撮影して得られた第1の参照画像220−1と、第1の参照画像220−1が得られた撮影後に監視場所202を撮影して得られた第1の推定画像221−1とを取得する。
輝度算出部130は、第1の参照画像220−1の輝度と第1の推定画像221の輝度とを算出する。
照度倍率取得部140は、第1の参照倍率240−1と第1の推定倍率241−1とを基本モデル199から取得する。第1の参照倍率240−1は第1の参照画像220−1の輝度に対応する照度倍率であり、第1の推定倍率241−1は第1の推定画像221の輝度に対応する照度倍率である。基本モデル199および照度倍率については後述する。
照度倍率比算出部150は、第1の推定倍率241−1の第1の参照倍率240−1に対する比である第1の照度倍率比250−1を算出する。
参照照度取得部170は、第1の参照画像220−1が得られた撮影時の監視場所202の照度である第1の参照照度270−1を取得する。
照度算出部160は、第1の照度倍率比250−1と第1の参照照度270−1とに基づいて、第1の推定照度260−1を算出する。第1の推定照度260−1は、第1の推定画像221−1が得られた撮影時の監視場所202の照度である。
設定値記憶部191は第1の設定値210−1および第1の参照照度270−1を記憶する。
照度倍率記憶部193は第1の参照倍率240−1を記憶する。
推定照度記憶部194は第1の推定照度260−1を記憶する。
参照照度記憶部195は第1の参照照度270−1を記憶する。
基本モデル記憶部192は基本モデル199を記憶する。
基本モデル199は、撮影して得られる画像の輝度に、撮影された場所の照度の基準照度に対する比である照度倍率を対応付ける。
図3において、基準照度は、輝度が128である画像に映った場所の照度である。画像の輝度が73である場合、画像に映った場所の照度は基準照度の半分であり、照度倍率は0.5である。画像の輝度が190である場合、画像に映った場所の照度は基準照度の倍であり、照度倍率は2.0である。
基本モデル199は、輝度が代入されることによって参照倍率が算出される計算式である。基本モデル199は、輝度の大きさの範囲別の複数の計算式で構成されてもよい。つまり、基本モデル199は、第1の輝度範囲用の第1の計算式と第2の輝度範囲用の第2の計算式とを含んでもよい。また、基本モデル199は、輝度と参照倍率との対応表のように、計算式以外の形式のデータであってもよい。
図4に基づいて、照度推定装置100のハードウェア構成について説明する。
照度推定装置100は、演算装置901、補助記憶装置902、主記憶装置903、通信装置904および入出力装置905を備えるコンピュータである。
演算装置901、補助記憶装置902、主記憶装置903、通信装置904および入出力装置905はバス909に接続している。
演算装置901は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)である。
補助記憶装置902は、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリまたはハードディスク装置である。
主記憶装置903は、例えば、RAM(Random Access Memory)である。
通信装置904は、有線または無線でインターネット、LAN(ローカルエリアネットワーク)、電話回線網またはその他のネットワークを介して通信を行う。
入出力装置905は、例えば、マウス、キーボード、ディスプレイ装置である。
プログラムは、補助記憶装置902に記憶されている。
例えば、オペレーティングシステム(OS)が補助記憶装置902に記憶される。また、「〜部」として説明している機能を実現するプログラムが補助記憶装置902に記憶される。
プログラムは、補助記憶装置902に記憶されており、主記憶装置903にロードされ、演算装置901に読み込まれ、演算装置901によって実行される。
判断、判定、抽出、検知、設定、登録、選択、生成、入力、出力等の処理の結果を示す情報、データ、ファイル、信号値または変数値が主記憶装置903または補助記憶装置902に記憶される。
***動作の説明***
図5に基づいて、第1の参照倍率240−1を登録する参照倍率登録方法について説明する。参照倍率登録方法は、参照倍率の登録を指定するパラメータが照度推定装置100に入力された場合に実行される。
S101は参照照度取得処理である。
S101において、監視場所202の照度が照度計を用いて計測されて、計測された照度が第1の参照照度270−1として照度推定装置100に入力される。
