JP6183038B2 - 領域抽出装置、領域抽出方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、領域抽出装置、領域抽出方法およびプログラムに関する。
従来、プロダクションプリンティング(商用印刷市場や企業内印刷市場向け高速複写機による印刷)において、印刷された画像に対し、クリアトナー(透明トナー)を用いた光沢度変更や、金属色、蛍光色等の特色等により特殊効果を与えるための版データを作成する技術が知られている。
さらに、特殊効果を与える領域を特定する方法としては、ユーザが特殊効果を与えたい領域を少数指定し、システムが局所特徴量を用いた類似領域検索により、自動的に指定された領域に類似する領域を抽出し、輪郭抽出処理(グラフカット等)によって、領域の輪郭を自動的に抽出するものが既に知られている。
さらに、特許文献1には、オブジェクトの背景の変化に左右されずに高精度な画像検索を実現する目的で、クエリ画像のオブジェクトと背景領域とを分離する輪郭線を指定し、クエリ画像の複数の局所特徴量を抽出し、オブジェクト領域のみの局所特徴量を用いてデータベースを検索し、複数の候補画像を取得し、その後、クエリ画像について、要素特徴量を部分領域ごとに計算し、クエリ画像に対し、輪郭線を含む各部分領域の要素特徴量を、部分領域の周辺の部分領域の要素特徴量を用いて再計算し、更に、オブジェクト領域のみについて、再計算されたクエリ画像の各部分領域の要素特徴量と各候補画像のデータベースに登録されている要素特徴量とを比較してクエリ画像に対する各候補画像の類似度を算出し、その類似度の高い画像を検索結果として選択し出力する方法が開示されている。
しかしながら、例えば、葉の上の水滴の画像など自動抽出が難しい画像に対しては、上述のように、特殊効果を与える領域を少数指定し類似領域検索等を行う技術や、特許文献1の技術では、特徴点が少数しか検出されず、十分な数の類似領域を得ることができない。また、検出数を増やすために閾値を下げた場合には、ノイズ的な検出が増加し、水滴の輪郭ではなく、ハイライト部分が誤検出されてしまうといった問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、精度良く画像中の所定の領域を抽出することのできる領域抽出装置、領域抽出方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画像データから所定の領域を抽出する領域抽出装置であって、処理対象の画像データの各画素の輝度値に対し閾値処理を施し、前記画像データから、周辺領域に比べて輝度の高い高輝度領域と、周辺領域に比べて輝度の低い低輝度領域を抽出する領域抽出部と、前記領域抽出部により抽出された前記高輝度領域と前記低輝度領域の配置位置に基づいて、抽出対象となる1つの抽出対象領域に対応する1つの高輝度領域と1つの低輝度領域の組み合わせを特定する組み合わせ特定部と、前記組み合わせ特定部により特定された前記組み合わせの前記高輝度領域および前記低輝度領域の配置位置およびサイズに基づいて、前記組み合わせの前記高輝度領域および前記低輝度領域の外枠の配置位置およびサイズを決定する外枠決定部と、前記外枠決定部により決定された外枠内の画像データに基づいて、前記抽出対象領域の輪郭を抽出する輪郭抽出部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、精度良く画像中の所定の領域を抽出することができるという効果を奏する。
図1は、画像処理装置の構成を示すブロック図である。 図2−1は、葉の上についた水滴を含む画像を示す図である。 図2−2は、図2−1に示す画像のうち水滴部分を拡大したものを示す図である。 図3は、画像処理装置の処理を示すフローチャートである。 図4は、高輝度領域の抽出処理の手順を示すフローチャートである。 図5は、低輝度領域の抽出処理の手順を示すフローチャートである。 図6は、低輝度領域抽出処理でのNステップ目の画像の例を示す図である。 図7は、低輝度領域抽出処理でのN+1ステップ目の画像の例を示す図である。 図8は、NステップとN+1ステップにおける画像0番、画像1番、画像2番、画像3番の各画像の例を示す図である。 図9は、高輝度領域および低輝度領域を示す図である。 図10は、図2−2に示す画像データに対する領域抽出結果を示す図である。 図11は、組み合わせの特定処理の手順を示すフローチャートである。 図12は、組み合わせ特定処理を説明するための図である。 図13は、図2−2に示す画像データに対する外枠決定結果を示す図である。 