JP6182781B2 - 移動局装置、通信方法及び通信プログラム - Google Patents
移動局装置、通信方法及び通信プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6182781B2 JP6182781B2 JP2013028189A JP2013028189A JP6182781B2 JP 6182781 B2 JP6182781 B2 JP 6182781B2 JP 2013028189 A JP2013028189 A JP 2013028189A JP 2013028189 A JP2013028189 A JP 2013028189A JP 6182781 B2 JP6182781 B2 JP 6182781B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detection threshold
- information
- threshold value
- channel
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W48/00—Access restriction; Network selection; Access point selection
- H04W48/16—Discovering, processing access restriction or access information
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W24/00—Supervisory, monitoring or testing arrangements
- H04W24/08—Testing, supervising or monitoring using real traffic
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W28/00—Network traffic management; Network resource management
- H04W28/16—Central resource management; Negotiation of resources or communication parameters, e.g. negotiating bandwidth or QoS [Quality of Service]
- H04W28/18—Negotiating wireless communication parameters
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W4/00—Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
- H04W4/02—Services making use of location information
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W52/00—Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
- H04W52/02—Power saving arrangements
- H04W52/0209—Power saving arrangements in terminal devices
- H04W52/0225—Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of external events, e.g. the presence of a signal
- H04W52/0229—Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of external events, e.g. the presence of a signal where the received signal is a wanted signal
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W52/00—Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
- H04W52/02—Power saving arrangements
- H04W52/0209—Power saving arrangements in terminal devices
- H04W52/0225—Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of external events, e.g. the presence of a signal
- H04W52/0245—Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of external events, e.g. the presence of a signal according to signal strength
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W56/00—Synchronisation arrangements
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W72/00—Local resource management
- H04W72/04—Wireless resource allocation
- H04W72/044—Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
- H04W72/0453—Resources in frequency domain, e.g. a carrier in FDMA
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W72/00—Local resource management
- H04W72/02—Selection of wireless resources by user or terminal
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
圏外でのセルサーチ(例えば、日本から欧州に移動したときのセルサーチ)においては、一般に、移動局装置は、利用可能な通信システムで受信可能な全チャネルに対して受信強度を測定し、次いで同期処理を行う。そのため、セルサーチには長時間を要し、また消費電力が増大するとの欠点があった。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る通信システム1を示す概念図である。
通信システム1は、複数個(図1に示す例では、2個)の基地局装置11、12及び複数個(図1に示す例では、2個)の移動局装置21、22を含んで構成される。
次に、本実施形態に係る移動局装置21の構成について説明する。移動局装置22は、移動局装置21と同様な構成を有するため、移動局装置21の説明を援用する。以下の説明では、移動局装置21は、主に基地局装置11を用いて通信を行う場合を例にとるが、本実施形態ではこれに限られず、移動局装置21は、その他の基地局装置、例えば、基地局装置12を用いてもよい。
移動局装置21は、アンテナ212、送受信部213、制御部214、メモリ部(記憶部)215及びユーザインタフェース216を含んで構成される。
アンテナ212は、基地局装置11からの受信波、即ち電波で到達した無線周波数帯域の受信信号を受信し、その受信信号を送受信部213に出力する。アンテナ212は、送受信部213から入力された無線周波数帯域の送信信号を電波で基地局装置11に送信する。
また、送受信部213は、基地局装置11から受信した受信レベル(受信信号強度、RSSI:Received Signal Strength Indicator)をチャネル毎に測定する。送受信部213は、チャネル毎に測定した受信信号強度を示す受信信号強度情報を制御部214に出力する。ここで、チャネルとは、通信に用いられる電波を構成する周波数または周波数帯域であって、データを割り当てる単位となる周波数または周波数帯域である。例えば、GSM(登録商標)方式では、各チャネルは、200kHz間隔で配置されている。また、LTE方式では、チャネルは、サブキャリアとも呼ばれ、1チャネル当たりの帯域幅は15kHzである。LTE方式では、移動局装置21と基地局装置11との間の通信では、複数(例えば、帯域幅が10MHzの場合、約600個)のチャネルが用いられる。