参照照度取得部170は、入力された第1の参照照度270−1を取得し、第1の参照照度270−1を参照照度記憶部195に記憶する。
S110は自動設定停止処理およびカメラ設定処理である。
S110において、カメラ設定部110は、カメラ201に自動設定機能の動作を停止させて、第1の設定値210−1をカメラ201に設定する。
第1の設定値210−1は、カメラ201に設定することが可能な値であり、実施の形態1において露出時間およびゲインである。
自動設定機能は、カメラ201の設定値をカメラ201が自ら設定する機能である。例えば、自動設定機能は、カメラ201の周辺の照度を計測し、計測した照度に基づいて設定値を決定し、決定した設定値をカメラ201に設定する。
S120は参照画像取得処理である。
S120において、カメラ201が監視場所202を撮影して画像を生成し、生成した画像を照度推定装置100に入力する。
画像取得部120は、入力された画像を第1の参照画像220−1として取得する。
S130は参照画像輝度算出処理である。
S130において、輝度算出部130は、第1の参照画像220−1を構成する画素毎に、画素値に基づいて輝度を算出する。
輝度算出部130は画素毎の輝度を平均して得られる平均輝度を算出する。算出した平均輝度が第1の参照画像220−1の輝度である。但し、第1の参照画像220−1は、最大輝度、最小輝度または最大頻度の輝度など、平均輝度以外の輝度であってもよい。
S140は照度倍率取得処理のうちの参照倍率取得処理である。
S140において、照度倍率取得部140は、第1の参照画像220−1の輝度に対応する照度倍率を基本モデル199から取得する。取得した照度倍率が第1の参照倍率240−1である。
照度倍率取得部140は第1の参照倍率240−1を照度倍率記憶部193に記憶する。
S191は自動設定開始処理である。
S191において、カメラ設定部110はカメラ201に自動設定機能の動作を開始させる。
S191の後、参照倍率登録方法の処理は終了する。
図6に基づいて、第1の推定照度260−1を算出する照度推定方法について説明する。
照度推定方法は、参照倍率登録方法が実行された後に照度推定を指定するパラメータが照度推定装置100に入力された場合に実行される。
S210は自動設定停止処理およびカメラ設定処理である。
S210において、カメラ設定部110は、カメラ201の自動設定機能の動作を停止させて、第1の設定値210−1をカメラ201に設定する。この第1の設定値210−1は、図5のS110でカメラ201に設定された第1の設定値210−1と同じである。
S220は推定画像取得処理である。
S220において、カメラ201が監視場所202を撮影して画像を生成し、生成した画像を照度推定装置100に入力する。
画像取得部120は、入力された画像を第1の推定画像221−1として取得する。
S230は推定画像輝度算出処理である。
S230において、輝度算出部130は第1の推定画像221−1の輝度を算出する。輝度の算出方法は図5のS130と同じである。
S240は照度倍率取得処理のうちの推定倍率取得処理である。
S240において、照度倍率取得部140は、第1の推定画像221−1の輝度に対応する照度倍率を基本モデル199から取得する。取得した照度倍率が第1の推定倍率241−1である。
S250は照度倍率比算出処理である。
S250において、照度倍率比算出部150は、照度倍率記憶部193から第1の参照倍率240−1を取得する。
照度倍率比算出部150は、第1の推定倍率241−1を第1の参照倍率240−1で割った値を算出する。算出した値が第1の照度倍率比250−1である。
S260は推定照度算出処理である。
S260において、照度算出部160は、参照照度記憶部195から第1の参照照度270−1を取得する。
照度算出部160は、第1の参照照度270−1に第1の照度倍率比250−1を掛けた値を算出する。算出した値が第1の推定照度260−1である。
照度算出部160は、第1の推定照度260−1を推定照度記憶部194に記憶する。
S291は自動設定開始処理である。
S291において、カメラ設定部110はカメラ201に自動設定機能の動作を開始させる。
S291の後、照度推定方法の処理は終了する。
***効果の説明***
照度推定装置100は、画像の輝度に照度倍率を対応付けた単一の基本モデル199を用いて、第1の推定画像221−1に映った監視場所202の照度を推定することができる。
また、単一の基本モデル199を用いることにより、画像の輝度と場所の照度とを対応付けた複数の基本モデルを作成する必要がない。
推定された照度は、照明の明るさを調整する照明制御装置の入力として用いることができる。
実施の形態2.
