JP6183836B2 - ポートカバー開口装置 - Google Patents

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本発明は、ラムジェットに用いられるポートカバー開口装置に関する。
ラムジェットとは、ターボジェットのようにタービン及びコンプレッサ等の機械的な圧縮装置を持たず、空気取込口、燃焼器、排気ノズルから構成されるロケットエンジンのことをいう。
このようなラムジェット方法のロケットにおいて、飛翔体の発射直後においてはその内部に搭載された推進薬を燃焼させて取得した推進力によって所定の速度まで加速し、この推進薬の燃焼が終了した後に空気の取り込みを開始して別途飛翔体に搭載した燃料と混合燃焼させるといった方法が一般的に採用されている。
上記のようなロケットにおいて、空気取り込みを行うために空気取り込み口を設ける必要があるが、推進薬を燃焼させているときにおいては、圧力容器として機能すること及び空気取り込み口における気体の流れを遮断することの必要がある。そのため、推進薬の燃焼時における熱や圧力にも耐え得る構造を設ける必要である。
このような空気の取り込みの制御方法について、例えば、下記の特許文献1に記載されているポートカバー開口装置が用いられる。
この特許文献1に記載されたポートカバー開口装置は、ポートカバーの開口防止のために設けられたロック機構を解除するための火工品と、ポートカバーを開口させるために設けられたピストンを作動するための火工品とを用いることによって、その開口を完了させるというものである。
欧州特許出願公開第1653074号明細書
特許文献1の発明において、ポートカバーの開口防止のために設けられたロック機構を解除するために、及びポートカバーを開口させるために設けられたピストンを作動するために、それぞれ別々の火工品を用いている。そのため、ポートカバーの開口に係る部品点数が多くなってしまい、飛翔体全体の構造重量が大きくなるという問題点があった。また、複数の火工品を搭載する必要があるため、1種類の火工品のみが搭載されている場合と比較した場合に、飛翔体全体の信頼性が低下してしまうという問題点があった。
そこで、本発明の目的は、1つの火工品によって、ポートカバーの開口防止のためのロックの解除及びポートカバーの開口を行うことができるポートカバー開口装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明によれば、空気導入用のポートを有する飛翔体に設けられたポートカバーと、
前記ポートカバーに固定されポートカバーを閉鎖位置から開口位置まで搖動可能に支持する回転シャフトと、
前記回転シャフトに固定されポートカバーと共に搖動するカム部材と、
前記カム部材と係合しカム部材を搖動させる直動アクチュエータと、を備え、
前記直動アクチュエータは、
(A)前記ポートカバーを閉鎖位置にロックし、
(B)閉鎖位置の前記ロックを解除し、
(C)前記ポートカバーを開口させ、
(D)前記ポートカバーを開口位置にロックする、ことを特徴とするポートカバー開口装置が提供される。
前記カム部材は、前記ポートカバーが閉鎖位置にロックされている場合における搖動方向側に面する内面と、
前記搖動方向の反対側に面する外面と、を有し、
前記直動アクチュエータは、前記カム部材と係合可能なピストンロッドと、
前記ピストンロッドをその軸方向であって前記搖動方向側に移動させるピストン駆動装置と、を有し、
前記ピストンロッドは、その他端に設けられカム部材の外面に当接する外面当接部と、その中間部に設けられカム部材の内面に当接する内面当接部と、を有し、
前記ピストン駆動装置は、
前記(A)において、前記内面当接部が前記内面に当接した状態に前記ピストンロッドを固定し、
前記(B)において、前記内面当接部が前記内面に当接した状態を解除するように、前記ピストンロッドをその軸方向であって前記搖動方向側に移動させ、
前記(C)において、前記外面当接部が前記外面に当接する状態にし、かつ、前記外面に対して付勢させるように前記ピストンロッドをさらに移動させ、
前記(D)において、前記外面当接部が搖動時における前記外面の移動経路上に位置する状態となるように前記ピストンロッドを固定する。
前記ピストン駆動装置は、
前記ピストンロッドの前記搖動方向側の先端部に固定されたピストンと、