なお、受信レベルの指標として、以下の説明では主に受信信号強度(RSSI)を用いる場合を例にとるが、本実施形態では、RSRP(基準信号受信パワー:Reference Signal Received Power)やRSRQ(基準信号受信品質:Reference Signal Recieved Quality)などの受信レベルの指標を利用してもよい。
制御部214は、送受信部213から入力された受信信号のうちユーザデータをユーザインタフェース216に出力し、ユーザインタフェース216から入力されたユーザデータを送受信部213に送信信号として出力する。ここで、ユーザデータとは、通信相手先である移動局装置22との間で送信又は受信される信号、例えば、音声信号、映像信号、テキストデータ等である。
制御部214は、ユーザインタフェース216から入力された操作入力信号に応じて、処理の開始、停止、態様の変更等を制御し、取得した画像信号や文字信号等をユーザインタフェース216に出力する。制御部214は、メモリ部215から読み出したデータの処理を行う際に用いることがある。また、制御部214は、処理において生成したデータをメモリ部215に記憶する。制御部214は、例えば、受信可能な周波数帯域の全帯域において、受信信号強度が予め定めた検出閾値(例えば、−120(dBm))と等しいか、その検出閾値よりも低い場合、圏外に所在していると判定する。制御部214は、受信信号強度が、その検出閾値を超える場合、セル11cの圏内に所在していると判定する。制御部214のより詳細な構成については後述する。
ユーザインタフェース216は、ユーザに制御部214から入力された受信信号に応じた情報を提示し、ユーザから受け付けた情報を制御部214に出力する。
ユーザインタフェース216は、例えば、制御部214から入力された音声信号に応じた音声を音声再生部(例えば、スピーカ、図示せず)に再生させ、収音部(例えば、マイクロホン、図示せず)で収録した音声の音声信号を制御部214に出力する。
また、ユーザインタフェース216は、制御部214から入力された画像信号が示す画像を画像表示部(例えば、ディスプレイ、図示せず)に表示させ、及び撮像部(例えば、カメラ、図示せず)が撮像した画像を示す画像信号を制御部214に出力する。
ユーザインタフェース216は、操作入力部(例えば、タッチセンサ、図示せず)が検出したユーザの操作入力に応じた操作入力信号を制御部214に出力する。操作入力部と画像表示部は、それらが一体化して構成されたタッチパネルであってもよい。また、音声再生部、収音部、画像表示部、撮像部及び操作入力部の一部又は全部は、移動局装置21と一体化されていてもよいし、別体であってもよい。
次に、本実施形態に係る制御部214の構成について説明する。
図3は、本実施形態に係る制御部214の構成を示す概略ブロック図を示す。
制御部214は、検出閾値変更部2141、チャネル処理部(チャネル選択部)2142及び同期処理部2143を含んで構成される。図3では、ユーザインタフェース216の図示が省略されている。
また、チャネル処理部2142は、セルサーチ(後述)が終了した直後、基地局装置11からの受信信号として送受信部213から報知情報が入力され、入力された報知情報から在圏履歴情報を抽出する。チャネル処理部2142は、抽出した在圏履歴情報をメモリ部215に記憶してもよい。また、チャネル処理部2142は、同期処理部2143が同期処理(後述)で復調した報知情報から在圏履歴情報を抽出し、抽出した在圏履歴情報をメモリ部215に記憶してもよい。
次に、本実施形態に係る検出閾値対応情報の例について説明する。
図4は、本実施形態に係る検出閾値対応情報の例を示す図である。
図4において、左列は使用環境情報として国情報を示し、右列は検出閾値情報を示す。
第2行は、国情報AC、BCに検出閾値Dが対応付けられ、第3行は、AC、BC以外のその他の国情報に検出閾値Eが対応付けられることを示す。従って、検出閾値変更部2141は、在圏履歴情報から国情報ACが抽出された場合、検出閾値Dを設定し、在圏履歴情報からAC、BC以外の国情報(例えば、国情報CC)が抽出された場合、検出閾値Eを設定する。移動局装置21の出荷直後等、在圏履歴情報が記憶されていない場合にも、検出閾値変更部2141は、検出閾値Eを設定する。
利用可能なネットワークを運用している国に移動局装置21が在圏した後で、圏外に移動したときでも、検出閾値Eよりも低い検出閾値Dが選択される。
これにより、移動局装置21が基地局装置11から電波が到達しない位置、又は到達が困難な位置(例えば、遠隔地)に所在していても、微弱な受信信号から、より確実にチャネル選択を成功させることができる。
他方、国情報CCが示す国のように利用可能なネットワークを運用していない国で移動局装置21が動作しているとき、検出閾値Dよりも高い検出閾値Eが選択される。これにより、移動局装置21がノイズ、例えば、周囲のノイズ、ホワイトノイズ、その他のシステムからの微弱な受信信号を誤って選択することを防ぐことができる。
これにより、その国で利用されている周波数帯域については、より確実にチャネル検出を成功させることができる。また、その他の周波数帯域については、ノイズ等の受信信号を誤って検出することを防ぐことができる。
次に、本実施形態に係る在圏履歴情報の例について説明する。
図5は、本実施形態に係る在圏履歴情報の例を示す図である。
図5に示す在圏履歴情報は、移動局装置22(図1)が基地局装置11のセル11cに属する位置から、その圏外を経て、セル12cの圏内に移動したときに得られたものである。
国情報X、Yは、図4の第3行にいう「その他」に属するので、検出閾値変更部2141は、基地局装置11、12と通信を開始する前に行ったセルサーチにおいて、検出閾値Eを選択する。なお、国情報AC、BCのいずれかが在圏履歴情報から抽出された場合には、検出閾値変更部2141は、検出閾値Dを選択する。移動局装置21の出荷直後等、在圏履歴情報が記憶されていない場合にも、検出閾値変更部2141は、検出閾値Eを設定する。
次に、受信信号強度情報の例について説明する。
図6は、受信信号強度情報の例を示す図である。
図6において、横軸はチャネル、縦軸は受信信号強度を示す。図6には、図4に示す検出閾値D、Eが示され、縦軸の単位が省略されている。この例では、移動局装置21が受信可能なチャネルは、チャネル1〜104、201〜224、341〜564である。図6において、チャネル毎の縦線の高さは、そのチャネルの受信信号強度を示す。
検出閾値変更部2141において検出閾値E(例えば、−90(dBm))が選択された場合には、チャネル処理部2142は、受信可能なチャネルの全てから、受信信号強度が検出閾値Eよりも高いチャネルを選択する。この場合、選択されたチャネルと受信信号距離の組は、(203、−88(dBm))、(222、−85(dBm))の2チャネル分である。
他方、在圏履歴情報に含まれる国情報が欧州を示す場合には、より低い値をとる検出閾値Dが選択される。このとき、検出閾値を低くして感度を高くしたうえでセルサーチが行われる。
次に、本実施形態に係る通信処理のうち、チャネル選択処理について説明する。
図7は、本実施形態に係るチャネル選択処理を示すフローチャートである。
(ステップS101)検出閾値変更部2141は、メモリ部215に記憶された在圏履歴情報を読み出し、読み出した在圏履歴情報のうち最近の在圏履歴情報から国情報を抽出する。その後、ステップS102に進む。
(ステップS102)検出閾値変更部2141は、抽出した国情報に基づく検出閾値情報をメモリ部215に記憶された検出閾値対応情報から読み出し、読み出した検出閾値情報をチャネル処理部2142に設定する。その後、ステップS103に進む。
(ステップS104)チャネル処理部2142は、受信可能な全てのチャネルについて、ステップS105−S107の処理を終了したか否かを判定する。終了したと判定された場合には(ステップS104 YES)、本フローチャートに係る処理を終了する。終了していないと判定された場合には(ステップS104 NO)、ステップS105に進む。
(ステップS106)チャネル処理部2142は、対象チャネルの番号とその受信信号強度を対応付けてメモリ部215に記憶し、選別チャネルリストを作成する。その後、ステップS107に進む。
(ステップS107)チャネル処理部2142は、対象チャネルを未処理の他のチャネルに変更する。ここで、チャネル処理部2142は、チャネル番号の昇順に対象チャネルを隣接するチャネルに変更してもよい。その後、ステップS104に進む。