カメラ201の設定値別に推定照度を算出して、設定値別の推定照度から誤差が小さい照度を推定する形態について、図7から図13に基づいて説明する。但し、実施の形態1と重複する説明は省略する。
***構成の説明***
図7に基づいて、照度推定装置100の機能構成について説明する。図中のNは1以上の整数である。
カメラ設定部110は、第2の参照画像220−2を得る撮像時に第2の設定値210−2をカメラ201に設定する。
そして、カメラ設定部110は、第2の参照画像220−2を得る撮影時にカメラ201に設定された第2の設定値210−2を、第2の推定画像221−2を得る撮影時にカメラ201に設定する。
画像取得部120は、第2の参照画像220−2を取得し、第2の推定画像221−2を取得する。
輝度算出部130は、第2の参照画像220−2の輝度と第2の推定画像221−2の輝度とを算出する。
照度倍率取得部140は、第2の参照倍率240−2と第2の推定倍率241−2とを基本モデル199から取得する。第2の参照倍率240−2は第2の参照画像220−2の輝度に対応する照度倍率であり、第2の推定倍率241−2は第2の推定画像221−2の輝度に対応する照度倍率である。
照度倍率比算出部150は、第2の推定倍率241−2の第2の参照倍率240−2に対する比である第2の照度倍率比250−2を算出する。
参照照度取得部170は、第2の参照画像220−2が得られた撮影時の監視場所202の照度である第2の参照照度270−2を取得する。
照度算出部160は、第2の照度倍率比250−2と第2の参照照度270−2とに基づいて、第2の推定照度260−2を算出する。第2の推定照度260−2は、第2の推定画像221−2が得られた撮影時の監視場所202の照度である。
そして、照度算出部160は、第1の推定照度260−1と第2の推定照度260−2とに基づいて、場所照度261を算出する。場所照度261は、第1の推定画像221−1が得られた撮影時と第2の推定画像221−2が得られた撮影時とを含んだ撮影時間帯の監視場所202の照度である。
設定値記憶部191は、第1の設定値210−1と第2の設定値210−2とを含んだ設定ファイル210Fを記憶する。
図8において、設定ファイル210Fは、設定識別子と露出時間とゲインとを含んだ設定レコードを含んでいる。設定識別子がNである第Nの設定レコードに含まれる露出時間およびゲインが第Nの設定値210−Nである。
照度倍率記憶部193は、第1の参照倍率240−1と第2の参照倍率240−2とを含んだ参照倍率ファイル240Fを記憶する。
図9において、参照倍率ファイル240Fは、参照倍率識別子と参照倍率とを含んだ参照倍率レコードを含んでいる。参照設定識別子がNである第Nの参照倍率レコードに含まれる参照倍率が第Nの参照倍率240−Nである。
推定照度記憶部194は、推定照度ファイル260Fと場所照度261とを記憶する。推定照度ファイル260Fは第1の推定照度260−1と第2の推定照度260−2とを含む。
図10において、推定照度ファイル260Fは、推定照度識別子と推定照度とを含んだ推定照度レコードを含んでいる。推定照度識別子がNである第Nの推定照度レコードに含まれる推定照度が第Nの推定照度260−Nである。
参照照度記憶部195は、第1の参照照度270−1と第2の参照照度270−2とを含む参照照度ファイル270Fを記憶する。
図11において、参照照度ファイル270Fは、参照照度識別子と参照照度とを含んだ参照照度レコードを含んでいる。参照照度識別子がNである第Nの参照照度レコードに含まれる参照照度が第Nの参照照度270−Nである。
***動作の説明***
図12に基づいて、第Nの参照倍率240−Nを登録する参照倍率登録方法について説明する。
S301は自動設定停止処理である。
S301において、カメラ設定部110はカメラ201の自動設定機能の動作を停止させる。
S302は参照照度取得処理である。
S302において、監視場所202の照度が照度計を用いて計測されて、計測された照度が照度推定装置100に入力される。N回目に入力される照度が第Nの参照照度270−Nである。但し、1回目に入力された第1の参照照度270−1が2回目以降の参照照度として使用されてもよい。
参照照度取得部170は、入力された第Nの参照照度270−Nを取得し、参照照度ファイル270Fの第Nの参照照度レコードに第Nの参照照度270−Nを登録する。
S310はカメラ設定処理である。
S310において、カメラ設定部110は、設定ファイル210Fから第Nの設定値210−Nを取得し、第Nの設定値210−Nをカメラ201に設定する。
S320は参照画像取得処理である。
S320において、カメラ201が監視場所202を撮影した画像を生成し、生成した画像を照度推定装置100に入力する。
画像取得部120は、入力された画像を第Nの参照画像220−Nとして取得する。
S330は参照画像輝度算出処理である。