該ピストンを移動可能に囲む中空筒形のピストンシリンダと、
前記ピストンシリンダ内に固定され前記ピストンを前記(A)の位置に固定する破断可能な第1ストッパー部材と、
前記ピストンシリンダ内であって前記ピストンよりも前記ピストンロッド側に設置されその作動により前記ピストンを前記搖動方向側に移動させる火薬と、
前記ピストンシリンダ内に固定され前記ピストンを前記(D)の位置に固定する第2ストッパー部材と、を有する。
上述した本発明によると、回転シャフトに固定されポートカバーと共に搖動するカム部材と、カム部材と係合しカム部材を搖動させる直動アクチュエータと、を備えていることによって、ポートカバーの開口防止のためのロックの解除とポートカバーの開口とを一連の動作において行うことができる。よって、1つの火工品によって、ポートカバーの開口防止のためのロックの解除及びポートカバーの開口を行うことができる。
本発明におけるポートカバー開口装置を取り付けた飛翔体の構成図である。 本発明におけるポートカバーの開口前における構成図である。 本発明におけるポートカバーの開口後における構成図である。 本発明におけるポートカバー及びカム部材の拡大図である。 本発明におけるピストン駆動装置の模式図である。
本発明の好ましい実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明におけるポートカバー開口装置10を取り付けた飛翔体20の構成図である。図1(A)は、推進薬13の燃焼時における構成図であり、図1(B)は、推進薬13の燃焼後であってポートカバー1を開口した際における構成図である。
本発明の飛翔体20は、例えば、ポートカバー1と、ポートカバー開口装置10と、モータケース12と、推進薬13と、ノズル14と、燃焼室15、燃料室16と、を備えるものを想定している。
この例における飛翔体20は、大気圏内を飛翔するロケットを想定している。図1においては、飛翔体20の進行方向後端付近の構成について図示している。
なお、この例における飛翔体20は、図1(A)に示したように、発射直後においてはその内部に搭載された推進薬13を燃焼させて推進力を取得する。そして、この推進薬13の燃焼が終了した後においては、図1(B)に示すように、後述するポートカバー開口装置10によってポートカバー1を開口させて飛翔体20外部の空気を燃焼室15内部に取り込み、燃料室16に格納した燃料と混合燃焼させることによって推進力を取得して飛翔を継続させるというものを想定している。
このポートカバー開口装置10についての詳細は後述する。
モータケース12は、この例においては、中空形状からなるものであって推進薬13が内部に装填されたものを想定している。
また、この例におけるモータケース12は、その軸心部に点火薬(図示しない)を備えた点火装置(図示しない)を有しており、この点火装置によって点火薬の点火を行うことによって、推進薬13の燃焼が開始して飛翔体20に推進力を与えるものを想定している。
ノズル14は、この例においては、モータケース12の飛翔方向後端に連通して設けられており、推進薬13等によって発生するガスを飛翔方向後方に噴射するものである。
燃料室16は、推進薬13の燃焼終了後において、空気と混合燃焼させるための燃料を格納している。この燃料室16は、後述するポートカバー1の開口と連動して燃焼室15と連通し、燃焼室15に燃料の供給を開始する構成であってもよい。
空気取込口(図示しない)は、飛翔体20の進行方向前方に設けられており、飛翔体20外部から内部に空気を案内するためのものである。また、図1(B)に示すように、推進薬13の燃焼終了後であってポートカバー1の開口時においては、燃焼室15内部にその空気を案内することを可能にするものである。この空気取込口は、飛翔体20の進行方向前方に設けられていることによって、飛翔体20の飛翔時において自動的に内部に空気を取り込むことが可能になっている。
図2は、本発明におけるポートカバー1の開口前における構成図であり、図3は、本発明におけるポートカバー1の開口後における構成図である。
本発明におけるポートカバー開口装置10は、ポートカバー1、カム部材2、直動アクチュエータ5を備える。