これにより、検出閾値より受信信号強度が高いチャネルのチャネル番号とそのチャネルの受信信号強度を対応付けた選別チャネルリストが生成される。
次に、本実施形態に係る通信処理における同期処理について説明する。
図8は、本実施形態に係る同期処理を示すフローチャートである。
(ステップS111)チャネル処理部2142は、生成した選別チャネルリストに含まれるチャネル番号と受信信号強度が対応付けられた組を、受信信号強度の降順に並べ替え、検出チャネルリストをチャネル選択情報として生成する。その後、ステップS112に進む。
(ステップS112)同期処理部2143は、検出チャネルリストに含まれているデータの有無を判定する。検出チャネルリストにデータがあると判定された場合には(ステップS112 YES)、ステップS113に進む。検出チャネルリストにデータがないと判定された場合には(ステップS112 NO)、ステップS119に進む。
(ステップS115)同期処理部2143は、受信信号に含まれるBCCH報知情報を復調(デコード)する。その後、ステップS116に進む。
(ステップS116)同期処理部2143は、復調したBCCH報知情報に基づいて基地局装置11のセル11cに在圏するか否か、つまり、基地局装置11が適切な基地局装置か否かを判定する。例えば、同期処理部2143は、BCCH報知情報が示すPLMNが、予め設定された加入者情報(SIM:Subscriber Identity Module)が示すPLMNと一致するものがあるか否かを判定する。在圏すると判定された場合には(ステップS116 YES)、ステップS117に進む。在圏しないと判定された場合には(ステップS116 NO)、ステップS118に進む。
(ステップS118)同期処理部2143は、検出チャネルリストに含まれる対象チャネルに係る先頭のチャネル番号と受信信号強度を削除して、次に受信信号強度が高いチャネルを対象チャネルに更新する。その後、ステップS112に進む。
(ステップS119)同期処理部2143は、在圏可能なセルがないと判定する。その後、ステップS120に進む。
(ステップS120)一定時間(例えば、10分間)待機する。その後、チャネル選択処理(図7)を繰り返す。
次に、本実施形態の変形例1−1について説明する。本変形例では、検出閾値変更部2141は、使用環境情報として国情報の代わりに通信オペレータ情報を用いてもよい。その他の点は、上述した例と同様である。
ここで、検出閾値変更部2141は、メモリ部215から読み出した在圏履歴情報のうち最近の在圏履歴情報から通信オペレータ情報を抽出する。検出閾値変更部2141は、抽出した通信オペレータ情報に対応する検出閾値情報をメモリ部215に記憶されている検出閾値対応情報から読み出す。
図9は、本変形例に係る検出閾値対応情報の例を示す図である。
図9において、左列は使用環境情報として通信オペレータ情報を示し、右列は検出閾値情報を示す。
第2行は、通信オペレータ情報AOP、BOPに検出閾値Dが対応付けられ、第3行は、AOP、BOP以外のその他の通信オペレータ情報に検出閾値Eが対応付けられることを示す。例えば、検出閾値変更部2141は、在圏履歴情報から通信オペレータ情報AOPが抽出された場合、検出閾値Dを設定し、在圏履歴情報からAOP、BOP以外の通信オペレータ情報(例えば、COP)が抽出された場合、検出閾値Eを設定する。なお、在圏履歴情報が記憶されていない場合、検出閾値変更部2141は、検出閾値Eを設定する。
図10は、本変形例に係るチャネル選択処理を示すフローチャートである。
本変形例に係るチャネル選択処理は、図7に示すチャネル選択処理においてステップS101、S102の代わりにステップS121、S122を有する。
(ステップS121)検出閾値変更部2141は、メモリ部215に記憶された在圏履歴情報を読み出し、読み出した在圏履歴情報のうち最近の在圏履歴情報から通信オペレータ情報を抽出する。その後、ステップS122に進む。
(ステップS122)検出閾値変更部2141は、抽出した通信オペレータ情報に基づく検出閾値情報をメモリ部215に記憶された検出閾値対応情報から読み出し、読み出した検出閾値情報をチャネル処理部2142に設定する。その後、ステップS103に進む。
次に、本実施形態の変形例1−2について説明する。本変形例では、検出閾値変更部2141は、使用環境情報として国情報の代わりに周波数帯域情報(band情報)を用いてもよい。周波数帯域情報が示す周波数帯域は、複数のチャネル(例えば、帯域幅が1.4MHzの場合、72チャネル)からなり、自装置(移動局装置21)と基地局装置11との間でデータを送信又は受信するために割り当てられる単位である。その他の点は、上述した例と同様である。
ここで、検出閾値変更部2141は、メモリ部215から読み出した在圏履歴情報のうち最近の在圏履歴情報から周波数帯域情報を抽出する。検出閾値変更部2141は、抽出した周波数帯域情報に対応する検出閾値情報をメモリ部215に記憶されている検出閾値対応情報から読み出す。検出閾値変更部2141は、移動局装置21が利用可能な周波数帯域のうち、抽出した周波数帯域情報が示す周波数帯域を除く周波数帯域については、その他の周波数帯域情報に対応する検出閾値情報をメモリ部215から読み出す。
図11は、本変形例に係る検出閾値対応情報の例を示す図である。
図11において、左列は使用環境情報として周波数帯域情報を示し、右列は検出閾値情報を示す。
第2行は、周波数帯域情報XBW、YBWに検出閾値Dが対応付けられ、第3行は、XBW、YBW以外のその他の周波数帯域情報に検出閾値Eが対応付けられることを示す。例えば、検出閾値変更部2141は、在圏履歴情報から周波数帯域情報XBWが抽出された場合、周波数帯域情報XBWが示す周波数帯域について検出閾値Dを定め、その他の利用可能な周波数帯域について検出閾値Eと定める。検出閾値変更部2141は、在圏履歴情報からXBW、YBW以外の周波数帯域情報(例えば、ZBW)が抽出された場合、周波数帯域情報ZBWが示す周波数を含め、移動局装置21が利用可能な全ての周波数帯域について検出閾値Eと定める。
図12は、本変形例に係るチャネル選択処理を示すフローチャートである。
本変形例に係るチャネル選択処理は、図7に示すチャネル選択処理においてステップS101、S102の代わりにステップS131、S132を有する。
(ステップS131)検出閾値変更部2141は、メモリ部215に記憶された在圏履歴情報を読み出し、読み出した在圏履歴情報のうち最近の在圏履歴情報から周波数帯域情報を抽出する。その後、ステップS132に進む。
(ステップS132)検出閾値変更部2141は、移動局装置21が利用可能な周波数帯域のうち、抽出した周波数帯域情報に対応する検出閾値情報をメモリ部215に記憶されている検出閾値対応情報から読み出す。検出閾値変更部2141は、移動局装置21が利用可能な周波数帯域のうち、抽出した周波数帯域情報が示す周波数帯域を除く周波数帯域については、その他の周波数帯域情報に対応する検出閾値情報をメモリ部215から読み出す。検出閾値変更部2141は、利用可能な周波数帯域のそれぞれの検出閾値情報をチャネル処理部2142に設定する。その後、ステップS103に進む。
図13は、本変形例に係る検出閾値情報の例を示す図である。
図13において、横軸にチャネルを示し、縦軸に受信信号強度を示す。この例では、移動局装置21が利用可能な周波数帯域は、5個の周波数帯域band0、band100、band200、band300、band500である。band0、band100、band200、band300、band500のそれぞれに含まれるチャネルの範囲は、0−99、100−199、200−200、300−399、500−599である。この例では、検出閾値変更部2141が抽出した周波数帯域情報がband0、band200である。破線は、チャネル0−99に係るband0、チャネル200−299に係るband200に対応する検出閾値がDであることを示し、その他のチャネルに対応する検出閾値がEであることを示す。
図13に示すチャネル毎の受信信号強度は、図6に示した受信信号強度と同様である。検出閾値Dが−105(dBm)、検出閾値Eが−90(dBm)である場合、チャネル処理部2142は、次の5チャネルを選択する。選択されたチャネルと受信信号距離の組は、それぞれ(202、−98(dBm))、(203、−93(dBm))、(204、−99(dBm))、(222、−85(dBm))、(223、−94(dBm))である。
これにより、本変形例では、周波数帯域情報に基づいて検出閾値を設定することで、同期処理の対象となる最低限のチャネルが選択される可能性を残し、かつ選択されるチャネル数を削減することで同期処理にかかる時間や消費電力を低減することができる。