図14−1は、輝度変更処理を説明するための図である。 図14−2は、輝度変更処理を説明するための図である。 図15−1は、輝度変更処理前の処理対象の画像データを示す図である。 図15−2は、輝度変更処理後の処理対象の画像データを示す図である。 図16は、表示部に表示される、輪郭の抽出結果の一例を示す図である。 図17は、抽出対象の一例を示す図である。 図18は、抽出対象の一例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、領域抽出装置、領域抽出方法およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。
図1は、実施の形態にかかる領域抽出装置を含む画像処理装置100の構成を示すブロック図である。画像処理装置100は、処理対象となる画像データから所定の領域を抽出する。
画像処理装置100は、データ入力部101と、表示部102と、記憶部103と、処理部110とを備えている。処理対象となる画像データは、データ入力部101を介して入力され、記憶部103に記憶される。表示部102は、画像データや、領域の抽出結果等を表示する。記憶部103は、各種情報を記憶する。記憶部103は、例えば、処理部110により利用される情報として、画像データ中の高輝度領域、低輝度領域を示すデータ、高輝度領域と低輝度領域の組み合わせを示す組み合わせデータ、組み合わせの外枠を示す外枠データ、抽出対象領域の輪郭を示す輪郭データなどの情報を記憶する。
処理部110は、領域抽出部111と、組み合わせ特定部112と、外枠決定部113と、輝度変更部114と、輪郭抽出部115とを備えている。
領域抽出部111は、処理対象の画像データを取得する。そして、領域抽出部111は、処理対象の画像データの各画素の輝度値を所定の閾値と比較する閾値処理により、高輝度領域および低輝度領域を抽出する。
ここで、高輝度領域および低輝度領域について説明する。図2−1および図2−2は、画像処理装置100の処理対象となる画像データの一例を示す図である。図2−1は、葉の上についた水滴を含む画像であり、図2−2は、図2−1に示す画像のうち、抽出対象となる水滴部分を拡大したものである。以下、画像処理装置100が図2−2に示す水滴部分を抽出対象とする場合を例に適宜説明する。
図2−2に示す水滴200のように、表面の曲率の高い反射物体の撮影画像においては、その一部がハイライト部分201となり、水滴200の他の領域に比べて高い輝度を示す。一方で、水滴200の影の部分202は、水滴200の領域に比べて低く、かつ背景の画像に比べても低い輝度を示す。本実施の形態の画像処理装置100は、このように表面の曲率の高い反射物体の画像を抽出対象とする場合に、ハイライト部分が高輝度となり影の部分が低輝度となるという特徴を用いて、抽出対象領域となる水滴部分を抽出する。
領域抽出部111は、抽出対象領域を抽出する際に用いるハイライト部分201と影の部分202を抽出すべく、これらに相当する、高輝度領域および低輝度領域を抽出するものである。
なお、領域抽出部111は、具体的には、各画素の輝度値を複数の閾値と比較し、閾値の変化に伴う高輝度領域と低輝度領域の境界位置の変化量など、比較結果を総合的に判断することにより、1つの閾値に対する一律な2値化を行うのではなく、局所的な閾値処理を施す。これにより、図2−2に示すように、画像の右側ほど背景画像の輝度が高くなっているような画像においても、背景画像の輝度値によらず、各抽出対象領域の輝度値を基準とした、高輝度領域および低輝度領域を抽出することができる。すなわち、高輝度領域は、当該領域近傍の周辺領域に比べて輝度の高い高輝度領域であり、低輝度領域は、当該領域近傍の周辺領域に比べて輝度の低い低輝度領域である。
組み合わせ特定部112は、領域抽出部111により抽出された高輝度領域と低輝度領域の配置位置に基づいて、1つの高輝度領域と1つの低輝度領域の組み合わせを特定する。領域抽出部111により抽出された高輝度領域および低輝度領域はいずれも複数存在する。組み合わせ特定部112は、これらの位置関係に基づいて、1つの抽出対象領域のハイライト部分と影の部分とに対応する高輝度領域と低輝度領域の組み合わせを特定する。
外枠決定部113は、組み合わせ特定部112により特定された組み合わせの高輝度領域と低輝度領域それぞれの配置位置とサイズとに基づいて、抽出対象領域を含む領域の外枠の位置およびサイズを決定する。外枠決定部113は、さらに抽出対象領域の外側の背景画像が外枠内に含まれるようにマージンを設けて外枠の位置およびサイズを決定する。