ポートカバー開口装置10は、ポートカバー1を閉鎖状態からロックを解除して開口させ、さらにその開口状態にロックするものである。この例におけるポートカバー開口装置10は、モータケース12の進行方向前方側の側面の一部に設けられているものを想定しており、これを開口した際には上述した空気取込口と連通して、モータケース12内部に空気を取り込むことができるようになっている。
ポートカバー1は、空気導入用のポート12aを有する飛翔体20に設けられるものであり、この開閉を制御することで、ポート12aからの空気の取り入れを制御することを可能になるというものである。
このポートカバー1には、このポートカバー1に固定されており、さらにポートカバー1を閉鎖位置(全閉位置)から開口位置(全開位置)まで搖動可能に支持する回転シャフト1aが取り付けられている。また、この例における回転シャフト1aは、図4に示すように、ポートカバー1の一側面において1つのみ取り付けられているが、例えばポートカバー1の両側面にそれぞれ1つずつ取り付けられており、ポートカバー1を中心としてこれらが互いに一直線になるように設けられているものであってもよい。さらに、ポートカバー1の内部を貫通しているものであって、ポートカバー1の両側面からそれぞれ露出しているものであってもよい。
このポートカバー1は、モータケース12におけるポート12aに設けられており、図2に示すように、その閉鎖時においては、ポート12aを完全に密閉する形で位置している。そのため、この閉鎖時においては、燃焼室15内部に飛翔体20外部の空気が取り込まれることを防止することが可能になる。一方、図3に示すように、ポートカバー1の開口時においては、ポート12aにおいて燃焼室15外部と内部が連通することになるため、燃焼室15内部に空気を取り込むことが可能になる。
カム部材2は、図4に示すように、回転シャフト1aに固定され、ポートカバー1と共に搖動するものである。この例におけるカム部材2は、ポートカバー1が閉鎖位置にロックされている場合における搖動方向側に面する内面2aと、搖動方向の反対側に面する外面2bと、を有するものを想定している。
このカム部材2は、回転シャフト1aに対して固定されているものを想定しているが、例えば、取外しが可能なものであって、回転シャフト1aに対する取り付け角度を変更することができるものであってもよい。
本発明におけるポートカバー1とカム部材2とは、回転シャフト1aを介して一体的に取り付けられていることによって、これらを一体的に搖動させることが可能になる。そのため、後述するようにカム部材2を搖動させることによって、ポートカバー1を開口させることが可能になる。
なお、図4の例において、カム部材2は1つのみ取り付けられているが、回転シャフト1aがポートカバー1の両側面にそれぞれ取り付けられている場合(または、回転シャフト1aがポートカバー1を貫通して取り付けられている場合)においては、その回転シャフト1aの両端にそれぞれカム部材2が1つずつ取り付けられている構成であってもよい。
直動アクチュエータ5は、カム部材2と係合しカム部材2を搖動させるものである。この例においては、カム部材2と係合可能なピストンロッド3と、ピストンロッドをその軸方向であってポートカバー1が閉鎖位置にロックされている場合における搖動方向側に移動させるピストン駆動装置4を有するものを想定している。さらに、この例においては、ピストンロッド3は、その他端に設けられカム部材2の外面2bに当接する外面当接部3bと、その中間部に設けられカム部材2の内面2aに当接する内面当接部3aと、を有しているものを想定している。
このピストン駆動装置4は、その作動前においては、ピストンロッド3における内面当接部3aがカム部材2における内面2aに当接した状態で、ピストンロッド3が固定しているものを想定している。つまり、この内面当接部3aは、内面2aと対向する方向から内面2aに当接しているため、ピストンロッド3を固定することで、カム部材2の搖動を防止することが可能になるというものである。そのため、この直動アクチュエータ5によって、ポートカバー1を閉鎖位置においてロックすることが可能になる。
次に、上述のようにピストンロッド3が移動した場合、上述した内面2aと内面当接部3aの当接した状態が解除されることになる。そのため、カム部材2は搖動が可能になる状態になる。そのため、この直動アクチュエータ5によって、ポートカバー1の閉鎖位置におけるロックを解除することが可能になる。