次に、本実施形態の変形例1−3について説明する。本変形例では、検出閾値変更部2141は、使用環境情報の種別毎にその使用状況に応じて優先度を定め、定めた優先度が高いほど、低い受信信号強度のチャネルの受信波を検出するように低く検出閾値を定める。また、検出閾値変更部2141は、優先度が低いほど、低い受信信号強度のチャネルの受信波を検出しないように高く検出閾値を定める。
検出閾値変更部2141は、メモリ部215から読み出した在圏履歴情報から使用環境情報として、例えば、周波数帯域情報を抽出し、抽出した周波数帯域情報が示す周波数帯域毎に保存されていた回数を計数する。そして、検出閾値変更部2141は、計数した回数が多い周波数帯域ほど、高くなるように周波数帯域毎の優先度を定める。
検出閾値変更部2141は、定めた優先度に対応する検出閾値情報をメモリ部215から読み出す。検出閾値変更部2141は、移動局装置21が利用可能な周波数帯域のうち、抽出した周波数帯域情報が示す周波数帯域を除く周波数帯域については、その他の周波数帯域情報に対応する検出閾値情報をメモリ部215から読み出す。ここで、メモリ部215に予め記憶しておく検出閾値対応情報には、高い優先度ほど低い検出閾値を示す検出閾値情報を対応付けておく。また、その他の周波数帯域情報には、優先度を低くし、最も高い検出閾値を示す検出閾値情報を対応付けておく。
図14は、本変形例に係る検出閾値対応情報の例を示す図である。
図14において、左列は使用環境情報として周波数帯域情報を示し、右列は検出閾値情報を示す。
第2行は、周波数帯域情報XBWに最も高い優先度1が与えられた検出閾値Dが対応付けられ、第3行は、周波数帯域情報YBWにその次に高い優先度2が与えられた検出閾値Fが対応付けられ、第4行は、XBW、YBW以外のその他の優先度情報に検出閾値Eが対応付けられることを示す。また、上述した変形例と同様に周波数帯域情報が不明な場合にも、検出閾値Eが与えられる。この例では、検出閾値は、D、F、Eの順に低い。これにより、優先度が高い周波数帯域に含まれるチャネルが微弱であっても容易に検出され、優先度が最も低いチャネルについてはノイズ等の検出を回避するとともに、基地局装置からの強い受信信号強度のチャネルを検出する可能性が残される。
図15は、本変形例に係るチャネル選択処理を示すフローチャートである。
本変形例に係るチャネル選択処理は、図7に示すチャネル選択処理においてステップS101、S102の代わりにステップS141、S142を有する。
(ステップS141)検出閾値変更部2141は、メモリ部215に記憶された在圏履歴情報を読み出し、読み出した在圏履歴情報に基づいて周波数帯域情報を抽出する。検出閾値変更部2141は、抽出した周波数帯域情報の種別毎に優先度を定める。その後、ステップS142に進む。
(ステップS142)検出閾値変更部2141は、定めた優先度毎に対応する検出閾値情報をメモリ部215に記憶されている検出閾値対応情報から読み出す。検出閾値変更部2141は、移動局装置21が利用可能な周波数帯域のうち、抽出した周波数帯域情報が示す周波数帯域を除く周波数帯域については、その他の周波数帯域情報に対応する検出閾値情報をメモリ部215から読み出す。検出閾値変更部2141は、利用可能な周波数帯域のそれぞれの検出閾値情報をチャネル処理部2142に設定する。その後、ステップS103に進む。
図16は、本変形例に係る検出閾値情報の例を示す図である。
図16において、横軸にチャネルを示し、縦軸に受信信号強度を示す。この例では、移動局装置21が利用可能な周波数帯域は、5個の周波数帯域band0、band100、band200、band300、band500である。band0、band100、band200、band300、band500のそれぞれに含まれるチャネルの範囲は、0−99、100−199、200−200、300−399、500−599である。ここで、メモリ部215に記憶された在圏履歴情報には、band0、band200がそれぞれ4回、2回含まれていると仮定する。
上述では、使用環境情報の種別毎の使用状況として、回数に基づいて優先度を定める場合を例にとって説明したが、本変形例では、検出閾値変更部2141は、回数の代わりに在圏時間、受信強度、等の使用状況を示す指標値が大きいほど、高くなるように優先度を定めてもよい。そのために、検出閾値変更部2141は、在圏履歴情報として周波数帯域情報と対応付けて、その周波数帯域のセルに在圏時間、受信強度、等をメモリ部215に記憶する。
上述では、検出閾値変更部2141が主に周波数帯域毎に優先度を定める場合を例にとって説明したが、本変形例では、検出閾値変更部2141がその他の使用環境情報、例えば国情報や通信オペレータ情報毎に優先度を定めてもよい。
これにより、同期処理の対象となる最低限のチャネルが選択される可能性を残し、かつ選択されるチャネル数を削減する。そのため、セルサーチにおいて同期処理にかかる時間や消費電力を低減することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。上述した実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して説明を援用する。
本実施形態に係る通信システム2(図示せず)は、通信システム1(図1)において、移動局装置21の代わりに移動局装置23を備える。ここで、移動局装置23の構成について説明する。
移動局装置23は、アンテナ212、送受信部213、メモリ部215、ユーザインタフェース216、GPS(Global Positioning System、全地球測位システム)アンテナ232、GPS受信部233及び制御部234を含んで構成される。即ち、移動局装置23は、移動局装置21(図2)において、制御部214の代わりに制御部234を備え、さらにGPSアンテナ232及びGPS受信部233を備える。
GPS受信部233は、GPSアンテナ232から入力した測位信号を復調し、復調した測位信号に基づいて既知の方法(例えば、コード測位法)を用いて移動局装置23の位置(例えば、緯度、経度)を算出する。GPS受信部233は、算出した位置を示す位置情報を生成し、生成した位置情報を制御部234に出力する。従って、GPSアンテナ232及びGPS受信部233は、自装置の位置を測定する位置測定部を構成する。
図18は、本実施形態に係る制御部234の構成を示す概略ブロック図である。
制御部234は、検出閾値変更部2341、チャネル処理部2142及び同期処理部2143を含んで構成される。即ち、制御部234は、制御部214(図3)において、検出閾値変更部2141の代わりに検出閾値変更部2341を備える。図18では、ユーザインタフェース216の図示が省略されている。
メモリ部215には、使用環境情報として位置情報と検出閾値が対応付けられた検出閾値対応情報を予め記憶させておく。検出閾値対応情報の例については、後述する。
検出閾値変更部2341は、入力された位置情報に対応する検出閾値情報をメモリ部215に記憶された検出閾値対応情報から読み出し、読み出した検出閾値情報をチャネル処理部2142に出力する。これにより、チャネル処理部2142に検出閾値が設定される。
次に、本実施形態に係る検出閾値対応情報の例について説明する。
図19は、本実施形態に係る検出閾値対応情報の例を示す図である。
図19において、左列は使用環境情報として位置情報を示し、右列は検出閾値情報を示す。
第2行は、位置情報AP、BPに検出閾値Dが対応付けられ、第3行は、AP、BP以外のその他の位置情報に検出閾値Eが対応付けられることを示す。従って、検出閾値変更部2341は、GPS受信部233から位置情報APが入力された場合、検出閾値Dを設定し、GPS受信部233から位置情報AP、BP以外の位置情報(例えば、CP)が入力された場合、検出閾値Eを設定する。屋外、地下街、等、GPS衛星からの測位信号が届かない場合にも、検出閾値変更部2341は、その他の位置情報に対応する検出閾値Eを設定する。
利用可能なネットワークを運用している地域、例えばAPに移動局装置21が在圏していれば、移動局装置21が基地局装置11から到達が困難な位置(例えば、遠隔地)に所在していても、微弱な受信信号から、より確実にチャネル選択を成功させることができる。
他方、利用可能なネットワークを運用していない地域、例えばCPで移動局装置21が動作しているとき、検出閾値Dよりも高い検出閾値Eが選択される。これにより、移動局装置21がノイズ、例えば、周囲のノイズ、ホワイトノイズ、その他のシステムからの受信信号を誤って選択することを防ぐことができる。
次に、本実施形態に係るチャネル選択処理について説明する。
図20は、本実施形態に係るチャネル選択処理を示すフローチャートである。