輝度変更部114は、外枠決定部113により決定された外枠内の画像データのうち、高輝度領域の輝度を、この高輝度領域の周辺領域の輝度値に変更する。ここで、周辺領域とは、高輝度領域に隣接する領域であって、輝度値変化が一定値以下の領域である。すなわち、周辺領域はエッジ部分など輝度変化の大きい部分を含まない、一様の輝度を示す領域である。
輪郭抽出部115は、輝度値変更後の外枠内の画像データに基づいて、抽出対象領域の輪郭を抽出する。輪郭抽出部115は、例えば、グラフカットアルゴリズムにより、輪郭を抽出する。ここで、グラフカットアルゴリズムは、領域分割をエネルギー最小化問題として定義し、グラフ構造の最大フロー問題を解くことにより、領域分割を行う手法である。グラフカットアルゴリズムについては、C. Rother, V. Kolmogorv, A. Blake, ""GrabCut":Interactive Foreground Extraction Using Iterated Graph Cuts,"ACM Trans. Graphics (SIGGRAPH '04), vol.23, no.3, pp.309-314, 2004.を参照することができる。
図3は、画像処理装置100の処理を示すフローチャートである。ここでは、図2−2に示す、葉の上の水滴を含む画像データから、水滴の画像領域を抽出する処理を例に説明する。画像処理装置100のデータ入力部101は、まず画像データを読み込み、記憶部103に記憶する(ステップS100)。なお、画像データは、表示部102に表示される。
次に、処理部110の領域抽出部111は、画像データから高輝度領域と低輝度領域を抽出し、これらのデータを記憶部103に記憶する(ステップS101)。ここで、ステップS101の領域抽出処理の詳細について説明する。
まず、高輝度領域の抽出について説明する。図4は、高輝度領域の抽出処理の手順を示すフローチャートである。ここで、高輝度用初期閾値、高輝度輪郭長最小値、高輝度輪郭長最大値、高輝度用閾値変化幅のそれぞれは、予めユーザにより入力されて設定されているものとする。
まず、領域抽出部111は、上記画像データから、輝度が高輝度用初期閾値以上の領域を抽出する(ステップS201)。そして、領域抽出部111は、抽出された領域の輪郭を抽出する(ステップS202)。次に、領域抽出部111は、輪郭の長さが高輝度輪郭長最小値より小さい領域を削除し(ステップS203)、さらに、輪郭の長さが高輝度用輪郭長最大値より大きい領域を削除する(ステップS204)。そして、領域抽出部111は、これにより残った領域を、RAM上の所定の領域である画像0番に2値画像として輪郭内部を塗りつぶして描画する(ステップS205)。
次に、領域抽出部111は、閾値を高輝度用閾値変化幅だけ増加させる(ステップS206)。そして、領域抽出部111は、閾値が輝度の最大値以上になったか否かを判断する(ステップS207)。
そして、閾値が輝度の最大値以上になった場合には(ステップS207:Yes)、領域抽出部111は、画像データから輝度が閾値以上の領域を抽出し(ステップS208)、抽出された領域の輪郭を抽出する(ステップS209)。
次に、領域抽出部111は、輪郭の長さが高輝度輪郭長最小値より小さい領域を削除し(ステップS210)、さらに、輪郭の長さが高輝度用輪郭長最大値より大きい領域を削除する(ステップS211)。そして、領域抽出部111は、これにより残った領域を、RAM上の所定の領域である画像1番に2値画像として輪郭内部を塗りつぶして描画する(ステップS212)。
次に、領域抽出部111は、画像0番の画像と画像1番の画像との論理積を求め、その結果としての論理積を、RAM上の所定の領域である画像2番に入れる(ステップS213)。次いで、領域抽出部111は、画像2番の画像とRAM上の所定の領域である画像3番の画像との論理積を求め、その結果としての論理積を、画像3番に入れる(ステップS214)。そして、領域抽出部111は、画像1番の画像を画像0番にコピーする(ステップS215)。そして、ステップS206に戻り、ステップS215までの処理を繰り返し実行する。
ステップS207において、閾値が輝度の最大値以上になっていない場合には(ステップS207:No)、ステップS216へ進み、領域抽出部111は、画像3番の画像を、高輝度領域として抽出し(ステップS216)、処理を終了する。これにより、画像データから高輝度領域が抽出される。
まず、低輝度領域の抽出について説明する。図5は、低輝度領域の抽出処理の手順を示すフローチャートである。ここで、低輝度用初期閾値、低輝度輪郭長最小値、低輝度輪郭長最大値、低輝度用閾値変化幅のそれぞれは、予めユーザにより入力されて設定されているものとする。