S330において、輝度算出部130は第Nの参照画像220−Nの輝度を算出する。輝度の算出方法は図5のS130と同じである。
S340は参照倍率取得処理である。
S340において、照度倍率取得部140は、第Nの参照画像220−Nの輝度に対応する照度倍率を基本モデル199から取得する。取得した照度倍率が第Nの参照倍率240−Nである。
照度倍率取得部140は、参照倍率ファイル240Fの第Nの参照倍率レコードに第Nの参照倍率240−Nを登録する。
S390において、カメラ設定部110は、S310でカメラ201に設定していない設定値が設定ファイル210Fにあるか判定する。
未設定の設定値がある場合(YES)、処理はS302に戻る。
未設定の設定値がない場合(NO)、処理はS391に進む。
S391は自動設定開始処理である。
S391において、カメラ設定部110はカメラ201に自動設定機能の動作を開始させる。
S391の後、参照倍率登録方法の処理は終了する。
図13に基づいて、場所照度261を算出する照度推定方法について説明する。
S410は自動設定停止処理である。
S410において、カメラ設定部110は、カメラ201の自動設定機能の動作を停止させる。
S411はカメラ設定処理である。
S411において、カメラ設定部110は、設定ファイル210Fから第Nの設定値210−Nを取得し、第Nの設定値210−Nをカメラ201に設定する。
S420は推定画像取得処理である。
S420において、カメラ201が監視場所202を撮影した画像を生成し、生成した画像を照度推定装置100に入力する。
画像取得部120は、入力された画像を第Nの推定画像221−Nとして取得する。
S430は推定画像輝度算出処理である。
S430において、輝度算出部130は第Nの推定画像221−Nの輝度を算出する。輝度の算出方法は図5のS130と同じである。
S440は推定倍率取得処理である。
S440において、照度倍率取得部140は、第Nの推定画像221−Nの輝度に対応する照度倍率を基本モデル199から取得する。取得した照度倍率が第Nの推定倍率241−Nである。
S450は照度倍率比算出処理である。
S450において、照度倍率比算出部150は、参照倍率ファイル240Fから第Nの参照倍率240−Nを取得する。
照度倍率比算出部150は、第Nの推定倍率241−Nを第Nの参照倍率240−Nで割った値を算出する。算出した値が第Nの照度倍率比250−Nである。
S460は推定照度算出処理である。
S460において、照度算出部160は、参照照度ファイル270Fから第Nの参照照度270−Nを取得する。
照度算出部160は、第Nの参照照度270−Nに第Nの照度倍率比250−Nを掛けた値を算出する。算出した値が第Nの推定照度260−Nである。
照度算出部160は、推定照度ファイル260Fの第Nの推定照度レコードに第Nの推定照度260−Nを登録する。
S470において、カメラ設定部110は、S411でカメラ201に設定していない設定値が設定ファイル210Fにあるか判定する。
未設定の設定値がある場合(YES)、処理はS411に戻る。
未設定の設定値がない場合(NO)、処理はS480に進む。
S480は場所照度算出処理である。
S480において、照度算出部160は、推定照度ファイル260Fに登録された推定照度を平均して得られる平均の推定照度を算出する。算出した平均の推定照度が場所照度261である。但し、場所照度261は、最大の推定照度、最小の推定照度または最大頻度の推定照度など、平均の推定照度以外の推定照度であってもよい。
照度算出部160は、場所照度261を推定照度記憶部194に記憶する。
S491は自動設定開始処理である。
S491において、カメラ設定部110はカメラ201に自動設定機能の動作を開始させる。
S491の後、照度推定方法の処理は終了する。
図13のS411において、カメラ設定部110は設定ファイル210Fに含まれる全ての設定値を順番にカメラ201に設定した。
しかし、カメラ設定部110は、カメラ201に設定されている設定値に基づいて、第1の設定値210−1と第2の設定値210−2とを決定してもよい。
例えば、カメラ設定部110は、カメラ201から設定値を取得し、取得した設定値に近い2つの設定値を設定ファイル210Fから選択する。選択した2つの設定値が第1の設定値210−1および第2の設定値210−2である。図8において、カメラ201から取得した設定値が(1/75秒、0dB)である場合、第1の設定値210−1は(1/100秒、0dB)であり、第2の設定値210−2は(1/50秒、0dB)である。
***効果の説明***
照度推定装置100は、カメラ201の設定値別の推定照度から誤差が小さい照度を推定することができる。なお、カメラ201の設定値に関わらず、単一の基本モデル199を使用することができる。したがって、複数の基本モデルを作成する必要がない。
実施の形態3.