さらに、このピストンロッド3のさらなる移動によって、外面当接部3bが外面2bに当接する状態にし、かつ、外面2bに対して付勢させることになる。そのため、この付勢力によってカム部材2が搖動し、これに一体的に取り付けられている回転シャフト1a及びポートカバー1も搖動することによって、ポートカバー1を開口させることが可能になる。
また、ポートカバー1の開口に伴うカム部材2の搖動後において、ピストンロッド3の外面当接部3bがその搖動時における外面2bの移動経路上に位置する状態となるようにピストンロッド3を固定させる。これによって、ポートカバー1が飛翔体20内部に取り込まれた空気による抵抗を受けた場合等においても、外面2bは外面当接部3bに当接することによって搖動することがなくなる。そのため、ポートカバー1の開口後に、そのポートカバー1を開口位置においてロックすることが可能になる。
なお、カム部材2の形状を楕円等の縦長形状にし、長手方向の一端部に近い位置において回転シャフト1aに取り付け、その他端部において外面当接部3bと当接させるような形状にすることが好ましい。
この構成によって、外面当接部3bが外面2bに対して与える付勢力が回転シャフト1aに及んでしまい、回転シャフト1aを破損させることを防ぐことができる。
内面2a及び内面当接部3aは、その当接時において接触面積を可能な限り広くする形状であることが好ましい。例えば、図2に示すように、内面当接部3aは平板形状からなるものを採用し、内面2aは当接時においてこの平板形状における平面部に沿うことが可能な角度に設けられた面を有する切れ込み部を有しているものを採用することが好ましい。
ピストン駆動装置4の構造について、以下に詳細に説明をする。
図5は、本発明におけるピストン駆動装置4の模式図である。図5(A)は、ピストン駆動装置4の作動前における模式図であり、図5(B)は、ピストン駆動装置4の作動後における模式図である。
ピストン駆動装置4は、ピストン4aと、ピストンシリンダ4bと、第1ストッパー部材4cと、火薬4dと、第2ストッパー部材4eとを有するものを想定している。
この例において、ピストン4aは、ピストンロッド3の先端部に固定されたものであり、ピストンシリンダ4bは、ピストン4aを移動可能に囲むものであって、中空筒形の形状からなるものを想定している。
また、第1ストッパー部材4cは、ピストンシリンダ4b内に固定され、内面当接部3aが内面2aに当接した位置にピストン4aを固定するものであって、破断可能であるものを想定している。
火薬4dは、ピストンシリンダ4b内であって、ピストン4aよりもピストンロッド側に設置され、その作動によりピストン4aを移動させるものである。
また、第2ストッパー部材4eは、ピストンシリンダ4b内に固定されており、外面当接部3bが搖動時における外面2bの移動経路上に位置する状態となる位置にピストン4aを固定するものである。
ピストン駆動装置4の作動前において、ピストンシリンダ4b内に固定された第1ストッパー部材4cによって、ピストン4aは、ピストンロッド3がポートカバー1を閉鎖位置にロックする位置に固定されているものを想定している。
ピストン駆動装置4の作動時においては、ピストンシリンダ4b内であってピストン4aよりもピストンロッド側に設置された火薬4dを作動させ、この時に発生する衝撃によって第1ストッパー部材4cを破断させる。これによって、ピストン4aをピストンシリンダ4bの奥部に移動させる。このピストン4aの移動後、ピストンシリンダ4b内に固定された第2ストッパー部材4eと、ピストン4aにもうけられて凹部4fとを嵌合させることによって、ポートカバー1が開口位置に位置している状態でピストン4a及びピストンロッド3をロックさせるというものである。
この構成を有することによって、火薬4dの作動前においてはピストン4a及びピストンロッド3を固定させ、火薬4dの作動後においては、ピストンシリンダ4bの奥部に移動したピストン4aをそこに固定させることが可能になる。
なお、第2ストッパー部材4eは、例えばOリングや低剛性の金属リング等を想定している。
また、ピストンシリンダ4bの奥部に緩衝材4gを設置しておき、火薬4dの作動時におけるピストン4aによって、ピストンロッド3、ピストン4a及びピストンシリンダ4bの奥部を損傷させない構成であってもよい。
