JP6178278B2 - コーヒー豆送出装置 - Google Patents
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Description
また、コーヒーの品質の低下の主な原因はコーヒー豆の酸化であり、例えば、特許文献1には、コーヒー豆等を供給および送出するドージング装置であって、コーヒー豆等の酸化を防ぐため、貯蔵容器内を密封して不活性ガスを供給する旨が開示されている。
特許文献1のドージング装置では、ドージング要素によってコーヒー豆等の計量を行うとともに、ドージング要素を回転させることでドージング要素内のコーヒー豆をコーヒーミル等へ送出しており、ドージング要素の中空の体積は一定であるため、一回のドージングによって送出できるコーヒー豆の量は常に一定であり、コーヒー豆の酸化を防ぐことができるもののユーザの所望の量のコーヒー豆を迅速に送出することは困難であった。
送出量テーブルに記録された開閉バルブ3の開放時間とコーヒー豆の送出量との対応関係は、予め計測されたものであり、例えば、0.5秒単位でコーヒー豆の送出量を記載したものである。また、コーヒー豆の送出量は、例えば、コーヒーマシン等で提供されるコーヒーのカップサイズに応じて決定されてもよい。
接続センサ8は、接続アダプタ9が本体部2に接続されたことを検知して、制御部6へ接続信号を出力する。
図2(A)に示すように、コーヒー豆が収容され、内部が不活性ガスによって満たされたコーヒー豆ボトルBの内圧を抜き、ボトルキャップBCを取り外す。
接続アダプタ9は、ボトル口BOに取り付けられる取付口91と、本体部2のボトル接続口21に接続されるアダプタ接続口92と、取付口91とアダプタ接続口92とを繋ぐ接続路93とからなる筒形状の部材であって、接続路93の開閉を行うためのシャッタ94を有する。
接続アダプタ9のシャッタ94は接続路93を閉止するため、接続アダプタ9のボトル口BOへの取付の際に、コーヒー豆ボトルB内への外気の流入を防ぐことができる。
シャッタ94により接続路93を閉止した状態で接続アダプタ9のアダプタ接続口92を本体部2のボトル接続口21に接続する。接続アダプタ9のボトル接続口21への接続は、ボトル接続口21に対して接続アダプタ9の外周面が嵌合するように、例えば、接続アダプタ9のアダプタ接続口92を本体部2のボトル接続口21に対して押し込むことで、コーヒー豆ボトルBと本体部2とを接続する。なお、コーヒー豆ボトルBと本体部2とが接続される際、開閉バルブ3は事前に閉止されている。
接続アダプタ9の外周面の一部と本体部2のボトル接続口21とが接続すると、接続センサ8は、制御部6へ接続信号を出力する。制御部6は、接続センサ8からの接続信号を受信して不活性ガス供給部5の電磁バルブ53を開放し、不活性ガス供給口51から本体部2内に不活性ガスを供給する。
このように、シャッタ94を有する接続アダプタ9を用いてコーヒー豆ボトルBと本体部2とを接続することで、接続時におけるコーヒー豆ボトルBから本体部2へのコーヒー豆の漏出を防いでコーヒー豆ボトルBと本体部2との接続を容易にするとともに、コーヒー豆ボトルB内への外気の流入を防ぐことができる。
コーヒー豆送出装置1は、開閉バルブ3と本体部2の送出路23との間に配置されたバルブシール41と、接続アダプタ9の内周面とコーヒー豆ボトルBのボトル口BOとの間に配置された内周シール42および接続アダプタ9の外周面と本体部2のボトル接続口21との間に配置された外周シール43とをそれぞれ備える。そのため、図3(A)に示すように、開閉バルブ3が閉止されると、開閉バルブ3よりコーヒー豆ボトルB側の送出路23およびコーヒー豆ボトルBの内部が密閉され、コーヒー豆ボトルBの内部に外気が流入しない構成となっている。
なお、制御部6は、開閉バルブ3の開放時間と本体部2の送出口22から送出されるコーヒー豆の送出量と対応づけた送出量テーブルを内部メモリ61に備え、入力部7から受信したコーヒー豆の送出量と上述の送出量テーブルとに基づいて開閉バルブ3の開放時間を算出し、算出された開放時間に基づいて開閉バルブ3を開放する。
上述のとおり、開閉バルブ3を所定時間開放することで、ユーザの所望の量のコーヒー豆を迅速に送出することができ、且つ、開閉バルブ3が開放されている間、不活性ガス供給部5から本体部2内に不活性ガスが供給されることで、コーヒー豆ボトルBの内部への外気の流入を防ぐことができ、収容されたコーヒー豆の酸化を防止することができる。
図4のコーヒー豆送出装置101は、図1に示したコーヒー豆送出装置1において、開閉バルブ3と本体部2の送出口22との間の送出路23に計量センサ10を備えたものである。そのため、コーヒー豆送出装置1と共通する部分は説明を省略し、コーヒー豆送出装置1と相違する計量センサ10および計量センサ10と関連する部分について説明する。
制御部6は、計量センサ10に接続され、計量センサ10によって計量されたコーヒー豆の通過量を計量信号として受信し、コーヒー豆の通過量が本体部2の送出口から送出されるコーヒー豆の送出量となるように、開閉バルブ3の開放時間を制御する。