第1の推定画像221−1を分割した複数のブロックから選択される対象ブロックに基づいて監視場所202の照度を推定する形態について説明する。但し、実施の形態1と重複する説明は省略する。
第1の参照画像220−1の撮影時に無かった荷物が第1の推定画像221−1の撮影時に監視場所202に置かれた場合、荷物が置かれた部分および荷物の影になる部分の反射率が第1の参照画像220−1の撮影時から変化してしまう。そして、第1の推定画像221−1の全体に基づいて監視場所202の照度を推定した場合、高精度な照度が得られない可能性がある。
そこで、照度推定装置100は、第1の推定画像221−1から反射率の変化が少ない部分を対象ブロックとして選択し、対象ブロックに基づいて監視場所202の照度を推定する。
***構成の説明***
図14に基づいて、照度推定装置100の機能構成について説明する。
照度推定装置100は、実施の形態1で説明した構成に加えて、画像分割部121とブロック選択部131と輝度記憶部196とを備える。
画像分割部121は、第1の参照画像220−1と第1の推定画像221−1とのそれぞれを複数のブロックに分割する。
輝度算出部130は、ブロック毎に第1の参照画像220−1の輝度と第1の推定画像221−1の輝度とを算出する。
照度倍率取得部140は、ブロック毎に第1の参照倍率240−1と第1の推定倍率241−1とを基本モデル199から取得する。
ブロック選択部131は、第1の参照画像220−1のブロック毎の輝度と第1の推定画像221のブロック毎の輝度とに基づいて、複数のブロックから対象ブロックを選択する。
照度倍率比算出部150は、対象ブロックの第1の参照倍率240−1と対象ブロックの第1の推定倍率241−1とに基づいて、第1の照度倍率比250−1を算出する。
照度算出部160は、第1の照度倍率比250−1と第1の参照照度270−1とに基づいて、第1の推定照度260−1を算出する。
輝度記憶部196は、第1の参照画像220−1のブロック毎の輝度を含む第1の参照輝度ファイル230F−1と、第1の推定画像221−1のブロック毎の輝度を含む第1の推定輝度ファイル231F−1とを記憶する。
照度倍率記憶部193は、ブロック毎の第1の参照倍率240−1を含む第1の参照倍率ファイル240F−1と、ブロック毎の第1の推定倍率241−1を含む第1の推定倍率ファイル241F−1とを記憶する。
図15に基づいて、分割画像222について説明する。
画像分割部121は、第1の参照画像220−1と第1の推定画像221−1とのそれぞれを、図15に示す分割画像222のように、25(=5×5)のブロックに分割する。但し、分割数は25に限られるものではない。
***動作の説明***
図16に基づいて、参照倍率登録方法について説明する。
S101からS120は実施の形態1の図5と同じである。
S121は参照画像分割処理である。
S121において、画像分割部121は、第1の参照画像220−1を25のブロックに分割する。
S130Bは参照輝度算出処理である。
S130Bにおいて、輝度算出部130は、実施の形態1の図5におけるS130と同じく、第1の参照画像220−1の全体の輝度を算出する。ここで、算出した輝度を全体参照輝度という。
さらに、輝度算出部130は、ブロック毎に第1の参照画像220−1の輝度を算出する。ここで、第1の参照画像220−1の第Nブロックの輝度を、第Nブロックの参照輝度という。Nは1から25までの整数である。
輝度算出部130は、全体参照輝度と第Nブロックの参照輝度とを第1の参照輝度ファイル230F−1に登録する。
S140Bは参照倍率取得処理である。
S140Bにおいて、照度倍率取得部140は、実施の形態1の図5におけるS140と同じく、第1の参照画像220−1の全体の輝度に対応する照度倍率を基本モデル199から取得する。ここで、取得した照度倍率を全体参照倍率という。