図20に示すチャネル選択処理は、図7に示すチャネル選択処理においてステップS101、S102の代わりにステップS151、S152を有する。
(ステップS151)GPS受信部233は、GPSアンテナ232から入力した測位信号に基づいて移動局装置23の位置を算出し、算出した位置を示す位置情報を生成する。その後、ステップS152に進む。
(ステップS152)検出閾値変更部2341は、GPS受信部233から入力された位置情報に対応する検出閾値情報をメモリ部215に記憶された検出閾値対応情報から読み出し、読み出した検出閾値情報をチャネル処理部2142に設定する。その後、ステップS103に進む。
これにより、計測された位置で運用されている周波数帯域については、より確実にチャネル選択を成功させることができる。また、その他の周波数帯域については、ノイズ等の受信信号を誤って選択することを防ぐことができる。
次に、受信信号強度情報の例について説明する。
図21は、受信信号強度情報の例を示す図である。
図21において、横軸はチャネル、縦軸は受信信号強度を示す。図21が示す受信信号強度は、図6に示すものと同様である。
例えば、入力された位置情報がCPであるとき、検出閾値変更部2341は、検出閾値E(例えば、−90(dBm))を選択する。チャネル処理部2142は、受信可能なチャネルから、受信信号強度が検出閾値Eよりも高いチャネルを選択する。この場合、選択されたチャネルと受信信号距離の組は、(203、−88(dBm))、(222、−85(dBm))の2チャネル分である。入力された位置情報がAPであるとき、検出閾値変更部2341は、検出閾値D(例えば、−105(dBm))を選択する。チャネル処理部2142は、受信可能なチャネルから、受信信号強度が検出閾値Dよりも高いチャネルを選択する。この場合、選択されたチャネルと受信信号距離の組は、(101、−104(dBm))、(202、−98(dBm))、(203、−88(dBm))、(204、−99(dBm))、(222、−85(dBm))、(223、−94(dBm))、の6チャネル分である。
このように位置情報に応じて検出閾値を定めることによって、選択されるチャネル数を制御することができる。
図22は、セルサーチにおける各処理のタイミングの例を示す概念図である。
図22において、横軸は時刻を示し、4回のセルサーチがなされたことを示す。4回のセルサーチを、最先のセルサーチから順にセルサーチ1、セルサーチ2、セルサーチ3、セルサーチ4と呼ぶ。この例では、3回のセルサーチのうち、1回目のセルサーチ(セルサーチ1、4、…)について位置測定が行われ、その他の2回(セルサーチ2、3、…)については、位置測定は行われない。これにより、セルサーチ1での位置測定で取得された位置情報に基づいて検出閾値(例えば、検出閾値E)が取得され、セルサーチ1、2、3のそれぞれのチャネル選択処理において取得された検出閾値がそれぞれ用いられる。また、セルサーチ4での再位置測定で取得された新たな位置情報に基づいて検出閾値(例えば、検出閾値D)が取得され、セルサーチ4、5、6のそれぞれのチャネル選択処理において取得された検出閾値がそれぞれ用いられる。
以上に説明したように、本実施形態では、位置情報に基づいて検出閾値を設定することで、同期処理の対象となる最低限のチャネルが選択される可能性を残し、かつ選択されるチャネル数を削減することで同期処理にかかる時間や消費電力を低減することができる。
次に、本実施形態の変形例2−1について説明する。本変形例では、検出閾値変更部2341は、GPS受信部233から位置情報が入力された場合、入力された位置情報をメモリ部215に記憶する。検出閾値変更部2341は、位置情報をGPS受信部233からの入力が開始する毎に在圏履歴情報の一部として記憶してもよい。GPS受信部233から位置情報が入力されない場合には、検出閾値変更部2341は、メモリ部215に記憶した最新の位置情報を読み出し、読み出した位置情報をチャネル処理部2142に出力する。これにより、屋外、地下街、等、GPS衛星からの測位信号が届かなくなっても、検出閾値変更部2341がメモリ部215に記憶した最新の位置情報に基づいて検出閾値を定めることができる。
図23は、本変形例に係るチャネル選択処理の例を示すフローチャートである。
本変形例に係るチャネル選択処理は、図7に示すチャネル選択処理においてステップS101、S102の代わりにステップS161、S162を有する。
(ステップS161)GPS受信部233から位置情報が入力される場合、検出閾値変更部2341は、入力された位置情報をメモリ部215に記憶する。GPS受信部233から位置情報が入力されない場合、検出閾値変更部2341は、メモリ部215に記憶された位置情報を読み出す。検出閾値変更部2341は、読み出した位置情報のうち最近の位置情報を抽出する。その後、ステップS162に進む。
(ステップS162)検出閾値変更部2341は、GPS受信部233から入力された位置情報もしくはメモリ部215から読み出した位置情報に対応する検出閾値情報をメモリ部215に記憶された検出閾値対応情報から読み出し、読み出した検出閾値情報をチャネル処理部2142に出力する。その後、ステップS103に進む。
次に、本実施形態の変形例2−2について説明する。本変形例では、検出閾値変更部2341は、使用環境情報、即ち位置情報毎にその使用状況に応じて優先度を定め、定めた優先度が高いほど、検出閾値を低く定める。
検出閾値変更部2341は、メモリ部215から読み出した位置情報が示す位置毎に保存されていた回数を計数する。そして、検出閾値変更部2341は、計数した回数が多い位置ほど、高くなるように周波数帯域毎の優先度を定める。
例えば、読み出された位置情報AP、BPが、それぞれ4、2回含まれていた場合、検出閾値変更部2341は、位置情報APに対応する優先度が位置情報BPに対応する優先度よりも高くなるように優先度を定める。ここで、位置情報AP、BPに対応する優先度を、それぞれ優先度1、2と呼ぶ。
図24は、本変形例に係る検出閾値対応情報の例を示す図である。
図24において、左列は使用環境情報として位置情報を示し、右列は検出閾値情報を示す。
第2行は、位置情報APに最も高い優先度1が与えられた検出閾値Dが対応付けられ、第3行は、位置情報BPにその次に高い優先度2が与えられた検出閾値Fが対応付けられ、第4行は、AP、BP以外のその他の優先度情報に検出閾値Eが対応付けられることを示す。また、上述した変形例と同様に周波数帯域情報が不明な場合にも、検出閾値Eが与えられる。この例では、検出閾値は、D、F、Eの順に低い。これにより、優先度が高い周波数帯域に含まれるチャネルでは、微弱な電波であっても容易に検出され、優先度が最も低いチャネルについてはノイズ等の検出を回避するとともに、基地局装置からの強い受信信号を検出する可能性が残される。
図25は、本変形例に係る検出閾値情報の例を示す図である。
図25において、横軸にチャネルを示し、縦軸に受信信号強度を示す。
破線は、優先度1、2、その他、に係る検出閾値E、F、Dを示す。図25に示すチャネル毎の受信信号強度は、図6に示した受信信号強度と同様である。
位置情報APが取得され、検出閾値Dが−105(dBm)であるとき、チャネル処理部2142は、次の6チャネルを選択する。選択されたチャネルと受信信号距離の組は、それぞれ(101、−104(dBm))、(202、−98(dBm))、(203、−88(dBm))、(204、−99(dBm))、(222、−85(dBm))、(223、−94(dBm))、である。
その他の位置情報が取得され、検出閾値Eが最も高い−90(dBm)であるとき、チャネル処理部2142は、次の2チャネルを選択する。選択されたチャネルと受信信号距離の組は、それぞれ(203、−88(dBm))、(222、−85(dBm))である。従って、優先度を低くすることに応じて、より高い検出閾値が選択されるため、選択されるチャネル数が削減される。ここで、位置情報APでは、最大8回の同期処理が試行されるため、基地局装置11のセル11cに在圏できる可能性が高くなる。一方、その他の位置情報では、優先度を低く設定し、検出閾値を高く設定したため選択されたチャネルが2つとなり、同期処理の試行回数が2回に削減されるため、移動局装置23の消費電力を抑制することができる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。上述した実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して説明を援用する。
本実施形態に係る通信システム3(図示せず)は、通信システム1(図1)において、移動局装置21の代わりに移動局装置24を備える。ここで、移動局装置24の構成について説明する。