また、図6は、低輝度領域抽出処理でのNステップ目の画像の例を示す図である。図7は、低輝度領域抽出処理でのN+1ステップ目の画像の例を示す図である。図8は、NステップとN+1ステップにおける画像0番、画像1番、画像2番、画像3番の各画像の例を示す図である。
まず、領域抽出部111は、上記画像データから、輝度が低輝度用初期閾値以下の領域を抽出する(ステップS301)。そして、領域抽出部111は、抽出された領域の輪郭を抽出する(ステップS302)。次に、領域抽出部111は、輪郭の長さが低輝度輪郭長最小値より小さい領域を削除し(ステップS303)、さらに、輪郭の長さが低輝度輪郭長最大値より大きい領域を削除する(ステップS304)。そして、領域抽出部111は、これにより残った領域を、RAM上の所定の領域である画像0番に2値画像として輪郭内部を塗りつぶして描画する(ステップS305)。
次に、領域抽出部111は、閾値を低輝度用閾値変化幅だけ減少させる(ステップS306)。そして、領域抽出部111は、閾値が輝度の最小値以下になったか否かを判断する(ステップS307)。
そして、閾値が輝度の最小値以下になった場合には(ステップS307:Yes)、領域抽出部111は、画像データから輝度が閾値以下の領域を抽出し(ステップS308)、抽出された領域の輪郭を抽出する(ステップS309)。
次に、領域抽出部111は、輪郭の長さが低輝度輪郭長最小値より小さい領域を削除し(ステップS310)、さらに、輪郭の長さが低輝度輪郭長最大値より大きい領域を削除する(ステップS311)。そして、領域抽出部111は、これにより残った領域を、RAM上の所定の領域である画像1番に2値画像として輪郭内部を塗りつぶして描画する(ステップS312)。
次に、領域抽出部111は、画像0番の画像と画像1番の画像との論理積を求め、その結果としての論理積を、RAM上の所定の領域である画像2番に入れる(ステップS313)。次いで、領域抽出部111は、画像2番の画像とRAM上の所定の領域である画像3番の画像との論理積を求め、その結果としての論理積を、画像3番に入れる(ステップS314)。そして、領域抽出部111は、画像1番の画像を画像0番にコピーする(ステップS315)。そして、ステップS306に戻り、ステップS315までの処理を繰り返し実行する。
ステップS307において、閾値が輝度の最小値になっていない場合には(ステップS307:No)、ステップS316へ進み、領域抽出部111は、画像3番の画像を、低輝度領域として抽出し(ステップS316)、処理を終了する。これにより、画像データから低輝度領域が抽出される。
領域抽出部111により、上述の図4および図5の処理において、画像データから、抽出したい高輝度領域や低輝度領域の大きさが適度なもののみを抽出することにより、適切に高輝度領域や低輝度領域を抽出するようになっている。
例えば、図6に示す「Nステップ目の閾値以下の領域」の画像のように、左側が全体的に暗いような場合でも、輪郭長が大きすぎるものを除外することにより低輝度領域を抽出できるようになっている。また、単なるノイズのような領域は、輪郭長が小さすぎるものを除くことにより排除している。
領域抽出処理においては、図9に示すように、水滴のハイライト部分が高輝度領域211として抽出され、水滴の陰の部分が低輝度領域212として抽出される。図10は、図2−2に示す画像データに対する領域抽出結果を示す図である。このように、画像データから、複数の高輝度領域231a,231b…と、複数の低輝度領域232a,232b…とが抽出される。
図3に戻り、組み合わせ特定部112は、領域抽出部111により抽出された高輝度領域と低輝度領域の中から、高輝度領域と低輝度領域の位置関係に基づいて、1つの抽出対象領域に対応する1つの高輝度領域と低輝度領域の組み合わせを特定する(ステップS102)。例えば、図2−2に示す画像データにおいては、光が画像の右上方向から照射されているため、所定の高輝度領域と、この高輝度領域の斜め左下方向に配置されている低輝度領域とが1つの抽出対象領域に対する組み合わせである可能性が高く、組み合わせ特定部112は、この位置関係の条件に基づいて、高輝度領域と低輝度領域の組み合わせを抽出する。なお、組み合わせ特定部112が組み合わせを特定するための条件は、処理対象となる画像データごとに異なり、画像データに基づいて、適宜設定されることとする。また、光が照射されている方向はユーザが手動で与えてもよい。
ここで、ステップS102の組み合わせの特定処理の詳細について説明する。図11は、組み合わせの特定処理の手順を示すフローチャートである。図12は、組み合わせ特定処理を説明するための図である。
まず、組み合わせ特定部112は、ステップS101で画像データから抽出された高輝度領域の最小外接矩形を求める(ステップS401)。次いで、組み合わせ特定部112は、ステップS101で画像データから抽出された低輝度領域の最小外接矩形を求める(ステップS402)。
次に、組み合わせ特定部112は、ステップS402で求めた低輝度領域の最小外接矩形1202の情報から、低輝度領域と組にする高輝度領域を探索する方向と長さを算出する(ステップS403)。
ここで、図12に示す例では、探索方向は、低輝度領域の最小外接矩形の短辺方向かつ上方向としている。これは、水滴の影が三日月型であり、かつ、光がかかる方向から来ることを仮定しているためである。なお、探索方向は、この例に限定されるものではない。また、探索方向に広げる長さや探索方向は、ユーザが設定するように構成してもよい。
次に、組み合わせ特定部112は、低輝度領域の最小外接矩形を探索方向に拡張する(ステップS404)。そして、組み合わせ特定部112は、拡張した低輝度領域の最小外接矩形1201と重なりのある高輝度領域の最小外接矩形1203をリストアップする(ステップS405)。次いで、組み合わせ特定部112は、リストアップされた高輝度領域の最小外接矩形の中で、最も近いものを組み合わせ相手として特定する(ステップS405)。これにより、1つの抽出対象領域に対応する1つの高輝度領域と低輝度領域の組み合わせが特定される。
次に、外枠決定部113は、組み合わせ特定部112により特定された各組み合わせの外枠を決定する(ステップS103)。図13は、図2−2に示す画像データに対する外枠決定結果を示す図である。図13において、例えば高輝度領域231と低輝度領域232の組み合わせに対し、外枠230が決定されている。このように、外枠決定部113は、組み合わせに含まれる高輝度領域および低輝度領域のそれぞれが含まれ、かつ所定のマージンを含む矩形を外枠として決定する。
次に、輝度変更部114は、外枠決定部113により決定された各外枠内の画像データ中の高輝度領域の輝度値を、高輝度領域の周辺領域の画素の輝度値に変更する(ステップS104)。すなわち、輝度変更部114は、高輝度領域に対しインペイント処理を施す。
図14−1および図14−2は、輝度変更処理を説明するための図である。図14−1に示すように、高輝度領域240は、抽出対象領域241(本例においては、水滴)の一部である。すなわち、高輝度領域240の周囲には、抽出対象領域241が存在する。そこで、高輝度領域240に対してインペイント処理を施すことにより、高輝度領域240を含む抽出対象領域241の輝度値を、周囲と同程度の変化量にすることができる。
ここで、輝度変更部114によるインペイント処理は、公知の手法を用いて行われる。すなわち、本実施の形態では、例えば、インペイント処理はオープンソフトウェアの画像処理ライブラリOpenCVのinpaint()関数を呼び出すことにより実現することができる。
ここで、inpaint()関数は、選択された画像領域を、その領域境界付近の画素を利用して消すものであり、例えば、Navier−Stokesベースの手法を選択した場合は、領域境界付近の画素値を境界条件とし、輝度勾配の連続性を保ちながら平滑化を繰り返すという処理を行う。詳細については、技術文献「M. Bertalmio, A. L. Bertozzi, G. Sapiro, ”Navier-Stokes, Fluid Dynamics, and Image and Video Inpainting”, Proceedings of the International Conference on Computer Vision and Pattern Recognition , IEEE, Dec. 2001, Kauai, HI, volume I, pp. I-355-I362 A. Telea, “An image inpainting technique based on the fast marching method,” Journal of Graphics Tools, Vol. 9, No. 1, pp. 25−36, 2004.」に詳述されている。
そして、輝度変更部114は、特定された周辺領域の輝度平均を算出する。輝度変更部114は、高輝度領域の輝度値を、算出した輝度平均に変更する。なお、他の例としては、輝度変更部114は、輝度平均に変えて、周辺領域の輝度の標準偏差を算出し、高輝度領域の輝度値を、算出した標準偏差の値に変更してもよい。