さらに、照度倍率取得部140は、ブロック毎に第1の参照画像220−1の輝度に対応する照度倍率を基本モデル199から取得する。ここで、第1の参照画像220−1の第Nブロックの輝度に対応する照度倍率を、第Nブロックの参照倍率という。
照度倍率取得部140は、全体参照倍率と第Nブロックの参照倍率とを第1の参照倍率ファイル240F−1に登録する。
S191は実施の形態1の図5と同じである。
図17に基づいて、照度推定方法について説明する。
S210およびS220は実施の形態1の図6と同じである。
S221は推定画像分割処理である。
S221において、画像分割部121は、第1の推定画像221−1を25のブロックに分割する。
S230Bは推定輝度算出処理である。
S230Bにおいて、輝度算出部130は、実施の形態1の図6におけるS230と同じく、第1の推定画像221−1の全体の輝度を算出する。ここで、算出した輝度を全体推定輝度という。
さらに、輝度算出部130は、ブロック毎に第1の推定画像221−1の輝度を算出する。ここで、第1の推定画像221−1の第Nブロックの輝度を、第Nブロックの推定輝度という。Nは1から25までの整数である。
輝度算出部130は、全体推定輝度と第Nブロックの推定輝度とを第1の推定輝度ファイル231F−1に登録する。
S240Bは推定倍率取得処理である。
S240Bにおいて、照度倍率取得部140は、実施の形態1の図6におけるS240と同じく、第1の推定画像221−1の全体の輝度に対応する照度倍率を基本モデル199から取得する。ここで、取得した照度倍率を全体推定倍率という。
さらに、照度倍率取得部140は、ブロック毎に第1の推定画像221−1の輝度に対応する照度倍率を基本モデル199から取得する。ここで、第1の推定画像221−1の第Nブロックの輝度に対応する照度倍率を、第Nブロックの推定倍率という。
照度倍率取得部140は、全体推定倍率と第Nブロックの推定倍率とを第1の推定倍率ファイル241F−1に登録する。
S241Bはブロック選択処理である。
S241Bにおいて、ブロック選択部131は、第1の参照画像220−1の輝度と第1の推定画像221−1の輝度との乖離度が乖離度閾値範囲内の値であるブロックを選択する。選択されたブロックが対象ブロックである。
乖離度は以下の式(1)によって求まる。
D=L×(lall/Lall)/l 式(1)
Dは乖離度であり、Lは第iブロックの推定輝度であり、lallは全体参照輝度であり、Lallは全体推定輝度であり、lは第iブロックの参照輝度である。
乖離度閾値範囲が0.66以上1.2以下である場合、乖離度Dが0.66以上1.2以下の値であるブロックが対象ブロックである。
S250Bは照度倍率比算出処理である。
S250Bにおいて、照度倍率比算出部150は、対象ブロック毎に、対象ブロックの推定倍率を対象ブロックの参照倍率で割った値を算出する。算出した値が照度倍率比である。
照度倍率比算出部150は、対象ブロック毎の照度倍率比を平均して得られる平均の照度倍率比を算出する。算出した平均の照度倍率比が第1の照度倍率比250−1である。但し、第1の照度倍率比250−1は、最大の照度倍率比、最小の照度倍率比または最大頻度の照度倍率比など、平均の照度倍率比以外の照度倍率比であってもよい。
S260およびS291は実施の形態1の図6と同じである。
図17のS241Bにおいて、ブロック選択部131は、第1の参照画像220−1の輝度のヒストグラムと第1の推定画像221−1の輝度のヒストグラムとの類似度が類似度閾値範囲内の値であるブロックを選択してもよい。
この場合、ブロック選択部131は、以下のようにブロックを選択する。
ブロック選択部131は、第Nブロックの参照輝度のヒストグラムと第Nブロックの推定輝度のヒストグラムとを生成し、第Nブロックのヒストグラム同士の類似度を統計的手法によって算出する。例えば、類似度はバタチャリヤ距離である。
第Nブロックのヒストグラム同士の類似度が類似度閾値範囲内の値である場合、ブロック選択部131は、第Nブロックを選択する。例えば、類似度閾値範囲は1.5以下である。