移動局装置24は、アンテナ212、送受信部213、メモリ部215、ユーザインタフェース216、制御部244、電圧測定部248及び電源249を含んで構成される。即ち、移動局装置24は、移動局装置21(図2)において、制御部214の代わりに制御部244を備え、さらに電圧測定部248及び電源249を備える。図26では、ユーザインタフェース216の図示が省略されている。
電源249は、移動局装置24の各構成部212、213、215、216、244、248等に、動作に要する直流の電力を供給する。電源249は、蓄電と放電ともに可能である二次電池、例えば、リチウムイオン電池である。電源249は、正極端子と負極端子を備える。正極端子は、電圧測定部248に接続される。負極端子は、接地されている。
図27は、本実施形態に係る制御部244の構成を示す概略ブロック図である。
制御部244は、検出閾値変更部2441、チャネル処理部2142及び同期処理部2143を含んで構成される。即ち、制御部244は、制御部214(図3)において、検出閾値変更部2141の代わりに検出閾値変更部2441を備える。
メモリ部215には、使用環境情報として電圧情報と検出閾値が対応付けられた検出閾値対応情報を予め記憶させておく。検出閾値対応情報の例については、後述する。
検出閾値変更部2441は、入力された電圧情報に対応する検出閾値情報をメモリ部215に記憶された検出閾値対応情報から読み出し、読み出した検出閾値情報をチャネル処理部2142に出力する。これにより、チャネル処理部2142に検出閾値が設定される。
次に、本実施形態に係る検出閾値対応情報の例について説明する。
図28は、本実施形態に係る検出閾値対応情報の例を示す図である。
図28において、左列は使用環境情報として電圧情報を示し、右列は検出閾値情報を示す。
第2行は、予め定めた電圧V1(例えば、3.7V)を超える電圧に検出閾値Dが対応付けられ、第3行は、その他の電圧、つまり電圧V1と等しいか、電圧V1より低い電圧に検出閾値Eが対応付けられることを示す。従って、検出閾値変更部2441は、電圧測定部248から電圧V1よりも高い電圧(例えば、4.0V)を示す電圧情報が入力された場合、検出閾値Dを設定する。検出閾値変更部2441は、電圧測定部248から電圧V1と等しいか、電圧V1よりも低い電圧(例えば、3.4V)を示す電圧情報が入力された場合、検出閾値Eを設定する。
図29は、本実施形態に係るチャネル選択処理の例を示すフローチャートである。
本実施形態に係るチャネル選択処理は、図7に示すチャネル選択処理においてステップS101、S102の代わりにステップS171、S172を有する。
(ステップS171)電圧測定部248は、電源249の正極端子における電圧を測定し、測定した電圧を示す電圧情報を検出閾値変更部2441に出力する。その後、ステップS172に進む。
(ステップS172)検出閾値変更部2441は、電圧測定部248から入力された電圧情報に対応する検出閾値情報をメモリ部215に記憶された検出閾値対応情報から読み出し、読み出した検出閾値情報をチャネル処理部2142に出力する。その後、ステップS103に進む。
図30において、左列は使用環境情報として電圧情報を示し、右列は検出閾値情報を示す。図30の第2行は、電圧情報が示す電圧が電圧V1よりも高いとき、検出閾値Dが対応付けられることを示す。図30の第3行は、電圧情報が示す電圧が電圧V2よりも高く、電圧V1と等しいか、電圧V1より低いとき、検出閾値Fと対応付けられることを示す。図30の第4行は、電圧情報が示す電圧が電圧V2と等しいか、電圧V2よりも低いとき、検出閾値Eと対応付けられることを示す。ここで、検出閾値は、D、F、Eの順に低い値である。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。上述した実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して説明を援用する。
本実施形態に係る通信システム4(図示せず)は、通信システム1(図1)において、移動局装置21の代わりに移動局装置25を備える。ここで、移動局装置25の構成について説明する。
移動局装置25は、アンテナ212、送受信部213、メモリ部215、ユーザインタフェース216及び制御部254を含んで構成される。即ち、移動局装置25は、移動局装置21(図2)において、制御部214の代わりに制御部254を備える。
図32は、本実施形態に係る制御部254の構成を示す概略ブロック図である。
制御部254は、検出閾値変更部2541、チャネル処理部2142及び同期処理部2143を含んで構成される。即ち、制御部254は、制御部214(図3)において、検出閾値変更部2141の代わりに検出閾値変更部2541を備える。図32では、ユーザインタフェース216の図示が省略されている。
検出閾値変更部2541は、同期処理部2143が行ったセルサーチの繰り返し回数を計数する。ここで、検出閾値変更部2541は、例えば、ステップS120(図8)が終了する毎にセルサーチの繰り返し回数を1増加させる(インクリメント)。但し、セルサーチの繰り返し回数の初期値は1である。
図33は、受信信号強度情報の例を示す図である。
図33において、横軸はチャネル、縦軸は受信信号強度を示す。縦軸には、繰り返し回数第1、2、3、4回のそれぞれに対する検出閾値の例として、E、E−α、E−2α、E−3αが示されている。図33に示されているチャネル毎の受信信号強度は、図6に示したものと同様である。図33によれば、検出閾値をE、E−α、E−2α、E−3αと低下させる毎に、この検出閾値を超えるチャネル、つまり選択されるチャネル数が0、2、2、4と増加することが示される。
図34は、横軸にセルサーチの繰り返し回数を示し、縦軸に検出閾値を示す。
図34において、実線は、検出閾値の初期値がEであり、検出閾値が予め定めた下限値E−3α(もしくは、繰り返し回数4回)に達した後、検出閾値変更部2541が、その検出閾値を変更しないで維持することを示す。
上述では、検出閾値変更部2541が、検出閾値変更部2141(図3)において、セルサーチの繰り返し回数、又は圏外時間に応じて使用環境情報毎に定めた検出閾値を更新する構成を備える場合を例にとって説明したが、本実施形態ではこれには限らない。検出閾値変更部2541は、検出閾値変更部2341(図18)、2441(図27)において上述したセルサーチの繰り返し回数、又は圏外時間に応じて使用環境情報毎に定めた検出閾値を更新する構成を備えてもよい。
(1)自装置の使用環境を示す使用環境情報に基づいて、基地局装置から受信波を検出する検出閾値を定める検出閾値変更部と、前記受信波を構成するチャネルから前記検出閾値よりも受信レベルが高いチャネルを選択するチャネル選択部と、前記チャネル選択部が選択したチャネルの受信波について同期処理を行う同期処理部と、を備えることを特徴とする移動局装置。
(2)の態様によれば、(1)においてネットワークが運用される国に応じて、選択されるチャネル数が削減される。
(3)の態様によれば、(1)においてネットワークを運用する事業者に応じて、選択されるチャネル数が削減される。
(4)の態様によれば、(1)においてネットワークで運用される周波数帯域に応じて、選択されるチャネル数が削減される。
(5)の態様によれば、(1)において自装置の位置に応じて、選択されるチャネル数が削減される。
(6)の態様によれば、(1)において自装置の電源の電圧に応じて、選択されるチャネル数が削減される。
(7)の態様によれば、(1)から(6)のいずれかにおいて複数の種別の使用環境の各々の使用状況に応じて、選択されるチャネル数が削減される。
(8)の態様によれば、(1)から(7)のいずれかにおいて同期処理の繰り返し回数や基地局装置からの電波が届く圏外に所在した後の継続時間に応じて、選択されるチャネル数が削減される。
(9)の態様によれば、(1)から(8)のいずれかにおいて自装置の使用環境に応じて選択された感度で受信波を構成するチャネルが選択される。
また、上述した実施形態における移動局装置21、22、23、24、25の一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。21、22、23、24、25の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。集積回路には、上述したユーザインタフェース216の少なくとも一部、つまり、音響再生部、収音部、画像表示部、撮像部、操作入力部のいずれか、それらのうちの任意の組み合わせ、又はそれらのうちの全部が含まれなくてもよい。