Claims (9)
- コーヒー豆が収容されたコーヒー豆ボトルのボトル口から所定量のコーヒー豆を送出するためのコーヒー豆送出装置であって、
一端に前記コーヒー豆ボトルの前記ボトル口に接続されるボトル接続口が形成されるとともに他端にコーヒー豆を送出する送出口が形成され且つ前記ボトル接続口と前記送出口との間にコーヒー豆の送出路が形成された筒形状の本体部と、
前記本体部の前記送出路を開閉する開閉バルブと、
前記本体部の前記ボトル接続口が前記コーヒー豆ボトルの前記ボトル口に接続され且つ前記開閉バルブにより前記本体部の前記送出路を閉じたときに前記コーヒー豆ボトルの内部が外気から遮断されるように前記ボトル口と前記ボトル接続口との間および前記本体部と前記開閉バルブとの間をそれぞれシールするシール部と、
前記本体部の前記ボトル接続口と前記開閉バルブとの間に位置する前記送出路に不活性ガスを供給する不活性ガス供給部と、
コーヒー豆の前記送出口からの送出量を入力する入力部と、
前記入力部において入力されたコーヒー豆の前記送出量に基づいて前記開閉バルブにより前記送出路を開閉することでコーヒー豆の前記送出量を制御するとともに、前記送出路が開いている間、前記不活性ガスが供給されるように前記不活性ガス供給部を制御する制御部とを備えることを特徴とするコーヒー豆送出装置。 - 前記制御部は、前記開閉バルブによる前記送出路の開放時間とコーヒー豆の前記送出量とを対応づけた送出量テーブルを更に有し、前記入力部において入力されたコーヒー豆の前記送出量と前記送出量テーブルとに基づいて前記送出路の前記開放時間を調整することを特徴とする請求項1に記載のコーヒー豆送出装置。
- 前記開閉バルブと前記本体部の前記送出口との間に位置する前記送出路に設置され、前記開閉バルブから前記送出口にかけて前記送出路を通過するコーヒー豆の通過量を計量する計量センサを更に備え、
前記制御部は、前記計量センサによって計量されるコーヒー豆の前記通過量が前記入力部において入力されたコーヒー豆の前記送出量となるまで前記開閉バルブにより前記送出路を開放することを特徴とする請求項1に記載のコーヒー豆送出装置。 - 前記開閉バルブは、ロータリーバルブであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のコーヒー豆送出装置。
- 前記コーヒー豆ボトルの前記ボトル口に取り付けられて、前記本体部の前記ボトル接続口と前記コーヒー豆ボトルの前記ボトル口とを接続する接続アダプタと、
前記本体部の前記ボトル接続口に前記接続アダプタが接続されたことを検知して接続信号を出力する接続センサとを更に備え、
前記制御部は、前記接続センサからの前記接続信号に基づいて前記不活性ガス供給部に前記不活性ガスを供給させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のコーヒー豆送出装置。 - 前記シール部は、前記ボトル口と前記本体部の前記ボトル接続口との間であって、前記接続アダプタと前記本体部の前記ボトル接続口との間をシールする第1シール部と、前記ボトル口と前記接続アダプタとの間をシールする第2シール部と、前記本体部と前記開閉バルブとの間をシールする第3シール部とをそれぞれ有することを特徴とする請求項5に記載のコーヒー豆送出装置。
- 前記接続アダプタは、一端に前記コーヒー豆ボトルの前記ボトル口に取り付けられる取付口が形成されるとともに他端に前記本体部の前記ボトル接続口に接続されるアダプタ接続口が形成され且つ前記取付口と前記アダプタ接続口との間に接続路が形成された筒形状を有するとともに、前記接続路を開閉するシャッタを更に有し、
前記接続アダプタは、前記シャッタにより前記接続路を閉止した状態で、前記コーヒー豆ボトルの前記ボトル口に前記コーヒー豆ボトルの前記ボトル口に前記取付口が取り付けられ、前記シャッタにより前記接続路を閉止した状態で前記本体部の前記ボトル接続口と前記アダプタ接続口とが接続された後、前記シャッタにより前記接続路を開放することで前記本体部の前記ボトル接続口と前記コーヒー豆ボトルの前記ボトル口と接続することを特徴とする請求項5または6に記載のコーヒー豆送出装置。 - 前記不活性ガス供給部は、
前記本体部の前記ボトル接続口と前記開閉バルブとの間に位置する前記送出路に設置された不活性ガス供給口と、
前記不活性ガスを貯蔵する不活性ガス貯蔵容器と、
一端が前記不活性ガス供給口に接続され、他端が不活性ガス貯蔵容器に接続される不活性ガス供給管と、
前記不活性ガス供給管を開閉する電磁バルブとを備え、
前記制御部は、前記電磁バルブによる前記不活性ガス供給管の開閉を制御することで、前記不活性ガス供給口から前記送出路へ前記不活性ガスを供給することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のコーヒー豆送出装置。 - 前記不活性ガス貯蔵容器は、着脱可能なカートリッジであることを特徴とする請求項8に記載のコーヒー豆送出装置。
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