ブロック選択部131は、輝度のヒストグラムの代わりに色成分のヒストグラムを生成し、色成分のヒストグラム同士の類似度を算出してもよい。
また、輝度のヒストグラム同士の類似度と色成分のヒストグラム同士の類似度とを用いて一つの類似度が算出されてもよい。
さらに、乖離度に基づいて選択されたブロックと、類似度に基づいて選択されたブロックとの両方が対象ブロックであってもよい。
照度推定装置100は、実施の形態2と同じく、カメラ201の設定値別の推定照度から誤差が小さい照度を推定してもよい。
***効果の説明***
第1の参照画像220−1の撮影時に無かった荷物が第1の推定画像221−1の撮影時に監視場所202に置かれた、または、第1の参照画像220−1の撮影時に入射しなかった日光が第1の推定画像221−1の撮影時に監視場所202に入射したなど、監視場所202の状況が変わった場合であっても、監視場所202の照度を高精度に推定することができる。
各実施の形態は、好ましい形態の例示であり、本発明の範囲を制限することを意図するものではない。フローチャート等を用いて説明した処理手順は照度推定装置、照度推定方法および照度推定プログラムの処理手順の一例である。
各実施の形態において「〜部」は「〜処理」「〜工程」「〜プログラム」「〜装置」等に読み替えることができる。
100 照度推定装置、110 カメラ設定部、120 画像取得部、121 画像分割部、130 輝度算出部、131 ブロック選択部、140 照度倍率取得部、150 照度倍率比算出部、160 照度算出部、170 参照照度取得部、191 設定値記憶部、192 基本モデル記憶部、193 照度倍率記憶部、194 推定照度記憶部、195 参照照度記憶部、196 輝度記憶部、199 基本モデル、201 カメラ、202 監視場所、210 設定値、210F 設定ファイル、220 参照画像、221 推定画像、222 分割画像、230F 参照輝度ファイル、231F 推定輝度ファイル、240 参照倍率、240F 参照倍率ファイル、241 推定倍率、241F 推定倍率ファイル、250 照度倍率比、260 推定照度、260F 推定照度ファイル、261 場所照度、270 参照照度、270F 参照照度ファイル、901 演算装置、902 補助記憶装置、903 主記憶装置、904 通信装置、905 入出力装置、909 バス。

Claims (8)

  1. 撮影して得られる画像の輝度に、撮影された場所の照度の基準照度に対する比である照度倍率を対応付けた基本モデルを記憶する基本モデル記憶部と、
    監視場所を撮影して得られた第1の参照画像と、前記第1の参照画像が得られた撮影後に前記監視場所を撮影して得られた第1の推定画像とを取得する画像取得部と、
    前記第1の参照画像の輝度と前記第1の推定画像の輝度とを算出する輝度算出部と、
    前記第1の参照画像の輝度に対応する照度倍率である第1の参照倍率と、前記第1の推定画像の輝度に対応する照度倍率である第1の推定倍率と、を前記基本モデルから取得する照度倍率取得部と、
    前記第1の推定倍率の前記第1の参照倍率に対する比である第1の照度倍率比を算出する照度倍率比算出部と、
    前記第1の参照画像が得られた撮影時の前記監視場所の照度である第1の参照照度を取得する参照照度取得部と、
    前記第1の照度倍率比と前記第1の参照照度とに基づいて、前記第1の推定画像が得られた撮影時の前記監視場所の照度である第1の推定照度を算出する照度算出部と
    を備える照度推定装置。
  2. 前記第1の参照画像を得る撮影時に前記監視場所を撮影するカメラに設定された第1の設定値を、前記第1の推定画像を得る撮影時に前記カメラに設定するカメラ設定部
    を備える請求項1に記載の照度推定装置。
  3. 前記画像取得部は、第2の参照画像を取得し、
    前記カメラ設定部は、前記第2の参照画像を得る撮影時に前記カメラに設定されていた第2の設定値を、第2の推定画像を得る撮影時に前記カメラに設定し、
    前記画像取得部は、前記第2の推定画像を取得し、
    前記輝度算出部は、前記第2の参照画像の輝度と前記第2の推定画像の輝度とを算出し、
    前記照度倍率取得部は、前記第2の参照画像の輝度に対応する照度倍率である第2の参照倍率と、前記第2の推定画像の輝度に対応する照度倍率である第2の推定倍率と、を前記基本モデルから取得し、
    前記照度倍率比算出部は、前記第2の推定倍率の前記第2の参照倍率に対する比である第2の照度倍率比を算出し、
    前記参照照度取得部は、前記第2の参照画像が得られた撮影時の前記監視場所の照度である第2の参照照度を取得し、
    前記照度算出部は、前記第2の照度倍率比と前記第2の参照照度とに基づいて、前記第2の推定画像が得られた撮影時の前記監視場所の照度である第2の推定照度を算出し、前記第1の推定照度と前記第2の推定照度とに基づいて、前記第1の推定画像が得られた撮影時と前記第2の推定画像が得られた撮影時とを含んだ撮影時間帯の前記監視場所の照度である場所照度を算出する
    請求項2に記載の照度推定装置。
  4. 前記カメラ設定部は、前記カメラに設定されている設定値に基づいて、前記第1の設定値と前記第2の設定値とを決定する
    請求項3に記載の照度推定装置。
  5. 前記照度推定装置は、画像分割部とブロック選択部とを備え、
    前記画像分割部は、前記第1の参照画像と前記第1の推定画像とのそれぞれを複数のブロックに分割し、
    前記輝度算出部は、ブロック毎に前記第1の参照画像の輝度と前記第1の推定画像の輝度とを算出し、
    前記照度倍率取得部は、ブロック毎に前記第1の参照倍率と前記第1の推定倍率とを前記基本モデルから取得し、
    前記ブロック選択部は、前記第1の参照画像のブロック毎の輝度と前記第1の推定画像のブロック毎の輝度とに基づいて、前記複数のブロックから対象ブロックを選択し、
    前記照度倍率比算出部は、前記対象ブロックの前記第1の参照倍率と前記対象ブロックの前記第1の推定倍率とに基づいて、前記第1の照度倍率比を算出する
    請求項1に記載の照度推定装置。
  6. 前記ブロック選択部は、前記第1の参照画像の輝度と前記第1の推定画像の輝度との乖離度が乖離度閾値範囲内の値であるブロックを選択する
    請求項5に記載の照度推定装置。
  7. 前記ブロック選択部は、前記第1の参照画像の輝度のヒストグラムと前記第1の推定画像の輝度のヒストグラムとの類似度が類似度閾値範囲内の値であるブロックを選択する
    請求項5に記載の照度推定装置。
  8. 撮影して得られる画像の輝度に、撮影された場所の照度の基準照度に対する比である照度倍率を対応付けた基本モデルを用いる照度推定プログラムであって、
    監視場所を撮影して得られた第1の参照画像と、前記第1の参照画像が得られた撮影後に前記監視場所を撮影して得られた第1の推定画像とを取得する画像取得処理と、
    前記第1の参照画像の輝度と前記第1の推定画像の輝度とを算出する輝度算出処理と、
    前記第1の参照画像の輝度に対応する照度倍率である第1の参照倍率と、前記第1の推定画像の輝度に対応する照度倍率である第1の推定倍率と、を前記基本モデルから取得する照度倍率取得処理と、
    前記第1の推定倍率の前記第1の参照倍率に対する比である第1の照度倍率比を算出する照度倍率比算出処理と、
    前記第1の参照画像が得られた撮影時の前記監視場所の照度である第1の参照照度を取得する参照照度取得処理と、
    前記第1の照度倍率比と前記第1の参照照度とに基づいて、前記第1の推定画像が得られた撮影時の前記監視場所の照度である第1の推定照度を算出する照度算出処理と
    をコンピュータに実行させる照度推定プログラム。
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