21、22、23、24、25…移動局装置、
212…アンテナ、213…送受信部、214、234、244、254…制御部、
2141、2341、2441、2541…検出閾値変更部、2142…チャネル処理部、
2143…同期処理部、
215…メモリ部、216…ユーザインタフェース、
232…GPSアンテナ、233…GPS受信部、
248…電圧測定部、249…電源
Claims (9)
- 自装置の使用環境を示す使用環境情報に含まれる国情報であって、基地局装置に接続されるネットワークが運用される地域の国情報に基づいて、前記基地局装置から受信波を検出する検出閾値を変更する検出閾値変更部と、
前記受信波を構成するチャネルから前記検出閾値よりも受信レベルが高いチャネルを選択するチャネル選択部と、
前記チャネル選択部が選択したチャネルの受信波について同期処理を行う同期処理部と、
を備えることを特徴とする移動局装置。 - 自装置の使用環境を示す使用環境情報に含まれる周波数帯域情報であって、基地局装置に接続されるネットワークで運用される周波数帯域を示す周波数帯域情報に基づいて、基地局装置から受信波を検出する検出閾値を変更する検出閾値変更部と、
前記受信波を構成するチャネルから前記検出閾値よりも受信レベルが高いチャネルを選択するチャネル選択部と、
前記チャネル選択部が選択したチャネルの受信波について同期処理を行う同期処理部と、
を備えることを特徴とする移動局装置。 - 自装置の使用環境を示す使用環境情報に含まれる自装置の位置情報に基づいて、基地局装置から受信波を検出する検出閾値を変更する検出閾値変更部と、
前記受信波を構成するチャネルから前記検出閾値よりも受信レベルが高いチャネルを選択するチャネル選択部と、
前記チャネル選択部が選択したチャネルの受信波について同期処理を行う同期処理部と、
を備えることを特徴とする移動局装置。 - 自装置の使用環境を示し、複数の種別の使用環境情報の履歴が含まれる履歴情報を記憶する記憶部と、
前記複数の種別のそれぞれの使用状況に応じて、基地局装置から受信波を検出する検出閾値を変更する検出閾値変更部と、
前記受信波を構成するチャネルから前記検出閾値よりも受信レベルが高いチャネルを選択するチャネル選択部と、
前記チャネル選択部が選択したチャネルの受信波について同期処理を行う同期処理部と、
を備えることを特徴とする移動局装置。 - 前記使用環境情報は前記基地局装置に接続されるネットワークを運用する事業者の事業者情報を含み、前記検出閾値変更部は前記事業者情報に基づいて前記検出閾値を変更することを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の移動局装置。
- 移動局装置における通信方法であって、
前記移動局装置の使用環境を示す使用環境情報に含まれる国情報であって、基地局装置に接続されるネットワークが運用される地域の国情報に基づいて、前記基地局装置から受信波を検出する検出閾値を変更する検出閾値変更過程と、
前記受信波を構成するチャネルから前記検出閾値よりも受信レベルが高いチャネルを選択するチャネル選択過程と、
前記チャネル選択過程で選択したチャネルの受信波について同期処理を行う同期処理過程と、
を有する通信方法。 - 移動局装置における通信方法であって、
前記移動局装置の使用環境を示す使用環境情報に含まれる自装置の位置情報に基づいて、基地局装置から受信波を検出する検出閾値を変更する検出閾値変更過程と、
前記受信波を構成するチャネルから前記検出閾値よりも受信レベルが高いチャネルを選択するチャネル選択過程と、
前記チャネル選択過程で選択したチャネルの受信波について同期処理を行う同期処理過程と、
を有する通信方法。 - 移動局装置のコンピュータに、
前記移動局装置の使用環境を示す使用環境情報に含まれる国情報であって、基地局装置に接続されるネットワークが運用される地域の国情報に基づいて、前記基地局装置から受信波を検出する検出閾値を変更する検出閾値変更手順、
前記受信波を構成するチャネルから前記検出閾値よりも受信レベルが高いチャネルを選択するチャネル選択手順、
前記チャネル選択手順で選択したチャネルの受信波について同期処理を行う同期処理手順、
を実行させるための通信プログラム。 - 移動局装置のコンピュータに、
前記移動局装置の使用環境を示す使用環境情報に含まれる自装置の位置情報に基づいて、基地局装置から受信波を検出する検出閾値を変更する検出閾値変更手順、
前記受信波を構成するチャネルから前記検出閾値よりも受信レベルが高いチャネルを選択するチャネル選択手順、
前記チャネル選択手順で選択したチャネルの受信波について同期処理を行う同期処理手順、
を実行させるための通信プログラム。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013028189A JP6182781B2 (ja) | 2013-02-15 | 2013-02-15 | 移動局装置、通信方法及び通信プログラム |
US14/422,798 US9585086B2 (en) | 2013-02-15 | 2014-02-06 | Mobile station device for reducing processing time and power consumption related to a cell search |
PCT/JP2014/052789 WO2014125996A1 (ja) | 2013-02-15 | 2014-02-06 | 移動局装置、集積回路、通信方法及び通信プログラム |
CN201480003051.8A CN104798404B (zh) | 2013-02-15 | 2014-02-13 | 移动站装置、集成电路、通信方法以及通信程序 |
PCT/JP2014/053308 WO2014126142A1 (ja) | 2013-02-15 | 2014-02-13 | 移動局装置、集積回路、通信方法及び通信プログラム |
US14/434,831 US20150257114A1 (en) | 2013-02-15 | 2014-02-13 | Mobile station apparatus, integrated circuit, communication method, and communication program |
EP14751257.8A EP2958374A4 (en) | 2013-02-15 | 2014-02-13 | MOBILE STATION, INTEGRATED CIRCUIT, COMMUNICATION PROCEDURE AND COMMUNICATION PROGRAM |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013028189A JP6182781B2 (ja) | 2013-02-15 | 2013-02-15 | 移動局装置、通信方法及び通信プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014158180A JP2014158180A (ja) | 2014-08-28 |
JP6182781B2 true JP6182781B2 (ja) | 2017-08-23 |
Family
ID=51354002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013028189A Active JP6182781B2 (ja) | 2013-02-15 | 2013-02-15 | 移動局装置、通信方法及び通信プログラム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9585086B2 (ja) |
JP (1) | JP6182781B2 (ja) |
WO (1) | WO2014125996A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10299212B2 (en) | 2015-03-06 | 2019-05-21 | Sony Corporation | Information processing apparatus and information processing method |
CN110474744B (zh) * | 2018-05-11 | 2021-02-26 | 维沃移动通信有限公司 | 一种传输资源指示方法、网络设备及终端 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4016383B2 (ja) | 2002-06-14 | 2007-12-05 | 日本電気株式会社 | 携帯電話機及びこの携帯電話機における通信方法 |