なお、図2及び図3に示すように、外面2bと外面当接部3bをそれぞれ曲面(それぞれ第1凸曲面及び第2凸曲面)にするものであってよい。
この構成によって、外面2bと外面当接部3bとが当接している時間を長くすることが可能になり、上記当接によってカム部材2が得た運動エネルギーを効率的にポートカバー1の開口に使うことが可能になる。
上述した本発明によると、回転シャフト1aに固定されポートカバー1と共に搖動するカム部材2と、カム部材2と係合しカム部材2を搖動させる直動アクチュエータ5と、を備えていることによって、ポートカバー1の開口防止のためのロックの解除とポートカバー1の開口とを一連の動作において行うことができる。よって、1つの火工品によって、ポートカバー1の開口防止のためのロックの解除及びポートカバー1の開口を行うことができる。
本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である。
1 ポートカバー
1a 回転シャフト
2 カム部材
2a 内面
2b 外面
3 ピストンロッド
3a 内面当接部
3b 外面当接部
4 ピストン駆動装置
4a ピストン
4b ピストンシリンダ
4c 第1ストッパー部材
4d 火薬
4e 第2ストッパー部材
4f 凹部
4g 緩衝材
5 直動アクチュエータ
10 ポートカバー開口装置
12 モータケース
12a ポート
13 推進薬
14 ノズル
15 燃焼室
16 燃料室
20 飛翔体

Claims (2)

  1. 空気導入用のポートを有する飛翔体に設けられたポートカバーと、
    前記ポートカバーに固定されポートカバーを閉鎖位置から開口位置まで搖動可能に支持する回転シャフトと、
    前記回転シャフトに固定されポートカバーと共に搖動するカム部材と、
    前記カム部材と係合しカム部材を搖動させる直動アクチュエータと、を備え、
    前記カム部材は、前記ポートカバーが閉鎖位置にロックされている場合における搖動方向側に面する内面と、
    前記搖動方向の反対側に面する外面と、を有し、
    前記直動アクチュエータは、前記カム部材と係合可能なピストンロッドと、
    前記ピストンロッドをその軸方向であって前記搖動方向側に移動させるピストン駆動装置と、を有し、
    前記ピストンロッドは、その他端に設けられカム部材の外面に当接する外面当接部と、その中間部に設けられカム部材の内面に当接する内面当接部と、を有し、
    前記ピストン駆動装置は、
    (A)前記内面当接部が前記内面に当接した状態に前記ピストンロッドを固定し、
    (B)前記内面当接部が前記内面に当接した状態を解除するように、前記ピストンロッドをその軸方向であって前記搖動方向側に移動させ、
    (C)前記外面当接部が前記外面に当接する状態にし、かつ、前記外面に対して付勢させるように前記ピストンロッドをさらに移動させ、
    (D)前記外面当接部が搖動時における前記外面の移動経路上に位置する状態となるように前記ピストンロッドを固定し、
    それにより前記直動アクチュエータは、
    前記(A)において、前記ポートカバーを閉鎖位置にロックし、
    前記(B)において、閉鎖位置の前記ロックを解除し、
    前記(C)において、前記ポートカバーを開口させ、
    前記(D)において、前記ポートカバーを開口位置にロックする、ことを特徴とするポートカバー開口装置。
  2. 前記ピストン駆動装置は、
    前記ピストンロッドの前記搖動方向側の先端部に固定されたピストンと、
    該ピストンを移動可能に囲む中空筒形のピストンシリンダと、
    前記ピストンシリンダ内に固定され前記ピストンを前記(A)の位置に固定する破断可能な第1ストッパー部材と、
    前記ピストンシリンダ内であって前記ピストンよりも前記ピストンロッド側に設置されその作動により前記ピストンを前記搖動方向側に移動させる火薬と、
    前記ピストンシリンダ内に固定され前記ピストンを前記(D)の位置に固定する第2ストッパー部材と、を有する、ことを特徴とする請求項に記載のポートカバー開口装置。
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