以上の処理により、図14−1に示す高輝度領域240は、図14−2に示すように、周辺領域としての抽出対象領域241と連続した領域に変換される。
図15−1および図15−2は、輝度変更処理前後の処理対象の画像データを示す図である。このように、各高輝度領域はいずれもインペイント処理により、周辺領域、すなわち抽出対象領域と連続した領域に変換される。
このように、輝度変化の大きい高輝度領域をインペイント処理により、周辺色に塗りつぶすことにより、ハイライト部分のように輪郭ではない部分が、輝度変化が大きいことに起因して、誤って輪郭として抽出されるのを防ぐことができる。
図3に戻り、輝度変更後、輪郭抽出部115は、抽出対象領域の輪郭を抽出する(ステップS105)。その後、抽出結果が表示部102に表示され(ステップS106)、処理が完了する。ステップS105において、輪郭抽出部115は、輝度変更がなされた後、各外枠内の画像データに対し、グラフカット処理を行い、輪郭を自動抽出する。
図16は、表示部102に表示される、輪郭の抽出結果の一例を示す図である。図16に示すように、表示される画像データにおいては、ハイライト部分(高輝度領域)が元の画像データ通りに表示されるが、輪郭抽出部115が処理対象とする画像データは、図15−2に示すように、高輝度領域がインペイントされた状態のものである。
以上のように、本実施の形態にかかる画像処理装置100は、葉の上の水滴のように自動抽出の難しい画像を抽出対象とする場合において、抽出対象の画像内の高輝度領域と、抽出対象の画像に隣接する低輝度領域とを抽出し、これらの情報に基づいて、抽出対象の画像輪郭を抽出するので、精度よく領域抽出を行うことができる。
さらに、画像処理装置100は、葉の上の水滴の画像のハイライト部分のように、輝度変化の大きいことに起因して、抽出対象領域と誤って判断されるような領域に対しインペイントを施すことにより、誤判断を防ぐことができる。さらに、画像処理装置100は、高輝度領域と低輝度領域に基づいて設定した外枠内の画像データを用いてグラフカット処理を行うことにより、精度よく領域を抽出することができる。
なお、上記の説明では、画像処理装置100が水滴部分を抽出対象とする場合を例に説明したが、本実施の形態の画像処理装置100における抽出対象は水滴に限定されるものではない。本実施の形態の画像処理装置100における抽出対象は、高輝度領域と低輝度領域の輝度差が大きく、且つ高輝度領域と低輝度領域の位置関係を規定できる対象であれば、どのようなものにでも適用可能である。
高輝度領域と低輝度領域の輝度差が大きい、とは、これらの領域の輝度差が、予め定めた閾値以上であることを表す。この閾値は、抽出対象に応じて、予め設定すればよい。
例えば、図17に例示するように、金属球600やガラス球610は、光沢度の高い材質からなるため、高輝度領域と低輝度領域の輝度差が大きい。なお、図17には、光線方向Lからの光により金属球600及びガラス球610に生じた低輝度領域600B、610Bと、高輝度領域600A、610Aと、の一例を示している。また、金属球600やガラス球610は、球形から高輝度領域と低輝度領域の位置関係が規定できるので、上記と同様にして領域抽出を行うことができ、本発明を適用可能である。
また、別の例としては、図18に例示するように、人間の頭部700のような球状のものでも、楕円体として近似できるので高輝度領域700Aと低輝度領域700Bの位置関係が規定できる。そして、光線(図18中、光線方向L参照)が強く高輝度領域と低輝度領域の輝度差が大きい場合には、本発明を適用可能であり、上記と同様にして領域抽出を行うことができる。
また、本実施の形態の画像処理装置100における抽出対象は、その他、車、建物、動物、樹木等を含めて高輝度領域と低輝度領域の位置関係が規定できる対象であれば、本発明を適用可能であり、上記と同様にして領域抽出を行うことができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、上記実施の形態に多様な変更または改良を加えることができる。
本実施の形態の画像処理装置100は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本実施形態の画像処理装置100で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の画像処理装置100で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施形態の画像処理装置100で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、本実施形態のプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本実施の形態の画像処理装置100で実行されるプログラムは、上述した各部(領域抽出部、組み合わせ特定部、外枠決定部、輝度変更部、輪郭抽出部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、上記実施の形態では、領域抽出装置を画像処理装置に適用した例を挙げて説明したが、これに替えて、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置に適用してもよい。
100 画像処理装置
101 データ入力部
102 表示部
103 記憶部
110 処理部
111 領域抽出部
112 組み合わせ特定部
113 外枠決定部
114 輝度変更部
115 輪郭抽出部
特開2011−002965号公報

Claims (4)

  1. 画像データから所定の領域を抽出する領域抽出装置であって、
    処理対象の画像データの各画素の輝度値に対し閾値処理を施し、前記画像データから、周辺領域に比べて輝度の高い高輝度領域と、周辺領域に比べて輝度の低い低輝度領域を抽出する領域抽出部と、
    前記領域抽出部により抽出された前記高輝度領域と前記低輝度領域の配置位置に基づいて、抽出対象となる1つの抽出対象領域に対応する1つの高輝度領域と1つの低輝度領域の組み合わせを特定する組み合わせ特定部と、
    前記組み合わせ特定部により特定された前記組み合わせの前記高輝度領域および前記低輝度領域の配置位置およびサイズに基づいて、前記組み合わせの前記高輝度領域および前記低輝度領域の外枠の配置位置およびサイズを決定する外枠決定部と、
    前記外枠決定部により決定された外枠内の画像データに基づいて、前記抽出対象領域の輪郭を抽出する輪郭抽出部と
    を備えることを特徴とする領域抽出装置。
  2. 前記外枠内の前記画像データのうち、前記高輝度領域内の輝度値を、当該高輝度領域に隣接し、輝度値変化が一定値以下の領域である周辺領域の輝度値に変更する輝度値変更部をさらに備え、
    前記輪郭抽出部は、前記輝度値変更部による輝度値変更後の前記外枠内の前記画像データに基づいて、前記抽出対象領域の輪郭を抽出することを特徴とする請求項1に記載の領域抽出装置。
  3. 画像データから所定の領域を抽出する領域抽出方法であって、
    処理対象の画像データの各画素の輝度値に対し閾値処理を施し、前記画像データから、周辺領域に比べて輝度の高い高輝度領域と、周辺領域に比べて輝度の低い低輝度領域を抽出する領域抽出工程と、
    前記領域抽出工程において抽出された前記高輝度領域と前記低輝度領域の配置位置に基づいて、抽出対象となる1つの抽出対象領域に対応する1つの高輝度領域と1つの低輝度領域の組み合わせを特定する組み合わせ特定工程と、
    前記組み合わせ特定工程において特定された前記組み合わせの前記高輝度領域および前記低輝度領域の配置位置およびサイズに基づいて、前記組み合わせの前記高輝度領域および前記低輝度領域の外枠の配置位置およびサイズを決定する外枠決定工程と、
    前記外枠決定工程において決定された外枠内の画像データに基づいて、前記抽出対象領域の輪郭を抽出する輪郭抽出工程と
    を含むことを特徴とする領域抽出方法。
  4. コンピュータを、
    処理対象の画像データの各画素の輝度値に対し閾値処理を施し、前記画像データから、周辺領域に比べて輝度の高い高輝度領域と、周辺領域に比べて輝度の低い低輝度領域を抽出する領域抽出部と、
    前記領域抽出部により抽出された前記高輝度領域と前記低輝度領域の配置位置に基づいて、抽出対象となる1つの抽出対象領域に対応する1つの高輝度領域と1つの低輝度領域の組み合わせを特定する組み合わせ特定部と、
    前記組み合わせ特定部により特定された前記組み合わせの前記高輝度領域および前記低輝度領域の配置位置およびサイズに基づいて、前記組み合わせの前記高輝度領域および前記低輝度領域の外枠の配置位置およびサイズを決定する外枠決定部と、
    前記外枠決定部により決定された外枠内の画像データに基づいて、前記抽出対象領域の輪郭を抽出する輪郭抽出部
    として機能させるためのプログラム。
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