JP4313092B2 (ja) | 2003-05-30 | 2009-08-12 | 京セラ株式会社 | 通信方法およびそれを利用した端末装置 |
JP4336826B2 (ja) * | 2003-07-25 | 2009-09-30 | 日本電気株式会社 | 折り畳み携帯電話機の基地局検索システム及び方法 |
JP4684071B2 (ja) | 2005-05-20 | 2011-05-18 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | セルサーチ制御方法および該方法を用いた移動機 |
JP2007020049A (ja) | 2005-07-11 | 2007-01-25 | Nec Access Technica Ltd | 携帯端末装置およびセルサーチ方法 |
JP2008211680A (ja) | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Kyocera Corp | 無線通信端末 |
WO2008108252A1 (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-12 | Kyocera Corporation | 無線通信端末および圏内復帰処理方法 |
WO2008129659A1 (ja) | 2007-04-16 | 2008-10-30 | Fujitsu Limited | 情報配信装置 |
KR101143224B1 (ko) | 2007-09-17 | 2012-05-22 | 콸콤 인코포레이티드 | 주파수 탐색으로부터 주파수 공간을 감소시키기 위한 방법 및 장치 |
BRPI0819903A2 (pt) * | 2007-11-27 | 2015-05-19 | Sharp Kk | Dispositivo de estação móvel, sistema de comunicação sem-fio, método de controle do dispositivo de estação móvel e programa de controle do dispositivo de estação móvel |
JP4983685B2 (ja) * | 2008-03-26 | 2012-07-25 | 富士通株式会社 | 無線通信装置 |
-
2013
- 2013-02-15 JP JP2013028189A patent/JP6182781B2/ja active Active
-
2014
- 2014-02-06 US US14/422,798 patent/US9585086B2/en active Active
- 2014-02-06 WO PCT/JP2014/052789 patent/WO2014125996A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2014125996A1 (ja) | 2014-08-21 |
JP2014158180A (ja) | 2014-08-28 |
US20150223153A1 (en) | 2015-08-06 |
US9585086B2 (en) | 2017-02-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107223350B (zh) | 小区选择或重选方法、装置及系统 | |
KR101544131B1 (ko) | 피어 발견을 위한 하이브리드 모드들 | |
US10903926B2 (en) | Terminal side and base station side device, terminal device, base station, and wireless communication method | |
KR101606245B1 (ko) | 폐쇄형 가입자 그룹에 인바운드 이동성을 제공하기 위한 pci 혼동을 해결하는 방법 및 장치 | |
JP5770816B2 (ja) | フェムトセル配備情報の提供 | |
TWI411328B (zh) | 在具碰撞實體層信號胞元間選擇或再選擇家用節點b(封閉用戶組(csg)胞元)之方法及裝置 | |
US9924519B2 (en) | Channel availability coordination for Wi-Fi and unlicensed bands using radio access network | |
US20130225165A1 (en) | Out-of-band scanning for femto access point detection | |
ES2658898T3 (es) | Búsqueda de PLMN de múltiples RAT en paralelo | |
US20150257114A1 (en) | Mobile station apparatus, integrated circuit, communication method, and communication program | |
US9769735B2 (en) | Cell selection and reselection optimizations responsive to mobility state | |
US10979965B2 (en) | Idle-mode cell selection measurements | |
KR20160055161A (ko) | 네트워크 측위 기준 신호 (prs) 구성 파라미터들을 위한 블라인드 검색 | |
US20140334337A1 (en) | Method of Device Discovery in Wireless Communication Systems | |
EP3772865A1 (en) | Enhanced radio frequency band scanning | |
US20150230153A1 (en) | Local cell discovery in macro-assisted enhanced local area | |
CN116097762A (zh) | 小区选择或重选方法,信息发送方法以及装置 | |
JP6182781B2 (ja) | 移動局装置、通信方法及び通信プログラム | |
JP6216988B2 (ja) | 移動局装置、集積回路、通信方法及び通信プログラム | |
JP2011223081A (ja) | 無線通信システム、基地局装置、移動局装置および通信方法 | |
CN108124289B (zh) | 获取邻区发现信号测量时间配置dmtc信息的方法及装置 | |
CN113573386B (zh) | 搜索网络的方法、终端设备、介质和芯片模组 | |
US20180332526A1 (en) | Optimizing MuLTEfire Network Discovery | |
US20140228020A1 (en) | Communications device, a memory circuit, a method for indicating a deletion of information indicating a presence of a radio cell, and a method for deleting information indicating a presence of a radio cell |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20150518 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150916 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161129 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170120 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170627 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170704 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6182781 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |